JP5206678B2 - シンクライアントシステム - Google Patents

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Description

本発明は、その実行に一定量のデータを必要とするアプリケーションプログラムを実行するシンクライアントシステム、クライアント、サーバ、情報処理方法及びプログラムに関する。
近年、サーバ上でアプリケーションプログラムを実行し、ネットワークによってサーバに接続されたクライアントからサーバ上のアプリケーションプログラムを操作する、いわゆるシンクライアントシステムが普及してきている。
このようなシンクライアントシステムは、クライアントにおけるハードウェアやアプリケーションプログラムの導入・運用・管理コスト(Total Cost of Ownership:TCO)の削減や、アプリケーションプログラムの統合管理によるセキュリティ対策といった面で優れた効果を有する。特に、アプリケーションプログラムの管理・保存・実行をサーバ側で行い、クライアント側では、アプリケーションプログラムの画面表示、GUI(Graphical User Interface)による入出力のみを行うシンクライアントシステムが、クライアントの低価格化を図ることができるとともに、PDA(Personal Digital Assistant:携帯情報端末)や携帯電話機等、サーバと比べて処理能力が相対的に低い情報処理装置をクライアントとしての利用することができるため、急速に普及してきている。
このような、シンクライアントシステムでは、クライアントがユーザによる入力操作をネットワークを介してサーバに送り、サーバがその入力操作に従ってアプリケーションプログラムを実行し、サーバがそのアプリケーションプログラムの実行結果をネットワークを介してクライアントに返送し、クライアントがアプリケーションプログラムの実行結果を画面表示するといった一連の処理が必要となる。そのため、ユーザはこの一連の処理に要する時間分だけ、自分が行った入力操作に対するレスポンスを待たなければならない。このため、例えば、移動体通信網等の狭帯域の通信環境において、クライアントとサーバとの間のネットワークで伝送遅延が生じたとき、ユーザによる実際の入力操作と画面上に反映される入力操作との間にずれが生じ、作業効率が著しく低下するという問題がある。
そこで、特開2003−323402公報において、サーバのユーザインタフェースを疑似するGUIエミュレータ機能をシンクライアント端末に設け、GUIエミュレータ機能で疑似されたユーザインタフェースに対し、サーバに対して行うのと等価な操作を実行すると、それを直ちにサーバに転送せず、関連性の高い一連の操作が完了するまで蓄積し、関連性の高い一連の操作が終了した時点で、それを一括してサーバに送信する技術が提案されている。
しかしながら、特開2003−323402公報に記載された技術では、アプリケーションプログラムの実行の全てを、サーバがネットワークを介して受け取るクライアントからの要求に基づいて行うため、クライアントとサーバとの間のネットワークで伝送遅延が生じたとき、クライアントがユーザによる入力操作をネットワークを介してサーバに送り、サーバがその入力操作に従ってアプリケーションプログラムを実行し、サーバがそのアプリケーションプログラムの実行結果をネットワークを介してクライアントに返送し、クライアントがアプリケーションプログラムの実行結果を画面表示するまで待ち時間が発生することには変わりはなく、ユーザによる入力操作のスピードに合わせたアプリケーションプログラムの実行結果の画面表示ができずに、ユーザにストレスを与えるおそれがあるという問題がある。
本発明は、実行に一定量のデータを必要とするアプリケーションプログラムの実行にあたって、ネットワークの伝送遅延によるアプリケーションプログラムの実行結果の画面表示の遅れを軽減し、ユーザに与えるストレスを軽減することができるシンクライアントシステム、クライアント、サーバ、情報処理方法及びプログラムを提供することを目的とする。
