JP5208433B2 - 床開口用枠体、床構造、及び、床開口用枠体の設置方法 - Google Patents

床開口用枠体、床構造、及び、床開口用枠体の設置方法 Download PDF

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Description

本発明は、床開口用枠体、該床開口用枠体が設置された床構造、及び、該開口用枠体の設置方法に関する。
住宅等の建造物には、例えば、床下点検口や床下収納庫等が設けられたものが多く存在する。このような床下点検口や床下収納庫等は、一般的に、床板に形成された開口に枠体が設置され、その枠体に蓋が開閉可能に嵌め込まれることにより設置される。
枠体は、床面との段差を小さくして躓きを防止するとともに、軽量化を図って施工時の作業性・取り扱い性を向上させる観点から、その板厚が小さく設定される必要がある。
その一方で、枠体が変形すると、床下と室内との間の気密性が損なわれて、断熱性能が低下して冷暖房効率が悪化するおそれがあり、また変形箇所が床面から突出して人が躓くおそれもあるため、枠体には、蓋の上を通過する人の荷重にも耐え得る充分な強度が要求される。
従って、従来の床開口用枠体は、板厚を小さくするとともに充分な強度を得るために、根太の側面に横渡しに固定された角柱状の補助根太に支持されるように構成されていた(例えば、特許文献1〜3参照)。このような従来の床開口用枠体の構造について説明する。
図9は、従来の床下収納庫の床板近傍を拡大した部分拡大縦断面図である。
根太291の上面には、床板290が設置され、床板290には、開口部299が形成されている。根太291の側面291aの所定位置には、角柱状の補助根太292が横渡しで設けられ、補助根太292は釘293で根太291に固定されている。
金属板からなる枠体210は、床板290の開口部299に嵌め込まれ、気密シール282を介して、床板290の側面290b及び根太291の側面291aと接している。また、枠体210の下部は、気密材283を介して、補助根太292の上面と接している。更に、枠体210の上端に位置し、床面290aに沿って水平方向に延びる係止片211は、両面シール284を介して、床面290aに貼着されることにより係止されている。枠体210には、収納ボックス280が嵌め込まれ、更に蓋281が開閉可能に嵌め込まれる。
図9に示す構造では、例えば、図10(a)に示すように、補助根太292を設計位置より下側に設置した場合、枠体210と補助根太292との間に隙間285が生じるため、枠体210に変形が生じたり、気密性が低下したりするという問題があった。
その一方で、図10(b)に示すように、補助根太292を設計位置より上側に設置した場合には、枠体210の係止片211と床面290aとの間に隙間286が生じるため、枠体210が床面290aより上側に突出し、人が躓いたり、枠体が破損したりするおそれがあった。
このように、補助根太292を用いる構造では、図10(a)、(b)に示すように、補助根太292の取付位置が上下方向に僅かにずれても、種々の問題が生じることになるため、高い取付精度が要求され、施工が困難であるという問題があった。
そこで、補助根太を省略した床開口用枠体の構造が種々提案されている(例えば、特許文献4、5参照)。このような従来の床開口用枠体の構造について説明する。
図11は、従来の床下収納庫の床下近傍を拡大した部分拡大縦断面図である。
根太391の上面には、床板390が設置され、床板390には、開口部399が形成されている。なお、図9に示した例とは異なり、根太391に補助根太392は設けられていない。
金属板からなる枠体310は、床板390の開口部399に嵌め込まれ、気密シール382を介して、床板390の側面390b及び根太391の側面391aと接している。また、枠体310の上端に位置し、床面390aに沿って水平方向に延びる係止部311は、両面シール384を介して、床面390aに貼着されることにより係止されている。更に、枠体310は、釘393で根太391に固定されている。
枠体310には、収納ボックス380が嵌め込まれ、更に蓋381が開閉可能に嵌め込まれる。
図11に示す枠体310を設置する場合、先ず床面390aに、両面シール384により、枠体310の係止部311を貼着させることにより係止させ、その後、釘393で枠体310を根太391に固定する。これにより、正確に且つ簡単に枠体310を設置することができる。
しかしながら、補助根太を省略すると、補助根太によって枠体310が支持されないため、強度が不足してしまい、収納ボックスや蓋(図示せず)等の荷重によって、図12(a)に示すように、枠体310が変形するおそれがあった。その結果、気密性や断熱性が低下し、また人が躓くおそれがあった。
また、図11に示す枠体310は、係止部311を床面390aに係止した状態で、釘393により根太391に固定されるものであるため、図12(b)に示すように、床板390の側面390bと、根太391の側面391aとの間に段差があると釘393を打ち込むことができず、設置箇所の自由度が低いという問題があった。
特開2000−314229号公報 特開2001−207635号公報 特開2004−278122号公報 特開2000−73556号公報 特開2000−336921号公報
本発明は、上述した課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、補助根太を省略することにより施工作業の簡略化を図りつつ、高い位置精度で設置可能であり、枠体自身の変形を防止することにより気密性及び断熱性を確保するとともに躓き等を防止し、更に設置箇所の自由度が高い床開口用枠体、該床開口用枠体が設けられた床構造、及び、該床開口用枠体の設置方法に関する。
以上のような目的を達成するために、本発明は、以下のようなものを提供する。
(1) 床の開口部に嵌合され得る形状を有し、上記開口部側から根太側へ向けて貫通する取付孔が複数設けられている基体と、上記基体に設けられ、床面に係止される係止部とからなる枠部材、及び、
上記取付孔に嵌挿され得る形状を有し、上記開口部側から根太側へ向けて固定具が挿通される挿通孔が形成された支持部材
を備え
上記基体は、上記係止部から上記開口部の側面に沿って下方に垂下する板状部と、上記板状部に対して直交するように設けられた筒状部とを含んで構成され、上記筒状部が、上記取付孔を有することを特徴とする床開口用枠体。
図11に示したように、固定具により直接、枠体が支持される構造であると、強度が不足し、枠体が変形するおそれがある。しかしながら、(1)の発明では、枠部材の取付孔に支持部材が嵌挿され、その支持部材の挿通孔に固定具が打ち込まれるため、枠部材が支持部材によって支持されることになる。従って、補助根太を省略しても、強度を確保することができるため、変形等を防止することができ、気密性及び断熱性を確保するとともに躓き等を防止することができる。
また、(1)の発明によれば、枠部材を開口部に嵌合し、上記枠部材の係止部を床面に係止した状態で、各取付孔に支持部材を嵌挿し、支持部材の挿通孔に固定具(例えば釘、螺子、ピン等)を打ち込むことにより、枠体を開口部に設置することができるため、枠体の設置に際して部材の位置合わせが不要である。従って、補助根太を省略して施工作業の簡略化を図りつつ、高い位置精度で設置可能である。
更に、(1)の発明によれば、床板の開口部の側面と根太の側面とに段差がある場合であっても、枠体を設置することができる。すなわち、枠部材の係止部を床面に係止した状態で各取付孔に支持部材を嵌挿する際、支持部材が根太の側面に接する位置まで、支持部材を押し込み、その状態で支持部材の挿通孔に固定具を打ち込むことにより、床板の開口部の側面と根太の側面とに段差がある場合であっても、枠体を設置することができる。
従って、(1)の発明に係る床開口用枠体は、設置箇所の自由度が高いものである。
更に、(1)の発明によれば、支持部材が嵌挿される取付孔を有する筒状部が、板状部に対して直交するように設けられているため、枠部材の強度を確保することができ、枠部材の変形をより確実に防止することができるからである。
さらに、本発明は、以下のようなものを提供する。
(2) 上記(1)の床開口用枠体であって、
上記支持部材は、上記取付孔の周に略沿った外形を有する本体部と、上記本体部に設けられた舌片とを備え、
上記挿通孔は、少なくとも上記舌片に形成されており、
上記舌片は、弾性を有し、その上端のみが上記本体部に固定されるとともに、その下端側が上記開口部側へ向かうように傾斜している。
(2)の発明によれば、枠部材の取付孔に支持部材を嵌挿し、舌片に形成された挿通孔に固定具を打ち込むと、舌片の弾性力に抗して、舌片の下端側が開口部側から根太側に移動するため、舌片には、上端を軸として下端側が開口部側へ戻ろうとする付勢力が生じる。この付勢力は、固定具が根太に固定されているため、枠部材の係止部を下方に押し下げる力となる(図1(b)参照)。従って、係止部と床面との密着性を向上させることができ、気密性及び断熱性を高めることができる。
