JP5179785B2 - 収納家具における棚板の支持装置 - Google Patents

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本発明は、収納家具の箱体に、棚板を着脱自在に且つ前後にスライド自在に支持する装置に関するものである。
例えば、木製書棚のような収納家具における左右両側板の内壁面に前後方向に支持杆を固定し、この支持杆上に木製の棚板を前後にスライド自在に載置するとか、木製の棚板の両側に溝を刻設して支持杆にスライド自在に嵌合する手段が使用されている。
上記の棚板の支持手段は、棚板を箱体から簡単に離脱することができるが、手前に引き出した際に、棚板の後端が支持杆から外れ、棚板上に収納した品物を落下させることがあった。また棚板に溝を形成する場合は、厚い木板を使用しなければならなかった。
本発明は、収納家具における箱体に装着した棚板を容易に着脱し、且つ前後に安心してスライドし得る棚板の支持装置を提供しようとするものである。
本発明に係る請求項1の収納家具における棚板の支持装置は、前面が開口した箱体における左右両側板の内壁面に固定する金属製の固定側レールと、棚板の左右両側下面に固定するプラスチック製のスライド側レールとよりなり、上記固定側レールは、金属線の前後両端部を折り曲げて、左右両側板の内壁面に当接する前後一対の円弧部と、左右両側板の内壁面から離隔する方向に膨出した前後一対の突出部と、左右両側板の内壁面に穿設した前後の小孔に嵌合する前後一対の突起とを形成し、上記スライド側レール、棚板の左右両側下面に固定するための固定部と、該固定部の外側に、棚板の左右両側と相俟って前記固定側レールへの挿入用の溝を形成するための、縦縁と横縁とよりなる断面鈎型の屈曲部を形成し、この屈曲部における縦縁の後部には、横縁側に突出し且つ縦縁側に圧縮する弾性部材を形成したことを特徴としている。
この収納家具における棚板の支持装置は、固定側レールの前後の突起を箱体における両側板の内壁面に穿設した前後の小孔に嵌入し、前後一対の円弧部を両側板の内壁面に当接させて、固定側レールを両側板の内壁面から離隔した状態で固定する。スライド側レールの固定部を棚板の左右両側下面に木ネジとか接着剤を用いて固定する。このスライド側レールの断面鈎型の屈曲部と棚板の左右両側とにより形成された溝の後端を固定側レールの前端に合致させ、棚板を箱体内に差し込むと、スライド側レールの後部の縦縁から溝内に突設した弾性部材が固定側レールの前端に設けた突出部に係合し、弾性部材は縦縁側に後退しながら突出部を乗り越え、一旦前進して円弧部に嵌入した後、固定側レールに圧接しながら後方へスライドする。弾性部材が後側の円弧部に嵌入した後、固定側レールの後端に設けた突出部に達すると、弾性部材は前部の突出部の場合と同様に後退しながらこれを乗り越え、突出部の後側に係合する。このとき棚板は後端が箱体の背板に衝突して安定する。
箱体に挿入された棚板を手前に引き出すと、弾性部材が後退しながら固定側レールの後端の突出部を乗り越えた後、円弧部に嵌入し固定側レールに圧接しながら手前にスライドする。弾性部材が固定側レールの前端の円弧部に嵌入して突出部に衝突すると、棚板の引き出しが一旦ストップする。この状態において棚板を更に手前に引き出すと、弾性部材が後退しながら前端の突出部を乗り越え、棚板は箱体から取り外される。
請求項1の収納家具における棚板の支持装置を書棚等に使用するときは、スライド側レールの弾性部材が固定側レールの後端の突出部の後側に係合するため、棚板が箱体から自然に突出することがない。また弾性部材が後端の円弧部に嵌入したとき、及び突出部を乗り越えたとき、クリック感を生ずるため、棚板が箱体内に確実に支持されたことを確認することができる。更に棚板の後部を箱体内に支持させた状態に引き出すときは、弾性部材が前端の円弧部に嵌入し、突出部に係止されるため、棚板の無意識な引き出しにより、可動側レールが固定側レールから外れ、棚板上の収納物を脱落することがない。
固定側レールの前後には、箱体の左右両側板に当接する円弧部を設けたから、固定側レールを左右両側板から離隔させ、スライド側レールの断面鈎型の屈曲部と棚板の左右両側とにより形成された溝に、確実に嵌合させることができる。
スライド側レールの固定部を棚板の左右両側下面に固定して溝を形成するものであるから、棚板の左右両側に溝を刻設する場合と異なり、薄い棚板を使用することができる。
以下、本発明に係る請求項1及び2の実施形態を図1〜図5を参照して詳細に説明する。図1乃至図5は本発明に係る棚板の支持装置を学童用具等の整理棚に使用した状態を示すものであって、図1は棚板を差し込んだ状態の横断平面図であり、図2は棚板を引き出した状態の横断面図であり、図3は図1に示すA−A断面図である。また図4は固定側レールの後端の突出部にスライド側レールの弾性部材が係合した状態を示す斜視図であり、図5は固定側レールの前端の突出部にスライド側レールの弾性部材が係合した状態を示す斜視図である。
符号1は学童が各種の用具を収納する整理棚の箱体であり、箱体1の左右両側板2の内壁面には、前後一対の小孔3を上下に一定間隔を保って穿設している。
