JP5202760B2 - セグメント内ハンドオーバの実行の方法 - Google Patents

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Description

本発明は、イーサネット(登録商標)対応電気通信ネットワークの木構造セグメントのソースアクセスポイントから前記セグメントの目標アクセスポイントへの移動局のセグメント内ハンドオーバの実行の方法、および、前記方法で使用されることになるセグメントのスイッチに関する。
モバイルネットワークの重要な側面は、2つのアクセスポイントの間のモバイル端末のハンドオーバである。ハンドオーバのプロセスは、他のネットワーク資源を更新するために、ネットワークを介して送信されなければならない大量の制御データを生成する。
M.Kuroda、M.Inoue、A.Okubo、T.Sakakura、K.Shimizu、およびF.Adachi、「Scalable Mobile Ethernet and Fast Vertical Handover」、IEEE Wireless Communicatios and Networking Conference (WCNC) 2004、2004年3月は、イーサネットベースのネットワークアーキテクチャにおける移動性管理について説明する。モバイル領域に達するフラットイーサネットベースのネットワークアーキテクチャは、「モバイルイーサネット」という用語でグループ化される。モバイルイーサネットネットワークは、セグメントゲートウェイスイッチがセグメントの根であり、有線または無線アクセスポイント(WLAN、WiMAX、DSL)がセグメントの葉である、ループなしの、「ファットツリー」構造のネットワークセグメントに依存する(WLAN=Wireless Local Area Network(無線ローカルエリアネットワーク)、WiMAX=World−wide Interoperability for Microwave Access、DSL=Digital Subscriber Line(デジタル加入者回線))。現在、モバイルイーサネットネットワークにおけるセグメント内ハンドオーバは、ネットワークセグメント内に大量のトラフィックをもたらしている。
M.Kuroda、M.Inoue、A.Okubo、T.Sakakura、K.Shimizu、およびF.Adachi、「Scalable Mobile Ethernet and Fast Vertical Handover」、IEEE Wireless Communicatios and Networking Conference (WCNC) 2004、2004年3月
本発明の目的は、イーサネット対応電気通信ネットワークの木構造セグメント内で移動局の改善されたセグメント内ハンドオーバを提供することである。
本発明の目的は、イーサネット対応電気通信ネットワークの木構造セグメントのソースアクセスポイントから前記セグメントの目標アクセスポイントへの移動局のセグメント内ハンドオーバの実行の方法によって達成され、セグメントゲートウェイスイッチが木構造セグメントの根ノードであり、ソースアクセスポイントおよび目標アクセスポイントが木構造セグメントの葉ノードである方法において、ソースアクセスポイントによって、移動局におよび移動局から進行中のセッションに関連付けられたセッショントラフィックを中継するステップと、移動局と目標アクセスポイントの間に接続を確立した後に、移動局または目標アクセスポイントによって、セグメントゲートウェイスイッチにアドレス指定された更新エントリ要求を送信するステップであって、その更新エントリ要求が移動局のアドレスを含む、ステップと、階層的にソースおよび目標アクセスポイントの上でセグメントゲートウェイスイッチの下のセグメントの木構造内に位置付けられたスイッチによって、更新エントリ要求を受信するステップと、前記スイッチによって、そのスイッチの転送データベースが更新エントリ要求を用いて受信された移動局のアドレスを備える第1のエントリを含むかどうかを、チェックするステップと、スイッチの転送データベースが前記第1のエントリを含む場合に、そのスイッチによって前記更新エントリ要求を遮断し、ハンドオーバに関するアンカスイッチの機能をそのスイッチによって担うステップであって、そのアンカスイッチが、階層的にソースおよび目標アクセスポイントの上でセグメントゲートウェイスイッチの下のセグメントの木構造内に位置付けられた、そのハンドオーバの前および後に進行中のセッションに共通である、セグメントのスイッチである、ステップと、前記更新エントリ要求に基づいて、アンカスイッチの役割を果たすスイッチによって、ソースアクセスポイントおよび目標アクセスポイントの両方を介して移動局にアドレス指定されたセッショントラフィックをバイキャストするステップと、ソースアクセスポイントから移動局を切断するときに、移動局またはソースアクセスポイントによって、セグメントゲートウェイスイッチにアドレス指定されたキャンセルエントリ要求を送信するステップと、アンカスイッチの役割を果たすスイッチによって前記キャンセルエントリ要求を受信して遮断し、前記キャンセルエントリ要求に基づいて、ソースアクセスポイントを介して移動局にアドレス指定されたセッショントラフィックの経路指定を、中止するステップとを含む。本発明の目的はさらに、イーサネット対応電気通信ネットワークの木構造セグメントのスイッチであって、セグメントのソースアクセスポイントからセグメントの目標アクセスポイントへの移動局のセグメント内ハンドオーバに関するアンカスイッチの役割を果たすスイッチによって達成され、セグメントゲートウェイスイッチが木構造セグメントの根ノードであり、ソースアクセスポイントおよび目標アクセスポイントが木構造セグメントの葉ノードであり、アンカスイッチが、セグメントの木構造におけるその位置が階層的にソースおよび目標アクセスポイントの上でセグメントゲートウェイスイッチの下であり、ハンドオーバの前および後に進行中のセッションに共通である、セグメントのスイッチであり、進行中のセッションに関連付けられたセッショントラフィックが、ハンドオーバの前に、移動局におよび移動局からソースアクセスポイントによって中継され、そのスイッチは、移動局または目標アクセスポイントによって、移動局と目標アクセスポイントの間に接続を確立した後に、送信されるセグメントゲートウェイスイッチにアドレス指定された、移動局のアドレスを含む、更新エントリ要求を受信し、そのスイッチの転送データベースが更新エントリ要求を用いて受信された移動局のアドレスを備える第1のエントリを含むかどうかをチェックし、そのスイッチの転送データベースが前記第1のエントリを含む場合、前記更新エントリ要求を遮断し、そのハンドオーバに関するアンカスイッチの機能を担い、前記更新エントリ要求に基づいて、ソースアクセスポイントおよび目標アクセスポイントの両方を介して移動局にアドレス指定されたセッショントラフィックをバイキャストし、ソースアクセスポイントから移動局を切断するときにその移動局またはそのソースアクセスポイントによって送信されるセグメントゲートウェイスイッチにアドレス指定されたキャンセルエントリ要求を受信し、遮断し、前記キャンセルエントリ要求に基づいて、ソースアクセスポイントを介して移動局にアドレス指定されたセッショントラフィックの経路指定を中止するようになされた、制御ユニットを備える。
階層的にソースおよび目標アクセスポイントの上でセグメントゲートウェイスイッチの下のセグメントの木構造内に位置付けられたスイッチによって、更新エントリ要求を受信するステップは、移動局および目標アクセスポイントから、それぞれ、セグメントゲートウェイスイッチへの更新エントリ要求のルーティングパス上に位置する1つまたは複数のスイッチによって実行される。その1つまたは複数のスイッチがこの受信ステップを実行する順序は、その更新エントリ要求がその1つまたは複数のスイッチを介して経路指定される順序に対応する。したがって、その転送データベースが移動局のアドレスを備える前記第1のエントリを含むことを発見する1つまたは複数のスイッチのうちの第1のスイッチは、アンカポイントの機能を担う。結果として、アンカポイントの役割を果たすスイッチは、「正しい」アンカポイント、即ちそれを介して進行中のセッションパケットがハンドオーバの前に経路指定される階層的により低いスイッチ、である。「階層的により低い」とは、「移動局に最も近い」、即ち最も少ないルーティングホップを介して移動局からパケットによって到達可能である、ことを意味する。
イーサネット対応電気通信ネットワークは、スイッチ(=ノード)を備える複数の相互接続されたセグメントに分割される。1つのセグメントのセグメントスイッチは、1つの木構造内に配置される、即ち、1つのセグメントの木構造内に配置された各スイッチは、その木の中のそれよりも階層的に上の親ノード、およびその木の中で階層的にそれより下の1つまたは複数の子ノードをもつ。その木の中で階層的に最上位のスイッチは根ノードと呼ばれ、木の中で階層的に最下位のスイッチは葉ノードと呼ばれる(慣例により、木は、自然界におけるように上にではなく、下に伸びる)。根ノードは、親ノードをもたない。それは、その木における動作が始まるノードである。セグメントの他のすべてのノードは、リンクを辿ることによって、それから到達可能である。図では、それは通常は最上部に描かれる。内部のノードまたは内側のノードは、子ノードをもち、したがって葉ノードではない、木の任意のノードである。
セグメント内のスイッチは、パス学習機能をもつ。パス学習機能を用いて、宛先MACアドレスへのパケットのルーティングパスが、そのルーティングパス上に位置するすべてのスイッチで学習され、パスが学習された後は、不必要な同報通信は抑制される(MAC=media access control(媒体アクセス制御))。
アンカスイッチの役割を果たすスイッチによるバイキャスティング(=2度のキャスティング)は、以下に関連する:ハンドオーバの間、即ち進行中のセッション中のソースアクセスポイントから目標アクセスポイントへの移動局の移動の間に、アンカスイッチの役割を果たすスイッチが、ソフトハンドオーバ、即ちその間に最小トラフィックが失われるハンドオーバ、を可能にするために、ソースアクセスポイントおよび目標アクセスポイントの両方に進行中のセッションに関連付けられたペイロードトラフィック(音声データ、媒体データなどを運ぶセッションパケット)をバイキャストする。
本発明は、モバイルイーサネットネットワークのためのより効率的な移動性管理を提案し、それによって、ネットワーク性能およびスケーラビリティを改善する。本発明は、すべてのハンドオーバ制御パケットがセグメントゲートウェイスイッチを介して経路指定されなければならず、セグメントゲートウェイスイッチがそれによって制御されるセグメント内のすべての移動局からのハンドオーバ制御情報を処理しなければならないため、セグメントゲートウェイスイッチへの制御トラフィック負荷を増やしている、先行技術の欠点を回避する。アンカスイッチは、セグメントゲートウェイスイッチへ更新エントリ要求を転送しない。本発明は、不必要な制御トラフィックを回避する。これは、大量の制御トラフィックからセグメントゲートウェイスイッチを解放する。
モバイル端末の数および端末移動の頻度は将来のモバイル(イーサネット)ネットワークにおいて増えることになるので、制御トラフィックの低減はそれらの性能およびスケーラビリティを大きく改善することができる。本発明は、モバイルイーサネットアーキテクチャにおけるハンドオーバ関連トラフィックを低減する方法を提案する。
本発明は、ハンドオーバ中のセグメントにおける制御トラフィックの低減および制限のそれぞれに重要な貢献を提供する。これは、アンカスイッチによるセグメントゲートウェイスイッチにアドレス指定される制御トラフィックの遮断を用いて、およびハンドオーバ中のセッショントラフィックのバイキャスティングを低減することによって達成される。制御プロトコルのターミネーションを行う最新式のプロセッサ(CPU)は、制御プロトコルに関連する数千のパケットを処理することのみできるため、制御トラフィックのこの達成される低減および制限のそれぞれが必須である(CPU=Central Processing Unit(中央処理装置))。
本発明は、ハンドオーバされている移動局によって助けられるモバイルイーサネットネットワーク内のハンドオーバを提供する。その移動局はそれ自体の一意のMACアドレスでイーサネットネットワークハンドオーバにアクティブに参加する。
本発明は、標準プロセスに基づく。したがって、本発明による方法は、既存のハードウェア、即ちネットワークスイッチ上で実行可能である。ソフトウェア内での処理の必要なしにハードウェア内に本発明による方法を実装することが可能である。既存のハードウェアは、好ましくはソフトウェアのアップグレードを用いて、本発明による方法を実行するように再構成される。したがって、本発明は、ソフトウェア実装を使用する今日のスイッチによって課される制限を回避する。ソフトウェア実装は、セグメントゲートウェイスイッチでの毎秒数千の更新メッセージよりも通常は少なく帯域幅を制限する。
本発明にしたがって、ハンドオーバされる移動局または目標アクセスポイントからキャンセルエントリ要求を送信することによって、貴重なネットワーク資源を消費する、バイキャストのスイッチを切ることの不必要な遅延が回避される。キャンセルエントリ要求によってトリガされる、適時にバイキャストのスイッチを切ることは、ユーザトラフィックの低減をもたらす。したがって、本発明は、進行中のセッションに関連付けられたペイロードのバイキャストを中止するためにエージングタイマが満了しなければならない、またはアンカスイッチが明示的に再構成されなければならない、今日のハンドオーバ方法の欠点を回避する。
さらなる利点が、従属する特許請求の範囲によって示される本発明の実施形態によって達成される。
本発明の好ましい一実施形態によれば、アンカスイッチの役割を果たすスイッチは、受信された更新エントリ要求によってトリガされて、目標アクセスポイントを介する経路に移動局の受信されたアドレスのマッピングを生成し、そのマッピングを第2のエントリとしてアンカスイッチの役割を果たすスイッチの転送データベースに追加する。アンカスイッチの役割を果たすスイッチの前記転送データベースは既に、前記第1のエントリとしてソースアクセスポイントを介する経路への移動局のアドレスのマッピングを含む。スイッチの転送データベース内のエントリは、移動局にアドレス指定されたセッショントラフィックがどのアクセスポイントを介してその移動局に経路指定されることになるかを示す。受信されたキャンセルエントリ要求によってトリガされて、アンカスイッチの役割を果たすスイッチは、前記第1のエントリをアンカスイッチの役割を果たすそのスイッチの前記転送データベースから削除する。
たとえば、アンカスイッチの役割を果たすスイッチは、OSIモデルによるレイヤ2スイッチである(OSI=Open Systems Interconnection(開放型システム間相互接続))。アンカスイッチの役割を果たすスイッチは、宛先MACアドレスへのパケットのルーティングパスが学習され、前述の転送データベースを表すパス学習キャッシュ内に保存される、パス学習機能を備える。
このスイッチの転送データベース内の第1のエントリの存在に基づいて、更新エントリ要求を送信するときに、アンカスイッチの役割を果たすのに適したスイッチが識別されることがさらに可能である。キャンセルエントリ要求を送信するとき、アンカスイッチの役割を果たすスイッチは好ましくは、アンカスイッチの転送データベース内の第1のエントリおよび第2のエントリの存在に基づいて識別される。
セグメントゲートウェイスイッチへの目標アクセスポイントを介する更新エントリ要求のルーティングパス上に位置するセグメントの1つまたは複数の第1のスイッチが、前記更新エントリ要求から移動局のアドレスを学習し、第1のスイッチのそれぞれの転送データベースに学習されたアドレスに関連付けられた転送エントリを追加することが可能である。さらに、セグメントゲートウェイスイッチへのソースアクセスポイントを介するキャンセルエントリ要求のルーティングパス上に位置するセグメントの1つまたは複数の第2のスイッチは、前記キャンセルエントリ要求に基づいて第2のスイッチのそれぞれの転送データベースからその移動局のアドレスに関連付けられた転送エントリを削除する。
さらに、前記1つまたは複数の第1のスイッチによって前記更新エントリ要求から移動局のアドレスを学習するステップは、標準IEEE Std 802.1D−2004(第7.8項)に定義されるようなMACアドレス学習方法によることができる。MACアドレス学習は、ブリッジ接続されたイーサネットネットワークの基本的特性である(IEEE=Institute of Electrical and Electronics Engineers(米国電気電子技術者協会))。
さらに、第2のスイッチが、前記キャンセルエントリ要求に基づいて第2のスイッチのそれぞれの転送データベースから削除される移動局のアドレスに関連付けられた転送エントリをアンカスイッチの役割を果たすスイッチによるバイキャスティングと関連付けられた転送エントリがアンカスイッチの役割を果たすスイッチの転送データベースから削除されるまでセッショントラフィックの転送を一時的に可能にする中間状態エントリで置換することが可能である。
さらに、目標アクセスポイントは、移動局と目標アクセスポイントの間の接続の前記確立の後に、ソースアクセスポイントをもつハンドオーバ要求を送信することがさらに可能である。受信されたハンドオーバ要求への応答として、ソースアクセスポイントは、ハンドオーバ承認を目標アクセスポイントに送信する。移動局または目標アクセスポイントは、前記ハンドオーバ承認の受信の後に、セグメントゲートウェイスイッチに前記更新エントリ要求アドレスを送信する。
場合によっては、アンカスイッチの役割を果たすスイッチは、同一ポート上で更新エントリ要求およびキャンセルエントリ要求を受信する。
さらに、アンカスイッチの役割を果たすスイッチは、シーケンス番号付けまたはバッファリング手続きを用いて、移動局でのバイキャストセッショントラフィックの2つの対応するパケットの到達時間を制御し、2つの対応するパケットのうちの1つのパケットは目標アクセスポイントを介して移動局に到達し、2つの対応するパケットのうちの他方のパケットはソースアクセスポイントを介して移動局に到達する。
さらに、更新エントリ要求およびキャンセルエントリ要求は、特定のペイロードをもたないイーサネットパケットであることが可能である。更新エントリ要求およびキャンセルエントリ要求は、ソースアドレスとしての移動局のMACアドレス、および宛先アドレスとしてのセグメントゲートウェイスイッチのMACアドレスを運ぶ。更新エントリ要求を移送するパケットおよびキャンセルエントリ要求を移送するパケットは、それぞれ、更新エントリ要求およびキャンセルエントリ要求パケットとしてそれらの状況を示す標識をパケットのタイプ欄などに備えることが可能である。MACアドレス学習アルゴリズムは、ソースアドレス、即ち移動局のMACアドレス、のみを必要とする。好ましくは、(第1の)更新エントリ要求が失われた場合、更新エントリ要求は再送される。同じことがキャンセルエントリ要求にも当てはまる。
さらに、移動局がソースアクセスポイントから目標アクセスポイントにハンドオーバで切り替えられる前に、目標アクセスポイントが資源可用性照会をソースアクセスポイントに送信することが可能である。資源可用性照会を用いることによって、目標アクセスポイントは、十分な資源、特に十分な帯域幅、がソースアクセスポイントから目標アクセスポイントへの移動局のハンドオーバの後に進行中のセッションの処理のために目標アクセスポイントに利用可能であるというソースアクセスポイントからの確認メッセージを要求する。ソースアクセスポイントは前記資源可用性照会を受信し、ソースアクセスポイントから目標アクセスポイントへの移動局のハンドオーバの後に進行中のセッションの処理のために十分な資源が目標アクセスポイントに利用可能であるかどうかをチェックする。十分な資源が利用可能である場合、ソースアクセスポイントは−受信された資源可用性照会への応答として−資源可用性応答を送信して、目標アクセスポイントへのハンドオーバのための資源の可用性を確認する。目標アクセスポイントは、前記資源可用性応答を受信し、それによって、十分な資源がそのハンドオーバのために利用可能であることを知らされる。ソースアクセスポイントは、肯定的資源可用性応答を送信した後にのみ、その移動局を切断する。
好ましくは、アンカスイッチの役割を果たすスイッチがキャンセルエントリ要求を受信するとき、そのアンカスイッチの役割を果たすスイッチは、そのアンカスイッチの役割を果たすスイッチに関連付けられた転送データベースから第1のエントリを削除する、即ち、アンカスイッチの役割を果たすそのスイッチはバイキャストを中止し(スイッチを切り)、キャンセルエントリ要求を遮断する(=廃棄する)。
本発明のこれらのならびにさらなる特徴および利点が、以下の添付の図面とともに現在の好ましい例示的な実施形態の以下の詳細な説明を読むことによって、さらによく理解されよう。
モバイルイーサネットベースの電気通信ネットワークのブロック図である。 モバイルイーサネットに基づく理想的なネットワークのネットワーク階層を示す図である。 図1に示すイーサネットベースの電気通信ネットワークのセグメントにおけるセグメント内ハンドオーバの概略図である。 図4によるセグメント内ハンドオーバに関連するメッセージフローシーケンスの図である。 転送データベース内のエントリの状態図である。
図1は、OSIモデルによるレイヤ2に定義された複数の木構造ネットワークセグメントS1−S4を備えるモバイルイーサネット対応電気通信ネットワークTNである(OSI=Open Systems Interconnection(開放型システム間相互接続))。セグメントS1−S4のそれぞれは、RPR(=Resilient Packet Ring(自己修正パケットリング))などの高速リングコアネットワークRCNによって相互接続される。セグメントS1−S4は、セグメントS1−S4のそれぞれの根ノードを表す、セグメントゲートウェイスイッチGWを用いて、リングコアネットワークRCNに接続される。各セグメントS1−S4は、木構造アクセスネットワークとして構成される。アクセスポイントAPは、モバイル端末にイーサネット対応電気通信ネットワークTNへの通信接続を提供する。たとえば、アクセスポイントAPは、WLAN、WiMAX、DSL、光イーサネット、3G(=Third Generation(第3世代))に基づくアクセスを提供する。セグメントゲートウェイスイッチGWは、電気通信ネットワークTNの他のすべてのセグメントゲートウェイスイッチGWにリングコアネットワークRCNを介して接続される。アクセスポイントAPを除く、アクセスポイントAPに直接つながれ、木構造の端に置かれたスイッチは、エッジスイッチと呼ばれる。たとえば、セグメントS1のスイッチSW−H2は、アクセスポイントAP2およびAP3を収容するエッジスイッチである。SW−H2などのエッジスイッチとセグメントゲートウェイスイッチGWの間に置かれた、SW−H1などの内部スイッチは、SW−H2などの次のスイッチにフレームを転送する。
移動局MSは、セグメントS1で1つまたは複数の電気通信サービスを提供するサービスプロバイダによって提供される音声および/もしくは媒体通信サービス、電話、VoIP、または電子メールなどの電気通信サービスに加入する加入者によって使用される(VoIP=Voice over IP(ボイスオーバIP)、IP=Internet Protocol(インターネットプロトコル))。移動局MSは、モバイルソフトフォンとして操作される携帯電話またはモバイルコンピュータなどの無線端末である。移動局MSは現在、通信セッション100内にある。移動局MSは、パケットの宛先アドレスに経路指定されることになるアクセスポイントAP1にセッション100に関連する出力パケットを送信し、そのアクセスポイントAP1からセッション100に関連する入力パケットを受信し、その入力パケットはモバイル端末MSの通信相手によってモバイル端末MSにアドレス指定されてある。
図2は、モバイルイーサネットネットワークの理想的なネットワークセグメントS1のネットワークトポロジを示す。階層の最上部にあるのは、セグメントゲートウェイスイッチGWである。セグメントゲートウェイスイッチGWの下の階層1(=H1)レベルには、H1レベルに位置付けられたスイッチSW−H1がある。通常は、セグメントゲートウェイスイッチGWは、階層1の約5つのスイッチに仕える。たとえば、セグメントゲートウェイスイッチGWとH1レベルのスイッチの間の標準的なトラフィック負荷は、約10ギガバイト/秒でもよい。階層1レベルのスイッチの下の次のレベルには、階層2(=H2)レベルのスイッチSW−H2がある。スイッチSW−H1とH2スイッチSW−H2の間の比率は、約1:20であり、1つのスイッチSW−H1が約20のH2スイッチSW−H2に仕えることを意味する。スイッチSW−H1とH2スイッチSW−H2の間の標準的なトラフィック負荷は、約5ギガバイト/秒である。H2スイッチSW−H2の下の次のレベルには、アクセスポイントAPがある。通常は、各H2スイッチSW−H2は、約100のアクセスポイントAPに仕える。H2スイッチ2SW−H2とアクセスポイントAPの間の標準的なトラフィック負荷は、約1ギガバイト/秒である。セグメントS1の階層の最も低いレベルには、モバイルサービス加入者(=MSS)を表す、移動局MSがある。各アクセスポイントAPは、約100の移動局MSに仕える。移動局MSとアクセスポイントAPの間の標準的な作業負荷は、約100メガバイト/秒である。
本発明によって達成可能な、制御トラフィックの低減を説明する第1の例として、ラッシュアワー中などのセグメントS1内の毎分20,000ハンドオーバプロセスを仮定してみる。本発明を用いて、これらの20,000ハンドオーバプロセスの90%は、H2スイッチSW−H2によって処理されることができる。これは、セグメントゲートウェイスイッチGWでの毎秒0.9x2x20,000/60=600の更新を省く。
テーブル同期(転送データベースの更新と関連付けられた)などの事象またはネットワーク再構成がその計算に含まれる場合、制御プレーンについての追加の軽減があることになることに留意されたい。さらに、厳密に階層的なトポロジは制御プレーンのために有益である。したがって、本発明によって達成可能な制御トラフィックの低減は、ネットワークが厳密に階層的でない場合、さらにずっと多くなる。
本発明によって達成可能なバイキャストトラフィックの低減の可能性を説明する第2の例として、スイッチ階層H1SW−H1でバイキャストがあると仮定してみる。たとえば、5メガビット/秒のストリームが100のアクセスポイントAPに分散されるとき、これは500メガビット/秒の追加のトラフィックをもたらす。並行する20,000のアクティブなバイキャストを仮定する場合、合計10テラビット/秒の追加の短期氾濫トラフィックが存在する。本発明を用いて、多量のこの合計トラフィックが、セグメントS1のより低い階層レベルにバイキャストトラフィックを再配置することによって、回避されることができる。
図3は、その中で移動局MSが、進行中の通信セッションを維持しながら、ソースアクセスポイントAP1から目標アクセスポイントAP2へのハンドオーバHOを実行する、セグメントS1の概略図を示す。目標アクセスポイントAP2およびさらなるアクセスポイントAP3は、2つのポートAおよびBをもつH2スイッチSW−23に直接接続される。ソースアクセスポイントAP1およびH2スイッチSW−23は、ポートAおよびBをもつスイッチSW−123に直接接続される。スイッチSW−123は、木構造セグメントS1の根ノードを表すセグメントゲートウェイスイッチGWに接続される。ソースアクセスポイントAP1、目標アクセスポイントAP2、およびさらなるアクセスポイントAP3は、木構造セグメントS1の葉ノードである。
すべてのアクセスポイントAP1−AP3は、ハンドオーバハンドシェークおよびバッファ同期に使用される制御ネットワーク30によって相互接続される。ハンドオーバ中、移動局MSが既に切断されている場合、移動局MSまたはアクセスポイントAP1、AP2は、制御パケットを送信して、その宛先への新しい経路について他のスイッチSW−12、SW−123に知らせる。
スイッチSW−123は、移動局MSのハンドオーバHOのためのアンカスイッチの役割を果たす。
アンカスイッチは、セグメントS1の木構造内のその位置が階層的にソースおよび目標アクセスポイントAP1、AP2の上でセグメントゲートウェイスイッチGWの下であり、ハンドオーバHOの前および後に進行中のセッションに共通である、セグメントS1のスイッチSW−123である。ハンドオーバHO中、即ちソースアクセスポイントAP1から目標アクセスポイントAP2への移動局MSの移動中、アンカスイッチの役割を果たすスイッチSW−123は、ソースアクセスポイントAP1と目標アクセスポイントAP2の両方に進行中のセッションに関連付けられたペイロードトラフィック(音声データ、媒体データなどを運ぶセッションパケット)をバイキャストして、最小トラフィック損失をもつソフトハンドオーバHOを可能にする。
セグメント内ハンドオーバHOに関してアンカスイッチの役割を果たすスイッチSW−123は、1つまたはいくつかの相互にリンクされたコンピュータ、即ちハードウェアプラットフォーム、ハードウェアプラットフォームに基づくソフトウェアプラットフォーム、ならびに、ソフトウェアおよびハードウェアプラットフォームによって形成されるシステムプラットフォームによって実行されるいくつかのアプリケーションプログラムで構成される。アンカスイッチの役割を果たすスイッチSW−123の機能は、これらのアプリケーションプログラムの実行によって提供される。アプリケーションプログラム、またはこれらのアプリケーションプログラムの選択部分は、システムプラットフォーム上で実行されるとき、以下に記載されるハンドオーバサービスを提供するコンピュータソフトウェア製品を構成する。さらに、かかるコンピュータソフトウェア製品は、これらのアプリケーションプログラムまたはアプリケーションプログラムの前記選択部分を保存する記憶媒体によって構成される。
機能的な観点から、スイッチSW−123は、移動局MSと目標アクセスポイントAP2の間に接続を確立した後に移動局MSまたは目標アクセスポイントAP2によって送信される、セグメントゲートウェイスイッチGWにアドレス指定された、移動局MSのアドレスを含む、更新エントリ要求を受信し、スイッチSW−123の転送データベースがその更新エントリ要求を用いて受信された移動局MSのアドレスを備える第1のエントリを含むかどうかをチェックし、スイッチSW−123の転送データベースが前記第1のエントリを含む場合、前記更新エントリ要求を遮断し(=廃棄し)、ハンドオーバHOに関するアンカスイッチの機能を担い、前記更新エントリ要求に基づいて、ソースアクセスポイントAP1と目標アクセスポイントAP2の両方を介して移動局MSにアドレス指定されたセッショントラフィックをバイキャストし、ソースアクセスポイントAP1から移動局MSを切断するときに移動局MSまたはソースアクセスポイントAP1によって送信されるセグメントゲートウェイスイッチGWにアドレス指定されたキャンセルエントリ要求を受信し、遮断し、ソースアクセスポイントAP1を介して移動局MSにアドレス指定されたセッショントラフィックの経路指定を、前記キャンセルエントリ要求に基づいて、中止するようになされた制御ユニットを備える。
アンカスイッチの識別、エントリの送信および受信、更新およびキャンセルなどの動作は、可能な限りハードウェアに近く実装されることが可能である(「高速パス」)。時間はハンドオーバプロセスにおける重要な要因であるため、これは有利になりうる。ネットワークプロセッサ(NP)は、この要件を満たすことができる:本発明による方法に必要な動作は、ワイヤスピードでこれらのデバイス内で実現されることができる。好ましくは、本発明による方法に必要な機能は、ソフトウェアのアップグレードのみによって既存のハードウェア上に実装される。
図4は、ソースアクセスポイントAP1から目標アクセスポイントAP2への移動局MSのハンドオーバに関連付けられたメッセージの交換を説明するメッセージシーケンスフロー図である。この図はさらに、図3に示すようなレイヤ2スイッチSW−12、SW−123およびセグメントゲートウェイスイッチGWを示す。目標アクセスポイントAP2との移動局MSの接続401があると直ちに、目標アクセスポイントAP2はハンドオーバ要求HO REQをソースアクセスポイントAP1に送信する。受信されたハンドオーバ要求HO REQの肯定応答として、ソースアクセスポイントAP1はハンドオーバ承認HO REQ ACKを目標アクセスポイントAP2に送信する。送信されたハンドオーバ承認HO REQ ACKの受信の後に、目標アクセスポイントAP2は、セグメントゲートウェイスイッチGWへ向けてセグメントゲートウェイスイッチGWにアドレス指定された更新エントリ要求UERを送信する。
