JP5168877B2 - 医薬情報担当者の院内活動記録装置 - Google Patents

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Description

本発明は、病院を訪問する製薬メーカの医薬情報担当者(MR)の院内活動を管理する院内活動記録装置に関する。
大中規模の病院では、製薬メーカの医薬情報担当者(MR)が頻繁に出入りし、医師,薬剤師等に面談して製品情報等の提供や情報の収集を行っている。各病院では、受付簿を用意して入退室の記帳を義務づけているが、各々医薬情報担当者としては複数の医師等に面談していくために、記帳作業は煩雑で面倒な作業となり、いい加減なものとならざるを得ない。したがって、病院としては、医薬情報担当者が病院内で何をやっているのかを正確に把握できていないという問題がある。
特に、2001年10月より新薬の市販直後調査制度が導入され、医薬情報担当者は新薬の市販後6ヶ月間副作用等の情報を収集することが義務付けられているが、病院としてはチェックする有効な手立てが無いのが現状である。
なお、従来の一般的な受付システムの例としては、たとえば特許文献1に記載のようなものがある。
特開2000−113045号公報
本発明は上記した従来技術の課題を解決するためになされたもので、その目的とするところは、医薬情報担当者の記帳作業の労力を軽減し、病院としては医薬情報担当者の院内活動を正確に把握することができる医薬情報担当者の院内活動記録装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、請求項1に係る発明は、
病院を訪問する医薬情報担当者の院内活動記録装置であって、
医薬情報担当者情報を格納した医薬情報担当者情報格納部と、医師等の病院関係者の情報を格納した医師情報格納部と、医薬品の情報を格納した医薬品情報格納部と、前記医薬情報担当者の入退室履歴と、面談した医師等の情報と、説明した医薬品情報とを関連付けて記録した活動履歴情報格納部と、医薬情報担当者の所属会社の会社情報を格納した会社情報格納部と、を有するデータベースと、
訪問する医薬情報担当者の入退室時に入力手段から入力される入退室履歴、面談者及び説明した医薬品情報に基づいて、活動履歴情報格納部の該当する医薬情報担当者の活動履歴情報を更新する入退室管理機能部と、
院内管理者によって入力手段から入力されるモニタリング要求に基づいて、前記データベースの活動履歴情報格納部から医薬情報担当者の院内活動履歴を読み出して各種モニタリング画面を作成して表示手段に表示させるモニタリング手段を有する院内管理機能部、を備え、
前記入退室管理機能部は、入室処理部と、退室処理部とを備え、
前記入室処理部においては、各会社の医薬情報担当者が入室処理を開始すると前記会社情報格納部から会社名の一覧リストが読み出されて表示手段に表示され、会社名を選択すると氏名一覧が表示され、氏名一覧から氏名を選択することで入室処理を行い、前記会社名一覧リストに会社名が入っていない場合には、入力手段から会社名を新規に入力して会社名を登録する構成で、
前記退室処理部においては、各会社の医薬情報担当者が退室処理を開始すると、入室者の会社名、氏名の一覧リストが表示手段に表示され、氏名を選択すると、面談先リストが表示され、面談先リストについて医師又は薬剤師を選択すると医師又は薬剤師のリストが表示され、該リストから面談者を選択し、面談所要時間と面談目的を入力し、面談目的が製品に関する場合には、前記医薬品情報格納部から各会社の製品リストが読み出されて表示され、製品リストより面談者に説明した医薬品を選択し、選択した医薬品について示された詳細な面談目的のリストから面談目的を選択し、前記製品リストに無い場合には、製品の追加メニューより製品リストに追加登録する構成となっていることを特徴とする。
本発明によれば、医薬情報担当者の記帳作業の労力が軽減され、病院としては医薬情報担当者の院内活動を正確に把握することができることによって、医薬情報担当者の漠然とした院内活動を防止し、新薬の発売前後しか院内活動していない医薬情報担当者については、改善を促すことができる。院内訪問規則の遵守状況のチェックができ、院内の許可のない無登録メ−カ−の院内活動をコントロ−ルすることができる。医薬情報担当者の活動履歴から院内滞在時間や医師・薬剤師との面談時間や面談内容がわかり、総合的な評価ができる。
以下に本発明を図示の実施の形態に基づいて説明する。 図2は本発明の実施の形態に係る医薬情報担当者の院内活動記録装置の概念構成を示している。
すなわち、この院内活動記録システム(以下、HDIRSと略称する場合もある)は、1.院内管理者の管理機能と、2.医薬情報担当者の入退室管理機能の2つの機能を備えている。
院内管理者の管理機能としては、1.1.通信・ネットワーク管理、1.2.マスター管理、1.3.モニタリング(院内活動)、1−4.集計・分析モニター(帳票作成)、1−5.お知らせ一覧(伝言板)、1−6.アンケート一覧の6つの機能を有している。
このうち、通信・ネットワーク管理については、1−1−1.LAN機能、1−1−2.登録者一覧機能、1−1−3.Webビューワー機能、1−1−4.メールの送受信機能、1−1−5.ギガストレージ機能、1−1−6.通話(IP電話)機能の6つの機能を有する。
さらに、マスター管理としては、1−2−1.医師更新マスター、1−2−2.会社更新マスター、1−2−3.製品更新マスターの3つの機能を有する。 入退室管理としては、2−1.入室者の登録、2−2.入室処理、2−3.退室処理の3つの機能を備えている。
図1は、上記院内活動記録装置の構成を示すブロック図である。 すなわち、この医薬情報担当者の院内活動記録装置は、各種医薬情報担当者情報を格納した医薬情報担当者情報格納部111と、医師等の病院関係者の情報を格納した医師情報格納部112と、医薬品の情報を格納した医薬品情報格納部113と、前記医薬情報担当者の入退室履歴と、面談した医師等の情報と、説明した医薬品情報とを関連付けて記録した活動履歴情報格納部114と、医薬情報担当者の所属会社の会社情報を格納した会社情報格納部115と、院内管理者側から医薬情報担当者へのお知らせを入力して格納するお知らせ情報格納部116とを有するデータ格納部110を備えている。
そして、訪問する医薬情報担当者の入退室時に、医薬情報担当者によって入力装置101から入力される入退室履歴、面談者(医師,薬剤師等)及び説明した医薬品情報に基づいて、活動履歴情報格納部114に記憶された該当する医薬情報担当者の活動履歴情報を更新する手段としての入退室管理機能部120が設けられている。
この入退室管理機能部120は、入室者登録部処理部121と、入室処理部122と、退室処理部123とを備え、マウスやキーボード等の入力装置101と、出力情報を表示するモニター等の表示装置102が接続されている。
一方、院内管理者によって各種モニタリングを行う院内管理機能部130が設けられている。 この院内管理機能部130は、院内管理者によって入力装置103から入力されるモニタリング要求に基づいて、前記データベース110の活動履歴情報格納部114から医薬情報担当者の院内活動履歴を読み出して各種モニタリング画面を作成して表示装置104に表示するモニタリング手段としてのモニタリング処理部131が設けられている。また、院内管理機能部130には、通信・ネットワーク管理機能部132と、マスターデータを管理するマスター管理機能部133と、集計・分析モニター処理部134と、お知らせ処理部135と、アンケート処理部136とが設けられている。
なお、入力装置103と表示装置104は、入退室管理機能部120の入力装置と表示装置との兼用でもよい。
上記データ格納部110はコンピュータのRAM,ハードディスク,外部記憶装置等の記憶装置に記憶される。 入退室管理機能部120及び院内管理機能部130は、コンピュータの主制御部100において処理される。主制御部100は、特に図示しないが、通常のコンピュータのマイクロプロセッサ(CPU)とRAM等の主記憶装置を含む構成で、主記憶装置に読み込まれたプログラムに従ってデータが処理される。プログラムは一般的にはハードディスク等の補助記憶装置に記憶され、処理実行時に主記憶装置に読み出されて実行される。
以下、上記概念構成に沿って説明する。2−1.入室者の登録機能 登録については、名刺を読み込むような構成でもよいが、図2(B)に示すように、カードを利用することが有効である。
ICカードを導入した病院については、医薬情報担当者(MR)の顔写真も取り込める仕組みを用意する。登録内容は、医薬情報担当者の顔写真、会社名、氏名、携帯電話、所属部署電話番号、MR認定資格の有無、メールアドレス、所属部署FAX、薬剤師資格の有無、本病院担当月、専門領域が登録される。
人事異動などで不要になった登録データは手動で削除する。半年以上訪問の無い医薬情報担当者は、自動的に削除される仕組みを用意する。人事異動になってもわかるようにするために、新たに、本病院を担当することになった月をMRは登録する。
登録に関しては、入室者登録処理部121によって登録専用画面が生成されて表示装置102に表示される。製薬会社に関連したその他の業者については、別途画面を切替、簡易的な登録画面を用意する。
2−2.入室処理 次に、入室処理部122の処理手順について、図3及び図4を参照して説明する。 まず、図4(A)に示すように、HDIRS画面に表示された「入室」ボタン151を押す(図3、S1参照)。
すると、図4(B)に示すように会社名一覧が表示され、入室者(医薬情報担当者)の会社名を一覧リストから選択する(図3、S2参照)。
自社名がリストにない場合は、会社の新規登録を選択後、社名を入力する。 初回訪問の場合、「氏名などの新規登録」を押して、入室者の氏名,連絡先電話番号、E-Mailアドレス、MR認定資格の有無、本病院担当月、専門領域などの基本的な情報を入力する(図3、S3参照)。
次いで、暗証番号を登録すると(図3、S4参照)、入室処理が完了し、「終了」ボタンを押す(図3、S8参照)。 二回目以降の訪問の場合、図4(C)に示すように氏名一覧リストが表示され、一覧リストより入室者の氏名を選択する(図3、S5参照)。
連絡先等の基本的な情報に変更が生じた場合には、「入室者情報の変更」により変更する(図3、S6参照)。
すると、図4(D)に示すように暗証番号の入力欄152が表示され、この暗証番号入力欄152に暗証番号を入力すると入室処理が完了し(図3、S7参照)、「終了」ボタン153を押す(図3、S8参照)。
入室処理が終了すると、院内活動を開始する。
2−3.退室処理機能 次に、退室処理部123の処理手順について、図5乃至図7を参照して説明する。 図7(A)に示すように、HDIRS画面に表示された「退室」ボタン161を押す(図5、S11参照)。
次いで、図7(B),(C)に示すように、会社名一覧から会社名、氏名一覧から氏名を選択し(図5、S12参照)、画面に表示された暗証番号162を入力する(図7(D)、図5、S13参照)。
面談先を選択する(図7(E)、図5、S14参照)。 (i)医師または薬剤師の場合、面談者を“医師リスト”より選択する(図7(F)、図5,S15、S16参照)。 (ii)職員(医師および薬剤師以外)あるいは(iii)不在だった場合(図5,S18参照)、退室処理は完了し、「終了」を押す(図5,S19参照)。
医師リストに無い場合、「医師名の追加」を押し(図5,S17参照)、選択メニューよりリストに新たに登録する(図5,S17参照)。その後で、次(図5,S20)の選択をする。
医師リストにある場合、アポの有無、面談所用時間の選択、面談目的(複数可)を選択する(図5,S20、図7(G)参照)。
面談目的が(i)実際に直接面談して、製品の情報提供及び副作用情報の収集・報告、市販後調査だった場合、(i)を選択する(図6,S21参照)
“製品リスト”より面談者に説明した医薬品を選択する(図6,S22参照)。 リストに無い場合、「製品の追加」ボタンを押し、選択メニューよりリストに登録する(図6,S23参照)。その後で、次(図6,S24)の選択をする。
リストにある場合、実際に直接面談して話をした医師に対し説明製品と、次のA〜Eの中から面談目的を選択する(複数選択可)(図6,S24参照)。A
自社製品に関連のある情報提供(添付文書説明も含む)B 新薬(発売後2年以内)等の医薬品の情報提供(有効性情報)C 安全性/相互作用等の副作用情報の収集D
安全性/相互作用等の副作用情報の報告(相互作用の改訂説明も含む)E 治験薬/市販後調査(市販直後調査も含む)についての依頼/情報の収集
次いで、面談医師による製品の使用状況を選択する(1.今後処方を増やす 2.現状維持 3.今後処方を減らすか他剤に切替)(図6,S25参照)。
退室処理を完了し、「終了」を押す(図6,S29参照)。 次の(ii)〜(iv)の面談目的を選択した場合には(図6,S26参照)、退室処理を完了し、「終了」する(図6,S29参照)。(ii)学会・講演会などの準備協力(iii)医療機器・医療材料などの情報提供(iv)依頼された文献、質問に対する回答
面談目的として、「(v)その他」を選択した場合(図6,S27)、次のA〜DあるいはOのその他を選択する(図6,S28参照)。
A 挨拶(担当者交代) B 製品説明会・研究会の開催および案内 C 製品の情報提供を伴わない定期訪問 D 雑誌の定期的な持参 O その他(意見伺い、引継など)
選択が終了したら、退室処理を完了し、「終了」する(図6,S29参照)。
2−3.退室処理(別途仕様) 次に、退室処理部123の処理手順の別仕様について、図8,図9を参照して説明する。 HDIRS画面で「退室」ボタンを押す(図8,S41参照)。
入室者の会社名・氏名をリストより選択する(図8,S42参照)。 暗証番号を入力する(図8,S43参照)。
面談目的(複数可)を選択する(図8,S44参照)。 面談目的から、(i)実際に直接面談して、製品の情報提供及び副作用情報の収集・報告、市販後調査を選択した場合(図8,S45参照)、実際に直接面談して話をした医師に対し説明製品と面談目的を次のA〜Eの中から選択する(複数選択可)(図8,S46参照)。A
自社製品に関連のある情報提供(添付文書説明も含む)B 新薬(発売後2年以内)等の医薬品の情報提供(有効性情報)C 安全性/相互作用等の副作用情報の収集D
安全性/相互作用等の副作用情報の報告(相互作用の改訂説明も含む)E 治験薬/市販後調査(市販直後調査も含む)についての依頼/情報の収集
次に、“製品リスト”より面談者に説明した医薬品を選択する(図9,S47参照)。 リストに無い場合、「製品の追加」を押し、選択メニューよりリストに登録(図9,S48参照)。その後で、次(図9,S53)の面談先の選択をする。
リストにある場合、医薬品を選択し、面談先を選択する(図9,S49、S53参照,)。
次の(ii)〜(iv)の面談目的を選択した場合には(図8,S50参照)、面談先を選択する(図9,S53参照)。(ii)学会・講演会などの準備協力(iii)医療機器・医療材料などの情報提供(iv)依頼された文献、質問に対する回答
面談目的として、「(v)その他」を選択した場合(図8,S51参照)、次のF〜IあるいはOのその他を選択する(図8,S52参照)。
F 挨拶(担当者交代) G 製品説明会・研究会の開催および案内 H 製品の情報提供を伴わない定期訪問 I 雑誌の定期的な持参 O その他(意見伺い、引継など)
選択が終了したら、面談先を選択する(図9,S53参照)。
面談先が(i)医師または薬剤師の場合(図9,S54参照)、面談者を“医師リスト”より選択する(図9,S56参照)。 医師リストに無い場合、「医師名の追加」を押し、選択メニューよりリストに新たに登録する(図9,S57参照)。その後で、次(図9,S59)の選択をする。
医師リストにある場合、「1.アポの有無、面談所用時間の選択、2.不在だった」を選択する(図9,S59参照)。面談先が(ii)職員(医師および薬剤師以外)だった場合(図9,S55参照)、退室処理は完了し、「終了」を押す(図9,S58参照)。
面談医師による製品の使用状況を、次の1〜3の中から選択する(図9,S60参照)。 1.今後処方を増やす 2.現状維持 3.今後処方を減らすか他剤に切替
面談目的が(ii)〜(v)の場合、表示されない。 他に医師を選択していれば、“医師リスト”画面に戻り、選択していなければ「終了」となる(図9,S61参照)。
退室処理を完了し、終了を押す(図9,S62参照)。
当該医師は不在だったが、他に医師を選択していれば、“医師リスト”画面に戻り、選択していなければ終了する(図9,S63参照)。
退室処理が完了し、「終了」を押す(図9,S64参照)。 また、この入退室管理機能部120には、医薬情報担当者から院内管理者への伝言を入力する伝言入力部124が設けられている。伝言入力部124は、伝言の入力画面を作成して表示すると共に、入力画面に入力された伝言メモを院内活動履歴情報格納部114に当該医薬情報担当者の情報と共に記録するようになっている。また、伝言の入力は、入室時,退室時の本人確認後であればどの時点でもよい。この入力画面の表示は、HDIRSの入力画面に伝言ボタンを設け、伝言ボタンを押すことで伝言画面が表示されるようになっていてもよいし、本人確認後に自動的に表示されるようになっていてもよい。
伝言入力画面には、新規の伝言入力欄の他に、当該医薬情報担当者が入力した過去の伝言メモが検索されて表示され、院内管理者が既読か未読かが表示されるようになっている。
次に、「1.管理機能」について説明する。1−1.通信・ネットワーク管理機能 1−1−1.LAN機能 LAN機能は、図10(A)に示すように、LANケーブルで、複数のHDIRS1同士を接続できる。複数台設置の必要性のある病院にも対応可能である。HDIRSを院内管理者の手元のパソコンでモニタリングしたい場合にも対応可能である。院内のLANに接続するものではない。
1−1−2.登録者一覧機能 図10(B)に、詳細画面を示している。 登録者一覧機能は、各々登録者について、1レコード毎に並べる。
会社名,登録者順に表示させる。 登録者から伝言が入っているレコードだけ別途抽出表示させることもできる。 モニタリング、伝言メモ一覧機能と連動している。 最新訪問日順に表示させることができる。
横に長くなるので、スクロールさせることなく、折り畳む機能がある。 会社名あるいは登録者名で、検索できる機能を有する。
ICカードを導入している病院はMRの顔写真も表示できる。未導入の場合には表示は不可である。 この登録者情報の属性は、顔写真以外に、1.会社名、2.登録者、3.登録者コード、4.登録者パスワード、5.最新訪問日、6.登録者から病院への伝言が表示、7.所属部署電話番号、8.所属部署FAX、9.携帯電話番号、10.メールアドレス、11.専門領域、12.MR認定資格の有無、13.薬剤師資格の有無、14.本病院担当月等を備えている。
1−1−3.Webビューワー機能 図10(C)に、詳細画面を示している。 専用ソフトを使用しないでブラウザで閲覧できる機能のことである。登録者一覧の詳細画面に対して、医薬情報担当者の顔写真、登録者コード、登録者パスワード、伝言表示、本病院担当月が表示されない。
1−1−4.メールの送受信機能 図11(A)に示すように、登録者一覧画面から登録者のメールアドレスにカーソルを移動し、メーラーが起動後、メールを送信できる機能である。
本機能は、HDIRSが電話回線と接続可能な環境の場合に動作する。
1−1−5.ギガストレージ機能 図11(B)に示すように、登録者情報が特定の携帯電話でも閲覧できる機能である。 項目としては、Webビューワー機能に比べて、さらに専門領域、MR認定資格有無、薬剤師資格有無の項目が表示されない。
登録者の指定の電話番号にカーソルを移動させて通話もできる。
登録者の指定メールアドレスからメールの送信もできる。 会社名、登録者順に表示させる。 最新訪問日順に表示させる機能がある。
パスワ−ド設定で閲覧を管理する機能を備えている。
1−1−6.通話機能(IP電話) 図11(C)に示すように、登録者一覧画面から登録者の電話番号にカーソルを移動し、IP電話として通話できる機能を有する。本機能はHDIRSが電話回線と接続可能な環境の場合に動作する。
次に、「モニタリング機能」について説明する。 すなわち、図1のモニタリング処理部131は、院内管理者によって入力装置103から入力されるモニタリング要求に基づいて、データベース110の活動履歴情報格納部114から医薬情報担当者の院内活動履歴を読み出して各種モニタリング画面を作成して表示装置104に表示させる。
図12(A)に示すように、登録者一覧機能において、氏名をダブルクリックすると、「日表示」「月表示」、「四半期表示」、「半年表示」、「年表示」の5種類のメニューが表示され、選択後、グラフビュー画面(1〜5)に切り替わる。
この氏名のダブルクリックが、各々医薬情報担当者毎の時系列の活動履歴情報の要求であり、この時系列の活動履歴情報要求に応じて、モニタリング処理部131は複数種類の期間単位でのメニューを作成し、メニューの選択に応じて対応する期間単位の時系列の図表であるグラフビュー画面(1〜5)を生成する。あらかじめ設定した登録者の特定グル−プによる検索や会社名或いは登録者名での検索機能を備えている。
図12(B)は、グラフビュー画面1(日表示)である。 図示例は、2006年1月の例である。 各々登録者の日毎の院内活動が、1ヶ月分の活動履歴として、左から右に日付順に一行に表示される。最上位の行には日付の見出しが曜日と共に記載され、左端の欄に、登録者の氏名が表示され、各日の表示欄に、自社製品の紹介、副作用情報の報告等の目的が表示される。
活動が記録された日の表示欄をダブルクリックすると、誰に面会したか、面会者の名前がポップアップ画面にて生成される。すなわち、モニタリング処理部131は活動履歴情報から該当情報を検索して表示画面を生成する。この画面は連動だけでなく、単独でも動作するボタンが用意されており、曜日については、範囲指定ができ、該当MR名が表示される。
また、各々表示欄には、伝言があればポップ画面に伝言が表示される。重要なメモについては、重要マークが表示される。それを院内管理者が読んだか読まないかで、既読、未読かの表示もされる。MR入力画面で、個々のMRは確認できる。
図13(A)は、グラフビュー画面2(月表示)である。 図示例では、2006年の例である。 各々登録者の月単位の院内活動履歴が、左から右に暦順に一行に表示される。各々月欄には、訪問頻度状況を棒状マークとしての縦棒表示としている。この縦棒の色を付けることで、視覚的に直感的にとらえることができる。たとえば、1月は4件の訪問があり、2月は2件の訪問があった。縦棒の表示位置は、上旬,中旬,下旬を意識する。
この数字は、縦棒で表せる訪問頻度の件数を合計している。 縦棒をダブルクリックすると、面会日、面会時間、面会者名簿がポップアップ画面に表示される。
たとえば、「2006年1月22日 14:00 山田医師、山中医師」というように表示される。
さらに、色違いの縦棒マーク(たとえば赤)は、登録者からの伝言があることを示し、ダブルクリックすれば登録者の入力した伝言内容がポップ画面に表示される。また、院内管理者がそれを読んだか読まないかで、既読か、未読かの表示もなされる。MR入力画面で個々のMRは確認できる。
この画面は、連動だけでなく、単独でも動作するようにボタンが用意されており、範囲指定で期間を選択でき、該当MRが表示される。
図13(B)は、グラフビュー画面3(四半期表示)である。 図示例では、2006年の例である。 各々登録者の四半期毎の院内活動履歴が、左から右に時系列で一行に表示される。ここでは、四半期ごとの訪問頻度を表示している。内容の説明は、前述のグラフビュー画面2と同じである。
図14(A)は、グラフビュー画面4(半年表示)である。 例として、ここでは、2006年の半年毎の訪問頻度を表示している。内容の説明は、前述のグラフビュー画面2と同じである。
図14(B)は、グラフビュー画面5(年表示)である。 例として、図示例では、2003年から2007年までの年ごとの訪問頻度を表示している。内容の説明は、前述のグラフビュー画面2と同じである。
図15(A)は、訪問状況の日付別一覧表を示している。 この例では、各々日付別の訪問したMRの氏名と所属会社名、入室時刻,退室時刻および滞在時間が、一行に表示される。
年月日の範囲指定で、表示する期間を検索できるようになっている。 ボタンを押すことによって、この画面が表示される。 すなわち、ボタンを押すことによって、日付別の医薬情報担当者の訪問情報の要求が出され、検索期間を入力すると、モニタリング処理部131は活動履歴情報格納部114に格納されている活動履歴情報を読み出して訪問状況の日付別一覧表の画面を生成して表示する。
図15(B)は、訪問状況の会社別一覧表を示している。 この場合も、年月日の範囲指定で、期間を検索できる。また、会社名で検索できるし、ボタンを押すことによって、この画面が表示される。
すなわち、ボタンを押すことによって、会社別の訪問情報の要求が出され、検索期間を入力すると、モニタリング処理部131は、活動履歴情報格納部114に格納されている活動履歴情報を読み出して訪問状況の会社別一覧表の画面を生成して表示する。
図16(A)は、新薬の市販直後調査状況の画面を示している。 新薬の発売期間として、1年間の範囲指定(月ごとの指定)ができて、その期間での検索ができるようになっている。
表示は、1月から12月の固定で、訪問があれば、縦棒で視覚的に表示される。 薬価収載日を範囲指定することによって、製品名が表示され、その製品を紹介したMR名が表示される。ボタンを押すことによって、この画面が表示される。
すなわち、ボタンを押すことによって、新薬の市販直後調査状況のチェック要求が出され、新薬の発売期間を入力すると、モニタリング処理部131は、医薬品情報格納部113に格納されている医薬品情報から新薬を検索すると共に、活動履歴情報格納部114に記録されている活動履歴情報から新薬に対応する活動履歴情報を検索し、新薬についての医薬情報担当者の訪問状況の時系列の図表を生成する。
縦棒をダブルクリックすると、訪問目的(市販直後調査依頼)、面会日、面会医師名、薬剤師名がポップアップ画面に表示される。
たとえば、色違いの赤印は、MRからの伝言があることを意味し、ダブルクリックすると、上記画面の他に、さらに伝言のポップアップ画面が表示される。それを院内管理者が読んだか読まないかで、既読か、未読かの表示もされる。MR入力画面からMRはそれを確認できる。
図16(B)は、医師名をキーにして、ある期間毎、この例では月毎に面会があったかどうかを一覧表示したものである。 すなわち、医師を指定すると、モニタリング処理部131は活動履歴情報格納部114に格納されている活動履歴情報から指定された医師に関する履歴情報を検索し、所定期間毎に面会の有無を表示する時系列の一覧表の画面を生成して表示する。
面会をダブルクリックすると、年月日、入室時刻、退室時刻、滞在時間、MR名、会社名がポップアップ画面に一覧表示される。
図17(A)は、MRからの伝言メモ一覧を示している。 各々月毎に日付順に表示されるようになっており、伝言があった場合、伝言の表示がなされる。伝言メモのあったMRだけがポップアップ画面に一覧表示される。ボタンを押すことによって、この画面が表示される。
すなわち、医薬情報担当者の入退室時に入力装置101から入力される院内管理者への伝言メモ情報が、活動履歴情報格納部114の該当する医薬情報担当者の活動履歴情報と関連付けて格納されており、伝言メモのボタンを押すことによって、医薬情報担当者から院内管理者への伝言メモ情報の要求がなされ、期間を指定すると、モニタリング処理部131は、活動履歴情報格納部114の該当する期間の伝言情報を検索して時系列の表を生成して表示する。
重要なメモについては、重要マークが表示される。期間は、任意で指定できる。 MR名をダブルクリックすると、ポップアップ画面に伝言内容が表示される。それを院内管理者が読んだか読まないかで、既読か、未読かの表示もなされる。MR入力画面で個々のMRは確認できる。
図17(B)は、日付別・訪問件数一覧の画面を示している。 期間は任意で選択できる。表示項目としては、年月日、訪問MR件数、面会医師数、面会件数、製品説明件数、平均MR数/医師、平均医師数/MRである。ボタンを押すことによって、この画面が表示される。
すなわち、ボタンを押すと、日付別訪問件数一覧の要求が出され、期間を指定すると、モニタリング処理部131は、活動履歴情報格納部114の該当する期間内における日毎の訪問医薬情報担当者の数、面会医師の数、製品説明の件数の一覧表の画面を生成して表示する。
図18(A)は、曜日別・訪問件数一覧の画面を示している。 期間は任意で選択できる。表示項目としては、対象日数、訪問MR平均件数、訪問MR合計件数、面会件数、製品説明件数である。
ボタンを押すことによって、この画面が表示される。 すなわち、ボタンを押すと、曜日別の訪問件数一覧の要求が出され、期間を指定すると、モニタリング処理部131は、活動履歴情報格納部114の該当する期間内における曜日毎に、訪問した医薬情報担当者の数、面会医師の数、製品説明の件数を集計し、一覧表の画面を生成して表示する。
図18(B)は、時間帯別、入退室件数一覧の画面を示している。 期間は任意で選択できる。 病院の訪問規制時間がある場合、それ以外の時間帯は赤枠で表示され、規制時間外に訪問したMR名を表示することができる。別途、院内管理者用の管理画面で訪問規制時間帯を設定することができる。
ボタンを押すことによって、この画面が表示される。
すなわち、ボタンを押すと、時間帯別の入退室件数の一覧の要求が出され、期間を指定すると、モニタリング処理部131は、活動履歴情報格納部114の該当期間内の時間帯毎に、入室件数と退室件数を集計して一覧表の画面を生成して表示する。
さらに、本装置は、各種帳票の作成をする集計・分析モニター機能を有している。 すなわち、入力された内容は、システム内に集計・分析機能があるので、自動的に集計・分析され、結果はファイル出力できる。ボタン操作でそれぞれの帳票を選択でき
る。ボタンを押すと、集計・分析モニター処理部134に帳票作成要求が出され、集計・分析モニター処理部134は、要求された帳票の種類に応じて、活動履歴情報格納部114の履歴情報を検索して集計・分析し、帳票として出力する。
帳票の種類は、次の通りである。1.MR訪問履歴日付別一覧2.MR訪問履歴会社別一覧3.日付別訪問MR件数一覧4.曜日別訪問MR件数一覧5.時間帯別入退室件数一覧7.会社別訪問MR一覧8.MR別ランク一覧9.会社別説明製品一覧9.製品別ランク一覧10.医師別面会件数一覧11.医師別MR別面会件数一覧12.医師別製品説明件数一覧13.医師別ランク一覧14.訪問記録一覧
また、本システムには、院内管理者から医薬情報担当者向けにお知らせを伝える(伝言板)機能も有している。 すなわち、院内管理者は、全MR向け、指定の会社向け、指定のMR向け、新規MR向けに伝えたいことを表示させることができる。そのためにお知らせ処理部135によっての画面インターフェイスが用意されている。お知らせ期間は任意に設定することができる。
内容によって、入力できる項目数の設定、特定マークの設定、重要度レベルの設定、フォントおよび文字色の設定、表示タイミングの設定(曜日別に設定も可能)、表示回数の設定、対象者の既読,未読状態のチェックがこの画面上でできる。
お知らせ処理部135は、このような入力画面を作成して表示装置104に表示して、データベースのお知らせ情報格納部116に記録する。さらに、お知らせ処理部135は、MRの入室時あるいは退室時に、対象者か否か等を判別してお知らせ情報格納部116から該当するお知らせ情報を読み出してインターフェース用のお知らせ画面を作成し、該当する医薬情報担当者の表示装置102に表示する。
お知らせをさらに見た対象者は、この画面を通じて見たことによる次の行動、たとえば(i)添付文書の改訂を持参しました。(ii)市販直後調査に来ました。
(iii)新薬のパンフレットを持参しました等を選択入力することができ、その結果がお知らせ情報格納部116に格納される。さらに、その結果を本画面上で院内管理者が確認できる画面も用意される。たとえば、院内管理者がお知らせの結果を確認したい場合には、お知らせ確認要求に応じて各医薬情報担当者からの入力結果を読み出して表示される。別途、登録者の入力した伝言内容画面とも連動が可能となっている。
図22に、このお知らせ処理の簡単な流れを示している。 すなわち、HDIRS画面に表示されたお知らせ画面から院内管理者がお知らせ内容を入力し(S70)、全MR,指定の会社のMR,指定のMR等の表示先(相手)を選択する(S71)。このお知らせ情報がお知らせ情報格納部116に格納され、MRの入室時あるいは退室時にお知らせ情報格納部116からお知らせ情報を読み出して表示する(S72)。次に、MRは表示されたお知らせに対して何らかのメッセージを返(S73)す。これは全MRについても同様の仕組みとする。このメッセージについては、定型メッセージが用意される。定型メッセージとしては、たとえば、1.わかりました、2.すぐに確認します、3.後日、資料を送ります、4.後日、連絡します5.上記以外、MRが直接入力する。この入力情報がお知らせ情報格納部116に記録され、院内管理者のお知らせ編集用の表示画面にMRが入力したメッセージが表示され、院内管理者が確認する。たとえば、既読か未読かの画面に表示される(S74)。
一方、MRによって伝言入力画面で入力された伝言についても(S75)、お知らせ編集用の画面で確認することができるようになっている。たとえば、お知らせ編集用の画面に伝言を読み出すボタンを設け、ボタンを押すことにより、MRからの伝言を院内活動履歴情報格納部114から読み出して表示する。また(S75)で入力した伝言、(S73)で入力したメッセージを院内管理者がいつ読んだのかをMRは画面で確認することもできる(S76)。 したがって、入室管理機能部120の伝言入力部124と院内管理機能部130のお知らせ処理部135が本発明の双方向の掲示板手段を構成する。
表示タイミングと表示回数は次の通りである。 全MR向けのお知らせは、入室処理時のタイミングで表示され、MRが確認ボタンを押すまで表示される。
新規MRは、新規登録時に表示され、新規登録時にのみ表示される。 指定の会社は、入室処理終了時に表示され、MRが確認ボタンを押すまで表示される。 指定MRは、入室処理終了時に表示され、MRが確認ボタンを押すまで表示される。
お知らせ内容は、テキストであれば、外部のフレキシブルディスクから読み込むことができるので、HDIRS上での入力の手間が省ける。
さらに、本システムは、アンケート機能を有している。 MR向けに簡単なアンケートを行うことができる画面インターフェイスが用意されている。
アンケート結果は、システム内に用意された集計機能によって、自動的に集計され、別途画面上で表示され、それはMRにも公開することができ、さらに結果はCSV形式のファイル出力ができる。
図19には、上記した医薬情報担当者の院内活動履歴記録装置(HDIRS)から得られたデータを用いた医薬品の販売促進評価方法を示している。
この評価方法は、医薬情報担当者(MR)がHDIRSのデータベース110の活動履歴情報格納部114に格納されたMR入力データ200と、別に定める病院内データ300とを用いてデータ処理・加工処理部410にて処理・加工して、集計・分析処理部420にて販売に有益な集計・分析処理を行って帳票を作成し、出力されたその帳票データ500を主として製薬会社に販売提供するものである。
MR入力データ200とは、HDIRSから出力したデータを表し、会社別、医薬情報担当者(MR)別、製品別の宣伝量、つまり宣伝に関連するデータである。
図20には、MR入力データ200のファイル構成の一例を示している。 ファイル構成は、マスターファイル210と、データファイル220を備えている。
マスターファイル210は、会社マスターファイル211と、医師マスターファイル212と、MRマスターファイル213と、製品マスターファイル214と、名称マスターファイル215と、診療科マスターファイル216とを備えている。
会社マスターファイル211には、会社情報として、会社名、会社コード、会社名かな一行、入力フラグ、更新フラグが記録されている。会社名は医療施設コード+会社コードをキ−としているが、会社コードには、旧会社コード、会社名かな一行、新会社コードとを備えている。
医師マスターファイル212には、医師情報として、診療科コード、医師名、医師コード、更新フラグ、仮医師コード、正式医師コードが記録されている。医療施設コードをキ−としている。
MRマスターファイル213には、MR情報として、MRコード、会社コード、MR氏名、最新訪問年月日、暗証番号、入力情報1〜10、MR資格の有無、薬剤師資格の有無、削除フラグ、アンケートフラグが記載される。医療施設コードをキ−としている。
製品マスターファイル214には、製品情報として、製品コード、製品名、更新フラグが記録される。会社コード+製品コードをキ−としている。
名称マスターファイル215には、訪問目的情報として、訪問目的コード、訪問目的内容、更新フラグが記録される。 診療科マスターファイル216には、診療科情報として、診療科コード、診療科名称、更新フラグが記録される。医療施設コード+診療コードをキ−としている。
データファイル220には、一つの訪問に対して、病院属性、データ属性、会社情報、MR情報、医師情報、製品情報、訪問情報が記録されている。
病院属性には、医療施設名称、医療施設コード、診療科名称、診療科コードが記録されている。データ属性としては、退室日及び退室時刻が記録される。会社情報としては、会社名、会社コードが記録される。MR情報としては、MR氏名、MRコード、MR資格の有無、薬剤師資格の有無が記録される。医師情報としては、医師名、医師コードが記録される。製品情報としては、製品名、製品コード、処方状況が記録される。訪問情報としては、入室日、入室時刻、訪問先、アポの有無、訪問目的名称が記録される。
病院内データとは、院内にある薬剤購入量、処方量、デッドストック量、その他のことをいう。 図21には、病院内データ300の一例を示している。
ファイル構成としては、施設情報ファイル310と、製品情報ファイル311を備えている。 施設情報ファイル310には、医療施設コード、病棟区分、病棟コード、診療科コード、診療科区分、医師コードが記録される。
製品情報ファイル311には、医療施設コード、医師コード、製品コード、製品使用量、製品購入量、薬価が記録される。 MR入力データ200と病院内データ300の医療施設コード、医師コード、製品コードを共通化しておく。
病院内データ300は様々なシステムで構成されているので、MR入力データ200と統合して集計・分析するために、データ加工・処理部410にてデータの処理・加工を行い、集計・分析処理部420にて、SQL検索などで、MR入力データ200及び病院内データ300から必要な情報を自由に抽出・分析する。
また、集計・分析処理部420には予め分析ツール(定例分析)が用意されており、ボタンを押すことによって、次のような販売帳票データを出力する。
販売帳票データの主な種類としては、次のようなものが挙げられる。(i)宣伝量と薬剤購入量の相関関係、時系列分析(競合他社製品)(ii)宣伝量と薬剤処方量の相関関係、時系列分析(競合他社製品)(iii)MRの評価、時系列分析(面談時間と薬剤処方量との関係など)(iv)その他販売に有益と思われるすべての分析 ・競合他社製品のプロモーション状況等、 ・他社MRの・面談時間、訪問頻度、訪問目的状況等
・他社MRの訪問医師カバー状況(担当エリア別等) ・MR一人当たりの訪問日数状況等 ・医師一人当たりの訪問MR数状況等 ・MR一人当たりの訪問医師数状況等 ・1面談件数当たりの製品宣伝件数状況等
・その他の分析 販売帳票の出力期間は、月別帳票、四半期別帳票、半期別帳票、年間別帳票その他が考えられる。
図1は、本発明の医薬情報担当者の院内活動記録装置の構成を示すブロック図である。 図2(A)は、図1の装置のシステムの概念構成図、図2(B)は、医薬情報担当者が院内活動記録装置に基本的な情報を登録するための概念図である。 図3は、図1の入室処理部の処理手順を示す図である。 図4は、図3の処理実行時のHDIRS画面の遷移図である。 図5は、図1の退室処理部の処理手順を示す図である。 図6は、図5の処理手順の続きの手順を示す図である。 図7は、図5,図6の処理実行時のHDIRS画面の遷移図である。 図8は、図1の退室処理部の処理手順の他の仕様を示す図である。 図9は、図8の処理手順の続きの手順を示す図である。 図10(A)は、複数のHDIRS同士をLANでつないだ状態の概念図、図10(B)は登録者一覧の詳細画面構成、図10(C)はブラウザでの閲覧用の登録者一覧画面構成を示す図である。 図11(A)は、メール送受信機能の説明図、図11(B)は携帯電話で閲覧する登録者一覧の画面構成を示す図、図11(C)は通話機能の説明図である。 図12(A)は、登録者一覧機能のモニタリング処理実行時の登録者一覧画面構成を示す図、図12(B)は、モニタリングされたグラフビュー画面1(日表示)を示す図である。 図13(A)は、グラフビュー画面2(月表示)を示す図、図13(B)は、グラフビュー画面3(四半期表示)を示す図である。 図14(A)は、グラフビュー画面4(半年表示)を示す図、図14(B)は、グラフビュー画面5(年表示)を示す図である。 図15(A)は、訪問状況の日付別一覧表画面を示す図、図15(B)は、訪問状況の会社別一覧表画面を示す図である。 図16(A)は、新薬の市販直後調査状況のチェック画面を示す図、図16(B)は、医師別面会状況一覧を示す図である。 図17(A)は、MRからの伝言メモ一覧画面を示す図、図17(B)は、日付別・訪問件数一覧画面を示す図である。 図18(A)は、曜日別・訪問件数一覧画面を示す図、図18(B)は、時間帯別、入退室件数一覧画面を示す図である。 図19は、本発明の院内活動履歴記録装置から得られたデータを用いた医薬品の販売促進評価方法の概念図である。 図20は図19の評価方法に用いられるMR入力データのファイル構成の一例を示す図である。 図21は図19の評価方法に用いられる病院内データのファイル構成の一例を示す図である。 図22はお知らせ処理の流れを示す図である。
100 主制御部 101,103 入力装置 102,104 表示装置110 データベース 111 医薬情報担当者情報格納部
112 医師情報格納部 113 医薬品情報格納部 114 MRの院内活動履歴情報格納部 115 会社情報格納部 116 お知らせ情報格納部 120 入退室管理機能部
121 入室者登録処理部、122 入室処理部、123 退室処理部、130 管理機能部 131 モニタリング処理部 132 通信・ネットワーク管理機能部 133
マスター管理機能部 134 集計・分析モニター処理部 135 お知らせ処理部 136 アンケート処理部

Claims (1)

  1. 病院を訪問する医薬情報担当者の院内活動記録装置であって、
    医薬情報担当者情報を格納した医薬情報担当者情報格納部と、医師等の病院関係者の情報を格納した医師情報格納部と、医薬品の情報を格納した医薬品情報格納部と、前記医薬情報担当者の入退室履歴と、面談した医師等の情報と、説明した医薬品情報とを関連付けて記録した活動履歴情報格納部と、医薬情報担当者の所属会社の会社情報を格納した会社情報格納部と、を有するデータベースと、
    訪問する医薬情報担当者の入退室時に入力手段から入力される入退室履歴、面談者及び説明した医薬品情報に基づいて、活動履歴情報格納部の該当する医薬情報担当者の活動履歴情報を更新する入退室管理機能部と、
    院内管理者によって入力手段から入力されるモニタリング要求に基づいて、前記データベースの活動履歴情報格納部から医薬情報担当者の院内活動履歴を読み出して各種モニタリング画面を作成して表示手段に表示させるモニタリング手段を有する院内管理機能部、を備え、
    前記入退室管理機能部は、入室処理部と、退室処理部とを備え、
    前記入室処理部においては、各会社の医薬情報担当者が入室処理を開始すると前記会社情報格納部から会社名の一覧リストが読み出されて表示手段に表示され、会社名を選択すると氏名一覧が表示され、氏名一覧から氏名を選択することで入室処理を行い、前記会社名一覧リストに会社名が入っていない場合には、入力手段から会社名を新規に入力して会社名を登録する構成で、
    前記退室処理部においては、各会社の医薬情報担当者が退室処理を開始すると、入室者の会社名、氏名の一覧リストが表示手段に表示され、氏名を選択すると、面談先リストが表示され、面談先リストについて医師又は薬剤師を選択すると医師又は薬剤師のリストが表示され、該リストから面談者を選択し、面談所要時間と面談目的を入力し、面談目的が製品に関する場合には、前記医薬品情報格納部から各会社の製品リストが読み出されて表示され、製品リストより面談者に説明した医薬品を選択し、選択した医薬品について示された詳細な面談目的のリストから面談目的を選択し、前記製品リストに無い場合には、製品の追加メニューより製品リストに追加登録する構成となっていることを特徴とする医薬情報担当者の院内活動記録装置。
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