JP5171508B2 - 浮遊懸濁物質採取装置 - Google Patents
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Description
水面上に浮遊可能な浮遊支持体によって水面下に位置するように支持された懸濁物質吸入口と、同じく前記浮遊支持体によって支持され前記懸濁物質吸入口に浮遊する懸濁物質を寄せ集める寄せ集め手段と、前記懸濁物質吸入口に連結され前記寄せ集め手段によって寄せ集められた浮遊懸濁物質を前記懸濁物質吸入口から吸引する吸引手段と、を有する浮遊懸濁物質採取装置において、前記寄せ集め手段は、前記懸濁物質吸入口を略中心として放射状に前記浮遊支持体に固定配置された複数のレーンと、各レーンに設けられ該レーンの外縁側端部から中心側端部へ移動することで前記浮遊懸濁物質を前記懸濁物質吸入口へ掻き集める掻き寄せ手段と、を有することを特徴とする。
前記掻き寄せ手段は、前記各レーンの外縁側端部と中心側端部とにそれぞれ設けられた回転機構部と、該回転機構部に架け渡され該回転機構部の回転動作により周回する無端ベルトと、該無端ベルトの外側面に突出形成され、前記無端ベルトの周回動作によって前記浮遊懸濁物質を前記中心側端部へ掻き寄せる掻きブレードと、を有することを特徴とする。
前記懸濁物質吸入口の上部には、前記浮遊支持体による浮遊状態にて該懸濁物質吸入口に対向する下面側が少なくとも水面に接するように、かつ回転駆動可能に構成された回転ボードが設けられ、前記回転ボードの下面には前記回転駆動により前記寄せ集められた浮遊懸濁物質を前記浮遊懸濁物質吸入口に集中させるためのフィンが設けられていることを特徴とする。
前記浮遊支持体による浮遊状態にて少なくとも1つのレーンの外縁側端部近傍に、前記放射状に固定配置されたレーン全体を前記懸濁物質吸入口を中心として回転させる推進力を付与する回転力発生手段を設けたことを特徴とする。したがって、複数のレーン全体が懸濁物質吸入口を中心に回転すると、レーン間に浮遊していた浮遊懸濁物質はレーン内に入り、レーンに設けられた掻き寄せ手段により積極的に掻き寄せられることとなる。したがって、懸濁物質吸入口を中心としこの懸濁物質吸入口とレーンの外縁端部との距離を半径とする領域内の遊懸濁物質を満遍なく採取することが可能となる。
前記回転力発生手段は、回転駆動可能に前記レーン側部に設けられ、外側面に羽根部の形成された回転体によって構成されたことを特徴とする。したがって、回転体が回転すると、羽根部が水面を掻くことになり、レーン全体を回転させる推進力が発生する。したがって、簡単な構成で回転力発生手段を構成することが可能である。
前記掻き寄せ手段の前記回転機構と、前記回転ボードと、前記回転力発生手段の前記回転体とは、同一の駆動源によって回転駆動されることを特徴とする。したがって、駆動源は少なくとも1機で済み浮遊懸濁物質採取装置全体を小型で軽量とすることができる。
前記各レーンの外縁側端部間を繋ぎ、前記浮遊支持体による浮遊状態で、下端部が水面に没するようにフェンスが設けられていることを特徴とする。したがって、各レーンの外縁側端部を架け渡してフェンスが設けられているので、フェンスで囲まれた領域には小枝等の浮遊物質は入り込まず、浮遊懸濁物質以外の浮遊物質を誤って吸引することが防止される。
6 中央室
8a、8b フロート
12 懸濁物質吸入口
16 吸引ポンプ
18 レーン
18a 長手部材
20 回転機構部
22 モータ
24 無端ベルト
26 掻きブレード
28 回転力発生手段
30 回転体
32 羽根部
34 回転ボード
38 フェンス
S 水面
Claims (7)
- 水面上に浮遊可能な浮遊支持体によって水面下に位置するように支持された懸濁物質吸入口と、同じく前記浮遊支持体によって支持され前記懸濁物質吸入口に浮遊する懸濁物質を寄せ集める寄せ集め手段と、前記懸濁物質吸入口に連結され前記寄せ集め手段によって寄せ集められた浮遊懸濁物質を前記懸濁物質吸入口から吸引する吸引手段と、を有する浮遊懸濁物質採取装置において、
前記寄せ集め手段は、
前記懸濁物質吸入口を略中心として放射状に前記浮遊支持体に固定配置された複数のレーンと、
各レーンに設けられ該レーンの外縁側端部から中心側端部へ移動することで前記浮遊懸濁物質を前記懸濁物質吸入口へ掻き集める掻き寄せ手段と、を有することを特徴とする浮遊懸濁物質採取装置。 - 前記掻き寄せ手段は、
前記各レーンの外縁側端部と中心側端部とにそれぞれ設けられた回転機構部と、
該回転機構部に架け渡され該回転機構部の回転動作により周回する無端ベルトと、
該無端ベルトの外側面に突出形成され、前記無端ベルトの周回動作によって前記浮遊懸濁物質を前記中心側端部へ掻き寄せる掻きブレードと、
を有することを特徴とする請求項1に記載の浮遊懸濁物質採取装置。 - 前記懸濁物質吸入口の上部には、前記浮遊支持体による浮遊状態にて該懸濁物質吸入口に対向する下側面が少なくとも水面に接するように、かつ回転駆動可能に構成された回転ボードが設けられ、
前記回転ボードの前記下側面には前記回転駆動により前記寄せ集められた浮遊懸濁物質を前記浮遊懸濁物質吸入口に集中させるためのフィンが設けられていることを特徴とする請求項1又は2項に記載の浮遊懸濁物質採取装置。 - 少なくとも前記1つのレーンの外縁側端部近傍に、前記放射状に固定配置されたレーン全体を前記懸濁物質吸入口を中心として回転させる推進力を付与する回転力発生手段を設けたことを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の浮遊懸濁物質採取装置。
- 前記回転力発生手段は、回転駆動可能に前記レーン側部に設けられ、外側面に羽根部の形成された回転体によって構成されたことを特徴とする請求項4に記載の浮遊懸濁物質採取装置。
- 前記掻き寄せ手段の前記回転機構と、前記回転ボードと、前記回転力発生手段の前記回転体とは、同一の駆動源によって回転駆動されることを特徴とする請求項4又は5に記載の浮遊懸濁物質採取装置。
- 前記各レーンの外縁側端部間を繋ぎ、前記浮遊支持体による浮遊状態で、下端部が水面に没するフェンスが設けられていることを特徴とする請求項1〜6の何れか1項に記載の浮遊懸濁物質採取装置。
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