JP5212277B2 - 配線パターンの形成方法 - Google Patents

配線パターンの形成方法 Download PDF

Info

Publication number
JP5212277B2
JP5212277B2 JP2009158285A JP2009158285A JP5212277B2 JP 5212277 B2 JP5212277 B2 JP 5212277B2 JP 2009158285 A JP2009158285 A JP 2009158285A JP 2009158285 A JP2009158285 A JP 2009158285A JP 5212277 B2 JP5212277 B2 JP 5212277B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
conductive line
conductive
forming
line
wiring pattern
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2009158285A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2011014748A (ja
Inventor
良史 高藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Konica Minolta Inc filed Critical Konica Minolta Inc
Priority to JP2009158285A priority Critical patent/JP5212277B2/ja
Publication of JP2011014748A publication Critical patent/JP2011014748A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5212277B2 publication Critical patent/JP5212277B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本発明は配線パターンの形成方法に関し、詳しくは、始点と終点との幅が広狭異なる配線を隣り合うように並列させて形成する場合に、各配線を可及的近接させて微細な間隔を有する配線パターンを形成することのできる配線パターンの形成方法に関する。
液滴吐出ヘッドに設けられたノズルからインクを吐出することによりドットを形成するインクジェット法は、所望のパターンを簡単且つ安価に形成することができることから、通常の画像プリントのみならず、インクとして機能液を使用することにより各種の製造技術分野における利用が注目を浴びている。特に近年では、高精度なパターン形成が可能である利点に着目し、機能液として導電性インクを用い、電子回路基板等の配線パターンをインクジェット法によって形成することも盛んに行われるようになってきた。
このようなインクジェット法を利用した配線パターンの形成においては、如何に微細なパターン形成を行うかが重要である。特にTFT(Thin Film Transistor:薄膜トランジスタ)のSD電極(ソース電極、ドレイン電極)では、更なる高密度化の要請から、電極自体を細くするだけでなく、隣り合う電極同士の間隔精度に非常に厳密な精度が要求されるようになり、電極となる各ライン間を、ショートや放電が発生しない程度まで可及的近接させて形成する必要がある。
インクジェット法によって配線パターンを形成する場合、液滴を連続して吐出して互いに重なり合う連続したドットを基材上に形成させることにより直線状の導電性ラインを形成する。しかし、液物性、基材の初液処理状態等の様々な条件によって、隣り合うドット間に引っ張り現象が発生し、長さ方向全体に亘って均一幅の導電性ラインを形成することができず、導電性ラインの始点又は終点が液だまりになって太く形成されてしまう。
図8に始点に液だまりが形成された導電性ラインを並列させた様子を示す。図中、100、200は互いに平行となるように形成された導電性ライン、101、201は始点、102、202は終点、103、203は液だまりである。いずれの導電性ライン100、200も、図中の矢印で示す走査方向に沿って始点101、201から終点102、202に向けて延びるように形成されている。
そして、(a)に示すように、導電性ライン100、200同士を、始点101、201側を揃えて近接させると、液だまり103、203によって太く形成される部位が障害となってしまう。このため、導電性ライン100、200間には、依然としてcだけの距離がありながら、各導電性ライン100、200間のピッチ間隔(各ラインの長さ方向の中心軸線間の間隔)Dは、もはやそれ以上狭くできなくなってしまう。
また、(b)に示すように、導電性ライン100、200の始点101、201の位置を互いに長さ方向にずらすことによって、(a)の場合よりもピッチ間隔Dを狭くすることはできるが、それでも導電性ライン200の液だまり203が太いために、この部位が障害となって、導電性ライン100、200間の距離cは、依然として広く開いたままとなってしまう。
このように、従来、隣り合う配線を所望の微細な間隔となるまで近接させることができなかった。
特許文献1には、パターンの線幅方向に複数の液滴を吐出してラインを形成する際に、最外部の液滴の内側に隣接する液滴を先に吐出してラインを形成した後、最外部の液滴を吐出量を調整して吐出することにより、最外部の液滴がその内側の液滴に寄っても線幅を均一化できるようにすることが開示されている。
また、特許文献2には、一発目に着弾させた液滴内の成膜材料の一部を固化させた後、隣接する液滴を着弾させ、固化部分によって尾引きを形成することにより、ラインの始点側を細くすることが開示されている。
特開2004−305990号公報 特開2006−281137号公報
特許文献1に開示されるように線幅を均一にすることは、配線同士の間隔を可及的近接させる上で望ましい。しかし、この技術では、線幅を均一にするには、線幅方向に少なくとも3列の液滴を並列させる必要がある。このため、線幅を細くするには限界があり、高密度な配線パターンを形成することができない問題がある。
また、特許文献2では、ラインの始点側を細く形成することができるだけで、ラインの終点側は細くできない。このため、ラインの終点側が始点側よりも幅広となってしまい、このために隣り合う配線の間隔を近接させることができない問題があることに変わりはない。
そこで、本発明は、基材上に、始点と終点との幅が広狭異なる配線を隣り合うように並列させて形成する場合でも、各配線を可及的近接させて微細な間隔を有する配線パターンを形成することのできる配線パターンの形成方法を提供することを課題とする。
また、本発明の他の課題は、以下の記載により明らかとなる。
上記課題は、以下の各発明によって解決される。
請求項1記載の発明は、始点と終点とを有し、前記始点に液だまりが形成されることにより前記終点よりも前記始点の方が幅が太い導電性ラインからなる配線を、基材に対して液滴吐出ヘッドを相対的に走査させながら導電性液滴を連続的に吐出することにより、前記基材上に隣り合うように並列させて形成する配線パターンの形成方法であって、
前記基材と前記液滴吐出ヘッドとを第1の走査方向に沿って相対的に走査させながら前記液滴吐出ヘッドから導電性液滴を連続的に吐出することにより、第1の導電性ラインを形成する第1の工程と、
前記基材と前記液滴吐出ヘッドとを前記第1の走査方向と正対する第2の走査方向に沿って相対的に走査させながら前記液滴吐出ヘッドから導電性液滴を連続的に吐出することにより、前記第1の導電性ラインに隣り合う第2の導電性ラインを形成する第2の工程とを有し、
前記第1の工程と前記第2の工程でそれぞれ形成される前記第1の導電性ラインと前記第2の導電性ラインは、前記第1の導電性ラインの始点と前記第2の導電性ラインの始点との走査方向に沿う距離の間に、前記第1の導電性ラインの終点と前記第2の導電性ラインの終点とを存在させることを特徴とする配線パターンの形成方法である。
請求項2記載の発明は、前記第1の導電性ラインの長さ方向に沿う中心軸線と前記第2の導電性ラインの長さ方向に沿う中心軸線との間の距離をD、前記第1の導電性ライン及び前記第2の導電性ラインのうちで前記始点の幅の太い方の該始点の幅をB、前記始点の幅の太い方に選ばれなかった前記第1の導電性ライン又は前記第2の導電性ラインの終点の幅をAとしたとき、D<(A+B)/2を満足し、且つ、前記第1の導電性ラインと前記第2の導電性ラインとが接触しないように並列させて形成することを特徴とする請求項1記載の配線パターンの形成方法である。
請求項3記載の発明は、前記基材と前記液滴吐出ヘッドとを前記第1の導電性ライン及び前記第2の導電性ラインと直交する第3の走査方向に沿って相対的に走査させながら前記液滴吐出ヘッドから導電性液滴を連続的に吐出することにより、前記第1の導電性ライン及び前記第2の導電性ラインの少なくともいずれかと電気的に接続する第3の導電性ラインを形成する第3の工程を有し、
前記第3の導電性ラインは、電気的に接続する前記第1の導電ライン及び前記第2の導電性ラインの少なくともいずれかの始点と重なるように形成することを特徴とする請求項1又は2記載の配線パターンの形成方法である。
請求項4記載の発明は、前記第1の導電ライン及び前記第2の導電性ラインの少なくともいずれかと前記第3の導電性ラインとは、互いの始点同士が重なり合わないように形成することを特徴とする請求項3記載の配線パターンの形成方法である。
請求項5記載の発明は、始点と終点とを有し、前記終点に液だまりが形成されることにより前記始点よりも前記終点の方が幅が太い導電性ラインからなる配線を、基材に対して液滴吐出ヘッドを相対的に走査させながら導電性液滴を連続的に吐出することにより、前記基材上に隣り合うように並列させて形成する配線パターンの形成方法であって、
前記基材と前記液滴吐出ヘッドとを第1の走査方向に沿って相対的に走査させながら前記液滴吐出ヘッドから導電性液滴を連続的に吐出することにより、第1の導電性ラインを形成する第1の工程と、
前記基材と前記液滴吐出ヘッドとを前記第1の走査方向と正対する第2の走査方向に沿って相対的に走査させながら前記液滴吐出ヘッドから導電性液滴を連続的に吐出することにより、前記第1の導電性ラインに隣り合う第2の導電性ラインを形成する第2の工程とを有し、
前記第1の工程と前記第2の工程でそれぞれ形成される隣り合う前記第1の導電性ラインと前記第2の導電性ラインは、前記第1の導電性ラインの終点と前記第2の導電性ラインの終点との走査方向に沿う距離の間に、前記第1の導電性ラインの始点と前記第2の導電性ラインの始点とを存在させることを特徴とする配線パターンの形成方法である。
請求項6記載の発明は、前記第1の導電性ラインの長さ方向に沿う中心軸線と前記第2の導電性ラインの長さ方向に沿う中心軸線との間の距離をD、前記第1の導電性ライン及び前記第2の導電性ラインのうちで前記終点の幅の太い方の該終点の幅をB、前記終点の幅の太い方に選ばれなかった前記第1の導電性ライン又は前記第2の導電性ラインの始点の幅をAとしたとき、D<(A+B)/2を満足し、且つ、前記第1の導電性ラインと前記第2の導電性ラインとが接触しないように並列させて形成することを特徴とする請求項5記載の配線パターンの形成方法である。
請求項7記載の発明は、前記基材と前記液滴吐出ヘッドとを前記第1の導電性ライン及び前記第2の導電性ラインと直交する第3の走査方向に沿って相対的に走査させながら前記液滴吐出ヘッドから導電性液滴を連続的に吐出することにより、前記第1の導電性ライン及び前記第2の導電性ラインの少なくともいずれかと電気的に接続する第3の導電性ラインを形成する第3の工程を有し、
前記第3の導電性ラインは、電気的に接続する前記第1の導電ライン及び前記第2の導電性ラインの少なくともいずれかの終点と重なるように形成することを特徴とする請求項5又は6記載の配線パターンの形成方法である。
請求項8記載の発明は、前記第1の導電ライン及び前記第2の導電性ラインの少なくともいずれかと前記第3の導電性ラインとは、互いの終点同士が重なり合わないように形成することを特徴とする請求項7記載の配線パターンの形成方法である。
請求項9記載の発明は、前記第1のライン及び前記第2のラインは、各ラインにそれぞれ対応する1つのノズルのみから液滴を長さ方向に沿って連続して吐出することによって形成することを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載の配線パターンの形成方法である。
本発明によれば、基材上に、始点と終点との幅が広狭異なる配線を隣り合うように並列させて形成する場合でも、各配線を可及的近接させて微細な間隔を有する配線パターンを形成することのできる配線パターンの形成方法を提供することができる。
始点に液だまりが形成される導電性ラインを長さ方向が平行となるように並列させて形成した状態を示す平面図 第1の導電性ラインと第2の導電性ラインの始点と終点との位置が上下で揃うように並列させて配置させた場合を示す平面図 本発明方法によって導電性ラインを3本並列させた状態を示す平面図 終点に液だまりが形成される導電性ラインを長さ方向が平行となるように並列させて形成した状態を示す平面図 1つのセルの配線パターンを模式的に示す平面図 図5の配線パターンの等価回路図 TFTのセルの配線パターンを本発明方法を適用して形成した状態を示す平面図 従来方法により形成された導電性ラインを示す平面図
本発明は、基材に対して液滴吐出ヘッドを相対的に走査させながら導電性液滴を連続的に吐出することにより、基材上に隣り合うように配線を並列させて形成する。
本発明において形成される配線としては、始点と終点とを有し、その始点に液だまりが形成されることにより終点よりも始点の方が幅が太い導電性ラインからなる配線(態様I)、又は、始点と終点とを有し、その終点に液だまりが形成されることにより始点よりも終点の方が幅が太い導電性ラインからなる配線(態様II)である。
始点とは、1本のラインを形成する際に、液滴吐出ヘッドの1つのノズルから最初に吐出される1滴の液滴(初滴)が基材上に着弾することで形成されるドットの中心点のことであり、終点とは、1本のラインを形成する際に、液滴吐出ヘッドの1つのノズルから最後に吐出される1滴の液滴(終滴)が基材上に着弾することで形成されるドットの中心点のことである。1本のラインの両端のうちのいずれに液だまりが形成されるかは、液物性、基材の初液処理状態等の様々な条件によって一様ではないが、同一液滴吐出ヘッド、同一基材、同一液滴を用いて、同一速度でライン形成すると、液だまりが形成される部位は、通常、始点又は終点のいずれかに統一される。
本発明において、基材上に配線パターンを形成する工程としては、基材と液滴吐出ヘッドとを第1の走査方向に沿って相対的に走査させながら液滴吐出ヘッドから導電性液滴を連続的に吐出することにより、第1の導電性ラインを形成する第1の工程と、基材と液滴吐出ヘッドとを第1の走査方向と正対する第2の走査方向に沿って相対的に走査させながら液滴吐出ヘッドから導電性液滴を連続的に吐出することにより、第1の導電性ラインに隣り合う第2の導電性ラインを形成する第2の工程とを有する。
各工程で基材上に形成される第1の導電性ライン及び第2の導電性ラインの本数は、それぞれ1本ずつでも2本ずつ以上でもよく、特に限定されない。例えば、第1の工程において液滴吐出ヘッドの2つのノズルからそれぞれ液滴を吐出させれば、同一工程で2本の第1の導電性ラインを一度に形成することができる。また、液滴吐出ヘッドの同一のノズルからの連続的な吐出と連続的な吐出との間に所定の吐出休止期間を設ければ、例えば2本の第1の導電性ラインを同一工程で一度に直列させて形成することができる。
本発明において、隣り合うように並列される導電性ラインは2本に限らず、3本以上であってもよい。本発明において「第1」「第2」とは、互いに隣り合う導電性ラインを形成する場合を規定しており、導電性ラインが3本以上並列される場合であっても、そのうちの互いに隣り合う2本の導電性ラインを形成する場合に本発明が適用される。その場合、一方の工程及び導電性ラインが「第1」、他方の工程及び導電性ラインが「第2」と定義される。
第1の導電性ラインと第2の導電性ラインとは、基材と液滴吐出ヘッドとの相対的な走査移動の往方向と復方向とでそれぞれ別の工程として行われる。第1の導電性ラインと第2の導電性ラインをそれぞれ形成するためのノズルは、各導電性ラインに一対一に対応するように形成された専用のノズルを使用してもよいし、両者で同一のノズルを用い、工程間で基材と液滴吐出ヘッドとの相対的な位置関係を走査方向と直交する方向にライン間隔に相当する距離だけ移動させることで、各導電性ラインを形成するようにしてもよい。
本発明において、この第1の工程と第2の工程でそれぞれ形成される第1の導電性ラインと第2の導電性ラインは、第1の導電性ラインの始点と第2の導電性ラインの始点との走査方向に沿う距離の間に、第1の導電性ラインの終点と第2の導電性ラインの終点とを存在させる(態様I)。また、第1の導電性ラインの終点と第2の導電性ラインの終点との走査方向に沿う距離の間に、第1の導電性ラインの始点と第2の導電性ラインの始点とを存在させる(態様II)。
このようにして形成される導電性ラインの具体例を図1を用いて説明する。図1は、各工程において1本ずつの態様(I)に係る導電性ライン10、20を長さ方向が平行となるように並列させて形成した状態を示す平面図である。
第1の走査方向は、基材と液滴吐出ヘッドとを相対的に走査させることにより、図中の左から右にラインを描画していく方向であり、第2の方向は、反対に図中の右から左にラインを描画していく方向である。第1の走査方向と第2の走査方向とは互いに平行である。従って、第1の導電性ライン10は、初滴によりドットを始点11に着弾させた後、ドット同士が重なり合うように、終点12まで図中右方向に沿って連続して液滴を吐出することにより形成され、第2の導電性ライン20は、初滴によりドットを始点21に着弾させた後、ドット同士が重なり合うように、終点22まで図中左方向に沿って連続して液滴を吐出することにより形成される。
このとき、第1の導電性ライン10、第2の導電性ライン20のいずれも、始点11、21に液だまり13、23が形成されることにより、終点12、22よりも始点11、21の方が幅が太くなっている。
第1の導電性ライン10と第2の導電性ライン20は、第1の導電性ライン10の始点11と第2の導電性ライン20の始点21との走査方向に沿う距離の間に、第1の導電性ライン10の終点12と第2の導電性ライン20の終点22とを存在させるように配置される。このため、第1の導電性ライン10と第2の導電性ライン20は、互いの液だまり13、23の部位が干渉し合うことはなくなり、近接配置の障害となることはない。従って、第1の導電性ライン10と第2の導電性ライン20とを、互いの液だまり13、23を避けて可及的近接させて並列させることができるようになる。
これにより、第1の導電性ライン10と第2の導電性ライン20との間の距離cは、ショートや放電が発生しない程度に近接させることができ、従来よりも微細な間隔を有する配線パターンを形成することができる。
特に本発明は、第1の導電性ラインの長さ方向に沿う中心軸線と第2の導電性ラインの長さ方向に沿う中心軸線との間の距離(ピッチ間隔)をD、第1の導電性ライン及び第2の導電性ラインのうちで始点の幅の太い方の該始点の幅をB、始点の幅の太い方に選ばれなかった第1の導電性ライン又は第2の導電性ラインの終点の幅をAとしたとき、D<(A+B)/2を満足し、且つ、第1の導電性ラインと第2の導電性ラインとが接触しない(c>0)ように並列させて形成することが好ましい。なお、本明細書において、D、A、B及びcは、いずれも単位はμmである。
図1では、第1の導電性ライン10の方が始点11の幅が太く形成されている。従って、この第1の導電性ライン10の始点11の幅をB、第2の導電性ライン20の終点22の幅をAとしたとき、D<(A+B)/2を満足し、且つ、第1の導電性ライン10と第2の導電性ライン20とが接触しないように並列させることにより、両者間の距離cを小さくできる効果が顕著となる。
すなわち、図2に示すように、この第1の導電性ライン10と第2の導電性ライン20の始点11と終点22(終点12と始点21)との位置が上下で揃うように並列させて配置させた場合、第1の導電性ライン10と第2の導電性ライン20とのピッチ間隔Dは、(A+B)/2までしか小さくすることができない(実際にはショートを避けるため、これよりも若干大きくなる。)。第1の導電性ライン10の液だまり13の部位の幅が太く、これが障害となるためである。このときのピッチ間隔Dは、図8(b)に示した導電性ライン100、200間のピッチ間隔Dとほぼ同じである。
