JP5210922B2 - 符号化方式選択装置、送信装置、符号化方式選択方法およびプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、符号化方式選択装置、送信装置、符号化方式選択方法およびプログラムに関する。
近年、第3世代(3G)移動体通信システムの後継システム(次世代セルラシステムとも称する)に関する標準規格の検討が、標準化プロジェクト「3GPP:3rd Generation Partnership Project、3GPP2:3rd Generation Partnership Project 2」で行われている。次世代セルラシステムでは多重アクセス方式としてOFDMA方式が採用されている。次世代セルラシステムにおけるシステム容量特性は、無線スケジューリングアルゴリズムによって変化する。無線スケジューラは、無線スケジューリングアルゴリズムを用いて、各通信端末に対し、無線リソースの割り当てと符号化方式の選択を行う。一般的に、無線スケジューラは、各通信端末の受信品質特性に基づいて符号化方式を選択する。なお、符号化方式は、変調方式と符号化率とから構成される。
例えば、無線スケジューラは、符号化方式と受信品質特性の範囲との関係をテーブルで管理し、受信品質から符号化方式を一意に決定する(例えば、非特許文献1参照)。なお、上記テーブルは、符号化方式毎に、受信品質毎のビット誤り率を算出し、所望のビット誤り率を満たす受信品質の範囲を抜き出して作成する。
また、次世代セルラシステムは、H−ARQ(Hybrid−ARQ)技術を採用している。H−ARQ技術は、伝搬路特性の影響などにより情報が復元できなかった場合に、情報を再送する技術である。なお、非特許文献1では、H−ARQの送信回数別に、符号化方式と受信品質特性の範囲との関係を示すテーブルを作成し、符号化方式選択の際、何れの送信回数に係るテーブルの値をシステム全体に適用すればシステム容量が大きくなるかを示している。
しかしながら、従来の符号化方式の選択方法は、H−ARQによって情報を複数回送信する場合の合成利得や符号化利得などを考慮していない。従って、従来の符号化方式の選択方法では、システム容量をより大きくする符号化方式が選択されない場合があるという問題がある。本発明は、このような事情を考慮されたもので、その目的は、符号化方式を選択する移動通信システムにおいて、システム容量をより大きくする最適な符号化方式を選択する符号化方式選択装置、送信装置、符号化方式選択方法およびプログラムを提供することになる。
上記問題を解決するために、本発明の一態様である符号化方式選択装置は、無線リソースに割り当てた送信情報を符号化するための符号化方式を選択する符号化方式選択装置であって、送信情報を割り当てる無線リソースの数である割当リソース数およびH−ARQの送信回数に対応付けて、符号化方式毎の誤り率と受信品質との関係を示す情報を記憶する記憶部と、受信側の受信品質を示す受信品質情報および割当リソース数を取得した場合に、記憶部に記憶されている情報を参照し、所定の誤り率を満たしかつ伝送効率が最大となる一の符号化方式を選択する符号化選択部とを備えることを特徴とする。
上記問題を解決するために、本発明の他の態様である送信装置は、送信情報を受信する受信側の受信品質を算出する受信品質算出部と、送信情報を割り当てる無線リソースの数である割当リソース数およびH−ARQの送信回数に対応付けて、符号化方式毎の誤り率と受信品質との関係を示す情報を記憶する記憶部と、割当リソース数、および、受信品質算出部によって算出された受信品質を取得した場合に、記憶部に記憶されている情報を参照し、所定の誤り率を満たしかつ伝送効率が最大となる一の符号化方式を選択する符号化選択部と、無線リソースに割り当てた送信情報を符号化選択部によって選択された符号化方式によって符号化する符号化部と、符号化部によって符号化された情報を変調する変調部と、変調部によって変調された情報を送信する送信部とを備えることを特徴とする。
上記問題を解決するために、本発明の他の態様である符号化方式選択方法は、無線リソースに割り当てた送信情報を符号化するための符号化方式を選択する符号化方式選択方法であって、受信側の受信品質を示す受信品質情報、および、送信情報を割り当てる無線リソースの数である割当リソース数を取得する情報取得ステップと、情報取得ステップによって受信品質情報および割当リソース数を取得した場合に、割当リソース数およびH−ARQの送信回数に対応付けられている符号化方式毎の誤り率と受信品質との関係を示す情報を参照し、所定の誤り率を満たしかつ伝送効率が最大となる一の符号化方式を選択する符号化選択ステップとを有することを特徴とする。
