JP5170026B2 - 端末装置、制御方法及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、異なる二種類の情報の連携利用を考慮した端末装置、制御方法及びプログラムに関する。
携帯電話機などの端末装置は様々な情報を取得することができる。情報を取得する方法の一例としては、情報配信サービスがあり、この情報配信サービスには、配信する情報の内容に応じたいくつかの種類のもの、たとえば、少なくとも文字を含む「文字情報配信サービス」や、少なくとも映像又は音声を含む「映像/音声情報配信サービス」などがある。
前者の典型はインターネット経由の電子メールやニュース(主にテキストからなるもの)の配信であり、後者の典型は地上波や衛星あるいはケーブル等を媒体にしたテレビ放送やラジオ放送である。なお、これ以外にも地上波やFM波等を利用した文字放送も知られており、これも文字情報配信サービスの仲間であるが、ここでは説明の簡単化のために割愛することにする。
さて、今日においては、これら二種類の情報配信サービスを連携して利用するユーザが多くなっている。たとえば、まず、適当な文字情報配信サービスの利用者(ユーザ)となって、当該サービスからの情報配信(電子メールやニュース)を受け、そして、その電子メールやニュースの中に気になる情報が含まれていた場合に、より詳細な情報を得るために、テレビ放送やラジオ放送などの映像/音声情報配信サービスを利用する、といった使い方である。
これは、多くの文字情報配信サービスにあっては、情報サイズ制約の面から、すべての情報をもれなく掲載できないからで、文字主体の、いわゆるテキスト情報で概要のみを伝えるにとどめているからであり、より詳細な情報を得るためには、改めてテレビ放送やラジオ放送を視聴しなければならないからである。
しかしながら、上述した情報配信サービスの連携利用にあっては、受信したすべての電子メールやニュースに目を通し、その中で興味を引いた情報に基づいて、意図的にテレビ放送やラジオ放送を視聴するという手順を踏む必要があり、第一に、すべての電子メールやニュースに目を通さなければならず非効率である、第二に、テレビ受信機やラジオ受信機をいちいちオンにしてチャンネル合わせをしなければならず面倒である、という不都合がある。
このような第一及び第二の点において、下記の特許文献1には、緊急放送配信サーバから電子メールの形で配信された地震情報を、テレビ放送受信機能付の携帯無線通信端末で受信すると、テレビ放送受信機能を起動して、放送局からの緊急放送を受信・再生するという技術が記載されているので、これを応用することにより、上記の不都合を解消することが考えられる。
すなわち、同文献中の「緊急放送配信サーバ」を上述の“文字情報配信サービスを提供するためのサーバ”と読み替え、さらに、同文献中の「地震情報」を上述の“興味を引いた情報”に読み替えることにすれば、受信した電子メールやニュースにいちいち目を通すことなく(第一の欠点解消)、所望のテレビ放送やラジオ放送を自動的に起動してより詳細な情報を得ること(第二の欠点解消)が可能になり、効率の改善と面倒の回避を図ることができる。
特開2007−142744号公報
しかしながら、単に特許文献1の技術を適用しただけでは、以下の不都合が生じる。
まず、特許文献1に記載されたテレビ放送やラジオ放送の受信機能は、携帯無線通信端末に搭載された機能である。それゆえ、(1)携帯無線通信端末の他の機能、たとえば、電話等の通信機能を利用中に、勝手にテレビ放送やラジオ放送の受信機能が起動してしまうと、この場合、電話等の通信が不本意に中断されてしまうという不都合がある。また、(2)テレビ放送やラジオ放送の受信に際しては、通信機能等に比べて大目の電池電力を必要とするが、電池が弱っている場合にテレビ放送やラジオ放送の受信機能を起動すると、さらなる電池消耗を招き、ついには、電池の能力を失って携帯無線通信端末の本来の機能(通信機能)をも喪失してしまうという不都合がある。
そこで、本発明の目的は、異なる二種類の情報を連携利用する際に生起しえる諸問題を回避することにある。
請求項1記載の発明は、端末内部に位置して映像及び音声またはそのいずれかを含む映像/音声情報を取得する第一の映像/音声情報取得手段と、前記映像/音声情報を前記端末外部で取得する第二の映像/音声情報取得手段を遠隔操作する遠隔操作手段と、文字を含む文字情報を取得する文字情報取得手段と、前記文字情報の内容に基づいて前記第一の映像/音声情報取得手段と前記遠隔操作手段のいずれを起動するかまたは双方を起動するかを判定する判定手段と、前記判定手段の判定結果に従って前記第一の映像/音声情報取得手段または前記遠隔操作手段の一方もしくは双方を起動する起動手段とを備えたことを特徴とする。
請求項10記載の発明は、端末内部に位置して映像及び音声またはそのいずれかを含む映像/音声情報を取得する第一の映像/音声情報取得手段と前記映像/音声情報を前記端末外部で取得する第二の映像/音声情報取得手段を遠隔操作する遠隔操作手段と文字を含む文字情報を取得する文字情報取得手段とを備えた端末の制御方法であって、前記文字情報の内容に基づいて前記第一の映像/音声情報取得手段と前記遠隔操作手段のいずれを起動するかまたは双方を起動するかを判定する判定工程と、前記判定工程の判定結果に従って前記第一の映像/音声情報取得手段または前記遠隔操作手段の一方もしくは双方を起動する起動工程とを含むことを特徴とする。
さらに、コンピュータに対して、上述した請求項1記載の発明に示した主要機能を実現させるためのプログラムを提供する(請求項11記載の発明)。
また、上述した請求項1記載の発明は次のようなものであってもよい。
前記判定手段は前記文字情報の内容に特定情報が含まれているか否かに応じて前記第一の映像/音声情報取得手段と前記遠隔操作手段のいずれを起動するかまたは双方を起動するかを判定する(請求項2記載の発明)。
前記端末の状態を検出する検出手段をさらに備え、前記判定手段は前記文字情報の内容と該検出手段の検出結果とに基づいて前記第一の映像/音声情報取得手段と前記遠隔操作手段のいずれを起動するかまたは双方を起動するかを判定する(請求項3記載の発明)。
前記端末の位置情報または現在の日時情報を取得する取得手段をさらに備え、前記判定手段は前記文字情報の内容と該取得手段の取得結果とに基づいて前記第一の映像/音声情報取得手段と前記遠隔操作手段のいずれを起動するかまたは双方を起動するかを判定する(請求項4記載の発明)。
前記判定手段は前記文字情報の内容に基づいて前記第一の映像/音声情報取得手段と前記遠隔操作手段のいずれを起動するかまたは双方を起動するかを判定するとともに前記第一の映像/音声情報取得手段を起動する場合には該第一の映像/音声情報取得手段にどのチャンネル番号を設定するかを判定し、前記起動手段は前記判定手段の判定結果に従って前記第一の映像/音声情報取得手段を起動するとともに前記チャンネル番号を設定する(請求項5記載の発明)。
前記判定手段は前記文字情報の内容に基づいて前記第一の映像/音声情報取得手段と前記遠隔操作手段のいずれを起動するかまたは双方を起動するかを判定するとともに前記遠隔操作手段を起動した場合には前記第二の映像/音声情報取得手段にどのチャンネル番号を設定するかを判定し、前記起動手段は前記判定手段の判定結果に従って前記遠隔操作手段を起動するとともに前記チャンネル番号を設定する(請求項6記載の発明)。
また、上述した請求項3記載の発明は次のようなものであってもよい。
前記検出手段は前記端末の使用スタイルを検出する(請求項7記載の発明)。
前記検出手段は前記端末の動作中の機能を検出する(請求項8記載の発明)。
前記検出手段は前記端末の電池の消耗状態を検出する(請求項9記載の発明)。
本発明によれば、異なる二種類の情報を連携利用する際に生起しえる諸問題を回避することができる。
携帯電話機が利用可能な通信ネットワークシステムを示したブロック図である。 携帯電話機1の基本的な構成要素を示したブロック図である。 携帯電話機1の外観図である。 表示部18の表示例を示す図である。 ニュース情報記憶部M3を説明するための図である。 番組情報記憶部M4を説明するための図である。 指定キーワード記憶部M5を説明するための図である。 条件記憶部M6を説明するための図である。 電源投入に伴って実行開始される携帯電話機1側の全体動作の概要を示したフローチャート(メインフロー)である。 設定処理(図9のステップS4)の詳細フローチャートである。 受信処理(図9のステップS6)の詳細フローチャート(1/2)である。 受信処理(図9のステップS6)の詳細フローチャート(2/2)である。 テレビ機能処理(図11のステップS53)の詳細フローチャートである。 リモコン機能処理(図11のステップS54)の詳細フローチャートである。 本実施形態の特徴的事項を示す概念図である。
以下、本発明の実施形態を、携帯電話機に適用した場合を例にして、図面を参照しながら説明する。
図1は、携帯電話機が利用可能な通信ネットワークシステムを示したブロック図である。この図において、携帯電話機1には、通話機能、電子メール機能、インターネット接続機能(Webアクセス機能)のほか、ニュース受信機能、カメラ撮影機能及び撮影済み画像の再生機能、ならびに、デジタルテレビ放送(たとえば、ワンセグ地上デジタルテレビ放送)の受信機能などが備えられており、さらにそれらに加えて、外部のテレビ受信機やラジオ受信機またはFMステレオ受信機などのAV機器2を、電波や赤外線等のワイヤレス媒体3やケーブル4を介して遠隔操作するためのリモコン機能が備えられている。
携帯電話機1は、最寄りの基地局5Aを経由して交換機5Bから有線・無線通信網(一般公衆電話通信網と移動体通信網)5に接続されると、この有線・無線通信網5を介して他の携帯電話機や一般加入電話機(図示省略)との間で通話可能な状態となる。また、携帯電話機1は、有線・無線通信網5を介してインターネット6に接続されると、情報配信装置7をはじめとする各種のWebサイトを所望によりアクセスして、このWebサイト内のコンテンツを閲覧可能となり、また、適宜に情報配信装置7からの情報(動画、静止画、音楽、ニュースなどの情報)をインターネット6と有線・無線通信網5を介してダウンロード可能となる。また、携帯電話機1は、テレビ局8から送信アンテナ9を介して送信された放送波(特に限定されないが、ここではテレビ用の放送波とする。)を受信できるように構成されているが、これに限らず、たとえば、インターネットラジオのように有線・無線通信網5やインターネット6を介して情報配信装置7から配信されたデジタル放送をダウンロード受信することもできる。または、ここでは、テレビ放送としているが、ラジオ放送であってもかまわない。この場合、テレビ局8をAMラジオやFMラジオの放送局と読み替えればよい。
図2は、携帯電話機1の基本的な構成要素を示したブロック図である。
この図において、中央制御部11は、充電可能な二次電池(図示省略:以下、単に「電池」という。)を備えた電池部12からの電力供給によって動作し、記憶部13内の各種のプログラムに応じてこの携帯電話機1の全体動作を制御する、不図示の中央演算処理装置(コンピュータ)やメモリ(図示省略)などを有している。記憶部13には、プログラム記憶部M1、各種情報一時記憶部M2、ニュース情報記憶部M3、番組情報記憶部M4、指定キーワード記憶部M5、条件記憶部M6などが設けられている。
プログラム記憶部M1は、図9〜図14に示した動作手順に応じて本実施形態を実現するためのプログラムや各種のアプリケーションなどが格納されているほか、それらのプログラムや各種のアプリケーションなどの動作に必要な情報などが記憶されている。また、各種情報一時記憶部M2は、フラグ情報、タイマ情報、画面情報など、携帯電話機1が動作するために必要な各種の情報を一時的に記憶するワーク領域である。なお、ニュース情報記憶部M3、番組情報記憶部M4、指定キーワード記憶部M5、条件記憶部M6については後で詳述するものとする。
電池部12は、不図示の電池を電源にして携帯電話機1の各部の動作に必要な電力を発生すると共に、必要に応じ、商用電源を用いて電池を充電し、且つ、その電池の消耗状態を検出して中央制御部11に出力(一般的に電池の端子電圧に応じて満充電状態から充電警告状態までの各状態を段階的に示す信号を出力)する。
GPS受信部14は、図示しない複数のGPS(Global Positioning System:全地球測位システム)衛星からのGPS信号を受信し、それらのGPS信号に基づいて携帯電話機1の位置情報(緯度経度及び必要であれば高度)を特定し、その位置情報を中央制御部11からの要求に応じて中央制御部11に出力する。このGPS受信部14は、携帯電話機1の現在位置を取得するための取得手段として機能するが、このような位置の取得手段は、これ(GPSを利用したもの)に限らない。
一般的に携帯電話機1は、図1に示した基地局5Aを中心とする半径数百メートル(または数キロメートルのものもある。)のセルと呼ばれるゾーン内で通話路を構成するセル通信方式を採用しているため、通信中の基地局5Aを特定(=セル番号を特定)することにより、セル半径に相当する精度で自位置を推定することができる。したがって、そもそも携帯電話機1は、それ自体に「位置の取得手段」の機能を備えているということができる。GPS受信部14を「位置の取得手段」とした場合の利点は、もっぱら自位置の推定精度が高い(最大で数十センチメートル)ことにある。求められる位置検出精度を勘案してGPS受信部14を備えるか、または、携帯電話機1に元々備えられている「位置の取得手段」に相当する機能(セル番号を特定して位置を推定するもの)を利用するかを決めればよい。
無線通信部15は、図示しない無線部やベースバンド部、多重分離部などを備え、たとえば、音声による通話機能、ニュース受信機能、電子メール機能、インターネット接続機能などの動作時に、最寄りの基地局5Aとの間でデータの送受信を行うもので、通話機能の動作時にはベースバンド部の受信側から信号を取り込んで受信ベースバンド信号に復調したのち、音声信号処理部16を介して通話用スピーカSPから音声出力させ、また、通話用マイクMCからの入力音声データを音声信号処理部16から取り込み、送信ベースバンド信号に符号化したのち、ベースバンド部の送信側に与えてアンテナから発信出力させるほか、ニュース受信機能や電子メール機能またはインターネット接続機能などのデータ通信時には、ベースバンド部の受信側から信号を取り込んで受信ベースバンド信号に復調したのち、その受信データを中央制御部11に出力する。
テレビ放送受信部17(ここではテレビ放送に限定するが、これは説明上の便宜である。ラジオ放送受信部またはテレビ/ラジオ放送兼用受信部であってもよい。)は、端末装置向けのワンセグ地上波デジタルテレビ放送のほか、電子番組表(EPG)などの番組情報も含めて受信可能となっている。このテレビ放送受信部17は、放送信号を抽出する受信部(アナログ回路部)と、受信した放送信号をOFDM(直交周波数分割多重)復調したり、多重化されている放送信号から映像、音声、データ(文字データ)に分離して復号化したり、圧縮データの解凍などを行うデジタル回路部を有している。
表示部18は、高精細液晶を使用し、たとえば、文字情報、待受画像、テレビ映像などの表示情報を表示させるもので、この表示部18の表示画面(表示領域)は、矩形(長方形)を成している。
操作部19は、ダイヤル入力、文字入力、コマンド入力などを入力するもので、中央制御部11は、この操作部19からの入力操作信号に応じた処理を実行する。RTC(リアルタイムクロックモジュール)20は、現在日時を特定するための時計部を構成するもので、中央制御部11は、このRTC20から現在日時を取得する。報知部21は、サウンドスピーカ21a、LED(発光ダイオード)21b、振動モータ21cを備え、着信時に駆動されて音や光または振動で着信報知を行うほか、アラーム報知時などでも駆動される。
撮像部22は、CCDやCMOS等の二次元撮像デバイスを含み、この携帯電話機1がカメラの撮影モードで動作しているときには、撮影構図の確認及び修正用の動画像(スルー画像またはライブビュー画像)を中央制御部11経由で表示部18に出力し、さらに、操作部19の特定キー(シャッタキー)が押下げ操作されたときには、中央制御部11からの指令に応答して高精細の画像を撮像して、その画像信号を中央制御部11に出力し、この中央制御部11の制御の下、当該画像信号を圧縮符号化して記憶部13の所要領域(不図示の撮影済み画像記憶領域)に記憶保存する。
リモコン送信部23は、この携帯電話機1を外部のAV機器(図1のAV機器2参照)を遠隔操作するためのリモコンとして動作させるためのものである。遠隔操作媒体としては、赤外線や電波等のワイヤレス媒体3、または、専用のケーブル4を介して行われる有線媒体のいずれであってもよく、あるいはその双方であってもよい。この図において、赤外線発光部23aはワイヤレス媒体3に用いられるものの代表を示し、また、コネクタ23bは必要に応じてケーブル4を接続して用いられる有線媒体のためのものを示している。
スタイル検出部24は、この携帯電話機1の使用スタイルを検出するためのものである。“使用スタイル”とは、携帯電話機1の見た目の形、すなわち、持ち運びの際のスタイル(後述のクローズスタイル)、通話中のスタイル(後述のオープンスタイル)、または、メールやインターネット及びニュース等の閲覧中もしくはテレビ放送視聴中のスタイル(後述のビュースタイル)などを指す。
図3は、携帯電話機1の外観図である。この図において、携帯電話機1は、特にそれに限定されないが、たとえば、その機器本体(装置本体)を構成する複数の筐体の連結状態に応じて複数のスタイル(見た目の形)に変更可能な2軸ヒンジタイプであり、操作部筐体1Aと表示部筐体1Bとは、折り畳み開閉自在及び回動自在にヒンジ部1Cを介して連結されている。ヒンジ部1Cには操作部筐体1Aと表示部筐体1Bとを折り畳み開閉するための開閉用ヒンジ軸が設けられているほか、この開閉用ヒンジ軸と略直交して、一方の筐体を他方の筐体に対して回動するための回動用ヒンジ軸とが設けられている。
このような2軸ヒンジタイプの携帯電話機1は、操作部筐体1Aと表示部筐体1Bとが、どのように連結されているかに応じて携帯電話機1の形態を複数の使用スタイル(クローズスタイル、オープンスタイル、ビュースタイルなど)に変更可能なもので、図3(a)は、操作部筐体1Aと表示部筐体1Bとの折り畳みを開いた状態のオープンスタイルを示している。操作部筐体1Aの内面には、操作部19が配置され、また、表示部筐体1Bの内面には、表示部18が配置されているほか、操作部筐体1Aの内面側には、通話用マイクMCが配置され、表示部筐体1Bの内面には、通話用スピーカSPが配置されている。図3(b)は、オープンスタイルにおいて表示部筐体1Bを180度反転させてから折り畳んだ状態のビュースタイルを示している。このように、オープンスタイルで内側となっていた表示部18は、ビュースタイルでは外側に向くようになる。
現在の使用スタイルがクローズスタイル、オープンスタイル、ビュースタイルなどのいずれになっているかは、スタイル検出部24によって検出される。このスタイル検出部24は、たとえば、ヒンジ部1Cに内蔵されたセンサ等によって構成することができる。ヒンジ部1Cの動きから、前記のクローズスタイル、オープンスタイル、ビュースタイルなどを区別できるからである。
また、携帯電話機1の操作部筐体1Aの上端面には、図3(c)に示すように、赤外線発光部23aの発光面が露出しており、この携帯電話機1をリモコンとして用いる際には、この発光面を遠隔操作対象機器(例:図1のAV機器2)に向けて操作部19で所要の操作を行うことにより、当該機器の電源オンオフやその他の動作(チャンネル番号合わせ、音量調節など)をコントロールすることができるようになっている。
また、携帯電話機1の操作部筐体1Aの下端面には、図3(d)に示すように、コネクタ23bが設けられており、この携帯電話機1を有線リモコンとして用いる際には、このコネクタ23bに、遠隔操作対象機器(例:図1のAV機器2)から延びるケーブル4を接続し、操作部19で所要の操作を行うことにより、当該機器の電源オンオフやその他の動作をコントロールすることができるようになっている。なお、このコネクタ23bはリモコン専用のものであっても構わないが、実用上は、電池部12の充電端子や、パソコン等の外部情報処理機器との間のデータ入出力端子と兼用することが好ましい。
図4は、表示部18の表示例を示す図である。この図において、表示部18の表示画面は、その上端部分を、電波の強さを示す電波アイコン25、電池残量を示す電池アイコン26、メール着信を示すメールアイコン27及び現在時刻を示す時刻アイコン28などの、いわゆるピクト情報を表示するピクト表示領域29とすると共に、それ以外を待受け画像等の各種画像や電話の発着信情報、メールの作成及び閲覧画面、インターネットコンテンツの閲覧画面、メニュー画面などの表示情報を表示する画像表示領域30としているが、これは一例である。たとえば、画像表示領域30を表示部18のほぼ全域とし、電波アイコン25や電池アイコン26、メールアイコン27及び時刻アイコン28などのピクト情報を、その画像表示領域30の上に重畳表示させるようにしてもよい。
ここで、図示の画像表示領域30は待ち受け中のものであり、たとえば、任意の待受け画像31(ここでは富士山の画像)と、その待受け画像31の下部に重畳表示された横長矩形状のニュース表示領域32とからなる例を示している。ニュース表示領域32は、待受けの間、その内容を一方向にスクロール(一般的には右から左にスクロール)させながら様々なニュースの抄録(タイトル:ニュースの内容を短く要約したもの)を表示するためのものである。なお、このニュース表示領域32を選択した状態で、操作部19で所要の操作を行うことにより、画像表示領域30に、ニュースの内容を詳しく表示するためのニュース画面(不図示)を開くことができるようになっている。
図5は、ニュース情報記憶部M3を説明するための図である。
ニュース情報記憶部M3は、無線通信部15を介して時々刻々と受信されるニュース情報を各ニュースごとにレコード単位で記憶するものであり、各レコードには、それらのニュースの受信日時や、ジャンル、タイトル、本文などを格納するためのフィールドが設けられている。ここで、ジャンルとはニュースを大まかに分類するための属性であり、たとえば、スポーツ、社会、経済といった大分類と、それらの大分類をさらに区分した中分類(例;スポーツの中のサッカーまたはプロ野球など)とからなっている。タイトルは、待受け中において、表示部18の画像表示領域30のニュース表示領域32にスクロール表示させるためのものであり、本文は、ユーザによって所定の操作が行われたときに、画像表示領域30に開かれるニュース画面に表示するためのものである。なお、図示の例においては、受信日時やタイトル及び本文をアスタリスク記号(*)で埋めているが、これは図示上の都合である。実際には、アスタリスク記号ではなく、受信日時情報(例:2009,7.10 11:43等)や、タイトル及び本文のテキスト情報が格納される。
図6は、番組情報記憶部M4を説明するための図である。
番組情報記憶部M4は、テレビ放送受信部17を介して受信されるテレビ放送の番組情報(EPG:電子番組表)を各番組ごとにレコード単位で記憶するものであり、各レコードには、それらの番組の受信日時(放送予定日時と時間帯)や、ジャンル、番組詳細などを格納するためのフィールドが設けられている。ここで、ジャンルとは番組を大まかに分類するための属性であり、たとえば、バラエティ、映画、スポーツ、ドラマといった大分類と、それらの大分類をさらに区分した中分類(例;スポーツの中のサッカーまたはプロ野球など)とからなっている。番組詳細は、番組名やチャンネル番号、放送日時、放送時間帯、出演者及びその番組説明などを含む。なお、図示の例においても、受信日時や番組詳細をアスタリスク記号(*)で埋めているが、これも図示上の都合である。実際には、アスタリスク記号ではなく、受信日時情報(例:2009,7.10 11:43等)や、番組詳細のテキスト情報が格納される。
図7は、指定キーワード記憶部M5を説明するための図である。
指定キーワード記憶部M5は、ニュースや番組情報中に出現する特定情報(または、出現の可能性がある特定情報)に対応する様々なキーワードを記憶するためのものであり、これらのキーワードは、工場出荷時にあらかじめ既定値として格納されたものであってもよいが、これに限らず、ユーザによってこれらの既定値を元に変更が加えられたものであってもよく、あるいは、ユーザによって新規に追加されたものであってもよい。キーワードは、各キーワードごとにレコード単位で記憶されており、各レコードには、それらのキーワードを一意に識別するためのIDや、キーワード内容、及び、そのキーワード内容に対応する属性が格納されている。キーワード内容は任意であるが、ここでは、一例として“サッカー”、“マイケルジャクソン”、“株価”、“インフルエンザ”とする。また、属性とは、それらのキーワード内容の適用範囲を示し、たとえば、“サッカー”はスポーツを含む「ジャンル」、“マイケルジャクソン”は「出演者」、“株価”や“インフルエンザ”はニュースの「全体」を示す。
図8は、条件記憶部M6を説明するための図である。
条件記憶部M6は、携帯電話機1を「テレビ受信機」として動作させるか、または、外部のAV機器2を遠隔操作するための「リモコン」として動作させるか、もしくは、その双方として動作させるかを決めるための諸々の条件を記憶するものである。図示の条件記憶部M6の構造は一例であるが、たとえば、“キーワード”、“スタイル”、“動作中の機能”、“電池残量”、“時間帯”、“位置”の6つの「項目」と、それらの項目に対応した「内容」及び「設定フラグ」とからなっている。内容はさらに「テレビ機能」と「リモコン機能」に分かれており、それぞれに、機能(テレビ機能またはリモコン機能)の選択条件と、それらの機能(テレビ機能またはリモコン機能)を選択した際に適用するチャネル番号とが格納されている。なお、チャンネル番号とは、テレビ放送を受信側で選局するためのリモコンボタン番号(地デジ放送では1〜12の番号/リモコンIDまたはリモコンキーIDともいう。)のことをいう。設定フラグは、“1”と“0”のブーリアン(二値)情報であり、“1”は選択、“0”は非選択を示す。この設定フラグは、必要に応じて表示部18に表示される不図示のインターフェース画面により、ユーザによって任意に設定できるようになっており、たとえば、図示の例においては、現在、項目の“キーワード”が有効になっている。
項目の“キーワード”は、ユーザによって任意に設定される、テレビ機能とリモコン機能の各々に対応したキーワード関連の条件であり、図示の例では、「テレビ機能」に“A03”とチャンネル番号“1”、“A04”とチャンネル番号“12”・・・・が格納されており、また、「リモコン機能」に“A01”とチャンネル番号“8”、“A02”とチャンネル番号“10”・・・・が格納されている。“A03”、“A04”、“A01”、“A02”は、図7の指定キーワード記憶部M5のIDである。したがって、“A03”は“株価”というキーワード内容と“全体”という属性を示し、また、“A04”は“インフルエンザ”というキーワード内容と“全体”という属性を示し、また、“A01”は“サッカー”というキーワード内容と“ジャンル”という属性を示し、また、“A02”は“マイケルジャクソン”というキーワード内容と“出演者”という属性を示す。
項目の“スタイル”は、携帯電話機1の使用スタイル、つまり、クローズスタイルやオープンスタイル及びビュースタイルなどのことをいう。図示の例では、「テレビ機能」の選択条件として「オープンスタイル」と「ビュースタイル」が、また、「リモコン機能」の選択条件として「クローズスタイル」が設定されている。これは、携帯電話機1の使用スタイルがオープンスタイルまたはビュースタイルの場合は、携帯電話機1の表示部18の表示面が表に出ているために、この表示面にテレビ放送を表示しても差し支えないからであり、一方、携帯電話機1の使用スタイルがクローズスタイルの場合は、携帯電話機1の表示部18の表示面が表に出ていないために、この表示面にテレビ放送を表示しても意味をなさず、むしろ、携帯電話機1をリモコンとして活用し、外部のAV機器2を遠隔操作する方が理にかなっているからである。
項目の“動作中の機能”は、携帯電話機1で動作している最中の機能、たとえば、着信待受け機能やテレビ受信機能、または、その他の機能のことをいう。図示の例では、「テレビ機能」の選択条件として「待ち受け状態」と「テレビ機能動作中」が、また、「リモコン機能」の選択条件として「その他の機能の実行中」が設定されている。これは、携帯電話機1のテレビ機能が動作中はもちろんのこと、携帯電話機1が待受け中の場合も携帯電話機1をテレビ受信機として用いても差し支えないからであり、一方、携帯電話機1でその他の機能、たとえば、通話を行っている最中(つまり、通話機能動作中の場合)にテレビ機能を起動すると、通話に支障をきたすからであり、むしろ、その場合は携帯電話機1をリモコンとして活用し、外部のAV機器2を遠隔操作するのが実用に即しているからである。
項目の“電池残量”は、携帯電話機1の電池残量、すなわち、電池部12に含まれる電池の充電残量のことをいう。図示の例では、「テレビ機能」の選択条件として「残量充分」が、また、「リモコン機能」の選択条件として「残量少」が設定されている。「残量充分」とは、電池の充電残量が充分ある(たとえば、充電警告が出ていない。)ことを意味し、「残量少」とは、電池の充電残量が僅かである(たとえば、充電警告が出ている。)ことを意味する。「リモコン機能」の選択条件に「残量少」を設定した理由は、携帯電話機1のテレビ機能はリモコン機能に比べて格段に電力消費が多く、このような場合(電池の充電残量が僅かである場合)にテレビ機能を起動してしまうと早々に電池の消耗を招き、結局は、携帯電話機1の本来の機能(通話機能)を喪失してしまうからであり、したがって、電池の充電残量が僅かである場合にテレビ放送を視聴しようとする際には、携帯電話機1のテレビ機能を起動せず、その代わりに携帯電話機1をリモコンとして用い、外部のAV機器2を起動してテレビ放送を視聴すればよいからである。
項目の“時間帯”は、携帯電話機1の使用時間帯のことをいい、より詳細には、たとえば、在宅中で且つ起床中の時間帯(在宅時間帯)や、外出中の時間帯(外出時間帯)のことをいう。図示の例では「リモコン機能」の選択条件として「在宅時間帯(起床後)」と「在宅時間帯(就寝前)」を、また、「テレビ機能」の選択条件として「外出時間帯」を設定している。なお、「在宅時間帯(起床後)」は、たとえば、6:00〜7:00であり、「在宅時間帯(就寝前)」は、たとえば、20:00〜24:00である。また、「外出時間帯」は、就寝中と在宅中を除く時間帯である。
このように、「リモコン機能」に「在宅時間帯(起床後)」と「在宅時間帯(就寝前)」を、また、「テレビ機能」に「外出時間帯」を設定した理由は、外出中の時間帯にテレビ放送を視聴する場合は手元のテレビ機能(携帯電話機1のテレビ機能)を利用するのが便利だからであり、一方、在宅中で且つ起床中の時間帯にテレビ放送を視聴する場合は自宅のテレビ受信機を見るのが自然で、その際に携帯電話機1をリモコンとして利用すれば、いちいちテレビのリモコンを探し出す必要がないからである。
項目の“位置”は、携帯電話機1の使用場所のことをいい、たとえば、在宅中であるか外出中であるかのことをいう。図示の例では、「テレビ機能」と「リモコン機能」の選択条件に「自宅及びその周辺の位置情報」と「自宅及びその周辺以外の位置情報」とを適用している。つまり、「リモコン機能」の選択条件として「自宅及びその周辺の位置情報」が、また、「テレビ機能」の選択条件として「自宅及びその周辺以外の位置情報」が設定されている。これは、自宅及びその周辺以外(つまり、外出先)でテレビ放送を視聴する場合は手元のテレビ(携帯電話機1のテレビ機能)を利用するのが便利だからであり、一方、自宅でテレビ放送を視聴する場合は、自宅のテレビ受信機を見るのが自然だからであり、その場合に携帯電話機1をリモコンとして利用すれば、いちいちテレビのリモコンを探し出す必要がないからである。なお、「リモコン機能」の選択条件に「自宅の位置情報」ではなく「自宅及びその周辺の位置情報」としている(“その周辺”を加えている)のは、位置の検出精度を考慮したためである。“自宅”にいる→テレビ放送を視聴したい→携帯電話機1のリモコン機能を起動する→そのリモコンを用いて“自宅”のテレビ受信機を遠隔操作する、という流れになるはずであるから、正確に自宅の位置を検出することができるのであれば、上記の設定条件「自宅及びその周辺・・・・」を単に「自宅の・・・・」と読み替えてもかまわない。
次に、本実施形態における携帯電話機1の動作概要を図9〜図14に示すフローチャートを参照して説明する。これらのフローチャートに記述されている各機能は、読み取り可能なプログラムコードの形態で格納されており、このプログラムコードに従った動作が中央制御部11において逐次実行される。また、伝送媒体を介して伝送されてきた上述のプログラムコードに従った動作を逐次実行することもできる。すなわち、記録媒体のほかに、ネットワークなどの伝送媒体を介して外部供給されたプログラム/データを利用して本実施形態特有の動作を実行することもできる。
図9は、電源投入に伴って実行開始される携帯電話機1側の全体動作の概要を示したフローチャート(以下、メインフローともいう。)である。先ず、携帯電話機1の中央制御部11は、電源を投入する電源オン操作が行われると(ステップS1でYES)、電源供給を開始させて所定のメモリなどを初期化する電源オン処理を実行したのち、基地局5Aとの間で通信を行って位置登録をしたりする待受処理、ならびに、表示部18に待受画像等を表示するための待受画像表示処理を行う(ステップS2)。
次いで、ユーザによる操作や電話着信の有無判定(ステップS3、ステップS5、ステップS7、ステップS9、ステップS11)を行う。すなわち、まず、ステップ3で、ユーザによる所定の設定操作(指定キーワード記憶部M5に設定する指定キーワード等の登録操作や編集操作、及び、条件記憶部M6に設定する諸条件の登録操作や編集操作)の有無を判定し、設定操作が行われた場合には、ステップS4でその設定操作に対応した設定処理(後述する)を実行した後、再び、ステップS3に戻る。また、設定操作が行われなかった場合は、ステップS5で、ニュース/番組情報の受信有無を判定し、ニュース/番組情報が受信されている場合は、ステップS6で、そのニュース/番組情報の受信処理(後述する)を実行した後、再び、ステップS3に戻る。
また、ニュース/番組情報が受信されていない場合は、ステップS7で、電話の着信判定を行い、電話着信であれば、ステップS8で通話処理を実行した後、再び、ステップS3に戻る。また、電話着信でなければ、ステップS9で携帯電話機1の電源オフ操作を判定し、電源オフ操作であれば、ステップS10で電源オフ処理を実行した後、メインフローを終了する。また、電源オフ操作でなければ、ステップS11でその他の操作を判定し、その他の操作であれば、ステップS12でその他の処理を実行した後、再び、ステップS3に戻り、その他の操作でない場合も、再び、ステップS3に戻る。
図10は、設定処理(図9のステップS4)の詳細フローチャートである。この設定処理では、ユーザによる操作部19の操作入力に応答して「キーワード設定」と「条件設定」のいずれかに分岐し(ステップS21)、各々の分岐処理を実行する。
<キーワード設定>
この場合は、まず、キーワード設定用の画面を表示部18に表示(ステップS22)してキーワード追加であるか否かを判定(ステップS23)し、キーワード追加であれば、ユーザによって追加されたキーワードと属性を指定キーワード記憶部M5に新規登録(ステップS24)した後、キーワード更新であるか否かを判定し(ステップS25)、一方、キーワード追加でなければ、そのまま、キーワード更新であるか否かを判定する(ステップS25)。そして、キーワード更新であれば、指定キーワード記憶部M5を更新(ステップS26)した後、設定終了を判定し(ステップS27)、設定終了でなければ、ステップS21に戻り、設定終了であれば、図9のメインフローに戻る。
<条件設定>
この場合は、まず、条件設定用の画面を表示部18に表示(ステップS28)して条件追加であるか否かを判定(ステップS29)し、条件追加であれば、ユーザによって追加された条件を条件記憶部M6に新規登録(ステップS30)した後、条件更新であるか否かを判定し(ステップS31)、一方、条件追加でなければ、そのまま、条件更新であるか否かを判定する(ステップS31)。そして、条件更新であれば、条件記憶部M6を更新(ステップS32)した後、設定終了を判定し(ステップS33)、設定終了でなければ、ステップS21に戻り、設定終了であれば、図9のメインフローに戻る。
図11及び図12は、受信処理(図9のステップS6)の詳細フローチャートである。この受信処理では、まず、受信したニュース/番組情報をニュース情報記憶部M3と番組情報記憶部M4に記憶(ステップS40)するとともに、それらのニュース/番組情報を表示部18に表示する(ステップS41)。たとえば、図4のようにスクロール表示する。
次いで、指定キーワード記憶部M5に記憶されているすべてのキーワードを読み出し(ステップS42)、これらのキーワードに一致する特定情報が、先にニュース情報記憶部M3と番組情報記憶部M4に記憶しておいたニュース/番組情報の中に存在するか否かを判定する(ステップS43、ステップS44)。
一致する特定情報が存在しない場合(ステップS44のNO)は、図9のメインフローに戻り、一致する特定情報が存在した場合(ステップS44のYES)は、次に、条件記憶部M6から設定フラグ=1の条件を読み出す(ステップS45)。
今、図8の条件記憶部M6においては、項目=“キーワード”の設定フラグが“1”になっているので、この場合、条件記憶部M6から読み出される条件は、項目=“キーワード”の内容、すなわち、テレビ機能の場合は「A03」とチャンネル番号の「1」や「A04」とチャンネル番号の「12」・・・・、リモコン機能の場合は「A01」とチャンネル番号の「8」や「A02」とチャンネル番号の「10」・・・・である。
または、図8の条件記憶部M6において、項目=“スタイル”の設定フラグが“1”になっている場合、条件記憶部M6から読み出される条件は、項目=“スタイル”の内容、すなわち、テレビ機能の場合は「オープンスタイル」や「ビュースタイル」、リモコン機能の場合は「クローズスタイル」である。
または、図8の条件記憶部M6において、項目=“動作中の機能”の設定フラグが“1”になっている場合、条件記憶部M6から読み出される条件は、項目=“動作中の機能”の内容、すなわち、テレビ機能の場合は「待ち受け状態」や「テレビ機能動作中」、リモコン機能の場合は「その他の機能動作中」である。
または、図8の条件記憶部M6において、項目=“電池残量”の設定フラグが“1”になっている場合、条件記憶部M6から読み出される条件は、項目=“電池残量”の内容、すなわち、テレビ機能の場合は「残量充分」、リモコン機能の場合は「残量少」である。
または、図8の条件記憶部M6において、項目=“時間帯”の設定フラグが“1”になっている場合、条件記憶部M6から読み出される条件は、項目=“時間帯”の内容、すなわち、テレビ機能の場合は「外出時間帯」、リモコン機能の場合は「在宅時間帯(起床後)」や「在宅時間帯(就寝前)」である。
または、図8の条件記憶部M6において、項目=“位置”の設定フラグが“1”になっている場合、条件記憶部M6から読み出される条件は、項目=“位置”の内容、すなわち、テレビ機能の場合は「自宅及びその周辺以外の位置情報」、リモコン機能の場合は「自宅及びその周辺の位置情報」である。
このようにして、条件記憶部M6から設定フラグ=1の条件を読み出すと、次に、条件記憶部M6から読み出された条件(キーワード、スタイル、動作中の機能、電池残量、時間帯、位置)ごとに処理を分岐する(ステップS46、ステップS55、ステップS59、ステップS63、ステップS67)。
<条件が「キーワード」の場合>
条件記憶部M6から読み出された条件が“キーワード”の場合(ステップS46のYES)は、まず、条件記憶部M6から読み出した条件のうちのキーワード関連の条件(図8の例ではテレビ機能→「A03」と「A04」、リモコン機能→「A01」と「A02」)を手がかりにして、指定キーワード記憶部M5を参照し、それらの「A03」、「A04」、「A01」、「A02」に対応した指定キーワードを取り出す(ステップS47)。具体的には、「A03」に対応した“株価”、「A04」に対応した“インフルエンザ”、「A01」に対応した“サッカー”、「A02」に対応した“マイケルジャクソン”をそれぞれ取り出す。
次いで、それらの指定キーワード(“株価”、“インフルエンザ”、“サッカー”、“マイケルジャクソン”)と、前記のステップS44で一致を判定した特定情報(ニュース/番組情報に含まれているもの)との照合をとり、一致するものがあるか否かを判定する(ステップS48)。そして、一致するものがなかった場合(ステップS48でNO)は、図9のメインフローに戻り、一致するものがあった場合(ステップS48でYES)は、次に、一致した指定キーワードに対応する機能(テレビ機能またはリモコン機能)を条件記憶部M6から読み出す(ステップS49)と共に、一致した指定キーワードに対応する受信チャンネル番号を条件記憶部M6から読み出し(ステップS50)、その機能(テレビ機能またはリモコン機能)と受信チャンネル番号を各種情報一時記憶部M2に一時記憶する(ステップS51)。
たとえば、前記のステップS44で一致を判定した特定情報が“株価”であった場合を想定すると、この“株価”と、項目“キーワード”の「テレビ機能」の「A03」(“株価”)とが一致するので、この場合、条件記憶部M6から読み出される機能は「テレビ機能」になる。あるいは、前記のステップS44で一致を判定した特定情報が“サッカー”であった場合を想定すると、この“サッカー”と、項目“キーワード”の「リモコン機能」の「A01」(“サッカー”)とが一致するので、この場合、条件記憶部M6から読み出される機能は「リモコン機能」になる。
次いで、条件記憶部M6から読み出した機能が「テレビ機能」であるか、または、「リモコン機能」であるか、もしくはその双方であるかを判定し(ステップS52)、その判定結果がテレビ機能であれば、テレビ機能処理(ステップS53)を実行した後、再び、図9のメインフローに戻り、一方、リモコン機能であれば、リモコン機能処理(ステップS54)を実行した後、再び、図9のメインフローに戻り、もしくは、その双方(テレビ機能とリモコン機能)であれば、テレビ処理機能(ステップS53)とリモコン処理機能(ステップS54)の双方を実行した後、再び、図9のメインフローに戻る。
<条件が「スタイル」の場合>
条件記憶部M6から読み出された条件が“スタイル”の場合(ステップS55のYES)は、まず、スタイル検出部24を用いて携帯電話機1の現在の使用スタイルを検出し(ステップS56)、その使用スタイルに対応する機能(テレビ機能またはリモコン機能)を条件記憶部M6から読み出す(ステップS57)と共に、その使用スタイルに対応する受信チャンネル番号を条件記憶部M6から読み出し(ステップS58)、その機能(テレビ機能またはリモコン機能)と受信チャンネル番号を各種情報一時記憶部M2に一時記憶する(ステップS51)。次いで、条件記憶部M6から読み出した機能が「テレビ機能」であるか、または、「リモコン機能」であるか、もしくはその双方であるかを判定し(ステップS52)、その判定結果がテレビ機能であれば、テレビ機能処理(ステップS53)を実行した後、再び、図9のメインフローに戻り、一方、リモコン機能であれば、リモコン機能処理(ステップS54)を実行した後、再び、図9のメインフローに戻り、もしくは、その双方(テレビ機能とリモコン機能)であれば、テレビ処理機能(ステップS53)とリモコン処理機能(ステップS54)の双方を実行した後、再び、図9のメインフローに戻る。
<条件が「動作中の機能」の場合>
条件記憶部M6から読み出された条件が“動作中の機能”の場合(ステップS59のYES)は、まず、携帯電話機1の現在の機能動作状況を検出し(ステップS60)、その機能動作状況に対応する機能(テレビ機能またはリモコン機能)を条件記憶部M6から読み出す(ステップS61)と共に、その機能動作状況に対応する受信チャンネル番号を条件記憶部M6から読み出し(ステップS62)、その機能(テレビ機能またはリモコン機能)と受信チャンネル番号を各種情報一時記憶部M2に一時記憶する(ステップS51)。次いで、条件記憶部M6から読み出した機能が「テレビ機能」であるか、または、「リモコン機能」であるか、もしくはその双方であるかを判定し(ステップS52)、その判定結果がテレビ機能であれば、テレビ機能処理(ステップS53)を実行した後、再び、図9のメインフローに戻り、一方、リモコン機能であれば、リモコン機能処理(ステップS54)を実行した後、再び、図9のメインフローに戻り、もしくは、その双方(テレビ機能とリモコン機能)であれば、テレビ処理機能(ステップS53)とリモコン処理機能(ステップS54)の双方を実行した後、再び、図9のメインフローに戻る。
<条件が「電池残量」の場合>
条件記憶部M6から読み出された条件が“電池残量”の場合(ステップS63のYES)は、まず、電池部12の電池の残量を検出し(ステップS64)、その電池残量に対応する機能(テレビ機能またはリモコン機能)を条件記憶部M6から読み出す(ステップS65)と共に、その電池残量に対応する受信チャンネル番号を条件記憶部M6から読み出し(ステップS66)、その機能(テレビ機能またはリモコン機能)と受信チャンネル番号を各種情報一時記憶部M2に一時記憶する(ステップS51)。次いで、条件記憶部M6から読み出した機能が「テレビ機能」であるか、または、「リモコン機能」であるか、もしくはその双方であるかを判定し(ステップS52)、その判定結果がテレビ機能であれば、テレビ機能処理(ステップS53)を実行した後、再び、図9のメインフローに戻り、一方、リモコン機能であれば、リモコン機能処理(ステップS54)を実行した後、再び、図9のメインフローに戻り、もしくは、その双方(テレビ機能とリモコン機能)であれば、テレビ処理機能(ステップS53)とリモコン処理機能(ステップS54)の双方を実行した後、再び、図9のメインフローに戻る。
<条件が「時間帯」の場合>
条件記憶部M6から読み出された条件が“時間帯”の場合(ステップS67のYES)は、まず、RTC20から現在の時刻情報を取得し(ステップS68)、その時刻情報に対応する機能(テレビ機能またはリモコン機能)を条件記憶部M6から読み出す(ステップS69)と共に、その時刻情報に対応する受信チャンネル番号を条件記憶部M6から読み出し(ステップS70)、その機能(テレビ機能またはリモコン機能)と受信チャンネル番号を各種情報一時記憶部M2に一時記憶する(ステップS51)。次いで、条件記憶部M6から読み出した機能が「テレビ機能」であるか、または、「リモコン機能」であるか、もしくはその双方であるかを判定し(ステップS52)、その判定結果がテレビ機能であれば、テレビ機能処理(ステップS53)を実行した後、再び、図9のメインフローに戻り、一方、リモコン機能であれば、リモコン機能処理(ステップS54)を実行した後、再び、図9のメインフローに戻り、もしくは、その双方(テレビ機能とリモコン機能)であれば、テレビ処理機能(ステップS53)とリモコン処理機能(ステップS54)の双方を実行した後、再び、図9のメインフローに戻る。
<条件が「位置」の場合>
または、条件記憶部M6から読み出された条件が“時間帯”でもない場合(ステップS67のNO)は、条件記憶部M6から読み出された条件が“位置”であるとみなし、まず、GPS受信部14を用いて携帯電話機1の現在の位置情報を取得し(ステップS71)、その位置情報に対応する機能(テレビ機能またはリモコン機能)を条件記憶部M6から読み出す(ステップS72)と共に、その位置情報に対応する受信チャンネル番号を条件記憶部M6から読み出し(ステップS73)、その機能(テレビ機能またはリモコン機能)と受信チャンネル番号を各種情報一時記憶部M2に一時記憶する(ステップS51)。次いで、条件記憶部M6から読み出した機能が「テレビ機能」であるか、または、「リモコン機能」であるか、もしくはその双方であるかを判定し(ステップS52)、その判定結果がテレビ機能であれば、テレビ機能処理(ステップS53)を実行した後、再び、図9のメインフローに戻り、一方、リモコン機能であれば、リモコン機能処理(ステップS54)を実行した後、再び、図9のメインフローに戻り、もしくは、その双方(テレビ機能とリモコン機能)であれば、テレビ処理機能(ステップS53)とリモコン処理機能(ステップS54)の双方を実行した後、再び、図9のメインフローに戻る。
図13は、テレビ機能処理(図11のステップS53)の詳細フローチャートである。このテレビ機能処理では、まず、携帯電話機1のテレビ機能を起動(テレビ放送受信部17に電源を供給してその動作をオンにする。)し、テレビ局8の送信アンテナ9からの電波を受信可能な状態にする(ステップS80)。次いで、先の受信処理(図11のステップS51)で各種情報一時記憶部M2に一時記憶しておいた「受信チャンネル番号」を読出し(ステップS81)、その受信チャンネル番号が有効であるか否かを判定する(ステップS82)。ここで、有効なチャンネル番号とは、リモコンボタン番号(1〜12の番号)に該当するチャンネル番号のことをいう。
ステップS71で、有効なチャンネル番号が判定された場合、すなわち、1〜12のいずれかのチャンネル番号が判定された場合は、携帯電話機1のテレビ放送受信部17にそのチャンネル番号を設定してテレビ放送受信部17の受信チャンネルを切り替え(ステップS83)、当該チャンネル番号のテレビ放送の受信(ステップS84)を開始するとともに、そのテレビ放送を表示部18と音声信号処理部16に出力して当該テレビ放送の視聴を開始(ステップS85)した後、ユーザにより操作部19における各種操作が行われたか否かを判定する(ステップS86)。一方、ステップS82で、有効なチャンネル番号が判定されなかった場合は、以上のステップS83〜ステップS85を実行せずに、直接、ユーザにより操作部19における各種操作が行われたか否かを判定する(ステップS86)。
そして、ステップS86でYESが判定された場合、すなわち、ユーザにより操作部19における各種操作が行われた場合は、その操作に対応した処理を実行(ステップS87)した後、再び、ステップS86に戻り、一方、ステップS86でYESが判定されなかった場合、すなわち、ユーザにより操作部19における各種操作が行われなかった場合は、次に、ユーザによるテレビ機能の終了操作を判定し(ステップS88)、終了操作が行われていない場合はステップS86に戻り、終了操作が行われた場合は、テレビ放送の表示と音声出力を停止(ステップS89)すると共に、テレビ放送受信部17の動作の停止(ステップS90)と、テレビ機能の終了(ステップS91)とを実行してから、図11の受信処理に戻る。
図14は、リモコン機能処理(図11のステップS54)の詳細フローチャートである。このリモコン機能処理では、まず、携帯電話機1のリモコン送信部23に電源を供給してその動作をオンにし(ステップS92)、リモコン送信部23から外部AV機器2への電源オン信号を送信(ステップS93)した後、先の受信処理(図11のステップS51)で各種情報一時記憶部M2に一時記憶しておいた「受信チャンネル番号」を読出し(ステップS94)、その受信チャンネル番号が有効であるか否かを判定する(ステップS95)。
ステップS95で、有効なチャンネル番号が判定された場合、すなわち、1〜12のいずれかのチャンネル番号が判定された場合は、リモコン送信部23から外部AV機器2に対して、そのチャンネル番号を送出(ステップS96)した後、ユーザにより操作部19における各種信号送出操作(たとえば、音量アップダウンの操作等)が行われたか否かを判定する(ステップS97)。一方、ステップS95で、有効なチャンネル番号が判定されなかった場合は、ステップS96を実行せずに、直接、ユーザにより操作部19における各種信号送出操作が行われたか否かを判定する(ステップS97)。
そして、ステップS97でYESが判定された場合、すなわち、ユーザにより操作部19における各種信号送出操作が行われた場合は、その操作に対応した信号送出を実行(ステップS98)した後、再び、ステップS97に戻り、一方、ステップS97でYESが判定されなかった場合、すなわち、ユーザにより操作部19における各種信号送出操作が行われなかった場合は、次に、ユーザによるリモコン機能の終了操作を判定し(ステップS99)、終了操作が行われていない場合はステップS97に戻り、終了操作が行われた場合は、リモコン送信部23の動作の停止してリモコン機能を終了(ステップS100)してから、図11の受信処理に戻る。
本実施形態における携帯電話機1の動作概要は、以上のとおりであるが、ここで、本実施形態の特徴的事項を図面を用いて概念的に説明する。
図15は、本実施形態の特徴的事項を示す概念図である。
(01)携帯電話機1で受信したニュースや番組情報を、それぞれニュース情報記憶部M3と番組情報記憶部M4に記憶する。
(02)それらのニュースや番組情報と指定キーワード記憶部M5に記憶されている指定キーワードとを照合し、指定キーワードに一致する特定情報の有無を判定する。一致する特定情報が含まれていない場合は何もしない(特別な処理を行わない)。
(03)含まれている場合は、条件記憶部M6から設定フラグ=1の条件(キーワード、スタイル、動作中の機能、電池残量、時間帯、位置のいずれかの条件)を読み出し、その条件ごとに、以下に示すテレビ機能とリモコン機能の選択処理を実行する。
<キーワードの場合の選択処理概要>
条件記憶部M6の項目“キーワード”の内容を読み出し、その内容と、(02)で一致を判定した特定情報とに従い、携帯電話機1の「テレビ機能」と「リモコン機能」のいずれを選択するか、または、その双方を選択するかを決定する。たとえば、(02)で一致を判定した特定情報が“株価”である場合、条件記憶部M6の項目“キーワード”の内容のうちこの“株価”に対応するものはテレビ機能の「A03」であるから、この場合、「テレビ機能」に選択決定する。あるいは、(02)で一致を判定した特定情報が“サッカー”である場合、条件記憶部M6の項目“キーワード”の内容のうちこの“サッカー”に対応するものはリモコン機能の「A01」であるから、この場合、「リモコン機能」に選択決定する。もしくは、条件記憶部M6の項目“キーワード”の内容において、そのテレビ機能とリモコン機能の双方に同一のもの(たとえば「A03」)が格納されていた場合は、「テレビ機能」と「リモコン機能」の双方を選択決定する。
このようにして、条件記憶部M6の項目“キーワード”の内容と、(02)で一致を判定した特定情報とに従い、携帯電話機1の「テレビ機能」と「リモコン機能」のいずれか一方または双方を選択決定することができる。
<スタイルの場合の選択処理概要>
条件記憶部M6の項目“スタイル”の内容を読み出し、その内容と、現在の携帯電話機1のスタイルとに従い、携帯電話機1の「テレビ機能」と「リモコン機能」のいずれを選択するか、または、その双方を選択するかを決定する。たとえば、現在の携帯電話機1のスタイルが“オープンスタイル”である場合、条件記憶部M6の項目“スタイル”の内容のうちこの“オープンスタイル”に対応するものはテレビ機能の「オープンスタイル」であるから、この場合、「テレビ機能」に選択決定する。あるいは、現在の携帯電話機1のスタイルが“クローズスタイル”である場合、条件記憶部M6の項目“スタイル”の内容のうちこの“クローズスタイル”に対応するものはリモコン機能の「クローズスタイル」であるから、この場合、「リモコン機能」に選択決定する。もしくは、条件記憶部M6の項目“スタイル”の内容において、そのテレビ機能とリモコン機能の双方に同一のもの(たとえば「オープンスタイル」)が格納されていた場合は、「テレビ機能」と「リモコン機能」の双方を選択決定する。
このようにして、条件記憶部M6の項目“スタイル”の内容と、現在の携帯電話機1の実際の使用スタイルとに従い、携帯電話機1の「テレビ機能」と「リモコン機能」のいずれか一方または双方を選択決定することができる。
<動作中の機能の場合の選択処理概要>
条件記憶部M6の項目“動作中の機能”の内容を読み出し、その内容と、現在の携帯電話機1で動作中の機能とに従い、携帯電話機1の「テレビ機能」と「リモコン機能」のいずれを選択するか、または、その双方を選択するかを決定する。たとえば、現在の携帯電話機1で動作中の機能が“待受け”である場合、条件記憶部M6の項目“動作中の機能”の内容のうちこの“待受け”に対応するものはテレビ機能の「待受け状態」であるから、この場合、「テレビ機能」に選択決定する。あるいは、現在の携帯電話機1で動作中の機能が“その他の機能動作中”である場合、条件記憶部M6の項目“動作中の機能”の内容のうちこの“その他の機能動作中”に対応するものはリモコン機能の「その他の機能動作中」であるから、この場合、「リモコン機能」に選択決定する。もしくは、条件記憶部M6の項目“動作中の機能”の内容において、そのテレビ機能とリモコン機能の双方に同一のもの(たとえば「待受け」)が格納されていた場合は、「テレビ機能」と「リモコン機能」の双方を選択決定する。
このようにして、条件記憶部M6の項目“動作中の機能”の内容と、現在の携帯電話機1で動作中の機能とに従い、携帯電話機1の「テレビ機能」と「リモコン機能」のいずれか一方または双方を選択決定することができる。
<電池残量の場合の選択処理概要>
条件記憶部M6の項目“電池残量”の内容を読み出し、その内容と、現在の携帯電話機1の電池残量とに従い、携帯電話機1の「テレビ機能」と「リモコン機能」のいずれを選択するか、または、その双方を選択するかを決定する。たとえば、現在の携帯電話機1の電池残量が“充分”である場合、条件記憶部M6の項目“電池残量”の内容のうちこの“充分”に対応するものはテレビ機能の「残量充分」であるから、この場合、「テレビ機能」に選択決定する。あるいは、現在の携帯電話機1の電池残量が“僅か”である場合、条件記憶部M6の項目“電池残量”の内容のうちこの“僅か”に対応するものはリモコン機能の「残量少」であるから、この場合、「リモコン機能」に選択決定する。もしくは、条件記憶部M6の項目“電池残量”の内容において、そのテレビ機能とリモコン機能の双方に同一のもの(たとえば「残量充分」)が格納されていた場合は、「テレビ機能」と「リモコン機能」の双方を選択決定する。
このようにして、条件記憶部M6の項目“電池残量”の内容と、現在の携帯電話機1の電池残量とに従い、携帯電話機1の「テレビ機能」と「リモコン機能」のいずれか一方または双方を選択決定することができる。
<時間帯の場合の選択処理概要>
条件記憶部M6の項目“時間帯”の内容を読み出し、その内容と、現在の時間帯とに従い、携帯電話機1の「テレビ機能」と「リモコン機能」のいずれを選択するか、または、その双方を選択するかを決定する。たとえば、現在の時間帯が“外出時間帯”である場合、条件記憶部M6の項目“時間帯”の内容のうちこの“外出時間帯”に対応するものはテレビ機能の「外出時間帯」であるから、この場合、「テレビ機能」に選択決定する。あるいは、現在の時間帯が“在宅時間帯(起床後)または在宅時間帯(就寝前)”である場合、条件記憶部M6の項目“時間帯”の内容のうちこの“在宅時間帯(起床後)または在宅時間帯(就寝前)”に対応するものはリモコン機能の「在宅時間帯(起床後)」または「在宅時間帯(就寝前)」であるから、この場合、「リモコン機能」に選択決定する。もしくは、条件記憶部M6の項目“時間帯”の内容において、そのテレビ機能とリモコン機能の双方に同一のもの(たとえば「外出時間帯」)が格納されていた場合は、「テレビ機能」と「リモコン機能」の双方を選択決定する。
このようにして、条件記憶部M6の項目“時間帯”の内容と、現在の時間帯とに従い、携帯電話機1の「テレビ機能」と「リモコン機能」のいずれか一方または双方を選択決定することができる。
<位置の場合の選択処理概要>
条件記憶部M6の項目“位置”の内容を読み出し、その内容と、現在の位置とに従い、携帯電話機1の「テレビ機能」と「リモコン機能」のいずれを選択するか、または、その双方を選択するかを決定する。たとえば、現在の位置が“自宅から離れた街中”である場合、条件記憶部M6の項目“位置”の内容のうちこの“自宅から離れた街中”に対応するものはテレビ機能の「自宅及びその周辺以外の位置情報」であるから、この場合、「テレビ機能」に選択決定する。あるいは、現在の位置が“自宅”の場合、条件記憶部M6の項目“位置”の内容のうちこの“自宅”に対応するものはリモコン機能の「自宅及びその周辺の位置情報」であるから、この場合、「リモコン機能」に選択決定する。もしくは、条件記憶部M6の項目“位置”の内容において、そのテレビ機能とリモコン機能の双方に同一のもの(たとえば「自宅及びその周辺以外の位置情報」)が格納されていた場合は、「テレビ機能」と「リモコン機能」の双方を選択決定する。
このようにして、条件記憶部M6の項目“位置”の内容と、現在の位置とに従い、携帯電話機1の「テレビ機能」と「リモコン機能」のいずれか一方または双方を選択決定することができる。
このように、本実施形態においては、ニュース情報や番組情報を受信して、それらのニュース情報や番組情報を所定の場所(ニュース情報記憶部M3や番組情報記憶部M4)に記憶保持すると共に、その記憶情報に、所定のキーワード(指定キーワード記憶部M5に設定されている指定キーワード)に一致する特定情報が含まれている場合には、(A)条件記憶部M6から設定フラグ=1の条件、すなわち、キーワード、スタイル、動作中の機能、電池残量、時間帯、位置のいずれかの条件を読み出し、(B)その条件に対応した機能(携帯電話機1のテレビ機能またはリモコン機能もしくはその双方)の選択決定を行う処理を実行するようにしたので、文字情報(ニュース情報や番組情報など)と、映像/音声情報(テレビ放送など)との連携利用の際に生起しえる諸問題、たとえば、通信機能等の喪失問題や電池の消耗問題を回避することができる。
すなわち、「通信機能等の喪失問題」を回避する場合は、条件記憶部M6の項目“動作中の機能”の設定フラグを1(選択状態)にしておけばよい。このようにしておけば、すくなくとも、携帯電話機1の現在の動作機能が「テレビ機能動作中」や「待受け状態」の場合にのみ「テレビ機能」が選択決定される。このとき、それ以外の機能が動作している場合には「テレビ機能」の代わりに「リモコン機能」が選択決定されるが、“それ以外の機能”には電話等の「通信機能」が含まれるから、上記のように、「テレビ機能」の代わりに「リモコン機能」が選択決定された場合には、携帯電話機1の通信機能を維持したまま、その携帯電話機1のリモコン機能を用いて外部のテレビ受信機(図1のAV機器2参照)を遠隔操作(テレビ放送を視聴)しつつ、通話を続けることができ、それゆえ、「通信機能等の喪失問題」を回避できるのである。
また、「電池の消耗問題」を回避する場合は、条件記憶部M6の項目“電池残量”の設定フラグを1(選択状態)にしておけばよい。このようにしておけば、すくなくとも、携帯電話機1の電池残量が充分な場合にのみ「テレビ機能」が選択決定され、それ以外の場合(電池の残量少)には「テレビ機能」の代わりに「リモコン機能」が選択決定される結果、電池の残量少の場合に電力消費が少ない「リモコン機能」を選択することができ、外部のテレビ受信機(図1のAV機器2参照)でテレビ放送を視聴しつつ、携帯電話機1の電池消耗を抑えて上記の「電池の消耗問題」を回避できるのである。
本実施形態においては、上記二つの特有効果(通信機能等の喪失問題回避と電池の消耗問題回避の効果)に加えて、さらに、以下に示す付帯的効果を得ることができる。
<ユーザの興味分野に適合した柔軟な選択特性>
ユーザの操作によって指定キーワード記憶部M5や条件記憶部M6の内容を編集加工することにより、すなわち、任意のキーワードを指定キーワード記憶部M5に新規登録し、または、登録済みキーワードを変更し、さらに、それらのキーワードをテレビ機能とリモコン機能の選択条件として条件記憶部M6に追加登録または更新登録することにより、ユーザの興味分野に適合した柔軟な選択特性(テレビ機能とリモコン機能の選択特性)を得ることができる。
たとえば、株や証券または為替などに興味があるユーザの場合は、それらに関連する適切なキーワードを登録し、さらに、当該キーワードを含むニュース等を受け取った場合に、より詳細な情報を得るための音声情報配信サービスのリンク情報(テレビ放送であれば、番組の放送予定日時やチャンネル番号など)を登録しておけばよい。この場合、特段の即時性が求められるキーワード(たとえば、株価や為替の動向に強い影響を与える公的指数)については、たとえ、外出時であっても、より詳細な情報を得るために携帯電話機1の「テレビ機能」を速やかに起動することが好ましく、一方、時間をかけてゆっくりと検討してもかまわないキーワード(たとえば、アナリストの分析報告など)については、詳細なチャートや詳しい数表を見る等の必要上、大画面テレビで視聴するほうが好ましいから、それらの求めに応じて、条件記憶部M6に「テレビ機能」や「リモコン機能」を適宜に設定すればよい。
このようにすれば、ユーザの興味分野に適合した任意のキーワードを登録し、且つ、それらのキーワードに対応するより詳細な音声/映像情報サービスを携帯電話1で見るか、または、自宅のテレビで見るかを適宜に設定することができ、柔軟性に富んだ選択特性(テレビ機能とリモコン機能の選択特性)を得ることができる。
<ユーザの生活習慣に適合した柔軟な選択特性(その1)>
また、前記のキーワードとともに、ユーザの生活時間帯に関する情報も一緒に登録しておけば、たとえば、在宅中且つ起床中の場合は携帯電話機1の「リモコン機能」を用いて自宅のテレビを遠隔操作し、そのテレビで詳細な情報を得ることができる一方、外出中の場合は携帯電話機1の「テレビ機能」を用いて詳細な情報を得ることができる。ここで、“ユーザの生活時間帯に関する情報”は任意に設定可能である。したがって、平日日中に会社に勤務し、土日祝日は休みという一般的な生活習慣はもちろんのこと、夜間勤務や不定期勤務、あるいは、学生のような特殊な生活習慣、等々、あらゆるケースの生活習慣に柔軟に対応することができ、各々の生活習慣に適合した柔軟な選択特性(テレビ機能とリモコン機能の選択特性)を得ることができる。
<ユーザの生活習慣に適合した柔軟な選択特性(その2)>
加えて、上記のユーザの生活時間帯に関する情報に加えて、位置に関する情報も登録しておくと好ましい。位置に関する情報とは、携帯電話機1の現在の位置情報のことであり、より詳しくは、自宅及びその周辺に位置しているか否かを示す情報のことである。自宅及びその周辺に位置している場合には自宅のテレビを利用できるので、ことさら無理して携帯電話機1の「テレビ機能」を起動する必要はない。むしろ、電池の消耗回避の点から自宅のテレビを利用すべきである。この場合、携帯電話機1の「リモコン機能」を用いれば、テレビのリモコンを探し出す必要がないので都合がよい。
このように、携帯電話機1の位置に関する情報も登録しておくと、ユーザの生活時間帯が例外的に変化した場合、たとえば、平日の日中に休暇等で在宅している場合に、携帯電話機1のテレビ機能の代わりに自宅のテレビを利用することができるようになるから、多用に変化し得るユーザの生活習慣に、より高度に適合した柔軟な選択特性(テレビ機能とリモコン機能の選択特性)を得ることができる。
ただし、この選択特性(その2)を得るためには、“時間帯”と“位置”に優先関係を設定しておく必要がある。すなわち、携帯電話機1の現在位置が自宅及びその周辺にある場合には、“時間帯”による選択特性(その1)に対して、この“位置”による選択特性(その2)を優先させるように設定しておく必要がある。
なお、上述した実施形態は、実施可能な態様の一例を示すものであって、それに限定されない。たとえば、以下のようなものであってもよい。
端末装置は携帯電話機1に限らない。テレビ受信機能とリモコン機能とを備えたものであればよく、たとえば、地デジ放送用テレビ受信端末や、パーソナルコンピュータ、PDA、デジタルカメラ、音楽プレイヤーなど、任意の端末装置であってもよい。また、折り畳みタイプの端末装置(携帯電話機1)としたが、ストレートタイプ、スライドタイプ、スピントップタイプなど任意の筐体構造を持つものであってもよい。また、端末装置の使用スタイルをクローズスタイルやオープンスタイル、ビュースタイルとしたが、これに限らない。筐体構造に応じたスタイルであればよい。
また、記憶部13は端末装置に備えられている記憶部としたが、メモリカードや外付けハードディスクなど、任意の外部記憶装置であってもよい。また、表示部18は端末装置に備えられている表示部としたが、外部モニタなど、任意の外部表示装置であってもよい。また、表示部18を、端末装置に備えられている表示部としたが、外部モニタなど、任意の外部表示装置でもよい。
また、受信情報を、不特定多数または特定多数に配信されるニュースと番組情報としたが、不特定多数または特定多数に配信される天気予報や個人宛に送信されるメールなど、文字を含む任意の情報であってもよい。起動する放送受信機能を「テレビ機能」とすると共に、リモコンで遠隔操作する外部装置を「テレビ装置」としたが、それぞれ「ラジオ機能」と「ラジオ装置」と読み替えてもよい。また、「テレビ機能」と「リモコン機能」のいずれか一方を起動するようにしたが、両方を起動するようにしてもよい。
また、条件として、キーワード、スタイル、機能、電池残量、時刻、位置の中からいずれか1つを設定するようにしたが、これに限らず、たとえば、ビュースタイルで、かつ、待受状態の場合・・・・という具合に複数の条件を組み合わせるようにしてもよい。上述の優先関係(“時間帯”による選択特性<“位置”による選択特性)は、この組み合わせの一例を示している。
また、他の組み合わせ例は、たとえば、電池残量との組み合わせであり、具体的には、電池残量が僅かである場合に他の条件(キーワード、スタイル、動作中の機能、時間帯及び位置)が成立しても電力消費が大きいテレビ機能を起動せず、その代わりにリモコン機能を起動するという組み合わせである。加えて、これに、時間帯や位置の条件を組み合わせてもよい。これは、在宅中でない場合にリモコン機能を起動しても意味がないからであり、無用な処理の回避と電池の節約を図るために、自宅以外ではたとえ他の条件(キーワード、スタイル、動作中の機能、時間帯及び位置)の判断結果がリモコン機能の選択であったとしても、その判断を無視し(つまり、時間帯や位置の判断を優先し)、リモコン機能を起動しないようにしたほうが理にかなっているからである。
1 携帯電話機(端末、端末装置)
2 AV機器(第二の映像/音声情報取得手段)
11 中央制御部(判定手段、起動手段、検出手段、コンピュータ)
12 電池部(検出手段)
14 GPS受信部(取得手段)
15 無線通信部(文字情報取得手段)
17 テレビ放送受信部(第一の映像/音声情報取得手段)
20 RTC(取得手段)
23 リモコン送信部(遠隔操作手段)
24 スタイル検出部(検出手段)
S52 ステップ(判定工程)
S53 ステップ(起動工程)
S54 ステップ(起動工程)

Claims (11)

  1. 端末内部に位置して映像及び音声またはそのいずれかを含む映像/音声情報を取得する第一の映像/音声情報取得手段と、
    前記映像/音声情報を前記端末外部で取得する第二の映像/音声情報取得手段を遠隔操作する遠隔操作手段と、
    文字を含む文字情報を取得する文字情報取得手段と、
    前記文字情報の内容に基づいて前記第一の映像/音声情報取得手段と前記遠隔操作手段のいずれを起動するかまたは双方を起動するかを判定する判定手段と、
    前記判定手段の判定結果に従って前記第一の映像/音声情報取得手段または前記遠隔操作手段の一方もしくは双方を起動する起動手段とを備えたことを特徴とする端末装置。
  2. 前記判定手段は前記文字情報の内容に特定情報が含まれているか否かに応じて前記第一の映像/音声情報取得手段と前記遠隔操作手段のいずれを起動するかまたは双方を起動するかを判定することを特徴とする請求項1に記載の端末装置。
  3. 前記端末の状態を検出する検出手段をさらに備え、
    前記判定手段は前記文字情報の内容と該検出手段の検出結果とに基づいて前記第一の映像/音声情報取得手段と前記遠隔操作手段のいずれを起動するかまたは双方を起動するかを判定することを特徴とする請求項1に記載の端末装置。
  4. 前記端末の位置情報または現在の日時情報を取得する取得手段をさらに備え、
    前記判定手段は前記文字情報の内容と該取得手段の取得結果とに基づいて前記第一の映像/音声情報取得手段と前記遠隔操作手段のいずれを起動するかまたは双方を起動するかを判定することを特徴とする請求項1に記載の端末装置。
  5. 前記判定手段は前記文字情報の内容に基づいて前記第一の映像/音声情報取得手段と前記遠隔操作手段のいずれを起動するかまたは双方を起動するかを判定するとともに前記第一の映像/音声情報取得手段を起動する場合には該第一の映像/音声情報取得手段にどのチャンネル番号を設定するかを判定し、
    前記起動手段は前記判定手段の判定結果に従って前記第一の映像/音声情報取得手段を起動するとともに前記チャンネル番号を設定することを特徴とする請求項1に記載の端末装置。
  6. 前記判定手段は前記文字情報の内容に基づいて前記第一の映像/音声情報取得手段と前記遠隔操作手段のいずれを起動するかまたは双方を起動するかを判定するとともに前記遠隔操作手段を起動した場合には前記第二の映像/音声情報取得手段にどのチャンネル番号を設定するかを判定し、
    前記起動手段は前記判定手段の判定結果に従って前記遠隔操作手段を起動するとともに前記チャンネル番号を設定することを特徴とする請求項1に記載の端末装置。
  7. 前記検出手段は前記端末の使用スタイルを検出することを特徴とする請求項3に記載の端末装置。
  8. 前記検出手段は前記端末の動作中の機能を検出することを特徴とする請求項3に記載の端末装置。
  9. 前記検出手段は前記端末の電池の消耗状態を検出することを特徴とする請求項3に記載の端末装置。
  10. 端末内部に位置して映像及び音声またはそのいずれかを含む映像/音声情報を取得する第一の映像/音声情報取得手段と前記映像/音声情報を前記端末外部で取得する第二の映像/音声情報取得手段を遠隔操作する遠隔操作手段と文字を含む文字情報を取得する文字情報取得手段とを備えた端末の制御方法であって、
    前記文字情報の内容に基づいて前記第一の映像/音声情報取得手段と前記遠隔操作手段のいずれを起動するかまたは双方を起動するかを判定する判定工程と、
    前記判定工程の判定結果に従って前記第一の映像/音声情報取得手段または前記遠隔操作手段の一方もしくは双方を起動する起動工程と
    を含むことを特徴とする制御方法。
  11. 端末内部に位置して映像及び音声またはそのいずれかを含む映像/音声情報を取得する第一の映像/音声情報取得手段と前記映像/音声情報を前記端末外部で取得する第二の映像/音声情報取得手段を遠隔操作する遠隔操作手段と文字を含む文字情報を取得する文字情報取得手段とを備えた端末装置のコンピュータに、
    前記文字情報の内容に基づいて前記第一の映像/音声情報取得手段と前記遠隔操作手段のいずれを起動するかまたは双方を起動するかを判定する判定手段、及び、前記判定手段の判定結果に従って前記第一の映像/音声情報取得手段または前記遠隔操作手段の一方もしくは双方を起動する起動手段
    の各機能を実現させるためのプログラム。
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