JP4789298B2 - コンピュータシステム及びキーボードの使用方法 - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、コンピュータに対する入力手段であるキーボード、特にCD、CD−ROM又はDVD等の再生、スピーカ音量調節、インターネットの起動、メールの送受信、各種アプリケーションの起動、及びシステム起動/終了等のマルチメディア機能に対して直接キー操作が可能なマルチメディアキーを有するキーボードに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年のコンピュータの処理性能の格段に進歩に伴い、その利用は広範囲なものになりつつある。通常のワープロ、計算等のようなアプリケーションの利用のみならず、CD又はDVDの音声又は画像の再生、画像処理、インターネットの利用、あるいは電子メールの送受信等、その利用も実に様々である。また、今後はコンピュータの家電化、システム化が更に進み、各種家電製品と一体化した利用も考えられる。
【0003】
このようにマルチメディア化されつつあるコンピュータシステムにおいては、各種マルチメディア機能の起動又は停止等の各操作は、一般にコンピュータの入力手段であるキーボードの通常のキー(例えば日本語109キー)を組み合わせて押下したり、マウスあるいはトラックボール等のポインティングデバイスを用いてディスプレイ画面上のカーソルを所望のアイコンに対して操作することにより実現される。
【0004】
また、近年では特にマルチメディア機能の起動又は停止等を直接操作可能にするマルチメディアキーも用いられている。このようなマルチメディアキーは一般に、パソコン本体の一部分あるいはキーボードの一部分に予めビルトインされている。
図1は、マルチメディアキーを有するキーボードを示す図である。キーボード1の上部には、図1に示されるように、109キー配列の標準キーボードの一部に複数のマルチメディアキー2が設けられている。各マルチメディアキー2には、コンピュータ3における各種マルチメディア機能に対して例えば、CD/DVD等の再生、スピーカー音量調節、インターネット起動、メールの送受信、各種アプリケーションの起動、及びシステム起動/終了等の多数のマルチメディア機能のファンクション動作を割り当てることができ、これらマルチメディアキー2を操作することによって、マウスによる画面上のアイコン操作あるいは通常のキーボード操作をすることなく、簡単かつ迅速に各種マルチメディア機能を利用することができる。
【0005】
また、ノート型パソコンにおいては、マルチメディアキーをノート型パソコンの本体の一部分にビルトインするのが一般的である。
このようなマルチメディアキーの機能は一般に設定登録可能であり、この場合ユーザは好みに応じて各マルチメディアキーに所望のマルチメディア機能を割り当てることができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
従来例によるマルチメディアキーを有するキーボードは、各マルチメディアキーに対してマルチメディア機能を一旦登録すると、使用はそのマルチメディア機能のみに限定されてしまい、別の機能を使用したいような場合は、再びマルチメディア機能設定ユーティリティを用いて機能を登録し直す必要がある。
【0007】
また、従来例によるマルチメディアキーを有するキーボードは、主にシングルユーザを対象としたオペレーティングシステムが搭載されたコンピュータと共に使用されている。従って、マルチユーザを対象としたオペレーティングシステムを搭載したコンピュータに対してキーボードを用いた場合においては、ユーザ個別の設定ができず、例えばあるユーザが各マルチメディアキーに対してマルチメディア機能を一旦登録してしまうと、他のユーザはそれと同じ設定でマルチメディアキーを使うか、使用の度にマルチメディア機能設定ユーティリティを用いて改めて設定し直すかしなければならなかった。
【0008】
