JP5167618B2 - 表示装置、撮像装置、表示方法、及び表示処理プログラム - Google Patents

表示装置、撮像装置、表示方法、及び表示処理プログラム Download PDF

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Description

本発明は、地図イメージ情報を取得し、この取得された地図イメージ情報を表示する表示装置、地図イメージを取得する撮像装置、表示方法、表示処理プログラムに関する。
現在では、パーソナルコンピュータや携帯端末等の電子機器の普及に伴い、ディジタル技術が急速に進歩したことから、パーソナルコンピュータや携帯端末等の電子機器において、ディジタル化された地図イメージを利用することが多くなってきている(例えば、特許文献1参照。)。このようにディジタル化された地図イメージを利用すると、拡大縮小機能を利用して、地図イメージを自在に拡大縮小することができ、ユーザにとって利用し易い地図を実現できる。また、ディジタルカメラを用いて、地図イメージを撮影して保存しておけば、街角や外出先で、ディジタルカメラの地図を再生して利用することもできる。
特開2006−148514号公報
ところが、従来では、ディジタルカメラで撮影した地図イメージ情報は、単なるイメージ情報として扱われている。このため、ディジタルカメラで撮影した地図イメージ情報を地図として使う場合には、不便を感じることが多い。
特に、外出先での道案内に、ディジタルカメラで撮影した地図イメージ情報を利用したい場合、自分の歩いている道路に沿って、表示位置が変化することが望ましいが、こうした機能を搭載したディジタルカメラは現在のところ見当たらない。
これは、従来のディジタルカメラで撮影された地図イメージ情報が、単なるイメージデータとして処理されており、十字キーの操作により表示位置を上下左右に変更させた場合に、自分の歩いている道路とは無関係に、十字キーの操作に応じて、表示位置が上下左右に移動してしまうことに起因するものである。このため、自分の歩いている道路に沿って、表示位置を変化させることが従来のディジタルカメラで撮影された地図イメージ情報では、非常に困難であるといった問題があった。
そこで、本発明は、上述の課題に鑑みてなされたものであり、取得した地図イメージ情報の使い勝手を向上させることができる表示装置、撮像装置、表示方法、表示処理プログラムを提供することを目的とする。
本発明は、上記の課題を解決するために、以下の事項を提案している。
(1)本発明は、地図イメージ情報から指定された表示位置の画像を切り出して表示する表示手段と、取り込まれた地図イメージ情報から道路部分を判別する判別手段と、該判別された道路部分から道路座標情報を検出する検出手段と、該検出された道路座標情報を記録する記録手段と、前記表示位置の変更操作が行われた場合に、前記道路座標情報を参照して、該表示位置を変更させる変更手段と、前記道路座標情報が既に検出済みかどうかを判断する判断手段と、前記判断手段により前記道路座標情報が未検出であると判断された場合に、前記判別手段による前記道路部分の判別処理、前記検出手段による前記道路座標情報の検出処理、および前記記録手段による前記道路座標情報の記録処理を行わせる制御手段と、を有し、前記変更手段は、前記表示位置の変更操作が行われた場合に、既に検出されて前記記録手段に記録されている道路座標情報又は前記検出手段により新たに検出される道路座標情報を参照して、前記表示位置を変更させることを特徴とする表示装置を提案している。
(2)本発明は、地図イメージ情報から指定された表示位置の画像を切り出して表示する表示手段と、取り込まれた地図イメージ情報から道路部分を判別する判別手段と、該判別された道路部分から道路座標情報を検出する検出手段と、該検出された道路座標情報を記録する記録手段と、前記表示位置の変更操作が行われた場合に、前記道路座標情報を参照して、該表示位置を変更させる変更手段と、前記表示位置の変更操作が行われていない間に、前記検出手段による移動方向の画像または周辺画像を対象とした前記道路座標情報の検出処理、および前記記録手段による前記道路座標情報の記録処理を行わせる制御手段と、を有することを特徴とする表示装置を提案している。
(3)本発明は、コンピュータに、地図イメージ情報から指定された表示位置の画像を切り出して表示する表示処理と、取り込まれた地図イメージ情報から道路部分を判別する判別処理と、前記判別された道路部分から道路座標情報を検出する検出処理と、前記検出された道路座標情報を記録する記録処理と、前記表示位置の変更操作が行われた場合に、前記道路座標情報を参照して、該表示位置を変更させる変更処理と、前記道路座標情報が既に検出済みかどうかを判断する判断処理と、前記判断処理により前記道路座標情報が未検出であると判断された場合に、前記判別処理による前記道路部分の判別、前記検出処理による前記道路座標情報の検出、および前記記録処理による前記道路座標情報の記録を行わせる制御処理と、を実行させ、前記変更処理は、前記表示位置の変更操作が行われた場合に、既に検出されて前記記録処理により記録されている道路座標情報又は前記検出処理により新たに検出される道路座標情報を参照して、前記表示位置を変更させることを特徴とする表示方法を提案している。
(4)本発明は、コンピュータに、地図イメージ情報から指定された表示位置の画像を切り出して表示する表示処理と、取り込まれた地図イメージ情報から道路部分を判別する判別処理と、前記判別された道路部分から道路座標情報を検出する検出処理と、前記検出された道路座標情報を記録する記録処理と、前記表示位置の変更操作が行われた場合に、前記道路座標情報を参照して、該表示位置を変更させる変更処理と、前記表示位置の変更操作が行われていない間に、前記検出処理による移動方向の画像または周辺画像を対象とした前記道路座標情報の検出、および前記記録処理による前記道路座標情報の記録を行わせる制御処理と、を実行させることを特徴とする表示方法を提案している。
(5)本発明は、コンピュータを、地図イメージ情報から指定された表示位置の画像を切り出して表示する表示手段と、取り込まれた地図イメージ情報から道路部分を判別する判別手段と、該判別された道路部分から道路座標情報を検出する検出手段と、該検出された道路座標情報を記録する記録手段と、前記表示位置の変更操作が行われた場合に、前記道路座標情報を参照して、該表示位置を変更させる変更手段と、前記道路座標情報が既に検出済みかどうかを判断する判断手段と、前記判断手段により前記道路座標情報が未検出であると判断された場合に、前記判別手段による前記道路部分の判別処理、前記検出手段による前記道路座標情報の検出処理、および前記記録手段による前記道路座標情報の記録処理を行わせる制御手段と、として機能させるためのプログラムであって、前記変更手段は、前記表示位置の変更操作が行われた場合に、既に検出されて前記記録手段に記録されている道路座標情報又は前記検出手段により新たに検出される道路座標情報を参照して、前記表示位置を変更させることを特徴とする表示処理プログラムを提案している。
(6)本発明は、コンピュータを、地図イメージ情報から指定された表示位置の画像を切り出して表示する表示手段と、取り込まれた地図イメージ情報から道路部分を判別する判別手段と、該判別された道路部分から道路座標情報を検出する検出手段と、該検出された道路座標情報を記録する記録手段と、前記表示位置の変更操作が行われた場合に、前記道路座標情報を参照して、該表示位置を変更させる変更手段と、前記表示位置の変更操作が行われていない間に、前記検出手段による移動方向の画像または周辺画像を対象とした前記道路座標情報の検出処理、および前記記録手段による前記道路座標情報の記録処理を行わせる制御手段と、として機能させるための表示処理プログラムを提案している。
本発明によれば、例えば、十字キーの操作により表示位置を変更させる場合であっても、道路座標に応じて効率よく表示位置を変更することができ、かつ、表示位置の変更に先立って事前に道路座標情報を検出して記録しておくので、道路座標に応じた表示位置の変更が更に効率よくなり、デジタルカメラに保存しておいた地図イメージ情報の使い勝手を向上させることができるという効果がある。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら説明する。
なお、本実施形態における構成要素は適宜、既存の構成要素等との置き換えが可能であり、また、他の既存の構成要素との組合せを含む様々なバリエーションが可能である。したがって、本実施形態の記載をもって、特許請求の範囲に記載された発明の内容を限定するものではない。
<ディジタルカメラの構成>
図1は、本発明が適用できるディジタルカメラの構成を示すものである。
本発明が適用されたディジタルカメラ1は、図1に示すように、撮影レンズ12と、レンズ駆動ブロック13と、アイリス14と、CCD(Charge Coupled Device)15と、TG(タイミングジェネレータ)16と、CDS/AGC/AD(ユニット回路)17と、DRAM(Dynamic Random Access Memory)18と、メモリ19と、判別手段、検出手段、変更手段、判断手段、交差点部判別手段、交差点座標情報検出手段としてのCPU(Central Processing Unit)20と、表示手段としての画像表示部21と、キー入力部22と、外部通信I/F(外部通信インターフェース)23と、ストロボ駆動部24と、ストロボ発光部25と、カードI/F(カードインターフェース)26と、を備えており、カードインターフェース26には、カードスロットに記録手段としてのメモリ・カード11が着脱自在に接続される。
撮影レンズ12は、図示しないフォーカスレンズ、ズームレンズを含み、レンズ駆動ブロック13が接続されている。このレンズ駆動ブロック13は、図示しないフォーカスレンズ、ズームレンズをそれぞれ光軸方向に駆動させるフォーカスモータ及びズームモータと、CPU20からの制御信号にしたがって、フォーカスモータ、ズームモータをそれぞれ光軸方向に駆動させるフォーカスモータドライバ、ズームモータドライバとから構成されている。
アイリス14は、図示しない駆動回路を含み、駆動回路はCPU20から送られてくる制御信号にしたがって、開閉動作を行う。
CCD15は、撮影レンズ12、アイリス14を介して投影された被写体の光を電気信号に変換し、撮像信号としてユニット回路17に出力する。また、CCD15は、タイミングジェネレータ16によって生成された所定周波数のタイミング信号にしたがって駆動される。なお、タイミングジェネレータ16にはユニット回路17が接続されている。
ユニット回路17は、CCD15から出力される撮像信号を相関二重サンプリングして保持するCDS(Correlated Double Sampling)回路、そのサンプリング後の撮像信号の自動利得調整を行うAGC(Automatic Gain Control)回路、その自動利得調整後のアナログの撮像信号をディジタル信号に変換するA/D変換器(Analog Digital Converter)から構成されており、CCD15の撮像信号は、ユニット回路17を経てディジタル信号としてCPU20に送られる。
