JP5210694B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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本発明は、複写機やプリンタに代表される電子写真方式の画像形成装置、特に中間転写体を使用してトナー像を用紙に転写する画像形成装置に関する。
複写機やプリンタ等の電子写真方式の画像形成装置においては、像担持体として感光体ドラムが広く用いられている。感光体ドラムを用いた一般的な画像形成動作は以下のようである。感光体ドラムの表面は帯電装置により所定電位で一様に帯電せしめられ、そこに露光装置のLED光などを照射することにより部分的に電位が光減衰して原稿画像の静電潜像が形成される。そして、この静電潜像を現像装置で現像することにより、感光体ドラム表面にトナー像が形成される。このトナー像は、感光体ドラムと転写部材とを接触、或いは近接させて構成した転写領域に用紙を挿通する時に、用紙に転写される。
画像形成装置には、像担持体である感光体ドラムから直接用紙にトナー像を転写するタイプのほかに、トナー像を中間転写体に一旦担持させた後、中間転写体から用紙に転写するタイプもある。中間転写体は、複数色のトナーに対応した各画像形成部を一列に並べて配置した所謂タンデム型画像形成装置のような、カラー印刷用画像形成装置に多く見られる。そのような画像形成装置の例を、特許文献1及び2に見ることができる。
上記のような画像形成装置においては、トナー像を用紙に転写させた後、微量のトナーが用紙に転写されずに中間転写体表面に付着したまま残留してしまうことがある。この中間転写体表面に付着した残留トナーは、次の新たな画像形成の障害となるので、そのクリーニングが必要となる。
特許文献1及び2に記載された画像形成装置は、中間転写体用のクリーニング装置(クリーニングユニット、クリーニングローラ)により、中間転写体表面の残留トナーをクリーニングする。このクリーニング装置は、通常、ローラやブレードを利用して擦り取る、或いは掻き取るといった物理的な力と、バイアスを印加して静電気力を作用させる電気的な力とによって、中間転写体表面をクリーニングする。
一方、画像形成装置においては、高品質な画像形成を遂行するため、定期的、或いは任意のタイミングで、画像濃度や色ずれのチェックを実行している。このため、中間転写体表面に補正用のトナーパターンを形成し、このパターンをセンサで検出している。センサで検出したトナーパターンに基準との差異が見られる場合、予め設定されたパラメータを用いて濃度や色ずれを補正する。
濃度検出、ずれ検出を行うセンサは、一般的に、中間転写体の回転軸線方向に複数個備えられている。そして、濃度に関しては中間転写体の回転軸線方向で、色ずれに関しては中間転写体の回転軸線方向及び周方向(回転方向)で補正を実行している。このように、中間転写体表面に補正用のトナーパターンを形成してこれをセンサで検出することにより、濃度や色ずれの補正を実行している画像形成装置の例を、特許文献3及び4に見ることができる。
特開2003−241472号公報(第4頁、図1) 特開2007−94000号公報(第4頁、図1) 特開2007−147967号公報(第6頁、図1) 特開2008−32867号公報(第6頁、図1)
中間転写体表面に残留するトナー粒子は、中間転写体表面に付着するのに掛かる物理力が比較的弱く、帯電しているので、クリーニング装置によって容易に除去することが可能である。しかしながら、酸化チタンやシリカなどといった、トナー粒子とともに供給されるその外添剤は、中間転写体表面に刺さることもあり、中間転写体表面に付着するのに掛かる物理力が強く、さらにほとんど帯電していないことから、クリーニング装置で除去するのが困難な場合がある。
そして、同じ画像パターンを連続して印刷する場合や、中間転写体の周方向の同じ箇所に画像が連続して形成される場合には、中間転写体の回転軸線方向、或いは周方向において、外添剤の付着にむらが生じる。この中間転写体表面への外添剤の付着むらは、濃度補正用トナーパターンの検出において、本来検出すべきトナーパターンの濃度に対して誤差を与え、検出濃度にばらつきを生じさせる。これは、センサで検出するトナーパターンの濃度が、中間転写体自体の濃度も含んだ形で検出されることに起因している。
また、中間転写体表面への外添剤の付着むらは、中間濃度における画像にむらを発生させる。これは、外添剤が付着した箇所の中間転写体表面の摩擦係数が、付着していない箇所の摩擦係数より低くなり、中間転写体表面のトナー像の用紙への転写において、転写性能が向上し、画像濃度が濃くなることに起因している。特に、これらの不具合は、中間転写体の回転軸線方向において顕著になって現れる。したがって、回転軸線方向における中間転写体表面への外添剤の付着に関して、付着むらを抑制しながら満遍なく付着させることにより、濃度補正用トナーパターンの検出誤差の発生を防止して検出を正確に実行できるようにするのとともに、トナー像に対する中間転写体表面全体の摩擦係数を低減させてトナー像の用紙への転写性能を向上させることが望ましい。
本発明は上記の点に鑑みなされたものであり、トナー像を一旦担持する中間転写体を備えた画像形成装置において、中間転写体表面へのトナー外添剤の局部的な付着を防止することにより、濃度補正用トナーパターンの検出を正確に実行して画像濃度を安定させることができ、且つ中間転写体から用紙へのトナー像の転写性能の向上を図って画像むらの発生を防止することができ、高品質な画像形成を遂行することが可能な画像形成装置を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するため、本発明は、トナー像を一旦担持する中間転写体を備えた画像形成装置において、前記中間転写体の表面濃度を検出する濃度検出センサを、中間転写体の回転軸線方向に沿って複数備えるとともに、これらの濃度検出センサを用いて検出した中間転写体自体の、回転軸線方向における表面濃度のばらつきが基準値を超えているときには、用紙への非転写期間内で、中間転写体表面の濃度が高い箇所に所定のトナーパターンを形成しながら中間転写体を回転させることとした。
また、上記構成の画像形成装置において、前記濃度検出センサは、前記中間転写体表面に一旦転写されたトナー像のずれ検出、濃度検出を実行するセンサと共通であることとした。
また、上記構成の画像形成装置において、前記中間転写体は、その表面に弾性層を有することとした。
また、上記構成の画像形成装置は、アモルファスシリコンで構成される感光体である像担持体を備えることとした。
本発明の構成によれば、トナー像を一旦担持する中間転写体を備えた画像形成装置において、中間転写体の表面濃度を検出する濃度検出センサを、中間転写体の回転軸線方向に沿って複数備えるとともに、これらの濃度検出センサを用いて検出した中間転写体自体の、回転軸線方向における表面濃度のばらつきが基準値を超えているときには、用紙への非転写期間内で、中間転写体表面の濃度が高い箇所に所定のトナーパターンを形成しながら中間転写体を回転させることとしたので、中間転写体表面へのトナー外添剤の付着に関して、局部的な付着、すなわち付着むらを防止することができ、表面全体に満遍なく付着させることが可能である。これにより、濃度補正用トナーパターンの検出誤差の発生を防止できるようになるのとともに、トナー像に対する中間転写体表面全体の摩擦係数を低減させることが可能になる。したがって、濃度補正用トナーパターンの検出を正確に実行して画像濃度を安定させることができ、且つ中間転写体から用紙へのトナー像の転写性能の向上を図って画像むらの発生を防止することができ、高品質な画像形成を遂行することが可能な画像形成装置を得ることができる。
また、前記濃度検出センサは、中間転写体表面に一旦転写されたトナー像のずれ検出、濃度検出を実行するセンサと共通であることとしたので、中間転写体の表面濃度を検出するために、別途センサを設ける必要がない。これにより、部品点数の削減、部品設置スペースの低減を図ることができる。したがって、低コスト化、省スペース化を図りながら、画像濃度を安定させ、且つ画像むらの発生を防止することができ、高品質な画像形成を遂行することが可能になる。
また、表面に弾性層を有する中間転写体は、用紙種類の違いにより用紙の厚さや表面の凹凸が異なる場合であっても、その弾性力でもって、それらの用紙特性に起因する悪影響をカバーし、用紙種類に係らず転写性能を高めることが可能である。しかしながら一方では、その表面にトナーの外添剤が付着し易く、さらに付着むらが発生し易いことが懸念されている。そこで、表面に弾性層を有する中間転写体を、本発明の画像形成装置に組み合わせることにより、その表面全体に、均一に外添剤を付着させることができるので、濃度補正用トナーパターンの検出を正確に実行して画像濃度を安定させることができるのとともに、中間転写体から用紙へのトナー像の転写性能の向上を図って画像むらの発生を防止することが可能になる。
また、アモルファスシリコンで構成される感光体は、高硬度であって耐磨耗性に優れており、たいへん長寿命であることから画像形成装置に広く採用されている。しかしながら一方では、像担持体としての使用時間が経過すると、その表面の摩擦係数が高くなるという問題もある。そこで、アモルファスシリコンで構成される感光体を、本発明の画像形成装置に組み合わせることにより、中間転写体表面の摩擦係数を低減させるためのトナー供給で、像担持体表面の摩擦係数も併せて低減でき、像担持体から中間転写体への、トナー像の転写性能も向上するので、さらに高品質な画像形成を維持することが可能になる。
以下、本発明の実施形態を図1〜図6に基づき説明する。
最初に、本発明の実施形態に係る画像形成装置について、図1及び図2を用いてその構造の概略を説明しつつ、画像出力動作を説明する。図1は画像形成装置の模型的垂直断面正面図、図2は図1に示す中間転写ベルト周辺の垂直断面部分拡大図である。この画像形成装置は、中間転写ベルトを用いてトナー像を用紙に転写するカラー印刷タイプのものである。
図1に示すように、画像形成装置1の本体2の内部下方には、給紙カセット3が配置されている。給紙カセット3は、その内部に、印刷前のカットペーパー等の用紙Pを積載して収容している。そして、この用紙Pは、図1において給紙カセット3の左上方に向けて、1枚ずつ分離されて送り出される。給紙カセット3は、本体2の前面側から水平に引き出すことが可能である。
本体2の内部であって、給紙カセット3の左方には、第1用紙搬送部4が備えられている。第1用紙搬送部4は、本体2の左側面に沿って略垂直に形設されている。そして、第1用紙搬送部4は、給紙カセット3から送り出された用紙Pを受け取り、本体2の左側面に沿って垂直上方に二次転写部40まで搬送する。
給紙カセット3の上方であって、第1用紙搬送部4が形設された本体2の左側面とは反対側の側面である右側面の箇所には、手差し給紙部5が備えられている。手差し給紙部5には、給紙カセット3に入っていないサイズの用紙Pや、厚紙、OHPシートのように1枚ずつ送り込みたいものが載置される。
手差し給紙部5の左方には、第2用紙搬送部6が備えられている。第2用紙搬送部6は、給紙カセット3のすぐ上方にあって、手差し給紙部5から第1用紙搬送部4まで略水平に延び、第1用紙搬送部4に合流している。そして、第2用紙搬送部6は、手差し給紙部5から送り出された用紙P等を受け取り、略水平に第1用紙搬送部4まで搬送する。
一方、画像形成装置1は、外部コンピュータ(図示せず)から原稿画像データを受信する。この画像データの情報は、第2用紙搬送部6の上方に配置された露光手段であるレーザ照射部7に送られる。レーザ照射部7により、画像データに基づいて制御されたレーザ光Lが、画像形成部20に向かって照射される。
図1及び図2に示すように、レーザ照射部7の上方には計4台の画像形成部20が、さらにそれら各画像形成部20の上方には中間転写体を無端ベルトの形で用いた中間転写ベルト8が備えられている。中間転写ベルト8は、複数のローラに巻き掛けられて支持され、図示しない駆動装置により図2において時計方向に回転する。
4台の画像形成部20は、図1及び図2に示すように、中間転写ベルト8の回転方向に沿って、回転方向上流側から下流側に向けて一列にして配置された所謂タンデム方式である。4台の画像形成部20とは、上流側から順に、マゼンタ用の画像形成部20M、シアン用の画像形成部20C、イエロー用の画像形成部20Y、及びブラック用の画像形成部20Bである。これらの画像形成部20には、各色に対応する現像剤供給容器及び搬送手段(図示せず)により、現像剤(トナー)が補給される。なお、以下の説明において、特に限定する必要がある場合を除き、「M」「C」「Y」「B」の識別記号は省略するものとする。
各画像形成部20では、露光手段であるレーザ照射部7によって照射されたレーザ光Lにより原稿画像の静電潜像が形成され、この静電潜像からトナー像が現像される。トナー像は、各画像形成部20の上方に備えられた一次転写部30で、中間転写ベルト8表面に一次転写される。そして、中間転写ベルト8の回転とともに、所定のタイミングで各画像形成部20のトナー像が中間転写ベルト8に転写されることにより、中間転写ベルト8表面にはマゼンタ、シアン、イエロー、ブラックの4色のトナー像が重ね合わされたカラートナー像が形成される。
中間転写ベルト8が用紙搬送路に懸かる箇所には、二次転写ローラ41を備えた二次転写部40が配置されている。中間転写ベルト8表面に一旦担持されたカラートナー像は、第1用紙搬送部4によって同期をとって送られてきた用紙Pに、中間転写ベルト8と二次転写ローラ41とが圧接して形成される二次転写ニップ部にて転写される。
二次転写後、中間転写ベルト8表面に残留するトナーなどの付着物は、中間転写ベルト8に対してマゼンタ用の画像形成部20Mの回転方向上流側に設けられた中間転写ベルト8用のクリーニング装置9によってクリーニング、回収される。
二次転写部40の上方には、定着部10が備えられている。二次転写部40にて未定着トナー像を担持した用紙Pは、定着部10へと送られ、熱ローラと加圧ローラとによりトナー像が加熱、加圧されて定着される。
定着部10の上方には、分岐部11が備えられている。定着部10から排出された用紙Pは、両面印刷を行わない場合、分岐部11から画像形成装置1の上部に設けられた用紙排出部12に排出される。
分岐部11から用紙排出部12に向かって用紙Pが排出されるその排出口部分は、スイッチバック部13としての機能を果たす。両面印刷を行う場合には、このスイッチバック部13において、定着部10から排出された用紙Pの搬送方向が切り替えられる。そして、用紙Pは、分岐部11、定着部10の左方、及び二次転写部40の左方を通って下方に送られ、再度第1用紙搬送部4を経て二次転写部40へと送られる。
続いて、画像形成装置1の画像形成部20と中間転写ベルト8との周辺の詳細な構成について、図2に加えて、図3を用いて説明する。図3は、画像形成部周辺を示す垂直断面部分拡大図である。なお、4色の各画像形成部20は構造が共通するので、前述のように「M」「C」「Y」「B」の識別記号は省略するものとする。
図3に示すように、画像形成部20には、その中心に像担持体である感光体ドラム21が備えられている。そして、感光体ドラム21の近傍には、その回転方向に沿って順に、帯電装置50、現像装置60、除電装置70、及びドラム用のクリーニング装置80が配置されている。一次転写部30は、感光体ドラム21の回転方向に沿って、現像装置60と除電装置70との間に設けられている。
感光体ドラム21は、画像形成装置1内の用紙搬送方向と直角をなす用紙幅方向、すなわち図3の紙面奥行き方向に延び、その軸線方向を水平にして配置されている。感光体ドラム21は、アルミニウム等により構成される導電性ローラ状基体の外側に、真空蒸着等によって無機光導電性材料であるアモルファスシリコンの感光層を設けた無機感光体のドラムで、直径が30mmである。感光体ドラム21は、図示しない駆動装置によって、その周速度が用紙搬送速度(150mm/s)とほぼ同じになるように回転せしめられている。なお、図2に示す4台の画像形成装置20は、DCモータとギアとを備えた、各々個別の駆動装置によって回転せしめられる。
帯電装置50は、そのハウジング51の内部に、感光体ドラム21に接触する帯電ローラ52を備えている。帯電ローラ52は、所定の圧力で感光体ドラム21に圧接し、感光体ドラム21の回転に従って回転する。この帯電ローラ52により、感光体ドラム21の表面が所定の極性及び電位で一様に帯電せしめられる。このときの帯電電位は、通常はプラス350Vである。なお、ハウジング51内には、感光体ドラム21に対して帯電ローラ52を隔てた位置にクリーニングブラシ53が備えられ、このクリーニングブラシ53により帯電ローラ52表面がクリーニングされる。
現像装置60は、そのハウジング61の内部に、現像ローラ62と、供給スクリュー63とを備えている。現像ローラ62は、現像方式が接触、或いは非接触であって、感光体ドラム21の近傍に設けられている。現像ローラ62には、感光体ドラム21の帯電極性と同極性のバイアスが印加される。この現像ローラ62により、現像剤であるトナーが帯電せしめられるとともに、感光体ドラム21の表面の静電潜像に移動せしめられ、静電潜像が現像される。
現像装置60は、現像剤として、磁性キャリアと非磁性トナーとを混合してなる二成分系トナーを使用するが、磁性或いは非磁性の一成分系トナーを使用するタイプのものであっても構わない。また、感光体ドラム21表面を研磨するようにしてクリーニングするために、微量の酸化チタン、シリカなどの粉末を外添剤としてトナーに混入している。トナーは、現像剤供給容器(図示せず)に収容され、現像装置60の箇所まで図示しない搬送手段により搬送されて、供給スクリュー63によりハウジング61の内部に補給される。
一次転写部30には、中間転写ベルト8を介して感光体ドラム21に接触する一次転写ローラ31が設けられている。一次転写ローラ31は、直径8mmの金属軸に、6mmの厚さでEPDM(エチレンプロピレンジエンゴム)発泡体を設けた、直径20mmのローラであって、電気抵抗値は6.5log[Ω]である。一次転写ローラ31は、駆動装置を有することなく、中間転写ベルト8に接触することによって、中間転写ベルト8の回転に従って回転する。また、一次転写ローラ31には、必要に応じて、感光体ドラム21やトナーの帯電極性とは異なる極性であって、マイナス15μAの一次転写バイアスが印加される。
