JP5200776B2 - デジタルカメラ - Google Patents

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Description

本発明は、デジタルカメラに関する。
従来から、カメラなどで撮像した画像(以下、撮像画像とする)を評価するシステムが知られている。例えば、特許文献1には、ユーザの操作する通信機器が撮像画像の画像データをサービスセンターに送信し、サービスセンターにて写真の専門家がその撮像画像を評価してアドバイスを作成するシステムが記載されている。また、特許文献2には、複数の類似画像から最適な画像を選択するシステムが記載されている。
特開2002−107797号公報 特開2007−88594号公報
しかしながら、特許文献1に記載された技術では、専門家が撮像画像の評価を行うため、手間が掛かるという問題がある。また、評価の依頼をしてからアドバイスを受け取るまで時間が掛かるという問題がある。
また、特許文献2に記載された技術では、システムが画像の選択を行うものの特定の撮像画像に対する評価結果をユーザに提示することは考慮されていない、という問題がある。
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、その目的は、撮像直後から撮像画像の評価を行うことができ、且つ、その評価結果をユーザに提示することができるデジタルカメラを提供することにある。
本発明は上記の課題を解決するためになされたものであり、本発明の一態様は、被写体を撮像して撮像画像を取得する撮像部と、選択事項毎に特徴量を記憶する選択事項データ記憶部と、選択事項を選択する選択事項選択部と、前記選択事項選択部により選択された選択事項に対応する特徴量を前記選択事項データ記憶部から取得し、当該特徴量と前記撮像部が撮像した撮像画像の画像データの特徴量との差に基づいて、当該撮像画像を評価する評価部と、前記評価部の評価結果を表示する評価結果表示部と、を備えることを特徴とするデジタルカメラである。
本発明によれば、デジタルカメラが、撮像した撮像画像の評価を行い、その評価結果を表示する。このため、撮像直後から撮像画像の評価を行うことができ、且つ、その評価結果をユーザに提示することができる。
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態について詳しく説明する。
図1は、本発明の一実施形態によるデジタルカメラ1の構成を示すブロック図である。
デジタルカメラ1は、制御部11と、記憶部12と、操作部13と、表示部14と、I/F(インタフェース)部15と、ROM(Read Only Memory)16と、発光部17と、撮像部18と、を含んで構成される。
操作部13は、被写体の撮像時に押下げられるレリーズボタンや選択スイッチなどを含んで構成される。選択スイッチは、デジタルカメラ1の動作モードや表示部14に再生表示される画像等を選択する。表示部14は、例えば液晶パネルなどにより構成され、撮像部18によって撮像される画像や設定画面を表示する。I/F部15には、記憶媒体を接続するためのコネクタが形成されている。この記憶媒体は、例えば半導体メモリ等で構成される。I/F部15は、記憶媒体に対する画像データの書き込み読み込みを制御する。ROM16は、制御部11により実行されるプログラムを格納している。
発光部17は、キセノン発光管や閃光発光のエネルギーを蓄えるメインコンデンサ等で構成される。発光部17は、撮像の際に被写体に対して閃光発光を照射することが可能である。撮像部18は、撮影レンズ、絞り、撮像素子及び画像処理回路などを含んで構成され、被写体を撮像する。撮像素子は、撮影レンズの透過光束を受光して光電変換する。画像処理回路は、撮像素子の光電変換出力に種々の処理を施して画像データを生成する。
制御部11は、ROM16に格納されたプログラムを実行することによって各部の動作を制御する。制御部11は、選択部11Aと、画像データ取得部11Bと、評価部11Cと、評価結果表示部11Dと、を含んで構成される。選択部11Aは、評価に用いる選択事項及び感性を選択する選択画面を表示する。ユーザは操作部13を操作して選択事項及び感性を選択する。画像データ取得部11Bは、評価を行う撮像画像の画像データを取得する。評価部11Cは、画像データ取得部11Bにより取得された画像データを用いて撮像画像を評価する。評価結果表示部11Dは、評価部11Cの評価結果を表示部14に表示する。記憶部12は、画像データ記憶部19と、選択事項データテーブルを記憶する選択事項データ記憶部20と、感性データテーブルを記憶する感性データ記憶部21と、アドバイステーブルを記憶するアドバイス記憶部22と、評価部11Cの評価結果を記憶する評価結果記憶部23と、を含んで構成される。画像データ記憶部19は、撮像部18により生成された画像データを一時的に記憶する。
