JP5201150B2 - 触力覚通信端末装置 - Google Patents

触力覚通信端末装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5201150B2
JP5201150B2 JP2009543648A JP2009543648A JP5201150B2 JP 5201150 B2 JP5201150 B2 JP 5201150B2 JP 2009543648 A JP2009543648 A JP 2009543648A JP 2009543648 A JP2009543648 A JP 2009543648A JP 5201150 B2 JP5201150 B2 JP 5201150B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
communication terminal
terminal device
unit
haptic
force
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2009543648A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2009069259A1 (ja
Inventor
幸治 松永
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP2009543648A priority Critical patent/JP5201150B2/ja
Publication of JPWO2009069259A1 publication Critical patent/JPWO2009069259A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5201150B2 publication Critical patent/JP5201150B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F3/00Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
    • G06F3/01Input arrangements or combined input and output arrangements for interaction between user and computer
    • G06F3/016Input arrangements with force or tactile feedback as computer generated output to the user
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04MTELEPHONIC COMMUNICATION
    • H04M1/00Substation equipment, e.g. for use by subscribers
    • H04M1/72Mobile telephones; Cordless telephones, i.e. devices for establishing wireless links to base stations without route selection
    • H04M1/724User interfaces specially adapted for cordless or mobile telephones

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Human Computer Interaction (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Telephone Set Structure (AREA)
  • Telephone Function (AREA)
  • User Interface Of Digital Computer (AREA)