しかし、第1の導電性ライン10の始点11と第2の導電性ライン20の始点21との走査方向に沿う距離の間に、第1の導電性ライン10の終点12と第2の導電性ライン20の終点22とを存在させるように配置することで、図1に示すように、ピッチ間隔Dは、互いが接触しない程度まで、(A+B)/2よりも更に小さくすることができ、より微細な間隔を有する配線パターンを形成することができるようになる。
互いに隣り合う導電性ラインが3本の場合は、図1と同様に第1の導電性ライン10と第2の導電性ライン20を形成した後、図3に示すように、第2の導電性ライン20の隣り(下)に、導電性ライン30を形成すればよい。この導電性ライン30は、第1の導電性ライン10と同時に形成することができ、この場合、導電性ライン30も第1の導電性ラインとなる。また、導電性ライン30を個別に形成する場合、第2の導電性ライン20との関係で、第2の導電性ライン20が第1の導電性ラインとなり、そのときの走査方向が第1の走査方向となり、他方の導電性ライン30が第2の導電性ラインとなり、そのときの走査方向が第2の走査方向となる。
第1の導電性ライン10と第2の導電性ライン20が、終点12、22に液だまり13、23が形成される態様IIの場合、図4に示すように、第1の導電性ライン10と第2の導電性ライン20は、第1の導電性ライン10の終点12と第2の導電性ライン20の終点22との走査方向に沿う距離の間に、第1の導電性ライン10の始点11と第2の導電性ライン20の始点21を存在させればよい。これによっても、態様Iの場合と同様に、第1の導電性ライン10と第2の導電性ライン20との間の距離cは、ショートや放電が発生しない程度に近接させることができ、従来よりも微細な間隔を有する配線パターンを形成することができる。
この態様IIの場合は、第1の導電性ラインの長さ方向に沿う中心軸線と第2の導電性ラインの長さ方向に沿う中心軸線との間の距離(ピッチ間隔)をD、第1の導電性ライン及び第2の導電性ラインのうちで終点の幅の太い方の該終点の幅をB、終点の幅の太い方に選ばれなかった第1の導電性ライン又は第2の導電性ラインの始点の幅をAとしたとき、D<(A+B)/2を満足し、且つ、第1の導電性ラインと第2の導電性ラインとが接触しないように並列させて形成することが好ましい。
すなわち、この態様IIでは、液だまりが形成される部位は、態様Iの場合と始点と終点とで逆となるだけで、上記のD<(A+B)/2を満足し、且つ、第1の導電性ライン10と第2の導電性ライン20とが接触しないように並列させることにより、両者間の距離cを小さくできる態様Iと同様の効果が得られる。従って、態様IIにおいても、ピッチ間隔Dは、互いが接触しない程度まで、(A+B)/2よりも更に小さくすることができ、より微細な間隔を有する配線パターンを形成することができるようになる。
次に、かかる配線パターンの形成方法によって形成された薄膜トランジスタ基板の配線パターンの一例を示す。通常、薄膜トランジスタ基板は、セルが基材上にマトリクス状に多数配列される繰り返しパターンを有するが、各セルは同一の配線パターンを有するため、ここでは多数のセルのうちの1つのセルのみを図示する。
図5は1つのセルの配線パターンを模式的に示す平面図、図6は図5の配線パターンの等価回路図である。
ここでは、1つのセル40がTFT素子のゲートバスライン52、ソースバスライン54、半導体50を有している。基材上には、ゲート電極53を有し、図示しないゲート絶縁層を介して半導体50からなるチャネルで連結されたソース電極55及びドレイン電極56を有し、基板上にそれらがゲートバスライン52及びソースバスライン54を介して連結されている。51はソース電極55に接続される電源である。電源51とその上に形成されているソースバスライン54は図示しない絶縁層により絶縁されている。ドレイン電極56の一端(図中の○部分)には表示素子57(図6参照)が接続される。
これら電極を形成するための液状電極材料としては、導電性ポリマーの溶液あるいは分散液、導電性微粒子分散液を用いることができる。また、チャネルを構成する半導体材料としては、a−Si、p−Si、有機半導体材料等公知のものが用いられ、好ましくは有機半導体材料である。
本発明に係る配線パターンの形成方法は、ここでは、ソースバスライン54、ソース電極55及びドレイン電極56(図5において黒塗りで示したライン)を形成する場合に適用される。特に、図中、ソース電極55、ドレイン電極56の横方向に延びる部分は上下に隣り合うように並列され、セル40を高密度化するために、互いにそのピッチ間隔を密にする必要があり、これらを形成する際に本発明が好適に用いられる。
図7は、このようなセル40の配線パターンを、本発明に係る配線パターンの形成方法を適用して形成した状態を示す平面図である。ここでは、上下に隣接する2つのセル40を示している。
なお、図中の矢印は、各導電性ラインを形成する際の基材と液滴吐出ヘッド(図示せず)との相対的な走査方向を示している。また、ここでは、導電性ラインの始点に液だまりが形成されるもの(態様I)を例示している。
