JP5171793B2 - 事象検知装置及び事象検知方法 - Google Patents
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Description
まず、本実施形態に係るイベント検知装置について、図1を用いて説明する。図1は、このイベント検知装置の機能を説明するための機能説明図である。イベント検知装置は、例えば、タクシー会社に配備され、図1に示されるように、タクシーの配車サービスの利用を望む利用客の需要件数を予測する対象となる所定の予測対象エリアAにおけるイベント行事E(いわゆる「いつもどおり」でない特別な事象)の発生の有無を検知する装置である。イベント行事Eの一例として、利用客からの需要としての呼び出しコールが比較的多くなるライブコンサートや集会や催し物や展覧会等が挙げられる。
引き続き、予測対象エリアAにおけるイベント数と需要件数との相関関係について、図2を用いて説明する。図2は、予測対象エリアAにおけるイベント数と需要件数との相関関係を示すためのグラフである。
(3−1−1)第一実施形態に係るイベント検知装置の構成
引き続き、第一実施形態に係るイベント検知装置の構成について、図3及び図4を用いて説明する。図3は、このイベント検知装置10の機能別モジュール構成の概略を説明するための機能構成図であり、図4は、このイベント検知装置10(及び後述のイベント検知装置20,30,40)の物理構成の概略を説明するための物理構成図である。
引き続き、target部分情報とWindow部分情報の比較手法について、図5を用いて説明する。図5は、target部分情報とWindow部分情報の比較手法を説明するためのグラフである。ここで、縦軸は、人口分布データ取得部11によって取得された推定人口情報が示す人口を表しており、横軸は、経過時間を表している。
引き続き、イベント検知装置10が行なうイベント検知処理の流れについて、図6を用いて説明する。図6は、イベント検知装置10が行なうイベント検知処理の流れを示すフロー図である。
引き続き、第二実施形態に係るイベント検知装置の構成について、図7及び図4を用いて説明する。図7は、このイベント検知装置20の機能別モジュール構成の概略を説明するための機能構成図である。
引き続き、target部分情報とWindow部分情報の比較手法について、図8を用いて説明する。図8は、target部分情報とWindow部分情報の比較手法を説明するためのグラフである。ここで、縦軸は、人口分布データ取得部21によって取得された推定人口情報が示す人口を表しており、横軸は、経過時間を表している。
引き続き、イベント検知装置20が行なうイベント検知処理の流れについて、図9を用いて説明する。図9は、イベント検知装置20が行なうイベント検知処理の流れを示すフロー図である。
引き続き、第三実施形態に係るイベント検知装置の構成について、図10及び図4を用いて説明する。図10は、このイベント検知装置30の機能別モジュール構成の概略を説明するための機能構成図である。
引き続き、外れ値の検知手法について、図11を用いて説明する。図11は、外れ値の検知手法を説明するためのグラフである。ここで、縦軸は、人口分布データ取得部31によって取得された推定人口情報が示す人口に基づく値を表しており、横軸は、経過時間を表している。
引き続き、イベント検知装置30が行なうイベント検知処理の流れについて、図12を用いて説明する。図12は、イベント検知装置30が行なうイベント検知処理の流れを示すフロー図である。
引き続き、第四実施形態に係るイベント検知装置の構成について、図13及び図4を用いて説明する。図13は、このイベント検知装置40の機能別モジュール構成の概略を説明するための機能構成図である。
引き続き、相関関係の検知手法について、図14を用いて説明する。図14は、相関関係の検知手法を説明するためのグラフである。ここで、縦軸は、人口分布データ取得部31によって取得された推定人口情報が示す人口を表しており、横軸は、経過時間を表している。
引き続き、イベント検知装置40が行なうイベント検知処理の流れについて、図15及び図16を用いて説明する。図15及び図16は、イベント検知装置40が行なうイベント検知処理の流れを示すフロー図である。
引き続き、各情報の一例について、図17及び図18を用いて説明する。図17は、推定人口情報の一例を説明する説明図であり、図18は、第二実施形態における自己回帰移動平均モデルを用いた場合の推定人口情報の一例を説明する説明図である。
引き続き、イベント検知装置による各イベント検知方法の評価方法の一例について、図19を用いて説明する。図19は、イベント検知装置による各イベント検知方法の評価方法の一例を説明する説明図である。
上記のイベント検知装置では、まず、推定人口情報を取得し、通常時間帯において取得された推定人口情報が示す人口に基づく基準値と、予測対象時間帯において取得された推定人口情報とを比較する。ここで、通常時間帯における推定人口情報が示す人口に基づく基準値よりも、予測対象時間帯における推定人口情報が示す人口の方が大きいと判定された場合に、イベント行事Eが発生したと検知する。
上記の実施例では、イベント検知装置は、タクシー会社に配備され、タクシーの配車サービスの利用を望む利用客の需要件数を予測する対象となる予測対象エリアAにおけるイベント行事Eの発生の有無を検知する装置として説明したが、サービスの内容は特に限定されず、例えば、電車やバスや新交通システム等他の公共交通機関による輸送サービスにおける目的変数としての乗車数の予測であってもよく、物品販売サービスにおける目的変数としての売り上げの予測(商圏分析)であってもよい。
Claims (4)
- 所定のエリアにおける特別な事象の発生の有無を検知する事象検知装置であって、
前記所定のエリアにおいて推定される人口を示す推定人口情報を取得する推定取得手段と、
人口の変化状況に関して前記所定のエリアと相関関係を有する相関エリアの、特別な事象の有無を検知する対象となる前記予測対象時間帯において推定される人口に基づく基準値と、前記予測対象時間帯において前記推定取得手段によって取得された前記推定人口情報とを比較する比較手段と、
前記比較手段によって、前記相関エリアの前記予測対象時間帯において推定される人口と、前記予測対象時間帯における前記推定人口情報が示す人口との相関係数が所定値未満となった場合に、前記特別な事象が発生したと検知する検知手段と、
を備えることを特徴とする事象検知装置。 - 前記推定取得手段は、前記所定のエリアにおいて所定時間内に携帯端末による位置登録処理が行われた処理件数に関する件数情報を、前記推定人口情報として取得することを特徴とする請求項1に記載の事象検知装置。
- 前記比較手段は、人口の変化状況に関して前記所定のエリアと相関関係を有する相関エリアを検索し、当該相関エリアの前記予測対象時間帯において推定される人口を前記基準値とすることを特徴とする請求項1又は2に記載の事象検知装置。
- 所定のエリアにおける特別な事象の発生の有無を検知する事象検知装置が行なう事象検知方法であって、
前記所定のエリアにおいて推定される人口を示す推定人口情報を前記事象検知装置が取得する推定取得ステップと、
人口の変化状況に関して前記所定のエリアと相関関係を有する相関エリアの、特別な事象の有無を検知する対象となる前記予測対象時間帯において推定される人口に基づく基準値と、前記予測対象時間帯において前記推定取得ステップで取得された前記推定人口情報とを前記事象検知装置が比較する比較ステップと、
前記比較ステップで、前記相関エリアの前記予測対象時間帯において推定される人口と、前記予測対象時間帯における前記推定人口情報が示す人口との相関係数が所定値未満となった場合に、前記特別な事象が発生したと前記事象検知装置が検知する検知ステップと、
を有することを特徴とする事象検知方法。
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