JP5168751B2 - 気化装置、反応装置及び発電装置 - Google Patents

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Description

本発明は、気化装置、反応装置及び発電装置に係り、特に電気的エネルギーを生成するために液体燃料を気化させる気化装置、反応装置及び発電装置に関する。
従来、携帯電話機、ノート型パーソナルコンピュータ、デジタルカメラ、腕時計、PDA(Personal Digital Assistance)、電子手帳等に代表される携帯型電子機器には、電源としてアルカリ乾電池、マンガン乾電池といった1次電池、またはニッケル−カドミウム蓄電池、ニッケル−水素蓄電池、リチウムイオン電池といった2次電池が用いられている。しかし、近年、高いエネルギー利用効率を実現できる燃料電池が将来性に富む有望な電池であると位置付けられ、研究、開発が盛んに行われている。
燃料電池は、例えば、特許文献1に示すように、燃料と、大気中の酸素とを電気化学的に反応させて、化学エネルギーから電気エネルギーを直接取り出すものである。使用される燃料には、代表的な物質として水素が挙げられるが、常温で気体であるために取り扱い及び貯蔵方法に問題があり、液体燃料であるアルコール類又はガソリン等が検討されている。しかし、液体燃料を利用する場合には、液体燃料から発電に必要な水素を生成するための改質装置だけでなく、液体燃料を効果的に改質装置で改質させるために液体燃料を気化させるための蒸発器が必要とされ、上述した携帯型電子機器の電源として用いる場合には、改質装置と共に蒸発器の小型化を図る必要が生じる。
一方、微量の化学反応を行うことができる小型の化学反応装置、いわゆるマイクロリアクターが備えられており、近年、図10に示すように、複数の基板を接合させる構造を有するマイクロリアクターが開発されている。このマイクロリアクターは、一方の面に蛇行した溝が形成された第一の基板102に、第二の基板を接合させることで、溝からなる流路101が第一及び第二の基板の接合部に形成されており、この流路101に流入された流体が、流路101を進んでいる間に化学反応を引き起こし、目的とする生成物又は中間生成物が生成されるようになっている。
そこで、このような構造のマイクロリアクターを蒸発器に応用して小型化を図ろうとすると、図11に示すように、流路103に流入された液相の燃料溶液を含む液体104が、外部から熱を吸収することで蒸発され、完全に気化した状態で流出口に到達し、後続の改質装置に移送されるような構造になっている。
しかしながら、ここで、マイクロリアクターの構造を応用した気化装置では、流路103内の液体104と、液体104が気化されて膨張した気相の燃料を含む気体105との界面107で気化されることになるが、微小な寸法に形成された流路103では、流路自体が微細なために、界面107の面積が小さくなってしまい、液体104全体に加えられた熱量に対して界面107の面積が不十分であると、界面以外の液体104内で気泡106が不規則的に生成される。さらに、水はその状態が液体104から気体105に変化する際に、体積が約1700倍に増加するので、液体104の内部に生じた気泡106は、急激に膨張し流れの進行方向Aの前方に存在する液体105を吹き飛ばし、流路103の流れに突発的な脈動を生じさせる。この現象が頻繁に生じると、この微小気化装置に連結された後続の改質装置に、気化された燃料を一定の速度で供給することが困難になるという問題が生じている。
本発明は前記した点に鑑みてなされたもので、液体を効率的に気化することができる気化装置、反応装置及び発電装置を提供することを目的とする。
以上の課題を解決するために、請求項1に記載の発明に係る気化装置は、マイクロリアクターを構成する気化装置であって、溝が形成された平面状の一対の基板を、前記溝を対向するように上下に重ねて形成される気化装置であって、燃料を含む液体が流入される流入端と、前記液体の気化によって発生した気体が流出される流出端と、に連結されるとともに、前記流入端の断面積より大きな断面積を持つ前記溝によって形成された空間部と、前記空間部を加熱するための加熱部材と、を有し、流入した液体が表面張力によって左右の壁面に沿って移動する前記空間部において、前記流入端と前記流出端とを結ぶ線に対して対称となる位置に二つの円弧状の気液界面を形成する界面保持手段を設け、前記空間部内を、前記加熱部材により気化される前の液体が充填される液体充填部と前記液体の気化によって発生した気体が流れる流路とを所定の位置で分離するようにしたことを特徴とする。