Description

本発明は、携帯して使用する、触力覚情報を相互に伝達することによりコミュニケーションを行う触力覚通信端末装置に関し、特に多様な触力覚情報を伝達することが可能な触力覚通信端末装置に関するものである。
従来、携帯電話では文字情報、画像情報、音声情報などの視覚、聴覚によるコミュニケーションが中心である。視覚、聴覚以外の感覚として、触力覚を追加することでコミュニケーションの表現が豊かになり従来よりもより深く気持ちを伝え合うことができるようになる。
触力覚情報を相互に伝達する通信端末装置として、特許文献1に指による押し合いを感じさせる通信端末装置が開示されている。特許文献1に記載された従来例を図13に示す。図13に示されるように、従来の触力覚通信端末装置においては、通信者の指がアーム31の突起部31aを押すと、アーム31は、スプリング32を縮めながら軸33を中心として反時計方向に回転する。その回転角度は、角度センサ34によって応力信号として検出される。そして、角度センサ34の検出出力は、通信回線を介して相手側の通信端末装置へ送信される。この信号を受けた受信側端末では、モータ35が、送信者が突起部31aを押した力に応じた角度回転してカム36を回動させる。それにより、アーム37が、スプリング32、38を縮めながら回転し、突起部31aに押圧力を提示する。これにより、通信者と通信相手は指を互いに押し合っているかのような感覚を通信端末装置により提示される。
特開平11−346272号公報
しかしながら、従来例では指による入力方向に対して同じ方向に力を発生させているため、指による押し合い以外に人間が触力覚を用いたコミュニケーションとして使用する"つまむ"、"ねじる"、"ひねる"という感覚を指に提示することができず、表現の豊かなコミュニケーションが行えないという問題がある。
本発明の課題は、上述した従来技術の問題点を解決することであって、その目的は、触力覚を伝達しあう触力覚通信端末において、指につまむ、ねじる、ひねる感覚を提示できるようにすることである。
上記の目的を達成するため、本発明によれば、触力覚情報を相互に通信回線を通して伝達する触力覚通信端末装置であって、押し込み状態を検出する検出部と、通信相手の押し込み力に応じた力を提示する、2つ以上の提示部と、前記提示部を駆動する駆動機構と、を有し、前記2つ以上の提示部が提示する押圧方向が押し込みの方向に対して斜め方向であり、かつ前記押圧方向のうち少なくとも一つの提示部の前記押圧方向が他の前記提示部の前記押圧方向と異なっていることを特徴とする触力覚通信端末装置が提供される。
本発明の触力覚通信端末装置は、複数の提示部を備え、提示部が提示する押圧方向が押し込みの方向に対して斜め方向であり、かつ、少なくとも一つの提示部の押圧方向が他の提示部の押圧方向と異なるので、押し込みを行う指に対して、異なる斜め方向から複数の力を加えることができる。そこで、本発明によれば、指につまむ、ねじる、ひねる感覚を提示することが可能になり、コミュニケーションの表現を多様にし豊かにすることができる。
上述した目的、およびその他の目的、特徴および利点は、以下に述べる好適な実施の形態、およびそれに付随する以下の図面によってさらに明らかになる。
本発明の触力覚通信端末装置の概略外観図。 本発明の第1の実施の形態を示す断面図。 本発明の第1の実施の形態における力の作用方向を示す説明図。 本発明の第1の実施の形態における検出部の状態を示す上面図。 本発明の第1の実施の形態の構成を示すブロック図。 本発明の第2の実施の形態を示す断面図。 本発明の第3の実施の形態を示す断面図。 本発明の第4の実施の形態を示す断面図。 本発明の第5の実施の形態における検出部の状態を示す上面図。 本発明の第6の実施の形態における検出部の状態を示す上面図。 本発明の第7の実施の形態における検出部の状態を示す上面図。 本発明の第8の実施の形態を示す断面図。 従来例の正視図。
以下に、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の触力覚通信端末装置を把持している状態を示す概略外観図である。図1において、通信者は左手101にて筐体102を把持している。この状態で通信相手と指101aにより触力覚通信を行う。図1において指101aは親指を示しているが、触力覚を伝達し合う指は人差指など他の指でもよい。
〔第1の実施の形態〕
