JP5190793B2 - ユニットバスの排水管接続構造 - Google Patents

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Description

本発明は、分割形成された洗い場床及び浴槽が隣接した状態で設置されたユニットバスに係り、特に浴槽排水口と洗い場排水トラップとを接続する浴槽排水管の接続構造に関する。
特許文献1には、浴槽水が浴槽排水管を介して、洗い場床に取り付けられる排水トラップ内部に合流されるタイプのユニットバスが開示されている。特許文献1に開示されているユニットバスは、いわゆるハーフ分割構造と言われるものであり、浴槽と洗い場床とバスエプロンとがそれぞれ分割された状態で現場に搬入されるものであるため、浴槽と洗い場床を設置した後に、浴槽排水管の接続作業を行う必要がある。
現場で浴槽排水管を接続するにあたっては、バスエプロンを外した状態で、浴槽と洗い場床の間に形成されるスペースを利用して、2部材に分割された状態の浴槽排水管(浴槽側接続配管および排水トラップ側接続配管から構成されている)を接続することとなる。この際、浴槽側接続配管および排水トラップ側接続配管の接続部は、比較的作業スペースが広く確保されている浴槽と洗い場との隣接辺の端部側に配置させることが望ましい。一般的に、浴槽排水口は浴槽の中央付近に形成されていることが多いため、浴槽排水管は隣接辺の端部側向かって延在形成される。
特開2008−154946号公報
しかしながら、予め浴槽と排水トラップに取り付けられた浴槽側接続配管および排水トラップ側接続配管とを接続固定する際に、浴槽側接続配管が水平方向に動かされることがある。このように、接続作業時に浴槽側接続配管が動くと、浴槽排水口に取り付けられた浴槽排水エルボに力が伝達され、浴槽排水口に対する浴槽排水エルボと排水フランジとの締付け固定が緩むことがある。このように、締付けが緩むと、漏水の原因ともなるため、好ましくない。
本発明は上述した問題に鑑み、浴槽と洗い場との隣接辺の端部で、浴槽側接続管と排水トラップ側接続管とを接続する浴槽排水管の接続構造において、接続時に浴槽排水エルボと排水フランジとの締め付けが緩むことにより、漏水することがない浴槽排水管の接続構造を提供することを目的とする。
本発明の一態様によれば、
分割形成された洗い場床及び浴槽が隣接した状態で設置されたユニットバスの排水管接続構造であって、
一端が前記浴槽の排水口部を排水フランジとで挟み込み、締付けて接続された排水エルボに連結され、他端が前記洗い場床及び前記浴槽の隣接辺の一方の端部側に向かって延在形成された浴槽側接続管と、
一端が上記洗い場床排水口部に設けられた排水トラップに連結され、他端が前記浴槽側接続管の他端に現場で接続される排水トラップ側接続管と、
前記排水エルボを軸芯として前記浴槽側接続管が回転することを防止するための回転規制機構と、
を備えたことを特徴とするユニットバスの排水管接続構造を提供する。
本発明によれば、浴槽と洗い場との隣接辺の端部で、浴槽側接続管と排水トラップ側接続管とを接続する浴槽排水管の接続構造において、接続時に浴槽排水エルボと排水フランジとの締付けが緩むことにより、漏水することがない浴槽排水管の接続構造を提供することができる。
本発明に係るユニットバス及びその排水管構造について、図面を参照して説明する。
図1は、本発明の実施形態に係るユニットバスの模式断面図である。
図2は、同ユニットバスを裏側から見た模式平面図である。
本実施形態に係るユニットバス1は、いわゆるハーフ分割構造のユニットバス1である。この構造のユニットバス1は、洗い場床2と、洗い場床2と隣接した位置に設置される浴槽3と、洗い場床2側の浴槽3上縁部と浴槽3側の洗い場床2の端部との間に形成される開口を掩蔽するバスエプロン4とが、それぞれ別体で形成されており、浴槽3を、防水パンを介することなく架台の上に載置し、浴槽3のリム上に壁パネルを設置するものである。
浴槽3の洗い場床2側に面する側面は、洗い場床2及び浴槽3が所定の位置に設置された後、バスエプロン4によって水密的に掩蔽される。つまり、バスエプロン4が取り外された状態においては、浴槽3と洗い場床2との間にスペースが形成されており、このスペースを利用して下方側に配設される浴槽排水管の接続作業ができる。
このようにハーフ分割構造のユニットバス1は、合理的かつシンプルな構成となっており、そのため低コストであるという長所を有する。また、現場への搬入性や据付時の取り回し、保守の容易性、更にはユーザーの高級感に対する要望に答えやすいといったメリットがある。
次に、本発明におけるユニットバス1の排水構造について説明する。洗い場床2上の水を集水するために、洗い場床2上の排水勾配の下流端には洗い場排水口21が形成されている。洗い場排水口21には、封水が形成される排水トラップ7が取り付けられており、排水トラップの溢れ面から溢れ出た水は下流側排水管22を介して、下水側に排出される。この排水トラップ7は、洗い場床の上部に配置される締め付けフランジ(図示しない)と排水トラップ本体とで、洗い場床2を挟み込んだ状態で締め付け固定されている。尚、排水トラップ7は、洗い場床2と浴槽3との隣接辺側の略中央に配設されている。
また、浴槽3内の水を排水するための浴槽排水口31には、排水エルボ5が取り付けられている。この排水エルボ5は、浴槽3上部に配置される排水フランジ51と排水エルボ5とで、浴槽3を挟み込んだ状態で締め付け固定されている。尚、排水エルボ5は、洗い場床2と浴槽3との隣接辺側近傍の略中央に配設されている。
次に、排水エルボ5と、排水トラップ7とを繋ぐ浴槽排水管の構造について次に説明する。
図2および図5に示すように、本発明における浴槽排水管は、浴槽側接続配管62および、排水トラップ側接続配管61の2部材に分割され構成されている。これら、浴槽側接続配管62および、排水トラップ側接続配管61は、最短経路で接続されるのではなく、浴槽3と洗い場床2との隣接辺の端部側に向かって迂回した経路を経てU字状に接続されている。
浴槽側接続配管62は、一端が浴槽排水エルボ5に接続され、他端が浴槽排水エルボ5から隣接辺と平行に、且つ隣接辺の端部側に向かって延出されたI字状に形成されている。この浴槽側接続配管62は塩ビ樹脂などの比較的剛性のある(不撓性)材料から全体が形成されている。
一方、排水トラップ側接続配管61は一端が、排水トラップ本体側面に接続され、他端が浴槽排水エルボ5から隣接辺と平行に、且つ隣接辺の端部側に向かって延出された後に、浴槽側に向かって屈曲したL字状に形成されている。この排水トラップ側接続配管61は、一部にフレキシブル(可撓)部が形成されている。本実施形態では、隣接辺と平行に延出した配管部の途上にフレキシブル部が形成されている。
排水トラップ側接続管61は、洗い場排水口21に排水トラップ7と共に、予め取り付けられた状態で、洗い場床2が所定位置に据え付けられる。また、浴槽側接続管62は、浴槽側排水口31に排水エルボ5と共に、予め取り付けられた状態で、浴槽3が所定位置に据付けられる。このように、浴槽3と洗い場床2を据え付けた後に、浴槽3と洗い場床2の間に形成されるスペース(具体的には、隣接辺の端部側)から手を入れて、排水トラップ側接続管61と浴槽側接続管62とを現場で水密的に接続する。
このように、浴槽排水管を迂回させて接続し、浴槽側接続配管62および、排水トラップ側接続配管61の接続部65を浴槽下方の隣接辺端部側に配設させることで、比較的作業スペースが広く確保されている浴槽3と洗い場2との隣接辺の端部側で接続作業が行うことが可能となる。
この浴槽排水管62の接続作業において、予め浴槽排水エルボ5と排水トラップ7に取り付けられた浴槽側接続配管62および排水トラップ側接続配管61とを接続固定する際に、浴槽側接続配管62が浴槽排水エルボ5を軸芯として水平方向に動かされることがある。
特に、その構成上、浴槽側接続配管62および排水トラップ側接続配管61の接続部は、隣接辺より浴槽側に配設されている。排水トラップ側接続配管61は、隣接辺を通過するように配設されているため、作業者は手に掴むことができる。しかし、浴槽側接続配管62は、作業者の手が届きにくい位置に全体が配設されているため、手で掴むことなく接続されることとなる。このため、浴槽側接続配管62全体が剛性の大きい材料から形成されているが、どうしても、接続作業時に浴槽側接続配管62は暴れることとなる。
このように、接続作業時に浴槽側接続配管62が暴れると、浴槽排水口31に取り付けられた浴槽排水エルボ5に力が伝達され、浴槽排水口31に対する浴槽排水エルボ5と排水フランジ51の締付け固定が緩むことがある。
この緩みを防ぐため、排水エルボ5を軸芯として浴槽側接続管62が回転することを防止するための回転規制機構81が、浴槽側接続配管62に対して作用するように備えられている。
本実施の形態においては、浴槽3の下面に浴槽3裏面を取り囲むように発砲スチロールから成る保温材8が配設されている。回転規制機構81の一例としては、図4、5のように、保温材の一部を切欠いた切欠き部である。具体的には、浴槽側接続配管62が配設される位置と対応する浴槽保温材の下面を下方に向かって開口した凹状の溝に形成しておく。この溝は少なくとも浴槽側接続配管62の直径より大きく形成されている。浴槽側接続管62がこの切欠かれた溝内に納まることにより回転を規制できる。
また、保温材の溝内に浴槽側接続管62が収納された状態で、浴槽3が設置されるため、浴槽3設置時の浴槽側接続管62の破損防止効果も兼ねている。
さらには、保温材8の切欠きが図4、5のようになっている為、浴槽接続管62の下部に保温シート等を貼り付けるだけで、浴槽接続配管62の大部分の断熱が可能となるため、低コストで寒冷地仕様にも対応できる。
尚、排水トラップ側接続配管61は、接続作業時に手で掴むことができるため、浴槽側接続管62に比べて剛性がそれほど求められない。よって、可撓部を設けることができ、この可撓部によって、排水トラップの締め付けフランジに対する締め付けが緩むといった事態は抑制できる。
なお、回転規制機構81としては、保温材8を利用するだけでなく、浴槽3の裏リブを浴槽側接続配管62の動きが拘束できるような形状にする方法がある。また、架台や浴槽に対して、浴槽側接続配管62の動きが拘束できるような別部材を取り付ける方法であっても良い。
また、排水トラップ側接続配管61が、排水トラップ7を軸芯として動き、排水トラップ7と締め付けフランジの締め付けが緩むことがないように、洗い場床の下部に保温材を設け、浴槽側接続配管と同様の回転規制機構を施しても良い。
本発明の実施形態に係るユニットバスの模式断面図 本発明の実施形態に係るユニットバスを裏側から見た模式平面図 隣接辺端部で浴槽側接続配管と排水トラップ側接続配管とを接続する状態を示した斜視図 回転規制機構の実施形態を示す断面図 回転規制機構の実施形態を示すユニットバスを裏側から見た模式平面図
符号の説明
1…ユニットバス、2…洗い場床、3…浴槽、4…バスエプロン、5排水エルボ、7…排水トラップ、8…保温材、21…洗い場排水口、31…浴槽排水口、51…排水フランジ、61…排水トラップ側接続配管、62…浴槽側接続配管、65…接続部、81…回転規制機構

Claims (5)

  1. 分割形成された洗い場床及び浴槽が隣接した状態で設置されたユニットバスの排水管接続構造であって、
    一端が前記浴槽の排水口部に排水フランジとで挟み込み、締付けて接続された排水エルボに連結され、他端が前記洗い場床及び前記浴槽の隣接辺の一方の端部側に向かって延在形成された浴槽側接続管と、
    一端が上記洗い場床排水口部に設けられた排水トラップに連結され、他端が前記浴槽側接続管の他端に現場で接続される排水トラップ側接続管と、
    前記排水エルボを軸芯として前記浴槽側接続管が回転することを防止するための回転規制機構と、
    を備えたことを特徴とするユニットバスの排水管接続構造。
  2. 前記浴槽側接続管と前記排水トラップ側接続管との接続部は、前記隣接辺よりも前記浴槽側に配設されていることを特徴とする請求項1記載のユニットバスの排水管接続構造。
  3. 前記浴槽側接続管は、不撓性の材料から形成されていることを特徴とする請求項1または2記載のユニットバスの排水管接続構造。
  4. 前記排水トラップ側接続管は、他端が前記隣接辺の一方の端部側に向かって延在形成されており、
    前記排水トラップ側接続管の少なくとも一部は、可撓性を有する可撓部を有していることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のユニットバスの排水管接続構造。
  5. 前記回転規制機構は、浴槽の裏側に配置された断熱材の一部を切り欠いた切り欠き部であることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のユニットバスの排水管接続構造。
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