JP5197531B2 - 携帯電子機器及び携帯電子機器の表示方法 - Google Patents
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Description
そこで、ユーザの入力操作に基づいて、ユーザが所望する記号を表示することができ、ユーザの意思を反映した処理を行うことができる携帯電子機器及び携帯電子機器の表示方法を提供することを目的とする。
また、表示部側筐体部3は、表面部20に、各種情報を表示するためのLCD(Liquid Crystal Display)表示部21と、通話の相手側の音声を出力するスピーカ22と、を備えて構成されている。
また、図2は、携帯電話装置1を折畳んだ状態の斜視図を示している。操作部側筐体部2は、外平面部に、時計やメールの着信等が表示されるサブLCD表示部30が備えられている。
音声処理部43は、制御部45の制御に従って、RF回路部41から供給された信号に対して所定の音声処理を行い、処理後の信号をスピーカ22に出力する。スピーカ22は、音声処理部43から供給された信号を外部に出力する。
ここで、特定記号とは、国際電話を除く電話番号に共通する先頭番号のことである。よって、この特定記号が先頭に入力されなかった場合には、ユーザは、電話番号の入力を意識して行っていないと推定することができる。
ここで、3桁の特定のサービスに係る電話番号とは、「114」や、「110」や、「119」等の電話会社により提供されているサービス番号である。
よって、携帯電話装置1は、ユーザにより所定の入力操作がされた場合において、ユーザが所望する記号を表示することができ、ユーザの意思を反映した処理を行うことができる。
電話番号は、一般的に、00〜09を先頭にして始まる10桁の番号であったり、070、0120等を先頭にして始まる11桁の番号である。そこで、制御部45は、特定記号(例えば、「0」)を先頭にして、所定の数字列(例えば、10桁又は11桁)が入力され、入力された数字列で確定する操作がなされた場合には、電話番号の入力であると判断して、第2種記号である文字列を消去させ、第1種記号である数字列のみを表示する。
よって、携帯電話装置1は、ユーザにより所定の入力操作がされた場合において、ユーザが所望する記号を表示することができ、ユーザの意思を反映した処理を行うことができる。なお、所定の数字列は、10桁又は11桁に限られない。
携帯電話装置1は、図6に示すように、操作工程ST1と、第1の表示工程ST2と、第2の表示工程ST3とにより表示制御が行われる。
ここで、特定記号とは、上述したように、国際電話を除く電話番号に共通する先頭番号のことである。よって、この特定記号が先頭に入力されなかった場合には、ユーザは、電話番号の入力を意識して行っていないと推定することができる。
よって、携帯電話装置1の表示制御方法は、ユーザにより所定の入力操作がされた場合において、ユーザが所望する記号を表示することができ、ユーザの意思を反映した処理を行うことができる。
ステップST11において、制御部45は、通信の待ち受け状態において、最初に入力された記号が特定記号であるか否かを判断する。具体的には、最初に入力された記号が特定記号「1」であると判断した場合には、ステップST12に進み、最初に入力された記号が特定記号「0」であると判断した場合には、ステップST15に進み、最初に入力された第1種記号が「2」〜「9」のいずれかの記号であると判断した場合には、ステップST22に進む。
<電話番号入力画面(第1種記号表示領域)に入力された数字の条件>
<条件1.>00〜09から始まる10桁の番号である場合(全国の市外局番/フリーダイヤルを網羅)
<条件2.>070、080、090等から始まる11桁の番号である場合(携帯電話等の電話番号を網羅)
<条件3.>1から始まる3桁の番号である場合(110、119、118、171、177、117、104、115・・・等)
<条件4.>市外局番メモリに市外局番が登録されている場合は、市外局番の桁数と電話番号入力画面の桁数が合計10桁又は11桁である場合
<条件5.>184又は186から始まる13桁又は14桁の番号である場合
2)携帯電話装置1は、<条件1.>から<条件5.>のいずれかを充足する場合には、「電話番号入力」であると判別し、電話番号入力画面に切り替える。
3)携帯電話装置1は、「電話番号入力」であると判別した後、一定時間以上、キー操作がない場合には、入力されている番号へ発信制御を行う。
なお、<条件1.>から<条件5.>は、すべての電話番号の入力情報を網羅していないが、基本となる電話番号の入力条件であるので、本実施例の効果を期待できる。
また、国際電話の場合等では、<条件1.>から<条件5.>に当てはまらない例外もあるが、このような場合には、「文字入力」であると判別されて文字入力画面表示に切り替わる際に、ポップアップ表示等により切り替えを停止できる構成にすることにより、対応することができる。
また、<条件1.>から<条件5.>の判別方法で桁数を判別する際には、携帯電話装置1は、3桁、10桁、11桁等の番号が入力された後、一定時間以上、キー操作があるかないかで判断することができる。
11 操作部
21 LCD表示部
45 制御部
Claims (7)
- 特定記号を含む所定の記号である第1種記号、及び前記第1種記号とは異なる記号である第2種記号が割り当てられる複数のキーを含む操作部と、
前記操作部の操作に応じて前記第1種記号及び前記第2種記号の少なくとも一方を表示する表示部と、
前記表示部への表示内容を制御する制御部と、を備え、
前記制御部は、
初期画面を前記表示部に表示させている状態において、前記複数のキーのうちの前記特定記号と前記第2種記号との双方が割り当てられる第1のキーが操作された場合に、当該第1のキーに割り当てられる前記特定記号と前記第2種記号との双方を前記表示部に表示させ、
初期画面を前記表示部に表示させている状態において、前記複数のキーのうちの前記特定記号以外の前記第1種記号と前記第2種記号との双方が割り当てられる第2のキーが操作された場合に、当該第2のキーに割り当てられる前記第2種記号を前記表示部に表示させることを特徴とする携帯電子機器。 - 前記第1種記号は、数字であり、
前記特定記号は、数字の0又は1であり、
前記第2種記号は、文字であることを特徴とする請求項1記載の携帯電子機器。 - 前記制御部は、前記第1のキーの入力を先頭にして、前記第1のキーあるいは前記第2のキーが続けて入力され、生成された数字列が電話番号の入力であると判断した場合に、前記第2種記号である文字列を消去させ、前記第1種記号である数字列を表示し続けることを特徴とする請求項2記載の携帯電子機器。
- 前記制御部は、前記第1のキーの入力を先頭にして、前記第1のキーあるいは前記第2のキーが続けて入力され、生成された数字列が3桁の特定のサービスに係る電話番号であると判断された場合に、前記第2種記号である文字列を消去させ、前記第1種記号である数字列を表示し続けることを特徴とする請求項2記載の携帯電子機器。
- 前記制御部は、前記第1のキーの入力を先頭にして、前記第1のキーあるいは前記第2のキーが続けて入力され、生成された数字列が10桁又は11桁に達したと判断された場合に、前記第2種記号である文字列を消去させ、前記第1種記号である数字列を表示し続けることを特徴とする請求項2記載の携帯電子機器。
- 前記制御部は、前記第1のキーの入力を先頭にして、前記第1のキーあるいは前記第2のキーが続けて入力され、数字列が生成されてから、所定時間以上前記操作部による入力操作が行われなかった場合、前記生成された数字列を通信先として発信制御することを特徴とする請求項3乃至5に記載の携帯電子機器。
- 特定記号を含む所定の記号である第1種記号、及び前記第1種記号とは異なる記号から構成される第2種記号である複数のキーを含む操作部が操作される操作工程と、
初期画面を表示部に表示させている状態において、前記操作工程により前記複数のキーのうちの前記特定記号と前記第2種記号との双方が割り当てられる第1のキーが操作された場合に、当該第1のキーに割り当てられる前記特定記号と前記第2種記号との双方を表示部に表示させる第1の表示工程と、
初期画面を表示部に表示させている状態において、前記操作工程により前記複数のキーのうちの前記特定記号以外の前記第1種記号と前記第2種記号との双方が割り当てられる第2のキーが操作された場合に、当該第2のキーに割り当てられる前記第2種記号を表示させる第2の表示工程と、を有することを特徴とする携帯電子機器の表示方法。
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