請求項2に記載の発明に係る気化装置は、請求項1に記載の気化装置において、前記空間部は、平面的に略長方形状であることを特徴とする。
請求項3に記載の発明に係る気化装置は、請求項1又は請求項2に記載の気化装置において、前記界面保持手段は、前記空間部に設けられた柱であることを特徴とする。
請求項4に記載の発明に係る気化装置は、請求項3に記載の気化装置において、前記柱は所定の間隔で複数設けられていることを特徴とする。
請求項5に記載の発明に係る気化装置は、請求項4に記載の気化装置において、前記柱は、等間隔に設けられていることを特徴とする。
請求項6に記載の発明に係る気化装置は、請求項3〜5の何れかに記載の気化装置において、前記柱は、前記液体との間でメニスカスを形成していることを特徴とする。
請求項7に記載の発明に係る気化装置は、請求項1〜6の何れかに記載の気化装置において、前記空間部内は前記加熱部材によって前記液体が気化する程度に加熱されていることを特徴とする。
請求項8に記載の発明に係る気化装置は、請求項1〜6の何れかに記載の気化装置において、前記空間部内では前記加熱部材によって前記液体に含まれる燃料が化学反応を引き起こさずに気化されていることを特徴とする。
請求項9に記載の発明に係る気化装置は、請求項1〜8の何れかに記載の気化装置において、前記加熱部材は、前記1対の基板に接合される薄膜ヒータであることを特徴とする。
請求項10に記載の発明に係る気化装置は、請求項1〜9の何れかに記載の気化装置において、前記加熱部材は、当該加熱部材の厚さより深い深さの凹部が形成されている前記一対の基板とは別の基板によって、内部空間を介するように囲繞されていることを特徴とする。
請求項11に記載の発明に係る気化装置は、請求項10に記載の気化装置において、前記内部空間は、1Pa以下の低圧雰囲気になっていることを特徴とする。
請求項12に記載の発明に係る気化装置は、請求項1〜11の何れかに記載の気化装置において、前記流出端より後ろ側に前記空間部と連結される蛇行した流路を更に備え、前記蛇行した流路は、前記一対の基板に前記空間部を構成する前記溝と一体に形成されている溝によって構成されていることを特徴とする。
請求項13に記載の発明に係る気化装置は、請求項12に記載の気化装置において、前記蛇行した流路は、前記空間部より幅狭であることを特徴とする。
請求項14に記載の発明に係る気化装置は、請求項1〜13の何れかに記載の気化装置において、前記流入端と前記流出端とを結ぶ線に直交する方向における前記左右の壁面に形成される気液界面間の最大距離が前記流入端の径より長くなるような幅を前記空間部が有することを特徴とする。
請求項15に記載の発明に係る気化装置は、請求項1〜14の何れかに記載の気化装置において、前記液体は、アルコール類またはガソリンといった組成に水素を含む化合物と、水の混合溶液であることを特徴とする。
請求項16に記載の発明に係る反応装置は、
請求項1〜15の何れかに記載の気化装置と、
前記気化装置から供給された気体から水素を改質する改質装置と、
を備えることを特徴とする。
請求項17に記載の発明に係る発電装置は、
請求項1〜15の何れかに記載の気化装置と、
前記気化装置から供給された気体から水素を改質する改質装置と、
前記改質装置から供給された水素の電気化学反応により電気エネルギーを生成する燃料電池と、
を備えることを特徴とする。
本発明によれば、気液界面を安定して形成することができ、液体を効率よく気化できる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について図面を用いて説明する。但し、以下に述べる実施形態には、本発明を実施するために技術的に好ましい種々の限定が付されているが、発明の範囲を以下の実施形態及び図示例に限定するものではない。
図1から図6を参照しながら、本発明に係る気化装置、反応装置及び発電装置を説明する。
図2に示すように、本実施形態における発電装置1は、液体燃料を貯留する燃料容器2と、燃料容器2に貯留された液体燃料から電気エネルギーを生成するための発電モジュール3とを備えて構成されている。また、この発電装置1は、燃料容器2及び発電モジュール3の他に、燃料容器2を発電モジュール3に着脱自在に取り付けるための取り付け構造(図示せず)を有している。
燃料容器2は、発電モジュール3に対して着脱自在となっており、貯留される液体燃料は、液状の化学燃料と水の混合液であり、本実施形態では、液体燃料としてメタノールと、水との混合液が用いられている。なお、化学燃料は、メタノールに限定されず、エタノール等のアルコール類又はガソリンといった組成に水素を含む化合物が適用可能である。
次に、発電モジュール3について説明する。
発電モジュール3は、ポンプ4と、気化装置5、改質装置6及び一酸化炭素除去装置7からなる反応装置8と、燃料電池9とを備えて構成されている。
気化装置5は、3枚の基板を接合した構造を有し、燃料容器2から供給された液体燃料を加熱するための加熱部材である薄膜ヒータ17が設けられている。この加熱部材によりメタノール及び水(水蒸気)の混合気が生成されるようになっている。また、気化装置5において生成された混合気は、その後からポンプ4により送出された液体燃料が気化装置5で気化された混合気の圧力に押し出されて改質装置6に供給されるようになっている。なお、気化装置5の構成については、後で詳細に説明する。
改質装置6は、2枚の基板を接合した構造を有し、少なくとも一方の基板の接合面には、壁面に水蒸気改質触媒が形成された蛇行した形状の流路が形成されている。この改質装置6では、化学反応式(1)のように、気化装置5により気化されることで混合気とされたメタノール及び水蒸気を、担体であるAl23にCu及びZnOを担持させたCu/ZnO系触媒(Cu/ZnO/Al23化合物)等の水蒸気改質触媒により反応させて、二酸化炭素及び水素が生成されるようになっている。
CH3OH+H2O→3H2+CO2 … (1)
また、改質装置6では、気化装置5により混合気とされたメタノール及び水蒸気が、完全に二酸化炭素及び水素に改質されない場合に、化学反応式(2)のように、メタノールと水蒸気を反応させて、二酸化炭素及び一酸化炭素が生成されるようになっている。
2CH3OH+H2O→5H2+CO+CO2 … (2)
さらに、改質装置6において生成された混合気は、その後から改質装置6で生成される混合気の圧力により押し出されて一酸化炭素除去装置7に供給されるようになっている。
一酸化炭素除去装置7は、2枚の基板を接合した構造を有し、少なくとも一方の基板の接合面には、壁面に選択酸化触媒が形成された蛇行した形状の流路が形成されている。この一酸化炭素除去装置7では、改質装置6から供給された水素、一酸化炭素及び二酸化炭素の混合気から特異的に一酸化炭素を選択し、化学反応式(3)に示すように、選択酸化触媒により外部から取り込まれた空気中の酸素と反応させて、二酸化炭素が生成されるようになっている。
2CO+O2→2CO2 … (3)
また、一酸化炭素除去装置7において生成された混合気は、後から一酸化炭素除去装置7で生成される混合気の圧力により押し出されて燃料電池9に供給されるようになっている。
燃料電池9は、燃料極と、固体高分子電解質膜と、空気極(いずれも図示せず)とを備えて構成されている。燃料電池9の燃料極は、電気化学反応式(4)に示すように、燃料極の触媒微粒子の作用により一酸化炭素除去装置7から供給された混合気中の水素ガスを、水素イオンと、電子とに分離させ、さらに、分離された電子を取り出すようになっている。
3H2→6H++6e- … (4)
また、固体高分子電解質膜は、分離された水素イオンを透過させて、空気極に伝導させるようになっている。
燃料電池9の空気極には、外部から取り込まれた空気が供給され、電気化学反応式(5)に示すように、空気中の酸素と、イオン伝導膜を透過した水素イオンと、燃料極により取り出された電子とが反応して水が副生成物として生成されるようになっている。
6H++3/2O2+6e-→3H2O … (5)
次に、図1、図3から図6を参照しながら、気化装置について詳細に説明する。図3〜図5は、線III−IIIを気化装置の厚さ方向に沿って切ったときに矢印方向から見た
断面図である。