図2(a)は、本発明による触力覚通信端末装置の第1の実施の形態の入力操作を行なう状態の指付近を示す断面図である。図2(a)において、筐体102の指101aが接触する側には指101aの押し込みによる発生力を検出する検出部106が配置されている。検出部106には、2つの提示部103a、103bが通過する開口部が設けられている。提示部103a、103bは、検出部106から突出して、通信相手の入力操作である押し込みによる操作量に対して所定の関係、例えば比例関係の力を提示することができるように、それぞれアクチュエータ104a、104bと固定的に接続されている。提示部103a、103bが検出部106から突出することにより、指101aと接触している検出部106の表面で指101aに力を提示できる。アクチュエータ104a、104bはそれぞれ下側を固定部105に固定されている。これにより、アクチュエータ104a、104bが伸縮するとそれに合わせて提示部103a、103bが斜め方向に移動する。
図2(b)は、本実施の形態の触力覚通信端末装置において、通信相手の入力操作により力が提示されている状態の指付近を示す断面図である。図2(b)において、通信相手が触力覚通信端末装置を入力操作した場合、その入力操作により発生した力が入力情報として通信回線を介して通信者の触力覚通信端末装置で受信される。それにより、通信相手が入力操作により加えた力に対して一義的に決められた、あるいは比例した力がアクチュエータ104a、104bを制御することにより通信者の指に提示される。図2(b)では、アクチュエータ104a、104bが伸びる動作に制御されることにより提示部103a、103bが指101aに接触して指101aにつまむ感覚を提示している。
図2(a)および図2(b)に示した検出部106は押し込みにより発生する力を検出するセンサであり、例えば圧力センサで構成される。アクチュエータ104a、104bは変位を発生するものであり例えばピエゾアクチュエータ、電磁アクチュエータ、シリンダ等で構成される。また、アクチュエータ104a、104bはそれぞれ独立に制御が可能であり指につまむ感覚を提示する以外につまんで揺するなどのより多くの種類の触力覚を提示することができる。
図3は、本実施の形態の通信端末における入力操作による押し込み方向と、提示部の動作方向を示す説明図である。図3において、押し込み方向21は入力操作により指で検出部を押し込むときの力の方向である。動作方向22a、22bは、提示部103a、103bが移動する方向、つまり提示部が発生する力の方向である。図3では動作方向22a、22bは指の中心に向かった方向で示してある。角度23は、押し込み方向21を通過する直線と動作方向22aを通過する直線との間の角度である。動作方向22bと押し込み方向21との角度は図示していないが角度23と同じ角度である。指をつまむ感覚を提示するため、角度23は0度より大きくかつ90度より小さい範囲とする。図3ではおよそ45度で記載している。また、図3では押し込み方向21とそれぞれの動作方向22a、22bとの角度を同じ角度で記載しているが、押し込み方向21とそれぞれの動作方向22a、22bとの角度が0度より大きくかつ90度より小さい範囲であれば互いに異なっていてもよい。
図4は、本発明の触力覚通信端末装置にある検出部106を上面から見た図である。図4において、検出部106の開口部から提示部103a、103bの先端部が突出している。提示部103a、103bから提示されるそれぞれの力の方向は動作方向24a、24bとして示してある。動作方向24aを通過する平面は無数に存在するが、動作方向24a、24bの両方を通過する平面は線A−Aを通る一つの平面しか存在しない。つまり、図示された構成では、提示部103a、103bの動作方向24a、24bは、線A−Aを通る同一の平面上に存在している。
図5は、本発明の触力覚通信端末装置の構成を示すブロック図である。図5に示されるように、通信者の触力覚通信端末装置10aと通信相手の触力覚通信端末装置10bは同様な構成を有している。また、触力覚通信端末装置10a、10bのそれぞれは通信回線20を介して接続されている。通信者の触力覚通信端末装置10aにある検出部11aは通信者の入力操作による指の押し込みにより発生する力あるいは変位量を検出する。検出部11aからの情報が入力データ処理部13aに送られ、所定のデータ形式に変換処理される。検出部11aからの情報は、押し込みによる発生力または変位量に対して一義的に決定された電圧値、あるいは電流値であり、発生力または変位量の変化に対してリニアに追従するものである。入力データ処理部13aでの処理は、検出部11aのアナログテータをデジタルデータに変換するA/D変換を含む。入力データ処理部13aにより処理された情報はデータ送信部15aに送られ、通信制御部17aを介して情報が通信回線20に送信される。データ送信部15aでの処理は、必要に応じてヘッダーデータ、ステータスデータなど通信情報に関するデータを付加し変調処理を加える。通信回線20に送信された情報は通信相手の触力覚通信端末装置10bに受信される。通信相手の入力操作も上記同様に入力操作に対する情報が通信回線20を介して通信者の触力覚通信端末装置10aに受信される。