なお、制御部11、記憶部12、操作部13、表示部14、I/F部15、ROM16、発光部17、撮像部18、バスを介して接続されており相互に通信可能となっている。
図2は、本実施形態における選択事項データテーブルの構成を示す概略図である。
図示するように、選択事項データテーブルは、行と列からなる2次元の表形式のデータであり、モードと、特徴と、被写体と、撮像条件と、構図データと、輝度データの各項目の列を有している。このテーブルの各行はモード、特徴、被写体及び撮像条件の組毎に存在する。モードと、特徴と、被写体と、撮像条件とが選択事項である。選択事項は、撮像画像の評価時に、ユーザが選択するパラメータである。また、構図データと輝度データは、モードと、特徴と、被写体と、撮像条件の組み合わせに対して一意に決まる特徴量である。構図データは、画像データ全体に対する被写体の大きさや位置などを表わすデータである。輝度データは、被写体に対応する領域の輝度値の範囲を表わす。輝度値とは各輝度を0から255の範囲で表したものである。なお、モードと、特徴と、被写体と、撮像条件の1つの組み合わせに対して構図が複数設定されていてもよい。図2に示す例では、選択事項がモード「初心者」、被写体「人物」、撮像条件「1人」に対応する構図データは「a」と「i」であり、複数設定されている。
図3は、本実施形態における構図データが表す構図の一例である。
この図に示すイラストIは、選択事項がモード「初心者」、被写体「人物」、撮像条件「1人」である場合の構図データの構図である。符号Aは、被写体に対応する領域を表わす。画像データにおいて、四角形の画像フォーマットの右方向をX軸の正方向、上方向をY軸の正方向としてXY座標系を定める。構図データは、被写体の重心位置に対応するXY座標値と、被写体の大きさを含んで構成される。被写体の重心位置とは、画像データにおいて被写体に対応する領域の画素の重心aである。被写体の大きさとは、被写体に対応する領域の面積である。
図4は、本実施形態における感性データテーブルの構成を示す概略図である。
図示するように、感性データテーブルは、行と列からなる2次元の表形式のデータであり、感性パラメータと、色調データの各項目の列を有している。このテーブルの各行は感性パラメータ毎に存在する。感性パラメータは、撮像画像の評価時に、ユーザが選択するパラメータである。色調データは、感性パラメータに対応する色調の色データである。色データとは、3次元の色空間内の領域である。例えば感性「明るい」に対しては「赤」や「黄」などの鮮やかな色が色調データに設定されている。
図5は、本実施形態における記憶するアドバイステーブルの構成を示す概略図である。
図示するように、アドバイステーブルは、行と列からなる2次元の表形式のデータであり、評価項目と、評価結果と、アドバイスの各項目の列を有している。このテーブルの各行は、評価項目と評価結果の組毎に存在する。評価項目は、評価部11Cが評価を行う項目である。評価結果は、評価項目に対する評価部11Cの評価結果である。アドバイスは、評価結果に対するアドバイスである。
次に、図6を参照して、デジタルカメラ1による評価処理について説明する。図6は、評価処理の手順を示すフローチャートである。
ユーザは、操作部13を操作してデジタルカメラ1を評価モードに設定することができる。評価モードは、撮像画像を評価するための動作モードである。制御部11は、評価モード時に撮像部18が被写体を撮像すると評価処理を行う。
まず、ステップS1では、選択部11Aが、選択事項及び感性の選択画面を表示する。選択画面は、モード、特徴、被写体、撮像条件及び感性パラメータをユーザが選択する画面である。具体的には、まず、選択部11Aは、選択事項データテーブルからモードを全て取得し、取得したモードを選択画面に表示する。ユーザは操作部13を操作してモードを選択する。ユーザによりモードが選択されると、選択部11Aは、選択されたモードに対応する特徴を選択事項データテーブルから全て取得し、取得した特徴を選択画面に表示する。ユーザは操作部13を操作して特徴を選択する。続いて、ユーザにより特徴が選択されると、選択部11Aは、選択されたモード及び特徴に対応する被写体を選択事項データテーブルから全て取得し、取得した被写体を選択画面に表示する。ユーザは操作部13を操作して被写体を選択する。続いて、ユーザにより被写体が選択されると、選択部11Aは、選択されたモード、特徴及び被写体に対応する撮像条件を選択事項データテーブルから全て取得し、取得した撮像条件を選択画面に表示する。ユーザは操作部13を操作して撮像条件を選択する。
ユーザにより選択事項が全て選択されると、選択部11Aは、感性データテーブルから感性パラメータを全て取得し、取得した感性パラメータを選択画面に表示する。ユーザは操作部13を操作して感性パラメータを選択する。ユーザにより感性パラメータが選択されると、選択部11Aは選択画面で選択された選択事項及び感性パラメータを一時記憶する。つまり、選択部11A(選択事項選択部及び感性パラメータ選択部)は、選択事項及び感性パラメータを選択する。
続いて、ステップS2では、画像データ取得部11Bが、評価対象の画像データを取得する。具体的には、画像データ取得部11Bは、撮像部18が撮像した撮像画像の画像データを画像データ記憶部19から取得する。
次に、ステップS3では、評価部11Cが、取得した画像データを用いて撮像画像の構図を評価する。
具体的には、まず、評価部11Cは、取得した画像データから被写体を抽出する。例えば、選択事項の被写体が「人物」である場合には、評価部11Cは、画像データから人の肌の色領域を抽出するなど既存の手法を用いて、被写体である人物に対応する領域(以下、人物領域とする)を抽出する。このとき、評価部11Cは、抽出した人物領域の重心位置に対応するXY座標値及び当該人物領域の面積を算出する。
次に、評価部11Cは、選択部11Aにより選択された選択事項に対応する構図データを選択事項データテーブルから読み出す。なお、評価部11Cは、選択事項に対応する構図データが複数設定されている場合には、撮像画像の画像データの構図データに最も近いものを選択する。例えば、選択事項の被写体が「人物」である場合には、評価部11Cは、人物領域の重心位置に対応するXY座標値及び人物領域の面積が撮像画像の画像データに最も近いものを選択する。
次に、評価部11Cは、取得した構図データと画像データを比較する。選択事項の被写体が「人物」である場合を例に説明する。
まず、評価部11Cは、人物の大きさについて評価する。評価部11Cは、撮像画像の画像データにおける人物領域の面積から構図データに設定されている人物領域の面積を減算する。そして、減算した値が所定の閾値α(α>0)以上であれば、評価結果を「近い」とする。また、減算した値が−α以下であれば、評価結果を「遠い」とする。
次に、評価部11Cは、人物の左右位置について評価する。評価部11Cは、撮像画像の画像データにおける人物の重心位置に対応するX座標値から取得した構図データに設定されている人物の重心位置に対応するX座標値を減算する。減算した値が所定の閾値β(β>0)以上であれば、評価結果を「右寄り」とする。また、減算した値が−β以下であれば、評価結果を「左寄り」とする。
次に、評価部11Cは、人物の上下位置について評価する。評価部11Cは、撮像画像の画像データにおける人物の重心位置に対応するY座標値から取得した構図データに設定されている人物の重心位置に対応するY座標値を減算する。減算した値が所定の閾値γ(γ>0)以上であれば、評価結果を「上寄り」とする。また、減算した値が−γ以下であれば、評価結果を「下寄り」とする。
評価部11Cは、上述したいずれにもあてはまらない場合に、評価結果を「一致する」とする。
次に、評価部11Cは、撮像画像の点数付けを行う。ここで、評価部11Cは、画像データの構図データが取得した構図データに近いほど高い点数を付ける。例えば、選択事項の被写体が「人物」である場合を例に説明する。まず、評価部11Cは、撮像画像の画像データにおける人物領域の重心位置に対応するXY座標値のベクトル値から取得した構図データに設定されている人物領域の重心位置に対応するXY座標値のベクトル値を減算する。そして、減算した値の絶対値が小さいほど高い点数を付ける。例えば、減算した値の絶対値がd未満であれば点数を15点、当該絶対値がd以上e未満であれば点数を10点、当該絶対値がe以上であれば点数を0点とする。d,eは定数であり、0<d<eの関係を有している。また、評価部11Cは、撮像画像の画像データにおける人物領域の面積から取得した構図データに設定されている人物領域の面積を減算する。そして、減算した値の絶対値が小さいほど高い点数を付ける。例えば、当該絶対値がg未満であれば点数に15点加算する、当該絶対値がg以上h未満であれば点数に10点加算する、当該絶対値がh以上であれば点数に0点加算する。g,hは定数であり、0<g<hの関係を有している。また、評価部11Cは、評価結果に応じたアドバイスをアドバイステーブルから取得する。なお、評価結果が「一致する」である場合には、評価部11Cはアドバイスを取得しない。
