JP5196950B2 - 磁気共鳴イメージング装置、画像処理装置、コンピュータプログラムおよびデータ保存方法 - Google Patents

磁気共鳴イメージング装置、画像処理装置、コンピュータプログラムおよびデータ保存方法 Download PDF

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Description

この発明は、磁気共鳴現象を利用して被検体内の画像を撮影する磁気共鳴イメージング装置、画像処理装置、コンピュータプログラムおよびデータ保存方法に関する。
近年、磁気共鳴イメージング装置では、パラレルイメージングの発展に伴い、分解能が高い広い範囲の画像を短い時間で、かつ、良好なSN(Signal-Noise)比で撮影することができるようになった。パラレルイメージングとは、撮影対象の領域を複数の領域に分割して同時に撮影し、その結果得られる複数の画像を合成することによって、必要な領域の画像を生成する技術である。
このパラレルイメージングでは、複数の領域を同時に撮影するために複数の受信コイルが用いられるが、さらに撮影時間を短縮するため、受信コイルの数は増加傾向にある。受信コイルが増えると、それに合わせて受信すべきチャンネルの数も増加し、チャンネル数に比例して、収集されるk空間データのデータ量も増加する。そのため、収集したk空間データを保存しておくための記憶媒体(例えば、ハードディスクなど)の容量も日々増加している。
そこで、収集したデータを圧縮することによって、データの保存に必要となる記憶媒体の容量を低減する技術が考案されている。例えば、特許文献1に記載されているデータ圧縮方法では、被検体から連続して収集されるデータの個々の値の変化量の絶対値が、各データに設定されている値の絶対値に比べて小さいことに着目し、収集されたデータごとに、基準となるデータとの差分(値の差分)を算出し、その結果得られる差分データに対して、上位数ビットを削除することによってビット長を縮小し、このデータを、実際に収集されたデータの代わりに保存することによって、必要とされる記憶媒体の容量を削減している。
特開2002−34950号公報
しかしながら、上述した従来の技術では、収集されたデータ一つ一つに対して基準となるデータとの差分を算出する必要があるため、非常に効率が悪いという問題がある。そのため、k空間データのようにデータ量が多いデータに対して適用した場合には、データの保存に要する時間が長くなるという問題も生じる。
この発明は、上述した従来技術による問題点を解消するためになされたものであり、被検体から収集したk空間データの保存に要する記憶媒体の容量を削減することができる磁気共鳴イメージング装置、画像処理装置、コンピュータプログラムおよびデータ保存方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、本発明の一形態にかかる磁気共鳴イメージング装置は、核磁気共鳴現象を利用して被検体から複数のk空間データを収集するデータ収集部と、前記データ収集部により収集された複数のk空間データに対してデータ合成処理を含む所定の画像再構成処理を行うことによって、画像データを再構成する画像再構成部と、前記画像再構成部により再構成された画像データに対して所定の逆再構成処理を行うことによって、前記複数のk空間データから合成されたk空間データを生成する逆再構成部と、前記逆再構成部により生成されたk空間データを記憶媒体に保存する変換データ保存部とを備える。
また、本発明の他の態様にかかる磁気共鳴イメージング装置は、核磁気共鳴現象を利用して被検体から複数のk空間データを収集するデータ収集部と、前記データ収集部により収集された複数のk空間データのビット長をそれぞれ縮小するビット長縮小部と、前記ビット長縮小部によりビット長が縮小されたk空間データを記憶媒体に保存する変換データ保存部とを備える。
また、本発明の他の態様にかかる画像処理装置は、核磁気共鳴現象を利用して被検体から収集された複数のk空間データを磁気共鳴イメージング装置から取得するデータ取得部と、前記データ取得部により取得された複数のk空間データに対してデータ合成処理を含む所定の画像再構成処理を行うことによって、画像データを再構成する画像再構成部と、前記画像再構成部により再構成された画像データに対して所定の逆再構成処理を行うことによって、前記複数のk空間データから合成されたk空間データを生成する逆再構成部と、前記逆再構成部により生成されたk空間データを記憶媒体に保存する変換データ保存部とを備える。
また、本発明の他の態様に係るコンピュータプログラムは、コンピュータに、核磁気共鳴現象を利用して被検体から収集された複数のk空間データを磁気共鳴イメージング装置から取得し、取得した複数のk空間データに対してデータ合成処理を含む所定の画像再構成処理を行うことによって画像データを再構成し、再構成した画像データに対して所定の逆再構成処理を行うことによって、前記複数のk空間データから合成されたk空間データを生成し、生成したk空間データを記憶媒体に保存することを実行させる
また、本発明の他の態様かかるデータ保存方法は、核磁気共鳴現象を利用して被検体から収集された複数のk空間データを磁気共鳴イメージング装置から取得し、取得した複数のk空間データに対してデータ合成処理を含む所定の画像再構成処理を行うことによって画像データを再構成し、再構成した画像データに対して所定の逆再構成処理を行うことによって、前記複数のk空間データから合成されたk空間データを生成し、生成したk空間データを記憶媒体に保存する。
本発明によれば、被検体から収集したk空間データの保存に要する記憶媒体の容量を削減することができるという効果を奏する。
以下に添付図面を参照して、この発明に係る磁気共鳴イメージング装置、画像処理装置、コンピュータプログラムおよびデータ保存方法の好適な実施例を詳細に説明する。なお、以下では、磁気共鳴イメージング装置を「MRI(Magnetic Resonance Imaging)装置」と呼び、磁気共鳴現象によって被検体から発せられる磁気共鳴信号を「MR(Magnetic Resonance)信号」と呼ぶ。
まず、本実施例1に係るMRI装置によるデータ保存の概念について説明する。図1は、本実施例1に係るMRI装置によるデータ保存の概念を説明するための説明図である。なお、ここで説明するMRI装置は、多チャンネルコイルを用いてk空間データを収集して、パラレルイメージングにより画像データを再構成するものであり、画像データを再構成すると同時に、被検体から収集したk空間データを記憶媒体(例えば、ハードディスクなど)に保存する。
同図に示すように、本実施例1に係るMRI装置では、例えば、n個の受信チャンネルごとに、それぞれk空間データk1〜knを被検体から収集した場合に、n個のk空間データk1〜knに対してデータ合成処理を含む所定の再構成処理を行うことによって、画像データfを再構成する。具体的には、MRI装置が、フーリエ変換処理や各種合成処理など所定の画像再構成処理を行うことによって、n個のk空間データk1〜knから画像データfを再構成する。
画像データfを再構成した後に、MRI装置は、画像データfに対して所定の逆再構成処理を行うことによって、n個のk空間データk1〜knから合成されたk空間データkcを生成する。具体的には、MRI装置は、逆フーリエ変換など所定の逆再構成処理を行うことによって、k空間データkcを生成する。
そして、k空間データkcを生成した後に、MRI装置は、生成したk空間データkcを、ハードディスク装置など所定の記憶媒体に保存する。
被検体から収集されたk空間データk1〜knは受信チャンネル数と同じくn個存在するのに対して、逆再構成することによって生成されたkcは1つに合成されており、データ量は1/nと非常に小さくなる。
このように、本実施例1に係るMRI装置では、受信チャンネルごとに収集された複数のk空間データに対して、データ合成処理を含む再構成と逆再構成を行うことによってk空間データを集約するようにしているので、被検体から収集したk空間データの保存に要する記憶媒体の容量を削減することができる。
次に、本実施例1に係るMRI装置の構成について説明する。図2は、本実施例1に係るMRI装置の構成を示す機能ブロック図である。同図に示すように、このMRI装置は、静磁場磁石1と、傾斜磁場コイル2と、RFコイル3と、静磁場電源4と、傾斜磁場電源5と、送信器6と、受信器7と、シーケンス制御装置8と、コンピュータ100とから構成される。
静磁場磁石1は、筒状に形成された磁石であり、静磁場電源4から供給される電流により、被検体Pが配置される筒内部の空間に静磁場H0を発生させる。傾斜磁場コイル2は、静磁場磁石1の内側に配設された3対のコイルであり、傾斜磁場電源5から供給される電流により、静磁場磁石1の内側にx,y,zの3方向に沿った傾斜磁場を発生させる。
RFコイル3は、静磁場磁石1の開口部内で、被検体Pに対向するように配設された多チャンネルコイルであり、送信器6から送信されるRF波を被検体Pに照射し、また、励起によって被検体Pの水素原子核から放出されるMR信号を複数チャンネルで受信する。なお、このRFコイル3は実際には複数のコイルから構成されるが、同時では、図示を簡略化している。
静磁場電源4は、静磁場磁石1に電流を供給する電源であり、傾斜磁場電源5は、シーケンス制御装置8からの指示に基づいて、傾斜磁場コイル2に電流を供給する電源である。
送信器6は、シーケンス制御装置8からの指示に基づいて、RF波をRFコイル3に送信する装置であり、受信器7は、RFコイル3により受信されたMR信号を検出し、そのMR信号をデジタル化することによって生データを生成する。なお、受信器7は、MR信号から生データを生成すると、生成した生データをシーケンス制御装置8に対して送信する。
シーケンス制御装置8は、コンピュータ100から送信されるシーケンス情報に基づいて、傾斜磁場電源5、送信器6および受信器7を駆動することによって、被検体Pの撮影を行う装置である。ここで、シーケンス情報とは、傾斜磁場電源5が傾斜磁場コイル2に供給する電源の強さや電源を供給するタイミング、送信器6がRFコイル3に送信するRF信号の強さやRF信号を送信するタイミング、受信器7がRF信号を検出するタイミングなど、撮影を行う際の手順を定義した情報である。
また、シーケンス制御装置8は、被検体Pの撮影を行った結果、送信器6から生データが送信されると、その生データをコンピュータ100に対して転送する。
コンピュータ100は、操作者からの指示に基づいてMRI装置の制御を行うとともに、シーケンス制御装置8から送信される生データをk空間データに変換し、そのk空間データから画像データを再構成する装置である。
次に、図2に示したコンピュータ100により実行されるソフトウェアの構成について説明する。図3は、図2に示したコンピュータ100により実行されるソフトウェアの構成を示す機能ブロック図である。同図に示すように、このソフトウェアは、概念的な機能部として、入力部101と、表示部102と、画像データ記憶部103と、k空間データ記憶部104と、主制御部105と、シーケンス制御部106と、画像再構成部107と、処理限定再構成部108と、逆再構成部109と、データ圧縮部110とを有する。
入力部101は、各種情報を入力する手段であり、マウスやトラックボールなどのポインティングデバイスおよびキーボードなどにより実現され、後述する表示部102と協働することによって、各種の指示を受け付けるためのユーザインタフェースを操作者に対して提供する。例えば、この入力部101は、撮影に関する指示や、撮影時の撮影条件などを受け付ける。
表示部102は、各種情報を表示する手段であり、CRT(Cathode Ray Tube)ディスプレイや液晶ディスプレイなどにより実現される。例えば、この表示部102は、後述する画像再構成部107によって再構成された画像などを表示する。
画像データ記憶部103は、シーケンス制御部106から送信されたk空間データから再構成された画像データを記憶する記憶部である。k空間データ記憶部104は、所定の圧縮方式で圧縮されたk空間データを記憶する記憶部である。
主制御部105は、入力部101を介して操作者からの各種指示を受け付け、受け付けた指示に基づいて各機能部の動作を制御することによって、MRI装置の制御を行う処理部である。
具体的には、この主制御部105は、操作者から撮影指示を受け付けた場合には、指示された撮影条件に基づいてシーケンス情報を生成し、シーケンス制御部106に対して送信する。これにより、シーケンス制御部106において、操作者から指示された撮影条件に応じた画像の撮影が行われる。その後、後述する画像再構成部107から画像データが送信されると、主制御部105は、送信された画像データを表示部102に表示する。
また、主制御部105は、操作者から画像データの表示指示を受け付けた場合には、指示されたデータを画像データ記憶部103から読み出して、表示部102に表示する。
また、主制御部105は、操作者から画像データの再構成を指示された場合には、画像再構成部107を制御して、指示された画像データの再構成を行なう。この時、主制御部105は、操作者から指定された再構成条件を画像再構成部107に通知する。ここで、再構成条件とは、例えば、フィルター処理の強度に関する条件や、再構成される画質に関する条件など、画像の再構成や再々構成を行う上で必要となる条件である。
シーケンス制御部106は、シーケンス制御装置8との間でやり取りされるデータの送受信を制御する処理部である。具体的には、このシーケンス制御部106は、主制御部105からシーケンス情報が送信されると、そのシーケンス情報をシーケンス制御装置8に対して送信する。また、シーケンス制御部106は、シーケンス制御装置8から生データが送信されると、送信された生データをk空間データに変換して、画像再構成部107および処理限定再構成部108に対して送信する。
画像再構成部107は、シーケンス制御部106から送信されたk空間データに対して所定の画像再構成処理を行うことによって、画像データを再構成する処理部である。具体的には、この画像再構成部107は、シーケンス制御部106からk空間データが送信されると、そのk空間データに対して、フーリエ変換処理やデータ合成処理(例えば、SMASH(SiMultaneous Acquisition of Spatial Harmonics)やSENSE(SENSitivity Encoding)など)を含む所定の画像再構成処理を行うことによって、2次元または3次元の画像データを再構成する。そして、画像再構成部107は、再構成した画像データを画像データ記憶部103に保存する。
処理限定再構成部108は、シーケンス制御部106から送信されたk空間データに対してフィルター処理および絶対値化処理を除いた画像再構成処理を行うことによって、画像データを再構成する処理部である。そして、処理限定再構成部108は、画像データを再構成すると、その画像データを逆再構成部109に対して送信する。
ここで、処理限定再構成部108がフィルター処理および絶対値化処理を除いた画像再構成処理を行うことによって、後述するk空間データ記憶部104にはフィルター処理および絶対値化処理が行われていないk空間データが保存されることになる。そのため、フィルター処理を行う際の条件や絶対値化処理を行う際の条件を変更して、再度、再構成を試みる場合には、k空間データ記憶部104に保存されているk空間データを用いることが可能になるので、被験者から再度k空間データを収集する手間や負担を無くすことができる。
逆再構成部109は、処理限定再構成部108から送信された画像データに対して所定の逆再構成処理を行うことによって、複数のk空間データから合成されたk空間データを生成する処理部である。具体的には、この逆再構成部109は、処理限定再構成部108から画像データが送信されると、逆フーリエ変換処理を含む所定の逆再構成処理を行うことによって、2次元または3次元の画像データからk空間データを生成する。k空間データを生成すると、逆再構成部109は、生成したk空間データをデータ圧縮部110に対して送信する。
データ圧縮部110は、逆再構成部109から送信されたk空間データを所定の圧縮方式で圧縮して、k空間データ記憶部104に保存する処理部である。ここで用いる圧縮方式は、可逆方式であってもよいし、不可逆方式であってもよい。
ここで、データ圧縮部110が、逆再構成部109から送信されたk空間データを圧縮することによって、処理限定再構成部108による合成ですでに集約されているk空間データのデータ量をさらに減らすことができ、k空間データの保存に要する記憶媒体の容量をさらに低減することが可能になる。
次に、本実施例1に係るコンピュータ100の処理手順について説明する。図4は、本実施例1に係るコンピュータ100の処理手順を示すフローチャートである。同図に示すように、まず、コンピュータ100は、k空間データを収集する(ステップS101)。具体的には、シーケンス制御部106が、シーケンス制御装置8から送信された生データを受信し、その生データをk空間データに変換して、画像再構成部107および処理限定再構成部108に対して送信する。
画像再構成部107は、k空間データを受信すると、当該k空間データに対して画像再構成処理を行うことによって、画像データを再構成する(ステップS102)。そして、画像再構成部107は、再構成した画像データを画像データ記憶部103に保存する(ステップS103)。
一方、処理限定再構成部108は、k空間データを受信すると、当該k空間データに対して、フィルター処理および絶対値化処理を除いた再構成処理を行うことによって、画像データを再構成する(ステップS104)。そして、処理限定再構成部108は、再構成した画像データを逆再構成部109に対して送信する。
再構成された画像データを受信すると、逆再構成部109は、その画像データに対して逆再構成処理を行うことによって、k空間データを逆再構成する(ステップS105)。そして、逆再構成部109は、逆再構成したk空間データをデータ圧縮部110に対して送信ずる。
k空間データを受信すると、データ圧縮部110は、そのk空間データを圧縮して(ステップS106)、k空間データ記憶部104に保存する(ステップS107)。
上述してきたように、本実施例1では、シーケンス制御部106が、受信チャンネルごとに収集された複数のk空間データに対してデータ合成処理を含む所定の画像再構成処理を行うことによって画像データを再構成する。さらに、逆再構成部109が、当該画像データに対して所定の逆再構成処理を行うことによって、複数のk空間データから合成されたk空間データを生成する。そして、データ圧縮部110が、当該k空間データを圧縮して、k空間データ記憶部104に保存するので、被検体から収集したk空間データの保存に要する記憶媒体の容量を削減することができる。
ところで、上記実施例1では、被検体から収集した全てのk空間データに対して、再構成処理および逆再構成処理を行う場合について説明した。しかし、後に各種条件を変更して、再度、再構成を行う場合には、k空間データが圧縮されていないほうが良い場合もある。そこで、実施例2では、操作者が、圧縮が不要なデータを指定することができるようにした場合について説明する。
なお、本実施例2に係るMRI装置の全体構成は実施例1と同じであり、コンピュータが有する一部の機能部が異なるのみであるので、ここでは、コンピュータにより実行されるソフトウェアの構成および動作について説明することとする。
まず、本実施例2に係るコンピュータにより実行されるソフトウェアの構成について説明する。図5は、本実施例2に係るコンピュータ200により実行されるソフトウェアの構成を示す機能ブロック図である。
同図に示すように、このソフトウェアは、概念的な機能部として、入力部101と、表示部102と、画像データ記憶部103と、k空間データ記憶部104と、主制御部205と、シーケンス制御部206と、画像再構成部107と、処理限定再構成部108と、逆再構成部109と、データ圧縮部210と、データ置換部212と、k空間データ一時記憶部211とを有する。
なお、ここでは説明の便宜上、図3に示した各部と同様の役割を果たす機能部については同一符号を付すこととしてその詳細な説明を省略し、実施例1と異なる点のみを説明する。
シーケンス制御部206は、シーケンス制御装置8から生データが送信されると、送信された生データをk空間データに変換して、画像再構成部107および処理限定再構成部108に対して送信し、さらに、k空間データをk空間データ記憶部104に保存する。
データ圧縮部210は、逆再構成部109から送信されたk空間データを所定の圧縮方式で圧縮し、圧縮したデータを、k空間データ記憶部104ではなく、k空間データ一時記憶部211に保存する。k空間データ一時記憶部211は、後述するデータ圧縮部210によって圧縮されたk空間データを記憶する記憶部である。
主制御部205は、複数のk空間データを基に再構成された画像データのうち、圧縮が不要な画像データの指定を操作者からさらに受け付ける。そして、主制御部205は、表示部102に画像データを表示している間に、当該画像データの圧縮を不要とする指示を受け付けた場合には、その画像データを識別する情報を内部メモリに保存する。
さらに、主制御部205は、検査が終了したことを示す検査終了指示を操作者からさらに受け付ける。そして、主制御部205は、検査終了指示を受け付けた場合には、データ置換部212に対して、データの置換を行うよう指示するとともに、その時点で内部メモリに保存されている画像データの識別情報を通知する。
データ置換部212は、k空間データ記憶部104に保存されたk空間データのうち、操作者から圧縮が不要であると指定されなかったものについて、合成済みのk空間データで置き換える処理部である。
具体的には、データ置換部212は、主制御部205からデータの置換を行うよう指示されると、指示とともに通知された画像の識別情報を参照し、そこに識別情報が含まれている画像データの基になるk空間データを除いて、k空間データ記憶部104に記憶されているk空間データを、k空間データ一時記憶部211に記憶されている圧縮済みのk空間データで、置き換える。
次に、本実施例2に係るコンピュータ200の処理手順について説明する。図6は、本実施例2に係るコンピュータ200の処理手順を示すフローチャートである。同図に示すように、まず、コンピュータ200は、k空間データを収集する(ステップS201)。具体的には、シーケンス制御部206が、シーケンス制御装置8から送信された生データを受信し、その生データをk空間データに変換して、画像再構成部107および処理限定再構成部108に対して送信する。
さらに、シーケンス制御部206は、変換したk空間データをk空間データ記憶部104に保存する(ステップS204)。
画像再構成部107は、k空間データを受信すると、当該k空間データに対して画像再構成処理を行うことによって、画像データを再構成する(ステップS202)。そして、画像再構成部107は、再構成した画像データを画像データ記憶部103に保存する(ステップS203)。
一方、処理限定再構成部108は、k空間データを受信すると、当該k空間データに対して、フィルター処理および絶対値化処理を除いた再構成処理を行うことによって、画像データを再構成する(ステップS205)。そして、処理限定再構成部108は、再構成した画像データを逆再構成部109に対して送信する。
再構成された画像データを受信すると、逆再構成部109は、その画像データに対して逆再構成処理を行うことによって、k空間データを逆再構成する(ステップS206)。そして、逆再構成部109は、逆再構成したk空間データをデータ圧縮部210に対して送信する。
k空間データを受信すると、データ圧縮部210は、そのk空間データを圧縮して(ステップS207)、k空間データ一時記憶部211に保存する(ステップS208)。
そして、主制御部205が、操作者から検査終了指示を受け付けると(ステップS209,Yes)、データ置換部212が、操作者から圧縮が不要であると指定されたk空間データを除いて、k空間データ記憶部104に記憶されているk空間データを、k空間データ一時記憶部211に記憶されている圧縮済みのk空間データで、置き換える(ステップS210)。
上述してきたように、本実施例2では、複数のk空間データを基に再構成された画像データのうち、圧縮が不要な画像データの指定を受け付け、指定を受け付けなかった画像データの基になるk空間データについては、圧縮済みのk空間データをk空間データ記憶部104に保存し、指定を受け付けた画像データの基になるk空間データについては、圧縮前のk空間データをk空間データ記憶部104に保存しておくので、操作者が、その後のデータの利用有無に応じて、k空間データを圧縮するか否かを指定できるようになる。
ところで、上記実施例1および2では、収集したk空間データに対して再構成処理および逆再構成処理を行うことによって、記憶媒体に記憶されるk空間データのデータ量を削減する場合について説明したが、例えば、k空間データのビット長を縮小することによって、k空間データのデータ量を削減するようにしてもよい。
ビット長が縮小されたk空間データから画像を再構成した場合、ビット長を縮小する前のk空間データから再構成された画像と比べて画質は劣化する。しかし、例えば、アーチファクトの原因を追究する際には、多少画質が劣化していても、その目的は達成することができる。そのため、ビット長の縮小も、データ量を削減する上で有効な手段である。
そこで、実施例3では、k空間データのビット長を縮小することによって、k空間データのデータ量を削減する場合について説明する。
なお、本実施例3に係るMRI装置の全体構成は実施例1と同じであり、コンピュータが有する一部の機能部が異なるのみであるので、ここでは、コンピュータにより実行されるソフトウェアの構成および動作について説明することとする。
まず、本実施例3に係るコンピュータにより実行されるソフトウェアの構成について説明する。図7は、本実施例3に係るコンピュータ300により実行されるソフトウェアの構成を示す機能ブロック図である。同図に示すように、このソフトウェアは、概念的な機能部として、入力部101と、表示部102と、画像データ記憶部103と、k空間データ記憶部104と、主制御部105と、シーケンス制御部306と、画像再構成部107と、データ圧縮部310と、データ加工部313とを有する。
なお、ここでは説明の便宜上、図3に示した各部と同様の役割を果たす機能部については同一符号を付すこととしてその詳細な説明を省略し、実施例1と異なる点のみを説明する。
同図に示すように、本実施例3に係るコンピュータ300により実行されるソフトウェアでは、図3に示した構成から処理限定再構成部108と逆再構成部109に替わり、データ加工部313を備えた構成となっている。
シーケンス制御部306は、シーケンス制御装置8から生データが送信されると、送信された生データをk空間データに変換して、画像再構成部107およびデータ加工部313に対して送信する。
データ加工部313は、シーケンス制御部106から送信されたk空間データのビット長をそれぞれ縮小する処理部である。具体的には、このデータ加工部313は、シーケンス制御部106からk空間データが送信されると、そのk空間データの先頭または末尾から所定のビット数だけビットを削除することによって、ビット長を縮小する。
そして、データ加工部313は、k空間データを縮小すると、そのk空間データをデータ圧縮部310に対して送信する。データ圧縮部310は、データ加工部313から送信されたk空間データを所定の圧縮方式で圧縮して、k空間データ記憶部104に保存する処理部である。
次に、本実施例3に係るコンピュータ300の処理手順について説明する。図8は、本実施例3に係るコンピュータ300の処理手順を示すフローチャートである。同図に示すように、まず、コンピュータ300は、k空間データを収集する(ステップS301)。具体的には、シーケンス制御部306が、シーケンス制御装置8から送信された生データを受信し、その生データをk空間データに変換して、画像再構成部107およびデータ加工部313に対して送信する。
画像再構成部107は、k空間データを受信すると、当該k空間データに対して画像再構成処理を行うことによって、画像データを再構成する(ステップS302)。そして、画像再構成部107は、再構成した画像データを画像データ記憶部103に保存する(ステップS303)。
一方、データ加工部313は、k空間データを受信すると、当該k空間データのビット長を縮小する(ステップS304)。そして、データ加工部313は、ビット長を縮小したk空間データをデータ圧縮部310に対して送信する。
k空間データを受信すると、データ圧縮部310は、そのk空間データを圧縮して(ステップS305)、k空間データ記憶部104に保存する(ステップS306)。
上述してきたように、本実施例3では、データ加工部313が、受信チャンネルごとに収集された複数のk空間データのビット長をそれぞれ縮小し、データ圧縮部310が、ビット長を縮小したk空間データをk空間データ記憶部104に保存するので、被検体から収集したk空間データの保存に要する記憶媒体の容量を削減することができる。
ところで、上記実施例では、被検体から収集された複数のk空間データを一つのk空間データに集約する場合について説明したが、k空間データの保存に要する記憶媒体の容量を削減するという目的を達成する上では、必ずしもk空間データを一つに集約する必要はない。すなわち、逆再構成処理を行った後のk空間データのデータ数が、被検体から収集された際のデータ数に比べて少なくなっていれば、k空間データの保存に要する記憶媒体の容量を削減することが可能である。
そこで、たとえば、画像再構成部107が、被検体から収集された複数のk空間データを複数のグループにグループ化し、当該グループごとに画像データを再構成し、その後、逆再構成部109が、画像再構成部107によって再構成された画像データに対して所定の逆再構成処理を行うことによって、複数のk空間データからグループごとに合成されたk空間データを生成するようにしてもよい。
図9は、k空間データをグループごとに集約する場合のデータ保存の概念を説明するための説明図である。同図は、被検体の頚部から腹部までを含む撮影領域を撮影した場合を示しており、k空間データk1〜klは、頚部付近に位置する受信コイルが受信したk空間データであり、k空間データk1+1〜kmは、胸部付近に位置する受信コイルが受信したk空間データであり、k空間データkm+1〜knは、肩部付近に位置する受信コイルが受信したk空間データである。
この場合、たとえば、画像再構成部107は、同図に示すように、k空間データk1〜klをグループglに、k空間データk1+1〜kmをグループg2に、k空間データkm+1〜knをグループg3に、それぞれグループ化し、グループglのk空間データから画像データf1を、グループg2のk空間データから画像データf2を、グループg3のk空間データから画像データf3を、それぞれ再構成する。
そして、逆再構成部109が、画像データf1、f2およびf3に対して所定の逆再構成処理を行うことによって、複数のk空間データからグループごとに合成されたk空間データkc1〜kc3を生成する。
この例において、画像再構成部107によって再構成される画像データf1、f2およびf3ではそれぞれ同じ領域が撮影されたものとなるが、画像データf1は、頚部から肩部にかけてはSN比が良好であり、それ以外の部分(同図に示す斜線部分)についてはノイズが多いものとなる。また、画像データf2は、胸部から上腹部にかけてはSN比が良好であり、それ以外の部分(同図に示す斜線部分)についてはノイズが多いものとなる。また、画像データf3は、下腹部についてはSN比が良好となり、それ以外の部分(同図に示す斜線部分)についてはノイズが多いものとなる。そのため、逆再構成部109によって生成されたk空間データkc1〜kc3は、それぞれ異なる部位についてSN比が良好な画像を含んだものとなり、k空間データを部位ごとに分けて保存しておくことができるようになる。
このように、たとえば、腹部用アレイコイルや脊椎用アレイコイルなど、複数の受信コイルから構成され、広い範囲からMR信号を受信することができるアレイコイルが用いられる場合には、画像再構成部107が、胸部の付近に位置する受信コイルが受信する信号のチャンネルや、腹部の付近に位置する受信コイルが受信する信号のチャンネルをそれぞれグループ化することによって、k空間データを部位ごとにグループ化する。これにより、再度、画像データの再構成を試みる場合に、フィルター処理や絶対値化処理の条件を部位ごとに適した条件に変えながら画像データを再構成することが可能になり、保存されたk空間データをより有効に利用することができるようになる。
この例の他にも、k空間データをグループ化する際のグループの単位としては、さまざまな単位が考えられる。
たとえば、近年、開発が進められている3テスラMRIなどでは、RF波を照射するための送信コイルが複数設けられる場合がある。かかる場合には、画像再構成部107が、それぞれの送信コイルの付近に位置する受信コイルが受信する信号のチャンネルを送信コイルごとにグループ化することによって、k空間データを送信コイルごとにグループ化するようにしてもよい。これにより、送信コイルによる画像への影響を確認することが可能になる。
または、たとえば、心臓や肺などのように動きのある臓器と、動きのない臓器とをそれぞれ含む領域を撮影するような場合には、画像再構成部107が、動きのある臓器の付近に位置する受信コイルが受信する信号のチャンネルと、動きのない臓器の付近に位置する受信コイルが受信する信号のチャンネルとをそれぞれグループ化することによって、k空間データを動きのある臓器と動きのない臓器とにグループ化するようにしてもよい。これにより、動きによるアーチファクトが発生する可能性が高い領域から収集されたk空間データと、可能性が低い領域から収集されたk空間データとを分けて保存することが可能になり、再度、再構成を試みる場合に、アーチファクトが発生している領域から収集されたk空間データについては、アーチファクトを軽減するような処理を施した上で画像データを再構成するなど、効率よくk空間データを利用することができるようになる。
このように、所定のグループ単位でk空間データを集約することによって、逆再構成処理が行われた後のk空間データのデータ数が、被検体から収集された際のデータ数に比べて少なくなり、その結果、k空間データの保存に要する記憶媒体の容量を削減することが可能になる。なお、図9では、一例として3つのグループにグループ化する場合を示しているが、グループの数はこれに限られず、被検体から収集されたk空間データのデータ数より少ない数であればいくつであってもよい。
また、上記実施例では、1台のコンピュータを用いた場合について説明したが、上記で説明した各機能部は、複数のコンピュータに分散されて配置されてもよい。
以上のように、本発明に係る磁気共鳴イメージング装置、画像処理装置、コンピュータプログラムおよびデータ保存方法は、収集したk空間データを保存するために必要となる記憶媒体の容量を削減したい場合に有用であり、特に、複数チャンネルでk空間データを収集する場合に適している。
本実施例1に係るMRI装置によるデータ保存の概念を説明するための説明図である。 本実施例1に係るMRI装置の構成を示す機能ブロック図である。 図2に示したコンピュータ100により実行されるソフトウェアの構成を示す機能ブロック図である。 本実施例1に係るコンピュータ100の処理手順を示すフローチャートである。 本実施例2に係るコンピュータ200により実行されるソフトウェアの構成を示す機能ブロック図である。 本実施例2に係るコンピュータ200の処理手順を示すフローチャートである。 本実施例3に係るコンピュータ300により実行されるソフトウェアの構成を示す機能ブロック図である。 本実施例3に係るコンピュータ300の処理手順を示すフローチャートである。 k空間データをグループごとに集約する場合のデータ保存の概念を説明するための説明図である。
符号の説明
1 静磁場磁石
2 傾斜磁場コイル
3 RFコイル
4 静磁場電源
5 傾斜磁場電源
6 送信器
7 受信器
8 シーケンス制御装置
100,200,300 コンピュータ
101 入力部
102 表示部
103 画像データ記憶部
104 k空間データ記憶部
105,205 主制御部
106,206,306 シーケンス制御部
107 画像再構成部
108 処理限定再構成部
109 逆再構成部
110,210,310 データ圧縮部
211 k空間データ一時記憶部
212 データ置換部
313 データ加工部

Claims (8)

  1. 核磁気共鳴現象を利用して被検体から複数のk空間データを収集するデータ収集部と、
    前記データ収集部により収集された複数のk空間データに対してデータ合成処理を含む所定の画像再構成処理を行うことによって、画像データを再構成する画像再構成部と、