本発明は、第1のデータを格納する第1の情報処理装置と、前記第1の情報処理装置にネットワークを介して接続されているとともに第2のデータを格納する第2の情報処理装置と、前記第1の情報処理装置に接続されているとともに前記第1の情報処理装置に抽出コマンドを入力する入力手段と、前記第1の情報処理装置に接続されているとともに前記第1の情報処理装置が出力する前記第1のデータ及び前記第2のデータを表示する表示手段とを有するシンクライアントシステムであって、
前記第1の情報処理装置は、
前記第1のデータを格納する第1の格納手段と、
前記入力手段から入力された抽出コマンドに基づいて前記第1のデータを前記第1の格納手段から抽出する第1の抽出手段と、
前記抽出コマンドを前記第2の情報処理装置にネットワークを介して送信する第1の送信手段と、
前記第2のデータを前記第2の情報処理装置からネットワークを介して受信する第1の受信手段と、
前記第1の抽出手段にて抽出された第1のデータと前記第2の情報処理装置から受信した第2のデータとを前記表示手段に出力する出力手段とを有し、
前記第2の情報処理装置は、
前記第2のデータを格納する第2の格納手段と、
前記抽出コマンドを前記第1の情報処理装置からネットワークを介して受信する第2の受信手段と、
前記第1の情報処理装置から受信した抽出コマンドに基づいて前記第2のデータを前記第2の格納手段から抽出する第2の抽出手段と、
前記第2の抽出手段にて抽出された第2のデータを前記第1の情報処理装置にネットワークを介して送信する第2の送信手段とを有する。
本発明によれば、その実行に一定量のデータを必要とするアプリケーションプログラムの実行にあたって、クライアントとなる第1の情報処理装置が、サーバとなる第2の情報処理装置が行うアプリケーションプログラムの実行に必要とする一定量のデータの一部を保有して、その保有するデータを用いて自らそのアプリケーションプログラムを実行することで、アプリケーションプログラムの実行の一部がネットワークを介さず行われ、ネットワークの伝送遅延によるアプリケーションプログラムの実行結果の画面表示の遅れを軽減し、ユーザに与えるストレスを軽減することができる。
本発明のシンクライアントシステムの実施の一形態であるかな漢字変換システムの構成を示すブロック図である。 図1に示したかな漢字変換システムの動作の一例を説明するための図である。 図1に示したかな漢字変換システムが図2に示した動作を行う際に表示部が表示する画像イメージを示す図である。 図1に示したかな漢字変換システムの動作の他の例を説明するための図である。 図1に示した漢字変換システムが図4に示した動作を行う際に表示部が表示する画像イメージを示す図である。
以下に、本発明を実施するための最良の形態について図面を参照して説明する。
図1は、本発明のシンクライアントシステムの実施の一形態であるかな漢字変換システムの構成を示すブロック図である。
本実施の形態のかな漢字変換システムは図1に示すように、表示部1と、第1の情報処理装置であるクライアント2と、入力部3と、第2の情報処理装置であるサーバ4とを備える。
クライアント2は、ユーザによって操作される入力部3が与える指示、又はその指示に基づいてクライアント2が処理したデータをサーバ4に送信し、その指示、又はそのデータに基づいてサーバ4が処理・生成した表示データをサーバ4から受信し、その表示データを表示部1に出力するものであり、シンクライアント端末、PDA(Personal Digital Assistant:携帯情報端末)、携帯電話機等の情報処理装置により構成される。クライアント2は、出力部5と、第1の抽出手段であるかな漢字変換部6と、第1の格納手段であるかな漢字変換候補情報格納部7と、第1の送信手段及び第1の受信手段となる送受信部8と、画像制御部9とを備える。なお、クライアント2の各部の機能及び動作については後述する。
サーバ4は、クライアント2が送信する、ユーザによって操作される入力部3が与えるユーザによる指示、又はその指示に基づいてクライアント2が処理したデータに基づいて表示データを処理・生成し、その表示データをクライアント2に送信するものであり、シンクライアントサーバやホームサーバ等の情報処理装置により構成される。サーバ4は、第2の送信手段及び第2の受信手段となる送受信部10と、第2の抽出手段であるかな漢字変換部11と、第2の格納手段であるかな漢字変換候補情報格納部12と、画像制御部13とを備える。なお、サーバ4の各部の機能及び動作については後述する。
表示部1は、クライアント2の出力部5に接続され、出力部5が出力する各種の表示データを表示するものであり、液晶ディスプレイ等の表示装置により構成される。また、入力部3は、クライアント2に接続され、ユーザによって操作されてユーザによる指示をクライアント2に与えるものであり、キーボードやマウス等のポインティングデバイスにより構成される。
以下に、上記のように構成されたかな漢字変換システムの動作の一例について説明する。
まず、図1に示したかな漢字変換システムにおいて、ユーザが、クライアント2のかな漢字変換候補情報格納部7に格納されたかな漢字変換候補の中から特定のかな漢字変換候補を選択した場合の動作について説明する。
図2は、図1に示したかな漢字変換システムの動作の一例を説明するための図であり、ユーザが、クライアント2のかな漢字変換候補情報格納部7に格納されたかな漢字変換候補の中から特定のかな漢字変換候補を選択した場合の動作を説明するためのシーケンス図である。また、図3は、図1に示したかな漢字変換システムが図2に示した動作を行う際に表示部1が表示する画像イメージを示す図である。
本実施の形態のかな漢字変換システムを動作させるにあたり、ユーザは、図示しない手順によりMicrosoft Word等のワープロソフトを起動して、表示部1にワープロソフトの表示画像データを表示させる。そして、ステップS01において、表示部1が表示するワープロソフトの表示画像を参照しながら入力部3を操作して、例えば「か」,「き」というかな文字に対応する文字コード、及び、かな漢字変換コマンドを入力する。ここで、ユーザは、「か」,「き」というかな文字に対応する文字コードの入力を、かな入力で行っても、ローマ字入力で行ってもかまわない。
クライアント2の送受信部8は、ステップS02において、ステップS01でユーザによって操作される入力部3が与える「か」,「き」というかな文字に対応する文字コード、及び、かな漢字変換コマンドを、サーバ4の送受信部10に送信する。
サーバ4の画像制御部13は、ステップS03において、ステップS02でサーバ4の送受信部10がクライアント2の送受信部8から受信した「か」,「き」というかな文字に対応する文字コードに基づいて、ワープロソフトの表示画像データ上に、「かき」というかな文字画像データを合成する。
そして、サーバ4の送受信部10は、ステップS04において、ステップS03で「かき」というかな文字画像データが合成されたワープロソフトの表示画像データを、クライアント2の送受信部8に送信する。
クライアント2の出力部5は、ステップS04でクライアント2の送受信部8がサーバ4の送受信部10から受信した、「かき」というかな文字画像データが合成されたワープロソフトの表示画像データを表示部1に出力する。そして、表示部1は、ステップS05において、「かき」というかな文字画像が合成されたワープロソフトの表示画像を表示する。
クライアント2のかな漢字変換部6は、ステップS06において、ステップS01でユーザが入力部3を操作して入力した「か」,「き」というかな文字に対応する文字コード、及び、かな漢字変換コマンドに基づいて、クライアント2のかな漢字変換候補情報格納部7から、かな漢字変換候補情報格納部7が格納している第1のデータとなる、「かき」というかな文字列の主要な、例えば3つのかな漢字変換候補、「下記」「柿」「夏季」という漢字(以下、かな漢字変換候補1と称する)に対応する文字コードを抽出する。なお、ステップS04でクライアント2の送受信部8がサーバ4の送受信部10からワープロの表示画像データを受信するタイミング、及び、ステップS05でクライアント2の表示部5がワープロソフトの表示画像を表示するタイミングは、ステップS06でクライアント2のかな漢字変換部6がかな漢字変換候補1に対応する文字コードを抽出するタイミングより早くなっても遅くなってもかまわない。ここでは、ステップS04でクライアント2の送受信部8がサーバ4の送受信部10からワープロの表示画像データを受信するタイミング、及び、ステップS05でクライアント2の表示部5がワープロソフトの表示画像を表示するタイミングが、ステップS06でクライアント2のかな漢字変換部6がかな漢字変換候補1に対応する文字コードを抽出するタイミングより早くなったものとする。
クライアント2の画像制御部9は、ステップS06でかな漢字変換部6がかな漢字変換候補情報格納部7から抽出したかな漢字変換候補1に対応する文字コードに基づいて、かな漢字変換候補1の画像データを生成する。そして、出力部5は、画像制御部9が生成したかな漢字変換候補1の画像データを表示部1に出力し、表示部1は、ステップS07において、図3に示すように、ステップS05で表示している「かき」というかな文字画像の合成されたワープロソフトの表示画像に重ねて、ワープロソフトの表示画像上の任意の位置、例えばワープロソフトの表示画像の中央に、かな漢字変換候補1の画像を表示する。ここで、画像制御部9は、表示部1がかな漢字変換候補1の画像をワープロソフトの表示画像に重ねて半透明に表示するように、かな漢字変換候補1の画像データを生成してもよい。
一方、サーバ4のかな漢字変換部11は、ステップS08において、ステップS02で送受信部10がクライアント2の送受信部8から受信した「か」,「き」というかな文字に対応する文字コード、及び、かな漢字変換コマンドに基づいて、かな漢字変換候補情報格納部12から、かな漢字変換候補情報格納部12が格納している第2のデータとなる、「かき」というかな文字列のかな漢字変換候補、「下記」「柿」「夏季」「火気」「花器」「牡蠣」「垣」「夏期」「書き」…という漢字(以下、かな漢字変換候補2と称する)に対応する文字コードを抽出する。ここで、かな漢字変換候補2はかな漢字変換候補1を包含しても包含しなくてもよい。
サーバ4の画像制御部13は、ステップS09において、ステップS08でかな漢字変換部11がかな漢字変換候補情報格納部12から抽出したかな漢字変換候補2に対応する文字コードに基づいて、ワープロソフトの表示画像データ上であって、「かき」というかな文字画像の位置に対応する任意の位置、例えば「かき」というかな文字画像の下に、かな漢字変換候補2の画像データを合成する。
以上説明したステップS08,S09でのサーバ4の各部の動作タイミングと、ステップS05〜S07でのクライアント2の各部の動作タイミングは、相互に独立した動作であるため、並行しても、いずれかが遅れてもかまわない。
ユーザは、ステップS07で表示部1が「かき」というかな文字画像の合成されたワープロソフトの表示画像に重ねて表示した、かな漢字変換候補1の画像を見て、ステップS10において、入力部3を操作して、例えば「下記」という漢字画像を選択して確定する。
クライアント2の送受信部8は、ステップS11において、ステップS10でユーザが確定したかな漢字変換候補である「下記」という漢字に対応する文字コードを、サーバ4の送受信部10に送信する。
一方、サーバ4の送受信部10は、ステップS12において、ステップS09でかな漢字変換候補2の画像データが合成されたワープロソフトの表示画像データを、クライアント2の送受信部8に送信する。なお、ステップS12でクライアント2の送受信部8がサーバ4の送受信部10からワープロの表示画像データを受信するタイミングは、ステップS10でユーザが入力部3を操作して「下記」という漢字画像を選択して確定するタイミングより早くなっても遅くなってもかまわない。
ステップS12でクライアント2の送受信部8がサーバ4の送受信部10からワープロの表示画像データを受信するタイミングが、ステップS10でユーザが入力部3を操作して「下記」という漢字画像を選択して確定するタイミングより早くなった場合、クライアント2の出力部5は、ステップS12でクライアント2の送受信部8がサーバ4の送受信部10から受信した、かな漢字変換候補2の画像データが合成されたワープロの表示画像データを表示部1に出力し、表示部1は、かな漢字変換候補2の画像が合成されたワープロの表示画像を表示する。逆に、ステップS12でクライアント2の送受信部8がサーバ4の送受信部10からワープロの表示画像データを受信するタイミングが、ステップS10でユーザが入力部3を操作して「下記」という漢字画像を選択して確定するタイミングより遅くなった場合、クライアント2の出力部5は、ステップS10でユーザが入力部3を操作して特定の漢字画像を確定したのを受けて、ステップS13において、ステップS12でクライアント2の送受信部8がサーバ4の送受信部10から受信した、かな漢字変換候補2の画像データが合成されたワープロソフトの表示画像データを表示部1に出力することを取り止める。
クライアント2の画像制御部9は、ステップS10でユーザが入力部3を操作して特定のかな漢字変換候補の漢字画像を確定したのを受けて、ステップS07で生成されたかな漢字変換候補1の画像データを消去する。そして、出力部5は、ステップS07で出力部5が表示部1に出力しているかな漢字変換候補1の画像データの出力を中止する。表示部1は、ステップS14において、ステップS07で表示しているかな漢字変換候補1の画像の表示を消去する。
一方、サーバ4の画像制御部13は、ステップS15において、ステップS11でサーバ4の送受信部10がクライアント2の送受信部8から受信した「下記」という漢字に対応する文字コードに基づいて、ワープロソフトの表示画像データ上に、「かき」というかな文字画像データに代えて「下記」という漢字画像データを合成する。
さらに、サーバ4の画像制御部13は、ステップS11でサーバ4の送受信部10がクライアント2の送受信部8から特定の漢字に対応する文字コードを受信したのを受けて、ステップS16において、ステップS10で画像制御部13がワープロソフトの表示画像データ上に合成したかな漢字変換候補2の画像データを消去する。
そして、サーバ4の送受信部10は、ステップS17において、ステップS15で「下記」という漢字画像データが合成され、且つ、ステップS16でかな漢字変換候補2の画像データが消去されたワープロソフトの表示画像データを、クライアント2の送受信部8に送信する。
クライアント2の出力部5は、ステップS17でクライアント2の送受信部8がサーバ4の送受信部10から受信した、「下記」という漢字画像データが合成され、且つ、かな漢字変換候補2の画像データが消去されたワープロソフトの表示画像データを表示部1に出力する。表示部1は、ステップS18において、「下記」という漢字画像が合成され、且つ、かな漢字変換候補2の画像データが消去されたワープロソフトの表示画像を表示する。
次に、図1に示した漢字変換システムにおいて、ユーザが、クライアント2のかな漢字変換候補情報格納部7に格納されたかな漢字変換候補ではなく、サーバ4のかな漢字変換候補情報格納部12に格納されたかな漢字変換候補の中から特定のかな漢字変換候補を選択した場合の動作について説明する。
図4は、図1に示したかな漢字変換システムの動作の他の例を説明するための図であり、ユーザが、クライアント2のかな漢字変換候補情報格納部7に格納されたかな漢字変換候補ではなく、サーバ4のかな漢字変換候補情報格納部12に格納されたかな漢字変換候補の中から特定のかな漢字変換候補を選択した場合の動作を説明するためのシーケンス図である。また、図5は、図1に示した漢字変換システムが図4に示した動作を行う際に表示部1が表示する画像イメージを示す図である。なお、本動作のうち、ステップT01〜T09は、図2に示した動作におけるステップS01〜S09と同一であるため、以下、ステップT01〜T09に関する説明を省略し、ステップT10から説明する。
サーバ4の送受信部10は、ステップT10において、ステップT09でかな漢字変換候補2の画像データが合成されたワープロソフトの表示画像データを、クライアント2の送受信部8に送信する。
クライアント2の出力部5は、ステップT10でクライアント2の送受信部8がサーバ4の送受信部10から受信した、かな漢字変換候補2の画像データが合成されたワープロの表示画像データを表示部1に出力する。表示部1は、ステップT11において、かな漢字変換候補2の画像が合成されたワープロの表示画像を表示する。ここで、表示部1は、ステップT07でワープロソフトの表示画像上の任意の位置、例えばワープロソフトの表示画像の中央に、かな漢字変換候補1の画像を表示しているため、図5に示すように、かな漢字変換候補2の画像をかな漢字変換候補1の画像よりも目立たせて、例えばかな漢字変換候補1の画像上に重ねて表示する。
