JP5207523B2 - 落下防止ネット - Google Patents

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本発明は、電力線の点検整備作業中における部品や工具の地上への落下を防止する落下防止ネットに関するものである。
鉄塔や電柱などの架線塔に架設された電力線は定期的に点検されるが、その際、電力線に取り付けてある器具や部品の修理や交換が行なわれている。架線工事は塔上で行なわれるため、部品や工具を誤って落下させることがある。このような架線工事中における落下物の根絶は難しく、現状では落下物を発生させまいとする個々の作業員の技量に依るところが大きいのであるが、ヒューマンエラーによる落下物の発生は防止できない。
そこで、電力線の下方位置となる架線塔の下部にネット体を展張して落下物を収受しようとする方策がとられてきた。
特開平7−155656号公報(段落[0021]、図3、図6)
ところが、上記のように、架線塔の下部に張られたネット体は電力線から高さ方向に離れているので、落下物が途中で塔体に当ってあらぬ方向へ飛び跳ねてしまい、落下防止の役に立たないことがある。加えて、落下地点の予測がつかないことから、それによる大きな社会的影響を発生させる恐れもあった。
尚、関連する技術として、架線塔の架線アーム部の下方位置にネット体を張って、塔本体や架線アーム部から除去された異物や塗料を収受するものが、上記の特許文献1に記載されている。しかしながら、上記文献開示の技術はあくまでも塔本体や架線アーム部の塗装時の異物や塗料を収受するものであって、電力線周りから落下した部品や工具などを確実に収受することはできない。
本発明は、上記した従来の問題点に鑑みてなされたものであって、架線工事の際に落下した部品や工具などを確実に収受することのできる落下防止ネットの提供を目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係る落下防止ネットは、架線塔に架設された電力線を下方から両側方にかけて囲む大きさに形成されたネット体と、電力線と交差する横方向に配置されてネット体の前端部が固定される横架杆材と、ロープなどからなる連結部材を介して横架杆材に連結される電線固定用金具と、ネット体の後部に設けられて架線塔につながれる後部取付部材と、架線塔と電力線との間に架け渡される作業用梯子に固定される第1ネット展張用杆体と、架線塔に固定される第2ネット展張用杆体とを具備してなり、前記ネット体の前端部は展開した状態で前記横架杆材に固定され、前記ネット体の側辺部は前記第1ネット展張用杆体および前記第2ネット展張用杆体により展張されるものである。
そして、前記した各構成において、ネット体に荷揚げ用の開口部を形成し、該開口部を開閉自在に閉じる開閉部材を備えていて、前記開口部の周縁部に筒状のキンチャク部が垂設され、前記開閉部材は、前記キンチャク部の下縁部に周方向に間隔をあけて取り付けられた複数のリング部と、前記複数のリング部に通された開閉用線条とから構成されているものである。
本発明に係る落下防止ネットによれば、ネット体の前端部が展開した状態で固定された横架杆材を介して、ネット体の前端部に連結された電線固定用金具が架線塔から適宜距離離れた位置の電力線に固定され、ネット体の後部に設けられた後部取付部材が架線塔に繋がれ、前記第1ネット展張用杆体および前記第2ネット展張用杆体がネット体の側辺部を展張するので、電力線や架線用部品などの直下位置で、これらをその下方から両側方にかけて囲むように、ネット体が配置される。従って、作業者が交換部品、ボルトやナットなどの小部品、あるいは工具などを誤って落とした場合でも、これらを真下直近のネット体で確実に収受することができる。
また、ネット体の前端部を展開した状態で固定する横架杆材を備えているので、ネット体の前端部から電線固定用金具まで長さを短くして、落下防止ネット全体を前後にコンパクトに構成することができる。
そして、荷揚げ用の開口部と、これを開閉する開閉部材をネット体に備えていて、前記開口部の周縁部に筒状のキンチャク部が垂設され、前記開閉部材は、前記キンチャク部の下縁部に周方向に間隔をあけて取り付けられた複数のリング部と、前記複数のリング部に通された開閉用線条とから構成されていので、開いた開口部を通して新旧部品や工具を揚げ降ろしすることができる。
更に、第1ネット展張用杆体および第2ネット展張用杆体を備えているので、ネット体を広く展張できる。従って、広い範囲にわたって部品などの落下防止を図ることができる。
本発明の最良の実施形態を図面に基づいて説明する。尚、以下に述べる実施形態は本発明を具体化した一例に過ぎず、本発明の技術的範囲を限定するものでない。図1は本発明の一実施形態に係る落下防止ネットの底面図である。