    前記画像再構成部により再構成された画像データに対して所定の逆再構成処理を行うことによって、前記複数のk空間データから合成されたk空間データを生成する逆再構成部と、
    前記画像再構成部によって前記複数のk空間データを基に再構成された画像データのうち、前記逆再構成部による逆再構成が不要な画像データの指定を受け付ける変換不要データ指定受付部と、
    前記変換不要データ指定受付部により指定を受け付けなかった画像データの基になるk空間データについては、前記逆再構成部により生成されたk空間データを記憶媒体に保存し、指定を受け付けた画像データの基になるk空間データについては、前記画像再構成部による再構成前のk空間データを前記記憶媒体に保存する変換データ保存部と
    を備えたことを特徴とする磁気共鳴イメージング装置。
  2. 前記画像再構成部は、前記所定の画像再構成処理からフィルター処理および絶対値化処理を除いた画像再構成処理を行うことによって、画像データを再構成することを特徴とする請求項1に記載の磁気共鳴イメージング装置。
  3. 前記画像再構成部は、前記データ収集部により収集された複数のk空間データから一つの画像データを再構成し、
    前記逆再構成部は、前記画像再構成部により再構成された画像データに対して所定の逆再構成処理を行うことによって、前記複数のk空間データから一つに合成されたk空間データを生成することを特徴とする請求項1又は2に記載の磁気共鳴イメージング装置。
  4. 前記画像再構成部は、前記データ収集部により収集された複数のk空間データを複数のグループにグループ化し、当該グループごとに画像データを再構成し、
    前記逆再構成部は、前記画像再構成部により再構成された画像データに対して所定の逆再構成処理を行うことによって、前記複数のk空間データから前記グループごとに合成されたk空間データを生成することを特徴とする請求項1、2又は3に記載の磁気共鳴イメージング装置。
  5. 前記変換データ保存部は、前記k空間データに対して所定の圧縮処理を施したうえで当該k空間データを前記記憶媒体に保存することを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載の磁気共鳴イメージング装置。
  6. 核磁気共鳴現象を利用して被検体から収集された複数のk空間データを磁気共鳴イメージング装置から取得するデータ取得部と、
    前記データ取得部により取得された複数のk空間データに対してデータ合成処理を含む所定の画像再構成処理を行うことによって、画像データを再構成する画像再構成部と、
    前記画像再構成部により再構成された画像データに対して所定の逆再構成処理を行うことによって、前記複数のk空間データから合成されたk空間データを生成する逆再構成部と、
    前記画像再構成部によって前記複数のk空間データを基に再構成された画像データのうち、前記逆再構成部による逆再構成が不要な画像データの指定を受け付ける変換不要データ指定受付部と、
    前記変換不要データ指定受付部により指定を受け付けなかった画像データの基になるk空間データについては、前記逆再構成部により生成されたk空間データを記憶媒体に保存し、指定を受け付けた画像データの基になるk空間データについては、前記画像再構成部による再構成前のk空間データを前記記憶媒体に保存する変換データ保存部と
    を備えたことを特徴とする画像処理装置。
  7. コンピュータに、
    核磁気共鳴現象を利用して被検体から収集された複数のk空間データを磁気共鳴イメージング装置から取得し、
    取得した複数のk空間データに対してデータ合成処理を含む所定の画像再構成処理を行うことによって画像データを再構成し、
    再構成した画像データに対して所定の逆再構成処理を行うことによって、前記複数のk空間データから合成されたk空間データを生成し、
    前記複数のk空間データを基に再構成された画像データのうち、逆再構成が不要な画像データの指定を受け付け、
    指定を受け付けなかった画像データの基になるk空間データについては、前記逆再構成処理により生成されたk空間データを記憶媒体に保存し、指定を受け付けた画像データの基になるk空間データについては、前記画像再構成処理による再構成前のk空間データを前記記憶媒体に保存する、
    ことを実行させる、コンピュータプログラム。
  8. 核磁気共鳴現象を利用して被検体から収集された複数のk空間データを磁気共鳴イメージング装置から取得し、
    取得した複数のk空間データに対してデータ合成処理を含む所定の画像再構成処理を行うことによって画像データを再構成し、
    再構成した画像データに対して所定の逆再構成処理を行うことによって、前記複数のk空間データから合成されたk空間データを生成し、
    前記複数のk空間データを基に再構成された画像データのうち、逆再構成が不要な画像データの指定を受け付け、
    指定を受け付けなかった画像データの基になるk空間データについては、前記逆再構成処理により生成されたk空間データを記憶媒体に保存し、指定を受け付けた画像データの基になるk空間データについては、前記画像再構成処理による再構成前のk空間データを前記記憶媒体に保存する、
    ことを含むデータ保存方法。
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