図7を例に具体的に説明する。図7は、本実施形態における評価処理を説明するための概略図である。符号aは、選択事項データテーブルから読み出した構図データに設定されている人物領域の重心位置を表す。また、符号bは、撮像画像の画像データにおける人物領域の重心位置を表わす。重心位置bのX座標値は重心位置aのX座標値に比べて大きい。このため、評価部11Cは、評価結果を「右寄り」とする。そして、評価部11Cは、評価結果「右寄り」に対応するアドバイス「被写体をもう少し左に寄せましょう」をアドバイステーブルから取得する。
次に、ステップS4では、評価部11Cが、取得した画像データを用いて撮像画像の輝度を評価する。具体的には、まず、評価部11Cは、撮像画像の画像データにおける被写体に対応する領域の平均輝度値を算出する。次に、評価部11Cは、選択部11Aにより選択された選択事項に対応する輝度データを選択事項データテーブルから読み出す。そして、画像データにおける被写体に対応する領域の平均輝度値が輝度データに設定されている輝度値の範囲内である場合に、評価部11Cは、評価結果を「一致する」とする。また、画像データにおける被写体に対応する領域の平均輝度値が輝度データに設定されている輝度値の範囲より小さい場合に、評価部11Cは、評価結果を「暗い」とする。また、画像データにおける被写体に対応する領域の平均輝度値が輝度データに設定されている輝度値の範囲より大きい場合に、評価部11Cは、評価結果を「明るい」とする。
そして、評価部11Cは、撮像画像の点数付けを行う。ここで、評価部11Cは、画像データにおける被写体に対応する領域の平均輝度値が輝度データに設定されている輝度値の範囲に近いほど高い点数を付ける。例えば、画像データにおける被写体に対応する領域の平均輝度値が輝度データに設定されている輝度値の範囲内であれば20点、そうでなければ0点とする。また、評価部11Cは、評価結果に応じたアドバイスをアドバイステーブルから取得する。なお、評価結果が「一致する」である場合には、評価部11Cはアドバイスを取得しない。例えば、評価結果を「暗い」とした場合には、評価部11Cは、評価結果「暗い」に対応するアドバイス「被写体が暗くなっています。フラッシュを使用しましょう」をアドバイステーブルから取得する。
次に、ステップS5では、評価部11Cが、取得した画像データを用いて撮像画像の感性を評価する。具体的には、まず、評価部11Cは、選択部11Aにより選択された感性パラメータに対応する色調データを感性データテーブルから取得する。次に、評価部11Cは、画像データにおいて、画素値が色調データに設定されている領域内である画素をカウントする。そして、評価部11Cは、画像データの全画素数に対するカウントした画素数の割合を算出する。
そして、評価部11Cは、算出した割合が大きいほど高い点数を付ける。例えば、割合がj以上の場合に20点、k以上j未満の場合に15点、l以上k未満の場合に10点と、l未満の場合に0点とする。j,k,lは定数であり、j>k>l>0の関係を有している。また、評価部11Cは、当該割合が予め設定された所定の閾値以下の場合に、選択部11Aにより選択された感性パラメータに対応するアドバイスをアドバイステーブルから取得する。例えば、選択された感性パラメータが「明るい」場合には、評価部11Cは、評価項目「感性:明るい」に対応するアドバイス「ビビットな色を使うとより明るくなります」を取得する。
次に、ステップS6では、評価部11Cが、取得した画像データのフォーカス、手ブレ及び露出の評価を行う。評価部11Cは、取得した画像データにハイパスフィルタによるフィルタリング処理を施し、フィルタリング処理により得られる出力値(すなわち画像の高周波成分)が多いか少ないかに基づいてフォーカスが合っているか否かを判定する。また、評価部11Cは、取得した画像データの自己相関から手ブレしているか否かを判定する。また、評価部11Cは、取得した画像データの輝度分布ヒストグラムから露出が成功しているか否かを判定する。そして、評価部11Cは、判定結果に基づいて撮像画像の点数付けを行う。例えば、評価部11Cは、フォーカスが合っている場合に点数を10点とし、フォーカスが合っていない場合には点数を0点とする。そして、評価部11Cは、手ブレしていない場合に点数に10点加算する。また、評価部11Cは露出が成功している場合に点数に10点加算する。次に、評価部11Cは、評価結果に基づいてアドバイステーブルからアドバイスを取得する。例えば、手ブレしていると判定した場合には、評価部11Cは、評価結果「手ブレしている」に対応するアドバイス「少しぶれています。しっかり構えましょう」をアドバイステーブルから取得する。
次に、ステップS7では、評価結果表示部11Dが、評価部11Cの評価結果を表示部14に表示する。評価結果は、合計点数及びアドバイスである。このとき、評価部11Cが、ステップS3からS6で付した点数を合計して合計点数を算出する。なお、ここでは、評価結果表示部11Dは、合計点数を表示しているが、各評価の点数をそれぞれ表示してもよい。また、評価部11Cは、評価結果を評価結果記憶部23に記憶する。評価結果表示部11Dは、前回の評価結果が評価結果記憶部23に記憶されている場合には、前回の評価結果を今回の評価結果と併せて表示する。また、評価結果表示部11Dは、評価結果の履歴をグラフ等で表示してもよい。
なお、上述した例では、デジタルカメラ1は、評価モード時に撮像部18が被写体を撮像すると評価処理を行うが、I/F部15に接続された記憶媒体に記憶された撮像画像を評価してもよい。例えば、デジタルカメラ1は、評価モード時にサムネイル画面(記憶媒体に記憶された撮像画像の一覧画面)から撮像画像が選択されると、I/F部15に接続された記憶媒体から当該撮像画像の画像データを取得して評価処理を行う。或いは、表示部14に評価ボタンを設けてもよい。この場合、デジタルカメラ1は、ユーザにより評価ボタンが押下されると、表示部14に表示している撮像画像の画像データを評価する。
このように、本実施形態によれば、デジタルカメラ1は、撮像画像の構図、輝度及び感性を評価し、評価結果である点数及びアドバイスを表示部14に表示する。これにより、デジタルカメラ1は、撮像画像のアドバイスをその場で行うことができる。また、点数が表示されるため、ユーザは自身の撮影技術を具体的な数値で認識できる。このため、ユーザは点数が上がると写真撮影に対する自信を持つことができる。また、ユーザはより良い点数を取ろうとゲーム感覚で写真撮影を楽しむことができる。また、アドバイスが表示されるため、ユーザは具体的にどう撮影を行えばより良い写真を撮影できるかがわかる。
以上、図面を参照してこの発明の一実施形態について詳しく説明してきたが、具体的な構成は上述のものに限られることはなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲内において様々な設計変更等をすることが可能である。
例えば、本実施形態では、感性の評価を行っているが、評価を行わずに撮像画像がどの感性パラメータの色調であるかを判定してもよい。この場合、デジタルカメラ1は、撮像画像の画像データの色調データに最も近い感性パラメータを感性データテーブルから取得する。そして、デジタルカメラ1は、評価結果を表示する際に、感性の判定結果(例えば「この写真は華やかです」など)を表示する。
また、本実施形態では、100点満点での点数付けを行ったが、例えば5段階評価での点数付けを行ってもよい。
また、本実施形態では、評価処理をデジタルカメラ1が行うが、パーソナルコンピュータなどの画像処理装置が図6に示す画像処理を行ってもよい。この場合、上述したステップS2では、画像処理装置内に記憶されている撮像画像の画像データを取得する。
また、図6に示す各ステップを実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することにより、評価処理を行ってもよい。この場合、上述したステップS2では、コンピュータシステム内に記憶されている撮像画像の画像データを取得する。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものであってもよい。
また、「コンピュータシステム」は、WWWシステムを利用している場合であれば、ホームページ提供環境(あるいは表示環境)も含むものとする。
また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、フラッシュメモリ等の書き込み可能な不揮発性メモリ、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。
さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムが送信された場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリ(例えばDRAM(Dynamic Random Access Memory))のように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。
また、上記プログラムは、このプログラムを記憶装置等に格納したコンピュータシステムから、伝送媒体を介して、あるいは、伝送媒体中の伝送波により他のコンピュータシステムに伝送されてもよい。ここで、プログラムを伝送する「伝送媒体」は、インターネット等のネットワーク(通信網)や電話回線等の通信回線(通信線)のように情報を伝送する機能を有する媒体のことをいう。
