JP5185869B2 - 外部記憶媒体管理システム及び外部記憶媒体管理プログラム - Google Patents
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Description
以下、図面を用いて本発明の実施形態を説明する。図1に、本発明の外部記憶媒体管理システムの全体構成の一例を概念的に示す。本発明は図1に示すように、外部記憶媒体管理サーバA(以下、「管理サーバA」という)が、通信ネットワークN(以下、「ネットワークN」という)を介して、複数のクライアント端末B(以下、「端末B」という)及び管理者用クライアント端末(以下、「管理端末C」という)と接続されるという形で構成されている。
外部記憶媒体に格納されているファイル数を保存量とする形式における保存量の算出方法について説明する。保存量生成部22は、端末制御部24から格納データ情報としてファイル識別情報を取得し、そのファイル識別情報を計数することによって格納されているファイル数を算出し、その値を保存量とする。さらに、ファイル識別情報から判別することが可能な種類毎にファイル数を算出するとしてもよい。例えば、アプリケーションや拡張子別にファイルの数を算出したり、暗号化されているファイルとされていないファイルの数を算出したり、ファイル名に予め指定した語句を含むファイルの数を算出したりすることも可能である。
外部記憶媒体に格納されているデータ量(保存バイト数など)を保存量とする形式における保存量の算出方法について説明する。保存量生成部22は、端末制御部24から格納データ情報としてファイル毎のデータ量を取得し、そのデータ量の合計値を求めることによって格納されている総データ量を算出し、その値を保存量とする。また、格納データ情報として外部記憶媒体の記憶領域の使用量(ディスク使用量)を取得した場合には、その値をそのまま保存量としても良い。さらに、ファイル識別情報から判別することが可能な種類毎にデータ量を算出するとしてもよい。例えば、アプリケーションや拡張子別にデータ量を算出したり、暗号化されているファイルとされていないデータ量を算出したり、ファイル名に予め指定した語句を含むデータ量を算出したりすることも可能である。
外部記憶媒体に格納されているデータの有無を示す情報を保存量とする形式における保存量の求め方について説明する。保存量生成部22は、端末制御部24から格納データ情報を取得した場合は「データ有」と判定し、格納データ情報を取得できなかった場合には「データ無」と判定する。そしてその判定結果を示す情報を生成し保存量として用いる。
保存量の形式が外部記憶媒体に格納されているファイル数であった場合における未使用時間上限値の決定方法について説明する。この場合は、あらかじめファイル数に応じて未使用時間上限値を設定した未使用時間上限値テーブル(図示せず)を設けておき、その未使用時間上限値テーブルを用いてファイル数に対応する未使用時間上限値を検索して決定するという方法を用いる。
保存量の形式が外部記憶媒体に格納されているデータ量であった場合における未使用時間上限値の決定方法について説明する。この場合は、予めデータ量に応じて未使用時間上限値を設定した未使用時間上限値テーブル(図示せず)を設けておき、その未使用時間上限値テーブルを用いてデータ量に対応する未使用時間上限値を検索して決定するという方法を用いる。
保存量の形式が外部記憶媒体に格納されているデータの有無を示す情報であった場合における未使用時間上限値の決定方法について説明する。この場合は、予め「データ有」の場合と「データ無」の場合の未使用時間上限値を定めておき、取得した保存量情報が「データ有」か「データ無」かに応じて、予め定めておいた未使用時間上限値のうち対応する値を選択して決定するという方法を用いる。
次に、本発明の外部記憶媒体管理システムにおける処理プロセスの一例を、図3の機能ブロック図及び図4のフローチャート等を用いて説明する。なお、以下の説明では外部記憶媒体としてUSBメモリを使用した場合を例に説明する。また、保存量の形式は(1)外部記憶媒体に格納されているファイル数、を用いる場合について説明する。
次に、保存量の形式として(2)外部記憶媒体に格納されているデータ量、を用いた場合における処理プロセスの一例を、図3の機能ブロック図及び図4のフローチャート等を用いて説明する。なお、以下の説明では外部記憶媒体としてUSBメモリを使用した場合を例に説明する。
次に、保存量の形式として(3)外部記憶媒体に格納されているデータの有無を示す情報、を用いた場合における処理プロセスの一例を、図3の機能ブロック図及び図4のフローチャート等を用いて説明する。なお、以下の説明では外部記憶媒体としてUSBメモリを使用した場合を例に説明する。
次に、図16の機能ブロック図を用いて、本発明の外部記憶媒体管理システムの第2実施形態を説明する。なお、実施例1と同一の構成部には同一の符号を付しており、実施例1と同じ動作をする場合にはその詳細な説明は省略する。
記憶されている全ての操作ログ情報を利用して保存量情報を生成する方法について説明する。この方法は、操作ログ情報記憶部19に記憶されている操作ログ情報の中から、「外部記憶媒体に対してファイルを保存した」又は「外部記憶媒体に格納されているファイルを削除した」など外部記憶媒体に対する操作である操作内容を含む操作ログ情報を抽出し、その抽出した操作ログ情報から外部記憶媒体識別情報、ファイル識別情報、処理内容、日時情報等を取得して保存量情報を生成するという方法である。
記憶されている操作ログ情報のうち、外部記憶媒体が取り外される直前の所定期間内の操作ログ情報を利用して保存量情報を生成する方法について説明する。この方法は、まず、着脱情報記憶部13から外部記憶媒体が取り外された日時を抽出開始日時として取得するする。そして、抽出開始日時から外部記憶媒体が取り外された日時までの期間において出力された操作ログ情報のうち、「外部記憶媒体に対してファイルを保存した」又は「外部記憶媒体に格納されているファイルを削除した」などの外部記憶媒体の操作である操作内容を含む操作ログ情報を抽出し、その抽出した操作ログ情報から外部記憶媒体識別情報、ファイル識別情報、処理内容、日時情報等を取得して保存量情報を生成するという方法である。
記憶されている操作ログ情報のうち、外部記憶媒体が取り外される直前の所定数の操作ログ情報を利用して保存量情報を生成する方法について説明する。この方法は、まず、操作ログ情報記憶部19に記憶されている操作ログ情報の中から、「外部記憶媒体を取り外した」ことを示す操作ログ情報を特定する。次に、その操作ログ情報が出力された時点より前に出力された操作ログ情報のうち予め定められた所定数の操作ログ情報を、抽出対象操作ログ情報として特定する。そして、抽出対象ログ情報のうち、「外部記憶媒体に対してファイルを保存した」又は「外部記憶媒体に格納されているファイルを削除した」などの外部記憶媒体に対する操作である操作内容を含む操作ログ情報を抽出し、その抽出した操作ログ情報から外部記憶媒体識別情報、ファイル識別情報、処理内容、日時情報等を取得して保存量情報を生成するという方法である。
次に、本発明の外部記憶媒体管理システムにおける処理プロセスの一例を、図16の機能ブロック図及び図17のフローチャート等を用いて説明する。なお、以下の説明では外部記憶媒体としてUSBを使用し、保存量としてファイル数を用いた場合を例に説明する。また、保存量情報の生成方法は、(1)全ての操作ログ情報を利用する方法、を用いた場合について説明する。
次に、保存量の生成方法として(2)外部記憶媒体が取り外される直前の所定期間内の操作ログ情報を利用する方法、を用いた場合における処理プロセスの一例を、図16の機能ブロック図及び図17のフローチャート等を用いて説明する。なお、以下の説明では外部記憶媒体としてUSBを使用し、保存量としてファイル数を用いた場合を例に説明する。
次に、保存量の生成方法として(3)外部記憶媒体が取り外される直前の所定数の操作ログ情報を利用する方法、を用いた場合における処理プロセスの一例を、図16の機能ブロック図及び図17のフローチャート等を用いて説明する。なお、以下の説明では外部記憶媒体としてUSBを使用し、保存量としてファイル数を用いた場合を例に説明する。
上述の処理について、外部記憶媒体「USB−003」が使用された場合を例に具体的に説明する。なお、以下の説明では、〔実施例1−処理プロセス(1)〕に基づいた処理が行われた場合を例に、図4のフローチャートに従って説明する。
上述の処理について、外部記憶媒体「USB−003」が使用された場合を例に具体的に説明する。なお、以下の説明では、実施例1の構成に基づいた処理が行われた場合を例に、図20のフローチャートに従って説明する。
B:端末
C:管理端末
1:演算装置
2:記憶装置
3:通信装置
4:入力装置
5:表示装置
10:ネットワークI/F
11:着脱情報取得部
12:保存量情報取得部
13:着脱情報記憶部
14:保存量情報記憶部
15:未使用時間算出部
16:判定部
17:制御部
18:操作ログ情報取得部
19:操作ログ情報記憶部
20:ネットワークI/F
21:着脱変化情報生成部
22:保存量情報生成部
23:制御情報受信部
24:端末制御部
25:操作ログ情報生成部
30:ネットワークI/F
31:制御情報受信部
32:端末制御部
Claims (4)
- 端末において、外部記憶媒体の着脱に関する着脱情報を記憶する着脱情報記憶部と、
前記外部記憶媒体に格納しているデータの保存量情報を記憶する保存量情報記憶部と、
前記着脱情報記憶部に記憶された着脱情報に基づいて、前記外部記憶媒体の未使用時間を算出する未使用時間算出部と、
前記保存量情報と前記算出した未使用時間とに基づき、前記外部記憶媒体の情報漏洩の危険性を判定する判定部と、
を備えた外部記憶媒体管理システム。 - 前記外部記憶媒体管理システムは、更に、
端末において、実行した処理の履歴を示す操作ログ情報を記憶する操作ログ情報記憶部と、
前記操作ログ情報に基づいて前記外部記憶媒体に格納しているデータの保存量情報を生成する保存量情報生成部と、を備え、
前記保存量情報記憶部は、
前記保存量情報生成部において生成した保存量情報を記憶する
ことを特徴とする請求項1に記載の外部記憶媒体管理システム。 - 前記外部記憶媒体管理システムは、更に、
前記着脱情報記憶部より前記外部記憶媒体が前記端末から取り外された日時を特定し、当該日時直前の所定期間を対象期間として決定する対象期間決定部を備え、
前記保存量情報生成部は、
前記対象期間の操作ログ情報を前記操作ログ情報記憶部から抽出し、当該操作ログ情報に基づいて前記外部記憶媒体に格納しているデータの保存量情報を生成する
ことを特徴とする請求項2に記載の外部記憶媒体システム。 - 端末に対する外部記憶媒体の着脱に関する着脱情報を記憶する着脱情報記憶部と、
前記外部記憶媒体に格納しているデータの保存量情報を記憶する保存量情報記憶部と、を備える外部記憶媒体管理システムに用いるプログラムであって、
前記着脱情報記憶部に記憶された着脱情報に基づいて、前記外部記憶媒体の未使用時間を算出する未使用時間算出機能と、
前記保存量情報と前記算出した未使用時間とに基づき、前記外部記憶媒体の情報漏洩の危険性を判定する判定機能と、
をコンピュータに実現させる外部記憶媒体管理プログラム。
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