JP5177283B2 - 再生制御プログラム、再生制御方法及び再生装置 - Google Patents

再生制御プログラム、再生制御方法及び再生装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5177283B2
JP5177283B2 JP2011505736A JP2011505736A JP5177283B2 JP 5177283 B2 JP5177283 B2 JP 5177283B2 JP 2011505736 A JP2011505736 A JP 2011505736A JP 2011505736 A JP2011505736 A JP 2011505736A JP 5177283 B2 JP5177283 B2 JP 5177283B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
procedure
word string
search
section
playback
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2011505736A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2010109613A1 (ja
Inventor
徹 上和田
悦伸 堀田
裕 勝山
克仁 藤本
高史 寺崎
雅司 漆原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Publication of JPWO2010109613A1 publication Critical patent/JPWO2010109613A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5177283B2 publication Critical patent/JP5177283B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N5/00Details of television systems
    • H04N5/76Television signal recording
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B27/00Editing; Indexing; Addressing; Timing or synchronising; Monitoring; Measuring tape travel
    • G11B27/10Indexing; Addressing; Timing or synchronising; Measuring tape travel
    • G11B27/102Programmed access in sequence to addressed parts of tracks of operating record carriers
    • G11B27/105Programmed access in sequence to addressed parts of tracks of operating record carriers of operating discs
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N5/00Details of television systems
    • H04N5/76Television signal recording
    • H04N5/91Television signal processing therefor
    • H04N5/93Regeneration of the television signal or of selected parts thereof
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N9/00Details of colour television systems
    • H04N9/79Processing of colour television signals in connection with recording
    • H04N9/7921Processing of colour television signals in connection with recording for more than one processing mode
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N9/00Details of colour television systems
    • H04N9/79Processing of colour television signals in connection with recording
    • H04N9/80Transformation of the television signal for recording, e.g. modulation, frequency changing; Inverse transformation for playback
    • H04N9/804Transformation of the television signal for recording, e.g. modulation, frequency changing; Inverse transformation for playback involving pulse code modulation of the colour picture signal components
    • H04N9/8042Transformation of the television signal for recording, e.g. modulation, frequency changing; Inverse transformation for playback involving pulse code modulation of the colour picture signal components involving data reduction
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N9/00Details of colour television systems
    • H04N9/79Processing of colour television signals in connection with recording
    • H04N9/80Transformation of the television signal for recording, e.g. modulation, frequency changing; Inverse transformation for playback
    • H04N9/82Transformation of the television signal for recording, e.g. modulation, frequency changing; Inverse transformation for playback the individual colour picture signal components being recorded simultaneously only
    • H04N9/8205Transformation of the television signal for recording, e.g. modulation, frequency changing; Inverse transformation for playback the individual colour picture signal components being recorded simultaneously only involving the multiplexing of an additional signal and the colour video signal

Description

本件は、ビデオデータを処理する技術に、関する。
周知のように、コンピュータの利用者は、テレビ放送局内のテレビ信号送出装置から送出されるテレビ信号をテレビチューナにて受信することにより、コンピュータにビデオコンテンツを保存することができる。また、利用者は、ビデオ配信サイト又はビデオ共有サイトからネットワークを介してビデオデータをダウンロードすることにより、コンピュータにビデオコンテンツを保存することもできる。ここで、ビデオ配信サイトとは、コンテンツホルダが利用者からの要求を受けてビデオデータを配信するためのウェブサイトである。また、ビデオ共有サイトは、利用者からアップロードされたビデオデータを保有するとともに利用者によって選択されたビデオデータを提供するためのウェブサイトである。
また、ビデオコンテンツは、ビデオデータを読み込んだビデオ再生アプリケーションによって、コンピュータ上で再生される。
特開2005−252586号公報 特開2006−332765号公報 特開2002−335478号公報
コンピュータの利用者は、1個のビデオコンテンツについて、その全てを必ずしも再生する必要はなく、自分にとって関心のある部分だけを選択して再生しても構わない。例えば、ビデオコンテンツが報道番組である場合、利用者は、自分の仕事に関連のあるテーマのニュースのみを再生することができる。また、例えば、ビデオコンテンツがスポーツ番組である場合、利用者は、ハイライトシーンだけを再生することもできる。
しかしながら、従来のビデオ再生アプリケーションによると、利用者は、ビデオコンテンツの中から、自分にとって関心のある部分だけを選択するために、早送りや巻き戻しといった作業を何度も行わねばならなかった。而も、複数のビデオコンテンツのそれぞれから、自分にとって関心のある部分を探す場合、利用者は、そのような作業を何度も行わねばならない。このため、殆どの利用者は、手間を掛けてまで関心のある部分を探すことはしていなかった。
本件は、前述したような従来の事情に鑑みてなされたものであり、その課題は、コンピュータに保存されたビデオコンテンツのうち、利用者にとって関心のある部分だけを、簡単に視聴できるようにすることにある。
前述の課題を解決するために本件の一態様として案出された再生制御方法は、ビデオコンテンツを再生する再生手段を制御するため、コンピュータが、以下の複数の手順を実行することを、特徴としている。この複数の手順とは、すなわち、1個以上のキーワードを受け付ける受付手順、ビデオコンテンツの中において単語列が表現されている区間部分を特定する区間情報と、単語列と、ビデオコンテンツを再生するためのビデオデータを示す識別情報とが対応付けられて記録されている対応情報を、受付手順で受け付けたキーワードに基づいて検索する検索手順、及び、検索手順での検索により検出された単語列に対応付けられている識別情報及び区間情報にて特定される区間部分を、再生手段に再生させる制御手順である。
この再生制御方法によれば、コンピュータは、1個以上のキーワードが入力されると、そのキーワードを含む単語列を表現している区間部分をビデオコンテンツから検出し、検出した区間部分を再生手段を利用して再生することとなる。
従って、本件の一態様によれば、コンピュータに保存されたビデオコンテンツのうち、利用者にとって関心のある部分だけが、簡単に視聴できるようになる。
第1の実施形態であるテレビシステムの構成を示す図 テレビ機能が附加されたパーソナルコンピュータの構成を示す図 テレビアプリケーションの構成を示す図 コンテンツ情報テーブルを模式的に示す図 ビデオコンテンツの中から抽出される区間部分の説明のためにビデオコンテンツの映像の一例を示す図 候補情報テーブルを模式的に示す図 単語列表現領域の説明のためにフレーム画像の一例を示す図 候補抽出処理の流れを示す図 区間部分特定サブルーチンの流れを示す図 区間部分登録サブルーチンの流れを示す図 区間部分検索処理の流れを示す図 入力画面の一例を示す図 ワークテーブルを模式的に示す図 検索サブルーチンの流れを示す図 テキストデータに含まれるキーワードの個数と第1及び第2の調整時間との関係を模式的に示す図 総再生時間調整サブルーチンの流れを示す図 字幕放送に対応したテレビ番組を録画して得られるビデオデータを模式的に示す図 第2の実施形態における区間部分特定サブルーチンの流れを示す図 第2の実施形態における候補情報テーブルを模式的に示す図 第2の実施形態における検索サブルーチンの流れを示す図 第3の実施形態におけるコンピュータネットワークシステムの構成を示す図 第3の実施形態におけるビデオ再生マシンの構成を示す図 第3の実施形態におけるビデオ再生アプリケーションの構成を示す図 第4の実施形態における区間部分検索処理の流れを示す図 第5の実施形態におけるコンピュータネットワークシステムの構成を示す図 第5の実施形態におけるビデオ再生マシンの構成を示す図 第5の実施形態におけるビデオ再生マシンのストレージユニットに記録されるアプリケーション、データ、及び、テーブルを具体的に示す図
以下、本件の一態様の実施形態について、添付図面を参照しながら、説明する。
実施形態1
《構成》
図1は、第1の実施形態におけるテレビシステムの構成を示す図である。
第1の実施形態におけるテレビシステムは、テレビ信号送出装置10、及び、テレビ機能が附加されたパーソナルコンピュータ50を、含んでいる。ここで、テレビ機能とは、テレビ放送局から放送されるテレビ番組を視聴したり録画したりするための機能である。以下、テレビ機能が附加されたパーソナルコンピュータは、テレビパソコンと略記する。
テレビ信号送出装置10は、テレビ放送局に割り当てられたチャンネルすなわち周波数帯域の搬送波にテレビ信号を乗せて送出する。このテレビ信号送出装置10は、テレビ放送局の施設内に設置されている。なお、テレビ信号送出装置10は、所定の衛星軌道上に配置された放送衛星又は通信衛星内の中継器であってもよい。中継器は、地上のテレビ放送局内の送信装置から、アップリンク周波数帯域の搬送波に乗せられたテレビ信号を受信するとともに、受信したテレビ信号をダウンリンク周波数帯域の搬送波に乗せて地上に向けて送出する。また、テレビ信号送出装置10は、有線テレビ放送事業者の施設内に設置されたヘッドエンド装置であってもよい。ヘッドエンド装置は、テレビ放送局のテレビ信号送出装置10から高性能アンテナを介して受信したテレビ信号を一般住居及び事務所に有線で送信する。また、テレビ信号送出装置10から送出されるテレビ信号には、EPG[Electronic Program Guide]情報が、EPG信号として重畳されていてもよい。ここで、EPG情報は、例えば一週間の間にテレビ放送局によって放送が予定されているテレビ番組の概要を示すテレビ番組情報を、含んでいる。テレビ番組情報には、チャンネル番号、放送開始日時、放送終了日時が、少なくとも含まれている。
図2は、テレビパソコン50の構成を示す図である。
テレビパソコン50は、出力デバイス50aと、操作デバイス50bと、これらデバイス50a、50bが接続された本体とを、備えている。出力デバイス50aとしては、例えば、スピーカ付き液晶ディスプレイがある。操作デバイス50bとしては、例えば、キーボード及びマウスがある。本体は、ビデオ制御ユニット50c、入力制御ユニット50d、テレビチューナユニット50e、ストレージユニット50g、CPU[Central Processing Unit]50h、及び、メインメモリユニット50iを、内蔵している。
ビデオ制御ユニット50cは、CPU50hから渡される音声情報及び描画情報に基づいて音声映像信号を生成して出力デバイス50aに出力する。なお、出力デバイス50aは、ビデオ制御ユニット50cから入力された音声映像信号に基づいて音声映像を出力する。
入力制御ユニット50dは、操作デバイス50bに対してなされた操作を検出して、操作がなされた旨とその操作の種類とをCPU50dに通知する。
テレビチューナユニット50eは、テレビ信号送出装置10(又は、人工衛星内の中継器、若しくは、ヘッドエンド装置)から複数の放送チャンネルのテレビ信号を受信する。また、テレビチューナユニット50eは、受信した複数の放送チャンネルのテレビ信号の中から、視聴対象の放送チャンネルのテレビ信号を同調により取り出す。そして、テレビチューナユニット50eは、取り出されたテレビ信号がアナログ信号である場合には、そのテレビ信号をデジタイズしてビデオデータを取得し、メインメモリユニット50i又はストレージユニット50gへ出力する。また、テレビチューナユニット50eは、取り出されたテレビ信号がデジタル信号である場合には、そのテレビ信号からビデオデータを取得して、メインメモリユニット50i又はストレージユニット50gへ出力する。なお、アナログ地上波による放送以外の放送には、例えば、アナログBS[Broadcasting Satellite]波、デジタル地上波、デジタルBS波、デジタルCS[Communication Satellite]波による放送がある。このようなアナログ地上波による放送以外の放送では、ビデオデータは、圧縮されている。このため、このテレビチューナユニット50eは、テレビ信号から取得されるビデオデータが圧縮されたものである場合にそのビデオデータを伸長するためのデコーダを、備えている。このテレビチューナユニット50eは、一般住居及び事務所に設置されているテレビアンテナ(又はヘッドエンド装置)と同軸ケーブルを介して接続されている。なお、第1の実施形態では、テレビチューナユニット50eは、テレビパソコン50の本体内に着脱自在なアダプタ(拡張カード)として内蔵されるテレビチューナカードとなっている。但し、テレビチューナユニット50eは、USB[Universal Serial Bus]インターフェースユニット等のインターフェースユニットに接続されるテレビチューナボックスであってもよい。また、テレビチューナユニット50eは、テレビ信号から取得されるビデオデータを記録に適したデータとして圧縮するエンコーダとして機能するハードウエアを、備えている。エンコーダとしては、例えば、MPEG[Moving Picture Experts Group]エンコーダがある。なお、テレビチューナユニット50eが、このようなエンコーダとして機能するハードウエアを備えていない種類のものである場合、エンコーダとして機能するソフトウエアが、後述のストレージユニット50gに導入される。
ストレージユニット50gは、各種のプログラム及び各種のデータが記録される記録媒体を、備えている。ストレージユニット50gは、CPU50hからの指示に従って、記録媒体にデータを書き込んだり、記録媒体からデータを読み出したりする。ストレージユニット50gとしては、例えば、SSD[Solid State Drive]装置、HDD[Hard Disk Drive]装置、BD[Blu-ray Disk]ドライブ装置、DVD[Digital Versatile Disk]ドライブ装置、+R/+RWドライブ装置、CD[Compact Disk]ドライブ装置、メモリーカードドライブ装置、及び、フレキシブルディスクドライブ装置がある。また、記録媒体としては、例えば、シリコンディスク、ハードディスク、BD、DVD、+R/+RW、CD、メモリーカード、及び、フレキシブルディスクがある。シリコンディスクは、フラッシュメモリ等の不揮発性半導体メモリを含んだディスクである。BDとしては、例えば、BD−R、BD−RE[Rewritable]、及び、BD−ROM[Read Only Memory]がある。DVDとしては、例えば、DVD−R[Recordable]、DVD−RW[Rewritable]、DVD−ROM、及び、DVD−RAM[Random Access Memory]がある。CDとしては、例えば、CD−R、CD−RW、及び、CD−ROMがある。メモリーカードとしては、コンパクトフラッシュ(米国サンディスク社の商標)、スマートメディア(東芝社の商標)、SDカード(米国サンディスク社、松下電器産業社、東芝社の商標)、メモリースティック(ソニー社の商標)、MMC(米国ジーメンス社、米国サンディスク社の商標)がある。以上に例示した記録媒体は、ドライブ装置に対して着脱自在に装着されるものであってもよいし、ドライブ装置内に固定的に装着されたものであってもよい。何れにしても、以上に例示した記録媒体は、コンピュータ可読媒体である。
CPU50hは、ストレージユニット50g内のプログラムに従って処理を行う。また、CPU50hは、プログラムやデータをメインメモリユニット50iにキャッシュしたり、メインメモリユニット50iに作業領域を展開したりする。
第1の実施形態では、テレビパソコン50のストレージユニット50gには、オペレーティングシステム51、テレビアプリケーション52、録画予約情報テーブル53、ビデオデータ54、コンテンツ情報テーブル55、及び、候補情報テーブル56が、記録されている。
なお、以下では、ソフトウエア、アプリケーション、モジュール、及び、コンポーネント等のプログラムの名称は、そのプログラムがCPU50hによって実行されることによって実現される機能そのものの名称として、取り扱うこともある。
オペレーティングシステム51は、ソフトウエアとハードウエアの仲介、メモリ空間の管理、ファイル管理、プロセス管理、及び、タスク管理を主に行う。
テレビアプリケーション52は、前述したテレビ機能をパーソナルコンピュータに附加するためのソフトウエアである。
図3は、テレビアプリケーション52の構成を示す図である。
テレビアプリケーション52は、ユーザインターフェースモジュール52a、EPG制御モジュール52b、録画予約モジュール52c、録画制御モジュール52d、再生制御モジュール52e、デコーダ52f、及び、候補抽出モジュール52gを、含んでいる。
ユーザインターフェースモジュール52aは、所定のGUI[Graphical User Interface]を介して操作者から要求を受け付ける。また、ユーザインターフェースモジュール52aは、操作者から受け付けた要求に応じたモジュールに対して処理を依頼したり、その要求に応じた処理を実行したりする。操作者から受け付ける要求としては、例えば、電子番組表の表示の要求、テレビ番組のタイマー録画の予約、放送中のテレビ番組の録画の開始及び停止の要求、録画したテレビ番組の再生の要求、並びに、各種の設定情報の変更がある。
EPG制御モジュール52bは、ユーザインターフェースモジュール52aから依頼を受けると、テレビチューナユニット50eを介してテレビ信号からEPG情報を取得するとともに、そのEPG情報をユーザインターフェースモジュール52aに引き渡す。なお、ユーザインターフェースモジュール52aは、EPG情報をEPG制御モジュール52bから受け取ると、そのEPG情報に基づいて電子番組表を出力デバイス50aに表示する処理を行う。
録画予約モジュール52cは、電子番組表の中から操作者によって選択されたテレビ番組の録画を予約する。また、録画予約モジュール52cは、ユーザインターフェースモジュール52aを介して操作者からチャンネル番号と開始日時と終了日時とを受け付けた場合にも、受け付けたチャンネル番号と開始日時と終了日時とにより特定されるテレビ番組の録画を予約する。録画の予約は、録画予約モジュール52cが、チャンネル番号と開始日時と終了日時などの情報を録画予約情報として録画予約情報テーブル53に記録することによって、行われる。
録画制御モジュール52dは、録画予約情報テーブル53に記録されている録画予約情報のうち、開始日時がきたものにつき、その録画予約情報にて特定されるテレビ番組の録画を行う。また、録画制御モジュール52dは、放送中のテレビ番組についての録画の開始がユーザインターフェースモジュール52aを介して操作者から指示された場合には、その録画を開始させる。その後、録画の停止が操作者から指示されると、録画制御モジュール52dは、その録画を終了させる。テレビ番組の録画は、録画制御モジュール52dが、テレビチューナユニット50e内のエンコーダから出力されるビデオデータをストレージユニット50gに記録する処理を行うことによって、行われる。テレビ番組の録画が終了することによってビデオデータ54がストレージユニット50gに記録されると、録画制御モジュール52dは、記録されたビデオデータ54に関する後述のコンテンツ情報をコンテンツ情報テーブル55に記録する。その後、録画制御モジュール52dは、録画が終了したテレビ番組に対応する録画予約情報を録画予約情報テーブル53から削除する。
図4は、コンテンツ情報テーブル55を模式的に示す図である。
コンテンツ情報テーブル55は、ストレージユニット50g内のビデオデータ54と同数のレコードを有している。各レコードは、「ID[Identification]」、「ファイル名」、「サイズ」、「再生時間」、「映像解像度」、「フォーマット」及び「処理済」のフィールドを有している。「ID」フィールドには、ビデオデータ54を一意に識別するための識別情報が格納される。「ファイル名」フィールドには、ビデオデータ54のファイル名が格納される。「サイズ」フィールドには、ビデオデータ54のデータサイズが格納される。「再生時間」フィールドには、ビデオデータ54に基づいて再生されるビデオコンテンツについての再生時間、すなわち、ビデオコンテンツの再生の開始から終了までに掛かる時間が格納される。「映像解像度」フィールドには、ビデオデータ54に基づいて再生されるビデオコンテンツに含まれる音声及び映像のうち、映像の縦方向及び横方向の解像度が格納される。「フォーマット」フィールドには、ビデオデータ54の圧縮方式を示す情報が格納される。「処理済」フィールドには、ビデオデータ54について後述の候補抽出モジュール52gによる処理が終わっているか否かを示す処理済フラグが、格納される。なお、第1の実施形態では、処理済フラグは、それが「1」であるときに、後述の候補抽出モジュール52gによる処理が終わっていることを示す。逆に、処理済フラグは、それが「0」であるときに、後述の候補抽出モジュール52gによる処理が終わっていないことを示す。コンテンツ情報は、以上に示した各フィールドに格納されている情報、すなわち、識別情報、ファイル名、データサイズ、再生時間、映像解像度、フォーマット、及び、処理済フラグを含んだ情報となっている。
図3の再生制御モジュール52eの説明に戻る。再生制御モジュール52eは、録画によってテレビパソコン50に保存された1個以上のビデオコンテンツの中から操作者によって選択された1個のビデオコンテンツを再生する処理を行う。再生制御モジュール52eは、図4のコンテンツ情報テーブル55に記録されているコンテンツ情報をユーザインターフェースモジュール52aを介して操作者に選択自在に提示するようになっている。再生制御モジュール52eは、ユーザインターフェースモジュール52aを通じて、再生対象として選択されたビデオコンテンツの指定を受け付ける。また、再生制御モジュール52eは、ビデオコンテンツの再生を、デコーダ52fを利用して行う。具体的には、再生制御モジュール52eは、再生が指示されたビデオコンテンツを再生するためのビデオデータ54を、ストレージユニット50gから読み出して、デコーダ52fに引き渡す。デコーダ52fは、再生制御モジュール52eから引き渡されたビデオデータ54を伸長して、ビデオコンテンツを出力デバイス50aに出力する。
候補抽出モジュール52gは、ストレージユニット50gに記録されたビデオデータ54に基づいて再生されるビデオコンテンツの中から、後述の単語列が表現されている区間部分を抽出する処理を行う。ここで、候補抽出モジュール52gの説明の途中であるが、第1の実施形態の理解のため、区間部分について、先に説明する。
図5は、ビデオコンテンツの中から抽出される区間部分の説明のためにビデオコンテンツの映像の一例を示す図である。
図5に例示するビデオコンテンツの映像においては、そのビデオコンテンツの時間軸上における0時15分20秒(00:15:20)の直前では、何も表示されていない(フレーム画像1)。また、同じ時間軸上における0時15分20秒(00:15:20)から0時15分35秒(00:15:35)までは、「行楽シーズン到来」なる単語列が、表示されている(フレーム画像2〜4)。また、同じ時間軸上における0時15分25秒(00:15:25)から0時15分30秒(00:15:30)までは、「東京:晴れ」及び「神奈川:晴れ」なる単語列が、それぞれ表示されている(フレーム画像3)。また、同じ時間軸上における0時15分35秒(00:15:35)の直後では、何も表示されていない(フレーム画像5)。ここで、「行楽シーズン到来」と「東京:晴れ」と「神奈川:晴れ」は、これら単語列が同時に表示される場合においては、図示せぬ後述の文字認識エンジンによって一つの纏まりとして把握されない程度に、離間している。ここで、一つの纏まりとして把握される単語列とは、図示せぬ文字認識エンジンが、前段処理として、処理対象の画像の中から文字が描画されている塊を切り出した時に一つの塊の中に描画されている単語列を言う。換言すると、単語列が描画された塊が、1枚の画像から複数切り出されることもある。なお、図示せぬ文字認識エンジンは、処理対象の画像の中から文字が描画されている塊を切り出した後、切り出した塊に対して所定の処理を施すことによって、その塊の中に描画されている単語列に対応するテキストデータ(文字コード)を特定する。ここで、所定の処理とは、例えば、パターンマッチング法、ゾンデ法、及び、ストロークアナリシス法などの手法に従って行われる処理である。
図5の事例において、図3の候補抽出モジュール52gは、ビデオコンテンツの中から、「行楽シーズン到来」なる単語列が連続的に表示されている区間部分(00:15:20から00:15:35までの部分)を、抽出する。また、候補抽出モジュール52gは、ビデオコンテンツの中から、「東京:晴れ」なる単語列が連続的に表示されている区間部分(00:15:25から00:15:30までの部分)を、抽出する。更に、候補抽出モジュール52gは、ビデオコンテンツの中から、「神奈川:晴れ」なる単語列が連続的に表示されている区間部分(00:15:25から00:15:30までの部分)を、抽出する。このように、第1の実施形態では、後述の文字認識エンジンによって1つの纏まりとして把握される単語列が映像中に現れてから消滅するまで連続的に表示されている区間部分が、1個の区間部分として、抽出される。このため、「東京:晴れ」と「神奈川:晴れ」のように、単語列が異なれば、区間部分も別のものとして抽出される。また、始端時刻から終端時刻までの区間が全く同一の区間部分が、複数抽出されることもある。また、始端時刻から終端時刻までの区間の一部が互いに重複する複数の区間部分が、抽出されることもある。更には、一方の区間が他方の区間に包含される関係にある複数の区間部分が、抽出されることもある。
ところで、第1の実施形態では、単語列は、区間部分の映像中において文字として表現されたものであれば何でもよい。映像中において単語列を表現する文字としては、例えば、速報テロップ、映画字幕、クレジットタイトル、キャプションがある。また、単語列は、区間部分の映像を構成する複数のフレーム画像内において、縦書きされたものであってもよいし、横書きされたものであってもよい。また、単語列は、何れかの言語の文法に必ずしも従っていなくてもよい。また、単語列は、仮名及び漢字のような音節文字、アルファベットのような音素文字、及び、これらの組み合わせであってもよい。また、単語列は、例えば、感動詞又は記号の羅列であっても構わない。何れにしても、単語列は、1個以上の単語を含んだものとなっている。
図3の候補抽出モジュール52gの説明に戻る。候補抽出モジュール52gは、ビデオコンテンツの中から1個以上の区間部分を抽出すると、抽出した区間部分に関する情報を候補情報テーブル56に記録する。なお、候補抽出モジュール52gによって抽出された区間部分に関する情報は、後述するように、操作者(利用者)から1個以上のキーワードが与えられた後述の区間部分検索コンポーネント52hによって、検索される。つまり、候補抽出モジュール52gによって事前に抽出された区間部分に関する情報は、操作者によって検索される対象の候補として、利用される。そこで、候補抽出モジュール52gによって抽出された区間部分に関する情報を、以下、候補情報と表記する。
図6は、候補情報テーブル56を模式的に示す図である。
候補情報テーブル56は、候補抽出モジュール52gによってビデオコンテンツの中から抽出された区間部分と同数のレコードを有している。各レコードは、「ID」、「始端時刻」、「終端時刻」、「位置」、「サイズ」及び「出現単語列」のフィールドを有している。「ID」フィールドには、区間部分を含むビデオコンテンツを再生するためのビデオデータ54の識別情報が格納される。「始端時刻」フィールドには、ビデオコンテンツの時間軸上における区間部分の始端の時刻が格納される。「終端時刻」フィールドには、ビデオコンテンツの時間軸上における区間部分の終端の時刻が格納される。「位置」フィールドには、図示せぬ文字認識エンジンが前段処理としてフレーム画像から切り出した矩形の塊、すなわち、単語列が描画された矩形の塊の左上隅の座標が位置情報として格納される。ここで、座標とは、フレーム画像においてその左上隅を原点とする二次元座標系が定義された場合における座標を言う。図7の破線枠Zは、「行楽シーズン到来」なる単語列が描画されている矩形の塊の輪郭を、示している。この矩形の塊を、以下、単語列表現領域と表記する。「サイズ」フィールドには、フレーム画像に定義された二次元座標系上での単語列表現領域の縦及び横の大きさが格納される。なお、大きさの単位としては、例えば、ドットがある。「出現単語列」フィールドには、区間部分の映像中に文字として表現されている単語列がテキストデータとして格納される。候補情報は、以上に示した各フィールドに記録されている情報、すなわち、識別情報、始端時刻、終端時刻、位置情報、縦横の大きさ、及び、テキストデータを含んだ情報となっている。この候補情報テーブル56は、区間情報と、単語列と、ビデオコンテンツを再生するためのビデオデータの識別情報とを対応付けて記録した対応情報の一例である。なお、対応情報は、それら情報の対応が特定可能であれば本例のようにテーブル形式でなくてもよく、そのデータ構造を問われるものではない。
以上に説明したように、図3の候補抽出モジュール52gは、テレビパソコン50に保存されたビデオコンテンツの中から区間部分を抽出し、抽出した区間部分に関する候補情報を図6の候補情報テーブル56に記録する。なお、この候補抽出モジュール52gによる処理の具体的な内容については、図8乃至図10を用いて後述する。この候補抽出モジュール52gは、第1の実施形態では、例えば一日に1回、定刻に実行されるようになっている。但し、この候補抽出モジュール52gは、録画制御モジュール52dによるテレビ番組の録画が終了したときに、その終了をトリガとして実行されるようになっていてもよい。また、この候補抽出モジュール52gは、ユーザインターフェースモジュール52aを介して操作者から実行が直接指示されたときに、その指示をトリガとして実行されるようになっていてもよい。
第1の実施形態では、再生制御モジュール52eは、区間部分検索コンポーネント52hを、含んでいる。区間部分検索コンポーネント52hは、操作者から1個以上のキーワードを受け付けて、複数の候補情報、すなわち、図6の候補情報テーブル56を検索する。また、区間部分検索コンポーネント52hは、検出した候補情報にて特定される区間部分の再生順を定義したプレイリストを生成する。なお、プレイリストは、この区間部分検索コンポーネント52hから再生制御モジュール52eに引き渡される。再生制御モジュール52eは、プレイリストを受け取ると、デコーダ52fを利用した区間部分の再生を、プレイリストに従って順に行う。つまり、キーワード検索により複数の候補情報が検出されると、検出された候補情報にて特定される複数の区間部分が、順番に連続再生されることとなる。なお、この区間部分検索コンポーネント52hによる処理の具体的な内容については、図11乃至図16を用いて後述する。この区間部分検索コンポーネント52hは、所定のボタンがクリックされることにより、そのクリックをトリガとして実行されるようになっていてもよい。所定のボタンは、ユーザインターフェースモジュール52a制御下のウインドウ内に表示されるアプリケーション画面に含まれていてもよい。また、区間部分検索コンポーネント52hは、テレビアプリケーション52が起動されたときに、この起動に連動して自動的に起動されるようになっていてもよい。
《処理》
〈候補抽出〉
図8は、候補抽出モジュール52gに従ってCPU50hが実行する候補抽出処理の流れを示す図である。
候補抽出処理の開始後、最初のステップS101では、CPU50hは、図4に示すコンテンツ情報テーブル55から、未処理のレコード、すなわち、「処理済」フィールド内の処理済フラグが「0」であるレコードを、抽出する。その後、CPU50hは、第1の処理ループL1を実行する。
第1の処理ループL1では、CPU50hは、ステップS101で抽出された1個以上のレコードの中から処理対象として1個のレコードを特定し、特定した1個のレコードについてステップS102及びS103を実行する。つまり、CPU50hは、ステップS101で抽出したレコードのそれぞれについて、順に、ステップS102及びS103を実行する。
ステップS102では、CPU50hは、処理対象レコード内のファイル名により特定されるビデオデータ54を、ストレージユニット50gから読み出す処理を行う。
次のステップS103では、CPU50hは、区間部分特定サブルーチンを呼び出して実行する。区間部分特定サブルーチンは、ビデオコンテンツにおいて、単語列が表現されている区間部分を特定するための処理である。
図9は、区間部分特定サブルーチンの流れを示す図である。
候補部分特定サブルーチンの開始後、最初のステップS111では、CPU50hは、図8のステップS102で読み出したビデオデータ54から映像データを取り出す。続いて、CPU50hは、取り出した映像データを構成する複数のフレームデータの中から、1つのフレームデータを取得する。
次のステップS112では、CPU50hは、図示せぬ文字認識エンジンに対し、ステップS111で取得した1つのフレームデータについて、文字切り出し処理を行わせる。文字切り出し処理は、前述したように、図示せぬ文字認識エンジンが行う前段処理であって、処理対象の画像の中から文字が描画されている塊を切り出す処理を言う。すなわち、CPU50hは、図示せぬ文字認識エンジンを利用して、ステップS111で取得した1つのフレームデータに基づく1齣のフレーム画像の中から単語列表現領域を探索する(図7の破線枠Zを参照)。なお、この探索では、図5の事例を用いて先に説明した通り、1齣のフレーム画像から複数の単語列表現領域が探し出されることがある。
次のステップS113では、CPU50hは、ステップS112での探索の結果に基づいて、ステップS111で取得した1つのフレームデータに基づく1齣のフレーム画像の中に単語列表現領域が存在していたか否かを、判別する。そして、ステップS111で取得した1つのフレームデータに基づく1齣のフレーム画像の中に1個も単語列表現領域が存在していなかった場合、CPU50hは、ステップS113からステップS116へ処理を進める。一方、ステップS111で取得した1つのフレームデータに基づく1齣のフレーム画像の中に単語列表現領域が1個以上存在していた場合、CPU50hは、ステップS113から処理を分岐させ、第2の処理ループL2を実行する。
第2の処理ループL2では、CPU50hは、ステップS112における探索により探し出された1個以上の単語列表現領域の中から、処理対象として1個の単語列表現領域を特定し、特定した1個の単語列表現領域についてステップS114及びS115を実行する。つまり、CPU50hは、ステップS112における探索により探し出された1個以上の単語列表現領域のそれぞれについて、順に、ステップS114及びS115を実行する。
ステップS114では、CPU50hは、図示せぬ文字認識エンジンに対し、処理対象の単語列表現領域において表現されている単語列に対応するテキストデータを特定する処理を行わせる。これにより、CPU50hは、単語列に対応するテキストデータを取得する。
次のステップS115では、CPU50hは、区間部分登録サブルーチンを呼び出して実行する。区間部分登録サブルーチンは、ステップS112乃至ステップS114において特定された区間部分に関する候補情報を、図6の候補情報テーブル56に登録するための処理である。
図10は、区間部分登録サブルーチンの流れを示す図である。
区間部分登録サブルーチンの開始後、最初のステップS121では、CPU50hは、図9のステップS114で取得したテキストデータを検索条件として、図6の候補情報テーブル56を検索する。
次のステップS122では、CPU50hは、検索条件に合致するレコードが図6の候補情報テーブル56から検出できたか否かを、判別する。そして、検索条件に合致するレコードが図6の候補情報テーブル56から検出できなかった場合、CPU50hは、ステップS122からステップS125へ処理を進める。一方、検索条件に合致するレコードが図6の候補情報テーブル56から検出できた場合、CPU50hは、ステップS122からステップS123へ処理を分岐させる。
ステップS123では、CPU50hは、ステップS121での検索により検出されたレコードの中から、「終端時刻」フィールドが空欄であるレコードを、更に検索する。
次のステップS124では、CPU50hは、ステップS123での検索により「終端時刻」フィールドが空欄であるレコードが検出できたか否かを、判別する。そして、ステップS123での検索により「終端時刻」フィールドが空欄であるレコードが検出できなかった場合、CPU50hは、ステップS124からステップS125へ処理を分岐させる。
ステップS125では、CPU50hは、処理対象の単語列表現領域に対応する新規レコードを図6の候補情報テーブル56に追加する処理を行う。具体的には、CPU50hは、処理対象の単語列表現領域を含むフレーム画像のビデオコンテンツの時間軸上における時刻を読み出す。その読み出された時刻は、区間部分の始端の時刻として、新規レコードの「始端時刻」フィールドに格納される。また、新規レコードの「ID」フィールドには、第1の処理ループL1において処理対象となっているレコードに含まれる識別情報が、格納される。また、新規レコードの「位置」フィールドには、処理対象の単語列表現領域を含むフレーム画像に定義されている二次元座標系上でのその処理対象の単語列表現領域の左上隅の座標が、格納される。また、新規レコードの「サイズ」フィールドには、処理対象の単語列表現領域を含むフレーム画像に定義されている二次元座標系上でのその処理対象の単語列表現領域の縦と横の大きさが、格納される。更に、新規レコードの「出現単語列」フィールドには、図9のステップS114で取得したテキストデータが、格納される。但し、新規レコードには、区間部分の終端の時刻は、含まれない。つまり、ステップS125では、新規レコードの追加により、終端時刻を除き、候補情報が、図6の候補情報テーブル56に記録されることとなる。CPU50hは、新規レコードを追加する処理を終えると、図10に係る区間部分登録サブルーチンを終了させる。
一方、ステップS124において、ステップS123での検索により「終端時刻」フィールドが空欄であるレコードが検出できた場合、CPU50hは、ステップS126へ処理を進める。
ステップS126では、CPU50hは、処理対象の単語列表現領域を含むフレーム画像のビデオコンテンツの時間軸上における時刻を読み出す。続いて、CPU50hは、読み出した時刻を、区間部分の終端の時刻として、検出されたレコードの「終端時刻」フィールドに格納する。これにより、候補情報の記録が完了する。すなわち、1個の区間部分の登録が完了する。CPU50hは、候補情報の記録が完了すると、図10に係る区間部分登録サブルーチンを終了させる。
区間部分登録サブルーチンが終了すると、CPU50hは、図9に係る候補部分特定サブルーチンに復帰し、第2の処理ループL2におけるこの処理対象の単語列表現領域の回を終了させる。
CPU50hは、ステップS112における探索により1齣のフレーム画像の中から探し出された1個以上の単語列表現領域の全てについて、ステップS114及びS115を実行し終えると、第2の処理ループL2から離脱し、ステップS116へ処理を進める。
ステップS116では、CPU50hは、ステップS111で取得したフレームデータの次のフレームデータが存在するか否かを、判別する。すなわち、CPU50hは、ステップS111で取得したフレームデータから所定数あとのフレームデータが存在するか否かを、判別する。そして、ステップS111で取得したフレームデータから所定数あとのフレームデータが存在していた場合、CPU50hは、ステップS116から処理を分岐させて、ステップS111へ処理を戻し、所定数あとのフレームデータを取得する処理を行う。ここで、第1の処理ループL1における処理対象レコードにて特定されるビデオコンテンツの映像が、1秒あたり約30齣の速さでフレーム画像が差し替えられる映像である場合、ステップS116における所定数は、例えば、30であってもよい。この場合、当該映像から、約1秒に1齣の割合で、フレーム画像が、図示せぬ文字認識エンジンに処理されることとなる。一方、ステップS111で取得したフレームデータの所定数あとのフレームデータが存在していなかった場合、CPU50hは、図9に係る区間部分特定サブルーチンを終了させる。
区間部分特定サブルーチンが終了すると、CPU50hは、図8に係る候補抽出処理に復帰し、第1の処理ループL1におけるこの処理対象のレコードの回を終了させる。
CPU50hは、ステップS101で抽出したレコードの全てについて、ステップS102及びS103を実行し終えると、第1の処理ループL1から離脱し、図8に係る候補抽出処理を終了させる。
以上に説明した候補抽出処理によれば、テレビパソコン50に保存されたビデオコンテンツから、単語列が表現されている区間部分が、事前に抽出されることとなる。
〈区間部分検索〉
図11は、区間部分検索コンポーネント52hに従ってCPU50hが実行する区間部分検索処理の流れを示す図である。
区間部分検索処理の開始後、最初のステップS201では、CPU50hは、操作者に対して選択自在に提示するためのキーワード候補を、取得する。キーワード候補については、後述する。
次のステップS202では、CPU50hは、操作者(利用者)が1個以上のキーワードを入力するための入力画面を表示する処理を行う。入力画面は、ユーザインターフェースモジュール52aを通じて出力デバイス50aに表示される。
図12は、入力画面61の一例を示す図である。
図12に例示する入力画面61は、コンボボックス61aと、実行ボタン61bとを、含んでいる。コンボボックス61aは、所定のボタンがクリックされることによってドロップダウンリストボックスを展開させる機能を有する。また、ドロップダウンリストボックスには、ステップS201で取得されたキーワード候補が、選択自在に列挙されている。また、このコンボボックス61aには、操作者から直接キーワードが入力される。なお、操作者からこのコンボボックス61aに直接入力されたキーワードは、図示せぬテーブルに蓄積されてもよい。この場合、ステップS201において、CPU50hは、図示せぬテーブルからキーワード候補を取得することができる。また、その図示せぬテーブルにおいて、キーワードは、そのキーワードを使って検索された回数が対応付けられていてもよい。この場合、CPU50hは、図示せぬテーブルから検索回数の多いキーワードを一定数だけ抽出した後に、抽出したキーワードをドロップダウンリストボックスに候補キーワードとして列挙することができる。このため、図示せぬテーブルに蓄積されたキーワードの個数が膨大になっても、操作者は、候補キーワードの選択に困ることがない。また、候補キーワードは、図6の候補情報テーブル56内の各レコードの「出現単語列」フィールドに格納されている各テキストデータから、事前に抽出されたものであってもよい。この場合、各テキストデータからのキーワードの抽出は、図示せぬ形態素解析エンジンによって品詞ごとに分割したのち、予め用意された辞書に登録されている単語と同じ単語を選出することにより、なされるものであってもよい。実行ボタン61bは、コンボボックス61aに入力されたキーワードを検索条件とした候補情報の検索の開始を指示するためのボタンである。
なお、区間部分検索コンポーネント52hが、テレビアプリケーション52の起動に連動して自動的に起動されるタイプのものである場合、図12に例示するような入力画面61は、デスクトップガジェットであってもよい。
CPU50hは、図12に例示するような入力画面61を表示する処理を行った後、図11のステップS203へ処理を進める。
ステップS203では、CPU50hは、図12に例示するような入力画面61の実行ボタン61bのクリック、及び、入力画面61を閉じる操作(例えば終了ボタンのクリック)のうちの何れかがなされるまで、待機する。そして、実行ボタン61bのクリック、又は、入力画面61を閉じる操作がなされると、CPU50hは、ステップS204へ処理を進める。
ステップS204では、CPU50hは、操作者による操作が、入力画面61を閉じる操作であるか否かを、判別する。そして、操作者による操作が、入力画面61を閉じる操作であった場合、CPU50hは、図11に係る区間部分検索処理を終了させる。一方、操作者による操作が、入力画面61を閉じる操作でなかった場合、CPU50hは、入力画面61の実行ボタン61bがクリックされたとして、ステップS204からステップS205へ処理を分岐させる。
ステップS205では、CPU50hは、実行ボタン61bがクリックされた時点でコンボボックス61aに入力されていたキーワードを取得し、ステップS206へ処理を進める。
なお、これらステップS201乃至S205は、前述した受付手順に相当している。また、これらステップS201乃至S205を実行するCPU50hは、受付部に相当している。
ステップS206では、CPU50hは、ワークテーブルを生成する。このワークテーブルには、次のステップS207における検索により検出された候補情報のうちの一部の情報とその関連情報とが、一次的に記録される。ここで、候補情報のうちの一部の情報とは、区間部分を特定するために必要な最低限の情報である。具体的には、識別情報、始端時刻、及び、終端時刻である。識別情報により、区間部分を含むビデオコンテンツを再生するためのビデオデータ54が特定される。また、始端時刻及び終端時刻により、ビデオコンテンツの中において、区間部分が特定される。従って、始端時刻及び終端時刻は、前述した区間情報に相当する。なお、ワークテーブルは、ステップS206で生成された時点では、レコードを1つも有していない新規のワークテーブルとなっている。
図13は、ワークテーブル62を模式的に示す図である。
ワークテーブル62の各レコードは、「検出番号」、「ID」、「始端時刻」、「第1の調整時間」、「終端時刻」及び「第2の調整時間」のフィールドを、有している。「検出番号」フィールドには、ステップS207における検索において候補情報が検出された順番を示す番号が検出番号として格納される。「ID」フィールドには、候補情報に含まれる識別情報が格納される。「始端時刻」及び「終端時刻」のフィールドには、候補情報に含まれる始端時刻及び終端時刻が、それぞれ格納される。「第1の調整時間」フィールドには、識別情報と始端時刻と終端時刻とにより特定される区間部分の再生がデコーダ52fに依頼される前にその始端の位置を調整するために利用される第1の調整時間が、格納される。なお、第1の実施形態では、第1の調整時間は、負の値となっている。そして、この第1の調整時間が始端時刻に加算されることにより、区間部分の始端の位置は、ビデオコンテンツの時間軸上において先頭側に戻されることになる。「第2の調整時間」フィールドには、識別情報と始端時刻と終端時刻とにより特定される区間部分の再生がデコーダ52fに依頼される前にその後端の位置を調整するために利用される第2の調整時間が、格納される。なお、第1の実施形態では、第2の調整時間は、正の値となっている。そして、この第2の調整時間が終端時刻に加算されることにより、区間部分の終端の位置は、ビデオコンテンツの時間軸上において末尾側に進められることになる。
CPU50hは、図13に示すようなワークテーブル62を生成した後、図11のステップS206からステップS207へ処理を進める。
ステップS207では、CPU50hは、検索サブルーチンを呼び出して実行する。検索サブルーチンは、ステップS205で取得したキーワードを検索条件として、図5の候補情報テーブル56を検索するための処理である。
図14は、検索サブルーチンの流れを示す図である。
検索サブルーチンの開始後、最初のステップS211では、CPU50hは、図6の候補情報テーブル56を読み出す。その後、CPU50hは、第3の処理ループL3を実行する。
第3の処理ループL3では、CPU50hは、ステップS211で読み出した図6の候補情報テーブル56から処理対象として1個のレコードを特定し、特定した1個のレコードについてステップS212乃至S216を実行する。つまり、CPU50hは、図6の候補情報テーブル56内のレコードのそれぞれについて、順に、ステップS212乃至S216を実行する。
ステップS212では、CPU50hは、処理対象レコードの「出現単語列」フィールドに格納されたテキストデータに、図11のステップS205で取得したキーワードが含まれているか否かを、判別する。そして、処理対象レコードの「出現単語列」フィールドに格納されたテキストデータに、図11のステップS205で取得したキーワードが1個も含まれていなかった場合、CPU50hは、ステップS212から処理を分岐させ、第3の処理ループL3におけるこの処理対象のレコードの回を終了させる。一方、処理対象レコードの「出現単語列」フィールドに格納されたテキストデータに、図11のステップS205で取得したキーワードが1個以上含まれていた場合、CPU50hは、ステップS212からステップS213へ処理を進める。
ステップS213では、CPU50hは、処理対象レコードに対応する新規レコードを図13のワークテーブル62に追加する処理を行う。具体的には、新規レコードの「ID」、「始端時刻」及び「終端時刻」のフィールドには、処理対象レコードに含まれる識別情報、始端時刻及び終端時刻が、それぞれ格納される。また、新規レコードの「検出番号」フィールドには、図13のワークテーブル62に既に記録されているレコードの検出番号のうちの最大の検出番号に1を加えた番号が、格納される。また、新規レコードの「第1の調整時間」及び「第2の調整時間」のフィールドの何れにも、初期値として、0時0分0秒(00:00:00)が格納される。
なお、図11のステップS206と図14のステップS211乃至S213とは、前述した検索手順に相当している。また、図11のステップS206と図14のステップS211乃至S213とを実行するCPU50hは、検索部に相当している。
次のステップS214では、CPU50hは、処理対象レコードの「出現単語列」フィールド内のテキストデータに含まれるキーワードの個数を計数する。その後、CPU50hは、計数により得られた個数に応じて、ステップS213で図13のワークテーブル62に追加した新規レコードに含まれる第1及び第2の調整時間を増やす処理を行う。なお、第1の実施形態では、テキストデータに含まれるキーワードの個数がQ個としたとき、第1の調整時間に(−5×Q)秒が加算され、第2の調整時間に(10×Q)秒が加算される。従って、図15の模式図に示すように、処理対象レコードの中のテキストデータに含まれるキーワードの個数が多いほど、ステップS213で図13のワークテーブル62追加された新規レコードにより特定される区間部分の再生時間が、その前後に延長されることとなる。なお、第1及び第2の調整時間に加算される秒数は、5又は10のQ倍に限られず、個数Qに比例するのであれば、任意の秒数であってもよい。
次のステップS215では、CPU50hは、処理対象レコードに含まれる単語列表現領域の縦横の大きさと、処理対象レコードにて特定される区間部分の映像を構成する複数のフレーム画像の縦横の大きさとを、読み込む。続いて、CPU50hは、読み込んだ単語列表現領域と画像面の縦横の大きさに基づいて、フレーム画像の全領域に対して単語列表現領域が占める割合を、占有率として取得する。
次のステップS216では、CPU50hは、ステップS215で取得した占有率の高さに応じて、ステップS213で図13のワークテーブル62に追加された新規レコードに含まれる第1及び第2の調整時間を増やす処理を行う。なお、第1の実施形態では、占有率を10で除算して得られる商の整数部分をRとしたとき、第1の調整時間に(−5×R)秒が加算されるとともに、第2の調整時間に(5×R)秒が加算される。従って、単語列表現領域の占有率が高いほど、ステップS213で図11のワークテーブル62追加された新規レコードにより特定される部分コンテンツの再生時間が、その前後に延長されることとなる。なお、第1及び第2の調整時間に加算される秒数は、5のR倍に限られず、商Rに比例するのであれば、任意の秒数であってもよい。CPU50hは、第1及び第2の調整時間を増やす処理を行った後、第3の処理ループL3におけるこの処理対象のレコードの回を終了させる。
CPU50hは、ステップS211で読み出した図6の候補情報テーブル56内のレコードの全てについて、ステップS212乃至S216を実行し終えると、第3の処理ループL3から離脱し、図14に係る検索サブルーチンを終了させる。
検索サブルーチンが終了すると、CPU50hは、図11に係る区間部分検索処理に復帰し、ステップS208へ処理を進める。
ステップS208では、CPU50hは、総再生時間調整サブルーチンを呼び出して実行する。総再生時間調整サブルーチンは、図13のワークテーブル62内の全てのレコードによりそれぞれ特定される区間部分の再生時間の総和を調整するための処理である。
図16は、総再生時間調整サブルーチンの流れを示す図である。
総再生時間調整サブルーチンの開始後、最初のステップS221では、CPU50hは、図13のワークテーブル62内の全てのレコードのそれぞれについて、そのレコードにて特定される区間部分の再生時間を算出する。なお、1個の区間部分の再生時間は、調整終端時刻から調整始端時刻を減算することにより、得られる。調整終端時刻は、終端時刻に第2の調整時間を加算することにより、得られる。調整始端時刻は、始端時刻を第1の調整時間を加算することにより、得られる。続いて、CPU50hは、図13のワークテーブル62内の全てのレコードにて特定される区間部分の再生時間の総和を、算出する。以下、1個以上の区間部分の再生時間の総和を、総再生時間Ttと表記する。
次のステップS222では、CPU50hは、ステップS221で算出した総再生時間Ttが所定の閾値Lt以上であるか否かを、判別する。そして、ステップS221で算出した総再生時間Ttが所定の閾値Lt以上でなかった場合、CPU50hは、ステップS222からステップS226へ処理を分岐させる。一方、ステップS221で算出した総再生時間Ttが所定の閾値Lt以上であった場合、CPU50hは、ステップS222からステップS223へ処理を進める。
ステップS223では、CPU50hは、ステップS221で算出した総再生時間Ttから、ステップS222で利用した所定の閾値Ltを減算する。続いて、CPU50hは、その減算により得られる値を、変数Ntに代入する。
次のステップS224では、CPU50hは、変数Ntの代入値に所定の係数Ktsを乗算する。続いて、CPU50hは、その乗算により得られる値を、図13のワークテーブル62内の全レコードの「第1の調整時間」フィールドの値に、加算する。なお、第1の実施形態では、所定の係数Ktsは、負の値となっている。このため、図13のワークテーブル62内のレコードにより特定される区間部分の始端の位置は、ビデオコンテンツの先頭側に戻され、その区間部分の再生時間が延長されることとなる。
次のステップS225では、CPU50hは、変数Ntの代入値に所定の係数Kteを乗算する。続いて、CPU50hは、その乗算により得られる値を、図13のワークテーブル62内の全レコードの「第2の調整時間」フィールドの値に、加算する。なお、第1の実施形態では、所定の係数Kteは、正の値となっている。このため、図13のワークテーブル62内のレコードにより特定される区間部分の後端の位置は、ビデオコンテンツの末尾側に進められ、その区間部分の再生時間が延長されることとなる。
CPU50hは、ステップS224及びステップS225において、図13のワークテーブル62内の全レコードに含まれる第1及び第2の調整時間を変更する処理を終えると、ステップS226へ処理を進める。
ステップS226では、CPU50hは、図13のワークテーブル62内のレコード数を計数することにより、検出総数Th(ヒット数)を取得する。
次のステップS227では、CPU50hは、ステップS226で取得した検出総数Thが所定の閾値Lh以上であるか否かを、判別する。そして、ステップS226で取得した検出総数Thが所定の閾値Lh以上でなかった場合、CPU50hは、ステップS227から処理を分岐させ、図16に係る総再生時間調整サブルーチンを終了させる。一方、ステップS226で取得した検出総数Thが所定の閾値Lh以上であった場合、CPU50hは、ステップS227からステップS228へ処理を進める。
ステップS228では、CPU50hは、ステップS226で取得した検出総数Thから、ステップS227で利用した所定の閾値Lhを減算する。続いて、CPU50hは、その減算により得られる値を、変数Nhに代入する。
次のステップS229では、CPU50hは、変数Nhの代入値に所定の係数Khsを乗算する。続いて、CPU50hは、その乗算により得られる値を、図13のワークテーブル62内の全レコードの「第1の調整時間」フィールドの値から、減算する。なお、第1の実施形態では、所定の係数Khsは、負の値となっている。このため、図13のワークテーブル62内のレコードにより特定される区間部分の始端の位置は、ビデオコンテンツの末尾側に進められ、その区間部分の再生時間が短縮されることとなる。但し、CPU50hは、減算により第1の調整時間がゼロを超えて正の値になってしまう場合には、第1の調整時間をゼロにする。第1の調整時間は、区間部分の始端の位置を、ビデオコンテンツの先頭側へずらすためのものである。従って、第1の調整時間が正の値をとらないよう制御されることにより、単語列が映像中に文字として表現されている区間部分が浸食されないようになっている。
次のステップS230では、CPU50hは、変数Nhの代入値に所定の係数Kheを乗算する。続いて、CPU50hは、その乗算により得られる値を、図13のワークテーブル62内の全レコードの「第2の調整時間」フィールドの値から、減算する。なお、第1の実施形態では、所定の係数Kheは、正の値となっている。このため、図13のワークテーブル62内のレコードにより特定される区間部分の後端の位置は、ビデオコンテンツの先頭側に戻され、その区間部分の再生時間が短縮されることとなる。但し、CPU50hは、減算により第2の調整時間がゼロを超えて負の値になる場合には、第2の調整時間をゼロにする。第2の調整時間は、区間部分の終端の位置を、ビデオコンテンツの末尾側にずらすためのものである。従って、第2の調整時間が負の値をとらないよう制御されることにより、単語列が映像中に文字として表現されている区間部分が浸食されないようになっている。
CPU50hは、ステップS229及びステップS230において、図13のワークテーブル62内の全レコードに含まれる第1及び第2の調整時間を変更する処理を終えると、図16に係る総再生時間調整サブルーチンを終了させる。
総再生時間調整サブルーチンが終了すると、CPU50hは、図11に係る区間部分検索処理に復帰し、ステップS209へ処理を進める。
ステップS209では、CPU50hは、図13のワークテーブル62に基づいて、プレイリストを生成する処理を行う。具体的には、CPU50hは、まず、図13のワークテーブル62から1つのレコードを読み出す。続いて、CPU50hは、始端時刻に第1の調整時間を加算して得られる時刻と、終端時刻に第2の調整時刻を加算して得られる時刻と、識別情報とを対応付けた対応情報を、図示せぬリストテーブルに記録する。CPU50hは、このような記録処理を、図13のワークテーブル62内の全てのレコードについて実行する。その後、CPU50hは、図示せぬリストテーブル内で対応情報を所定の順序(例えば検出番号の順)に従って並び替える。このようにして、図示せぬリストテーブルに、プレイリストが生成される。
次のステップS210では、CPU50hは、ステップS209で生成したプレイリストを図3の再生制御モジュール52eに引き渡す処理を行う。CPU50hは、プレイリストを図3の再生制御モジュール52eに引き渡す処理を行った後、図11に係る区間部分検索処理を終了させる。
以上に説明した区間部分検索処理によれば、操作者(利用者)から1個以上のキーワードが入力されると、候補情報の検索が行われ、検出された候補情報にて特定される区間部分の再生順を定義したプレイリストが生成されることとなる。なお、前述したように、再生制御モジュール52eは、プレイリストが区間部分検索コンポーネント52hから引き渡されると、デコーダ52fを利用した区間部分の再生を、そのプレイリストに従って順に行う。つまり、ステップS207での検索により複数の候補情報が検出されると、検出された候補情報にて特定される複数の区間部分が、順番に連続再生されることとなる。
なお、図14のステップS214乃至S216と、図11のステップS208と、図16のステップS221乃至S230と、図11のステップS209及びS210とは、前述した制御手順に相当している。また、再生制御モジュール52eと、デコーダ52fとを実行するCPU50hは、前述した再生手段に相当している。また、図14のステップS214乃至S216と、図11のステップS208と、図16のステップS221乃至S230と、図11のステップS209及びS210と、再生制御モジュール52eと、デコーダ52fとを実行するCPU50hは、再生部に相当している。
《作用効果》
第1の実施形態におけるテレビパソコン50によれば、録画によってストレージユニット50gに記録されたビデオデータ54に基づいて再生されるビデオコンテンツから、定期的、所定の時期、又は、任意の時期に、区間部分が抽出される(ステップS101乃至S103、S111乃至S116、S121乃至S126)。
また、図12の入力画面61を通じて1個以上のキーワードが入力されると、そのキーワードを含む単語列を表現している区間部分が、1個以上の区間部分の中から検索され、順番に連続再生される(ステップS201乃至S210、S211乃至S216、S221乃至S230)。
従って、第1の実施形態によれば、操作者(利用者)は、キーワードを入力するだけで、録画によってテレビパソコン50に保存されたビデオコンテンツの中から、自分にとって関心のある部分だけを、簡単に視聴することができる。
また、第1の実施形態によれば、キーワード検索により検出された区間部分の再生時間は、その区間部分において表現されている単語列に含まれるキーワードの個数に応じて、延長される(ステップS214)。映像中に文字として表現されている単語列にキーワードが多く含まれるほど、その区間部分は、操作者にとって関心が高い部分であると考えられる。このため、第1の実施形態では、単語列に含まれるキーワードの個数に基づいて、区間部分が操作者にとって関心が高い部分であると定量的に推定された場合に、その区間部分の再生時間が、第1及び第2の調整時間の絶対値の増加によって、延長されるようになっている。
また、第1の実施形態によれば、キーワード検索により検出された区間部分の再生時間は、フレーム画像の全領域に対する単語列表現領域の占有率に応じて、延長される(ステップS215及びS216)。単語列表現領域の占有率が高いほど、その区間部分は、操作者にとって関心が高い部分であると考えられる。このため、第1の実施形態では、単語列表現領域の占有率に基づいて、区間部分が操作者にとって関心が高い部分であると定量的に推定された場合に、その区間部分の再生時間が、第1及び第2の調整時間の絶対値の増加によって、延長されるようになっている。
また、第1の実施形態によれば、キーワード検索により検出された1個以上の区間部分の総再生時間Ttが所定の閾値Ltを超過した場合に(ステップS222;はい)、その超過時間Ntに所定の係数Kts、Kteを乗じて得られる値が、区間部分それぞれの第1及び第2の調整時間の絶対値に、足し合わされる(ステップS223乃至S225)。キーワード検出により検出された1個以上の区間部分の総再生時間が長くなると、それら区間部分は、全体として、操作者にとって関心が高い部分であると考えられる。このため、第1の実施形態では、キーワード検出により検出された1個以上の区間部分が、全体として、操作者にとって関心が高い部分であると定量的に推定された場合に、区間部分それぞれの再生時間が、第1及び第2の調整時間の絶対値の増加によって延長され、その結果として、総再生時間が延長されるようになっている。
また、第1の実施形態によれば、キーワード検索により検出された区間部分の件数総数Thが所定の閾値Lhを超過した場合に(ステップS227;はい)、その超過件数Nhに所定の係数Khs、Kheを乗じて得られる値が、区間部分それぞれの第1及び第2の調整時間の絶対値から、差し引かれる(ステップS228乃至S230)。キーワード検索による検出総数(ヒット数)が多すぎると、検出された1個以上の区間部分の総再生時間が長くなり過ぎることが多くなる。このため、第1の実施形態では、キーワード検索による検出総数が多すぎた場合に、区間部分それぞれの再生時間が、第1及び第2の調整時間の絶対値の減少によって短縮され、その結果として、総再生時間が短縮されるようになっている。
なお、第1の実施形態では、総再生時間Ttの所定の閾値Ltからの超過分Ntに基づいて、検出された1個以上の区間部分それぞれの第1及び第2の調整時間を変更していた。又は、キーワード検索による検出総数Th(ヒット数)の所定の閾値Lhからの超過分Nhに基づいて、検出された1個以上の区間部分それぞれの第1及び第2の調整時間を変更していた。しかしながら、検出された1個以上の区間部分それぞれの第1及び第2の調整時間は、超過分Nt、Nhに基づいて変更されなくてもよい。例えば、総再生時間Ttが所定の閾値Ltを超過した場合、又は、検出総数Thが所定の閾値Lhを超過していた場合に、検出された1個以上の区間部分それぞれの第1及び第2の調整時間の絶対値に、一定値が加算されてもよい。
また、第1の実施形態における区間部分検索コンポーネント52hは、プレイリストが生成された後(ステップS209)、始端時刻から終端時刻までの区間の一部が互いに重複している2個の区間部分が存在していた場合に、それら2個の区間部分を連結して1個の区間部分に纏める処理を行ってもよい。また、第1の実施形態における区間部分検索コンポーネント52hは、プレイリストが生成された後(ステップS209)、一方の区間が他方の区間に包含される関係にある2個の区間部分が存在していた場合に、包含されている区間部分をプレイリストから削除する処理を行ってもよい。
なお、第1の実施形態では、単語列は、区間部分の映像中において文字として表現されたものであった。すなわち、単語列は、区間部分に含まれるフレーム画像について文字認識処理を行うことによって得られたものとなっている。しかしながら、単語列は、画像以外から認識されたものであってもよい。例えば、単語列は、区間部分の音声中において音として表現されたものであってもよい。音声中において単語列を表現する音とは、例えば、ニュースアナウンサーの発話、実況アナウンサーの発話、役者の台詞、劇中独白、クイズ回答者の発話がある。この変形形態において、単語列は、発話や台詞による有音区間から、図示せぬ音声認識エンジンによって認識されることとなる。また、図8の候補抽出処理におけるステップS103では、図9のサブルーチンが行われる代わりに、図示せぬ音声認識エンジンによって単語列が認識されるたびに、候補情報を登録する処理が行われることとなる。この場合、区間部分は、単語列が音として表現された有音区間とされてもよい。また、候補情報には、単語列表現領域の位置情報及び縦横の大きさは、含まれない。これに伴い、図14の検索サブルーチンにおいて、ステップS215及びS216は、省略されることとなる。
実施形態2
第2の実施形態は、区間部分の抽出方法が、第1の実施形態と相違している。第1の実施形態では、録画によりテレビパソコン50に保存されたビデオコンテンツの中から、文字認識エンジンを利用して単語列表現領域が特定され、区間部分が抽出されていた。これに対し、第2の実施形態では、ビデオコンテンツの中から、字幕放送用のテキストに所定の単語を含む区間部分が、抽出される。以下、第1の実施形態と相違する部分について、説明する。
ここで、字幕放送(テレテキスト、クローズドキャプション)とは、テレビ番組における出演者の発話や効果音を、そのテレビ番組の進行に同期して表示されるテキストとして見ることができるようにするための放送である。字幕放送に対応したテレビ番組に係るテレビ信号には、テキストデータに基づく信号が重畳され、このテレビ番組が録画されたときには、ビデオデータ54には、字幕放送用のテキストデータが、含まれる。このため、テレビパソコン50に保存されたビデオデータ54に基づいてビデオコンテンツを再生したときには、字幕放送を利用することができる。
図17は、字幕放送に対応したテレビ番組を録画して得られるビデオデータ54を模式的に示す図である。
図17に示すように、ビデオデータ54は、ストリームデータを固定長の部分に分割してできる複数の映像パケットと複数の音声パケットとを、含んでいる。また、ビデオデータ54は、コンテナ情報テーブル54aを、含んでいる。コンテナ情報テーブル54aの各レコードは、タイムスタンプと、テキストデータと、映像パケットのポインタと、音声パケットのポインタとを、含んでいる。タイムスタンプは、ビデオコンテンツの時間軸上における映像パケットと音声パケットの始端時刻である。テキストデータは、そのタイプスタンプの時刻から表示される字幕放送用のテキストを表示するためのデータである。
《処理》
〈候補抽出〉
第2の実施形態では、テレビパソコン50のストレージユニット50gには、図17に示すようなビデオデータ54が、記録されている。また、図3の候補抽出モジュール52gに従ってCPU50hが実行する図8の候補抽出処理のうち、ステップS103(区間部分特定サブルーチン)の内容が、第1の実施形態と相違している。
図18は、第2の実施形態における区間部分特定サブルーチンの流れを示す図である。
区間部分特定サブルーチンの開始後、最初のステップS151では、CPU50hは、図8のステップS102で読み出したビデオデータ54から、図17のコンテナ情報テーブル54aを読み出す。その後、CPU50hは、第4の処理ループL4を実行する。
第4の処理ループL4では、CPU50hは、ステップS151で読み出した図17のコンテナ情報テーブル54aから処理対象として1個のレコードを特定し、特定した1個のレコードについてステップS152乃至S154を実行する。つまり、CPU50hは、図17のコンテナ情報テーブル54a内のレコードのそれぞれについて、順に、ステップS152乃至S154を実行する。
ステップS152では、CPU50hは、予め用意された辞書に登録されている単語を検索条件として、処理対象レコード内のテキストデータを検索する。
次のステップS153では、CPU50hは、予め用意された辞書に登録されている単語が、処理対象レコード内のテキストデータから検出されたか否かを、判別する。そして、予め用意された辞書に登録されている単語が、処理対象レコード内のテキストデータから検出されなかった場合、CPU50hは、ステップS153から処理を分岐させ、第4の処理ループL4におけるこの処理対象のレコードの回を終了させる。一方、予め用意された辞書に登録されている単語が、処理対象レコード内のテキストデータから検出できた場合、CPU50hは、ステップS154へ処理を進める。
ステップS154では、CPU50hは、処理対象レコード内のタイムスタンプと、この処理対象レコードの次のレコードのタイムスタンプとを、処理対象レコードにて特定される映像パケットと音声パケットの始端時刻及び終端時刻として、取得する。続いて、CPU50hは、図8のステップS102で読み出したビデオデータ54の識別情報を取得する。更に、CPU50hは、処理対象レコード内のテキストデータを取得する。その後、CPU50hは、取得した識別情報、始端時刻、終端時刻、及び、テキストデータを含む新規レコードを、後述の候補情報テーブル57に追加する。従って、第2の実施形態では、処理対象レコードにて特定される映像パケットと音声パケットが、区間部分として抽出されることとなる。
図19は、第2の実施形態における候補情報テーブル57を模式的に示す図である。
図19と図6とを比較して明らかなように、第2の実施形態における候補情報テーブル57の各レコードは、「位置」及び「サイズ」のフィールドを、有していない。これは、第2の実施形態では、図9のステップS112のような処理、すなわち、文字認識エンジンを利用してフレーム画像内から単語列表現領域を特定する処理が、行われていないためである。
CPU50hは、図18のステップS154において、図19に示すような候補情報テーブル57に新規レコードを追加した後、第4の処理ループL4におけるこの処理対象のレコードの回を終了させる。
CPU50hは、図17のコンテナ情報テーブル54a内のレコードの全てについて、ステップS152乃至S154を実行し終えると、第4の処理ループL4から離脱し、図18に係る区間部分特定サブルーチンを終了させる。
〈部分コンテンツ検索〉
また、第2の実施形態では、候補情報テーブル57の各レコードは、「位置」及び「サイズ」のフィールドを、有していない。このため、図14のステップS215及びS216に拠る処理、すなわち、フレーム画像の全領域に対する単語列表現領域の占有率に応じて区間部分の再生時間を調整する処理が、行えない。この結果、第2の実施形態では、図11に係る区間部分検索処理のうち、ステップS207(検索サブルーチン)の内容が、第1の実施形態と相違している。
図20は、第2の実施形態における検索サブルーチンの流れを示す図である。
図20と図14とを比較して明らかなように、第2の実施形態では、ステップS215及びS216は、省略されている。
《作用効果》
第2の実施形態におけるテレビパソコン50によっても、録画によってストレージユニット50gに記録されたビデオデータ54に基づいて再生されるビデオコンテンツから、定期的、所定の時期、又は、任意の時期に、候補部分コンテンツが抽出される(ステップS101乃至S103、S151乃至S154)。
また、1個以上のキーワードが入力されると、そのキーワードを含む単語列を表現している区間部分が、1個以上の区間部分の中から検索され、順番に連続再生される(ステップS201乃至S210、S211乃至S214、S221乃至S230)。
従って、第2の実施形態によっても、操作者(利用者)は、キーワードを入力するだけで、録画によってテレビパソコン50に保存されたビデオコンテンツの中から、自分にとって関心のある部分だけを、簡単に視聴することができる。
実施形態3
《構成》
図21は、第3の実施形態におけるコンピュータネットワークシステムの構成を示す図である。
第3の実施形態は、ビデオデータの取得先が、第1の実施形態と相違している。第1の実施形態では、テレビパソコン50は、テレビ信号送出装置10から送出されるテレビ信号をテレビチューナユニット50eにおいて受信し、受信したテレビ信号からビデオデータ54を取得していた。これに対し、第3の実施形態では、ビデオ再生マシン70が、ネットワークNWを介してビデオサーバマシン20からビデオデータを取得する。以下、第1の実施形態と相違する部分について、説明する。
ここで、ビデオサーバマシン20とは、ビデオ配信サイト又はビデオ共有サイトとして機能するソフトウエア及びデータが導入されたコンピュータである。ビデオ配信サイトとは、コンテンツホルダが利用者からの要求を受けてビデオデータを配信するためのウェブサイトである。ビデオ配信サイトとしては、例えば、Gyao(USEN社の商標)がある。また、ビデオ共有サイトは、利用者からアップロードされたビデオデータを保有するとともに利用者によって選択されたビデオデータを提供するためのウェブサイトである。ビデオ共有サイトとしては、例えば、YouTube(ユーチューブ社の商標)がある。
図22は、第3の実施形態におけるビデオ再生マシン70の構成を示す図である。
ビデオ再生マシン70は、ビデオサーバマシン20からビデオデータを取得するための機能が附加されたパーソナルコンピュータである。ビデオ再生マシン70は、第1の実施形態におけるテレビパソコン50と同様に、出力デバイス70aと、操作デバイス70bと、これらデバイス70a、70bが接続された本体とを備えている。そして、その本体は、ビデオ制御ユニット70c、入力制御ユニット70d、ストレージユニット70g、CPU70h、及び、メインメモリユニット70iを、内蔵している。また、第3の実施形態では、本体は、テレビチューナユニット50eを備えておらず、通信ユニット70fを備えている。
通信ユニット70fは、ネットワークNW上の他のコンピュータとデータの遣り取りを行う。通信ユニット70fとしては、例えば、イーサネット(米国ゼロックス社の商標)カード、FC[Fiber Channel]カード、ATM[Asynchronous Transfer Mode]カード、トークンリングカード、FDDI[Fiber-Distributed Data Interface]カード、無線LAN[Local Area Network]カード、Bluetooth(ブルートゥース特別利益団体の商標)カード、データ通信カード、モデムカードがある。なお、通信ユニット70fは、例えば、PCカードスロット、PCIカードスロット、USBスロット、SCSI[Small Computer System Interface]スロット、AGP[Accelerated Graphics Port]スロット、CF[CompactFlash]カードスロット、SDカードスロットを介して、ビデオ再生マシン70の本体に外部接続されるタイプのものであってもよい。通信ユニット70fは、ネットワークNW内の中継装置と有線又は無線にて通信する。中継装置としては、例えば、スイッチングハブ、ルータ、FCスイッチ、FDDIスイッチ、ATMスイッチ、無線ハブ、無線LANルータ、携帯電話中継器(回線補償器)、PHS[Personal Handyphone System]用電波中継器(レピータ)、TA[Terminal Adapter]がある。
第3の実施形態では、ビデオ再生マシン70のストレージユニット70gには、第1の実施形態におけるストレージユニット50gと同様に、オペレーティングシステム71が記録されている。第3の実施形態では、オペレーティングシステム71には、通信インターフェースが含まれている。通信インターフェースとしては、例えば、TCP/IP[Transmission Control Protocol/Internet Protocol]スイートがある。
また、第3の実施形態におけるストレージユニット70gには、ビデオ再生アプリケーション72、ダウンロード予約情報テーブル73、ビデオデータ74、コンテンツ情報テーブル75、候補情報テーブル76、及び、ダウンローダ77が、記録されている。
図23は、ビデオ再生アプリケーション72の構成を示す図である。
ビデオ再生アプリケーション72は、ビデオサーバマシン20からビデオデータを取得するための機能をパーソナルコンピュータに附加するためのソフトウエアである。ビデオ再生アプリケーション72は、ユーザインターフェースモジュール72a、アクセスモジュール72b、ダウンロード予約モジュール72c、ダウンロード制御モジュール72d、再生制御モジュール72e、デコーダ72f、及び、候補抽出モジュール72gを、含んでいる。
ユーザインターフェースモジュール72aは、所定のGUIを介して操作者から要求を受け付ける。また、ユーザインターフェースモジュール72aは、操作者から受け付けた要求に応じたモジュールに対して処理を依頼したり、その要求に応じた処理を実行したりする。操作者から受け付ける要求としては、例えば、ビデオ配信サイト又はビデオ共有サイトが配信し又は提供するビデオコンテンツの一覧表の表示の要求、ビデオデータのダウンロードの予約、ダウンロードしたビデオデータに基づくビデオコンテンツの再生の要求、並びに、各種の設定情報の変更がある。
アクセスモジュール72bは、ユーザインターフェースモジュール72aからの依頼を受けると、通信ユニット70fを介してビデオ配信サイト又はビデオ共有サイトからビデオコンテンツの概要に関する情報を取得するとともに、ユーザインターフェースモジュール72aに引き渡す。なお、ユーザインターフェースモジュール72aは、ビデオコンテンツの概要に関する情報をアクセスモジュール72bから受け取ると、その情報に基づいてビデオコンテンツの一覧表を出力デバイス70aに表示する処理を行う。
ダウンロード予約モジュール72cは、ビデオコンテンツの一覧表の中から操作者によってビデオコンテンツが選択されると、そのビデオコンテンツを再生するためのビデオデータのダウンロードを、予約する。ダウンロードの予約は、ダウンロード予約モジュール72cが、ビデオ配信サイト又はビデオ共有サイトのURL[Uniform Resource Locator]と、音声映像コンテンツを特定する情報(例えばファイル名)と、予約日時などの情報をダウンロード予約情報としてダウンロード予約情報テーブル73に記録することによって、行われる。
ダウンロード制御モジュール72dは、ダウンロード予約情報テーブル73に記録されているダウンロード予約情報のうち、予約日時から所定時間経過したものにつき、そのダウンロード予約情報にて特定されるビデオデータのダウンロードを行う。ダウンロード制御モジュール72dは、ビデオデータのダウンロードをダウンローダ77に行わせる。ダウンローダ77は、ダウンロード予約情報にて示されるビデオ配信サイト又はビデオ共有サイトから、ダウンロード予約情報にて示されるビデオデータを、ダウンロードする。ダウンロードには、オペレーティングシステム71内の通信インターフェースと通信ユニット70fとが用いられる。ダウンロード制御モジュール72dは、ダウンローダ77によってダウンロードされたビデオデータをストレージユニット70gに記録する処理を行う。ダウンロードが終了することによってビデオデータ74がストレージユニット70gに記録されると、ダウンロード制御モジュール72dは、記録されたビデオデータ74に関するコンテンツ情報をコンテンツ情報テーブル75に記録する。その後、ダウンロード制御モジュール72dは、ダウンロードが終了したビデオデータに対応するダウンロード予約情報をダウンロード予約情報テーブル73から削除する。なお、第3の実施形態におけるコンテンツ情報テーブル75は、図4に示したコンテンツ情報テーブル55と同じフィールド構成を有しているため、その図示は省略する。
再生制御モジュール72eは、ダウンロードによってビデオ再生マシン70に保存された1個以上のビデオコンテンツの中から操作者によって選択された1個のビデオコンテンツを再生する処理を行う。再生制御モジュール72eは、コンテンツ情報テーブル75(図4参照)に記録されているコンテンツ情報をユーザインターフェースモジュール72aを介して操作者に選択自在に提示するようになっている。再生制御モジュール72eは、ユーザインターフェースモジュール72aを通じて、再生対象として選択されたビデオコンテンツの指定を受け付ける。また、再生制御モジュール72eは、ビデオコンテンツの再生を、デコーダ72fを利用して行う。具体的には、再生制御モジュール72eは、再生が指示されたビデオコンテンツを再生するためのビデオデータ74を、ストレージユニット70gから読み出して、デコーダ72fに引き渡す。デコーダ72fは、再生制御モジュール72eから引き渡されたビデオデータ74を伸長して、ビデオコンテンツを出力デバイス70aに出力する。
候補抽出モジュール72gは、ストレージユニット70gに記録されたビデオデータ74に基づいて再生されるビデオコンテンツから、単語列が表現されている区間部分を抽出する処理を行う。また、候補抽出モジュール72gは、ビデオコンテンツの中から1個以上の区間部分を抽出すると、抽出した区間部分に関する候補情報を候補情報テーブル76に記録する。つまり、第3の実施形態における候補抽出モジュール72gは、第1の実施形態におけるテレビアプリケーション52内の候補抽出モジュール52gと同等の機能を発揮する。このため、第3の実施形態では、CPU70hは、候補抽出モジュール72gに従って、図8乃至図10に係る処理を実行することとなる。なお、第3の実施形態における候補抽出モジュール72gは、第1の実施形態における候補抽出モジュール52gと同様に、例えば一日に1回、定刻に実行されるようになっている。但し、この候補抽出モジュール72gは、ダウンロード制御モジュール72dによるビデオデータのダウンロードが終了したときに、その終了をトリガとして実行されるようになっていてもよい。また、この候補抽出モジュール72gは、ユーザインターフェースモジュール72aを介して操作者から実行が直接指示されたときに、その指示をトリガとして実行されるようになっていてもよい。なお、第3の実施形態における候補情報テーブル76は、図6に示した候補情報テーブル56と同じフィールド構成を有しているため、その図示は省略する。
第3の実施形態でも、再生制御モジュール72eは、区間部分検索コンポーネント72hを、含んでいる。区間部分検索コンポーネント72hは、操作者から1個以上のキーワードを受け付けて、複数の候補情報、すなわち、候補情報テーブル76(図6参照)を検索する。また、再生制御モジュール72eは、検出した候補情報にて特定される区間部分の再生順を定義したプレイリストを生成する。つまり、第3の実施形態における区間部分検索コンポーネント72hは、第1の実施形態におけるテレビアプリケーション52内の区間部分検索コンポーネント52hと同等の機能を発揮する。このため、第3の実施形態では、CPU70hは、区間部分検索コンポーネント72hに従って、図11乃至図16に係る処理を実行することとなる。なお、プレイリストは、この区間部分検索コンポーネント72hから再生制御モジュール72eに引き渡される。再生制御モジュール72eは、デコーダ72fを利用した区間部分の再生を、そのプレイリストに従って順に行う。つまり、キーワード検索により複数の候補情報が検出されると、検出された候補情報にて特定される複数の区間部分が、順番に連続再生されることとなる。なお、第3の実施形態における区間部分検索コンポーネント72hは、第1の実施形態における区間部分検索コンポーネント52hと同様に、所定のボタンがクリックされることにより、そのクリックをトリガとして実行されるようになっていてもよい。所定のボタンは、ユーザインターフェースモジュール72a制御下のウインドウ内に表示されるアプリケーション画面に含まれていてもよい。また、この区間部分検索コンポーネント72hは、ビデオ再生アプリケーション72が起動されたときに、この起動に連動して自動的に起動されるようになっていてもよい。
《作用効果》
第3の実施形態におけるビデオ再生マシン70によれば、ダウンロードによってストレージユニット70gに記録されたビデオデータ74に基づくビデオコンテンツから、定期的、所定の時期、又は、任意の時期に、候補部分コンテンツが抽出される(ステップS101乃至S103、S111乃至S116、S121乃至S126)。
また、図12の入力画面61を通じて1個以上のキーワードが入力されると、そのキーワードを含む単語列を表現している区間部分が、1個以上の区間部分の中から検索され、順番に連続再生される(ステップS201乃至S210、S211乃至S216、S221乃至S230)。
従って、第3の実施形態によれば、操作者(利用者)は、キーワードを入力するだけで、ダウンロードによってビデオ再生マシン70に保存されたビデオコンテンツの中から、自分にとって関心のある部分だけを、簡単に視聴することができる。
また、第3の実施形態においても、単語列に含まれるキーワードの個数に基づいて、区間部分が操作者にとって関心が高い部分であると定量的に推定された場合に、その区間部分の再生時間が、第1及び第2の調整時間の絶対値の増加によって、延長されるようになっている(ステップS214)。
また、第3の実施形態においても、単語列表現領域の占有率に基づいて、区間部分操作者にとって関心が高い部分であると定量的に推定された場合に、その区間部分の再生時間が、第1及び第2の調整時間の絶対値の増加によって、延長されるようになっている(ステップS215及びS216)。
また、第3の実施形態においても、キーワード検出により検出された1個以上の区間部分が、全体として、操作者にとって関心が高い部分であると定量的に推定された場合に(ステップS222;はい)、区間部分それぞれの再生時間が、第1及び第2の調整時間の絶対値の増加によって延長され、その結果として、総再生時間が延長されるようになっている(ステップS223乃至S225)。
また、第3の実施形態においても、キーワード検出により検出された区間部分の件数総数が多すぎた場合に(ステップS227;はい)、区間部分それぞれの再生時間が、第1及び第2の調整時間の絶対値の減少によって短縮され、その結果として、総再生時間が短縮されるようになっている(ステップS228乃至S230)。
なお、第3の実施形態でも、図11のステップS201におけるキーワード候補の取得先が、第1の実施形態と同様に、過去に操作者から入力されたキーワードが蓄積された図示せぬテーブル、又は、候補情報テーブル76(図5参照)となっている。しかしながら、キーワード候補の取得先は、これに限られない。例えば、検索エンジンを有するウェブサイトの中には、その検索エンジンにおいて検索条件として入力された回数の多いキーワードの一覧を提供するサービスを行っているウェブサイトがある。図11のステップS201では、CPU70hは、このようなウェブサイトの当該サービスから、検索条件として利用されている回数の多いキーワード、例えば、上位10個のキーワードを、キーワード候補として取得してもよい。
実施形態4
第4の実施形態は、候補情報を検索する際に用いる検索条件を操作者から受け付ける時期が、第3の実施形態と相違する。
前述したように、検索条件は、図12の入力画面61を通じて受け付けられる。その入力画面61は、区間部分検索コンポーネント72hの実行が開始された後、表示される(図11のステップS202)。区間部分検索コンポーネント72hの実行は、第3の実施形態では、第1の実施形態と同様に、ユーザインターフェースモジュール72a制御下のウインドウ内に表示されたアプリケーション画面に含まれる所定のボタンがクリックされることをトリガとして、開始されるようになっている。又は、区間部分検索コンポーネント72hは、ビデオ再生アプリケーション72の起動に連動して、自動的に起動されるようになっている。つまり、第3の実施形態では、入力画面61は、操作者(利用者)が区間部分検索コンポーネント72h、又は、ビデオ再生アプリケーション72の実行開始を指示した後で表示されるものとなっていた。
これに対し、第4の実施形態では、区間部分検索コンポーネント72hの実行は、再生制御モジュール72eが、ユーザインターフェースモジュール72aを通じて操作者から指定されたビデオコンテンツの再生を開始したことをトリガとして、開始されるようになっている。以下、第3の実施形態と相違する部分について、説明する。
《処理》
〈部分コンテンツ検索〉
図24は、第4の実施形態における区間部分検索コンポーネント72hに従ってCPU70hが実行する区間部分検索処理の流れを示す図である。
区間部分検索処理の開始後、最初のステップS301では、CPU70hは、再生制御モジュール72eがデコーダ72fを利用して再生しているビデオコンテンツの識別情報を、取得する。続いて、CPU70hは、候補情報テーブル76(図5参照)から、取得した識別情報を含むレコードを特定する。
次のステップS302では、CPU70hは、ステップS301で特定したレコードに含まれるテキストデータから、事前に用意された辞書に登録されている単語に一致する単語を、キーワード候補として読み出す。
次のステップS303では、CPU70hは、操作者が1個以上のキーワードを入力するための入力画面61を表示する処理を行う。入力画面61は、図12に示すように、コンボボックス61aと、実行ボタン61bとを、含んでいる。前述したように、コンボボックス61aは、所定の操作がなされることによってドロップダウンリストボックスを展開させる機能を有するテキストボックスである。ドロップダウンリストボックスには、ステップS302で取得されたキーワード候補が、選択自在に列挙される。また、コンボボックス61aには、操作者から直接キーワードが入力される。実行ボタン61bは、コンボボックス61aに入力されたキーワードを検索条件とした候補情報の検索の開始を指示するためのボタンである。
なお、第4の実施形態では、入力画面61は、ユーザインターフェースモジュール72a制御下のウインドウ内に表示されたアプリケーション画面に、含まれる。また、入力画面61は、再生中のビデオコンテンツが表示されている枠の近傍に、表示される。但し、入力画面61は、ユーザインターフェースモジュール72a制御下のウインドウとは別のウインドウ内に表示されてもよい。また、入力画面61は、他のウインドウよりも手前に配置されたデスクトップガジェットとして表示されてもよい。
CPU50hは、入力画面61を表示する処理を行った後、図24のステップS304へ処理を進める。
ステップS304では、CPU70hは、入力画面61の実行ボタン61bのクリック、及び、ビデオコンテンツの再生の終了のうちの何れかのイベントがなされるまで、待機する。そして、実行ボタン61bがクリックされるか、ビデオコンテンツの再生が終了すると、CPU70hは、ステップS305へ処理を進める。
ステップS305では、CPU70hは、ステップS304で検出されたイベントが、ビデオコンテンツの再生の終了であるか否かを、判別する。そして、ステップS304で検出されたイベントが、ビデオコンテンツの再生の終了であった場合、CPU70hは、図24に係る区間部分検索処理を終了させる。一方、ステップS304で検出されたイベントが、ビデオコンテンツの再生の終了でなかった場合、CPU70hは、入力画面61の実行ボタン61bがクリックされたとして、ステップS305からステップS306へ処理を分岐させる。
ステップS306では、CPU70hは、実行ボタン61bがクリックされた時点でコンボボックス61aに入力されていたキーワードを取得し、ステップS307へ処理を進める。
なお、ステップS307以降は、図11のステップS206以降と同じ内容となっているため、それらの説明を省略する。
《作用効果》
第4の実施形態におけるビデオ再生マシン70によれば、ダウンロードによってストレージユニット70gに記録されたビデオデータ74の中から、操作者(利用者)が選択したビデオデータ74に基づいて、ビデオコンテンツが再生されると、入力画面61が表示される(ステップS301乃至S303)。その入力画面61のコンボボックス61aのドロップダウンリストボックスには、再生中のビデオコンテンツの映像中に文字として表現されている単語列に含まれる単語が、キーワード候補として列挙される。操作者が、そのドロップダウンリストボックスの中のキーワード候補を選択して、キーワード検索の実行を指示すると(ステップS305;いいえ)、そのキーワードを単語列に含む区間部分が検出され(ステップS307乃至S309)、検出された区間部分が連続再生される(ステップS310及びS311)。
従って、第4の実施形態によれば、操作者(利用者)は、ビデオコンテンツの再生中にキーワードを入力するだけで、ダウンロードによってビデオ再生マシン70に保存されたビデオコンテンツの中から、再生中のビデオコンテンツに関連する区間部分を、自分にとって関心のある部分として、簡単に視聴することができる。
実施形態5
《構成》
図25は、第5の実施形態におけるコンピュータネットワークシステムの構成を示す図である。図26は、第5の実施形態におけるビデオ再生マシン80の構成を示す図である。図27は、第5の実施形態におけるビデオ再生マシン80のストレージユニット80gに記録されるアプリケーション、データ、及び、テーブルを具体的に示す図である。
図25乃至図27に示すように、第5の実施形態は、第1及び第3の実施形態を組み合わせた実施形態である。すなわち、第5の実施形態は、第1の実施形態におけるテレビアプリケーション52と、第3の実施形態におけるビデオ再生アプリケーション72とが、パーソナルコンピュータに導入された実施形態である。
第5の実施形態におけるビデオ再生マシン80は、第3の実施形態におけるビデオ再生マシン70と同様に、出力デバイス80aと、操作デバイス80bと、これらデバイス80a、80bが接続された本体とを備えている。そして、その本体は、ビデオ制御ユニット80c、入力制御ユニット80d、ストレージユニット80g、CPU80h、及び、メインメモリユニット80iを、内蔵している。第5の実施形態では、本体は、更に、テレビチューナユニット80eと、通信ユニット80fとを、ともに備えている。
第5の実施形態におけるビデオ再生マシン80のストレージユニット80gには、第3の実施形態におけるストレージユニット70gと同様に、オペレーティングシステム81が記録されている。第5の実施形態でも、オペレーティングシステム81には、通信インターフェースが含まれている。
また、第5の実施形態では、テレビアプリケーション52が録画予約情報を管理するために利用する録画予約情報テーブル53が、ストレージユニット80gに記録されている。また、ビデオ再生アプリケーション72がダウンロード予約情報を管理するために利用するダウンロード予約情報テーブル73と、ビデオデータ84のダウンロードを行うダウンローダ77とが、ストレージユニット80gに記録されている。
また、第5の実施形態では、ビデオデータ84は、テレビアプリケーション52による録画、又は、ビデオ再生アプリケーション72によるダウンロードにより、ストレージユニット80gに記録される。
また、第5の実施形態では、コンテンツ情報テーブル85と候補情報テーブル86とが、ストレージユニット80gに記録されている。なお、第5の実施形態におけるコンテンツ情報テーブル85は、図4に示したコンテンツ情報テーブル55と同じフィールド構成を有しているため、その図示は省略する。また、第5の実施形態における候補情報テーブル86は、図6に示した候補情報テーブル56と同じフィールド構成を有しているため、その図示は省略する。テレビアプリケーション52とビデオ再生アプリケーション72とが、コンテンツ情報テーブル85(図4参照)と候補情報テーブル86(図5参照)とを、共通に利用する。
《作用効果》
第5の実施形態におけるビデオ再生マシン80によれば、ビデオデータ84の取得先を、テレビ信号送出装置10とすることもできるし、ビデオサーバマシン20とすることもできる。
また、第5の実施形態によれば、ビデオ再生アプリケーション72によりダウンロードされたビデオデータ84に基づいて、テレビアプリケーション52がビデオコンテンツを再生することもできる。逆に、テレビアプリケーション52により録画されたビデオデータ84に基づいて、ビデオ再生アプリケーション72がビデオコンテンツを再生することもできる。
第5の実施形態によれば、操作者(利用者)は、テレビアプリケーション52又はビデオ再生アプリケーション72が起動中においてキーワードを入力するだけで、録画又はダウンロードによってビデオ再生マシン80に保存されたビデオコンテンツの中から、自分にとって関心のある部分だけを、簡単に視聴することができる。
その他
《ハードウエア要素》
以上に説明した第1乃至第5の実施形態において、テレビパソコン50、ビデオ再生マシン70、80に含まれるハードウエア要素としては、例えば、FPGA[Field Programmable Gate Array]、ASIC[Application Specific Integrated Circuit]、LSI[Large Scale Integration]、IC[Integrated Circuit]、ゲートアレイ、論理ゲート、信号処理回路、アナログ回路がある。論理ゲートとしては、例えば、AND、OR、NOT、NAND、NOR、フリップフロップ、カウンタ回路がある。信号処理回路には、信号値に対し、例えば、加算、乗算、除算、反転、積和演算、微分、積分を実行する回路要素が、含まれていてもよい。アナログ回路には、信号値に対し、例えば、増幅、加算、乗算、微分、積分を実行する回路要素が、含まれていてもよい。
《ソフトウエア要素》
以上に説明した第1乃至第5の実施形態において、テレビパソコン50、ビデオ再生マシン70、80に含まれるソフトウエア要素としては、例えば、インターフェースプログラム、ドライバプログラム、モジュールプログラム、コンポーネントプログラム、テーブル、データ、ソフトウエア部品、手続き型言語による部品、オブジェクト指向ソフトウエア部品、クラス部品、タスクとして管理される部品、プロセスとして管理される部品、関数、属性、プロシジャ(手続き)、サブルーチン(ソフトウエアルーチン)、プログラムコードの断片又は部分、ファームウエア、マイクロコード、コード、コードセグメント、エクストラセグメント、スタックセグメント、プログラム領域、データ領域、データ、データベース、データ構造、フィールド、レコード、テーブル、マトリックステーブル、配列、変数、パラメータがある。
また、以上に例示したソフトウエア要素は、何れも、C言語、C++、Java(米国サンマイクロシステムズ社の商標)、ビジュアルベーシック(米国マイクロソフト社の商標)、Perl、Ruby、その他多くのプログラミング言語により記述されたものであってもよい。
《通信を介した導入》
以上に説明した第1乃至第5の実施形態における何れかの機能は、外部の装置、例えば、ウェブサーバ装置、ファイルサーバ装置、ホスト装置から、有線ネットワーク又は無線ネットワークを介して、テレビパソコン50、ビデオ再生マシン70、80に導入されたものであってもよい。この場合、その機能を実現するためのプログラム及びデータは、所定の通信プロトコルに従って、外部の装置から、テレビパソコン50、ビデオ再生マシン70、80に送信されてもよい。テレビパソコン50、ビデオ再生マシン70、80は、外部の装置から受信したプログラムを実行することによって、その機能を実現することができる。
《コンピュータ可読媒体を介した導入》
以上に説明した第1乃至第5の実施形態における何れかの機能は、他のコンピュータから、コンピュータ可読媒体を介して、テレビパソコン50、ビデオ再生マシン70、80に導入されたものであってもよい。この場合、その機能を実現するためのプログラム及びデータは、コード化されてコンピュータ可読媒体に格納されてもよい。テレビパソコン50、ビデオ再生マシン70、80は、コンピュータ可読媒体からプログラムを読み出して実行することによって、その機能を実現することができる。
ここで、コンピュータ可読媒体とは、電気的、磁気的、光学的、化学的、物理的又は機械的な作用によって、プログラム及びデータ等の情報を蓄積するとともに、コンピュータに読み取られ得る状態でその情報を保持する記録媒体をいう。電気的又は磁気的な作用としては、例えば、ヒューズによって構成されるROM上の素子へのデータの書き込みがある。磁気的又は物理的な作用としては、例えば、紙媒体上の潜像へのトナーの現像がある。なお、紙媒体に記録された情報は、例えば、光学的に読み取ることができる。光学的且つ化学的な作用としては、例えば、基盤上での薄膜形成又は凹凸形成がある。なお、凹凸の形態で記録された情報は、例えば、光学的に読み取ることができる。化学的な作用としては、例えば、基板上での酸化還元反応、又は、半導体基板上での酸化膜形成、窒化膜形成、若しくは、フォトレジスト現像がある。物理的又は機械的な作用としては、例えば、エンボスカードへの凹凸形成、又は、紙媒体へのパンチの穿孔がある。
符号の説明
10 テレビ信号送出装置
20 ビデオサーバマシン
50 テレビパソコン
50a 出力デバイス
50b 操作デバイス
50e テレビチューナユニット
50g ストレージユニット
50h CPU
52 テレビアプリケーション
52d 録画制御モジュール
52e 再生制御モジュール
52f デコーダ
52g 候補抽出モジュール
52h 区間部分検索コンポーネント
54 ビデオデータ
55 コンテンツ情報テーブル
56 候補情報テーブル
61 入力画面
61a コンボボックス
61b 実行ボタン
70 ビデオ再生マシン
70a 出力デバイス
70b 操作デバイス
70f 通信ユニット
70g ストレージユニット
70h CPU
72 ビデオ再生アプリケーション
72d ダウンロード制御モジュール
72e 再生制御モジュール
72f デコーダ
72g 候補抽出モジュール
72h 区間部分検索コンポーネント
74 ビデオデータ
75 コンテンツ情報テーブル
76 候補情報テーブル
77 ダウンローダ

Claims (15)

  1. ビデオコンテンツを再生する再生手段を制御するための再生制御プログラムであって、
    コンピュータに対し、
    1個以上のキーワードを受け付ける受付手順、
    前記ビデオコンテンツの中において単語列が表現されている区間部分を特定する区間情報と、前記単語列と、前記ビデオコンテンツを再生するためのビデオデータを示す識別情報とが対応付けられて記録されている対応情報を、前記受付手順で受け付けたキーワードに基づいて検索する検索手順、及び、
    前記検索手順での検索により検出された単語列に対応付けられている識別情報及び区間情報にて特定される区間部分を、前記再生手段に再生させる制御手順であって、前記検索手順での検索により検出された単語列に含まれる前記キーワードの個数に応じて、前記区間部分の再生時間を変更する手順を含む制御手順
    を実行させる
    ことを特徴とする再生制御プログラム。
  2. ビデオコンテンツを再生する再生手段を制御するための再生制御プログラムであって、
    コンピュータに対し、
    1個以上のキーワードを受け付ける受付手順、
    前記ビデオコンテンツの中において単語列が表現されている区間部分を特定する区間情報と、前記単語列と、前記ビデオコンテンツを再生するためのビデオデータを示す識別情報とが対応付けられて記録されている対応情報を、前記受付手順で受け付けたキーワードに基づいて検索する検索手順、及び、
    前記検索手順での検索により検出された単語列に対応付けられている識別情報及び区間情報にて特定される区間部分を、前記再生手段に再生させる制御手順
    を実行させ、
    前記対応情報には、前記区間部分に含まれる画像の全領域のうち前記単語列が表現されている部分領域を特定する領域情報が、前記区間情報と前記単語列と前記識別情報とに対応付けられて記録され、
    前記制御手順には、前記検索手順での検索により検出された単語列に対応する前記領域情報にて特定される前記部分領域が前記映像表示領域を占める割合に応じて、前記区間部
    分の再生時間を延長する処理を行う手順が、含まれる
    ことを特徴とする再生制御プログラム。
  3. 前記制御手順には、前記検索手順での検索により検出された単語列の個数が所定の閾値を超過していたときに、前記区間部分の再生時間を短縮する処理を行う手順が、含まれることを特徴とする請求項1又は2記載の再生制御プログラム。
  4. 前記制御手順には、前記区間部分の再生時間の総和が所定の閾値を超過していたときに、前記総和の長さに応じて、前記区間部分の再生時間を変更する手順が、含まれる
    ことを特徴とする請求項1、2又は3記載の再生制御プログラム。
  5. 前記コンピュータに対し、更に、
    ビデオデータを取得する取得手順、
    前記取得手順で取得した前記ビデオデータに基づいて再生されるビデオコンテンツから、単語列が表現されている区間部分を抽出する抽出手順、及び、
    前記抽出手順で抽出した区間部分についての区間情報と単語列と識別情報とを前記対応情報に追加する登録手順
    を実行させる
    ことを特徴とする請求項1、2、3又は4記載の再生制御プログラム。
  6. ビデオコンテンツを再生する再生手段を制御するための再生制御方法であって、
    コンピュータが、
    1個以上のキーワードを受け付ける受付手順、
    前記ビデオコンテンツの中において単語列が表現されている区間部分を特定する区間情報と、前記単語列と、前記ビデオコンテンツを再生するためのビデオデータを示す識別情報とが対応付けられて記録されている対応情報を、前記受付手順で受け付けたキーワードに基づいて検索する検索手順、及び、
    前記検索手順での検索により検出された単語列に対応付けられている識別情報及び区間情報にて特定される区間部分を、前記再生手段に再生させる制御手順
    を実行する
    ことを特徴とする再生制御方法。
  7. ビデオコンテンツを再生する再生手段を制御するための再生制御方法であって、
    コンピュータが、
    1個以上のキーワードを受け付ける受付手順、
    前記ビデオコンテンツの中において単語列が表現されている区間部分を特定する区間情報と、前記単語列と、前記ビデオコンテンツを再生するためのビデオデータを示す識別情報とが対応付けられて記録されている対応情報を、前記受付手順で受け付けたキーワードに基づいて検索する検索手順、及び、
    前記検索手順での検索により検出された単語列に対応付けられている識別情報及び区間情報にて特定される区間部分を、前記再生手段に再生させる制御手順であって、前記検索手順での検索により検出された単語列に含まれる前記キーワードの個数に応じて、前記区間部分の再生時間を変更する手順を含む制御手順
    を実行する
    ことを特徴とする再生制御方法。
  8. 前記制御手順には、前記検索手順での検索により検出された単語列の個数が所定の閾値を超過していたときに、前記区間部分の再生時間を短縮する処理を行う手順が、含まれることを特徴とする請求項6又は7記載の再生制御方法。
  9. 前記制御手順には、前記区間部分の再生時間の総和が所定の閾値を超過していたときに、前記総和の長さに応じて、前記区間部分の再生時間を変更する手順が、含まれる
    ことを特徴とする請求項6、7又は8記載の再生制御方法。
  10. 前記コンピュータが、更に、
    ビデオデータを取得する取得手順、
    前記取得手順で取得した前記ビデオデータに基づいて再生されるビデオコンテンツから、単語列が表現されている区間部分を抽出する抽出手順、及び、
    前記抽出手順で抽出した区間部分についての区間情報と単語列と識別情報とを前記対応情報に追加する登録手順
    を実行する
    ことを特徴とする請求項6、7、8又は9記載の再生制御方法。
  11. ビデオコンテンツを再生するための再生装置であって、
    1個以上のキーワードを受け付ける受付部、
    前記ビデオコンテンツの中において単語列が表現されている区間部分を特定する区間情報と、前記単語列と、前記ビデオコンテンツを再生するためのビデオデータを示す識別情報とが対応付けられて記録されている対応情報を、前記受付部が受け付けたキーワードに基づいて検索する検索部、及び、
    前記検索部での検索により検出された単語列に対応付けられている識別情報及び区間情報にて特定される区間部分を、再生する再生部であって、前記検索部での検索により検出された単語列に含まれる前記キーワードの個数に応じて、前記区間部分の再生時間を変更する再生部
    を備えることを特徴とする再生装置。
  12. ビデオコンテンツを再生するための再生装置であって、
    1個以上のキーワードを受け付ける受付部、
    前記ビデオコンテンツの中において単語列が表現されている区間部分を特定する区間情報と、前記単語列と、前記ビデオコンテンツを再生するためのビデオデータを示す識別情報とが対応付けられて記録されている対応情報を、前記受付部が受け付けたキーワードに基づいて検索する検索部、及び、
    前記検索部での検索により検出された単語列に対応付けられている識別情報及び区間情報にて特定される区間部分を、再生する再生部
    を備え、
    前記対応情報には、前記区間部分に含まれる画像の全領域のうち前記単語列が表現されている部分領域を特定する領域情報が、前記区間情報と前記単語列と前記識別情報とに対応付けられて記録され、
    前記再生部は、前記検索部での検索により検出された単語列に対応する前記領域情報にて特定される前記部分領域が前記映像表示領域を占める割合に応じて、前記区間部分の再生時間を延長する処理を行う
    ことを特徴とする再生装置。
  13. 前記再生部は、前記検索部での検索により検出された単語列の個数が所定の閾値を超過していたときに、前記区間部分の再生時間を短縮する処理を行う
    ことを特徴とする請求項11又は12記載の再生装置。
  14. 前記再生部は、前記区間部分の再生時間の総和が所定の閾値を超過していたときに、前記総和の長さに応じて、前記区間部分の再生時間を変更する
    ことを特徴とする請求項11、12又は13記載の再生装置。
  15. ビデオデータを取得する取得部、
    前記取得部が取得した前記ビデオデータに基づいて再生されるビデオコンテンツから、単語列が表現されている区間部分を抽出する抽出部、及び、
    前記抽出部が抽出した区間部分についての区間情報と単語列と識別情報とを前記対応情報に追加する登録部
    を更に備えることを特徴とする請求項11、12、13又は14記載の再生装置。
JP2011505736A 2009-03-25 2009-03-25 再生制御プログラム、再生制御方法及び再生装置 Expired - Fee Related JP5177283B2 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
PCT/JP2009/055976 WO2010109613A1 (ja) 2009-03-25 2009-03-25 再生制御プログラム、再生制御方法及び再生装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2010109613A1 JPWO2010109613A1 (ja) 2012-09-20
JP5177283B2 true JP5177283B2 (ja) 2013-04-03

Family

ID=42780322

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011505736A Expired - Fee Related JP5177283B2 (ja) 2009-03-25 2009-03-25 再生制御プログラム、再生制御方法及び再生装置

Country Status (6)

Country Link
US (1) US20120002944A1 (ja)
EP (1) EP2413592B1 (ja)
JP (1) JP5177283B2 (ja)
KR (1) KR101264070B1 (ja)
CN (1) CN102362489B (ja)
WO (1) WO2010109613A1 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012085098A (ja) * 2010-10-12 2012-04-26 Japan Radio Co Ltd 視聴者ランキングによる番組切替方法
EP2840783B1 (en) * 2012-04-20 2017-06-28 Panasonic Intellectual Property Corporation of America Content management apparatus, content management method, program, and content display method
WO2015087927A1 (ja) * 2013-12-12 2015-06-18 久光製薬株式会社 カバー材付き貼付剤及びカバー材付き貼付剤キット
CN105320684B (zh) * 2014-07-28 2019-03-01 中国传媒大学 隐藏字幕的数据交换方法

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005252586A (ja) * 2004-03-03 2005-09-15 Casio Comput Co Ltd 録画再生機、録画再生システム及びプログラム
JP2006157197A (ja) * 2004-11-26 2006-06-15 Fuji Photo Film Co Ltd フォトムービー作成装置及びフォトムービー作成プログラム
JP2006332765A (ja) * 2005-05-23 2006-12-07 Sharp Corp コンテンツ検索・再生方法、コンテンツ検索・再生装置、並びにプログラムおよび記録媒体
JP2007148885A (ja) * 2005-11-29 2007-06-14 Hitachi Ltd コンテンツ収集装置およびコンテンツ収集システム
JP2008299411A (ja) * 2007-05-29 2008-12-11 Funai Electric Co Ltd マルチメディア再生機器

Family Cites Families (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6408128B1 (en) * 1998-11-12 2002-06-18 Max Abecassis Replaying with supplementary information a segment of a video
US6973256B1 (en) * 2000-10-30 2005-12-06 Koninklijke Philips Electronics N.V. System and method for detecting highlights in a video program using audio properties
KR100374040B1 (ko) * 2001-03-09 2003-03-03 엘지전자 주식회사 비디오 텍스트 합성 키 프레임 추출방법
JP2002335478A (ja) 2001-05-07 2002-11-22 Ricoh Co Ltd ビデオ録画再生システム
US7260261B2 (en) * 2003-02-20 2007-08-21 Microsoft Corporation Systems and methods for enhanced image adaptation
WO2005001715A1 (en) * 2003-06-30 2005-01-06 Koninklijke Philips Electronics, N.V. System and method for generating a multimedia summary of multimedia streams
US7580158B2 (en) * 2003-08-28 2009-08-25 Fujifilm Corporation Image processing apparatus, method and program
US7505671B2 (en) * 2004-02-25 2009-03-17 Casio Computer Co., Ltd. Recording/reproduction apparatus, system and program which reproduces a section of a recorded program based on a keyword relating to the section and a reproduction speed corresponding to the keyword
JP4252030B2 (ja) * 2004-12-03 2009-04-08 シャープ株式会社 記憶装置およびコンピュータ読取り可能な記録媒体
JP4349277B2 (ja) * 2004-12-24 2009-10-21 株式会社日立製作所 動画再生装置
JP4665780B2 (ja) * 2006-01-30 2011-04-06 ソニー株式会社 顔重要度判定装置、方法、および撮像装置
JP4905103B2 (ja) * 2006-12-12 2012-03-28 株式会社日立製作所 動画再生装置
JP5010292B2 (ja) * 2007-01-18 2012-08-29 株式会社東芝 映像属性情報出力装置、映像要約装置、プログラムおよび映像属性情報出力方法
JP5096017B2 (ja) * 2007-02-15 2012-12-12 オリンパスイメージング株式会社 撮像装置
JP4254873B2 (ja) * 2007-02-16 2009-04-15 ソニー株式会社 画像処理装置及び画像処理方法、撮像装置、並びにコンピュータ・プログラム
JP4315215B2 (ja) * 2007-05-18 2009-08-19 カシオ計算機株式会社 撮像装置、及び顔検出方法、顔検出制御プログラム
JP2014139734A (ja) * 2013-01-21 2014-07-31 Sony Corp 情報処理装置および方法、並びにプログラム

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005252586A (ja) * 2004-03-03 2005-09-15 Casio Comput Co Ltd 録画再生機、録画再生システム及びプログラム
JP2006157197A (ja) * 2004-11-26 2006-06-15 Fuji Photo Film Co Ltd フォトムービー作成装置及びフォトムービー作成プログラム
JP2006332765A (ja) * 2005-05-23 2006-12-07 Sharp Corp コンテンツ検索・再生方法、コンテンツ検索・再生装置、並びにプログラムおよび記録媒体
JP2007148885A (ja) * 2005-11-29 2007-06-14 Hitachi Ltd コンテンツ収集装置およびコンテンツ収集システム
JP2008299411A (ja) * 2007-05-29 2008-12-11 Funai Electric Co Ltd マルチメディア再生機器

Also Published As

Publication number Publication date
KR101264070B1 (ko) 2013-05-13
KR20110126712A (ko) 2011-11-23
JPWO2010109613A1 (ja) 2012-09-20
CN102362489B (zh) 2014-08-27
CN102362489A (zh) 2012-02-22
EP2413592B1 (en) 2016-08-31
WO2010109613A1 (ja) 2010-09-30
US20120002944A1 (en) 2012-01-05
EP2413592A1 (en) 2012-02-01
EP2413592A4 (en) 2013-05-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101419937B1 (ko) 기호 추출 장치, 기호 추출 방법 및 기호 추출 프로그램이 기록된 컴퓨터 판독가능한 기록 매체
CN101150699B (zh) 信息处理装置和信息处理方法
US8218953B2 (en) Video reproducing device and video reproducing method
CN101137030A (zh) 回放装置、搜索方法及程序
JP2007060305A (ja) コンテンツ情報提供装置、通信システム、解析サーバ装置、コンテンツ情報提供プログラムおよびコンテンツ情報提供方法
KR20030017997A (ko) 이미지 시퀀스 내의 위치를 선택하기 위한 방법 및 시스템
JP4019085B2 (ja) 番組録画装置、番組録画方法および番組録画プログラム
CN101188722A (zh) 影像记录再现装置
JP5857449B2 (ja) 画像処理装置及び録画装置
JP5177283B2 (ja) 再生制御プログラム、再生制御方法及び再生装置
JP2009118168A (ja) 番組録画再生装置、および、番組録画再生方法
JP5277779B2 (ja) ビデオ再生装置、ビデオ再生プログラム及びビデオ再生方法
JP2004343320A (ja) 情報処理装置および方法、プログラム、並びに記録媒体
JP5067370B2 (ja) 受信装置、表示制御方法、及びプログラム
JP2004295102A (ja) 音声認識辞書作成装置及び情報検索装置
JP2008118232A (ja) 映像再生装置
JP4929128B2 (ja) 録画再生装置
CN110089123B (zh) 录制方法、解码器盒及存储装置
JP2009159437A (ja) 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム
JP2005130075A (ja) テレビジョン受信機
CN101169958B (zh) 存储和再现交互数字广播信号的方法及其装置
JP2009194665A (ja) 検索用情報作成装置、検索用情報作成方法、検索用情報作成プログラム
CN114766054A (zh) 接收设备以及生成方法
JP2007067699A (ja) 情報検索装置および方法
EP1954042A1 (en) Non-program material scene extracting device and its computer program

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120918

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20121119

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20121211

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20121224

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5177283

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees