JP5179340B2 - 洗浄水吐出装置 - Google Patents

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本発明は洗剤を含む洗浄水を吐出する洗浄水吐出装置に関する。
一般の流し台に設置されるカランは水道水を吐出するものであるため、食器等の被洗浄物を綺麗に洗浄することが難しかった。
また、例えば特許文献1のように、シャワーヘッドの先部に洗剤タンクを設け、シャワーヘッドから洗剤を混合した水を吐出する洗浄水吐出装置が知られている。
特開2001−259488号公報
しかし、上記のように吐出部分となるシャワーヘッドに洗剤タンクを設けた場合、洗剤タンクへの洗剤の補充は容易になるが、吐出部分が大型化する。
本発明は上記従来の課題に鑑みてなされたものであって、吐出部分がコンパクトとなる浄水吐出装置を提供することを課題とする。
上記課題を解決するために請求項1に係る洗浄水吐出装置は、平面視でシンク3の周縁部からシンク3内に向けて突出する給水管部と、給水管部の先端に設けられる吐出部22を備え、吐出部22を、上流端部が給水管部の下流端部に接続されると共に下流側部分が下方に向けて曲げられたノズル34と、洗剤タンク35とで構成し、ノズル34に洗剤タンク35内の洗剤をノズル34を流れる洗浄水に供給する洗剤供給部14を設け、ノズル34の下部にノズル34の径方向の外側に向けて突出するタンク接続部69を形成すると共にタンク接続部69の上面に洗剤受口部58を形成し、洗剤タンク35の下端面に下方に突出する洗剤供給口部57を形成し、該洗剤供給口部57を洗剤受口部58に着脱自在に接続して、洗剤タンク35を洗剤受口部58を介して洗剤供給部14に連通させ、洗剤タンク35の給水管部側の側面に給水管部側に開口するノズル収納凹部67を形成し、該ノズル収納凹部67にノズル34の前記下流側部分を洗剤タンク35で囲まれるように収納して吐出部22の全体の外形を略柱状とすることを特徴とする。
また、前記洗剤タンク35の上端面に洗剤補給口64を形成し、洗剤タンク35に洗剤補給口64を開閉自在に閉塞する蓋部60を設けることが好ましい。
また洗剤タンク35に洗剤供給口部57を下にして自立させるための脚部61を形成することが好ましい。
また、前記脚部61を洗剤タンク35の下端面から下方に向けて突出させ、タンク接続部69の上面に脚嵌込用凹部62を形成し、該脚嵌込用凹部62に脚部61を着脱自在に嵌め込むことが好ましい。
請求項1に係る発明では、洗剤タンクの給水管部側の側面にノズル収納凹部を形成し、このノズル収納凹部にノズルの下流側部分を収納して吐出部の全体の外形を略柱状としているため、吐出部をコンパクトにできる。また、給水管部の先端部から下方に突出した吐出部を一般のカランの蛇口に似た外観とすることができ、見栄えが良くなる。
また請求項2に係る発明では、洗剤タンクの上端面に洗剤補給口を形成することで、洗剤補給口から洗剤タンク内の洗剤が漏れ出し難い構造とすることができ、且つ、洗剤タンクの容量を有効に利用できて吐出部をさらにコンパクトにできる。
また請求項3に係る発明では、脚部を利用して、ノズルから取り外した洗剤タンクを洗剤供給口部を下にして自立させることができ、容易に洗剤を補充する等できる。
また請求項4に係る発明では、脚部を脚嵌込用凹部に嵌め込むことで、洗剤タンクをノズルに対して強固に且つ位置決めして取り付けることができる。
以下、本発明を添付図面に示す実施形態に基づいて説明する。
本実施形態の一例の洗浄水吐出装置1は図2のように流し台2に設けられて、気泡と洗剤を含む洗浄水をキッチン用のシンク3内に吐出するものである。
流し台2に設けられたシンク3の周縁部には洗浄水吐出装置1の洗浄用カラン18とは別に飲料用カラン4が設けられている。飲料用カラン4は一般のシンクに設けられるカランと同様に図示しない水供給管から供給された水道水をシンク3内に吐出するものである。