さらに、本発明は、以下のようなものを提供する。
(3) 上記(2)の床開口用枠体であって、
上記取付孔の開口、及び、上記支持部材の断面視外形は、一角が面取りされた矩形状を有する。
(3)の発明によれば、取付孔の開口、及び、支持部材の断面視外形は、一角が面取りされた矩形状を有するため、支持部材を取付孔に嵌挿する際、支持部材の向きを誤ってしまうことがない。上記(2)の発明では、舌片の上端が固定されるとともに下端側が開口部側に傾斜しているため、固定具を取り付けた際の付勢力によって係止部と床面との密着性を向上させるという効果を奏するが、支持部材を上下反転させて取り付けてしまうと、このような効果を奏さないばかりか、却って密着性を悪化させるおそれもある。しかしながら、(3)の発明では、支持部材の向きを誤ることがないため、確実に係止部と床面との密着性を向上させることができる。さらに、支持部材の向きを誤ることがないため、施工時に支持部材の向きを確認する必要がなく、施工作業の効率化を図ることができる。
さらに、本発明は、以下のようなものを提供する。
(4) 上記(1)〜(3)のいずれか1の床開口用枠体であって、
上記基体は、平面視矩形状を有し、上記取付孔は、上記基体の各辺に設けられており、上記取付孔の位置は、上記基体の辺ごとに異なる。
(4)の発明によれば、基体の辺ごとに取付孔の位置が異なるため、固定具の打ち込みに失敗して根太に孔が生じても、枠部材の嵌合向きを変更することで、その孔とは別の位置に固定具を打ち込むことが可能であり、強固に枠体を取り付けることができる。
また、本発明は、以下のようなものを提供する。
)開口部が形成された床板と根太とを備え、
上記(1)〜()のいずれか1の床開口用枠体が設置され、
上記根太には、上記床開口用枠体を支持するための補助根太が設けられていないことを特徴とする床構造。
また、本発明は、以下のようなものを提供する。
) 上記(1)〜()のいずれか1の床開口用枠体を、開口部が形成された床板と根太とを備える床構造に設置する床開口用枠体の設置方法であって、
上記開口部に上記枠部材を嵌合し、上記床面に上記係止部を係止させる工程と、
上記取付孔に上記支持部材を嵌挿し、上記支持部材を上記根太に当接させる工程と、
上記支持部材の上記挿通孔に上記固定具を挿通して固定する工程と
を含み、
上記根太に上記床開口用枠体を支持するための補助根太を設ける工程を含まないことを特徴とする床開口用枠体の設置方法。
本発明によれば、補助根太を省略することにより施工作業の簡略化を図りつつ、高い位置精度で設置可能であり、枠体自身の変形を防止することにより気密性及び断熱性を確保すくとともに躓き等を防止し、更に設置箇所の自由度を高めることができる。
以下、本発明の床開口用枠体の一例として、本発明を床下収納庫に適用した場合について説明する。
ただし、本発明の床開口用枠体の用途は、特に限定されるものではなく、床下収納庫以外に、例えば、床下点検口等を挙げることができる。
図1(a)は、本発明の床開口用枠体を模式的に示す縦断面図であり、(b)は、(a)に示す例において釘を打ち込んだ場合の様子を模式的に示す縦断面図である。
根太91の上面には、床板90が設置され、床板90には、開口部99が形成されている。なお、根太91に補助根太92は設けられていない。
後述するように、本発明の床開口用枠体1は、枠部材10を支持部材40により支持するものであるから、補助根太が設置されていない床構造に好適に用いられる。
床開口枠体1は、枠部材10と、支持部材40とからなる。
枠部材10は、樹脂板が所定形状に加工されたものであり、係止部11と基体12とからなる。本発明において、枠部材の材質は、特に限定されるものではなく、樹脂製のものであってもよく、金属製のものであってもよい。なお、枠部材は、強度確保の観点から、一体的に成形されたものであることが望ましい。
係止部11は、気密パッキン83を介して床面90aに係止されるものである。後述するように、本発明の床開口枠体は、設置することにより、係止部に対して下方に力が加わるため、従来の枠体のように係止部を両面テープにより床面に貼着しなくてもよい。従って、施工時の作業効率の向上を図ることができるとともに、床の不陸を考慮して気密性の向上を図ることができる。なお、気密パッキン83は、予め係止部11に取り付けられていてもよく、施工時に床面90aの所定位置に設置されることとしてもよい。
