JP5177415B2 - ゴルフボール供給装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ゴルフボール供給装置に関し、特に、ゴルフ練習場に設けられた斜面打ちのゴルフ練習台にゴルフボールを供給するゴルフボール供給装置に関する。
ゴルフ競技において、ゴルフボールがグリーンに到達するまでに、ティー打撃のようなフルスイング又はそれに近い打撃が、プレイヤーによって複数回に繰り返される。ティーグラウンドからグリーンまでのフェアウェイには、水平面部分と非水平面部分が混在する。一般的に、非水平面部分での打撃回数は、水平部分での打撃の回数より確率的には多い。
非水平面部分は、適正打撃方向と適正飛距離の両条件を満たす打撃を困難にしている。人は僅かの傾斜を感じ取ることができるが、その傾斜感覚に対応して両条件を満たす打撃を行うことは非常に困難である。傾斜感覚と打撃との対応は、おびただしい回数の打撃練習により習得することが望ましいとされている。
そのような打撃を練習するための打撃練習機は、多様に知られている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1を参照すると、そのような打撃練習機は、練習者が乗る乗り台を備えている。その乗り台は、傾斜自在に手動又は駆動機により傾動する。その乗り台(以下、傾斜自在台やゴルフ練習台などと記載する場合もある。)は、打撃姿勢の人が乗る打撃領域面とゴルフボールを安定的に載置することができるゴルフボール載置面とが形成されている。
このような打撃練習機は、ゴルフ練習場の打撃位置に配置される。打撃領域面とゴルフボール載置面とは、傾斜自在台の上の練習者の地面(フェアウェイ面に概ね等しい基準面でありゴルフ練習場の芝生面)に対して、所定の高さを有する。
図1は、ゴルフ練習場で非水平面部分に対応した打撃練習を行うときの打席101の構成を例示する図である。図1の(a)は、その打席101を上から見たときの平面図である。図1の(b)は、その打席101を横から見たときの側面図である。打席101には、斜面打ちゴルフ練習台102が配置されている。一般に、ゴルフ練習場で非水平面部分に対応した打撃練習を行うとき、練習者は、斜面打ちゴルフ練習台102を使用する。斜面打ちゴルフ練習台102は、例えば、固定的な傾斜を有する持ち運び可能な台や、あるいは、自動または手動で傾斜角や傾斜方向が変化する台である。また、一般的な打席101には、自動ティーアップ装置103が備えられている。練習者が打撃練習に使用するゴルフボールは、その自動ティーアップ装置103から供給される。また、斜面打ちゴルフ練習台102の表面には、練習者がスタンスを取る位置にスタンスマットが敷かれ、ボールをセットする位置には人工芝マットが敷かれている。
図1に示されているように、斜面打ちゴルフ練習台102を使用して打撃練習を行う場合、斜面打ちゴルフ練習台102のゴルフボール105は、自動的に供給されない場合が多い。自動ティーアップ装置から供給されるゴルフボールを、そのティーアップ位置と異なる位置に自動的に配置する技術が知られている(例えば、特許文献2参照)。自動でボールが供給されない場合には、練習者は、自動ティーアップ装置103から供給されるゴルフボール104を、その自動ティーアップ装置103よりも高い位置(斜面打ちゴルフ練習台102の上)に、手動で乗せる必要がある。
特開2005−66111号公報 登録実用新案第3135886号公報
斜面打ちゴルフ練習台102での打撃が終了するたびに、自動ティーアップ装置103から供給されるゴルフボール104を、その斜面打ちゴルフ練習台102の上に手動で載せる作業は、練習者にとって煩わしさを伴うものとなる。また、その作業は、スムースな打撃練習の妨げともなり、練習者の傾斜感覚と打撃との対応の習得を遅らせることに繋がる場合がある。また、特許文献2に記載の技術では、ゴルフボールを順次送り出すための機構が複雑であり、コストの増加、整備性の低下および故障率の増加などが問題となる場合がある。
本願発明が解決しようとする課題は、ゴルフ練習台を使用したゴルフボールの打撃練習を、より便利にする技術を提供することにある。
以下に、[発明を実施するための最良の形態]で使用される番号を用いて、課題を解決するための手段を説明する。これらの番号は、[特許請求の範囲]の記載と[発明を実施するための最良の形態]との対応関係を明らかにするために付加されたものである。ただし、それらの番号を、[特許請求の範囲]に記載されている発明の技術的範囲の解釈に用いてはならない。
上記課題を解決するために、ティーアップ位置(9)で停止しているゴルフボール(16)に加速度を与える第1ボール搬送部(11)と、その第1ボール搬送部(11)から供給されるそのゴルフボール(16)を、高さ方向に搬送する器(31)を備える第2ボール搬送部(12)とを具備するゴルフボール供給装置を構成する。ここにおいて、その第1ボール搬送部(11)は、そのティーアップ位置(9)のそのゴルフボール(16)を、加速度を与えながらリリースポイント(停止位置)まで運び、そのリリースポイントでそのゴルフボール(16)を放出してその器(31)に供給する。そして、その第2ボール搬送部(12)は、その器(31)に入れられたそのゴルフボール(16)を、そのティーアップ位置(9)と異なる高さに設けられたボール貯留部(5)に搬送する。
上述のゴルフボール供給装置において、その第2ボール搬送部(12)のその器(31)は、そのリリースポイントから第1距離に配置されているものとする、そして、その第1ボール搬送部(11)は、そのゴルフボール(16)がそのリリースポイントからその第1距離を転がりその器(31)まで到達するために必要な加速度を、そのゴルフボール(16)に供給する。
上述のゴルフボール供給装置において、その第1ボール搬送部(11)は、そのゴルフボール(16)を、そのティーアップ位置(9)からそのリリースポイントまで運ぶボール保持部(21)と、そのボール保持部(21)を、そのティーアップ位置(9)から離れた位置の軸を中心に水平に回転運動させる駆動機構(22)(23)(24)とを備えていることが好ましい。ここにおいて、そのボール保持部(21)は、その回転運動に応答してそのゴルフボール(16)に加速度を与える第1支持部材(25)と、そのゴルフボール(16)に、向心力を与える第2支持部材(26)とを含むものであることが好ましい。そして、その駆動機構(22)(23)(24)は、所定の角速度で回転させたそのボール保持部(21)を、そのリリースポイントで停止させる。
上述のゴルフボール供給装置において、その第2ボール搬送部(12)は、その器(31)をそのボール貯留部(5)より上に持ち上げる持ち上げ機構(32)(33)(34)を備えていることが好ましい。ここにおいて、その持ち上げ機構(32)(33)(34)は、そのゴルフボール(16)がその器(31)に入れられたときに、その器(31)をそのボール貯留部(5)より上に持ち上げる。またこのとき、その器(31)は、その持ち上げ機構(32)(33)(34)の動作に対応して、そのボール貯留部(5)より上からそのゴルフボール(16)をそのボール貯留部(5)に受け渡す。
上述のゴルフボール供給装置において、さらに、そのリリースポイントの位置を検出して位置検出信号を出力するセンサ(41)を具備することが好ましい。また、その駆動機構(22)(23)(24)は、そのボール保持部(21)に回転力を与えるモータ(23)を含むことが好ましい。ここにおいて、そのモータ(23)は、そのセンサ(41)から供給されるその位置検出信号に基づいて、そのボール保持部(21)を、そのリリースポイントで停止させる。
上述のゴルフボール供給装置において、さらに、自動的にゴルフボール(16)をティーアップする自動ティーアップ装置(18)によって、そのゴルフボール供給装置の下から供給されるゴルフボール(16)を通す開口部分を備えることが好ましい。そして、その第1ボール搬送部(11)は、その開口部分を介してそのティーアップ位置(9)に供給されるゴルフボール(16)を受け取る。
上述のゴルフボール供給装置において、さらに、そのリリースポイントとその器(31)との間に配置され、そのゴルフボール(16)の転がりを支援する搬送支援機構(13)を具備することが好ましい。ここにおいて、その搬送支援機構(13)は、そのゴルフボール(16)をその器(31)に集中する側壁と、そのゴルフボール(16)の順方向回転を支援する床とを含むことが好ましい。
上述のゴルフボール供給装置において、その搬送支援機構(13)は、さらに、補助装置(48)を備えてもよい。そして、その補助装置(48)は、そのゴルフボール(16)がその器(31)の手前で停止したときに、その停止したそのゴルフボール(16)を強制的にその器(31)に供給する。
本願において開示される発明のうち、代表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、本願発明は、ゴルフ練習台を使用したゴルフボールの打撃練習の効率を向上させる効果がある。
また、本発明によれば、斜面打ちのゴルフ練習を行うとき、斜面打ちゴルフ練習台2の表面と同程度の高さに設けられたボール貯留部5からボールを供給することができる。そのため、斜面打ちの練習におけるボールの補充の負担を低減させ、手軽に練習が出来る。
[第1実施形態]
以下、本発明のゴルフボール供給装置3を実施するための形態を、図面に基づいて説明する。なお、ゴルフボール供給装置3の実施形態を説明するための図において、同一の部材には原則として同一の符号を付し、その繰り返しの説明は省略する。