図3に示すように、洗浄水吐出装置1は下流端に吐出口6が設けられた洗浄水流路5を備えている。洗浄水流路5は飲料用カラン4に水道水を供給する水供給管から分岐した流路で構成され、水供給管から水道圧を利用して供給された水道水を洗浄水として吐出する。
水供給管の上流側は図示しない給湯器に通じ、洗浄水流路5には洗浄水として温水も供給できるようになっている。
洗浄水流路5の上流部17は流し台2の内部に通されている。上流部17には、上流側から順に、止水栓7、逆止弁8、定流量弁9、及び開閉弁10が設けられている。定流量弁9は供給された洗浄水を減圧し流量を一定にして下流側へと送る。開閉弁10は電磁弁からなる。
図2のように、流し台2のシンク3の後縁部上には飲料用カラン4とは別に前記洗浄水流路5の下流部27を構成する洗浄用カラン18が設けられている。なお、洗浄用カラン18はシンク3の周縁部における後縁部以外の箇所に設けてあっても良い。
図1のように、洗浄用カラン18は、縦管部19、横管部20、連結管部21、及び吐出部22で構成され、この順序で上流側から設けられている。
縦管部19はシンク3の後縁部から上方に向けて突設され、横管部20は縦管部19の上部から前方に向けて突設されている。縦管部19及び横管部20は流し台2の外部に位置している。横管部20は平面視でシンク3の周縁部からシンク3内に向けて突出している。
縦管部19及び横管部20にて給水管部が構成されている。なお、給水管部としてはこれに限定されるものではなく、例えばシンク3の後方に立設した壁部から前方に突出する横管等で構成しても良い。
連結管部21の後端部は横管部20の前端部に連結され、吐出部22の上端部は連結管部21の前端部に接続されている。吐出部22はシンク3の上方に配置されている。
吐出部22は連結管部21に対して略垂直となる下方に延び、その下部が横管部20よりも下方に突出している。
縦管部19、横管部20、連結管部21、及び吐出部22の内部には、縦流路23、横流路24、連結流路25、吐出流路26が夫々形成されている。縦流路23の上流端部は上流部17の下流端部に連通接続され、縦流路23の下流端部に横流路24の上流端部が連通接続され、横流路24の下流端部に連結流路25を介して吐出流路26の上流端部が連通接続されている。縦流路23、横流路24、連結流路25、及び吐出流路26にて洗浄水流路5の下流部27が構成され、下流部27と上流部17によって洗浄水流路5が構成されている。
図3のように縦流路23の上流部となる下部には流量調整弁11が設けられている。流量調整弁11及び開閉弁10は流し台2に内装された制御部70に電気接続されている。なお、本例の流量調整弁11は電動弁であるが、手動弁であっても良い。
図4に示すように、縦管部19の下部の外面には流量調整用操作部28と吐出切替用操作部29が設けられている。これら流量調整用操作部28及び吐出切替用操作部29は制御部70に電気接続される。
流量調整用操作部28が操作されると、制御部70は流量調整弁11の開度を変更する。これにより、洗浄水の吐出量を調節できるようになっている。吐出切替用操作部29が操作されると、制御部70は開閉弁10の開閉を切り替える。これにより、洗浄水の吐出の有無を切り替えられるようになっている。
図5に示すように、略鉛直な縦流路23の下流端部(上端部)には大気開放弁32が設けられている。大気開放弁32はフロート弁からなり、縦流路23の下流端部を構成する弁収納部31に上下方向に移動自在に収納されている。
弁収納部31は縦管部19の上端部に形成された大気開放孔30を介して外部に連通し、また、下部の流入口部33を介して洗浄水流路5の上流側に連通している。
弁収納部31内を洗浄水が流れているときには、図1に示すように大気開放弁32は水圧により上昇して大気開放孔30を閉塞する。これによって、洗浄水流路5を流れる洗浄水が大気開放孔30から流出することが防止される。
