JP5171459B2 - ストリームデータ処理装置、ストリームデータ処理方法、及びストリームデータ処理プログラム - Google Patents
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Description
また、ネットワークジッタの分布がほぼ正規分布になると仮定して再生遅延を算出し、バッファ量を調整する方法が知られている(非特許文献1参照)。
本実施形態の受信装置の構成について、図1のブロック図を参照して説明する。
101は、AVストリームデータを処理するためのストリームデータ処理装置であり、ネットワークインタフェース107を介して受信したストリームを、AV出力インタフェース111を介して提示出力する。
提示処理部105では、受信したAVストリームの提示属性をバッファ調整部106に通知する。具体的には、ビデオ出力している各ストリームの表示映像のサイズ比を、データバス114を介してバッファ調整部106に通知する。例えば、親画面(A)217と子画面(B)218の表示サイズ比が8:1の場合、「ストリームAとストリームBの表示サイズ比=8:1」という情報をバッファ調整部106に通知する。
=基本バッファ量+拡張バッファ量
=6Mバイト+3Mバイト
=9Mバイト
となる。
ストリームBに割り当てるバッファ量
=基本バッファ量+拡張バッファ量×表示サイズ比
=6Mバイト+3Mバイト×(1/8)
=6.375Mバイト
となる。
提示処理部105は、表示切り替え後の表示サイズ比をバッファ調整部106に通知する。親画面217と子画面218の表示サイズ比が8:1の場合、「ストリームAとストリームBの表示サイズ比=1:8」という情報を通知する。
ストリームAに割り当てるバッファ量=6.375Mバイト
ストリームBに割り当てるバッファ量=9Mバイト
と算出される。
前述した第1の実施形態では、基本バッファ量及び拡張バッファ量を既定値として与えていた。本実施形態におけるストリームデータ処理装置101の構成を示すブロック図を図3に示す。図1と同等の機能ブロックには図1と同一の符号を付しており説明は省略する。本実施形態においては、受信したAVストリームのデータレートを検知するデータレート検知部301aと、受信したAVストリームのネットワークジッタを検知するジッタ検知部301bとをネットワーク制御部301が備えている。そして、データレート検知部301a及びジッタ検知部301bによって検知されたAVストリームのデータレートとネットワークジッタを基に算出する場合について説明する。
まず、ステップS501において、提示処理部105から通知される表示サイズ比情報を基に、バッファ量算出対象となるストリームが表示サイズ最大のストリームであるか否かの判別を行う。この判別の結果、表示サイズ最大のストリームであればステップS502に分岐し、表示サイズ最大のストリームでなければステップS503に分岐する。
ストリームAのデータレート=24Mbps、ジッタ最大値=3秒。
ストリームBのデータレート=12Mbps、ジッタ最大値=2秒。
ストリームAとストリームBの表示サイズ比=8:1。
ストリームAとストリームBの表示サイズ比が8:1であることから、対象であるストリームAが表示サイズ最大のストリームであることが分かる(ステップS501)。
表示サイズ最大のストリームの場合、「バッファ量=データレート×ジッタ最大値」であることから、ストリームAのバッファ量は、「24Mbps×3秒=72Mビット=9Mバイト」と求めることができる(ステップS502)。
ストリームAのバッファ量として、9Mバイトをバッファ部103に確保する(ステップS504)。
ストリームAとストリームBの表示サイズ比が8:1であることから、対象であるストリームBが表示サイズ最大のストリームではないことが分かる(ステップS501)。
表示サイズが最大でないストリームの場合、「バッファ量=データレート×ジッタ最大値×Z」であることから、まず値Zを求める。
Z=(2/3)+(1/3)×(当該ストリームの表示サイズ/表示サイズが最大のストリームの表示サイズ)
=(2/3)+(1/3)×(1/8)
=(17/24)
と、値Zが求められる。
バッファ量=12Mbps×2秒×(17/24)=17Mビット
=2.125Mバイト
と求めることができる。
バッファ量=12Mbps×2秒=24Mビット=3Mバイト
である。したがって、従来に比べ0.875Mバイトの省メモリ化が可能となる。
前述した第1及び第2の実施形態では、バッファ量算出のための提示形態として表示サイズを使用する場合を例に説明した。本発明に適用可能な提示形態はこれに限らず、表示映像数、ウインドウ表示の上下順、表示形状、表示位置、提示音声有無、をバッファ量算出のためのパラメータとして使用することも可能である。
バッファ調整部302は、ストリームA、B、C、D、E、Fに割り当てるバッファ量を、提示処理部105より通知された表示映像数情報を基に算出する。
ストリームAに割り当てるバッファ量
=基本バッファ量+拡張バッファ量
=6Mバイト+3Mバイト=9Mバイト。
ストリームB、C、D、E、Fに割り当てるバッファ量
=基本バッファ量+拡張バッファ量÷表示映像数
=6Mバイト+3Mバイト÷6
=6.5Mバイト。
ウインドウ表示の上下順をパラメータとした場合の実施形態を、図7の画面表示例を参照して説明する。
図7では、ストリームA、Bをそれぞれ701〜702に表示することを示している。なお、受信装置の構成を説明するブロック図については、図3と同様であるため、ここでの説明は省略する。
バッファ調整部302では、ストリームA、Bに割り当てるバッファ量を、下記アルゴリズムにより算出する。
ストリームAに割り当てるバッファ量
=基本バッファ量+拡張バッファ量
=6Mバイト+3Mバイト=9Mバイト。
ストリームBに割り当てるバッファ量
=基本バッファ量+拡張バッファ量÷2
=6Mバイト+3Mバイト÷2
=7.5Mバイト。
表示形状、表示位置、音声出力有無、をバッファ量算出のためのパラメータとして使用した場合の実施形態について説明する。
複数のAVストリームの表示形状(変形の無い長方形表示か、長方形を変形した台形表示や平行四辺形表示か)を提示処理部105からバッファ調整部302に通知する。バッファ調整部302は、通知された表示形状を基にバッファ量を算出し、表示変形度の高いストリームには小さなバッファ割り当てる。
上記手段により、バッファ部103に割り当てる容量を抑えつつ、注目度の高いストリームについてはデータ欠落を抑えた高品位な提示が可能となる。
<第6の実施形態>
前述した本発明の実施の形態におけるストリームデータ処理装置を構成する手段は、コンピュータのRAMやROMなどに記憶されたプログラムが動作することによって実現できる。このプログラム及び前記プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体は本発明に含まれる。
102 ネットワーク制御部
103 バッファ部
104 デコード部
105 提示処理部
106 バッファ調整部
201 ストリームサーバ(A)
202 ストリームサーバ(B)
203 ネットワーク
216 ディスプレイ
217 親画面(A)
218 子画面(B)
220 スピーカ
Claims (4)
- ネットワークを介して複数のAVストリームを受信する受信手段と、
前記受信手段によって受信したAVストリームのデータレートを検知するデータレート検知手段と、
前記受信手段によって受信したAVストリームのネットワークジッタを検知するジッタ検知手段と、
前記受信手段を介して受信した複数のAVストリームをバッファ部に一時蓄積するバッファ調整手段と、
前記バッファ部に一時蓄積されたAVストリームを提示する提示手段と、
前記提示手段によって提示されたAVストリームの表示サイズ情報を取得する取得手段とを備え、
前記バッファ調整手段は、前記取得手段によって取得された表示サイズ情報に基づいて、提示されている複数のAVストリームのうち、バッファ量算出対象のAVストリームが表示サイズ最大のストリームであるかを判別し、最大のストリームである場合は、前記検知手段によって検知されたデータレートと、前記ジッタ検知手段によって検知されたネットワークジッタから前記バッファ量算出対象のAVストリームのバッファ量を算出し、最大のストリームでない場合には、前記検知手段によって検知されたデータレートと、前記ジッタ検知手段によって検知されたネットワークジッタと、前記表示サイズ情報に基づいて算出される重み付け情報とから前記バッファ量算出対象のAVストリームのバッファ量を算出することを特徴とするストリームデータ処理装置。 - ネットワークを介して複数のAVストリームを受信する受信工程と、
前記受信工程において受信したAVストリームのデータレートを検知するデータレート検知工程と、
前記受信工程において受信したAVストリームのネットワークジッタを検知するジッタ検知工程と、
前記受信工程において受信した複数のAVストリームをバッファ部に一時蓄積するバッファ調整工程と、
前記バッファ部に一時蓄積されたAVストリームを提示する提示工程と、
前記提示工程において提示されたAVストリームの表示サイズ情報を取得する取得工程とを備え、
前記バッファ調整工程は、前記取得工程において取得された表示サイズ情報に基づいて、提示されている複数のAVストリームのうち、バッファ量算出対象のAVストリームが表示サイズ最大のストリームであるかを判別し、最大のストリームである場合は、前記検知工程において検知されたデータレートと、前記ジッタ検知工程において検知されたネットワークジッタから前記バッファ量算出対象のAVストリームのバッファ量を算出し、最大のストリームでない場合には、前記検知工程において検知されたデータレートと、前記ジッタ検知工程において検知されたネットワークジッタと、前記表示サイズ情報に基づいて算出される重み付け情報とから前記バッファ量算出対象のAVストリームのバッファ量を算出することを特徴とするストリームデータ処理方法。 - ネットワークを介して複数のAVストリームを受信する受信工程と、
前記受信工程において受信したAVストリームのデータレートを検知するデータレート検知工程と、
前記受信工程において受信したAVストリームのネットワークジッタを検知するジッタ検知工程と、
前記受信工程において受信した複数のAVストリームをバッファ部に一時蓄積するバッファ調整工程と、
前記バッファ部に一時蓄積されたAVストリームを提示する提示工程と、
前記提示工程において提示されたAVストリームの表示サイズ情報を取得する取得工程とをコンピュータに実行させ、
前記バッファ調整工程は、前記取得工程において取得された表示サイズ情報に基づいて、提示されている複数のAVストリームのうち、バッファ量算出対象のAVストリームが表示サイズ最大のストリームであるかを判別し、最大のストリームである場合は、前記検知工程において検知されたデータレートと、前記ジッタ検知工程において検知されたネットワークジッタから前記バッファ量算出対象のAVストリームのバッファ量を算出し、最大のストリームでない場合には、前記検知工程において検知されたデータレートと、前記ジッタ検知工程において検知されたネットワークジッタと、前記表示サイズ情報に基づいて算出される重み付け情報とから前記バッファ量算出対象のAVストリームのバッファ量を算出するようコンピュータを制御することを特徴とするストリームデータ処理プログラム。 - 請求項3に記載のストリームデータ処理プログラムを記憶したことを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
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JP2008195435A JP5171459B2 (ja) | 2008-07-29 | 2008-07-29 | ストリームデータ処理装置、ストリームデータ処理方法、及びストリームデータ処理プログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2008195435A JP5171459B2 (ja) | 2008-07-29 | 2008-07-29 | ストリームデータ処理装置、ストリームデータ処理方法、及びストリームデータ処理プログラム |
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