図において、この実施形態に係る落下防止ネット1は、例えばポリエステル製糸を用いて例えば9mm以下の網目で形成されたネット体2と、ネット体2の先端部が展開した状態で締結固定されている横架杆材5と、例えばナイロンロープからなる複数の連結部材3を介して横架杆材5に連結された電線固定用金具4と、ネット体2の後部の両側にそれぞれ設けられた例えばナイロンロープ製の後部取付部材12,12,13,13とを備えている。横架杆材5は長さが例えば1.2m程度であり例えばポリ塩化ビニル製のパイプで構成されている。
ネット体2は、前後長が例えば5.5mで後辺の左右幅が例えば5mに形成されている。因みに、ネット体2の後辺の左右幅が片側分で2.5mほどあれば、電力線30および作業用梯子36の下方から両側周囲を余裕をもってU字状に囲むことができる。ネット体2の後辺の左右中央部には、前後に切り欠かれた切欠き部10が形成されている。この切欠き部10は、ネット体2の中央部分に形成された荷揚げ用の開口部11に連通している。開口部11の周縁部には平面視でU字形状のキンチャク部17が垂設されている。キンチャク部17の下縁部には、複数のリング部18,18,18,・・・が周方向に適宜間隔で取り付けられている。これらのリング部18,18,18,・・・には、例えばナイロンロープ製の開閉用線条19が通されている。これらのリング部18,18,18,・・・および開閉用線条19から、開口部11を開閉自在に閉じる開閉部材38が構成される。切欠き部10の一方の対向辺部には係止部材15,15,15が布設されている。係止部材15,15,15と対面する切欠き部10の他方の対向辺部には、前記の係止部材15,15,15と係脱自在に係合する係止部材16,16,16が布設されている。これらの係止部材15,16は例えば面ファスナの鉤状部とループ部により実現される。
ネット体2の左右側辺部には折り返し部が形成され、その折り返し部に縁取り用線条6,6が通されて縁取り補強をしている。ネット体2の後辺部にも折り返し部が形成され、その折り返し部に縁取り用線条7,7が通されて縁取り補強をしている。ネット体2の平面部には、前後方向の中通し線条8,8,8,8,8,8と、左右方向の中通し線条9,9が通されている。これらの縁取り用線条6,7および中通し線条8,9の存在により、多少の風では型崩れすることなく電力線30の周囲を囲むことのできる保形性と、絶縁架線金具34などの落下では破損することのない強度が付与される。
ネット体2における開口部11後端の両側辺部には、例えばナイロンロープ製の後部取付部材12,12が連結されている。これらの後部取付部材12,12は中通し線条9と一体に構成してよいし別個に構成しても構わない。ネット体2における後辺の後端側部2A,2Bには、例えばナイロンロープ製の後部取付部材13,13が連結されている。ネット体2における切欠き部10の後角部には、例えばナイロンロープ製の留め用線条14,14が連結されている。これらの後部取付部材13,13または留め用線条14,14は、縁取り用線条7と一体に構成してよいし別個に構成しても構わない。
上記の電線固定用金具4は、図2に示すように、揺動部材23と揺動部材24とがヒンジボルト25を介して揺動自在に連結されている。ヒンジボルト25の先端には連結板27が挿通され、更にナット26が螺着されている。これにより、連結板27は揺動部材23の側面とナット26との間に保持される。そして、揺動部材23の内面である挟持面44と、挟持面44と対面する揺動部材24の挟持面43との間に、電力線30が挟持固定される。これらの挟持面43,44は、挟持した電力線30を傷つけない構造になっている。揺動部材23はヒンジボルト25と平行の枢支軸41を備えており、この枢支軸41に締付用ボルト28が揺動自在に枢支されている。締付用ボルト28にはワッシャ40が挿通され、更に締付用ボルト28の先端にナット29が螺着されている。そして、締付用ボルト28を揺動させて、揺動部材24の揺動側端面に突設された土手部42にワッシャ40を掛止させナット29を締めることにより、挟持面43,44が互いに近接して電力線30を締め付けるようになっている。連結板27の先端の連結穴にはカラビナなどの連結具45が装着され、連結具45には横架杆材5からの連結部材3が繋がれている。
そして、固定部材21は、図3に示すように、U字状鋼などで形成されたコ字状本体46と、コ字状本体46の側面に角度調整機構49を介して連結された保持筒部48と、コ字状本体46上面に形成された雌ネジ穴53,53に螺合する締付用ボルト47,47とからなっている。前記の保持筒部48にはネット展張用杆体20(第1ネット展張用杆体の例)が装入固定される。そして、作業用梯子36の一部がコ字状本体46の上下面の間に挿入されて締付用ボルト47,47で締付固定される。そして、ネット展張用杆体20は、架線塔31と電力線30との間に架け渡された作業用梯子36に固定部材21を介して固定されるようになっている。また、ネット展張用杆体22(第2ネット展張用杆体の例)は、架線塔31の架線アーム部32に固定部材21を介して固定されるようになっている。