上記問題を解決するために、本発明の他の態様であるプログラムは、無線リソースに割り当てた送信情報を符号化するための符号化方式を選択する装置のコンピュータに、受信側の受信品質を示す受信品質情報、および、送信情報を割り当てる無線リソースの数である割当リソース数を取得する情報取得ステップと、情報取得ステップによって受信品質情報および割当リソース数を取得した場合に、割当リソース数およびH−ARQの送信回数に対応付けられている符号化方式毎の誤り率と受信品質との関係を示す情報を参照し、所定の誤り率を満たしかつ伝送効率が最大となる一の符号化方式を選択する符号化選択ステップとを実行させることを特徴とする。
本発明によれば、H−ARQによって情報を複数回送信する場合の合成利得や符号化利得を考慮した符号化方式が選択されるようになる。つまり、システム容量をより大きくする最適な符号化方式が選択されるようになる。
本発明の一実施形態に係る送信装置10の構成を示すブロック図である。 記憶部100に記憶されている情報を説明するための説明図である。 符号化選択部130による符号化方式の選択の動作を説明するための説明図である。 符号化選択部130による符号化方式の選択の動作の一例を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る送信装置10の構成を示すブロック図である。図2は、記憶部100に記憶されている情報を説明するための説明図である。送信装置10は、図1に示すように、記憶部100、無線リソース割当部110、受信品質算出部120、符号化選択部130、受信部140、復調部142、復号部144、符号化部154、変調部152および送信部150を備える。
受信部140は、外部(例えば、他の通信装置)から種々の情報を受信し、受信した信号を復調部142に供給する。復調部142は、受信部140から取得した信号を復調し、復調後の情報を復号部144に供給する。復号部144は、復調部142から取得した復調後の情報を復号し、復号後の情報を外部(例えば、受信情報処理部(非図示))に供給する。また、復号部144は、既知の情報であるパイロット情報を含む情報(以下、「品質検査情報」という)を復号した場合には、品質検査情報を受信品質算出部120に供給する。なお、品質検査情報は、受信品質算出部120を介して無線リソース割当部110にも供給される。また、復号部144は、送信情報に対する肯定応答(ACK)を示す情報を復号した場合に、当該情報を送信部150に供給してもよい。なお、復号部144は、送信情報に対する否定応答(NACK)を示す情報を復号した場合に、当該情報を送信部150に供給してもよい。
無線リソース割当部110は、外部(例えば、送信情報処理部(非図示))から送信情報を取得する。また、無線リソース割当部110は、受信品質算出部120から品質検査情報を取得する。無線リソース割当部110は、送信情報を取得した場合、品質検査情報に応じた割当リソース数および割当リソースの配置情報を受信品質算出部120に通知するとともに、割当リソース数を符号化選択部130に通知する。割当リソース数とは送信情報を割り当てるリソースブロックの数、割当リソースの配置情報とは割当リソースの配置を示す情報である。リソースブロックは、周波数軸方向(例えば、12サブキャリア)と時間軸方向(例えば、14OFDMシンボル)とから規定される送信情報の割当単位である。
なお、無線リソース割当部110は、複数の割当リソース数および各割当リソース数に対応する割当リソース配置情報を受信品質算出部120に通知するとともに、複数の割当リソース数を符号化選択部130に通知してもよい。例えば、無線リソース割当部110は、割当リソース数「1」、割当リソース数「2」、割当リソース数「3」、…、割当リソース数「n(nは割当可能な最大のリソースブロック数)」および各割当リソース数に対応する割当リソース配置情報を受信品質算出部120に通知するとともに、割当リソース数「1」、割当リソース数「2」、割当リソース数「3」、…、割当リソース数「n」を符号化選択部130に通知してもよい。
また、無線リソース割当部110は、符号化選択部130から確定割当リソース数(後述)を取得する。無線リソース割当部110は、確定割当リソース数を取得した場合、確定割当リソース数に対応する割当リソース配置情報を参照し、外部から取得した送信情報を確定割当リソース数のリソースブロックに割り当てる。無線リソース割当部110は、送信情報をリソースブロックに割り当てた場合、リソースブロックに割当後の送信情報(以下、「割当後送信情報」という)を符号化部154に供給する。
受信品質算出部120は、復号部144から品質検査情報を取得する。受信品質算出部120は、品質検査情報を取得した場合、取得した品質検査情報を無線リソース割当部110に供給する。また、受信品質算出部120は、無線リソース割当部110から割当リソース数および割当リソース配置情報を取得する。受信品質算出部120は、品質検査情報、割当リソース数および割当リソース配置情報を取得した場合、取得した情報に基づいて、他の通信装置において期待される当該割当後送信情報の受信品質(SINR:Signal to Interference plus Noise power Ratio。以下、期待される受信品質を「期待受信品質」という)を算出する。具体的には、受信品質算出部120は、品質検査情報内のパイロット情報の受信品質に基づいて、割当リソース配置情報に従って割当リソース数の各リソースブロックに送信情報を割り当てた割当後送信情報を送信部150から送信したときの上記受信品質を算出する。なお、受信品質算出部120が算出する期待受信品質は、割当リソース数および割当リソースの配置に応じて変化し得るものである。
複数のリソースブロックに送信情報を割り当てる場合の期待受信品質の算出方法は、種々の方法が考えられる。一例として、受信品質算出部120は、各リソースブロックの受信品質の単純平均または加重平均を期待受信品質として算出してもよい。また、受信品質算出部120は、各リソースブロックの受信品質に対応するそれぞれの通信容量の平均を算出し、算出した平均の通信容量に対応する受信品質を期待受信品質としもよい。また、受信品質算出部120は、複数のリソースブロックのうちの一のリソースブロックの受信品質を期待受信品質としもよい。なお、受信品質算出部120は、他の通信装置毎、H−ARQによる送信回数毎に期待受信品質を算出する。受信品質算出部120は、期待受信品質を算出した場合、算出した期待受信品質を示す期待受信品質情報を符号化選択部130に供給する。
記憶部100は、割当リソース数別、符号化方式別に、送信情報のビット数を記憶する。また、記憶部100は、H−ARQによる送信回数別、符号化方式別に、ブロック誤り率と受信品質との関係を記憶する。即ち、記憶部100は、図2に示すような各情報および情報間の関係を記憶する。図2中のAは、割当リソース数「1」且つH−ARQによる送信回数「1」の場合における、符号化方式別の誤り率と受信品質との関係を表している。図2中のBは、割当リソース数「1」且つH−ARQによる送信回数「2」の場合における、符号化方式別のブロック誤り率と受信品質との関係を表している。H−ARQによる送信回数「3」以上の場合も同様であるが、記載を省略している。また、割当リソース数「2」、割当リソース数「3」…の場合も同様であるが、記載を省略している。以下、図2中のA内の記載について説明する。
Aの横軸は期待受信品質(単位dB)である。Aの縦軸はブロック誤り率である。MCS111は、割当リソース数「1」且つH−ARQによる送信回数「1」且つ1番目の符号化方式の場合における、ブロック誤り率と受信品質との関係を示す。M111ビットは、上記場合の送信情報のビット数を示す。MCS112は、割当リソース数「1」且つH−ARQによる送信回数「1」且つ2番目の符号化方式の場合における、ブロック誤り率と受信品質との関係を示す。M112ビットは、上記場合の送信情報のビット数を示す。MCS113は、割当リソース数「1」且つH−ARQによる送信回数「1」且つ3番目の符号化方式の場合における、ブロック誤り率と受信品質との関係を示す。M113ビットは、上記場合の送信情報のビット数を示す。MCS114…、M114…も同様であるが、記載を省略している。つまり、MCSXYZは、割当リソース数「X」且つH−ARQによる送信回数「Y」且つZ番目の符号化方式の場合における、ブロック誤り率と受信品質との関係を示す。
符号化方式は、左側からSpectral Efficiencyの昇順に並び、1番目、2番目、3番目…の順に、送信される情報量は大きくなる。なお、送信情報のビット数は記憶部100に記憶される情報であるものとして説明したが、符号化選択部130が計算式(割当リソース数および符号化方式から送信情報のビット数を計算する計算式)を保持し、割当リソース数および符号化方式から送信情報のビット数を計算するようにしてもよい。また、送信情報のビット数は、送信装置10に入力される値であってもよい。
