JP5209030B2 - 相異発光素子を有する傾斜検出器及びその操作方法 - Google Patents
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Description
本発明は電子検出裝置及び方法に関し、特に相異発光素子を有する傾斜検出器及び傾斜検出器の操作方法に関する。
撮影と表示機能を持つ電子機器がもっともユーザーに好かれる現代家庭用電子機器である。ユーザーが撮影する時に、常に直立や水平、二種類の撮影の角度があり、スクリーンによって撮影結果を見る時に、ときどき電子裝置を90度回転する必要があり、使用上の不便になる。このため、傾斜検出器によってそれの角度を検出し、そしてスクリーン又は関連する操作を調整する。
従来の技術において、通常は単一の発光素子によって光を発生し、移動可能な遮蔽物によって異なる位置で光に対し異なる遮蔽効果をもたらし、そして2つの光センサを設けることによって光量を検出して、異なるモードに傾斜検出器の角度を判断する。しかしながら、この設計方式では、光センサ及び発光素子の数の構成が制限される。
このため、新規な傾斜検出器及び傾斜検出器の操作方法を設計し、異なる光センサ及び発光素子の構成方式によって検出の効果に達することがこの分野で未解決の問題である。
そこで本発明は、新規な傾斜検出器及び傾斜検出器の操作方法を設計し、異なる光センサ及び発光素子の構成方式によって検出の効果に達することを目的とする。
このため、本発明の内容の一実施の形態が、複数の発光素子、遮蔽物、光センサ及び判断モジュールを含み、相異発光素子を有する傾斜検出器を提供することである。発光素子は、基板にあり、異なる複数の出射光を発生することに用いる。遮蔽物は、重力によって基板上の収納空間の中で運動することができる。光センサは、基板にあり、それぞれが出射光の中のいずれか1つを受光する複数の受光領域を含む。受光領域は、発光素子と運動可能な遮蔽物との相対位置によって複数の受光量を検出し、それぞれ出射光の中のいずれか1つに対応する。判断モジュールは、光センサに電気的に接続され、受光量によって傾斜検出器の傾斜角度を判断することに用いる。
本発明内容の一実施例において、発光素子は、第1の発光素子及び第2の発光素子を含み、第1の出射光及び第1の出射光と異なる第2の出射光をそれぞれに発生し、受光領域は、第1及び第2の受光領域を含み、第1及び第2の出射光をそれぞれに受光し、そして第1の発光素子と遮蔽物及び第2の発光素子と遮蔽物との相対位置によって第1の受光量及び第2の受光量を検出する。
本発明内容の他の実施例において、第1の発光素子が不可視光発光素子であって、第2の発光素子が可視光発光素子である。不可視光発光素子は、赤外光(infrared light)又は紫外線(ultraviolet light)発光素子であってよく、赤外光又は紫外線の第1の出射光を発生する。第1の受光領域は、赤外光又は紫外線受光領域である。可視光発光素子は、単色光発光素子であり、単色光の第2の出射光を発生する。第2の受光領域は、単色光受光領域である。
本発明内容の又1つの実施例において、傾斜検出器は、複数の周囲収容室を更に含み、周囲収容室及び収納空間が基板の同一平面にあり、周囲収容室が収納空間を取り囲んで設けられ、且つ収納空間に続く。発光素子及び光センサは、それぞれ周囲収容室の中のいずれか1つにある。
本発明内容の更に一実施例において、傾斜検出器は、複数の底部収容室を更に含み、底部収容室が基板と収納空間との間にあり、発光素子及び光センサが底部収容室にあり、底部収容室がそれぞれ遮蔽物より小さい開口を有し、その開口を介して収納空間に続いており、遮蔽物を収納空間の中のみで運動させる。
本発明内容の更に一実施例において、光センサが底部収容室の開口によって発光素子が発生する反射光を検出する。
本発明内容の更に一実施例において、傾斜検出器は、複数の底部収容室及び枢軸を更に含み、底部収容室が基板と収納空間との間にあり、発光素子及び光センサが底部収容室にあり、底部収容室がそれぞれ開口を有し、その開口を介して収納空間に続く。遮蔽物が板状遮蔽物であり、遮蔽物の一端が枢軸に枢接され、重力によって収納空間の中で回転運動を行う。