なお、中間転写ベルト8は、図2に示すように、複数のローラに巻き掛けられ、支持されている。中間転写ベルト8は、基材表面に弾性層を積層して設けた弾性無端ベルトであって、体積抵抗率が11.0log[Ω・cm]である。この中間転写ベルト8の基材には厚さ0.1mmのPVDF(ポリフッ化ビニリデン)樹脂を使用し、その表面には弾性層として0.1mmのNBRゴム(二トリルゴム)を設けている。さらにその弾性層を、厚さ10μmのPTFE(ポリテトラフルオロエチレン)でコーティングしている。
中間転写ベルト8を支持するローラのうち、図2に示すように、二次転写部40の近傍において、中間転写ベルト8を挟んで二次転写ローラ41に対向する箇所に設けられたローラが駆動ローラ8aである。駆動ローラ8aは、駆動モータであるステッピングモータ(図示せず)に連結され、中間転写ベルト8を150mm/sの速度で回転させる。駆動ローラ8aは、直径27mmの金属軸に、1.5mmの厚さでEPDM(エチレンプロピレンジエンゴム)を設けた、直径30mmのローラである。
一方の二次転写ローラ41は、直径10mmの金属軸に、7mmの厚さでEPDM(エチレンプロピレンジエンゴム)発泡体を設けた、直径24mmのローラであって、電気抵抗値は7.5log[Ω]である。二次転写ローラ41は、中間転写ベルト8を回転させる駆動ローラ8aに連結された駆動モータから、ギアを介して動力を得て回転する。また、二次転写ローラ41には、必要に応じて、感光体ドラム21やトナーの帯電極性とは異なる極性であって、マイナス30μAの二次転写バイアスが印加される。
そして、図3に示すように、画像形成部20の除電装置70は、感光体ドラム21の回転方向に沿って、一次転写部30の下流側に配置されている。除電装置70は、LED(発光ダイオード)71と、反射板72とで構成されている。LED71は、クリーニング装置80のハウジング81の上面に取り付けられている。LED71の代わりに、EL(エレクトロルミネッセンス)光源、蛍光灯等を用いることもできる。反射板72は、LED71の上方に、LED71をカバーするように設けられている。除電装置70は、LED71の除電光を感光体ドラム21に照射することにより、その表面の帯電電荷を除去し、次回の画像形成動作時における帯電工程のための準備を整える。
クリーニング装置80は、感光体ドラム21の回転方向に沿って、一次転写部30、除電装置70のさらに下流側に配置されている。クリーニング装置80は、そのハウジング81の内部に、クリーニングローラ82、クリーニングブレード83、トナー受け部材84、搬送パドル85、及びトナー排出スクリュー86を備えている。クリーニングローラ82及びクリーニングブレード83は、感光体ドラム21に圧接し、感光体ドラム21表面に残留したトナーなどの付着物を除去してクリーニングする。感光体ドラム21表面から除去されたトナーは、トナー受け部材84の内側に一旦貯留され、そこから溢れたものが搬送パドル85を介してトナー排出スクリュー86の方へと送られる。こうして、廃棄トナーは、トナー排出スクリュー86により、クリーニング装置80の外部の図示しない廃棄トナー回収容器に排出される。
ここで、上記のような画像形成部20及び中間転写ベルト8を有する構成の画像形成装置1において、図2に示すように、二次転写部40の近傍には、濃度検出センサ14が備えられている。濃度検出センサ14は、中間転写ベルト8の回転方向に関してブラック用の画像形成部20Bの回転方向下流側であって、二次転写部40との間の、中間転写ベルト8の下方に配置されている。また、濃度検出センサ14は、中間転写ベルト8の回転軸線方向に沿って、すなわち用紙幅方向に並べて3個(センサα、センサβ、センサγ:図示せず)が設けられている。
濃度検出センサ14は、発光部及び受光部(図示せず)を備えた、非接触型の光学式センサで構成されている。濃度検出センサ14の発光部は、上方の中間転写ベルト8表面に向かって所定角度で光を照射し、中間転写ベルト8表面で反射した反射光を受光部が受ける。そして、濃度検出センサ14は、受光した中間転写ベルト8表面での反射光のレベルを電圧値として出力することにより、トナー像の濃度を判別することができる。
画像形成装置1は、高品質な画像形成を遂行するため、定期的、或いは任意のタイミングで、画像の濃度や色ずれのチェックを実行している。このとき、中間転写ベルト8表面に、各画像形成部20を用いて補正用のトナーパターンを形成し、濃度検出センサ14が、そのトナーパターンの濃度検出、ずれ検出を実行する。濃度検出センサ14で検出したトナーパターンに基準との差異が見られる場合、予め設定されたパラメータを用いて濃度や色ずれを補正する。
このようにして中間転写ベルト8の表面に一旦転写されたトナー像の、濃度検出、ずれ検出を実行する濃度検出センサ14は、中間転写ベルト8自体の表面濃度を検出することも可能である。
続いて、濃度検出センサ14による、中間転写ベルト8自体の表面濃度の検出動作について、図2及び図3に加えて、図4〜図6を用いて説明する。図4は中間転写ベルト一周分の表面濃度のばらつきを示すグラフ、図5は表面濃度のばらつきの判断手法を説明するグラフ、図6は表面濃度の平均値に対応するトナーパターンの違いを示すグラフである。なお、用紙幅方向に3個並べて設けられた濃度検出センサ14について、図4及び図6はそのうち1個の計測データを代表として、図5は3個の計測データ全てを上下に並べて描画している。
図4に示す中間転写ベルト8自体の一周分の表面濃度は、用紙幅方向に並べて3個設けたうちの1個の濃度検出センサ14に関して、約10秒掛けて中間転写ベルト8を回転させ、その間に濃度検出センサ14によって得た出力電圧の推移を示している。図4は、新品及び中古の中間転写ベルト8に関して、中間転写ベルト8の周方向長さを回転時間として横軸に、表面濃度を濃度検出センサ14の出力電圧として縦軸に描画している。表面濃度は、高いほど出力電圧が高く出る。また、図5及び図6は、説明上の便宜を図り、図4を簡略化して描画したグラフである。
図4に示すように、新品の中間転写ベルト8は、中古のそれと比較して濃度検出センサ14の出力電圧が高く、表面濃度が高いことが分かる。このことについて、中間転写ベルト8の表面には、弾性層としてNBRゴム(二トリルゴム)が設けられているので、新品に近い初期段階では比較的黒い。
しかしながら一方、新品である初期段階から長く使用時間が経過した中古の中間転写ベルト8は、トナー像の一次転写によって外添剤の付着、残留が続いているので、所謂白化という現象が進み、表面が比較的白っぽくなっていく。これにより、中古の中間転写ベルト8は、新品のそれと比較して表面濃度が低いので、濃度検出センサ14の出力電圧が低くなる。
また、図4に示すように、新品の中間転写ベルト8は、濃度検出センサ14の出力電圧の高低変動が小さく、安定しており、表面全体の濃度がほぼ均一であることが分かる。これにより、中間転写ベルト8の表面全体として、トナー像に対する摩擦係数が均一であるので、中間転写ベルト8から用紙Pへのトナー像の二次転写において、画像むらの発生を防止できる。なお、中間転写ベルト8が新品に近い場合、その表面全体のトナー像に対する摩擦係数はほぼ均一であるが、摩擦係数自体が比較的高いので、より好適な二次転写性能を得られるとは言えず、さらに摩擦係数を低下させることが望ましい。したがって、中間転写ベルト8表面への外添剤の付着を進め、表面濃度の低下を図るべきである。
一方、中古の中間転写ベルト8は、図4に示すように、濃度検出センサ14の出力電圧の高低変動が大きく、不安定であって、表面全体の濃度にむらがあり、不均一になる場合がある。すなわち、中間転写ベルト8表面において、外添剤の付着むらが発生していることが分かる。これにより、濃度補正用トナーパターンの検出に誤差が発生したり、中間転写ベルト8から用紙Pへのトナー像の二次転写において画像むらが発生したりする可能性が高くなる。
このような中間転写ベルト8表面における外添剤の付着むらに対処するために、中間転写ベルト8一周分の表面濃度のばらつき度合に基準値を設けて判断する。これについては、図5に示すように、用紙幅方向に沿って並べて設けられた3個の濃度検出センサ14である、センサα、センサβ、センサγを用いて検出した中間転写ベルト8一周分の表面濃度の平均値に対して、高い側(センサ出力の高い側)と、低い側(センサ出力の低い側)とに基準値を設けて、用紙幅方向における表面濃度のばらつきがそれらの基準値を超えているかどうかが判断される。
ここで、画像形成装置1は、用紙搬送路の、搬送方向に沿って延びる用紙幅方向中央線を用紙幅の中心にして用紙Pを搬送する。したがって、中間転写ベルト8の用紙幅方向中央部に、比較的多くのトナーが供給される。これにより、図5に示すように、用紙幅方向中央部に配置されたセンサβの出力値は、全体として比較的低く、表面濃度のばらつきも基準値を超えていないことが分かる。
一方、用紙幅方向両端各々に近い箇所に配置されたセンサα、センサγの出力値は、図5に示すように、全体として比較的高く、中間転写ベルト8一周分の表面濃度のばらつきが基準値を超えている。これに対応して、中間転写ベルト8表面の濃度が高いセンサα、センサγに対応する領域に、紙間などの用紙Pへの非転写期間内で、現像装置60から所定のトナーパターンを、感光体ドラム21及び一次転写部30を介して中間転写ベルト8表面に形成しながら、中間転写ベルト8を回転させる。所定のトナーパターンとは、完全な黒ベタなパターンではなく、中間階調、すなわちハーフトーンのパターンであって、それを中間転写ベルト8表面の、センサα、センサγに対応する用紙幅方向両端各々に近い領域に形成する。
中間転写ベルト8に供給されたトナー粒子は、前述のように、中間転写ベルト8表面に付着するのに掛かる物理力が比較的弱く、帯電しているので、ベルト用のクリーニング装置9によって容易に除去することが可能である。しかしながら、酸化チタンやシリカなどといった、トナー粒子とともに供給されるその外添剤は、中間転写ベルト8表面に刺さることもあり、中間転写ベルト8表面に付着するのに掛かる物理力が強く、さらにほとんど帯電していないことから、クリーニング装置9では除去されず、中間転写ベルト8表面に付着して残留する場合がある。これにより、中間転写ベルト8表面全体への外添剤の付着が進むので、その付着むらを抑制することができ、トナー像の二次転写における画像むらの発生を抑制することができる。
そして、このようにして中間転写ベルト8表面全体に形成されるトナーパターンには、濃度検出センサ14が検出した中間転写ベルト8一周分の表面濃度の平均値に対応して、複数のパターンが用意されている。
例えば、図6に示すように、中間転写ベルト8一周分の表面濃度の平均値に対応して、3種類のトナーパターンが用意されている。用紙幅方向に沿って並べて設けられた3個の濃度検出センサ14の全て及び/またはいずれかの箇所が新品状態に近く、表面濃度が高い(出力電圧が最も高い)場合には中間転写ベルト8の三周分にわたって中間転写ベルト8表面にトナーを供給するトナーパターン1を形成し、表面濃度が中程度の場合には中間転写ベルト8の二周分にわたってトナーを供給するトナーパターン2を形成し、さらに表面濃度が低い(出力電圧が最も低い)場合には中間転写ベルト8の一周分にわたってトナーを供給するトナーパターン3を形成する。なお、図6における表面濃度の平均値の場合、トナーパターン2が中間転写ベルト8表面に形成される。
或いは、表面濃度が高い場合には比較的濃い階調のハーフトーンのトナーパターン1を形成し、表面濃度が中程度の場合には中程度の階調のハーフトーンのトナーパターン2を形成し、表面濃度が低い場合には比較的薄い階調のハーフトーンのトナーパターン3を形成する。こうして、濃度検出センサ14が検出した中間転写ベルト8一周分の表面濃度の平均値に対応して、3個のセンサの配置箇所領域それぞれに好適なトナーパターンが選択される。
上記のように、トナー像を一旦担持する中間転写体である中間転写ベルト8を備えた画像形成装置1において、中間転写ベルト8の表面濃度を検出する濃度検出センサ14を、中間転写ベルト8の回転軸線方向に沿って3個備えるとともに、これらの濃度検出センサ14を用いて検出した中間転写ベルト8自体の、回転軸線方向(用紙幅方向)における表面濃度のばらつきが基準値を超えているときには、用紙Pへの非転写期間内で、中間転写ベルト8表面の濃度が高い箇所に所定のトナーパターンを形成しながら中間転写ベルト8を回転させるので、中間転写ベルト8表面へのトナー外添剤の付着に関して、局部的な付着、すなわち付着むらを防止することができ、表面全体に満遍なく付着させることが可能である。これにより、濃度補正用トナーパターンの検出誤差の発生を防止できるようになるのとともに、トナー像に対する中間転写ベルト8表面全体の摩擦係数を低減させることが可能になる。したがって、濃度補正用トナーパターンの検出を正確に実行して画像濃度を安定させることができ、且つ中間転写ベルト8から用紙Pへのトナー像の転写性能の向上を図って画像むらの発生を防止することができ、高品質な画像形成を遂行することが可能な画像形成装置1を得ることができる。
そして、濃度検出センサ14は、中間転写ベルト8表面に一旦転写されたトナー像のずれ検出、濃度検出を実行するセンサと共通であるので、中間転写ベルト8の表面濃度を検出するために、別途センサを設ける必要がない。これにより、部品点数の削減、部品設置スペースの低減を図ることができる。したがって、低コスト化、省スペース化を図りながら、画像濃度を安定させ、且つ画像むらの発生を防止することができ、高品質な画像形成を遂行することが可能になる。
さらに、表面に弾性層を有する中間転写ベルトは、用紙種類の違いにより用紙の厚さや表面の凹凸が異なる場合であっても、その弾性力でもって、それらの用紙特性に起因する悪影響をカバーし、用紙種類に係らず転写性能を高めることが可能である。しかしながら一方では、その表面にトナーの外添剤が付着し易く、さらに付着むらが発生し易いことが懸念されている。そこで、表面に弾性層を有する中間転写ベルト8を、本発明の画像形成装置1に組み合わせることにより、その表面全体に、均一に外添剤を付着させることができるので、濃度補正用トナーパターンの検出を正確に実行して画像濃度を安定させることができるのとともに、中間転写ベルト8から用紙Pへのトナー像の転写性能の向上を図って画像むらの発生を防止することが可能になる。
また、アモルファスシリコンで構成される感光体は、高硬度であって耐磨耗性に優れており、たいへん長寿命であることから画像形成装置に広く採用されている。しかしながら一方では、像担持体としての使用時間が経過すると、その表面の摩擦係数が高くなるという問題もある。そこで、アモルファスシリコンで構成される感光体を、本発明の画像形成装置1に組み合わせることにより、中間転写ベルト8表面の摩擦係数を低減させるためのトナー供給で、像担持体である感光体ドラム21の表面の摩擦係数も併せて低減でき、感光体ドラム21から中間転写ベルト8への、トナー像の転写性能も向上するので、さらに高品質な画像形成を維持することが可能になる。
以上、本発明の実施形態につき説明したが、本発明の範囲はこれに限定されるものではなく、発明の主旨を逸脱しない範囲で種々の変更を加えて実施することができる。
例えば、本発明の実施形態においては、中間転写体を、無端状のベルトの形をなす中間転写ベルト8としたが、中間転写体の種類はこれに限定されるものではなく、ドラム形状の中間転写体であっても構わない。
また、濃度検出センサ14は、中間転写ベルト8の回転軸線方向(用紙幅方向)に沿って並べて3個、すなわち用紙幅方向の中央部に1個、両端近傍にそれぞれ1個ずつ備えることとしたが、濃度検出センサ14の個数及び配置箇所はこれに限定されるわけではなく、2個、或いはさらに多い4個以上のセンサを、様々な箇所に配置しても構わない。そして、濃度検出センサ14が検出した中間転写ベルト8一周分の表面濃度の平均値に対応して選択するトナーパターンの種類は、3種類に限定されるわけではなく、2種類、或いはさらに多い4種類以上のパターンを選択可能にして、より詳細な制御を実行しても構わない。
本発明は、トナー像を、中間転写体に一旦転写した後、中間転写体から用紙に二次転写する画像形成装置全般において利用可能である。
本発明の実施形態に係る画像形成装置の模型的垂直断面正面図である。 図1に示す画像形成装置の中間転写ベルト周辺の垂直断面部分拡大図である。 図2に示す画像形成装置の画像形成部周辺の垂直断面部分拡大図である。 中間転写ベルト一周分の表面濃度のばらつきを示すグラフである。 中間転写ベルトの表面濃度のばらつきの判断手法を説明するグラフである。 中間転写ベルトの表面濃度の平均値に対応するトナーパターンの違いを示すグラフである。
符号の説明
1 画像形成装置
2 本体
8 中間転写ベルト(中間転写体)
9 クリーニング装置(ベルト用)
14 濃度検出センサ
20 画像形成部
21 感光体ドラム(像担持体)
30 一次転写部
31 一次転写ローラ
40 二次転写部
41 二次転写ローラ
60 現像装置
80 クリーニング装置(ドラム用)

Claims (4)

  1. トナー像を一旦担持する中間転写体を備え、前記中間転写体の表面への付着に掛かる物理力が前記トナーより強いトナー外添剤を混入した前記トナーを使用する画像形成装置において、
    前記中間転写体の表面濃度を検出する濃度検出センサを、中間転写体の回転軸線方向に沿って複数備えるとともに、これらの濃度検出センサを用いて検出した中間転写体自体の、複数の前記濃度検出センサ各々の配置箇所における表面濃度のばらつきが基準値を超えているときには、用紙への非転写期間内で、複数の前記濃度検出センサ各々の配置箇所のうち中間転写体表面の濃度が高い箇所に所定のトナーパターンを形成しながら中間転写体を回転させ、前記中間転写体の表面に前記トナーとともに前記トナー外添剤を供給することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記濃度検出センサは、前記中間転写体表面に一旦転写されたトナー像のずれ検出、濃度検出を実行するセンサと共通であることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記中間転写体は、その表面に弾性層を有することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の画像形成装置。
  4. アモルファスシリコンで構成される感光体である像担持体を備えることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
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