通信相手の入力操作に対する情報を通信者の触力覚通信端末装置10aが受信すると、通信制御部17aを介してデータ受信部16aに情報が転送される。データ受信部16aでの処理は、変調処理された情報を復調し、通信相手の入力操作により生成された発生力または変位量に関する情報を取り出す。データ受信部16aから出力データ処理部14aに情報が送られ、出力データ処理部14aでは通信相手の入力操作による情報から制御データを生成する。例えば、通信相手の入力操作により発生した電圧値がデジタル処理されて通信者の触力覚通信端末装置10aで受信され、データ受信部16aで通信相手の入力操作により発生した電圧値の情報を取り出す。そして出力データ処理部14aでは、その電圧値に対して一義的に決められた発生力を提示部12aで発生させるための制御データ、この場合はアクチュエータを駆動させる電圧値に相当する制御データが生成される。制御部18aはその制御データを受け取り、その情報をもとに提示部12aを駆動する。提示部12aは通信者の入力操作をしている指に力を提示する。
〔第2の実施の形態〕
図6は、本発明による触力覚通信端末装置の第2の実施の形態の指を当てる付近の状態を示す断面図である。図6において、図2(a)に示される第1の実施の形態の部分と同等の構成を有するものには同一の参照符号が付せられている。図6に示されるように、本実施の形態においても、指101aの押圧力を検出する検出部106は、筐体102上に設置されている。筐体102に固定された固定部205の内部には、二つのカム108a、108bと底面が接触する可動板107が設置されている。可動板107は、一端が固定部205に固定されたスプリング112a、112bにより下方に引張られている。可動板107上には、提示部203a、203bが設置されている。提示部203a、203bは、それぞれスプリング111a、111bにより可動板107側へ引張られており、また、それぞれガイド110a、110bによりその移動方向が規制されている。図示されていないが、固定部205内には、通信相手の押し込み操作に応じて駆動される2つのモータが設置されており、それぞれのモータの回転軸は、カム108a、108bが固定された回転軸109a、109bに連結されている。
通信相手が押し込み操作を行なうと、その押し込み力に応じた角度だけ、受信側通信者の端末装置のモータが回転し、それに応じて回転軸109a、109bが所定の角度回動する。それにより、可動板107が上昇し、それに連れて提示部203a、203bが、可動板107上をスライドしつつ、ガイド110a、110bに案内されながら上昇する。これにより通信者につままれる感覚を提示することができる。通信相手の押し込み動作がなくなると、モータは元の状態に復帰し、カム108a、108bも図示された状態に戻る。
以上より、通信者および通信相手の互いの入力操作がそれぞれの相手の提示部を駆動させて指に力を提示することにより、触力覚としてつまむ感覚を提示できる。
〔第3の実施の形態〕
図7は、本発明による触力覚通信端末装置の第3の実施の形態の指を当てる付近の状態を示す断面図である。図7において、図2(a)に示した第1の実施の形態の部分と同等の部分は同一の参照符号を付し、駆動機構は省略あるいは図示が省略されている。本実施の形態では、検出部206には開口が設けられておらず、提示部103a、103bは筐体102に開設された開口部のみから突出している。
このように本実施の形態では、提示部103a、103bを筐体102から突出させて触力覚を提示することにより、指の押し込みにより力が集中している検出部206付近の指の腹に触力覚を提示するのではなく、指にほとんど力が加わっていない指の外側付近に触力覚を提示できる。そのため、比較的小さい力でも感覚として知覚され発生力の小さい小型アクチュエータを使用することができ、装置の小型化が可能となる。
〔第4の実施の形態〕