本発明内容の一実施例において、傾斜検出器は、収納空間と基板の同一平面にある複数の中間収容室を含み、収納空間が中間収容室を取り囲んで設けられ、且つ中間収容室が収納空間に続く。発光素子及び光センサは、それぞれ中間収容室の中のいずれか1つにある。
本発明内容の他の実施形態が、傾斜検出器に用いる傾斜検出器の操作方法を提供する。傾斜検出器の操作方法は、傾斜検出器の基板上の複数の発光素子が異なる複数の出射光を発生するステップと、遮蔽物が傾斜検出器の収納空間の中で重力によって運動するステップと、傾斜検出器の光センサが検出を行い、光センサがそれぞれ出射光の中のいずれか1つを受光する複数の受光領域を含み、発光素子と運動可能な遮蔽物との相対位置によって複数の受光量を検出するステップと、受光量によって傾斜検出器の傾斜角度を判断するステップとを含む。
本発明内容の一実施例において、発光素子は、第1の発光素子及び第2の発光素子を含み、第1の出射光及び第1の出射光と異なる第2の出射光をそれぞれに発生し、受光領域は、第1及び第2の受光領域を含み、第1及び第2の出射光をそれぞれに受光し、第1の発光素子と遮蔽物及び第2の発光素子と遮蔽物との相対位置によって第1の受光量及び第2の受光量を検出する。
本発明内容の他の実施例において、第1の発光素子が不可視光発光素子であって、第2の発光素子が可視光発光素子である。不可視光発光素子は、赤外光又は紫外線発光素子であってよく、赤外光又は紫外線の第1の出射光を発生する。第1の受光領域は、赤外光又は紫外線受光領域である。可視光発光素子は、単色光発光素子であり、単色光の第2の出射光を発生する。第2の受光領域は、単色光受光領域である。
本発明内容を用いることにより、複数の発光素子によって異なる出射光を発生し、遮蔽物と発光素子との位置関係を合わせて、光センサによって異なる出射光に対応する受光量を検出し、傾斜角度を判断する効果に達し、容易に前記目的に達する。
本発明内容の前述及びその他の目的、特徴、利点と実施例を更に理解しやすくするために、以下のように図面を説明する。
本発明内容の一実施例において、傾斜検出器の分解図である。
図1Aの傾斜検出器の平面図である。
図1Aの傾斜検出器のブロック図である。
図2A〜図2Dは、図1A〜図1Cにおける傾斜検出器が異なる角度にある時の平面図である。
本発明内容のまた別の一実施例において、傾斜検出器の分解図である。
図3Aの傾斜検出器がA方向に沿う側面図である。
本発明内容のまた別の一実施例において、傾斜検出器の分解図である。
図4Aの傾斜検出器を組み立てた後の立体斜視図である。
本発明内容の一実施例において、傾斜検出器の平面図である。
本発明内容のまた別の一実施例において、傾斜検出器の操作方法のフローチャートである。
図1A、図1B及び図1Cを参照する。図1A、図1B及び図1Cは、それぞれ本発明内容の一実施例において、相異発光素子を有する傾斜検出器1の分解図、平面図及びブロック図である。本実施例において、傾斜検出器1は、第1の発光素子100、第2の発光素子102、遮蔽物104(図1Cに図示せず)、光センサ及び判断モジュール116(図1A及び図1B図示せず)を含む。
第1の発光素子100及び第2の発光素子102は、基板110にあり、異なる第1の出射光及び第2の出射光(図示せず)を発生する。本実施例において、第1の発光素子100は、不可視光発光素子(例えば、赤外光又は紫外線発光素子)であり、赤外光又は紫外線形式の第1の出射光を発生する。第2の発光素子102は、単色光発光素子であり、単色光の第2の出射光を発生する。なお、単色光が赤色光、青色光、緑色光、黄色光又は他の顔色の可視光であってよい。
遮蔽物104は、重力によって基板110上の収納空間112の中で運動することができる。本実施例において、遮蔽物104は、円柱状遮蔽物であり、収納空間112の中で転がるように移動する。他の実施例において、他の形状でこの遮蔽物を形成してもよく、例えば、円球状球体、又は他の転がりやすい又は回転しやすい形状である。
本実施例における傾斜検出器1は、周囲収容室114を更に含む。周囲収容室114と収納空間112が基板110の同一平面にあり、周囲収容室は収納空間112を取り囲んで設けられ、且つ収納空間112に続く。前記第1の発光素子100、第2の発光素子102及び光センサは、それぞれ周囲収容室114の中のいずれか1つにある。このため、第1の発光素子100及び第2の発光素子102が発生する第1及び第2の出射光が収納空間112に照射し、遮蔽物104がある位置によって第1の発光素子100及び第2の発光素子102が発生する第1及び第2の出射光を遮蔽する。最後に、遮蔽物104に遮蔽されなければ、光が光センサの位置に再び伝送する。
光センサは、基板110にあり、第1の受光領域106及び第2の受光領域108を含む。前記実施形態に応じて、第1の受光領域106は、赤外光又は紫外線に応じて受光することができる赤外光又は紫外線受光領域であり、第2の受光領域108は、単色光に応じて受光することができる単色光受光領域である。実際に、第1の発光素子100及び第2の発光素子102は、第1の受光領域106と第2の受光領域108が対応する電磁波しか受信せず、互いに妨害しないように、周波数が近くない、異なる電磁波エミッターのいずれか2つによって実現される。
図2A〜図2Dを同時に参照する。図2A〜図2Dは、図1A〜図1Cにおける傾斜検出器1が異なる角度にある時の平面図である。図2Aにおいて、遮蔽物104が収納空間112の中で光センサの第1の受光領域106及び第2の受光領域108の前まで移動し、このため、第1の発光素子100及び第2の発光素子102が発生する第1及び第2の出射光を遮蔽する。このため、第1の受光領域106及び第2の受光領域108がほとんど光を検出せず、対応する第1の受光量111及び第2の受光量113(図1Cに示す)が極小値又は0になる。この場合、第1の受光領域106及び第2の受光領域108が検出する第1の及び第2の受光量113は、(0,0)と表示してもよい。
図2Bにおいて、遮蔽物104がある位置が第1の発光素子100の第1の出射光を遮蔽し、しかし、第2の発光素子102の第2の出射光が遮蔽されない。このため、第1の受光領域106の第1の受光量111が第2の受光領域108の第2の受光量113よりずっと小さい。この場合、第1の受光領域106及び第2の受光領域108が検出する第1及び第2の受光量111及び113は、(0,1)と表示してもよい。この方式によって、傾斜検出器1が図2Bにある位置を判断できる。その位置は、図2Aに対し時計回り方向に90度異なる。
図2Cにおいて、遮蔽物104がある位置が第1の発光素子100及び第2の発光素子102の第1及び第2の出射光をいずれも遮蔽しない。このため、第1の受光領域106及び第2の受光領域108が図2Aにおけるものより大きい第1及び第2の受光量111及び113を有し、この場合、第1の受光領域106及び第2の受光領域108が検出する受光量は、(1,1)と表示してもよい。これで傾斜検出器1が図2Cにある位置を判断できる。その位置は、図2Aに対して180度異なる。
図2Dにおいて、遮蔽物104がある位置が第2の発光素子102の第2の出射光を遮蔽、しかし第1の発光素子100の第1の出射光が遮蔽されない。このため、第2の受光領域108の第2の受光量113が第1の受光領域106の第1の受光量111よりずっと小さい。この場合、第1の受光領域106及び第2の受光領域108が検出する第1及び第2の受光量111及び113は、(1,0)と表示してもよい。この方式によって、傾斜検出器1が図2Dに存在する位置を判断できる。その位置は、図2Aに対して反時計方向に90度異なる。
図1Cに図示する判断モジュール116が光センサの第1の受光領域106及び第2の受光領域108に電気的に接続される。判断モジュール116は、前記第1の発光素子100と遮蔽物104及び第2の発光素子102と遮蔽物104との相対位置により検出する第1の及び第2の受光量111及び113によって、傾斜検出器1の傾斜角度を判断することができる。一実施例において、判断モジュール116を光センサと同一チップに形成してもよい。
本実施例における傾斜検出器1は、異なる出射光を発生する2つの発光素子と遮蔽物との相対関係によって、光センサが異なる出射光の受光量の検出を行い、傾斜角度を検出する効果に達する。実際には、発光素子は、前記実施例において記述した数に限られなく、異なる実施例に応じて多くの数及び種類を有してもよく、さらに光センサにおいて相応の受光領域を合わせて、検出の効果に達する。
