JP5179762B2 - 入力システム、特殊キーボード、自動アクセスプログラムおよび案内システム - Google Patents

入力システム、特殊キーボード、自動アクセスプログラムおよび案内システム Download PDF

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Description

本発明は、ユーザが予め登録したURLまたはファイルにワンタッチでアクセスするための入力システム、ユーザが予め登録したURLまたはファイルにワンタッチでアクセスするための特殊キーボード、ユーザが予め登録したURLまたはファイルにワンタッチでアクセスするためのプログラム、およびホテル内に設置される案内システムに関する。
現在、インターネットが幅広く普及しており、インターネット上では電子メールのやり取りが行われたり、開設されたWEBサイトを閲覧したりして、情報の発信や情報の収集が行われている。
インターネットへの接続は、コンピュータを介して行われることが多い。コンピュータでWEBサイトの閲覧を行うには、WEBサイトへアクセスするためのアプリケーションソフトであるブラウザをインストールし、ブラウザが所定のURL(Uniform Resource Locator)にアクセスして、アクセスしたWEBサイトからのHTMLファイルや画像ファイル等をダウンロードして表示することで行われる。
なお、URLとはインターネット上での場所を示す情報のことであり、サーバ名、ポート番号、フォルダ名等で構成される。
ブラウザにはユーザがURLを入力するための入力欄が設けられており、ユーザがここにアクセスしたいWEBサイトのURLを入力することにより、所望のWEBサイトへアクセスすることができる。
ただしURLはアルファベット、数字、記号の組み合わせであり、かなり長い文字列となる。このURLの入力をキーボードから行うとなると、入力動作が非常に面倒であるため、簡単にアクセスすることが困難であり、また間違ったURLを入力してしまう可能性もある。
そこで、URLによく用いられる文字列、例えばhttp://であるとか、co.jpであるとかを予めソフトウェアキーボードに記憶させておき、該当するソフトウェアキーボードのキーを指示することで、ブラウザのURLの入力欄に対応する文字列を自動的に記入させる技術が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
特開平11−202996号公報
特許文献1に示した技術では、ソフトウェアキーボードを用いているのでマウス操作が必要となる。しかしながら、マウス操作もあまり得意では無いユーザにとってはマウス操作に手間取り、結局はURLの入力に時間がかかるおそれがあるという課題がある。
また、よく使われる文字列のみの登録では、URL全体を入力するのにある程度の時間がかかってしまう。
なお、ブラウザには、お気に入りのWEBサイトのURLをお気に入り欄に登録しておき、お気に入り欄に表示されているWEBサイトの表示をクリックするだけで、URLの入力をしなくとも該当するWEBサイトへアクセスする機能が設けられている。
しかし、お気に入り欄の操作もやはりマウスを用いて行われるため、マウス操作が不慣れな者にとっては操作が大変である。
なお、上述してきたような課題はブラウザで所定のWEBサイトへアクセスする場合に限られず、ワープロソフトや表計算ソフト等のアプリケーションソフトを用いてファイルを作成する場合でも同様に発生する。
すなわち、記憶しておいたファイルを探してこれを開くという作業は、マウス操作等が不慣れな者にとってみれば大変な作業である。
そこで、本発明の目的は、上記課題を解決すべくなされ、その目的とするところは、マウス操作無しでも、簡単に所望のWEBサイトへのアクセスが可能であり、また所望のファイルを簡単に開くことができる入力システム、特殊キーボード、自動アクセスプログラムおよびこれらを用いた案内システムを提供することにある。
本発明は上記目的を達成すべく、以下の構成を備える。
すなわち、本発明の入力システムによれば、コンピュータと、複数のキーが設けられ、キーが押下された際には、押下されたキーを特定するためのキーコードであって規格に規定されていない特殊キーコードをコンピュータへ出力するように設けられた特殊キーボードとを具備する入力システムであって、コンピュータは、特殊キーボードからの特殊キーコードに対応するURLまたは所定のファイル名を予めデータテーブルとして記憶する記憶手段と、特殊キーボードから特殊キーコードを受信した場合には、データテーブルから対応するURLまたは所定のファイル名を参照し、対応するURLに自動的にアクセスするようにブラウザを制御するかまたは対応するファイルを開くように所定のアプリケーションソフトを制御する自動アクセス手段とが設けられ、前記記憶手段には、同一内容のWEBサイトに対して異なる言語で表示されるWEBサイトのURLが、言語毎にそれぞれ異なるデータテーブルに記憶され、異なる言語で表示されるWEBサイトであっても同一内容のWEBサイトには各データテーブル共通の同一の特殊キーコードと対応付けされて記憶されており、前記特殊キーボードには、複数のデータテーブルのうちいずれの言語で表示されているURLが記憶されているデータテーブルに切り換えるかを指示する切り換えキーコードを出力する言語切り換えキーが設けられ、前記自動アクセス手段は、入力された切り換えキーコードに基づいて、複数のデータテーブルのうち該当するデータテーブルから、入力された特殊キーコードに対応するURLに自動的にアクセスすることを特徴としている。
この構成では、ユーザは特殊キーボードのキーのうち、いずれかのキーを押すだけで所望のWEBサイトへアクセスできる。すなわち、マウス操作無しでワンタッチでWEBサイトへのアクセスが可能となるため、キーボードの操作やマウスの操作が不慣れな者であっても容易にWEBサイトへのアクセスができる。また、頻繁に同じWEBサイトへアクセスしたり、同じファイルを開く場合に、非常にスムーズな操作が行える。
また、同一のホームページについて異なる言語で作成されているものが複数ある場合には、ユーザは、特殊キーボードの言語切り換えキーを押下することでいずれかの言語に特定し、その後所望のキーを押下することで特定した言語のURLのWEBサイトの閲覧をすることができる。また、同一内容のWEBサイトに対して特殊キーボードのキー割り当ては、異なる言語であっても同一とすることができるので、ユーザが利用しやすい。
また、前記コンピュータは、前記データテーブルの内容をユーザに入力させるために、ユーザの操作に応じて動作するアプリケーションソフトであって、特殊キーボードのキー配列を、コンピュータに接続される表示装置に表示させる機能と、ユーザによって前記キー配列のうちいずれかのキーが指定された場合に、指定されたキーに割り当てるURLまたはファイル名をユーザに入力させる入力画面を、表示装置に表示させる機能と、入力画面に入力されたURLまたはファイル名と指定されたキーとを対応させて記憶手段に記憶させる機能とを有するデータテーブル入力手段が設けられていることを特徴としてもよい。
これにより、ユーザが自由にキーにURLまたは所定のファイルを割り当てることができる。
さらに、特殊キーボードには、コンピュータおよびコンピュータ以外の機器と接続するための複数のコネクタ部と、該コネクタ部を連結するHUBとが設けられていることを特徴としてもよい。
本発明にかかる特殊キーボードによれば、コンピュータに接続して用いられる特殊キーボードであって、複数のキーと、各キーに対応するURLまたはファイル名を予めデータテーブルとして記憶する記憶手段と、キーが押下された際には、押下されたキーに対応するURLまたはファイル名をデータテーブルから参照し、対応するURLに自動的にアクセスするようにコンピュータ内のブラウザを制御するかまたは対応するファイルを開くようにコンピュータ内の所定のアプリケーションソフトを制御する制御信号を出力する制御信号出力手段とを具備し、前記記憶手段には、同一内容のWEBサイトに対して異なる言語で表示されるWEBサイトのURLが、言語毎にそれぞれ異なるデータテーブルに記憶され、異なる言語で表示されるWEBサイトであっても同一内容のWEBサイトには各データテーブル共通の同一の特殊キーコードと対応付けされて記憶されており、複数のデータテーブルのうちいずれの言語で表示されているURLが記憶されているデータテーブルに切り換えるかを指示する切り換えキーコードを出力する言語切り換えキーが設けられ、前記制御信号出力手段は、入力された切り換えキーコードに基づいて、複数のデータテーブルのうち該当するデータテーブルから、入力された特殊キーコードに対応するURLに自動的にアクセスするようにコンピュータ内のブラウザを制御する制御信号を出力することを特徴としている。
この構成によれば、特殊キーボード内にコンピュータに対して所定のURLにアクセスするか所定のファイルを開くように指示する信号を出力する機能を設けたので、通常のコンピュータに接続するだけで、所望の動作をワンタッチで行うことができるようになる。
また、この構成によれば、同一のホームページについて異なる言語で作成されているものが複数ある場合には、ユーザは、特殊キーボードの言語切り換えキーを押下することでいずれかの言語に特定し、その後所望のキーを押下することで特定した言語のURLのWEBサイトの閲覧をすることができる。また、同一内容のWEBサイトに対して特殊キーボードのキー割り当ては、異なる言語であっても同一とすることができるので、ユーザが利用しやすい。
本発明にかかる自動アクセスプログラムによれば、複数のキーが設けられ、キーが押下された際には、押下されたキーを特定するためのキーコードであって規格に規定されていない特殊キーコードをコンピュータへ出力するように設けられた特殊キーボードを接続可能であり、特殊キーボードからの特殊キーコードに対応するURLまたは所定のファイル名を予めデータテーブルとして記憶する記憶手段が設けられたコンピュータに実行させるプログラムであって、特殊キーボードから特殊キーコードを受信した場合には、データテーブルから対応するURLまたは所定のファイル名を参照し、対応するURLに自動的にアクセスするようにブラウザを制御するかまたは対応するファイルを開くように所定のアプリケーションソフトを制御する機能をコンピュータに実現させ、前記記憶手段には、同一内容のWEBサイトに対して異なる言語で表示されるWEBサイトのURLが、言語毎にそれぞれ異なるデータテーブルに記憶され、異なる言語で表示されるWEBサイトであっても同一内容のWEBサイトには各データテーブル共通の同一の特殊キーコードと対応付けされて記憶されており、特殊キーボードに設けられた言語切り換えキーにより、複数のデータテーブルのうちいずれの言語で表示されているURLが記憶されているデータテーブルに切り換えるかを指示する切り換えキーコードおよび前記特殊キーコードを受信した場合には、入力された切り換えキーコードに基づいて、複数のデータテーブルのうち該当するデータテーブルから、入力された特殊キーコードに対応するURLに自動的にアクセスする機能をコンピュータに実現させることを特徴としてもよい。
このプログラムをコンピュータにインストールすれば、特殊キーボードをワンタッチ操作するだけで所望のURLに自動的にアクセスできる。
さらに、前記データテーブルの内容をユーザに入力させるために、特殊キーボードのキー配列を、コンピュータに接続される表示装置に表示させる機能と、ユーザによって前記キー配列のうちいずれかのキーが指定された場合に、指定されたキーに割り当てるURLまたはファイル名をユーザに入力させる入力画面を、表示装置に表示させる機能と、入力画面に入力されたURLまたはファイル名と指定されたキーとを対応させて記憶手段に記憶させる機能とをコンピュータに実現させることを特徴としてもよい。
本発明にかかる案内システムによれば、ホテルに設置される案内システムであって、表示手段を有するコンピュータと、複数のキーが設けられ、キーが押下された際には、押下されたキーを特定するためのキーコードであって規格に規定されていない特殊キーコードをコンピュータへ出力するように設けられた特殊キーボードとを具備し、コンピュータは、特殊キーボードからの特殊キーコードに対応するホテル周辺の店舗を案内する店舗毎のURLを予めデータテーブルとして記憶する記憶手段と、特殊キーボードから特殊キーコードを受信した場合には、データテーブルから対応するURLを参照し、対応するURLに自動的にアクセスして対応するURLのWEBサイトを表示手段に表示させるようにブラウザを制御する自動アクセス手段とが設けられ、前記記憶手段には、前記データテーブルが複数記憶されており、複数のデータテーブルは、同一内容のWEBサイトに対して異なる言語で表示されている場合において、同一内容のWEBサイトであって異なる言語で表示されている場合であっても該異なる言語毎のURLに対しては同一の特殊キーコードが対応付けされて、データテーブル毎に、異なる言語で表示されるWEBサイトのURLと、該URLに対応する特殊キーコードが記憶されており、前記特殊キーボードには、複数のデータテーブルのうちいずれの言語で表示されているURLが記憶されているデータテーブルに切り換えるかを指示する切り換えキーコードを出力する言語切り換えキーが設けられ、前記自動アクセス手段は、入力された切り換えキーコードに基づいて該当する言語のデータテーブルから、該当する特殊キーコードに該当するURLに自動的にアクセスすることを特徴としている。
この構成を採用することによって、ホテルの宿泊客がホテルの近所の飲食店等の店舗の情報を、特殊キーボードのいずれかのキーを押下するだけで容易に得ることができる。
また、この構成によれば、ホテルに外国からの宿泊客がきた場合であっても、特殊キーボードの言語切り換えキーによって自国の言語でのWEBサイトが表示されるように指定し、その後に特殊キーボードのいずれかのキーを押下するだけで、通訳等を必要とせずに外国の宿泊客が自らホテル近所の店舗の情報を容易に得ることができる。
本発明にかかる案内システムによれば、ホテルに設置される案内システムであって、表示手段を有するコンピュータと、複数のキーが設けられ、各キーに対応するホテル周辺の店舗を案内する店舗毎のURLを予めデータテーブルとして記憶する記憶手段が設けられ、キーが押下された際には、押下されたキーに対応するURLをデータテーブルから参照し、対応するURLに自動的にアクセスするようにコンピュータ内のブラウザを制御する制御信号を出力する制御信号出力手段が設けられた特殊キーボードとを具備し、前記記憶手段には、同一内容のWEBサイトに対して異なる言語で表示されるWEBサイトのURLが、言語毎にそれぞれ異なるデータテーブルに記憶され、異なる言語で表示されるWEBサイトであっても同一内容のWEBサイトには各データテーブル共通の同一の特殊キーコードと対応付けされて記憶されており、複数のデータテーブルのうちいずれの言語で表示されているURLが記憶されているデータテーブルに切り換えるかを指示する切り換えキーコードを出力する言語切り換えキーが設けられ、前記制御信号出力手段は、入力された切り換えキーコードに基づいて、複数のデータテーブルのうち該当するデータテーブルから、入力された特殊キーコードに対応するURLに自動的にアクセスするようにコンピュータ内のブラウザを制御する制御信号を出力することを特徴としてもよい。
この構成によれば、ホテルの宿泊客がホテルの近所の飲食店等の店舗の情報を、通常のコンピュータに接続した特殊キーボードのいずれかのキーを押下するだけで容易に得ることができる。
また、この構成によって、ホテルに外国からの宿泊客がきた場合であっても、特殊キーボードの言語切り換えキーによって自国の言語でのWEBサイトが表示されるように指定し、その後に特殊キーボードのいずれかのキーを押下するだけで、通訳等を必要とせずに外国の宿泊客が自らホテル近所の店舗の情報を容易に得ることができる。
また、前記記憶手段には、同一内容のWEBサイトに対して異なる言語で表示されるWEBサイトのURLが、言語毎にそれぞれ異なるデータテーブルに記憶され、異なる言語で表示されるWEBサイトであっても同一内容のWEBサイトには各データテーブル共通の同一の特殊キーコードと対応付けされて記憶されており、複数のデータテーブルのうちいずれの言語で表示されているURLが記憶されているデータテーブルに切り換えるかを指示する切り換えキーコードを出力する言語切り換えキーが設けられ、前記制御信号出力手段は、入力された切り換えキーコードに基づいて、複数のデータテーブルのうち該当するデータテーブルから、入力された特殊キーコードに対応するURLに自動的にアクセスするようにコンピュータ内のブラウザを制御する制御信号を出力することを特徴としてもよい。