次に、ブロック誤り率と受信品質との関係について説明する。所定(所望)のブロック誤り率「Q」且つ期待受信品質「P」という条件下において、1番目の符号化方式が選択された場合、所望のブロック誤り率「Q」よりも良好な通信が期待できる。MCS111上の点bは所望のブロック誤り率「Q」よりも低いからである。一方、同条件下において、2番目の符号化方式が選択された場合、所望のブロック誤り率「Q」よりも良好な通信が期待できない。MCS112上の点aは所望のブロック誤り率「Q」よりも高いからである。
なお、記憶部100は、ブロック誤り率毎の各符号化方式の受信品質の閾値を記憶することによって、Aの内容を表現することができる。同様に、H−ARQによる送信回数毎、割当リソース数毎に上記閾値を記憶することによって、図2の内容全体を表現することができる。但し、記憶部100は、所望のブロック誤り率(例えば、Q)の各符号化方式の受信品質の閾値(Aの場合、図中の点c、点d、点eの受信品質)のみ記憶するようにしてもよい。また、記憶部100は、所望のブロック誤り率(例えば、Q)を記憶するようにしてもよい。
符号化選択部130は、無線リソース割当部110から1以上の割当リソース数を取得する。また、符号化選択部130は、受信品質算出部120から期待受信品質情報を取得する。符号化選択部130は、割当リソース数および期待受信品質情報を取得した場合には、記憶部100に記憶されている情報を参照し、取得した割当リソース数および期待受信品質情報における最適な符号化方式を選択する。符号化選択部130は、最適な符号化方式を選択した場合には、最適な符号化方式を示す情報を符号化部154に供給するとともに、最適な符号化方式を選択したときの割当リソース数(以下、「確定割当リソース数」という)を無線リソース割当部110に供給する。なお、上記動作の詳細は後述する。
符号化部154は、無線リソース割当部110から割当後送信情報を取得する。また、符号化部154は、符号化選択部130から符号化方式を示す情報を取得する。符号化部154は、割当後送信情報および符号化方式を示す情報を取得した場合、当該割当後送信情報を当該符号化方式によって符号化し、符号化した情報を変調部152に供給する。変調部152は、符号化部154から取得した情報を変調し、変調後の信号を送信部150に供給する。送信部150は、変調部152から取得した変調後の信号を外部(例えば、他の通信装置)に送信する。また、送信部150は、H−ARQの機能として、復号部144から肯定応答を示す情報を受信する迄のあいだ同一の情報を送信する。また、送信部150は、復号部144から肯定応答を示す情報を受信する迄のあいだ同一の情報を送信することに代えて、復号部144から否定応答を示す情報を受信しているあいだ同一の情報を送信するようにしてもよい。
以下、符号化選択部130による符号化方式の選択動作について説明する。図3は、符号化選択部130による符号化方式の選択の動作を説明するための説明図である。図3は、割当リソース数「1」の場合におけるH−ARQによる送信回数別、符号化方式別の誤り率と受信品質との関係を表している。図3中のAは割当リソース数「1」且つH−ARQによる送信回数「1」の場合における符号化方式別の誤り率と受信品質との関係を表し、図3中のBは割当リソース数「1」且つH−ARQによる送信回数「2」の場合における符号化方式別のブロック誤り率と受信品質との関係を表している。なお、3番目以降の符号化方式の場合におけるブロック誤り率と受信品質との関係も同様であるが、記載を省略している。なお、図3中のB内のMCS125は5番目の符号化方式の場合におけるブロック誤り率と受信品質との関係、MCS126は6番目の符号化方式の場合におけるブロック誤り率と受信品質との関係、MCS127は7番目の符号化方式の場合におけるブロック誤り率と受信品質との関係を示す。
ブロック誤り率「Q」が所望のブロック誤り率である場合に、符号化選択部130が、例えば、割当リソース数「1」および期待受信品質情報「P」を取得したときは、割当リソース数「1」且つH−ARQによる送信回数「1」の場合における符号化方式別の誤り率と受信品質との関係(図3のA)、割当リソース数「1」且つH−ARQによる送信回数「2」の場合における符号化方式別の誤り率と受信品質との関係(図3のB)、割当リソース数「1」且つH−ARQによる送信回数「3」の場合における符号化方式別の誤り率と受信品質との関係(非図示)、割当リソース数「1」且つH−ARQによる送信回数「4」の場合における符号化方式別の誤り率と受信品質との関係(非図示)…に基づいて、以下のように、最適な符号化方式を選択する。なお、図3では、説明の便宜上、Aの場合もBの場合も期待受信品質情報は何れも同一値「P」であるが、期待値の推定方法によっては異なる値となる場合もある。
まず、符号化選択部130は、送信回数「1」の場合における符号化方式別の誤り率と受信品質との関係(図3のA)から、所望のブロック誤り率「Q」を満たすMCSのうち送信情報のビット数が最大であるMCS112(2番目の符号化方式)を選択し、送信回数「2」の場合における符号化方式別の誤り率と受信品質との関係(図3のB)から所望のブロック誤り率「Q」を満たすMCSのうち送信情報のビット数が最大であるMCS126(6番目の符号化方式)を選択し、以下同様に、送信回数「n(nはH−ARQによる最大の送信回数)」の場合迄の各送信回数の場合におけるMCSをそれぞれ選択する。
次に、符号化選択部130は、各送信回数の場合におけるMCS(符号化方式)をそれぞれ選択した場合、伝送効率が最大であるMCS、つまり、無線リソースあたりの情報ビット数が最大であるMCSを最適なMCSとして選択する。具体的には、各MCS(符号化方式)の送信情報のビット数から送信回数を除して得るビット数が最大となるMCSを選択する。例えば、説明の便宜上、H−ARQによる最大の送信回数が2回であると仮定した場合、符号化選択部130は、送信回数「1」の場合のMCS112(2番目の符号化方式)および送信回数「2」の場合のMCS126(6番目の符号化方式)を選択するが、符号化選択部130は、M113÷1と、M126÷2とを比較し、M112÷1≧M126÷2であれば2番目の符号化方式を最適な符号化方式として選択し、M112÷1<M126÷2であれば6番目の符号化方式を最適な符号化方式として選択する。
符号化選択部130は、2番目の符号化方式を最適な符号化方式として選択した場合、2番目の符号化方式を示す情報を符号化部154に供給するとともに、確定割当リソース数「1」を無線リソース割当部110に供給する。一方、符号化選択部130は、6番目の符号化方式を最適な符号化方式として選択した場合、6番目の符号化方式を示す情報を符号化部154に供給するとともに、確定割当リソース数「1」を無線リソース割当部110に供給する。なお、符号化選択部130が取得した割当リソース数が1つである場合、当該割当リソース数が確定割当リソース数になる。
なお、符号化選択部130が、割当リソース数「1」および期待受信品質情報「P」に加えて、割当リソース数「2」および期待受信品質情報「P(非図示)」を取得したときは、割当リソース数「1」の場合と同様に、割当リソース数「2」の場合の最適な符号化方式を選択する。符号化選択部130は、割当リソース数「1」の場合の最適な符号化方式(例えばMCS126)による伝送効率と、割当リソース数「2」の場合の最適な符号化方式(例えばMCS2YZ)による伝送効率とを比較し、伝送効率が高い方を最適な符号化方式として選択する。符号化選択部130は、割当リソース数「1」のMCS126を最適な符号化方式として選択した場合、6番目の符号化方式を示す情報を符号化部154に供給するとともに、確定割当リソース数「1」を無線リソース割当部110に供給する。一方、割当リソース数「2」のMCS2YZを最適な符号化方式として選択した場合、Z番目の符号化方式を示す情報を符号化部154に供給するとともに、確定割当リソース数「2」を無線リソース割当部110に供給する。符号化選択部130が、割当リソース数「1」および期待受信品質情報「P」、割当リソース数「2」および期待受信品質情報「P(非図示)」…割当リソース数「n」および期待受信品質情報「P(非図示)」を取得したときも同様である。
図4は、符号化選択部130による符号化方式の選択の動作の一例を示すフローチャートである。なお、本フローチャートは、符号化選択部130が割当リソース数および期待受信品質情報を取得したときに開始する。なお、符号化選択部130は、符号化選択部130は、割当リソース数「1」、割当リソース数「2」…と、各割当リソース数に対応する期待受信品質情報を取得したものとする。
