JP5201908B2 - 三角形状の入口構造を有するリファイナープレートセグメント - Google Patents

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Description

本発明は、一般に、リグノセルロース材料、例えば、繊維物質およびセルロースやリグニンを含有する他の物質をリファイニングするためのリファイナーおよびリファイナープレートに関する。本発明は、一般に、円錐型リファイナー、円盤型リファイナーおよび円錐−円盤型リファイナーに使用のために設計されたリファイナープレートを含むリファイナープレートの入口部に関する。
高コンシステンシーメカニカルパルプ製造用リファイナーでは、リグノセルロース材料、例えば、木材繊維などが、リファイナープレートが装着された二つの相対的に回転している表面の間で処理される。リファイナープレートは、一般に、半径方向に延びるバーと溝を備える。バーは、繊維を分離・離解するインパクトまたは圧力パルスを生起し、溝は、リファイナーディスク間に繊維を供給することを可能にする。一般に、各リファイナープレートは、半径方向内部に延びる一つの入口ゾーンと半径方向外部に延びる少なくとも一つの出口ゾーンとを備える。この入口ゾーンは、木材チップ、以前にリファイニングされた繊維および/または他のリグノセルロース材料を受容するように適応されている。
入口ゾーンは、一般に、入って来るリグノセルロース材料をリファイニングゾーンに供給すると共に、リグノセルロース材料をリファイニングゾーンの周りに分散する機能を有する。多くの従来のリファイナーでは、一般に、リファイナープレートの入口ゾーンは供給を良好に保つか、または分散を良好に行うかのいずれかの機能を有する。リグノセルロース材料を供給・分散する際に、リファイナープレートの入口ゾーンは、セルロース材料に初期リファイニング作用を加えてセルロース材料の大きさを減少することも行い得る。
例えば、円錐−円盤型リファイナーは、時に「平坦ゾーン」と称される第一ゾーンで良好な供給能力を備え得る。遠心力によって、二個の相対するリファイナープレートの間に形成されるギャップに沿って原料が強制圧入されるからである。円錐−円盤型リファイナーの第二ゾーンは、円錐部状ゾーンである。一般に、遠心力によって、普通、円錐部状ゾーンを流れる供給原料は、回転エレメント(これは、小さな凸状コーンまたはプラグで形成し得る)から固定エレメント(これは、より大きな凹状エレメントまたはシェルで形成し得る)の方に押し流される。円錐部状ゾーンの供給能力は、平坦ゾーンのそれと比較してそれほど良好ではない可能性が高い。従って、円錐部状ゾーンは、リファイナー出口方向前方へのパルプ移動を促進するには、主に、前進するスチームの流れに依存する。なお、リファイナー出口は、一般に、円錐部状ゾーンの端部に、すなわち、大直径の方の端部に設けられる。
円錐−円盤型リファイナーは、一般に、平坦ゾーンの出口から円錐部状ゾーンに供給原料を強制圧入するに必要な十分な機械的遠心力を欠くことが多い。十分な駆動力が存在しないため、第一ゾーンと第二ゾーンの境界の所で供給原料の閉塞が起こるおそれがある。閉塞が起こると、リファイナー運転時に、特に高生産量で行っているときに、原料供給が不安定になったり、他の困難なことが起きたりすることが潜在的に生ずる。一般に、幾つかの従来のリファイナープレートの設計では、ステーターの円錐部ゾーンに繊維を投入するような構造になっているが、円錐部ゾーンのステーターとローターとの間のギャップに沿って繊維を前進させる機械力は、不十分なことが多い。
改良された入口部が、リグノセルロース材料をリファイニングするためのリファイナー、例えば、円錐型リファイナー、円盤型リファイナー、および円錐−円盤型リファイナーおよびリファイナープレートのために開発された。特に、円錐−円盤型リファイナーの円錐部状ゾーンに係わる改良された回転エレメントが開発された。この回転エレメントは、平坦ゾーンと円錐部状ゾーンの境界からのリグノセルロース材料の前方向供給を改良すると共に、回転エレメントと固定エレメントの周りに供給原料を良好に分散することを可能とするものである。