弁収納部31内の洗浄水の流れが停止したときには、図5のように大気開放弁32は下降して流入口部33上に載置される。これによって、大気開放孔30が開放されて、弁収納部31よりも下流側の洗浄水流路5が大気開放状態となり、この部分に残った洗浄水を吐出口6から確実に排出することができる。
図7(a)に示すように、吐出部22は、連結管部21の下流端部に接続されて下流側部分が下方に向けて曲げられたノズル34と、該ノズル34に対して着脱自在に取り付けられる洗剤タンク35で構成されており、全体として上下に長い略円柱状の外形を有する。なお、本例では吐出部22を略円柱状としたが、略角柱状等であっても良い。
ノズル34は、上流管体36、下流管体37、及びノズル先端部38で構成され、この順序で上流側(上側)から順に設けられている。ノズル先端部38の下端面部に吐出口6が形成されている。
上流管体36は略L字状に屈曲し、その上流側の端部は上下に長い直線状の下流側部分に対して略垂直となる後方に向けて突出している。この上流管体36の上流端部に連結管部21の前端部が接続されている。上流管体36の下端部は下流管体37の上端部に挿入された状態で接続され、該上流管体36と下流管体37とでL字状に屈曲したL字状管部68を構成している。
図6に示すように連結管部21の後端部は他部の外径よりも直径の大きい球面状の外面を有する嵌合部39となっている。嵌合部39の両側には左右方向の外側に向けて突出する回動軸40が形成されている。
横管部20の前端部には球面状の内面を有する保持凹部41が形成されている。保持凹部41の左右両側の内面には軸受け部42が形成されている。保持凹部41には前記嵌合部39が回動可能に嵌め込まれて保持されている。各回動軸40は軸受け部42に左右軸回り方向に回動可能に枢支されている。これにより、連結管部21は横流路24に対して上下方向にのみ回動可能となり、吐出部22の吐出口6の向きを前斜め下方から後斜め下方までの範囲で変更できるようになっている。
連結管部21の前端部は上流管体36の吐出部22の背面から後方に向けて突出した上流端部に回動自在に挿入されている。これによって、ノズル34は連結管部21に対して左右方向(すなわち、連結管部21の軸回り方向)にのみ回動可能となり、吐出部22の吐出口6の向きを左斜め下方から右斜め下方までの範囲で変更できるようになっている。
上記連結管部21を横管部20に対して前後に回動すると共に、ノズル34を連結管部21に対して左右に回動することにより、吐出部22は横管部20に対して前後方向及び左右方向に回動して吐出口6の向きを任意の向きに変更できるようになっている。
図7のように上流管体36の下部には内面が下流側程徐々に径が小さくなる絞り面44となった絞り部43が形成されている。
絞り部43を設けることで、この下流側に位置する下流管体37の上部は洗浄水が流れているときに負圧が発生する負圧発生部47となっている。
下流管体37の負圧発生部47に対応する部分には負圧発生部47と外部を連通させる孔からなる気体混入部13が形成されている。
洗浄水流路5を洗浄水が流れて負圧発生部47にて負圧が発生した場合には、この負圧により前記気体混入部13から気体(空気)が洗浄水に供給され混合される。
下流管体37の気体混入部13よりも下流側には、洗浄水の流れ方向において流路面積が変化する減圧・加圧部53が形成されている。減圧・加圧部53は、ベンチュリ管状に形成され、上流側から順に配置された、減圧部54、小径部55、及び加圧部56で構成されている。
減圧部54は下流側程徐々に流路径が小さくなっている。小径部55は減圧部54に連続して流路径が減圧部54の下流端の流路径と同一となっている。加圧部56は小径部55に連続して下流側程徐々に流路径が大きくなっている。
下流管体37には、洗浄水流路5の減圧部54に連通する孔からなり前記洗剤タンク35から洗剤が供給される洗剤供給部14が形成されている。