図3A及び図3Bを参照する。図3Aは、本発明内容のまた別の一実施例において、傾斜検出器3の分解図であり、図3Bは、図3Aの傾斜検出器3がA方向に沿う側面図である。傾斜検出器3は、第1の発光素子300、第2の発光素子302、遮蔽物304、光センサ及び判断モジュール(図示せず)を含む。
本実施例の傾斜検出器3は、基板310と収納空間312との間にある3つの底部収容室314を更に含む。第1の発光素子300、第2の発光素子302及び第1及び第2の受光領域306、308を含む光センサが底部収容室314にあり、底部収容室314がそれぞれ遮蔽物304より小さい開口を有し、その開口を介して収納空間312に続いており、遮蔽物304が収納空間312の中のみで移動する。本実施例の傾斜検出器3は、遮蔽物304を落とさないように収納空間312の中で移動させるカバー316を更に含む。光センサの第1の及び第2の受光領域306、308は、底部収容室314の各開口によって、第1の発光素子300及び第2の発光素子302の第1及び第2の出射光が発生する第1及び第2の反射光に対して前記一実施例に記述したような検出をし、図3Bに示すように、判断モジュールに傾斜角度を判断させる。
図4A及び図4Bを参照する。図4Aは、本発明内容のまた別の一実施例において、傾斜検出器4の分解図であり、図4Bは、図4Aの傾斜検出器4を組み立てた後の立体斜視図である。傾斜検出器4は、第1の発光素子400、第2の発光素子402、遮蔽物404、光センサ及び判断モジュール(図示せず)を含む。
本実施例の傾斜検出器4は、基板410と収納空間412との間にある4つの底部収容室414を含む。第1の発光素子400、第2の発光素子402及び第1と第2の受光領域406、408を含む光センサが底部収容室414にあり、底部収容室414がそれぞれ開口を有し、その開口を介して収納空間412に続く。本実施例において、傾斜検出器4は、底部収容室414の真ん中に設けられる枢軸411を更に有し、遮蔽物404が板状遮蔽物であり、その一端が枢軸411に枢接され、重力によって収納空間412の中で回転運動を行う。このため、板状遮蔽物402が重力によって回転して一定の方向に向かう時に、前記板状遮蔽物402がその一定の方向の下にある底部収容室414を遮蔽し、且つ第1及び第2の受光領域406、408がこの位置で受けた第1及び第2の受光量によって検出を行い、検出の効果に達し、判断モジュール(図4A及び図4Bに図示せず)に傾斜角度を判断させる。
図5を参照する。図5は、本発明内容のまた別の一実施例において、傾斜検出器5の平面図である。傾斜検出器5は、第1の発光素子500、第2の発光素子502、遮蔽物504、光センサ及び判断モジュール(図示せず)を含む。
本実施例の傾斜検出器5は、3つの中間収容室514を含む。収納空間512及び中間収容室514がいずれも基板510にあり、且つ収納空間512が中間収容室514を取り囲んで設けられる。第1の発光素子500、第2の発光素子502及び第1と第2の受光領域506、508を含む光センサが中間収容室514にあり、中間収容室514がそれぞれ開口を有し、その開口を介して収納空間512に続く。遮蔽物504は、球状遮蔽物又は円板状遮蔽物であり、重力によって収納空間512の中で転がる又は回転運動をする。光センサの第1及び第2の受光領域506、508は、中間収容室514の各開口によって、第1の発光素子500及び第2の発光素子502による第1及び第2の出射光が発生する第1及び第2の反射光に対して検出を行い、判断モジュールに傾斜角度を判断させる。例えば、遮蔽物504が位置60に位置する時に、第1の発光素子500及び第2の発光素子502が発生する光(出射光)がいずれも第1及び第2の受光領域506、508により検出され、この場合、その対応する第1及び第2の受光量は、(1,1)と表示してもよい。遮蔽物504が位置62にある時に、第2の発光素子502が発生する光が遮蔽され、このため、対応する第1及び第2の受光量は、(1,0)と表示してもよい。遮蔽物504が位置64にある時に、第1の発光素子500及び第2の発光素子502が発生する光がいずれも遮蔽され、このため、対応する第1及び第2の受光量は、(0,0)と表示してもよい。遮蔽物504が位置66にある時に、第1の発光素子500が発生する光が遮蔽され、このため、対応する第1及び第2の受光量は、(0,1)と表示してもよい。
