JP5184502B2 - ロボットの関節機構の制御装置 - Google Patents

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本発明は、ジンバルリンクを有するロボットの関節機構の制御装置に関する。
従来、ジンバルリンクを有するロボットの関節機構としては、下記特許文献1に示すように、互いに平行でない第1回転軸と第2回転軸とを有するジンバルリンクと、ジンバルリンクの一方の回転軸に一端が連結された第1ロッドおよび第2ロッドと、第1ロッドの他端に連結された第1モータと、第2ロッドの他端に連結された第2モータとを備えて前記ジンバルリンクに結合した結合体を第1回転軸および第2回転軸回りに動作可能なロボットの関節機構が本願出願人により提案されている。
特開2001−315087号公報
ここで、かかるシンバルリンクを有するロボットの関節機構では、第1モータおよび第2モータの2つのモータの回転角であるモータ角に応じて、ジンバルリンクがその第1回転軸および第2回転軸の2つの回転軸回りに変化する。
そのため、かかるジンバルリンクを有するロボットの関節機構に対して、第1モータおよび第2モータのモータ角から結合体の姿勢角を決定すること、また逆に、結合体の姿勢角から第1モータおよび第2モータのモータ角を決定することを、幾何学的に解析することは困難である。
すなわち、第1モータおよび第2モータのモータ角の変化量と結合体の姿勢角の変化量とをヤコビ行列により規定することができても、結合体の姿勢角(または、第1モータおよび第2モータのモータ角)を決定するためには、多数の条件が必要となり、幾何学的に解を一意に求めることは困難である。
さらに、仮に幾何学的に解を一意に求めた場合でもその値が前回値と比較して、突飛な値となる可能性があり、これにより関節機構の動作を完全に解析することはできない。
そこで、本発明は、以上の点に鑑み、ジンバルリンクを有するロボットの関節機構による動作を簡易なアルゴリズムで高精度に解析することができるロボットの関節機構の制御装置を提供することを目的とする。
第1発明のロボットの関節機構の制御装置は、互いに平行でない第1回転軸と第2回転軸とを有するジンバルリンクと、
前記ジンバルリンクの一方の回転軸に連結された第1ロッドおよび第2ロッドと、
前記第1ロッドを変位させる第1アクチュエータと、
前記第2ロッドを変位される第2アクチュエータと
を備えて前記ジンバルリンクに結合した結合体を前記第1回転軸および第2回転軸回りに動作可能なロボットの関節機構の制御装置において、
前記第1アクチュエータの所定時間当たりの変化量である第1アクチュエータ変化量および、前記第2アクチュエータの所定時間当たりの変化量である第2アクチュエータ変化量と、前記結合体の前記第1回転軸回りの所定時間当たりの変化量である第1姿勢角変化量および、該結合体の前記第2回転軸回りの所定時間当たりの変化量である第2姿勢角変化量との間の関係を規定する関数を逐次算出する関数算出手段と、
前記第1姿勢角変化量および第2姿勢角変化量から算出される前記第1ロッドおよび第2ロッドの一端位置と、該第1ロッドおよび第2ロッドの他端位置の前回値とのそれぞれの差として算出され、または、前記第1アクチュエータ変化量および第2アクチュエータ変化量から算出される前記第1ロッドおよび第2ロッドの他端位置と、該第1ロッドおよび第2ロッドの一端位置の前回値とのそれぞれの差として算出される仮第1ロッド長および仮第2ロッド長を算出する仮ロッド長算出手段と、
前記関数算出手段により算出された関数に基づく前記第1姿勢角変化量および第2姿勢角変化量または、前記第1アクチュエータ変化量および第2アクチュエータ変化量により前記前回値を修正して、前記仮ロッド長算出手段により算出された仮第1ロッド長および仮第2ロッド長を前記第1ロッドのロッド長および第2ロッドのロッド長に収束させるように該第1ロッドおよび第2ロッドの位置を決定するロッド位置決定手段と
を備えることを特徴とする。
第1発明のロボットの関節機構の制御装置によれば、第1ロッドおよび第2ロッドの一端位置または他端位置を決定しておくと共に、未定の第1ロッドおよび第2ロッドの他端位置または一端位置の前回値を用いて、第1ロッドおよび第2ロッドの仮ロッド長を算出しておく。そして、この仮ロッド長を第1ロッドおよび第2ロッドのロッド長という普遍的な値へ収束させることで、第1ロッドおよび第2ロッドの一端位置を複雑な幾何学計算を行うことなく、簡易に決定することができる。