CPU20は、ユニット回路17から送られてきた画像データの画像処理(画素補間処理、ガンマ補正、輝度色差信号の生成、ホワイトバランス処理、露出補正処理等)、ブレ補正処理、画像データの圧縮・伸張(例えば、JPEG(Joint Photographic Experts Group)形式の圧縮・伸張)の処理等を行う機能を有するとともに、ディジタルカメラ1の各部を制御するワンチップマイコンである。また、CCD15によって撮像され、CPU20で画像処理された画像データは、JPEG形式等により圧縮された後に、画像を記憶する記憶素子としてのメモリ・カード11に記録される。
なお、本実施形態においては、画像データとして地図イメージ情報が撮像された場合には、CPU20により、地図イメージ情報の中から道路部分を判定し、この道路部分から道路座標情報を作成する処理が行われる。この道路座標情報は、地図イメージ情報とともに、メモリ・カード11に記録される。
DRAM18は、CCD15によって被写体が撮像された後、CPU20に送られてきた画像データを一時記憶するバッファメモリとして使用されるとともに、CPU20のワーキングメモリとして使用される。
画像表示部21は、カラーLCD(Liquid Crystal Display)とその駆動回路を含み、撮影待機状態にある場合には、CCD15によって撮像された被写体をスルー画像として表示し、記録画像の再生時には、メモリ・カード11から読み出され、伸張された記録画像を表示させる。
キー入力部22は、シャッタボタン、モードキー、SETキー、十字キー等の複数の操作キーを含み、ユーザのキー操作に応じた操作信号をCPU20に出力する。
なお、本実施形態においては、地図イメージ情報を再生させる場合には、十字キーの操作により、表示位置を変更することができる。このとき、後に詳述するように、モードキーにより道路表示モードに設定しておくと、十字キーを操作することにより、表示位置を道路に沿って変化させることができる。
外部通信インターフェース23は、外部の電子機器(例えばパソコン)との間でデータの入出力を行うものであり、USB(Universal Seria1 Bus)規格、IEEE1394規格等の各種インターフェース規格による入出力を可能としており、これらの規格によるデータ入出力可能なパソコン等の電子機器と接続可能となっている。また、IrDA規格による赤外線通信、Bluetooth規格による無線通信により外部の電子機器と画像データの入出力を可能としているものでも良い。
ストロボ駆動部24は、CPU20の制御信号にしたがって、ストロボ発光部25を閃光駆動させ、ストロボ発光部25はストロボを閃光させる。CPU20は、図示しない測光回路によって撮影シーンが暗いか否かを判断し、撮影シーンが暗いと判断し、かつ、撮影を行うと判断した場合(シャッタボタン押下時)には、ストロボ駆動部24に制御信号を送る。
メモリ19には、CPU20によるディジタルカメラ1の各部の制御に必要なプログラム、及び各部の制御に必要なデータが記録されており、CPU20は、このプログラムにしたがって処理を行う。
<第1の実施形態>
次に、本発明の第1の実施形態について説明する。
本実施形態では、画像データとして地図イメージ情報が撮像された場合に、CPU20により、地図イメージ情報の中から道路部分を判別し、この道路部分から道路座標情報を検出する処理が行われる。この道路座標情報は、地図イメージ情報と関連して、地図イメージ情報とともに、メモリ・カード11のユーザ領域に記録される。このようにして検出された道路座標情報を参照することで、表示位置を道路に沿って移動させることができるようになる。
<処理フロー>
図2は、このような処理を行う本実施形態のフローチャートを示すものである。
なお、本実施形態においては、図1におけるキー入力部22として、道路表示モードに設定するためのキーが含まれる。このように道路表示モードに設定されることにより、図2にフローチャートで示すような処理がCPU20により実行される。
図2において、シャッタボタンが押されると、CCD15からの撮像信号を取り込み(ステップS101)、CPU20は、道路表示モードに設定されているかどうかを判断する(ステップS102)。道路表示モードに設定されていなければ(ステップS102の「NO」)、他の通常の処理に進む(ステップS103)。
一方、ステップS102で、道路表示モードに設定されている場合(ステップS102の「YES」)には、取得された地図イメージ情報を切り出し、切り出した表示領域に対して、道路部分の判別処理を行う(ステップS104)。道路部分の判別は、後に説明するように、画像のエッジ部分から道路部分を検出するフィルタ演算により行うことができる。そして、判別された道路部分から道路座標情報を検出して(ステップS105)、地図イメージ情報と関連させて、メモリ・カード11のユーザ領域に道路座標情報を記録する(ステップS106)。そして、表示指示点を適当な道路上に位置させる(ステップS107)。
次に、十字キーにより表示位置の変更操作が行われたかどうかを判断する(ステップS108)。ここで、表示位置の変更操作が行われた場合(ステップS108の「YES」)には、ステップS104〜S105で検出され、ステップS106で記録された道路座標情報を読み出し(ステップS109)、この道路座標情報を参照して、表示指示点を操作方向側に延長した道路上となるように移動させる(ステップS110)。一方で、表示位置の変更操作が行われない場合(ステップS108の「NO」)には、ステップS108に戻って待機する。
本実施形態においては、上述のように、ステップS104で切り出された地図イメージ情報の画像の中から道路部分を判別し、ステップS105で、道路部分から道路座標情報を検出して、ステップS106で、メモリ・カード11のユーザ領域に道路座標情報を記録している。そして、ステップS108で、表示位置の変更操作があった場合には、ステップS109で道路座標情報を読み出し、ステップS110で、表示指示点の位置を操作方向側に延長した道路上となるように移動させるようにしている。
ここで、ステップS104での道路部分の判別処理は、例えば、ロバーツフィルタと面境界フィルタとを共用して、エッジ成分を抜き出す等、道路の線特徴を抽出できるようなフィルタ演算により行われる。
つまり、ロバーツフィルタは、図3(A)及び図3(B)に示すように構成される。ここで、図3(A)は、(2×2)の領域を使った例であり、図3(B)は、注目画素の周辺の(5×5)の領域を使った例である。図3(B)において、注目画素cに対して垂直方向に並ぶ画素a、b、d、eに、Level1=|2a+b−d−2e|なる演算を行い、また、注目画素cに対して水平方向に並ぶ画素f、g、h、iに、Level2=|2f+g−h−2i|なる演算を行う。そして、Level1とLevel2の大きい方が閾値を超えた場合に、エッジがあるとみなすと、連続して違いがある境界のみが残る。これを面境界フィルタとする。
なお、ステップS105での道路座標情報の検出は、直線判定を行い、道路と判定された直線部分の両端の二点の座標を保持するようにしても良いし、道路判定情報そのものを保持しても良い。また、線抽出及び直線判定は、台形補正アルゴリズム等を代用しても良い。
また、検出して記録する道路座標情報としては、以下のものが考えられる。
(1)道路判定による道路の両端の二点の座標保持
直線1つあたりに道路の始端と終端の二点の座標(x,y)を保持し、それを検出した道の数だけ保持する。
(2)各座標に道路判定そのものを保持
道路であると判定された画素を「1」、道路でないと判定された画素を「0」とし、この二値を保存する。
道路座標情報は、座標配列を持ち、そこに値を入れ、ランレングス等で圧縮する。
そして、二値データをJPEG等で保存する。また、圧縮ノイズ対策のため、デコード地図データから地図情報を得る場合には、画素値の閾値判定を使用して二値化を行う。
また、ステップS110における道路に沿って表示位置が変更するような表示位置の補正は、以下のようにして行うことができる。
例えば、図4(A)に示すように、垂直方向に対して傾いて伸びる道路(図中、太線の直線部)R1上に表示指示点A1があるとする。このとき、図4(B)に示すような十字キー51の上方向のボタン52a操作がされたとする。この場合、通常では、図5(A)に示すように、表示指示点が真上に移動し、道路上から外れた点A2に移動してしまう。
これに対して、ステップS110の表示位置の補正を行うと、表示指示点から上方向に伸びる道を探し、その道筋に沿って一定距離進んだ方向に、表示指示点が移動される。
すなわち、図4(A)に示すように、現在の表示位置の中心となる点A1の座標から半径N(表示移動距離)の円上で、かつ操作角度方向又はその周辺(マージン±θ)に道路判定があるかを検出する(N及びθは任意の値)。そして、この範囲内に道路があれば、その道路上に、表示指示点を移動させる。
これにより、例えば、図4(B)に示すような十字キー51の上方向のボタン52aが操作されたとすると、図5(B)に示すように、表示指示点が道路R1に沿って移動し、道路上の点A3に移動するようになる。
以上、説明したように、本実施形態では、地図イメージ情報を撮影して取り込み、この地図イメージ情報から切り出された画像中から道路部分を判別し、道路部分から道路座標情報を検出して記録する。そして、表示位置の変更操作があった場合に、道路座標情報を読み出し、表示指示点を操作方向側に延長した道路上となるように移動させる。これにより、十字キーの操作により表示位置を上下左右に変更させた場合、道路に沿って、表示指示点を移動させることができ、ディジタルカメラに保存しておいた地図の使い勝手を向上させることができる。
<第2の実施形態>
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。
前述の第1の実施形態では、切り出された地図イメージ情報の画像から、道路座標情報を常に検出している。しかしながら、ひとつの道路の画像イメージが大きい場合には、全ての道路座標情報を取得するのには、相当の時間がかかる。また、地図イメージ情報を逐一受信(又は再生)するような処理を行う場合には、最初の段階で全ての道路座標情報を得ることはできない。そこで、本実施形態では、道路表示モード時には、道路座標情報が検出済みの領域かどうかを判断し、道路座標情報が記憶済みの領域の場合には、この道路座標情報を利用するようにしている。
<処理フロー>
図6は、本実施形態の処理フローを示すものである。図6において、シャッタボタンが押されると、CPU20は、CCD15からの撮像信号を取り込み(ステップS201)、道路表示モードに設定されているかどうかを判断する(ステップS202)。このとき、道路表示モードに設定されていなければ(ステップS202の「NO」)、他の通常の処理に進む(ステップS203)。
一方、ステップS202で、道路表示モードに設定されている場合(ステップS202の「YES」)には、切り出した表示領域の道路座標情報が検出済みかどうかを判断する(ステップS204)。なお、道路座標情報が検出済みかどうかの具体的な判断については、後で詳細に説明する。
切り出した表示領域の道路座標情報が検出済みの場合(ステップS204の「YES」)には、適当な道路上に表示指示点を位置させる(ステップS205)。
一方、ステップS204で、切り出した表示領域の道路座標情報が未検出の場合(ステップS204の「NO」)には、切り出し表示領域に対して、道路判定処理を行い(ステップS206)、道路座標情報を検出し(ステップS207)、道路座標情報を記録する(ステップS208)。そして、適当な道路上に表示指示点を位置させる(ステップS205)。
次に、十字キーにより表示位置の変更操作が行われたかどうかを判断し(ステップS209)、表示位置の変更操作が行われた場合(ステップS209の「YES」)には、道路座標情報を読み出す(ステップS210)。このとき、ステップS204で、予め道路座標情報が検出済みであると判断された場合には、予め検出された道路座標情報が読み出されることになり、道路座標情報が未検出であると判断された場合には、ステップS206〜ステップS208で検出して記録した道路座標情報が読み出されることになる。そして、この道路座標情報を参照して、表示指示点を操作方向側に延長した道路上となるように移動させて(ステップS211)、ステップS204にリターンする。
このように、本実施形態では、道路座標情報が検出済みの領域かどうかを判断し、道路座標情報が記憶済みの領域の場合には、この道路座標情報を利用するようにしている。このため、無駄な道路座標情報の取得時間が削減され、処理時間の短縮化が図れる。また、地図イメージ情報が大きい場合でも、処理を効率的に行うことができる。
なお、本実施形態では、道路座標情報が検出済みかどうかを判断する必要があるため、道路座標情報には、検出済み領域と未検出領域とを示す情報が記録される。道路座標情報が検出済みかどうかの判断は、この情報を用いて行われる。道路座標情報が検出済みの領域か未検出領域かを示す情報の記録の仕方としては、以下のようにすることが考えられる。
(1)道路座標情報の検出対象領域の座標情報を記録する。
道路座標情報の検出対象領域をあるサイズの矩形として、その矩形の座標を記録する。例えば、図7に示すように、(100×100)画素を検出する領域の単位として、その領域を格子状に配列し、各領域の左上の座標Paを代表座標として、その矩形領域の道路座標情報が既に検出済みの領域か未検出領域かを代表座標で記録する。
(2)各画素に対して、検出済み、未検出の2値を持つ。
(3)道路判定基準を含め、「道、道でない、未検出」の3値を各画素に対して保持する。
<第3の実施形態>
次に、本発明の第3の実施形態について説明する。
上述の第1及び第2の実施形態では、道路座標情報のみを検出している。これに対して、本実施形態では、道路が交差している部分を交差点座標情報として検出するようにしている。
<処理フロー>
図8は、本実施形態の処理フローを示すものである。本実施形態では、交差点スキップスクロールモードが設定できる。交差点スキップスクロールモードに設定すると、交差点をスキップさせるように、表示指示点を移動させることができる。
図8において、シャッタボタンが押されると、CCD15からの撮像信号を取り込み(ステップS301)、CPU20は、交差点スキップスクロールモードに設定されているかどうかを判断する(ステップS302)。交差点スキップスクロールモードに設定されていない場合(ステップS302の「NO」)には、他の通常の処理に進む(ステップS303)。
一方で、ステップS302で、交差点スキップスクロールモードに設定されている場合(ステップS302の「YES」)には、取得された道路画像のイメージデータを切り出し、切り出し表示領域に対して、道路部分の判別処理を行う(ステップS304)。そして、判別された道路部分から道路座標情報を検出し(ステップS305)、更に、道路が交差している部分から、交差点部分を判断し、交差点座標情報を検出する(ステップS306)。そして、道路座標情報と交差点座標情報とを記録し(ステップS307)、表示指示点を適当な道路上に位置させる(ステップS308)。
次に、十字キーにより表示位置の変更操作が行われたかどうかを判断し(ステップS309)、表示位置の変更操作が行われた場合(ステップS309の「YES」)には、道路座標情報と交差点座標情報とを読み出し(ステップS310)、この道路座標情報と交差点座標情報とを参照して、操作方向側にある道路の延長上にある最近傍の交差点に表示指示点が移動するように、すなわち、交差点をスキップするように、表示指示点を移動させる(ステップS311)。一方、表示位置の変更操作が行われない場合(ステップS309の「NO」)には、ステップS309に戻って待機する。
このように、この実施形態では、道路座標情報だけでなく、交差点座標情報を検出しており、この交差点座標情報を用いることにより、道路沿いに表示位置を移動する際には、移動方向の道路上に存在する交差点まで一気に表示をスキップさせることができる。
すなわち、例えば、図9(A)に示すように、垂直方向に対して傾いて伸びる道路(図中、太線の直線部)R11上に表示指示点B1があるとする。このとき、図9(B)に示すような十字キー51の上方向のボタン52aが操作されたとする。この場合、表示指示点は、点B1から、点B2、点B3のように、上方向に位置する交差点上をスキップしていく。これにより、次の分岐点付近まで、素早くチェックすることができる。
<第4の実施形態>
次に、本発明の第4の実施形態について説明する。
上述の第1の実施形態では、表示位置を移動するたびに、移動する方向の道路検出を随時行うようにしている。しかしながら、移動等の操作が行われない場合には、未だに道路座標情報の検出処理を終了していない部分について、随時、検出をすることで、処理時間を有効利用することができる。このとき、本実施形態では、それまでの表示位置の移動操作履歴から、移動している方向の領域における道路座標検出を優先的に行うようにしている。
<処理フロー>
図10は、本実施形態の処理フローを示すものである。図10において、シャッタボタンが押されると、CCD15からの撮像信号を取り込み(ステップS401)、CPU20は、道路表示モードに設定されているかどうかを判断する(ステップS402)。道路表示モードに設定されていない場合(ステップS402の「NO」)には、他の通常の処理に進む(ステップS403)。
一方で、ステップS402で、道路表示モードに設定されていると判断された場合(ステップS402の「YES」)には、切り出した表示領域の道路座標情報が検出済みかどうかを判断する(ステップS404)。切り出した表示領域の道路座標情報が検出済みである場合(ステップS404の「YES」)には、適当な道路上に表示指示点を位置させる(ステップS405)。
また、ステップS404で、切り出した表示領域の道路座標情報が未検出の場合(ステップS404の「NO」)には、切り出し表示領域に対して、道路判定処理を行い(ステップS406)、道路座標情報を検出し(ステップS407)、検出した道路座標情報を記録し(ステップS408)、適当な道路上に表示指示点を位置させる(ステップS405)。
次に、十字キーにより表示位置の変更操作が行われたかどうかを判断し(ステップS409)、表示位置の変更操作が行われた場合(ステップS409の「YES」)には、道路座標を読み出し(ステップS410)、読み出された道路座標情報を参照して、操作方向側に延長した道路上となるように、表示指示点の位置を移動させて(ステップS411)、ステップS404にリターンする。
また、ステップS409で、表示位置の変更操作が行われていないと判断された場合(ステップS409の「NO」)には、その間を利用して、周辺の道路座標情報の検出処理が行われる。この道路座標情報の検出処理は、移動方向を優先して行われる。
つまり、ステップS409で、表示位置の変更操作が行われていないと判断された場合(ステップS409の「NO」)には、移動方向の道路座標情報が検出済みであるかどうかを判断する(ステップS412)。そして、移動方向の道路座標情報が未検出の場合(ステップS412の「NO」)には、移動方向の領域に対して、道路部分の判別処理を行い(ステップS413)、道路座標の検出処理を行い(ステップS414)、検出した道路座標情報を記録する(ステップS415)。そして、移動方向の道路座標検出が終了したかどうかを判断し(ステップS416)、移動方向の道路座標検出が終了していない場合(ステップS416の「NO」)には、ステップS413にリターンし、移動方向の道路座標検出が終了した場合(ステップS416の「YES」)には、ステップS417に移行する。
また、ステップS412で、移動方向の道路座標情報が検出済みであると判断された場合(ステップS412の「YES」)にも、ステップS417に移行する。
次に、ステップS417で、表示中の領域の周辺の道路座標情報が検出済みであるかどうかを判断する。周辺の道路座標情報が未検出の場合(ステップS417の「NO」)には、周辺の領域に対して、道路部分の判別処理を行い(ステップS418)、道路座標の検出処理を行い(ステップS419)、検出した道路座標情報を記録する(ステップS420)。そして、周辺の道路座標検出が終了したかどうかを判断し(ステップS421)、周辺の道路座標検出が終了していない場合(ステップS421の「NO」)には、ステップS418にリターンし、周辺の道路座標検出が終了した場合(ステップS421の「YES」)には、ステップS409に移行する。また、ステップS417で、表示中の領域の周辺の道路座標情報が検出済みである場合には、ステップS409に移行する。
このように、本実施形態では、表示位置の変更操作が行われない場合には、未だに道路座標情報の検出処理を終了していない部分について、随時、道路座標情報の検出をするようにしている。また、本実施形態では、それまでの表示位置の移動操作履歴から、移動している方向の領域における道路検出を優先的に行うようにしている。これにより、処理時間を有効利用することができる。
なお、ここでは、道路座標情報の検出についてのみ説明するが、交差点座標情報の検出についても同様に行うことができる。
<変形例1>
本発明は、上述の実施形態のみでなく、更に、種々の変形例が考えられる。すなわち、本変形例では、上記の実施形態に、移動操作方向に対して道路がない場合には、道路に沿った表示移動操作を行わない、又は、移動操作方向に対して道路がない場合には、通常の移動表示モードに戻る、又は、通常の移動表示モードにおいて、表示指示点に道路があった場合には、道路座標情報に基づいて、道路に沿った表示位置を移動させるモードに入るという機能を追加する。
これにより、本変形例では、連続操作等で、現在の道沿いから表示領域が外れることを防ぐことができる。また、道路がなくても地図を移動すること、又は注目座標(表示指示点)が道路に近づいた際に、道路沿いの移動ができるようにすることで、表示中の注目座標と道路部分に応じて、ユーザ操作し易いように表示指示点の移動の仕方を変えることができる。
<変形例2>
本変形例では、上記の実施形態に、移動操作どおりに表示位置を移動させるモード中に、表示指示点が道路の付近に来た場合、道路座標情報又は交差点座標情報に基づいて表示位置を移動させるモードに自動的に入る手段を備えるようにする。これにより、ユーザが意識することなく、表示指示点の動きを適切に変えることができる。
<変形例3>
上記の実施形態においては、表示指示点が道路上に沿って移動するように補正して移動した場合、操作方向と移動方向が必ずしも一致しないため、ユーザが混乱する恐れがある。そこで、本変形例では、上記の実施形態に、移動してきた方向に矢印を表示する、又は移動前の注目位置(現在位置)を表示する機能を追加する。
<変形例4>
本変形例では、上記の実施形態に、道路座標情報又は交差点座標情報に基づいて表示位置を移動させる場合に、操作前の注目座標に移動履歴としてマーカを表示する機能を追加する。
これにより、変形例3及び変形例4では、表示移動してきた位置関係を視覚的に補助することで、ユーザの混乱を防ぐことができる。
<変形例5>
本変形例では、上記の実施形態に、道路座標情報又は交差点座標情報に基づいて表示位置を移動させる場合に、移動操作方向に道路又は交差点が複数ある場合には、現在いる道路と同一の道路上にある候補点を優先的に選択して移動表示する機能を追加する。
<変形例6>
本変形例では、道路座標情報又は交差点座標情報に基づいて表示位置を移動させる場合に、移動操作方向に道路又は交差点が複数ある場合は、直前までに移動してきた方向に近い候補点を優先的に選択して移動表示する機能を追加する。
これにより、変形例5及び変形例6では、移動操作方向に道路又は交差点が複数ある場合に、表示移動操作の操作性を改善できる。
<変形例7>
本変形例では、特定フォルダを地図フォルダと定義しておき、この特定のフォルダのデータが開かれたら、この道路表示モードに設定する機能を追加する。
<変形例8>
本変形例では、地図イメージの場合には、イメージファイルのユーザ領域(ヘッダ等)に地図フラグを付加しておき、この地図フラグを検出して、道路表示モードに設定する機能を追加する。
これにより、変形例7及び変形例8では、道路表示モードに自動的に設定することができる。
なお、表示装置の処理をコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録し、この記録媒体に記録されたプログラムを表示装置あるいは撮像装置に読み込ませ、実行することによって本発明の表示装置あるいは撮像装置を実現することができる。ここでいうコンピュータシステムとは、OSや周辺装置等のハードウェアを含む。
また、「コンピュータシステム」は、WWW(World Wide Web)システムを利用している場合であれば、ホームページ提供環境(あるいは表示環境)も含むものとする。また、上記プログラムは、このプログラムを記憶装置等に格納したコンピュータシステムから、伝送媒体を介して、あるいは、伝送媒体中の伝送波により他のコンピュータシステムに伝送されても良い。ここで、プログラムを伝送する「伝送媒体」は、インターネット等のネットワーク(通信網)や電話回線等の通信回線(通信線)のように情報を伝送する機能を有する媒体のことをいう。
また、上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良い。更に、前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組合せで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であっても良い。
以上、この発明の実施形態につき、図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も含まれる。
本発明が適用できるディジタルカメラの一例のブロック図である。 本発明の第1の実施形態の説明に用いるフローチャートである。 本発明の第1の実施形態における道路判定処理のフィルタの説明図である。 本発明の第1の実施形態における表示位置の変更の説明図である。 本発明の第1の実施形態における表示位置の変更の説明図である。 本発明の第2の実施形態の説明に用いるフローチャートである。 本発明の第2の実施形態における保存データの説明図である。 本発明の第3の実施形態の説明に用いるフローチャートである。 本発明の第3の実施形態における表示位置の変更の説明図である。 本発明の第4の実施形態の説明に用いるフローチャートである。
符号の説明
1 ・・・ディジタルカメラ
11・・・メモリ・カード
12・・・撮影レンズ
13・・・レンズ駆動ブロック
14・・・アイリス
15・・・撮像素子
16・・・タイミングジェネレータ
17・・・ユニット回路
18・・・DRAM
19・・・メモリ
20・・・CPU
21・・・画像表示部
22・・・キー入力部
23・・・外部通信インターフェース
24・・・ストロボ駆動部
25・・・ストロボ発光部
26・・・カードインターフェース
51・・・十字キー

Claims (12)

  1. 地図イメージ情報から指定された表示位置の画像を切り出して表示する表示手段と、
    取り込まれた地図イメージ情報から道路部分を判別する判別手段と、
    該判別された道路部分から道路座標情報を検出する検出手段と、
    該検出された道路座標情報を記録する記録手段と、
    前記表示位置の変更操作が行われた場合に、前記道路座標情報を参照して、該表示位置を変更させる変更手段と、
    前記道路座標情報が既に検出済みかどうかを判断する判断手段と、
    前記判断手段により前記道路座標情報が未検出であると判断された場合に、前記判別手段による前記道路部分の判別処理、前記検出手段による前記道路座標情報の検出処理、および前記記録手段による前記道路座標情報の記録処理を行わせる制御手段と、
    を有し、
    前記変更手段は、前記表示位置の変更操作が行われた場合に、既に検出されて前記記録手段に記録されている道路座標情報又は前記検出手段により新たに検出される道路座標情報を参照して、前記表示位置を変更させることを特徴とする表示装置。
  2. 地図イメージ情報から指定された表示位置の画像を切り出して表示する表示手段と、
    取り込まれた地図イメージ情報から道路部分を判別する判別手段と、
    該判別された道路部分から道路座標情報を検出する検出手段と、
    該検出された道路座標情報を記録する記録手段と、
    前記表示位置の変更操作が行われた場合に、前記道路座標情報を参照して、該表示位置を変更させる変更手段と、
    前記表示位置の変更操作が行われていない間に、前記検出手段による移動方向の画像または周辺画像を対象とした前記道路座標情報の検出処理、および前記記録手段による前記道路座標情報の記録処理を行わせる制御手段と、
    を有することを特徴とする表示装置。
  3. 前記制御手段は、前記表示位置の変更操作が行われていない間に、前記検出手段により移動方向の画像について優先的に道路座標情報を検出させ、その次に、周辺画像について道路座標情報を検出させ、その検出された道路座標情報を前記記録手段により記録させることを特徴とする請求項2に記載の表示装置。
  4. 前記記録手段が、前記検出手段により検出された道路座標情報を地図イメージ情報と関連させて記録することを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の表示装置。
  5. 前記検出手段により検出された道路座標情報を用いて、道路部分に沿って表示が移動するように、前記表示位置を移動させる表示位置移動手段を有することを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の表示装置。
  6. 更に、取り込まれた地図イメージ情報から交差点部分を判別する交差点部判別手段と、
    前記交差点部判別手段により判別された交差点部分から交差点座標情報を検出する交差点座標情報検出手段と、を有し、
    前記変更手段は、前記表示位置の変更操作が行われた場合に、前記交差点座標情報を参照して、前記表示位置を変更させることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の表示装置。
  7. 前記変更手段は、前記交差点座標情報検出手段により検出された交差点座標情報を用いて、交差点間をスキップするように、前記表示位置を変更させることを特徴とする請求項6に記載の表示装置。
  8. 地図イメージ情報を撮像する撮像手段を有し、請求項1または2に記載した前記表示装置による表示を行う表示手段を有することを特徴とする撮像装置。
  9. コンピュータに、
    地図イメージ情報から指定された表示位置の画像を切り出して表示する表示処理と、
    取り込まれた地図イメージ情報から道路部分を判別する判別処理と、
    前記判別された道路部分から道路座標情報を検出する検出処理と、
    前記検出された道路座標情報を記録する記録処理と、
    前記表示位置の変更操作が行われた場合に、前記道路座標情報を参照して、該表示位置を変更させる変更処理と、
    前記道路座標情報が既に検出済みかどうかを判断する判断処理と、
    前記判断処理により前記道路座標情報が未検出であると判断された場合に、前記判別処理による前記道路部分の判別、前記検出処理による前記道路座標情報の検出、および前記記録処理による前記道路座標情報の記録を行わせる制御処理と、
    を実行させ、
    前記変更処理は、前記表示位置の変更操作が行われた場合に、既に検出されて前記記録処理により記録されている道路座標情報又は前記検出処理により新たに検出される道路座標情報を参照して、前記表示位置を変更させることを特徴とする表示方法。
  10. コンピュータに、
    地図イメージ情報から指定された表示位置の画像を切り出して表示する表示処理と、
    取り込まれた地図イメージ情報から道路部分を判別する判別処理と、
    前記判別された道路部分から道路座標情報を検出する検出処理と、
    前記検出された道路座標情報を記録する記録処理と、
    前記表示位置の変更操作が行われた場合に、前記道路座標情報を参照して、該表示位置を変更させる変更処理と、
    前記表示位置の変更操作が行われていない間に、前記検出処理による移動方向の画像または周辺画像を対象とした前記道路座標情報の検出、および前記記録処理による前記道路座標情報の記録を行わせる制御処理と、
    を実行させることを特徴とする表示方法。
  11. コンピュータを、
    地図イメージ情報から指定された表示位置の画像を切り出して表示する表示手段と、
    取り込まれた地図イメージ情報から道路部分を判別する判別手段と、
    該判別された道路部分から道路座標情報を検出する検出手段と、
    該検出された道路座標情報を記録する記録手段と、
    前記表示位置の変更操作が行われた場合に、前記道路座標情報を参照して、該表示位置を変更させる変更手段と、
    前記道路座標情報が既に検出済みかどうかを判断する判断手段と、
    前記判断手段により前記道路座標情報が未検出であると判断された場合に、前記判別手段による前記道路部分の判別処理、前記検出手段による前記道路座標情報の検出処理、および前記記録手段による前記道路座標情報の記録処理を行わせる制御手段と、
    として機能させるためのプログラムであって、
    前記変更手段は、前記表示位置の変更操作が行われた場合に、既に検出されて前記記録手段に記録されている道路座標情報又は前記検出手段により新たに検出される道路座標情報を参照して、前記表示位置を変更させることを特徴とする表示処理プログラム。
  12. コンピュータを、
    地図イメージ情報から指定された表示位置の画像を切り出して表示する表示手段と、
    取り込まれた地図イメージ情報から道路部分を判別する判別手段と、
    該判別された道路部分から道路座標情報を検出する検出手段と、
    該検出された道路座標情報を記録する記録手段と、
    前記表示位置の変更操作が行われた場合に、前記道路座標情報を参照して、該表示位置を変更させる変更手段と、
    前記表示位置の変更操作が行われていない間に、前記検出手段による移動方向の画像または周辺画像を対象とした前記道路座標情報の検出処理、および前記記録手段による前記道路座標情報の記録処理を行わせる制御手段と、
    として機能させるための表示処理プログラム。
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