JP5197444B2 - 気液分離器とそれを搭載した冷凍サイクル装置 - Google Patents
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Description
また、特許文献1の気液分離器は、流入配管が接続された第1容器と、冷媒液の流出配管が下部に、冷媒蒸気の流出配管が上部に接続された第2容器を備えており、第1容器の上部と第2容器の上部には、冷媒蒸気を通過させるための配管が設けられ、第1容器の下部と第2容器の下部には、冷媒液を通過させるための配管が設けられている。これにより、気液二相の冷媒が流入する第1容器で、冷媒液の液面が波立ったり、泡立ったりしても、第2容器内では冷媒液の液面の波立ちおよび泡立ちが抑制されるようにして、冷媒液が冷媒蒸気とともに流出するのを防止しようとしている。
また、第1容器において、流入した気液二相状態の冷媒速度を低下させて気液分離するか、泡立った状態の気液二相の冷媒から気泡状態の冷媒蒸気を浮上させて気液分離するため、流入配管の径に比べて第1容器の直径をかなり大きくする必要があり、気液分離器が大型化するという問題があった。
この発明は上記課題に対応したものであり、高い気液分離効率を有する小型の気液分離器を提供すること、またそのような気液分離器を搭載した冷凍サイクル装置を提供することを目的とする。
図1は、本発明の実施の形態1に係る気液分離器を搭載した冷凍サイクル装置の構成を示したものである。冷凍サイクル装置の冷凍サイクル回路(冷媒回路)は、圧縮機1、冷房運転と暖房運転で冷媒の流れ方向を切り替える四方弁2、熱源側の第1熱交換器3、減圧器である例えば電動膨張弁4、気液分離器5、利用側の第2熱交換器6が順次配管によって接続された主回路を備える。また、バイパス配管10を介して、電磁弁7、逆止弁8、キャピラリチューブ9が接続されたバイパス回路が、気液分離器5から圧縮機1の吸入側に接続されている。
また、ループ状配管30の最上点と最下点を高さ方向にH1:H2の比に内分する位置に、第1縦配管11と直交するように、流体流入路としての流体流入配管15が設けられている。H1の高さは気液分離にとって十分な高さであればH1:H2の比は特にこだわる必要はないが、その比は、例えば2:1〜3:1ぐらいに設定することができる。
さらに、気液分離器5の最上点に位置する第2縦配管12と上部配管13の合流部に蒸気流出路としての蒸気流出配管16が、気液分離器5の最下点に位置する第1縦配管11と下部配管14の合流部に液流出路としての液流出配管17がそれぞれ設けられている。 なお、図2に示すように、気液分離器5は、流体流入配管15と対面する第1縦配管11の側面に、内側から外側に突出する流路の突出部18が形成されているのが好ましい。
ここでは、冷凍サイクル装置として空調機を考えるため、熱源側の第1熱交換器3が室外熱交換器、利用側の第2熱交換器6が室内熱交換器に相当する。
図1に示す気液分離器を搭載した冷凍サイクル装置では、電磁弁7を閉じてバイパス配管10に冷媒蒸気が通過しないようにする。圧縮機1により高圧になった冷媒蒸気は、四方弁2により第2熱交換器6へ流入し、そこで凝縮されて冷媒液となる。その後、液流出配管17から気液分離器5へ流入して、冷媒液のまま流体流入配管15から流出する。このとき、気液分離器5は冷媒液で満たされる。気液分離器5を通過した冷媒液は、減圧器4で減圧されて気液二相状態の冷媒になった後、第1熱交換器3で蒸発し、四方弁2を通って圧縮機1に戻り、再び加圧される。
一方、本実施の形態1に示す気液分離器を用いた場合には、ブリッジ回路を除いた冷凍サイクル装置を実現することが可能となり、冷凍サイクル装置の簡素化および低コスト化、冷媒量の削減を実現することができる。
特に、本冷凍サイクル装置の場合、充填する冷媒量を抑えることができるため、可燃性を有する炭化水素や、テトラフルオロプロペンを冷媒に使用しても、冷媒漏洩時における燃焼を抑制することがきる。
なお、突出部18の流路断面形状が円でない場合、(1)式による等価直径を用いて直径dとすることができる。
d=4×A/l (1)
ここで、Aは突出部18の流路断面積であり、lは突出部18の流路断面の周長を示す。
実施の形態2に示す気液分離器5は、図8のように、上部配管13の中央部に最上点を有し、また、下部配管14の中央部に最下点を有するようにループ状配管30を形成し、最上点となる上部配管13の中央部に蒸気流出配管16を、最下点となる下部配管14の中央部に液流出配管17を配置したものである。
この構成によれば、突出部18で分離された冷媒液21aが重力落下する際に、巻き込まれた冷媒蒸気20bが、下部配管14の上部を流れながら、下部配管14に沿って、スムーズに第2縦配管12へと進み、さらに上部配管13を通って、蒸気流出配管16から流出するようになる。
また、ここでは、上部配管13の中央部に最上点を、下部配管14の中央部に最下点を設ける構造を示したが、図9に示すように、上部配管13と下部配管14をそれぞれ水平に配置し、それらの各中間部に、蒸気流出配管16と液流出配管17を設けてもよい。
また、上部配管13と第1縦配管11と下部配管14と第2縦配管12とを一体の配管を用いてループ状配管30を形成し、このループ状配管30に、流体流入配管15、突出部18、蒸気流出配管16、液流出配管17を形成するようにしてもよい。このようにすることで、部品点数を減少できるとともに、接合箇所を削減することができ、製造コストを削減するとともに、製造効率を向上することができる。
実施の形態3に示す気液分離器5は、図10のように、上部配管13の中央部に最上点を有し、また、下部配管14と第1縦配管11の合流部に最下点を有するようにループ状配管30を形成し、最上点となる上部配管13の中央部に蒸気流出配管16を、最下点となる下部配管14と第1縦配管11の合流部に液流出配管17を設置したものである。
この構成は実施の形態1の下半分と実施の形態2の上半分を組合せたような構成であり、実施の形態1、2と同様、高い気液分離効率を有する。
また、下部配管14と第2縦配管12と上部配管13と第1縦配管11と液流出配管17とを一体の配管を用いてループ状配管30を形成し、このループ状配管30に流体流入配管15、突出部18、蒸気流出配管16を形成するようにしてもよい。この場合、さらに部品点数を減少できるとともに、接合箇所を削減することができ、製造コストを削減するとともに、製造効率を向上することができる。
実施の形態4に示す気液分離器5は、図12のように、上部配管13と第1縦配管11との合流部に最上点を有し、また、下部配管14の中央部に最下点を有するようにループ状配管30を形成し、最上点となる上部配管13と第1縦配管11の合流部に蒸気流出配管16を、最下点となる下部配管14の中央部に液流出配管17を配置したものである。
この構成は実施の形態1の上半分と実施の形態2の下半分とを組合せたような構成であり、実施の形態1、2と同様、高い気液分離効率を有する。
また、上部配管13と第2縦配管12と下部配管14と第1縦配管11と蒸気流出配管16とを一体の配管を用いてループ状配管30を形成し、このループ状配管30に流体流入配管15、突出部18、液流出配管17を形成するようにしてもよい。この場合、さらに部品点数を減少できるとともに、接合箇所を削減することができ、製造コストを削減するとともに、製造効率を向上することができる。
実施の形態5に示す気液分離器5は、図14に示すように、流体流入配管15を第2縦配管12と合流せずに交差(立体交差)するように配置したものである。この場合も実施の形態1と同様の効果を奏することができる。
このような構成とすることにより、気液分離器5を冷凍サイクル装置に設置するときにスペース上の制約を受ける場合であっても、流体流入配管15の直線部Lを長く設けることが可能となり、流体流入配管15内を通過する気液二相状態の冷媒19の助走区間を延長することができる。したがって、冷媒19の流れ状態を安定化させて気液二相状態の乱れを減少することができるため、突出部18での乱れをさらに抑制して、さらに気液分離効率を向上することができる。
また、図15のように、流体流入配管15の入口に曲げを設けて鉛直方向に向けると、気液分離器5の横幅寸法Wを小さくすることができ、気液分離器5のコンパクト化を図ることができる。
実施の形態6に示す気液分離器5は、図16に示すように、上部配管13を上部2分岐材22で形成し、下部配管14を下部分岐材23で形成したものである。ここで、流体流入配管15と突出部18は、第2縦配管12と干渉しないよう、第1縦配管11の中心軸と第2縦配管12の中心軸を含む平面に対して垂直となるように形成されている。この場合も実施の形態1と同様の効果を奏する。
上部2分岐材22および下部2分岐材23の例としては、図17に示すように、型押し加工して、2分岐部分が隣接するように加工したようなものが考えられる。この場合、上部2分岐材22および下部2分岐材23の2分岐部分に流体流入配管15と突出部18を有する第1縦配管11と、第2縦配管12を挿入してロウ付けし、上部2分岐材22および下部2分岐材23の残りの箇所に、蒸気流出配管16と液流出配管17を挿入してロウ付けすることで、気液分離器5を形成することが可能である。
この構造によれば、気液分離器5の製造を大幅に簡略化することができるとともに、低コスト化を実現できる。また、気液分離器5の横幅寸法Wをより小さくすることができ、気液分離器5の大幅なコンパクト化を実現することができる。
なお、実施の形態1から5に示した気液分離器5について、第2縦配管12を複数個設けるようにした場合であってもよく、同様の効果が得られる。
実施の形態7に示す気液分離器5は、図19に示すように、流体流入配管15と第2縦配管12を合流するように交差させたものである。ここでは、実施の形態6で説明した図16の気液分離器5において、流体流入配管15と突出部18を、第1縦配管11の中心軸と第2縦配管12の中心軸を含む平面と平行となるように配置し、流体流入配管15と第2縦配管12を合流するように交差させた例を示す。
流体流入配管15内の気液二相状態の冷媒19が、第2縦配管12を横切って通過する際、第2縦配管12が連通した空間となるため、一部の冷媒19が冷媒液21bと冷媒蒸気20cに分離される。ただし、流体流入配管15を通過する気液二相状態の冷媒19は慣性力が大きいため、大半の冷媒19は、第2縦配管12を横切って、さらに第1縦配管11も横切って、突出部18に進入して衝突する。このとき、流入した気液二相状態の冷媒のうち、密度の大きな冷媒液21aは、慣性力を強く受けて突出部18に溜まるようになり、反対に密度の小さな冷媒蒸気20aは突出部18に入り込むことなく、冷媒液21aと分離されるようになる。これにより、流体流入配管15を介して第1縦配管11に流入した気液二相状態の冷媒は、突出部18で効果的に気液分離され、突出部18における冷媒液の波立ちや泡立ちが抑制される。
このように、流体流入配管15と第2縦配管12を合流するように交差させたことで、気液分離される箇所が増えるため、気液分離効率をさらに向上することができる。
実施の形態8に示す気液分離器5は、図21に示すように、流体流入配管15と対向する第1縦配管11の側面に、突出部18を設けない態様としたものである。実施の形態1でも説明したように、突出部18を設けるのがより好ましいのであるが、それが無くても気液分離は以下のようにして実現できる。この場合、気液分離器5の第1縦配管11は、流体流入配管15と同等径かそれよりも若干大きな径を有する配管で形成するのが好ましい。
図21の気液分離器5において、流体流入配管15を通過した気液二相状態の冷媒19は、第1縦配管11の壁面に衝突することにより、慣性力の大きな冷媒液が第1縦配管11に付着して気液分離される。このとき、第1縦配管11が容器ではなく、その断面積が小さいことから、泡立ちを生じることなく冷媒蒸気20aは上方に、冷媒液21bは下方に進むようになる。
また、気液分離器5の形状に起因して、冷媒蒸気20aに引っ張られた冷媒液21cがループ状配管30を重力落下したり、冷媒液21bに引き込まれた冷媒蒸気20bがループを上昇するため、この場合にも高い気液分離効率を実現することが可能となる。
なお、ここでは実施の形態6に示す気液分離器5に突出部18を設けない例を示したが、実施の形態1〜5、7に示す気液分離器5に突出部18を設けない構造とした場合にも、この場合と同様の効果が得られる。
実施の形態9に示す気液分離器5は、図22に示すように、第1板部材26と第2板部材27の表面に、実施の形態1の図2で示したような第1縦配管11、第2縦配管12、上部配管13、下部配管14、流体流入配管15、突出部18、蒸気流出配管16、液流出配管17に相当する流路を対称に形成し、第1板部材26と第2板部材27に形成した各流路が対面するようにそれら2つの板部材26、27を接合することで、各流路を形成したものである。
これにより、気液分離器5を構成する備品点数を少なくすることができる。また、炉中ロウ付けなどにより、第1板部材26と第2板部材27を一度に接合して気液分離器5を形成することが可能となるため、製造が容易となる。
なお、第1板部材26と第2板部材27に各流路を形成する方法は、切削、鍛造、鋳造であってもよい。
また、第1板部材26と第2板部材27のどちらか一方に流路を形成し、他方をその流路の蓋部材として利用してもよい。
なお、ここでは、板部材の流路を実施の形態1の気液分離器5に適用する例に示したが、実施の形態2から8に示す気液分離器5に適用しても、同様の効果が得られる。
実施の形態10に示す気液分離器5は、図23に示すように、板部材29の端面から板部材の平面方向に沿う内部に穴あけ加工をおこなって、その板部材の内部に流路を形成したものである。この場合、穴あけ加工後、不要となった開口箇所にはめくら部材28を設ける。これにより、板部材29に、第1縦配管11、第2縦配管12、上部配管13、下部配管14、流体流入配管15、突出部18、蒸気流出配管16、液流出配管17に相当する流路を形成することができる。
例えば、図中の白抜き矢印で示す位置から穴加工をおこなった後、めくら部材28を2箇所設けることで、板部材29に冷媒が通過する流路を形成している。
これにより、接合箇所が、めくら部材28のみとなるため、気液分離器5の接合箇所が大幅に削減され、製造が容易となる。また、穴加工のみとなるため、製造コストを低減することができる。
また、めくら部材28を取り付ける箇所にネジ山加工を行い、めくら部材28をねじ込んで固定してもよい。この場合、気液分離器5の溶接やロウ付けが不要となり、製造が大幅に容易となるとともに、製造コストを低減することができる。
また、上記各実施の形態では、本発明の気液分離器を冷凍サイクル装置に用い、そこで使用される冷媒を気液分離する例を挙げて説明したが、本発明の気液分離器は、冷媒の他にも、各種流体の気液分離に適用することができる。
Claims (15)
- 第1の流路と第2の流路とを有し、
前記第1の流路の鉛直方向における上端部と前記第2の流路の鉛直方向における上端部とが上部連結部で接続され、前記第1の流路の鉛直方向における下端部と前記第2の流路の鉛直方向における下端部とが下部連結部で接続されて、前記第1の流路、前記第2の流路、前記上部連結部、及び前記下部連結部によりループ状の流路が形成されており、
前記第1の流路の途中に気液二相状態の流体が流入する流体流入路が接続され、前記上部連結部の最上部に気相流体が流出する蒸気流出路が接続され、下部連結部の最下部に液相流体が流出する液流出路が接続されており、
前記第1の流路に接続する前記流体流入路の開口部と対向する前記第1の流路の側面に、内側から外側に突出する流路の突出部を設けたことを特徴とする気液分離器。 - 第1の流路と第2の流路とを有し、
前記第1の流路の鉛直方向における上端部と前記第2の流路の鉛直方向における上端部とが上部連結部で接続され、前記第1の流路の鉛直方向における下端部と前記第2の流路の鉛直方向における下端部とが下部連結部で接続されて、前記第1の流路、前記第2の流路、前記上部連結部、及び前記下部連結部によりループ状の流路が形成されており、
前記第1の流路の途中に気液二相状態の流体が流入する流体流入路が接続され、前記上部連結部の最上部に気相流体が流出する蒸気流出路が接続され、下部連結部の最下部に液相流体が流出する液流出路が接続されており、
前記第2の流路の少なくとも1つ以上と前記流体流入路が合流して交差するようにされており、
前記第1の流路に接続する前記流体流入路の開口部と対向する前記第1の流路の側面に、内側から外側に突出する流路の突出部を設けたことを特徴とする気液分離器。 - 第1の流路と第2の流路とを有し、
前記第1の流路の鉛直方向における上端部と前記第2の流路の鉛直方向における上端部とが上部連結部で接続され、前記第1の流路の鉛直方向における下端部と前記第2の流路の鉛直方向における下端部とが下部連結部で接続されて、前記第1の流路、前記第2の流路、前記上部連結部、及び前記下部連結部によりループ状の流路が形成されており、
前記第1の流路の途中に気液二相状態の流体が流入する流体流入路が接続され、前記上部連結部の最上部に気相流体が流出する蒸気流出路が接続され、下部連結部の最下部に液相流体が流出する液流出路が接続されており、
前記第2の流路の少なくとも1つ以上と前記流体流入路が立体交差するようにされており、
前記第1の流路に接続する前記流体流入路の開口部と対向する前記第1の流路の側面に、内側から外側に突出する流路の突出部を設けたことを特徴とする気液分離器。 - 前記流体流入路を通過する流体の進行方向に対して直交する前記突出部の流路断面積が、前記流体流入路の断面積以上であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の気液分離器。
- 前記突出部の流路突出長さを、前記流体流入路を通過する流体の進行方向に対して直交する前記突出部の流路断面の直径以上としていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の気液分離器。
- 前記突出部に毛管力を有する構造を備えたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の気液分離器。
- 前記第2の流路を複数有することを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載の気液分離器。
- 前記各流路を配管により形成したことを特徴とする請求項1〜7のいずれか一項に記載の気液分離器。
- 前記第1の流路、前記第2の流路、前記上部連結部、前記下部連結部、前記流体流入路、前記蒸気流出路、及び前記液流出路のうちの少なくとも3つ以上を、一体形成していることを特徴とする請求項8に記載の気液分離器。
- 前記上部連結部及び前記下部連結部の少なくとも一方が、分岐部が隣接している1つの分岐材により形成されていることを特徴とする請求項1〜9のいずれか一項に記載の気液分離器。
- 前記第1の流路、前記第2の流路、前記上部連結部、前記下部連結部、前記流体流入路、前記蒸気流出路、及び前記液流出路が、複数の板部材を積層して形成されていることを特徴とする請求項1〜7のいずれか一項に記載の気液分離器。
- 前記第1の流路、前記第2の流路、前記上部連結部、前記下部連結部、前記流体流入路、前記蒸気流出路、及び前記液流出路が、板部材の平面に沿って穴あけ加工された内部穴により形成されていることを特徴とする請求項1〜7のいずれか一項に記載の気液分離器。
- 請求項1〜12のいずれか一項に記載の気液分離器を冷凍サイクル回路に配置したことを特徴とする冷凍サイクル装置。
- 前記冷凍サイクル回路を流れ、前記気液分離器に流れこむ冷媒の向きが、冷房運転と暖房運転で同一であることを特徴とする請求項13に記載の冷凍サイクル装置。
- 前記冷凍サイクル回路を流れる冷媒が、炭化水素またはテトラフルオロプロペンであることを特徴とする請求項13または14に記載の冷凍サイクル装置。
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