JP5169835B2 - 光雑音指数算出装置、光雑音指数算出方法および光サンプリングオシロスコープ - Google Patents

光雑音指数算出装置、光雑音指数算出方法および光サンプリングオシロスコープ Download PDF

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Description

本発明は、信号光および信号光と偏光面が所定の角度異なる制御光パルスを非線形光学媒質に入力し、非線形光学媒質から出力される光を信号光と直行する偏波面を有する直交偏光子を通過させて信号光の一部を抽出する信号光抽出装置の光雑音特性を適切に表す光雑音指数を算出する光雑音指数算出方法および光雑音指数算出装置、ならびに、信号光抽出装置としての光サンプリングオシロスコープに関するものである。
現在、超高速信号光を観測するために、いくつかの光サンプリングオシロスコープが商用化されている。光サンプリングオシロスコープは電気の追随できないような高速の光信号波形を正確に観測し、評価するための測定器である。
近年では、光信号のビットレートは40Gb/sに到達しており、将来の高速システムの実現を目指し、160Gb/s以上の光信号を伝送するための要素技術開発が行われている。そのために、より高い時間分解能を持つ光サンプリングオシロスコープが要求されており、サンプリング光として、信号光パルス幅に比べて、狭パルス幅を持つ、短パルス光の発生が重要となっている。
サンプリングパルス幅が狭ければ、パルス一つ当たりのサンプリング点が増加すると同時に、より実際の光波形に近い波形を、光サンプリングオシロスコープにより測定することが可能となるが、(時間分解能の上昇)一方で光ゲートを時間領域でかけることにより、入力時の本来の光パルスの持つ光雑音に比べて、光サンプリング後の出力光波形の光雑音を劣化させる可能性がある。すなわち、光波形形状の正確な測定と、光パルス品質(光雑音、Q値)はトレードオフの関係にある。
そのため、光サンプリングオシロスコープでは、光サンプリングオシロスコープ自体の有する光雑音の把握が、測定器の特性を規定することに加えて、光波形のパルス測定された際の条件を規定する上で重要な測定パラメーターとなる。
光雑音の測定方法としては、図5に示すエルビウムドープファイバアンプ(EDFA)により増幅された信号光の雑音を測定する際に用いられるプローブ法が代表的な方法である。EDFAでは、図6に示すように入力端と出力端では光スペクトラム形状がほとんど変化しないため、光雑音レベルと光信号レベルを波長領域において測定し、光信号レベルから光雑音レベルを差し引き、光信号の雑音を定義することができる。これは現在、EDFAにより増幅される信号光のビットレートに広帯域を要しないことと、信号光パワーレベルが非線形光学効果を誘起して光信号スペクトラムを変化させるほど高くないためである。
なお、光サンプリングオシロスコープについては、例えば、特許文献1に詳細が記載されている。
特開2006−184851号公報
しかしながら、非線形媒質を利用した光サンプリングオシロスコープでは、測定する光信号のビットレートが高く(〜160Gb/s)、信号光帯域が広い。また、図7に示すように、サンプリング光や信号光に対する四光混合等の非線形光学効果の影響により、さらに波長領域において信号光が大きく広がるため、隣接信号光の影響を除外するために出力端ではサンプリングされた信号光を光フィルタによりフィルタリングする必要が生じる。このため、光雑音レベルの特定が難しく、かつ入力前と入力後では光信号のスペクトルが大きく異なることになる。これらの理由から、非線形媒質を利用した光サンプリングオシロスコープでは、光雑音レベルを波長領域において正確に測定することが困難であるという問題がある。
また、光信号パルスの持つQ値等の光パルス品質を示すパラメーターは基本的に光雑音測定から算出されるために、これまで商用化されている光サンプリングオシロスコープでは、パルス品質を定義し、保証することが困難であり、測定器として重要である、光サンプリングオシロスコープの自身の有する光雑音特性を把握することも難しかった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、光サンプリングオシロスコープなど、信号光および信号光と偏光面が所定の角度異なる制御光パルスを非線形光学媒質に入力し、非線形光学媒質から出力される光を信号光と直行する偏波面を有する直交偏光子を通過させて信号光の一部を抽出する信号光抽出装置の光雑音特性を適切に表す光雑音指数を算出する光雑音指数算出方法および光雑音指数算出装置、ならびに、光雑音指数算出機能を備えた光サンプリングオシロスコープを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、発明は、信号光および該信号光と偏光面が所定の角度異なる制御光パルスを非線形光学媒質に入力し、該非線形光学媒質から出力される光を信号光と直行する偏波面を有する直交偏光子を通過させて信号光の一部を抽出する信号光抽出装置の光雑音指数算出方法であって、前記制御光パルスにより取り出される信号光パワーの割合、前記非線形光学媒質のパラメトリック利得および前記直交偏光子を通過した光の量子雑音パワーを用いて前記信号光抽出装置の出力光雑音を算出する出力光雑音算出ステップと、前記出力光雑音算出ステップにより算出された出力光雑音を用いて光雑音指数を算出する指数算出ステップと、を含んだことを特徴とする。
発明によれば、制御光パルスにより取り出される信号光パワーの割合、非線形光学媒質のパラメトリック利得および直交偏光子を通過した光の量子雑音パワーを用いて信号光抽出装置の出力光雑音を算出し、算出した出力光雑音を用いて光雑音指数を算出するよう構成したので、信号光抽出装置の光雑音特性を適切に表す光雑音指数を算出することができる。
また、発明は、信号光および該信号光と偏光面が所定の角度異なる制御光パルスを非線形光学媒質に入力し、該非線形光学媒質から出力される光を信号光と直行する偏波面を有する直交偏光子を通過させて信号光の一部を抽出する信号光抽出装置の光雑音指数を算出する光雑音指数算出装置であって、前記非線形光学媒質から出力される光のパワーを第1の光パワーとして測定し、前記非線形光学媒質から出力される光を信号光と同一の偏波面を有する同一偏光子を通過させた光のパワーを第2の光パワーとして測定し、前記直交偏光子を通過した光のパワーを第3の光パワーとして測定する光パワー測定手段と、前記光パワー測定手段で測定された第2の光パワーを用いて前記非線形光学媒質のパラメトリック利得を算出する利得算出手段と、前記光パワー測定手段で測定された第1の光パワー、第3の光パワーおよび前記利得算出手段で算出されたパラメトリック利得を用いて、前記直交偏光子を通過した光の量子雑音パワーを算出する量子雑音算出手段と、前記量子雑音算出手段により算出された量子雑音パワーおよび前記利得算出手段で算出されたパラメトリック利得を用いて前記信号光抽出装置の出力光雑音を算出し、該算出した出力光雑音を用いて光雑音指数を算出する指数算出手段と、を備えたことを特徴とする。
発明によれば、非線形光学媒質から出力される光のパワーを第1の光パワーとして測定し、非線形光学媒質から出力される光を信号光と同一の偏波面を有する同一偏光子を通過させた光のパワーを第2の光パワーとして測定し、直交偏光子を通過した光のパワーを第3の光パワーとして測定し、測定した第2の光パワーを用いて非線形光学媒質のパラメトリック利得を算出し、測定した第1の光パワー、第3の光パワーおよび算出したパラメトリック利得を用いて、直交偏光子を通過した光の量子雑音パワーを算出し、算出した量子雑音パワーおよび算出したパラメトリック利得を用いて信号光抽出装置の出力光雑音を算出し、算出した出力光雑音を用いて光雑音指数を算出するよう構成したので、信号光抽出装置の光雑音特性を適切に表す光雑音指数を算出することができる。
また、発明は、上記発明において、前記利得算出手段により算出されるパラメトリック利得は、信号光と制御光パルスに発生する四光混合利得であることを特徴とする。
発明によれば、算出するパラメトリック利得は、信号光と制御光パルスに発生する四光混合利得であるよう構成したので、四光混合効果を利用する信号光抽出装置の光雑音指数を算出することができる。
また、発明は、信号光および該信号光と偏光面が所定の角度異なる制御光パルスを非線形光学媒質に入力し、該非線形光学媒質から出力される光を信号光と直行する偏波面を有する直交偏光子を通過させて信号光の一部を抽出する信号光抽出装置の光雑音指数算出方法であって、前記非線形光学媒質から出力される光のパワーを第1の光パワーとして測定し、前記非線形光学媒質から出力される光を信号光と同一の偏波面を有する同一偏光子を通過させた光のパワーを第2の光パワーとして測定し、前記直交偏光子を通過した光のパワーを第3の光パワーとして測定する光パワー測定ステップと、前記光パワー測定ステップで測定された第2の光パワーを用いて前記非線形光学媒質のパラメトリック利得を算出する利得算出ステップと、前記光パワー測定ステップで測定された第1の光パワー、第3の光パワーおよび前記利得算出ステップで算出されたパラメトリック利得を用いて、前記直交偏光子を通過した光の量子雑音パワーを算出する量子雑音算出ステップと、前記量子雑音算出ステップにより算出された量子雑音パワーおよび前記利得算出ステップで算出されたパラメトリック利得を用いて前記信号光抽出装置の出力光雑音を算出し、該算出した出力光雑音を用いて光雑音指数を算出する指数算出ステップと、を含んだことを特徴とする。
発明によれば、非線形光学媒質から出力される光のパワーを第1の光パワーとして測定し、非線形光学媒質から出力される光を信号光と同一の偏波面を有する同一偏光子を通過させた光のパワーを第2の光パワーとして測定し、直交偏光子を通過した光のパワーを第3の光パワーとして測定し、測定した第2の光パワーを用いて非線形光学媒質のパラメトリック利得を算出し、測定した第1の光パワー、第3の光パワーおよび算出したパラメトリック利得を用いて、直交偏光子を通過した光の量子雑音パワーを算出し、算出した量子雑音パワーおよび算出したパラメトリック利得を用いて信号光抽出装置の出力光雑音を算出し、算出した出力光雑音を用いて光雑音指数を算出するよう構成したので、信号光抽出装置の光雑音特性を適切に表す光雑音指数を算出することができる。
また、発明は、信号光および該信号光と偏光面が所定の角度異なるサンプリングパルスを非線形光学媒質に入力し、該非線形光学媒質から出力される光を信号光と直行する偏波面を有する直交偏光子を通過させて信号光を測定する光サンプリングオシロスコープであって、前記非線形光学媒質から出力される光のパワーを第1の光パワーとして測定し、前記非線形光学媒質から出力される光を信号光と同一の偏波面を有する同一偏光子を通過させた光のパワーを第2の光パワーとして測定し、前記直交偏光子を通過した光のパワーを第3の光パワーとして測定する光パワー測定手段と、前記光パワー測定手段で測定された第2の光パワーを用いて前記非線形光学媒質のパラメトリック利得を算出する利得算出手段と、前記光パワー測定手段で測定された第1の光パワー、第3の光パワーおよび前記利得算出手段で算出されたパラメトリック利得を用いて、前記直交偏光子を通過した光の量子雑音パワーを算出する量子雑音算出手段と、前記量子雑音算出手段により算出された量子雑音パワーおよび前記利得算出手段で算出されたパラメトリック利得を用いて出力光雑音を算出し、該算出した出力光雑音を用いて光雑音指数を算出する指数算出手段と、を備えたことを特徴とする。
発明によれば、非線形光学媒質から出力される光のパワーを第1の光パワーとして測定し、非線形光学媒質から出力される光を信号光と同一の偏波面を有する同一偏光子を通過させた光のパワーを第2の光パワーとして測定し、直交偏光子を通過した光のパワーを第3の光パワーとして測定し、測定した第2の光パワーを用いて非線形光学媒質のパラメトリック利得を算出し、測定した第1の光パワー、第3の光パワーおよび算出したパラメトリック利得を用いて、直交偏光子を通過した光の量子雑音パワーを算出し、算出した量子雑音パワーおよび算出したパラメトリック利得を用いて出力光雑音を算出し、算出した出力光雑音を用いて光雑音指数を算出するよう構成したので、光サンプリングオシロスコープの光雑音特性を適切に表す光雑音指数を算出することができる。
本発明によれば、信号光抽出装置の光雑音特性を適切に表す光雑音指数を算出することができるので、信号光抽出装置の光雑音特性を評価することができるという効果を奏する。
また、本発明によれば、四光混合効果を利用する信号光抽出装置の光雑音指数を算出するので、四光混合効果を利用する信号光抽出装置の光雑音特性を評価することができるという効果を奏する。
た、本発明によれば、光サンプリングオシロスコープの光雑音特性を適切に表す光雑音指数を算出することができるので、光サンプリングオシロスコープの光雑音特性を評価することができるという効果を奏する。
以下に、本発明に係る光雑音指数算出装置、光雑音指数算出方法および光サンプリングオシロスコープの実施例を図面に基づいて詳細に説明する。なお、本実施例では、光サンプリングオシロスコープを中心に説明するが、この実施例により本発明が限定されるものではなく、本発明は、信号光および信号光と偏光方向が所定の角度の制御光パルスを非線形光学媒質に入力し、非線形光学媒質から出力される光を信号光と直行する偏波面を有する直交偏光子を通過させて信号光の一部を抽出する信号光抽出装置(前述の特許文献1参照)に適用することができる。
まず、本実施例に係る光雑音指数算出装置の構成について説明する。図1は、本実施例に係る光雑音指数算出装置の構成を示す図である。同図に示すように、この光雑音指数算出装置は、サンプリングパルス光源10と、信号パルス光源11と、光ファイバ20と、受光部30,31,32および33と、90度偏光子40と、0度偏光子50および51と、光カプラ60,61および62と、光フィルタ70と、演算部80とを有する。
サンプリングパルス光源10は、本実施例に係る光雑音指数算出装置が光雑音指数を算出する対象の光サンプリングオシロスコープが信号パルスのサンプリングに用いるサンプリングパルスを発生する光源である。このサンプリングパルス光源10は、信号パルスと偏光面が45度異なるサンプリングパルスを発生する。
信号パルス光源11は、本実施例に係る光雑音指数算出装置が光雑音指数を算出する対象の光サンプリングオシロスコープが測定する信号パルスを発生する光源である。
光ファイバ20は、本実施例に係る光雑音指数算出装置が光雑音指数を算出する対象の光サンプリングオシロスコープが波形測定のために信号パルスおよびサンプリングパルスに対して非線形光学効果を発生させる非線形光学媒質である。
受光部30,31,32および33は、光信号を受光して光パワー(光のエネルギー)を測定する装置であり、具体的には、光スペクトラムを測定し、測定したスペクトラムから波形パワー積分機能を用いて光パワーを算出する光スペクトラムアナライザである。
90度偏光子40は、信号パルス光源11が発生する信号パルスと直行する偏波面を有する偏光子であり、入射光が信号パルスだけの場合には入射光を遮断し、信号パルスがサンプリングパルスによって偏波回転して入射すると、一部の光信号を通過させる。
0度偏光子50および51は、信号パルス光源11が発生する信号パルスと同一の偏波面を有する偏光子である。光カプラ60,61および62は、光信号を分岐する装置であり、光フィルタ70は、サンプリングパルスでサンプリングされた光信号を取り出すフィルタである。
演算部80は、受光部30,31,32および33が測定した光パワーを用いて、光サンプリングオシロスコープの光雑音指数を算出する装置である。この演算部80は、受光部30,31,32および33が測定した光パワーを入力する他に、信号パルス幅T、サンプリングパルス幅τ、信号パルス周波数ν、光サンプリングオシロスコープが測定に用いる帯域幅Δν、入射信号光パワーPs//、入射信号雑音パワーPnoise//を利用者から受け付けて光雑音指数を算出する。
ここで、演算部80が算出する光雑音指数について図2および図3を用いて説明する。光サンプリングオシロスコープでは、信号パルスおよび信号パルスと偏光面が45度異なるサンプリングパルスを非線形光学媒質である光ファイバに入力し、光ファイバから出力される光を偏光面が信号パルスとは直交する90度偏光子を通過させて信号パルスの一部を抽出する。
すなわち、光サンプリングオシロスコープでは、図2に示すように、信号パルスが光入射端において出射端における90度偏光子に対して垂直となるように入射される。その際、光サンプリングオシロスコープ入射端における入力光雑音は
OSNRin=Ps///Pnoise// (1)
と表される。なお、図2において、ポンプはサンプリングパルスを表す。
光サンプリングの場合には、信号パルスに対して、時間領域で十分狭いサンプリングパルスが使用される。その際、
η=τ/T (2)
だけの光信号パルスがサンプリングパルスにサンプリングされると仮定する。
すると、サンプリングされ、偏波回転した際、パルスエネルギーは
η(Ps//+Pnoise//) (3)
となる。
また、図3に示すように、光信号は偏波回転を行い、四光混合によりパラメトリック利得Gを受け、かつポンプ光と偏波面が揃った成分には量子雑音PQNが加わるため、光信号の45度成分のエネルギーは90度偏光子手前で、
[ηG(Ps//+Pnoise//)+PQN]π/4 (4)
となる。
ここで、量子雑音PQNは、非線形媒質中におけるパラメトリック利得Gを用いて、
QN=(hν)/2Δν(G−1) (5)
と表される。なお、hはプランク定数、(hν)/2は真空場の揺らぎに伴う量子雑音を示す。
さらに、サンプリングされない光信号の0度成分は
(1−η)(Ps//+Pnoise//) (6)
となるため、90度偏光子手前での全偏光面を考慮した最終的な光信号パワーは図3に示すように
[ηG(Ps//+Pnoise//)+PQN]π/4+[(1−η)(Ps//+Pnoise//)]0 (7)
と表される。ここで(7)式のπ/4ならびに0は入射偏光面に対する相対角度を示す。
90度偏光子により、サンプリングされた光信号の45度成分は利得Gが十分高い場合には1/2となるため、90度偏光子の後ろにおける光パルスのエネルギーは
(1/2)*[ηG(Ps//+Pnoise//)+PQN]π/4 (8)
となり、90度偏光子で以下のパルスの0度成分は除去される。
(1/2)*[ηG(Ps//+Pnoise//)+PQN]π/4+[(1−η)(Ps//+Pnoise//)]0 (9)
故に、90度偏光子の後ろにおけるサンプリングされた光パルスの光雑音OSNRout
OSNRout=[ηGPs//]/[ηGPnoise//+PQN] (10)
となる。
結局、光サンプリングオシロスコープにおける光雑音指数はOSNRinならびにOSNRoutを用いて
NF=OSNRin/OSNRout
=(Ps///Pnoise//)/([ηGPs//]/[ηGPnoise//+PQN]) (11)
となり、対数表示を使用すると、
NFlog=10log(ηG)−10log((PQN/Pnoise//)+(ηG)) (12)
となる。
なお、式(10)の定性的な説明は以下のようになる。η=1の場合には、周波数次元、波長次元ともに光信号パルス波形とサンプリングパルス波形が一致するためにパラメトリック増幅により発生したノイズを拾わない。この際に、光ファイバの長さが、ごく短く利得が小さい場合には、付加される量子雑音はほぼ0となり、NFは1に近づく。一方でη=0の場合には、サンプリングパルスが存在しないのと等価であるために、偏波回転が生じない。またパラメトリック利得は発生しないため、入力パルス信号は出力されず、NFlog=∞となる。
また、入力信号光のPs//ならびにPnoise//は波長次元で測定可能量である。また、パラメトリック利得Gは光フィルタリングにより雑音レベルを示す、ASE−ASEビート雑音が除去された後にも、波長次元で積分することにより測定可能量であり、ηも光信号パルス幅、光サンプリング信号パルス幅ならびに繰り返し周波数が決まれば、決定できる量である。
加えて、量子雑音PQNは、パラメトリック増幅により発生するものであるため、信号光とポンプ光が同一偏波を持つ通常の四光波混合の際に発生される雑音の発生と同様の過程をたどり、非線形媒質の長さが長ければ長いほど、発生される雑音量も増加する。
すなわち、非線形媒質の長さをzとすると、
dPQN/dz ∝ (hν)/2Δν(G−1) (13)
となるので、非線形媒質の任意の二点に出力光点を設けることにより、量子雑音に起因する雑音レベルを同定することが、可能である。
次に、演算部80による光雑音指数算出処理の処理手順について説明する。図4は、演算部80による光雑音指数算出処理の処理手順を示すフローチャートである。同図に示すように、この光雑音指数算出処理では、演算部80は、利用者から受け付けた信号パルス幅Tおよびサンプリングパルス幅τを用いて、η=τ/Tを算出する(ステップS1)。
そして、利用者から受け付けた入射信号光パワーPs//および入射信号雑音パワーPnoise//を用いて入射端における光雑音OSNRin=Ps///Pnoise//を算出する(ステップS2)。
そして、受光部31で測定された光パワー((1/2)*ηG(Ps//+Pnoise//)+PQN+(1−η)(Ps//+Pnoise//))と、PQN=(hν)/2Δν(G−1)を用いてパラメトリック利得Gを算出する(ステップS3)。すなわち、(1/2)*ηG(Ps//+Pnoise//)+PQN+(1−η)(Ps//+Pnoise//)のPQNをPQN=(hν)/2Δν(G−1)で置き換え、ηをステップS1で算出した値に置き換え、ν、Δν、(Ps//+Pnoise//)を利用者から受け付けた値で置き換えることによって、受光部31で測定される光パワーをGだけの式に変換し、変換した式と測定値からGを算出する。
そして、受光部31で測定された光パワー((1/2)*ηG(Ps//+Pnoise//)+PQN+(1−η)(Ps//+Pnoise//))から受光部32で測定された光パワー((1/2)*ηG(Ps//+Pnoise//)+PQNを引いて(1−η)(Ps//+Pnoise//)を算出する(ステップS4)。
そして、受光部33で測定された光パワー(ηG(Ps//+Pnoise//)+PQN+(1−η)(Ps//+Pnoise//))からステップS4で算出した(1−η)(Ps//+Pnoise//)を引き、さらにηG(Ps//+Pnoise//)を計算して引くことによって、量子雑音PQNを算出する(ステップS5)。
そして、ステップS5で算出した量子雑音PQNを用いて、90度偏光子の後におけるサンプリングされた光雑音OSNRout=ηGPs///(ηGPnoise//+PQN)を算出し(ステップS6)、ステップS2で算出したOSNRinとステップS6で算出したOSNRoutを用いて光雑音指数NF=OSNRin/OSNRoutを算出する(ステップS7)。
このように、演算部80が、受光部31で測定された光パワーからパラメトリック利得Gを算出し、算出したパラメトリック利得Gおよび受光部31,32,33で測定された光パワーから90度偏光子の後におけるサンプリングされた光雑音OSNRoutを算出して光雑音指数NFを算出することによって、光サンプリングオシロスコープの光雑音属性を適切に評価することができる。
上述してきたように、本実施例では、信号パルス光源11の信号パルスとサンプリングパルス光源10のサンプリングパルスを光ファイバ20に入射し、受光部33が光ファイバ20通過後の光パワーを測定し、受光部31が光ファイバ20通過後の光をさらに0度偏光子51を通過させた光のパワーを測定し、受光部32が光ファイバ20通過後の光をさらに90度偏光子40および光フィルタ70を通過させた光のパワーを測定し、演算部80が、受光部31,32,33で測定された光パワーから90度偏光子の後におけるサンプリングされた光雑音OSNRoutを算出して光雑音指数NFを算出することとしたので、光サンプリングオシロスコープの光雑音属性を適切に評価する指数を算出することができる。
なお、本実施例では、光雑音指数算出装置について説明したが、光雑音指数算出装置の光カプラ60,61および62、受光部30,31,32および33、0度偏光子50および51、ならびに、演算部80を光サンプリングオシロスコープに設けることにより、光雑音指数算出機能を備えた光サンプリングオシロスコープを実現することもできる。
以上のように、本発明に係る光雑音指数算出装置、光雑音指数算出方法および光サンプリングオシロスコープは、光信号の観測に有効であり、特に、超高速信号光を観測する場合に適している。
図1は、本実施例に係る光雑音指数算出装置の構成を示す図である。 図2は、光雑音指数の算出に用いる入射光パワーを示す図である。 図3は、光雑音指数の算出に用いる出射光パワーを示す図である。 図4は、演算部による光雑音指数算出処理の処理手順を示すフローチャートである。 図5は、プローブ法を説明するための説明図である。 図6は、EDFAにおける光雑音指数を説明するための説明図である。 図7は、光サンプリングオシロスコープの入力端および出力端での光パワーを示す図である。
10 サンプリングパルス光源
11 信号パルス光源
20 光ファイバ
30,31,32,33 受光部
40 90度偏光子
50,51 0度偏光子
60,61,62 光カプラ
70 光フィルタ
80 演算部

Claims (4)

  1. 信号光および該信号光と偏光面が所定の角度異なる制御光パルスを非線形光学媒質に入力し、該非線形光学媒質から出力される光を信号光と直行する偏波面を有する直交偏光子を通過させて信号光の一部を抽出する信号光抽出装置の光雑音指数を算出する光雑音指数算出装置であって、
    前記非線形光学媒質から出力される光のパワーを第1の光パワーとして測定し、前記非線形光学媒質から出力される光を信号光と同一の偏波面を有する同一偏光子を通過させた光のパワーを第2の光パワーとして測定し、前記直交偏光子を通過した光のパワーを第3の光パワーとして測定する光パワー測定手段と、
    前記光パワー測定手段で測定された第2の光パワーを用いて前記非線形光学媒質のパラメトリック利得を算出する利得算出手段と、
    前記光パワー測定手段で測定された第1の光パワー、第3の光パワーおよび前記利得算出手段で算出されたパラメトリック利得を用いて、前記直交偏光子を通過した光の量子雑音パワーを算出する量子雑音算出手段と、
    前記量子雑音算出手段により算出された量子雑音パワーおよび前記利得算出手段で算出されたパラメトリック利得を用いて前記信号光抽出装置の出力光雑音を算出し、該算出した出力光雑音を用いて光雑音指数を算出する指数算出手段と、
    を備えたことを特徴とする光雑音指数算出装置。
  2. 前記利得算出手段により算出されるパラメトリック利得は、信号光と制御光パルスに発生する四光混合利得であることを特徴とする請求項に記載の光雑音指数算出装置。
  3. 信号光および該信号光と偏光面が所定の角度異なる制御光パルスを非線形光学媒質に入力し、該非線形光学媒質から出力される光を信号光と直行する偏波面を有する直交偏光子を通過させて信号光の一部を抽出する信号光抽出装置の光雑音指数算出方法であって、
    前記非線形光学媒質から出力される光のパワーを第1の光パワーとして測定し、前記非線形光学媒質から出力される光を信号光と同一の偏波面を有する同一偏光子を通過させた光のパワーを第2の光パワーとして測定し、前記直交偏光子を通過した光のパワーを第3の光パワーとして測定する光パワー測定ステップと、
    前記光パワー測定ステップで測定された第2の光パワーを用いて前記非線形光学媒質のパラメトリック利得を算出する利得算出ステップと、
    前記光パワー測定ステップで測定された第1の光パワー、第3の光パワーおよび前記利得算出ステップで算出されたパラメトリック利得を用いて、前記直交偏光子を通過した光の量子雑音パワーを算出する量子雑音算出ステップと、
    前記量子雑音算出ステップにより算出された量子雑音パワーおよび前記利得算出ステップで算出されたパラメトリック利得を用いて前記信号光抽出装置の出力光雑音を算出し、該算出した出力光雑音を用いて光雑音指数を算出する指数算出ステップと、
    を含んだことを特徴とする光雑音指数算出方法。
  4. 信号光および該信号光と偏光面が所定の角度異なるサンプリングパルスを非線形光学媒質に入力し、該非線形光学媒質から出力される光を信号光と直行する偏波面を有する直交偏光子を通過させて信号光を測定する光サンプリングオシロスコープであって、
    前記非線形光学媒質から出力される光のパワーを第1の光パワーとして測定し、前記非線形光学媒質から出力される光を信号光と同一の偏波面を有する同一偏光子を通過させた光のパワーを第2の光パワーとして測定し、前記直交偏光子を通過した光のパワーを第3の光パワーとして測定する光パワー測定手段と、
    前記光パワー測定手段で測定された第2の光パワーを用いて前記非線形光学媒質のパラメトリック利得を算出する利得算出手段と、
    前記光パワー測定手段で測定された第1の光パワー、第3の光パワーおよび前記利得算出手段で算出されたパラメトリック利得を用いて、前記直交偏光子を通過した光の量子雑音パワーを算出する量子雑音算出手段と、
    前記量子雑音算出手段により算出された量子雑音パワーおよび前記利得算出手段で算出されたパラメトリック利得を用いて出力光雑音を算出し、該算出した出力光雑音を用いて光雑音指数を算出する指数算出手段と、
    を備えたことを特徴とする光サンプリングオシロスコープ。
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