JP5171485B2 - 燃料タンクの固定構造 - Google Patents

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Description

本発明は、燃料タンクの固定構造に関する。
自動車の燃料タンクは、特許文献1に示すように底壁の両側部に帯状バンドを架設し、帯状バンドで車体に固定されている(特許文献1参照)。また、従来、帯状バンドの端部をボルトで車体に固定するとともに、ボルトの締め付けによる帯状バンドの損傷を防止するために、パッチを帯状バンドの端部に固定している。
特開平5−96962号公報
図8は、従来の燃料タンクの固定構造を示す斜視図である。図8に示すように、従来のパッチ100は、平面視矩形状の本体部120と、この本体部120の側方から突出形成されるとともに垂直方向に折り曲げられた爪部140とを備えている。爪部140により、パッチ100及び帯状バンド200をボルト300で車体に取り付ける際に、ボルト300の回転に伴ってパッチ100及び帯状バンド200が供回りすることを防止している。
また、従来のパッチ100は、溶接により帯状バンド200に固定されている。これにより、パッチ100と帯状バンド200とが一体化して、パッチ100を帯状バンド200に手で押さえつけた状態で車体に取り付ける必要がないため、パッチ100及び帯状バンド200を車体に取り付ける際の作業効率が向上している。
しかしながら、このようなパッチの構造では、爪部を形成するための特殊な金型が必要になるとともに、爪部を形成するための製造工程がさらに必要になるため、製造コストが高くなるという問題があった。
また、このような固定方法では、多大な手間を要する溶接作業が必要になるため、製造コストが高くなるという問題があった。
本発明は、このような観点から創案されたものであり、パッチ及び帯状バンドの供回りを阻止することができるとともに、パッチ及び帯状バンドの車体への組み付け性が良好でありながら、製造コストを低減することができる燃料タンクの固定構造を提供することを課題とする。
前記課題を解決するために、本発明は、燃料タンクの底壁と側壁に沿って延設され、前記燃料タンクを車体に固定する帯状バンドと、前記帯状バンドに前記車体と反対側から重ね合わされるパッチと、前記パッチを前記帯状バンドに固定するとともに、前記帯状バンドの車体側に突出し、前記車体に形成された取付孔に挿入されて前記車体に対する前記帯状バンド及び前記パッチの相対的な回転を規制するリベットと、前記帯状バンド及び前記パッチを前記車体に固定するボルトと、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、帯状バンドから車体側に突出したリベットが車体に形成された取付孔に挿入されて車体に対する帯状バンド及びパッチの相対的な回転を規制するため、帯状バンド及びパッチをボルトで車体に取り付ける際に、ボルトの回転に伴ってパッチ及び帯状バンドが供回りすることを阻止することができる。そのため、帯状バンドを確実に補強することができる。
また、リベットで帯状バンドとパッチとが一体化して、パッチを帯状バンドに手で押さえつけた状態で車体に取り付ける必要がないため、帯状バンド及びパッチを車体に取り付ける際の作業効率が良い。
また、リベットでパッチ及び帯状バンドの供回りを阻止することができるため、パッチを加工してパッチに回り止め用の爪部を形成する必要がない。従って、爪部を形成するために製造コストがかかる金型や製造工程が必要な従来構造に比べ、製造コストを低減することができる。
また、リベットでパッチを帯状バンドに固定するため、従来の溶接による固定方法に比べ、製造コストを低減することができる。
従って、従来回り止め形成工程と溶接工程の2工程が必要であった製造工程を、1工程に減らすことができるため製造コストを低減することができる。
さらに、溶接でパッチをアルミニウム製の帯状バンドに固定する場合には、溶接時の熱により帯状バンドの強度が低下するが、本発明ではリベットでパッチを帯状バンドに固定するため、アルミニウム製の帯状バンドの強度が低下しない。
また、前記帯状バンドは、前記燃料タンクの底壁に沿って延在する横部と、前記横部の両端から前記燃料タンクの側壁に沿って立ち上がる縦部と、前記縦部の上端から前記燃料タンクと反対側に向かって延出する延出部と、前記縦部と前記延出部との間に形成された屈曲部とを備え、前記延出部は、ボルトを挿通するためのボルト孔を有し、前記リベットは、前記ボルト孔に対して、前記屈曲部と反対側に配置されていることが好ましい。
帯状バンドの屈曲部とボルト孔との間にリベットを配置すると、帯状バンドの屈曲部とボルト孔との間が長くなるため、帯状バンドの屈曲部が変形しやすくなるが、本発明ではリベットをボルト孔に対して屈曲部と反対側に配置することにより、帯状バンドの屈曲部とボルト孔との間が短くなるため、帯状バンドの屈曲部が変形しにくくなる。
また、前記パッチは、前記帯状バンドの前記延出部及び前記屈曲部に重ね合わされており、前記屈曲部を補強していることが好ましい。パッチが帯状バンドの屈曲部に重ね合わされて屈曲部を補強することにより、帯状バンドの屈曲部の変形を防止することができる。
また、前記リベットの先端部は、前記帯状バンド及び前記パッチが前記車体に取り付けられた状態において、前記取付孔に挿入されており、前記リベットの前記帯状バンドから前記車体側に突出した部分の長さは、前記取付孔の深さよりも小さいことが好ましい。このようにすると、例えば、取付孔が貫通孔で構成されている場合に、帯状バンドと反対側に配置された部品にリベットが干渉することがないため、リベットの取付位置の制約がなく設置の自由度が高いとともに、他の部品の設置の自由度が高い。
また、リベットをボルト寄りに配置することが可能となるため、帯状バンド及びパッチの長さを短くすることが可能となり、ひいては帯状バンド及びパッチの小型化にも貢献することができる。
本発明に係る燃料タンクの固定構造によれば、パッチ及び帯状バンドの供回りを阻止することができるとともに、パッチ及び帯状バンドの車体への組み付け性が良好でありながら、製造コストを低減することができる。
次に、本発明の実施形態について、適宜図面を参照しながら説明する。説明において、同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。尚、以下、前後上下左右は、車両を基準とする。
図1は、本実施形態に係る燃料タンクの固定構造を示す底面図であり、図2は、図1のX−X線断面図であり、図3は、本実施形態に係る燃料タンクの固定構造を示す斜視図である。
図1に示すように、燃料タンク1は、車体フロアの下方に配置されるとともに、パイプステイ2及び帯状バンド3でフロアパネル5に固定されている。また、フロアパネル5の左右両側には、一対のサイドフレームFが配置されている(図5参照)。尚、フロアパネル5及びサイドフレームFは、車体の一部を構成する部材である。
燃料タンク1は、車幅方向に長手の箱体から成る。燃料タンク1は、図2に示すように、底壁11の中央部に段付凹部12が設けられており、断面視鞍型状に形成されている。
段付凹部12は、タンク前後方向に亘って底壁11に形成されており、燃料タンク1の内部を主室13と副室14とに区画している。
また、段付凹部12には、踊場部分12aが形成されるとともに、踊場部分12aを挟んで幅狭部分12bと幅広部分12cとが形成されている。
尚、幅狭部分12bには、タンクカバー6を介してプロペラシャフト7が挿通されるとともに、幅広部分12cには、タンクカバー6を介して排気管8が挿通されている。
主室13は、副室14よりも容積が大きくなるように形成されている。副室14には、図1に示すように、底壁11の端部を陥没させて段部15が形成されている。
段部15には、ジョイントパイプ9が取り付けられている。また、ジョイントパイプ9には、燃料供給パイプ10が連結されている。
左右一対のパイプステイ2,2は、図1に示すように、燃料タンク1の底壁11に架設されており、燃料タンク1をフロアパネル5に固定している。
パイプステイ2は、図3に示すように、横断部21と、一対の立ち上がり部22,22と、一対の車体取付用舌片23,23とから主に構成されている。
横断部21は、燃料タンク1の底壁11をタンク前後方向に横断するように配置されている。横断部21は、図2に示すように、踊場部分12aの隅部(踊場部分12aと幅広部分12c側の底壁11との境界部分)に配置されている。
横断部21の前端には、図3に示すように、車体の一部を構成するブラケットBKが固設されている。
ブラケットBKの先端は、パイプステイ2の横断部21の側方に延出している。また、ブラケットBKの先端と立ち上がり部22との間には、補強材50が介設されている。
一対の立ち上がり部22,22は、横断部21の両端から側壁16に沿って立ち上がっている。
一対の車体取付用舌片23,23は、立ち上がり部22の上端から段付凹部12の外側又は内側に向かって延出している。すなわち、前方側に位置する車体取付用舌片23は、立ち上がり部22の上端から段付凹部12の内側に向かって延出しており、後方側に位置する車体取付用舌片23は、立ち上がり部22の上端から段付凹部12の外側に向かって延出している。
車体取付用舌片23は、パイプステイ2の端部を潰して形成されるとともに、平面視において横断部21と略直角に交差するように形成されている(図1参照)。
車体取付用舌片23は、ボルトBでフロアパネル5に固定されている。
左右一対の帯状バンド3,3は、図1に示すように、段付凹部12の両側の底壁11に架設されており、燃料タンク1をフロアパネル5に固定している。
帯状バンド3は、図3に示すように、主室13及び副室14側の底壁11及び側壁16に沿って配置されており、段付凹部12を挟んでハ字状に対向している。すなわち、帯状バンド3は、車両前方側が窄むように車両前後方向に対して傾斜させて配置されている。
帯状バンド3は、図3に示すように、燃料タンク1の底壁11に沿って延在する横部31と、横部31の両端から燃料タンク1の側壁16に沿って立ち上がる縦部32と、縦部32の上端から燃料タンク1と反対側に向かって延出する延出部33と、縦部32と延出部33との間に形成された屈曲部34とから主に構成されている。
延出部33と屈曲部34には、その下側から(サイドフレームF又はブラケットBKの反対側から)パッチ4が重ね合わされている。
尚、本実施形態の帯状バンド3は、アルミニウム合金で形成されている。
ここで、延出部33の構成、パッチ4の構成及び帯状バンド3とパッチ4との固定構造について、図4を参照して詳しく説明する。尚、図4の(a)は、帯状バンド3とパッチ4との固定構造を示す斜視図であり、図4の(b)は、(a)のZ−Z線断面図である。
延出部33には、上下方向に貫通するボルト孔33aとリベット孔33bとが形成されている。ボルト孔33aは、リベット孔33bよりも屈曲部34寄りに形成されている。つまり、リベット孔33bは、ボルト孔33aに対して屈曲部34と反対側に形成されている。
尚、前方側の延出部33は、ボルトBでパイプステイ2に固設されたブラケットBKに固定されており、後方側の延出部33は、ボルトBでサイドフレームFに固定されている(図3及び図5参照)。
パッチ4は、本体部41と、補強部42とから主に構成されている。
本体部41は、帯状バンド3の延出部33に沿って重ね合わされている。本体部41には、上下方向に貫通するボルト孔41aとリベット孔41bとが形成されている。
ボルト孔41aは、延出部33のボルト孔33aに対応する位置に形成されるとともに、リベット孔41bは、延出部33のリベット孔33bに対応する位置に形成されている。
補強部42は、本体部41の一端側(燃料タンク1側)から下方に向かって延出している。補強部42は、帯状バンド3の屈曲部34に沿って重ね合わされており、屈曲部34を補強している。
パッチ4は、ボルト孔41aが延出部33のボルト孔33aに連通するように設置されるとともに、リベット孔41bが延出部33のリベット孔33bに連通するように設置されており、リベットRで帯状バンド3に固定されている。
リベットRは、ボルト孔33aに対して屈曲部34と反対側に配置されるとともに、そのかしめられた先端部Raが延出部33の上面から突出している。また、リベットRの先端部Raの長さ(突出長さ)は、取付孔Fbの深さよりも小さくなるように形成されている(図6参照)。
次に、帯状バンド3及びパッチ4のサイドフレームFへの固定構造について、図5及び図6を参照してより詳しく説明する。尚、図5は、図1のY−Y線断面図であり、図6は、図5に示す延出部33周辺の構成を示す部分拡大断面図である。
サイドフレームFの適所には、図6に示すように、帯状バンド3のボルト孔33a及びパッチ4のボルト孔41aと同軸となるボルト孔Faが形成されている。また、ボルト孔Faが形成される部分の内側(車内側)には、ボルトBを固定するためのナットNがボルト孔Faに合うように(同軸に)溶接されている。さらに、サイドフレームFの適所には、リベットRの先端部Raが挿入される取付孔Fbが形成されている。
リベットRによって互いに固定された帯状バンド3及びパッチ4は、図5及び図6に示すように、延出部33の上面をサイドフレームFの下面に当接した状態でボルトBによりサイドフレームFに固定されている。
すなわち、帯状バンド3及びパッチ4は、ボルト孔33a及びボルト孔41aがサイドフレームFのボルト孔Fa及びナットNの孔部に連通するように設置されるとともに、ボルトBでサイドフレームFに固定されている。
リベットRの先端部Ra(帯状バンド3の上面から突出した部分)は、帯状バンド3及びパッチ4がサイドフレームFに固定された状態において、取付孔Fbに挿入されているとともに、取付孔Fbに係合している。すなわち、リベットRの先端部Raの外面が取付孔Fbの内面に係合している。これにより、パッチ4及び帯状バンド3の周方向の回転を阻止することができる。
また、リベットRの先端面は、帯状バンド3及びパッチ4がサイドフレームFに固定された状態において、取付孔Fbの上側開口面より下側に位置している。
以上、後方側の延出部33及びパッチ4のサイドフレームFへの固定構造について説明したが、前方側の延出部33及びパッチ4のブラケットBKへの固定構造も同様の構成となる。尚、この場合には、ブラケットBKの適所に、帯状バンド3のボルト孔33a及びパッチ4のボルト孔41aと同軸となるボルト孔が形成されるとともに、リベットRの先端部Raが挿入される取付孔が形成される。また、ボルト孔が形成される部分の内側(車内側)には、ボルトBを固定するためのナットがボルト孔に合うように(同軸に)溶接される。
次に、本発明の実施の形態に係る燃料タンク1の固定構造の作用効果について説明する。
本実施形態では、帯状バンド3からサイドフレームF側に突出したリベットRの先端部RaがサイドフレームFの取付孔Fbに係合するため、帯状バンド3及びパッチ4をボルトBでサイドフレームFに取り付ける際に、ボルトBの回転に伴ってパッチ4及び帯状バンド3が供回りすることを阻止することができる。そのため、帯状バンド3を確実に補強することができる。
また、リベットRで帯状バンド3とパッチ4とが一体化して、パッチ4を帯状バンド3に手で押さえつけた状態でサイドフレームFに取り付ける必要がないため、帯状バンド3及びパッチ4をサイドフレームFに取り付ける際の作業効率が良い。
また、リベットRでパッチ4及び帯状バンド3の供回りを阻止することができるため、パッチ4を加工してパッチ4に回り止め用の爪部を形成する必要がない。従って、爪部を形成するために製造コストがかかる金型や製造工程が必要な従来構造に比べ、製造コストを低減することができる。
また、リベットRでパッチ4を帯状バンド3に固定するため、従来の溶接による固定方法に比べ、製造コストを低減することができる。
従って、従来回り止め形成工程と溶接工程の2工程が必要であった製造工程を、1工程に減らすことができるため製造コストを低減することができる。
さらに、溶接でパッチ4をアルミニウム製の帯状バンド3に固定する場合には、溶接時の熱により帯状バンド3の強度が低下するが、本実施形態ではリベットRでパッチ4を帯状バンド3に固定するため、アルミニウム製の帯状バンド3の強度が低下しない。
また、リベットRをボルト孔33aに対して屈曲部34と反対側に配置することにより、帯状バンド3の屈曲部34とボルト孔33aとの間を短くすることができるため、帯状バンド3の屈曲部34が変形しにくくなる。
また、パッチ4の補強部42が帯状バンド3の屈曲部34に重ね合わされて屈曲部34を補強しているため、屈曲部34の変形を防止することができる。
また、リベットRの先端部Raの長さが、取付孔Fbの深さよりも小さく形成されることにより、リベットRの先端部RaがサイドフレームFに配設されている他の部品に干渉しないため、リベットRの取付位置の制約がなく設置の自由度が高いとともに、他の部品の設置の自由度が高い。換言すると、例えば、本実施形態のリベットRをさらにボルトB寄りに設置しても、ボルト孔Faの内側に溶接されたナットNに干渉する虞がない。また、図7に示すように、ボルト孔Faの内側に溶接されたナットNの外径を、取付孔Fbの上側開口面を塞ぐ程度まで大きくしても、リベットRがナットNに干渉する虞がない。
また、リベットRの先端部Raの長さが、取付孔Fbの深さよりも小さく形成されることにより、リベットRをさらにボルトB寄りに配置することが可能となるため、帯状バンド3の延出部33及びパッチ4の本体部41の長さを短くすることができる。従って、帯状バンド3及びパッチ4の小型化にも貢献することができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更して実施できるのはいうまでもない。
本実施形態の帯状バンド3は、アルミニウム合金で形成されているが、これに限定されることなく、例えばその他の軽合金や繊維強化樹脂などで形成してもよい。
また、本実施形態のパッチ4は、1個のリベットRで帯状バンド3に固定されているが、これに限定されることなく、複数個のリベットRで帯状バンド3に固定されてもよい。これにより、パッチ4の供回りをより確実に阻止することができる。
本実施形態に係る燃料タンクの固定構造を示す底面図である。 図1のX−X線断面図である。 本実施形態に係る燃料タンクの固定構造を示す斜視図である。 (a)は、帯状バンド3とパッチ4との固定構造を示す斜視図であり、(b)は、(a)のZ−Z線断面図である。 図1のY−Y線断面図である。 図5に示す延出部周辺の構成を示す部分拡大断面図である。 変形例に係る燃料タンクの固定構造を示す部分拡大断面図である。 従来例に係る燃料タンクの固定構造を示す斜視図である。
符号の説明
1 燃料タンク
11 底壁
16 側壁
2 パイプステイ
21 横断部
22 立ち上がり部
23 車体取付用舌片
3 帯状バンド
31 横部
32 縦部
33 延出部
34 屈曲部
33a ボルト孔
33b リベット孔
4 パッチ
41 本体部
42 補強部
41a ボルト孔
41b リベット孔
5 フロアパネル(車体)
F サイドフレーム(車体)
Fa ボルト孔
Fb 取付孔
BK ブラケット(車体)
B ボルト
N ナット
R リベット

Claims (6)

  1. 燃料タンクの底壁と側壁に沿って延設され、前記燃料タンクを車体に固定する帯状バンドと、
    前記帯状バンドに前記車体と反対側から重ね合わされるパッチと、
    前記パッチを前記帯状バンドに固定するとともに、前記帯状バンドの車体側に突出し、前記車体に形成された取付孔に挿入されて前記車体に対する前記帯状バンド及び前記パッチの相対的な回転を規制するリベットと、
    前記帯状バンド及び前記パッチを前記車体に固定するボルトと、を備えることを特徴とする燃料タンクの固定構造。
  2. 前記帯状バンドは、前記燃料タンクの底壁に沿って延在する横部と、前記横部の両端から前記燃料タンクの側壁に沿って立ち上がる縦部と、前記縦部の上端から前記燃料タンクと反対側に向かって延出する延出部と、前記縦部と前記延出部との間に形成された屈曲部とを備え、
    前記延出部は、ボルトを挿通するためのボルト孔を有し、
    前記リベットは、前記ボルト孔に対して、前記屈曲部と反対側に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の燃料タンクの固定構造。
  3. 前記パッチは、前記帯状バンドの前記延出部及び前記屈曲部に重ね合わされており、前記屈曲部を補強していることを特徴とする請求項2に記載の燃料タンクの固定構造。
  4. 前記リベットの先端部は、前記帯状バンド及び前記パッチが前記車体に取り付けられた状態において、前記取付孔に挿入されており、
    前記リベットの前記帯状バンドから前記車体側に突出した部分の長さは、前記取付孔の深さよりも小さいことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の燃料タンクの固定構造。
  5. 燃料タンクの底壁と側壁に沿って延設され、前記燃料タンクを車体に固定する帯状バンドと、
    前記帯状バンドに前記車体と反対側から重ね合わされるパッチと、
    前記パッチを前記帯状バンドに固定するとともに、前記帯状バンドの車体側に突出し、前記車体に係合するリベットと、を備えた燃料タンクの固定構造であって、
    前記帯状バンドは、前記燃料タンクの底壁に沿って延在する横部と、前記横部の両端から前記燃料タンクの側壁に沿って立ち上がる縦部と、前記縦部の上端から前記燃料タンクと反対側に向かって延出する延出部と、前記縦部と前記延出部との間に形成された屈曲部と、を備え、
    前記延出部は、ボルトを挿通するためのボルト孔を有し、
    前記リベットは、前記ボルト孔に対して、前記屈曲部と反対側に配置されていることを特徴とする燃料タンクの固定構造。
  6. 燃料タンクの底壁と側壁に沿って延設され、前記燃料タンクを車体に固定する帯状バンドと、
    前記帯状バンドに前記車体と反対側から重ね合わされるパッチと、
    前記パッチを前記帯状バンドに固定するとともに、前記帯状バンドの車体側に突出し、前記車体に係合するリベットと、を備えた燃料タンクの固定構造であって、
    前記リベットの先端部は、前記帯状バンド及び前記パッチが前記車体に取り付けられた状態において、前記車体に形成された取付孔に挿入されており、
    前記リベットの前記帯状バンドから前記車体側に突出した部分の長さは、前記取付孔の深さよりも小さいことを特徴とする燃料タンクの固定構造。
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