洗剤タンク35と洗剤供給部14を連通させた状態で、洗浄水流路5を洗浄水が流れているときには、減圧部54で負圧が発生して洗剤タンク35内の洗剤が洗剤供給部14を介して前記空気からなる気泡を含む洗浄水に混合される。なお、本例では、洗剤供給部14を気体混入部13よりも下流側に設けたが上流側に設けても良い。また、洗剤供給部14は減圧部54ではなく負圧発生部47に対応する部分に設けても良い。
洗浄水が減圧・加圧部53を通過すると圧力変動が生じ、前記気体混入部13にて洗浄水に混入された空気からなる気泡が剪断されて微細化される。すなわち、減圧・加圧部53は洗浄水に含まれる気泡を微細化する手段を構成している。
ノズル先端部38は吐出部22の下端部を構成する。ノズル先端部38はL字状管部68よりも大径となった円柱状の外形を有している。ノズル先端部38の下端面部には洗浄水をシャワー状に吐出する多数の孔(図示せず)が形成され、これら多数の孔で吐出口6が構成されている。ノズル先端部38の下部の内部には下流管体37よりも直径が大きく前記吐出口6に連通する拡大流路48が形成されている。
ノズル先端部38の後部には上方に開口する脚嵌込用凹部62が形成され、脚嵌込用凹部62の底部には軸方向下方に向かって延びる挿入穴部51が形成されている。挿入穴部51の下端部には拡大流路48と連通する連通孔52が形成されている。
挿入穴部51には下流管体37が挿入され、下流管体37の下端開口が対向する連通孔52を介して拡大流路48に連通する。これによって、L字状管部68で形成された流路50、連通孔52、拡大流路48、及び吐出口6からなる吐出流路26が形成される。
前記挿入穴部51はノズル先端部38の偏心位置となる後部に配置される。このため、ノズル先端部38はL字状管部68の下流部71よりも径方向の外側に位置し、その大部分が下流部71よりも前側に突出する。このノズル先端部38の下流部71よりも径方向の外側に突出する部分によりタンク接続部69が構成されており、つまり、前述の脚嵌込用凹部62はタンク接続部69に設けられている。
洗剤タンク35はL字状管部68の前側に並べて配置される。洗剤タンク35は、上端開口が洗剤補給口64となった縦長容器状のタンク本体部63と、タンク本体部63の上端部の後部に前後に回動自在に枢支され、タンク本体部63の洗剤補給口64に着脱自在に取付けられる蓋部60とで構成されている。
蓋部60は、図10のように洗剤タンク35をノズル34に取り付けた状態と、図9のように洗剤タンク35をノズル34から取り外した状態の両方で開けることができる。蓋部60を開けることで、洗剤補給口64からタンク本体部63内に洗剤を補充できるようになっている。また、洗剤補給口64に取り付けられた蓋部60にて吐出部22の上端面が構成される。
タンク本体部63は図6のように吐出部22の軸方向に長く後側に開口した略C字に形成され、背面の左右方向の中央部には後方に開口するノズル収納凹部67が上下に亘って形成されている。
図9のようにタンク本体部63の下端面部の前部には下方に突出する洗剤供給口部57が形成されている。タンク本体部63の下端面部の後部両側には下方に突出する脚部61が形成されている。
洗剤供給口部57及び各脚部61の下方への突出量は略同一となっている。このため、洗剤補給口64から洗剤を補充する際等には、洗剤タンク35を、洗剤供給口部57及び各脚部61の夫々の下端面を水平な設置面に載置して、洗剤補給口64を上に、洗剤供給口部57を下に配置した状態で自立させることができる。なお、本例では、各脚部61と洗剤補給口64の両者を設置面に設置することで洗剤タンク35を自立できるようにしたが、各脚部61を洗剤補給口64よりも下方に突出させ、洗剤補給口64及び脚部61のうち脚部61のみを設置面に設置することで上記のように洗剤タンク35を自立できるようにしても構わない。また、脚部61の個数も2個に限定されるものではなく、1又は3以上の脚部61を設けても良いものとする。
図7(b)のように、ノズル先端部38のタンク接続部69の上面の前部には凹部からなる洗剤受口部58が形成されている。
洗剤タンク35は、洗剤供給口部57を洗剤受口部58に上方から嵌め込み、且つ、両脚部61を一つの脚嵌込用凹部62に上方から嵌め込むことで、ノズル34に取り付けられ、両脚部61の間に下流管体37が配置される。このように、洗剤供給口部57に加えて、脚部61をタンク接続部69に嵌め込むことにより、洗剤タンク35をノズル34に強固に且つ位置決めして取り付けることができる。なお、本例では複数の脚部61を一つの脚嵌込用凹部62に嵌め込んだが、タンク接続部69に各脚部61に対応する脚嵌込用凹部62を夫々形成し、各脚嵌込用凹部62に対応する脚部61を着脱自在に嵌め込んでも良い。
洗剤タンク35をノズル34に取り付けた状態では、平面視で略C字状の洗剤タンク35の外面は円形のノズル先端部38の外周面と面一となる。また、この洗剤タンク35のノズル収納凹部67にL字状管部68の下流部71(上流管体36の上流端部を除く直線状の部分)が洗剤タンク35に囲まれた状態で収納され、これによって吐出部22の外形が全体として略円柱状となっている。
なお、本例では、ノズル34の下方に向けて曲げられた下流側部分の一部を構成する下流部71がノズル収納凹部67に取り囲まれるように洗剤タンク35を配置したが、ノズル34の下流側部分の全部がノズル収納凹部67に取り囲まれるように洗剤タンク35を配置して、吐出部22の外形を略円柱状としても良い。
図7(a)に示すように、ノズル先端部38には洗剤受口部58を洗剤供給部14に連通させる洗剤供給路59が形成されている。洗剤供給路59には手動弁からなる切替弁65が設けられている。ノズル先端部38には洗剤供給切替用操作部66が設けられている。
洗剤供給切替用操作部66を操作して切替弁65の開閉を手動で切替えられるようになっている。これにより、洗剤タンク35を洗剤供給路59を介して洗剤供給部14に連通させ洗剤タンク35から洗剤供給部14に洗剤を供給して吐出口6から洗剤を含む洗浄水を吐出する状態と、洗剤タンク35と洗剤供給部14を切替弁65にて遮断して洗剤供給部14に洗剤を供給せず、吐出口6から洗剤を含まない洗浄水を吐出する状態とを切り替えられるようになっている。
洗剤タンク35の洗剤供給口部57にはノズル34から洗剤タンク35を取り外した状態で、洗剤供給口部57から洗剤タンク35内の洗剤が漏れ出すことを防止するための弁72が設けられている。
弁72は洗剤タンク35をノズル34から取り外した状態では図示しないばねにより下方に付勢されて図8のように洗剤供給口部57を閉塞する。また、洗剤タンク35をノズル34に取り付けた場合には、弁72は洗剤受口部58に設けられた突起73に押圧されて上方に移動し、洗剤供給口部57を開放する。
洗浄水吐出装置1を用いて気泡及び洗剤を含む洗浄水を吐出する場合は、止水栓7を開いた状態で、吐出切替用操作部29を操作して開閉弁10を開くと共に、洗剤供給切替用操作部66を操作して切替弁65を開く。
これにより水供給管から洗浄水流路5に供給された洗浄水には、吐出部22の気体混入部13にて気体が混合されると共に洗剤供給部14にて洗剤が混合され、減圧・加圧部53を経て微細化された気泡及び洗剤を含む洗浄水が吐出口6から下側のシンク3に向けてシャワー状に吐出されることとなる。
このように、吐出された洗浄水には、微細化された多数の気泡と洗剤が含まれているため洗浄効果が高く、食器等の被洗浄物を綺麗に洗浄することができる。
また、洗剤を含まない洗浄水を吐出する場合は、止水栓7を開いた状態で、吐出切替用操作部29を操作して開閉弁10を開くと共に、洗剤供給切替用操作部66を操作して切替弁65を閉じれば良く、この場合、洗剤の消費量を抑えることができる。
本例の洗浄水吐出装置1にあっては、洗剤タンク35の給水管部側の側面となる背面にノズル収納凹部67を形成し、このノズル収納凹部67にノズル34の下方に向けて曲げられた下流側部分を収納して吐出部22の全体の外形を略柱状としている。このため、吐出部22をコンパクトにできる。また、給水管部の先端部から下方に突出した吐出部22を一般のカランの蛇口に似た外観とすることができる。
図11に他例の洗浄水吐出装置1を示す。なお以下の説明では一例の洗浄水吐出装置1と同一の構成については同一の番号を付与し、重複する説明は省略する。
本例の洗浄水吐出装置1は、洗浄水流路5の上流部17が、縦管部19に設けられた湯水混合部75と、湯水混合部75に並列で接続される湯用配管76及び水用配管77で構成されている。水用配管77には常温の水道水が供給され、湯用配管76には給湯器を通して加熱された温水が供給され、水用配管77から供給された水と、湯用配管76から供給された温水とを湯水混合部75にて混合し、これを吐出口6から吐出できるようになっている。
洗浄用カラン18の縦管部19の下部にはレバーからなる操作部78が設けられている。操作部78を操作することにより、湯水混合部75にて混合される湯と水の混合比及び混合された洗浄水の吐出量を手動で調節できるようになっている。また、本例の洗浄水吐出装置にあっては、逆止弁8及び定流量弁9は湯水混合部75よりも下流側に設けられている。また、湯水混合部75が、開閉弁10及び流量調整弁11の機能を有しているため、開閉弁10及び流量調整弁11は設けられていない。
本発明の実施の形態の一例の洗浄水吐出装置を示し、洗浄用カランの側断面図である。 同上の洗浄水吐出装置を設けた流し台の斜視図である。 同上の洗浄水吐出装置の説明図である。 同上の洗浄用カランの斜視図である。 同上の大気開放孔を開放した状態を示す洗浄用カランの側断面図である。 同上の洗浄用カランの要部の水平断面図である。 (a)は同上の吐出部の側断面図であり、(b)は(a)のA−A断面図である。 同上のノズルから洗剤タンクを取り外した状態を示す側断面図である。 同上の洗剤タンクの斜視図である。 同上の洗剤タンクの蓋部を開いた状態を示す側断面図である。 他例の洗浄水吐出装置の説明図である。
符号の説明
3 シンク
14 洗剤供給部
20 横管部
22 吐出部
34 ノズル
35 洗剤タンク
57 洗剤供給口部
58 洗剤受口部
60 蓋部
61 脚部
62 脚嵌込用凹部
64 洗剤補給口
67 ノズル収納凹部
69 タンク接続部

Claims (4)

  1. 平面視でシンクの周縁部からシンク内に向けて突出する給水管部と、給水管部の先端に設けられる吐出部を備え、吐出部を、上流端部が給水管部の下流端部に接続されると共に下流側部分が下方に向けて曲げられたノズルと、洗剤タンクとで構成し、ノズルに洗剤タンク内の洗剤をノズルを流れる洗浄水に供給する洗剤供給部を設け、ノズルの下部にノズルの径方向の外側に向けて突出するタンク接続部を形成すると共にタンク接続部の上面に洗剤受口部を形成し、洗剤タンクの下端面に下方に突出する洗剤供給口部を形成し、該洗剤供給口部を洗剤受口部に着脱自在に接続して、洗剤タンクを洗剤受口部を介して洗剤供給部に連通させ、洗剤タンクの給水管部側の側面に給水管部側に開口するノズル収納凹部を形成し、ノズルの前記下流側部分が前記ノズル収納凹部に取り囲まれるように洗剤タンクを配置して吐出部の全体の外形を略柱状として成ることを特徴とする洗浄水吐出装置。
  2. 前記洗剤タンクの上端面に洗剤補給口を形成し、洗剤タンクに洗剤補給口を塞蓋部を着脱自在に設けて成ることを特徴とする請求項1に記載の洗浄水吐出装置。
  3. 剤タンクに洗剤供給口部を下にして自立させるための脚部を形成して成ることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の洗浄水吐出装置。
  4. 前記脚部を洗剤タンクの下端面から下方に向けて突出させ、タンク接続部の上面に脚嵌込用凹部を形成し、該脚嵌込用凹部に脚部を着脱自在に嵌め込んで成ることを特徴とする請求項3記載の洗浄水吐出装置。
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