注意すべきなのは、前記実施例における傾斜検出器各素子の相対位置は、可能な実施形態の中のただ三種類である。実際には、傾斜検出器において発光素子の数、各素子とモジュールとの間の相対位置、ハウジングの外形及び収容室の形状がいずれも本発明内容の前記実施例に制限されなく、必要に応じて異なる設計方式を有してもよい。
図6を参照する。図6は、本発明内容のまた別の一実施例において、傾斜検出器の操作方法のフローチャートである。傾斜検出器の操作方法は、例えば図1A〜図1Cに示す傾斜検出器1、図3A〜図3Bに示す傾斜検出器3、図4A〜図4Bに示す傾斜検出器4又は図5A〜図5Bに示す傾斜検出器5に適用することができる。本実施例は、図1A〜図1Cの傾斜検出器1を例として説明する。傾斜検出器の操作方法は、以下のステップを含む。(本実施形態に言及するステップは、その順序を特に述べるものを除き、すべてが必要に応じてその前後順序を調整してもよく、更に同時又は一部同時に行ってもよいことを了承する。)
ステップ601では、傾斜検出器1の基板110上の複数の発光素子が(例えば、図1Aの第1及び第2の発光素子100、102)異なる複数の出射光を発生する。ステップ602では、遮蔽物104が傾斜検出器1の収納空間112の中で重力によって運動する。ステップ603では、傾斜検出器1の光センサが検出を行い、光センサがそれぞれ出射光の中のいずれか1つに対応して受光する複数の受光領域(例えば、図1Aの第1及び第2の受光領域106、108)を含み、第1の及び第2の発光素子100、102と運動可能な遮蔽物104との相対位置によって複数の受光量(例えば、図1Cに示す第1及び第2の受光量111、113)を検出する。最後に、ステップ604では、判断モジュール116に第1及び第2の受光量111、113によって傾斜検出器1の傾斜角度を判断させる。
本発明内容を用いることにより、複数の発光素子によって異なる出射光を発生し、遮蔽物と発光素子との位置関係を合わせて、光センサによって異なる出射光に対応する受光量を検出し、傾斜角度を判断する効果に達する。
本発明内容がすでに実施形態で以上のように開示されるが、しかしながらそれは本発明内容を限定するものではなく、当該技術に熟知する者が、本発明内容の精神及び範囲から逸脱しない限り、本発明の分野にて容易に考えられる変化又は修飾は、すべて下記の本発明の特許請求の範囲に含まれる。
1、3、4、5…傾斜検出器、 100、300、400、500…第1の発光素子、
102、302、402、502…第2の発光素子、
104、304、404、504…遮蔽物、
106、306、406、506…第1の受光領域、
108、308、408、508…第2の受光領域
110、310、410、510…基板、 111…第1の受光量、
112、312、412、512…収納空間、 113…第2の受光量、
114…周囲収容室、116…判断モジュール、 314、414…底部収容室、
316…カバー、 411…枢軸、 514…中間収容室、
60、62、64、66…位置、 601、602、603、604…ステップ。
102、302、402、502…第2の発光素子、
104、304、404、504…遮蔽物、
106、306、406、506…第1の受光領域、
108、308、408、508…第2の受光領域
110、310、410、510…基板、 111…第1の受光量、
112、312、412、512…収納空間、 113…第2の受光量、
114…周囲収容室、116…判断モジュール、 314、414…底部収容室、
316…カバー、 411…枢軸、 514…中間収容室、
60、62、64、66…位置、 601、602、603、604…ステップ。
Claims (10)
- 相異発光素子を有する傾斜検出器であって、
基板にあり、異なる複数の出射光を発生する複数の発光素子と、
重力によって前記基板上の収納空間の中で運動することができる遮蔽物と、
前記基板にあり、それぞれが前記出射光の中のいずれか1つに対応して受光する複数の受光領域を含み、該受光領域が前記発光素子と運動可能な前記遮蔽物との相対位置によってそれぞれ前記出射光の中のいずれか1つに対応する複数の受光量を検出する光センサと、
該光センサに電気的に接続され、前記受光量によって前記傾斜検出器の傾斜角度を判断する判断モジュールと
を含むことを特徴とする傾斜検出器。 - 前記発光素子が第1の発光素子及び第2の発光素子を含み、第1の出射光及び該第1の出射光と異なる第2の出射光をそれぞれに発生し、前記受光領域が第1の受光領域及び第2の受光領域を含み、それぞれが前記第1の出射光及び前記第2の出射光に対応して受光し、前記第1の発光素子と前記遮蔽物及び前記第2の発光素子と前記遮蔽物との相対位置によって第1の受光量及び第2の受光量を検出するものであることを特徴とする請求項1に記載の傾斜検出器。
- 前記第1の発光素子が不可視光発光素子であり、前記第2の発光素子が可視光発光素子であり、前記不可視光発光素子が赤外光(infrared light)又は紫外線(ultraviolet light)発光素子であり、赤外光又は紫外線の前記第1の出射光を発生し、前記第1の受光領域が赤外光又は紫外線受光領域であり、且つ前記可視光発光素子が単色光発光素子であり、単色光の前記第2の出射光を発生し、前記第2の受光領域が単色光受光領域であることを特徴とする請求項2に記載の傾斜検出器。
- 前記収納空間と前記基板の同一平面にあり、前記収納空間を取り囲んで設けられ、且つ前記収納空間に続く複数の周囲収容室を更に含み、前記発光素子及び前記光センサがそれぞれ前記周囲収容室の中のいずれか1つにあることを特徴とする請求項1に記載の傾斜検出器。
- 前記基板と前記収納空間の間にある複数の底部収容室を更に含み、前記発光素子及び前記光センサが前記底部収容室にあり、前記底部収容室がそれぞれ前記遮蔽物より小さい開口を有し、該開口を介して前記収納空間に続いており、前記遮蔽物を前記収納空間の中のみで運動させ、前記光センサが前記底部収容室の開口によって前記発光素子が発生する複数の反射光に対し検出を行うものであることを特徴とする請求項1に記載の傾斜検出器。
- 複数の底部収容室及び枢軸を更に含み、前記底部収容室が前記基板と前記収納空間との間にあり、前記発光素子及び前記光センサが前記底部収容室にあり、前記底部収容室がそれぞれ開口を有し、該開口を介して前記収納空間に続いており、前記遮蔽物が板状遮蔽物であり、前記遮蔽物の一端が前記枢軸に枢接され、前記重力によって前記収納空間の中で回転運動を行うものであることを特徴とする請求項1に記載の傾斜検出器。
- 前記収納空間と前記基板の同一平面にある複数の中間収容室を更に含み、前記収納空間が前記中間収容室を取り囲んで設けられ、且つ前記中間収容室が前記収納空間に続いており、前記発光素子及び前記光センサがそれぞれ前記中間収容室の中のいずれか1つにあることを特徴とする請求項1に記載の傾斜検出器。
- 傾斜検出器に用いる傾斜検出器の操作方法であって、
前記傾斜検出器の基板上の複数の発光素子が異なる複数の出射光を発生するステップと、
遮蔽物が前記傾斜検出器の収納空間の中で重力によって運動するステップと、
前記傾斜検出器の光センサが検出を行い、前記光センサがそれぞれ前記出射光の中のいずれか1つに対応して受光する複数の受光領域を含み、前記発光素子と運動可能な前記遮蔽物との相対位置によって複数の受光量を検出するステップと、
前記受光量によって前記傾斜検出器の傾斜角度を判断するステップと
を含むことを特徴とする傾斜検出器の操作方法。 - 前記発光素子が第1の発光素子及び第2の発光素子を含み、第1の出射光及び該第1の出射光と異なる第2の出射光をそれぞれ発生し、前記受光領域が第1の受光領域及び第2の受光領域を含み、前記第1の出射光及び前記第2の出射光にそれぞれ対応して受光し、前記第1の発光素子と前記遮蔽物及び前記第2の発光素子と前記遮蔽物との相対位置によって第1の受光量及び第2の受光量を検出することを特徴とする請求項8に記載の傾斜検出器操作方法。
- 前記第1の発光素子が不可視光発光素子、前記第2の発光素子が可視光発光素子であり、前記不可視光発光素子が赤外光又は紫外線の前記第1の出射光を発生する赤外光又は紫外線発光素子であり、前記第1の受光領域が赤外光又は紫外線受光領域であり、且つ前記可視光発光素子が単色光発光素子であり、単色光の前記第2の出射光を発生し、前記第2の受光領域が単色光受光領域であることを特徴とする請求項9に記載の傾斜検出器操作方法。
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