従って本発明の目的は、上記課題に鑑み、マルチメディアキーとそれに割り当てられるマルチメディア機能との組合わせが複数設定でき、かつ操作性を向上させたキーボードを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、ホストコンピュータとキーボードとを備える本発明によるコンピュータシステムにおいては、コンピュータ内に、ホストコンピュータにおけるマルチメディア機能を直接操作可能にするマルチメディアキーと、ホストコンピュータに予め登録された複数の登録識別子にそれぞれ対応し、マルチメディアキーが操作されたときに動作するマルチメディア機能を定義した複数のマルチメディア機能テーブルを設定する設定手段と、入力された識別子が登録識別子のいずれかと一致した場合に、複数のマルチメディア機能テーブルのうち当該登録識別子に対応するマルチメディア機能テーブルに定義されたマルチメディア機能を有効化する有効化手段とを備える。
【0010】
本発明によれば、マルチメディアキーとそれに割り当てられるマルチメディア機能との組合わせが複数設定できるので、例えばマルチユーザを対象としたオペレーティングシステムを搭載したコンピュータに対してもキーボードを用いることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】
マルチユーザを対象としたオペレーティングシステムを搭載したコンピュータ3に対して、図1に示すようなマルチメディアキーを有するキーボードを用いた本発明の実施例について説明する。図1に示されるキーボード1では、マルチメディアキー2には合計12個のマルチメディアキーを有する。本実施例ではそのうち5個をユーザが個別にカスタマイズ可能なマルチメディアキー(以下、P1〜P5と呼ぶ)とするが、この個数は本発明を限定するものではない。
【0012】
本実施例のキーボードによれば、マルチメディアキーとそれに割り当てられるマルチメディア機能との組合わせが複数設定でき、その設定はユーザ各個人毎の識別子によって区別され、ユーザが自己の識別子をキーボードに入力(ログオン)すると、当該ユーザに対応するマルチメディアキーの設定が有効となる。
一般に、マルチユーザを対象としたオペレーティングシステムを搭載したコンピュータにおいては、ユーザ毎に割り振られたユーザID(以後、識別子と呼ぶ)を予め登録しておき、オペレーティングシステム起動時に入力されたユーザIDが登録されたユーザID(以後、登録識別子と呼ぶ)と一致するか否かを識別する識別プロセスを経て、コンピュータの動作の可否が決定される。以下で説明するマルチユーザを対象としたオペレーティングシステムを搭載したコンピュータには、このコンピュータの利用を許可する複数の登録識別子が既に登録されているものとする。
【0013】
また、本実施例によれば、テーブル設定プロセスでは、マルチメディアキーとそれに割り当てられるマルチメディア機能との組合わせを複数設定でき、テーブル有効化プロセスでは、ユーザが識別子をキーボードに入力してログオンすると、テーブル設定プロセスによって設定されたユーザ個別のマルチメディア機能テーブルの中から当該ユーザに対応するマルチメディア機能テーブルが有効化される。有効化プロセスで当該ユーザに対応するマルチメディア機能テーブルが有効化されると、マルチメディア機能をマルチメディアキーによって直接操作することができる。前述の各プロセスは、コンピュータに搭載された本発明によるキーボードドライバによって処理されるが、キーボード内にCPUを搭載し、各プロセスをそのCPUで処理してもよい。
【0014】
続いて、識別プロセス、テーブル設定プロセス、有効化プロセスおよ本発明のキーボードの使用について説明する。
図2は、本発明の実施例による識別プロセスを示すフローチャートである。
コンピュータ内にある不揮発性メモリであるハードディスクには、マルチユーザを対象としたオペレーティングシステムがインストールされており、ステップ101においてコンピュータの電源が投入されると、このオペレーティングシステムは、ハードディスクからコンピュータ内の主記憶メモリにロードされ、ステップ102においてオペレーティングシステムが起動する。
【0015】
また更に、コンピュータ内のハードディスクには、本実施例によるキーボードドライバが予めインストールされており、ステップ102においてオペレーティングシステムが起動すると、このキーボードドライバは、ハードディスクからコンピュータ内の主記憶メモリにロードされる。そしてステップ103においてキーボードドライバが起動する。なお、コンピュータの電源が切断されると主記憶メモリの内容は消去される。
【0016】
ステップ104において、ユーザがログオンのために自己の識別子をコンピュータに入力すると、オペレーティングシステムは、入力された識別子が、予め登録された複数の登録識別子のうちどの登録識別子と一致するかを識別する。入力された識別子が登録識別子のいずれかと一致した場合はその後のコンピュータ操作が可能となるが、一致しない場合はそのユーザのコンピュータ操作は拒絶される。なお、このステップ104は、従来から一般に用いられている周知の技術に基づく。
【0017】
次にステップ105において、本実施例のキーボードドライバは、オペレーティングシステムのアプリケーションインタフェース(API)を利用してログオンしたユーザの識別子を取得する。
このような識別プロセスによって、現在コンピュータを使用しているユーザを認識することができる。
【0018】
本実施例によるキーボードでは、マルチメディアキーとそれに割り当てられるマルチメディア機能との組合わせが複数設定できるが、続いてこのテーブル設定プロセスについて説明する。
本実施例では、各マルチメディアキーに対するマルチメディア機能の設定に、アプリケーション・プログラムであるテーブル設定ユーティリティを用いる。
【0019】
図3は本発明の実施例によるテーブル設定プロセスを示すフローチャートであり、図4は、ディスプレイ画面上のテーブル設定ユーティリティを例示する図である。
図2を参照して説明したようにステップ105においてログオンしたユーザの識別子を本実施例のキーボードドライバが取得した後にコンピュータは動作するが、このとき、ユーザがテーブル設定ユーティリティを起動したものとする(ステップ201)。すると、テーブル設定ユーティリティは主記憶メモリにロードされて動作する。テーブル設定ユーティリティでの設定内容はコンピュータのディスプレイ画面上に表示される。
【0020】
ステップ202において、ユーザは図4に示されるディスプレイ画面を見ながら、所望のマルチメディア機能を各マルチメディアキーに割り当てる設定作業を行う。図4に示すように、テーブル設定ユーティリティでは、各マルチメディアキーP1〜P5ごとに、起動アプリケーション、作業フォルダ、起動パラメータ及び表示タイトルを設定することができる。起動アプリケーションとしては、CD、CD−ROM又はDVD等の再生、スピーカ音量調節、インターネットの起動、メールの送受信、ワープロなどの各種アプリケーションプログラムの起動等がある。
【0021】
設定が完了すると、ステップ203において、各マルチメディアキーに割り当てるマルチメディア機能を定義したマルチメディア機能テーブルは、コンピュータ内の書き換え可能な記憶媒体に記憶される。本実施例による記憶媒体は登録識別子毎に記憶領域が割り当てられており、ステップ203では、ステップ105で取得された識別子に基づき、当該識別子に対応するマルチメディア機能テーブルは、記憶媒体の当該識別子に割り当てられた記憶領域に記憶される。従って、本実施例によれば、ログオンしているユーザは、他人のマルチメディア機能テーブルの設定を変更又は削除することができず、また逆にマルチメディア機能テーブルの設定の第3者による変更又は削除もできないので、安全性が向上する。
【0022】
図5は、マルチメディア機能テーブルを例示する図である。図3及び4を参照して説明した本実施例のテーブル設定プロセスによれば、登録識別子に対応してマルチメディア機能テーブルを記憶するので、図5に示すように、コンピュータに登録されたユーザ毎に、各マルチメディアキーにマルチメディア機能を容易に設定することができる。
【0023】
なお、本実施例では、コンピュータ内の記憶領域にマルチメディア機能テーブルを記憶しているが、キーボード内に記憶領域を設けて記憶してもよい。
本実施例によるキーボードでは、ユーザが識別子をキーボードに入力してログオンすると、前述のテーブル設定プロセスによって設定されたユーザ個別のマルチメディア機能テーブルのうち当該ユーザに対応するマルチメディア機能テーブルのみが有効化されるが、続いてこのテーブル有効化プロセスについて説明する。
【0024】
図6は、本発明の実施例によるテーブル有効化プロセスを示すフローチャートである。
本実施例のキーボードドライバは、図2を参照して説明したようにステップ105においてログオンしたユーザの識別子を取得した後、ステップ301において、当該識別子に対応するマルチメディア機能テーブルが記憶媒体に記憶されているか否かを判定する。
【0025】
ステップ301において、当該識別子に対応するマルチメディア機能テーブルが存在すると判定された場合、ステップ302へ進む。
ステップ302では、当該識別子に対応するマルチメディア機能テーブルをコンピュータの主記憶メモリにロードし、当該マルチメディア機能テーブルに定義された各マルチメディアキーに対するマルチメディア機能を有効化し、設定されたマルチメディア機能を、後述するような手法でディスプレイ画面上に表示する。
【0026】
ステップ301において、対応するマルチメディア機能テーブルが存在しないと判定された場合、すなわち、ログオンしているユーザが、図3及び4を参照して説明したテーブル設定プロセスで、ユーザ固有のマルチメディア機能テーブルを設定しなかった場合、ステップ303へ進む。
ステップ303では、デフォルトのマルチメディア機能テーブルをコンピュータの主記憶メモリにロードし、デフォルトのマルチメディア機能テーブルに定義された各マルチメディアキーに対するマルチメディア機能を有効化し、設定されたマルチメディア機能を、後述するような手法でディスプレイ画面上に表示する。デフォルトのマルチメディア機能テーブルは、上述したユーザ個別のマルチメディア機能テーブルとは異なり、所定のマルチメディア機能、例えば使用頻度の高いマルチメディア機能等をデフォルトとして予め定義したものであり、記憶媒体の一定の記憶領域に記憶されている。なお、デフォルトのマルチメディア機能テーブルを別途定義しておいてもよく、この場合は、デフォルトのマルチメディア機能テーブルを定義するための特定の識別子と対応させて記憶媒体に記憶すればよい。
【0027】
デフォルトのマルチメディア機能テーブルがロードされ、各マルチメディアキーに対するマルチメディア機能が有効化されている状態で、現在ログオンしているユーザがユーザ個有のマルチメディア機能を設定したくなった場合は、ユーザ固有のマルチメディア機能テーブルを、図3及び4を参照して説明したテーブル設定プロセスに基づいて新しく設定し直せばよい。その設定後はステップ302が実行される。
【0028】
図7は、マルチメディアキー設定表示ツールバーを例示する図である。
本実施例では、図1のキーボード1のマルチメディアキー2の、ユーザによるカスタマイズが可能なマルチメディアキーには、P1〜P5のキー番号がラベルされており、マルチメディア機能が割り当てられたマルチメディアキーの設定内容は、図6のステップ302及び303の項で説明したようにディスプレイ画面上に表示されるが、本実施例では図7(a)に示すようなディスプレイ画面上のツールバーとしてアイコン表示される。図7(b)は図7(a)の拡大図であるが、ユーザは、ツールバーに示されたキー番号P1〜P5と対応するマルチメディア機能の内容を表示するアイコンとを参照してキーボード1の所望のマルチメディアキーを操作する。また更に、キーボード1のマルチメディアキーの代わりに例えばマウスを用いてツールバー上のアイコンをクリックすることによって所望のマルチメディア機能を操作してもよい。
【0029】
本実施例ではマルチメディアキーの設定内容をディスプレイ画面上にツールバーとしてアイコン表示したが、タスクトレイ上に表示してもよい。また更に、マルチメディアキーの設定内容表示のための小型の液晶画面などのような表示手段を、キーボードあるいはコンピュータ本体に別途設けてもよい。
以上説明したような有効化プロセスで当該ユーザに対応するマルチメディア機能テーブルが有効となると、ユーザはマルチメディア機能をマルチメディアキーによって直接操作することができる。
【0030】
図8は、マルチメディアキーの利用を説明するフローチャートである。
図6を参照して説明したような有効化プロセスで当該ユーザに対応するマルチメディア機能テーブルが有効となった後は、本実施例のキーボードドライバはキーボードのキー入力を待つ。すなわち、ステップ401においてキー入力の有無が判定される。キー入力の有無はキーボードドライバがキーコードを受信するか否かによって判定され、キー入力有りと判定されるとステップ402へ進み、キー入力無しと判定されるとステップ404へ進む。
【0031】
ステップ402ではそのキーコードがマルチメディアキーによるものであるか否かが判定され、マルチメディアキーによるものであると判定されるとステップ403へ進み、マルチメディアキーによるものではないと判定されるとステップ404へ進む。
ステップ403では、当該マルチメディアキーに対応するマルチメディア機能が実行される。
【0032】
ステップ404では、本実施例のキーボードドライバを終了すべきか否かが判定され、終了ではない場合は再びステップ401へ戻り、キー入力を待つ。
図9は、マルチメディア機能が実行された状態を例示する図である。
ユーザが図7に示されたツールバーを参照して図1のキーボード1のマルチメディアキーを押下すると、図8で説明したステップを経ることでマルチメディア機能が実行される。図9は、マルチメディアキーを押下して「電卓」を起動させたときのディスプレイ画面を示しているが、本実施例では、押下されたマルチメディアキーに対応するマルチメディア機能の種別(図9では「電卓」の表示)をコンピュータのディスプレイ画面上に表示する。
【0033】
他の実施例として、前述のテーブル設定ユーティリティにおいて、表示タイトルの位置や色を設定可能にしてもよい。図10は、マルチメディア機能テーブルの他の実施例を例示する図である。図5を参照して説明したようにコンピュータに登録されたユーザ毎に各マルチメディアキーにマルチメディア機能を設定することの他に、本実施例では、ディスプレイ画面上に表示する表示タイトルについて、その位置及び色もユーザ毎に記憶する。これによりテーブル設定ユーティリティによって表示タイトルの位置及び色も設定可能である。
【0034】
既に説明したように、本実施例では、各ユーザは自己のマルチメディア機能テーブルのみ削除可能であるが、例えば、当該コンピュータのシステム管理者等、特定のユーザに削除の権限を持たせてもよい。このような場合は、コンピュータに登録される登録識別子の中に、マルチメディア機能テーブルのいずれかの削除を許容する特定の登録識別子を予め指定しておけばよい。
【0035】
また、コンピュータにインストールされたキーボードドライバ本体のアンインストールについては、例えば当該コンピュータのシステム管理者等、特定のユーザのみにその権限を持たせるのが適当であり、このような場合も、コンピュータに登録される登録識別子の中に、キーボードドライバ本体のアンインストールを許容する特定の登録識別子(例えばシステム管理者の識別子)を予め指定しておけばよい。
【0036】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、マルチメディアキーとそれに割り当てられるマルチメディア機能との組合わせが複数設定できるので、マルチユーザを対象としたオペレーティングシステムを搭載したコンピュータに対してもマルチメディアキーを有するキーボードを用いることができる。
【0037】
また、ユーザはディスプレイ画面を見ながらマルチメディアキーとそれに割り当てられるマルチメディア機能との設定をすることができるので、設定内容の変更が容易である。
この設定内容は、マルチメディアキーに対応するマルチメディア機能を定義したマルチメディア機能テーブルとして、書き換え可能な記憶媒体の識別子毎に割り当てられた記憶領域に記憶されるので、マルチメディア機能テーブルの第3者による変更又は削除を容易に制限することができ、安全性が向上する。
【0038】
また、入力された識別子が登録識別子と一致したとき、設定されたユーザ個別のマルチメディア機能テーブルのうち当該識別子に対応するマルチメディア機能テーブルが有効化され、その設定内容はコンピュータのディスプレイ画面上に表示されるので、複数のユーザがキーボードを利用する場合であっても、キーボードのマルチメディアキーのラベルを貼り直す必要はなく、ディスプレイ画面を参照することで所望のマルチメディアキーを容易に操作することができる。
【0039】
マルチメディア機能テーブル又はキーボードドライバ本体の削除についても、入力された識別子と登録識別子との一致の有無に基づいているので、第3者による削除を容易に制限することができ、安全性が向上する。
また、本発明によるキーボードをシングルユーザを対象としたオペレーティングシステムを搭載したコンピュータに対して用いた場合でも、マルチメディアキーとそれに割り当てられるマルチメディア機能とが定義されたマルチメディア機能テーブルを複数種類設定することができるので、前述の登録識別子は、複数あるマルチメディア機能テーブルの中から所望のマルチメディア機能テーブルを識別選択するための識別子として用いれば、複数モードでマルチメディアキーを利用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】マルチメディアキーを有するキーボードを示す図である。
【図2】本発明の実施例による識別プロセスを示すフローチャートである。
【図3】本発明の実施例によるテーブル設定プロセスを示すフローチャートである。
【図4】ディスプレイ画面上のテーブル設定ユーティリティを例示する図である。
【図5】マルチメディア機能テーブルを例示する図である。
【図6】本発明の実施例によるテーブル有効化プロセスを示すフローチャートである。
【図7】マルチメディアキー設定表示ツールバーを例示する図である。
【図8】マルチメディアキーの利用を説明するフローチャートである。
【図9】マルチメディア機能が実行された状態を例示する図である。
【図10】マルチメディア機能テーブルの他の実施例を例示する図である。
【符号の説明】
1…キーボード
2…マルチメディアキー
3…コンピュータ

Claims (9)

  1. マルチメディア機能を実行するホストコンピュータと、前記ホストコンピュータに接続され、前記マルチメディア機能を直接操作可能にするマルチメディアキーを有するキーボードと、を備えるコンピュータシステムであって、
    前記ホストコンピュータが、
    前記ホストコンピュータに予め登録された複数の登録識別子にそれぞれ対応し、前記マルチメディアキーが操作されたときに動作する前記マルチメディア機能を定義した複数のマルチメディア機能テーブルを設定する設定手段と、
    入力された識別子が前記登録識別子のいずれかと一致した場合に、前記複数のマルチメディア機能テーブルのうち当該登録識別子に対応する前記マルチメディア機能テーブルに定義された前記マルチメディア機能を有効化する有効化手段と、備えることを特徴とするコンピュータシステム。
  2. 前記有効化手段は、前記登録識別子に対応する前記マルチメディア機能テーブルが存在しない場合、前記マルチメディアキーに対応する前記マルチメディア機能を予め定義した一定のマルチメディア機能テーブルを有効化する請求項1に記載のコンピュータシステム。
  3. 前記設定手段は、前記入力された識別子と前記登録識別子のいずれかとの一致が検出された場合にのみ、当該登録識別子に対応する前記マルチメディア機能テーブルを設定する請求項1に記載のコンピュータシステム。
  4. 前記コンピュータシステムは、 ディスプレイ画面を備え、
    前記ホストコンピュータは、前記入力された識別子と前記登録識別子のいずれかとの一致が検出された場合に、当該登録識別子に対応する前記マルチメディア機能テーブルに定義された内容を前記ディスプレイ画面上に表示させる設定内容表示手段を更に備える請求項1に記載のコンピュータシステム。
  5. 前記コンピュータシステムは、 ディスプレイ画面を備え、
    前記ホストコンピュータは、前記入力された識別子と前記登録識別子のいずれかとの一致が検出された場合に、押下された前記マルチメディアキーに対応するマルチメディア機能の種別を前記ディスプレイ画面上に表示させる種別表示手段を備える請求項1に記載のコンピュータシステム。
  6. 前記設定手段は、各前記登録識別子に対応する各前記マルチメディア機能テーブルを、各前記登録識別子毎に割り当てられた記憶領域に記憶する請求項1に記載のコンピュータシステム。
  7. 前記有効化手段は、前記マルチメディア機能テーブルを前記ホストコンピュータへ読み出し、当該マルチメディア機能テーブルに定義された前記マルチメディア機能を有効化する請求項1又は2に記載のコンピュータシステム。
  8. 前記登録識別子の中に、前記マルチメディア機能テーブルのいずれかの削除を許容する識別子として特定の登録識別子を備える請求項1に記載のコンピュータシステム。
  9. ホストコンピュータにおけるマルチメディア機能を直接操作可能にするマルチメディアキーに対応するマルチメディア機能を定義した複数のマルチメディア機能テーブルを、前記ホストコンピュータに予め登録された複数の登録識別子に対応して設定する処理を前記ホストコンピュータにおいて実行する設定ステップと、
    前記ホストコンピュータに入力された識別子が前記登録識別子のいずれかと一致した場合に、前記複数のマルチメディア機能テーブルのうち当該登録識別子に対応する前記マルチメディア機能テーブルに定義された前記マルチメディア機能を有効化する処理を前記ホストコンピュータにおいて実行する有効化ステップとを備えることを特徴とするキーボードの使用方法。
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