また、上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良い。さらに、前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であっても良い。
本発明の一実施形態によるデジタルカメラの構成を示すブロック図である。 本実施形態における選択事項データテーブルの構成を示す概略図である。 本実施形態における構図データが表す構図の一例である。 本実施形態における感性データテーブルの構成を示す概略図である。 本実施形態におけるアドバイステーブルの構成を示す概略図である。 本実施形態における評価処理の手順を示すフローチャートである。 本実施形態における評価処理を説明するための概略図である。
符号の説明
1…デジタルカメラ 11…制御部 11A…選択部 11B…画像データ取得部 11C…評価部 11D…評価結果表示部 12…記憶部 13…操作部 14…表示部 15…I/F部 16…ROM 17…発光部 18…撮像部 19…画像データ記憶部 20…選択事項データ選択部 21…感性データ記憶部 22…アドバイス記憶部 23…評価結果記憶部

Claims (8)

  1. 被写体を撮像して撮像画像を取得する撮像部と、
    複数の構図データを、選択事項に対応付けて記憶する記憶部と、
    選択事項を選択する選択事項選択部と、
    前記選択事項選択部により選択された選択事項に対応する構図データを前記記憶部から取得し、前記選択事項に対応する構図データが複数存在する場合には、前記撮像部が撮像した撮像画像の画像データの構図に最も近い構図データを選択し、該選択した構図データの特徴量と前記撮像部が撮像した撮像画像の画像データの特徴量との差に基づいて、当該撮像画像を評価する評価部と、
    前記評価部の評価結果を表示する評価結果表示部と、
    を備えることを特徴とするデジタルカメラ。
  2. 前記記憶部は、前記構図データを、互いに内容の異なる複数の選択事項に対応付けて記憶し、
    前記評価部は、前記選択事項選択部により選択された複数の選択事項に基づいて決定される構図データを前記記憶部から取得する
    ことを特徴とする請求項1に記載のデジタルカメラ。
  3. 前記特徴量は、被写体の位置であり、
    前記評価部は、前記撮像画像の画像データにおける被写体の位置と前記選択事項データ記憶部から読み出した特徴量における被写体の位置の差に基づいて当該撮像画像を評価する
    ことを特徴とする請求項1または2に記載のデジタルカメラ。
  4. 前記特徴量は、被写体の大きさであり、
    前記評価部は、前記撮像画像の画像データにおける被写体の大きさと前記選択事項データ記憶部から読み出した特徴量における被写体の大きさの差に基づいて当該撮像画像を評価する
    ことを特徴とする請求項1または2に記載のデジタルカメラ。
  5. 前記特徴量は、被写体の輝度であり、
    前記評価部は、前記撮像画像の画像データにおける被写体の輝度と前記選択事項データ記憶部から読み出した特徴量における被写体の輝度の差に基づいて当該撮像画像を評価する
    ことを特徴とする請求項1または2に記載のデジタルカメラ。
  6. 感性パラメータ毎に色調データを記憶する感性データ記憶部と、
    感性パラメータを選択する感性パラメータ選択部と、
    を備え、
    前記評価部は、前記感性パラメータ選択部により選択された感性パラメータに対応する色調データを前記感性データ記憶部から読み出し、当該色調データが前記撮像画像の画像データに含まれる割合に基づいて、当該撮像画像を評価する
    ことを特徴とする請求項1からいずれか1の項に記載のデジタルカメラ。
  7. 前記評価部は、前記評価結果に基づいて前記撮像画像の点数付けを行い、
    前記評価結果表示部は、前記評価部により付された点数を表示する
    ことを特徴とする請求項1からいずれか1の項に記載のデジタルカメラ。
  8. 評価結果毎にアドバイスを記憶するアドバイス記憶部を備え、
    前記評価部は、前記評価結果に対応するアドバイスを前記アドバイス記憶部から読み出し、
    前記評価結果表示部は、前記評価部により読み出されたアドバイスを表示する
    ことを特徴とする請求項1からいずれか1の項に記載のデジタルカメラ。
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