この配線パターンのうち、導電性ライン55a、56c、56dは、基材と液滴吐出ヘッドの図中左から右へ向かう相対的な走査によって形成される。また、導電性ライン55c、56aは、基材と液滴吐出ヘッドの図中右から左へ向かう相対的な走査によって形成される。これにより、導電性ライン55aと56a、56cと55c、55cと56dは、互いに隣り合うように平行に配置される。
また、これら導電性ライン55aと56a、56cと55c、55cと56dは、互いの始点と終点の位置が、図1に示したものと同様に、一方の導電性ラインの始点と他方の導電性ラインの始点との走査方向に沿う距離の間に、一方の導電性ラインの終点と他方の導電性ラインの終点とが存在するように配置されている。従って、導電性ライン55aと56a、56cと55c、55cと56dは、互いの液だまりの部位が干渉し合うことはなく、可及的近接させて微細ピッチで並列させることができる。
例えば、各導電性ラインが、液だまりの部位の幅で20μm、その他の部位の幅で10μmの形状を有している場合、本発明の適用によって、互いに隣り合うライン間の距離c(図1参照)は、およそ5μmまで小さくすることができる。好ましくは3μmまで小さくすることであり、更に好ましくは2μmまで小さくすることである。
更に、導電性ライン55aと56c、55cと56aは、互いに同一走査線上に配置されているため、基材と液滴吐出ヘッドとの相対的な一走査によって一度に形成することができる。
ところで、このセル40の配線パターンには、図中、第1及び第2の導電性ラインに交差する方向である縦方向に延びる第3の導電性ラインである導電性ライン54、55b、56bも形成される。これらはいずれも基材と液滴吐出ヘッドの図中下から上へ向かう相対的な走査によって形成される。
このように第1及び第2の導電性ラインと交差する方向に延びる第3の導電性ラインを互いに電気的に接続するように形成する場合、本実施形態のように始点側に液だまりが形成されるものにあっては、第1及び第2の導電性ラインの少なくともいずれかの始点と重なるように形成することが好ましい。
これにより、第3のラインを第1及び第2の導電性ラインの太い部分と接続させることができるので、断線のおそれを低減させることができ、接続の確実性を確保することができる。
各導電性ラインが態様IIに示される終点に液だまりが形成されるものである場合は、第3の導電性ラインは、第1及び第2の導電性ラインの液だまりが形成されている終点と重なるように形成すればよい。
図7では、導電性ライン56bの終点側端部は、導電性ライン56c、56dの始点側端部とそれぞれ接続し、導電性ライン55bの終点側端部は、導電性ライン55cの始点側端部と接続している。すなわち、交差する方向に延びる導電性ライン同士の接続は、一方の導電性ラインの始点と他方の導電性ラインの終点側との間で行われるようにし、液だまりが形成されている互いの始点同士が重なり合わないようにしている。
各導電性ラインの液だまりが形成される始点同士を重ねるように接続する場合、ドット同士が重なり合った際に液滴が過剰となって周囲にあふれ出すおそれがある。本発明では、隣接する導電性ライン55c、56c、56d同士を可及的近接することができるものであるがゆえに、あふれ出た液滴が近接する他の導電性ラインと接触し、ショートを起こすおそれがそれだけ高くなる。しかし、交差する導電性ライン同士をこのように始点と終点側とが重なり合うように、すなわち、液だまりの部位同士が重ならないように接続することにより、隣接する導電性ライン55c、56c、56d同士を可及的近接させることができる効果及び上記のように接続の確実性を確保することができる効果を共に維持しながら、これに交差する方向の導電性ラインを接続する場合に、接続部位でドット同士が重なり合った際に液滴が周囲にあふれ出てショートを発生させるおそれを低減させる効果を更に得ることができる。
各導電性ラインが態様IIに示される終点に液だまりが形成されるものである場合は、互いの終点同士が重なり合わないように、すなわち、第3の導電性ラインの始点側が、第1及び第2の導電性ラインの終点と重なり合うように形成すればよい。
なお、かかる導電性ライン55a、55b、56a、56c、56dの少なくともいずれかに、他の回路等との電気的接続を行うためのビア(交点)を形成する場合、その導電性ラインにおける液だまりが形成される部位、すなわち態様Iの場合は始点、態様IIの場合は終点に形成することが好ましい。これにより、導電性ラインにおける太い部分にビアを形成できるので、該ビアと導電性ラインとの接続の確実性を容易に確保することができる効果が得られる。
本発明に係る配線パターンの形成方法は、以上説明したTFTセルの製造の場合に限らず、描画対象物上に複数の直線パターンを互いに近接させた微細ピッチで並列するように形成する場合に同様に用いることができる。例えば各種半導体素子(薄膜ダイオード等)、各種配線パターン、絶縁膜の形成等がその利用範囲の一例として挙げられる。
10:第1の導電性ライン
11:始点
12:終点
13:液だまり
20:第2の導電性ライン
21:始点
22:終点
23:液だまり
30:導電性ライン
54、55b、56b:第3の導電性ライン

Claims (9)

  1. 始点と終点とを有し、前記始点に液だまりが形成されることにより前記終点よりも前記始点の方が幅が太い導電性ラインからなる配線を、基材に対して液滴吐出ヘッドを相対的に走査させながら導電性液滴を連続的に吐出することにより、前記基材上に隣り合うように並列させて形成する配線パターンの形成方法であって、
    前記基材と前記液滴吐出ヘッドとを第1の走査方向に沿って相対的に走査させながら前記液滴吐出ヘッドから導電性液滴を連続的に吐出することにより、第1の導電性ラインを形成する第1の工程と、
    前記基材と前記液滴吐出ヘッドとを前記第1の走査方向と正対する第2の走査方向に沿って相対的に走査させながら前記液滴吐出ヘッドから導電性液滴を連続的に吐出することにより、前記第1の導電性ラインに隣り合う第2の導電性ラインを形成する第2の工程とを有し、
    前記第1の工程と前記第2の工程でそれぞれ形成される前記第1の導電性ラインと前記第2の導電性ラインは、前記第1の導電性ラインの始点と前記第2の導電性ラインの始点との走査方向に沿う距離の間に、前記第1の導電性ラインの終点と前記第2の導電性ラインの終点とを存在させることを特徴とする配線パターンの形成方法。
  2. 前記第1の導電性ラインの長さ方向に沿う中心軸線と前記第2の導電性ラインの長さ方向に沿う中心軸線との間の距離をD、前記第1の導電性ライン及び前記第2の導電性ラインのうちで前記始点の幅の太い方の該始点の幅をB、前記始点の幅の太い方に選ばれなかった前記第1の導電性ライン又は前記第2の導電性ラインの終点の幅をAとしたとき、D<(A+B)/2を満足し、且つ、前記第1の導電性ラインと前記第2の導電性ラインとが接触しないように並列させて形成することを特徴とする請求項1記載の配線パターンの形成方法。
  3. 前記基材と前記液滴吐出ヘッドとを前記第1の導電性ライン及び前記第2の導電性ラインと直交する第3の走査方向に沿って相対的に走査させながら前記液滴吐出ヘッドから導電性液滴を連続的に吐出することにより、前記第1の導電性ライン及び前記第2の導電性ラインの少なくともいずれかと電気的に接続する第3の導電性ラインを形成する第3の工程を有し、
    前記第3の導電性ラインは、電気的に接続する前記第1の導電ライン及び前記第2の導電性ラインの少なくともいずれかの始点と重なるように形成することを特徴とする請求項1又は2記載の配線パターンの形成方法。
  4. 前記第1の導電ライン及び前記第2の導電性ラインの少なくともいずれかと前記第3の導電性ラインとは、互いの始点同士が重なり合わないように形成することを特徴とする請求項3記載の配線パターンの形成方法。
  5. 始点と終点とを有し、前記終点に液だまりが形成されることにより前記始点よりも前記終点の方が幅が太い導電性ラインからなる配線を、基材に対して液滴吐出ヘッドを相対的に走査させながら導電性液滴を連続的に吐出することにより、前記基材上に隣り合うように並列させて形成する配線パターンの形成方法であって、
    前記基材と前記液滴吐出ヘッドとを第1の走査方向に沿って相対的に走査させながら前記液滴吐出ヘッドから導電性液滴を連続的に吐出することにより、第1の導電性ラインを形成する第1の工程と、
    前記基材と前記液滴吐出ヘッドとを前記第1の走査方向と正対する第2の走査方向に沿って相対的に走査させながら前記液滴吐出ヘッドから導電性液滴を連続的に吐出することにより、前記第1の導電性ラインに隣り合う第2の導電性ラインを形成する第2の工程とを有し、
    前記第1の工程と前記第2の工程でそれぞれ形成される隣り合う前記第1の導電性ラインと前記第2の導電性ラインは、前記第1の導電性ラインの終点と前記第2の導電性ラインの終点との走査方向に沿う距離の間に、前記第1の導電性ラインの始点と前記第2の導電性ラインの始点とを存在させることを特徴とする配線パターンの形成方法。
  6. 前記第1の導電性ラインの長さ方向に沿う中心軸線と前記第2の導電性ラインの長さ方向に沿う中心軸線との間の距離をD、前記第1の導電性ライン及び前記第2の導電性ラインのうちで前記終点の幅の太い方の該終点の幅をB、前記終点の幅の太い方に選ばれなかった前記第1の導電性ライン又は前記第2の導電性ラインの始点の幅をAとしたとき、D<(A+B)/2を満足し、且つ、前記第1の導電性ラインと前記第2の導電性ラインとが接触しないように並列させて形成することを特徴とする請求項5記載の配線パターンの形成方法。
  7. 前記基材と前記液滴吐出ヘッドとを前記第1の導電性ライン及び前記第2の導電性ラインと直交する第3の走査方向に沿って相対的に走査させながら前記液滴吐出ヘッドから導電性液滴を連続的に吐出することにより、前記第1の導電性ライン及び前記第2の導電性ラインの少なくともいずれかと電気的に接続する第3の導電性ラインを形成する第3の工程を有し、
    前記第3の導電性ラインは、電気的に接続する前記第1の導電ライン及び前記第2の導電性ラインの少なくともいずれかの終点と重なるように形成することを特徴とする請求項5又は6記載の配線パターンの形成方法。
  8. 前記第1の導電ライン及び前記第2の導電性ラインの少なくともいずれかと前記第3の導電性ラインとは、互いの終点同士が重なり合わないように形成することを特徴とする請求項7記載の配線パターンの形成方法。
  9. 前記第1のライン及び前記第2のラインは、各ラインにそれぞれ対応する1つのノズルのみから液滴を長さ方向に沿って連続して吐出することによって形成することを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載の配線パターンの形成方法。
JP2009158285A 2009-07-02 2009-07-02 配線パターンの形成方法 Expired - Fee Related JP5212277B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009158285A JP5212277B2 (ja) 2009-07-02 2009-07-02 配線パターンの形成方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009158285A JP5212277B2 (ja) 2009-07-02 2009-07-02 配線パターンの形成方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011014748A JP2011014748A (ja) 2011-01-20
JP5212277B2 true JP5212277B2 (ja) 2013-06-19

