JP5210055B2 - 内燃機関の動弁装置 - Google Patents

内燃機関の動弁装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5210055B2
JP5210055B2 JP2008147014A JP2008147014A JP5210055B2 JP 5210055 B2 JP5210055 B2 JP 5210055B2 JP 2008147014 A JP2008147014 A JP 2008147014A JP 2008147014 A JP2008147014 A JP 2008147014A JP 5210055 B2 JP5210055 B2 JP 5210055B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rocker arm
hydraulic
connecting pin
hydraulic chamber
oil passage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2008147014A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2009293484A (ja
Inventor
平野  允
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP2008147014A priority Critical patent/JP5210055B2/ja
Publication of JP2009293484A publication Critical patent/JP2009293484A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5210055B2 publication Critical patent/JP5210055B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Valve Device For Special Equipments (AREA)

Description

本発明は、揺動軸線を共通として隣接配置される複数のロッカアームと、それらのロッカアームに個別に対応してカムシャフトに設けられる複数のカムと、前記ロッカアームの連結および連結解除の組合わせを切換えて機関弁の作動モードを変化させ得る連結切換手段とを備える内燃機関の動弁装置に関する。
カムシャフトに設けられた複数のカムにそれぞれ対応した複数のロッカアームが揺動軸線を共通として隣接配置され、各ロッカアームの連結および連結解除の組合わせを連結切換手段で切換えて機関弁の作動モードを変化させるようにした内燃機関の動弁装置が、たとえば特許文献1で既に知られている。
特開平7−180518号公報
ところが、上記特許文献1で開示されたものでは、隣接するロッカアーム間の連結および連結解除を切換可能として連結切換手段の一部を構成する係合切換ピンの一端を臨ませてロッカアーム内に形成される油圧室に作動油を導く油路は、前記油圧室が形成されたロッカアームに設けられており、油圧室に対応した位置で前記ロッカアームに油路を設けなければならず、油路の配置上の自由度が狭められてしまう。
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、ロッカアームに設けられる油路の配置上の自由度を高めた内燃機関の動弁装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、共通のロッカシャフトに揺動可能に嵌合、支持されると共にそのロッカシャフトの軸線に沿う方向で互いに隣接配置される複数のロッカアームと、それらのロッカアームに個別に対応してカムシャフトに設けられる複数のカムと、前記複数のロッカアームに設けられ、それらロッカアームの連結および連結解除の組合わせを切換えて機関弁の作動モードを変化させ得る連結切換手段とを備える内燃機関の動弁装置において、前記連結切換手段は、隣接するロッカアームの連結ならびに連結解除を油圧力の作用に応じて切換えるべく、隣接するロッカアーム間に設けられてそれらロッカアームの配列方向に沿って縦列配置される2個の連結ピンと、その一方の連結ピンの一端に臨む第1油圧室と、前記一方の連結ピンの他端及び他方の連結ピンの一端の相対向面間に挟まれた第2油圧室と、前記他方の連結ピンの他端に臨む第3油圧室とを備え、第1のロッカアームには、前記第1油圧室に通じる第1の油路が形成され、前記他方の連結ピン内には、前記第2油圧室に一端が開口し且つ他端が該他方の連結ピンの、第2のロッカアームとの嵌合面に開口した内部油路が形成されると共に、該第2のロッカアームには、前記内部油路に通じる第2の油路が形成され、第3のロッカアームには、前記第3油圧室に通じる第3の油路が形成され、前記ロッカシャフト内の油路から前記第1の油路を経て前記第1油圧室にのみ作動油が供給される運転モードと、前記第3の油路を経て前記第3油圧室にのみ作動油が供給される運転モードと、前記第1及び第3の油路をそれぞれ経て前記第1及び第3油圧室にのみ作動油が供給される運転モードと、前記第2及び第3の油路をそれぞれ経て前記第2及び第3油圧室にのみ作動油が供給される運転モードとに切換可能であることを特徴とする。
なお実施例の吸気弁13が本発明の機関弁に対応し、実施例の駆動ロッカアーム18、第1自由ロッカアーム19、第2自由ロッカアーム20および第3自由ロッカアーム21が本発明のロッカアームに対応(特に第1自由ロッカアーム19が本発明の第1のロッカアームに、第2自由ロッカアーム20が本発明の第2のロッカアームに、第3自由ロッカアーム21が本発明の第3のロッカアームにそれぞれ対応)し、実施例の休止カム26、アトキンソンサイクルカム27、中負荷域通常サイクルカム28および高負荷域通常サイクルカム29が本発明のカムに対応し、実施例の第2油圧室52が本発明の油圧室に対応する。
本発明によれば、ロッカアームの連結および連結解除の組合わせを切換えて機関弁の作動モードを変化させ得る連結切換手段が、隣接するロッカアームの連結ならびに連結解除を油圧力の作用に応じて切換えるべく、隣接するロッカアーム間に設けられてそれらロッカアームの配列方向に沿って縦列配置される2個の連結ピンと、その一方の連結ピンの一端に臨む第1油圧室と、一方の連結ピンの他端及び他方の連結ピンの一端の相対向面間に挟まれた第2油圧室と、他方の連結ピンの他端に臨む第3油圧室とを備え、他方の連結ピン内には、第2油圧室に一端が開口し且つ他端が該他方の連結ピンの、第2のロッカアームとの嵌合面に開口した内部油路が形成されるので、第2のロッカアーム側に設けられて他方の連結ピン内に形成した内部油路に通じる油路は、該他方の連結ピンの移動ストローク内に配置されればよく、第2油圧室に対応した位置で第2のロッカアームに設ける必要はなくなり、従って、動弁装置を構成する各ロッカアーム、それらのロッカアーム間の界面および各連結ピン等の位置や形状等構成を最適化しつつ、ロッカアームに設けられる油路の配置上の自由度を増大することができる。
以下、本発明の実施の形態を、添付の図面に示した本発明の一実施例に基づいて説明する。
図1〜図7は本発明の一実施例を示すものであり、図1は動弁装置の縦断側面図であって図2の1−1線に沿う断面図、図2は休止運転モードでの図1の2−2線に沿う断面図、図3は休止運転モードでの図1の3−3線に沿う断面図、図4は作動運転モードの変化による弁リフト量および開角の変化を示す図、図5は高負荷通常サイクル運転モードでの図2に対応した断面図、図6は中負荷通常サイクル運転モードでの図2に対応した断面図、図7はアトキンソンサイクル運転モードでの図2に対応した断面図である。
先ず図1において、内燃機関のシリンダヘッド11に設けられる一対の吸気弁口12…を開閉する機関弁である吸気弁13…の弁軸13a…は、前記シリンダヘッド11に設けられたガイド筒14…に摺動可能に嵌合され、ガイド筒14…から突出した前記弁軸13a…の上端部に設けられるリテーナ15…および前記シリンダヘッド11間に設けられる弁ばね16…によって両吸気弁13…は閉弁方向に付勢される。
図2および図3を併せて参照して、前記吸気弁13…を開閉駆動する動弁装置17は、前記両吸気弁13…に共通に連動、連結される駆動ロッカアーム18と、前記両吸気弁13…に対して自由となり得る第1、第2および第3自由ロッカアーム19,20,21と、第1〜第3自由ロッカアーム19〜21を揺動駆動するためのカムシャフト22と、駆動ロッカアーム18および第1〜第3自由ロッカアーム19〜21の連結および連結解除の組合わせを切換えて吸気弁13…の作動モードを変化させ得る連結切換手段23とを備える。
前記駆動ロッカアーム18および第1〜第3自由ロッカアーム19〜21は共通な揺動軸線まわりに揺動可能なものであり、前記駆動ロッカアーム18および第1〜第3自由ロッカアーム19〜21の一端部は共通なロッカシャフト24で揺動自在に支承され、前記ロッカシャフト24は、前記カムシャフト22と平行な軸線を有して該カムシャフト22の下方に配置される。
前記駆動ロッカアーム18および第1〜第3自由ロッカアーム19〜21は前記ロッカシャフト24の軸方向に隣接配置されるものであり、第1および第2自由ロッカアーム19,20が前記駆動ロッカアーム18の両側に配置され、第3自由ロッカアーム21は、第2自由ロッカアーム20を駆動ロッカアーム18との間に挟む位置に配置される。
駆動ロッカアーム18の他端部には、前記ロッカシャフト24の軸方向に沿って両側に延びる連結腕部18aが一体に設けられており、その連結腕部18aの両端に、前記吸気弁13…の弁軸13a…の上端に当接するタペットねじ25,25が進退位置を調節可能として螺合される。
前記カムシャフト22には、駆動ロッカアーム18に対応した休止カム26と、第1自由ロッカアーム19に対応したアトキンソンサイクルカム27と、第2自由ロッカアーム20に対応した中負荷域通常サイクルカム28と、第3自由ロッカアーム21に対応した高負荷域通常サイクルカム29とが設けられる。
前記駆動ロッカアーム18の他端側上部には休止カム26に摺接し得るカムスリッパ30が設けられる。また第1自由ロッカアーム19の他端側には、第1自由ロッカアーム19の駆動ロッカアーム18側側面に外端面を面一に連ならせるようにして円筒状の第1軸部材31が嵌合、固定されており、アトキンソンサイクルカム27に転がり接触する第1ローラ32が、第1軸部材31に第1ニードルベアリング33を介して回転自在に支承される。第2自由ロッカアーム20の他端側には、第2自由ロッカアーム20の駆動ロッカアーム18側側面に外端面を面一に連ならせるようにして円筒状の第2軸部材34が嵌合、固定されており、中負荷域通常サイクルカム28に転がり接触し得る第2ローラ35が第2軸部材34に第2ニードルベアリング36を介して回転自在に支承される。さらに第3自由ロッカアーム21の他端側には、第3自由ロッカアーム21の第2自由ロッカアーム20側側面に外端面を面一に連ならせるようにして円筒状の第3軸部材37が嵌合、固定されており、高負荷域通常サイクルカム29に転がり接触する第3ローラ38が第3軸部材37に第3ニードルベアリング39を介して回転自在に支承される。
前記連結切換手段23は、隣接するロッカアーム18〜21の連結ならびに連結解除の組み合わせを油圧力の作用に応じて切換可能であり、この実施例では、駆動ロッカアーム18を第1〜第3自由ロッカアーム19〜21のいずれにも連結しない状態と、駆動ロッカアーム18を第1自由ロッカアーム19に連結する状態と、駆動ロッカアーム18を第2自由ロッカアーム20に連結する状態と、駆動ロッカアーム18を第2および第3ロッカアーム20,21に連結する状態とを切換可能である。
前記休止カム26は、アトキンソンサイクルカム27、中負荷域通常サイクルカム28および高負荷域通常サイクルカム29のベース円部に対応した外径を有してカムシャフト22の軸線を中心とした円形に形成されており、機関の低負荷域において特定気筒の動弁装置17で第1〜第3自由ロッカアーム19〜21のいずれをも駆動ロッカアーム18に連結しないようにすると、特定気筒の吸気弁13…の作動態様は休止カム26のカムプロフィルに対応したものとなり、吸気弁13…の弁リフト量は図4で示すように「0」となり、吸気弁13…は閉弁休止状態となる。
駆動ロッカアーム18を第1自由ロッカアーム19に連結した状態では、吸気弁13…の作動態様がアトキンソンサイクルカム27のカムプロフィルに対応するようになり、吸気弁13…が図4で示すように開閉作動する。アトキンソンサイクルカム27を用いたアトキンソンサイクルは、或る一定条件下でポンピング損失を低減して効率向上を図り、燃費の低減を図ることができるものであるが、回転上昇時の過度時等で効率が低下する運転領域があり、そのような運転領域での効率低下を回避する必要がある。そのために、駆動ロッカアーム18を第2自由ロッカアーム20に連結した中負荷通常サイクル運転モードや、駆動ロッカアーム18を第2および第3自由ロッカアーム20,21に連結した高負荷通常サイクル運転モードが準備されている。而して駆動ロッカアーム18を第2自由ロッカアーム20に連結した状態では、吸気弁13…の作動態様が中負荷域通常サイクルカム28のカムプロフィルに対応するようになり、吸気弁13…が図4で示すように開閉作動し、駆動ロッカアーム18を第2および第3自由ロッカアーム21に連結した状態では、吸気弁13…の作動態様が高負荷域通常サイクルカム29のカムプロフィルに対応するようになり、吸気弁13…が、図4で示すように、中負荷通常サイクル運転モードのときよりも弁リフト量および開角を大きくして開閉作動する。
ところで高負荷域通常サイクルカム29のカムプロフィルは中負荷域通常サイクルカム28のカムプロフィルを内包した形状を有するので、第2自由ロッカアーム20を挟んで第3自由ロッカアーム21を第2自由ロッカアーム20とともに駆動ロッカアーム18に連結しても中負荷域通常サイクルカム28の影響を受けずに吸気弁13…を高負荷域通常サイクルカム29のカムプロフィルに対応した特性で開閉駆動することが可能である。一方、アトキンソンサイクルカム27は、図4で示すように、中負荷域通常サイクルカム28および高負荷域通常サイクルカム29のカムプロフィルと交差する形状のカムプロフィルを有するものであるので、第2および第3自由ロッカアーム20,21とは駆動ロッカアーム18に関して反対側に位置する第1自由ロッカアーム19に対応した位置でカムシャフト22に設けられ、第1自由ロッカアーム19だけを駆動ロッカアーム18に連結することで、アトキンソンサイクルの運転状態で中負荷域通常サイクルカム28および高負荷域通常サイクルカム29による影響が出ないようにしている。
前記連結切換手段23は、複数の連結ピンを備えるものであり、この実施例では、駆動ロッカアーム18を第1自由ロッカアーム19に連結するものの第2自由ロッカアーム20との連結を解除する状態ならびに駆動ロッカアーム18を第2自由ロッカアーム20に連結するものの第1自由ロッカアーム19との連結を解除する状態を切換え可能な第1連結ピン41と、第2および第3自由ロッカアーム20,21の連結および連結解除を切換え可能な第2連結ピン42とを備える。
第1連結ピン41は、駆動ロッカアーム18の両側面間の距離に対応した長さを有して円柱状に形成されるものであり、駆動ロッカアーム18の両側面に開口するようにして駆動ロッカアーム18に設けられた第1摺動孔43に摺動自在に嵌合される。而して第1摺動孔43は、駆動ロッカアーム18のカムスリッパ30が休止カム26に接触し、第1自由ロッカアーム19の第1ローラ32がアトキンソンサイクルカム27に転がり接触した状態では第1軸部材31と同軸となるようにして駆動ロッカアーム18に設けられる。
第1自由ロッカアーム19に嵌合、固定される第1軸部材31の駆動ロッカアーム18側端部には、第1連結ピン41の一端部を嵌合せしめる第1嵌合孔44と、第1嵌合孔44に嵌合した第1連結ピン41の一端面を当接させる環状の第1規制面45とが設けられ、第1規制面45に一端面を当接させるようにして第1連結ピン41が第1嵌合孔44に嵌合することで、第2自由ロッカアーム20との連結を解除した駆動ロッカアーム18が第1自由ロッカアーム19に連結されることになる。
第2自由ロッカアーム20に嵌合、固定される第2軸部材34の駆動ロッカアーム18側の端部には、第1連結ピン41の他端部を嵌合させ得る第2嵌合孔46が設けられ、駆動ロッカアーム18のカムスリッパ30が休止カム26に接触し、第2自由ロッカアーム20の第2ローラ35が中負荷域通常サイクルカム28のベース円部に転がり接触している状態で第2嵌合孔46は第1摺動孔43と同軸になる。また第2軸部材34および第2自由ロッカアーム20には、第2嵌合孔46よりも小径にして第2嵌合孔46に同軸に連なるとともに第2自由ロッカアーム20の第3自由ロッカアーム21側側面に開口する第2摺動孔47が設けられており、第2嵌合孔46および第2摺動孔47間には、第3自由ロッカアーム21側に臨む環状の第2規制面48が形成される。しかも第2摺動孔47は第1摺動孔43よりも大径に形成されている。
第2連結ピン42は、一端を第2規制面48に当接させたときに他端面が第2自由ロッカアーム20の第3自由ロッカアーム21側側面と面一となる長さを有して第2摺動孔47に摺動自在に嵌合される。而して前記第2嵌合孔46の軸方向長さは、第1軸部材31における第1嵌合孔44の軸方向長さと同一に設定されるものであり、第1連結ピン41の他端側が、第2規制面48に一端を当接させた状態にある第2連結ピン42の一端に当接するまで第2嵌合孔46に嵌合した状態では、第1連結ピン41の一端部は第1自由ロッカアーム19の第1嵌合孔44から離脱しており、この状態では、駆動ロッカアーム18は第2自由ロッカアーム20に連結されるものの第1自由ロッカアーム19との連結を解除した状態にある。
第3自由ロッカアーム21に嵌合、固定される第3軸部材37の第2自由ロッカアーム20側端部には、第2連結ピン42の他端部を嵌合せしめる第3嵌合孔49と、第3嵌合孔49に嵌合した第2連結ピン42の他端面を当接させる環状の第3規制面50とが設けられ、第3規制面50に他端面を当接させるようにして第2連結ピン42が第3嵌合孔49に嵌合することで、第2自由ロッカアーム20が第3自由ロッカアーム21に連結されることになる。
第1軸部材31および駆動ロッカアーム18には第1連結ピン41の一端部を臨ませる第1油圧室51が形成され、第2軸部材34および第2自由ロッカアーム20には第1連結ピン41の他端部および第2連結ピン42の一端部を臨ませる第2油圧室52が規制され、第3軸部材37および第3自由ロッカアーム21には第2連結ピン42の他端部を臨ませる第3油圧室53が形成される。而して第2連結ピン42を摺動可能に嵌合させる第2摺動孔47が、第1連結ピン41を摺動可能に嵌合させる第1摺動孔43よりも大径であることから、第3油圧室53に臨む第2連結ピン42の受圧面積は、第1油圧室51に臨む第1連結ピン41の受圧面積よりも大きい。
而して駆動ロッカアーム18の第1自由ロッカアーム19側側面には第1油圧室51を囲む環状の第1シール部材54が第1自由ロッカアーム19に摺接するようにして装着され、駆動ロッカアーム18の第2自由ロッカアーム20側側面には第2油圧室52を囲む環状の第2シール部材55が第2自由ロッカアーム20に摺接するようにして装着され、第2自由ロッカアーム20の第3自由ロッカアーム21側側面には第3油圧室53を囲む環状の第3シール部材56が装着される。
ところで第1連結ピン41の軸方向中央部外周には環状の係合溝57が設けられる。一方、駆動ロッカアーム18には、ロッカシャフト24を嵌合せしめる支持孔58と、該支持孔58の内面に一端を開口させるとともに他端を第1摺動孔43の内面に開口させる第3摺動孔59が、第1連結ピン41と直交する軸線を有するようにして設けられ、この第3摺動孔59にピストン60が摺動可能に嵌合される。而してピストン60の一端を臨ませる第4油圧室61が駆動ロッカアーム18およびロッカシャフト24に形成され、前記ピストン60には第4油圧室61と反対方向に延びるピストンロッド62が同軸にかつ一体に連設され、前記係合溝57に係合可能な係合ピン62aが前記ピストンロッド62の先端に設けられる。しかも駆動ロッカアーム18およびピストン60間には、第4油圧室61の容積を縮小する側にピストン60を付勢するばね63が縮設されており、第4油圧室61の油圧が解放された状態では、ピストン60は前記係合溝57から係合ピン62aを離脱させる位置まで後退した位置にあり、この状態で第1連結ピン41の軸方向摺動動作が許容される。
再び図1において、前記ロッカシャフト24内には、筒状である4つの第1〜第4隔壁部材64,65,66,67が嵌入、固定されており、第1隔壁部材64内には第1油路68が形成され、第2隔壁部材65内には第2油路69が形成され、第3隔壁部材66内には第3油路70が形成され、第4隔壁部材67内には第4油路71が形成される。
一方、内燃機関のクランクケース72内には、該クランクケース72内の下部に貯留される作動油を汲み上げるポンプ73が収容されており、このポンプ73の吐出口に連なる作動油供給路74は、油圧切換ユニット75を介して第1〜第4油路68〜71に接続される。
前記油圧切換ユニット75は、第1および第2ロータリー弁76,77によって構成される。第1ロータリー弁76は、第1および第2油路68,69をともに作動油供給油路74から遮断する状態と、第1油路68を作動油供給油路74に連通させる状態と、第2油路69を作動油供給油路74に連通させる状態とを切換可能であり、第2ロータリー弁77は、第3および第4油路70,71をともに作動油供給油路74から遮断する状態と、第3油路70を作動油供給油路74に連通させる状態と、第4油路71を作動油供給油路74に連通させる状態とを切換可能である。
図2に注目して、第1自由ロッカアーム19、第2自由ロッカアーム20、第3自由ロッカアーム21および駆動ロッカアーム18には、ロッカシャフト24を囲繞する第1〜第4環状凹部81,82,83,84が設けられており、第4環状凹部84は第4油圧室61に連通する。
前記ロッカシャフト24および第1隔壁部材64には、第1環状凹部81を第1油路68に通じさせる連通路85が設けられ、第1自由ロッカアーム19および第1軸部材31には前記連通路85を第1油圧室51に通じさせる油路86が設けられ、第1油路68は第1油圧室51に連通する。
またロッカシャフト24および第2隔壁部材65には、第2環状凹部82を第2油路69に通じさせる連通路87が設けられ、第2自由ロッカアーム20には、前記連通路87に通じる油路88が設けられ、第2連結ピン42内には、前記油路88を第2油圧室51に通じさせるようにしてL字状に屈曲した油路89が形成され、第2油路69は第2油圧室52に連通する。而して連結切換手段23は、第1および第2連結ピン41,42を備えるものであるが、第1連結ピン41の他端部および第2連結ピン42の一端部を臨ませる第2油圧室52に通じる油路89が第2連結ピン42内に形成されることになる。
ロッカシャフト24および第3隔壁部材66には、第3環状凹部83を第3油路70に通じさせる連通路90が設けられ、第3自由ロッカアーム21および第3軸部材37には前記連通路90を第3油圧室53に通じさせる油路91が設けられ、第3油路70は第3油圧室53に連通する。
さらにロッカシャフト24および第4隔壁部材67には、第4環状凹部84を第4油路71に通じさせる連通路92が設けられ、第4油路71は第4油圧室61に連通する。
このような連結切換手段23では、機関の高負荷域通常サイクルでは、図5で示すように第1油圧室51に油圧を作用せしめて第1連結ピン41を第2自由ロッカアーム20側に押圧する。そうすると第1連結ピン41は第1嵌合孔44との嵌合を解除して第2連結ピン42を押圧しつつ第2嵌合孔46に嵌合する。それにより第1自由ロッカアーム19との連結を解除した駆動ロッカアーム18が第1連結ピン41を介して第2自由ロッカアーム20に連結された状態となる。しかも第1連結ピン41で押された第2連結ピン42は第2自由ロッカアーム20の第1摺動孔43に一端側を嵌合したまま第3自由ロッカアーム21の第3嵌合孔53に嵌合する状態となり、第2および第3自由ロッカアーム20,21は第2連結ピン42を介して連結される。すなわち駆動ロッカアーム18は第2および第3ロッカアーム20,21にともに連結された状態となり、高負荷域通常サイクルカム29に従動して揺動する第3自由ロッカアーム21とともに駆動ロッカアーム18が揺動し、吸気弁13…が高負荷域通常サイクルカム29のカムプロフィルに応じた作動態様で開閉作動する。
高負荷域通常サイクルから中負荷域通常サイクルに切換える場合には、図6で示すように、第1油圧室51に油圧を作用せしめたまま第3油圧室53に油圧を作用せしめる。そうすると、第3油圧室53に臨む第2連結ピン42の受圧面積が第1油圧室51に臨む第1連結ピン41の受圧面積よりも大きいので、第2連結ピン42を第1連結ピン41側に押す油圧力が、第1連結ピン41を第2連結ピン42側に押す油圧力よりも大きくなり、第2連結ピン42は、第2規制面48に当接するまで第1連結ピン41を押すことになる。この状態で、第2連結ピン42による第2および第3自由ロッカアーム20,21の連結は解除され、第1連結ピン41によって駆動ロッカアーム18が第2自由ロッカアーム20に連結されることになる。すなわち駆動ロッカアーム18は中負荷域通常サイクルカム28に従動して揺動する第2自由ロッカアーム20とともに揺動し、吸気弁13…は、中負荷域通常サイクルカム28のカムプロフィルに応じた作動態様で開閉作動する。
中負荷域通常サイクルからアトキンソンサイクルに切換える場合には、図7で示すように、第1油圧室51の油圧を解放し、第2および第3油圧室52,53に油圧を作用せしめる。そうすると、第2連結ピン42は第2規制面48に当接したままであり、第1および第2自由ロッカアーム20,21は連結解除状態にあり、第1連結ピン41は第2油圧室52の油圧によって第1嵌合孔44に一端部を嵌合するように第1自由ロッカアーム19側に移動し、駆動ロッカアーム18が第1自由ロッカアーム19に第1連結ピン41を介して連結されることになる。すなわち駆動ロッカアーム18はアトキンソンサイクルカム27に従動して揺動する第1自由ロッカアーム19とともに揺動し、吸気弁13…は、アトキンソンサイクルカム27のカムプロフィルに応じた作動態様で開閉作動する。