更新エントリ要求UERは、目標アクセスポイントAP2とセグメントゲートウェイスイッチGWの間のルーティングパス上に位置するスイッチSW−12によって受信され、スイッチSW−12の転送データベースが更新エントリ要求UERを用いて受信された移動局のアドレスを備える第1のエントリを含むかどうかをチェックする。スイッチSW−12は、その転送データベース内に移動局MSのアドレスを備えるエントリを発見しないため、それはセグメントゲートウェイスイッチGWへ向けて次のスイッチまで更新エントリ要求UERを転送する。セグメントS1の階層内の次のより高位のスイッチSW−123が、その更新エントリ要求UERを受信する。更新エントリ要求を受信して、スイッチSW−12は、移動局MSのMACアドレスを学習し、そのスイッチSW−123の転送データベースが更新エントリ要求UERを用いて受信された移動局MSのアドレスを備える第1のエントリを含むかどうかをチェックする407。
スイッチSW−123は既に、ソースアクセスポイントAP1を介してゲートウェイGWと移動局MSの間の進行中のセッションのトラフィックのルーティングパス上にあるので、移動局MSのアドレスはスイッチSW−123の転送データベースの第1のエントリに含まれている。したがって、スイッチSW−123は、ハンドオーバに関するアンカスイッチの機能を担う。移動局MSにアドレス指定された進行中のセッションの入力トラフィック408が、セグメントゲートウェイスイッチGWからアンカスイッチの機能を果たすスイッチSW−123に到達するとき、アンカスイッチの役割を果たすスイッチSW−123はソースアクセスポイントAP1と目標アクセスポイントAP2の両方を介して移動局MSにアドレス指定されたセッショントラフィックにバイキャストする409−413。好ましくは、バイキャストされたパケットは、同時414に移動局MSに到達する412、413。これは、待ち時間のないスイッチのためにまたは有益な信号を選択する機会を与えるために有利である。
バイキャスティング409−413が確立されるとき、ソースアクセスポイントAP1から目標アクセスポイントAP2へのハンドオーバが実行されることができる。ハンドオーバを開始する前に、目標アクセスポイントAP2が、そのハンドオーバのための資源の可用性の確認を要求するために、資源可用性照会RAQをソースアクセスポイントAP1に送信する。受信された資源可用性照会RAQへの応答として、ソースアクセスポイントAP1は、そのハンドオーバのための資源の可用性の要求された確認として目標アクセスポイントAP2に資源可用性応答RARを送信する。このとき、目標アクセスポイントAP2は、利用可能な十分な帯域幅417をもつ。次に、目標アクセスポイントAP2が、目標アクセスポイントAP2に送り返されるハンドオーバスイッチ肯定応答419を用いてソースアクセスポイントAP1によって肯定応答されるハンドオーバスイッチ418を送信する。
このとき、目標アクセスポイントAP2は移動局MSにインタフェーススイッチ420を実行し、ソースアクセスポイントAP1はキャンセルエントリ要求CERをアンカスイッチの役割を果たすスイッチSW−123に送信する。
従来のハンドオーバ方法に反して、キャンセルエントリ要求CERは、アンカスイッチから送信されず、そのかわりに、移動局MSおよび対応するソースアクセスポイントAP1からそれぞれ送信される。その理由は、ハンドオーバが無事に完了またはキャンセルされたときに、その移動局MSが最初に知ることになる(すなわち、検出することになる最初のハンドオーバ関連のネットワークユニットである)からである。したがって、移動局MSは、セグメントゲートウェイスイッチGWのMACアドレスにアドレス指定されたキャンセルエントリ要求CERを送信することができる。キャンセルエントリ要求CERは、それがアンカスイッチの役割を果たすスイッチSW−123に到達するまで、セグメントゲートウェイスイッチGWに向けられたパスに経路指定される。アンカスイッチの役割を果たすスイッチSW−123で、キャンセルエントリ要求CERが遮断される。
移動局MSの方向からキャンセルエントリ要求CERを送信するもう1つの利点は、キャンセルエントリ要求CERが、前に送信された更新エントリ要求UERと同じポート上に到達することである。これは正しいエントリのチェックを可能にするため、処理をより容易にする。
アンカスイッチの役割を果たすスイッチSW−123がキャンセルエントリ要求CERを受信するとき、アンカスイッチの役割を果たすスイッチSW−123はその転送データベースから第1のエントリを削除する、即ちバイキャスティングを中止し、キャンセルエントリ要求CERを遮断する(=廃棄する)。
図5は、スイッチの転送データベース(MACアドレステーブル)内の起こり得るエントリ状態を説明する状態図を示す。そのモバイルイーサネットアーキテクチャにおいて、スイッチの転送データベース内の各エントリは、2つの宛先を保持することができる。図5において、エントリは、横線で分けられ、それによって2つの半円を形成する、円で示されている。その宛先は、2つの半円内に与えられる。図5に示されたアーキテクチャは、データパケットからの学習ソースアドレスに依存する標準MACアドレス学習に対して完全に透過的である。
その動作は、転送データベース内の空のエントリ「−/−」50で開始する。この初期状態「−/−」50は、宛先を保持しない。MACアドレスを学習することによって、たとえば更新エントリ要求5051を用いて、1つの転送宛先「fwd」をもつ状態「fwd/−」51が、達せられることができる(fwd=forwarding(転送))。エージングタイマ5150を適用することによって、初期状態「−/−」50が再び達せられることができる。状態「fwd/−」51から、更新エントリ要求5152は、2つの宛先をもつバイキャスト状態「fwd/fwd」を表す状態「fwd/fwd」52をもたらす。キャンセルエントリ要求/更新エントリ5251によって、状態「fwd/−」51が再び達せられることができる。状態「fwd/−」51から、キャンセルエントリ要求5155は、転送宛先「fwd」が中間状態「dlt」によって置換された状態「dlt/−」55をもたらす。
アンカスイッチ内の対応するバイキャストエントリが削除される前に、キャンセルエントリ要求によってスイッチ内の転送エントリ「fwd」が削除される場合、そのネットワーク内に氾濫が起こることになる。これは、ネットワーク性能を低下させることになる。したがって、中間状態「dlt」が、パケットをまだ転送することができるが任意の時点で古くなり使えなくなりうるまたは上書きされうる、転送データベース内のエントリに導入される。既存のスイッチは、その機能がネットワークプロセッサ(NP)に実装される場合、ソフトウェアのアップグレードによってこの中間状態「dlt」を実装するように変更されることができる。
状態「dlt/−」55から、学習/更新エントリ要求5551は再び、状態「fwd/−」51をもたらす。状態「dlt」55から、(高速)エージングタイマ5550は、初期状態「−/−」50をもたらす。バイキャスト状態「fwd/fwd」52から、キャンセルエントリ要求/更新エントリ5253は、転送宛先をもつ状態「−/fwd」53をもたらす。状態「−/fwd」53から、エージングタイマ5350は、初期状態「−/−」50をもたらす。状態「−/fwd」53から、更新エントリ要求5352は、バイキャスト状態「fwd/fwd」52に戻す。状態「−/fwd」53から、キャンセルエントリ要求5354は中間状態「−/dlt」54をもたらし、学習/更新エントリ要求5453は中間状態「−/dlt」54から状態「−/fwd」53に戻す。中間状態「−/dlt」54から、(高速)エージングタイマ5450は初期状態「−/−」50に戻す。

Claims (12)

  1. イーサネット対応電気通信ネットワーク(TN)の木構造セグメント(S1)のソースアクセスポイント(AP1)から前記セグメント(S1)の目標アクセスポイント(AP2)への移動局(MS)のセグメント内ハンドオーバ(HO)を実行する方法であって、セグメントゲートウェイスイッチ(GW)が木構造セグメント(S1)の根ノードであり、ソースアクセスポイント(AP1)および目標アクセスポイント(AP2)が木構造セグメント(S1)の葉ノードである、方法において、
    ソースアクセスポイント(AP1)によって、移動局(MS)におよび移動局(MS)から進行中のセッションに関連付けられたセッショントラフィック(100)を中継するステップと、
    移動局(MS)と目標アクセスポイント(AP2)の間に接続を確立した後に、移動局(MS)または目標アクセスポイント(AP2)によって、セグメントゲートウェイスイッチ(GW)にアドレス指定された更新エントリ要求(UER)を送信するステップであって、その更新エントリ要求(UER)が移動局(MS)のアドレスを含む、ステップと、
    階層的にソースおよび目標アクセスポイント(AP1、AP2)の上でセグメントゲートウェイスイッチ(GW)の下のセグメント(S1)の木構造内に位置付けられたスイッチ(SW−123)によって、更新エントリ要求(UER)を受信するステップと、
    前記スイッチ(SW−123)によって、スイッチ(SW−123)の転送データベースが更新エントリ要求(UER)を用いて受信された移動局(MS)のアドレスを備える第1のエントリを含むかどうかをチェックするステップと、
    スイッチ(SW−123)の転送データベースが前記第1のエントリを含む場合に、そのスイッチ(SW−123)によって前記更新エントリ要求(UER)を遮断し、ハンドオーバ(HO)に関するアンカスイッチの機能をそのスイッチ(SW−123)によって担うステップであって、そのアンカスイッチが、階層的にソースおよび目標アクセスポイント(AP1、AP2)の上でセグメントゲートウェイスイッチ(GW)の下のセグメント(S1)の木構造内に位置付けられた、ハンドオーバ(HO)の前および後に進行中のセッションに共通であるセグメント(S1)のスイッチ(SW−123)である、ステップと、
    前記更新エントリ要求(UER)に基づいて、アンカスイッチの役割を果たすスイッチ(SW−123)によって、ソースアクセスポイント(AP1)および目標アクセスポイント(AP2)の両方を介して、移動局(MS)にアドレス指定されたセッショントラフィックをバイキャストするステップと、
    ソースアクセスポイント(AP1)から移動局(MS)を切断するときに、移動局(MS)またはソースアクセスポイント(AP1)によって、セグメントゲートウェイスイッチ(GW)にアドレス指定されたキャンセルエントリ要求(CER)を送信するステップと、
    アンカスイッチの役割を果たすスイッチ(SW−123)によって前記キャンセルエントリ要求(CER)を受信し、遮断し、前記キャンセルエントリ要求(CER)に基づいて、ソースアクセスポイント(AP1)を介する移動局(MS)にアドレス指定されたセッショントラフィックの経路指定を中止するステップと
    を含む、方法。
  2. 受信された更新エントリ要求(UER)によってトリガされる、目標アクセスポイント(AP2)を介する経路に移動局(MS)の受信されたアドレスのマッピングを生成し、アンカスイッチの役割を果たすスイッチ(SW−123)の転送データベースに第2のエントリとして前記マッピングを追加するステップであって、前記転送データベースが前記第1のエントリとしてソースアクセスポイント(AP1)を介する経路への移動局(MS)のアドレスのマッピングを既に含み、転送データベース内のエントリが移動局(MS)にアドレス指定されたセッショントラフィックがどのアクセスポイントを介して移動局(MS)に経路指定されるべきかを示す、ステップと、
    受信されたキャンセルエントリ要求(CER)によってトリガされる、アンカスイッチの役割を果たすスイッチ(SW−123)の前記転送データベースから前記第1のエントリを削除するステップと
    をさらに含む、請求項1に記載の方法。
  3. 更新エントリ要求(UER)を送信するときに、スイッチ(SW−123)の転送データベース内の第1のエントリの存在に基づいてアンカスイッチの役割を果たすのに適したスイッチ(SW−123)を識別するステップと、
    キャンセルエントリ要求(CER)を送信するときに、アンカスイッチの転送データベース内の第1のエントリおよび第2のエントリの存在に基づいてアンカスイッチの役割を果たすスイッチ(SW−123)を識別するステップと
    をさらに含む、請求項2に記載の方法。
  4. セグメントゲートウェイスイッチ(GW)への目標アクセスポイント(AP2)を介する更新エントリ要求(UER)のルーティングパス上に位置するセグメント(S1)の1つまたは複数の第1のスイッチ(SW−H1、SW−H2)によって、前記更新エントリ要求(UER)から移動局(MS)のアドレスを学習し、第1のスイッチ(SW−H1、SW−H2)のそれぞれの転送データベースに学習されたアドレスに関連付けられた転送エントリを追加するステップと、