Family

ID=43593351

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009158285A Expired - Fee Related JP5212277B2 (ja) 2009-07-02 2009-07-02 配線パターンの形成方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5212277B2 (ja)

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3769261B2 (ja) * 2001-12-19 2006-04-19 松下電器産業株式会社 ディスプレイパネルのパターン形成方法及び形成装置
JP3788467B2 (ja) * 2003-05-28 2006-06-21 セイコーエプソン株式会社 パターン形成方法、デバイス及びデバイスの製造方法、電気光学装置、電子機器並びにアクティブマトリクス基板の製造方法
JP5127127B2 (ja) * 2005-09-15 2013-01-23 東京応化工業株式会社 塗膜形成方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2011014748A (ja) 2011-01-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
DE102017106125B4 (de) Organisches lichtemittierendes Anzeigefeld und Verfahren zu dessen Herstellung
TWI494829B (zh) 電容式觸控面板
EP1976355B1 (en) Method for connecting two objects electrically
KR100926472B1 (ko) 막 패턴의 형성 방법, 액티브 매트릭스 기판의 제조 방법,디바이스, 전기 광학 장치, 및 전자 기기
KR101477340B1 (ko) 잉크젯 프린팅법에 의해 형성된 투명 전도성 고분자 전극, 이를 포함하는 표시장치 및 그 제조방법
JP5251068B2 (ja) アクティブマトリクス基板及び電子表示装置
KR20060046501A (ko) 액티브 매트릭스 기판 및 그 제조 방법과 전자 장치
US8330365B2 (en) Method for formation of line pattern using multiple nozzle head and display panel manufactured by the method
JP6115008B2 (ja) 配線部材、および、電子素子の製造方法と、それを用いた配線部材、積層配線、電子素子、電子素子アレイ及び表示装置。
US8723193B2 (en) Multi-layer wiring substrate, active matrix substrate, image display apparatus using the same, and multi-layer wiring substrate manufacturing method
JP6004907B2 (ja) 配線基板およびタッチパネルセンサシート
US20150181715A1 (en) Method for manufacturing touch panel
JP2008193061A5 (ja)
KR20160089018A (ko) 가요성 표시 장치 및 그 제조 방법
KR20140026422A (ko) 픽셀 커패시터
JP6587376B2 (ja) 配線基板の製造方法及びそれに使用されるインクジェット塗布装置
JP5212277B2 (ja) 配線パターンの形成方法
KR100762036B1 (ko) 잉크젯 프린터
JP2012069049A (ja) 電極基板およびその製造方法
US20150181716A1 (en) Method for manufacturing touch panel
US8201910B2 (en) Line drawing method
US9386707B2 (en) Circuit substrate and method of forming circuit pattern
JP2011011156A (ja) パターン描画方法、配線パターン描画方法及び薄膜トランジスタ基板の製造方法
JP5157582B2 (ja) 有機薄膜トランジスタの製造方法
US9947611B2 (en) Through hole arrays for flexible layer interconnects

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120117

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130117

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130129

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130211

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160308

Year of fee payment: 3

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees