JP5206302B2 - グレーチング支持金具及び取付金具並びに排水溝据付工法 - Google Patents

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Description

本発明は、道路の側溝や建物の排水溝を施工する際に使用するグレーチング支持金具及び取付金具並びに排水溝据付工法に関するものである。
従来の技術としては、弊社が以前より登録している平板を折曲して上方に正面コの字形のグレーチング係止部を形成した2枚の支持板の内側に設けた平面コの字形の差し込み口と差し込み口に着脱自在に差し込む正面■形の止め具とからなる連結部を設けると共に、底面にセットプレート上に固定するための平板状の固定部をボルト及びナットにて一体的に固定してなることを特徴とするグレーチング支持金具がある。(特許文献1参照)
特許第3404637号公報
上記の特許は、すでに商品化され、業界において高い評価を得ているが、より機能性を高くしたものが求められており、新しい機能を付加したものを開発した。
本発明は、新しい機能として、天板に空気抜き孔を設けると共に、アンカー部を設け、固定金具を設けることにより、より機能性を高めたグレーチング支持金具及び取付金具並びに排水溝据付工法を提供することを目的とする。
本発明は、上記目的を達成するために、平板を折曲して上面に天板を、その下方にグレーチング係止部を形成した2枚の支持板の内側に、差し込み口と、該差し込み口に着脱自在に差し込む止め具とからなる連結部を設けると共に、底面に係止片を形設してなるグレーチング支持金具において、天板に空気抜き孔を設けてなる。
また、アンカー部を設けてなる。
2枚の支持板の両端に、他の支持板と連結するための連結板を設けてなる。
ベースアンカーの上部板に着脱自在に取り付ける挟持具を設けると共に、該挟持具に係止片に係止固定するフック軸を設けてなる固定金具を付設してなる。
捨てコン打設時において、ベースアンカーの下部板の天端が見えるように所要間隔にて施工し、ベースアンカーのアンカーボルト間に、グレーチング支持金具を載置する上部板を予め取り付けておき、ナットにて仮止めする第1工程。
上部板上にグレーチング支持金具を置き、コンクリート仕上げのレベル出しを行うべく、かくナットにて調整を行う第2工程。
グレーチング支持金具の水平方向のレベル調整を行い、支持板を固定すべく、上部板に取付金具の挟持板の挟持部を取り付け、支持部にフック軸を取り付け、フックの先端を支持板の係止片に係止させ、ボルト・ナットにて挟持部と固定し、ナットにてフックの先端を係止片に係止固定させる第3工程。
ベースアンカー周囲に補強用の配筋を行い、舗装コンクリートを打設し、支持板の空気抜き孔より空気を抜き舗装コンクリートが出た時点で、支持板の周囲に舗装コンクリートが確実に打設できたことが確認でき、支持板のグレーチング係止部内に、グレーチングを載置する第4工程により施工することを特徴とする排水溝据付工法。
1)、天板に空気抜き孔を設けることにより、コンクリート打設後、コンクリート内の上昇する空気を外へ放出することができ、クラックの問題や強度低下等の問題をクリアーできる。
2)、アンカー部により、コンクリートの密着をより強固にすることができる。
3)、固定金具により、現場にてグレーチング支持金具(支持板)の位置合せが容易になり、スパナがあれば誰でも組み立てられるものである。
4)、グレーチング支持金具(支持板)及び取付金具を使用して排水溝据付工法を行うことにより、特別な技術を必要とすることなく精度の高い施工ができる。
グレーチング支持金具1は長寸の平板を折曲し、上面に外端を下方に形成した天板2aを、その内端下方に正面L字形のグレーチング係止部2bを形成し、連続して凸部2cを、下面に外端を上方に形成した係止片2dを設けた底板2eを連続して形成してなる2枚の支持板2の凸部2c外側に、平面V形のアンカー部3を所要間隔(10本)にて固設し、支持板2の前後両端に他のグレーチング支持金具と連結するための連結孔4aを穿設してなる連結板4を設けてある。
また、底板2e・2e間に補強用の補強板5を所要間(3枚)にてボルトB止めしてある。
さらに、支持板2・2の凸部2c・2cの内側に平面コの字形の差し込み口6a(3箇所)を設けると共に、該差し込み口6aに着脱自在に差し込む正面コの字形の止め具6b(3箇所)とからなる固定金具6を設けてある。
さらにまた、天板2a・2aの内端に複数個の空気抜き孔7を穿設してなるものである。
なお、空気抜き孔7は、内側の他に中央や外端に穿設してもよい。
つぎに、取付金具10について説明する。
取付金具10は、平板を折曲して、下部に後述するベースアンカーの上部板に着脱自在に取り付ける挟持部11aを、上部に後述するフック軸を支持する支持部11b・11bをそれぞれ形成してなる挟持板11・11をボルトB1とナットN1で構成される挟持板11・11の支持部11b・11b内に、支持板2の係止片2dに係止固定するフック12aとナットN2からなるフック軸12を設けてある。
上記グレーチング支持金具1と取付金具10とを使用しての排水溝据付工法を説明する。
主に、通路の側溝や建物の排水溝を施工するものである。
1)、捨てコンST打設時において、ベースアンカーBAの下部板KBの天端が見えるように所要間隔にて施工する。このときベースアンカーBAのアンカーボルトAB間に、上記グレーチング支持金具1を載置する上部板ZBを予め取り付けておき、ナットNT…にて仮止めしてある第1工程。
2)、上部板ZB上にグレーチング支持金具1を置き、コンクリート仕上げKSのレベル出しを行うべく、各ナットNT…にて調整を行う第2工程。
3)、グレーチング支持金具1の水平方向のレベル調整を行い、支持板2・2を固定すべく、上部板ZBに取付金具10の挟持板11・11の挟持11a・11aを取り付ける。また、支持部11b・11bにフック軸12を取り付け、フック12a・12aの先端を支持板2・2の係止片2d・2dに係止させ、ボルトB1・ナットN1にて挟持部11a・11aと固定し、ナットN2にてフック12a・12aの先端を係止片2d・2dに係止固定させる第3工程。
4)、ベースアンカーBA周囲に補強用の配筋HKを行い、舗装コンクリートHSを打設し、支持板2・2の空気抜き孔7…より舗装コンクリートHSが出た時点で、支持板2・2の周囲に舗装コンクリートHSが確実に打設できたことが確認でき、最後に、支持板2・2のグレーチング係止部2b・2b内に、グレーチングGTを載置し、金具Kで固定する第4工程。
なお、グレーチング支持金具1と他のグレーチング支持金具1を連結する場合は、連結板4の連結孔4aにボルト・ナットを挿入し、連結するものである。
上記グレーチング支持金具(支持板)、取付金具の大きさや材質は特に限定するものではなく、必要に応じて決めればよい。
また、施工方法においても、同様な施工ができるのであれば多少の手順変更もありうる。
本発明の一実施例を示すグレーチング支持金具の一部縦断正面図。 本発明の一実施例を示すグレーチング支持金具の平面図。 本発明の一実施例を示す取付金具の正面図。 本発明の一実施例を示す取付金具の一部縦断側面図。 本発明の一実施例を示すグレーチング金具と取付金具を使用してなる排水溝据付工法の第1工程図。 本発明の一実施例を示すグレーチング金具と取付金具を使用してなる排水溝据付工法の第2工程図。 本発明の一実施例を示すグレーチング金具と取付金具を使用してなる排水溝据付工法の第3工程図。 本発明の一実施例を示すグレーチング金具と取付金具を使用してなる排水溝据付工法の第4工程図。
符号の説明
1−−−−−グレーチング支持金具
2−−−−−支持板
2a−−−−天板
2b−−−−グレーチング係止部
2c−−−−凸部
2d−−−−係止片
2e−−−−底板
3−−−−−アンカー部
4−−−−−連結板
4a−−−−連結孔
5−−−−−補強板
6−−−−−固定金具
6a−−−−差し込み口
6b−−−−止め具
7−−−−−空気抜き孔
10−−−−取付金具
11−−−−挟持板
11a−−−挟持部
11b−−−支持部
12−−−−フック軸
12a−−−フック
B−−−−−ボルト
N−−−−−ナット
ST−−−−捨てコンクリート
BA−−−−ベースアンカー
KB−−−−下部板
AB−−−−アンカーボルト
ZB−−−−上部板
KS−−−−コンクリート仕上げ
HS−−−−舗装コンクリート
GT−−−−グレーチング
HK−−−−配筋

Claims (2)

  1. 平板を折曲して上面に天板を、その下方にグレーチング係止部を形成した2枚の支持板の内側に、差し込み口と、該差し込み口に着脱自在に差し込む止め具とからなる連結部を設けると共に、底面に係止片を形設してなり、天板に空気抜き孔を設け、かつ、アンカー部を設け、2枚の支持板の前後両端に、他のグレーチング支持金具と連結するための連結板を設けてなるグレーチング支持具を施工するときに使用するもので、ベースアンカーの上部板に着脱自在に取り付ける挟持具を設けると共に、該挟持具に係止片に係止固定するフック軸を設けてなる固定金具を付設してなることを特徴とする取付金具。
  2. 捨てコン打設時において、ベースアンカーの下部板の天端が見えるように所要間隔にて施工し、ベースアンカーのアンカーボルト間に、グレーチング支持金具を載置する上部板を予め取り付けておき、ナットにて仮止めする第1工程、上部板上にグレーチング支持金具を置き、コンクリート仕上げのレベル出しを行うべく、各ナットにて調整を行う第2工程、グレーチング支持金具の水平方向のレベル調整を行い、支持板を固定すべく、上部板に取付金具の挟持板の挟持部を取り付け、支持部にフック軸を取り付け、フックの先端を支持板の係止片に係止させ、ボルト・ナットにて挟持部と固定し、ナットにてフックの先端を係止片に係止固定させる第3工程、ベースアンカー周囲に補強用の配筋を行い、舗装コンクリートを打設し、支持板の空気抜き孔より空気を抜き舗装コンクリートが出た時点で、支持板の周囲に舗装コンクリートが確実に打設できたことが確認でき、支持板のグレーチング係止部内に、グレーチングを載置する第4工程により施工することを特徴とする排水溝据付工法。
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