JP5181186B2 - 調律装置 - Google Patents
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Description
本発明に係る調律装置は、楽器の調律状態を演算する電気回路を備えた調律装置本体と、該調律装置本体を前記楽器に装着する一対の板材を有するクリップ部と、前記調律装置本体と前記クリップ部とを連結する連結部材と、前記楽器から発せられる音を検知する振動センサと、を備え、前記連結部材が、該連結部材の延在方向の周りに前記クリップ部を回動自在とする第一回動部と、前記延在方向に交差する方向の周りに前記調律装置本体を回動自在とする第二回動部と、を有する調律装置において、前記振動センサが、前記連結部材に内蔵され、前記調律装置本体と一体的に前記延在方向の周りに回転可能に構成されていることを特徴としている。
また、振動センサを連結部材に内蔵することにより、連結部材の延在方向の周りに回動させて調律装置本体を回転させる際に、振動センサも一体的に回転するため、振動センサと調律装置本体の内部に配される電気回路との間を接続する配線が捩れるのを防ぐことができる。したがって、配線が短期間で破断することを防ぐことができるため、調律装置の耐久性を向上することができる。
このように構成することで、振動センサを楽器の直近に配置することができるため、振動センサで音を感知しやすくなる。
このように構成することで、配線が露出されないため、接触などの外的要因により破断してしまうのを防止することができ、装置の耐久性を向上することができる。また、配線が視認できないため、見栄えを向上することができる。なお、第二回動部における調律装置本体の回動範囲は限られるため、第二回動部において配線が捩れることはない。
このように構成することで、第二回動部において配線が屈曲変形を繰り返すことがないため、装置の耐久性をさらに向上することができる。
このように構成することで、第一回動部と第二回動部との間で、配線を廃止することができる。つまり、連結部材を配線の一部として機能させることができる。したがって、配線が第二回動部と調律装置本体内に配置された電気回路との間を接続する部分にのみ配されるため、配線が破断されるのを確実に抑制することができ、装置の耐久性をさらに向上することができる。
このように構成することで、第一回動部と第二回動部との間で、配線の少なくとも一方を廃止することが可能となる。つまり、連結部材を配線の一部として機能させることができる。したがって、配線が第二回動部と調律装置本体内に配置された電気回路との間を接続する部分にのみ配されるため、配線が破断されるのを確実に抑制することができ、装置の耐久性をさらに向上することができる。
また、振動センサを連結部材に内蔵することにより、連結部材の延在方向の周りに回動させて調律装置本体を回転させる際に、振動センサも一体的に回転するため、振動センサと調律装置本体の内部に配される電気回路との間を接続する配線が捩れるのを防ぐことができる。したがって、配線が短期間で破断することを防ぐことができるため、調律装置の耐久性を向上することができる。
次に、本発明に係る調律装置の第一実施形態を図1〜図6に基づいて説明する。
図1に示すように、調律装置10は、互いに係合する一対の板材21,22を有するクリップ部11と、楽器から発せられる音の振動状態を検出する振動センサ13と、振動センサ13から伝達された電気信号を処理する電子回路(不図示)および電子回路を駆動する電池(不図示)を実装し、その判別結果を表示可能に構成された表示部15と、クリップ部11と表示部15との間を連結する第一回動部17および第二回動部19とを備えている。
本実施形態では、振動センサ13として外形略円形形状の圧電素子を使用し、この圧電素子が同時に基準音を発生する発音体としての役割も兼ねている。このように構成することで、調律機能と基準音発生機能を一つの圧電素子で兼用することができるため、省スペース化および部品点数の削減を図ることができ、調律装置10を小型軽量かつ安価に構成することができる。
次に、調律装置10の作用について説明する。
図4に示すように、楽器Gの調律を行う際に、まず調律装置10を楽器Gに取り付ける。楽器Gの発音箇所近傍の適切な箇所にクリップ部11の一対の板材21,22を挟み込むようにして取り付ける。
表示部15の表面15aが視認できる位置にセットされたら、表示部15に設けられたスイッチ(不図示)をONにした後、楽器Gから発音することで調律を行う。
図5に示す調律装置10Aは、第一回動部17Aの軸部25が板材21を貫通し、収納部27が板材21の内側(板材22との対向面側)に配されている。また、板材21の内側には収納部27を配置可能な膨出部33が形成されている。膨出部33の端面にはパッド31が設けられている。このように構成することにより、第一回動部17Aを軸Mを中心に回転させると、振動センサ13が一体となって回転するように構成される。
次に、本発明に係る調律装置の第二実施形態を図7〜図10に基づいて説明する。なお、本実施形態は第一実施形態と第一回動部および第二回動部の構成が異なるのみであり、その他の箇所は第一実施形態と略同一であるため、同一箇所には同一符号を付して詳細な説明を省略する。
図8の調律装置110Aは、第一回動部117Aが、例えば樹脂で形成された略円筒状の部材である。第一回動部117Aは、内部が空洞になっており、収納部27の内部には振動センサ13が収納されている。振動センサ13は、その周縁部13aが第一回動部117Aの内面117aに接着剤により接着固定されている。また、第二回動部119Aは、導電材により形成されている。
例えば、本実施形態では、振動センサとして外形略円形の圧電素子を用いたが、外形正方形などの矩形状の圧電素子を用いてもよい。
また、本実施形態では、第一回動部および第二回動部の内部空間に配線を配設した場合の説明をしたが、例えば、第一回動部内に配設された配線を一旦外部に露出し、その後、第二回動部内を通過せずに直接表示部内に配線を延設させてもよい。
また、図11に示すように、調律装置400に基準音発音手段406を備え、これがCPU403の基準音設定手段により設定された基準音を発音することによって、使用者に合わせ込むべき基準音程を知らせる基準音発生機能を有することもできる。この場合、調律機能と基準音発生機能とはパラメータ設定手段407によって使用者が選択することができるようにすればよい。
Claims (6)
- 楽器の調律状態を演算する電気回路を備えた調律装置本体と、
該調律装置本体を前記楽器に装着する一対の板材を有するクリップ部と、
前記調律装置本体と前記クリップ部とを連結する連結部材と、
前記楽器から発せられる音を検知する振動センサと、を備え、
前記連結部材が、
該連結部材の延在方向の周りに前記クリップ部を回動自在とする第一回動部と、
前記延在方向に交差する方向の周りに前記調律装置本体を回動自在とする第二回動部と、を有する調律装置において、
前記振動センサが、前記連結部材に内蔵され、前記調律装置本体と一体的に前記延在方向の周りに回転可能に構成されていることを特徴とする調律装置。 - 前記連結部材が前記クリップ部の一方の板材を貫通して配置され、
前記板材における前記楽器との当接面側に前記振動センサが配置されていることを特徴とする請求項1に記載の調律装置。 - 前記振動センサと前記調律装置本体の内部に配された電気回路との間を接続する配線が、前記連結部材の内部に架設されていることを特徴とする請求項1または2に記載の調律装置。
- 前記第二回動部の回動軸は導電材で構成され、
前記振動センサと前記調律装置本体の内部に配された電気回路とが、前記回動軸を介して電気的に接続されていることを特徴とする請求項1または2に記載の調律装置。 - 前記連結部材は内面または外面にメッキ配線を備え、
前記振動センサと前記電気回路とが、前記メッキ配線を介して電気的に接続されていることを特徴とする請求項4に記載の調律装置。 - 前記連結部材は導電材で構成され、
前記振動センサと前記電気回路とが、前記連結部材を介して電気的に接続されていることを特徴とする請求項4に記載の調律装置。
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