基体12は、係止部11から垂下し、気密シール82を介して床板90の側面90bに接する外側部17と、外側部17の途中から開口部99側に突出し、蓋81を支持する部分を構成する台座部15と、外面に突部16を備えるとともに内側に取付孔14が形成された角筒状部13とを備える。突部16は、収納ボックス80の脱落やズレを防止するためのものである。取付孔14は、開口部99側から根太91方向へ向けて水平方向に貫通した孔であり、後述する支持部材40が嵌挿される。
枠部材10については、後で図4〜図8を用いて詳述する。
支持部材40は、ナイロン製、ポリプロピレン製等の樹脂製であり、取付孔14に嵌挿され得る角筒形状を有する本体部41と、本体部41に設けられた舌片42とを備えている。舌片42は、その上端のみが本体部41に固定されるとともに、その下端側が開口部99側へ向かうように傾斜している。舌片42には、開口部99側から根太91方向へ向けて径が小さくなるテーパ状の挿通孔43が形成されている。また、本体部41には、挿通孔43と連通する挿通孔44が形成されている。また、取付孔14には、気密性の確保のために、キャップ20が嵌め込まれている。支持部材40については、後で図3を用いて詳述する。
釘93を挿通孔43、44に挿通し、根太91に打ち込むと、図1(b)に示すように、舌片42の弾性力に抗して、舌片42の下端側が開口部99側から根太91方向に移動する。その結果、舌片42には、上端を軸として下端側が開口部99側へ戻ろうとする付勢力(矢印A方向)が働くが、釘93が根太91に固定されているため、その付勢力は、枠部材10の係止部11を下方に押し下げる力(矢印B方向)となる。従って、係止部11と床面90aとの密着性を向上させることができ、気密性及び断熱性を高めることができる。
本発明に係る床開口用枠体1は、勿論、図1に示すように、床板90の側面90bと根太91の側面91bとの間に段差がない場合に適用可能であるが、床板と根太との側面に段差がある場合にも適用可能である。
このようにする場合、図2に示すように、枠部材10の係止部11を床面90aに係止した状態で取付孔14に支持部材40を嵌挿する際、支持部材40が根太91の側面91bに接する位置まで、支持部材40を押し込み、その状態で支持部材40の挿通孔43、44に釘93を打ち込むことにより、床板90の側面90bと根太91の側面91bとの段差に関わらず、床開口用枠体1の設置が可能である。
このように、本発明において、枠部材は、取付孔の根太側開口部より突出して支持部材が嵌挿され得るように構成されていることが望ましい。当該構成を有する床開口用枠体によれば、床板開口の側面と根太の側面とに段差がある床構造にも適用することができるからである。
次に、支持部材40について説明する。
図3(a)は、支持部材を模式的に示す正面図であり、(b)は、その平面図であり、(c)は、その縦断面図であり、(d)は、その底面図であり、(e)は、その背面図である。
支持部材40は、ポリプロピレン製であり、略矩形筒状を有する本体部41と、本体部41に設けられた舌片42とを備える。本体部41には、下側の一角がC面取りされることにより面取部41aが形成されており、本体部41の外形(図3(a)、(e)参照)は、後述する取付孔14の周(図8(a)、(e)参照)に略沿うものである。
これにより、支持部材40の取付方向の誤りが生じることを防止することができる。また、取付方向の確認が不要となるため、施工の作業効率を向上させることができる。
本体部41の正面側(図3(a)側)は筒状になっており、その内側には舌片42が設けられている。舌片42は、上端のみが本体部41に固定されるとともに、その下端側が開口部側(図3(c)における左側)へ向かうように傾斜している。舌片42は、開口部側又は根太側(図3(c)における右方向)へ移動可能なように、本体部41との接合部分の板厚が、他の部分より薄くなっている。舌片42は、弾性を有しており、図1(b)を用いて説明したように、根太側に移動した際には開口部方向への付勢力が生じる。
舌片42には、固定具としての釘(図示せず)が挿通される挿通孔43が形成されている。なお、挿通孔43は、開口部側(図3(c)における左側)の径が大きいテーパ状を有している。従って、釘が打ち込まれることによって舌片42が根太側(図3(c)における右側)に移動した際の舌片42の破損を防止することができる。
また、本体部41の内側には、台座部41bが設けられている。釘等の固定具が打ち込まれると、舌片42は、鉛直方向を向いて台座部43と面接触する。
舌片42が鉛直方向を向いた際に面接触する位置に台座部43が設けられているので、固定具を打ち込んだ際に舌片42が破損することを防止することができる。
なお、本発明において、固定具としては、特に限定されるものではなく、例えば、釘、螺子、ピン等の従来公知のものを採用することができる。
台座部43の中央部分には、舌片42の挿通孔43と連通する挿通孔44が形成されている。このように、可動する部分である舌片42に挿通孔43を形成するとともに、可動しない部分である台座部43(本体部41)に挿通孔44を形成することにより、固定具により固定する際の支持部材40の位置ズレを防止することができる。
本体部41の上面側から、上下方向に弾性を有し、上面から僅かに突出する3つの押圧片45、46、47が設けられている。押圧片45、46、47は、支持部材40が取付孔14(図示せず)に取り付けられたときに、その弾性に抗して下方に移動するため、押圧片45、46、47には、上方へ戻ろうとする付勢力が生じ、その付勢力によって押圧片45、46、47は、取付孔14の面を押し上げる。その結果、支持部材40の取付孔14内での位置ズレを防止することができる。
押圧片45、46、47は、3点で取付孔14の面と接触し、押圧片45は、開口部側から根太側へ向かう方向に延びる一方、押圧片46、47は、その方向と垂直に交わる方向に延びている。この配置及び形状によっても、支持部材40の取付孔14内での位置ズレが防止される。
本体部41の底面側には、底面から僅かに突出する1つの案内片48が設けられている。後述するが、支持部材40が取り付けられる取付孔14には、開口部側から根太側へ向かう方向に案内溝18が形成されている。案内片48は、その案内溝18に沿って移動可能である。これにより、支持部材40の円滑な取付と位置ズレの防止とを行うことができる。
次に、枠部材10について説明する。
図4は、本発明に係る枠部材を模式的に示す平面図である。
枠部材10は、平面視矩形状を有しており、係止部11と基体12とからなる。基体12には、各辺に3個ずつ、計12個の取付孔14(14a〜14l)が形成されている。
取付孔14(14a〜14l)は、全て同形状である。従って、全て同形状の支持部材40を用いて、枠部材10の取付が可能である。
図中、C(C〜C)は、基体12の角を示す。D(Da〜Dl)は、以下のように夫々角Cと取付孔14(14a〜14l)との距離を示す。
Da、Db、Dcは、夫々Cからの14a、14b、14cの距離を示す。
Dd、De、Dfは、夫々Cからの14d、14e、14fの距離を示す。
Dg、Dh、Diは、夫々Cからの14g、14h、14iの距離を示す。
Dj、Dk、Dlは、夫々Cからの14j、14k、14lの距離を示す。
床開口用枠体1において、取付孔14の位置は、以下のように、基体12の辺ごとに異なっている。
Da、Dd、Dg、Djは、夫々異なっている。
Db、De、Dh、Dkは、夫々異なっている。
Dc、Df、Di、Dlは、夫々異なっている。
従って、支持部材40を取り付ける際の釘の打ち込みに失敗して根太に孔が生じても、開口部に対する枠部材10の嵌合向きを変更することで、その孔とは別の位置に釘を打ち込むことが可能であり、強固に床開口用枠体1を取り付けることができる。
床開口用枠体1は、取付孔14の位置が基体12の辺ごとに異なるものであるが、本発明においては、例えば、対辺同士の取付孔の位置が同じであってもよく、隣接する二辺の取付孔の位置が同じであってもよい。
また、基体ごとに取付孔の位置を異ならせる構成を採用する場合、本発明において、基体は必ずしも平面視矩形状である必要はない。基体及び開口部が、枠部材が開口部に嵌合された状態で回転せずに固定されるように該枠部材を開口部に嵌合することが可能な態様が2通り以上存在する形状を有し、上記基体が、少なくとも2通りの態様で枠部材を開口部に嵌合した場合の夫々で、取付孔の位置が異なるものであればよい。そのような構成であれば、一の態様で枠部材を設置して支持部材の固定に失敗しても、他の態様で枠部材を設置し直して支持部材を固定することができる。同一箇所に固定具が打ち込まれないので、強固に枠部材を設置することができる。
更に、枠部材について、図5〜図8を用いて詳述する。