上述した発電モジュール3に具備された気化装置には、図3に示すように、シリコン基板やガラス基板等からなる平面状の第一の基板としての第一基板10が備えられている。この第一基板10の一方の面10aには、幅10μm〜1mm、深さが10μm〜1mmの蛇行した断面形状凹状の溝11が形成されており、この溝11の一端には、第一基板10を厚さ方向に貫通する流出口13が穿設され、他端部には溝11と同等の深さで且つ幅が溝11より十分大きい直方体(平面的には矩形)の溝23の一端と連結され、溝23の他端には、溝11と同等の幅及び深さの溝25を介して第一基板10を厚さ方向に貫通する流入口12が穿設されている。溝23内には、所定の間隔をおいて面10aと同等の高さの複数の円柱23a、23a、…が二つの円弧状の軌跡に沿って設けられている。
シリコン基板やガラス基板等からなる第三基板16は、図4に示すように、第一基板10の溝11と対向する面16aに溝11の形状と一致する蛇行形状に形成された溝19が形成されており、溝19の一端には、第一基板10の溝23の形状と一致する直方体の溝24の一端と連結され、溝24の他端は、第一基板10の流入口12に至る溝25に対向する溝26と連結されている。溝24には、溝23の柱23aに対応するように複数の円柱24a、24a、…が二つの円弧状の軌跡に沿って設けられている。そして第三基板16の溝19が設けられている面16aと反対側の面16bには、溝19の大部分及び溝24と平面的に重なるように薄膜ヒータ17が配設されている。薄膜ヒータ17は、例えば、TaSiOxN又はTaSiOxNH等の電気的な高抵抗体からなり、電圧の印加により適宜発熱する。この薄膜ヒータ17には、酸化シリコン(SiOx)又は窒化シリコン(SiNx)で形成された絶縁膜(図示せず)が被膜されている。
第一基板10及び第三基板16は、図5に示すように、溝11と溝19とが重なり、複数の柱23aの位置と複数の柱24aの位置が一致するように溝23と溝24とが重なり、溝25と溝26とが重なるようにそれぞれの面10a、面16aを貼り合わせ接合されている。
第三基板16の薄膜ヒータ17が形成された面16bには、ガラスにより平面状に成形された第二基板14が接合されて設けられている。この第二基板14の第一基板10と対向する面の中央部は、薄膜ヒータ17に電圧を印加する引き回し配線17a、17aを除いて薄膜ヒータ17と重なり合う位置に薄膜ヒータ17より広い面積であって且つ薄膜ヒータ17の厚さより十分深い深さの凹部15が座ぐり加工により形成されている。このため、薄膜ヒータ17は、第二基板14に接触していない。なお、本実施形態における薄膜ヒータ17は、蛇行した溝11、19、23、24と平面的に一致していないが、一致させるように配置してもよい。
また、第三基板16と、第二基板14とが接合することで、第三基板16と、第二基板14における凹部15に囲繞された内部空間である空洞18が形成され、この空洞18は、断熱性能を向上させるために、1Pa以下の低圧雰囲気になっているため、薄膜ヒータ17の熱は第二基板14を介して外部に伝搬する程度が極めて低い。また低圧雰囲気でなくても、空気(熱伝導率0.036W/m・K)又は炭酸ガス(CO2、熱伝導率0.017W/m・K)等の気体が充填されていても断熱効果をもたらすことができる。
また、空洞18に充填される気体は、空気又は炭酸ガスに限定されず、ガス状のフレオン(デュポン社製)が空洞18に充填されていてもよい。ここで、フレオンとは、フッ素を含むメタン若しくはエタンの多ハロゲン化誘導体であって、例えば、ジクロロジフルオロメタン(CCl22、フレオン12、熱伝導率0.010W/m・K)、クロロジフルオロメタン(CHClF2、フレオン22、熱伝導率0.011W/m・K)等である。
第一基板10及び第三基板16は、図5に示すように、溝11と溝19とが重なり、溝23と溝24とが重なり、溝25と溝26とが重なるようにそれぞれの面10a、面16aを貼り合わせ接合されている。また、第一基板10及び第三基板16における溝23、24が互いに重なり合うことによって、図1及び図6に示すような平面的に略長方形状の空間部21が気化装置5として形成され、溝23の複数の柱23aと溝24の複数の柱24aとで構成された円柱状の複数の界面保持手段22、22、…が二つの円弧状の軌跡に沿って等間隔に設けられている。
溝23、24による深さは0.01mm〜1.00mm程度、溝23または溝24の外周20mm以上、溝23または溝24の底面の面積は31.8mm2以上の寸法で設けられている。溝25、26によって構成された流路28は、幅0.1mm〜1.0mm、高さ0.1mm〜1.0mm程度の微細な流路であり、流路28に連結される流入口12は縦0.1mm〜1.0mm、横0.1mm〜1.0mmの径になっている。溝11と溝19とによって構成された蛇行形状の流路20及び流路20と流出口13とを連結するための流路29は、ともに幅0.1mm〜1.0mm、高さ0.1mm〜1.0mm程度の微細な流路であり、流出口13は縦0.1mm〜1.0mm、横0.1mm〜1.0mmの径になっている。
空間部21は、流入端21aによって流路28と連結され、流出端21bによって流路20に連結されている。流入端21aは、大きさ、断面形状がそれぞれ流路28の大きさ、断面と等しく、空間部21に供給される燃料等の液体31の単位時間辺りの流入量を定量的に制御するために微細な径となっている。流出端21bは、大きさ、断面形状がそれぞれ流路20の大きさ、断面と等しく、空間部21から供給される燃料等の気体の単位時間辺りの流出量を定量的に制御するために微細な径となっている。空間部21は、厚さ方向に切った断面積が流入口12の径の断面積並びに流路28の径の断面積よりも広く設定されている。
流入端21aから流入される液体31は、その表面張力によって空間部21の壁21に沿って流入することになり、壁21に囲まれた液体充填部21dに充填される。そして気化装置5である空間部21内は薄膜ヒータ17等によって加熱されているので、空間部21に移送された液体31は気化されて図6中の矢印の方向に沿って送出されることになる。このとき、複数の界面保持手段22、22、…がない場合でも、空間部21の空間が十分小さければ、或いは壁での液体31の濡れ性が低ければ、液体31の表面張力によって安定したメニスカスが形成され、図7に示すように、流入端21aと流出端21bを結ぶ線27に対して略対称となる二つの円弧状の気液界面30が形成されるが、空間部21の空間が十分大きいか或いは壁での液体31の濡れ性が高ければ、メニスカスは容易に壊れてしまい、図8に示すように、空間部21内の空間に液体31が占有する割合が高くなり、気液界面30が狭まるために、ますます液体31の気化量が少なくなる。そしてついには空間部21内が液体31で満たされてしまい、細い径の流路20に気液界面30が移動してしまうので、液体31の突沸により流出口13から排出される気体の量が不規則になってしまう恐れがある。
本実施形態では、図6に示すように、空間部21内の壁に沿った液体31がメニスカスが形成されやすいように、気液界面となるべき二つの円弧に沿って柱状の界面保持手段22、22、…が設けられている。つまり、空間部21は、壁21と液体31との間の濡れ性や寸法に応じて不安定な液体31のメニスカスを保持するために、界面保持手段22、22、…が設けられることによって、壁21eと界面保持手段22、22、…とに囲まれた領域を液体31が充填される液体充填部21d、21dとし、液体充填部21d、21d間つまり界面保持手段22、22、…で囲まれた領域を流入端21aの径より幅広の径の拡張流路21cとしているので、液体充填部21d拡張流路21cとの間の所定の位置に所定の大きさの気液界面30を形成することができる構造となっている。このように界面保持手段22、22、…が液体充填部21d、21dと拡張流路21cとを所定の位置で分離させたので、界面保持手段22、22、…間の気液界面30、30、…の長さは常に一定となり、液体の流動性によって界面面積がばらつくことを抑制できる。界面保持手段22、22、…間の距離は、図9に示すように、十分メニスカスができる程度に短く設定されているので、空間部21の容積が十分大きくても、また界面保持手段22と壁21eとの間の濡れ性が高くても、界面保持手段22、22、…間の気液界面30、30、…でのメニスカスが破壊されることはない。
また空間部21の中央の拡張流路21cには、空間部21の流入端21aと流出端21bとの接続部を互いに結ぶ線27に対して略対称となる円弧状の気液界面30、30…が形成されるように空間部21の縦横の長さが設定されている。一つの円弧からなる気液界面30、30…の全長は、少なくとも流入端21aの径より長く、好ましくは流出端21bの径より長く、より好ましくは、空間部21の流入端21aと流出端21bを結ぶ線27より長い。
したがって、液体31を気化する気液界面30、30、…の面積が十分広いので加えられた熱量に対して液体が十分気化できるだけの面積が確保でき、空間部21を高温に熱しても高効率に気化して拡張流路21cに送出できるとともに速やかに矢印に示すように気化された流体が流路20に移動する。このため、流出口13から改質装置6に気相の流体を一定量供給できるので、流体の供給量過剰による改質装置6での未改質や、流体の供給量低下による空焚きを低減できる。
さらに、柱状部材22の間にメニスカスが形成されることにより気液界面23が拡大されることで、薄膜ヒータ17の熱を液体燃料の気化に効率よく利用することが可能となり、これによって、熱効率の向上を図ることができる。
また第一基板10の部材及び第三基板16の部材でできている界面保持手段22、22、…は熱伝導性が気体や液体よりもよいので速やかに液体31を加温でき気化速度を向上することができる。
なお、流路20は、空間部21で気化されなかった微量の液体が流出口13に到達されるまでに薄膜ヒータ17等により十分に気化させるものであるが、空間部21のみで十分気化できるのであれば特に設ける必要もないので、流路20の溝11、19の表面に燃料を水素に改質する触媒を設けて改質装置6として機能させるようにしてもよい。
なお、気液界面30、30…の面積を十分確保するためには、空間部21において、流入端21aと流出端21bとを結ぶ線27に直交する方向に切断された空間部21の断面の面積が、流入端21aにおいて、流入端21aの径に沿って切断された断面の面積より大きくなければならない。つまり、流入端21aの深さと空間部21の深さが同一であれば、線27に直交した線であって且つ気液界面30、22を結ぶ線のうち最大の長さである距離L1が流入端21aの径よりも長くなければならない。
なお、本実施形態における空間部21は、気化装置5の主たる気化領域に相当し、その形状は略長方形状に形成されているが、これに限定されず、上記外周及び面積の寸法を満たしていれば、どのような形状であってもよい。また、空間部21の寸法は、外周20mm以上、面積31.8mm2以上としたが、流入される液体燃料の表面張力若しくは流入速度、液体から気体に状態が変化する際の体積膨張率、流出口13における圧力、加熱温度等に応じて適宜変更可能である。
また、界面保持手段22、22、…の大きさ、間隔の長さ、形状、数、配置形態は、気液界面30、30…の位置及び形状が一定である限りにおいて本実施形態の記載に限定されず、流入される液体燃料の表面張力若しくは流入速度、液体から気体に状態が変化する際の体積膨張率、流出口13における圧力、加熱温度、基板の材質等に応じて適宜変更可能である。
すなわち、界面保持手段22、22、…は、円柱以外にも、横方向断面が多角形や楕円形等の柱でもよい。
また界面保持手段22、22、…は、第一基板10の複数の円柱23a、23a、…と第三基板16の複数の円柱24a、24a…とで構成されているが、いずれか一方でもよい。
さらに界面保持手段22、22、…は、空間部21の上下の壁のいずれか一方のみに設けられ他方に接していない突起であってもよい。
また第一基板10の複数の円柱23a、23a、…と第三基板16の複数の円柱24a、24a…とがそれぞれ互いに重なるように設けたが、ずれていてもよい。
また、空間部21を第一基板10の溝23及び第二基板10の溝24で構成したが、一方の溝のみで構成してもよい。
次に、本実施形態の気化装置5を備えた発電装置1の動作例について説明する。
発電装置1の電源が入れられると、薄膜ヒータ17が通電することにより発熱し、小型の反応装置8を構成する気化装置5、改質装置6及び一酸化炭素除去装置7が、それぞれ所定の温度になるように加熱される。この状態で、ポンプ4が作動して、燃料容器2に貯留されたメタノール及び水の混合液からなる液体燃料が気化装置5における流路に供給され、供給された液体燃料が流路を流動する際に、薄膜ヒータ17の熱により気化されることでメタノール及び水蒸気からなる混合気が生成される。このとき、気化装置5、改質装置6及び一酸化炭素除去装置7を加熱する加熱手段として薄膜ヒータ17のような電気抵抗体でなく、燃料を酸化燃焼することで発熱する燃焼器を用いても、また薄膜ヒータ17と燃焼器とを混在させてもよい。なお、薄膜ヒータ17を用いなければ、第二基板14は必要ない。また改質装置6も気化装置5の流路20と同様に微細な径の蛇行した溝が形成された基板からなり、流出口13からの流体が改質装置6の微細な溝で構成された流路を通る。この流路の幅は少なくとも流路21より幅狭であり、深さも流路の深さと同程度に設定されている。
空間部21を有する気化装置5は、空間部21内で界面保持手段22、22、…間の気液界面30、30…で気化されたことで高圧になった混合気は拡張流路21cから流出口13を介して、相対的に低圧である改質装置6の流路に供給され、流路において混合気が流動して、水蒸気改質触媒に接触する。これにより、メタノール及び水蒸気が水蒸気改質触媒の作用を受けて、上記化学反応式(1)のような水蒸気改質反応が起こる。また、流路において、メタノール及び水蒸気が完全に二酸化炭素及び水素に改質されない場合があり、この場合は、上記化学反応式(2)のように、水素、一酸化炭素及び二酸化炭素が生成される。
改質装置6で生成された水素、一酸化炭素及び二酸化炭素の混合気は、一酸化炭素改質装置7の流路に供給されると共に、外部の空気が流路に取り込まれ、流路において選択酸化触媒の作用を受けて、上記化学反応式(3)のように、一酸化炭素が特異的に酸化され、生成された混合気は燃料電池9の燃料極に供給される。
燃料極においては、上記電気化学反応式(4)に示すように、混合気中の水素が燃料極の触媒微粒子の作用を受けて水素イオンと、電子とに分離する。水素イオンは固体高分子電解質膜を通じて空気極に伝導され、電子は燃料極により取り出される。また、空気極においては、上記電気化学反応式(5)に示すように、外部から取り込まれた空気中の酸素と、固体高分子電解質膜を通過した水素イオンと、燃料極により取り出された電子とが反応して水が生成される。この間の電子の移動によって発電され、この電力は発電装置1内部の二次電池に蓄電してもよい。
上述のような小型の気化装置5を備える発電装置1は、携帯電話機、ノート型パーソナルコンピュータ、デジタルカメラ、腕時計、PDA、電子手帳等に代表される携帯型電子機器の電源として利用することができる。
さらに、以下に実施例を挙げて、本発明に係る気化装置の作用について詳細に説明するが、本発明はこれらの実施例に限定されない。
気化装置5に、流入口12と幅0.6mm、高さ0.43mmの寸法の流路20との間にを形成し、その流路の中途部であって流入口の近傍に、縦5.6mm、横7.0mmの寸法で空間部を設け、さらにこの空間部の内部に、直径0.3mmの円柱からなる複数の界面保持手段を、流路との接続部を互いに結ぶ直線に対して略対称となる円弧状の曲線に沿って0.7mmの間隔を離間させて配置した。
この気化装置にメタノール及び水の混合溶液(モル比 メタノール:水=1:1.2)からなる液体燃料を、流速1.94ml/hの速度で供給し、薄膜ヒータの熱により液体内部に発生する気泡に起因する突発的な脈動が生じるか否かを観察した。
その結果、80〜102℃の範囲で、液体燃料の突発的な脈動が確認されず、流出口における気体の流れは安定していた。
[比較例]
気化装置に幅0.6mm、高さ0.43mmの寸法で流路を形成し、その流路の中途部であって流入口の近傍に、縦5.6mm、横7.0mmの寸法で空間部を設けた。
この気化装置にメタノール及び水の混合溶液(モル比 1:1.2)からなる液体燃料を、流速1.94ml/hの速度で供給し、薄膜ヒータ17の熱により液体内部に発生する気泡に起因する突発的な脈動が生じるか否かを観察した。
その結果、80〜92.3℃の範囲で、液体燃料の突発的な脈動が確認されず、流出口における気体の流れは安定していたが92.3℃を越えると不安定になった。
なお、本発明に係る気化装置は、液体燃料を液体から気体に変換させることで気化装置5の周辺の熱を吸収し、気化装置4の周辺温度を低減させる熱交換システムに備えられていてもよい。
本発明に係る気化装置を示す平面図である。 本発明に係る気化装置を備えた発電装置の基本構成を示すブロック図である。 本発明に係る気化装置の第一基板を示す側面図である。 本発明に係る気化装置の第二基板を示す側面図である。 本発明に係る気化装置を示す側面図である。 本発明に係る気化装置の空間部の気化の様子を示す拡大図である。 界面保持手段22のない気化装置に設けられた空間部の内部の様子を示す拡大図である。 界面保持手段22のない気化装置に設けられた空間部の内部の様子を示す拡大図である。 本発明に係る気化装置における空間部に配置された界面保持手段の様子を示す拡大図である。 従来技術におけるマイクロリアクターを示す平面図である。 従来技術における気化装置の流路内部の様子を示す拡大断面図である。
符号の説明
1 発電装置
5 気化装置
6 改質装置
8 反応装置
9 燃料電池
10 第一基板
11、19 溝
12 流入口
13 流出口
16 第三基板
17 薄膜ヒータ
21 空間部
22 界面保持手段

Claims (17)

  1. マイクロリアクターを構成する気化装置であって、
    が形成された平面状の一対の基板を、前記溝を対向するように上下に重ねて形成される気化装置であって、
    燃料を含む液体が流入される流入端と、前記液体の気化によって発生した気体が流出される流出端と、に連結されるとともに、前記流入端の断面積より大きな断面積を持つ前記溝によって形成された空間部と、
    前記空間部を加熱するための加熱部材と、
    を有し、
    流入した液体が表面張力によって左右の壁面に沿って移動する前記空間部において、前記流入端と前記流出端とを結ぶ線に対して対称となる位置に二つの円弧状の気液界面を形成する界面保持手段を設け、
    前記空間部内を、前記加熱部材により気化される前の液体が充填される液体充填部と前記液体の気化によって発生した気体が流れる流路とを所定の位置で分離するようにしたことを特徴とする気化装置。
  2. 前記空間部は、平面的に略長方形状であることを特徴とする請求項1に記載の気化装置。
  3. 前記界面保持手段は、前記空間部に設けられた柱であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の気化装置。
  4. 前記柱は所定の間隔で複数設けられていることを特徴とする請求項3に記載の気化装置。
  5. 前記柱は、等間隔に設けられていることを特徴とする請求項4に記載の気化装置。
  6. 前記柱は、前記液体との間でメニスカスを形成していることを特徴とする請求項3〜5の何れかに記載の気化装置。
  7. 前記空間部内は前記加熱部材によって前記液体が気化する程度に加熱されていることを特徴とする請求項1〜6の何れかに記載の気化装置。
  8. 前記空間部内では前記加熱部材によって前記液体に含まれる燃料が化学反応を引き起こさずに気化されていることを特徴とする請求項1〜6の何れかに記載の気化装置。
  9. 前記加熱部材は、前記1対の基板に接合される薄膜ヒータであることを特徴とする請求項1〜8の何れかに記載の気化装置。
  10. 前記加熱部材は、当該加熱部材の厚さより深い深さの凹部が形成されている前記一対の基板とは別の基板によって、内部空間を介するように囲繞されていることを特徴とする請求項1〜9の何れかに記載の気化装置。
  11. 前記内部空間は、1Pa以下の低圧雰囲気になっていることを特徴とする請求項10に記載の気化装置。
  12. 前記流出端より後ろ側に前記空間部と連結される蛇行した流路を更に備え、
    前記蛇行した流路は、前記一対の基板に前記空間部を構成する前記溝と一体に形成されている溝によって構成されていることを特徴とする請求項1〜11の何れかに記載の気化装置。
  13. 前記蛇行した流路は、前記空間部より幅狭であることを特徴とする請求項12に記載の気化装置。
  14. 前記流入端と前記流出端とを結ぶ線に直交する方向における前記左右の壁面に形成される気液界面間の最大距離が前記流入端の径より長くなるような幅を前記空間部が有することを特徴とする請求項1〜13の何れかに記載の気化装置。
  15. 前記液体は、アルコール類またはガソリンといった組成に水素を含む化合物と、水の混合溶液であることを特徴とする請求項1〜14の何れかに記載の気化装置。
  16. 請求項1〜15の何れかに記載の気化装置と、
    前記気化装置から供給された気体から水素を改質する改質装置と、
    を備えることを特徴とする反応装置。
  17. 請求項1〜15の何れかに記載の気化装置と、
    前記気化装置から供給された気体から水素を改質する改質装置と、
    前記改質装置から供給された水素の電気化学反応により電気エネルギーを生成する燃料電池と、
    を備えて構成されることを特徴とする発電装置。
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