まず、符号化選択部130は、割当リソース数「1」を被験割当リソース数とし、送信回数「1」を被験送信回数とし、被験割当リソース数「1」且つ被験送信回数「1」において、所望のブロック誤り率を満たす符号化方式のうち送信情報のビット数が最大である符号化方式を選択する(ステップS10)。
符号化選択部130は、被験割当リソース数において被験送信回数が最大送信回数(H−ARQによる最大の送信回数)であるか否かを判断する(ステップS20)。
符号化選択部130は、被験割当リソース数において被験送信回数が最大送信回数でないと判断した場合(ステップS20:No)、被験割当リソース数において被験送信回数を更新する(ステップS30)。例えば、ステップS30を最初に実行するときは、符号化選択部130は、被験割当リソース数「1」において、被験送信回数「1」を被験送信回数「2」に更新する(ステップS30)。そしてステップS10に戻る。つまり、符号化選択部130は、被験割当リソース数において被験送信回数が最大送信回数である判断する迄(ステップS20:Yes)、ある被験割当リソース数において、被験送信回数毎に所望のブロック誤り率を満たす符号化方式のうち送信情報のビット数が最大である符号化方式を選択する(ステップS10、S20、S30)。
一方、符号化選択部130は、被験割当リソース数において被験送信回数が最大送信回数であると判断した場合(ステップS20:Yes)、被験割当リソース数において、ステップS10にて選択した被験送信回数毎の符号化方式の中から、最適な符号化方式を選択する(ステップS40)。具体的には、符号化選択部130は、伝送効率が最大である符号化方式、つまり、無線リソースあたりの情報ビット数が最大である符号化方式を最適な符号化方式として選択する。
符号化選択部130は、被験割当リソース数が最大割当リソース数(割当可能な最大のリソースブロック数)であるか否かを判断する(ステップS50)。
符号化選択部130は、被験割当リソース数が最大割当リソース数でないと判断した場合(ステップS50:No)、被験割当リソース数を更新する(ステップS60)。例えば、ステップS60を最初に実行するときは、符号化選択部130は、被験割当リソース数「1」を被験割当リソース数「2」に更新する(ステップS60)。そしてステップS10に戻る。つまり、符号化選択部130は、被験割当リソース数が最大割当リソース数である判断する迄(ステップS50:Yes)、被験割当リソース数を更新し(ステップS60)、被験割当リソース数毎に最適な符号化方式を選択する(ステップS40)。
一方、符号化選択部130は、被験割当リソース数が最大割当リソース数であると判断した場合(ステップS50:Yes)、ステップS40にて選択した被験割当リソース数毎の最適な符号化方式の中から、最適な符号化方式を選択する(ステップS70)。具体的には、符号化選択部130は、伝送効率が最大である符号化方式、つまり、無線リソースあたりの情報ビット数が最大である符号化方式を最適な符号化方式として選択する。そして本フローチャートは終了する。
以上、本実施例によれば、H−ARQによって情報を複数回送信する場合の合成利得や符号化利得を考慮した符号化方式が選択されるようになる。つまり、システム容量をより大きくする最適な符号化方式が選択されるようになる。
なお、図1に示す送信装置10は、基地局、移動局の何れにも適用可能である。
なお、送信装置10の各処理を実行するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、当該記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することにより、送信装置10に係る上述した種々の処理を行ってもよい。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものであってもよい。また、「コンピュータシステム」は、WWWシステムを利用している場合であれば、ホームページ提供環境(あるいは表示環境)も含むものとする。また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、フラッシュメモリ等の書き込み可能な不揮発性メモリ、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。
さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムが送信された場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリ(例えばDRAM(Dynamic Random Access Memory))のように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。また、上記プログラムは、このプログラムを記憶装置等に格納したコンピュータシステムから、伝送媒体を介して、あるいは、伝送媒体中の伝送波により他のコンピュータシステムに伝送されてもよい。ここで、プログラムを伝送する「伝送媒体」は、インターネット等のネットワーク(通信網)や電話回線等の通信回線(通信線)のように情報を伝送する機能を有する媒体のことをいう。また、上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良い。さらに、前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であっても良い。
以上、この発明の実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も含まれる。
10 送信装置 100 記憶部 110 無線リソース割当部 120 受信品質算出部 130 符号化選択部 140 受信部 142 復調部 144 変調部 150 送信部 152 符号化部 154 符号化部

Claims (4)

  1. 無線リソースに割り当てた送信情報を符号化するための符号化方式を選択する符号化方式選択装置であって、
    前記送信情報を割り当てる前記無線リソースの数である割当リソース数およびH−ARQの送信回数に対応付けて、前記符号化方式毎の誤り率と受信品質との関係を示す情報を記憶する記憶部と、
    受信側の受信品質を示す受信品質情報および前記割当リソース数を取得した場合に、前記記憶部に記憶されている情報を参照し、所定の誤り率を満たしかつ伝送効率が最大となる一の符号化方式を選択する符号化選択部と
    を備えることを特徴とする符号化方式選択装置。
  2. 送信情報を受信する受信側の受信品質を算出する受信品質算出部と、
    前記送信情報を割り当てる無線リソースの数である割当リソース数およびH−ARQの送信回数に対応付けて、符号化方式毎の誤り率と受信品質との関係を示す情報を記憶する記憶部と、
    前記割当リソース数、および、前記受信品質算出部によって算出された前記受信品質を取得した場合に、前記記憶部に記憶されている情報を参照し、所定の誤り率を満たしかつ伝送効率が最大となる一の符号化方式を選択する符号化選択部と、
    前記無線リソースに割り当てた前記送信情報を前記符号化選択部によって選択された符号化方式によって符号化する符号化部と、
    前記符号化部によって符号化された情報を変調する変調部と、
    前記変調部によって変調された情報を送信する送信部と
    を備えることを特徴とする送信装置。
  3. 無線リソースに割り当てた送信情報を符号化するための符号化方式を選択する符号化方式選択方法であって、
    受信側の受信品質を示す受信品質情報、および、前記送信情報を割り当てる前記無線リソースの数である割当リソース数を取得する情報取得ステップと、
    前記情報取得ステップによって前記受信品質情報および前記割当リソース数を取得した場合に、前記割当リソース数およびH−ARQの送信回数に対応付けられている前記符号化方式毎の誤り率と受信品質との関係を示す情報を参照し、所定の誤り率を満たしかつ伝送効率が最大となる一の符号化方式を選択する符号化選択ステップと
    を有することを特徴とする符号化方式選択方法。
  4. 無線リソースに割り当てた送信情報を符号化するための符号化方式を選択する装置のコンピュータに、
    受信側の受信品質を示す受信品質情報、および、前記送信情報を割り当てる前記無線リソースの数である割当リソース数を取得する情報取得ステップと、
    前記情報取得ステップによって前記受信品質情報および前記割当リソース数を取得した場合に、前記割当リソース数およびH−ARQの送信回数に対応付けられている前記符号化方式毎の誤り率と受信品質との関係を示す情報を参照し、所定の誤り率を満たしかつ伝送効率が最大となる一の符号化方式を選択する符号化選択ステップと
    を実行させることを特徴とするプログラム。
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