アトキンソンサイクルから休止モードに切換えるときには、第4油圧室61に油圧を作用せしめ、係合ピン62aを第1連結ピン41の外周に突き当てた状態で、第2油圧室52から油圧を解放するとともに第1油圧室51に油圧を作用せしめる。そうすると図2で示すように、第1油圧室51の油圧で第1連結ピン41が第2自由ロッカアーム20側に移動する途中で係合溝57に係合ピン62aが係合し、第1連結ピン41が駆動ロッカアーム18および第1自由ロッカアーム19の連結を解除する位置に保持される。この状態では駆動ロッカアーム18は第1〜第3自由ロッカアーム19〜21のいずれとも連結されず、吸気弁13…は閉弁休止状態となる。
中負荷域通常サイクルから休止モードに切換えるときには、第4油圧室61に油圧を作用せしめ、係合ピン62aを第1連結ピン41の外周に突き当てた状態で、第1油圧室51から油圧を解放するとともに第2油圧室52に油圧を作用せしめる。そうすると第2油圧室52の油圧で第1連結ピン41が第1自由ロッカアーム19側に移動する途中で係合溝57に係合ピン62aが係合し、第1連結ピン41が駆動ロッカアーム18および第1自由ロッカアーム19の連結を解除する位置に保持され、吸気弁13…は閉弁休止状態となる。
ところで、吸気弁13…に連動、連結されている駆動ロッカアーム18は、吸気弁13…を閉弁付勢する弁ばね16…のばね力によって休止カム26に常時摺接するように付勢されるが、駆動ロッカアーム18との連結を解除した状態での第1〜第3自由ロッカアーム19〜21には、前記弁ばね16…のばね力は及ばない。そこで第1〜第3自由ロッカアーム19〜21はロストモーション機構94,98,99によって対応のカム27,28,29に摺接するように付勢される。
図1に注目して、第1自由ロッカアーム19の一端部には、吸気弁13…とは反対側に延びる腕部19aが一体に設けられており、ロストモーション機構94は、第1ローラ32をアトキンソンサイクルカム27に転がり接触させる側に第1自由ロッカアーム19を付勢すべく、前記腕部19aの上方に配設される。
このロストモーション機構94は、前記腕部19a側に解放した有底円筒状に形成されて前記腕部19aの上方に配置されて前記シリンダヘッド11に固定されるハウジング95と、前記腕部19aに上方から当接するようにして下端を閉じた有底円筒状に形成されるとともに前記ハウジング95に摺動可能に嵌合される押圧部材96と、前記ハウジング95および前記押圧部材96間に縮設されるロストモーションばね97とで構成される。
而して第2および第3自由ロッカアーム20,21の一端部にも、吸気弁13…とは反対側に延びる腕部20a,21aが一体に設けられており、ロストモーション機構98,99は、第2および第3ローラ34,38を中負荷域通常サイクルカム28および高負荷域通常サイクルカム29に転がり接触させる側に第2および第3自由ロッカアーム20,21を付勢すべく、前記腕部20a,21aの上方に配設される。
次にこの実施例の作用について説明すると、連結切換手段23は、第1および第2連結ピン41,42を備えるものであるが、第1連結ピン41の他端部および第2連結ピン42の一端部を臨ませる第2油圧室52に通じる油路89が第2連結ピン42内に形成されているので、第2自由ロッカアーム20側に設けられて前記油路89に通じる油路88は、第2連結ピン42の移動ストローク内に配置されればよく、動弁装置17を構成する各ロッカアーム18〜21、それらのロッカアーム18〜21間の界面および各連結ピン41,42等の位置や形状等構成を最適化しつつ、第2自由ロッカアーム20に設けられる油路88の配置上の自由度を増大することができる。
以上、本発明の実施例を説明したが、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明を逸脱することなく種々の設計変更を行うことが可能である。
たとえば上記実施例では機関弁として吸気弁13を取り上げて説明したが、排気弁に関連して本発明を実施することも可能である。
動弁装置の縦断側面図であって図2の1−1線に沿う断面図である。 休止運転モードでの図1の2−2線に沿う断面図である。 休止運転モードでの図1の3−3線に沿う断面図である。 作動運転モードの変化による弁リフト量および開角の変化を示す図である。 高負荷通常サイクル運転モードでの図2に対応した断面図である。 中負荷通常サイクル運転モードでの図2に対応した断面図である。 アトキンソンサイクル運転モードでの図2に対応した断面図である。
17・・・動弁装置
18・・・駆動ロッカアーム
19・・・第1自由ロッカアーム(第1のロッカアーム)
20・・・第2自由ロッカアーム(第2のロッカアーム)
21・・・第3自由ロッカアーム(第3のロッカアーム)
22・・・カムシャフト
23・・・連結切換手段
24・・・ロッカシャフト
26・・・休止カム
27・・・アトキンソンサイクルカム
28・・・中負荷域通常サイクルカム
29・・・高負荷域通常サイクルカム
41・・・第1連結ピン(一方の連結ピン)
42・・・第2連結ピン(他方の連結ピン)
51・・・第1油圧室
52・・・第2油圧室
53・・・第3油圧室
86・・・第1の油路
88・・・第2の油路
91・・・第3の油路
89・・・内部油路