この構成によって、ホテルに外国からの宿泊客がきた場合であっても、特殊キーボードの言語切り換えキーによって自国の言語でのWEBサイトが表示されるように指定し、その後に特殊キーボードのいずれかのキーを押下するだけで、通訳等を必要とせずに外国の宿泊客が自らホテル近所の店舗の情報を容易に得ることができる。
本発明にかかる入力システムによれば、キーボードの操作やマウスの操作が不慣れな者であってもワンタッチで容易にWEBサイトへのアクセスや所定のファイルを開くことができる。
また、本発明にかかる特殊キーボードによれば、コンピュータには何らの特別な機能を設けておかなくとも、この特殊キーボードを接続するだけでワンタッチで容易にWEBサイトへのアクセスや所定のファイルを開くことができる。したがって、ユーザは特殊キーボードを持ち歩くことで、出先でもユーザ所望の操作を容易に実行することができる。
本発明にかかる自動アクセスプログラムによれば、このプログラムをコンピュータにインストールすれば、特殊キーボードをワンタッチ操作するだけで容易にWEBサイトへのアクセスや所定のファイルを開くことができる。
本発明にかかる案内システムによれば、ホテルの宿泊客がホテルの近所の店舗の情報を容易に得ることができ、またホテルフロントに多くの店舗情報等のチラシやパンフレットを設置しなくてもよいのでホテルフロントのスペース効率を上げることができる。
(第1の実施形態)
以下、本発明の好適な実施の形態を添付図面に基づいて詳細に説明する。本実施形態の入力システムは、コンピュータ内にインストールさせたプログラムを実行することにより、所望のURLまたは所望のファイルを各キーを関連付けした特殊キーボードからのキー操作で、ワンタッチで所望のURLにアクセスするかまたは所望のファイルを開くことができるシステムである。
入力システム30は、コンピュータ40と特殊キーボード50とから構成されている。
ただし、ここで示すコンピュータ40としては、一般的に用いられているパーソナルコンピュータでよい。コンピュータ40と特殊キーボード50との間の接続方式については、PS/2、USB、または赤外線等どのようなものであってもよい。
また、入力システム30の特殊キーボード50としては、URLまたはファイル起動のワンタッチ入力専用に用いるものである。したがって、コンピュータ40には、特殊キーボード50とは別に通常の入力装置としてのキーボード41を設ける必要がある。
まず、図1に基づいて特殊キーボード50について説明する。
本実施形態の特殊キーボード50は、複数のキー60のいずれかをユーザが押下することで、ワンタッチで所望のURLにブラウザをアクセスさせるか所定のファイルを開くためのものであり、その他の用途は想定していない。したがって、特殊キーボード50には、複数のキー60が設けられているが、そのキー配列はJIS等の規格に準拠した配列でなくてもよい。
また、特殊キーボード50がコンピュータ40へ送信するキーコードは規格では規定されていない特殊なものであるか、または規格で規定されていても通常使用されないように既存のキーコードの特殊組み合わせを利用したものであり、本明細書中ではこれらを合わせて特殊キーコードと称している。キーコードを規格で規定されていないものとすることによって、コンピュータ40内には特殊キーボードを解析する特殊ドライバ(図示せず)が必要となるが、コンピュータ40内で、特殊キーボード50から送信されてきたキーコードと通常のキーボード41から送信されてきたキーコードとを混同させないようにすることができる。
特殊キーボード50は複数のキー60と、各キー60の下方に配置されたマトリクス状または1コモン状に配線を形成した電極部(図示せず)と、キー60が押下されたときに電極部において発生した接点信号に基づいて押下されたキー60のキーコードを特定する機能およびコンピュータ40に対して特定されたキーコードを送信する機能を有する制御部62とが設けられている。
制御部62としては、1チップで上記機能を実現できるUSBコントローラがある。USBコントローラは、CPU64と、ROM65と、RAM66とを有しており、CPU64がROM65内に記憶されている制御プログラムに基づいて動作を実行し、上述した機能を実現する。
ROM65には、電極部の配線位置とキーコードとを関連付けしたデータテーブル67(図2参照)が記憶されており、CPU64は入力された接点信号がいずれの配線からのものかに基づいて、対応する特殊キーコードをデータテーブル67から参照する。
そしてCPU64は、データテーブル67から読み取った特殊キーコードを所定の通信プロトコルでコンピュータ40へ出力する。
次にコンピュータ40について、図3に基づいて説明する。
コンピュータ40は、中央処理演算装置であるCPU42と、データの保存を行うROM43およびRAM44とを具備している。さらに、コンピュータ40は周辺機器として、入力手段であるキーボード41、ポインティングデバイスであるマウス45、表示装置であるモニタ46とを接続している。
キーボード41や特殊キーボード50との間での通信を行うために、ハードウェアインターフェイスとして、キーボードコントローラ59が設けられている。キーボードコントローラ59は、1チップのICで構成されていることが一般的である。
キーボードコントローラ59が受信したキーコードおよび特殊キーコードは、CPU42に送信される。
CPU42では、実行中のOS(Operating System)のキーボードドライバ機能が、受信したキーコードに基づいて該当する文字に変換する。特殊キーコードを受信した場合については、CPU42で実行される自動アクセスプログラム54が、後述するような所定の動作を実行する。
コンピュータ40は、HDD等の記憶装置48を有しており、コンピュータの基本動作を実行するOSやその他ユーザの利用に資するアプリケーションソフト51が記憶されている。
アプリケーションソフト51としてはワープロソフトや表計算ソフト等が代表的なものであるがこれに限られることは無い。各アプリケーションソフトによって作成されたファイル53も記憶装置48に記憶されている。
さらに、記憶装置48には、ブラウザ52が記憶されている。ブラウザ52はWEBサイトにアクセスして、該当するWEBサイトのHTMLファイルや、画像ファイル等をダウンロードしてモニタ46に表示させるように動作するアプリケーションソフトである。
記憶装置48には、特殊キーボード50からの特殊キーコードに基づきデータテーブル57(後述する)から参照した所定のURLのWEBサイトへアクセスするようにブラウザ52を動作させるか、またはデータテーブル57から参照した所定のファイルを開くようにファイル53に関連付けされたアプリケーションソフト51を動作させる自動アクセスプログラム54が記憶されている。
また、自動アクセスプログラム54は、インストール時に記憶装置48内の所定の容量の記憶領域を確保して、データテーブル57を作成する機能を有する。データテーブル57内のデータの入力は、データテーブル入力プログラム56が行う。データテーブル入力プログラム56は、自動アクセスプログラム54の一部として、ユーザにデータテーブル57へのデータ入力を行わせるためにユーザが操作するアプリケーションソフトとして動作する。
データテーブル57は、特殊キーボード50から送信される特殊キーコードと、各特殊キーコードにそれぞれURLまたはファイル名を対応付けして記憶している。
データテーブル57に記憶されるキーコードとURLまたはファイル名とは1対1に対応するものであり、データテーブル入力プログラム56に基づいてユーザが自ら登録する。
なお、自動アクセスプログラム54のインストールは、インターネット経由で所定のサーバからダウンロードするようにしても良いし、CD等の記憶媒体から読み込んでインストールするようにしてもよい。
続いて、自動アクセスプログラム54を読み込んだコンピュータ40のCPU42の処理動作について、図4に基づいて説明する。
ユーザが特殊キーボード50のいずれかのキー60を押下する。すると、特殊キーボード50のキー60は電極部で接点信号を発生させ、特殊キーボード50内のCPU64に接点信号を入力させる。
CPU64は、接点信号が発生した配線位置に基づいてROM65内のデータテーブル67から対応する特殊キーコードを参照し、コンピュータ40へ対応する特殊キーコードを出力する。
コンピュータ40では、送信されてきた特殊キーコードをキーボードコントローラ59を介してCPU42が受信する(ステップS100)。
