JP5189905B2 - 営業支援システム及び営業支援方法 - Google Patents

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Description

本発明は、地域金融機関において融資等を行う顧客の開発を支援する情報システムに関し、特に支店単位で営業活動の対象を抽出する技術に関するものである。
地方銀行などの地域金融機関では、支店(営業店)毎に担当地域が予め設定されており、営業担当者は担当地域機内で新たな顧客(融資先等)を開発している。新たな顧客を開発するためには、営業担当者が担当地域機内の企業や商店を訪問する手法が広く採用されている。
新たな訪問先を決定する際に、情報システムを利用する手法が知られている(例えば、特許文献1)。この従来例では、GPS機能を有する携帯端末を利用して、現在位置に最も近い顧客をデータベースから検索する技術が開示し、携帯端末を利用する営業担当者へ新たな訪問先を指示することができる。
特開2007−72981号公報
しかしながら、上記従来例では、物理的位置関係から、新たな訪問先を提示するだけであり、営業担当者は新しい訪問先で顧客との関係を一から構築しなければならず、営業担当者の心理負担は依然として大きいという問題は残ったままである。
すなわち、営業担当者は新たな訪問先で初対面の担当者と面談し、顧客として取り込んでいく営業手法をとらざるを得ず、商談に入るまで時間を要する点は従来の手法と変わらず、営業担当者の営業効率が効率を向上させることはできない、という問題があった。
そこで本発明は、上記問題点に鑑みてなされたもので、金融機関の支店から訪問先までの物理的距離だけではなく、融資候補会社間の取引関係の情報を活用して新たな訪問先を決定することで、営業担当者の心理的負担を軽減し、営業効率を向上させることを目的とする。
本発明は、演算処理を行うプロセッサと、前記プロセッサが利用するデータを格納する記憶部とを備えた計算機が、口座間の取引情報と前記口座の顧客の融資情報に基づいて、新規の融資先を抽出する営業支援システムにおいて、前記記憶部は、支払元と支払先を含む前記口座間の取引情報を格納する取引先間情報格納部と、前記口座の顧客に対する融資情報と取引額及び支店情報を含む顧客情報を格納する顧客情報格納部と、を有し、前記プロセッサは、営業支援情報を作成する支店を受け付け、前記取引先間情報格納部から支払元と支払先とが一致する取引情報を抽出して取引額を集計し、前記抽出された取引情報の支払元と支払先とに対する融資額を前記顧客情報格納部の顧客情報から取得して、前記抽出した取引情報の集計結果に前記支払元への融資額と 前記支払先への融資額を付加したエントリを取引関係情報として生成し、前記取引関係情報のエントリのうち、前記支払元への融資額と前記支払先への融資額の何れか一方が0のエントリを抽出し、当該エントリから融資額が0の支払元または支払先を新規の顧客として取得し、前記取引関係情報のエントリから支払元または支払先に前記新規の顧客を含むエントリを抽出し、当該エントリの融資額が0より大の支払元または支払先を前記新規の顧客の商流として抽出し、前記新規の顧客と前記商流を営業支援情報として出力し、前記取引関係情報のエントリのうち、前記支払元への融資額と支払先への融資額の何れか一方が0のエントリを抽出する際には、前記顧客情報から前記支払元の支店情報と前記支払先の顧客情報を求め、前記支払元への融資額と支払先への融資額の何れか一方が0で、かつ、前記融資額が0より大の前記支払元または支払先の支店情報が前記受け付けた支店と一致するエントリを抽出し、当該エントリから融資額が0の支払元または支払先を新規の顧客として取得する
したがって、本発明は、既存の顧客の取引から新たな融資候補先を抽出できるため、営業担当者は新たな融資候補先へ訪問する以前に、既存の顧客を介して融資候補に関する情報を取得できる。これにより、融資候補との関係の構築を前記従来例に比して容易に行うことが可能となって、営業担当者の心理的負担を軽減し、営業効率を向上させることが可能となる。
以下、本発明の一実施形態を添付図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の実施の形態を示し、金融機関における営業支援システムのブロック図である。
営業支援システムは、CPU(プロセッサ)10、メモリ11、記憶装置(HDD)12、インタフェース13及び通信制御装置14を備えた計算機1を主体として構成される。
CPU10は、メモリ11に格納されるプログラム(図2の営業支援ソフトウェア)を実行することによって、各種処理を行う。例えば、CPU10は、図2に示す各種処理を実行する。メモリ11は、CPU10によって実行されるプログラム及びCPU10によって必要とされる情報などを一時的に記憶する。例えば、メモリ11には、HDD12から読み出されたプログラム及び情報が記憶される。
HDD12は、各種プログラム及び各種情報などを記憶する。例えば、HDD12は、図2に示す営業支援ソフトウェア100を記憶する。なお、プログラムを格納する記憶媒体としてはHDD12に限定されるものではなく、光学ディスクや不揮発性半導体メモリ等に格納することができる。
インタフェース13は、入力装置15及びディスプレイ16などに接続される。入力装置15は、IR担当者によって入力された情報を、インタフェース13を介してCPU10に送信する。ディスプレイ16は、CPU10によって指示された情報を表示する。
通信制御装置14は、LAN又はインターネットなどのネットワーク17に接続される。
ネットワーク17には、口座間の送金や決済などの企業間(あるいは法人、自治体や個人商店と企業間)の取引に関連する業務情報等を格納する本店サーバ20と、計算機100が利用する会社情報を格納した社外サーバ30が接続される。
本店サーバ20は、上述の業務情報を格納した業務データベース200と、営業支援システムが利用する地図情報を格納する地図情報データベース250を備える計算機である。社外サーバ30は、上述の会社情報を格納した会社情報データベース300を備える計算機である。これら、本店サーバ20、社外サーバ30も図示しないCPUとメモリ及びストレージ装置を備える。
図2は、計算機1で実行される営業支援ソフトウェア100の機能要素と各データベースの構成を示すブロック図である。計算機1のメモリ11にロードされてCPU10によって実行される営業支援ソフトウェア100は、業務データベース200から顧客毎の情報を取得して、顧客間の取引関係を抽出した取引関係情報240を生成する取引関係演算部110と、取引関係情報240に含まれる顧客と取引のある会社(法人)のうち、当該金融機関からの融資がない会社を新規の顧客として抽出し、当該新規の顧客と当該金融機関の顧客(既存の顧客)との取引関係を抽出したアタックリスト400と、アタックリスト400の情報を地図上に設定した営業支援マップ500を生成する属性演算部(営業支援情報作成部)120と、を主体に構成される。営業支援ソフトウェア100の詳細については後述する。
業務データベース200は、営業支援ソフトウェア100を使用する金融機関(以下、当該金融機関とする)の顧客の送金情報または決済情報を含む取引情報から顧客間の取引を格納する取引先間情報210と、当該金融機関の顧客の融資情報と顧客の名称(または識別子)を含む詳細な情報を格納する顧客情報220と、支店(営業店)毎の識別子や住所などを格納する支店情報230を含む。
取引先間情報210は、図3で示すように、送金や決済などの取引のあった日付を格納する日時2101と、支払元の顧客名または会社名(あるいは識別子)を格納する支払元2102と、支払先の顧客名または法人名(あるいは識別子)を格納する支払先2103と、取引を行った金額を格納する取引額2104でひとつのエントリが構成される。
取引先間情報210は、本店サーバ20が予め生成したもので、本店サーバ20が日々の業務で収集した口座間の送金情報や口座の決済情報を含む取引情報と、口座番号及び顧客情報220等から支払元と支払先の関係を取引毎に抽出したもので、予め設定した期間(例えば、1ヶ月)内の取引を対象にする。なお、本実施形態では本店サーバ20で取引先間情報210を生成する例を示すが、計算機1が送金情報や決済情報を含む取引情報及び顧客情報220を本店サーバ20から取得し、計算機1で取引先間情報210を生成するようにしても良い。
顧客情報220は、図4で示すように、顧客毎に予め設定したもので、顧客の識別子を格納するCIF(Customers' Information Files)ID2201と、顧客の名称(または識別子)を格納する顧客名2202と、当該顧客を担当する支店の識別子を格納する担当営業店番2203と、顧客の住所を格納する顧客住所2204と、当該金融機関から顧客への融資の総額を格納する融資額2205と、顧客が取引している金融機関名を格納する取引銀行1〜5(2206〜2210)と、当該顧客に対して実施した営業担当者の訪問回数を格納するアタック回数2211と、当該顧客の主たる業務を格納する主業務2212からひとつのエントリが構成される。なお、取引銀行1(2206)にはメインバンクの名称(または識別子)を格納する。
支店情報230は、図5で示すように、当該金融機関の支店毎に予め設定したもので、支店の識別子を格納する店番2301と、支店の名称を格納する営業店名2302と、支店の住所を格納する営業店住所2303からひとつのエントリが構成される。
次に、社外サーバ30が管理する会社情報データベース300は、当該金融機関の顧客か否かにかかわらず各会社(または団体、事業主)の情報を格納する公知または周知のデータバンクであり、本実施形態では、会社毎の取引先を格納する取引先情報310と、各会社の住所を格納する住所情報320を使用する例を示す。なお、本実施形態では、会社情報データベース300を社外サーバ30で運用する例を示したが、この会社情報データベース300を社内の計算機で運用しても良い。
取引先情報310は、図6で示すように、会社(または団体、事業主)の名称(または識別子)を格納する会社名3101と、当該会社が仕入先として取引する会社名を格納する仕入先3102と、当該会社の製品やサービスの販売先の会社名を格納する販売先3103からひとつのエントリが構成される。なお、仕入先3102、販売先3103には複数の会社名をそれぞれ設定することができる。
住所情報320は、図7で示すように、会社の名称(または識別子)を格納する会社名3201と、当該会社の所在地を格納する住所3202と、当該会社の主な業務を格納する主業務3203からひとつのエントリが構成される。
次に、本店サーバ20が管理する地図情報データベース250は、地図を構成する地物を点、線、面などの図形要素と、地物の内容を示す文字や数値などの属性要素を含む公知または周知の空間データベースで構成される。地図情報データベース250に格納された情報のうち、店舗や施設などのひとつの地点の情報は地点データとして計算機1が取得することができる。また、地図情報データベース250は、住所と地図上の座標を双方向で変換し、計算機1に提供することができる。
次に、営業支援ソフトウェア100で行われる処理の概要について、図8のフローチャートを参照しながら説明する。
まず、計算機1の利用者等が営業支援ソフトウェア100を起動することで処理が開始され、営業担当者の訪問先を検索する条件を計算機1の入力装置15とディスプレイ16で入力する(S1)。
営業支援ソフトウェア100は、図9に示すウィンドウ160を計算機1のディスプレイ16に表示し、入力装置15からの入力を受け付ける。図9のウィンドウ160には、訪問先の一覧であるアタックリスト400及び営業支援マップ500を生成する支店の識別子を格納する営業店番161と、営業支援ソフトウェア100が処理の過程で出力する取引関係情報240を出力するフォルダ(またはパス)を格納する取引関係情報アップロードフォルダ162と、アタックリスト400の要素のソート順位を決定する判定項目163〜167が表示される。
判定項目は、当該金融期間の顧客の仕入先との取引額の総額について判定順位を設定する仕入先の取引額163と、当該金融期間の顧客の販売先との取引額の総額について判定順位を設定する販売先の取引額164と、当該金融期間の顧客が取引している金融機関の数について判定順位を設定する取引銀行数164と、支店から訪問先となる顧客または会社までの距離(例えば、直線距離)について判定順位を設定する営業店からの距離166と、抽出した顧客へのアタック回数について判定順位を設定するアタック回数167が設定される。判定項目163〜167には、図中判定順位の欄に優先順位を設定する。図9の例では、判定項目163〜167の優先順位は、仕入先の取引額163、販売先の取引額164、営業店からの距離166の順が設定され、取引銀行数165とアタック回数167には優先順位を設定しない例を示す。
計算機1は、入力装置15からの各入力を受け付けて、メモリ11等に営業店番161、アップロードフォルダ162、判定項目163〜167の値を格納する。
次に、営業支援ソフトウェア100は、業務データベース200の取引先間情報210と、顧客情報220から当該金融機関の顧客毎の仕入先と販売先を集計した取引関係情報240を生成する取引関係計算処理を実行する(S2)。この取引関係計算処理が図2の取引関係演算部110に相当する。
取引関係情報240は、例えば、図10に示すように生成され、上記ステップS1で設定したアップロードフォルダ162に格納される。図10において、販売先となる会社名(または識別子)を格納する販売先2401と、販売先2401に対する当該金融機関の融資残高を格納する販売先融資額2402と、仕入先となる会社名(または識別子)を格納する仕入先2403と、仕入先2403に対する当該金融機関の融資残高を格納する仕入先融資額2405からひとつのエントリが構成される。
営業支援ソフトウェア100は、図3に示した取引先間情報210の支払元2102から支払先2103への取引について、支払元2102を商品やサービスの販売先とし、支払先2103を商品やサービスの仕入先とする。つまり、図3の日時2101が「20080310」の最初のエントリは、支払元のA工務店を販売先とし、支払先のB商事が仕入先とする。そして、営業支援ソフトウェア100は、所定の期間の取引先間情報210について支払元2102と支払先2103が一致するエントリの取引額を集計し、支払元2102を図10の販売先2401に設定し、支払先2103を図10の仕入先2403に設定し、取引額の集計値を図10の取引総額2405に設定する。さらに、営業支援ソフトウェア100は、図10の販売先2401に設定された会社に対する当該金融機関の融資残高を販売先融資額2402に設定し、仕入先2403に設定された会社に対する当該金融機関の融資残高を仕入先融資額2404に設定する。
上記の処理によって生成された取引関係情報240は、取引関係情報210の集計期間内における取引の流れ(商品やサービスの流れと資金の流れ)を示す商流と融資の状態を示すデータとして生成される。例えば、図10において、最初のエントリでは、支払元のA工務店が販売先2401となり支払先のB商事が仕入先2403の取引の流れでは、所定期間内の取引総額2405が15000000円となり、B商事には当該金融機関の融資残高があることから当該金融機関の顧客であることが分かる。
なお、以下の説明では、販売先2401と仕入先2403の取引(商品やサービスの提供と代金の授受)の流れを商流とする。また、所定の期間で取引総額2405を集計した結果、販売先2401と仕入先2403の双方が仕入先と販売先となる場合には、支払元の金額が大きい方を販売先に設定し、他方を仕入先に設定すればよい。
次に、図8のステップS3では、アタックリスト400と営業支援マップ500を生成する属性計算処理(属性演算部120)が実行される。属性計算処理では、上記取引関係計算処理で生成した取引関係情報240がアップロードフォルダ162に生成されるので、営業支援ソフトウェア100はアップロードフォルダ162から取引関係情報240を読み込んで、当該金融機関の顧客のうち、アタックリスト400を生成する支店の顧客毎に取引先を抽出し、抽出した取引先を新規の顧客として評価を行って評点を付加し、判定項目163〜167に設定された順位に従ってソートを行い、アタックリスト400を生成する。さらに、アタックリスト400を作成する支店の営業範囲を含む地図情報を地図情報データベース250から読み込んで、アタックリスト400に抽出された顧客と取引のある会社を地図情報に設定し、当該金融機関の顧客と地図上に設定した会社の商流を地図情報に付加し、営業支援マップ500を生成する。なお、属性計算処理で生成したアタックリスト400と営業支援マップ500は所定のフォルダ(またはパス)に出力され、アタックリスト400または営業支援マップ500をディスプレイ16に表示する。
次に、上記図8の取引関係計算処理と属性計算処理のそれぞれについて以下に詳述する。図11は、上記図8のステップS2に示した取引関係計算処理の詳細なフローチャートを示し、図12、図13は、上記図8のステップS3に示した属性計算処理の詳細なフローチャートを示す。
まず、取引関係計算処理は、図11のステップS11で、営業支援ソフトウェア100が本店サーバ20の業務データベース200から所定の期間の取引先間情報210と、顧客情報220及び支店情報230を読み込む。また、社外サーバ30から、会社情報データベース300の取引先情報310と住所情報320を読み込む。
次に、ステップS12では、読み込んだ取引先間情報210から支払元2102の会社名と支払先2103の会社名の組み合わせが一致するエントリを抽出し、各エントリの支払元2102の取引額を集計し、仕入額の総額として演算し、各エントリの支払先2103の取引額を集計し、販売額の総額として演算する。また、支払元2102の会社名で図4の顧客情報220を検索し、エントリがあれば融資額2205を販売先の融資額として記憶する。同様に、支払先2103の会社名で図4の顧客情報220を検索し、エントリがあれば融資額2205を仕入先の融資額として記憶する。
ステップS13では、取引先間情報210から支払元2102の会社名と支払先2103の会社名の組み合わせが一致するエントリを抽出し、各エントリの取引額2104の総額を集計する。そして、取引関係情報240に新たなエントリを加えて、支払元2102の会社名を販売先2401に設定し、支払先2103の会社名を仕入先2403に設定し、集計した取引額2104の総額を取引総額2405に設定する。さらに当該エントリの販売先融資額2402には上記ステップS12で求めた販売先の融資額を設定し、仕入先融資額2404には上記ステップS12で求めた仕入先の融資額を設定して取引関係情報240のエントリを生成する。これらの処理を取引先間情報210の全てのエントリについて実行することで、所定期間内の会社間の商流を求め、取引関係情報240としてアップロードフォルダ162に出力する。
以上の処理により、取引先間情報210から支払元2102の名称(または識別子)と支払先2103の名称(または識別子)が一致する取引情報を抽出し、支払元2102と支払先2103に対する融資額を顧客情報220から取得して、抽出した取引情報の集計結果に販売先融資額(支払元融資額)2402と仕入先融資額2404(支払先融資額)を付加して取引関係情報240が生成される。
次に、図12、図13の属性計算処理について説明する。属性計算処理は、取引関係情報240と支店情報230と会社情報データベース300の取引先情報310、住所情報320から図14に示すアタックリスト400と図15に示す営業支援マップ500を生成し、営業担当者が訪問可能な顧客または会社を含む営業支援情報を生成する。
まず、属性計算処理で生成されるアタックリスト400について説明する。アタックリスト400は、一つのエントリに一つの新規の顧客と複数の仕入先と複数の販売先を格納するテーブルとして構成される。
具体的には、図14において、レコードの識別子を格納するNO401と、各支店で営業担当者の識別子を入力するための担当営業名402と、新規の顧客として営業活動の対象となる会社の名称(または識別子)を格納する顧客名403と、新規の顧客の所在地を格納する所在地404と、新規の顧客の主な業務を格納する主たる業務405と、後述する手法で求めた顧客を評価するための値を格納する評点406と、顧客名403の仕入先の当該金融機関の既存の顧客名を複数格納する仕入先名408と、仕入先名408の顧客に対して各支店で営業担当者が担当する順位などを設定するための紹介候補407と、所定期間内に顧客名403が仕入先名408から仕入れた仕入総額を格納する取引額409と、仕入先名408に対する当該金融機関からの融資額の総額を格納する当行融資額410と、顧客名403の販売先となる当該金融機関の既存の顧客名を複数格納する販売先名412と、販売先名412の顧客に対して各支店で営業担当者が担当する順位などを設定するための紹介候補411と、所定期間内に顧客名403が販売先名412に販売した販売総額を格納する取引額413と、販売先名412に対する当該金融機関からの融資額の総額を格納する当行融資額414と、仕入先名408または販売先名412の取引銀行の名称を格納する取引銀行415,416から一つのエントリが構成される。
すなわち、アタックリスト400のひとつのエントリは、後述するように融資額が0の新規の顧客を顧客名403に有し、新規の顧客の取引先である既存の顧客(融資額が0より大)との商流を仕入先名408、取引額409、販売先名412、取引額413に設定したものとなる。
なお、取引銀行415,416は、仕入先名408に対応する取引銀行と、販売先名412に対応する取引銀行を、所定数まで格納するように構成しても良い。また、NO401は、営業支援ソフトウェア100が付与するシリアル値で構成しても良い。
図12、図13の属性計算処理では、まず、ステップS21では、営業支援ソフトウェア100がアップロードフォルダ162から取引関係情報240と、支店情報230と、会社情報データベース300を読み込んで、販売先2401と仕入先2403の会社名で顧客情報220を検索し、上記図8のステップS1で入力した営業店番161と、顧客情報220の担当営業店番2203が一致するエントリを抽出する。つまり、取引関係情報240のうち、アタックリスト400を作成する支店の顧客と取引のある会社を含むエントリが抽出される。
さらに、営業支援ソフトウェア100は、抽出したエントリから販売先2401または仕入先2403の販売先融資額2402または仕入先融資額2404が0のエントリを抽出する。
そして、営業支援ソフトウェア100は、抽出したエントリの販売先融資額2402または仕入先融資額2404が0の会社名を販売先2401または仕入先2403から取得して、アタックリスト400のエントリに加える。
まず、上記抽出した販売先融資額2402または仕入先融資額2404が0の取引関係情報240を、販売先2401でソートし、販売先融資額2402が0の販売先2401の会社名をアタックリスト400の顧客名403に加える。
このとき、販売先2401として同一の会社が複数出現する場合であっても、アタックリスト400には一つのエントリに一つの会社名を格納する。そして、アタックリスト400の顧客名403に加えた販売先2401と取引を行った取引関係情報240の仕入先2403の会社名(顧客名)をアタックリスト400の仕入先名408を格納する。仕入先名408は、一つの顧客名403に対して複数設定することが可能である。例えば、図10の取引関係情報240の販売先2401をソートして、販売先融資額2402が0の販売先2401の「A工務店」を図14のアタックリスト400の顧客名403に加えて新たなエントリを生成した場合、A工務店の仕入先2403である当該金融機関の顧客の「B商事」と「C販売店」をアタックリスト400の仕入先名408に加える。さらに、取引関係情報240の仕入先融資額2404の値を、アタックリスト400の仕入先名408に対応する当行融資額410に設定する。
アタックリスト400の販売先名412〜当行融資額414には、取引関係情報240を仕入先2403にアタックリスト400の顧客名403を持つエントリを抽出し、該当するエントリの販売先2401をアタックリスト400の販売先名412に加え、上記と同様に販売先名412毎に取引関係情報240から当行融資額414を設定する。
また、顧客名403に格納した会社名について会社情報データベース300を参照し、住所3202と主たる業務3203を検索し所在地404と主たる業務405に設定する。
また、仕入先名408と販売先名412について顧客情報220を検索し、当該金融機関の顧客であれば取引銀行2206,2207をアタックリスト400の取引銀行415,416に設定する。なお、図14では図示しないが、アタックリスト400には仕入先名408と販売先名412毎に、顧客情報220のアタック回数2211を格納するフィールドを設けておく。また、アタックリスト400には、顧客名403毎に、支店からの距離(直線距離)を格納するフィールドを設けておく。
上記処理により、取引関係情報240から抽出した当該金融機関の支店の顧客と取引のあり、かつ当該金融機関から融資を受けていない顧客名403のエントリが生成され、顧客名403の会社と取引のある当該金融機関の顧客(仕入先名408及び販売先名412)が一つのエントリに格納され、各仕入先名408及び販売先名412は当該金融機関との関係が当行融資額410、414に格納される。
次に、図12のステップS22では、上記ステップS1で仕入先の取引額163に判定順位が設定されているか否かを判定し、設定されていればステップS23に進み、設定されていなければステップS25に進む。
ステップ23では、上記ステップS1で設定した仕入先の取引額163でアタックリスト400のソートを行うため、取引関係情報240の販売先2401の仕入額を仕入先毎に求め、アタックリスト400の取引額409に設定する。そして、ステップS24では、対象となる全ての顧客(取引関係情報240の販売先2401)について仕入額の演算が完了したか否かを判定する。対象となる全ての顧客について仕入額の演算が完了した場合にはステップS25へ進み、そうでない場合にはステップS23に戻って処理を繰り返す。
ステップS25では、上記ステップS1で販売先の取引額164に判定順位が設定されているか否かを判定し、設定されていればステップS26に進み、設定されていなければ図13のステップS28に進む。
ステップ26では、上記ステップS1で設定した販売先の取引額164でアタックリスト400のソートを行うため、取引関係情報240の仕入先2403の販売額を販売先毎に求め、アタックリスト400の取引額413に設定する。そして、ステップS27では、対象となる全ての顧客(取引関係情報240の仕入先2403)について販売額の演算が完了したか否かを判定する。対象となる全ての顧客について販売額の演算が完了した場合には図13のステップS28へ進み、そうでない場合にはステップS26に戻って処理を繰り返す。
図13のステップS28では、上記ステップS1で取引銀行数165に判定順位を設定したか否かを判定し、設定されていればステップS29に進み、設定されていなければステップS30に進む。ステップS29では、入力装置15から取引銀行数を受け付ける。なお、入力装置15から受け付けた取引銀行数は所定の変数に代入され、メモリ11上に保持される。
ステップS30では、上記ステップS1で営業店からの距離166に判定順位が設定したか否かを判定し、設定されていればステップS31に進み、設定されていなければステップS32に進む。ステップS31では、入力装置15より営業店(支店)から探索する顧客までの距離(直線距離)を受け付ける。なお、入力装置15から受け付けた距離は所定の変数に代入され、メモリ11上に保持される。
ステップS32では、上記ステップS1でアタック回数167に判定順位が設定したか否かを判定し、設定されていればステップS33に進み、設定されていなければステップS34に進む。ステップS33では、入力装置15より顧客に対するアタック回数(訪問回数)を受け付ける。なお、入力装置15から受け付けたアタック回数は所定の変数に代入され、メモリ11上に保持される。
次にステップS34では、上記ステップS21で生成したアタックリスト400の顧客名403について評価を行い、評価結果を評点406に設定する。各顧客の評点の算出方法としては公知の手法を用いることができる。例えば、各顧客の評点406は、各顧客の仕入先取引額409、販売先の取引額413、取引銀行数、営業店からの距離、アタック回数の5種類の指標から算出することができる。評点406の算出にあったては、まず5種類の指標をそれぞれ正規化(Normalize)し、平均:0、標準偏差:1となるように変換する。そして、正規化された5種類の指標と、予め設定した5種類の指標に対する重み(係数)にもとづき、重み(係数)×正規化された指標を足し合わせたものを評点406とする。なお、この場合、各顧客名403と現在着目している支店間の直線距離を地図情報データベース250から求めておく。なお、直線距離の演算は、各顧客名403の所在地404と、支店の住所情報から地図情報データベース250を検索して2点の座標を求め、これら2点間の距離を求めればよい。
次に、ステップS35では、上記ステップS29、S31、S33で判定項目(取引銀行数、距離、アタック回数)を設定している場合には、メモリ11上の変数からこれらの設定値を読み出して、各判定項目の値を満たすアタックリスト400のエントリを抽出する。
次に、ステップS36では、上記ステップS35で判定項目によるフィルタリングを行ったアタックリスト400に対して、上記ステップS1で設定した判定順位でソートを実行する。ステップS37では、ソートが完了したアタックリスト400を、記憶装置(メモリ11またはHDD12)に出力する。この出力は、記憶装置に加えてディスプレイ16にも行うことができる。
アタックリスト400の出力が完了すると、ステップS38では、アタックリスト400の上位N件(Nは所定値)について、支店近傍の地図に顧客名403と仕入先名408及び販売先名412をシンボルなどで配置した地図を描画し、さらに、顧客名403と仕入先名408及び販売先名412間の商流を地図上に描画したものを営業支援マップ500として生成し、ディスプレイ16等に出力する。営業支援マップ500の生成は、例えば、次のように行うことができる。
まず、ステップS1で設定した支店(営業店番161)毎に予め設定された領域の地図情報を地図情報データベース250から取得する。なお、各支店の地図情報には、当該支店のシンボルと隣接する他の支店のシンボル及び支店毎の営業境界が予め設定されている。例えば、現在、アタックリスト400の作成対象がA支店の場合、図15の営業支援マップ500で示すように、隣接するB支店、C支店を含む地図情報50を地図情報データベース250から取得する。
取得した地図情報50には、各支店の位置(住所に対応する座標)に四角のシンボル501〜503と、各支店間の営業境界線510が予め設定されている。次に、営業支援ソフトウェア100は、アタックリスト400に設定された顧客名403の住所を所在地404から取得し、仕入先名408及び販売先名412の住所を顧客情報220または住所情報320から取得する。そして、営業支援ソフトウェア100は、取得した住所に対応する座標を地図情報データベース250に問い合わせて取得し、この座標に対応する地図情報50上の位置に所定のシンボルを設定する。例えば、図15において、営業支援ソフトウェア100は、アタックリスト400の顧客名403と仕入先名408または販売先名412の住所に対応する地図情報50上の位置に丸印のシンボル520を設定する。そして、設定したシンボル520に、アタックリスト400の顧客名403と、アタックリスト400の順位を割り当てる。割り当てた顧客名403と順位は、シンボル520をマウスカーソルなどの入力装置15で所定の指示(例えば、ダブルクリック)を行うことで、ディスプレイ16に表示した営業支援マップ500上に、図15で示すポップアップ540で表示される。
次に、営業支援ソフトウェア100は、アタックリスト400と取引関係情報240を参照して、地図情報50上に設定したシンボル520間の商流550を設定する。まず、アタックリスト400の顧客名403と仕入先名408のうち、地図情報50上にシンボル520が設定されているもの(上位N件)を抽出し、仕入先名408に対応するシンボル520から顧客名403に対応するシンボル520へ直線を設定し、顧客名403側に商流の向きを示す矢印を設定し、顧客名403に対応するシンボル520から販売先名412に対応するシンボル520へ直線を設定し、販売先名412のシンボル520側に商流の向きを示す矢印を設定する。つまり、この例では、商品やサービスの提供方向(商流の向き)を矢印で示し、取引のある顧客同士の関係を線で表示することができる。さらに、営業支援ソフトウェア100は、アタックリスト400の仕入先名408と販売先名412の間の商流を取引関係情報240から検索し、上記と同様に地図情報50上のシンボル520間に設定する。最後に、営業支援ソフトウェア100は、地図情報50上に設定したシンボル520間の商流550について、商流の取引額をアタックリスト400の取引額409または413あるいは取引関係情報240の取引総額2405から割り当てる。商流550に割り当てた取引額は、営業支援マップ500上の商流550をマウスカーソルなどの入力装置15で所定の指示(例えば、ダブルクリック)を行うことで、ディスプレイ16に表示した営業支援マップ500上に、図15で示すポップアップ530で表示される。
以上の処理により、営業支援ソフトウェア100は、本店サーバ20が所定期間内に収集した取引先間情報210から、当該金融機関の支店毎に、顧客と取引のある融資がない取引先を抽出してアタックリスト400にて順位付けを行い、アタックリスト400の作成対象の支店を含む営業支援マップ500を作成することができる。
アタックリスト400は、顧客名403が当該金融機関からの融資がない会社であるため、新たな顧客を開発するためのリストとすることができる。これにより、既存の顧客の取引から新たな融資候補先を抽出できるため、営業担当者は新たな融資候補先へ訪問する以前に、既存の顧客を介して融資候補に関する情報を取得できる。これにより、融資候補との関係の構築を前記従来例に比して容易に行うことが可能となって、営業担当者の心理的負担を軽減し、営業効率を向上させることが可能となる。
例えば、図14で示すように、アタックリスト400には、図10の販売先融資額2402が0となって当該金融機関からの融資がない「A工務店」の取引先として、仕入先名408に「B商事」、「C販売点」、「H社」、「J社」が抽出され、販売先名412に「F社」が抽出されており、「A工務店」との取引額が大きい順にソートされ、また、当行融資額410、414を参照することで当該金融機関の顧客であるか否かを容易に判定することができる。
営業担当者は、新規の融資先として「A工務店」を訪問する以前に、「A工務店」との取引額の大きい「B商事」や「F社」等の担当者から「A工務店」の窓口を紹介してもらうことで、信頼関係の構築を容易にすることができる。
さらに、営業支援マップ500では、当該金融機関の顧客と取引のある会社の商流を表することで、営業活動を行う会社の地理的条件に加えて当該金融機関の顧客との関係を容易に把握することが可能となる。
また、営業支援マップ500では、アタックリスト400を作成した支店(対象支店)の営業区域と他の支店の営業区域の営業境界線510が表示されるので、対象支店の顧客と取引のある会社がどの支店の営業区域に所属するのかを容易に判定することができる。
また、上記では計算機1と本店サーバ20及び社外サーバ30で構成した例を示したが、ひとつの計算機で上記処理を実行するように構成しても良い。
以上のように、本発明は、金融機関の融資担当の営業支援システムや営業支援ソフトウェアに適用することができる。
本発明を適用する計算機システムの一例を示すブロック図。 計算機で実行される営業支援ソフトウェアの機能要素と各データベースの構成を示すブロック図。 取引関係情報の一例を示す説明図。 顧客情報の一例を示す説明図。 支店情報の一例を示す説明図。 取引情報の一例を示す説明図。 住所情報の一例を示す説明図。 営業支援ソフトウェアで行われる処理の概要を示すフローチャート。 ディスプレイに表示するウィンドウの一例を示す画面イメージ 取引関係計算処理で生成される取引関係情報の一例を示す説明図。 取引関係計算処理の一例を示すフローチャート。 属性計算処理の一例を示すフローチャートの前半部。 属性計算処理の一例を示すフローチャートの後半部。 属性計算処理で生成されるアタックリストの一例を示す説明図。 属性計算処理で生成される営業支援マップの一例を示す説明図。
符号の説明
1 計算機
20 本店サーバ
30 社外サーバ
100 営業支援ソフトウェア
200 業務データベース
210 取引先間情報
220 顧客情報
230 支店情報
240 取引関係情報
250 地図情報データベース
300 会社情報データベース
310 取引先情報
320 住所情報
400 アタックリスト
500 営業支援マップ

Claims (6)

  1. 演算処理を行うプロセッサと、前記プロセッサが利用するデータを格納する記憶部とを備えた計算機が、口座間の取引情報と前記口座の顧客の融資情報に基づいて、新規の融資先を抽出する営業支援システムにおいて、
    前記記憶部は、
    支払元と支払先を含む前記口座間の取引情報を格納する取引先間情報格納部と、
    前記口座の顧客に対する融資情報と取引額及び支店情報を含む顧客情報を格納する顧客情報格納部と、を有し、
    前記プロセッサは、
    営業支援情報を作成する支店を受け付け、
    前記取引先間情報格納部から支払元と支払先とが一致する取引情報を抽出して取引額を集計し、前記抽出された取引情報の支払元と支払先とに対する融資額を前記顧客情報格納部の顧客情報から取得して、前記抽出した取引情報の集計結果に前記支払元への融資額と前記支払先への融資額を付加したエントリを取引関係情報として生成し、
    前記取引関係情報のエントリのうち、前記支払元への融資額と前記支払先への融資額の何れか一方が0のエントリを抽出し、当該エントリから融資額が0の支払元または支払先を新規の顧客として取得し、
    前記取引関係情報のエントリから支払元または支払先に前記新規の顧客を含むエントリを抽出し、当該エントリの融資額が0より大の支払元または支払先を前記新規の顧客の商流として抽出し、前記新規の顧客と前記商流を営業支援情報として出力し、
    前記取引関係情報のエントリのうち、前記支払元への融資額と支払先への融資額の何れか一方が0のエントリを抽出する際には、前記顧客情報から前記支払元の支店情報と前記支払先の顧客情報を求め、前記支払元への融資額と支払先への融資額の何れか一方が0で、かつ、前記融資額が0より大の前記支払元または支払先の支店情報が前記受け付けた支店と一致するエントリを抽出し、当該エントリから融資額が0の支払元または支払先を新規の顧客として取得することを特徴とする営業支援システム。
  2. 前記記憶部は、
    地図情報を格納する地図情報格納部と、
    前記支払元及び支払先の住所情報を格納する住所情報格納部と、を有し、
    前記プロセッサは、
    前記受け付けた支店を含む地図情報を前記地図情報格納部から取得し、
    前記営業支援情報に含まれる新規の顧客の住所情報を前記住所情報格納部から取得し、
    前記営業支援情報に含まれる前記商流として抽出された支払元または支払先の住所情報を前記住所情報格納部から取得し、
    前記取得した住所情報を前記地図情報の座標に変換し、前記新規の顧客を示すシンボルと前記商流の関係にある支払元または支払先を示すシンボルを前記地図情報に付加して営業支援マップを生成することを特徴とする請求項1に記載の営業支援システム。
  3. 前記プロセッサは、
    前記営業支援マップの前記新規の顧客を示すシンボルと、前記支払元または支払先を示すシンボルの間に商流を示す線を設定し、前記商流の方向に対応する矢印を前記線に付加することを特徴とする請求項2に記載の営業支援システム。
  4. 演算処理を行うプロセッサと、前記プロセッサが利用するデータを格納する記憶部とを備えた計算機が、口座間の取引情報と前記口座の顧客の融資情報に基づいて、新規の融資先を抽出する営業支援方法において、
    前記記憶部は、
    支払元と支払先とを含む前記口座間の取引情報を格納する取引先間情報格納部と、
    前記口座の顧客に対する融資情報と取引額及び支店情報を含む顧客情報を格納する顧客情報格納部と、を有し、
    前記プロセッサが、営業支援情報を作成する支店を受け付けるステップと、
    前記プロセッサが、前記取引先間情報格納部から支払元と支払先が一致する取引情報を抽出して取引額を集計するステップと、
    前記プロセッサが、前記抽出された取引情報の前記支払元と前記支払先に対する融資額を前記顧客情報格納部の顧客情報から取得して、前記抽出した取引情報の集計結果に前記支払元への融資額と前記支払先への融資額を付加したエントリを取引関係情報として生成するステップと、
    前記プロセッサが、前記生成した取引関係情報のエントリのうち、前記支払元への融資額と前記支払先への融資額の何れか一方が0のエントリを抽出し、当該エントリから融資額が0の支払元または支払先を新規の顧客として取得するステップと、
    前記プロセッサが、前記取引関係情報のエントリから支払元または支払先に前記新規の顧客を含むエントリを抽出し、当該エントリの融資額が0より大の支払元または支払先を前記新規の顧客の商流として抽出し、前記新規の顧客と前記商流を営業支援情報として出力するステップと、を含み、
    前記プロセッサが、前記生成した取引関係情報のエントリのうち、前記支払元への融資額と支払先への融資額の何れか一方が0のエントリを抽出し、当該エントリから融資額が0の支払い元または支払先を新規の顧客として取得するステップは、
    前記顧客情報から前記支払元の支店情報と前記支払先の顧客情報を求め、前記支払元への融資額と支払先への融資額の何れか一方が0で、かつ、前記融資額が0より大の前記支払元または支払先の支店情報が前記受け付けた支店と一致するエントリを抽出し、当該エントリから融資額が0の支払元または支払先を新規の顧客として取得することを特徴とする営業支援方法。
  5. 前記記憶部は、
    地図情報を格納する地図情報格納部と、
    前記支払元及び支払先の住所情報を格納する住所情報格納部と、を有し、
    前記プロセッサが、前記受け付けた支店を含む地図情報を前記地図情報格納部から取得するステップと、
    前記プロセッサが、前記営業支援情報に含まれる新規の顧客の住所情報を前記住所情報格納部から取得するステップと、
    前記プロセッサが、前記営業支援情報に含まれる前記商流として抽出された支払元または支払先の住所情報を前記住所情報格納部から取得するステップと、
    前記プロセッサが、前記取得した住所情報を前記地図情報の座標に変換し、前記新規の顧客を示すシンボルと前記商流の関係にある支払元または支払先を示すシンボルを前記地図情報に付加して営業支援マップを生成するステップと、
    をさらに含むことを特徴とする請求項4に記載の営業支援方法。
  6. 前記プロセッサが、前記営業支援マップの前記新規の顧客を示すシンボルと、前記支払元または支払先を示すシンボルの間に商流を示す線を設定し、前記商流の方向に対応する矢印を前記線に付加するステップをさらに含むことを特徴とする請求項5に記載の営業支援方法。
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