    セグメントゲートウェイスイッチ(GW)へのソースアクセスポイント(AP1)を介するキャンセルエントリ要求(CER)のルーティングパス上に位置するセグメント(S1)の1つまたは複数の第2のスイッチ(SW−H1、SW−H2)によって、前記キャンセルエントリ要求(CER)に基づいて第2のスイッチ(SW−H1、SW−H2)のそれぞれの転送データベースから移動局(MS)のアドレスに関連付けられた転送エントリを削除するステップと
    をさらに含む、請求項1に記載の方法。
  5. 前記1つまたは複数の第1のスイッチ(SW−H1、SW−H2)によって前記更新エントリ要求(UER)から移動局(MS)のアドレスを学習するステップが、IEEE 802.1に定義されたMACアドレス学習方法による、請求項4に記載の方法。
  6. 前記キャンセルエントリ要求(CER)に基づいて第2のスイッチ(SW−H1、SW−H2)のそれぞれの転送データベースから削除される移動局(MS)のアドレスと関連付けられた転送エントリを、アンカスイッチの役割を果たすスイッチ(SW−123)によるバイキャスティングと関連付けられた転送エントリがアンカスイッチの役割を果たすスイッチ(SW−123)の転送データベースから削除されるまでセッショントラフィックの転送を一時的に可能にする中間状態エントリ(dlt)で置換するステップ
    をさらに含む、請求項4に記載の方法。
  7. 移動局(MS)および目標アクセスポイント(AP2)の間の接続の前記確立の後に、目標アクセスポイント(AP2)によって、ハンドオーバ要求(HO REQ)をソースアクセスポイント(AP1)に送信するステップと、
    受信されたハンドオーバ要求(HO REQ)に応答して、ソースアクセスポイント(AP1)によって、ハンドオーバ承認(HO REQ ACK)を目標アクセスポイント(AP2)に送信するステップと、
    移動局(MS)または目標アクセスポイント(AP2)によって、前記ハンドオーバ承認(HO REQ ACK)の受信後にセグメントゲートウェイスイッチ(GW)にアドレス指定された前記更新エントリ要求(UER)を送信するステップと
    をさらに含む、請求項1に記載の方法。
  8. アンカスイッチの役割を果たすスイッチ(SW−123)の同一ポート(A、B)上で更新エントリ要求(UER)およびキャンセルエントリ要求(CER)を受信するステップ
    をさらに含む、請求項1に記載の方法。
  9. 移動局(MS)でバイキャストされたセッショントラフィックの2つの対応するパケットの到達時間をシーケンス番号付けまたはバッファリング手続きを用いて制御するステップであって、その2つの対応するパケットのうちの1つのパケットが目標アクセスポイント(AP2)を介して移動局(MS)に到達し、その2つの対応するパケットのうちのもう一方のパケットがソースアクセスポイント(AP1)を介して移動局(MS)に到達する、ステップ
    をさらに含む、請求項1に記載の方法。
  10. 更新エントリ要求(UER)およびキャンセルエントリ要求(CER)が、移動局(MS)のMACアドレスをソースアドレスとして、セグメントゲートウェイスイッチ(GW)のMACアドレスを宛先アドレスとして運ぶ、ペイロードをもたないイーサネットパケットである、請求項1に記載の方法。
  11. ソースアクセスポイント(AP1)から移動局(MS)を切断する前に、ハンドオーバ(HO)のための資源の可用性の確認を要求するために、目標アクセスポイント(AP2)によって、資源可用性照会(RAQ)をソースアクセスポイント(AP1)に送信するステップと、
    受信された資源可用性照会(RAQ)への応答として、ソースアクセスポイント(AP1)によって、ハンドオーバ(HO)のための資源の可用性の要求された確認として資源可用性応答(RAR)を目標アクセスポイント(AP2)に送信するステップと、
    資源可用性応答(RAR)の受信の後にのみソースアクセスポイント(AP1)から移動局(MS)を切断するステップと
    をさらに含む、請求項1に記載の方法。
  12. セグメント(S1)のソースアクセスポイント(AP1)からセグメント(S1)の目標アクセスポイント(AP2)への移動局(MS)のセグメント内ハンドオーバ(HO)に関するアンカスイッチの役割を果たす、イーサネット対応電気通信ネットワーク(TN)の木構造セグメント(S1)のスイッチ(SW−123)であって、セグメントゲートウェイスイッチ(GW)が木構造セグメント(S1)の根ノードであり、ソースアクセスポイント(AP1)および目標アクセスポイント(AP2)が木構造セグメント(S1)の葉ノードであり、アンカスイッチが、セグメント(S1)の木構造内のその位置が階層的にソースおよび目標アクセスポイント(AP1、AP2)の上でセグメントゲートウェイスイッチ(GW)の下であり、ハンドオーバ(HO)の前および後に進行中のセッションに共通である、セグメント(S1)のスイッチ(SW−123)であり、進行中のセッションに関連付けられたセッショントラフィック(100)が、移動局(MS)におよび移動局(MS)からソースアクセスポイント(AP1)によってハンドオーバ(HO)の前に中継される、スイッチ(SW−123)において、移動局(MS)と目標アクセスポイント(AP2)の間に接続を確立した後に移動局(MS)または目標アクセスポイント(AP2)によって送信される、セグメントゲートウェイスイッチ(GW)にアドレス指定された、移動局(MS)のアドレスを含む、更新エントリ要求(UER)を受信し、スイッチ(SW−123)の転送データベースがその更新エントリ要求(UER)を用いて受信された移動局(MS)のアドレスを備える第1のエントリを含むかどうかをチェックし、スイッチ(SW−123)の転送データベースが前記第1のエントリを含む場合に、前記更新エントリ要求(UER)を遮断し、ハンドオーバ(HO)に関するアンカスイッチの機能を担い、ソースアクセスポイント(AP1)および目標アクセスポイント(AP2)の両方を介して移動局(MS)にアドレス指定されたセッショントラフィックを、前記更新エントリ要求(UER)に基づいてバイキャストし、ソースアクセスポイント(AP1)から移動局(MS)を切断するときに移動局(MS)またはソースアクセスポイント(AP1)によって送信されるセグメントゲートウェイスイッチ(GW)にアドレス指定されたキャンセルエントリ要求(CER)を受信し、遮断し、ソースアクセスポイント(AP1)を介して移動局(MS)にアドレス指定されたセッショントラフィックの経路指定を前記キャンセルエントリ要求(CER)に基づいて中止するようになされた制御ユニット(CU)を備える、スイッチ(SW−123)。
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