JP5210668B2 - 製氷機 - Google Patents
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Description
係る初回洗浄工程開始と同時に、制御装置Cは、オーガモータ45へ通電し、オーガ16を回転駆動させる。また、水位スイッチ22が満水位を検出すると、続いて製氷工程に入り、給水弁WV1を閉じ、コンプレッサ4及びコンデンシングファン3Aを運転して製氷を行う。
この製氷工程において、制御装置Cは、製氷用水清浄モードを実行する。即ち、制御装置Cは、製氷用水清浄手段を構成する電源部35、第二の電極33、第三の電極34により、貯水タンク9内の製氷用水の電気化学的処理を実行する。具体的には、電源部35により、第二の電極33に正電位を印加し、第三の電極34に負電位を印加する。
4H++4e-+(4OH-)→2H2+(4OH-)
の反応が起こる。アノードを構成する第二の電極33では、
2H2O→4H++O2+4e-
の反応が起こると同時に、水に含まれる塩化物イオン(水道水に予め添加されているもの、本実施例では、貯水タンク9に供給される水道水は、浄水器11により残留塩素濃度が低減されているため、処理後の低い残留塩素濃度)が、
2Cl-→Cl2+2e-
のように反応し、更にこのCl2は水と反応し、
Cl2+H2O→HClO+HCl
となり、第二の電極33側で殺菌力の大きいHClO(次亜塩素酸)が生成される。
次いで貯氷工程に入り、貯氷センサ33が満氷検知しなくなってから150秒後に制御装置Cは製氷開始と判断し、オーガモータ45をON、排水弁WV2を開とする。ここでは、一度排水しているため、水位スイッチ22は低水位を検出する。この低水位の検出に基づき、制御装置Cは給水弁WV1を開とし、水位スイッチ22が満水検知するまで給水を継続する。水位スイッチ22が満水位を検出すると、再び製氷工程に移行し、コンプレッサ4及びコンデンシングファン3AをONとして製氷を再開する。
制御装置Cは、コントロールパネル40に設けられた操作スイッチが操作されると、ソレノイド28に基づきシャッタ29の開閉動作を行う。これにより、ホッパー19内の氷が氷抽出ノズル24より所定量排出される。
製氷機IMは、内部の水経路14、即ち、貯水タンク9、給水管12、製氷部1、排水管13内の衛生を維持するため、排水工程を実行する。当該排水工程は、氷の需要が不要な時間帯、例えば、営業時間が終了した後など、一日に一回程度、実行する。
そして、使用者によって、コントロールパネル40の前記水経路清浄工程スイッチが操作されている場合には、当該給水モードの終了後、制御装置Cは、水経路清浄工程を実行する。この水経路清浄工程において実行される水経路清浄モードでは、制御装置Cは、水経路清浄手段を構成する電源部35、第一の電極32、第三の電極34により、貯水タンク9内の製氷用水の電気化学的処理を実行する。具体的には、電源部35により、製氷用水清浄モードでは、第二の電極33に正電位を印加していたものを第一の電極32に切り替えて、当該電極32に正電位を印加し、第三の電極34に負電位を印加する。
2H2O→4H++O2+4e-
の反応と同時に、
3H2O→O3+6H++6e-
2H2O→O3+4H++4e-
の反応が起こりオゾン(O3)が生成される。本実施例では、例えば0.1ppm以下の濃度のオゾン水を生成する。
4H++4e-+(4OH-)→2H2+(4OH-)
O2 -+e-+2H+→H2O2
のように、電極反応より生成したO2 -と溶液中のH+とが結合して、過酸化水素(H2O2)が生成される。
R 冷却装置
C 制御装置
WV1 給水弁
WV2 排水弁
1 製氷部
2 冷却器
3 コンデンサ
3A コンデンシングファン
4 コンプレッサ
5 膨張弁
8 水道管
9 貯水タンク
10 オーバーフロー管
11 浄水器
12 給水管(給水経路)
13 排水管(排水経路)
14 水経路
15 冷却円筒
16 オーガ
19 ホッパー
22 水位スイッチ(フロートスイッチ)
24 氷抽出ノズル
25 ドレンパン
27 排水管
30 電解装置
32 第一の電極(水経路清浄手段)
33 第二の電極(製氷用水清浄手段)
34 第三の電極(水経路清浄手段、製氷用水清浄手段)
35 電源部(水経路清浄手段、製氷用水清浄手段)
Claims (4)
- 製氷用水が貯留される貯水タンクと、冷却装置の冷却器を有する製氷部と、前記貯水タンク内の製氷用水を前記製氷部に供給するための給水経路と、前記貯水タンク、給水経路及び製氷部内の製氷用水を排出するための排水経路とを備え、前記製氷部にて前記製氷用水を凍結させることにより、氷を生成する製氷工程を実行する製氷機において、
前記貯水タンクから前記給水経路及び前記製氷部を経て前記排水経路に至る水経路内を清浄する水経路清浄手段と、少なくとも前記貯水タンクから前記製氷部に供給される前記製氷用水を、飲用可能な範囲で清浄する製氷用水清浄手段とを備え、
前記水経路清浄手段は、前記製氷用水を電気化学的に処理することにより、当該製氷用水中にオゾンを生成し、前記製氷用水清浄手段は、前記製氷用水を電気化学的に処理することにより、当該製氷用水中に次亜塩素酸を生成すると共に、
前記貯水タンク内に設けられ、第一の電位が与えられた場合にオゾンを生成する部材で構成された第一の電極と、前記貯水タンク内に設けられ、前記第一の電位が与えられた場合に次亜塩素酸を生成する部材で構成された第二の電極と、前記貯水タンク内に設けられ、常に第二の電位が与えられる第三の電極とから前記水経路清浄手段及び製氷用水清浄手段を構成し、前記第三の電極と対にする電極を前記第一の電極又は第二の電極に切り替えることにより、前記製氷用水中にオゾン又は次亜塩素酸を生成することを特徴とする製氷機。 - 前記製氷部は、外壁に前記冷却器が設けられた冷却円筒と、該冷却円筒内に同心的且つ回転可能に挿入されたオーガとを備え、前記排水経路に設けられた排水弁を閉じた状態で前記冷却円筒内に前記製氷用水を貯留し、当該冷却円筒の内壁に生成した氷を前記オーガにより削取し、上方に移送して圧縮することにより、連続的に氷片を生成することを特徴とする請求項1に記載の製氷機。
- 前記製氷工程において、前記製氷用水清浄手段により前記製氷用水の清浄を行う製氷用水清浄モードを実行すると共に、
前記水経路内を清浄する水経路清浄工程において、前記水経路清浄手段により前記水経路内の清浄を行う水経路清浄モードを実行することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の製氷機。 - 前記水経路清浄工程において、前記水経路内の製氷用水を排出する排水モードを実行し、該排水モードの終了後、前記水経路内に給水する給水モードを実行し、該給水モードの終了後、前記水経路清浄モードを実行し、該水経路清浄モードの終了後、前記排水モードを再度実行し、該排水モードの終了後、前記給水モードを再度実行し、該給水モードの終了後、前記製氷用水清浄モードを実行することを特徴とする請求項3に記載の製氷機。
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