JP5200094B2 - 光ファイバユニット、光ファイバユニットの製造方法、光ファイバユニットを用いた光ファイバーケーブル - Google Patents

光ファイバユニット、光ファイバユニットの製造方法、光ファイバユニットを用いた光ファイバーケーブル Download PDF

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本発明は、複数本の光ファイバ心線を糸で束ねた光ファイバユニット、光ファイバユニットの製造方法、光ファイバユニットを用いた光ファイバーケーブルに関する。
光ファイバを加入者宅内に引き込むには、電柱等に架設された光ファイバーケーブル内に収容された複数本あるうちの特定の光ファイバ心線をシースを剥ぎ取って口出しして取り出し、その取り出した光ファイバ心線を分岐用の光ファイバ心線と接続する作業が必要となる。
前記作業に使用される光ファイバーケーブルとしては、例えば特許文献1に記載されるように、光ファイバ心線を複数本毎に糸でバンドルしてユニット化し、それら複数個のユニットを、緩衝層を介在させてパイプ状のシース内に収納させた構造となっている。
特開2003−302560号公報
ところで、特許文献1記載の光ファイバーケーブルでは、ケーブル接続作業においてシースを取り除いてケーブル端末部で口出しすると、単に巻き付けた糸が解けてしまい、ユニットを構成する光ファイバ心線がばらばらになる。また、特許文献1記載の光ファイバーケーブルでは、光ファイバ心線がばらばらになると、複数ユニットのうちどのユニットに属する光ファイバ心線かが判り難くなってしまう。
前記光ファイバーケーブルにおいて、糸を解け難くするには、巻き付けピッチを小さくするなどの対策が考えられる。しかし、そうすると、ケーブルの途中から光ファイバ心線を取り出して分岐用の光ファイバ心線と接続する中間分岐作業時に、糸を巻き付けたバンドル部間の狭いピッチから光ファイバ心線を取り出す作業が困難になる。
そこで、本発明は、ケーブル端末部で糸が光ファイバユニットから解れ難くし、また、中間分岐作業時に特定の光ファイバ心線を光ファイバユニットから容易に取り出すことができる光ファイバユニット、光ファイバユニットの製造方法、光ファイバユニットを用いた光ファイバーケーブルを提供することを目的とする。
請求項1記載の発明は、複数本の光ファイバ心線を糸で束ねた光ファイバユニットにおいて、前記糸を、複数本纏めた光ファイバ心線の周面に互いに巻き付け方向を逆向として螺旋状にその長手方向に沿って巻き付ける2本の粗巻き糸と、光ファイバ心線の長手方向に沿って直線的に設けた縦添え糸とから構成し、それら粗巻き糸と縦添え糸の交点を接着したことを特徴としている。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の光ファイバユニットであって、前記縦添え糸は、2本の前記粗巻き糸と複数本纏めた光ファイバ心線の心線束との間に設けられ、2本の粗巻き糸のうち少なくとも外側の粗巻き糸との交点で接着されていることを特徴としている。
請求項3記載の発明は、請求項1記載の光ファイバユニットであって、前記縦添え糸は、2本の前記粗巻き糸の間に縦添えされ、2本の粗巻き糸のうち少なくとも外側の粗巻き糸との交点で接着されていることを特徴としている。
請求項4記載の発明は、請求項1記載の光ファイバユニットであって、前記縦添え糸は、2本の前記粗巻き糸の外側に縦添えされ、2本の粗巻き糸のうち少なくとも外側の粗巻き糸との交点で接着されていることを特徴としている。
