JP5200497B2 - 冷水供給方法、冷水供給装置、及び冷水供給装置の制御方法 - Google Patents

冷水供給方法、冷水供給装置、及び冷水供給装置の制御方法 Download PDF

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Description

この発明は、冷却できる冷水の流量が所定範囲に制限された冷凍機を用いた冷水供給方法、冷水供給装置、及び冷水供給装置の制御方法に関するものである。
工場、病院、ビルにおける空調や装置冷却などの幅広い分野において、冷水供給装置が使用されている。冷水供給装置は、冷水を冷凍機で冷却して負荷に供給する装置である。ここで、1つの冷凍機が冷却できる冷水の流量は所定の範囲内に制限される。例えば、1つの冷凍機が冷却できる冷水の流量は、その冷凍機の定格流量の50%〜110%に制限される。このため、冷水供給装置は複数の冷凍機を備えている場合が多い。そして、冷水負荷が要求する冷水の量に応じて、運転させる冷凍機の台数が決定される。しかし、冷凍機の運転台数が多いほど電力効率が低下してしまう。そこで、各冷凍機で冷却する冷水の流量を調整して各冷凍機の負荷率を決め、冷凍機の運転台数を減らす技術が提案されている(例えば、特許文献1及び2参照)。
図9は、冷水供給装置の従来の制御方法の第1の例を説明するための図である。図中において縦軸は温度(℃)を表し、横軸は冷水の流量(m/h)を表す。流量2700m/hの冷水を10.5℃から7℃に冷却して冷水負荷に供給する場合について考える。
まず、流量2700m/hの冷水を得るために、1号機〜3号機の冷凍機にそれぞれ流量900m/hの冷水を均等分配する。そして、従来は、冷水負荷に供給する冷水の温度7℃と同じ温度に冷水を冷却するように各冷凍機を制御していた。この場合、冷却されていない冷水の温度10.5℃と目標温度7℃との差と目標流量2700m/hの積で表される総冷却熱量は2700×(10.5−7)=9450Mcalである。また、各冷凍機の冷却前後の冷水の温度差と冷水の流量の積で表される冷却熱量は、それぞれ3150Mcalである。
図10は、冷水供給装置の従来の制御方法の第2の例を説明するための図である。流量2150m/hの冷水を9.5℃から7℃に冷却して冷水負荷に供給する場合について考える。ここで、1号機は、冷水と同時に温水も出力できる冷凍機である。
まず、流量2150m/hの冷水を得るために、1号機〜3号機にそれぞれ流量717m/hの冷水を均等分配する。そして、各冷凍機は、冷水負荷に供給する冷水の温度7℃と同じ温度に冷水を冷却する。この場合、総冷却熱量は2150×(9.5−7)=5250Mcalであり、各冷凍機の冷却熱量はそれぞれ1750Mcalである。
図11は、冷水供給装置の従来の制御方法の第3の例を説明するための図である。流量2200m/hの冷水を10℃から7℃に冷却して冷水負荷に供給する場合について考える。ここで、1号機は、流量が所定流量1000m/hから変更できない冷凍機である。
まず、流量2200m/hの冷水を得るために、1号機に流量1000m/hの冷水を供給し、2,3号機の冷凍機にそれぞれ流量600m/hの冷水を供給する。そして、各冷凍機は、冷水負荷に供給する冷水の温度7℃と同じ温度に冷水を冷却する。この場合、総冷却熱量は2200×(10−7)=6600Mcalであり、1号機の冷却熱量は3000Mcal、2,3号機の冷却熱量はそれぞれ1800Mcalである。
特開2006−292329号公報 特開2007−127321号公報
流量1000m/hの冷水を12℃から7℃に冷却することができる冷凍機において、流量が定格流量1000m/hの50%〜110%に制限される場合について考える。この冷凍機は、(12℃−7℃)×(1000/1100)+7℃=11.55℃より、最大流量1100m/hの冷水を11.55℃から7℃に冷却することができる冷却熱量を上限として持っている。従って、中間期や冬期などにおいて冷却前の冷水の温度が11.55℃より低い場合は、冷凍機の冷却熱量の上限まで余裕がある。しかし、この場合でも、冷凍機の流量を最大流量1100m/hより大きくすることはできない。従って、各冷凍機の冷却熱量の上限まで余裕があっても、必要な冷水の量を確保するために冷凍機の運転台数を増やさなければならず、電力効率が低かった。例えば、第1の例では総冷却熱量9450Mcalが要求されるが、この総冷却熱量であれば二台の冷凍機で確保することができる。しかし、冷凍機の流量を最大流量1100m/hより大きくすることができないため、3台の冷凍機を運転させなければならなかった。
また、第2の例のように温水出力可能な冷凍機を用いる場合、冬期などは、温水出力可能な冷凍機の冷却熱量を大きくして温水の出力量を増やすことが求められる。しかし、従来の冷凍機は、冷却後の冷水の温度は負荷に供給する冷水の温度と同じ温度に固定され、冷水の流量も制限されていたため、各冷凍機の冷却熱量の設定自由度が低く、温水出力可能な冷凍機の冷却熱量を大きくすることができなかった。従って、温水出力可能な冷凍機だけでは十分な温水を確保できず、ボイラー等の他の加熱手段を動作するエネルギーが余分に必要であった。また、性能の高い冷凍機や性能の低い冷凍機が混在する冷水供給装置では、性能の低い冷凍機の冷却熱量を小さくして運転することが求められる。しかし、従来の冷凍機は、上述したように、各冷凍機の冷却熱量の設定自由度が低く、性能の低い冷凍機の冷却熱量を小さくすることができなかった。
また、流量が定格流量1000m/hの50%〜110%に制限される冷凍機を用いて流量2200m/hの冷水を負荷に供給する場合は、2台の冷凍機を流量1100m/hで運転させればよい。しかし、第3の例のように流量が所定流量1000m/hから変更できない冷凍機を用いる場合は、上記のように3台の冷凍機を運転させなければならず、電力効率が低かった。
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、第一の目的は、冷凍機の運転台数を減らして電力効率を上げることができる冷水供給方法、冷水供給装置及び冷水供給装置の制御方法を提供することである。また、この発明の第二の目的は、冷凍機の冷却熱量の設定自由度を向上させることができる冷水供給方法、冷水供給装置及び冷水供給装置の制御方法を提供することである。
この発明に係る冷水供給方法は、少なくとも1つの冷凍機用ポンプとバイパス用ポンプを用いて、冷却されていない冷水をそれぞれ設定された流量だけ供給する工程と、冷却できる前記冷水の流量が所定範囲に制限された少なくとも1つの冷凍機を用いて、前記少なくとも1つの冷凍機用ポンプからそれぞれ供給された前記冷水を設定された冷却温度まで冷却する工程と、前記少なくとも1つの冷凍機により冷却された前記冷水と前記バイパス用ポンプから供給された冷却されていない前記冷水を混合する工程と、冷却されていない前記冷水の温度と目標温度との差と目標流量の積で表される総冷却熱量を求める工程と、前記少なくとも1つの冷凍機の冷却前後の前記冷水の温度差と流量の積で表される冷却熱量の和が前記総冷却熱量に等しくなるように、前記少なくとも1つの冷凍機の冷却温度と前記少なくとも1つの冷凍機用ポンプの流量を設定する工程と、前記少なくとも1つの冷凍機用ポンプと前記バイパス用ポンプの流量の合計が前記目標流量になるように、前記バイパス用ポンプの流量を設定する工程とを備える。
また、この発明に係る冷水供給装置は、冷却されていない前記冷水をそれぞれ設定された流量だけ供給する少なくとも一つの冷凍機用ポンプ及びバイパス用ポンプと、前記少なくとも一つの冷凍機用ポンプから供給された前記冷水をそれぞれ設定された冷却温度まで冷却し、冷却できる前記冷水の流量が所定範囲に制限された少なくとも一つの冷凍機と、前記少なくとも一つの冷凍機により冷却された前記冷水と前記バイパス用ポンプから供給された冷却されていない前記冷水を混合する混合部と、冷却されていない前記冷水の温度と目標温度との差と目標流量の積で表される総冷却熱量を求め、前記少なくとも1つの冷凍機の冷却前後の前記冷水の温度差と流量の積で表される冷却熱量の和が前記総冷却熱量に等しくなるように、前記少なくとも1つの冷凍機の冷却温度と前記少なくとも1つの冷凍機用ポンプの流量を設定し、前記少なくとも1つの冷凍機用ポンプと前記バイパス用ポンプの流量の合計が前記目標流量になるように、前記バイパス用ポンプの流量を設定する制御装置と、を備える。
また、この発明に係る冷水供給装置の制御方法は、冷却されていない冷水をそれぞれ設定された流量だけ供給する複数のポンプと、前記複数のポンプから供給された前記冷水をそれぞれ設定された冷却温度まで冷却し、冷却できる前記冷水の流量が所定範囲に制限された複数の冷凍機と、前記複数の冷凍機から供給された前記冷水を混合する混合部とを備えた冷水供給装置を制御する方法であって、前記複数の冷凍機のうち一台を稼動させず、前記冷水を冷却せずに通過させるように制御し、冷却されていない前記冷水の温度と目標温度との差と目標流量の積で表される総冷却熱量を求め、前記複数の冷凍機のうち稼働している冷凍機の冷却前後の前記冷水の温度差と流量の積で表される冷却熱量の和が前記総冷却熱量に等しくなるように、前記稼働している冷凍機の冷却温度を設定し、前記稼働している冷凍機に前記冷水を供給するポンプの流量を設定し、前記複数のポンプの流量の合計が前記目標流量になるように、前記稼動していない冷凍機に前記冷水を供給するポンプの流量を設定する。
この発明により、冷凍機の運転台数を減らして電力効率を上げることができる。また、冷凍機の冷却熱量の設定自由度を向上させることができる。
この発明を実施するための最良の形態について添付の図面に従って説明する。なお、各図中、同一又は相当する部分には同一の符号を付しており、その重複説明は適宜に簡略化ないし省略する。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1における冷水供給装置のシステム構成図である。
図1において、1は冷水負荷である。この冷水負荷1は、空調機、熱交換器等からなり、冷水供給装置から供給された冷水と熱交換を行うものである。2は冷水槽である。この冷水槽2は、冷水供給装置で用いる冷水が貯蔵されるものである。この冷水層2は、高温槽2aと低温槽2bの二層構造であり、冷水による蓄熱機能を備えている。ここで、高温槽2aには、冷水供給装置で冷却される前の冷水が貯蔵される。一方、低温槽2bには、冷水供給装置で冷却された後の冷水が貯蔵される。かかる構成の冷水槽2により、以下で説明する冷水の供給系統と負荷系統が互いに独立した構成となる。
3a〜3cは複数の冷凍機用ポンプである。実施の形態1では、三台の冷凍機用ポンプ3a〜3cが設けられる。これらの冷凍機用ポンプ3a〜3cは、高温槽2aに貯蔵された冷却されていない冷水をそれぞれ設定された流量だけ供給するものである。
4a〜4cは冷水出力専用の複数の冷凍機である。実施の形態1では、1号機4a〜3号機4cの三台の冷凍機が設けられる。1号機4a〜3号機4cは、それぞれ冷凍機本体5a〜5c、冷却塔6a〜6c、冷却水ポンプ7a〜7cからなる。各冷凍機本体5a〜5cには、各冷凍機用ポンプ3a〜3cから冷水がそれぞれ供給される。そして、各冷凍機本体5a〜5cは、冷水をそれぞれ各冷却塔6a〜6cに出力する。各冷却塔6a〜6cは、各冷凍機本体5a〜5cから入力された冷水をそれぞれ設定された冷却温度まで冷却する。各冷却塔6a〜6cは、各冷却水ポンプ7a〜7cを介して、冷却した冷水をそれぞれ冷凍機本体5a〜5cに戻す。
かかる構成の1号機4a〜3号機4cは、流量1000m/hの冷水を12℃から7℃に冷却する能力をそれぞれ備えている。即ち、1号機4a〜3号機4cは、冷却前後の冷水の温度差と冷水の流量の積で表される冷却熱量の定格値をそれぞれ1000×(12−7)=5000Mcalとする。また、1号機4a〜3号機4cで冷却できる冷水の流量は、定格流量1000m/hに対して50%〜110%の範囲にそれぞれ制限される。さらに、1号機4a〜3号機4cの冷凍機本体5a〜5cは、1号機4a〜3号機4c自体が稼動していないときでも、各冷凍機用ポンプ3a〜3cからそれぞれ出力された冷却されていない冷水を各冷却塔6a〜6cで冷却せずに通過させることもできるようになっている。そして、各冷凍機本体5a〜5cから出力された冷水は、冷水槽2の低温槽2bに入力される。即ち、冷水槽2の低温槽2bは、各冷凍機本体5a〜5cから入力された冷水を混合する混合部として機能する。
8a〜8cは温度計である。この温度計8a〜8cは、1号機4a〜3号機4c内の冷水入力側にそれぞれ設けられ、各冷凍機用ポンプ3a〜3cからそれぞれ供給された冷却されていない冷水の温度を測定するものである。9は二次冷水ポンプである。この二次冷水ポンプ9は、冷水槽2の低温槽2bからなる混合部で混合された冷水を冷水負荷1に供給するものである。
そして、二次冷水ポンプ9により冷水負荷1へ供給された冷水は、冷水負荷1との間で熱交換が行われる。この熱交換により、冷水の温度が上昇する。熱交換により温度が上昇した冷水は、冷水槽2の高温槽2aに戻される。そして、高温槽2aに戻された冷水は、再び、冷却されていない冷水として利用される。
ここで、10は制御装置である。この制御装置10には、温度計8a〜8cにより測定された冷却されていない冷水の温度の値が入力される。また、制御装置10には、冷水負荷1が要求する冷水の目標温度及び目標流量がパラメータとして入力されている。そして、制御装置10は、温度計8a〜8cから入力された冷却されていない冷水の温度、冷水負荷1が要求する冷水の目標温度及び目標流量に基づいて、1号機4a〜3号機4cの冷却温度及び各冷凍機用ポンプ3a〜3cの流量を設定する。
この制御装置10により、冷水槽2の低温槽2bからなる混合部で混合された冷水が、冷水負荷1が要求する目標温度及び目標流量となるように制御される。以下、図2及び図3を用いて、制御装置10による冷水供給装置の制御方法を説明する。
図2は、この発明の実施の形態1における冷水負荷が要求する総冷却熱量を説明するための図である。図3は、この発明の実施の形態1における冷水供給装置の制御方法の具体例を説明するための図である。図中において縦軸は温度(℃)を表し、横軸は冷水の流量(m/h)を表す。流量2700m/hの冷水を10.5℃から7℃に冷却して冷水負荷1に供給する場合について考える。即ち、冷水負荷1が要求する冷水の目標温度及び目標流量は、2700m/h、7℃である。
まず、冷水負荷1が要求する総冷却熱量を求める。ここで、冷水負荷1が要求する総冷却熱量は、冷却されていない冷水の温度10.5℃と目標温度7℃との差と目標流量2700m/hの積で表される。従って、図2に示すように、総冷却熱量は2700*(10.5―7)=9450Mcalと求まる。
この総冷却熱量は、1台の冷凍機の冷却熱量の定格値5000Mcalよりも大きく、2台の冷凍機の冷却熱量の定格値の合計10000Mcalよりも小さい。この場合、稼動する冷凍機を2台と決定する。図3では、1号機4a〜3号機4cのうち1号機4a及び2号機4bの2台を稼動し、3号機4cを稼動しないように制御している。
そして、1号機4a〜3号機4cのうち稼動している1号機4a及び2号機4bの冷却熱量の和が総冷却熱量に等しくなるように、稼動している1号機4a及び2号機4bの冷却温度を設定し、また、稼動している1号機4a及び2号機4bに冷水をそれぞれ供給する冷凍機用ポンプ3a、3bの流量を設定する。このとき、稼動している1号機4a及び2号機4bの冷却熱量が、総冷却熱量を稼動している冷凍機の台数で割った熱量に等しくなるように制御される。図3では、1号機4a及び2号機4bの冷却温度をそれぞれ5.775℃に設定し、また、1号機4a及び2号機4bに冷水をそれぞれ供給する冷凍機用ポンプ3a、3bの流量をそれぞれ1000m/hに設定し、均等分配する。このとき、1号機及び2号機の冷却熱量は、それぞれ4725Mcalになるように制御される。
ここで、1号機4a及び2号機4bでそれぞれ冷却された冷水の流量の合計は、2000m/hであり、目標流量2700m/hに満たない。この場合、各冷凍機用ポンプ3a〜3cの流量の合計が目標流量になるように、稼動しない3号機4cに冷水を供給する冷凍機用ポンプ3cの流量を設定する。図3では、稼動しない3号機4cに冷水を供給する冷凍機用ポンプ3cの流量を2700−1000−1000=700m/hに設定する。このとき、冷凍機用ポンプ3cから供給された冷水は、3号機4cで冷却されずに通過する。即ち、冷凍機用ポンプ3cは、冷却されていない冷水を供給するバイパス用ポンプとして機能する。
そして、かかる制御により、1号機4a及び2号機4bでそれぞれ冷却された冷水と3号機4cを通過した冷却されていない冷水が、冷水槽2の低温槽2bからなる混合部で混合される。これにより、冷水負荷1が要求する目標温度及び目標流量の冷水が得られる。
以上で説明した実施の形態1によれば、総冷却熱量が、一台の冷凍機の冷却熱量の定格値よりも大きく、二台の冷凍機の冷却熱量の定格値の合計よりも小さい場合、複数の1号機4a〜3号機4cのうち一台を稼動させず、冷却されていない冷水を冷却せずに通過させることができる。従って、従来の制御方法の第1の例に比べ、1号機4a及び2号機4bの電力使用量は増えるものの、冷凍機の運転台数を減らすことができ、電力効率が高くなる。また、稼動している複数の1号機4a及び2号機4b、の冷却熱量が、総冷却熱量を稼動している冷凍機の台数で割った熱量に等しくなるように制御される。従って、特別な冷凍機を用いずに複数の同種の冷凍機を用いた冷水供給装置でも、冷凍機の運転台数を減らすことができる。このため、安価な冷水供給装置が実現される。
実施の形態2.