一つの態様では、本発明は、リグノセルロース材料をリファイニングするための円錐−円盤型リファイナーに使用し得る。他の態様では、本発明は、円錐型リファイナーまたは円盤型リファイナーにも使用し得る。
円錐−円盤型リファイナーでは、平坦ゾーンと円錐部状ゾーンの境界から原料を円錐部状ゾーンに供給することは、ある種の設計関連の目的があるが、これらの目的の一つまたはそれ以上が、本発明により達成し得る。
(1)一般に、ローター円錐部ゾーンへの入口は、比較的オープンにし、円錐部ゾーンへの供給を容易にするようにしなければならない。円錐部ゾーンの入口の弦の長さの約2/3をオープンにし、原料が円錐部ゾーンに容易に入るようにすることが好ましい。
(2)一般に、ローター円錐部ゾーンの入口の構造は、入口が供給原料と接触するとき、前方に供給する機械力が加わるようにしなければならない。
(3)一般に、ローター入口は、好ましくは、供給原料をローター円錐部ゾーンの実質的全面に良好に分散させる構造を有しなければならない。供給を入口の小さな狭い領域に集中することは、避けるのが好ましい。円錐部ローター入口部はこのような分散機能を持たせることが好ましいが、リファイナー平坦ゾーン入口部の分散機能ほどには重要性は少ないと思われる。円錐部ローターは、一般に、パルプを固定エレメントの方向に追い出す機能を有しており、原料の強制的分散が大略行われるからである。
(4)一般に、ローター入口の構造は、好ましくは、回転の両方向に等しく作動するように設計されなければならない。このタイプのリファイナーの多くのユーザーは、回転の操作方向を定期的に変更することがあり得る。回転の操作方向を変更すると、リファイナープレートの寿命が延びることがあり得るからである。
ローター円錐部ゾーンの入口は、好ましくは、ステーター円錐部ゾーンプレートのどのような標準の入口に対しても作動しなければならない。入口は、好ましくは、入口部分に一つまたは複数の実質的に三角形の突出部を備えなければならない。この突出部は、プレートのベース位置(外領域の溝の底部で規定される)まで延び、リファイニング領域のバーの高さと実質的に同じレベルに達し得る。
突出部の実質的三角形は、立面図で規定され、同三角形の底辺は、ローター円錐部ゾーンセグメントの入口の箇所に形成される。この実質的三角形は、ベースプレートの内側の部分より僅かに突出し得る。突出程度としては、他の表面に触れずにリファイナー幾何学的形状が許容し得る程度が望ましい。突出は、円錐部ゾーンと平坦とゾーンとを隔てるギャップまでに達し得る。三角形の頂点は、一般に、ローター円錐部ゾーンセグメントの外周方向外側に半径方向に向いて位置し得る。三角形の側辺は、「前方に供給する」機能の面を形成し得る。この機能の面により、一般に、供給原料に力ベクトルが付与され、円錐部ゾーンの外側方向に供給原料が送られるようになる。
供給突出部の三角形部分の底辺は、好ましくは、セグメント弧長さの約3分の1(または、突出部二個が使われるときは約6分の1)をカバーする。例えば、突出部の範囲は、セグメント入口の弧の長さの20%〜45%、およびこれらの間のサブ範囲全てをカバーし得る。三角形の側辺の勾配は、三角形の中心を通過し、セグメントの入口からセグメントの外周に位置している中心線に対して、好ましくは、20°〜75°、より好ましくは30°〜60°の範囲、およびこれらの間のサブ範囲全てとし得る。セグメントの下側コーナーは、鋭い形状でもよいが、または、幾分丸味を帯びた形状とし、供給原料に存在し得る異物で容易に欠けたり、損傷したりする可能性を最小限に抑え得る。好ましくは、リファイナーセグメント自体の限界を越えて延びる三角形の部分に明確な供給ベクトルが存在することである。これは、平坦側と円錐側ギャップの境界から円錐側ギャップに向けて供給原料を強力に推進するのに役立つ。三角形の頂点は、好ましくは、鋭い端部が欠けることを防止するため、丸味を帯びさせるが、このことは、また、丸味を帯びた先端部が、ローター表面周りの原料の良好な分散を促進し得るからである。
実質的に三角形の突出部は、プレートのベースと実質的に並行な底辺部分を備え得る。別法としては、この底辺部分はプレートのベースと実質的に並行でなくてもよい。この底辺部分の寸法の限界は、一般に、実際上の制約と考慮のみに左右される。
例えば、三角形の入口の供給角は、15−75°の範囲内に維持することが好ましく、また、十分に強い構造を維持することによって、構造的に弱くてリファイナー中で壊れるおそれのある供給エレメントになるのを避けることが好ましい。さらに、抜き勾配、すなわち、リファイナーディスクの中心から延びてベースのプレートを横切る軸に対する三角形の側角は、好ましくは、必ずしも必要ではないけれども、出来るだけ0°と近くするが、実際には、製造プロセスに本質的な限界で定められる。負の抜き勾配が製造プロセスでコスト効率上有利に達成し得るならば(キャスティングプロセスでは、通常、正の抜き勾配とすることが求められるので、さらに機械加工したり、モールドコアを使用したりすることが必要となり得る)、負の抜き勾配の方が好ましい。何故ならば、パルプをステーター側に圧入する傾向を少なくすることによって正の供給効果を増すからである。
実質的に三角形の突出部は、大略正三角形、二等辺三角形、または不等辺三角形のいずれでもあり得る。実質的に三角形の突出部は、三つの角とも鋭角、二つの鋭角と一つの鈍角、または二つの鋭角と一つの直角を備え得る。実質的に二等辺三角形の突出部が、その対称性故に好ましい。これを使用することにより、リファイナープレートの性能を実質的に変更せずに回転方向の反転が可能になるからである。
他の態様では、リファイナープレートの入口部に配置される実質的三角形突出部は、円錐型リファイナーまたは円盤型リファイナーにも使用し得る。
リグノセルロース材料をリファイニングするためのリファイナープレートが開発された。このリファイナープレートは、リファイニングゾーンと入口ゾーンとを備える。入口ゾーンは、少なくとも一個の三つの角を有する実質的に三角形の突出部を備える。好ましくは、三角形の底辺角は、それぞれ、15°〜75°である。上記のリファイナープレートは、リグノセルロース材料をリファイニングするリファイナー、例えば、円錐−円盤型リファイナー、円盤型リファイナー、または円錐型リファイナーに設けられたローターまたはステータープレートのいずれでもよい。
図1は、円錐−円盤型リファイナーにおけるリファイナープレート構造の部分断面図を示す。二つのリファイニング部がある。円錐部102と平坦部104とである。円錐部102と平坦部104との間にギャップ106があり、ここで供給材料は、一つのリファイニングゾーンから次のリファイニングゾーンへと遷移する。円錐部102はロータープレート108とステータープレート110とを備える。平坦部104は、同様に、ロータープレート112とステータープレート114とを備える。
一般的にリグノセルロース材料は、入口116から平坦部104に入る。そこから、リグノセルロース材料はリファイニングゾーン118に入る。リファイニングゾーン118は、バーと溝のパターンを備え、バーと溝はインパクトまたは圧力パルスを与え、繊維の分離と離解とを容易に行わせる。リグノセルロース材料がプレート間で機械的処理を受けると、スチームが発生し得る。
リファイニングゾーン118から、リグノセルロース材料は、ギャップ106を通って円錐部102のロータープレート108の注入部入口120に流れる。供給ゾーンでは、リグノセルロース材料は前方に強制的に圧入され、リファイニング部122内に分散される。リファイニング部122は、バーと溝のパターンを備え、バーと溝はインパクトまたは圧力パルスを与え、繊維の分離と離解とを容易に行わせる。リファイニングゾーン122のローター108とステーター110の間で機械的処理を受けた後、リファイニングされたリグノセルロース材料は出口124から外部に出る。