また、ここでの前記修正量は、前記関数に基づく第1アクチュエータ変化量および第2アクチュエータ変化量または、前記結合体の前記第1姿勢角変化量および第2姿勢角変化量に基づくため、高精度に第1ロッドおよび第2ロッドの位置を決定することができる。
さらに、第1ロッドおよび第2ロッドの位置は、その前回値に基づいて、修正されるため、第1ロッドおよび第2ロッドの位置に連続性を持たせることができる。
このように、第1発明のロボットの関節機構の制御装置によれば、ジンバルリンクを有するロボットの関節機構の動作を簡易なアルゴリズムで高精度に解析することができる。
第2発明のロボットの関節機構の制御装置は、互いに平行でない第1回転軸と第2回転軸とを有するジンバルリンクと、
前記ジンバルリンクの一方の回転軸に一端が連結された第1ロッドおよび第2ロッドと、
前記第1ロッドの他端に連結された第1モータと、
前記第2ロッドの他端に連結された第2モータと
を備えて前記ジンバルリンクに結合した結合体を前記第1回転軸および第2回転軸回りに動作可能なロボットの関節機構の制御装置において、
前記第1モータの所定時間当たりの変化量である第1モータ角変化量および、前記第2モータの所定時間当たりの変化量である第2モータ角変化量と、前記結合体の前記第1回転軸回りの所定時間当たりの変化量である第1姿勢角変化量および、該結合体の前記第2回転軸回りの所定時間当たりの変化量である第2姿勢角変化量との間の関係を規定したヤコビ行列を逐次算出する行列算出手段と、
前記第1モータ角変化量から前記第1ロッドの他端位置を逐次算出すると共に、前記第2モータ角変化量から前記第2ロッドの他端位置を逐次算出するロッド他端位置算出手段と、
前記ロッド他端位置算出手段により算出された第1ロッドおよび第2ロッドの他端位置と、該第1ロッドおよび第2ロッドの一端位置の前回値とのそれぞれの差である、仮第1ロッド長および仮第2ロッド長を算出する仮ロッド長算出手段と、
前記行列算出手段より算出されたヤコビ行列に基づいて算出される前記第1姿勢角変化量および第2姿勢角変化量により前記第1ロッドおよび第2ロッドの一端位置の前回値を修正することにより、前記仮ロッド長算出手段により算出された仮第1ロッド長および仮第2ロッド長を前記第1ロッドのロッド長および第2ロッドのロッド長に収束させるように該第1ロッドおよび第2ロッドの一端位置を決定するロッド一端位置決定手段と、
前記ロッド一端位置決定手段より決定された第1ロッドおよび第2ロッドの一端位置から前記結合体の前記第1回転軸回りの第1姿勢角および第2回転軸回りの第2姿勢角を算出する姿勢角算出手段と
を備えることを特徴とする。
第2発明のロボットの関節機構の制御装置によれば、第1モータおよび第2モータのモータ角変化量から、第1ロッドおよび第2ロッドの他端位置を決定しておくと共に、第1ロッドおよび第2ロッドの一端位置の前回値を用いて、第1ロッドおよび第2ロッドの仮ロッド長を算出しておく。そして、この仮ロッド長を第1ロッドおよび第2ロッドのロッド長という普遍的な値へ収束させることで、第1ロッドおよび第2ロッドの一端位置を複雑な幾何学計算を行うことなく、簡易に決定することができる。
また、ここでの修正量は、ヤコビ行列から算出される結合体の姿勢角の変化量に基づくため、高精度に第1ロッドおよび第2ロッドの一端位置を決定することができる。
さらに、第1ロッドおよび第2ロッドの一端位置は、その前回値に基づいて、修正されるため、第1ロッドおよび第2ロッドの一端位置に連続性を持たせることができ、ひいては、この一端位置により決定される結合体の姿勢にも連続性を持たせることができる。
このように、第2発明のロボットの関節機構の制御装置によれば、ジンバルリンクを有するロボットの関節機構の動作を簡易なアルゴリズムで高精度に解析することができる。
第3発明のロボットの関節機構の制御装置は、互いに平行でない第1回転軸と第2回転軸とを有するジンバルリンクと、
前記ジンバルリンクの一方の回転軸に一端が連結された第1ロッドおよび第2ロッドと、
前記第1ロッドの他端に連結された第1モータと、
前記第2ロッドの他端に連結された第2モータと
を備えて前記ジンバルリンクに結合した結合体を前記第1回転軸および第2回転軸回りに動作可能なロボットの関節機構の制御装置において、
前記結合体の前記第1回転軸回りの所定時間当たりの変化量である第1姿勢角変化量および、該結合体の前記第2回転軸回りの所定時間当たりの変化量である第2姿勢角変化量と、前記第1モータの所定時間当たりの変化量である第1モータ角変化量および、前記第2モータの所定時間当たりの変化量である第2モータ角変化量との間の関係を規定した逆ヤコビ行列を逐次算出する逆行列算出手段と、
前記第1姿勢角変化量および第2姿勢角変化量から前記第1ロッドおよび第2ロッドの一端位置を算出するロッド一端位置算出手段と、
前記ロッド一端位置算出手段により算出された第1ロッドおよび第2ロッドの一端位置と、該第1ロッドおよび第2ロッドの他端位置の前回値とのそれぞれの差である、仮第1ロッド長および仮第2ロッド長を算出する仮ロッド長算出手段と、
前記逆行列算出手段より算出された逆ヤコビ行列に基づいて算出される第1モータ角変化量および第2モータ角変化量により前記第1ロッドおよび第2ロッドの他端位置の前回値を修正することにより、前記仮ロッド長算出手段により算出された仮第1ロッド長および仮第2ロッド長を前記第1ロッドのロッド長および第2ロッドのロッド長に収束させるように該第1ロッドおよび第2ロッドの他端位置を決定するロッド他端位置決定手段と、
前記ロッド他端位置決定手段より決定された第1ロッドおよび第2ロッドの他端位置から前記第1モータの第1モータ角および第2モータの第2モータ角を算出するモータ角算出手段と
を備えることを特徴とする。
第3発明のロボットの関節機構の制御装置によれば、結合体の姿勢角から、第1ロッドおよび第2ロッドの一端位置を決定しておくと共に、第1ロッドおよび第2ロッドの他端位置の前回値を用いて、第1ロッドおよび第2ロッドの仮ロッド長を算出しておく。そして、この仮ロッド長を第1ロッドおよび第2ロッドのロッド長という普遍的な値へ収束させることで、第1ロッドおよび第2ロッドの他端位置を複雑な幾何学計算を行うことなく、簡易に決定することができる。
また、ここでの修正量は、逆ヤコビ行列から算出される第1モータおよび第2モータのモータ角の変化量に基づくため、高精度に第1ロッドおよび第2ロッドの他端位置を決定することができる。
さらに、第1ロッドおよび第2ロッドの他端位置は、その前回値に基づいて、修正されるため、第1ロッドおよび第2ロッドの他端位置に連続性を持たせることができ、ひいては、この他端位置により決定される第1モータおよび第2モータのモータ角にも連続性を持たせることができる。
このように、第3発明のロボットの関節機構の制御装置によれば、ジンバルリンクを有するロボットの関節機構の動作を簡易なアルゴリズムで高精度に解析することができる。
本実施形態のロボットの関節機構の制御装置の構成説明図。 図1の制御装置が適用される関節機構を示す図。 図1の制御装置が適用される関節機構を示す分解図。 図1の制御装置が適用される関節機構を示す図。 図1のロボットの関節機構の制御装置の処理内容(キネマティック計算処理)を示すフローチャート。 図1のロボットの関節機構の制御装置の処理内容(逆キネマティック計算処理)を示すフローチャート。
次に、本発明のロボットの関節機構の制御装置の実施形態について、図1〜図6を参照して説明する。
図1に示すように、ロボットの関節機構の制御装置1は、関節機構を動作させるモータと関節機構に結合された結合体の動作との間の関係を解析する装置であって、ロッド固定位置算出手段11と、仮ロッド長算出手段12と、ロッド偏差算出手段13と、ヤコビ・逆ヤコビ行列算出手段14と、修正量算出手段15と、ロッド不定位置決定手段16と、最終角度出力手段17とを備える。
なお、以下、モータの動作から結合体の動作を解析することをキネマティクス演算、結合体の動作からモータへの動作の解析を逆キネマティクス演算という。
図2に示すように、制御装置1が適用されるロボットの関節機構100は、人間型ロボットの手首の関節機構であって、腕のリンク120と、腕のリンク120に連結された手首の関節部130と、手首の関節部130に連結された結合体である手180と、手180の縦振りおよび横振り動作を行う駆動装置190とを備える。
具体的には、図3に示すように、腕のリンク120に形成された対向部121a,121aに支持されたジンバルリンク140と、シンバルリンク140に連結されたメインリンク150と、メインリンク150に連結された第1ロッド171および第2ロッド172と、第1ロッド171および第2ロッド172にそれぞれ連結された駆動装置190の第1モータ191および第2モータ192と備える。
ジンバル140は、腕のリンク120に形成された対向部121a,121aに縦軸部141が支持されて、ジンバルリンク140にメインリンク150を介して連結された手180が横振り自在となっている。また、ジンバルリンクの横軸部142がメインリンク150に連結されており、手180が縦振り自在となっている。なお、手180は、メインリンク150の副軸部にサブリンク160を介して連結されている。
第1ロッド171および第2ロッド172は、一端がメインリンク150にユニバーサルジョイント151および152を介して連結され、他端が第1モータ191の出力アーム191aおよび第2モータ192の出力アーム192aに連結されている。
次に、ロボットの関節機構の制御装置1の各構成要素について、図4を参照して具体的に説明する。なお、以降の座標原点は、図4(a)および(b)に示すように、第1モータ171および第モータ172の回転軸上でこれらの中点とする。
ロッド固定位置算出手段11は、キネマティック演算では、第1モータ191のモータ角θ1と第1ロッド171の他端位置171bとを変換すると共に、第2モータ192のモータ角θ2と第2ロッド172の他端位置172bとを変換する。
また、ロッド固定位置算出手段11は、逆キネマティック演算では、手180の姿勢角であるメインリンク150の姿勢角α,βと、第1ロッド171の一端位置171aおよび第2ロッド172の一端位置172aとを相互に変換する。
なお、ロッド固定位置算出手段11は、第1ロッド171および第2ロッド172の他端位置171b,172bと、これらの一端位置171a,172aをベクトル演算により特定するものとする。
仮ロッド長算出手段12は、キネマティック演算では、第1モータ191および第2モータ192のモータ角θ1,θ1が与えられた場合に、ロッド固定位置算出手段11により算出される第1ロッド171および第2ロッド172の他端位置171b,172b(固定位置)と、第1ロッド171および第2ロッド172の一端位置の前回値(不定位置)との差を、それぞれ第1ロッドおよび第2ロッドの仮のロッド長として仮第1ロッド長L1´および仮第2ロッド長L2´を算出する。
また、仮ロッド長算出手段12は、逆キネマティック演算では、手180の姿勢角であるメインリンク150の姿勢角α,βが与えられた場合に、ロッド固定位置算出手段11により算出される第1ロッド171および第2ロッド172の一端位置171a,172a(固定位置)と、第1ロッド171および第2ロッド172の他端位置の前回値(不定位置)との差を、それぞれ第1ロッドおよび第2ロッドの仮のロッド長として仮第1ロッド長L1´および仮第2ロッド長L2´を算出する。
ロッド偏差算出手段13は、(キネマティック演算、逆キネマティック演算のいずれの場合にも)仮ロッド長算出手段12により算出された仮第1ロッド長L1´と、実際の第1ロッドのロッド長L1との偏差ΔD1を算出すると共に、仮ロッド長算出手段12により算出された仮第2ロッド長L2´と、実際の第2ロッドのロッド長L2との偏差ΔD2を算出する。
ヤコビ・逆ヤコビ行列算出手段14は、キネマティック演算では、第1モータ191および第2モータ192のモータ角の微小時間変化量Δθ1,Δθ2と、メインリンク150の姿勢角度の微小時間変化量Δα,Δβとが線形関係となることに基づいて、Δθ1,Δθ2からΔα,Δβへの関係の比例関数行列をヤコビ行列として算出する。また、逆キネマティック演算では、Δα,ΔβからΔθ1,Δθ2への関係の比例関数行列を逆ヤコビ行列として算出する。
具体的に、ヤコビ・逆ヤコビ行列算出手段14は、ロボットの関節機構100の各リンクの長さと各ジョイントの回転行列を逐次的に求めることでヤコビ行列を算出する。また、ヤコビ・逆ヤコビ行列算出手段14は、ヤコビ行列に基づいて、逆ヤコビ行列の逆行列として数学的に算出する。
修正量算出手段15は、キネマティック演算では、ヤコビ・逆ヤコビ行列算出手段14により算出されたヤコビ行列から算出される、メインリンク150の姿勢角度の微小時間変化量Δα,Δβを、第1ロッド171の一端位置171aおよび第2ロッド172の一端位置172aの微小変化量に変換する。そして、変換した微小変化量を、第1ロッド171および第2ロッド172の一端位置171a,172aの前回値に加算する修正量とする。
また、修正量算出手段15は、逆キネマティック演算では、ヤコビ・逆ヤコビ行列算出手段14により算出された逆ヤコビ行列から算出される、第1モータおよび第2モータのモータ角の微小時間変化量Δθ1,Δθ2を、第1ロッド171の他端位置171bおよび第2ロッド172の他端位置172bの微小変化量に変換する。そして、変換した微小変化量を、第1ロッド171および第2ロッド172の他端位置171b,172bの前回値に加算する修正量とする。
ロッド不定位置決定手段16は、キネマティック演算では、修正量算出手段15により算出された修正量を第1ロッド171および第2ロッド172の一端位置171a,172aの前回値に加算することで、第1ロッドおよび第2ロッドのロッド偏差ΔD1,ΔD2が0またはこれに相当する微小値に収束する場合の一端位置171a,172aを、その今回値として決定する。
また、ロッド不定位置決定手段16は、逆キネマティック演算では、修正量算出手段15により算出された修正量を第1ロッド171および第2ロッド172の他端位置171b,172bの前回値に加算することで、第1ロッドおよび第2ロッドのロッド偏差ΔD1,ΔD2が0(またはこれに相当する微小値)に収束する場合の他端位置171b,172bを、その今回値として決定する。
最終角度出力手段17は、キネマティック演算では、ロッド不定位置決定手段16により決定された第1ロッド171および第2ロッド172の一端位置171a,172a(今回値)から、メインリンク150の姿勢角α,β(必要に応じて、これを変換した手180の姿勢角)を算出して出力する。
また、最終角度出力手段17は、逆キネマティック演算では、ロッド不定位置決定手段16により決定された第1ロッド171および第2ロッド172の他端位置171b,172b(今回値)から、第1モータ191および第2モータ192のモータ角θ1およびθ2を算出して出力する。
次に、図5に示すフローチャートを参照して、本実施形態のロボットの関節機構の制御装置1によるキネマティック演算について説明する。
まず、ロボットの関節機構の制御装置1は、第1モータ191のモータ角θ1および第2モータ192のモータ角θ2が与えられると(図5/STEP10)、ロッド固定位置算出手段11が、これに対応した第1ロッド171の他端位置171bおよび第2ロッド172の他端位置172bを算出する(図5/STEP11)。
次いで、仮ロッド長算出手段12が、STEP11で算出した第1ロッド171および第2ロッド172の他端位置171b,172bと、一端位置171a,172aの前回値との差を、それぞれ第1ロッド171および第2ロッド172の仮のロッド長(仮第1ロッド長L1´および仮第2ロッド長L2´)として算出する(図5/STEP12)。
次いで、ロッド偏差算出手段13が、仮ロッド長算出手段12により算出された仮第1ロッド長L1´と、実際の第1ロッドのロッド長L1との偏差ΔD1を算出すると共に、仮ロッド長算出手段12により算出された仮第2ロッド長L2´と、実際の第2ロッドのロッド長L2との偏差ΔD2を算出する(図5/STEP13)。
次いで、ロッド不定位置決定手段16が、STEP13で算出したロッド偏差ΔD1およびΔD2がいずれも収束範囲内となっているか、すなわち、0(またはこれに相当する微小値)に収束しているかを判定する(図5/STEP14)。
そして、ロッド偏差ΔD1およびΔD2がいずれも収束範囲内となっていない場合には(図5/STEP14・・NO)、ヤコビ・逆ヤコビ算出手段14が、ヤコビ行列を算出する(図5/STEP15)。
次いで、修正量算出手段15が、STEP15で算出したヤコビ行列に基づいて、メインリンク150の姿勢角度の微小時間変化量Δα,Δβを算出し、これに基づいて、第1ロッド171の一端位置171aおよび第2ロッド172の一端位置172aの修正量(微小変化量)を算出する(図5/STEP16)。
次いで、ロッド不定位置決定手段16が、STEP16で算出した修正量を、第1ロッド171および第2ロッド172の一端位置171aおよび172aに加算する修正を施して(図5/STEP17)、STEP12にリターンする。
そして、修正後の一端位置171aおよび172aに基づいて算出されるロッド偏差が収束範囲となるまでこれら一連の処理を繰り返し(図5/STEP12〜17)、ロッド不定位置決定手段16は、ロッド偏差ΔD1およびΔD2がいずれも収束範囲内となっていると判定した場合には(図5/STEP14・・YES)、このときの第1ロッド171および第2ロッド172の一端位置171aおよび172aを今回値に決定する(図5/STEP18)。
次いで、最終角出力手段17が、STEP18で決定された第1ロッド171および第2ロッド172の一端位置171aおよび172aから、メインリンク150の姿勢角α,β、さらには必要に応じて対応する手180の姿勢角を算出して、これらを出力し(図5/STEP19)、一連の処理を終了する。
以上が、本実施形態のロボットの関節機構の制御装置1によるキネマティック演算である。かかるキネマティクス演算によれば、第1モータ191および第2モータ192のモータ角θ1およびθ2から、第1ロッド171および第2ロッド172の他端位置171b,172bを決定しておくと共に、一端位置171a,172bの前回値を用いて、
第1ロッド171および第2ロッド172の仮ロッド長L´を算出しておき、この仮ロッド長L´を実際のロッド長Lという普遍的な値へ収束させることで(ΔD→0)、第1ロッド171および第2ロッド172の一端位置171a,172aを複雑な幾何学計算を行うことなく、簡易に決定することができる。
また、ここでの修正量は、ヤコビ行列から算出されるメインリンク150の姿勢角の変化量Δα,Δβに基づくため、高精度に第1ロッド171および第2ロッド172の一端位置171a,172aを決定することができる。
さらに、第1ロッド171および第2ロッド172の一端位置171a,172aは、その前回値に基づいて、修正されるため、第1ロッド171および第2ロッド172の一端位置171a,172aに連続性を持たせることができ、この一端位置により決定されるメインリンク150、さらには手180の動作にも連続性を持たせることができる。
次に、図6に示すフローチャートを参照して、本実施形態のロボットの関節機構の制御装置1による逆キネマティック演算について説明する。
まず、ロボットの関節機構の制御装置1は、メインリンク150の姿勢角α,β(手180の姿勢角が与えられた場合には、これをメインリンク150の姿勢角に変換した値)が与えられると、(図6/STEP30)、ロッド固定位置算出手段11が、これに対応した第1ロッド171の一端位置171aおよび第2ロッド172の一端位置172aを算出する(図6/STEP31)。
次いで、仮ロッド長算出手段12が、STEP31で算出した第1ロッド171および第2ロッド172の一端位置171a,172aと、他端位置171b,172bの前回値との差を、それぞれ第1ロッド171および第2ロッド172の仮のロッド長(仮第1ロッド長L1´および仮第2ロッド長L2´)として算出する(図6/STEP32)。
次いで、ロッド偏差算出手段13が、仮ロッド長算出手段12により算出された仮第1ロッド長L1´と、実際の第1ロッドのロッド長L1との偏差ΔD1を算出すると共に、仮ロッド長算出手段12により算出された仮第2ロッド長L2´と、実際の第2ロッドのロッド長L2との偏差ΔD2を算出する(図6/STEP33)。
次いで、ロッド不定位置決定手段16が、STEP33で算出したロッド偏差ΔD1およびΔD2がいずれも収束範囲内となっているか、すなわち、0(またはこれに相当する微小値)に収束しているかを判定する(図6/STEP34)。
そして、ロッド偏差ΔD1およびΔD2がいずれも収束範囲内となっていない場合には(図6/STEP34・・NO)、ヤコビ・逆ヤコビ算出手段14が、逆ヤコビ行列を算出する(図6/STEP35)。
次いで、修正量算出手段15が、STEP35で算出した逆ヤコビ行列に基づいて、第1モータ191のモータ角の微小時間変化量Δθ1と、第2モータ192のモータ角の微小時間変化量Δθ2とを算出し、これに基づいて、第1ロッド171の他端位置171bおよび第2ロッド172の他端位置172bの修正量(微小変化量)を算出する(図6/STEP36)。
次いで、ロッド不定位置決定手段16が、STEP36で算出した修正量を、第1ロッド171および第2ロッド172の他端位置171bおよび172bに加算する修正を施して(図6/STEP37)、STEP32にリターンする。
そして、修正後の他端位置171bおよび172bに基づいて算出されるロッド偏差が収束範囲となるまでこれら一連の処理を繰り返し(図6/STEP32〜37)、ロッド不定位置決定手段16は、ロッド偏差ΔD1およびΔD2がいずれも収束範囲内となっていると判定した場合には(図6/STEP34・・YES)、このときの第1ロッド171および第2ロッド172の他端位置171bおよび172bを今回値に決定する(図6/STEP38)。
次いで、最終角出力手段17が、STEP38で決定された第1ロッド171および第2ロッド172の他端位置171bおよび172bから、第1モータ191のモータ角θ1と第2モータ192のモータ角θ2とを算出して、これらを出力し(図6/STEP19)、一連の処理を終了する。
以上が、本実施形態のロボットの関節機構の制御装置1による逆キネマティック演算である。かかる逆キネマティクス演算によれば、手180の姿勢角やメインリンク150の姿勢角α,βから、第1ロッド171および第2ロッド172の一端位置171a,172aを決定しておくと共に、第1ロッド171および第2ロッド172の他端位置171b,172bの前回値を用いて、第1ロッド171および第2ロッド172の仮ロッド長L´を算出しておき、この仮ロッド長L´を第1ロッドおよび第2ロッドのロッド長Lという普遍的な値へ収束させることで、第1ロッド171および第2ロッド172の他端位置171b,172bを複雑な幾何学計算を行うことなく、簡易に決定することができる。
また、ここでの修正量は、逆ヤコビ行列から算出される第1モータおよび第2モータのモータ角の変化量Δθ1,Δθ2に基づくため、高精度に第1ロッド171および第2ロッド172の他端位置171b,172bを決定することができる。
さらに、第1ロッド171および第2ロッド172の他端位置171b,172bは、その前回値に基づいて、修正されるため、第1ロッド171および第2ロッド172の他端位置171b,172bに連続性を持たせることができ、ひいては、この他端位置171b,172bにより決定される第1モータおよび第2モータのモータ角θ1,θ2にも連続性を持たせることができる。
このように、本実施形態のロボットの関節機構の制御装置1によれば、ジンバルリンクを有するロボットの関節機構の動作を簡易なアルゴリズムで高精度に解析することができる。
尚、本実施形態においては、第1ロッド171および第2ロッド172の仮ロッド長L1´,L2´と、これらの実際のロッド長L1,L2との差から、ロッド偏差ΔD1,D2を0に収束させるようにして、第1ロッド171および第2ロッド172の不定位置(キネマティック演算では、一端位置171a,172aであり、逆キネマティック演算では、他端位置171b,172b)を決定したが(図5/STEP14、図6/STEP34)、これに限定されるものではなく、仮ロッド長L1´,L2´を直接実際のロッド長L1,L2に収束させるようにしてもよい。
また、本実施形態では、第1ロッド171および第2ロッド172を、第1モータ191および第2モータ192により動作させる構成について説明したが、これに限定されるものではなく、例えば、アクチュエータにより第1ロッド171および第2ロッド172を動作させるように構成してもよい。
1‥ロボットの関節機構の制御装置、11‥ロッド固定位置算出手段(ロッド他端位置算出手段、ロッド一端位置算出手段)、12‥仮ロッド長算出手段、13‥ロッド偏差算出手段、14‥ヤコビ・逆ヤコビ算出手段(関数算出手段、行列算出手段、逆行列算出手段)、15‥修正量算出手段、16‥ロッド不定位置決定手段(ロッド位置決定手段、ロッド一端位置決定手段、ロッド他端位置決定手段)、17‥最終角度出力手段(姿勢角算出手段、モータ角算出手段)、140‥ジンバルリンク、171‥第1ロッド、172‥第2ロッド、191‥第1モータ(第1アクチュエータ)、192‥第2モータ(第2アクチュエータ)。

Claims (3)

  1. 互いに平行でない第1回転軸と第2回転軸とを有するジンバルリンクと、
    前記ジンバルリンクの一方の回転軸に連結された第1ロッドおよび第2ロッドと、
    前記第1ロッドを変位させる第1アクチュエータと、
    前記第2ロッドを変位される第2アクチュエータと
    を備えて前記ジンバルリンクに結合した結合体を前記第1回転軸および第2回転軸回りに動作可能なロボットの関節機構の制御装置において、
    前記第1アクチュエータの所定時間当たりの変化量である第1アクチュエータ変化量および、前記第2アクチュエータの所定時間当たりの変化量である第2アクチュエータ変化量と、前記結合体の前記第1回転軸回りの所定時間当たりの変化量である第1姿勢角変化量および、該結合体の前記第2回転軸回りの所定時間当たりの変化量である第2姿勢角変化量との間の関係を規定する関数を逐次算出する関数算出手段と、
    前記第1姿勢角変化量および第2姿勢角変化量から算出される前記第1ロッドおよび第2ロッドの一端位置と、該第1ロッドおよび第2ロッドの他端位置の前回値とのそれぞれの差として算出され、または、前記第1アクチュエータ変化量および第2アクチュエータ変化量から算出される前記第1ロッドおよび第2ロッドの他端位置と、該第1ロッドおよび第2ロッドの一端位置の前回値とのそれぞれの差として算出される仮第1ロッド長および仮第2ロッド長を算出する仮ロッド長算出手段と、
    前記関数算出手段により算出された関数に基づく前記第1姿勢角変化量および第2姿勢角変化量または、前記第1アクチュエータ変化量および第2アクチュエータ変化量により前記前回値を修正して、前記仮ロッド長算出手段により算出された仮第1ロッド長および仮第2ロッド長を前記第1ロッドのロッド長および第2ロッドのロッド長に収束させるように該第1ロッドおよび第2ロッドの位置を決定するロッド位置決定手段と
    を備えることを特徴とするロボットの関節機構の制御装置。
  2. 互いに平行でない第1回転軸と第2回転軸とを有するジンバルリンクと、
    前記ジンバルリンクの一方の回転軸に一端が連結された第1ロッドおよび第2ロッドと、
    前記第1ロッドの他端に連結された第1モータと、
    前記第2ロッドの他端に連結された第2モータと
    を備えて前記ジンバルリンクに結合した結合体を前記第1回転軸および第2回転軸回りに動作可能なロボットの関節機構の制御装置において、
    前記第1モータの所定時間当たりの変化量である第1モータ角変化量および、前記第2モータの所定時間当たりの変化量である第2モータ角変化量と、前記結合体の前記第1回転軸回りの所定時間当たりの変化量である第1姿勢角変化量および、該結合体の前記第2回転軸回りの所定時間当たりの変化量である第2姿勢角変化量との間の関係を規定したヤコビ行列を逐次算出する行列算出手段と、
    前記第1モータ角変化量から前記第1ロッドの他端位置を逐次算出すると共に、前記第2モータ角変化量から前記第2ロッドの他端位置を逐次算出するロッド他端位置算出手段と、
    前記ロッド他端位置算出手段により算出された第1ロッドおよび第2ロッドの他端位置と、該第1ロッドおよび第2ロッドの一端位置の前回値とのそれぞれの差である、仮第1ロッド長および仮第2ロッド長を算出する仮ロッド長算出手段と、
    前記行列算出手段より算出されたヤコビ行列に基づいて算出される前記第1姿勢角変化量および第2姿勢角変化量により前記第1ロッドおよび第2ロッドの一端位置の前回値を修正することにより、前記仮ロッド長算出手段により算出された仮第1ロッド長および仮第2ロッド長を前記第1ロッドのロッド長および第2ロッドのロッド長に収束させるように該第1ロッドおよび第2ロッドの一端位置を決定するロッド一端位置決定手段と、
    前記ロッド一端位置決定手段より決定された第1ロッドおよび第2ロッドの一端位置から前記結合体の前記第1回転軸回りの第1姿勢角および第2回転軸回りの第2姿勢角を算出する姿勢角算出手段と
    を備えることを特徴とするロボットの関節機構の制御装置。
  3. 互いに平行でない第1回転軸と第2回転軸とを有するジンバルリンクと、
    前記ジンバルリンクの一方の回転軸に一端が連結された第1ロッドおよび第2ロッドと、
    前記第1ロッドの他端に連結された第1モータと、
    前記第2ロッドの他端に連結された第2モータと
    を備えて前記ジンバルリンクに結合した結合体を前記第1回転軸および第2回転軸回りに動作可能なロボットの関節機構の制御装置において、
    前記結合体の前記第1回転軸回りの所定時間当たりの変化量である第1姿勢角変化量および、該結合体の前記第2回転軸回りの所定時間当たりの変化量である第2姿勢角変化量と、前記第1モータの所定時間当たりの変化量である第1モータ角変化量および、前記第2モータの所定時間当たりの変化量である第2モータ角変化量との間の関係を規定した逆ヤコビ行列を逐次算出する逆行列算出手段と、
    前記第1姿勢角変化量および第2姿勢角変化量から前記第1ロッドおよび第2ロッドの一端位置を算出するロッド一端位置算出手段と、
    前記ロッド一端位置算出手段により算出された第1ロッドおよび第2ロッドの一端位置と、該第1ロッドおよび第2ロッドの他端位置の前回値とのそれぞれの差である、仮第1ロッド長および仮第2ロッド長を算出する仮ロッド長算出手段と、
    前記逆行列算出手段より算出された逆ヤコビ行列に基づいて算出される第1モータ角変化量および第2モータ角変化量により前記第1ロッドおよび第2ロッドの他端位置の前回値を修正することにより、前記仮ロッド長算出手段により算出された仮第1ロッド長および仮第2ロッド長を前記第1ロッドのロッド長および第2ロッドのロッド長に収束させるように該第1ロッドおよび第2ロッドの他端位置を決定するロッド他端位置決定手段と、
    前記ロッド他端位置決定手段より決定された第1ロッドおよび第2ロッドの他端位置から前記第1モータの第1モータ角および第2モータの第2モータ角を算出するモータ角算出手段と
    を備えることを特徴とするロボットの関節機構の制御装置。
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