Claims (1)

  1. 共通のロッカシャフト(24)に揺動可能に嵌合、支持されると共にそのロッカシャフト(24)の軸線に沿う方向で互いに隣接配置される複数のロッカアーム(18〜21)と、それらのロッカアーム(18〜21)に個別に対応してカムシャフト(22)に設けられる複数のカム(26〜29)と、前記複数のロッカアーム(18〜21)に設けられ、それらロッカアーム(18〜21)の連結および連結解除の組合わせを切換えて機関弁(13)の作動モードを変化させ得る連結切換手段(23)とを備える内燃機関の動弁装置において、
    前記連結切換手段(23)は、隣接するロッカアーム(18,19,20;20,21)の連結ならびに連結解除を油圧力の作用に応じて切換えるべく、隣接するロッカアーム(18,19,20;20,21)間に設けられてそれらロッカアーム(18,19,20;20,21)の配列方向に沿って縦列配置される2個の連結ピン(41,42)と、その一方の連結ピン(41)の一端に臨む第1油圧室(51)と、前記一方の連結ピン(41)の他端及び他方の連結ピン(42)の一端の相対向面間に挟まれた第2油圧室(52)と、前記他方の連結ピン(42)の他端に臨む第3油圧室(53)とを備え、
    第1のロッカアーム(19)には、前記第1油圧室(51)に通じる第1の油路(86)が形成され、
    前記他方の連結ピン(42)内には、前記第2油圧室(52)に一端が開口し且つ他端が該他方の連結ピン(42)の、第2のロッカアーム(20)との嵌合面に開口した内部油路(89)が形成されると共に、該第2のロッカアーム(20)には、前記内部油路(89)に通じる第2の油路(88)が形成され、
    第3のロッカアーム(21)には、前記第3油圧室(53)に通じる第3の油路(91)が形成され、
    前記ロッカシャフト(24)内の油路(68〜71)から前記第1の油路(86)を経て前記第1油圧室(51)にのみ作動油が供給される運転モードと、前記第3の油路(91)を経て前記第3油圧室(53)にのみ作動油が供給される運転モードと、前記第1及び第3の油路(86,91)をそれぞれ経て前記第1及び第3油圧室(51,53)にのみ作動油が供給される運転モードと、前記第2及び第3の油路(88,91)をそれぞれ経て前記第2及び第3油圧室(52,53)にのみ作動油が供給される運転モードとに切換可能であることを特徴とする内燃機関の動弁装置。
JP2008147014A 2008-06-04 2008-06-04 内燃機関の動弁装置 Expired - Fee Related JP5210055B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008147014A JP5210055B2 (ja) 2008-06-04 2008-06-04 内燃機関の動弁装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008147014A JP5210055B2 (ja) 2008-06-04 2008-06-04 内燃機関の動弁装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009293484A JP2009293484A (ja) 2009-12-17
JP5210055B2 true JP5210055B2 (ja) 2013-06-12

Family

ID=41541879

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008147014A Expired - Fee Related JP5210055B2 (ja) 2008-06-04 2008-06-04 内燃機関の動弁装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5210055B2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008075479A (ja) * 2006-09-19 2008-04-03 Honda Motor Co Ltd 内燃機関の動弁装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2009293484A (ja) 2009-12-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
TWI568924B (zh) 可變長度連桿及可變壓縮比內燃機
US8402933B2 (en) Rocker arm changeover device for engine
TW201632717A (zh) 可變長度連桿及可變壓縮比內燃機
WO2021073355A1 (zh) 发动机的可变气门驱动装置及发动机
JP2762214B2 (ja) 内燃機関の動弁装置
US8047167B2 (en) Multi-cylinder internal combustion engine
JP4829562B2 (ja) 内燃機関用直動型バルブリフタ
EP3163037B1 (en) Valve device for engine
US8220425B2 (en) Valve operation control system for internal combustion engine
KR20170105027A (ko) 스위칭 로커 암
JP2012002095A (ja) 内燃機関の可変動弁装置
JP5210055B2 (ja) 内燃機関の動弁装置
JP4931621B2 (ja) 内燃機関の可変動弁機構
JP2007146679A (ja) 内燃機関の動弁装置
US9784148B2 (en) Valve gear for engine
JP2008075479A (ja) 内燃機関の動弁装置
WO2016052731A1 (ja) エンジンの動弁装置
JP4163679B2 (ja) エンジンの動弁装置
WO2016052730A1 (ja) エンジンの動弁装置
JPH07189635A (ja) 内燃機関の動弁装置
JP3354251B2 (ja) 内燃機関の動弁装置
JP3935184B2 (ja) Sohc型内燃機関の動弁装置
JP3908952B2 (ja) Sohc型内燃機関の動弁装置
JP2021017821A (ja) カムシャフト組立体およびこれを備える内燃機関
JP2007077818A (ja) 可変動弁装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20101126

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120228

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120307

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120507

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20121205

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20121217

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130213

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130222

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160301

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees