JP5170528B2 - 倒立顕微鏡 - Google Patents

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本発明は、視認性および操作性が良好な倒立顕微鏡に関する。
倒立顕微鏡のカメラを装着するカメラポートは、一般的に、例えば、特許文献1に記載されているように顕微鏡本体下部の顕微鏡ベース部に配置されている。
特許文献1の倒立顕微鏡では、3つのカメラが装着可能なカメラポートが顕微鏡ベース部の左右の側面と底部に配置されている。各カメラポートへは、光路分岐手段で観察光を各ポートに分岐している。
特開2006−221056号公報
従来の倒立顕微鏡は、前記した通り、カメラは顕微鏡ベース部に装着されるので、倒立顕微鏡を、例えば、机に載置する際、顕微鏡の設置位置の周囲にある障害となるものを除かなければならず、また、顕微鏡の設置位置に隣接する位置に壁がある場合、顕微鏡を壁際に設置することはできなかった。
本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、倒立顕微鏡を設置する際、顕微鏡の設置位置の制約を受けることなく設置できる、カメラ装着可能な倒立顕微鏡を提供することができるようにするものである。
本発明の倒立顕微鏡は、顕微鏡本体部の上部に設けられた接眼レンズを保持する接眼鏡筒と、前記接眼レンズの接眼位置に対する方向を倒立顕微鏡の正面としたとき、前記倒立顕微鏡を正面から見て、前記接眼鏡筒の右側または左側の一方に配置された観察試料を載置するステージと、前記ステージの下方に設けられた対物レンズと、前記接眼鏡筒の奥側であり、前記顕微鏡本体部の背面に設けられた撮像装置の装着手段と、前記対物レンズの下方に配置され、前記対物レンズからの光を反射する第1の反射手段と、前記第1の反射手段で反射した光を前記接眼鏡筒に向けて上方に反射する第2の反射手段と、前記第2の反射手段と前記接眼鏡筒とを結ぶ光路上に設けられ、前記第2の反射手段で反射した光を前記接眼鏡筒の奥側に設けられた前記撮像装置の前記装着手段の方向へ反射させる第3の反射手段とを備えることを特徴とする。
または、本発明の倒立顕微鏡は、顕微鏡本体部の上部に設けられた接眼レンズを保持する接眼鏡筒と、前記接眼レンズの接眼位置に対する方向を倒立顕微鏡の正面としたとき、前記倒立顕微鏡を正面から見て、前記接眼鏡筒の右側または左側の一方に配置された観察試料を載置するステージと、前記ステージの下方に設けられた対物レンズと、前記接眼鏡筒の奥側であり、前記顕微鏡本体部の上部に設けられた撮像装置の装着手段と、前記対物レンズの下方に配置され、前記対物レンズからの光を反射する第1の反射手段と、前記第1の反射手段で反射した光を前記接眼鏡筒に向けて上方に反射する第2の反射手段と、前記第2の反射手段と前記接眼鏡筒とを結ぶ光路上に設けられ、前記第2の反射手段で反射した光を前記接眼鏡筒の奥側に反射させる第3の反射手段と、前記装着手段の下方に配置され、前記第3の反射手段で反射した光を前記装着手段に導く第4の反射手段とを備えることを特徴とする。
本発明の倒立顕微鏡においては、接眼レンズを保持する接眼鏡筒が顕微鏡本体部の上部に設けられ、接眼レンズの接眼位置に対する方向を倒立顕微鏡の正面としたとき、倒立顕微鏡を正面から見て接眼鏡筒の右側または左側の一方に、観察試料を載置するステージが配置される。また、ステージの下方に対物レンズ設けられ、接眼鏡筒の奥側の顕微鏡本体部の背面に撮像装置の装着手段が設けられる。そして、対物レンズからの光を反射する第1の反射手段が、対物レンズの下方に配置され、その第1の反射手段で反射した光を接眼鏡筒に向けて上方に反射する第2の反射手段が設けられ、その第2の反射手段で反射した光を接眼鏡筒の奥側に設けられた撮像装置の装着手段の方向へ反射させる第3の反射手段が、第2の反射手段と接眼鏡筒とを結ぶ光路上に設けられている。
または、本発明の倒立顕微鏡においては、接眼レンズを保持する接眼鏡筒が顕微鏡本体部の上部に設けられ、接眼レンズの接眼位置に対する方向を倒立顕微鏡の正面としたとき、倒立顕微鏡を正面から見て接眼鏡筒の右側または左側の一方に、観察試料を載置するステージが配置される。また、ステージの下方に対物レンズ設けられ、接眼鏡筒の奥側の顕微鏡本体部の上部に撮像装置の装着手段が設けられる。そして、対物レンズからの光を反射する第1の反射手段が、対物レンズの下方に配置され、その第1の反射手段で反射した光を接眼鏡筒に向けて上方に反射する第2の反射手段が設けられ、その第2の反射手段で反射した光を接眼鏡筒の奥側に反射させる第3の反射手段が、第2の反射手段と接眼鏡筒とを結ぶ光路上に設けられ、その第3の反射手段で反射した光を装着手段に導く第4の反射手段が装着手段の下方に配置されている。
本発明によれば、良好な倒立顕微鏡を提供することができる。
以下、本発明を適用した具体的な実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本発明を適用した倒立顕微鏡の一実施の形態の構成例を示す図である。
図1(a)には、倒立顕微鏡31の正面図が示されており、図1(b)には、倒立顕微鏡31の上面図(正面図の矢印Aの方向から見た図)が示されており、図1(c)には、倒立顕微鏡31の側面図(上面図の矢印Bの方向から見た図)が示されている。
図1において、倒立顕微鏡31は、顕微鏡本体32、ステージ33、対物レンズ34、レボルバ35、2つのミラー36(第1の反射部材)および37(第2の反射部材)、鏡筒38、接眼レンズ39、粗動ハンドル40、2つの微動ハンドル41および42、ランプハウス43、ハーフミラー45、開口絞り46、視野絞り47、2つのミラー48(第3の反射部材)および49、並びに、カメラポート50(装着手段)から構成される。また、倒立顕微鏡31には、カメラポート50を介して、カメラ52が装着される。
鏡筒38は、倒立顕微鏡31を構成する第1の本体部54に設けられている。そして、ステージ33は、鏡筒38に向かって右側の第2の本体部55に設けられている。
また、倒立顕微鏡31において、倒立顕微鏡31によりサンプル51を観察する検鏡者と向かい合う面を正面、即ち、鏡筒38が保持する接眼レンズ39が向く方向の面を正面とし、正面に対して反対を向く面を背面(図1(b)において、ランプハウス43が設けられている領域)とする。また、サンプル51が載置される側の面を上面とし、正面および背面の法線と上面の法線と直交する方向を向く面を側面(左右の微動ハンドル41および42が設けられている領域)とする。
顕微鏡本体32は、ミラー36および37、ハーフミラー45、開口絞り46、視野絞り47、並びにミラー48および49を内蔵する。顕微鏡本体32の向かって右側の領域の上面には、ステージ33が設置され、その下部にはレボルバ35が配置され、顕微鏡本体32の向かって左側の上面には、鏡筒38およびカメラポート50が設けられている。上記のように、顕微鏡本体32は、顕微鏡本体32の上面にステージ33が配置されているがステージ33の下部に配置されるレボルバ35は、顕微鏡本体32の一部が凹形状を成したくぼみ53の中に設置されている。また、顕微鏡本体32の左側面には、粗動ハンドル40および微動ハンドル41が設けられており、その右側面には、微動ハンドル42が設けられており、その背面には、ランプハウス43が設けられている。
ステージ33には、観察の対象となるサンプル51が載置される。また、ステージ33は、その下方からサンプル51を観察することができるように、少なくとも一部に開口部を有して構成されている。
レボルバ35には、対物レンズ34の他、図示しない複数の対物レンズが装着されており、レボルバ35は、所定の回転軸を中心に回転可能に構成されている。レボルバ35に装着されている複数の対物レンズは、それぞれ倍率が異なり、検鏡者は、レボルバ35を回転させることで、サンプル51を観察する際の倍率を変更する。
ミラー36は、対物レンズ34の鉛直方向の下方に配置されており、対物レンズ34により集光された光を、ミラー37に向かって反射させる。
ミラー37は、鏡筒38の鉛直方向の下方に配置されており、ミラー36からの光を反射させて、鏡筒38に入射させる。
ここで、倒立顕微鏡31を正面から見たときに、鏡筒38は、顕微鏡本体32の左側に配置されており、ステージ33は、顕微鏡本体32の右側に配置されている。従って、対物レンズ34を介してミラー36に向かうサンプル51からの光は、ミラー36により、倒立顕微鏡31を正面から見たときに右側から左側に向かうように、向きが変えられる。
即ち、対物レンズ34を介してミラー36に向かうサンプル51からの光の光軸をL1とし、ミラー36からミラー37に向かう光の光軸をL2とし、ミラー37から鏡筒38に向かう光の光軸をL3とすると、光軸L1およびL3は、鉛直方向の光路であり、光軸L2は、倒立顕微鏡31の左右方向を向いている。また、光軸L1乃至L3が成す平面は、倒立顕微鏡31の設置面(底部の面)に対して垂直な面である。
鏡筒38は、結像レンズやプリズムなどからなる光学系(図示せず)を有しており、ミラー37からの光、即ち、対物レンズ34により集光されミラー36および37により反射されるサンプル51からの光を結像させる。
接眼レンズ39は、鏡筒38により結像された像を、検鏡者が肉眼で観察することができるように拡大する。また、接眼レンズ39は、倒立顕微鏡31の正面側の上部に向けられ、鏡筒38に入射される光軸L3よりも、倒立顕微鏡31の正面側に配置されて、鏡筒38により保持されている。
粗動ハンドル40、並びに、微動ハンドル41および42は、サンプルを観察する際のピントを調整するときに、検鏡者により操作される。検鏡者が、粗動ハンドル40、並びに、微動ハンドル41および42を操作すると、不図示の駆動装置が駆動されレボルバ35が鉛直方向に移動してサンプル51と対物レンズ34との距離が変わり、これにより、サンプルを観察する際のピントが調整される。
粗動ハンドル40、並びに、微動ハンドル41および42は、一軸粗微動ハンドルと呼ばれる機構を採用しており、粗動ハンドル40、並びに、微動ハンドル41および42は、同一の回転軸C1を中心に回転する。
ここで、検鏡者が接眼レンズ39を覗き込んだ姿勢で、その左手で粗動ハンドル40および微動ハンドル41を操作し、その右手で微動ハンドル42を操作することができるように、粗動ハンドル40および微動ハンドル41は、顕微鏡本体32の左側面に設けられており、微動ハンドル42は顕微鏡本体32の右側面に設けられている。
従って、粗動ハンドル40、並びに、微動ハンドル41および42の回転軸C1は、倒立顕微鏡31の左右方向に延設されており、顕微鏡本体32の側面に対して略垂直に設置される。また、上述したように、ミラー36からミラー37に向かう光の光軸L2も倒立顕微鏡31の左右方向に延びており、倒立顕微鏡31は、回転軸C1と光軸L2とが略平行になるように構成されている。なお、対物レンズ34を覗き込む検鏡者の両肩が結ぶ線も、回転軸C1に対して略平行になる。
ランプハウス43は、サンプル51に照射する光を発光する光源を有しており、倒立顕微鏡31の背面から正面に向かう方向に光を照射する。ランプハウス43からの光は、開口絞り46および視野絞り47を通過し、ハーフミラー45により反射されて、対物レンズ34を介してサンプル51に照射される。ここで、ランプハウス43からハーフミラー45に向かう光の光軸をL4とする
ハーフミラー45は、ランプハウス43が発する光の光軸L4上であって、対物レンズ34の鉛直方向の下方、対物レンズ34とミラー36との間に配置されており、ランプハウス43からの光を反射して、ステージ33上のサンプル51に向かわせる。また、ハーフミラー45は、サンプル51からの光を透過して、ミラー36に向かわせる。
開口絞り46は、光軸L4上に配置されており、サンプル51に照射される光の光束の太さを規定して、サンプル51を観察する際のコントラストを調整する。
視野絞り47は、光軸L4上に配置されており、サンプル51に照射される光の範囲を規定して、サンプル51を観察する際の照明の範囲を調整する。
ミラー48は、ミラー37から鏡筒38に向かう光の光軸L3上に、着脱自在に取り付けられる。ミラー48が、光軸L3上に取り付けられている場合、ミラー48は、ミラー37からの光、即ち、対物レンズ34により集光されミラー36および37により反射されるサンプル51からの光を、ミラー49に向かって(即ち、カメラ52の方向に)反射する。つまり、倒立顕微鏡31を上方からみたとき、ミラー36とミラー37を結ぶ光軸L2は、倒立顕微鏡31の左右方向に設けられており、ミラー48により反射されてカメラポート50に向かう光の光軸は、倒立顕微鏡31の前後方向に設けられ、かつ、その光軸と、光軸L2とは略垂直である。
なお、この場合、ミラー37からの光は鏡筒38には入射されず、ミラー48が、光軸L3上から取り外されている場合に、ミラー37からの光は鏡筒38に入射される。しかし、ミラー48をハーフミラーとすれば、ミラー37からの光は、ミラー49に向かって反射すると共に、鏡筒38にも入射させることが可能となり、カメラ52と接眼レンズ39とでサンプル51からの像を同時に観察することができる。
ミラー49は、カメラポート50の鉛直方向の下方に配置されており、ミラー48が光軸L3上に取り付けられている場合に、ミラー48により反射されたサンプルからの光を反射して、カメラポート50に入射させる。
ここで、ミラー48は、顕微鏡本体32の手前側に配置されており、ミラー49は、顕微鏡本体32の奥側に配置されている。従って、ミラー37から鏡筒38に向かう光は、ミラー48により、倒立顕微鏡31の手前側から奥側に向かうように、向きが変えられる。従って、ミラー49の鉛直方向の上方にあるカメラポート50は、ミラー48の鉛直方向の上方にある鏡筒38よりも、倒立顕微鏡31の奥側に配置されることになる。
カメラポート50は、カメラ52を装着することができ、ミラー49からの光は、カメラポート50を介してカメラ52に入射される。
カメラ52は、例えば、CCD(Charge Coupled Device)を撮像素子として備え、カメラポート50を介して入射されるサンプル51からの光を撮像し、サンプル51の画像を撮像する。つまり、サンプル51からの光は、顕微鏡本体32の下部に導かれ、その後、顕微鏡本体32の左側に導かれた後、顕微鏡本体32の上面にある鏡筒38の方向である上部に導かれ、さらに、鏡筒38の奥側(背面方向)に導き、上方へ反射させ、カメラ52に導入する。
以上のように構成される倒立顕微鏡31は、鏡筒38の奥側の上部にカメラポート50を設けることができるので、即ち、ミラー37から鏡筒38に向かう光の光軸L3の軸方向から見て、接眼レンズ39が保持されている方向の反対側の上部にカメラポート50を設けることができるので、顕微鏡本体32の左右側面、正面、背面、底面にカメラ52が突出することがなく、倒立顕微鏡31を設置する際、カメラ52が障害となることがない。また、視認性および操作性も向上させることができる。
即ち、従来の倒立顕微鏡では、ステージが接眼レンズを有する鏡筒の奥側に設けられており、鏡筒の奥側上部にポートを設けることができず、倒立顕微鏡の正面や側面、底部、または、鏡筒の上部にポートが設けられていたので、そのような箇所に設けられたカメラポートに装着されたカメラにより、倒立顕微鏡の設置場所が限られていた。また、視認性や操作性が損なわれていた。
これに対し、倒立顕微鏡31では、光軸L2が、倒立顕微鏡31の左右方向を向いていることで、倒立顕微鏡31を正面から見て、鏡筒38の右側にステージ33が配置され、ミラー37から鏡筒38に向かう光の光軸L3上に、倒立顕微鏡31の手前側から奥側に向かうように、サンプル51からの光を反射するミラー48が設けることができられるので、これにより、鏡筒38の奥側にカメラポート50を設けることができる。
従って、カメラポート50にカメラ22が装着されている状態で、カメラ22が検鏡者の視線を遮ることはなく、接眼レンズ39を覗き込む検鏡者は、その視線を右側にずらすだけで、ステージ33上のサンプル51を容易に直視することができる。また、サンプル51と同様に、検鏡者は、対物レンズ34も容易に直視することができ、対物レンズ34の種類や倍率などを容易に確認することができる。
また、倒立顕微鏡31では、倒立顕微鏡31の上部にカメラポート50が設けられているので、カメラ22を装着したときに、例えば、倒立顕微鏡の側面に設けられたポートにカメラが装着される場合よりも、設置面積を小さくすることができ、倒立顕微鏡31の設置場所の制約が少なくなる。
さらに、倒立顕微鏡31では、カメラ22に接続されているケーブルなどの配線を、倒立顕微鏡31の後部に纏めることができ、それらの配線が、例えば、ミラー48の着脱や、開口絞り46や視野絞り47などの操作に対して邪魔になることを回避することができるとともに、倒立顕微鏡31の全体的な見た目をすっきりとしたものにすることができる。
また、図2は、本発明を適用した倒立顕微鏡の他の実施の形態の構成例を示す図である。
図2(a)には、倒立顕微鏡31’の正面図が示されており、図2(b)には、倒立顕微鏡31’の上面図(正面図の矢印Aの方向から見た図)が示されており、図2(c)には、倒立顕微鏡31’の側面図(上面図の矢印Bの方向から見た図)が示されている。
図2において、倒立顕微鏡31’は、図1の倒立顕微鏡31と同様に、顕微鏡本体32、ステージ33、対物レンズ34、レボルバ35、2つのミラー36および37、鏡筒38、接眼レンズ39、粗動ハンドル40、2つの微動ハンドル41および42、ランプハウス43、ハーフミラー45、開口絞り46、視野絞り47、ミラー48、並びにカメラポート50から構成されており、その説明は、適宜省略する。但し、倒立顕微鏡31’においては、図1のミラー49が設けられていないとともに、カメラポート50の配置が、図1の倒立顕微鏡31と異なっている。
即ち、倒立顕微鏡31’では、カメラポート50は、顕微鏡本体32の背面に設けられており、ミラー48により反射されるサンプル51からの光が、カメラポート50に直接的に入射する。
このように構成される倒立顕微鏡31’においては、倒立顕微鏡31よりも、ミラーによる反射の回数が少なくなるので、ミラーによる反射時の影響、例えば、光量の損失や像のゆがみなどを低減させることができ、倒立顕微鏡31よりも良好なサンプル51の画像を撮像することができる。また、ミラー49を設けない分だけ、倒立顕微鏡31よりもコストダウンを図ることができる。この構成において、カメラ52は、顕微鏡本体32の背面に設置されることになるが、背面には、既にランプハウス43が設置されているので、カメラ52を背面に設置することによる、倒立顕微鏡31の設置の制約が大きくなることはない。
なお、本発明の実施の形態は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能である。
本発明を適用した倒立顕微鏡の一実施の形態の構成例を示す図である。 本発明を適用した倒立顕微鏡の他の実施の形態の構成例を示す図である。
符号の説明
31 倒立顕微鏡, 32 顕微鏡本体, 33 ステージ, 34 対物レンズ, 35 レボルバ, 36および37 ミラー, 38 鏡筒, 39 接眼レンズ, 40 粗動ハンドル, 41および42 微動ハンドル, 43 ランプハウス, 45 ハーフミラー, 46 開口絞り, 47 視野絞り, 48および49 ミラー, 50 カメラポート, 51 サンプル, 52 カメラ

Claims (3)

  1. 顕微鏡本体部の上部に設けられた接眼レンズを保持する接眼鏡筒と、
    前記接眼レンズの接眼位置に対する方向を倒立顕微鏡の正面としたとき、前記倒立顕微鏡を正面から見て、前記接眼鏡筒の右側または左側の一方に配置された観察試料を載置するステージと、
    前記ステージの下方に設けられた対物レンズと、
    前記接眼鏡筒の奥側であり、前記顕微鏡本体部の背面に設けられた撮像装置の装着手段と、
    前記対物レンズの下方に配置され、前記対物レンズからの光を反射する第1の反射手段と、
    前記第1の反射手段で反射した光を前記接眼鏡筒に向けて上方に反射する第2の反射手段と、
    前記第2の反射手段と前記接眼鏡筒とを結ぶ光路上に設けられ、前記第2の反射手段で反射した光を前記接眼鏡筒の奥側に設けられた前記撮像装置の前記装着手段の方向へ反射させる第3の反射手段と
    を備えることを特徴とする倒立顕微鏡。
  2. 前記接眼鏡筒の奥側であり、前記顕微鏡本体部の背面に設けられたランプハウス
    をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の倒立顕微鏡。
  3. 顕微鏡本体部の上部に設けられた接眼レンズを保持する接眼鏡筒と、
    前記接眼レンズの接眼位置に対する方向を倒立顕微鏡の正面としたとき、前記倒立顕微鏡を正面から見て、前記接眼鏡筒の右側または左側の一方に配置された観察試料を載置するステージと、
    前記ステージの下方に設けられた対物レンズと、
    前記接眼鏡筒の奥側であり、前記顕微鏡本体部の上部に設けられた撮像装置の装着手段と、
    前記対物レンズの下方に配置され、前記対物レンズからの光を反射する第1の反射手段と、
    前記第1の反射手段で反射した光を前記接眼鏡筒に向けて上方に反射する第2の反射手段と、
    前記第2の反射手段と前記接眼鏡筒とを結ぶ光路上に設けられ、前記第2の反射手段で反射した光を前記接眼鏡筒の奥側に反射させる第3の反射手段と、
    前記装着手段の下方に配置され、前記第3の反射手段で反射した光を前記装着手段に導
    く第4の反射手段と
    を備えることを特徴とする倒立顕微鏡。
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