CPU42は、記憶装置48内のデータテーブル57から受信した特殊キーコードに対応するURLまたはファイル名を読み出す(ステップS102)。
CPU42は、特殊キーコードに対応するものがURLかファイル名であるかを判断する(ステップS104)。
特殊キーコードに対応するものが所定のファイルであった場合、CPU42は、そのファイルを開くように制御する。するとそのファイルは、関連付けされたアプリケーションソフトが起動してこのアプリケーションソフトによって開かれるか、またはアプリケーションソフトが起動済みであればアプリケーションソフトがファイルを開く(ステップS105)。
特殊キーコードに対応するものがURLであった場合、CPU42はブラウザが起動済みかどうかを判断し(ステップS106)、ブラウザが起動していない場合には、URLにアクセスさせるようにブラウザ52を起動させる(ステップS108)。
ブラウザ52が起動済みの場合、ブラウザ52が参照したURLにアクセスするように制御する(ステップS107)。なお、ブラウザ52が起動済みであった場合、CPU42はブラウザ52に、新しいウインドウで参照したURLのWEBサイトを表示させるようにしてもよい。
次に、データテーブル入力プログラムの動作について図5から図9に基づいて説明する。
ユーザが、コンピュータのモニタ46に表示されているデータテーブル入力プログラム56のアイコンをクリックすると、データテーブル入力プログラム56が起動する。
起動したデータテーブル入力プログラム56は、モニタ46に図5に示すダイアログボックス70を表示させる。
ダイアログボックス70は、特殊キーボード50と同じキー配列の各ボタン72が配置されている。各ボタン72には、キーの個数と同じ数だけ(本実施形態では1から30まで)キー番号が付与されている。ボタン72のいずれかが押下されると、図6に示すようなダイアログボックス74が表示される。
ダイアログボックス74には、ユーザが押下したボタン72に対応させて登録するURLまたはファイル名(ショートカットでもよい)を指定するボックス89が表示される。
このボックス89内にユーザはキーボード41による直接入力またはコピーアンドペーストでキー60と対応付けしようとするURLまたはファイル名を記入する。
ユーザがダイアログボックス74内にURLまたはファイル名を記入した後、設定ボタン76を押下すると、該当するボタン72とダイアログボックス74に記入されたURLまたはファイル名が関連付けされてデータテーブル57に記憶される。
設定ボタン76が押下された後、再度ダイアログボックス70が表示されるが、設定したボタン72には、登録済みであることをユーザに認知させるためにアイコン88が表示される(図7)。
なお、ダイアログボックス70の一覧表示ボタン75を押下することで、キー番号と対応させて現在登録済みのURLまたはファイル名が記憶されている表77(図8)が表示される。
この表77は、ユーザが確認のために表示させるだけであって、ユーザはこの表77を操作することはできない。表77を閉じる場合には、閉じるボタン78を押下する。
図7または図5の状態でダイアログボックス70の設定ボタン79を押下すると、ダイアログボックス70は閉じられ、データテーブル57への入力動作は終了する。
データテーブル入力プログラム56の他の処理動作について説明する。
ここで示す処理動作は、現在ブラウザを開いているかまたは所定のアプリケーションソフトを実行しており、現在閲覧中のWEBサイトを登録するか、または現在作業中のファイルを登録したい場合に用いられる。
図面に基づいて説明すると、ブラウザを開いている最中に、データテーブル入力プログラム56を起動すると、データテーブル入力プログラム56は、モニタ46に図5に示すダイアログボックス70を表示させる。
次に、ダイアログボックス70のボタン72のいずれかまたは実際に特殊キーボード50のキー60のいずれかが押下されると、図9に示すようなダイアログボックス81が表示される。
データテーブル入力プログラム56は、ダイアログボックス81に、押下したキー60に現在閲覧中のURLを設定するかどうかをユーザに質問する表示をする。
ダイアログボックス81のOKボタン82が押下されると、設定が登録されて図7の登録済みのダイアログボックス70の表示に移行し、ダイアログボックス81のキャンセルボタン83が押下されると、図5のように登録前のダイアログボックス70の表示に移行するようにデータテーブル入力プログラム56は動作する。
(第2の実施形態)
次に、特殊キーボード側に自動アクセスさせるための機能が設けられている実施形態について説明する。この実施形態は、コンピュータには自動アクセスプログラムを設けておかなくてもよく、ユーザは特殊キーボードを持ちあるくことでいずれのコンピュータからでも、所望のURLを各キーを関連付けした特殊キーボードからのキー操作で、ワンタッチで所望のURLにアクセスするかまたは所望のファイルを開くことができる。
本実施形態の特殊キーボード80について図10に基づいて説明する。
特殊キーボード80は、複数のキー60が設けられており、そのキー配列はJIS等の規格に準拠した配列でなくてもよい。
特殊キーボード80は、複数のキー60と、各キー60の下方に配置されたマトリクス状または1コモン状に配線を形成した電極部(図示せず)と、制御部90とを具備している。
制御部90は、キー60が押下されたときに電極部において発生した接点信号に基づいて、データテーブル94(後述する)から参照した所定のURLのWEBサイトへアクセスするようにブラウザを動作させるか所定のファイルを開くようにコンピュータ40へ制御信号を出力するように動作する。
ここでは、コンピュータ40の内部構成については図示していないが、中央処理演算装置であるCPUと、データの保存を行うROMおよびRAMとを具備し、周辺機器として、入力手段であるキーボード、ポインティングデバイスであるマウス、表示装置であるモニタとを接続している通常のコンピュータを想定している。
制御部90としては、1チップで上記機能を実現できるUSBコントローラがある。USBコントローラは、CPU91と、ROM92と、RAM93とを有しており、CPU64がROM65内に記憶されている制御プログラムに基づいて動作を実行し、上述した機能を実現する。
制御部90のROM92には、電極部の配線位置とユーザが予め設定したURLまたはファイル名を関連付けしたデータテーブル94(図11参照)が記憶されている。
制御部90のROM92には、データテーブル94を参照して、対応するURLにアクセスするかまたは対応するファイルを開くようにコンピュータ40に制御信号を出力する制御信号出力プログラム95が記憶されている。
なお、コンピュータ40は、特殊キーボード80からの制御信号を受信すると、制御信号の指示に基づいてCPUが、ブラウザを指定されたURLにアクセスするか、所定のファイルを開くように制御する。
本実施形態においても、図5から図9で説明したような動作を実行するデータテーブル入力プログラム96が、特殊キーボード80のROM92に記憶されている。
データテーブル入力プログラム96の実行は、コンピュータ40側でのユーザの操作に基づいて行われる。特殊キーボード80をコンピュータに接続した際には、特殊キーボード80がメモリ領域を有するドライブの一種として認識されるので、ユーザはコンピュータ40で認識した特殊キーボード80内のデータテーブル入力プログラム96を起動させて入力動作を実行する。
ただし、データテーブル入力プログラム96には、特殊キーボード80をコンピュータに接続した際に、ショートカット用のアイコンをコンピュータのモニタに自動的に表示させるように動作する機能を持たせ、ユーザはこのアイコンを操作することで特殊キーボード80内のデータテーブル入力プログラム96を起動可能としてもよい。
なお、データテーブル入力プログラム96の動作は、上述した実施形態の図5から図9と同様であるので、ここでの説明を省略する。
(第3の実施形態)
なお、上述してきた第1の実施形態および第2の実施形態の特殊キーボードに、図12に示すように、複数のコネクタ部102とHUB104とを設けてもよい。図12の説明では、第2の実施形態の特殊キーボード80にコネクタ部102とHUB104を設けたものとし、上述した構成要素と同一の構成要素については同一の符号を付し、説明を省略する場合もある。
HUB104は、USBコントローラである制御部90と、複数のコネクタ部102,
102・・との間に設けられている。
このようにHUB104と複数のコネクタ部102とを特殊キーボードに設けたことにより、コネクタ部には外部記憶装置を接続することができる。
ここで、HUB104としてはUSBHUB、コネクタ部としてはUSBI/F、外部記憶装置としてUSBメモリ等を例としてあげることができる。
本実施形態によれば、ROM92には制御信号出力プログラム95やデータテーブル入力プログラム96を記憶させずに、制御信号出力プログラム95やデータテーブル入力プログラム96を外部記憶装置に記憶させることができる。
なお、上述してきた実施形態では、データテーブルに記憶させておくファイルとしては、所定のアプリケーションソフトで作成されたファイルとして説明した。しかし、ファイルとは、このようなものに限定されることなく、アプリケーション自体を特殊キーボードの特殊キーコードまたは電極部の配線位置と対応させてデータテーブルに記憶させてもよい。
(第4の実施形態)
次に、第4の実施形態について説明する。本実施形態は、特殊キーボードを所定のURLにアクセスするための機能に特化し、該当するWEBサイトが複数の言語で表示されるように作成されている場合には、特殊キーボードの言語切り換えキーを押下することにより、各URLへのキー割り当ては変えずに、表示されるWEBサイトの言語のみを変更することができるものである。
図13に本実施形態の概略の説明を示す。なお、本実施形態の説明においては、上述してきた実施形態と同一の構成要素については同一の符号を付し、説明を省略する場合もある。
例えば、特殊キーボード110が30キーを有するキーボードであり、このうち25キー〜28キーまでを言語切り換えキー112a〜112dとする。言語切り換えキー112a〜112dの例として、25キーは日本語、26キーは英語、27キーは中国語、28キーは韓国語を割り当られている。他の1キー〜24キー、29キーおよび30キーは、それぞれ所定のURLが割り当てられている。
例えば、ユーザが25キーを押下して日本語を選択した後、1キーを押下すると1キーに割り当てられた所定のWEBサイトの日本語表示のページにアクセスする。また、ユーザが26キーを押下して英語を選択した後、1キーを押下すると、1キーに割り当てられた所定のWEBサイト(日本語表示のページと同一のWEBサイト)の英語表示のページにアクセスする。
次に、図14に本実施形態の構成を説明するブロック図を示す。
特殊キーボード110の内部構成としては、上述した図1に示したものと同様の構成であり、特殊キーボード110内の制御部62が、押下されたキーのキーコードを特定し、コンピュータ40に対して特定されたキーコードを送信する。
特殊キーボード110に設けられたキーのうちのいずれか複数が言語切り換えキー112として設けられており、制御部62は、いずれかの言語切り換えキー112が押下された場合には、該当する切り換えキーコードを出力する。ただし、ここでいう切り換えキーコードとは、実際には特殊キーコードと同一のものであり、規格で規定されていない特殊なものか、または規格で規定されていても通常使用されないように既存のキーコードの特殊組み合わせを利用したものである。
本実施形態におけるコンピュータ40では、特殊キーボード110から受信した切り換えキーコードに基づいて、自動アクセスプログラム54が、切り換えキーコードをROM43などに一旦記憶させる。
その後、URLを指定するキーコードを特殊キーボード110から受信した場合には、
先に受信した切り換えキーコードに対応する言語で表示されるWEBサイトのデータテーブルを選択し、選択したデータテーブルから、受信したキーコードに対応するURLを読み出す。
このように、コンピュータ40の記憶装置48には、複数のデータテーブル114a〜114dが記憶されている。各データテーブル114a〜114dには、各特殊キーコードと各特殊キーコードにそれぞれURLが対応付けして記憶されている。
複数のデータテーブル114a〜114dは、それぞれが同一の言語で表示されたWEBサイトに対するURLが記憶されている。ここでは、データテーブル114aが日本語のWEBサイト、114bが英語のWEBサイト、114cが中国語のWEBサイト、114dが韓国語のWEBサイトのURLが記憶されている。
各データテーブルにおいてURLと対応付けされているキーコードは、各データテーブルに共通した同一のキーコードであり、この同一のキーコードが、表示言語が異なるだけで同一内容のWEBサイトのURLと対応付けされている。
本実施形態における、自動アクセスプログラムを読み込んだコンピュータのCPUの処理動作について、図15に基づいて説明する。
ユーザが特殊キーボードのキーのうちのいずれかを押下すると、特殊キーボード110のキーは電極部で接点信号を発生させ、内部のCPU64に接点信号を入力させる。
CPU64は、接点信号が発生した配線位置に基づいてROM65内のデータテーブルから対応する特殊キーコードを出力する。
コンピュータ40では、送信されてきた特殊キーコードをキーボードコントローラ59を介してCPU42が受信する(ステップS200)。
CPU42は、受信した特殊キーコードが言語を切り換える切り換えキーコードであるか、URLを指定するキーコードであるかを判別する(ステップS202)。
CPU42は、受信した特殊キーコードがURLを指定するキーコードであると判別した場合には、日本語で表示されるWEBサイトに関するデータテーブル114aから対応するURLを参照する(ステップS204)。
そして、CPU42は、ブラウザ52が起動済みかどうかを判断し、ブラウザ52が起動していない場合には、対応するURLにアクセスさせるようにブラウザ52を起動させ、ブラウザ52が起動済みの場合、ブラウザ52が対応するURLにアクセスするように制御する(ステップS206)。
なお、CPU42は、受信した特殊キーコードが切り換えキーコードであると判別した場合、この切り換えキーコードをROM43などに一旦記憶させる(ステップS203)。
そして、CPU42は、予め設定した所定時間内に新たに特殊キーコードが受信されるかどうかを判断する(ステップS205)。
CPU42は、切り換えキーコードを受信してから所定時間経過する前に、次の特殊キーコードを受信しなかった場合、先に受信した切り換えキーコードをROM43から消去する(ステップS208)。そして次に特殊キーコードを受信したとしてもステップS200へ戻り、再度受信した特殊キーコードが言語を切り換える切り換えキーコードであるか、URLを指定するキーコードであるかを判別する(ステップS202)。
CPU42は、所定時間経過する前に次の特殊キーコードを受信した場合には、受信した特殊キーコードが言語を切り換える切り換えキーコードであるか、URLを指定するキーコードであるかを判別する(ステップS207)。
受信した特殊キーコードが、切り換えキーコードであると判別された場合、ステップS203へ戻り、CPU42は、この切り換えキーコードを一旦ROM43などに記憶させる。そして、この切り換えキーコードを受信してから予め設定した所定時間内に新たに特殊キーコードが受信されるかどうかを判断する(ステップS205)。
受信した特殊キーコードが、URLを指定するキーコードであると判別された場合、CPU42は、ROM43から先に受信していた切り換えキーコードを読み出し、記憶装置48内の該当するデータテーブル114a〜114dのいずれかに接続し、接続したデータテーブル中の該当するURLを参照する(ステップS209)。
そして、CPU42は、ブラウザ52が起動済みかどうかを判断し、ブラウザ52が起動していない場合には、対応するURLにアクセスさせるようにブラウザ52を起動させ、ブラウザ52が起動済みの場合、ブラウザ52が対応するURLにアクセスするように制御する(ステップS211)。
(第5の実施形態)
なお、上述してきた第4の実施形態においては、各言語に対応するデータテーブルを記憶する記憶装置はコンピュータ40内に設けられているものであった。しかし、第5の実施形態では、図16に示すように、各言語に対応するデータテーブルを記憶する記憶装置を特殊キーボード内に設ける形態を採用したものである。
なお、上述してきた実施形態と同一の構成要素については同一の符号を付し、説明を省略する場合もある。
特殊キーボード120は、複数のキー113が設けられているが、このうちのいくつかが言語切り換えキー112a〜112dとして機能する。図16では、表示させるWEBサイトの表示言語を日本語に切り換える言語切り換えキー112a、英語に切り換える言語切り換えキー112b、中国語に切り換える言語切り換えキー112c、韓国語に切り換える言語切り換えキー112dの4つの言語切り換えキーを設け、他のキー113には各URLが割り当てられている。
特殊キーボード120内には、制御部90が設けられており、具体的にはUSBコントローラ等が該当する。制御部90のROM92には、各キーの電極部の配線位置とユーザが予め設定したURLとが関連付けされたデータテーブル122が複数記憶されている。また、ROM92では、言語切り換えキー112aに該当する電極部の配線位置とデータテーブル122aを、言語切り換えキー112bに該当する電極部の配線位置とデータテーブル122bを、言語切り換えキー112cに該当する電極部の配線位置とデータテーブル122cを、言語切り換えキー112dに該当する電極部の配線位置とデータテーブル122dを対応づけて記憶させている。
複数のデータテーブル122a〜122dのそれぞれは、同一の言語で表示されたWEBサイトに対するURLが記憶されている。ここでは、データテーブル122aが日本語のWEBサイト、122bが英語のWEBサイト、122cが中国語のWEBサイト、122dが韓国語のWEBサイトのURLが記憶されている。
さらに、制御部90のROM92には、データテーブル122を参照して、対応するURLにアクセスするようにコンピュータ40に制御信号を出力する制御信号出力プログラム95が記憶されている。
本実施形態の特殊キーボード内のCPUの処理動作について、図17に基づいて説明する。
ユーザが特殊キーボード120のキーのうちのいずれかを押下すると、CPU91は押下して発生したキーの電極部の接点信号を受信し(ステップS300)、押下されたキーが言語切り換えキーかURLの指定キーかを判別する(ステップS302)。
CPU91は、押下されたキーがURLを指定するキーであると判別した場合には、日本語で表示されるWEBサイトに関するデータテーブル122aから対応するURLを参照する(ステップS304)。そして、CPU91は、コンピュータ40内のブラウザが対応するURLにアクセスするように制御する制御信号をコンピュータ40へ出力する(ステップS306)。
なお、CPU91は、押下されたキーが言語切り換えキーであると判別した場合、この接点信号におけるキー位置をROM92などに一旦記憶させる(ステップS303)。
そして、予め設定した所定時間内に新たに何らかのキーが押下されるかどうかを判断する(ステップS305)。
CPU91は、所定時間経過する前に、次のキーの押下を検出しなかった場合、先に押下された言語切り換えキーの位置についての情報は消去する(ステップS308)。そして、次に何らかのキーが押下されたとしてもステップS300へ戻り、押下が検出されたキーが言語切り換えキーであるか、URLを指定するキーであるかを判別する(ステップS302)。
CPU91は、所定時間経過する前にキーが押下されたことを検出した場合には、押下されたキーが言語切り換えキーであるか、URLを指定するキーであるかを判別する(ステップS307)。
押下されたキーが、言語切り換えキーであると判別された場合、CPU91は、ステップS303へ戻り、このキーのキー位置をROM92などに記憶させる。そして、このキーが押下されてから予め設定した所定時間内に新たに何らかのキーが押下されるかどうかを判断する(ステップS305)。
押下されたキーが、URLを指定するキーであると判別された場合、CPU91は、ROM92から先に押下されていた言語切り換えキーのキー位置を読み出し、該当するデータテーブル122a〜122dのいずれかに接続し、接続したデータテーブル中の該当するURLを参照する(ステップS309)。
そして、CPU91は、コンピュータ100内のブラウザが対応するURLにアクセスするように制御する制御信号をコンピュータ100へ出力する(ステップS311)。
このように、本実施形態ではコンピュータに自動アクセスプログラムを設けたり、複数のデータテーブルを記憶させておく必要がなく、ユーザは特殊キーボードを持ち歩くことでいずれのコンピュータからでも所望の言語で表示されたURLにアクセスすることができる。
(第6の実施形態)
次に、上述してきた特殊キーボードを使用してホテルにおける案内に利用される案内システムについて説明する。
この案内システムでは、ホテルの宿泊客がホテル周辺の飲食店やその他の店舗等の情報を入手する場合、特殊キーボードのいずれかのキーを押下するだけで、予め登録したおいたホテル周辺の店舗等のWEBサイトにアクセスすることができる。
図18に本システムの概略構成について示す。なお、上述してきた実施形態と同一の構成要素については同一の符号を付し、説明を省略する場合もある。
案内システム130は、特殊キーボード110と、特殊キーボード110に接続されるコンピュータ40とを具備している。コンピュータ40と特殊キーボード110がホテルHのフロント付近に設置される。
コンピュータ40はネットワークNを介してサーバ140に通信可能に接続されている。具体的にはネットワークNはインターネットであり、サーバ140はWWWサーバである。サーバ140は、本システムの管理者が所有し、管理する事を想定しているが、サーバ140は誰の所有であってもよい。
図19に本実施形態に用いる特殊キーボード110の外観の一例について示す。
実施形態の特殊キーボード110は、上述した第4の実施形態と同一のものであり、同一の構成要素については同一の符号を付して詳しい説明については省略するが、ホテル周辺の店舗のWEBサイトのURLを指定するキー111の他に言語を切り換えるための言語切り換えキー112a〜112dが設けられている。ホテル周辺の店舗の例としては、居酒屋、和食店、洋食店、書店、パチンコ店、マッサージ店などが挙げられる。
また、言語切り換えキー112a〜112dによって、表示されるWEBサイトの言語を変更できるので、外国からの宿泊客であっても容易にホテル周辺の情報を得ることができる。
本実施形態のコンピュータ40は、上述した第4の実施形態で説明したコンピュータ40と同一の構成であるので、ここでは説明を省略する。
なお、コンピュータ40には、モニタ46に表示させた画像をプリントアウトさせるためにプリンタ(図示せず)を接続しておくとよい。
次に、図20に基づいてサーバについて説明する。
サーバ140は、中央処理演算装置であるCPU141と、データの保存を行うROM142およびRAM143と、HDD等の記憶装置144を具備している。さらに、サーバ140は周辺機器として入力手段であるキーボード145、ポインティングデバイスであるマウス146、表示装置であるモニタ148を接続している。
このサーバは、WWWサーバであって、HTML等の言語で記述された文書や画像151を記憶装置144内に記憶しており、インターネットを経由してアクセスしてきたコンピュータのブラウザからの要求に応じ、文書や画像151をWEBサイトとしてアクセスしてきたコンピュータへ送信する機能を有する。
このような機能は、記憶装置144に記憶されているサーバソフトウェア150がCPU141に読み込まれて実行されることにより、実現される。
なお、本実施形態においては、サーバ140の記憶装置144に記憶されているWEBサイト151は、ホテル周辺の店舗が独自に開設したWEBサイトではなく、当該案内システム130の管理者が各店舗を紹介する様式を統一して構成したものである。
この様式を統一させたWEBサイトの例を図21に示す。
ここに示すWEBサイト151は一例であるが、一画面でホテルの宿泊客が各店舗について欲する情報を全て見ることができるように、シンプルにまとめるようにしている。ここでは、店舗名、店舗の写真、ホテルからの地図、コメントなどを表示させるようにし、さらにはクーポン152などを表示させることで宿泊客が該当店舗に訪れやすくなるようにしている。クーポンについては、QRコード(登録商標)等を用いて携帯電話で撮像させることにより携帯電話で待ち運ぶことができるようにするとよい。
また、サーバ140に記憶されているWEBサイト151は、同一店舗のWEBサイトについて複数の言語で作成されている。具体的には、同一店舗のWEBサイトを日本語、英語、中国語、韓国語のそれぞれの言語で作成する。
なお、サーバ140には、ネットワークNを介して複数のホテルHの案内システム130と接続されており、各ホテルHに対応するWEBサイト151を記憶するようにしている。
さらに、サーバ140は1台だけに限定することはなく、複数のサーバが設けられていてもよい。
なお、このように、ネットワークを通じてWEBサイトが開示されることにより、WEBサイトの内容の更新をしたい場合など、ホテル内のコンピュータ40を操作しなくともネットワークに接続できる端末を操作することで、WEBサイトの更新を容易に行える。
次に、本実施形態の動作について説明する。
案内システム130のコンピュータ40は、モニタ46に初期画面を表示させている。
初期画面は、「特殊キーボードのいずれかのキーを押下することによってホテル周辺の店舗の案内を表示させる」旨について表示しておくとよい。また、この初期画面では、日本語だけでなく、英語や中国語や韓国語などの諸外国の言語でも「特殊キーボードのいずれかのキーを押下することによってホテル周辺の店舗の案内を表示させる」旨を表示させておくと、外国からの宿泊客であっても初期画面を見て操作してもらうことができる。
初期画面から、宿泊客が特殊キーボード110のいずれかのキーを押下した場合において、言語切り換えキー112を押下せずに、いきなりURLの指定キー111を押下したときは、コンピュータ40のCPU42は該当するURLを日本語で表示されるデータテーブル114aから参照し、ブラウザ52からアクセスする。
すなわち、言語の指定が無い場合には、操作した宿泊客は日本人である蓋然性が高いと思われるからである。
初期画面から、宿泊客が特殊キーボード110の言語切り換えキー112を押下した場合、コンピュータ40のCPU42は、押下された言語切り換えキー112の切り換えキーコードをROM43などに記憶させる。その後、URLを指定するキー111が押下された場合、コンピュータ40のCPU42は、切り換えキーコードをROM43から読み出して、該当するデータテーブルに接続し、接続したデータテーブル中の該当するURLを参照する。
コンピュータ40のCPU42は、参照したURLにアクセスするようにブラウザ52を制御する。
ブラウザ52がアクセスしたURLを有するサーバ140では、サーバソフトウェア150がアクセスしてきたコンピュータ40へ所定の文書・画像から成るファイルを送信する。
これにより、コンピュータ40では、モニタ46に宿泊客が選択したWEBサイトを表示させることができる。
コンピュータ40のCPU42は、該当するWEBサイトを所定時間表示させた後、特殊キーボード110から何ら入力が無い場合には、ブラウザ52によるWEBサイトの表示を終了させ、初期画面をモニタ46に表示させる。
この場合、情報を得た宿泊客が案内システム130から立ち去ったと考えられるためである。
また、宿泊客が言語切り換えキー112を押下した後、所定時間内に特殊キーボード110から何ら入力が無い場合には、先に押下した言語切り換えキーの切り換えキーコードのROM43などへの一時記憶を消去する。
所定時間経過しても何らのキーコードが入力されないということは、最初に言語切り換えキーを押下した宿泊客が、案内システム130の操作を終了して立ち去ったと考えられるためである。
なお、本実施形態で説明した案内システムにおいては、コンピュータ40内に特殊キーコードとURLとを関連付けしたデータテーブルを記憶させておくものについて説明した。しかし、案内システムとしては、第2の実施形態で説明したように特殊キーボード内にデータテーブルを記憶させておく構成であってもよい。
さらに、案内システムとしては、特殊キーボードに言語切り換えキーを設けるものに限定されることもない。
以上本発明につき好適な実施形態を挙げて種々説明したが、本発明はこの実施形態に限定されるものではなく、発明の精神を逸脱しない範囲内で多くの改変を施し得るのはもちろんである。
本発明の入力システムにおける特殊キーボードの内部構成を示すブロック図である。 電極部の配線位置と特殊キーコードとを対応させて記憶させているデータテーブルを示す説明図である。 本発明の入力システムにおけるコンピュータの内部構成を示すブロック図である。 入力システムにおける自動アクセスプログラムの動作について説明するフローチャートである。 データテーブル入力プログラムの実行によって、モニタに表示されるダイアログボックスの説明図である。 登録内容を入力する際に表示されるダイアログボックスの説明図である。 登録後に表示されるダイアログボックスの説明図である。 登録済みの内容を表示させる一覧表示の説明図である。 現在閲覧中のWEBサイトを登録する場合に表示されるダイアログボックスの説明図である。 コンピュータへ制御信号を出力する機能を設けた特殊キーボードの内部構成を示すブロック図である。 図10に示した特殊キーボード内の電極部の配線位置とURLまたはファイル名とを対応させて記憶させているデータテーブルを示す説明図である。 特殊キーボードに複数のコネクタ部とHUBを設けた実施形態を示すブロック図である。 言語切り換え機能を設けた入力システムの実施形態の概略を説明する説明図である。 言語切り換え機能を設けた入力システムの実施形態の構成を説明するブロック図である。 言語切り換え機能を設けた入力システムの実施形態における自動アクセスプログラムの動作について説明するフローチャートである。 言語切り換え機能と、コンピュータへ制御信号を出力する機能を設けた特殊キーボードの内部構成を示すブロック図である。 言語切り換え機能と、コンピュータへ制御信号を出力する機能を設けた特殊キーボードの動作について説明するフローチャートである。 案内システムの概略構成を説明する説明図である。 案内システムに用いられる特殊キーボードの外観構成を示す説明図である。 案内システムのサーバの内部構成を示すブロック図である。 様式を統一させたWEBサイトの例を示す説明図である。
30 入力システム
40 コンピュータ
41 キーボード
42 CPU
43 ROM
44 RAM
45 マウス
46 モニタ
48 記憶装置
50 特殊キーボード
51 アプリケーションソフト
52 ブラウザ
53 ファイル
54 自動アクセスプログラム
56 データテーブル入力プログラム
57 データテーブル
59 キーボードコントローラ
60 キー
62 制御部
64 CPU
65 ROM
66 RAM
67 データテーブル
70 ダイアログボックス
72 ボタン
73 設定ボタン
74 ダイアログボックス
75 一覧表示ボタン
76 設定ボタン
77 表
78 閉じるボタン
79 設定ボタン
80 特殊キーボード
81 ダイアログボックス
82 OKボタン
83 キャンセルボタン
88 アイコン
89 ボックス
90 制御部
91 CPU
92 ROM
93 RAM
94 データテーブル
95 制御信号出力プログラム
96 データテーブル入力プログラム
100 コンピュータ
102 コネクタ部
104 HUB
110 特殊キーボード
111 URL指定キー
112 言語切り換えキー
113 キー
114 データテーブル
120 特殊キーボード
122 データテーブル
130 案内システム
140 サーバ
141 CPU
142 ROM
143 RAM
144 記憶装置
145 キーボード
146 マウス
148 モニタ
150 サーバソフトウェア
151 WEBサイト(文書や画像)
152 クーポン
H ホテル
N ネットワーク

Claims (8)

  1. コンピュータと、
    複数のキーが設けられ、キーが押下された際には、押下されたキーを特定するためのキーコードであって規格に規定されていない特殊キーコードをコンピュータへ出力するように設けられた特殊キーボードとを具備する入力システムであって、
    コンピュータは、
    特殊キーボードからの特殊キーコードに対応するURLまたは所定のファイル名を予めデータテーブルとして記憶する記憶手段と、
    特殊キーボードから特殊キーコードを受信した場合には、データテーブルから対応するURLまたは所定のファイル名を参照し、対応するURLに自動的にアクセスするようにブラウザを制御するかまたは対応するファイルを開くように所定のアプリケーションソフトを制御する自動アクセス手段とが設けられ、
    前記記憶手段には、同一内容のWEBサイトに対して異なる言語で表示されるWEBサイトのURLが、言語毎にそれぞれ異なるデータテーブルに記憶され、異なる言語で表示されるWEBサイトであっても同一内容のWEBサイトには各データテーブル共通の同一の特殊キーコードと対応付けされて記憶されており、
