JP5168408B2 - 基地局装置が中継装置の識別情報をブロードキャストする無線通信システム - Google Patents

基地局装置が中継装置の識別情報をブロードキャストする無線通信システム Download PDF

Info

Publication number
JP5168408B2
JP5168408B2 JP2011510253A JP2011510253A JP5168408B2 JP 5168408 B2 JP5168408 B2 JP 5168408B2 JP 2011510253 A JP2011510253 A JP 2011510253A JP 2011510253 A JP2011510253 A JP 2011510253A JP 5168408 B2 JP5168408 B2 JP 5168408B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
identification information
base station
hnb
rnc
station apparatus
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2011510253A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2010122842A1 (ja
Inventor
昌志 中田
佳央 植田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP2011510253A priority Critical patent/JP5168408B2/ja
Publication of JPWO2010122842A1 publication Critical patent/JPWO2010122842A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5168408B2 publication Critical patent/JP5168408B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W48/00Access restriction; Network selection; Access point selection
    • H04W48/08Access restriction or access information delivery, e.g. discovery data delivery
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W48/00Access restriction; Network selection; Access point selection
    • H04W48/08Access restriction or access information delivery, e.g. discovery data delivery
    • H04W48/10Access restriction or access information delivery, e.g. discovery data delivery using broadcasted information
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W36/00Hand-off or reselection arrangements
    • H04W36/0005Control or signalling for completing the hand-off
    • H04W36/0055Transmission or use of information for re-establishing the radio link
    • H04W36/0061Transmission or use of information for re-establishing the radio link of neighbour cell information
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W36/00Hand-off or reselection arrangements
    • H04W36/04Reselecting a cell layer in multi-layered cells
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W84/00Network topologies
    • H04W84/02Hierarchically pre-organised networks, e.g. paging networks, cellular networks, WLAN [Wireless Local Area Network] or WLL [Wireless Local Loop]
    • H04W84/04Large scale networks; Deep hierarchical networks
    • H04W84/042Public Land Mobile systems, e.g. cellular systems
    • H04W84/045Public Land Mobile systems, e.g. cellular systems using private Base Stations, e.g. femto Base Stations, home Node B
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W84/00Network topologies
    • H04W84/02Hierarchically pre-organised networks, e.g. paging networks, cellular networks, WLAN [Wireless Local Area Network] or WLL [Wireless Local Loop]
    • H04W84/04Large scale networks; Deep hierarchical networks
    • H04W84/042Public Land Mobile systems, e.g. cellular systems
    • H04W84/047Public Land Mobile systems, e.g. cellular systems using dedicated repeater stations

Description

本発明は、基地局によってセルを形成することにより、移動可能なユーザ装置と無線接続する無線通信システムに関する。
3GPP(Third Generation Partnership Project)の一般的な無線通信システムにおいては、ユーザ装置(UE:User Equipment)は、基地局装置(NodeB)および基地局制御装置(RNC:Radio Network Controller)を介してコアネットワーク(CN:Core Network)に接続する。
NodeBによって形成される無線通信が可能な領域は、通常、マクロセルと呼ばれる半径の比較的大きなセルである。3GPPにおいては、このような一般的な構成の無線通信ネットワークに対して、フェムトセルと呼ばれる小さなセルを追加するための検討が行われている(文献1参照)。
例えば、フェムトセルを形成する小型の基地局装置としてHNB(Home NodeB)を適宜配置し、そのHNBを公衆有線ネットワークを介してHNBGW(HNB Gateway)に接続するというアーキテクチャが考えられている。例えば、HNBは家庭または企業などの屋内エリアに設置される。
HNBGWは、HNBとコアネットワークが互いに送受信するデータを中継する中継装置であり、論理的にはHNBGWとコアネットワークの間に配置される。HNBは、また公衆有線ネットワークを介してHMS(HNB Management System)にも接続される。HMSはHNBのパラメータや構成情報を管理する管理装置である。HNBGWおよびHMSは一般には複数のHNBを所属させることができる。
図18は、マクロセルとフェムトセルの両方を展開する無線通信システムの構成例を示すブロック図である。図18を参照すると、本無線通信システムは、NodeB501,502、RNC701、HNB101,102、HNBGW301、およびHMS401を有している。NodeB501、502がマクロセル601,602を形成し、HNB101,102がそれぞれフェムトセル201,202を形成している。
NodeB501,502はRNC701に接続され、そのRNC701がコアネットワークノード901に接続されている。
HNB101,102は公衆有線ネットワーク1000を介してHNBGW301およびHMS401に接続されている。そのHNBGW301がコアネットワークノード901に接続されている。ここではHNB101とHNB102が同じHNBGW301およびHMS401に接続される例が示されているが、それぞれが異なるHNBGWおよびHMSに接続される構成もとりうる。
このような構成の無線通信システムにおいて、UE802はNodeB501,502とHNB101,102のいずれにも接続することができ、さらに、それらの間をハンドオーバできることが好ましい。3GPP−WCDMAシステムではハンドオーバにはSRNS Relocation Procedureが利用されるので(文献5参照)、この手順の実行を可能にすることが好ましい。
また、将来的には、人の手の介入なしで、あるいは人の手の介入を極力なくして、ネットワーク構成を構築する機能としてSON(Self−Organizing Networks)の導入が期待されている(文献2参照)。例えば、自動近隣セル関係構築(文献3参照)や、自律的ネットワーク最適構成(文献4参照)などが注目される。
<文献>
文献1: 3GPP TS 25.467 V8.1.0、 UTRAN architecture for 3G Home NodeB; Stage 2
文献2: 3GPP TS 32.500 V8.0.0、 Telecommunication Management; Self−Organizing Networks (SON); Concepts and requirements
文献3: 3GPP TS 32.511 V8.1.0、 Telecommunication management; Automatic Neighbour Relation (ANR) management; Concepts and requirements
文献4: 3GPP TS32.521 V0.3.0、 Telecommunication management; Self−Organizing Networks (SON); Self−optimization and self−healing; Concepts and requirements
文献5: 3GPP TS 25.413 V8.2.1、 UTRAN Iu interface Radio Access Network Application Part (RANAP) signalling
ここでフェムトセルをターゲットとするハンドオーバに着目する。フェムトセルをターゲットとするハンドオーバには、マクロセルからフェムトセルへのハンドオーバと、フェムトセルからフェムトセルへのハンドオーバとがある。
ハンドオーバにおいてソース側からターゲット側への接続の切り替えはコアネットワークノード901によって行われる。そのため、フェムトセルをターゲットとするハンドオーバを実現するには、ターゲットとなるフェムトセルを形成しているHNBが所属しているHNBGW301の識別情報を何らかの手段によりコアネットワークノード901へ通知する必要がある。しかしながら、現在、ターゲット側のHNBGW301の識別情報をコアネットワークノード901へ通知するために、ソース側がターゲット側のHNBGW301の識別情報を取得する適切な方法が確立されていない。
例えば、CN−RNC−NodeB−UEという構成の既存の3GPP−WCDMAシステムの中では、フェムトセルの情報がどのノードにも設定されていない。そのため、UEがマクロセルからフェムトセルに移動したとき、ハンドオーバのためのSRNS Relocation Procedureにおいて設定するべき、フェムトセルを形成するHNBの所属しているHNBGWのRNC idを、ソース側のRNCが知ることができない。その結果、マクロセルからフェムトセルへのSRNS Relocation procedureが実施できない。
また、CN−HNBGW−HNB−UEという構成のHNBアーキテクチャでは、公衆有線ネットワーク1000経由で集中管理を行うHMSを介さずに、近隣のフェムトセルを形成するHNBが所属しているHNBGWを伝達する方法がなかった。またHMSを介しても、フェムトセルからフェムトセルへのSRNS Relocation Procedureを即時的に実行することが困難であった。さらに、ソース側のHNBとターゲット側のHNBがそれぞれ別のHMSに接続している場合、ターゲット側のHNBが所属するHNB GWのRNC Idを、ソース側のHNBが知るためには、HMSを介して取得するとしても、HMS間の情報のやりとりが必要となり、システムが複雑になる問題が生じる。
また、上述したSON機能にも、各HNBが所属しているHNBGWの識別情報が必要となる。しかし、その識別情報を効率よく伝達する方法が確立されていないため、HNBGWあるいはそれに所属するHNBに、他のHNBGWの識別情報を迅速に通知することができなかった。
本発明の目的は、セルを形成する基地局装置が所属している中継装置の識別情報を効率良く伝達するための技術を提供することである。
上記目的を達成するために、本発明の無線通信システムは、
セルを形成する第1の基地局装置と、
前記第1の基地局装置に接続されており、該第1の基地局装置がコアネットワークと送受信するデータを中継する中継装置と、
を有し、
前記第1の基地局装置が、該第1の基地局装置に接続されている前記中継装置の識別情報をブロードキャストする。
本発明の基地局装置は、中継装置を介してコアネットワークに接続されており、無線でセルを形成してユーザ装置と接続する基地局装置であって、
設定された情報を前記セルにブロードキャストする送信部と、
自装置が接続されている前記中継装置の識別情報を、前記セルにブロードキャストする情報として前記送信部に設定する設定部と、を有する。
本発明の通信制御方法は、
セルを用いる無線通信システムの通信制御方法において、
前記セルを形成する第1の基地局装置が、該第1の基地局装置が接続している、該第1の基地局装置がコアネットワークと送受信するデータを中継する中継装置の識別情報をブロードキャストすることを特徴とするものである。
本発明の実施形態による無線通信システムの構成例を示すブロック図である。 本発明の実施形態による無線通信システムの構成例を示すブロック図である。 HNB101の構成を示すブロック図である。 UE801の構成を示すブロック図である。 HNB102の構成を示すブロック図である。 第1の実施例による無線通信システムの動作を示すシーケンス図である。 第1の実施例を可能にする3GPP TS25.331の記載例を示す図である。 第1の実施例を可能にする3GPP TS25.331の記載例を示す図である。 第2の実施例による無線通信システムの構成例を示すブロック図である。 第2の実施例による無線通信システムの動作を示すシーケンス図である。 第3の実施例におけるUTRAN Cell Identityの内容を示す図である。 第3の実施例を可能にする3GPP TS25.331の記載例を示す図である。 第3の実施例による無線通信システムにおけるUEがHNBからの要求でフェムトセルの識別子を通知するときの動作を示すシーケンス図である。 第4の実施例による無線通信システムにおけるUEがHNBからの要求でフェムトセルに送信される識別子を通知するときの動作を示すシーケンス図である。 第5の実施例による無線通信システムの構成を示すブロック図である。 第6の実施例による無線通信システムの構成を示すブロック図である。 第7の実施例による無線通信システムの構成を示すブロック図である。 マクロセルとフェムトセルの両方を展開する無線通信システムの構成例を示すブロック図である。
本発明を実施するための形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1、2は、本発明の実施形態による無線通信システムの構成例を示すブロック図である。図1または図2を参照すると、本施形態による無線通信システムは、フェムトセル201を形成する基地局装置であるHNB101と、HNB101が所属する中継装置であるHNBGW301とを有している。
HNB101はHNBGW301に接続し、そのHNBGW301は、コアネットワークのノードであるCN901に接続している。HNBGW301は、HNB101とCN901の間にあり、HNB101とCN901とが互いに送受信するデータを中継する装置である。また、HNB101は、そのHNB101のパラメータや構成情報を管理する管理装置であるHMS401に接続している。
本実施形態のHNB101は、HNB101自身が所属しているHNBGW301の識別情報をフェムトセル201においてブロードキャストする。3GPP−WCDMAシステムの一例では、HNB101は、HNBGW301の識別情報であるRNCid for HNBGWを、System Information内のRNC Identity情報要素としてブロードキャストすればよい。
ブロードキャストされた識別情報は、フェムトセル201の無線電波が到達する範囲にある装置(UE801、HNB102、あるいはNodeB501)に受信され、必要に応じて無線通信システム内を流通する。無線通信システムにおいて識別情報は、例えば、フェムトセル201をターゲットとするハンドオーバや、SON機能によるネットワーク構成の構築に利用される。
以上のように、本実施形態によれば、フェムトセル201を形成するHNB101が、そのHNB101が所属しているHNBGW301の識別情報をブロードキャストするので、HNBGW301の識別情報を効率良く伝達することができる。
HNB101が形成するフェムトセル201の近隣のセル配置としてはシステムのセル設計により様々な構成が考えられる。図1、2には、それぞれ異なる例が示されている。
図1の例では、HNB101が形成するフェムトセル201の近隣には他のフェムトセル202がある。このフェムトセル202はHNB102により形成されている。HNB102は、HNB101が所属しているHNBGW301とは異なるHNBGW302に所属している。さらにHNB102はHMS402に接続している。ここでは、ユーザ装置であるUE801は、HNB101,102の両方からの無線電波を受信できる位置にあり、フェムトセル202の方を経由してHNB102に接続して通信を行っているものとする。
図2の例では、HNB101が形成するフェムトセル201を包含するマクロセル601がある。このマクロセル601はNodeB501により形成されている。NodeB501は、基地局制御装置であるRNC701に所属しており、そのRNC701により管理されている。ここでは、UE801は、HNB101とNodeB501の両方からの無線電波を受信できる位置にあり、マクロセル601経由でNodeB501に接続して通信を行っているものとする。
図1、2のいずれも場合でも、UE801は、HNB101からブロードキャストされたHNBGW301の識別情報を受信し、自装置が接続している基地局装置に通知する。図1の例ではUE801は識別情報をHNB102に通知する。図2の例ではUE801は識別情報をNodeB501に通知(送信)する。
なお、UE801は、自身が接続している基地局装置以外の基地局装置(HNB101)からブロードキャストされた、中継装置(HNBGW301)の識別情報を受信したら、その識別情報を通知するという動作を常時行ってもよい。また、UE801は、その動作を行うことが明示的に要求された場合にだけ、その動作を行うことにしてもよい。明示的に要求されたときにだけ、その動作を行うのは主にSON機能に有効である。
例えば、UE801が接続している基地局装置(図1ではHNB102、図2ではNodeB501)がUE801に識別情報の通知を要求することにしてもよい。その場合、UE801は、その要求に応じて、近隣の基地局装置(HNB101)からブロードキャストされている識別情報を観測し、観測された識別情報を要求した基地局装置(図1ではHNB102、図2ではNodeB501)に通知すればよい。
3GPP−WCDMAシステムの場合、識別情報の通知を要求するためのメッセージとしてMeasurement Controlメッセージを用い、識別情報を通知するためのメッセージとしてMeasurement Reportメッセージを用いてればよい。
さらに、識別情報の通知を要求するためのMeasurement Controlメッセージには、TRUEに設定されたCell Identity Reporting Indicator情報要素と、TRUEに設定されたANR Indicator情報要素とを含めることにしてもよい。これにより、UE801は、識別情報の通知を要求するためのMeasurement Controlメッセージを、他のMeasurement Controlメッセージと区別することが可能となる。
さらに、識別情報を通知するためのMeasurement Reportメッセージでは、Cell Identity情報要素に識別情報を格納することにしてもよい。
また、フェムトセル201の近隣のセル配置によっては、HNB101からブロードキャストされた、HNBGW301の識別情報を、UE801を介さずにHNB102あるいはNodeB501が直接受信することにしてもよい。
図3は、HNB101の構成を示すブロック図である。HNB101は、HNBGW301を介してコアネットワーク(不図示)に接続されており、無線でフェムトセル201を形成してユーザ装置と接続する基地局装置である。図3を参照すると、HNB101は送信部101Aと設定部101Bとを有している。
送信部101Aは、設定部101Bから設定された情報をフェムトセルにブロードキャストする。
設定部101Bは、自装置が所属している中継装置であるHNBGW301の識別情報を、フェムトセル201にブロードキャストする情報として送信部101Aに設定する。
図4は、UE801の構成を示すブロック図である。UE801は、HNB101、102、あるいはNodeB501といった基地局装置を介してコアネットワークと接続し、データを送受信する端末装置である。図4を参照すると、UE801は受信部801Aと送信部801Bとを有している。
受信部801Aは、フェムトセルを形成するHNB101からブロードキャストされたHNBGW301の識別情報を受信する。送信部801Bは、受信部801Aが受信した識別情報を、自装置が接続しているHNB102に通知する。例えば、受信部801Aは、HNB102から識別情報の通知を要求されたら、HNB101からブロードキャストされている識別情報を受信することにしてもよい。
図5は、HNB102の構成を示すブロック図である。HNB102は、UE801が在圏し、接続している基地局装置である。図5を参照すると、HNB102は要求部102Aと取得部102Bとを有している。
要求部102Aは、自身に接続しているUE801に、フェムトセルを形成する基地局装置(ここではHNB101)からブロードキャストされた識別情報の通知を要求する。取得部102Bは、要求部102Aからの要求に応じてUEから通知される、HNBGW301の識別情報を取得する。
このHNBGW301の識別情報は、例えば、フェムトセル201をターゲットとするハンドオーバや、SON機能によるネットワーク構成の構築に利用される。ハンドオーバにおいては、取得部102Bは、取得した識別情報をHNBGW302経由でコアネットワークに通知する。コアネットワークは、通知された識別情報を基にしてハンドオーバ先の方路を特定する。SON機能においては、取得部102Bは、取得した識別情報をHMS402に通知する。HMS402は、自身の管理する各基地局装置から通知された情報を基にしてSON機能を実行する。
なお、ここでは説明の便宜上、HNBの機能を、UE801が接続しているHNB102(図5)と、UE801に対して情報をブロードキャストするHNB101(図3)とに分けて説明したが、実際のHNBはHNB101、102の両方の機能を備えている。
また、ここでは、UE801が接続している基地局装置としてHNBを例示したが、NodeB501であっても同様に図5の構成を備えることになる。
以上説明した実施形態をより具体化しようとすると様々な構成あるいは動作が採用されうる。以下、本実施形態の具体的な実施例のいくつかについて説明する。
(第1の実施例)
第1の実施例による無線通信システムの基本的な構成は図1、2に示したものと同様である。図1に示したように、フェムトセル201を形成するHNB101はHNBGW301に属しており、HNB101に関するネットワークパラメータはHMS401に管理されている。同様に、フェムトセル202を形成するHNB102はHNBGW302に属しており、HNB102のネットワークパラメータはHMS402に管理されている。HNB101とHNB102は互いに近隣の関係にあるが、それぞれ異なるHMSによって管理されている。
ここでは、HNB102はHNB101が属しているHNBGW301の識別情報(識別子)をHMS402から取得できないものとする。また同様に、HNB101はHNB102が属しているHNBGW302の識別情報(識別子)をHMS401から取得できないものとする。
なお、ここでは、HNB101とHNB102が異なるHNBGWに属し、また異なるHMSに属する例を示しているが、本発明はこの構成に限定されるものではない。他の構成として、HNB101とHNB102が同じHNBGWに属してもよく、または、HNB101とHNB102が同じHMSに属してもよい。更に、HNB101とHNB102が同じHNBGWに属し、かつ同じHMSに属するとしてもよい。
また、HNB101が形成するフェムトセル201の近隣のセル配置としてはシステムのセル設計により様々な構成が考えられ、図1はその一例である。図2に示すように、HNB101が形成するフェムトセル201の近隣に、フェムトセル201を包含するマクロセル601があってもよい。図2の構成では、UE801がHNBGW301の識別子を通知する先は、マクロセル601を形成するNodeB501あるいはNodeB501が属しているRNC701となる。
図6は、第1の実施例による無線通信システムの動作を示すシーケンス図である。図6には図1の構成を前提とした動作例が示されているが、図2の構成であっても同様である。
図6を参照すると、まず、HNB101は、HNB101が形成するフェムトセル201のSystem Informationに、HNB101が属しているHNBGW301の識別子を1つのパラメータとして設定する(ステップS101)。これにより、HNBGW301の識別子を含むSystem Informationが、フェムトセル201においてブロードキャストされる(ステップS102)。
ここでは、UE801は、フェムトセル202に在圏し、そのフェムトセル202を形成しているHNB102に接続して通信を行っている状態で、フェムトセル201の方に向かって移動しているものとする。
UE801は、HNB101のフェムトセル201のエリア内に入ると、HNB101からフェムトセル201にブロードキャストされたSystem Informationを受信する。そして、UE801は、受信したSystem Informationから、HNB101の属しているHNBGW301の識別子を取得する(ステップS103)。
HNBGW301の識別子を取得すると、UE801は、UE801が接続しているHNB102に、フェムトセル201を構成するHNB101が属しているHNBGW301の識別子を通知する(ステップS104)。通知方法は、一例として、3GPP TS25.331に規定されたRRC Measurement Reportメッセージを用い、その1つのパラメータとしてHNBGW301の識別子を通知するという方法である。
HNB102は、UE801からの通知を受信して、近隣に存在するフェムトセル201を形成するHNB101が所属しているHNBGW301の識別子を取得する(ステップS105)。
図7は、第1の実施例を可能にする3GPP TS25.331の記載例を示す図である。図7を参照すると、Section10.2.48.8.6において、System Inromation Block type 3に設定される情報要素としてRNC Identityが含まれている。このRNC IdentityにHNBGWの識別子を格納すればよい。
また、上述したRRC Measurement Reportメッセージの一例としては、HNBGW301の識別子であるRNC IdentityをCell measured resultsとしてメッセージに格納することが考えられる。その場合、3GPP TS25.331では、Cell measured resultsとして設定されうる情報要素に、HNBGWのRNC identityが定義される。
図8は、第1の実施例を可能にする3GPP TS25.331の記載例を示す図である。図8の例では、Section10.3.2.xとして、RNC Identityが定義されている。また、Section10.3.7.3において、RNC IdentityがCell measured resultsとして設定される情報要素に含まれている。
以上説明したように、本実施例によれば、HNB101が、HNB101の形成するフェムトセル201にブロードキャストするSystem Informationに、HNB101が属しているHNBGW301の識別子を含めるので、HNB101が属するHNBGW301の識別子を近隣のシステムに流通させることができる。
また、本実施例によれば、UE801が、接続しているHNB102と異なるHNB101が属するHNBGW301の識別子が設定されたSystem Informationを受信するので、UE801は、周辺のHNB101が属しているHNBGW301の識別子を認識することができる。
また、本実施例によれば、HNB102に接続しているUE801からHNB102に対して、他のHNB101が属するHNBGW301の識別子を通知するので、HNB102が近隣のHNB101のネットワーク構成情報の1つであるHNBGW301の識別子を認識することができる。
(第2の実施例)
第2の実施例の無線通信システムは、基本的な構成において第1の実施例のものと同じである。第2の実施例では、基地局装置(HNBまたはRNC)が、近隣のフェムトセルを形成しているHNBから直接、そのHNBが所属しているHNBGWの識別子を受信するという機能を有する。第2の実施例では、本機能は、第1の実施例による無線通信システムが、第1の実施例に示した機能に追加的に備えているものとする。
図9は、第2の実施例による無線通信システムの構成例を示すブロック図である。第2の実施例は、図1に示した構成よりもHNB102とHNB101の距離が近く、HNB102のフェムトセル202の圏内にHNB101が存在している点で第1の実施例と異なる。
フェムトセル201を形成しているHNB101は、HNBGW301に属しており、HNB101のパラメータはHMS401によって管理されている。フェムトセル201の圏内にHNB102が存在する。
フェムトセル202を形成しているHNB102は、HNBGW302に属しており、HNB102のパラメータはHMS402によって管理されている。
ここでは、HNB102はHNB101が属しているHNBGW301の識別子をHMS402から取得できず、HNB101はHNB102が属しているHNBGW302の識別子をHMS401から取得できないものとする。
なお、ここでは、HNB101とHNB102が異なるHNBGWに属し、異なるHMSに属する例を示しているが、本発明はこの構成に限定されるものではない。他の構成として、HNB101とHNB102が同じHNBGWに属してもよく、同じHMSに属してもよい。更に、HNB101とHNB102が同じHNBGWに属し、かつ同じHMSに属するとしてもよい。
また、HNB101が形成するフェムトセル201の近隣のセル配置としてはシステムのセル設計により様々な構成が考えられ、図9はその一例である。HNB101が形成するフェムトセル201の圏内に、マクロセルを形成するRNCが存在してもよい。その場合、UE801がHNBGW301の識別子を通知する先は、マクロセルを形成するNodeBあるいはNodeBが属しているRNCとなりうる。
図10は、第2の実施例による無線通信システムの動作を示すシーケンス図である。図10には図4の構成を前提とした動作例が示されているが、HNB102がRNCに代わってもよい。
図10を参照すると、まず、HNB101は、HNB101が形成するフェムトセル201のSystem Informationに、HNB101が属しているHNBGW301の識別子を1つのパラメータとして設定する(ステップS201)。これにより、HNBGW301の識別子を含むSystem Informationが、フェムトセル201においてブロードキャストされる(ステップS202)。
ここでは、HNB102が、HNB101のフェムトセル201の圏内に存在しているので、HNB102は、HNB101からブロードキャストされているフェムトセル201のSystem Informationを受信する。そして、HNB102は、受信したSystem Informationから、HNB101の属しているHNBGW301の識別子を取得する(ステップS203)。
以上説明したように、本実施例によれば、HNB102は、近隣に存在するHNB101からブロードキャストされたSystem Informationを受信するので、HNB102が近隣のHNB101のネットワーク構成情報の1つであるHNBGW301の識別子を認識することができる。
(第3の実施例)
第3の実施例は、第1あるいは第2の実施例におけるHNBGW301の識別子の通知方法をより具体化したものである。本実施例による無線通信システムの基本的な構成例としては図1、2、9のような構成が考えられる。
第3の実施例においては、HNB101は、HNB101が属しているHNBGW301の識別子をブロードキャストするために、System InformationにおけるUTRAN Cell identityという情報要素の中にRNC id(HNBGW)を含める。
RNC id(HNBGW)は、HNBGWに付与されたRNC idである。HNBを含むシステムのアーキテクチャでは、基地局装置であるHNBにもRNCidが付与されているが、それはRNC id(HNB)と表記され、RNC id(HNBGW)と区別される。
図11は、第3の実施例におけるUTRAN Cell Identityの内容を示す図である。現在の3GPPの規定によれば、System Informationには28bitのUTRAN Cell identityが含まれている。TS25.331では、その構成は実装依存であると記載されているが、一般的にRNC idおよびCell idで構成される。
図11を参照すると、28ビットのUTRAN Cell Identityに、RNC idのフィールドと、Cell idのフィールドとがある。一般的には、RNC idのフィールドが12ビットであり、Cell idのフィールドが16ビットである。ただし、拡張時には、RNC idのフィールドが16ビットとなり、Cell idのフィールドが12ビットとなる。
本実施例では、図11に示したように、RNC idのフィールドに相当する部分をRNC id(HNBGW)のフィールドと定義し、Cell idのフィールドに相当する部分をRNC id(HNB)のフィールドと定義している。
HNB101の動作としては、HNB101が属しているHNBGW301の識別子を、RNC idフィールドに相当するRNC id(HNBGW)フィールドに格納する。
また、本実施例では、HNB101は、RRC(Radio Resource Contol)プロトコルを終端するHNB101自身に付与されているRNC id(HNB)を、Cell idフィールドに相当するRNC id(HNB)フィールドに格納する。
一般に1つのHNBが形成するフェムトセルはたかだか1つである。そのため、HNBを特定することはフェムトセルを特定することに等しい。そこで、HNBがブロードキャストするSystem Informationにおいて、28ビットで構成された既存のパラメータ(情報要素)であるUTRAN Cell identityに、RNC idおよびCell idの代わりに、RNC id(HNBGW)およびRNC id(HNB)を設定すれば、HNBGW−HNB−フェムトセルというシステムのアーキテクチャが一意に特定される。
なお、HNBGW−HNB−フェムトセルという構成のシステムと、RNC−NodeB−マクロセルという構成のシステムが混在する場合、フェムトセルとマクロセルのそれぞれに割り当てられたUTRAN Cell Identityの一意性を保つことが望ましい。そのためには、RNC idおよびCell idの値と、RNC id(HNBGW)およびRNC id(HNB)の値とで重複が生じないように識別子を付与すればよい。例えば、上位側の12bitあるいは16bitが重複しないようにすればよい。
また、本実施例において、UE801は、自身が接続しているHNB102とは異なるHNB101からSystem InformationのUTRAN Cell identityによりブロードキャストされたHNBGWの識別子を受信したら、その識別情報をHNB102に通知するという動作を常時行ってもよい。また、UE801は、その動作を行うことがHNB102から明示的に要求された場合にだけ、その動作を行うことにしてもよい。
3GPPTS25.331 Section10.3.7.5によれば、Cell Identity Reporting Indicatorという情報要素が定義されており、また、その情報要素の値としてTRUEとFALSEが定義されている。Cell Identity Reporting Indicator=TRUEは、測定対象セルのCell id(=UTRAN Cell Identity)の報告を要求するものである。
しかしながら、現在の規定では、Section8.6.7.7において、UEはCell Identity Reporting Indicator=TRUEであっても、FALSEであると読み替えるように規定されている。
そこで本実施例では1つの方法として、Section8.6.7.7において、Cell Identity Reporting Indicator=TRUEの場合に、一律的にFALSEに読み替えないことを提案する。
具体的には、HNB102は、Cell Identity Reporting Indicator=TRUEに設定したMeasurement Controlメッセージによって、フェムトセルのCell IdentityをUE801に要求することにする。そして、その要求を受けたUE801は、測定されたCell Identityを、Measurement ReportメッセージでHNB102に通知することにする。
また、本実施例では他の方法として、後述するようにSection8.6.7.7および関連箇所の記述を変更することにより、UEからHNBへUTRAN Cell Identityを通知することを可能にすることも提案する。
具体的には、HNB102は、Cell Identity Reporting Indication=TRUEかつANR Indicator=TRUEに設定したMeasurement Controlメッセージによって、フェムトセルのCell IdentityをUE801に要求することとする。ANRは、Automatic Neighbour Relationの略である。
新たに定義される情報要素(パラメータ)であるANR Indicatorには、その値としてTRUEとFALSEが設定されうる。ANR Indicator=TRUEは、近隣セルからブロードキャストされるSystem Inofromationを測定し、UTRAN Cell Identityを取得することを要求するものである。
そのメッセージを受けたUE801は、近隣セルからブロードキャストされているSystem Informationを測定し、測定されたSystem Information内のCell Identityを取得し、Measurement ReportメッセージでHNB102に通知する。
3GPP TS25.331における、ANR Indicatorを含むMeasurement Controlメッセージに対応するための変更について説明する。
測定対象セルのCell Identity(すなわちUTRAN Cell Identity)の報告指示に関する記載が以下のように変更される。UEは、受信したMeasurement ControlメッセージにおいてCell Identity Reporting Indicator=TRUEかつANR Indicator=TRUEと設定されていれば、測定したセルのCell Identityを、Mesurement Reportメッセージに設定する。また、UEは、受信したMeasurement Controlメッセージがそれとは異なる設定となっていた場合には、Cell Identity Reporting Indicator=FALSEとみなす。
<3GPP TS25.331の記述例>
図12は、第3の実施例を可能にする3GPP TS25.331の記載例を示す図である。
図12を参照すると、Section10.3.2.2における2つ目の「NOTE」として、HNBにより形成されるフェムトセルの場合のRNC IdentityがCell Identity情報要素に格納されうることが追記されている。
また、Section10.3.7.5において、Cell reporting quantitiesとしてANR Indicatorが設定されうることが追記されている。
その上で更に、3GPP TS25.331 Section8.6.7.7の記述例として、
「If the IE“Cell Identity” is set to TRUE, the UE shall
1> if the IE “ANR indicator” is set to TRUE,
set IE “cell identity” of the measured cell.
2> Otherwise,
treat the IE as if the IE “Cell Identity” is set to FALSE.」
というような記述をすればよい。
図13は、第3の実施例による無線通信システムにおけるUEがHNBからの要求でフェムトセルの識別子を通知するときの動作を示すシーケンス図である。
図13を参照すると、UE801とHNB102の間でRRC Connectionが確立すると(ステップS301)、HNB102は、Cell Identity Reporting Indicator=TRUEかつANR Indicator=TRUEのMeasurement ControlメッセージをUE801に送信する(ステップS302)。UE801は、そのメッセージを受信する。
一方、HNB101は、HNB101が形成するフェムトセル201のSystem InformationのUTRAN Cell Identity情報要素に、HNBGW301の識別子であるRNC id(HNBGW)と、HNB101の識別子であるRNC id(HNB)とを設定している(ステップS303)。これにより、HNBGW301の識別子とHNB101の識別子を含むSystem Informationが、フェムトセル201においてブロードキャストされている(ステップS304)。
ここでは、UE801は、HNB102に接続して通信を行っている状態で、フェムトセル201の方に向かって移動しているものとする。ステップS302にてMeasurement Controlメッセージを受信したUE801は、HNB101のフェムトセル201のエリア内に入ると、HNB101からブロードキャストされたフェムトセル201のSystem Informationを受信する。
そして、UE801は、受信したSystem Informationから、UTRAN Cell Identity情報要素を取得する(ステップS305)。このUTRAN Cell Identity情報要素には、HNB101の識別子とHNBGW301の識別子とが格納されている。
そして、UE801は、取得したUTRAN Cell Identity情報要素を含むMeasurement ReportメッセージをHNB102に送信する(ステップS306)。
HNB102は、Measurement Reportメッセージから、UTRAN Cell Identity情報要素に含まれている、HNB101の識別子(RNC id(HNB))と、HNBGW301の識別子(RNC id(HNBGW))とを取得する(ステップS307)。
なお、ANR Indicator=TRUEを用いたUTRAN Cell Identityの要求においては測定対象セルを指定することができ、そのような指定はSON機能に有効である。測定対象セルの指定はセル毎に行うことができ、既に構成情報が把握されているセルを指定することもできる。
また、HNB101が形成するフェムトセル201の近隣のセル配置としてはシステムのセル設計により様々な構成が考えられる。HNB101が形成するフェムトセル201を包含するように、あるいはフェムトセル201と重複するようにマクロセルがあってもよい。その場合、UE801がHNBGW301の識別子を通知する先は、マクロセルを形成するNodeBあるいはNodeBが属しているRNCとなりうる。
以上説明したように本実施例によれば、HNBGWの識別子であるRNC id(HNBGW)を、既存のパラメータであるUTRAN Cell identityに格納するので、HNBがブロードキャストするSystem Informationに新規パラメータ(情報要素)を追加する必要がない。
また、本実施例によれば、Measurement Controlメッセージにより、UTRAN Cell identityの通知を要求することができるので、ネットワーク構成が分からないセルを測定対象とし、かつ、指定したUEが通知することができるUTRAN Cell Identityだけを取得することができる。
(第4の実施例)
第4の実施例も第3の実施例と同様に、第1あるいは第2の実施例におけるHNBGW301の識別子の通知方法をより具体化したものである。本実施例による無線通信システムの基本的な構成例としては図1、2のような構成が考えられる。
第4の実施例においては、HNB101は、HNB101が属しているHNBGW301の識別子をブロードキャストするために、System InformationにおけるRNC identityという新たに定義された情報要素の中にRNC id(HNBGW)を含める。
図14は、第4の実施例による無線通信システムにおけるUEがHNBからの要求でフェムトセルに送信される識別子を通知するときの動作を示すシーケンス図である。
図14を参照すると、UE801とHNB102の間でRRC Connectionが確立すると(ステップS401)、HNB102は、RNC Identity Reporting Indicator=TRUEに設定されたMeasurement ControlメッセージをUE801に送信する(ステップS402)。UE801は、そのメッセージを受信する。
一方、HNB101は、HNB101が形成するフェムトセル201のSystem Informationに含まれる新パラメータRNC Identity情報要素に、HNBGW301の識別子であるRNC id(HNBGW)を設定している(ステップS403)。これにより、HNBGW301の識別子を含むSystem Informationが、フェムトセル201においてブロードキャストされている(ステップS404)。
ここでは、UE801は、HNB102に接続して通信を行っている状態で、フェムトセル201の方に向かって移動しているものとする。ステップS302にてMeasurement Controlメッセージを受信したUE801は、HNB101のフェムトセル201のエリア内に入ると、HNB101からブロードキャストされたフェムトセル201のSystem Informationを受信する。
そして、UE801は、受信したSystem Informationから、RNC Identity情報要素を取得する(ステップS405)。このRNC Identity情報要素には、HNBGW301の識別子が格納されている。
そして、UE801は、取得したRNC Identity情報要素を含むMeasurement ReportメッセージをHNB102に送信する(ステップS406)。
HNB102は、Measurement Reportメッセージから、RNC Identity情報要素に含まれている、HNBGW301の識別子(RNC id(HNBGW))を取得する(ステップS407)。
なお、RNC Identity Reporting Indicator=TRUEを用いたRNC Identityの要求においては測定対象セルを指定することができ、そのような指定はSON機能に有効である。測定対象セルの指定はセル毎に行うことができ、既に構成情報が把握されているセルを指定することもできる。
また、HNB101が形成するフェムトセル201の近隣のセル配置としてはシステムのセル設計により様々な構成が考えられる。HNB101が形成するフェムトセル201を包含するように、あるいはフェムトセル201と重複するようにマクロセルがあってもよい。その場合、UE801がHNBGW301の識別子を通知する先は、マクロセルを形成するNodeBあるいはNodeBが属しているRNCとなりうる。
本実施例によれば、Measurement Controlメッセージにより、RNC identityの通知を要求することができるので、ネットワーク構成が分からないセルを測定対象とし、かつ、指定したUEが通知することができるRNC Identityだけを取得することができる。
(第5の実施例)
上述した第1〜3の実施例では、一般にRANGW方式のフェムトシステムと呼ばれる、CN−HNBGW−HNB−UEのアーキテクチャを有するシステムの例を示したが、本発明はこれに限定されるものではない。他の例として、IMS(IP Multimedia Subsystem) Femto方式のフェムトシステムにも同様に本発明を適用することができる。IMS Femto方式のフェムトシステムではHNBにIMS機能が含まれている。
図15は、第5の実施例による無線通信システムの構成を示すブロック図である。図15では、図2に示したHNB101の代わりにIMS−Femto101が配置され、HNBGW301の代わりにIMS−GW301が配置されている。この構成では、IMS機能を含んだHNBであるIMS−Femto101が、自身の属するIMS−GW301の識別子をブロードキャストすることとなる。
(第6の実施例)
さらに他の例として、E−UTRANネットワークのフェムトシステムにも同様に本発明を適用することができる。E−UTRANネットワークのフェムトシステムでは、MME−HeNBGW−HeNB−UEというアーキテクチャが採られる。
図16は、第6の実施例による無線通信システムの構成を示すブロック図である。図16では、図2に示したHNB101の代わりにHeNB101が配置され、HNBGW301の代わりにHeNBGW301が配置されている。この構成では、HeNB101が、自身の属するHeNBGW301の識別子をブロードキャストすることとなる。
(第7の実施例)
さらに他の例として、一般にRANGW方式と呼ばれるフェムトシステムにも同様に本発明を適用することができる。RANGW方式のフェムトシステムでは、CN−HNBGW−HNB−UEというアーキテクチャが採られる。
図17は、第7の実施例による無線通信システムの構成を示すブロック図である。図17では、図2に示したHNB101の代わりにFemto−BTS101が配置され、HNBGW301の代わりにRNC701が配置されている。この構成では、Femto−BTS101が、自身の属するRNC701の識別子をブロードキャストすることとなる。
なお、上述した本発明の実施形態および実施例における基地局装置は、ハードウェア的あるいはソフトウェア的な構成が限定されるものではなく、様々な構成が可能である。例えば、本発明の実施形態および実施例における基地局装置は、内蔵するプロセッサによってソフトウェアプログラムを実行することにより、上述した各処理動作を行うものであってもよい。
以上、本発明の実施形態および実施例について述べてきたが、本発明は、これらの実施形態や実施例だけに限定されるものではなく、本発明の技術思想の範囲内において、これらの実施形態や実施例を組み合わせて使用したり、一部の構成を変更したりしてもよい。
この出願は、2009年4月23日に出願された日本出願特願2009−105629を基礎として優先権の利益を主張するものであり、その開示の全てを引用によってここに取り込む。

Claims (29)

  1. フェムトセルを形成する第1の基地局装置と、
    前記第1の基地局装置に接続されており、該第1の基地局装置がコアネットワークと送受信するデータを中継する中継装置と、
    ユーザ装置と、
    を有し、
    前記中継装置は、Home Node Gatewayであり、
    前記第1の基地局装置が、該第1の基地局装置に接続されている前記中継装置の識別情報をSystem Information内に設定してブロードキャストし、
    前記ユーザ装置は、前記第1の基地局装置からブロードキャストされた前記識別情報を受信し、自装置が接続している第2の基地局装置に該識別情報を送信する、無線通信システム。
  2. 前記第2の基地局装置が、自身に接続している前記ユーザ装置に識別情報の送信を要求し、
    前記ユーザ装置が、前記要求を受けて、近隣の第1の基地局装置からブロードキャストされている識別情報を観測し、
    前記ユーザ装置が、観測された前記識別情報を前記第2の基地局装置に送信する、
    請求項に記載の無線通信システム。
  3. 前記識別情報の送信を要求するためのメッセージがMeasurement Controlメッセージであり、
    前記識別情報を送信するためのメッセージがMeasurement Reportメッセージである、
    請求項に記載の無線通信システム。
  4. 前記識別情報の送信を要求するための前記Measurement Controlメッセージには、TRUEに設定されたCell Identity Reporting Indicator情報要素と、TRUEに設定されたANR Indicator情報要素とが含まれている、
    請求項に記載の無線通信システム。
  5. 前記識別情報を送信するための前記Measurement Reportメッセージには、前記識別情報が格納されたCell Identity情報要素が含まれている、請求項またはに記載の無線通信システム。
  6. 前記識別情報の送信を要求するための前記Measurement Controlメッセージには、TRUEに設定されたRNC Identity Reporting Indicator情報要素が含まれている、
    請求項に記載の無線通信システム。
  7. 前記識別情報を送信するための前記Measurement Reportメッセージには、前記識別情報が格納されたRNC Identity情報要素が含まれている、請求項またはに記載の無線通信システム。
  8. 前記第1の基地局装置からブロードキャストされた前記識別情報を受信する第2の基地局装置を更に有する、請求項1に記載の無線通信システム。
  9. 中継装置を介してコアネットワークに接続されており、無線でセルを形成してユーザ装置と接続する第1の基地局装置からブロードキャストされた、該基地局装置が接続している該中継装置の識別情報を受信する受信部と、
    前記受信部が受信した前記識別情報を、自装置が接続している第2の基地局装置に送信する送信部と、
    を有し、
    前記中継装置は、Home Node Gatewayであり、
    前記中継装置の識別情報は、System Information内に設定され、
    前記受信部は、前記第2の基地局装置から識別情報の送信を要求されたら、前記第1の基地局装置からブロードキャストされている識別情報を受信する、ユーザ装置。
  10. 前記識別情報の送信を要求するためのメッセージがMeasurement Controlメッセージであり、
    前記識別情報を送信するためのメッセージがMeasurement Reportメッセージである、
    請求項に記載のユーザ装置。
  11. 前記識別情報の送信を要求するための前記Measurement Controlメッセージには、TRUEに設定されたCell Identity Reporting Indicator情報要素と、TRUEに設定されたANR Indicator情報要素とが含まれている、
    請求項10に記載のユーザ装置。
  12. 前記識別情報を送信するための前記Measurement Reportメッセージには、前記識別情報が格納されたCell Identity情報要素が含まれている、請求項10または11に記載のユーザ装置。
  13. 前記識別情報の送信を要求するための前記Measurement Controlメッセージには、TRUEに設定されたRNC Identity Reporting Indicator情報要素が含まれている、
    請求項10に記載のユーザ装置。
  14. 前記識別情報を送信するための前記Measurement Reportメッセージには、前記識別情報が格納されたRNC Identity情報要素が含まれている、請求項10または13に記載のユーザ装置。
  15. 前記第1の基地局装置からは、前記中継装置の識別情報が、System Information内のCell Identity情報要素としてブロードキャストされる、請求項14のいずれか1項に記載のユーザ装置。
  16. 前記第1の基地局装置からは、前記中継装置の識別情報であるRNC id(HNBGW)が、System Information内のCell Identity情報要素のRNC idのフィールドに格納してブロードキャストされる、請求項15に記載のユーザ装置。
  17. 前記第1の基地局装置からは、前記中継装置の識別情報が、System Information内のRNC Identity情報要素としてブロードキャストする、請求項14のいずれか1項に記載のユーザ装置。
  18. 前記第1の基地局装置からは、前記中継装置の識別情報であるRNC id(HNBGW)が、System Information内のRNC Identity情報要素のRNC idのフィールドに格納してブロードキャストされる、請求項17に記載のユーザ装置。
  19. フェムトセルを用いる無線通信システムの通信制御方法において、
    前記フェムトセルを形成する第1の基地局装置が、該第1の基地局装置が接続している、該第1の基地局装置がコアネットワークと送受信するデータを中継するHome Node Gatewayである中継装置の識別情報をSystem Information内に設定してブロードキャストし、
    ユーザ装置は、前記第1の基地局装置からブロードキャストされた前記識別情報を受信し、自装置が接続している第2の基地局装置に該識別情報を送信することを特徴とする、通信制御方法。
  20. 前記第2の基地局装置が、自身に接続している前記ユーザ装置に識別情報の送信を要求し、
    前記ユーザ装置が、前記要求を受けて、近隣の第1の基地局装置からブロードキャストされている識別情報を観測し、
    前記ユーザ装置が、観測された前記識別情報を前記第2の基地局装置に送信する、
    請求項19に記載の通信制御方法。
  21. 前記識別情報の送信を要求するためのメッセージがMeasurement Controlメッセージであり、
    前記識別情報を送信するためのメッセージがMeasurement Reportメッセージである、
    請求項20に記載の通信制御方法。
  22. 前記識別情報の送信を要求するための前記Measurement Controlメッセージには、TRUEに設定されたCell Identity Reporting Indicator情報要素と、TRUEに設定されたANR Indicator情報要素とが含まれている、
    請求項21に記載の通信制御方法。
  23. 前記識別情報を送信するための前記Measurement Reportメッセージには、前記識別情報が格納されたCell Identity情報要素が含まれている、請求項21または22に記載の通信制御方法。
  24. 前記識別情報の送信を要求するための前記Measurement Controlメッセージには、TRUEに設定されたRNC Identity Reporting Indicator情報要素が含まれている、
    請求項21に記載の通信制御方法。
  25. 前記識別情報を送信するための前記Measurement Reportメッセージには、前記識別情報が格納されたRNC Identity情報要素が含まれている、請求項21または24に記載の通信制御方法。
  26. 前記第1の基地局装置は、前記中継装置の識別情報を、前記System Information内のCell Identity情報要素としてブロードキャストする、請求項1925のいずれか1項に記載の通信制御方法。
  27. 前記第1の基地局装置は、前記中継装置の識別情報であるRNC id(HNBGW)を、前記System Information内のCell Identity情報要素のRNC idのフィールドに格納する、請求項26に記載の通信制御方法。
  28. 前記第1の基地局装置は、前記中継装置の識別情報を、前記System Information内のRNC Identity情報要素としてブロードキャストする、請求項1925のいずれか1項に記載の通信制御方法。
  29. 前記第1の基地局装置は、前記中継装置の識別情報であるRNC id(HNBGW)を、前記System Information内のRNC Identity情報要素のRNC idのフィールドに格納する、請求項28に記載の通信制御方法。
JP2011510253A 2009-04-23 2010-03-01 基地局装置が中継装置の識別情報をブロードキャストする無線通信システム Active JP5168408B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011510253A JP5168408B2 (ja) 2009-04-23 2010-03-01 基地局装置が中継装置の識別情報をブロードキャストする無線通信システム

Applications Claiming Priority (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009105629 2009-04-23
JP2009105629 2009-04-23
PCT/JP2010/053240 WO2010122842A1 (ja) 2009-04-23 2010-03-01 基地局装置が中継装置の識別情報をブロードキャストする無線通信システム
JP2011510253A JP5168408B2 (ja) 2009-04-23 2010-03-01 基地局装置が中継装置の識別情報をブロードキャストする無線通信システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2010122842A1 JPWO2010122842A1 (ja) 2012-10-25
JP5168408B2 true JP5168408B2 (ja) 2013-03-21

Family

ID=43010965

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011510253A Active JP5168408B2 (ja) 2009-04-23 2010-03-01 基地局装置が中継装置の識別情報をブロードキャストする無線通信システム

Country Status (6)

Country Link
US (2) US9883448B2 (ja)
EP (1) EP2424299B1 (ja)
JP (1) JP5168408B2 (ja)
KR (3) KR101446011B1 (ja)
CN (2) CN102415139B (ja)
WO (1) WO2010122842A1 (ja)

Families Citing this family (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2424299B1 (en) 2009-04-23 2019-12-25 Nec Corporation Wireless communication system in which base station apparatus broadcasts identification information of relay apparatus
US20110090820A1 (en) 2009-10-16 2011-04-21 Osama Hussein Self-optimizing wireless network
CN102111805B (zh) * 2010-06-18 2016-12-28 电信科学技术研究院 多载波系统的测量配置和上报方法及设备
TW201220876A (en) * 2010-11-05 2012-05-16 Askey Computer Corp Communication service switching processing system of a femtocell and method thereof
CN102595534B (zh) 2011-01-10 2014-12-03 华为技术有限公司 用户设备上下文相关资源的释放方法和设备
US8509762B2 (en) 2011-05-20 2013-08-13 ReVerb Networks, Inc. Methods and apparatus for underperforming cell detection and recovery in a wireless network
EP2754271B1 (en) 2011-09-09 2019-11-13 Reverb Networks Inc. Methods and apparatus for implementing a self optimizing-organizing network manager
US9258719B2 (en) 2011-11-08 2016-02-09 Viavi Solutions Inc. Methods and apparatus for partitioning wireless network cells into time-based clusters
EP2815541B1 (en) 2012-02-17 2018-06-27 Osama Tarraf Methods and apparatus for coordination in multi-mode networks
JP2014060505A (ja) * 2012-09-14 2014-04-03 Ntt Docomo Inc 移動通信システム、無線基地局及び移動局
US9113353B1 (en) 2015-02-27 2015-08-18 ReVerb Networks, Inc. Methods and apparatus for improving coverage and capacity in a wireless network
US10356832B2 (en) * 2015-05-11 2019-07-16 Qualcomm Incorporated Introduction of powered relay for device-to-device communication
CN109792615A (zh) * 2016-10-04 2019-05-21 瑞典爱立信有限公司 潜在系统参考冲突的检测

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007043117A1 (ja) * 2005-09-30 2007-04-19 Fujitsu Limited 移動通信システム、移動通信端末及び呼接続方法
JP2009510971A (ja) * 2005-10-04 2009-03-12 テレフオンアクチーボラゲット エル エム エリクソン(パブル) Ip接続の無線基地局に対する無線ネットワーク制御局の選択

Family Cites Families (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6775242B2 (en) * 2001-07-09 2004-08-10 Qualcomm Incorporated Method and apparatus for time-aligning transmissions from multiple base stations in a CDMA communication system
KR100735242B1 (ko) 2003-12-16 2007-07-03 삼성전자주식회사 이동통신 네트워크와 무선 근거리 네트워크의 연동 정보를전달하고 통지하는 방법 및 시스템
JP4844159B2 (ja) 2006-02-21 2011-12-28 沖電気工業株式会社 無線装置、ネットワーク及び通信方法
JP2007295349A (ja) 2006-04-26 2007-11-08 Softbank Bb Corp 通信中継システム及び通信中継方法
US7941144B2 (en) * 2006-05-19 2011-05-10 Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) Access control in a mobile communication system
GB2447885B (en) * 2007-03-05 2011-03-30 Toshiba Res Europ Ltd Fast relay station handover
KR100957009B1 (ko) 2007-04-03 2010-05-13 삼성전자주식회사 다중 홉 셀룰러 시스템의 동시전송 스케줄링 장치 및 방법
CN101321383B (zh) 2007-06-05 2012-07-11 华为技术有限公司 一种通信系统和方法、家用基站网关及归属用户服务器
JP2009105629A (ja) 2007-10-23 2009-05-14 Jitsugyo No Nihonsha:Kk 位置情報に基づくポイント配信システム
US8064909B2 (en) * 2007-10-25 2011-11-22 Cisco Technology, Inc. Interworking gateway for mobile nodes
US20090310532A1 (en) * 2008-06-11 2009-12-17 Ip.Access Limited Method and apparatus for obtaining an address associated with a neighbouring cell of a cellular communication network
WO2010047647A1 (en) * 2008-10-20 2010-04-29 Telefonaktiebolaget L M Ericsson (Publ) Use of a cell id and mask to retrieve home node b gateway address
US8805371B2 (en) * 2009-03-17 2014-08-12 Airvana Lp Identifying hand-over targets in lightly coordinated networks
EP2424299B1 (en) 2009-04-23 2019-12-25 Nec Corporation Wireless communication system in which base station apparatus broadcasts identification information of relay apparatus

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007043117A1 (ja) * 2005-09-30 2007-04-19 Fujitsu Limited 移動通信システム、移動通信端末及び呼接続方法
JP2009510971A (ja) * 2005-10-04 2009-03-12 テレフオンアクチーボラゲット エル エム エリクソン(パブル) Ip接続の無線基地局に対する無線ネットワーク制御局の選択

Non-Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
JPN6012024832; China Mobile: 'Add 3G Home NodeB Gateway NRM IOC HnbGwFunction Definition' 3GPP TSG-SA5 S5-091923 , 20090403, 全文 *

Also Published As

Publication number Publication date
KR101446011B1 (ko) 2014-09-29
US10051553B2 (en) 2018-08-14
WO2010122842A1 (ja) 2010-10-28
EP2424299B1 (en) 2019-12-25
KR20130113522A (ko) 2013-10-15
CN102415139A (zh) 2012-04-11
KR101476576B1 (ko) 2014-12-24
US20120034919A1 (en) 2012-02-09
KR20140065018A (ko) 2014-05-28
KR20120005529A (ko) 2012-01-16
EP2424299A4 (en) 2016-11-16
US9883448B2 (en) 2018-01-30
US20180049105A1 (en) 2018-02-15
CN105050158A (zh) 2015-11-11
CN102415139B (zh) 2015-10-21
EP2424299A1 (en) 2012-02-29
JPWO2010122842A1 (ja) 2012-10-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5168408B2 (ja) 基地局装置が中継装置の識別情報をブロードキャストする無線通信システム
JP5858240B2 (ja) ホーム基地局を識別するためのue訪問セル履歴情報の利用
JP6146591B2 (ja) ハイブリッドアクセスモードホーム基地局のための優先アクセス
EP2716129B1 (en) Carrier aggregation support for home base stations
JP5737425B2 (ja) 通信システム、基地局装置、データ送信方法及びプログラム
EP2719236A1 (en) Dynamic carrier selection for cell base stations
KR20140037952A (ko) 무선 중첩 네트워크들에서 핸드오버 파라미터들을 결정하는 방법 및 장치
KR20110019715A (ko) 홈 기지국 간의 관계에 대한 정보를 송수신하는 방법
KR101308864B1 (ko) 게이트웨이 장치, 통신 제어 방법, 및 통신 제어 프로그램을 저장하는 비일시적인 컴퓨터 판독가능 매체
EP2624619B1 (en) Network configuration
KR101803347B1 (ko) 폐쇄형 펨토 기지국의 동작 방법, 폐쇄형 펨토 기지국으로 핸드오버하는 핸드오버 방법, 그리고 이웃한 폐쇄형 펨토 셀에 대한 정보를 관리하는 관리 방법
JP2015146654A (ja) 移動元基地局、移動先基地局、移動局、通信方法
JPWO2013137265A1 (ja) 通信制御方法、ゲートウェイ装置、及びホーム基地局
JP5652553B2 (ja) ゲートウェイ及び制御装置、並びにこれらの通信制御方法
KR20180010381A (ko) 무선랜 종단 간 핸드오버 방법 및 장치
WO2012073940A1 (ja) 通信システムおよび通信方法
CN102404823B (zh) 标识终极接入节点的方法及系统
KR20130044506A (ko) 소형 기지국들 간 핸드오버 방법
CN103582055A (zh) 基于家庭基站的切换方法及系统

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120713

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20120814

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20121101

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20121112

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20121127

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20121210

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5168408

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150