上記のように構成された落下防止ネット1の作用を次に説明する。
図4〜図6に示すように、この落下防止ネット1が適用される架線塔31は例えばトラス構造の鉄塔であり、電力線30が架設される架線アーム部32を複数有している。架線アーム部32の先端には、碍子連などの絶縁架線金具34を連結するた めの接続部33が設けられている。絶縁架線金具34の先端には電力線30を保持するクランプ35が連結されている。
そこで、作業者は、工事対象となる電力線30が架設された当該架線アーム部32よりも上段の架線アーム部32に滑車50(図7参照)を取り付け、作業用梯子36を通い綱51に結んで吊り上げる。作業用梯子36は塔上作業の際に使用が義務付けられているが、その末端部が架線アーム部32に固定され先端部が吊り部材37により電力線30に懸架支持される。そして、作業者は通い綱51の一端につないだ収納容器52に落下防止ネット1を入れ、通い綱51を引き上げて収納容器52を塔上に吊り上げる。その後、通い綱51を落下防止ネット1の展張位置よりも上方に引き上げておく。
そこで、2つの落下防止ネット1,1を展張する態様を説明する。まず、図4に向かって左側の落下防止ネット1から展張する。作業者は、作業用梯子36の先端から離れた位置の電力線30に電線固定用金具4の揺動部材23,24を挟みつけ、ナット29を締めて、電線固定用金具4を電力線30に固定する。その後、横架杆材5およびネット体2を電力線30の下側に配置してネット体2の後部を架線アーム部32寄りに引き寄せる。すると、横架杆材5が電力線30とほぼ直交する水平方向を向く。その後、係止部材15,15,15と係止部材16,16,16を留め、両側の留め用線条14,14を締結しておく。
続いて、作業者により、当該架線アーム部32から遠い側(後端側部2A)の後部取付部材13が上段の架線アーム部32に結び付けられ、近い側(後端側部2B)の後部取付部材13が当該架線アーム部32の下方を通して架線塔31に結び付けられる。また、当該架線アーム部32から遠い側の後部取付部材12がネット展張用杆体22の先端に結び付けられ、近い側の後部取付部材12が当該架線アーム部32の下方を通して架線塔31に結び付けられる。続いて、作業用梯子36の先端部近傍に固定部材21を用いてネット展張用杆体20が取り付けられる。このネット展張用杆体20の先端にはネット体2の側辺部が掛止されることによりネット体2が展張される。その際、風に揺れてネット体2が外れないよう、ネット展張用杆体20とネット体2とは堅く締結される。
そして、図4に向かって右側の落下防止ネット1を展張するが、これは、前記した左側の落下防止ネット1の展張作業と同様の作業が左右逆向きに順次実行される。尚、この右側の落下防止ネット1の後部は右側の落下防止ネット1の後部に重ね合わせて展張される。すなわち、右側の落下防止ネット1の後端側部2B(図4中の破線2B)の後部取付部材13がネット展張用杆体22に結び付けられ、後端側部2A(図4中の破線2A)の後部取付部材13が架線塔31に結び付けられる。これにより、2つの落下防止ネット1,1の展張作業が完了する。そして、架線点検、修理、交換などの作業を行なう場合は、予め開閉部材38の開閉用線条19を絞ってキンチャク部17を閉じておく(図4の状態)。
そこで、碍子連などの絶縁架線金具34およびクランプ35を交換するにあたり、作業者は、クランプ35から電力線30を外し、当該架線アーム部32の接続部33からクランプ35および絶縁架線金具34を一体に取り外す。その後、ネット体2上に部品などが落ちていないか確認し、部品などがあれば収納容器52に収容しておく。
そして、作業者は、開閉部材38を緩めてキンチャク部17の開口部11を開く(図7および図8参照)。そして、取り外した古いクランプ35および絶縁架線金具34を通い綱51に繋ぎ開口部11から地上に降ろす。このとき、部品などを収容した収納容器52も通い綱51に結んで降ろすとよい。そして、新たなクランプ35および絶縁架線金具34を通い綱51に繋いで塔上に荷揚げしたのち、開閉部材38の開閉用線条19を絞ってキンチャク部17を閉じる。その後、荷揚げしたクランプ35および絶縁架線金具34を接続部33に取り付けるのである。
上記した構成の落下防止ネット1において、ネット体2は網目を有しているので、風圧を受けにくく、地上から搭上作業を見通すことができる。また、ネット体2は衝撃を吸収するから、落下物がネット体2上に落ちても飛び跳ねることがなく、落下防止ネット1全体が落下しても落下先に損傷を与えにくい。そして、ネット体2は網目が9mm以下であるから、架線塔31や架線作業に使用するボルトやナットを通過させることなく、確実に収受することができる。また、ネット体2はポリエステル製であるから、絶縁性を有しており、強度も高い。従って、50kgほどもある碍子連などの架線金具34の落下(落下距離3m)にも耐える。そして、落下防止ネット1は全体で25kg程度であるから、塔上で扱える重量である。