クライアント2の画像制御部9は、ステップT10で、クライアント2の送受信部8がサーバ4の送受信部10から、ステップT09でかな漢字変換候補2の画像データが合成されたワープロソフトの表示画像データを受信したのを受けて、ステップT07で生成されたかな漢字変換候補1の画像データを消去する。そして、出力部5は、ステップT07で出力部5が表示部1に出力しているかな漢字変換候補1の画像データの出力を中止する。表示部1は、ステップT12において、ステップT07で表示しているかな漢字変換候補1の画像の表示を消去する。
ユーザは、ステップT11で表示部1がワープロソフトの表示画像に表示したかな漢字変換候補2の画像を見て、ステップT13において、入力部3を操作して、例えば「火気」という漢字画像を選択して確定する。なお、ステップT13でユーザが入力部3を操作して「火気」という漢字画像を選択して確定するタイミングは、ステップT12で表示部1がステップT07で表示しているかな漢字変換候補1の画像の表示を消去するタイミングより早くなっても遅くなってもかまわない。
クライアント2の送受信部8は、ステップT14において、ステップT13でユーザが確定したかな漢字変換候補である「火気」という漢字画像に対応するかな漢字変換候補確定コマンドを、サーバ4の送受信部10に送信する。
サーバ4の画像制御部13は、ステップT15において、ステップT14でサーバ4の送受信部10がクライアント2の送受信部8から受信した「火気」というかな漢字変換候補確定コマンドに基づいて、ワープロソフトの表示画像データ上に、「かき」というかな文字画像データに代えて「火気」という漢字画像データを合成する。
サーバ4の画像制御部13は、ステップT14でサーバ4の送受信部10がクライアント2の送受信部8から特定のかな漢字変換候補確定コマンドを受信したのを受けて、ステップT16において、ステップT09で画像制御部13がワープロソフトの表示画像データ上に合成したかな漢字変換候補2の画像データを消去する。
そして、サーバ4の送受信部10は、ステップT17において、ステップT15で「火気」という漢字画像データが合成され、且つ、ステップT16でかな漢字変換候補2の画像データが消去されたワープロソフトの表示画像データを、クライアント2の送受信部8に送信する。
クライアント2の出力部5は、ステップT17でクライアント2の送受信部8がサーバ4の送受信部10から受信した、「火気」という漢字画像データが合成され、且つ、かな漢字変換候補2の画像データが消去されたワープロソフトの表示画像データを表示部1に出力する。表示部1は、ステップT18において、「火気」という漢字画像が合成され、且つ、かな漢字変換候補2の画像データが消去されたワープロソフトの表示画像を表示する。
このように、本実施の形態のかな漢字変換システムによれば、クライアントが、サーバが行うかな漢字変換に必要とするかな漢字変換候補情報の一部を保有して、その保有するかな漢字変換候補情報を用いて自らかな漢字変換を行うことで、かな漢字変換の一部がネットワークを介さず行われ、ネットワークの伝送遅延によるかな漢字変換の実行結果の画面表示の遅れを軽減し、ユーザに与えるストレスを軽減することができる。
なお、本実施の形態において、クライアント2のかな漢字変換候補情報格納部7は、前述のとおり、特定のかな文字列の主要な、例えば3つのかな漢字変換候補をかな漢字変換候補1として格納するが、ネットワークの伝送遅延によるかな漢字変換の実行結果の画面表示の遅れがユーザに与えるストレスをより軽減するために、かな漢字変換候補1が、サーバ4のかな漢字変換候補情報格納部12が格納するかな漢字変換候補2のうち、ユーザが選択する可能性が高い順に上位3つのかな漢字変換候補となるように、クライアント2のかな漢字変換候補情報格納部7は、サーバ4のかな漢字変換候補情報格納部12から、例えばユーザによる過去の選択履歴情報を適宜取得して、かな漢字変換候補1の構成をその都度変更してもよい。
また、本実施の形態においては、クライアントが、かな漢字変換候補情報の一部を保有するかな漢字変換システムを例に挙げて説明したが、例えば、クライアントがかな漢字変換候補情報を保有し、サーバが、クライアントが保有するかな漢字変換候補情報の意味や用法といった辞書情報を保有するかな漢字変換システムでもよい。
さらに、本実施の形態においては、かな漢字変換システムを例に挙げて説明したが、その実行に一定量のデータを必要とするアプリケーションプログラムを実行するシンクライアントシステムであれば、例えば、クライアントが低精細の地図情報を保有し、サーバが高精細の地図情報を保有する地図情報検索システムでもよい。
なお、本発明においては、クライアント2やサーバ4内の処理は上述の専用のハードウェアにより実現されるもの以外に、その機能を実現するためのプログラムをクライアント2やサーバ4にて読取可能な記録媒体に記録し、この記録媒体に記録されたプログラムをクライアント2やサーバ4に読み込ませ、実行するものであっても良い。クライアント2やサーバ4にて読取可能な記録媒体とは、フロッピーディスク、光磁気ディスク、DVD、CDなどの移設可能な記録媒体の他、クライアント2やサーバ4に内蔵されたHDD等を指す。この記録媒体に記録されたプログラムは、例えば、制御ブロックにて読み込まれ、制御ブロックの制御によって、上述したものと同様の処理が行われる。

Claims (3)

  1. 第1のデータを格納する第1の情報処理装置と、前記第1の情報処理装置にネットワークを介して接続されているとともに第2のデータを格納する第2の情報処理装置と、前記第1の情報処理装置に接続されているとともに前記第1の情報処理装置に抽出コマンドを入力する入力手段と、前記第1の情報処理装置に接続されているとともに前記第1の情報処理装置が出力する前記第1のデータ及び前記第2のデータを表示する表示手段とを有するシンクライアントシステムであって、
    前記第1の情報処理装置は、
    前記第1のデータを格納する第1の格納手段と、
    前記入力手段から入力された抽出コマンドに基づいて前記第1のデータを前記第1の格納手段から抽出する第1の抽出手段と、
    前記抽出コマンドを前記第2の情報処理装置にネットワークを介して送信する第1の送信手段と、
    前記第2のデータを前記第2の情報処理装置からネットワークを介して受信する第1の受信手段と、
    前記第1の抽出手段にて抽出された第1のデータと前記第2の情報処理装置から受信した第2のデータとを前記表示手段に出力する出力手段とを有し、
    前記第2の情報処理装置は、
    前記第2のデータを格納する第2の格納手段と、
    前記抽出コマンドを前記第1の情報処理装置からネットワークを介して受信する第2の受信手段と、
    前記第1の情報処理装置から受信した抽出コマンドに基づいて前記第2のデータを前記第2の格納手段から抽出する第2の抽出手段と、
    前記第2の抽出手段にて抽出された第2のデータを前記第1の情報処理装置にネットワークを介して送信する第2の送信手段とを有し、
    前記第1及び第2のデータは、それぞれ任意のかな文字列のかな漢字変換の変換候補である第1及び第2のかな漢字変換候補情報であり、
    前記抽出コマンドは、前記任意のかな文字列とかな漢字変換コマンドであり、
    前記表示手段は、前記第1の受信手段が前記第2のかな漢字変換候補情報を前記第2の情報処理装置からネットワークを介して受信する前に、前記第1のかな漢字変換候補情報を表示し、
    前記入力手段は、前記第1の情報処理装置に前記第1のかな漢字変換候補情報が含む特定のかな漢字変換候補を選択する選択コマンドを入力し、
    前記出力手段は、前記第1の受信手段が前記第2のかな漢字変換候補情報を前記第2の情報処理装置からネットワークを介して受信する前に、前記入力手段が前記第1の情報処理装置に前記選択コマンドを入力した場合、前記第2のかな漢字変換候補情報を前記表示手段に出力しないシンクライアントシステム。
  2. 請求項1に記載のシンクライアントシステムにおいて、
    前記第2のデータは、前記第1のデータを包含するシンクライアントシステム。
  3. 請求項1または請求項2に記載のシンクライアントシステムにおいて、
    前記表示手段は、前記第1のかな漢字変換候補情報を半透明に表示するシンクライアントシステム。
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