図2A、図2Bおよび図2Cは、円錐−円盤型リファイナー円錐部のロータープレート入口部の従来技術構造を示す。図2Aは、図2BのA−Aの断面図を示す。図2Cは、図2BのC−Cの断面図を示す。これらの図では、同じ機器部分は、同じ参照数字を共有する。
図2Aでは、リグノセルロース材料は、ギャップ206からロータープレート208の注入部入口220に流れる。供給ゾーンでは、リグノセルロース材料は前方に強制的に圧入され、リファイニング部222内に分散される。リファイニング部222は、バーと溝のパターンを備え、バーと溝はインパクトまたは圧力パルスを与え、繊維の分離と離解とを容易に行わせる。リファイニングゾーン222のローター208とステーター210の間で機械的処理を受けた後、リファイニングされたリグノセルロース材料は出口224から外部に出る。
図2Bは、円錐−円盤型リファイナーの円錐部のロータープレート入口の従来技術構造の概要を示す。入口突出部220は、大略四角形のベース部分とリファイニング部222の方に頂点が向いた三角形部分とを有する。入口突出部220は摩擦力230を生じさせる。図2Cは、入口突出部220と摩擦力230と遠心力232とを示す。図2Bと2Cに示される摩擦力と遠心力は、ある程度、正確に描かれているけれども、実際は説明目的のみに示されている。
図3A、図3Bおよび図3Cは、円錐−円盤型リファイナーの円錐部のロータープレートに実質的に三角形の突出部を備える入口部の態様を示す。円錐−円盤型リファイナーの円錐部に関連した態様で示されているけれども、実質的に三角形の突出部を備える入口部は、円錐−円盤型リファイナーの平坦部にも、円盤型リファイナーにも、または円錐型リファイナーにも採用し得る。同様に、実質的に三角形の突出部を備える入口部は、円錐−円盤型リファイナーの円錐部のロータープレートに関して描かれているけれども、ロータープレートまたはステータープレートのいずれにも採用し得る。
図3Aは、図3BのA−Aの断面図を示す。図3Cは、図3BのC−Cの断面図を示す。これらの図では、同じ機器部分は同じ参照数字を共有する。
図3Aでは、リグノセルロース材料は、ギャップ306からロータープレート308の注入部入口320に流れる。供給ゾーンでは、リグノセルロース材料は前方に強制的に圧入され、リファイニング部322内に分散される。リファイニング部322は、バーと溝のパターンを備え、バーと溝はインパクトまたは圧力パルスを与え、繊維の分離と離解とを容易に行わせる。バーと溝の正確なパターンは、本発明にとっては重要ではない。どのような従来の、または新規のパターンでも、商業的に実際的であり、技術的に実現可能である限り、十分である。リファイニングゾーン322のローター308とステーター310の間で機械的処理を受けた後、リファイニングされたリグノセルロース材料は出口324で外部に出る。
図3Bは、円錐−円盤型リファイナーの円錐部のロータープレートに実質的に三角形の突出部を備える入口部の例示構造の概要を示す。図示のように、リファイニングゾーン322と、実質的に三角形の入口突出部320を備える入口ゾーンとがある。実質的に三角形の入口突出部320は、底辺360、側辺362および側辺364を有する。別法の態様では、リファイナープレートに実質的に三角形の入口突出部が2個以上ある。
好ましくは、底辺360、側辺362および側辺364は、図3Bに示される態様に描かれているように実質的に直線であるが、実質的直線から大幅に逸脱することも、他の態様では許される。例えば、個々に、または全部が、弓状、歯状、またはある種の他の曲線形状でもよい。図示のように、底辺360は、好ましくは、プレートベース370を超えて延びているが、底辺360は、ベース370の終端部と同じ面で終端となることもあり得る。また、別の態様で、ベース370が、実質的に三角形の突出部の底辺360を超えて延びることもあり得る。図3Bでは、底辺360はベース370に実質的に平行である。他の態様では、底辺360はベース370に実質的に平行とはなっていない。
ある態様では、供給突出部の三角形部分の底辺は、好ましくは、セグメントの弧長の約3分の1(または、突出部2個が使われるときは約6分の1)をカバーする。例えば、全ての突出部に対する底辺の全長の範囲は、セグメント入口の弧長の20〜45%、好ましくは25〜40%、より好ましくは30〜35%、およびこれらの間のサブ範囲全てをカバーし得る。
図3Bに示されるように、実質的に三角の形状は3個の角を有する。角350、角352および角354である。これらの角は、実質的三角形の3個のコーナーに対応する。図3Bに示されるように、角350と352は、大略等しく、大略二等辺三角形の突出部を形成する。他の態様では、実質的に三角形の突出部320は、実質的に等辺三角形の突出部、または実質的に不等辺三角形の突出部であり得る。角350、角352および角354のうちの一個は、大略直角であり得る。
好ましくは、角352と角350は、15°〜75°、より好ましくは30°〜60°、さらにより好ましくは40°〜50°、およびこれらのサブ範囲全てである。図3Bに示されるように、角350、角352および角354各々に対応するコーナーは、好ましくは、実質的に丸味を帯びている。コーナーに丸味を帯びさせると、供給原料に存在する異物で欠けたり、損傷したりする可能性が最小限に抑えられると考えられる。他の態様では、これらの角は実質的に丸味を帯びていない。
好ましくは、三角形の入口の供給角度は、15−75°の範囲内であり、そして十分に強い構造を維持することによって、構造的に弱くてリファイナーで壊れるおそれのある供給エレメントになるのを避けるのが好ましい。さらに、抜き勾配、すなわち、リファイナーディスクの中心から延びてベースのプレートを横切る軸に対する三角形の側角は、好ましくは、必ずしも必要ではないけれども、出来るだけ0°と近くするが、実際には、製造プロセスに本質的な限界で定められる。実際は、負の抜き勾配の方が好ましい。何故ならば、パルプをステーター側に圧入する傾向を少なくすることによって正の供給効果を増すからである。
図3Bでは、角354は実質的三角形320の頂点に対応する。幾つかの態様では、頂点は、実質的にリファイニングゾーンに突出し得るし、突出しないこともあり得る。図3Bに示されるように、この場合の頂点はリファイニングゾーン322に突出してはいない。
図3Bに示されるように、実質的に三角形の入口突出部320は摩擦力330を生じさせる。図3Cは、実質的に三角形の入口突出部320と摩擦力330と遠心力332と示す。図3Bと図3Cに示される摩擦力と遠心力は、ある程度、正確に描かれているけれども、実際は説明目的のみに示されている。しかし、注記すべきは、本発明は、特定の摩擦力または遠心力の方向または大きさに限定されないということである。
図3Cは、バー380と溝382のパターンを示す。実質的に三角形の突出部の頂部366は、溝より高く描かれている。他の態様では、頂部366はバー380(または、バー380のサブセット)と実質的に同じ高さであり得る。さらに別の態様では、頂部366はバー380(または、バー380のサブセット)より低いこともあり得る。
図3Cに示されるように、実質的に三角形の突出部320は、頂部366と丸味を帯びたコーナーを有する側部368とで形成された実質的に長方形の断面を有する。他の態様では、実質的に三角形の突出部320は、実質的に台形(等辺台形であるかどうかは問わず)の断面を有する。さらに別の態様では、実質的に三角形の突出部は、丸味を帯びたコーナーを有しない。
図4は、実質的に三角形の突出部を備えるリファイナープレートの入口部の態様の別の一つを示す。リファイナープレートの供給ゾーンでは、リグノセルロース材料は前方に強制的に圧入され、リファイニング部422内に分散される。リファイニング部422は、バーと溝のパターンを備え、バーと溝はインパクトまたは圧力パルスを与え、繊維の分離と離解とを容易に行わせる。リファイニングバーの幾つかは480と記してある。バーと溝の正確なパターンは、本発明にとっては重要ではない。どのような従来の、または新規のパターンでも、商業的に実際的であり、技術的に実現可能である限り、十分である。図4に示される態様では、バー480は互いに実質的に平行で、バーの入口は、プレートのセンターラインからプレートの左右の端部に向けて弓状に配置されている。バー480の入口が円弧状であるか、またはある他の構成の形状であるかどうかは、一般に、運転上の考慮、例えば、リグノセルロース材料の組成、リファイナー能力、リファイナー形式などに基づく設計上の選択で定められる。
図4の態様に示されるように、実質的に三角形の突出部420は3つの側辺を有する。底辺460、側辺462および側辺464である。底辺460は、実質的に直線で、プレートのベース470を越えて延びている。他の態様では、底辺460は実質的に直線ではない。例えば、実質的に三角形の突出部の底辺は、弓状、歯状、またはある種の他の曲線形状でもよい。側辺462と側辺464とは、一般に、弓状である。もっとも、実質的に直線、歯状、またはある種の他の曲線形状でもよい。さらに、側辺462と側辺464は、図示のように内側に曲がっているのではなく、実質的に三角形の突出部の中心から外側に曲がる円弧を形成するものでもよい。
側辺462と底辺460とはコーナー490で合一する。図示のように、コーナー490は僅かに丸味を帯びている。もっとも、他の態様では丸味には程度の差がある。この態様に描かれているように、実質的に三角形の突出部は、リファイニングゾーン422に突出している頂点494を有する。さらに、頂点494はコーナーを形成せず、むしろ、頂点494は、複数のリファイニングバー、すなわち、リファイニングバー496とリファイニングバー498に遷移しながら続いている。他の態様では、頂点494は、単一のリファイニングバーに遷移しながら続いたり、あるいは2本超のリファイニングバーに遷移しながら続いたりする。
実質的に三角形の突出部からリファイニングバーへの遷移は、もしあれば、比較的スムーズでもよく、段差があってもよい。すなわち、リファイニングバー496と498の表面は、実質的に三角形の突出部420の表面と実質的に同一の面になくてもよい。そして、同一面にない場合は、リファイニングバーと実質的三角形突出部との間の遷移は、緩やかな勾配を持つ場合も、急激な変化となることもあり得る。
図4は単一の実質的に三角形の突出部420を示しているけれども、単一のリファイナープレートが、他の態様に基づけば、実質的に三角形の突出部を複数個備えることもあり得る。
以上、本発明は、現在最も実用的で、好ましい態様であると考えられるものについて記載されたけれども、本発明は、開示された態様に限定されることなく、むしろ反対に、前記特許請求の範囲とその精神内に含まれる多岐にわたる修正や等価の配置も網羅するものである。
円錐−円盤型リファイナーの説明図で、平坦部と円錐部を備えるリファイナープレートを示す図である。 従来技術のリファイナーの説明図で、円錐−円盤型リファイナーの円錐部を示す図(図2BのA−Aの断面図)である。 は従来技術のリファイナーの説明図で、円錐−円盤型リファイナーの円錐 部を示す図である。 は従来技術のリファイナーの説明図で、円錐−円盤型リファイナーの円錐 部を示す図(図2BのC−Cの断面図)である。 円錐−円盤型リファイナーに三角形の注入入口部を有するリファイナープレートの態様の一つを示す説明図(図3BのA−Aの断面図)である。 は円錐−円盤型リファイナーに三角形の注入入口部を有するリファイナー プレートの態様の一つを示す説明図である。 は円錐−円盤型リファイナーに三角形の注入入口部を有するリファイナー プレートの態様の一つを示す説明図(図3BのC−Cの断面図)である。 三角形の注入入口部を有するリファイナープレートの態様の他の一つを示す説明図である。
符号の説明
102…円錐部、104…平坦部、106,206,306…ギャップ、110,114,210,310…ステータープレート、108,112,206,208,308…ロータープレート、116…入口、118,122,222,322,422…リファイニングゾーン、124,224,324…出口、120,220,320,420…注入部入口または入口突出部、230,330…摩擦力、232…遠心力、350,352,354…角、360,460…底辺,362,364,462,464…側辺、366…頂部、368…側部、370,470…プレートベース、380,480,496,498…バー、490,492…コーナー、494…頂点。

Claims (17)

  1. リグノセルロース材料をリファイニングするためのリファイナープレートであって、
    リファイニングゾーンと、
    入口ゾーンとを備え、
    前記入口ゾーンが、底辺、第一側辺、および第二側辺を有する三角形の底面がプレート面上に形成され、垂直断面形状が長方形または台形である三角柱状の突出部を少なくとも一個備え
    前記三角形の底辺がプレートのベースと平行であり、
    前記底辺と第一側辺との交差で規定された第一角と前記底辺と第二側辺との交差で規定された第二角とが各々15°〜75°を測定する
    ことを特徴とするリファイナープレート。
  2. 前記リファイナープレートが、円錐−円盤型リファイナーに使用のために設計されている、請求項1に記載のリファイナープレート。
  3. 前記三角形が二等辺三角形または不等辺三角形である請求項1または請求項2に記載のリファイナープレート。
  4. 前記第一角と第二角が各々30°〜60°を測定する、請求項に記載のリファイナープレート。
  5. 前記第一角と第二角が各々40°〜50°を測定する、請求項に記載のリファイナープレート。
  6. 前記第一角と第二角が等しい、請求項に記載のリファイナープレート。
  7. 前記リファイナープレートセグメントが、入口ゾーンに対応するアーク長さを有し、前記三角形の底辺が、前記アーク長さの20%〜45%の長さ有する、請求項1に記載のリファイナープレート。
  8. 記三角形の底辺が、前記アーク長さの30%〜35%の長さ有する、請求項7に記載のリファイナープレート。
  9. 前記底辺、第一側辺、および第二側辺のうちの少なくとも一辺が、弓状、歯状または曲線状である請求項1に記載のリファイナープレート。
  10. 前記底辺、第一側辺、および第二側辺のうちの少なくとも一辺が、弓状である、請求項9に記載のリファイナープレート。
  11. 前記リファイナープレートが、プレートセグメントを円環状に配列して構成され、各セグメントが少なくとも一つの三角形の底面を有する三角柱状の突出部を備える、請求項1に記載のリファイナープレート。
  12. リグノセルロース材料をリファイニングするためのリファイナープレートであって、複数のリファイナープレートセグメントから構成され、各リファイナープレートセグメントが、リファイニングゾーンと入口ゾーンを備え、前記入口ゾーンが、底辺、第一側辺、および第二側辺を有する三角形の底面がプレート面上に形成され、垂直断面形状が長方形または台形である三角柱状の突出部を少なくとも一個備え
    前記三角形の底辺がプレートのベースと平行であり、
    前記底辺と第一側辺との交差で規定された第一角と前記底辺と第二側辺との交差で規定された第二角とが各々15°〜75°を測定する
    ことを特徴とするリファイナープレート。
  13. 円錐−円盤型リファイナー向けに設計された複数のリファイナープレートセグメントをさらに備える、請求項12に記載のリファイナープレート。
  14. 円錐型リファイナー向けに設計された複数のリファイナープレートセグメントをさらに備える、請求項12に記載のリファイナープレート。
  15. 円盤型リファイナー向けに設計された複数のリファイナープレートセグメントをさらに備える、請求項12に記載のリファイナープレート。
  16. ステーターリファイナープレートを備える、請求項12に記載のリファイナープレート。
  17. ローターリファイナープレートを備える、請求項12に記載のリファイナープレート。
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