図5は(a)は、図4に示した枠部材を模式的に示す正面図であり、(b)は、図4に示した枠部材の部分背面図である。
図6(a)は、図4に示した枠部材を模式的に示す側面図であり、(b)は、図4に示した枠部材のA−A線断面図である。
枠部材10は、係止部11と、基体12とからなり、基体12は、外側部17と、台座部15と、取付孔14が形成された角筒状部13とからなる。枠部材10は、所定形状の板状体とリブとを一体的に成形してなるものである。このようにすることにより、強度の確保と軽量化とを図ることができる。
図7(a)は、図4に示した枠部材を模式的に示す縦断面図であり、(b)は、(a)に示した枠部材のB−B線断面図であり、(c)は、(a)に示した枠部材の背面図であり、(d)は、(a)に示した枠部材の底面図である。
図7(a)〜(d)に示すように、枠部材10は、係止部11と、基体12とからなる。基体12は、係止部11から垂下する外側部17と、外側部17から開口部側(図7(a)における左側)に突出する台座部15と、台座部15から開口部側に所定間隔あけて設けられた突部16と、突部16から下方へ垂下する内側部19とを備える。係止部11の裏面には、帯状の凹部11aが形成されている。凹部11aには、気密パッキン83が嵌め込まれる。
図8(a)は、図4に示した枠部材の取付孔近傍を拡大した部分拡大正面図であり、(b)は、(a)に示した枠部材の縦断面図であり、(c)は、(b)に示した枠部材のC−C線断面図であり、(d)は、(b)に示した枠部材のD−D線断面図であり、(e)は、(a)に示した枠部材の背面図であり、(f)は、(a)に示した枠部材の底面図である。
図8(a)に示すように、枠部材10は、係止部11と、基体12とからなる。基体12は、係止部11から垂下する外側部17と、外側部17の途中から開口部側(図8(b)における左側)に突出する台座部15と、台座部15の下側に設けられ、開口部側から根太側(図8(b)における右側)の方向に貫通する取付孔14を有する角筒状部13と、内側部19とを備えている。
このように、本発明において、枠部材を構成する基体は、床板の開口部の側面に沿って係止片から下方に垂下する板状部(外枠部17)と、該板状部に対して直交するように設けられた筒状部(角筒状部13)とを含んで構成され、その筒状部が、開口部側から根太側に向けて貫通する取付孔を有することが望ましい。
板状部に、支持部材が嵌挿される取付孔を有する筒状部を該板状部と直交するように設けることで、枠部材の強度を確保することができ、枠部材の変形をより確実に防止することができるからである。
また、取付孔14の開口は、一角に面取部14aを有する矩形状を有しており、支持部材40の外形(図3(a)、(e)参照)に略沿うものである。
また、取付孔14の開口部側には、キャップ20が取り付けられる。キャップ20は、支持部材40が取り付けられた後に嵌め込まれるものである。
床開口用枠体1によれば、枠部材10の取付孔14に支持部材40が嵌挿され、支持部材40の挿通孔43、44に釘93が打ち込まれるため、枠部材10が支持部材40によって支持されることになる。従って、補助根太を省略しても、強度を確保することができるため、変形等を防止することができ、気密性及び断熱性を確保することができるとともに躓き等を防止することができる。
また、枠部材10を開口部99に嵌合し、枠部材10の係止部11を床面90aに係止した状態で、各取付孔14に支持部材40を嵌挿し、支持部材40の挿通孔43、44に釘93を打ち込むことにより、枠体1を開口部99に設置することができるため、枠体1の設置に際して部材の位置合わせが不要である。従って、補助根太を省略して施工作業の簡略化を図りつつ、高い位置精度で設置可能である。
更に、床開口用枠体1は、図2に示したように、床板90の開口部99の側面90bと根太91の側面91bとに段差がある場合であっても、枠体1を設置することができる。従って、床開口用枠体1は、設置箇所の自由度が高いものである。
(a)は、本発明の床開口用枠体を模式的に示す縦断面図であり、(b)は、(a)に示す例において釘を打ち込んだ場合の様子を模式的に示す縦断面図である。 図1に示す例において床板と根太との側面に段差がある場合の様子を模式的に示す縦断面図である。 (a)は、支持部材を模式的に示す正面図であり、(b)は、その平面図であり、(c)は、その縦断面図であり、(d)は、その底面図であり、(e)は、その背面図である。 本発明に係る枠部材を模式的に示す平面図である。 (a)は、図4に示した枠部材を模式的に示す正面図であり、(b)は、図4に示した枠部材の部分背面図である。 (a)は、図4に示した枠部材を模式的に示す側面図であり、(b)は、図4に示した枠部材のA−A線断面図である。 (a)は、図4に示した枠部材を模式的に示す縦断面図であり、(b)は、(a)に示した枠部材のB−B線断面図であり、(c)は、(a)に示した枠部材の背面図であり、(d)は、(a)に示した枠部材の底面図である。 (a)は、図4に示した枠部材の取付孔近傍を拡大した部分拡大正面図であり、(b)は、(a)に示した枠部材の縦断面図であり、(c)は、(b)に示した枠部材のC−C線断面図であり、(d)は、(b)に示した枠部材のD−D線断面図であり、(e)は、(a)に示した枠部材の背面図であり、(f)は、(a)に示した枠部材の底面図である。 従来の床下収納庫の一例の床板近傍を拡大して模式的に示す部分拡大縦断面図である。 (a)は、図9に示す例において補助根太を設計位置より下方に設置した場合の様子を模式的に示す部分拡大縦断面図であり、(b)は、図9に示す例において補助根太を設計位置より上方に設置した場合の様子を模式的に示す部分拡大縦断面図である。 従来の床下収納庫の他の一例の床板近傍を拡大して模式的に示す部分拡大縦断面図である。 (a)は、図11に示す例において荷重により枠体が変形した様子を模式的に示す部分拡大縦断面図であり、(b)は、図11に示す例において床板の開口部と根太との側面がずれている場合の様子を模式的に示す部分拡大縦断面図である。
符号の説明
1 床開口用枠体
10 枠部材
11 係止部
11a 凹部
12 基体
13 角筒状部
14 取付孔
15 台座部
16 突部
17 外側部
18 案内溝
19 内側部
20 キャップ
40 支持部材
41 本体部
41a 面取部
41b 台座部
42 舌片
43、44 挿通孔
45、46、47 押圧片
48 案内片
80 収納ボックス
81 蓋
82 気密シール
83 気密パッキン
90 床板
90a 床面
90b (床板の)側面
91 根太
93 釘

Claims (6)

  1. 床の開口部に嵌合され得る形状を有し、前記開口部側から根太側へ向けて貫通する取付孔が複数設けられている基体と、前記基体に設けられ、床面に係止される係止部とからなる枠部材、及び、
    前記取付孔に嵌挿され得る形状を有し、前記開口部側から根太側へ向けて固定具が挿通される挿通孔が形成された支持部材
    を備え
    前記基体は、前記係止部から前記開口部の側面に沿って下方に垂下する板状部と、前記板状部に対して直交するように設けられた筒状部とを含んで構成され、前記筒状部が、前記取付孔を有することを特徴とする床開口用枠体。
  2. 前記支持部材は、前記取付孔の周に略沿った外形を有する本体部と、前記本体部に設けられた舌片とを備え、
    前記挿通孔は、少なくとも前記舌片に形成されており、
    前記舌片は、弾性を有し、その上端のみが前記本体部に固定されるとともに、その下端側が前記開口部側へ向かうように傾斜している請求項1に記載の床開口用枠体。
  3. 前記取付孔の開口、及び、前記支持部材の断面視外形は、一角が面取りされた矩形状を有する請求項2に記載の床開口用枠体。
  4. 前記基体は、平面視矩形状を有し、前記取付孔は、前記基体の各辺に設けられており、前記取付孔の位置は、前記基体の辺ごとに異なる請求項1〜3のいずれか1に記載の床開口用枠体。
  5. 開口部が形成された床板と根太とを備え、
    請求項1〜のいずれか1に記載の床開口用枠体が設置され、
    前記根太には、前記床開口用枠体を支持するための補助根太が設けられていないことを特徴とする床構造。
  6. 請求項1〜のいずれか1に記載の床開口用枠体を、開口部が形成された床板と根太とを備える床構造に設置する床開口用枠体の設置方法であって、
    前記開口部に前記枠部材を嵌合し、前記床面に前記係止部を係止させる工程と、
    前記取付孔に前記支持部材を嵌挿し、前記支持部材を前記根太に当接させる工程と、
    前記支持部材の前記挿通孔に前記固定具を挿通して固定する工程と
    を含み、
    前記根太に前記床開口用枠体を支持するための補助根太を設ける工程を含まないことを特徴とする床開口用枠体の設置方法。
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