符号4及び5は本装置における金属製の固定側レールとプラスチック製のスライド側レールである。上記固定側レール4は太さが4mmの金属線の前後両端を折り曲げて、左右両側板2の小孔3に嵌入する突起6と、左右両側板2の内壁面に当接する円弧部7を形成している。この円弧部7は固定側レール4を左右両側板2の内壁面に固定した際に、固定側レール4を左右両側板2の内壁面から少し離隔させるためのものである。上記突起6の基部と円弧部7の間には円弧状の突出部8を形成している。この円弧状の突出部8は左右両側板2の内壁面に固定された固定側レール4より内壁面から離隔する方向に膨出している。
上記のスライド側レール5は、棚板9の左右両側への固定部10を設けると共に、外側の後端から前部に亘り、縦縁と横縁とよりなる断面鈎型の屈曲部10aを設け、この屈曲部10aと棚板9の左右の外側部とにより、固定側レール4に挿入する溝11を形成している。
前記、屈曲部10aにおける縦縁の後部には、横縁側に突出し且つ縦縁側に圧縮する弾性部材12を突設している。この弾性部材12は溝11の後部に、前後方向に長い窓13を設け、この窓13の前端より窓13内に突出させた弾片14の外側面に突部15を設け、この突部15を横縁側に突出させている。尚、符号16はスライド側レール5の後端より後方へ突出した棚板9の後端部である。更に、符号17は棚板10の前端に固定した把手兼用の化粧杆であり、18は木ネジ、19は箱体1の背板である。
図1乃至図3に示すように、固定側レール4の前後の突起6を箱体1における左右両側板2の内壁面に穿設した前後の小孔3に嵌入すると共に、前後の円弧部7を両側板2の内壁面に当接させる。スライド側レール5における固定部10を溝11が外向きになるように棚板9の左右両側下面に木ネジ18を用いて固定する。
スライド側レール5より後方に突出した棚板9の後端部16を固定側レール4上に載せ、棚板9を水平に押し込めば、スライド側レール5の溝11が固定側レール4の前端に自然に嵌合し、弾性部材12の突部15が固定側レール4の前部の突出部8に当たると、弾性部材12の弾片14が内側の後退し、図5に示すように、突部15が突出部8を乗り越え、円弧部7に一旦嵌入した後、固定側レールに圧接しながら後方へスライドする。後部の円弧部7に嵌入して後部の突出部8に達すると、再び弾性部材12の弾片14が内側の後退し、図4に示すように、突部15が円弧部7に一旦嵌入した後、突出部8を乗り越えて突出部8の後側に係合し、棚板9は後端が箱体1の背板19に衝突して安定する。
箱体1に挿入された棚板9を手前に引き出すと、弾性部材12の突部15が後退しながら固定側レール4の後端の突出部8を乗り越え、円弧部7に嵌入した後、固定側レール4に接しながら手前にスライドする。弾性部材12の突部15が固定側レール4の前端の円弧部7に嵌入して突出部8に達すると、棚板9の引き出しが一旦ストップする。そのため、誤ってスライド側レールが固定側レールから外れ、棚板上の収納物を脱落することがない。棚板が引き出しこの状態において棚板9を更に手前に強く引き出すと、弾性部材12の突部15が前端の突出部8を乗り越え、棚板9は箱体1から取り外される。従って、整理棚における棚板9と棚板9の間隔を変える場合は、固定側レール4を上又は下の小孔3に差し替えることにより、棚板間の間隔を容易に調整することができる。
上記実施形態のように、スライド側レール5を棚板9より短くし、棚板9の後部が突出するように形成するときは、棚板9の後部を固定側レール4の前端に載置して差し込めば、スライド側レール5の溝11が固定側レール4に自然に嵌合するので、幼児や学童が使用する収納家具用の棚板の支持装置として最適である。
本発明の一実施の形態を示す横断平面図である。 同上実施の形態において、棚板の引き出し状態を示す横断面図である。 図1に示すA−A断面図である。 同上実施の形態における固定側レールの後端の突出部とスライド側レールの弾性部材との関係を示す斜視図である。 同上実施の形態における固定側レールの前端の突出部とスライド側レールの弾性部材との関係を示す斜視図である。
1 箱 体
2 左右両側板
3 小 孔
4 固定側レール
5 スライド側レール
6 突 起
7 円弧部
8 突出部
9 棚 板
10 固定部
10a 断面鈎型の屈曲部
11 溝
12 弾性部材
13 窓
14 弾 片
15 突 部
16 後端部
17 化粧杆
18 木ネジ
19 背 板

Claims (1)

  1. 前面が開口した箱体における左右両側板の内壁面に固定する金属製の固定側レールと、棚板の左右両側下面に固定するプラスチック製のスライド側レールとよりなり、上記固定側レールは、金属線の前後両端部を折り曲げて、左右両側板の内壁面に当接する前後一対の円弧部と、左右両側板の内壁面から離隔する方向に膨出した前後一対の突出部と、左右両側板の内壁面に穿設した前後の小孔に嵌合する前後一対の突起とを形成し、上記スライド側レール、棚板の左右両側下面に固定するための固定部と、該固定部の外側に、棚板の左右両側と相俟って前記固定側レールへの挿入用の溝を形成するための、縦縁と横縁とよりなる断面鈎型の屈曲部を形成し、この屈曲部における縦縁の後部には、縦縁から横縁側に突出し且つ縦縁側に圧縮する弾性部材を形成したことを特徴とする収納家具における棚板の支持装置。
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