図4は、この発明の実施の形態2における冷水供給装置のシステム構成図である。なお、実施の形態1と同一又は相当部分には同一符号を付して説明を省略する。
実施の形態1においては、冷水負荷1は、冷水だけを要求するものであった。このため、1号機4a〜3号機4cの全てが冷水出力専用であった。一方、実施の形態2においては、負荷11は、冷水だけでなく温水も要求する場合もあるものである。このため、1号機4aは冷水だけでなく温水も出力可能な冷凍機で構成されている。即ち、1号機4aは、温水ポンプ12を備えている。この温水ポンプ12は、温水槽(図示せず)から温水を供給するものである。これにより、1号機4aは、温水も出力可能になっている。なお、2号機4b及び3号機4cは、実施の形態1と同様である。
次に、図5及び図6を用いて、実施の形態2における冷水供給装置の制御方法を説明する。図5は、この発明の実施の形態2における負荷が要求する総冷却熱量を説明するための図である。図6は、この発明の実施の形態2における冷水供給装置の制御方法の具体例を説明するための図である。図中において縦軸は温度(℃)を表し、横軸は冷水の流量(m/h)を表す。流量2150m/hの冷水を9.5℃から7℃に冷却して負荷11に供給する場合について考える。即ち、負荷11が要求する冷水の目標温度及び目標流量は、2150m/h、7℃である。
まず、負荷11が要求する総冷却熱量を求める。ここで、負荷11が要求する総冷却熱量は、冷却されていない冷水の温度9.5℃と目標温度7℃との差と目標流量2150m/hの積で表される。従って、総冷却熱量は2150*(9.5―7)=5250Mcalと求まる。
この総冷却熱量は、一台の冷凍機の冷却熱量の定格値5000Mcalよりも大きく、二台の冷凍機の冷却熱量の定格値の合計10000Mcalよりも小さい。この場合、稼動する冷凍機を二台と決定する。図6では、1号機4a〜3号機4cのうち1号機4a及び2号機4bの二台を稼動し、3号機4cを稼動しないように制御している。
そして、1号機4a〜3号機4cのうち稼動している1号機4a及び2号機4bの冷却熱量の和が総冷却熱量に等しくなるように、稼動している1号機4a及び2号機4bの冷却温度を設定し、また、稼動している稼動している1号機4a及び2号機4bに冷水をそれぞれ供給する冷凍機用ポンプ3a、3bの流量を設定する。また、実施の形態2では、稼動している1号機及び2号機のうち任意の冷却熱量が所定熱量になるように、制御される。ここで、実施の形態2においては、温水出力可能な1号機4aの負荷率を上げることが望まれる。冷凍機の負荷率とは、定格冷却熱量に対する冷凍機に設定した冷却熱量の百分率で示されるものである。従って、図6では、1号機4a及び2号機4bの冷却温度をそれぞれ5.5℃、7℃に設定し、また、1号機4a及び2号機4bに冷水をそれぞれ供給する冷凍機用ポンプ3a、3bの流量をそれぞれ1000m/h、500m/hに設定する。このとき、1号機4aの冷却熱量は、4000Mcalとなる。一方、2号機4bの冷却熱量は、総冷却熱量から1号機4aの冷却熱量を減じた値1250Mcalになる。即ち、1号機4aの負荷率が80%と高くなる一方、2号機4bの負荷率25%と低くなる。
ここで、1号機4a及び2号機4bでそれぞれ冷却された冷水の流量の合計は、1500m/hであり、目標流量2150m/hに満たない。この場合、各冷凍機用ポンプ3a〜3cの流量の合計が目標流量になるように、稼動しない3号機4cに冷水を供給する冷凍機用ポンプ3cの流量を設定する。図6では、稼動しない3号機4cに冷水を供給する冷凍機用ポンプ3cの流量を2150−1000−500=650m/hに設定する。このとき、冷凍機用ポンプ3cから供給された冷水は、3号機4cで冷却されずに通過する。即ち、冷凍機用ポンプ3cは、冷却されていない冷水を供給するバイパス用ポンプとして機能する。
そして、かかる制御により、1号機4a及び2号機4bでそれぞれ冷却された冷水と3号機4cを通過した冷却されていない冷水が、冷水槽2の低温槽2bからなる混合部で混合される。これにより、負荷11が要求する目標温度及び目標流量の冷水が得られる。
以上で説明した実施の形態2によれば、実施の形態1と同様に電力効率が高くなる。また、従来の制御方法の第2の例に比べ、温水出力可能な1号機4aの負荷率を大きくすることができる。従って、ボイラー等の他の加熱手段を動作するエネルギーが不要となる。また、上記制御を行えば、性能の高い冷凍機と性能の低い冷凍機が混在する場合でも、性能の低い冷凍機の負荷率を小さくすることができる。即ち、従来に比べ、各冷凍機の冷却熱量の設定自由度が向上される。
実施の形態3.
以下、実施の形態3における冷水供給装置について説明する。なお、実施の形態1と同一又は相当部分には同一符号を付して説明を省略する。
実施の形態1においては、1号機4a〜3号機4cは、冷却できる冷水の流量を定格流量1000m/hに対して50%〜110%の範囲にそれぞれ制限されていた。一方、実施の形態3においては、1号機4aは、冷却できる冷水の流量を所定流量1000m/hから変更できないようになっている。なお、2号機4b及び3号機4cは、実施の形態1と同様である。即ち、実施の形態2の冷水供給装置は、冷却できる冷水の流量を所定流量から変更できない1号機4aが混在している。
次に、図7及び図8を用いて、実施の形態3における冷水供給装置の制御方法を説明する。図7は、この発明の実施の形態3における冷水負荷が要求する総冷却熱量を説明するための図である。図8は、この発明の実施の形態3における冷水供給装置の制御方法の具体例を説明するための図である。図中において縦軸は温度(℃)を表し、横軸は冷水の流量(m/h)を表す。流量2200m/hの冷水を10℃から7℃に冷却して冷水負荷1に供給する場合について考える。即ち、冷水負荷1が要求する冷水の目標温度及び目標流量は、2200m/h、7℃である。
まず、冷水負荷1が要求する総冷却熱量を求める。ここで、冷水負荷1が要求する総冷却熱量は、冷却されていない冷水の温度10℃と目標温度7℃との差と目標流量2200m/hの積で表される。従って、総冷却熱量は、2200*(10―7)=6600Mcalと求まる。
この総冷却熱量は、一台の冷凍機の冷却熱量の定格値5000Mcalよりも大きく、二台の冷凍機の冷却熱量の定格値の合計10000Mcalよりも小さい。この場合、稼動する冷凍機を二台と決定する。図8では、1号機4a〜3号機4cのうち1号機4a及び2号機4bの二台を稼動し、3号機4cを稼動しないように制御している。
そして、1号機4a〜3号機4cのうち稼動している1号機4a及び2号機4bの冷却熱量の和が総冷却熱量に等しくなるように、稼動している1号機4a及び2号機4bの冷却温度を設定し、また、稼動している稼動している1号機4a及び2号機4bに冷水をそれぞれ供給する冷凍機用ポンプ3a、3bの流量を設定する。このとき、1号機4aに冷水を供給する冷凍機用ポンプ3aの流量を1号機4aで冷却できる所定流量に設定する。図8では、1号機4a及び2号機4bの冷却温度をそれぞれ6.7℃、5℃に設定し、また、1号機4a及び2号機4bに冷水をそれぞれ供給する冷凍機用ポンプ3a、3bの流量をそれぞれ1000m/h、660m/hに設定する。なお、図8では、稼動している1号機4a及び2号機4bの冷却熱量が、総冷却熱量を稼動している冷凍機の台数で割った熱量3300Mcalに等しくなるように制御されている。
ここで、1号機4a及び2号機4bでそれぞれ冷却された冷水の流量の合計は、1660m/hであり、目標流量2200m/hに満たない。この場合、各冷凍機用ポンプ3a〜3cの流量の合計が目標流量になるように、稼動しない3号機4cに冷水を供給する冷凍機用ポンプ3cの流量を設定する。図8では、稼動しない3号機4cに冷水を供給する冷凍機用ポンプ3cの流量を2200−1000−660=540m/hに設定する。このとき、冷凍機用ポンプ3cから供給された冷水は、3号機4cで冷却されずに通過する。即ち、冷凍機用ポンプ3cは、冷却されていない冷水を供給するバイパス用ポンプとして機能する。
そして、かかる制御により、1号機4a及び2号機4bでそれぞれ冷却された冷水と3号機4cを通過した冷却されていない冷水が、冷水槽2の低温槽2bからなる混合部で混合される。これにより、冷水負荷1が要求する目標温度及び目標流量の冷水が得られる。
以上で説明した実施の形態3によれば、冷却できる冷水の流量を所定流量から変更できない1号機4aが混在している冷水供給装置においても、従来の制御方法の第3の例に比べ、運転台数を減らすことができ、電力効率を高くすることができる。
なお、実施の形態1〜実施の形態3では、1号機4a及び2号機4bを稼動させ、3号機4cを稼動させない場合で説明した。しかし、冷凍機用ポンプ及び冷凍機は少なくとも一つあり、冷凍機用ポンプとは別のバイパス用ポンプがあれば、実施の形態1〜実施の形態3と同様の効果を得ることができる冷水供給方法、冷水供給装置、及び冷水供給装置の制御方法が実現されるのはいうまでもない。
この発明の実施の形態1における冷水供給装置のシステム構成図である。 この発明の実施の形態1における冷水負荷が要求する総冷却熱量を説明するための図である。 この発明の実施の形態1における冷水供給装置の制御方法の具体例を説明するための図である。 この発明の実施の形態2における冷水供給装置のシステム構成図である。 この発明の実施の形態2における負荷が要求する総冷却熱量を説明するための図である。 この発明の実施の形態2における冷水供給装置の制御方法の具体例を説明するための図である。 この発明の実施の形態3における冷水負荷が要求する総冷却熱量を説明するための図である。 この発明の実施の形態3における冷水供給装置の制御方法の具体例を説明するための図である。 冷水供給装置の従来の制御方法の第1の例を説明するための図である。 冷水供給装置の従来の制御方法の第2の例を説明するための図である。 冷水供給装置の従来の制御方法の第3の例を説明するための図である。
符号の説明
1 冷水負荷
2 冷水槽
2a 高温槽
2b 低温槽
3a、3b 冷凍機用ポンプ
3c 冷凍機用ポンプ(バイパス用ポンプ)
4a〜4c 1号機〜3号機(冷凍機)
5a〜5c 冷凍機本体
6a〜6c 冷却塔
7a〜7c 冷却水ポンプ
8a〜8c 温度計
9二次冷水ポンプ
10 制御装置
11 負荷
12 温水ポンプ

Claims (12)

  1. 少なくとも1つの冷凍機用ポンプとバイパス用ポンプを用いて、冷却されていない冷水をそれぞれ設定された流量だけ供給する工程と、
    冷却できる前記冷水の流量が所定範囲に制限された少なくとも1つの冷凍機を用いて、前記少なくとも1つの冷凍機用ポンプからそれぞれ供給された前記冷水を設定された冷却温度まで冷却する工程と、
    前記少なくとも1つの冷凍機により冷却された前記冷水と前記バイパス用ポンプから供給された冷却されていない前記冷水を混合する工程と、
    冷却されていない前記冷水の温度と目標温度との差と目標流量の積で表される総冷却熱量を求める工程と、
    前記少なくとも1つの冷凍機の冷却前後の前記冷水の温度差と流量の積で表される冷却熱量の和が前記総冷却熱量に等しくなるように、前記少なくとも1つの冷凍機の冷却温度と前記少なくとも1つの冷凍機用ポンプの流量を設定する工程と、
    前記少なくとも1つの冷凍機用ポンプと前記バイパス用ポンプの流量の合計が前記目標流量になるように、前記バイパス用ポンプの流量を設定する工程と、
    を備えることを特徴とする冷水供給方法。
  2. 各冷凍機の冷却熱量が、前記総冷却熱量を前記少なくとも1つの冷凍機の台数で割った熱量に等しくなるように、前記複数の冷凍機の冷却温度と前記複数の冷凍機用ポンプの流量を設定することを特徴とする請求項1に記載の冷水供給方法。
  3. 前記少なくとも1つの冷凍機のうち任意の冷凍機の冷却熱量が所定熱量になるように、前記複数の冷凍機の冷却温度と前記複数の冷凍機用ポンプの流量を設定することを特徴とする請求項1に記載の冷水供給方法。
  4. 前記少なくとも1つの冷凍機のうち1つの冷凍機として、冷却できる前記冷水の流量を所定流量から変更できないものを用い、
    この冷凍機に前記冷水を供給する前記冷凍機用ポンプの流量を前記所定流量に設定することを特徴とする請求項1に記載の冷水供給方法。
  5. 冷却されていない前記冷水をそれぞれ設定された流量だけ供給する少なくとも一つの冷凍機用ポンプ及びバイパス用ポンプと、
    前記少なくとも一つの冷凍機用ポンプから供給された前記冷水をそれぞれ設定された冷却温度まで冷却し、冷却できる前記冷水の流量が所定範囲に制限された少なくとも一つの冷凍機と、
    前記少なくとも一つの冷凍機により冷却された前記冷水と前記バイパス用ポンプから供給された冷却されていない前記冷水を混合する混合部と、
    冷却されていない前記冷水の温度と目標温度との差と目標流量の積で表される総冷却熱量を求め、
    前記少なくとも1つの冷凍機の冷却前後の前記冷水の温度差と流量の積で表される冷却熱量の和が前記総冷却熱量に等しくなるように、前記少なくとも1つの冷凍機の冷却温度と前記少なくとも1つの冷凍機用ポンプの流量を設定し、
    前記少なくとも1つの冷凍機用ポンプと前記バイパス用ポンプの流量の合計が前記目標流量になるように、前記バイパス用ポンプの流量を設定する制御装置と、
    を備えることを特徴とする冷水供給装置。
  6. 前記制御装置は、各冷凍機の冷却熱量が、前記総冷却熱量を前記少なくとも1つの冷凍機の台数で割った熱量に等しくなるように、前記複数の冷凍機の冷却温度と前記複数の冷凍機用ポンプの流量を設定することを特徴とする請求項5に記載の冷水供給装置。
  7. 前記制御装置は、前記少なくとも1つの冷凍機のうち任意の冷凍機の冷却熱量が所定熱量になるように、前記複数の冷凍機の冷却温度と前記複数の冷凍機用ポンプの流量を設定することを特徴とする請求項5に記載の冷水供給装置。
  8. 前記少なくとも1つの冷凍機のうち1つの冷凍機は、冷却できる前記冷水の流量を所定流量から変更できず、
    前記制御装置は、この冷凍機に前記冷水を供給する前記冷凍機用ポンプの流量を前記所定流量に設定することを特徴とする請求項5に記載の冷水供給装置。
  9. 冷却されていない冷水をそれぞれ設定された流量だけ供給する複数のポンプと、
    前記複数のポンプから供給された前記冷水をそれぞれ設定された冷却温度まで冷却し、冷却できる前記冷水の流量が所定範囲に制限された複数の冷凍機と、
    前記複数の冷凍機から供給された前記冷水を混合する混合部とを備えた冷水供給装置を制御する方法であって、
    前記複数の冷凍機のうち一台を稼動させず、前記冷水を冷却せずに通過させるように制御し、
    冷却されていない前記冷水の温度と目標温度との差と目標流量の積で表される総冷却熱量を求め、
    前記複数の冷凍機のうち稼働している冷凍機の冷却前後の前記冷水の温度差と流量の積で表される冷却熱量の和が前記総冷却熱量に等しくなるように、前記稼働している冷凍機の冷却温度を設定し、前記稼働している冷凍機に前記冷水を供給するポンプの流量を設定し、
    前記複数のポンプの流量の合計が前記目標流量になるように、前記稼動していない冷凍機に前記冷水を供給するポンプの流量を設定することを特徴とする冷水供給装置の制御方法。
  10. 稼働している各冷凍機の冷却熱量が、前記総冷却熱量を前記稼働している冷凍機の台数で割った熱量に等しくなるように、前記稼働している冷凍機の冷却温度を設定し、前記稼働している冷凍機に前記冷水を供給するポンプの流量を設定することを特徴とする請求項9に記載の冷水供給装置の制御方法。
  11. 前記稼動している複数の冷凍機のうち任意の冷凍機の冷却熱量が所定熱量になるように、前記稼働している冷凍機の冷却温度を設定し、前記稼働している冷凍機に前記冷水を供給するポンプの流量を設定することを特徴とする請求項9に記載の冷水供給装置の制御方法。
  12. 前記複数の冷凍機のうち1つの冷凍機は、冷却できる前記冷水の流量を所定流量から変更できず、
    この冷凍機に前記冷水を供給する前記冷凍機用ポンプの流量を前記所定流量に設定することを特徴とする請求項9に記載の冷水供給装置の制御方法。
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