図2は、本発明の第1実施形態における、斜面打ちゴルフ練習台2とゴルフボール供給装置3とが配置されたゴルフ練習場の打席1の構成を例示する三面図である。図2の(a)は、その打席1を上から見たときの平面図である。図2の(b)は、その打席1を横から見たときの側面図である。以下の実施形態において、そのゴルフ練習場には、下から自動的または半自動的にゴルフボールを供給する装置(以下、自動ティーアップ装置18と記載する)が備えられているものとする。なお、自動ティーアップ装置18が下からゴルフボールを供給するものでなくても、本実施形態のゴルフボール供給装置3を適用することが可能である。例えば、ゴルフボール供給装置3は、その側面からゴルフボールを受け取っても良い。
図2の(a)に示されているように、斜面打ちゴルフ練習台2は、ゴルフ練習場の通常の打撃面に配置されている。例えば、その通常打撃面に、練習場設備の人工芝マットが敷設されている場合、斜面打ちゴルフ練習台2は、その上に設置される。
斜面打ちゴルフ練習台2は、ゴルフボール6を置くフェアウェイ練習用打撃領域4と、次ゴルフボール7を貯留するボール貯留部5を含んでいる。ボール貯留部5は、上から受け渡されるゴルフボール16の跳ねを抑制するクッションを備えていていることが好ましい。練習者は、そのゴルフボール6を打つことで、ゴルフの打撃練習を実行する。そのゴルフボール6を打った後、ボール貯留部5の次ゴルフボール7が、新たなゴルフボール6として使用される。なお、斜面打ちゴルフ練習台2表面には、スタンスマットの機能を備えたマットや、人工芝マットの機能を備えたマットが配置されていることが好ましい。
本実施形態において、斜面打ちゴルフ練習台2は、練習者によって操作されるボール供給用スイッチ8を備えている。ボール供給用スイッチ8は、ゴルフボール供給装置3に接続され、そのボール供給用スイッチ8が操作されると、ゴルフボール供給装置3が動作し、ボール貯留部5に新たな次ゴルフボール7が補充される。なお、本実施形態において、ボール供給用スイッチ8が配置される位置に制限は無く、練習者が操作し易い任意の位置に設置可能である。
ゴルフボール供給装置3は、ゴルフ練習場の通常の打撃面に配置されている。ゴルフボール供給装置3は、斜面打ちゴルフ練習台2に隣り合うように配置され、自動ティーアップ装置18(図示されず)からティーアップ位置9に供給されるゴルフボール16(図示されず)を、ボール貯留部5に搬送する。その自動ティーアップ装置18は、練習場の独自設備であり、ボール供給時に上下する部材を備えている。ゴルフボール16の停止位置は、自動ティーアップ制御部47(図示されず)によって決められる。図2の(a)に示されているように、ゴルフボール供給装置3は、ティーアップ位置9のゴルフボール16をボール貯留部5に搬送するための高さ方向ボール移送部12を備えている。ゴルフボール供給装置3は、ティーアップ位置9のゴルフボール16を、そのゴルフボール供給装置3の内部で高さ方向ボール移送部12まで搬送する。
図2の(b)は、打席1のA−A’側面の構成を例示する側面図である。本実施形態において、斜面打ちゴルフ練習台2は、傾斜した打撃練習面を有している。その打撃練習面は、ゴルフ練習場の通常の打撃面よりも高い位置に構成されている。ボール貯留部5は、斜面打ちゴルフ練習台2の打撃練習面の傾斜角度が変わっても、貯留している次ゴルフボール7が、こぼれないように構成されている。
図2の(b)に示されているように、ゴルフボール供給装置3の高さ方向ボール移送部12は、軸を中心に縦に概ね4分の一回転する。高さ方向ボール移送部12は、ゴルフボール供給装置3の内部を移動してきたゴルフボール16を、その回転運動によって斜面打ちゴルフ練習台2のボール貯留部5まで搬送する。
また、本実施形態においては、ゴルフボール供給装置3は、ティーアップ位置9に自動的に供給されるゴルフボール16を、水平方向に高さ方向ボール移送部12まで運び、さらに、高さ方向に自動的にボール貯留部5まで運ぶ。したがって、図2の(c)に示されているように、ゴルフボール供給装置3は、ゴルフボール16を、ティーアップ位置9からボール貯留部5まで運ぶことが可能な大きさに構成されている。
図3は、本実施形態のゴルフボール供給装置3の構成を例示する平面図である。以下の実施形態において、ゴルフボール供給装置3に備えられている様々な部材は、本実施形態の作用効果を奏する範囲内において、適宜変更可能である。例えば、後述するモータの配置位置や、センサの取り付け位置などに、特別な制限は無い。
ゴルフボール供給装置3は、筐体と、上述の高さ方向ボール移送部12と、その高さ方向ボール移送部12にゴルフボール16を供給する水平方向ボール移送部11とを備えている。その水平方向ボール移送部11と高さ方向ボール移送部12との間には、搬送レーン13が設けられている。また、ゴルフボール供給装置3には、制御回路14と、開口部15と、ボール供給口17とが設けられている。制御回路14は、水平方向ボール移送部11と高さ方向ボール移送部12との運動を制御する。開口部15は、自動ティーアップ装置18(図示されず)から供給されるゴルフボール16を、ティーアップ位置9まで通すことができるように構成されている。ボール供給口17は、搬送レーン13を移動してきたゴルフボール16を、高さ方向ボール移送部12に受け渡すことができるよう構成されている。
図3に示されているように、水平方向ボール移送部11は、筐体内部に配置されている。水平方向ボール移送部11は、ボール保持部21と、アーム22と、モータ23とギア24とを備えている。また、ボール保持部21は、ボール保持部第1面25とボール保持部第2面26とを含んでいる。ボール保持部21とアーム22とは、水平面に沿って軸27を中心に回転し、ティーアップ位置9で停止しているゴルフボール16に加速度を与える。モータ23とギア24とは、水平方向ボール移送部11の駆動装置として機能し、モータ23は、その回転に必要な力を、ギア24を介してアーム22に与える。
高さ方向ボール移送部12は、筐体側方に配置されている。高さ方向ボール移送部12は、高さ方向用ボール保持器31と、アーム32と、モータ33と、ギア34とを備えている。高さ方向用ボール保持器31とアーム32とは、軸38を中心に縦に回転し、高さ方向用ボール保持器31に搬送されたゴルフボール16を、ティーアップ位置9と異なる高さ(傾斜台上)に構成されるボール貯留部5に搬送する。モータ33は、その縦方向回転に必要な力を、ギア34を介してアーム32に与える。換言すると、モータ33は、ギア34を介して軸38を回転させる。モータ33の回転は、ギア34の動力伝達機構により、ゴルフボール16を高さ方向に搬送する。また、軸38には、検出棒39が備えられている。検出棒39は、軸38にねじなどで固定され、軸38の回転に対応し、アーム32や高さ方向用ボール保持器31の移動範囲や高さなどの検出を支援する。
搬送レーン13は、筐体内部に配置されている。搬送レーン13は、搬送レーン第1側壁35と、搬送レーン第2側壁36と、転がり領域37とを備えている。搬送レーン第1側壁35と搬送レーン第2側壁36の各々は、筐体の底面に概ね直角な壁として構成されている。転がり領域37は、水平方向ボール移送部11が放出してゴルフボール16が、高さ方向用ボール保持器31に向かって移動する領域である。転がり領域37は、高さ方向用ボール保持器31に向かって転がるゴルフボール16の回転を支援する機能を備えていることが好ましい。例えば、その転がり領域37とゴルフボール16との摩擦を増加させる処理を筐体の底面に施したり、合成樹脂のシートやゴムなどの部材を、その底面上に配置したりすることによって、より安定的にゴルフボール16を供給することが可能になる。
また、ゴルフボール供給装置3は、複数のセンサ(第1センサ41〜第5センサ45)を備えている。第1センサ41は、水平方向ボール移送部11のアーム22の位置を検出する。制御回路14は、第1センサ41から供給される位置検出信号に応答して、水平方向ボール移送部11の回転と停止とを制御する。例示的には、第1センサ41は、停止位置(リリースポイント)に設置され、水平方向ボール移送部11の駆動装置(モータ23、ギア24)を制御するために信号を出力する。ゴルフボール供給装置3は、その信号に基づいて、ボール保持部21を停止位置で停止させる。また、例えば、水平方向ボール移送部11の停止タイミングを変更することで、ゴルフボール16の軌道を可変的にする。
第2センサ42は、搬送レーン13を運動してきたゴルフボール16を検出する。制御回路14は、第2センサ42から供給される通過信号に基づいて、ゴルフボール16が、搬送レーン13を通ったか否かを判断する。例示的には、第2センサ42は、高さ方向ボール移送部12の高さ方向用ボール保持器31の手前に設置され、ゴルフボール16が通過して高さ方向用ボール保持器31へ搬送されたことを確認するための信号を出力する。なお、第1センサ41からの位置検出信号の出力後、規定時間以上経過しても、第2センサ42からの信号を受領しない場合には、搬送レーン13でゴルフボール16が停止している可能性がある。この場合、警告メッセージを出力するなどの処理を、制御回路14に実行させてもよい。
第3センサ43は、縦方向回転する高さ方向ボール移送部12を停止させる位置を検出する。言い換えると、第3センサ43は、検出棒39の位置に基づいて高さ方向用ボール保持器31の最上点を決めるための信号を出力する。制御回路14は、第3センサ43から供給される到達位置検出信号に応答して、高さ方向ボール移送部12の回転と停止とを制御する。
第4センサ44は、上昇した高さ方向ボール移送部12の高さ方向用ボール保持器31を、元の位置に戻したときのスタンバイ位置を検出する。言い換えると、第4センサ44は、検出棒39の位置に基づいて高さ方向用ボール保持器31の最下点を決めるための信号を出力する。制御回路14は、第4センサ44から供給されるスタンバイ位置検出信号に応答して、高さ方向ボール移送部12の回転と停止とを制御する。
第5センサ45は、自動ティーアップ装置18(図示されず)から供給されるゴルフボール16が、ティーアップ位置9に存在するか否かを検出する。なお、第1センサ41からの位置検出信号の出力後、規定時間以上経過しても、第5センサ45からの信号を受領しない場合には、ティーアップ位置9にゴルフボール16が供給されていない可能性がある。この場合、警告メッセージを出力するなどの処理を、制御回路14に実行させてもよい。
図4は、ゴルフボール供給装置3の動作を例示する平面図である。図4は、水平方向ボール移送部11の動作と、水平方向ボール移送部11の動作に応じて移動するゴルフボール16の運動とを、時間経過に対応して例示している。図4の(a)は、第1時刻におけるゴルフボール供給装置3の状態(以下、第1平面状態と記載する)を例示している。図4の(b)は、第2時刻におけるゴルフボール供給装置3の状態(以下、第2平面状態と記載する)を例示している。図4の(c)は、第3時刻におけるゴルフボール供給装置3の状態(以下、第3平面状態と記載する)を例示している。図4の(d)は、第4時刻におけるゴルフボール供給装置3の状態(以下、第4平面状態と記載する)を例示している。
図4は、第1時刻、第2時刻、第3時刻、第4時刻の順に時間が流れる場合の、ゴルフボール供給装置3の状態を例示している。また、第4平面状態のあと、ゴルフボール供給装置3は、第1平面状態に移行する。なお、図4には、第1平面状態と第3平面状態とで、水平方向ボール移送部11が同じ位置に配置される場合を例示したが、本実施形態のゴルフボール供給装置3においては、第1時刻及びそれ以前の水平方向ボール移送部11の位置に制限は無い。
図4を参照すると、ボール保持部21は、軸27を中心とする円の円周に沿って回転する。ボール保持部21は、その回転の進行方向を基準にして前方が開いている。また、自動ティーアップ装置18から供給されるゴルフボール16は、その円周上に配置される。そのため、アーム22が回転することによって、同時的に回転するボール保持部21は、ティーアップ位置9のゴルフボール16をキャッチする。ボール保持部21は、捕らえたそのゴルフボール16を、リリースポイント(停止位置)まで、加速度を与えながら移動させる。ボール保持部21は、そのリリースポイントで停止することによって、そのゴルフボール16を放出する。
図4の(a)を参照すると、第1時刻において、ゴルフボール供給装置3の水平方向ボール移送部11は、制御回路14からの制御信号に応答して、初期位置からの回転を開始する。図4の(b)を参照すると、第1平面状態から第2平面状態に移行したゴルフボール供給装置3は、第2時刻において、水平方向ボール移送部11でゴルフボール16を捕らえる。図4の(c)を参照すると、第2平面状態から第3平面状態に移行したゴルフボール供給装置3は、第3時刻において、水平方向ボール移送部11を、リリースポイントで停止させる。本実施形態のゴルフボール供給装置3において、水平方向ボール移送部11は、途中で停止することなく、初期位置からリリースポイントまで回転運動する。図4の(d)を参照すると、第4時刻において、ゴルフボール16が高さ方向ボール移送部12に供給される。水平方向ボール移送部11が、リリースポイントで停止することで、ゴルフボール16は、第3時刻から第4時刻の間に、慣性力に従って直線運動をする。水平方向ボール移送部11から放出されたゴルフボール16は、搬送レーン13を転がりながら、ボール供給口17を通って高さ方向ボール移送部12まで移動する。
図5は、ゴルフボール供給装置3の動作を例示する側面図である。図5は、高さ方向ボール移送部12の動作と、高さ方向ボール移送部12の動作に応じて移動するゴルフボール16の運動とを、時間経過に対応して例示している。図5の(a)は、上述の第4時刻に対応する側面の状態を例示している。図5の(b)は、第5時刻に対応する側面の状態を例示している。図5の(c)は、第6時刻に対応する側面の状態を例示している。図5の(d)は、第7時刻に対応する側面の状態を例示している。図5の(e)は、第8時刻に対応する側面の状態を例示している。図5の(f)は、第9時刻に対応する側面の状態を例示している。図5の(g)は、第10時刻に対応する側面の状態を例示している。
図5の(a)を参照すると、第4時刻において、ゴルフボール供給装置3の高さ方向ボール移送部12は、ゴルフボール16を受け取る。図5の(b)を参照すると、第5時刻において、高さ方向ボール移送部12は、制御回路14からの制御信号に応答して、待機位置からの縦方向回転を開始する。図5の(c)を参照すると、第6時刻において、高さ方向ボール移送部12の高さ方向用ボール保持器31は、ゴルフボール16を保持しつつ、斜面打ちゴルフ練習台2の、打撃面よりも上まで持ち上げる。図5の(d)を参照すると、第7時刻において、高さ方向ボール移送部12の高さ方向用ボール保持器31は、保持していたゴルフボール16を、最上部付近で放出する。
図5の(e)を参照すると、第8時刻において、高さ方向ボール移送部12は、制御回路14からの制御信号に応答して、逆方向の縦方向回転を開始する。また、斜面打ちゴルフ練習台2のボール貯留部5に供給されたゴルフボール16は、新たな次ゴルフボール7として貯留される。図5の(f)を参照すると、第9時刻において、ゴルフボール供給装置3は、高さ方向ボール移送部12を待機位置まで戻す。図5の(g)を参照すると、第10時刻において、ゴルフボール供給装置3は、高さ方向用ボール保持器31をボール供給口17に重なる位置(待機位置)まで戻す。高さ方向ボール移送部12は、その位置でゴルフボール16の供給を待つ。
図6は、上述の第4時刻における高さ方向ボール移送部12とゴルフボール16との状態を例示する図である。図6の(a)は、第4時刻における高さ方向ボール移送部12を上から見たときの状態を例示し、図6の(b)は、第4時刻における高さ方向ボール移送部12を横から見たときの状態を例示している。
図6に示されているように、高さ方向ボール移送部12は、第1ガイド部材51と、第2ガイド部材52と、第3ガイド部材53とを備えている。第1ガイド部材51は、ゴルフボール16を高さ方向用ボール保持器31内に支持する。第2ガイド部材52、第3ガイド部材53は、高さ方向用ボール保持器31からボール貯留部5にゴルフボール16を搬送するとき、搬送方向を決定する。
図7は、上述の第5時刻における高さ方向ボール移送部12とゴルフボール16との状態を例示する図である。図7の(a)は、第5時刻における高さ方向ボール移送部12を上から見たときの状態を例示し、図7の(b)は、第5時刻における高さ方向ボール移送部12を横から見たときの状態を例示している。
図8は、上述の第6時刻における高さ方向ボール移送部12とゴルフボール16との状態を例示する図である。図8の(a)は、第6時刻における高さ方向ボール移送部12を上から見たときの状態を例示し、図8の(b)は、第6時刻における高さ方向ボール移送部12を横から見たときの状態を例示している。
図9は、ゴルフボール供給装置3の動作を例示する断面図である。図9は、水平方向ボール移送部11の動作と、高さ方向ボール移送部12の動作と、水平方向ボール移送部11と高さ方向ボール移送部12の動作に応じて移動するゴルフボール16の運動とを、時間経過に対応して例示している。また、図9には、自動ティーアップ装置18の構成が例示されている。
図9の(a)は、第1時刻におけるゴルフボール供給装置3の状態(以下、第1断面状態と記載する)を例示している。図9の(b)は、第2時刻におけるゴルフボール供給装置3の状態(以下、第2断面状態と記載する)を例示している。図9の(c)は、第3時刻におけるゴルフボール供給装置3の状態(以下、第3断面状態と記載する)を例示している。図9の(d)は、第4時刻におけるゴルフボール供給装置3の状態(以下、第4断面状態と記載する)を例示している。
図9の(e)は、第5時刻におけるゴルフボール供給装置3の状態(以下、第5断面状態と記載する)を例示している。図9の(f)は、第6時刻におけるゴルフボール供給装置3の状態(以下、第6断面状態と記載する)を例示している。
図9の(a)を参照すると、第1時刻において、自動ティーアップ装置18によって供給されるゴルフボール16が、ティーアップ位置9に配置される。ゴルフボール供給装置3は、そのティーアップ位置9の上に設けられている。そのため、ゴルフボール16は、開口部15を通ってゴルフボール供給装置3の内部に自動的に配置される。
図9の(b)を参照すると、ゴルフボール供給装置3は、第2時刻において、回転するアーム22と一体的に形成されるボール保持部21で、ティーアップ位置9のゴルフボール16をキャッチする。図9の(c)を参照すると、ゴルフボール供給装置3は、第3時刻において、水平方向ボール移送部11をリリースポイントで停止させる。図9の(d)を参照すると、ゴルフボール供給装置3は、第4時刻において、ゴルフボール16を高さ方向ボール移送部12に供給する。またこのとき、自動ティーアップ装置18に対し、新たなゴルフボール16の供給が開始される。
図9の(e)を参照すると、ゴルフボール供給装置3は、第5時刻において、高さ方向ボール移送部12でゴルフボール16を斜面打ちゴルフ練習台2(図示されず)の上に運ぶ。第5断面状態のゴルフボール供給装置3において、高さ方向ボール移送部12は、制御回路14からの制御信号に応答して、待機位置からの縦方向回転を開始する。高さ方向ボール移送部12の高さ方向用ボール保持器31は、ゴルフボール16を保持しつつ、斜面打ちゴルフ練習台2(図示されず)の、打撃面よりも上まで持ち上げ、最上部付近で、ゴルフボール16を放出する。またこのとき、自動ティーアップ装置18のティー部分は、最下部まで下降して新たなゴルフボール16の供給を待つ。
図9の(f)を参照すると、第6時刻において、ゴルフボール供給装置3は、高さ方向ボール移送部12を待機位置まで戻す。第6断面状態に移行したゴルフボール供給装置3は、高さ方向ボール移送部12を待機位置で停止させた後、ティーアップ位置9への新たなゴルフボール16の配置に対応して、第1断面状態へ移行する。
[第2実施形態]
以下に、図面を参照して、本発明の第2実施形態について説明を行う。図10は、第2実施形態の打席1の構成を例示する三面図である。第2実施形態では、斜面打ちゴルフ練習台2の状態が変わっている。図10の(a)は、その打席1を上から見たときの平面図である。図10の(b)は、その打席1を横から見たときの側面図である。
図10の(a)に示されているように、第2実施形態の打席1には、自動ティーアップ制御部47が設けられている。自動ティーアップ制御部47は、自動ティーアップ装置18の高さを制御する。また、第2実施形態のゴルフボール供給装置3は、上側開口部46を備えている。上側開口部46は、自動ティーアップ装置18の上のゴルフボール16が、ゴルフボール供給装置3の表面よりも上に来ることができるように設けられている。
図10の(b)に示されているように、斜面打ちゴルフ練習台2は、傾斜状態から水平状態に移行可能である。水平な打撃面を備えている斜面打ちゴルフ練習台2に対して、ゴルフボール供給装置3は、第1実施形態と同様にゴルフボール16を供給することができる。図10の(c)に示されているように、第2実施形態のゴルフボール供給装置3の表面は、水平状態の斜面打ちゴルフ練習台2の打撃面と概ね同一平面に構成されていることが好ましい。第2実施形態においては、自動ティーアップ制御部47によって自動ティーアップ装置18を制御することで、ティーグラウンドに対応した打撃練習と、第2打以降の打撃練習とを、打席1を移動することなく実行することができる。
なお、自動ティーアップ制御部47によって、開口部15を通るゴルフボール16の停止位置の高さを調整することができる。したがって、第1実施形態および第2実施形態のゴルフボール供給装置3において、そのゴルフボール供給装置3の内部のゴルフボール16を、水平方向ボール移送部11が搬送し易い有効な位置で停止するよう調整を行っても良い。
[第3実施形態]
以下に、図面を参照して、本発明の第3実施形態について説明を行う。図11は、第3実施形態のゴルフボール供給装置3の構成を例示する平面図である。第3実施形態のゴルフボール供給装置3は、補助装置48を備えている。また、ゴルフボール供給装置3の搬送レーン13は、曲部37aを有する転がり領域37を含んでいる。
例えば、水平方向ボール移送部11から高さ方向ボール移送部12に至る経路において、部材の干渉などにより、直線的な転がり領域37を構成することが困難な場合、任意の位置に補助装置48を設ける。図11を参照すると、第3実施形態のゴルフボール供給装置3は、制御回路14がその経路を遮断するように配置されている。このような場合に、その制御回路14を迂回する転がり領域37を設け、その曲部37aで減速したゴルフボール16に対し、補助装置48を作用させる。これによって、その曲部37aでの減速に起因して、ゴルフボール16が適切に高さ方向用ボール保持器31に供給されなくなる不具合の発生を抑制することができる。また、機能の異なる補助装置48や、複数の補助装置48を任意の位置に配置してもよい。
以上、本願発明の実施の形態を具体的に説明した。本願発明は上述の実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である。また、上述してきた複数の実施形態は、その構成・動作が矛盾しない範囲内において、組み合わせて実施することが可能である。
図1は、斜面打ちゴルフ練習台102が配置されたゴルフ練習場の打席101の構成を例示する図である。 図2は、斜面打ちゴルフ練習台2が配置された打席1の構成を例示する図である。 図3は、ゴルフボール供給装置3の構成を例示する平面図である。 図4は、ゴルフボール供給装置3の動作を例示する平面図である。 図5は、ゴルフボール供給装置3の動作を例示する側面図である。 図6は、第4時刻における高さ方向ボール移送部12とゴルフボール16との状態を例示する図である。 図7は、第5時刻における高さ方向ボール移送部12とゴルフボール16との状態を例示する図である。 図8は、第6時刻における高さ方向ボール移送部12とゴルフボール16との状態を例示する図である。 図9は、ゴルフボール供給装置3の動作を例示する断面図である。 図10は、第2実施形態の打席1の構成を例示する三面図である。 図11は、第3実施形態のゴルフボール供給装置3の構成を例示する平面図である。
符号の説明
1…打席、2…斜面打ちゴルフ練習台、3…ゴルフボール供給装置
4…フェアウェイ練習用打撃領域、5…ボール貯留部
6…ゴルフボール、7…次ゴルフボール
8…ボール供給用スイッチ、9…ティーアップ位置
11…水平方向ボール移送部、12…高さ方向ボール移送部
13…搬送レーン、14…制御回路、15…開口部
16…ゴルフボール、17…ボール供給口、18…自動ティーアップ装置
21…ボール保持部、22…アーム、23…モータ、24…ギア
25…ボール保持部第1面、26…ボール保持部第2面
27…軸
31…高さ方向用ボール保持器、32…アーム、33…モータ、34…ギア
35…搬送レーン第1側壁、36…搬送レーン第2側壁、37…転がり領域
37a…曲部、
38…軸、39…検出棒
41…第1センサ、42…第2センサ、43…第3センサ
44…第4センサ、45…第5センサ
46…上側開口部、47…自動ティーアップ制御部、48…補助装置
51…第1ガイド部材、52…第2ガイド部材、53…第3ガイド部材
101…打席、102…斜面打ちゴルフ練習台、103…自動ティーアップ装置
104…ゴルフボール、105…ゴルフボール

Claims (8)

  1. ティーアップ位置で停止しているゴルフボールに加速度を与える第1ボール搬送部と、
    前記第1ボール搬送部から供給される前記ゴルフボールを、高さ方向に搬送する器を備える第2ボール搬送部と
    を具備し、
    前記第1ボール搬送部は、
    前記ティーアップ位置の前記ゴルフボールを、加速度を与えながらリリースポイントまで運び、前記リリースポイントで前記ゴルフボールを放出して前記器に供給し、
    前記第2ボール搬送部は、
    前記器に入れられた前記ゴルフボールを、
    前記ティーアップ位置と異なる高さに設けられたボール貯留部に搬送する
    ゴルフボール供給装置。
  2. 請求項1に記載のゴルフボール供給装置において、
    前記第2ボール搬送部の前記器は、
    前記リリースポイントから第1距離に配置され、
    前記第1ボール搬送部は、
    前記ゴルフボールが前記リリースポイントから前記第1距離を転がり前記器まで到達するために必要な加速度を、前記ゴルフボールに供給する
    ゴルフボール供給装置。
  3. 請求項2に記載のゴルフボール供給装置において、
    前記第1ボール搬送部は、
    前記ゴルフボールを、前記ティーアップ位置から前記リリースポイントまで運ぶボール保持部と、
    前記ボール保持部を、前記ティーアップ位置から離れた位置の軸を中心に水平に回転運動させる駆動装置と
    を備え、
    前記ボール保持部は、
    前記回転運動に応答して前記ゴルフボールに加速度を与える第1支持部材と、
    前記ゴルフボールに、向心力を与える第2支持部材と
    を含み、
    前記駆動装置は、
    所定の角速度で回転させた前記ボール保持部を、前記リリースポイントで停止させる
    ゴルフボール供給装置。
  4. 請求項3に記載のゴルフボール供給装置において、
    前記第2ボール搬送部は、
    前記器を前記ボール貯留部より上に持ち上げる持ち上げ機構を備え、
    前記持ち上げ機構は、
    前記ゴルフボールが前記器に入れられたときに、前記器を前記ボール貯留部より上に持ち上げ、
    前記器は、
    前記持ち上げ機構の動作に対応して、前記ボール貯留部より上から前記ゴルフボールを前記ボール貯留部に受け渡す
    ゴルフボール供給装置。
  5. 請求項4に記載のゴルフボール供給装置において、さらに、
    前記リリースポイントの位置を検出して位置検出信号を出力するセンサを具備し、
    前記駆動装置は、
    前記ボール保持部に回転力を与えるモータを含み、
    前記モータは、
    前記センサから供給される前記位置検出信号に基づいて、前記ボール保持部を、前記リリースポイントで停止させる
    ゴルフボール供給装置。
  6. 請求項1から5のいずれか1項に記載のゴルフボール供給装置において、さらに、
    自動的にゴルフボールをティーアップする自動ティーアップ装置によって、前記ゴルフボール供給装置の下から供給されるゴルフボールを通す開口部分を備え、
    前記第1ボール搬送部は、
    前記開口部分を介して前記ティーアップ位置に供給されるゴルフボールを受け取る
    ゴルフボール供給装置。
  7. 請求項1から6のいずれか1項に記載のゴルフボール供給装置において、さらに、
    前記リリースポイントと前記器との間に配置され、前記ゴルフボールの転がりを支援する搬送支援機構を具備し、
    前記搬送支援機構は、
    前記ゴルフボールを前記器に集中する側壁と、
    前記ゴルフボールの順方向回転を支援するシートと
    を含む
    ゴルフボール供給装置。
  8. 請求項7に記載のゴルフボール供給装置において、
    前記搬送支援機構は、さらに、
    補助装置を備え、
    前記補助装置は、
    前記ゴルフボールが前記器の手前で停止したときに、前記停止した前記ゴルフボールを強制的に前記器に供給する
    ゴルフボール供給装置。
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