図8は、本発明による触力覚通信端末装置の第4の実施の形態の指を当てる付近の状態を示す断面図である。本実施の形態の触力覚通信端末装置では、固定部305は、筐体202に固定されておらず、筐体202内部に設置されたベース113上に、スプリング114a、114bにより支持されている。また、固定部305下のベース113上には、固定部305の高さ位置変化を検出する変位センサ115が設置されている。固定部305の内壁面には、第1の実施の形態と同様に、提示部103a、103bが接続されたアクチュエータ104a、104bが固定されている。また、固定部305の上面には、指101aの押圧力を検出する検出部106が設置されている。検出部106と固定部305には、提示部103a、103bが通過できる開口部が設けられている。
検出部106を指101aで押し込むと、固定部305がスプリング114a、114bの弾性力に抗して降下する。この固定部305の変位量は固定部305下に設置された変位センサ115により検出される。固定部305の変位量は、指101aの検出部106に対する押圧力に比例するので、変位センサ115により指101aの押圧力が検出されることになる。変位センサ115は、例えばリニアポテンションメータ、光学変位計で構成される。本実施の形態では、指101aの押す力は、検出部106によっても検出可能である。しかし、上述したように、変位センサ115により指101aの押圧力は検出可能であるので、検出部106は削除してもよい。あるいは同一構造で検出機能を有しない単なる構造物と置換することも可能である。
本実施の形態によると、押し込みにより固定部305が押し込み力に応じた移動距離だけ動くため、通信者に操作感が得られるという効果が得られる。
〔第5の実施の形態〕
図9は、本発明による触力覚通信端末装置の第5の実施の形態の検出部を見た上面図である。図9に示すように、検出部306の開口部から提示部103a、103bが突出している。提示部103a、103bから提示されるそれぞれの力の方向は、動作方向25a、25bである。動作方向25aまたは25bを通過する平面は無数に存在する。しかし、動作方向25a、25bの両方を同時に通過する平面は存在しない。動作方向25aと25bとは、それぞれ互いに平行な紙面に垂直な平面上に存在している。そのため、提示部103a、103bにより、指に対してモーメント力を提示できる。
図示された例では、二つの動作方向が互いに平行な平面上に存在していたが、平行でない二つの平面上に存在するようにしても、例えば二つの動作方向が、それぞれ紙面に垂直で互いに交差する平面上に存在するようにしても、指に対してモーメント力を提示できる。
このように本実施の形態によると、提示部の動作方向が複数の平面上に存在するようにすることにより、指にモーメント力を提示、つまり指にねじる、あるいはひねる感覚を提示することができ、さらに表現の豊かなコミュニケーションを実現できる。
〔第6の実施の形態〕
図10は、本発明による触力覚通信端末装置の第6の実施の形態の検出部を見た上面図である。図10に示すように、検出部406の開口部から提示部103a、103b、103cが突出している。提示部103a、103b、103cから提示されるそれぞれの力の方向は動作方向26a、26b、26cである。動作方向26a、26b、26cは、それぞれ紙面に垂直な互いに平行な平面上に存在している。これにより、指に対して三つ指にてつまむ感覚を提示することができる。
図示された例では、動作方向26a、26bは互いに平行な紙面に垂直な平面上に存在していたが、それぞれ紙面に垂直な平行でない平面上に存在するようにしてもよい。
提示部103aと103bと103cとは、それぞれ独立に駆動することができる。そのため、例えば提示部103aと103bのみを動作させて、斜め方向に押す感覚を、また提示部103aと103cのみを動作させて、ひねる感覚を提示することができる。
〔第7の実施の形態〕
図11は、本発明による触力覚通信端末装置の第7の実施の形態の検出部を見た上面図である。図11に示すように、検出部506の開口部から提示部103a、103b、103c、103dが突出している。提示部103a、103b、103c、103dから提示されるそれぞれの力の方向は動作方向27a、27b、27c、27dである。動作方向27aと27cは同一平面上に存在している。同様に、動作方向27bと27dは同一平面上に存在している。動作方向27aと27cが存在する平面と、動作方向27bと27dが存在する平面とは、それぞれ紙面に垂直で互いに平行である。
図示された例では、動作方向26aと26cが同一平面上に存在し、動作方向26bと26dが同一平面上に存在していたが、動作方向26aと26dが同一平面上に存在し、動作方向26bと26cが同一平面上に存在するようにしてもよい。このようにすることにより、四方から一点に集中する力を提示することができる。
〔第8の実施の形態〕