特に、この落下防止ネット1においては、電力線30、クランプ35、絶縁架線金具34、作業用梯子36などの直下位置で、これらをその下方から両側方にかけ側面視でほぼU字状に囲むように、ネット体2が配置されるので、作業者が交換部品、ボルトやナットなどの小部品、あるいは工具などを誤って落とした場合でも、これらは真下直近のネット体2に収受されて地上などに落下することがない。すなわち、落とした部品などが架線塔31の塔体に当って飛び跳ねるような不測の事故を引き起こすことがない。更には、当該架線アーム部32の下方にもネット体2が配置されている。
また、落下防止ネット1はネット展張用杆体20とネット展張用杆体22を備えているので、ネット体2を広く展張することができる。これにより、広い範囲にわたって部品などの落下防止を図ることができる。そして、横架杆材5を配備しているので、ネット体2の前端部を確実に展張できることは言うまでもなく、ネット体2の前端から電線固定用金具4までの連結部材3の長さを短くすることができる。すなわち、落下防止ネット1全体の前後長を短くすることができる。因みに、横架杆材5を用いない場合で現状のネット体2の前端横幅を1.2mにしておくためには、連結部材3よりも数倍長い線条を使用しなければならない。また、作業用梯子36や架線アーム部32から電線固定用金具4までの距離が短くなるから、電力線30への電線固定用金具4の固定作業が安全かつ楽になる。更に、ネット体2の開口部11および開閉部材38を有しているので、点検、修理、交換の際に開口部11を閉じた状態で作業を行なえるのは無論のこと、開閉用線条19を緩めて開いた開口部11を通して新たな交換部品や工具を荷揚げしたり取り外し後の古い部品を荷降ろしできるという利点がある。
尚、上記の実施形態では、架線塔の架線アーム部として平面視で三角形状のものに落下防止ネットを適用した例を示したが、本発明はそれに限定されるものでなく、例えば平面視で四角形状、その他の形状の架線アーム部に適用することも可能である。
また、上記では、ネット体の開口部を開閉する開閉部材として、キンチャク部の開口縁に設けた多数のリング部と、リング部に通した開閉用線条とにより構成したが、本発明の開閉部材はこれらの構成に限定されるものでない。
また、本発明にいう架線塔は、上記したトラス構造の鉄塔のみならず、例えば市街地に設置されている電柱も含むものとする。この場合、例えば交通信号に隣接する位置の電柱に本発明の落下防止ネットを適用すると、信号待ちの車への落下物による損害を防ぐことができる。
本発明の一実施形態に係る落下防止ネットの底面図である。 前記落下防止ネットの電線固定用金具を示し、(A)は平面図、(B)は外観図である。 前記落下防止ネットのネット展張用杆体の固定部材を示す外観図である。 前記落下防止ネットの2つを電力線および架線アーム部の下方に展張した態様を示す平面図である。 図4に対応する側面構成図である。 図4に対応する正面構成図である。 図5に対応して落下防止ネットの開口部を開いた状態を示す側面構成図である。 図7に対応する底面図である。
符号の説明
1 落下防止ネット
2 ネット体
3 連結部材
4 電線固定用金具
5 横架杆材
11 開口部
12 後部取付部材
13 後部取付部材
17 キンチャク部
18 リング部
19 開閉用線条
20 ネット展張用杆体
21 固定部材
22 ネット展張用杆体
30 電力線
31 架線塔
32 架線アーム部
36 作業用梯子
38 開閉部材

Claims (2)

  1. 架線塔に架設された電力線を下方から両側方にかけて囲む大きさに形成されたネット体と、電力線と交差する横方向に配置されてネット体の前端部が固定される横架杆材と、ロープなどからなる連結部材を介して横架杆材に連結される電線固定用金具と、ネット体の後部に設けられて架線塔につながれる後部取付部材と、架線塔と電力線との間に架け渡される作業用梯子に固定される第1ネット展張用杆体と、架線塔に固定される第2ネット展張用杆体とを具備してなり、前記ネット体の前端部は展開した状態で前記横架杆材に固定され、前記ネット体の側辺部は前記第1ネット展張用杆体および前記第2ネット展張用杆体により展張されることを特徴とする落下防止ネット。
  2. ネット体に荷揚げ用の開口部を形成し、該開口部を開閉自在に閉じる開閉部材を備えていて、前記開口部の周縁部に筒状のキンチャク部が垂設され、前記開閉部材は、前記キンチャク部の下縁部に周方向に間隔をあけて取り付けられた複数のリング部と、前記複数のリング部に通された開閉用線条とから構成されている請求項1に記載の落下防止ネット。
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