    前記特殊キーボードには、複数のデータテーブルのうちいずれの言語で表示されているURLが記憶されているデータテーブルに切り換えるかを指示する切り換えキーコードを出力する言語切り換えキーが設けられ、
    前記自動アクセス手段は、入力された切り換えキーコードに基づいて、複数のデータテーブルのうち該当するデータテーブルから、入力された特殊キーコードに対応するURLに自動的にアクセスすることを特徴とする入力システム。
  2. 前記コンピュータは、
    前記データテーブルの内容をユーザに入力させるために、ユーザの操作に応じて動作するアプリケーションソフトであって、
    特殊キーボードのキー配列を、コンピュータに接続される表示装置に表示させる機能と、
    ユーザによって前記キー配列のうちいずれかのキーが指定された場合に、指定されたキーに割り当てるURLまたはファイル名をユーザに入力させる入力画面を、表示装置に表示させる機能と、
    入力画面に入力されたURLまたはファイル名と指定されたキーとを対応させて記憶手段に記憶させる機能とを有するデータテーブル入力手段が設けられていることを特徴とする請求項1記載の入力システム。
  3. 特殊キーボードには、コンピュータおよびコンピュータ以外の機器と接続するための複数のコネクタ部と、該コネクタ部を連結するHUBとが設けられていることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の入力システム。
  4. コンピュータに接続して用いられる特殊キーボードであって、
    複数のキーと、
    各キーに対応するURLまたはファイル名を予めデータテーブルとして記憶する記憶手段と、
    キーが押下された際には、押下されたキーに対応するURLまたはファイル名をデータテーブルから参照し、対応するURLに自動的にアクセスするようにコンピュータ内のブラウザを制御するかまたは対応するファイルを開くようにコンピュータ内の所定のアプリケーションソフトを制御する制御信号を出力する制御信号出力手段とを具備し、
    前記記憶手段には、同一内容のWEBサイトに対して異なる言語で表示されるWEBサイトのURLが、言語毎にそれぞれ異なるデータテーブルに記憶され、異なる言語で表示されるWEBサイトであっても同一内容のWEBサイトには各データテーブル共通の同一の特殊キーコードと対応付けされて記憶されており、
    複数のデータテーブルのうちいずれの言語で表示されているURLが記憶されているデータテーブルに切り換えるかを指示する切り換えキーコードを出力する言語切り換えキーが設けられ、
    前記制御信号出力手段は、入力された切り換えキーコードに基づいて、複数のデータテーブルのうち該当するデータテーブルから、入力された特殊キーコードに対応するURLに自動的にアクセスするようにコンピュータ内のブラウザを制御する制御信号を出力することを特徴とする特殊キーボード。
  5. 複数のキーが設けられ、キーが押下された際には、押下されたキーを特定するためのキーコードであって規格に規定されていない特殊キーコードをコンピュータへ出力するように設けられた特殊キーボードを接続可能であり、特殊キーボードからの特殊キーコードに対応するURLまたは所定のファイル名を予めデータテーブルとして記憶する記憶手段が設けられたコンピュータに実行させるプログラムであって、
    特殊キーボードから特殊キーコードを受信した場合には、データテーブルから対応するURLまたは所定のファイル名を参照し、対応するURLに自動的にアクセスするようにブラウザを制御するかまたは対応するファイルを開くように所定のアプリケーションソフトを制御する機能をコンピュータに実現させ、
    前記記憶手段には、同一内容のWEBサイトに対して異なる言語で表示されるWEBサイトのURLが、言語毎にそれぞれ異なるデータテーブルに記憶され、異なる言語で表示されるWEBサイトであっても同一内容のWEBサイトには各データテーブル共通の同一の特殊キーコードと対応付けされて記憶されており、
    特殊キーボードに設けられた言語切り換えキーにより、複数のデータテーブルのうちいずれの言語で表示されているURLが記憶されているデータテーブルに切り換えるかを指示する切り換えキーコードおよび前記特殊キーコードを受信した場合には、入力された切り換えキーコードに基づいて、複数のデータテーブルのうち該当するデータテーブルから、入力された特殊キーコードに対応するURLに自動的にアクセスする機能をコンピュータに実現させることを特徴とする自動アクセスプログラム。
  6. 前記データテーブルの内容をユーザに入力させるために、
    特殊キーボードのキー配列を、コンピュータに接続される表示装置に表示させる機能と、
    ユーザによって前記キー配列のうちいずれかのキーが指定された場合に、指定されたキーに割り当てるURLまたはファイル名をユーザに入力させる入力画面を、表示装置に表示させる機能と、
    入力画面に入力されたURLまたはファイル名と指定されたキーとを対応させて記憶手段に記憶させる機能とをコンピュータに実現させることを特徴とする請求項記載の自動アクセスプログラム。
  7. ホテルに設置される案内システムであって、
    表示手段を有するコンピュータと、
    複数のキーが設けられ、キーが押下された際には、押下されたキーを特定するためのキーコードであって規格に規定されていない特殊キーコードをコンピュータへ出力するように設けられた特殊キーボードとを具備し、
    コンピュータは、
    特殊キーボードからの特殊キーコードに対応するホテル周辺の店舗を案内する店舗毎のURLを予めデータテーブルとして記憶する記憶手段と、
    特殊キーボードから特殊キーコードを受信した場合には、データテーブルから対応するURLを参照し、対応するURLに自動的にアクセスして対応するURLのWEBサイトを表示手段に表示させるようにブラウザを制御する自動アクセス手段とが設けられ、
    前記記憶手段には、前記データテーブルが複数記憶されており、
    複数のデータテーブルは、同一内容のWEBサイトに対して異なる言語で表示されている場合において、同一内容のWEBサイトであって異なる言語で表示されている場合であっても該異なる言語毎のURLに対しては同一の特殊キーコードが対応付けされて、データテーブル毎に、異なる言語で表示されるWEBサイトのURLと、該URLに対応する特殊キーコードが記憶されており、
    前記特殊キーボードには、複数のデータテーブルのうちいずれの言語で表示されているURLが記憶されているデータテーブルに切り換えるかを指示する切り換えキーコードを出力する言語切り換えキーが設けられ、
    前記自動アクセス手段は、入力された切り換えキーコードに基づいて該当する言語のデータテーブルから、該当する特殊キーコードに該当するURLに自動的にアクセスすることを特徴とする案内システム。
  8. ホテルに設置される案内システムであって、
    表示手段を有するコンピュータと、
    複数のキーが設けられ、各キーに対応するホテル周辺の店舗を案内する店舗毎のURLを予めデータテーブルとして記憶する記憶手段が設けられ、キーが押下された際には、押下されたキーに対応するURLをデータテーブルから参照し、対応するURLに自動的にアクセスするようにコンピュータ内のブラウザを制御する制御信号を出力する制御信号出力手段が設けられた特殊キーボードとを具備し、
    前記記憶手段には、同一内容のWEBサイトに対して異なる言語で表示されるWEBサイトのURLが、言語毎にそれぞれ異なるデータテーブルに記憶され、異なる言語で表示されるWEBサイトであっても同一内容のWEBサイトには各データテーブル共通の同一の特殊キーコードと対応付けされて記憶されており、
    複数のデータテーブルのうちいずれの言語で表示されているURLが記憶されているデータテーブルに切り換えるかを指示する切り換えキーコードを出力する言語切り換えキーが設けられ、
    前記制御信号出力手段は、入力された切り換えキーコードに基づいて、複数のデータテーブルのうち該当するデータテーブルから、入力された特殊キーコードに対応するURLに自動的にアクセスするようにコンピュータ内のブラウザを制御する制御信号を出力することを特徴とする案内システム。
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