図12(a)は、本発明による触力覚通信端末装置の第8の実施の形態の入力操作をする状態の指付近を示す断面図である。図12(a)に示すように、アクチュエータ204a、204bを支持する固定部405は、ベース113上に検出部606を介して支持されている。固定部405上面には、アクチュエータ204a、204bが通る開口部が開けられた提示部支持体117が、筐体202の開口部に設置されている。提示部支持体117には、アクチュエータ204a、204bに接触しこれによって駆動される提示部303a、303bが回動自在に支持されている。提示部303a、303bは、アクチュエータ204a、204bの上下動によって提示部支持体117に設けられた軸を中心として回転動作を行なう。提示部支持体117の表面には、弾性特性を持つラバー製のカバー116が配置されている。カバー116は提示部303a、303b以外の領域で提示部支持体117に固定されている。
図12(a)は、触力覚の提示がない、つまり通信相手からの入力操作がない状態が示されており、図12(b)には、触力覚の提示がある、つまり通信相手からの入力操作がある状態が示されている。図12(b)に示すように、提示部303a、303bが指をつまむように触力覚を提示している。カバー116が滑りにくい材質で出来ている場合、指との摩擦力を増すことができる。
本実施の形態では、提示部303a、303b上がカバー116で覆われ、提示部303a、303bが外部からは見えないためデザイン性が向上する。また、アクチュエータ204a、204bの動作が同じ方向となるため、1つのアクチュエータで構成が可能で、リンク機構などを用いずに簡単な構成で実現できるため、装置の小型化が可能となる。
この出願は、2007年11月27日に出願された日本出願特願2007−305231を基礎とする優先権を主張し、その開示のすべてをここに取り込む。
(付記1)
触力覚情報を通信回線を通して伝達する触力覚通信端末装置であって、
所定の力を提示する2つ以上の提示部と、
前記提示部を駆動する駆動機構と、
を有し、
少なくとも一つの提示部の押圧方向が他の提示部の押圧方向と異なっていることを特徴とする触力覚通信端末装置。
(付記2)
触力覚情報を相互に通信回線を通して伝達する触力覚通信端末装置であって、
押し込み状態を検出する検出部と、
通信相手の押し込み力に応じた力を提示する、2つ以上の提示部と、
前記提示部を駆動する駆動機構と、
を有し、
前記2つ以上の提示部が提示する押圧方向が押し込みの方向に対して斜め方向であり、かつ前記押圧方向のうち少なくとも一つの提示部の前記押圧方向が他の前記提示部の前記押圧方向と異なっていることを特徴とする触力覚通信端末装置。
(付記3)
前記提示部の提示する押圧方向がそれぞれ異なる平面上に存在していることを特徴とする付記1または2に記載の触力覚通信端末装置。
(付記4)
前記駆動機構は、筐体に固定された固定部内に設置されていることを特徴とする付記1から3のいずれかに記載の触力覚通信端末装置。
(付記5)
前記駆動機構は、筐体内に固定的に設置されたベースに弾性部材により支持された固定部内に設置されていることを特徴とする付記1から4のいずれかに記載の触力覚通信端末装置。
(付記6)
前記検出部は、前記筐体または前記固定部の前面に配置されていることを特徴とする付記4または5に記載の触力覚通信端末装置。
(付記7)
前記検出部は、前記固定部下の前記ベース上に配置されていることを特徴とする付記5に記載の触力覚通信端末装置。
(付記8)
前記検出部は、前記固定部の高さ変化を検出する変位センサによって構成されていることを特徴とする付記7に記載の触力覚通信端末装置。
(付記9)
前記駆動機構は、直線的動作を行なうアクチュエータにより構成されていることを特徴とする付記1から8のいずれかに記載の触力覚通信端末装置。
(付記10)
前記提示部は、回転軸に回転自在に支持され、前記アクチュエータにより駆動されて回転動作を行なうことを特徴とする付記9に記載の触力覚通信端末装置。
(付記11)
前記提示部の前面は、弾性材料からなるカバーにより覆われていることを特徴とする付記10に記載の触力覚通信端末装置。
(付記12)
前記駆動機構は、モータとこれにより駆動されるカム機構とを備えていることを特徴とする付記1から8のいずれかに記載の触力覚通信端末装置。
(付記13)
押し込み状態を検出する検出部と、通信相手の押し込み力に応じた力を提示する提示部と、前記提示部を駆動する駆動機構と、を有し、触力覚情報を相互に通信回線を通して伝達する触力覚通信端末装置において、前記提示部が2つ以上配置されており、かつ、各提示部が提示する押圧方向は押し込みの方向に対して斜め方向であることを特徴とする触力覚通信端末装置。

Claims (12)

  1. 触力覚情報を相互に通信回線を通して伝達する触力覚通信端末装置であって、
    押し込み状態を検出する検出部と、
    通信相手の押し込み力に応じた力を提示する、2つ以上の提示部と、
    前記提示部を駆動する駆動機構と、
    を有し、
    前記2つ以上の提示部が提示する押圧方向が押し込みの方向に対して斜め方向であり、かつ前記押圧方向のうち少なくとも一つの提示部の前記押圧方向が他の前記提示部の前記押圧方向と異なっていることを特徴とする触力覚通信端末装置。
  2. 前記提示部の提示する押圧方向がそれぞれ異なる平面上に存在していることを特徴とする請求項1に記載の触力覚通信端末装置。
  3. 前記駆動機構は、筐体に固定された固定部内に設置されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の触力覚通信端末装置。
  4. 前記駆動機構は、筐体内に固定的に設置されたベースに弾性部材により支持された固定部内に設置されていることを特徴とする請求項1からのいずれかに記載の触力覚通信端末装置。
  5. 前記検出部は、前記筐体または前記固定部の前面に配置されていることを特徴とする請求項3又は4に記載の触力覚通信端末装置。
  6. 前記検出部は、前記固定部下の前記ベース上に配置されていることを特徴とする請求項に記載の触力覚通信端末装置。
  7. 前記検出部は、前記固定部の高さ変化を検出する変位センサによって構成されていることを特徴とする請求項に記載の触力覚通信端末装置。
  8. 前記駆動機構は、直線的動作を行なうアクチュエータにより構成されていることを特徴とする請求項1からのいずれかに記載の触力覚通信端末装置。
  9. 前記提示部は、回転軸に回転自在に支持され、前記アクチュエータにより駆動されて回転動作を行なうことを特徴とする請求項に記載の触力覚通信端末装置。
  10. 前記提示部の前面は、弾性材料からなるカバーにより覆われていることを特徴とする請求項に記載の触力覚通信端末装置。
  11. 前記駆動機構は、モータとこれにより駆動されるカム機構とを備えていることを特徴とする請求項1からのいずれかに記載の触力覚通信端末装置。
  12. 押し込み状態を検出する検出部と、通信相手の押し込み力に応じた力を提示する提示部と、前記提示部を駆動する駆動機構と、を有し、触力覚情報を相互に通信回線を通して伝達する触力覚通信端末装置において、前記提示部が2つ以上配置されており、かつ、各提示部が提示する押圧方向は押し込みの方向に対して斜め方向であることを特徴とする触力覚通信端末装置。
JP2009543648A 2007-11-27 2008-11-13 触力覚通信端末装置 Active JP5201150B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009543648A JP5201150B2 (ja) 2007-11-27 2008-11-13 触力覚通信端末装置

