JP5191067B2 - シート冊子類送給装置 - Google Patents
シート冊子類送給装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5191067B2 JP5191067B2 JP2011018160A JP2011018160A JP5191067B2 JP 5191067 B2 JP5191067 B2 JP 5191067B2 JP 2011018160 A JP2011018160 A JP 2011018160A JP 2011018160 A JP2011018160 A JP 2011018160A JP 5191067 B2 JP5191067 B2 JP 5191067B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- movable
- feeding device
- restricting member
- shaft
- base
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Description
請求項1のシート冊子類送給装置では、駆動回転体を回転すると、積層載置部の下端側から搬送対象物が順次前方に抜き出されて、駆動回転体と重送規制部材との間に送られる。そして、駆動回転体と重送規制部材との間を搬送対象物が1つずつ通過し、複数重なった状態で搬送対象物が通過することが規制される。
請求項2の構成よれば、押圧荷重と押し戻し弾発力とが釣り合う位置まで重送規制部材が下がる前に、下端ストッパ部により重送規制部材が駆動回転体から上方に離間した下端位置に位置決めされる。これにより、荷重付与部材の数又は種類を変更することで、搬送対象物が重送規制部材を押し上げる際の初期抵抗を変更することができる。また、請求項3の構成によれば、下端ストッパ部によって重送規制部材が位置決めされる位置を下端位置調整機構によって変更することができる。
請求項4の構成によれば、重送規制部材の上方への移動は上端ストッパ部によって制限されているので、重送規制部材と駆動回転体との間に最大の隙間が限定される。これにより、最大の隙間より大きい厚さの搬送対象物の通過を確実に禁止することができる。また、請求項5の構成によれば、上端位置調整機構によって重送規制部材と駆動回転体との間に最大の隙間を変更することができる。
請求項6のシート冊子類送給装置では、押し戻し弾性体が圧縮コイルバネであって可動シャフトに挿通されているので、その圧縮コイルバネが直線状に延ばした状態に容易に保持され、構造が簡素化される。また、複数の荷重付与部材に取付用貫通孔を設けることで、荷重付与部材を可動シャフトに挿通して複数積み上げ可能としたので、荷重付与部材の可動シャフトに対する着脱を容易に行うことができる。
以下、本発明のシート冊子類送給装置100の一実施形態を、図1〜図8に基づいて説明する。図1に示すように、本実施形態のシート冊子類送給装置100は、ベースフレーム90に対して種々の部品を組み付けてなる。ベースフレーム90は装置台(図示せず)の上面に固定されたベースプレート91と、ベースプレート91の両側部に備えられて水平方向(図1の紙面と直交する方向)で対向したサイドプレート92,92と、サイドプレート92の後端部を連結したカバープレート93とを備える。カバープレート93はベースフレーム90の前方(図1の右側)に向かって下るように水平面に対して傾斜して取り付けられている。なお、図1には一方のサイドプレート92のみが示されている。
本実施形態及び以下の第3〜第6の実施形態は、前記第1実施形態における直動支持機構10の構成のみを変更したものである。図9に示すように、本実施形態の直動支持機構10Bの固定ベース11Sには、前方(部品取付部80(図2参照)から離れる側)に向かって突出した上端弾性体受け部153が備えられ、その上端弾性体受け部153には、上下方向に貫通孔153Aが貫通形成されている。また、固定ベース11Sの上面にはボルト支持プレート156が固定されており、そのボルト支持プレート156には、貫通孔153Aの同軸上に上端弾性体受け部153より小径の貫通孔156Aが形成されている。そのボルト支持プレート156に第1調整螺旋158の回転可能かつ上下動不能に支持されている。具体的には、第1調整螺旋158は上端部に摘み操作部158Sを備えると共に、上端寄り位置に係合溝を備えている。また、摘み操作部158Sをボルト支持プレート156の上面における貫通孔156Aの縁部に当接させた状態で係合溝にEリング158Rを係合してボルト支持プレート156の下面における貫通孔156Aの縁部に宛がうことで、第1調整螺旋158がボルト支持プレート156に回転可能かつ上下動不能に支持されている。
図10に示すように、本実施形態の直動支持機構10Cの固定ベース165には、前方に向かって突出した前端突部165Aが備えられ、その前端突部165Aには、上下方向にシャフト挿通孔165Bが上下方向に貫通形成されている。そして、シャフト挿通孔165Bに挿通した可動シャフト169の下端部に、連結部161Bが備えられ、その下端面に重送規制部材30に固定されている。
図11に示すように、本実施形態の直動支持機構10Dに備えた可動ベース29Fは、固定ベース11Pに回動可能に支持され、その回動支点から略水平方向に延びた回動レバー部178Aと、その回動レバー部178Aの先端部から下方の延びた先端下方突部161Bとからなる。そして、先端下方突部161Bの下端部に重送規制部材30が固定されている。固定ベース11Pのうち可動ベース29Fを回動可能に支持した部分より下側部分からは下部突壁180が水平に突出していて、可動ベース29Fの回動レバー部178Aに対して下方から対向している。そして、下部突壁180と回動レバー部178Aとの間に圧縮コイルバネ26Tが取り付けられている。また、回動レバー部178Aには、雌螺子孔160Nが貫通形成され、そこに螺合した160の下端部を下部突壁180に当接させることで重送規制部材30が下端位置に位置決めされるようになっている。また、回動レバー部178Aの上面からは、支持シャフト25Sが起立していて、そこに任意に数の荷重付与部材25が取り付け可能になっている。本実施形態の直動支持機構10Dの構成によっても、第1実施形態の直動支持機構10と同様の効果を奏する。
図12に示すように、本実施形態の直動支持機構10Eは、第4実施形態の圧縮コイルバネ26Tの代わりに、引張コイルバネ26Vを備えた構造になっている。具体的には、固定ベース11Pから水平に突出して可動ベース29Fの回動レバー部178Aに上方から対向する上部突壁184が備えられている。上側支持壁184には、雌螺旋孔184Nが上下方向に貫通していて、そこに調整ナット181が螺合されている。調整ナット181は、中心部に貫通孔181Hを有し、そこに芯部材182が回転可能に収容されている。そして、引張コイルバネ26Vは、芯部材182及び回動レバー部178Aに両端部を係止された状態で引張状態に取り付けられている。本実施形態の直動支持機構10Eの構成によっても、第1実施形態の直動支持機構10と同様の効果を奏する。
図13に示すように、本実施形態の直動支持機構10Fは、第4実施形態の圧縮コイルバネ26Tの代わりに、トーションコイルバネ26Hを備えた構造になっている。具体的には、トーションコイルバネ26Hは、中間部が巻回されてコイル部26Wになっている。また、可動ベース29Fを固定ベース11Pに回動可能に支持する回動支柱187Aに、トーションコイルバネ26Hのコイル部26Wが挿通された状態で、トーションコイルバネ26Hの一端部が固定ベース11Pに備えた係止ピン192に係止する一方、トーションコイルバネ26Hの他端部が可動ベース29Fの回動レバー部178Aに備えた係止ピン188に係止している。そして、このトーションコイルバネ26Hによって可動ベース29Fの回動レバー部178Aが上方に付勢されている。本実施形態の直動支持機構10Fの構成によっても、第1実施形態の直動支持機構10と同様の効果を奏する。
本発明は、前記実施形態に限定されるものではなく、例えば、以下に説明するような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
11,11P,11S 固定ベース
12 下端ストッパ部
13 ボトムキャップ
14 ヘッドキャップ
20 可動シャフト
21A 下端ストッパ当接部
22 下側小径軸部
23 上側雄螺子部
24 上端加圧部材
24A 雌螺子孔
25 荷重付与部材
25A 貫通孔
25S 支持シャフト
26,26S,26T 圧縮コイルバネ(押し戻し弾性体)
26H トーションコイルバネ(押し戻し弾性体)
26V 引張コイルバネ(押し戻し弾性体)
29,29E,29F,29S 可動ベース
30 重送規制部材
41 上端位置調整ボルト
63 搬送ベルト(駆動回転体)
70 積層載置部
100 シート冊子類送給装置
S,B 書類(搬送対象物)
Claims (6)
- シート、冊子、その他、薄形状の搬送対象物を複数上下に重ねて載置可能な積層載置部と、
前記積層載置部の下端側から前記搬送対象物を、順次、摩擦接触して前方に抜き出し、スライド送給する駆動回転体と、
前記積層載置部の前方に配置されて、前記搬送対象物群から抜き出された搬送対象物を前記駆動回転体との間で挟む重送規制部材とを備えて、前記駆動回転体と前記重送規制部材との間を通過可能な前記搬送対象物を1つに絞るシート冊子類送給装置において、
前記重送規制部材を支持する可動ベースと、
前記可動ベースを上下動可能に支持する固定ベースと、
前記可動ベースに任意の数又は任意の種類が取り付けられて、その数又は種類に応じた押圧荷重を前記可動ベースに付与可能な同種類複数個又は異種類複数個の荷重付与部材と、
前記可動ベースと前記固定ベースとに両端部が当接又は係合し、前記可動ベースが下方に移動するに従って弾性変形して、前記押圧荷重と逆向きの押し戻し弾発力を前記可動ベースに付与する押し戻し弾性体とを備えたことを特徴とするシート冊子類送給装置。 - 前記固定ベースに設けられて前記可動ベースの一部が上方から当接し、前記重送規制部材を前記駆動回転体から上方に離間した下端位置に位置決めする下端ストッパ部を備えたことを特徴とする請求項1に記載のシート冊子類送給装置。
- 前記下端ストッパ部によって前記重送規制部材が位置決めされる位置を調整するための下端位置調整機構を備えたことを特徴とする請求項2に記載のシート冊子類送給装置。
- 前記固定ベースに設けられて前記可動ベースの一部が下方から当接し、前記重送規制部材を前記駆動回転体から上方に離間した上端位置に位置決めする上端ストッパ部を備えたことを特徴とする請求項1乃至3の何れか1の請求項に記載のシート冊子類送給装置。
- 前記上端ストッパ部によって前記重送規制部材が位置決めされる位置を調整するための上端位置調整機構を備えたことを特徴とする請求項4に記載のシート冊子類送給装置。
- 前記固定ベースを上下に貫通したシャフト挿通孔と、
前記可動ベースに設けられて上下方向に延び、前記シャフト挿通孔に挿通されて、上下両端部が前記シャフト挿通孔の外側に突出した可動シャフトと、
前記可動シャフトの上端部に設けられて、前記可動シャフトと一体に上下動しかつ前記固定ベースに上方から対向した上端加圧部材とを備え、
前記押し戻し弾性体は、圧縮コイルバネでありかつ、前記可動シャフトに挿通されると共に、前記上端加圧部材と前記固定ベースとの間に配置され、
前記複数の荷重付与部材は、取付用貫通孔を備えて前記可動シャフトに挿通されると共に、前記上端加圧部材の上に複数積み上げ可能であることを特徴とする請求項1乃至5の何れか1の請求項に記載のシート冊子類送給装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011018160A JP5191067B2 (ja) | 2011-01-31 | 2011-01-31 | シート冊子類送給装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011018160A JP5191067B2 (ja) | 2011-01-31 | 2011-01-31 | シート冊子類送給装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2012158419A JP2012158419A (ja) | 2012-08-23 |
JP5191067B2 true JP5191067B2 (ja) | 2013-04-24 |
Family
ID=46839281
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011018160A Active JP5191067B2 (ja) | 2011-01-31 | 2011-01-31 | シート冊子類送給装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5191067B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5523621B1 (ja) * | 2013-11-05 | 2014-06-18 | 江沢事務器株式会社 | 薄形搬送物送給装置 |
JP6324744B2 (ja) * | 2014-02-03 | 2018-05-16 | トッパン・フォームズ株式会社 | 移送体搬送装置 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5143365A (en) * | 1989-08-14 | 1992-09-01 | Green Ronald J | Paper sheet feeding apparatus |
US5642877A (en) * | 1996-02-23 | 1997-07-01 | Green; Ronald J. | Paper sheet feeding apparatus and gate forming member therefor |
JP4394741B1 (ja) * | 2009-03-09 | 2010-01-06 | 江澤事務器株式会社 | シート冊子類送給装置及び発送書類区分けシステム |
-
2011
- 2011-01-31 JP JP2011018160A patent/JP5191067B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2012158419A (ja) | 2012-08-23 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
WO2010104003A1 (ja) | シート冊子類送給装置及び発送書類区分けシステム | |
JP4394741B1 (ja) | シート冊子類送給装置及び発送書類区分けシステム | |
US8083222B2 (en) | Stacking apparatus, transportation apparatus and recording apparatus | |
US7540494B2 (en) | Paper handling system feeder adjustment for stack elevator mechanisms | |
JP5191067B2 (ja) | シート冊子類送給装置 | |
US20060103066A1 (en) | Device for separating sheet-type products | |
EP2199241A2 (en) | Roller assembly for feeding stacked sheet material | |
US20230276003A1 (en) | Image reading apparatus | |
JP4424692B1 (ja) | シート冊子類送給装置及び発送書類区分けシステム | |
US20160031666A1 (en) | Sheet Feeding Device Having Skew Calibration | |
US7810687B2 (en) | Self-aligning nip for web feeding mechanism | |
JP5523621B1 (ja) | 薄形搬送物送給装置 | |
JP2012218845A (ja) | カット紙送給装置及びカット紙送給システム | |
US7533883B2 (en) | Sheet conveyor for conveying individual sheets | |
CN216335758U (zh) | 一种栅板型折页机 | |
WO2013073037A1 (ja) | 書類処理装置及び書類処理方法 | |
JP3885517B2 (ja) | 給紙装置 | |
US9302865B2 (en) | Sheet feeding apparatus and image forming apparatus | |
JPH08217290A (ja) | 給紙装置 | |
JP2016204119A (ja) | 媒体給紙装置 | |
JP2007119113A (ja) | 給紙装置 | |
US20100264575A1 (en) | Booklet feeder systems and methods | |
JP2017132563A (ja) | シート供給装置 | |
JP2016108137A (ja) | 媒体供給装置 | |
JPH08113382A (ja) | 一括投入紙葉類の分離装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20130115 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20130123 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20130128 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5191067 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160208 Year of fee payment: 3 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |