JP5193164B2 - 硬貨類処理機 - Google Patents

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本発明は、硬貨類を処理する硬貨類処理機に関する。
従来、例えば、硬貨や遊技用のメダルなどの硬貨類を受け入れるとともに種類別に分類して収納する処理をする硬貨処理機やメダル処理機などの硬貨類処理機が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
例えば、硬貨処理機では、入金する硬貨を硬貨受入送出部に受け入れ、この硬貨受入送出部から硬貨を1枚ずつ識別通路部に送り出して識別し、この識別通路部で正常と識別された硬貨を分類通路部に搬送して金種別に分類し、この分類通路部で分類された硬貨を金種別の硬貨収納繰出部に収納している。また、各硬貨収納繰出部に収納している硬貨は、1枚ずつ繰り出すことができ、硬貨の出金に使用したり、硬貨を硬貨分類収納機内に併設される包装部へ送り込み所定枚数重積して包装した棒金とした状態で収納したり、硬貨を別の回収箱へ回収することが可能となっている。
特許第2857450号公報(第2頁、第4図)
本発明は、棒金類を収納する棒金類トレイ群から送り出される棒金類を、送り出された向きと同じ向きで棒金類一括収納部および棒金類送出口に搬送可能とする硬貨類処理機を提供することを目的とする。
請求項1記載の硬貨類処理機は、機体と、この機体内に設けられ、硬貨類を包装して棒金類を形成し、この棒金類を送り出す包装部と、前記機体の後面側に設けられ、前記棒金類を受け入れおよび送り出し可能に収納する棒金類トレイ群と、前記機体の前面側に設けられ、前記棒金類を前記機体外に取り出すために前記棒金類トレイ群から送り出される棒金類を受け入れる棒金類送出口と、前記機体の前面側に設けられ、前記棒金類トレイ群から送り出される棒金類を受け入れて一括収納する棒金類一括収納部と、前記棒金類トレイ群と前記棒金類送出口および前記棒金類一括収納部との間に設けられ、前記棒金類トレイ群から送り出される棒金類を受け取って、その送り出された向きと同じ向きで前記棒金類送出口および前記棒金類一括収納部に搬送可能とする棒金類搬送部とを具備し、前記棒金類一括収納部へは、前記棒金類搬送部により搬送される棒金類で、前記棒金類送出口へ取り込まれずに通過した棒金類を受け入れるようにしたものである。
請求項2記載の硬貨類処理機は、請求項1記載の硬貨類処理機において、前記機体の前面側で、前記棒金類送出口および前記棒金類一括収納部より下方位置に設けられ、前記包装部から前記棒金搬送部によって搬送された棒金類を、前記機体外に導く投出シュートを具備しているものである。
請求項1記載の硬貨類処理機によれば、機体の後面側に棒金類トレイ群が設けられ、機体の前面側に棒金類送出口および棒金類一括収納部が設けられ、棒金類トレイ群と棒金類送出口および棒金類一括収納部との間に棒金類搬送部が設けられ、この棒金類搬送部により、棒金類トレイ群から送り出される棒金類を受け取って送り出された向きと同じ向きで棒金類送出口および棒金類一括収納部に搬送できる。
請求項2記載の硬貨類処理機によれば、請求項1記載の硬貨類処理機の効果に加えて、機体の前面側に設けられる投出シュートにより、包装部から棒金搬送部によって搬送された棒金類を、機体外に導くことができる。
本発明の一実施の形態の硬貨類処理機を示し、(a)は特定の種類の硬貨類を袋取りで取り出す場合の説明図、(b)は特定の種類の硬貨類を棒金で取り出す場合の説明図、(c)は特定の2種類の硬貨類を袋取りと棒金とで取り出す場合の説明図である。 同上硬貨類処理機のブロック図である。 同上硬貨類処理機の内部構造を示す正面図である。 同上硬貨類処理機の内部構造を示す平面図である。 同上硬貨類処理機の内部構造を示す左側面図である。 同上硬貨類処理機の内部構造を示す右側面図である。 同上硬貨類処理機の第1の切換部を示し、(a)は硬貨類を分類方向へ送る状態の平面図、(b)は硬貨類を分類方向へ送る状態の断面図、(c)は硬貨類を第1の切換方向へ送る状態の平面図、(d)は硬貨類を第1の切換方向へ送る状態の断面図である。 同上硬貨類処理機の第1の切換部を示し、(a)は硬貨類を一時保留する場合の正面図、(b)は硬貨類を袋体へ送る場合の正面図である。 同上硬貨類処理機の第2の切換部を示し、(a)は硬貨類を一時保留する場合の正面図、(b)は硬貨類を包装部へ送る場合の正面図である。
以下、本発明の一実施の形態を、図面を参照して説明する。
図3ないし図6に硬貨類処理機を示し、この硬貨類処理機としては、硬貨類としての硬貨C(図7などに示す)の入金処理および出金処理、硬貨Cを所定枚数重積して包装した包装硬貨である棒金類としての棒金Aを形成する包装処理、この棒金Aの収納処理および出金処理をする硬貨処理機11を示す。
この硬貨処理機11は、機体12を有し、この機体12内の左側域にばら状態の硬貨Cを処理する硬貨類処理装置としての硬貨処理装置13が配設され、機体12内の右側域に棒金Aを処理する棒金類処理装置としての棒金処理装置14が配設されている。
硬貨処理装置13には、機体12の上部側から順に、ばら状態の硬貨Cを受け入れて識別するとともに金種別を含む種類別に分類する入金処理部17、この入金処理部17で分類された硬貨Cを一時保留する種類別の一時保留部18、およびこれら一時保留部18に保留された硬貨Cの収納時に収納するとともに収納した硬貨Cを棒金処理装置14などに繰出可能とする種類別の硬貨類収納繰出部としての硬貨収納繰出部19がそれぞれ配設され、これらの側部で機体12の中央域に硬貨収納繰出部19から繰り出されるばら状態の硬貨Cを機体12外に出金するばら硬貨出金部20が配設されている。
棒金処理装置14には、機体12の下部域に所定枚数重積した硬貨Cを包装して棒金Aを形成しこの棒金Aを前面側へ送り出す包装部23が配設され、この包装部23の上部域に前面側から棒金Aを受け入れおよび送り出し可能に収納する複数の棒金トレイ24が上下方向に並設された棒金トレイ群25a,25bが左右方向に複数列であって例えば2列並設されている。これら棒金トレイ群25a,25bの前面側に対向して、機体12外に棒金Aを出金する棒金出金口26が配設されているとともに、この棒金出金口26の下側に棒金Aを一括して収納する棒金一括収納部27が配設されている。
包装部23および棒金トレイ群25a,25bの前面側と棒金出金口26および棒金一括収納部27との間には、2列の棒金トレイ群25a,25bに対応して2列の棒金搬送部28a,28bが配設され、これら2列の棒金搬送部28a,28bの上部側にこれら2列の棒金搬送部28a,28b間で互いに棒金Aを受け渡し可能とする棒金受渡部29が配設されている。右側の列の棒金トレイ群25aに対応する棒金搬送部28aでは、包装部23、棒金トレイ群25a、棒金受渡部29、棒金出金口26および棒金一括収納部27の間で棒金Aを搬送可能としている。左側の列の棒金トレイ群25bに対応する棒金搬送部28bでは、棒金トレイ群25b、棒金受渡部29、棒金出金口26および棒金一括収納部27の間で棒金Aを搬送可能としている。
また、図3ないし図5に示すように、入金処理部17は、機体12の上部から投入される硬貨Cを受け入れるとともに受け入れた硬貨Cを1枚ずつ送り出す硬貨類受入送出部としての硬貨受入送出部31を有し、この硬貨受入送出部31には、機体12の上部から投入される硬貨Cを受け入れるホッパ32、このホッパ32の底面で受け入れた硬貨Cを回転によって所定量ずつ送り出す供給円盤33、およびこの供給円盤33から所定量ずつ送り出される硬貨Cを受け入れるとともに回転によって1枚ずつ送り出す硬貨類受入送出部としての回転円盤(第1の回転円盤)34が設けられている。
この回転円盤34から1枚ずつ送り出される硬貨Cを受け入れて搬送する硬貨通路35が設けられている。硬貨通路35は、底板36と両側の側板37,38との間に形成され、始端側には機体12の前面側に沿って左側から右側へ向かって識別通路部35aが形成され、この識別通路部35aの下流側には機体12の前側から後側へ向かって切換通路部35bおよび分類通路部35cが順に連続して形成されている。この硬貨通路35の上方には、回転円盤34から送り出される硬貨Cを底板36との間にくわえ込んで搬送する搬送手段としての搬送ベルト39が配設されている。この搬送ベルト39の回転速度は、回転円盤34の回転速度より速く、回転円盤34から1枚ずつ送り出される硬貨Cの搬送方向の間隔をあけて搬送可能としている。
識別通路部35aには、硬貨Cを識別する識別部40が設けられている。切換通路部35bには、任意の硬貨Cの搬送方向を硬貨通路35の分類通路部35c側である分類方向と硬貨通路35から分岐する切換方向とに切り換える切換部41として、リジェクト硬貨や汚損硬貨や袋取り用硬貨などを切換方向として第1の切換方向へ切り換える第1の切換部41a、および一時保留部18や硬貨収納繰出部19などに収納しきれない金種のオーバーフロー硬貨Cや包装部23へ直接送る硬貨Cなどを切換方向として第2の切換方向へ切り換える第2の切換部41bが順に形成されている。分類通路部35cには、硬貨Cを金種別に分類する金種別分類部42がそれぞれ設けられている。
図7に示すように、第1の切換部41aは、底板36に形成された切換孔43を有し、この切換孔43の下側に切換ローラ44が配設され、切換孔43の上側に搬送ベルト39を下方へ押え付ける押えローラ45が配設されている。この切換ローラ44は、図示しないステッピングモータなどの駆動部によって回転する回転軸44a、この回転軸44aに固定された偏心部材44b、およびこの偏心部材44bの周囲に回転自在に設けられたローラ部44cを有し、図7(a)(b)に示すように、回転軸44aの回転によって偏心部材44bの大径部を上方へ向けた状態でローラ部44cの上面が底板36の上面と略同一となって、搬送ベルト39で搬送する硬貨Cの下面を支えて切換孔43上を通過させ、また、図7(c)(d)に示すように、回転軸44aの回転によって偏心部材44bの小径部を上方へ向けた状態でローラ部44cの上面が底板36より下降して、搬送ベルト39で搬送する硬貨Cを切換孔43内に下降させて取り込む。また、底板36上で切換孔43の上流側には硬貨Cの到達検知および通過検知をするセンサ46、リジェクト硬貨Cを停止させるストッパ47が配設されている。なお、第2の切換部41bは、切換孔43、切換ローラ44およびセンサ46のみを備えている。
図3、図5および図7に示すように、第1の切換部41a、第2の切換部41bおよび各金種別分類部42の下側には、分類された硬貨Cを一時保留部18へ送り込むシュート48(第1の切換部41aの下側のシュートは符号48a、第2の切換部41bの下側のシュートは符号48bでそれぞれ示す)がそれぞれ配設されている。第1の切換部41aの下側のシュート48aには、リジェクト硬貨Cを機体12に対して自由に着脱可能としたリジェクト箱49に導くリジェクトシュート50が設けられ、シュート48a内に配設された切換部材51によって汚損硬貨を一時保留部18にそれぞれ切り換えて送り込み可能としている。
また、図3および図5に示すように、一時保留部18は、各シュート48によって送り込まれる硬貨Cをそれぞれ一時保留する保留筒53を有し、これら保留筒53の下側に保留筒53の下面を閉塞する底部54および保留筒53の下面を開口させて下方へ放出させる放出口部55を有する底部材56が配設され、これら保留筒53および底部材56はそれぞれ移動機構57,58によって機体12の左右方向に移動可能に構成されている。そして、図3に示す保留筒53がシュート48の下方の保留位置に位置するとともに底部材56の底部54が保留筒53の底面を閉塞した状態で硬貨Cを一時保留し、一時保留した硬貨Cを収納する場合には保留筒53のみが左方向の収納位置に移動して保留筒53内の硬貨Cを底部材56の放出口部55を通じて硬貨収納繰出部19内へ放出し、また、一時保留した硬貨Cを返却する場合には、保留筒53と底部材56とが一緒に左方向に移動し、底部材56の放出口部55が硬貨収納繰出部19の側部位置で機体12に対して自由に着脱可能とした返却箱59上に移動した位置で底部材56のみが停止し、保留筒53のみが左方向の返却位置に移動して保留筒53内の硬貨Cを底部材56の放出口部55を通じて返却箱59に放出可能としている。
図8に示すように、一時保留部18の保留筒53のうち、第1の切換部41aで分岐された汚損硬貨をシュート48aから受け入れて一時保留する保留筒53aには、第1のシュートとしての袋取側シュート60が一体に移動するように設けられており、保留筒53aが左方向の収納位置に移動した状態で、袋取側シュート60の上端がシュート48aの下側に配置されるとともに、袋取側シュート60の下端が機体12の前面に設けられる袋装着部61の上側に配置され、硬貨Cを袋取りする場合に、硬貨通路35で識別計数した硬貨Cを第1の切換部41a、シュート48aおよび袋取側シュート60を通じて袋装着部61に装着された袋体Wに袋取りできるようにしている。この袋体Wが、第1の切換部41aを通じて第1の切換方向に送られた硬貨Cを機体12の外部に取出可能とする取出部62としての第1の取出部62aとして構成されている。
図9に示すように、一時保留部18の保留筒53のうち、第2の切換部41bで分岐された硬貨Cを一時保留する保留筒53bには、第2のシュートとしての包装側シュート63が一体に移動するように設けられており、保留筒53bが左方向の収納位置に移動した状態で、包装側シュート63の上端がシュート48bの下側に配置されるとともに、包装側シュート63の下端が包装部23の上方に配置される受取シュート64の上側に配置され、硬貨Cを棒金Aとして取り出す場合に、硬貨通路35で識別した硬貨Cを第2の切換部41b、包装側シュート63および受取シュート64などを通じて包装部23に直接送り込んで棒金Aとして取り出せるようにしている。
また、図3および図5に示すように、硬貨収納繰出部19は、オーバーフロー硬貨用と各金種別硬貨用とにそれぞれ設けられ、一時保留部18から送り込まれる硬貨Cを受け入れてばら状態で収納する硬貨収納箱65(オーバーフロー硬貨用の硬貨収納箱は符号65bで示す)を有し、この硬貨収納箱65の内部には収納されている硬貨Cを包装部23側の一側上方へ搬送して1枚ずつ繰り出す繰出手段としての繰出ベルト66が配設されている。各硬貨収納繰出部19から硬貨Cを繰り出す繰出位置の側部には繰り出される硬貨Cを受け入れて前方または後方に搬送するコンベヤ67が前後方向に沿って設けられており、包装時にはコンベヤ67上の中央域より前側域に受け入れる硬貨Cをコンベヤ67の中央域へ搬送し、あるいはコンベヤ67上の中央域より後側域に受け入れる硬貨Cをコンベヤ67の中央域へ搬送し、図4に示すように、コンベヤ67の中央域から送込み機構68によって硬貨Cを包装部23に送り込み、また、ばら硬貨出金時にはコンベヤ67上に受け入れた硬貨Cを前方へ搬送してばら硬貨出金部20に送り込むようにしている。硬貨収納繰出部19の前側には、第1の切換部41aで分類されて一時保留部18から送り込まれる汚損硬貨Cを収納する汚損硬貨収納箱69が機体12に対して着脱可能に設けられている。
また、ばら硬貨出金部20は、コンベヤ67の前方域で上下方向に移動する搬送箱71を有し、この搬送箱71の底部は開閉可能とするシャッタ72で閉塞されており、下降位置でコンベヤ67から前方へ搬送する硬貨Cを受け入れ、上昇位置で機体12に対して着脱可能とするばら硬貨出金箱73に硬貨Cを送り込み可能としている。
下降位置の搬送箱71の下方には回収シュート74が配設され、この回収シート74の下方に機体12に対して着脱可能とする回収箱75が配置されており、硬貨収納繰出部19内の硬貨Cの回収時において、硬貨収納繰出部19から繰り出される硬貨Cをコンベヤ67、シャッタ72が開放状態の搬送箱71、回収シュート74を通じて回収箱75に回収可能としている。
また、図3および図6に示すように、包装部23には、硬貨通路35の第2の切換部41bや硬貨収納繰出部19などから包装部23に送り込まれる硬貨Cを受け入れる回転円盤(第2の回転円盤)81、およびこの回転円盤81の回転によって1枚ずつ繰り出される硬貨Cを受け入れて搬送ベルト82で搬送する包装用通路83が配設されている。包装用通路83の下流域には、包装用通路83から送り込まれる硬貨Cを下部側から上方へ順次重積していって所定枚数の硬貨Cを重積する重積部84が設けられている。この重積部84には3本の包装ローラ85が配置され、所定枚数重積した重積硬貨Cの周面を3本の包装ローラ85で挟持して回転させ、重積硬貨Cの周面に図示しない包装紙を巻き込むことにより、この包装紙を重積硬貨Cの周囲に巻き付けるとともに包装紙の端部を重積硬貨Cの端面にかしめ、包装硬貨である棒金Aを形成する。
重積部84の下方には、包装部23から長手方向(重積方向)が上下方向に向く状態で放出される棒金Aを受け入れて長手方向が機体12の前面に平行でかつ水平方向に向く状態に変換しつつ前方へ向けて転がるように導く棒金シュート86が配設され、この棒金シュート86の先端側には横搬送部87が配置されているとともに、この横搬送部87上に横搬送部87から前方の棒金搬送部28aへの棒金Aの放出と放出規制とを切り換える切換部材88が配設されている。横搬送部87は、硬貨処理機11の機体12の側部に棒金Aを収納するための別の棒金収納部を増設し、その棒金収納部との間で互いに棒金Aを搬送する場合に使用される。
また、各棒金搬送部28a,28bは、包装部23から前面側へ送り出す棒金Aの向きと同じ向きすなわち長手方向が機体12の前面に平行でかつ水平方向に向く状態で棒金Aを搬送する回転体として無端状の一対の棒金搬送ベルト101を有し、これら棒金搬送ベルト101が上下のローラ102,103にわたって上下方向に回動可能に張設されており、この棒金搬送ベルト101の周面には棒金Aを載せて支持する支持面104aを有する棒金類支持部としての複数の棒金支持部104が突設されている。棒金搬送ベルト101は、図示しない駆動手段によって一方向および他方向のいずれにも回転駆動可能とし、棒金搬送ベルト101の一方向への回転(以下、正転という)時に、包装部23および棒金トレイ群25a,25bの前面に対向する対向面側101aが上昇し、包装部23から棒金シュート86を通じて送り出される棒金Aを1つの棒金支持部104の支持面104aに受け取って載せた状態で上方へ搬送可能とし、また、棒金搬送ベルト101の他方向への回転(以下、逆転という)時に、対向面側101aが下降し、この対向面側101aに対して反対の反対面側101bが上昇する。
各棒金搬送部28a,28bの棒金搬送ベルト101の上部側に対向して上部ガイド105が配設され、この上部ガイド105により、棒金搬送ベルト101の正転時に、棒金支持部104の支持面104aに載せて上方へ搬送する棒金Aを棒金搬送ベルト101との間に受け入れ、棒金搬送ベルト101の対向面側101aに対して反対の反対面側101bにガイドする。
棒金搬送部28aの棒金搬送ベルト101の下部側に対向して下部ガイド106が配設され、この下部ガイド106により、棒金搬送ベルト101の逆転時に、包装部23から棒金シュート86を通じて送り出される棒金Aを棒金搬送ベルト101との間に受け入れ、棒金支持部104の棒金Aを載せて支持する支持面104aとは反対面104bで押しながら搬送する棒金Aを棒金搬送ベルト101の対向面側101aに対して反対の反対面側101bにガイドする。
2列の棒金搬送部28a,28b間で棒金Aを受け渡す棒金受渡部29は、棒金トレイ群25a,25bの上方域で2列の棒金搬送部28a,28bにわたって水平方向に配設され、棒金Aを2列の棒金搬送部28a,28bのいずれにも搬送可能としている。この棒金受渡部29の上方で各棒金搬送部28a,28bの位置には棒金搬送ベルト101の棒金支持部104で上方へ搬送してきた棒金Aを棒金受渡部29に取り込んだり棒金受渡部29上の棒金Aを棒金搬送ベルト101の棒金支持部104に受け渡す受渡部材107が配設されている。
また、各棒金トレイ群25a,25bの各棒金トレイ24は、機体12の前後方向に対応して長く、包装部23の前面側へ送り出す棒金Aの向きと同じ向きすなわち棒金Aの長手方向が機体12の前面に平行でかつ水平方向に向く状態で複数の棒金Aを前後方向に並列に収納するとともに、棒金トレイ24が前方へ向けて下降傾斜して収納した棒金Aを前方に寄せて整列状態に収納する。棒金トレイ24の前端には最前列の棒金Aの前面側を支える支え部111が立ち上げられ、この支え部111は、各棒金搬送部28a,28bの一対の棒金搬送ベルト101の棒金支持部104に干渉せず、その一対の棒金搬送ベルト101の棒金支持部104の間に対して進退可能とする幅に形成されている。そして、各棒金トレイ24は、それぞれ図示しない棒金トレイ駆動手段によって、棒金トレイ24の前端部が棒金搬送ベルト101の棒金支持部104の移動領域より後方に離反した収納位置(待機位置)と、棒金トレイ24の前端部が棒金搬送ベルト101の棒金支持部104の移動領域に侵入する前方の受渡位置との間で移動可能としている。
各棒金トレイ群25a,25bと各棒金搬送部28a,28bとの間にはストッパ体112が上下方向に移動可能に配設され、このストッパ体112には各棒金トレイ24毎に対応してストッパ部113が設けられており、棒金トレイ24が後方の収納位置から前方の受渡位置に移動するときに、このストッパ体112が上昇してストッパ部113が最前列の棒金Aに係合し、棒金トレイ24内の収納済みの棒金Aの前方への移動を規制することにより、棒金トレイ24の前端部に棒金搬送部28a,28bから棒金Aを受け入れ可能とする空間を形成するようにしている。なお、ストッパ部113は棒金トレイ24の幅方向の一部に対応して設けられ、棒金トレイ24にはストッパ部113が入り込む溝が設けられ、ストッパ部113と棒金トレイ24とが干渉しないように構成されている。
そして、棒金トレイ24に棒金Aを収納するときには、棒金搬送ベルト101の正転によって棒金支持部104に載せて上方に搬送する棒金Aを収納する棒金トレイ24より上方域で一旦停止させた後、棒金トレイ24を後方の収納位置から前方の受渡位置に移動させ、このときストッパ体112のストッパ部113で棒金トレイ24内の収納済みの棒金Aの前方への移動を規制して棒金トレイ24の前端部に棒金Aを受け入れ可能とする空間を形成し、棒金搬送ベルト101の逆転によって棒金支持部104を下降させ、棒金支持部104上の棒金Aを棒金トレイ24の前端部に受け渡して収納し、棒金トレイ24を前方の受渡位置から後方の収納位置に戻す。また、棒金トレイ24から棒金Aを取り出すときには、ストッパ体112は作動させず、棒金トレイ24を後方の収納位置から前方の受渡位置に移動させ、正転する棒金搬送ベルト101の棒金支持部104で棒金トレイ24の最前列の棒金Aをすくい上げて取り出し、棒金トレイ24を前方の受渡位置から後方の収納位置に戻す。
また、棒金出金口26および棒金一括収納部27には、正転する棒金搬送ベルト101により上部ガイド105を通じて対向面側101aから反対面側101bに搬送されてくる棒金Aを選択的に取り込む取込部材117,118がそれぞれ設けられている。
また、棒金出金口26および棒金一括収納部27の下側のスペースには、逆転する棒金搬送ベルト101により下部ガイド106を通じて対向面側101aから反対面側101bに搬送されてくる棒金Aを所定高さまで上昇した位置から機体12外である機体12の前面側へ投出する投出シュート122が配設されている。この投出シュート122は、機体12外へ向けて下降傾斜し、包装部23の前面側へ送り出す棒金Aの向きと同じ向きであって棒金搬送部28aで搬送する棒金Aの状態、すなわち長手方向が機体12の前面に平行でかつ水平方向に向く状態の棒金Aを受け入れてその状態のまま転動させて投出可能としている。投出シュート122の入口部には、逆転する棒金搬送ベルト101により反対面側101bを上昇する棒金Aを投出シュート122の上方へ一旦通過させる通過位置と、棒金搬送ベルト101の逆転から正転への切り換えによって下降する棒金Aを投出シュート122に取り込む取込位置とに切換可能とする取込部材123が配設されている。この投出シュート122は、第2の切換部41bを通じて第2の切換方向に送られた硬貨Cを包装部23で棒金Aとしてから機体12の外部に取出可能とする棒金類取出部としての棒金取出部124であって取出部62としての第2の取出部62bとして構成されている。
また、図2に示すように、硬貨処理機11は、この硬貨処理機11を制御する制御部131を有している。この制御部131には、切換部41の第1の切換部41aおよび第2の切換部41bを制御し、硬貨処理機11に受け入れる複数種類の硬貨Cのうち任意に設定される少なくとも1種類の硬貨Cを第1の取出部62aである袋体Wへ向けた切換方向か第2の取出部62bである棒金取出部124へ向けた切換方向に、残りの種類の硬貨Cを硬貨収納繰出部19へ向けた分類方向にそれぞれ送る機能を有している。硬貨処理機11は、取出部62に取り出す種類を設定する種類設定部および第1の取出部62aと第2の取出部62bとのいずれから硬貨Cを取り出すかを設定する取出設定部としての操作部132が設けられている。
硬貨処理機11では、入金時に投入された入金硬貨Cのうち、硬貨収納繰出部19に収納された硬貨Cの分を機内在高として管理し、第1の取出部62aか第2の取出部62bへ送られて取り出される硬貨Cの分を手元在高として管理し、この硬貨処理機11に接続されたターミナル(端末)133で機内在高と手元在高とを合わせた全体在高を管理する。
次に、本実施の形態の作用を説明する。
図3ないし図5において、硬貨Cを入金する通常の入金処理では、ホッパ32に投入された入金硬貨Cを供給円盤33の回転により回転円盤34に供給し、回転円盤34の回転により硬貨Cを1枚ずつ硬貨通路35に送り出し、硬貨通路35内に送り出された硬貨Cを間隔をあけて搬送し、識別部40で硬貨Cを識別する。適正な硬貨Cは、第1の切換部41aおよび第2の切換部41bを通過させて金種別分類部42に送り、金種別に分類して一時保留部18の保留筒53内に収納する。汚損硬貨は、第1の切換部41aで分岐してシュート48aを通じて一時保留部18の保留筒53a内に一時保留する。識別不能なリジェクト硬貨は、第1の切換部41aのストッパ47で一旦停止させ、切換部材51をリジェクトシュート50側に切り換えた後、ストッパ47を退避させて搬送を再開するとともに第1の切換部41aで分岐し、切換部材51およびリジェクトシュート50を通じてリジェクト箱49に送り、リジェクト硬貨を取り出せるようにする。一時保留部18や硬貨収納繰出部19に収納しきない金種のオーバーフロー硬貨Cは、第2の切換部41bで分岐してシュート48bを通じて一時保留部18の保留筒53b内に一時保留する。
投入した全ての入金硬貨Cの識別分類処理が完了した後、入金承認による収納時には、一時保留部18の各保留筒53内の硬貨Cを各硬貨収納繰出部19に収納し、また、入金不承認による返却時には、一時保留部18の保留筒53内の硬貨Cを返却箱59に送り、返却硬貨Cを取り出せるようにする。
また、硬貨Cをばら状態で出金するばら硬貨出金処理では、操作部132やターミナル133で入力される出金データに基づいて、出金する金種の硬貨収納繰出部19から出金に必要な枚数分の出金硬貨Cを繰り出し、コンベヤ67を通じて搬送箱71に搬送し、この搬送箱71を上昇させてばら硬貨出金箱73に投入し、出金硬貨Cを取り出せるようにする。
また、例えば、ある金種の硬貨収納繰出部19内の硬貨収納量が所定量以上になったためにばら硬貨Cを棒金Aの状態として収納する場合や、ある金種の棒金Aの収納量が所定量以下になった場合などには、対応する金種の硬貨収納繰出部19内のばら硬貨Cを棒金Aとして棒金トレイ24に収納する棒金形成収納処理がなされる。
この棒金形成収納処理では、対応する1つの金種の硬貨収納繰出部19から硬貨Cを繰り出し、コンベヤ67および送込み機構68を通じて包装部23の回転円盤81に送り込む。
包装部23において、回転円盤81から硬貨Cを1枚ずつ包装用通路83に送り出し、この包装用通路83から1枚ずつ硬貨Cを重積部84に送り込んでこの重積部84で下部側から上方へ順次重積していって所定枚数の硬貨Cを重積する。この重積硬貨Cを3本の包装ローラ85で挟持して回転させながら、包装紙を重積硬貨Cの周囲に巻き付けるとともに包装紙の端部を重積硬貨Cの端面にかしめ、包装硬貨である棒金Aを形成する。
図6に示すように、包装部23で形成された棒金Aを棒金シュート86に受け入れて棒金搬送部28aへ導き、棒金搬送ベルト101の棒金支持部104上に棒金Aを受け渡す。
棒金搬送部28aの棒金搬送ベルト101の正転により棒金支持部104に載せた棒金Aを上方の棒金トレイ群25aへ搬送し、棒金トレイ群25aの中の対応する金種の棒金トレイ24に収納する。または、棒金搬送部28aで棒金Aを上部まで搬送して棒金受渡部29に受け渡し、この棒金受渡部29で左側の棒金搬送部28b側に搬送し、左側の棒金トレイ群25bの中の対応する金種の棒金トレイ24に収納する。または、いずれかの棒金搬送部28a,28bで棒金Aを上部に搬送して上部ガイド105を通じて対向面側101aから反対面側101bに搬送し、棒金出金口26の側部を通過させて棒金一括収納部27に送り込んで収納する。
また、棒金Aを出金する棒金出金処理時には、操作部132やターミナル133で入力される出金データに基づいて、1金種ずつ出金する金種の棒金トレイ24が後方の収納位置から前方の受渡位置に移動し、棒金搬送ベルト101が正転して棒金支持部104で最前列の1本の棒金Aをすくい上げて取り出す。同一金種の棒金Aを複数本出金する場合には、棒金トレイ24が受渡位置にそのまま位置し、続く棒金支持部104で棒金Aをすくい上げて取り出す。必要本数の棒金Aの取り出しが完了したら、棒金トレイ24を前方の受渡位置から後方の収納位置に戻す。他の金種がある場合には同様の動作で棒金Aを取り出す。棒金搬送ベルト101によって上部に搬送した棒金Aを上部ガイド105を通じて対向面側101aから反対面側101bに搬送し、棒金出金口26に送り込み、棒金Aを取り出し可能とする。
また、入金硬貨Cが複数金種混合状態であって特定の金種、例えば100円硬貨が大量に存在する場合の大量入金処理について説明する。
操作部132で、大量に存在する種類として100円硬貨を設定し、100円硬貨を袋取りするか棒金Aとして取り出すかの取出方法を設定する。
袋取りによる取り出しを設定した場合には、図8(b)に示すように、第1の切換部41aのシュート48aと袋装着部61との間に袋取側シュート60を移動させ、袋装着部61に袋体Wを装着する。
図1(a)および図8(b)に示すように、ホッパ32に投入された入金硬貨Cを供給円盤33から回転円盤34に供給し、回転円盤34の回転により硬貨Cを1枚ずつ硬貨通路35に送り出し、硬貨通路35の識別部40で硬貨Cを識別する。識別の結果、100円硬貨は、第1の切換部41aで分岐し、シュート48a、袋取側シュート60および袋装着部61を通じて袋体Wに収納し、また、100円硬貨以外の適正な金種の硬貨Cは、第1の切換部41aを通過させて分類通路部35c側へ送り、その分類通路部35cで金種別に分類し、各硬貨収納繰出部19に収納する。
一方、棒金Aによる取り出しを設定した場合には、図9(b)に示すように、第2の切換部41bのシュート48bと受取シュート64との間に包装側シュート63を移動させる。
図1(b)および図9(b)に示すように、ホッパ32に投入された入金硬貨Cを供給円盤33から回転円盤34に供給し、回転円盤34の回転により硬貨Cを1枚ずつ硬貨通路35に送り出し、硬貨通路35の識別部40で硬貨Cを識別する。識別の結果、100円硬貨は、第2の切換部41bで分岐し、シュート48b、包装側シュート63および受取シュート64を通じて包装部23の回転円盤81に送り込み、また、100円硬貨以外の適正な金種の硬貨Cは、第2の切換部41bを通過させて分類通路部35c側へ送り、その分類通路部35cで金種別に分類し、各硬貨収納繰出部19に収納する。
包装部23の回転円盤81に送り込んだ硬貨Cは、上述したように所定枚数重積して包装した棒金Aとし、図6に示すように、包装部23で形成した棒金Aを棒金シュート86に受け入れて棒金搬送部28aへ導く。棒金搬送部28aの棒金搬送ベルト101の逆転により、包装部23から棒金シュート86を通じて導く棒金Aを棒金搬送ベルト101と下部ガイド106の間に受け入れ、棒金支持部104の棒金Aを載せて支持する支持面104aとは反対面104bで棒金Aを押しながら棒金搬送ベルト101の対向面側101aから反対の反対面側101bに搬送して上昇させる。
逆転する棒金搬送ベルト101により反対面側101bを上昇する棒金Aを取込部材123によって投出シュート122より上方へ一旦通過させた後、棒金搬送ベルト101を逆転から正転に切り換え、反対面側101bを下降する棒金Aを取込部材123によって投出シュート122内に取り込み、この投出シュート122を通じて機体12の前面から外部に投出し、機体12の前面側に配置される回収箱などに収納する。
そして、入金時に投入された入金硬貨Cのうち、硬貨収納繰出部19に収納された硬貨Cの分を機内在高として管理し、袋体Wに送られるか棒金Aとして取り出される硬貨Cの分を手元在高として管理する。
また、図1(c)には、大量入金する種類が100円硬貨と10円硬貨との2種類ある場合を示し、この場合には100円硬貨と10円硬貨とのいずれか一方を袋体Wに袋取りし、他方を棒金Aとして取り出すことで対応できる。
このように、受け入れる複数種類の硬貨Cのうち任意に設定された種類の硬貨Cを切換部41から切換方向へ送って取出部62から取出可能とし、残りの種類の硬貨Cを切換部41から分類方向へ送り種類別に分類して硬貨収納繰出部19に収納させるため、受け入れる複数種類の硬貨Cのうち特定の種類の硬貨Cが大量に存在する場合でも、その特定の種類の硬貨Cを取出部62へ送ることで特定の種類の硬貨収納繰出部19が満杯となるのを未然に防止でき、その特定の種類の硬貨収納繰出部19の満杯解消に伴う待ち時間の発生を解消できる。
さらに、切換部41として第1の切換部41aおよび第2の切換部41bを備えるとともに、取出部62として袋取りする第1の取出部62aおよび棒金Aとして取り出す第2の取出部62bからそれぞれ取り出し可能とするため、2種類の硬貨Cを第1の取出部62aおよび第2の取出部62bに分けて取り出すことができ、2種類の硬貨Cが大量に存在する場合でも対応できる。
また、硬貨類処理機としては、硬貨処理機11に限らず、硬貨類として遊技用のメダルを取り扱うメダル処理機にも適用でき、同様の作用効果が得られる。
11 硬貨類処理機としての硬貨処理機
12 機体
23 包装部
25a,25b 棒金類トレイ群としての棒金トレイ群
26 棒金類送出口としての棒金出金口
27 棒金類一括収納部としての棒金一括収納部
28a,28b 棒金類搬送部としての棒金搬送部
122 投出シュート
A 棒金類としての棒金
C 硬貨類としての硬貨

Claims (2)

  1. 機体と、
    この機体内に設けられ、硬貨類を包装して棒金類を形成し、この棒金類を送り出す包装部と、
    前記機体の後面側に設けられ、前記棒金類を受け入れおよび送り出し可能に収納する棒金類トレイ群と、
    前記機体の前面側に設けられ、前記棒金類を前記機体外に取り出すために前記棒金類トレイ群から送り出される棒金類を受け入れる棒金類送出口と、
    前記機体の前面側に設けられ、前記棒金類トレイ群から送り出される棒金類を受け入れて一括収納する棒金類一括収納部と、
    前記棒金類トレイ群と前記棒金類送出口および前記棒金類一括収納部との間に設けられ、前記棒金類トレイ群から送り出される棒金類を受け取って、その送り出された向きと同じ向きで前記棒金類送出口および前記棒金類一括収納部に搬送可能とする棒金類搬送部と
    を具備し
    前記棒金類一括収納部へは、前記棒金類搬送部により搬送される棒金類で、前記棒金類送出口へ取り込まれずに通過した棒金類を受け入れるようにした
    ことを特徴とする硬貨類処理機。
  2. 前記機体の前面側で、前記棒金類送出口および前記棒金類一括収納部より下方位置に設けられ、前記包装部から前記棒金搬送部によって搬送された棒金類を、前記機体外に導く投出シュートを具備している
    ことを特徴とする請求項1記載の硬貨類処理機。
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