Applications Claiming Priority (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007305231 2007-11-27
JP2007305231 2007-11-27
PCT/JP2008/003304 WO2009069259A1 (ja) 2007-11-27 2008-11-13 触力覚通信端末装置
JP2009543648A JP5201150B2 (ja) 2007-11-27 2008-11-13 触力覚通信端末装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2009069259A1 JPWO2009069259A1 (ja) 2011-04-07
JP5201150B2 true JP5201150B2 (ja) 2013-06-05

Family

ID=40678173

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009543648A Active JP5201150B2 (ja) 2007-11-27 2008-11-13 触力覚通信端末装置

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP5201150B2 (ja)
WO (1) WO2009069259A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8747537B2 (en) 2010-09-10 2014-06-10 Mitsubishi Chemical Corporation Ink containing heterocyclic azo dye, and dye for use in said ink

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7492213B2 (ja) 2021-03-29 2024-05-29 麻友 滝川 体性感覚発生装置およびコミュニケーションシステム

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11346272A (ja) * 1998-03-31 1999-12-14 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 力覚通信端末装置および応力測定装置および力覚呈示装置
WO2006070495A1 (ja) * 2004-12-28 2006-07-06 Campus Create Co., Ltd. インタフェース装置
JP2007011460A (ja) * 2005-06-28 2007-01-18 Gifu Prefecture 物体の変位シミュレーション方法及び物体の変位シミュレーション装置、並びに力覚提示装置
WO2007076592A1 (en) * 2006-01-04 2007-07-12 Iron Will Creations Inc. Inputting information with finger-mounted sensors

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09114365A (ja) * 1995-10-19 1997-05-02 Omron Corp 盲人用情報伝達装置
JP3734978B2 (ja) * 1999-03-17 2006-01-11 日本放送協会 コミュニケーション装置および方法、並びに記録媒体
JP2006246691A (ja) * 2005-03-03 2006-09-14 Nippon Ekorojii Kk リニア振動アクチュエータモジュール

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11346272A (ja) * 1998-03-31 1999-12-14 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 力覚通信端末装置および応力測定装置および力覚呈示装置
WO2006070495A1 (ja) * 2004-12-28 2006-07-06 Campus Create Co., Ltd. インタフェース装置
JP2007011460A (ja) * 2005-06-28 2007-01-18 Gifu Prefecture 物体の変位シミュレーション方法及び物体の変位シミュレーション装置、並びに力覚提示装置
WO2007076592A1 (en) * 2006-01-04 2007-07-12 Iron Will Creations Inc. Inputting information with finger-mounted sensors

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8747537B2 (en) 2010-09-10 2014-06-10 Mitsubishi Chemical Corporation Ink containing heterocyclic azo dye, and dye for use in said ink

Also Published As

Publication number Publication date
WO2009069259A1 (ja) 2009-06-04
JPWO2009069259A1 (ja) 2011-04-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4543863B2 (ja) 触覚機能付きの入出力装置及び電子機器
EP2472364B1 (en) Input device
CN107797659B (zh) 含基于感测位置驱动的触觉致动器的电子设备和相关方法
JP5700086B2 (ja) 入力装置および撮像装置
JP7551842B2 (ja) 指押圧入力イベント中の指感覚を修正するためのシステム
JP2005352927A (ja) 入力装置および電子機器
JP2011510386A (ja) 傾倒操作感を改善された操作要素
JP5126215B2 (ja) 入力装置および電子機器
KR101524906B1 (ko) 촉각 생성장치, 고분자 유전체 기반 구동기, 이를 이용한 촉각 액추에이터, 촉감 액추에이터, 인터페이스 장치, 촉각 피드백 제공장치
EP3336680A1 (en) Systems and methods for proximity-based haptic feedback
KR20150104023A (ko) 실시간 진동 피드백을 제공하는 진동 마우스
WO2012098823A1 (ja) スイッチおよび入力装置
JP5201150B2 (ja) 触力覚通信端末装置
JP2019067275A (ja) 入力ペン
JP2011248687A (ja) 触感呈示装置
KR100980855B1 (ko) 이종 액츄에이터로 햅틱 피드백을 제공하는 휴대기기 및 그제공방법
WO2011148650A1 (ja) 触感呈示装置
CN103777807A (zh) 操作装置
JPH10254612A (ja) マンマシン・インタフェースの入力装置
JP2016051319A (ja) 力覚提示デバイス、力覚提示システム、および力覚提示方法
JP4808388B2 (ja) 入力装置および電子機器
KR20190076805A (ko) 햅틱 툴 시스템
JP5398640B2 (ja) 触感呈示装置
WO2016170374A1 (en) Method and data entry device for the entry of data in electrical form
WO2001082049A1 (en) Fingertip controlled computer mouse

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110906

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20121016

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20121217

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130115

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130128

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5201150

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160222

Year of fee payment: 3