JP5169120B2 - 液滴塗布装置 - Google Patents
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特許文献4に示される塗布液にスペーサを用いた装置においては、攪拌タンクへインクを送液する保存タンクはスペーサを攪拌しない状態で補給する構成である。しかしながら、攪拌しない状態で放置すればスペーサは沈降する。塗布液をどの様に送付するかの開示はないが、沈降した液を攪拌タンクに送液したばあい、送付した液のスペーサ濃度が均一ではない。結果的に攪拌タンク内のスペーサ濃度が変化してしまう課題が発生する。
塗布液を収容するメインタンクと、
塗布液を収容するサブタンクと、
前記塗布液を液滴として吐出するヘッド部と、
前記メインタンクにある塗布液を前記ヘッド部に供給する塗布液供給管と、
前記ヘッド部から出た塗布液を前記サブタンクに戻す塗布液回収管と、
前記サブタンクにある塗布液を前記メインタンクに送るタンク間移送管と、
前記前記タンク間移送管の途中に設けられたタンク間移送用ポンプと、
前記メインタンク内を所定の圧力に減圧するメインタンク用減圧手段と、
前記サブタンク内を所定の圧力に減圧するサブタンク用減圧手段と、
前記サブタンクに塗布液を補給するため、着脱可能に設けられた補給タンクと、
前記補給タンクから供給された塗布液を前記サブタンクへ送液する送液管と、
前記送液管の管路内にあって、前記メインタンクまたはサブタンク内の塗布液が消費されると、前記補給タンクより塗布液を前記サブタンクへ送液するチューブポンプとを備え、
前記メインタンク、前記サブタンク及び前記補給タンクが前記ヘッド部よりも高い位置に設置されて、前記メインタンク用減圧手段と前記サブタンク用減圧手段により前記メインタンクと前記サブタンクがそれぞれ個別に減圧状態に維持されることを特徴とするものである。
(塗布液の充填操作)
供給カートリッジ5を液滴吐出装置に装着した状態では、塗布液供給管20、各ヘッド24a〜24d、ヘッド接続管39ならびに塗布液回収管22内などには空気が存在しているから、この空気を排除するためまず空気を洗浄液30と置換する。
(塗布液の吐出操作)
前述のようにカートリッジ収納部3はヘッド部4よりも高い位置に設置しており、両者の間に水頭差が生じている。本発明はこの水頭差を利用して、塗布液26を記録ヘッド4から吐出しているときも常に塗布液26を前記循環経路を通して循環させて、塗布液成分の沈降、本実施形態ではスペーサ粒子の沈降を抑制するものである。
(塗布液の補給)
塗布液26がヘッド24a〜24dによって吐出されることにより、供給カートリッジ5内の塗布液は随時消費されていく。塗布液26が消費されることによりメインタンク6及びサブタンク7内の塗布液26の液面の高さは低くなり、それに伴い圧力切替部1により前記メインタンク6及びサブタンク7内の圧力が制御されていて前記ヘッド24のオリフィスからの塗布液が垂れることはない。
(補給カートリッジの交換)
補給カートリッジ120の塗布液26が無くなると、一旦、液晶基板48への塗布作業を中断し、補給カートリッジ120の交換をおこなう。そのため、接続部128aと127bを外す。接続部はクイックコネクタと呼ばれるものを使用することで接続部が外れた状態では密封されるので、塗布液26がこぼれることはない。交換用の補給カートリッジ120aを準備し、前記接続部127a,127bと接続することで補給カートリッジ120の交換は完了する。前記補給カートリッジ120の交換の際に、接続部127aに接続されている送液管122に気泡が入る。しかし、サブタンク7への補給の際に塗布液26と一緒のサブタンク7内に排出される。ここで、一旦気泡は排除されるので塗布液供給管20に進入することはない。
これらの図に示すように、塗布ステージ51上には2本平行に延びたX軸リニアレール52が敷設、固定され、その上に2つのX軸リニアガイド53が取り付けられている。X軸リニアガイド53の上にステージベース54を介してテーブル55が固定されている。
Claims (7)
- 塗布液を収容するメインタンクと、
塗布液を収容するサブタンクと、
前記塗布液を液滴として吐出するヘッド部と、
前記メインタンクにある塗布液を前記ヘッド部に供給する塗布液供給管と、
前記ヘッド部から出た塗布液を前記サブタンクに戻す塗布液回収管と、
前記サブタンクにある塗布液を前記メインタンクに送るタンク間移送管と、
前記前記タンク間移送管の途中に設けられたタンク間移送用ポンプと、
前記メインタンク内を所定の圧力に減圧するメインタンク用減圧手段と、
前記サブタンク内を所定の圧力に減圧するサブタンク用減圧手段と、
前記サブタンクに塗布液を補給するため、着脱可能に設けられた補給タンクと、
前記補給タンクから供給された塗布液を前記サブタンクへ送液する送液管と、
前記送液管の管路内にあって、前記メインタンクまたはサブタンク内の塗布液が消費されると、前記補給タンクより塗布液を前記サブタンクへ送液するチューブポンプとを備え、
前記メインタンク、前記サブタンク及び前記補給タンクが前記ヘッド部よりも高い位置に設置されて、前記メインタンク用減圧手段と前記サブタンク用減圧手段により前記メインタンクと前記サブタンクがそれぞれ個別に減圧状態に維持されることを特徴とする液滴塗布装置。 - 前記メインタンク及び前記サブタンクを一組とした供給カートリッジを設け、該供給カートリッジが前記塗布液供給管、塗布液回収管、タンク間移送管、メインタンク用減圧手段ならびにサブタンク用減圧手段に対して交換可能になっていることを特徴とする請求項1記載の液滴塗布装置。
- 前記補給タンクには、塗布液を前記サブタンクへ送液する時に大気開放を行うための弁機構が設けられていることを特徴とする請求項1または2記載の液滴塗布装置。
- 請求項1ないし3の何れか1項に記載の液滴塗布装置において、前記メインタンク、前記塗布液供給管、前記ヘッド部、前記塗布液回収管、前記サブタンク及び前記タンク間移送管の循環経路にて塗布液が循環される流量は、前記ヘッド部から液滴として吐出されるときの最大駆動周波数で駆動されたときに吐出される液滴量よりも多い流量であることを特徴とする液滴塗布装置。
- 請求項1ないし4の何れか1項に記載の液滴塗布装置において、前記サブタンクから前記メインタンクへの送液流量は、前記メインタンクから前記ヘッド部を介して回収される塗布液の流量よりも多いことを特徴とする液滴塗布装置。
- 請求項1ないし5の何れか1項に記載の液滴塗布装置において、前記塗布液が固体粒子を混合、分散した塗布液であることを特徴とする液滴塗布装置。
- 請求項1ないし6の何れか1項に記載の液滴塗布装置において、前記メインタンク、前記サブタンク、及び前記補給タンクには、塗布液を攪拌するための塗布液攪拌機構部が備えられていることを特徴とする液滴塗布装置。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2007261542A JP5169120B2 (ja) | 2007-10-05 | 2007-10-05 | 液滴塗布装置 |
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JP2007261542A Active JP5169120B2 (ja) | 2007-10-05 | 2007-10-05 | 液滴塗布装置 |
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