請求項5記載の発明は、請求項1から請求項4の何れか一つに記載の光ファイバユニットであって、前記粗巻き糸の巻き付けピッチが80mm〜200mmであることを特徴としている。
請求項6記載の発明は、請求項1から請求項5の何れか一つに記載の光ファイバユニットの製造方法であって、前記縦添え糸に紫外線硬化樹脂を塗布した後、該縦添え糸を、複数本纏めた光ファイバ心線の心線束の長手方向に沿って縦添えして紫外線を照射して、前記粗巻き糸と前記縦添え糸を接着させることを特徴としている。
請求項7記載の発明は、請求項1から請求項5の何れか一つに記載される光ファイバユニットの複数個を、ケーブル部に収納した光ファイバーケーブルであることを特徴としている。
本発明によれば、複数本の光ファイバ心線を束ねる糸のうち粗巻き糸と縦添え糸との交点を接着したことで、ケーブル端末部で口出しした際に、粗巻き糸が縦添え糸に交点で接着していることにより解けずに、光ファイバ心線がばらばらになるのを防止することができる。
図1(A)は実施形態1の光ファイバユニットの一例を示す側面図、図1(B)はその光ファイバユニットの粗巻き糸と縦添え糸の交点部分を光ファイバ心線を省略して示した要部拡大図である。 図2は図1に示す光ファイバユニットを矢印A方向から見たときの正面図である。 図3は光ファイバ心線の断面図である。 図4は図2に示す構造の光ファイバユニットを製造する製造工程図である。 図5(A)は図2に示す光ファイバユニットのケーブル端末部を口出しして粗巻き糸を手繰り寄せた状態を示す図、図5(B)は図2に示す光ファイバユニットを中間分岐して特定の光ファイバ心線を取り出した状態を示す図である。 図6は図2とは異なる位置に縦添え糸を縦添えした実施形態2の光ファイバユニットの正面図である。 図7は図6に示す構造の光ファイバユニットを製造する製造工程図である。 図8(A)は図6に示す光ファイバユニットのケーブル端末部を口出しして粗巻き糸を手繰り寄せた状態を示す図、図8(B)は図6に示す光ファイバユニットを中間分岐して特定の光ファイバ心線を取り出した状態を示す図である。 図9は図2及び図6とは異なる位置に縦添え糸を縦添えした実施形態3の光ファイバユニットの正面図である。 図10は図9に示す構造の光ファイバユニットを製造する製造工程図である。 図11(A)は図9に示す光ファイバユニットのケーブル端末部を口出しして粗巻き糸を手繰り寄せた状態を示す図、図11(B)は図9に示す光ファイバユニットを中間分岐して特定の光ファイバ心線を取り出した状態を示す図である。 図12は本実施形態の光ファイバユニットをケーブルに収納した光ファイバーケーブルの一例を示す断面図である。
以下、本発明を適用した具体的な実施形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
[実施形態1]
実施形態1の光ファイバユニット1は、図1及び図2に示すように、複数本の光ファイバ心線2を糸3(3A、3B、3C)で束ねることで各光ファイバ心線2がばらけないように1束化した構造となっている。
光ファイバ心線2は、例えば図3に示すように、中心に設けられる石英ガラスファイバ4と、その石英ガラスファイバ4の周囲に紫外線硬化型樹脂及び着色層を被覆して形成される着色光ファイバ素線5及び着色補強層6からなる。この例では、図3に示す構造の光ファイバ心線を例に挙げたが、着色光ファイバ素線や着色光ファイバ素線を複数本並べて紫外線硬化型樹脂で一括被覆した光ファイバテープ心線、互いに隣接する光ファイバ素線間を間欠的に固定した光ファイバテープ心線も、本発明の光ファイバ心線に含むとする。
前記糸3は、複数本の光ファイバ心線2を束ねるための2本の粗巻き糸3A、3Bと、これら粗巻き糸3A、3Bの解れを防止する縦添え糸3Cとからなる。粗巻き糸3A、3B及び縦添え糸3Cは、例えばポリエステル、ポリアミド、ポリウレタン、アクリル、ナイロン、綿等の材料からなる。実施形態1では、粗巻き糸3A、3B及び縦添え糸3Cには、ポリエステル繊維糸を使用した。そして、2本の粗巻き糸3A、3Bは、複数本纏めた光ファイバ心線2の周囲に互いに巻き付け方向を逆向きとして螺旋状にその長手方向に沿って所定ピッチで巻き付けられている。
例えば、一方の粗巻き糸3Aは、円形状となるように纏めた8本の光ファイバ心線2の心線束2Aに対して時計回り方向に巻き付けて螺旋状となるようにその長手方向に沿って巻いてある。これに対して、他方の粗巻き糸3Bは、一方の粗巻き糸3Aの巻き付け方向とは逆向きである反時計回り方向に巻き付けて螺旋状となるようにその長手方向に沿って巻いてある。これら2本の粗巻き糸3A、3Bの巻き付け方向を互いに逆向きとして心線束2Aに巻き付けることで、図1に示すように、互いの粗巻き糸3A、3Bが交差する部分が光ファイバ心線2の長手方向に複数形成される。
前記粗巻き糸3A、3Bの巻き付けピッチPは、何れも80mm〜200mmとすることが望ましい。粗巻き糸3A、3Bの巻き付けピッチPが80mm未満であると、これら粗巻き糸3A、3B相互の交点間隔が短すぎることにより中間分岐作業時に光ファイバ心線2を取り出すことができなくなる。この一方、粗巻き糸3A、3Bの巻き付けピッチPが200mmを越えると、これら粗巻き糸3A、3Bの交点間隔が広すぎることにより粗巻き糸3A、3Bの視認性が劣り作業性が悪くなる。したがって、粗巻き糸3A、3Bの巻き付けピッチPは、前記範囲が好ましい。詳しくは、後述の光ファイバーケーブルの作業性検証実験で説明する。
また、粗巻き糸3A、3Bは、複数本の光ファイバ心線2を束ねた光ファイバユニット1の複数個を同一のケーブル部に収納した場合に、複数あるうちのどの光ファイバユニットであるかを識別するために着色されている。例えば、同一のケーブルに3本の光ファイバユニット2が収納されている光ファイバーケーブルでは、ある一つの光ファイバユニット2の粗巻き糸3A、3Bの色を黄色、他の光ファイバユニット2の粗巻き糸3A、3Bの色を青色、残りの粗巻き糸3A、3Bの色を緑色として、これら3本の光ファイバユニット2を識別する。
縦添え糸3Cは、円形状に束ねた光ファイバ心線2の心線束2Aに対して、図1及び図2に示すように、光ファイバ心線2の長手方向に沿って直線的に設けられている。また、縦添え糸3Cは、2本の粗巻き糸3A、3Bと心線束2Aとの間に設けられ、2本の粗巻き糸3A、3Bのうち少なくとも外側の粗巻き糸3Aとの交点Tで接着されている。外側の粗巻き糸3Aと縦添え糸3Cが接着されていれば、内側の粗巻き糸3Bが縦添え糸3と接着されていなくても外側の粗巻き糸3Aで内側の粗巻き糸3Bの解れを押さえることができる。実施形態1では、縦添え糸3Cが2本の粗巻き糸3A、3Bに対してそれぞれの交点Tで共に接着されている。
前記縦添え糸3Cと粗巻き糸3A、3Bの交点Tを接着した接着強度は、強固なものではなく、ある程度の手の力で引き剥がすようにした場合に剥がれる程度の強度であることが望ましい。こうすることで、中間分岐作業時において複数本あるうちの特定の光ファイバ心線2を取り出す際に、接着部を手で外して取り出し部位を広げることができる。
前記した図1及び図2の光ファイバユニット1を製造するには、図4に示すようにする。複数本纏めた光ファイバ心線2の心線束2Aを、同図中矢印Xで示す方向に走行させる。光ファイバ心線2には、図3に示す構造の直径0.5mmの光ファイバ心線を使用し、これを8本用いた。そして、縦添え糸3Cを前記心線束2Aに縦添えする前に、接着剤塗布装置7を通過させてその周面に長手方向全体に沿って接着剤を塗布する。接着剤としては、紫外線硬化樹脂や溶剤を用いた変性オレフィン系等の接着剤、エポキシ系接着剤等の反応型接着剤が使用できる。この実施形態では、紫外線硬化樹脂を接着剤として使用した。
紫外線硬化樹脂が塗布された縦添え糸3Cは、心線束2Aの走行経路途中に設けたリング形状の糸巻き付け治具8の中心孔9を通すことで、前記心線束2Aの長手方向に沿う。前記中心孔9は、心線束2Aの直径よりも若干大きな円形孔として形成されている。この時、縦添え糸3Cが心線束2Aの中に埋もれないようにするため、前記糸巻き付け治具8の手前近傍位置までパイプ形状のガイド部材の中に縦添え糸3Cを入れて案内することが望ましい。こうすることで、縦添え糸3Cが心線束2Aの中に埋もれ難くなる。
また、2本の粗巻き糸3A、3Bを、心線束2Aに巻き付ける。一方の粗巻き糸3Aは、図4中矢印M1で示す時計回り方向に回転させて前記糸巻き付け治具8の中心孔9に通して、前記心線束2Aに対して螺旋状に巻き付ける。他方の粗巻き糸3Bは、図4中矢印M2で示す反時計回り方向に回転させて前記糸巻き付け治具8の中心孔9に通して、前記心線束2Aに対して螺旋状に巻き付ける。
そして、前記糸巻き付け治具8を通過した後に、紫外線照射装置10で紫外線を照射して紫外線硬化樹脂を硬化させる。その結果、2本の粗巻き糸3A、3Bと縦添え糸3Cの交点Tが硬化した紫外線硬化樹脂により接合される。なお、縦添え糸3Cは、紫外線照射装置10内を連続して走行するので、全長に渡って塗布された全部位の紫外線硬化樹脂が紫外線を受けて硬化する。紫外線硬化樹脂による接着は、粗巻き糸3A、3Bを手で軽く引っ張ることにより硬化した紫外線硬化樹脂が壊れ、前記接点Tの接着部で縦添え糸3Cと粗巻き糸3A、3Bを容易に剥がすことができる。
なお、接着剤として紫外線硬化樹脂ではなく溶剤を用いた変性オレフィン系等の接着剤、エポキシ系接着剤等の反応型接着剤を使用した場合は、紫外線照射装置10の代わりに加熱装置を用いて加熱することで接着剤を硬化させる。反応型接着剤よりも紫外線硬化樹脂の方が硬化時間が短いため、製造スピードを上げるのに適している。
以上のようにして製造された光ファイバユニット1をケーブル部11内に収納して光ファイバーケーブル12とした場合に、ケーブル端末部から特定の光ファイバ心線2を取り出すケーブル端末作業性と、ケーブル途中からシースを剥ぎ取って特定の光ファイバ心線2を取り出す中間分岐作業性を検証した。図5(A)のケーブル端末作業では、ケーブル端末部のシースを剥ぎ取って粗巻き糸3A、3Bをケーブル部11へ手繰り寄せた場合でも粗巻き糸3A、3Bが心線束2Aから解けることがなかった。また、図5(B)の中間分岐作業では、ケーブル途中部位のシースを所定長さ剥ぎ取り、その剥ぎ取った部位に露出する粗巻き糸3A、3Bと縦添え糸3Cの交点Tが接着された接着部を剥がして心線束2Aから特定の光ファイバ心線2を取り出すことができる。
ここで、粗巻き糸3A、3Bの心線束2Aに対する巻き付けピッチPを50mm〜250mmの範囲内で数種類のピッチとした光ファイバユニット1をケーブル部11内に収納して製造した光ファイバーケーブル12に対して、ケーブル端末作業と中間分岐作業を行った場合の作業性について検証した。容易に作業ができた場合を○とし、作業が困難である場合を×とし、作業が可能であるが作業性が劣る場合を△として作業性を評価した。その結果を表1に示す。
Figure 0005200094
粗巻き糸3A、3Bの心線束2Aに対する巻き付けピッチPが60mm以下の場合は、ピッチ間隔が狭すぎることにより、中間分岐作業において心線束2Aから特定の光ファイバ心線2を取り出すことができない。また、粗巻き糸3A、3Bの心線束2Aに対する巻き付けピッチPが250mmの場合は、端末作業及び中間分岐作業ともに可能であるが、ピッチ間隔が広すぎることにより粗巻き糸3A、3Bの視認性が劣り作業性が悪い。したがって、粗巻き糸3A、3Bの心線束2Aに対する巻き付けピッチPを80mm〜200mmとすれば、端末作業時に光ファイバ心線2が解けることなく特定の光ファイバ心線2を取り出すことができると共に中間分岐作業時にも特定の光ファイバ心線2を取り出すことができる。
[実施形態2]
実施形態2の光ファイバユニット1は、実施形態1の光ファイバユニットに対して、図6に示すように縦添え糸3Cが2本の粗巻き糸3A、3Bの間に縦添えされている点が異なっている。その他の構成は、実施形態1と同様である。
実施形態2の光ファイバユニット1では、2本の粗巻き糸3A、3Bの間に縦添え糸3Cが介在されることで、光ファイバ心線2を複数本纏めた心線束2Aの中に潜り込むことなく粗巻き糸3A、3Bに対して接着される。粗巻き糸3A、3Bと縦添え糸3Cの接着は、少なくとも外側の粗巻き糸3Aとの交点で接着されていれば内側の粗巻き糸3Bに接着されていなくても光ファイバ心線2がばらばらになるのを防止することができる。もちろん、縦添え糸3Cと2本の粗巻き糸3A、3Bが共に接着されていてもよい。
実施形態2の光ファイバユニット1を製造するには、実施形態1とは異なり図7に示すように、2本の粗巻き糸3A、3Bをそれぞれ専用の糸巻き付け治具13、14を使用して心線束2Aに巻き付ける。複数本纏めた光ファイバ心線2の心線束2Aを、図7中矢印Xで示す方向に走行させる。そして、一方の粗巻き糸3Bを、同図中矢印M2で示す反時計回り方向に回転させながら専用の糸巻き付け治具13を使用して心線束2Aに対して螺旋状に巻き付ける。また、接着剤塗布装置7を通過させてその周面に長手方向全体に沿って紫外線硬化樹脂を塗布した縦添え糸3Cを、他方の糸巻き付け治具14を使用して一方の粗巻き糸3Bの上に重なるようにして前記心線束2Aに縦添えする。また、他方の粗巻き糸3Aを、同図中矢印M1で示す時計回り方向に回転させながら専用の糸巻き付け治具14を使用して縦添え糸3Cを上から押さえるようにして前記心線束2Aに対して螺旋状に巻き付ける。
そして、他方の糸巻き付け治具14を通過した後に、紫外線照射装置10で紫外線を照射して紫外線硬化樹脂を硬化させる。その結果、2本の粗巻き糸3A、3Bと縦添え糸3Cの交点Tが硬化した紫外線硬化樹脂により接合される。この実施形態2の光ファイバユニット1では、外側の粗巻き糸3Aと内側の粗巻き糸3Bの間に縦添え糸3Cが配置されるため、縦添え糸3Cが内側の粗巻き糸3Bにより心線束2A内に埋もれるのを防止することができる。これにより、粗巻き糸3A、3Bと縦添え糸3Cの交点Tでの接着が確実となる。
以上のようにして製造された光ファイバユニット1をケーブル部11内に収納して光ファイバーケーブル12とした場合に、ケーブル端末部から特定の光ファイバ心線2を取り出すケーブル端末作業性と、ケーブル途中からシースを剥ぎ取って特定の光ファイバ心線2を取り出す中間分岐作業性を検証した。図8(A)のケーブル端末作業では、ケーブル端末部のシースを剥ぎ取って粗巻き糸3A、3Bをケーブル部11へ手繰り寄せた場合でも粗巻き糸3A、3Bが心線束2Aから解けることがなかった。また、図8(B)の中間分岐作業では、ケーブル途中部位のシースを所定長さ剥ぎ取り、その剥ぎ取った部位に露出する粗巻き糸3A、3Bと縦添え糸3Cの交点Tが接着された接着部を剥がして心線束2Aから特定の光ファイバ心線2を取り出すことができる。
また、実施形態1と同様に、粗巻き糸3A、3Bの心線束2Aに対する巻き付けピッチPを50mm〜250mmの範囲内で数種類のピッチとした光ファイバユニット1をケーブル部11内に収納して製造した光ファイバーケーブル12に対して、ケーブル端末作業と中間分岐作業を行った場合の作業性について検証した。検証評価は、実施形態1と同じとした。その結果を表2に示す。
Figure 0005200094
表2の結果は、実施形態1の表1の結果と同一であった。したがって、実施形態2では、粗巻き糸3A、3Bの心線束2Aに対する巻き付けピッチPを80mm〜200mmとすることで、端末作業時に光ファイバ心線2が解けることなく特定の光ファイバ心線2を取り出すことができると共に中間分岐作業時にも特定の光ファイバ心線2を取り出すことができる。特に、実施形態2の光ファイバユニット1では、2本の粗巻き糸3A、3Bの間に縦添え糸3Cがあるので、心線束2Aに対して埋もれることも位置ずれが生じることもない。
[実施形態3]
実施形態3の光ファイバユニット1は、実施形態1の光ファイバユニットに対して、図9に示すように縦添え糸3Cが2本の粗巻き糸3A、3Bの外側に縦添えされている点が異なっている。その他の構成は、実施形態1と同様である。
実施形態3の光ファイバユニット1では、2本の粗巻き糸3A、3Bの外側に縦添え糸3Cが介在されることで、光ファイバ心線2を複数本纏めた心線束2Aの中に潜り込むことなく粗巻き糸3A、3Bに対して接着される。粗巻き糸3A、3Bと縦添え糸3Cの接着は、少なくとも外側の粗巻き糸3Aとの交点で接着されていれば内側の粗巻き糸3Bに接着されていなくても光ファイバ心線2がばらばらになるのを防止することができる。もちろん、縦添え糸3Cと2本の粗巻き糸3A、3Bが共に接着されていてもよい。
実施形態3の光ファイバユニット1を製造するには、実施形態1とは異なり図10に示すように、初めに2本の粗巻き糸3A、3Bを糸巻き付け治具8を使用して心線束2Aに巻き付ける。すなわち、複数本纏めた光ファイバ心線2の心線束2Aを、図10中矢印Xで示す方向に走行させる。そして、一方の粗巻き糸3Bを、同図中矢印M2で示す反時計回り方向に回転させながら糸巻き付け治具8を使用して心線束2Aに対して螺旋状に巻き付ける。同様に、他方の粗巻き糸3Aを、一方の粗巻き糸3Bとは逆向きの同図中矢印M1で示す時計回り方向に回転させながら同一の糸巻き付け治具8を使用して心線束2Aに対して螺旋状に巻き付ける。
そして、2本の粗巻き糸3A、3Bを巻き付けた後、接着剤塗布装置7を通過させてその周面に長手方向全体に沿って紫外線硬化樹脂を塗布した縦添え糸3Cを、ローラ形状をなすガイドローラ15で心線束2Aに押し当てて縦添えする。縦添え後には、紫外線照射装置10で紫外線を照射して紫外線硬化樹脂を硬化させる。その結果、2本の粗巻き糸3A、3Bと縦添え糸3Cの交点Tが硬化した紫外線硬化樹脂により接合される。この実施形態3の光ファイバユニット1では、2本の粗巻き糸3A、3Bの外側に縦添え糸3Cが配置されるため、実施形態2と同様、縦添え糸3Cが心線束2A内に埋もれるのを防止することができる。
以上のようにして製造された光ファイバユニット1をケーブル部11内に収納して光ファイバーケーブル12とした場合に、ケーブル端末部から特定の光ファイバ心線2を取り出すケーブル端末作業性と、ケーブル途中からシースを剥ぎ取って特定の光ファイバ心線2を取り出す中間分岐作業性を検証した。図11(A)のケーブル端末作業では、ケーブル端末部のシースを剥ぎ取って粗巻き糸3A、3Bをケーブル部11へ手繰り寄せた場合でも粗巻き糸3A、3Bが心線束2Aから解けることがなかった。また、図11(B)の中間分岐作業では、ケーブル途中部位のシースを所定長さ剥ぎ取り、その剥ぎ取った部位に露出する粗巻き糸3A、3Bと縦添え糸3Cの交点Tが接着された接着部を剥がして心線束2Aから特定の光ファイバ心線2を取り出すことができる。この実施形態3では、粗巻き糸3A、3Bの外側に縦添え糸3Cが接着されているため、中間分岐して接着部を外すと図11(B)に示すように下方へ垂れ下がるが問題はない。
また、実施形態1と同様に、粗巻き糸3A、3Bの心線束2Aに対する巻き付けピッチPを50mm〜250mmの範囲内で数種類のピッチとした光ファイバユニット1をケーブル部11内に収納して製造した光ファイバーケーブル12に対して、ケーブル端末作業と中間分岐作業を行った場合の作業性について検証した。検証評価は、実施形態1と同じとした。その結果を表3に示す。
Figure 0005200094
表3の結果は、実施形態1及び2の表1、2の結果と同一であった。したがって、実施形態3では、粗巻き糸3A、3Bの心線束2Aに対する巻き付けピッチPを80mm〜200mmとすることで、端末作業時に光ファイバ心線2が解けることなく特定の光ファイバ心線2を取り出すことができると共に中間分岐作業時にも特定の光ファイバ心線2を取り出すことができる。特に、実施形態3の光ファイバユニット1では、2本の粗巻き糸3A、3Bの外側に縦添え糸3Cがあるので、心線束2Aに対して埋もれることも位置ずれが生じることもない。
[実施形態4]
実施形態4は、実施形態1から3の何れかの構造とした光ファイバユニット1の複数個を、ケーブル部に収納した光ファイバーケーブルとしたものである。光ファイバーケーブルの種類としては、Cスロット型光ファイバーケーブル(例えば、電子情報通信学会 2010年総合大会B−10−7参照)、スロットレス型光ファイバーケーブル(例えば、電子情報通信学会 2007年総合大会B−10−4参照)、SZスロット型光ファイバーケーブル、テープスロット型光ファイバーケーブル等の何れの構造でも構わない。その一例として、実施形態4の光ファイバーケーブル16は、例えば図12に示すように、ケーブル部17と支持線部18とこれらを連結する首部19とから構成された、いわゆるスロットレス型光ファイバーケーブルである。ケーブル部17は、5本の光ファイバユニット1(1A〜1E)が緩衝材であるプラスチックヤーン20を介在させてシース21で被覆されることで形成されている。
ケーブル部17には、2本の抗張力体22と同じく2本の引き裂き紐23がシース21に埋め込まれるようにしてケーブル長手方向に設けられている。支持線部18には、支持線24がケーブル長手方向に設けられてその周囲を覆うようにシース21で被覆されている。首部19は、ケーブル部17と支持線部18とを連結している。
5本の光ファイバユニット1A〜1Eは、各ユニット毎に識別可能なように粗巻き糸3A、3Bの色を変えてある。例えば、一つ目の光ファイバユニット1Aの粗巻き糸3A、3Bを青色、2つ目の光ファイバユニット1Bの粗巻き糸3A、3Bを黄色、3つ目の光ファイバユニット1Cの粗巻き糸3A、3Bを緑色、4つ目の光ファイバユニット1Dの粗巻き糸3A、3Bを赤色、5つ目の光ファイバユニット1Eの粗巻き糸3A、3Bを紫色としている。なお、各光ファイバユニット1A〜1Eの8本の光ファイバ心線2の色は、識別するためにそれぞれ異なる色とされている。
実施形態4の光ファイバーケーブル16において、ケーブル端末部でシース21を剥ぎ取って口出しした場合、5本の光ファイバユニット1A〜1Eが露出するが、各光ファイバユニット1A〜1Eの粗巻き糸3A、3Bは縦添え糸3Cと交点で接着されているために光ファイバ心線2がばらばらにならない。そのため、この光ファイバーケーブル16では、粗巻き糸3A、3Bの識別により光ファイバ心線2がどの光ファイバユニット1A〜1Eに属するものであるかを容易に識別することができる。また、縦添え糸3Cは2本の粗巻き糸3A、3Bのうち少なくとも外側の粗巻き糸3Aと接着されているため、外側の粗巻き糸3Aが内側の粗巻き糸3Bの解れを押さえる役割を果たすため、より端末作業を行い易い。
また、実施形態4の光ファイバーケーブル16によれば、ケーブル途中部位のシース21を所定長さ剥ぎ取って中間分岐作業する場合において、粗巻き糸3A、3Bと縦添え糸3Cの交点が接着された接着部を手で剥がすことにより、光ファイバ取出し部位で粗巻き糸3A、3Bの巻き付けピッチを広げることができることから心線束2Aから特定の光ファイバ心線2を取り出すことができる。
本発明は、粗巻き糸で複数本の光ファイバ心線を束ねた光ファイバユニットに利用することができる。
1…光ファイバユニット
2…光ファイバ心線
2A…心線束
3A、3B…粗巻き糸
3C…縦添え糸
7…接着剤塗布装置
8、13、14…糸巻き付け治具
10…紫外線照射装置
11、17…ケーブル部
12、16…光ファイバーケーブル

Claims (7)

  1. 複数本の光ファイバ心線を糸で束ねた光ファイバユニットにおいて、
    前記糸を、複数本纏めた光ファイバ心線の周面に互いに巻き付け方向を逆向として螺旋状にその長手方向に沿って巻き付ける2本の粗巻き糸と、光ファイバ心線の長手方向に沿って直線的に設けた縦添え糸とから構成し、それら粗巻き糸と縦添え糸の交点を接着した
    ことを特徴とする光ファイバユニット。
  2. 請求項1記載の光ファイバユニットであって、
    前記縦添え糸は、2本の前記粗巻き糸と複数本纏めた光ファイバ心線の心線束との間に設けられ、2本の粗巻き糸のうち少なくとも外側の粗巻き糸との交点で接着されている
    ことを特徴とする光ファイバユニット。
  3. 請求項1記載の光ファイバユニットであって、
    前記縦添え糸は、2本の前記粗巻き糸の間に縦添えされ、2本の粗巻き糸のうち少なくとも外側の粗巻き糸との交点で接着されている
    ことを特徴とする光ファイバユニット。
  4. 請求項1記載の光ファイバユニットであって、
    前記縦添え糸は、2本の前記粗巻き糸の外側に縦添えされ、2本の粗巻き糸のうち少なくとも外側の粗巻き糸との交点で接着されている
    ことを特徴とする光ファイバユニット。
  5. 請求項1から請求項4の何れか一つに記載の光ファイバユニットであって、
    前記粗巻き糸の巻き付けピッチが80mm〜200mmである
    ことを特徴とする光ファイバユニット。
  6. 請求項1から請求項5の何れか一つに記載の光ファイバユニットの製造方法であって、
    前記縦添え糸に紫外線硬化樹脂を塗布した後、該縦添え糸を、複数本纏めた光ファイバ心線の心線束の長手方向に沿って縦添えして紫外線を照射して、前記粗巻き糸と前記縦添え糸を接着させる
    ことを特徴とする光ファイバユニットの製造方法。
  7. 請求項1から請求項5の何れか一つに記載される光ファイバユニットの複数個を、ケーブル部に収納した光ファイバーケーブル。
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