JP5166968B2 - Game machine - Google Patents
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Description
本発明は、停電などにより遊技機に供給される電源電圧が遮断状態になった場合でも遊技機における各種制御情報を記憶保持しておくことができる遊技機に関するものである。 The present invention relates to a gaming machine capable of storing and holding various control information in the gaming machine even when a power supply voltage supplied to the gaming machine is cut off due to a power failure or the like.
従来、遊技機の一種であるパチンコ機では、例えば、液晶ディスプレイ型の可変表示器を備え、遊技盤に配設された始動入賞口への遊技球の入賞を契機に、可変表示器にて図柄組み合わせゲーム(図柄変動ゲーム)が行われている。このパチンコ機は、パチンコ機全体を制御する主制御装置と、主制御装置から入力した制御信号に基づき、各種処理を実行する副制御装置から構成されている。そして、主制御装置は、始動入賞口への遊技球の入賞を契機に、図柄変動ゲームを実行させ、また、図柄変動ゲームの表示結果となる図柄を表示させるために、ゲームの表示結果に対応する図柄を指定する図柄指定コマンドを出力している。副制御装置は、この図柄指定コマンドにより指定された図柄に基づき、各始動入賞口に対応した図柄変動ゲームの表示結果として、指定された図柄に対応する表示結果を表示させている。 Conventionally, a pachinko machine, which is a type of gaming machine, has, for example, a liquid crystal display type variable display, and when a game ball is awarded to a start winning opening arranged on the game board, the pattern is displayed on the variable display. A combination game (design variation game) is performed. This pachinko machine includes a main control device that controls the entire pachinko machine and a sub-control device that executes various processes based on a control signal input from the main control device. Then, the main control device responds to the display result of the game in order to execute the symbol variation game triggered by the winning of the game ball at the start winning opening, and to display the symbol that becomes the display result of the symbol variation game. The symbol designating command for designating the symbol to be output is output. The sub-control device displays the display result corresponding to the designated symbol as the display result of the symbol variation game corresponding to each start winning opening based on the symbol designated by the symbol designation command.
そして、このようなパチンコ機の主制御装置は、供給される電源電圧が、停電などにより遮断された後も、遊技に関する処理を継続することができるように、電源断時において記憶手段としてのRAMのバックアップ処理を行っている(例えば、特許文献1)。そして、主制御装置は、復電時にバックアップされた記憶内容に基づき、遊技に関する処理を継続する。それと共に、主制御装置は、バックアップ処理を実行できない副制御装置も遊技に関する処理を継続することができるように、副制御装置に対して処理を継続させるために必要最低限の情報を通知する制御信号(例えば、表示結果となる図柄を指定する図柄指定コマンド等)を出力している。
ところで、パチンコ機は、電源電圧の低下を検知し、主制御装置及び副制御装置の処理を停止させるリセット信号を出力するリセット信号出力回路を有している。このリセット信号出力回路からリセット信号を入力することにより、主制御装置及び副制御装置は、遊技に関する各種処理を停止するようになっている。主制御装置は、この遊技に関する各種処理が停止された状態で、記憶内容をバックアップする。また、副制御装置は、主制御装置が遊技に関する各種処理を停止することに伴って、遊技に関する処理の実行を停止する。 By the way, the pachinko machine has a reset signal output circuit that detects a decrease in the power supply voltage and outputs a reset signal that stops processing of the main control device and the sub control device. By inputting a reset signal from the reset signal output circuit, the main control device and the sub-control device stop various processes relating to the game. The main controller backs up the stored contents in a state where various processes relating to the game are stopped. Further, the sub-control device stops the execution of the process related to the game as the main control device stops various processes related to the game.
しかし、このリセット信号は、電源電圧が正常に供給されているにもかかわらず、ノイズなどの何らかの不具合により副制御装置に入力されてしまう場合があった。この場合、バックアップ処理を行わない副制御装置は、全ての記憶を初期化してしまう。その一方、リセット信号を入力していない主制御装置は、正常に動作し、遊技に関する処理を継続するために復電時に必要な情報を通知する制御信号を出力することはない。このため、副制御装置は、リセット信号の入力が終了した後に、遊技を継続するために必要な制御信号を入力することができず、初期化された状態のまま、主制御装置から新たな制御信号が入力されるまで遊技を継続することができなくなる。これは、中断された図柄変動ゲームにて大当り表示結果が表示されて、大当り遊技が付与される場合に特に問題となる。 However, this reset signal may be input to the sub-control device due to some trouble such as noise even though the power supply voltage is normally supplied. In this case, the sub-control device that does not perform backup processing initializes all storage. On the other hand, the main control device that has not input the reset signal operates normally and does not output a control signal for notifying information necessary at the time of power recovery in order to continue the processing relating to the game. For this reason, after the input of the reset signal is completed, the sub control device cannot input a control signal necessary for continuing the game, and a new control is performed from the main control device in the initialized state. The game cannot be continued until a signal is input. This is a particular problem when a jackpot display result is displayed in an interrupted symbol variation game and a jackpot game is awarded.
しかしながら、遊技演出の見た目上(遊技演出が停止された状態)から、不具合によりリセット信号が入力されたのか、又は、電源断されてバックアップ処理及び継続するための処理に不具合(例えば、復電時に主制御装置が制御信号を出力しないなど)があるのかを判断することができなかった。このため、開発時においてどこを修正すればよいのかを特定するために時間及び手間がかかっていた。 However, from the appearance of the game effect (in a state where the game effect is stopped), a reset signal is input due to a problem, or a failure occurs in the backup process and the process to continue after power is turned off (for example, at power recovery) It was not possible to determine whether the main control unit did not output a control signal. For this reason, it took time and effort to specify what should be corrected at the time of development.
この発明は、このような従来技術に存在する問題点に着目してなされたものである。その目的は、不具合により副制御装置にリセット信号が入力されたか否かを、見た目上すぐに特定することができる遊技機を提供することにある。 The present invention has been made paying attention to such problems existing in the prior art. An object of the present invention is to provide a gaming machine that can immediately identify whether or not a reset signal has been input to the sub-control device due to a malfunction.
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、予め定めた複数種類の図柄を変動させて行う図柄変動ゲームを表示する表示手段と、遊技機全体を制御する主制御装置と、前記主制御装置から入力した制御信号に基づき各種処理を実行する副制御装置を備え、前記図柄変動ゲームにて大当り表示結果が表示された場合には該図柄変動ゲームの終了後に遊技球の入球が許容される入賞手段を開放するラウンド遊技により構成される大当り遊技を付与する遊技機において、電源断されることを検知して、電源断される前に電源断信号を出力する電源断監視手段と、前記電源断信号の入力後、前記主制御装置及び前記副制御装置の制御を停止させるリセット信号を出力するリセット信号出力手段を備え、前記主制御装置は、図柄変動ゲーム開始前に、図柄変動ゲームが大当りとなるか否かを判定する大当り判定手段と、前記大当り判定手段の判定結果に基づき、図柄変動ゲームの表示結果に対応する図柄を決定する図柄決定手段と、前記大当り判定手段が大当りとなると判定した場合、図柄変動ゲーム終了後に大当り遊技を付与する大当り遊技付与手段と、前記図柄決定手段が決定した図柄及び前記大当り遊技付与手段が大当り遊技を付与するか否かを記憶する状態記憶手段と、図柄変動ゲーム中に前記図柄決定手段が決定した図柄を指定する図柄指定コマンドを出力すると共に、大当り遊技中に大当り遊技を構成するラウンド遊技の開始及びラウンド遊技数を示すラウンド指定コマンドを出力するコマンド出力手段と、電源断信号入力後に前記状態記憶手段の記憶内容をバックアップするバックアップ処理を実行するバックアップ手段を備え、前記副制御装置は、入力した図柄指定コマンドにより指定された図柄に基づき、図柄変動ゲームの表示結果を図柄変動ゲーム終了時に表示させ、前記大当り判定手段の判定結果が肯定の場合には大当り遊技の演出内容を決定するとともに、入力したラウンド指定コマンドに基づき、各ラウンド遊技の遊技演出を実行させる演出制御手段を備え、前記コマンド出力手段は、リセット信号を入力した場合、復電後に、前記バックアップ手段によりバックアップされた前記状態記憶手段の記憶内容を通知する復電処理制御信号を出力するように構成されており、前記演出制御手段は、リセット信号入力後、復電処理制御信号を入力した場合には、当該復電処理制御信号に基づき、遊技演出を継続実行させる一方、リセット信号入力後、復電処理制御信号を入力せずにラウンド指定コマンドを入力した場合、当該ラウンド指定コマンドにより指定されるラウンド遊技中、リセット信号誤入力専用の表示演出を前記表示手段に実行させることを要旨とする。
In order to achieve the above object, the invention described in
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記主制御装置は、図柄変動ゲームの表示結果に対応する図柄に基づき、大当り遊技終了後に遊技者に有利な特別遊技状態を付与するか否か判定し、判定結果が肯定の場合には、特別遊技状態を付与する特別遊技状態付与手段を備え、前記演出制御手段は、前記特別遊技状態付与手段が特別遊技状態を付与すると判定した場合、ラウンド指定コマンドを入力したとき、当該ラウンド指定コマンドにより指定されるラウンド遊技中、特別遊技状態を付与することを示す特別遊技状態付与演出を実行させるとともに、前記特別遊技状態付与手段が特別遊技状態を付与しないと判定した場合、ラウンド指定コマンドを入力したとき、当該ラウンド指定コマンドにより指定されるラウンド遊技中、特別遊技状態を付与しないことを示す通常演出を実行させる一方、リセット信号誤入力専用の表示演出を実行させた後、ラウンド指定コマンドを入力したときには、当該ラウンド指定コマンドにより指定されるラウンド遊技中、前記通常演出を実行させることを要旨とする。
The invention according to
本発明によれば、図柄変動ゲームの始動条件を付与する始動手段が複数設けられ、各始動手段に対応した図柄変動ゲームがそれぞれ行われる遊技機において、電源断となった場合であっても、電源断前と復電後の図柄変動ゲームの表示結果を一致させることができる。 According to the present invention, in a gaming machine in which a plurality of starting means for providing a starting condition for the symbol variation game are provided and the symbol variation game corresponding to each starting means is respectively performed, even when the power is cut off, The display results of the symbol variation game before power-off and after power recovery can be matched.
以下、本発明を遊技機の一種であるパチンコ遊技機(以下「パチンコ機」と示す)に具体化した一実施形態を図1〜図23に基づいて説明する。
図1には、パチンコ機10の機表側が略示されており、機体の外郭をなす外枠11の開口前面側には、各種の遊技用構成部材をセットする縦長方形の中枠12が開閉及び着脱自在に組み付けられている。中枠12の前面側には、機内部に配置された遊技盤13を保護するための保護ガラスが装着されるガラス枠を備えた前枠14と、上球皿15がそれぞれ横開き状態で開閉可能に組み付けられている。前枠14の前面側及び遊技盤13の遊技領域13aには、発光体(LED、ランプなど)の発光(点灯(点滅))により、発光演出を実行する装飾ランプ16が設けられている。外枠11の下部には、各種音声を出力し、音声出力に基づく遊技演出を行うスピーカ17が配置されている。中枠12の下部には、下球皿18及び発射装置19が装着されている。そして、遊技者が発射装置19を操作して、該発射装置19を駆動させることにより、上球皿15内の遊技球が遊技盤13の遊技領域13aへ発射されるようになっている。
Hereinafter, an embodiment in which the present invention is embodied in a pachinko gaming machine (hereinafter referred to as a “pachinko machine”) which is a kind of gaming machine will be described with reference to FIGS.
In FIG. 1, the front side of the
図2において、遊技盤13の遊技領域13aの右下方には、7セグメント型の表示手段としての第1特図表示器H0と、7セグメント型の表示手段としての第2特図表示器H1が設けられている。また、遊技盤13の遊技領域13aには、液晶ディスプレイ型の表示手段としての可変表示器H2が配設されている。また、可変表示器H2はセンター役物20の中央に設けられている。第1特図表示器H0及び第2特図表示器H1では、複数種類の図柄を変動させて表示する図柄変動ゲームが行われる。可変表示器H2では、第1特図表示器H0又は第2特図表示器H1で行われる図柄変動ゲームに係わる表示演出が行われるようになっている。具体的には、可変表示器H2では、変動画像(又は画像表示)に基づく表示演出が行われるとともに、複数種類の図柄を複数列で変動させて図柄組み合わせを表示する図柄変動ゲーム(以下、図柄組み合わせゲームと示す場合がある)が行われる。
In FIG. 2, on the lower right side of the
そして、図柄変動ゲームにおいて第1特図表示器H0又は第2特図表示器H1では、複数種類の特別図柄(以下、「特図」と示す場合がある)を1列で変動させて特図を表示する。この特図は、大当りか否かなどの内部抽選の結果を示す報知用の図柄である。以下、第1特図表示器H0で行われる図柄変動ゲームを「第1の変動ゲーム」と示し、第2特図表示器H1で行われる図柄変動ゲームを「第2の変動ゲーム」と示す場合がある。一方、図柄変動ゲームに係わる表示演出において可変表示器H2では、複数種類の飾り図柄(以下、「飾図」と示す場合がある)を複数列(本実施形態では3列)で変動させて各列毎に飾図を表示する。この飾図は、表示演出を多様化するために用いられる演出用の図柄である。なお、本実施形態では、第1の変動ゲームが、第2図柄変動ゲームとなり、第2の変動ゲームが第1図柄変動ゲームとなる。 In the symbol variation game, the first special symbol display H0 or the second special symbol display H1 changes a plurality of types of special symbols (hereinafter, may be referred to as “special symbols”) in a single column. Is displayed. This special figure is a notification pattern indicating the result of an internal lottery such as whether or not a big hit. Hereinafter, a case where the symbol variation game performed on the first special symbol display device H0 is referred to as “first variation game”, and a symbol variation game performed on the second special symbol display device H1 is referred to as “second variation game”. There is. On the other hand, in the display effect related to the symbol variation game, the variable display H2 varies a plurality of types of decorative symbols (hereinafter sometimes referred to as “decorative diagrams”) in a plurality of columns (in this embodiment, three columns). Display a decorative drawing for each column. This decorative drawing is a design for production used for diversifying display production. In the present embodiment, the first variation game is the second symbol variation game, and the second variation game is the first symbol variation game.
そして、第1特図表示器H0又は第2特図表示器H1では、図柄変動ゲームの開始により同時に図柄の変動表示が開始され、該ゲームの終了と同時に特図が確定停止表示される。また、可変表示器H2では、図柄変動ゲームの開始により同時に飾図の変動表示が開始され、該ゲーム終了前に飾図がゆれ変動状態で一旦停止表示され、該ゲームの終了と同時に各列の飾図が確定停止表示される。「変動表示」とは、図柄を表示する表示器に定める表示領域内において表示される図柄の種類が変化している状態であり、「一旦停止表示」とは、前記表示領域内において図柄がゆれ変動状態で表示されている状態である。また、「確定停止表示」とは、前記表示領域内において図柄が確定停止している状態である。なお、第1特図表示器H0と可変表示器H2では、同時に図柄変動ゲームと図柄変動ゲームに係わる表示演出が開始され、同時に終了する(すなわち、同時に特図と飾図が確定停止表示される)。同様に、第2特図表示器H1と可変表示器H2では、同時に図柄変動ゲームと図柄変動ゲームに係わる表示演出が開始され、同時に終了する(すなわち、同時に特図と飾図が確定停止表示される)。その一方、第1特図表示器H0と、第2特図表示器H1では、並行して図柄変動ゲームが行われることがない。すなわち、第1の変動ゲームと第2の変動ゲームのうち、どちらか一方のみが実行されるようになっている。 Then, on the first special figure display H0 or the second special figure display H1, the variation display of the symbol is started simultaneously with the start of the symbol variation game, and the special diagram is confirmed and stopped simultaneously with the end of the game. In addition, the variable display H2 starts the decorative display of the decorative drawing at the same time as the start of the symbol changing game, and the decorative drawing is temporarily stopped and displayed in a swinging and changing state before the end of the game. The decoration drawing is displayed in a fixed stop state. “Fluctuation display” is a state in which the type of the symbol displayed in the display area defined in the indicator that displays the symbol is changing. “Temporary display” means that the symbol is shaken in the display area. This is a state displayed in a fluctuating state. The “definite stop display” is a state in which the symbols are fixed and stopped in the display area. In the first special figure display H0 and the variable display H2, display effects relating to the symbol variation game and the symbol variation game are started at the same time, and are simultaneously ended (that is, the special diagram and the decoration drawing are confirmed and stopped simultaneously ). Similarly, in the second special symbol display H1 and the variable display H2, the display effects relating to the symbol variation game and the symbol variation game are started at the same time, and are simultaneously ended (that is, the special symbol and the decoration drawing are simultaneously displayed in a fixed stop state. ) On the other hand, the first special figure display H0 and the second special figure display H1 do not play the symbol variation game in parallel. That is, only one of the first variation game and the second variation game is executed.
本実施形態において第1特図表示器H0及び第2特図表示器H1には、複数種類(本実施形態では111種類)の特図の中から、大当り抽選及び小当り抽選の抽選結果に対応する1つの特図が選択され、その選択された特図が図柄変動ゲームの終了によって個別に確定停止表示される。111種類の特図は、大当りを認識し得る図柄となる100種類の大当り図柄(大当り表示結果に相当する)と、小当りを認識し得る図柄となる10種類の小当り図柄(小当り表示結果に相当する)と、はずれを認識し得る図柄となる1種類のはずれ図柄とに分類される。なお、小当り抽選は、大当り抽選に当選しなかった場合に行うようになっている。また、大当り図柄が表示された場合、遊技者には、大当り遊技が付与される。また、小当り図柄が表示された場合、遊技者には、小当り遊技が付与される。本実施形態の大当り遊技及び小当り遊技については後で詳細に説明する。 In the present embodiment, the first special figure display H0 and the second special figure display H1 correspond to lottery results of a big hit lottery and a small lottery lottery from among a plurality of types (in this embodiment, 111 types) of special drawings. One special figure to be selected is selected, and the selected special figure is individually displayed in a fixed stop state at the end of the symbol variation game. The 111 types of special charts are 100 types of jackpot symbols (corresponding to the jackpot display result) that can recognize jackpots, and 10 kinds of jackpot symbols (results of small hits display) that can recognize jackpots. )) And is classified into one type of off-symbol that can be recognized as a symbol. The small hit lottery is performed when the big hit lottery is not won. When the jackpot symbol is displayed, the player is given a jackpot game. Further, when the small hit symbol is displayed, the player is given a small hit game. The big hit game and the small hit game of this embodiment will be described in detail later.
また、本実施形態において可変表示器H2には、各列毎に[1]、[2]、[3]、[4]、[5]、[6]、[7]、[8]の8種類の数字が飾図として表示されるようになっている。そして、本実施形態において可変表示器H2は、第1特図表示器H0及び第2特図表示器H1に比較して大きい表示領域で構成されるとともに、飾図は特図に比較して遥かに大きく表示されるようになっている。このため、遊技者は、可変表示器H2に停止表示された図柄組み合わせから大当り又ははずれを認識できる。可変表示器H2に停止表示された全列の図柄が同一種類の場合には、その図柄組み合わせ([222][777]など)から大当り遊技が付与される大当りを認識できる。この大当りを認識できる図柄組み合わせが飾図による大当りの図柄組み合わせ(大当り表示結果)となる。大当りの図柄組み合わせが確定停止表示されると、遊技者には、図柄変動ゲームの終了後に大当り遊技が付与される。一方、可変表示器H2に確定停止表示された全列の図柄が異なる種類の場合、又は1列の図柄が他の2列の図柄とは異なる種類の場合には、原則として、その図柄組み合わせ([123][122][767]など)からはずれを認識できる。このはずれを認識できる図柄組み合わせが飾図によるはずれの図柄組み合わせ(はずれ表示結果)となる。なお、はずれの図柄組み合わせの中でも所定の図柄組み合わせ(本実施形態では、[123])が表示された場合には、小当り遊技又は大当り遊技のいずれかが付与されることを認識できる。この小当り遊技又は大当り遊技を認識できる図柄組み合わせが大当り判定の確率が低確率から高確率となる確率変動状態が付与される可能性を示唆する確変示唆の図柄組み合わせとなる。 In the present embodiment, the variable display H2 includes 8 [1], [2], [3], [4], [5], [6], [7], and [8] for each column. Numbers of types are displayed as decorative drawings. In the present embodiment, the variable display H2 is configured with a larger display area than the first special figure display H0 and the second special figure display H1, and the decorative drawing is far more than the special figure. Is displayed larger. For this reason, the player can recognize the big hit or miss from the symbol combination stopped and displayed on the variable display H2. When the symbols of all the columns that are stopped and displayed on the variable display H2 are of the same type, the jackpot to which the jackpot game is given can be recognized from the symbol combination ([222] [777] or the like). The symbol combination that can recognize this jackpot is a jackpot symbol combination (big hit display result) by a decorative drawing. When the big hit symbol combination is displayed in a fixed stop state, the player is given a big hit game after the end of the symbol variation game. On the other hand, in the case where the symbols of all columns displayed on the variable display H2 are stopped and displayed, or when the symbols of one column are different from the symbols of the other two columns, in principle, the symbol combination ( [123] [122] [767] etc.) can be recognized. The symbol combination that can recognize the deviation is a symbol combination (outage display result) of the deviation based on the decorative drawing. In addition, when a predetermined symbol combination ([123] in the present embodiment) is displayed among the off symbol combinations, it can be recognized that either a small hit game or a big hit game is given. The symbol combination that can recognize the small hit game or the big hit game is a symbol combination that suggests a probability variation state in which a probability variation state in which the probability of the big hit determination is low probability to high probability is given.
また、本実施形態において、可変表示器H2における各列は、図柄変動ゲームが開始すると、予め定めた変動方向(縦スクロール方向)に沿って飾図が変動表示されるようになっている。そして、図柄変動ゲームが開始すると(各列の飾図が変動を開始すると)、可変表示器H2において遊技者側から見て左列(左図柄)→右列(右図柄)→中列(中図柄)の順に飾図が停止表示されるようになっている。そして、停止表示された左図柄と右図柄が同一種類の場合には、その図柄組み合わせ([1↓1]など、「↓」は変動中を示す)からリーチ状態を認識できる。リーチ状態は、複数列のうち、特定列(本実施形態では左列と右列)の飾図が同一種類となって停止表示され、かつ前記特定列以外の列(本実施形態では中列)の飾図が変動表示されている状態である。このリーチ状態を認識できる図柄組み合わせが飾図によるリーチの図柄組み合わせとなる。また、本実施形態のパチンコ機10では、図柄変動ゲームの開始後、最初に飾図を停止表示させる左列が第1停止表示列になるとともに、次に飾図を停止表示させる右列が第2停止表示列になり、さらに最後に飾図を停止表示させる中列が第3停止表示列となる。
Further, in the present embodiment, each row in the variable display H2 is configured such that the decorative drawing is variably displayed along a predetermined variation direction (vertical scroll direction) when the symbol variation game is started. When the symbol variation game is started (when the decorations in each column start to vary), the left column (left symbol) → the right column (right symbol) → the middle column (middle) as viewed from the player side in the variable display H2. The decorative drawings are stopped and displayed in the order of symbols. When the left symbol and the right symbol that are stopped and displayed are of the same type, the reach state can be recognized from the symbol combination ([↓] indicates that the symbol is changing, such as [1 ↓ 1]). In the reach state, among the plurality of columns, the decorative drawings of the specific columns (the left column and the right column in the present embodiment) are the same type and are stopped and displayed, and the columns other than the specific columns (the middle column in the present embodiment) Is a state in which the decorative drawing is displayed in a variable manner. The symbol combination which can recognize this reach state becomes the symbol combination of the reach by the decorative drawing. Further, in the
また、可変表示器H2には、第1特図表示器H0及び第2特図表示器H1の表示結果に応じた図柄組み合わせが表示されるようになっている。より詳しくは、第1特図表示器H0又は第2特図表示器H1に表示される特図と、可変表示器H2に表示される飾図による図柄組み合わせが対応されており、図柄変動ゲームが終了すると、特図と飾図による図柄組み合わせが対応して確定停止表示されるようになっている。例えば、第1特図表示器H0又は第2特図表示器H1に大当り図柄が確定停止表示される場合には、原則として可変表示器H2にも[222]や[444]などの大当りの図柄組み合わせが確定停止表示されるようになっている。また、第1特図表示器H0又は第2特図表示領域H1にはずれ図柄が停止表示される場合には、可変表示器H2にも[121]や[345]などのはずれの図柄組み合わせが確定停止表示されるようになっている。また、第1特図表示器H0又は第2特図表示領域H1に小当り図柄が停止表示される場合には、可変表示器H2にも[123]の確変示唆の図柄組み合わせが確定停止表示されるようになっている。なお、特図に対する飾図の図柄組み合わせは一対一とは限らず、1つの特図に対して複数の飾図による図柄組み合わせの中から1つの飾図による図柄組み合わせが選択されるようになっている。以上のように、本実施形態の可変表示器H2では、第1の変動ゲーム及び第2の変動ゲームに係わる表示演出(3列の図柄を変動表示させて図柄の組み合わせを表示させる図柄変動ゲーム)が行われるようになっている。 The variable display H2 displays symbol combinations according to the display results of the first special figure display H0 and the second special figure display H1. More specifically, a special combination displayed on the first special graphic display H0 or the second special graphic display H1 and a combination of symbols displayed on the variable display H2 are associated with each other. When the process is completed, the symbol combination of the special figure and the decorative drawing is displayed correspondingly in a fixed stop state. For example, when the big hit symbol is displayed on the first special symbol display H0 or the second special symbol display H1 in a definite stop display, the variable big indicator H2 also has a big hit symbol such as [222] or [444] in principle. The combination is displayed with a fixed stop. In addition, when a shift symbol is stopped and displayed on the first special symbol display H0 or the second special symbol display area H1, a combination of symbols such as [121] and [345] is determined also on the variable display H2. The stop is displayed. Further, when the small hit symbol is stopped and displayed on the first special symbol display H0 or the second special symbol display area H1, the symbol combination of [123] suggesting the probability change is also displayed on the variable display H2. It has become so. In addition, the symbol combination of the decorative drawing with respect to the special drawing is not necessarily one-to-one, and the symbol combination with one decorative drawing is selected from among the symbol combinations with a plurality of decorative drawings for one special drawing. Yes. As described above, in the variable display H2 of the present embodiment, the display effects related to the first and second variable games (the symbol variable game in which the three symbol combinations are displayed in a variable manner to display a combination of symbols). Is to be done.
また、遊技盤13の右下方には、第1特図表示器H0及び第2特図表示器H1を挟むように、2つのLEDから構成される普通図柄表示器H10が配設されている。この普通図柄表示器H10では、複数種類の普通図柄(以下、「普図」と示す場合がある)を変動させて1つの普図を導出する普通図柄による図柄組み合わせゲーム(以下、「普図ゲーム」と示す場合がある)が行われるようになっている。本実施形態では、普図を2つのLEDの発光態様にて3種類示しており、具体的には、2つのLEDが共に点灯する、右側LEDだけが点灯する、左側LEDだけが点灯することにより、複数種類の普図を示している。なお、以下では、説明の都合上、2つのLEDが共に点灯することにより示す普図を普図「0」とし、右側LEDだけが点灯することにより示す普図を普図「1」とし、左側LEDだけが点灯することにより示す普図を普図「2」とする。
In addition, a normal symbol display H10 composed of two LEDs is disposed on the lower right side of the
遊技者は、普図ゲームで最終的に表示された図柄組み合わせ(普図ゲームで導出された表示結果)から普通当り又ははずれを認識できる。普通図柄表示器H10に表示された普図が「1」「2」の場合には、普通当りを認識できる。この普通当りを認識できる普図が普通当りの表示結果となる。普通当りの表示結果が表示された場合、遊技者には、普通当り遊技が付与される。また、普通図柄表示器H10に表示された普図が「0」である場合には、その普図からはずれを認識できる。このはずれを認識できる普図がはずれの表示結果となる。 The player can recognize a normal hit or deviation from a symbol combination (display result derived in the general game) finally displayed in the general game. When the normal symbol displayed on the normal symbol display H10 is “1” or “2”, the normal hit can be recognized. The usual figure which can recognize this normal hit becomes the display result of the normal hit. When the normal hit display result is displayed, the normal hit game is given to the player. In addition, when the common figure displayed on the normal symbol display H10 is “0”, a deviation from the usual figure can be recognized. The usual figure which can recognize this detachment becomes a display result of detachment.
また、図2に示すように、センター役物20の下方には、常時遊技球が入球可能な第1始動用入球口を有する第2始動手段としての第1始動入賞口25が配設されている。第1始動入賞口25の奥方には、入球した遊技球を検知する第1始動口センサSE1(図3に示す)が設けられている。第1始動入賞口25は、遊技球の入球を契機に、第1の変動ゲームの始動条件を付与し得る。また、第1始動入賞口25の下方には、遊技球が入球可能な第2始動用入球口と、普通電動役物ソレノイドSOL2(図3に示す)の作動により開閉動作を行う開閉部材としての開閉羽根(普通電動役物)26とを備えた第1始動手段としての第2始動入賞口27が配設されている。図2では、開状態とされた開閉羽根26を実線で示す。従って、本実施形態では、開閉羽根26が開閉部材となる。
Further, as shown in FIG. 2, a first
第2始動入賞口27の奥方には、入球した遊技球を検知する第2始動口センサSE2(図3に示す)が設けられている。第2始動入賞口27は、遊技球の入球を契機に、第2の変動ゲームの始動条件を付与し得る。第2始動入賞口27の第2始動用入球口は、常には開閉羽根26が閉状態とされて閉鎖されている。第2始動用入球口が閉鎖されている状態において第2始動入賞口27は、入球不能な状態(入球が規制された状態)とされる。そして、第2始動用入球口は、予め定めた開放条件が成立すると、開閉羽根26が閉状態から開状態に作動することにより、1回又は複数回だけ予め定めた開放時間の間、開放される。第2始動用入球口が開放されている状態において第2始動入賞口27は、入球可能な状態(入球が許容された状態)とされる。第1始動入賞口25と第2始動入賞口27は、遊技盤13の遊技領域13aに発射される遊技球の流下方向(上下方向)に沿って並設されており、本実施形態の遊技盤13には始動条件を付与し得る始動条件装置(入賞検知手段)が複数設けられていることとなる。なお、本実施形態の第1始動入賞口25及び第2始動入賞口27は、遊技球の入球を契機に、3球の賞球を払い出させるようになっている。
A second start port sensor SE2 (shown in FIG. 3) for detecting a game ball that has entered the ball is provided behind the second
また、図1に示すように、第2始動入賞口27の下方には、大入賞口ソレノイドSOL1(図3に示す)の作動により開閉動作を行う大入賞口扉28を備えた大入賞口装置29(特別入賞口)が配設されている。大入賞口装置29の奥方には、入球した遊技球を検知するカウントスイッチSE3が設けられている。そして、大当り遊技又は小当り遊技が生起されると、大入賞口扉28の開動作によって大入賞口装置29が開放されて遊技球が入球可能となるため、遊技者は、多数の賞球が獲得できるチャンスを得ることができる。なお、本実施形態の大入賞口装置29は、遊技球の入球を契機に、15球の賞球を払い出させるようになっている。
Further, as shown in FIG. 1, a big prize opening device provided with a big
また、図2に示すように、センター役物20において左側下部には、第1保留表示器Raが配設されている。第1保留表示器Raは、第1始動入賞口25に入球し、始動保留球となって機内部(RAM30c)で記憶された始動保留球の記憶数(以下、「第1特図始動保留記憶数」と示す)を表示する表示器であり、第1保留表示器Raの表示内容によって保留されている第1の変動ゲームの回数が報知される。
Further, as shown in FIG. 2, a first holding indicator Ra is disposed at the lower left portion of the
第1特図始動保留記憶数は、第1始動入賞口25へ遊技球が入球すると1加算(+1)され、第1の変動ゲームが開始されることにより1減算(−1)される。そして、第1の変動ゲーム(又は第2の変動ゲーム)中に第1始動入賞口25へ遊技球が入球すると第1特図始動保留記憶数は更に加算(+1)されて所定の上限数(本実施形態では4)まで累積される。そして、第1保留表示器Raは、複数(4個)の発光手段で構成されている。例えば、1個の発光手段が点灯している場合には1回の第1の変動ゲームが保留中であることを報知している。
The first special figure start reserved memory number is incremented by 1 (+1) when a game ball enters the first
また、図2に示すように、センター役物20において右側下部には、第2保留表示器Rbが配設されている。第2保留表示器Rbは、第2始動入賞口27に入球し、始動保留球となって機内部(RAM30c)で記憶された始動保留球の記憶数(以下、「第2特図始動保留記憶数」と示す)を表示する表示器であり、第2保留表示器Rbの表示内容によって保留されている第2の変動ゲームの回数が報知される。第2特図始動保留記憶数は、第2始動入賞口27へ遊技球が入球すると1加算(+1)され、第2の変動ゲームが開始されることにより1減算(−1)される。そして、第2の変動ゲーム(又は第1の変動ゲーム)中に第2始動入賞口27へ遊技球が入球すると第2特図始動保留記憶数は更に加算(+1)されて所定の上限数(本実施形態では4)まで累積される。そして、第2保留表示器Rbは、複数(4個)の発光手段で構成されている。例えば、2個の発光手段が点灯している場合には2回の第2の変動ゲームが保留中であることを報知している。
Further, as shown in FIG. 2, a second holding indicator Rb is disposed at the lower right side of the
また、センター役物20の左方には、作動ゲート23が配設されている。作動ゲート23の奥方には、入賞(通過)した遊技球を検知するゲートセンサSE4(図3に示す)が設けられている。作動ゲート23は、遊技球の入賞検知(通過検知)を契機に、普図ゲームの始動条件を付与し得る。普図ゲームは、第2始動入賞口27を開状態とするか否か(第2始動入賞口27に遊技球を入賞可能とするか)の抽選結果を導出するために行われる演出である。第2始動入賞口27は、開閉羽根26により常には入り口が閉鎖された閉状態となっており、この閉状態では遊技球を入賞させることができない。その一方で、第2始動入賞口27は、普図当り遊技が付与されると、開閉羽根26が開放されることにより第2始動入賞口27が開状態となり、遊技球を入賞させることができる。即ち、普図当り遊技が付与されると、開閉羽根26の開放によって第2始動入賞口27に遊技球を入賞させることができるため、第2始動入賞口27に遊技球を入賞させやすくなり、遊技者は、第2の変動ゲームの始動条件と賞球を容易に獲得できるチャンスを得ることができる。なお、第1始動入賞口25へは常に同じ条件で遊技球を入賞させることができるようになっている。
An
また、図2に示すように、普通図柄表示器H10の上部には、普通図柄保留表示器Mが配設されている。普通図柄保留表示器Mは、作動ゲート23を遊技球が通過し、始動保留球となって機内部(RAM30c)で記憶された始動保留球の記憶数(以下、「普図始動保留記憶数」と示す)を表示する表示器であり、普通図柄保留表示器Mの表示内容によって保留されている普図ゲームの回数が報知される。
In addition, as shown in FIG. 2, a normal symbol holding display M is disposed above the normal symbol display H10. The normal symbol hold indicator M has the number of stored start balls stored in the inside of the machine (RAM 30c) as the game balls pass through the actuating
普図始動保留記憶数は、作動ゲート23を遊技球が通過すると1加算(+1)され、普図ゲームが開始されることにより1減算(−1)される。そして、普図ゲーム中に作動ゲート23を遊技球が通過すると普図始動保留記憶数は更に加算(+1)されて所定の上限数(本実施形態では4)まで累積される。そして、普通図柄保留表示器Mは、複数(4個)の発光手段で構成されている。1個の発光手段が点灯している場合には1回の普図ゲームが保留中であることを報知している。
The usual figure start reserved memory number is incremented by 1 (+1) when the game ball passes through the
また、本実施形態のパチンコ機10は、大当り遊技終了後に遊技者に有利な特別遊技状態として確率変動(以下、「確変」と示す)機能を備えている。確変機能は、確定停止表示された大当り図柄(特図)の種類が予め定めた確変図柄であることを条件として、大当り遊技終了後に大当りの抽選確率(当選確率)を低確率(通常状態)である通常確率(本実施形態では4/1549)から高確率(本実施形態では40/1549)に変動させる確変状態(確率変動状態)を付与する機能である。本実施形態では、大当り遊技終了後に確変状態が付与される大当りが確変大当りであり、確変状態が付与されない大当りが非確変大当りとなる。
In addition, the
また、確変状態は、予め定めた回数(本実施形態では10000回)の図柄変動ゲームが行われる迄の間、又は前記回数に達する前に大当りが生起される迄の間、付与される。本実施形態では、予め定めた回数として10000回を定めているため、確変状態は、実質的に次回の大当りが生起される迄の間付与されることと同等となっている。このように、確変状態が付与されると、大当りの抽選確率が高確率に変動して大当りが生起され易くなるため、確変状態は遊技者にとって有利であり、遊技者は確変大当りになることを期待しつつ遊技を行っている。 Further, the probability variation state is given until a predetermined number of times (10000 times in this embodiment) the symbol variation game is played, or until a big hit is generated before the number of games is reached. In the present embodiment, since the predetermined number of times is set to 10,000, the probability variation state is substantially equivalent to being given until the next big hit occurs. In this way, when a probability variation state is given, the probability of winning a big hit fluctuates with a high probability and it is easy for a jackpot to occur. Playing games while expecting.
また、確変状態が付与されると、開閉羽根26を開動作させるか否かの抽選結果を導出する普図ゲームの変動時間が短縮される、及び普図ゲームの普通当り確率が通常確率から高確率に変動する入球率向上状態が特典として付与される場合がある。この入球率向上状態において、開閉羽根26は、普図ゲームにおいて当選した際、通常状態(非確変状態)である場合とは異なる動作パターンで開閉動作するようになっている。すなわち、通常状態時に普図ゲームに当選する場合には、開閉羽根26が1回開放し、開放してから300ms又は2500ms経過するまで開放状態を維持するようになっている。その一方、入球率向上状態時に普図ゲームに当選する場合には、開閉羽根26が3回開放するとともに、1回の開放において開放してから1160msが経過するまで開放状態を維持するようになっている。つまり、開閉羽根26は、入球率向上状態が付与されている場合、通常状態が付与されている状態に比較して、合計開放時間が長く、遊技者にとって有利に動作するように設定されている。
In addition, when the probability variation state is given, the fluctuation time of the ordinary game for deriving the lottery result as to whether or not the opening /
なお、開放してから規定時間経過する前であっても、入球上限個数(例えば、10球)の遊技球が入球したときには、開閉羽根26は閉鎖するようになっている。同様に、所定回数開放していなくても、入球上限個数(例えば、10球)の遊技球が入球したときには、開閉羽根26は閉鎖するようになっている。また、本実施形態の入球率向上状態は、確変図柄(大当り遊技)の種類及び確変大当りとなる図柄変動ゲームがどのような遊技状態で行われたかによって付与されるか否かが決定される。
Even before the specified time elapses after the opening, when the upper limit number of balls (for example, 10 balls) is entered, the opening /
また、本実施形態のパチンコ機10は、非確変状態となる大当り遊技終了後に遊技者に有利な特別遊技状態として変動時間短縮(以下、「時短」と示す)状態を付与する時短機能を備えている。時短状態が付与されると、開閉羽根26を開動作させるか否かの抽選結果を導出する普図ゲームの変動時間が短縮される、及び普図ゲームの当り確率が通常確率から高確率に変動する入球率向上状態が特典として付与されるようなっている。入球率向上状態において、開閉羽根26は、前述同様、普図ゲームにおいて当選した際、通常状態である場合と異なる動作パターンで開閉動作するようになっている。
In addition, the
すなわち、通常状態時に普図ゲームに当選する場合には、開閉羽根26が1回開放し、開放してから300ms又は2500ms経過するまで開放状態を維持するようになっている。その一方で、入球率向上状態時に普図ゲームに当選する場合には、開閉羽根26が3回開放するとともに、1回の開放において開放してから1160msが経過するまで開放状態を維持するようになっている。つまり、開閉羽根26は、時短状態が付与されている場合、通常状態が付与されている状態に比較して、遊技者にとって有利に動作するように設定されている。また、時短状態は、予め定めた回数(本実施形態では100回)の図柄変動ゲームが行われる迄の間、又は前記回数に達する前に大当りが生起される迄の間、付与される。本実施形態では、非確変大当りとなるとき、大当り遊技終了後、時短状態が付与されるようになっている。
In other words, when a normal game is won in the normal state, the opening /
次に、本実施形態のパチンコ機10に規定する大当り遊技及び小当り遊技について、図4〜図7に基づき詳しく説明する。
大当り遊技は、図柄変動ゲームにて各表示器H0〜H2に大当り図柄(及び大当りの図柄組み合わせ)が停止表示されて該ゲームの終了後、開始される。大当り遊技が開始すると、最初に大当り遊技の開始を示すオープニング演出が行われる。オープニング演出終了後には、大入賞口装置29(の大入賞口扉28)が開放されるラウンド遊技が予め定めた規定ラウンド数を上限(本実施形態では15ラウンド又は2ラウンド)として複数回行われる。1回のラウンド遊技は、大入賞口装置29の大入賞口扉28の開閉が所定回数行われるまでであり、1回のラウンド遊技中に大入賞口装置29は、規定個数(入球上限個数)の遊技球が入賞するまでの間、又は規定時間(ラウンド遊技時間)が経過するまでの間、開放される。また、ラウンド遊技では、ラウンド演出が行われる。そして、大当り遊技の終了を示すエンディング演出が行われ、大当り遊技は終了される。
Next, the big hit game and the small hit game specified in the
The big hit game is started after the big hit symbol (and the big hit symbol combination) is stopped and displayed on the respective displays H0 to H2 in the symbol variation game, and the game ends. When the big hit game is started, an opening effect indicating the start of the big hit game is first performed. After the opening effect, the round game in which the grand prize opening device 29 (the big prize opening door 28) is opened is performed a plurality of times with a predetermined number of rounds as the upper limit (15 rounds or two rounds in this embodiment). . One round game is performed until the grand
そして、本実施形態のパチンコ機10では、大当り抽選に当選した場合、図4〜図7に示す8種類の大当り遊技の中から1つの大当り遊技が決定され、その決定された大当り遊技が付与されるようになっている。そして、8種類の大当り遊技のうち、何れの大当り遊技が付与されるかは、大当り抽選に当選した際に決定する特別図柄(大当り図柄)の種類に応じて決定されるようになっている。本実施形態において第1特図表示器H0に表示される100種類の特別図柄の大当り図柄は、図4に示すように、図柄A、図柄B、図柄C、図柄D、図柄F、図柄G及び図柄Hの7つのグループに分類される。
And in the
そして、図柄Aには第1特図表示器H0に表示される大当り図柄のうち10種類の大当り図柄が振り分けられている。同様に、図柄Bには第1特図表示器H0に表示される大当り図柄のうち2種類の大当り図柄が振り分けられている。図柄Cには第1特図表示器H0に表示される大当り図柄のうち3種類の大当り図柄が振り分けられている。図柄Dには第1特図表示器H0に表示される大当り図柄のうち18種類の大当り図柄が振り分けられている。図柄Fには第1特図表示器H0に表示される大当り図柄のうち10種類の大当り図柄が振り分けられている。図柄Gには第1特図表示器H0に表示される大当り図柄のうち32種類の大当り図柄が振り分けられている。図柄Hには第1特図表示器H0に表示される大当り図柄のうち25種類の大当り図柄が振り分けられている。また、図5に示す図柄Iには、小当り遊技に対応する10種類の特別図柄(小当り図柄)が振分けられている。 10 types of jackpot symbols among the jackpot symbols displayed on the first special symbol display H0 are distributed to the symbol A. Similarly, two types of jackpot symbols among the jackpot symbols displayed on the first special symbol display H0 are assigned to the symbol B. Three types of jackpot symbols among the jackpot symbols displayed on the first special symbol display H0 are assigned to the symbol C. Of the jackpot symbols displayed on the first special symbol display H0, 18 types of jackpot symbols are assigned to the symbol D. In the symbol F, ten types of jackpot symbols among the jackpot symbols displayed on the first special symbol display H0 are distributed. Of the big hit symbols displayed on the first special symbol display H0, 32 types of big hit symbols are assigned to the symbol G. Of the jackpot symbols displayed on the first special symbol display H0, 25 types of jackpot symbols are assigned to the symbol H. In addition, 10 types of special symbols (small hit symbols) corresponding to the small hit game are distributed to the symbol I shown in FIG.
また、本実施形態において第2特図表示器H1に表示される100種類の特別図柄の大当り図柄は、図6,図7に示すように、図柄a〜図柄e及び図柄hの6つのグループに分類される。そして、図柄aには第2特図表示器H1に表示される大当り図柄のうち40種類の大当り図柄が振り分けられている。同様に、図柄bには第2特図表示器H1に表示される大当り図柄のうち7種類の大当り図柄が振り分けられている。図柄cには第2特図表示器H1に表示される大当り図柄のうち13種類の大当り図柄が振り分けられている。図柄dには第2特図表示器H1に表示される大当り図柄のうち12種類の大当り図柄が振り分けられている。図柄eには第2特図表示器H1に表示される大当り図柄のうち3種類の大当り図柄が振り分けられている。図柄hには第2特図表示器H1に表示される大当り図柄のうち25種類の大当り図柄が振り分けられている。また、図7に示す図柄iには、小当り遊技に対応する10種類の特別図柄(小当り図柄)が振分けられている。 Further, in this embodiment, the 100 special symbol jackpot symbols displayed on the second special symbol display H1 are divided into six groups of symbols a to e and symbols h as shown in FIGS. being classified. In the symbol a, 40 types of jackpot symbols among the jackpot symbols displayed on the second special symbol display H1 are distributed. Similarly, seven types of jackpot symbols among the jackpot symbols displayed on the second special symbol display H1 are distributed to the symbol b. Of the jackpot symbols displayed on the second special symbol display H1, thirteen types of jackpot symbols are assigned to the symbol c. Of the jackpot symbols displayed on the second special symbol display H1, twelve types of jackpot symbols are assigned to the symbol d. Of the jackpot symbols displayed on the second special symbol display H1, three types of jackpot symbols are assigned to the symbol e. Of the jackpot symbols displayed on the second special symbol display H1, 25 types of jackpot symbols are assigned to the symbol h. Further, in the symbol i shown in FIG. 7, ten kinds of special symbols (small hit symbols) corresponding to the small hit game are assigned.
図柄Aに分類される大当り図柄が第1特図表示器H0に表示されたとき、又は図柄aに分類される大当り図柄が第2特図表示器H1に表示されたときに付与される大当り遊技は、規定ラウンド数が「15回」に設定されているとともに、大当り遊技終了後に確変状態を付与する15ラウンド大当り遊技である。以下、図柄Aに分類される大当り図柄が第1特図表示器H0に表示されたとき、又は図柄aに分類される大当り図柄が第2特図表示器H1に表示されたときに付与される大当り遊技を「15R特別確変大当り遊技」と示す。15R特別確変大当り遊技では、1回のラウンド遊技の入球上限個数(規定個数)が「9球」に設定されている。また、15R特別確変大当り遊技における15回のラウンド遊技では、各ラウンド遊技において大入賞口装置29の大入賞口扉28を「1回」開放させるように設定されている。また、15R特別確変大当り遊技では、大当り抽選の当選時における遊技状態に関係なく、大当り遊技終了後に確変状態と、その確変状態の終了時まで入球率向上状態が付与されるようになっている。なお、図4〜図7では、確変状態が付与されてから10000回の図柄変動ゲームの終了時まで入球率向上状態が付与される場合を「リミットなし」と表記している。
The jackpot game given when the jackpot symbol classified as symbol A is displayed on the first special symbol display H0, or when the jackpot symbol classified as symbol a is displayed on the second special symbol display H1. Is a 15 round jackpot game in which the specified number of rounds is set to “15” and a certain probability change state is given after the jackpot game ends. Hereinafter, it is given when the jackpot symbol classified as symbol A is displayed on the first special symbol display H0, or when the jackpot symbol classified as symbol a is displayed on the second special symbol indicator H1. The jackpot game is indicated as “15R special probability variable jackpot game”. In the 15R special probability variable big hit game, the upper limit number of balls (specified number) for one round game is set to “9 balls”. Further, in the 15 round games in the 15R special probability variable big hit game, it is set so that the big
また、15R特別確変大当り遊技では、オープニング時間として「5.5(秒)」が、1回のラウンド遊技のラウンド遊技時間(規定時間)として「25(秒)」が、エンディング時間として「5.568(秒)」がそれぞれ設定されている。各ラウンド遊技は、入球上限個数分の遊技球が入球することにより終了する場合もある。このため、15R特別確変大当り遊技において、1回のラウンド遊技のラウンド遊技時間である「25(秒)」は最大時間となる。なお、図4〜図7には図示しないが、15R特別確変大当り遊技における各ラウンド間のインターバル時間(ラウンド間インターバル)は、「2.0(秒)」に設定されている。 In addition, in the 15R special probability variation big hit game, “5.5 (seconds)” as the opening time, “25 (seconds)” as the round game time (specified time) of one round game, and “5. 568 (seconds) "is set. Each round game may end when a maximum number of game balls enter. Therefore, in the 15R special probability variable big hit game, “25 (seconds)” which is the round game time of one round game is the maximum time. Although not shown in FIGS. 4 to 7, the interval time between rounds (inter-round interval) in the 15R special probability variable big hit game is set to “2.0 (seconds)”.
図柄Bに分類される大当り図柄が第1特図表示器H0に表示されたとき、又は図柄bに分類される大当り図柄が第2特図表示器H1に表示されたときに付与される大当り遊技は、規定ラウンド数が「15回」に設定されている。また、当該大当り遊技は、大当り遊技終了後に確変状態が付与され、最初のラウンド遊技における大入賞口装置29の開放態様を、15R特別確変大当り遊技の開放態様と異ならせた15ラウンド大当り遊技である。以下、図柄Bに分類される大当り図柄が第1特図表示器H0に表示されたとき、又は図柄bに分類される大当り図柄が第2特図表示器H1に表示されたときに付与される大当り遊技を「ジャンプアップ大当り遊技」と示す。ジャンプアップ大当り遊技では、1回のラウンド遊技の入球上限個数(規定個数)が「9球」に設定されている。また、ジャンプアップ大当り遊技では、1ラウンド目のラウンド遊技において大入賞口装置29の大入賞口扉28を複数回(本実施形態では3回)開放させるとともに、2ラウンド目からのラウンド遊技において大入賞口装置29の大入賞口扉28を「1回」開放させるように設定されている。また、ジャンプアップ大当り遊技では、大当り抽選の当選時における遊技状態に関係なく、大当り遊技終了後に確変状態と、その確変状態の終了時まで入球率向上状態が付与されるようになっている。
The jackpot game given when the jackpot symbol classified as symbol B is displayed on the first special symbol display H0, or when the jackpot symbol classified as symbol b is displayed on the second special symbol display H1. The specified number of rounds is set to “15”. The jackpot game is a 15-round jackpot game in which a probability change state is given after the jackpot game ends, and the opening mode of the big
また、ジャンプアップ大当り遊技では、オープニング時間として「0.004(秒)」が、エンディング時間として「5.568(秒)」がそれぞれ設定されている。そして、ジャンプアップ大当り遊技において1ラウンド目の大入賞口装置29(の大入賞口扉28)の開放態様として、開放1回目と開放2回目の開放時間が「0.32(秒)」に、開放3回目の開放時間が「24.36(秒)」に、それぞれ設定されている。また、開放1回目と開放2回目の間にはインターバル時間として「2.0(秒)」が、開放2回目と開放3回目の間にはインターバル時間として「2.92(秒)」が、それぞれ設定されている。これにより、ジャンプアップ大当り遊技の1ラウンド目のラウンド遊技時間は、「0.32(秒)+2.0(秒)+0.32(秒)+2.92(秒)+24.36(秒)」からなる「29.92(秒)」に設定されていることになる。 In the jump-up jackpot game, “0.004 (seconds)” is set as the opening time, and “5.568 (seconds)” is set as the ending time. Then, in the jump-up jackpot game, as the opening mode of the first prize opening device 29 (the big prize opening door 28), the opening time of the first opening and the second opening is “0.32 (seconds)”. The opening time for the third opening is set to “24.36 (seconds)”. Also, “2.0 (seconds)” as the interval time between the first opening and the second opening, “2.92 (seconds)” as the interval time between the second opening and the third opening, Each is set. As a result, the round game time of the first round of the jump-up jackpot game is from “0.32 (seconds) +2.0 (seconds) +0.32 (seconds) +2.92 (seconds) +24.36 (seconds)”. That is, “29.92 (seconds)” is set.
その一方で、ジャンプアップ大当り遊技において2ラウンド目〜15ラウンド目では、大入賞口装置29(の大入賞口扉28)の開放回数がそれぞれ「1回」とされ、ラウンド遊技時間として「25(秒)」がそれぞれ設定されている。2ラウンド目〜15ラウンド目の各ラウンド遊技時間(25(秒))は、1ラウンド目の大入賞口装置29の合計開放時間(0.32(秒)+0.32(秒)+24.36(秒)=25(秒))と同一時間に設定されている。各ラウンド遊技のラウンド遊技時間は、各ラウンド遊技が入球上限個数分の遊技球が入球することにより終了する場合もあることから、それぞれ最大時間となる。なお、図4〜図7には図示しないが、ジャンプアップ大当り遊技における各ラウンド間のインターバル時間は、「2.0(秒)」に設定されている。 On the other hand, in the second to fifteenth rounds in the jump-up jackpot game, the number of times the grand prize opening device 29 (the big prize opening door 28) is opened is set to “1”, and the round game time is “25 ( Sec) ”is set. The round game time (25 (seconds)) of the second to fifteenth rounds is the total opening time (0.32 (seconds) +0.32 (seconds) +24.36 ( Second) = 25 (seconds)). The round game time of each round game is the maximum time because each round game may be ended when a maximum number of game balls enter. Although not shown in FIGS. 4 to 7, the interval time between rounds in the jump-up jackpot game is set to “2.0 (seconds)”.
図柄Cに分類される大当り図柄が第1特図表示器H0に表示されたとき、又は図柄cに分類される大当り図柄が第2特図表示器H1に表示されたときに付与される大当り遊技は、規定ラウンド数が「15回」に設定されている。また、当該大当り遊技は、大当り遊技終了後に確変状態が付与され、11ラウンド目のラウンド遊技における大入賞口装置29の開放態様を、15R特別確変大当り遊技の開放態様と異ならせた15ラウンド大当り遊技である。以下、図柄Cに分類される大当り図柄が第1特図表示器H0に表示されたとき、又は図柄cに分類される大当り図柄が第2特図表示器H1に表示されたときに付与される大当り遊技を「ステップアップ大当り遊技」と示す。ステップアップ大当り遊技では、1回のラウンド遊技の入球上限個数(規定個数)が「9球」に設定されている。また、ステップアップ大当り遊技では、11ラウンド目のラウンド遊技において大入賞口装置29の大入賞口扉28を複数回(本実施形態では6回)開放させるとともに、11ラウンド目以外のラウンド遊技において大入賞口装置29の大入賞口扉28を「1回」開放させるように設定されている。また、ステップアップ大当り遊技では、大当り抽選の当選時における遊技状態に関係なく、大当り遊技終了後に確変状態と、その確変状態の終了時まで入球率向上状態が付与されるようになっている。
A jackpot game awarded when a jackpot symbol classified as symbol C is displayed on the first special symbol display H0 or when a jackpot symbol classified as symbol c is displayed on the second special symbol display H1. The specified number of rounds is set to “15”. In addition, the jackpot game is given a probability change state after the jackpot game ends, and the open mode of the big
また、ステップアップ大当り遊技では、オープニング時間として「5.5(秒)」が、エンディング時間として「5.568(秒)」がそれぞれ設定されている。そして、ステップアップ大当り遊技において11ラウンド目の大入賞口装置29(の大入賞口扉28)の開放態様として、開放1回目〜開放5回目の開放時間が「0.32(秒)」に、開放6回目の開放時間が「23.4(秒)」に、それぞれ設定されている。また、開放1回目〜開放5回目の開放後には、インターバル時間として「2.0(秒)」が、それぞれ設定されている。これにより、ステップアップ大当り遊技の11ラウンド目のラウンド遊技時間は、「(0.32(秒)+2.0(秒))×5+23.4(秒)」からなる「35(秒)」に設定されていることになる。 In the step-up jackpot game, “5.5 (seconds)” is set as the opening time, and “5.568 (seconds)” is set as the ending time. Then, in the step-up jackpot game, the opening time of the eleventh round winning opening device 29 (the big winning opening door 28) is the opening time of the first opening to the fifth opening to “0.32 (seconds)”. The opening time of the sixth opening is set to “23.4 (seconds)”. Further, after the first opening to the fifth opening, “2.0 (seconds)” is set as the interval time. As a result, the round game time of the eleventh round of the step-up jackpot game is set to “35 (seconds)” consisting of “(0.32 (seconds) +2.0 (seconds)) × 5 + 23.4 (seconds)”. Will be.
その一方で、ステップアップ大当り遊技において11ラウンド目以外のラウンド遊技では、大入賞口装置29(の大入賞口扉28)の開放回数がそれぞれ「1回」とされ、ラウンド遊技時間として「25(秒)」がそれぞれ設定されている。11ラウンド目以外のラウンド遊技の各ラウンド遊技時間(25(秒))は、11ラウンド目の大入賞口装置29の合計開放時間((0.32(秒))×5+23.4(秒)=25(秒))と同一時間に設定されている。各ラウンド遊技のラウンド遊技時間は、各ラウンド遊技が入球上限個数分の遊技球が入球することにより終了する場合もあることから、それぞれ最大時間となる。なお、図4〜図7には図示しないが、ステップアップ大当り遊技における各ラウンド間のインターバル時間は、「2.0(秒)」に設定されている。
On the other hand, in round games other than the eleventh round in the step-up jackpot game, the number of times of opening the grand prize opening device 29 (the big prize opening door 28) is set to “1”, and the round game time is “25 ( Sec) ”is set. Each round game time (25 (seconds)) of round games other than the eleventh round is the total opening time ((0.32 (seconds)) × 5 + 23.4 (seconds) of the eleventh grand
図柄Dに分類される大当り図柄が第1特図表示器H0に表示されたとき、又は図柄dに分類される大当り図柄が第2特図表示器H1に表示されたときに付与される大当り遊技は、規定ラウンド数が「15回」に設定されている。また、当該大当り遊技は、大当り遊技終了後に確変状態が付与され、11ラウンド〜15ラウンド目のラウンド遊技における大入賞口装置29の開放態様を、15R特別確変大当り遊技の開放態様と異ならせた15ラウンド大当り遊技である。以下、図柄Dに分類される大当り図柄が第1特図表示器H0に表示されたとき、又は図柄dに分類される大当り図柄が第2特図表示器H1に表示されたときに付与される大当り遊技を「15R通常確変大当り遊技」と示す。15R通常確変大当り遊技では、1回のラウンド遊技の入球上限個数(規定個数)が「9球」に設定されている。また、15R通常確変大当り遊技では、各ラウンド遊技において大入賞口装置29の大入賞口扉28を「1回」開放させるように設定されている。また、15R通常確変大当り遊技では、大当り抽選の当選時における遊技状態に関係なく、大当り遊技終了後に確変状態と、その確変状態の終了時まで入球率向上状態が付与されるようになっている。
The jackpot game given when the jackpot symbol classified as symbol D is displayed on the first special symbol display H0, or when the jackpot symbol classified as symbol d is displayed on the second special symbol display H1. The specified number of rounds is set to “15”. Further, the jackpot game is given a probability change state after the jackpot game ends, and the opening mode of the big
また、15R通常確変大当り遊技では、オープニング時間として「5.5(秒)」が、エンディング時間として「5.568(秒)」がそれぞれ設定されている。そして、15R通常確変大当り遊技において11ラウンド目〜15ラウンド目のラウンド遊技では、大入賞口装置29(の大入賞口扉28)の開放回数がそれぞれ「1回」とされ、ラウンド遊技時間として「0.32(秒)」がそれぞれ設定されている。その一方で、ステップアップ大当り遊技において1ラウンド目〜10ラウンド目のラウンド遊技では、大入賞口装置29(の大入賞口扉28)の開放回数がそれぞれ「1回」とされ、ラウンド遊技時間として「25(秒)」がそれぞれ設定されている。これにより、15R通常確変大当り遊技において、11ラウンド目で大入賞口装置29の大入賞口扉28が開放してから15ラウンド目で大入賞口装置29の大入賞口扉28が閉鎖するまでの時間(「11.6(秒)」)は、ステップアップ大当り遊技の11ラウンド目において大入賞口装置29の大入賞口扉28が5回目の開放を終了するまでの時間と同一時間とされる。
In the 15R normal probability variation big hit game, “5.5 (seconds)” is set as the opening time, and “5.568 (seconds)” is set as the ending time. In the round game of the 11th to 15th rounds in the 15R normal probability variation big hit game, the number of times of opening of the grand prize opening device 29 (the big prize opening door 28) is set to “1”, and the round game time is “ 0.32 (seconds) "is set. On the other hand, in the round games of the 1st to 10th rounds in the step-up jackpot game, the number of times of opening of the grand prize opening device 29 (the big prize opening door 28) is set to “1”, respectively, “25 (seconds)” is set. As a result, in the 15R normal probability variation big hit game, from the opening of the grand
なお、各ラウンド遊技のラウンド遊技時間は、各ラウンド遊技が入球上限個数分の遊技球が入球することにより終了する場合もあることから、それぞれ最大時間となる。しかしながら、11ラウンド目以降のラウンド遊技時間(0.32(秒))は、1回のラウンド遊技において、大入賞口装置29に入球する遊技球の入球個数が、入球上限個数を満たさないような時間に設定されている。因みに、パチンコ遊技機10では、1分間あたりの遊技球の発射個数がおおよそ「100球」に設定されているので、遊技球を1球発射させるために要する時間は「0.6(秒)」となる。すなわち、15R通常確変大当り遊技の11ラウンド目〜15ラウンド目のラウンド遊技において、ラウンド遊技時間(0.32(秒))内に、入球上限個数となる「9球」の遊技球を発射して、入球させるのは実質的に無理である。なお、図4〜図7には図示しないが、15R通常確変大当り遊技における各ラウンド間のインターバル時間は、「2.0(秒)」に設定されている。
Note that the round game time of each round game is the maximum time because each round game may end when the upper limit number of game balls enter. However, in the round game time (0.32 (seconds)) after the 11th round, the number of game balls that enter the big
図柄eに分類される大当り図柄が第2特図表示器H1に表示されたときに付与される大当り遊技は、規定ラウンド数が「15回」に設定されている。また、当該大当り遊技は、大当り遊技終了後に確変状態が付与され、11ラウンド〜15ラウンド目のラウンド遊技における大入賞口装置29の開放態様を、15R特別確変大当り遊技の開放態様と異ならせた15ラウンド大当り遊技である。また、図柄eに分類される大当り図柄が第2特図表示器H1に表示されたときに付与される大当り遊技では、大当り抽選の当選時における遊技状態に関係なく、大当り遊技終了後に確変状態が付与される。また、図柄eに分類される大当り図柄が第2特図表示器H1に表示されたときに付与される大当り遊技では、大当り遊技終了時から予め決められた回数(本実施形態では100回)の図柄変動ゲームが終了するまで入球率向上状態が付与されるようになっている。以下、図柄eに分類される大当り図柄が第2特図表示器H1に表示されたときに付与される大当り遊技を「15R確変秘匿大当り遊技」と示す。15R確変秘匿大当り遊技では、1回のラウンド遊技の入球上限個数(規定個数)が「9球」に設定されている。また、15R確変秘匿大当り遊技では、各ラウンド遊技において大入賞口装置29の大入賞口扉28を「1回」開放させるように設定されている。
The jackpot game given when the jackpot symbol classified as symbol e is displayed on the second special symbol display H1 has the prescribed round number set to “15”. Further, the jackpot game is given a probability change state after the jackpot game ends, and the opening mode of the big
また、15R確変秘匿大当り遊技では、オープニング時間として「5.5(秒)」が、エンディング時間として「5.568(秒)」がそれぞれ設定されている。そして、15R確変秘匿大当り遊技において11ラウンド目〜15ラウンド目のラウンド遊技では、大入賞口装置29(の大入賞口扉28)の開放回数がそれぞれ「1回」とされ、ラウンド遊技時間として「0.32(秒)」がそれぞれ設定されている。その一方で、15R確変秘匿大当り遊技において1ラウンド目〜10ラウンド目のラウンド遊技では、大入賞口装置29(の大入賞口扉28)の開放回数がそれぞれ「1回」とされ、ラウンド遊技時間として「25(秒)」がそれぞれ設定されている。 In the 15R probability variation concealment jackpot game, “5.5 (seconds)” is set as the opening time, and “5.568 (seconds)” is set as the ending time. In the round game of the 11th to 15th rounds in the 15R probability variable concealment jackpot game, the number of times of opening of the grand prize opening device 29 (the big prize opening door 28) is set to “1”, and the round game time is “ 0.32 (seconds) "is set. On the other hand, in the round game of the 1st to 10th rounds in the 15R probability variable concealment jackpot game, the number of times of opening of the big prize opening device 29 (the big prize opening door 28) is set to “one time”, and the round game time As “25 (seconds)”.
これにより、15R確変秘匿大当り遊技において、11ラウンド目で大入賞口装置29の大入賞口扉28が開放してから15ラウンド目で大入賞口装置29の大入賞口扉28が閉鎖するまでの時間(「11.6(秒)」)は、ステップアップ大当り遊技の11ラウンド目において大入賞口装置29の大入賞口扉28が5回目の開放を終了するまでの時間と同一時間とされる。また、15R確変秘匿大当り遊技において、各ラウンド遊技の大入賞口装置29の大入賞口扉28の開放態様は、15R通常確変大当り遊技と同じとなっている。
As a result, in the 15R probability-changing concealment jackpot game, the grand
なお、各ラウンド遊技のラウンド遊技時間は、各ラウンド遊技が入球上限個数分の遊技球が入球することにより終了する場合もあることから、それぞれ最大時間となる。しかしながら、11ラウンド目以降のラウンド遊技時間(0.32(秒))は、1回のラウンド遊技において、大入賞口装置29に入球する遊技球の入球個数が、入球上限個数を満たさないような時間に設定されている。因みに、パチンコ遊技機10では、1分間あたりの遊技球の発射個数がおおよそ「100球」に設定されているので、遊技球を1球発射させるために要する時間は「0.6(秒)」となる。すなわち、15R確変秘匿大当り遊技の11ラウンド目〜15ラウンド目のラウンド遊技において、ラウンド遊技時間(0.32(秒))内に、入球上限個数となる「9球」の遊技球を発射して、入球させるのは実質的に無理である。なお、図4〜図7には図示しないが、15確変秘匿大当り遊技における各ラウンド間のインターバル時間は、「2.0(秒)」に設定されている。
Note that the round game time of each round game is the maximum time because each round game may end when the upper limit number of game balls enter. However, in the round game time (0.32 (seconds)) after the 11th round, the number of game balls that enter the big
図柄Fに分類される大当り図柄が第1特図表示器H0に表示されたときに付与される大当り遊技は、規定ラウンド数が「2回」に設定されているとともに、大当り遊技終了後に確変状態が付与される2ラウンド大当り遊技である。以下、図柄Fに分類される大当り図柄が第1特図表示器H0に表示されたときに付与される大当り遊技を「2R通常確変大当り遊技」と示す。2R通常確変大当り遊技では、1回のラウンド遊技の入球上限個数(規定個数)が「9球」に設定されている。また、2R通常確変大当り遊技における2回のラウンド遊技では、各ラウンド遊技において大入賞口装置29(の大入賞口扉28)をそれぞれ「1回」ずつ開放させるように設定されている。また、2R確変大当り遊技では、大当り抽選の当選時における遊技状態に係わらず、大当り遊技終了後に確変状態及び入球率向上状態が付与されるようになっている。 The jackpot game given when the jackpot symbol classified as the symbol F is displayed on the first special symbol display H0 has a specified number of rounds set to “2”, and the probability change state after the jackpot game ends. Is a 2-round jackpot game. Hereinafter, the jackpot game given when the jackpot symbol classified as the symbol F is displayed on the first special symbol display H0 is referred to as “2R normal probability variable jackpot game”. In the 2R normal probability variation big hit game, the upper limit number of balls (specified number) for one round game is set to “9 balls”. In addition, in the two round games in the 2R normal probability variable big hit game, each of the round games is set to open the grand prize opening device 29 (the big prize opening door 28) one by one. Further, in the 2R probability variable big hit game, regardless of the game state at the time of winning the big hit lottery, the positive change state and the improved entry rate state are given after the big hit game ends.
また、2R通常確変大当り遊技では、オープニング時間として「0.004(秒)」が、1回のラウンド遊技のラウンド遊技時間として「0.32(秒)」が、エンディング時間として「0.924(秒)」がそれぞれ設定されている。つまり、2R通常確変大当り遊技におけるオープニング時間及びラウンド遊技時間は、ジャンプアップ大当り遊技のオープニング時間、及び1ラウンド目における1回目と2回目の大入賞口装置29(の大入賞口扉28)の開放時間と同一時間に設定されている。また、図4〜図7には図示しないが、2R通常確変大当り遊技における各ラウンド間のインターバル時間は、「2.0(秒)」に設定されている。これにより、2R通常確変大当り遊技において、1ラウンド目で大入賞口装置29の大入賞口扉28が開放してから2ラウンド目で大入賞口装置29の大入賞口扉28が閉鎖するまでの時間(「2.64(秒)」)は、ジャンプアップ大当り遊技の1ラウンド目において大入賞口装置29の大入賞口扉28が2回目の開放を終了するまでの時間と同一時間とされる。
In the 2R normal probability variation big hit game, the opening time is “0.004 (seconds)”, the round game time of one round game is “0.32 (seconds)”, and the ending time is “0.924 ( Sec) ”is set. In other words, the opening time and round game time in the 2R normal probability variable jackpot game are the opening time of the jump-up jackpot game, and the first and second big prize opening devices 29 (the big prize opening door 28) of the first round are opened. It is set to the same time as the time. Although not shown in FIGS. 4 to 7, the interval time between rounds in the 2R normal probability variation big hit game is set to “2.0 (seconds)”. As a result, in the 2R normal probability variation big hit game, the grand
なお、各ラウンド遊技のラウンド遊技時間は、各ラウンド遊技が入球上限個数分の遊技球が入球することにより終了する場合もあることから、それぞれ最大時間となる。しかしながら、2R通常確変大当り遊技のラウンド遊技時間(0.32(秒))は、1回のラウンド遊技において、大入賞口装置29に入球する遊技球の入球個数が、入球上限個数を満たさないような時間に設定されている。因みに、パチンコ遊技機10では、1分間あたりの遊技球の発射個数がおおよそ「100球」に設定されているので、遊技球を1球発射させるために要する時間は「0.6(秒)」となる。すなわち、2R通常確変大当り遊技の各ラウンド遊技において、ラウンド遊技時間(0.32(秒))内に、入球上限個数となる「9球」の遊技球を発射して、入球させるのは実質的に無理である。
Note that the round game time of each round game is the maximum time because each round game may end when the upper limit number of game balls enter. However, in the round game time (0.32 (seconds)) of the 2R normal probability variable big hit game, the number of game balls entering the big
図柄Gに分類される大当り図柄が第1特図表示器H0に表示されたときに付与される大当り遊技は、規定ラウンド数が「2回」に設定されているとともに、大当り遊技終了後に確変状態が付与される2ラウンド大当り遊技である。以下、図柄Gに分類される大当り図柄が第1特図表示器H0に表示されたときに付与される大当り遊技を「2R特別確変大当り遊技」と示す。2R特別確変大当り遊技では、1回のラウンド遊技の入球上限個数(規定個数)が「9球」に設定されている。また、2R特別確変大当り遊技における2回のラウンド遊技では、各ラウンド遊技において大入賞口装置29(の大入賞口扉28)をそれぞれ「1回」ずつ開放させるように設定されている。また、2R特別確変大当り遊技では、大当り抽選の当選時における遊技状態に応じて、大当り遊技終了後に確変状態及び入球率向上状態が付与される場合と、大当り遊技終了後に確変状態のみが付与される場合とがある。具体的には、大当り抽選の当選時において、確変状態が付与されていれば、大当り遊技終了後に確変状態及び入球率向上状態が付与される。また、大当り抽選の当選時において、確変状態が付与されていなくても入球率向上状態が付与されていれば、大当り遊技終了後に確変状態及び入球率向上状態が付与される。その一方、大当り抽選の当選時において、確変状態及び入球率向上状態が付与されていなければ、大当り遊技終了後に確変状態は付与されるが、入球率向上状態は付与されない。 The jackpot game given when the jackpot symbol classified as the symbol G is displayed on the first special symbol display H0 has the specified number of rounds set to “2” and the probability change state after the jackpot game ends. Is a 2-round jackpot game. Hereinafter, the jackpot game given when the jackpot symbol classified as the symbol G is displayed on the first special symbol display H0 is referred to as “2R special probability variable jackpot game”. In the 2R special probability variable big hit game, the upper limit number of balls (specified number) for one round game is set to “9 balls”. Further, in the two round games in the 2R special probability variable big hit game, the big prize opening device 29 (the big prize opening door 28) is set to be opened “one time” at each round game. Also, in 2R special probability variable big hit games, depending on the game state at the time of winning the big hit lottery, the probability change state and the entrance rate improvement state are given after the big hit game ends, or only the probability changed state is given after the big hit game ends. There is a case. Specifically, if the probability variation state is given at the time of winning the big hit lottery, the probability variation state and the increased entry rate state are given after the big hit game is finished. In addition, if the winning rate improvement state is given even if the probability change state is not given at the time of winning the big hit lottery, the probability changing state and the entering rate improvement state are given after the big hit game ends. On the other hand, if the probability change state and the entrance rate improvement state are not given at the time of winning the big hit lottery, the probability change state is provided after the end of the big hit game, but the entrance rate improvement state is not provided.
また、2R特別確変大当り遊技では、オープニング時間として「0.004(秒)」が、1回のラウンド遊技のラウンド遊技時間として「0.32(秒)」が、エンディング時間として「0.924(秒)」がそれぞれ設定されている。つまり、2R特別確変大当り遊技におけるオープニング時間及びラウンド遊技時間は、ジャンプアップ大当り遊技のオープニング時間、及び1ラウンド目における1回目と2回目の大入賞口装置29(の大入賞口扉28)の開放時間と同一時間に設定されている。また、図4〜図7には図示しないが、2R特別確変大当り遊技における各ラウンド間のインターバル時間は、「2.0(秒)」に設定されている。これにより、2R特別確変大当り遊技において、1ラウンド目で大入賞口装置29の大入賞口扉28が開放してから2ラウンド目で大入賞口装置29の大入賞口扉28が閉鎖するまでの時間(「2.64(秒)」)は、ジャンプアップ大当り遊技の1ラウンド目において大入賞口装置29の大入賞口扉28が2回目の開放を終了するまでの時間と同一時間とされる。また、2R特別確変大当り遊技における大入賞口装置29の大入賞口扉28の開放態様は、2R通常確変大当り遊技における開放態様と同一となっている。
In addition, in the 2R special probability variable big hit game, the opening time is “0.004 (seconds)”, the round game time of one round game is “0.32 (seconds)”, and the ending time is “0.924 ( Sec) ”is set. In other words, the opening time and round game time in the 2R special probability variable jackpot game are the opening time of the jump-up jackpot game, and the opening of the first and second big prize opening devices 29 (the big prize opening door 28) in the first round. The same time as the time is set. Although not shown in FIGS. 4 to 7, the interval time between each round in the 2R special probability variable big hit game is set to “2.0 (seconds)”. As a result, in the 2R special probability variation big hit game, the grand
なお、各ラウンド遊技のラウンド遊技時間は、各ラウンド遊技が入球上限個数分の遊技球が入球することにより終了する場合もあることから、それぞれ最大時間となる。しかしながら、2R特別確変大当り遊技のラウンド遊技時間(0.32(秒))は、1回のラウンド遊技において、大入賞口装置29に入球する遊技球の入球個数が、入球上限個数を満たさないような時間に設定されている。因みに、パチンコ遊技機10では、1分間あたりの遊技球の発射個数がおおよそ「100球」に設定されているので、遊技球を1球発射させるために要する時間は「0.6(秒)」となる。すなわち、2R特別確変大当り遊技の各ラウンド遊技において、ラウンド遊技時間(0.32(秒))内に、入球上限個数となる「9球」の遊技球を発射して、入球させるのは実質的に無理である。
Note that the round game time of each round game is the maximum time because each round game may end when the upper limit number of game balls enter. However, the round game time (0.32 (seconds)) of the 2R special probability variable big hit game is that the number of game balls entering the big
図柄Hに分類される大当り図柄が第1特図表示器H0に表示されたとき、又は図柄hに分類される大当り図柄が第2特図表示器H1に表示されたときに付与される大当り遊技は、規定ラウンド数が「15回」に設定されているとともに、大当り遊技終了後に確変状態を付与しない(非確変状態を付与する)15ラウンド大当り遊技である。以下、図柄Hに分類される大当り図柄が第1特図表示器H0に表示されたとき、又は図柄hに分類される大当り図柄が第2特図表示器H1に表示されたときに付与される大当り遊技を「15R通常非確変大当り遊技」と示す。15R通常非確変大当り遊技では、11ラウンド〜15ラウンド目のラウンド遊技における大入賞口装置29の開放態様を、15R特別確変大当り遊技の開放態様と異ならせている。また、15R通常非確変大当り遊技では、1回のラウンド遊技の入球上限個数(規定個数)が「9球」に設定されている。また、15R通常非確変大当り遊技における15回のラウンド遊技では、各ラウンド遊技において大入賞口装置29(の大入賞口扉28)を「1回」開放させるように設定されている。また、15R通常非確変大当り遊技では、大当り抽選の当選時における遊技状態に関係なく、大当り遊技終了後には確変状態が付与されずに、予め定めた回数(本実施形態では100回)を上限回数として時短状態が付与されるようになっている。
The jackpot game given when the jackpot symbol classified as symbol H is displayed on the first special symbol display H0 or when the jackpot symbol classified as symbol h is displayed on the second special symbol display H1. Is a 15-round jackpot game in which the specified number of rounds is set to “15” and a probability change state is not given after the jackpot game ends (a non-probability change state is given). Hereinafter, it is given when a jackpot symbol classified as symbol H is displayed on the first special symbol display H0, or when a jackpot symbol classified as symbol h is displayed on the second special symbol indicator H1. The jackpot game is indicated as “15R normal non-probability big hit game”. In the 15R normal non-probability big hit game, the opening mode of the big
また、15R通常非確変大当り遊技では、オープニング時間として「5.5(秒)」が、エンディング時間として「5.568(秒)」がそれぞれ設定されている。そして、15R通常非確変大当り遊技において11ラウンド目〜15ラウンド目のラウンド遊技では、大入賞口装置29(の大入賞口扉28)の開放回数がそれぞれ「1回」とされ、ラウンド遊技時間として「0.32(秒)」がそれぞれ設定されている。その一方で、15R通常非確変大当り遊技において1ラウンド目〜10ラウンド目のラウンド遊技では、大入賞口装置29(の大入賞口扉28)の開放回数がそれぞれ「1回」とされ、ラウンド遊技時間として「25(秒)」がそれぞれ設定されている。 Further, in the 15R normal non-probability big hit game, “5.5 (seconds)” is set as the opening time, and “5.568 (seconds)” is set as the ending time. In the round game of the 11th to 15th rounds in the 15R normal non-probability big hit game, the number of times of opening of the grand prize opening device 29 (the big prize opening door 28) is set to “1”, respectively, “0.32 (seconds)” is set. On the other hand, in the round game of the first round to the tenth round in the 15R normal non-probable big hit game, the number of times of opening the grand prize opening device 29 (the big prize opening door 28) is set to “1”, respectively. “25 (seconds)” is set as the time.
これにより、15R通常非確変大当り遊技において、11ラウンド目で大入賞口装置29の大入賞口扉28が開放してから15ラウンド目で大入賞口装置29の大入賞口扉28が閉鎖するまでの時間(「11.6(秒)」)は、ステップアップ大当り遊技の11ラウンド目において大入賞口装置29の大入賞口扉28が5回目の開放を終了するまでの時間と同一時間とされる。また、15R通常非確変大当り遊技において、各ラウンド遊技の大入賞口装置29の大入賞口扉28の開放態様は、15R通常確変大当り遊技と同じとなっている。また、15R通常非確変大当り遊技における各ラウンド遊技の大入賞口装置29の大入賞口扉28の開放態様、及び入球率向上状態が付与される図柄変動ゲームの回数は、15R確変秘匿大当り遊技と同じとなっている。つまり、15R通常非確変大当り遊技と、15R確変秘匿大当り遊技は、見た目が全く同じとなっている。
As a result, in the 15R normal non-probable big hit game, the grand
なお、各ラウンド遊技のラウンド遊技時間は、各ラウンド遊技が入球上限個数分の遊技球が入球することにより終了する場合もあることから、それぞれ最大時間となる。なお、図4〜図7には図示しないが、15R通常非確変大当り遊技における各ラウンド間のインターバル時間は、「2.0(秒)」に設定されている。 Note that the round game time of each round game is the maximum time because each round game may end when the upper limit number of game balls enter. Although not shown in FIGS. 4 to 7, the interval time between rounds in the 15R normal non-probability large hit game is set to “2.0 (seconds)”.
図柄Iに分類される小当り図柄が第1特図表示器H0に表示されたとき、又は図柄iに分類される小当り図柄が第2特図表示器H1に表示されたときに付与される小当り遊技は、規定ラウンド数が「1回」に設定されているとともに、1回のラウンド遊技の入球上限個数(カウント数)が「9球」に設定されている。また、小当り遊技の1回のラウンド遊技では、大入賞口装置29(の大入賞口扉28)を「2回」開放させるように設定されている。また、小当り遊技では、当該小当り遊技終了後の遊技状態を、小当り抽選の当選時における遊技状態で継続させるようになっている。すなわち、小当り遊技では、小当り抽選の当選時に確変状態が付与されていれば小当り遊技終了後にも確変状態を継続して付与させるとともに、小当り抽選の当選時に時短状態が付与されていれば小当り遊技終了後にも時短状態を継続して付与させる。また、小当り遊技では、小当り抽選の当選時に入球率向上状態が付与されていれば小当り遊技終了後に入球率向上状態を継続して付与させる。また、小当り遊技では、小当り抽選の当選時の遊技状態が通常状態であれば小当り遊技終了後も通常状態を継続させる。 It is given when a small hit symbol classified as symbol I is displayed on the first special symbol display H0, or when a small hit symbol classified as symbol i is displayed on the second special symbol indicator H1. In the small hit game, the prescribed number of rounds is set to “1”, and the upper limit number (count number) of balls for one round game is set to “9”. Further, in one round game of the small hit game, it is set so that the big prize opening device 29 (the big prize opening door 28) is opened “twice”. In the small hit game, the gaming state after the small hit game is continued in the gaming state at the time of winning the small hit lottery. In other words, in the small hit game, if the probability change state is given at the time of winning the small hit lottery, the probability change state is continuously given even after the end of the small hit game, and the short time state is given at the time of winning the small hit lottery. For example, even after the small hit game ends, the time-short state is continuously given. In addition, in the small hit game, if the winning rate improvement state is given at the time of winning the small hit lottery, the improved winning rate is continuously given after the small hit game ends. In addition, in the small hit game, if the game state at the time of winning the small hit lottery is a normal state, the normal state is continued even after the small hit game ends.
また、小当り遊技では、オープニング時間として「0(秒)」が、エンディング時間として「0.936(秒)」がそれぞれ設定されている。そして、小当り遊技におけるラウンド遊技の大入賞口装置29(大入賞口扉28)の開放態様として、開放1回目と開放2回目の開放時間が「0.32(秒)」に設定されているとともに、開放1回目と開放2回目の間にはインターバル時間として「2.0(秒)」が設定されている。これにより、小当り遊技における1回のラウンド遊技のラウンド遊技時間は、「0.32(秒)+2.0(秒)+0.32(秒)」からなる「2.64(秒)」に設定されていることになる。このため、小当り遊技のラウンド遊技時間は、2R通常確変大当り遊技及び2R特別確変大当り遊技の1ラウンド目で大入賞口装置29(の大入賞口扉28)が開放してから2ラウンド目で大入賞口装置29が閉鎖するまでの時間と同一時間とされる。さらに、小当り遊技のラウンド遊技時間は、ジャンプアップ大当り遊技の1ラウンド目において大入賞口装置29が2回目の開放を終了するまでの時間と同一時間とされる。
In the small hit game, “0 (second)” is set as the opening time, and “0.936 (second)” is set as the ending time. The opening time of the first opening and the second opening is set to “0.32 (seconds)” as the opening mode of the large winning opening device 29 (large winning opening door 28) of the round game in the small hit game. At the same time, “2.0 (seconds)” is set as the interval time between the first opening and the second opening. Thereby, the round game time of one round game in the small hit game is set to “2.64 (seconds)” composed of “0.32 (seconds) +2.0 (seconds) +0.32 (seconds)”. Will be. For this reason, the round game time of the small hit game is the second round after the big prize opening device 29 (the big prize opening door 28) is opened in the first round of the 2R normal probability variable big hit game and the 2R special probability variable big hit game. The time until the big
なお、小当り遊技におけるラウンド遊技のラウンド遊技時間は、ラウンド遊技が入球上限個数分の遊技球が入球することにより終了する場合もあることから、それぞれ最大時間となる。しかしながら、小当り遊技のラウンド遊技時間(2.64(秒))は、1回のラウンド遊技において、大入賞口装置29に入球する遊技球の入球個数が、入球上限個数を満たさないような時間に設定されている。すなわち、小当り遊技のラウンド遊技において、ラウンド遊技時間(2.64(秒))内に、入球上限個数となる「9球」の遊技球を発射して、入球させるのは実質的に無理である。
Note that the round game time of the round game in the small hit game is the maximum time because the round game may be ended by entering the upper limit number of game balls. However, in the round game time (2.64 (seconds)) of the small hit game, the number of game balls entering the big
次に、パチンコ機10の制御構成について図3に基づき説明する。
パチンコ機10の機裏側には、パチンコ機10全体を制御する主制御基板(主制御装置)30が装着されている。主制御基板30は、パチンコ機10全体を制御するための各種処理を実行し、該処理結果に応じて遊技を制御するための各種の制御信号(制御コマンド)を演算処理し、該制御信号(制御コマンド)を出力する。また、機裏側には、統括制御基板31(副制御装置)と、表示制御基板32と、ランプ制御基板33と、音声制御基板34とが装着されている。統括制御基板31は、主制御基板30が出力した制御信号(制御コマンド)に基づき、表示制御基板32、ランプ制御基板33及び音声制御基板34を統括的に制御する。表示制御基板32は、主制御基板30と統括制御基板31が出力した制御信号(制御コマンド)に基づき、可変表示器H2の表示態様(図柄、背景、文字などの表示画像など)を制御する。また、ランプ制御基板33は主制御基板30と統括制御基板31が出力した制御信号(制御コマンド)に基づき、装飾ランプ16の発光態様(点灯(点滅)/消灯のタイミングなど)を制御する。また、音声制御基板34は、主制御基板30と統括制御基板31が出力した制御信号(制御コマンド)に基づき、スピーカ17の音声出力態様(音声出力のタイミングなど)を制御する。
Next, the control configuration of the
A main control board (main control device) 30 that controls the
また、パチンコ機10の機裏側には、外部出力装置としての外部端子板40が装着されている。外部端子板40は、遊技場に設置された各パチンコ遊技機の動作状態を管理するために遊技場の管理室などに設置される外部装置としてのホールコンピュータHC(図3に示す)や大当り回数報知装置KHに接続する基板である。また、パチンコ機10の機裏側には、遊技場の電源(例えば、AC24V)を、パチンコ機10を構成する各種構成部材に供給する電源基板42が装着されている。
Further, an external
次に、電源基板42、主制御基板30、統括制御基板31、表示制御基板32の具体的な構成を説明する。
電源基板42には、遊技場の電源をパチンコ機10への供給電圧として電源電圧V1(例えば、DC30V)に変換処理する電源回路43が設けられている。電源回路43には、各制御基板30〜34がそれぞれ接続されている。そして、電源回路43は、変換処理された後の電源電圧V1を各制御基板30〜34がそれぞれに対応する供給すべき所定の電源電圧V2〜V6にさらに変換処理し、変換後の電源電圧V2〜V6を各制御基板30〜34にそれぞれ供給するようになっている。
Next, specific configurations of the
The
また、電源基板42には、電源断監視回路(電源断監視手段)44が設けられており、電源断監視回路44が電源回路43に接続されている。電源断監視回路44は、電源回路43から供給される電源電圧V1の電圧値を監視するようになっている。すなわち、電源断監視回路44は、電源電圧V1が所定の電圧V(例えば、DC20V)に降下したか否かを判定している。なお、この電圧Vは、遊技に支障をきたすことなくパチンコ機10を動作させるために最低限必要な電圧とされる。ここで、電源電圧V1が電圧Vに降下するのは、例えば、電源断(電源OFF)時や停電時の場合である。この場合、パチンコ機10に電源が供給されなくなってしまうため、電源電圧V1から電圧Vに降下する。これとは逆に、電源投入(電源ON)時や復電(復旧電源)時の場合は、パチンコ機10に電源が供給されるので、電圧が上昇して電源電圧V1となる。
Further, the
また、電源基板42には、リセット信号回路(リセット信号出力手段)45が設けられており、リセット信号回路45は電源断監視回路44に接続されている。電源断監視回路44は、その判定結果が肯定(即ち、電源電圧V1≦電圧V)である場合に、主制御基板30及びリセット信号回路45に対して電源電圧V1が電圧Vに降下したことを示す電源断信号Sを出力するようになっている。また、リセット信号回路45は、電源供給の開始時(電源投入時或いは復電時)又は電源断信号Sの入力時に、各制御基板30〜34に対してリセット信号Reを出力し、各制御基板30〜34の動作を規制するようになっている。このリセット信号Reは、その信号レベルとしてハイレベル状態とローレベル状態を示す2値信号となっている。なお、本実施形態では、リセット信号Reを入力(出力)する場合には、リセット信号Reの信号レベルをハイレベル状態にし、リセット信号Reの入力(出力)を停止する場合には、リセット信号Reの信号レベルをローレベル状態にすることとしている。また、リセット信号回路45は、リセット信号Reのハイレベル状態を一定の時間T100(例えば、400ms〜1800ms程度)の間継続した後、リセット信号Reの出力状態をハイレベル状態からローレベル状態に遷移させるようになっている。
Further, the
また、電源基板42は、例えば、電気二重層コンデンサからなるバックアップ用電源(図示略)を備えている。そして、バックアップ用電源は、電源回路43に接続されており、該電源回路43から電源電圧が当該バックアップ用電源に供給されるようになっている。また、電源基板42は、主制御基板30(RAM30c)に記憶保持され、パチンコ機10の動作中に適宜書き換えられる各種制御情報(記憶内容)を消去したい場合に操作されるRAMクリアスイッチ46を備えている。そして、RAMクリアスイッチ46には、該RAMクリアスイッチ46の操作を受けて、記憶保持された記憶内容の消去(初期化処理)を指示する初期化指示信号を、主制御基板30に出力するためのRAMクリアスイッチ回路47が接続されている。本実施形態では、RAMクリアスイッチ46は、遊技店の店員のみの操作が許容されるように機裏側に設けられており、該RAMクリアスイッチ46を操作すると、RAMクリアスイッチ回路47から初期化指示信号が出力されるようになっている。そして、該RAMクリアスイッチ46を操作しながら(操作と同時に)電源を投入すると、RAMクリアスイッチ回路47から初期化指示信号が出力されて、初期化処理が実行されるようになっている。従って、本実施形態のRAMクリアスイッチ46とRAMクリアスイッチ回路47は、遊技機の電源投入時に初期化処理の実行を指示する初期化指示手段となる。
The
次に、主制御基板30について、その具体的な構成を説明する。
前記主制御基板30には、メインCPU30aが備えられている。該メインCPU30aには、ROM30b及びRAM30cが接続されている。メインCPU30aには、第1始動口センサSE1と、第2始動口センサSE2と、カウントスイッチSE3等が接続されている。また、メインCPU30aには、第1特図表示器H0と、第2特図表示器H1と、第1保留表示器Raと、第2保留表示器Rbと、普通図柄保留表示器Mが接続されている。また、メインCPU30aには、大入賞口ソレノイドSOL1と、普通電動役物ソレノイドSOL2が接続されている。また、メインCPU30aは、普通図柄表示器H10と、ゲートセンサSE4が接続されている。また、メインCPU30aは、第1保留表示器Raと、第2保留表示器Rbが接続されている。さらに、主制御基板30には、外部端子板40が接続されているとともに、該外部端子板40にはホールコンピュータHCが接続されるようになっている。また、メインCPU30aは、当り判定用乱数などの各種乱数の値を所定の周期毎に更新し、更新後の値をRAM30cの設定領域に記憶(設定)して更新前の値を書き換えている。
Next, a specific configuration of the
The
ROM30bには、パチンコ機10全体を制御するためのメイン制御プログラムが記憶されている。また、ROM30bには、複数種類の変動パターンが記憶されている。変動パターンは、図柄(特図及び飾図)が変動を開始(図柄変動ゲームが開始)してから図柄が停止表示(図柄変動ゲームが終了)される迄の間の遊技演出(表示演出、発光演出、音声演出)のベースとなるパターンを示すものである。すなわち、変動パターンは、特図が変動開始してから特図が確定停止表示されるまでの間の図柄変動ゲームの演出内容及び演出時間(変動時間)を特定することができる。
A main control program for controlling the
変動パターンは、図8に示すように、大当り抽選に当選した際に選択される大当り演出用の変動パターンP1〜P4と、小当り抽選に当選した際に選択される小当り演出用の変動パターンP5と、大当り抽選及び小当り抽選の何れにも当選しなかったはずれの場合に選択されるはずれ演出用の変動パターンP6〜P14とからなる。はずれ演出用の変動パターンには、リーチを形成し、リーチ演出が行われた後に最終的にはずれとするはずれリーチ演出用の変動パターンP6〜P8と、リーチを形成せずにはずれとするはずれ演出用の変動パターンP9〜P14とがある。 As shown in FIG. 8, the variation patterns include variation patterns P1 to P4 for the big hit effect selected when winning the big hit lottery, and the variation pattern for the small hit effect selected when winning the small hit lottery. P5, and variation patterns P6 to P14 for a loss effect selected in the case of a loss that has not been won in either the big win lottery or the small win lottery. In the variation pattern for the offending effect, a reach is formed, and after the reach effect is performed, the fluctuation pattern P6 to P8 for the outlier reach effect that is finally set as a deviation, and the outlier effect that is a deviation without forming the reach. Variation patterns P9 to P14.
本実施形態において大当り演出用の変動パターンには、15R特別確変大当り遊技、ステップアップ大当り遊技、15R通常確変大当り遊技、15R確変秘匿大当り遊技及び15R通常非確変大当り遊技が決定された際に選択される通常変動パターンP1〜P3がある。また、大当り演出用の変動パターンには、ジャンプアップ大当り遊技、2R通常確変大当り遊技及び2R特別確変大当り遊技が決定された際に選択される特定変動パターンP4がある。そして、ジャンプアップ大当り遊技等が決定された際に選択される特定変動パターンは、小当り演出用の変動パターンP5により特定される図柄変動ゲームの演出内容と同一であり、かつ同一の変動時間が対応付けられたパターンとなっている。 In this embodiment, the variation pattern for the big hit effect is selected when the 15R special probability variable big hit game, the step-up big hit game, the 15R normal probability variable big hit game, the 15R positive variable secret big hit game, and the 15R normal non-probable big hit game are determined. There are normal variation patterns P1 to P3. The variation pattern for the big hit effect includes a specific variation pattern P4 selected when the jump-up big hit game, the 2R normal probability variable big hit game, and the 2R special probability variable big hit game are determined. The specific variation pattern selected when the jump-up jackpot game or the like is determined is the same as the effect content of the symbol variation game specified by the variation pattern P5 for the small hit effect, and has the same variation time. The pattern is associated.
なお、通常変動パターンP1〜P3に基づき行われる大当り演出は、図柄変動ゲームが、リーチ演出を経て、最終的に大当りの図柄組み合わせを確定停止表示させるように展開される演出である。はずれリーチ演出は、図柄変動ゲームが、リーチ演出を経て、最終的にはずれの図柄組み合わせを確定停止表示させるように展開される演出である。はずれ演出は、図柄変動ゲームが、リーチ演出を経ることなく最終的にはずれの図柄組み合わせを確定停止表示させるように展開される演出である。リーチ演出は、可変表示器H2の飾り図柄による図柄変動ゲームにおいて、リーチの図柄組み合わせが形成されてから、大当りの図柄組み合わせ、又ははずれの図柄組み合わせが導出される迄の間に行われる演出である。 Note that the jackpot effect performed based on the normal variation patterns P1 to P3 is an effect that the symbol variation game is developed so that the symbol combination is finally stopped and displayed through the reach effect. The outlier reach effect is an effect that is developed so that the symbol variation game undergoes the reach effect, and finally displays the combination of symbols that are out of place. The outlier effect is an effect that is developed so that the symbol variation game finally displays the symbol combination of the outage without being subjected to the reach effect. The reach effect is an effect that is performed after the reach symbol combination is formed in the symbol variation game with the decorative symbol of the variable display H2 until the jackpot symbol combination or the outlier symbol combination is derived. .
以下、各変動パターンP1〜P14について詳しく説明する。
大当り演出用の通常変動パターンP1〜P3に基づき第1の変動ゲームが行われた場合、第1特図表示器H0及び可変表示器H2において、夫々に大当りを認識できる大当り図柄及び大当りの図柄組み合わせが最終的に表示されるようになっている。また、大当り演出用の通常変動パターンP1〜P3に基づきに基づき第2の変動ゲームが行われた場合、第2特図表示器H1及び可変表示器H2において、夫々に大当りを認識できる大当り図柄及び大当りの図柄組み合わせが最終的に表示されるようになっている。
Hereinafter, each variation pattern P1 to P14 will be described in detail.
When the first variation game is performed based on the normal variation patterns P1 to P3 for the big hit effect, the first special figure display device H0 and the variable display device H2 can respectively recognize the big hit symbol and the big hit symbol combination. Is finally displayed. In addition, when the second variation game is performed based on the normal variation patterns P1 to P3 for the big hit effect, the big special symbol that can recognize the big hit and the second special figure display H1 and the variable display H2 respectively. The jackpot symbol combination is finally displayed.
また、ジャンプアップ大当り遊技、2R通常確変大当り遊技及び2R特別確変大当り遊技が決定された際に選択される特定変動パターンP4に基づき第1の変動ゲームが行われると、第1特図表示器H0及び可変表示器H2において、夫々に大当り図柄及び確変示唆の図柄組み合わせが最終的に表示されるようになっている。同様に、特定変動パターンP4に基づき第2の変動ゲームが行われると、第2特図表示器H1及び可変表示器H2において、夫々に大当り図柄及び確変示唆の図柄組み合わせが最終的に表示されるようになっている。例えば、2R通常確変大当り遊技が決定された際に選択される特定変動パターンP4に基づき第1の変動ゲームが行われた場合、可変表示器H2でリーチ演出が行われた後、飾図による確変示唆の図柄組み合わせが表示されると同時に、第1特図表示器H0において特図による大当り図柄が表示されるようになっている。 Further, when the first variation game is performed based on the specific variation pattern P4 selected when the jump-up jackpot game, 2R normal probability variation big hit game, and 2R special probability variation big hit game are determined, the first special figure display H0. And in the variable display H2, the symbol combination of the big hit symbol and the probability variation suggestion is finally displayed. Similarly, when the second variation game is performed based on the specific variation pattern P4, the jackpot symbol and the symbol combination of the probability variation suggestion are finally displayed on the second special symbol display H1 and the variable indicator H2, respectively. It is like that. For example, when the first variation game is played based on the specific variation pattern P4 selected when the 2R normal probability variation big hit game is determined, after the reach effect is performed on the variable display H2, the probability variation by the decoration diagram is performed. At the same time as the suggested symbol combination is displayed, the first special symbol display H0 displays the big hit symbol based on the special symbol.
また、小当り遊技が決定された際に選択される小当り演出用の変動パターンP5に基づき第1の変動ゲームが行われると、第1特図表示器H0及び可変表示器H2において、夫々に小当り図柄及び確変示唆の図柄組み合わせが最終的に表示されるようになっている。同様に、小当り遊技が決定された際に選択される小当り演出用の変動パターンP5に基づき第2の変動ゲームが行われると、第2特図表示器H1及び可変表示器H2において、夫々に小当り図柄及び確変示唆の図柄組み合わせが最終的に表示されるようになっている。例えば、小当り演出用の変動パターンP5に基づき第1の変動ゲームが行われた場合、可変表示器H2でリーチ演出が行われた後、飾図による確変示唆の図柄組み合わせが表示されると同時に、第1特図表示器H0において特図による小当り図柄が表示されるようになっている。 In addition, when the first variation game is performed based on the variation pattern P5 for the small hit effect selected when the small hit game is determined, the first special figure display H0 and the variable display H2 respectively. The symbol combination of the small hit symbol and the probability variation suggestion is finally displayed. Similarly, when the second variation game is performed based on the variation pattern P5 for the small hit effect selected when the small hit game is determined, the second special figure display H1 and the variable display H2 respectively. Finally, a small hit symbol and a symbol combination that suggests a probability change are finally displayed. For example, when the first variation game is performed based on the variation pattern P5 for the small hit effect, after the reach effect is performed on the variable display H2, the symbol combination suggesting the probability change by the decorative drawing is displayed at the same time. In the first special figure display H0, a small hit symbol according to the special figure is displayed.
また、はずれリーチ演出用の変動パターンP6〜P8に基づき第1の変動ゲームが行われると、第1特図表示器H0及び可変表示器H2において、夫々にはずれ図柄及びはずれ(はずれリーチ)の図柄組み合わせが最終的に表示されるようになっている。同様に、はずれリーチ演出用の変動パターンP6〜P8に基づき第2の変動ゲームが行われると、第2特図表示器H1及び可変表示器H2において、夫々にはずれ図柄及びはずれ(はずれリーチ)の図柄組み合わせが最終的に表示されるようになっている。例えば、はずれリーチ演出用の変動パターンP6〜P8に基づき第1の変動ゲームが行われた場合、可変表示器H2でリーチ演出が行われた後、飾図によるはずれの図柄組み合わせが表示されると同時に、第1特図表示器H0において特図によるはずれ図柄が表示されるようになっている。 Further, when the first variation game is performed based on the variation patterns P6 to P8 for the outlier reach production, the first special figure display device H0 and the variable display device H2 respectively have a dislocation symbol and a disparity symbol (outlier reach). The combination is finally displayed. Similarly, when the second variation game is performed based on the variation patterns P6 to P8 for the outlier reach effect, the second special figure display device H1 and the variable display device H2 each have a dislocation symbol and a disengagement (outlier reach). The symbol combination is finally displayed. For example, when the first variation game is performed based on the variation patterns P6 to P8 for the outlier reach effect, after the reach effect is performed with the variable display H2, the symbol combination of the outliers according to the decorative drawing is displayed. At the same time, the first special figure display H0 displays the off-line symbols according to the special figure.
そして、はずれ演出用の変動パターンP9〜P14に基づき第1の変動ゲームが行われると、第1特図表示器H0及び可変表示器H2において、通常変動後、夫々にはずれ図柄及びはずれの図柄組み合わせが最終的に表示されるようになっている。はずれ演出用の変動パターンP9〜P14に基づき第2の変動ゲームが行われると、第2特図表示器H1及び可変表示器H2において、通常変動後、夫々にはずれ図柄及びはずれの図柄組み合わせが最終的に表示されるパターンとなっている。例えば、はずれ演出用の変動パターンP9〜P14に基づき第1の変動ゲームが行われると、図柄変動ゲーム開始後、通常変動が行われ、可変表示器H2において飾図によるはずれの図柄組み合わせが表示されると共に、第1特図表示器H0において特図によるはずれ図柄が表示されるようになっている。 Then, when the first variation game is performed based on the variation pattern P9 to P14 for the offending effect, after the normal variation on the first special figure display H0 and the variable display H2, the combination of the deviation symbol and the deviation symbol respectively. Is finally displayed. When the second variation game is performed based on the variation pattern P9 to P14 for the offending effect, the second special symbol display device H1 and the variable display device H2 each have the final symbol combination and the symbol combination of the dislocation after the normal variation. The pattern is displayed automatically. For example, when the first variation game is performed based on the variation pattern P9 to P14 for the offending effect, the normal variation is performed after the symbol variation game is started, and the symbol combination of the deviation based on the decoration is displayed on the variable display H2. At the same time, the first special figure display H0 is configured to display the off symbol according to the special figure.
なお、図柄変動ゲームにて、リーチ演出が行われる場合、変動パターンにより特定される演出時間が長いほど大当り信頼度が高くなるように設定されている。すなわち、メインCPU30aは、15R特別確変大当り遊技、ステップアップ大当り遊技、15R通常確変大当り遊技、15R確変秘匿大当り遊技又は15R通常非確変大当り遊技の付与が決定された場合、演出時間が短い変動パターンよりも長い変動パターンを決定しやすくなっている。一方、メインCPU30aは、大当り判定の判定結果が否定であって、リーチ判定の判定結果が肯定の場合、演出時間が長い変動パターンよりも短い変動パターンを決定しやすくなっている。従って、メインCPU30aは、大当り演出用の通常変動パターンP1〜P3のうち、変動時間が長い変動パターンほど(本実施形態では、P1<P2<P3の順番)決定しやすくなっている。一方、メインCPU30aは、はずれリーチ演出用の通常変動パターンP6〜P8のうち、変動時間が長い変動パターンほど(本実施形態では、P6<P7<P8の順番)決定しにくくなっている。 Note that, when a reach effect is performed in a symbol variation game, the longer the rendering time specified by the variation pattern is, the higher the jackpot reliability is set. That is, the main CPU 30a determines that the provision of the 15R special probability variable big hit game, the step-up big hit game, the 15R normal probability variable big hit game, the 15R probability variable secret big hit game, or the 15R normal non-probable big hit game is longer than the variation pattern with a short presentation time. Even easier to determine long fluctuation patterns. On the other hand, when the determination result of the big hit determination is negative and the determination result of the reach determination is affirmative, the main CPU 30a can easily determine a variation pattern that is shorter than a variation pattern with a long presentation time. Therefore, the main CPU 30a is more likely to determine a variation pattern having a longer variation time (in the order of P1 <P2 <P3 in this embodiment) among the normal variation patterns P1 to P3 for the big hit effect. On the other hand, the main CPU 30a is less likely to determine a fluctuation pattern having a longer fluctuation time among the normal fluctuation patterns P6 to P8 for outlier reach production (in this embodiment, the order of P6 <P7 <P8).
また、ROM30bには、大当り判定値が記憶されている。大当り判定値は、大当りか否かの内部抽選で用いる判定値であり、当り判定用乱数の取り得る数値(0〜1548までの全1549通りの整数)の中から定められている。なお、大当り判定値は、確変状態が付与されているか否かでその数が異なっており、確変状態時の大当り判定値の数(本実施形態では40個)は、通常状態時の大当り判定値の数(本実施形態では4個)よりも多く設定されている。また、RAM30cには、大当り判定時に使用する当り判定用乱数が記憶されている。
In addition, the jackpot determination value is stored in the
本実施形態において、当り判定用乱数は、第1始動入賞口25又は第2始動入賞口27へ遊技球が入賞したことを契機に取得するようになっており、第1の変動ゲーム及び第2の変動ゲームにおいて共通使用している。すなわち、第1始動入賞口25へ遊技球が入賞したことを契機に取得する当り判定用乱数は、第2始動入賞口27へ遊技球が入賞したことを契機に取得する当り判定用乱数と同一のものである。また、大当り判定値も、第1の変動ゲーム及び第2の変動ゲームにおいて共通使用している。すなわち、第1特図始動保留記憶数に基づく大当り判定のときに使用する大当り判定値は、第2特図始動保留記憶数に基づく大当り判定のときに使用する大当り判定値と同じものである。
In the present embodiment, the random number for winning determination is acquired when the game ball has won the first
また、ROM30bには、小当り判定値が記憶されている。小当り判定値は、小当りか否かの内部抽選で用いる判定値であり、当り判定用乱数の取り得る数値(0〜1548までの全1549通りの整数)の中から定められている。なお、小当り判定値は、第1の変動ゲームと第2の変動ゲームとで(第1の変動ゲームと第2の変動ゲームのいずれが行われるかを示す特別図柄変動処理フラグの値によって)、その数が異なっている。具体的には、第1の変動ゲームが行われるときの小当り判定値の数(本実施形態では12個)は、第2の変動ゲームが行われるときの小当り判定値の数(本実施形態では6個)よりも多く設定されている。なお、当り判定用乱数は、大当り判定において使用した乱数をそのまま使用するようになっている。また、小当り判定値は、確変状態が付与されているか否か、及び入球率向上状態が付与されているか否かによってその値が異なることはない(同じ値が定められている)。
In addition, the small hit determination value is stored in the
また、RAM30cには、大当り決定時に大当り図柄となる特図の種類を決定する際に用いる特図振分乱数が記憶されている。各特図には、この特図振分乱数が所定個数(本実施形態では1個)ずつ振り分けられており、メインCPU30aは、大当りの決定時(大当り判定が肯定となった場合)、取得した特図振分乱数に基づき大当り図柄を決定する。この特図振分乱数は、予め定められた数値範囲内(本実施形態では、「0」〜「99」の全100通りの整数)の数値を取り得るように、メインCPU30aが所定の周期毎(4ms毎)に数値を1加算して更新するようになっている。そして、メインCPU30aは、更新後の値を特図振分乱数の値としてRAM30cに記憶し、既に記憶されている特図振分乱数の値を書き換えることで特図振分乱数の値を順次更新するようになっている。本実施形態において、特図振分乱数は、第1始動入賞口25又は第2始動入賞口27へ遊技球が入賞したことを契機に取得するようになっており、第1の変動ゲーム及び第2の変動ゲームにおいて共通使用している。すなわち、第1始動入賞口25へ遊技球が入賞したことを契機に取得する特図振分乱数は、第2始動入賞口27へ遊技球が入賞したことを契機に取得する特図振分乱数と同一のものである。
The RAM 30c stores special figure distribution random numbers used when determining the type of special figure that becomes a big hit symbol when the big hit is determined. In each special figure, this special figure distribution random number is distributed by a predetermined number (one in this embodiment), and the main CPU 30a acquires it when the big hit is determined (when the big hit determination is affirmative). The jackpot symbol is determined based on the special distribution random number. The special CPU distribution random number is set so that the main CPU 30a can take a numerical value within a predetermined numerical value range (in the present embodiment, all 100 kinds of integers from “0” to “99”) at predetermined intervals. The value is updated by adding 1 to the value (every 4 ms). Then, the main CPU 30a stores the updated values in the RAM 30c as special figure distribution random number values, and sequentially updates the special figure distribution random number values by rewriting the already stored special figure distribution random number values. It is supposed to be. In the present embodiment, the special figure distribution random number is acquired when the game ball has won the first
なお、第1の変動ゲーム及び第2の変動ゲームのいずれの図柄変動ゲームを実行させるかにより決定された大当り図柄が図柄A〜D,F〜Hのうち(第2の変動ゲームの場合、図柄a〜e,hのうち)どのグループに分類されるか異なっている。具体的には、第1の変動ゲーム又は第2の変動ゲームのいずれの図柄変動ゲームを実行させることを示す特別図柄変動処理フラグに、第1の変動ゲームを行うことを示す[0]が設定されている場合、図柄A〜D,F〜Hのうちいずれかのグループに分類されるようになっている。このため、第1の変動ゲームで大当りとなる場合、大当り図柄として図柄Aに分類される図柄は10/100の確率で表示され、図柄Bに分類される図柄は2/100の確率で表示され、図柄Cに分類される図柄は3/100の確率で表示され、図柄Dに分類される図柄は18/100の確率で表示されることとなる。また、大当り図柄として図柄Fに分類される図柄は10/100の確率で表示され、図柄Gに分類される図柄は32/100の確率で表示され、図柄Hに分類される図柄は25/100の確率で表示されることとなる。 Note that the jackpot symbol determined by which of the first variation game and the second variation game is executed is one of the symbols A to D and F to H (in the case of the second variation game, the symbol Which group is classified into a to e and h). Specifically, [0] indicating that the first variation game is to be executed is set in the special symbol variation processing flag indicating that either the first variation game or the second variation game is to be executed. If it is, it is classified into any group of symbols A to D and F to H. For this reason, in the case of a big hit in the first variation game, a symbol classified as symbol A as a jackpot symbol is displayed with a probability of 10/100, and a symbol classified as symbol B is displayed with a probability of 2/100. The symbol classified as symbol C is displayed with a probability of 3/100, and the symbol classified as symbol D is displayed with a probability of 18/100. In addition, a symbol classified as symbol F as a jackpot symbol is displayed with a probability of 10/100, a symbol classified as symbol G is displayed with a probability of 32/100, and a symbol classified as symbol H is 25/100. Will be displayed with the probability of.
また、特別図柄変動処理フラグに、第2の変動ゲームを行うことを示す[1]が設定されている場合、図柄a〜e,hのうちいずれかのグループに分類されるようになっている。このため、第2の変動ゲームで大当りとなる場合、大当り図柄として図柄aに分類される図柄は40/100の確率で表示され、図柄bに分類される図柄は7/100の確率で表示され、図柄cに分類される図柄は13/100の確率で表示され、図柄dに分類される図柄は12/100の確率で表示されることとなる。また、大当り図柄として図柄eに分類される図柄は3/100の確率で表示され、図柄hに分類される図柄は25/100の確率で表示されることとなる。他方、小当りの決定時(大当り判定が否定となって小当り判定で肯定となった場合)には、10種類の小当り図柄の中から図柄が決定され、はずれの決定時(大当り判定及び小当り判定が否定となった場合)、1種類のはずれ図柄の中から図柄が決定される。また、RAM30cには、パチンコ機10の動作中に適宜書き換えられる各種情報(各種乱数の値など)が記憶されるようになっている。例えば、RAM30cには、小当り決定時に小当り図柄となる特図の種類を決定する際に用いる小当り図柄振分乱数が記憶されている。また、RAM30cには、普図ゲームが当りとなる時に当り図柄となる普図の種類を決定する際に用いる普図振分乱数が記憶されている。
Further, when [1] indicating that the second variation game is performed is set in the special symbol variation processing flag, the special symbol variation processing flag is classified into any one of the symbols a to e and h. . For this reason, in the case of a big hit in the second variable game, a symbol classified as symbol a as a jackpot symbol is displayed with a probability of 40/100, and a symbol classified as symbol b is displayed with a probability of 7/100. The symbol classified as symbol c is displayed with a probability of 13/100, and the symbol classified as symbol d is displayed with a probability of 12/100. In addition, a symbol classified as symbol e as a jackpot symbol is displayed with a probability of 3/100, and a symbol classified as symbol h is displayed with a probability of 25/100. On the other hand, at the time of determining the small hit (when the big hit determination is negative and the small hit determination is affirmative), a symbol is determined from among the ten types of small hits, and when the loss is determined (at the big hit determination and When the small hit determination is negative), a symbol is determined from one type of missing symbol. The RAM 30c stores various information (such as various random values) that can be appropriately rewritten during the operation of the
また、ROM30bには、普通当り判定値が記憶されている。普通当り判定値は、普通当りか否かの内部抽選で用いる判定値であり、普通当り判定用乱数の取り得る数値(0〜250までの全251通りの整数)の中から定められている。なお、普通当り判定値は、入球率向上状態が付与されているか否かでその数が異なっており、入球率向上状態が付与されている時の普通当り判定値の数(本実施形態では240個)は、通常状態時の普通当り判定値の数(本実施形態では30個)よりも多く設定されている。また、RAM30cには、普通当り判定時に使用する普通当り判定用乱数が記憶されている。本実施形態において、普通当り判定用乱数は、作動ゲート23を遊技球が通過したことを契機に取得するようになっている。
The
また、RAM30cは、電源基板42のバックアップ用電源が接続されており、電源電圧V1(電源)の遮断時(電圧Vへの降下時)において、バックアップ用電源から供給された電源電圧VB(例えば、DC5V)に基づき各種制御情報を記憶保持可能に構成されている。これにより、電源遮断時における遊技状態(遊技内容)をバックアップすることが可能となる。
The RAM 30c is connected to the backup power source of the
また、主制御基板30には、リセット入力回路(遅延手段)30dが設けられている。リセット入力回路30dは、電源基板42のリセット信号回路45に接続されており、該リセット信号回路45が出力したリセット信号Reを入力するようになっている。そして、リセット入力回路30dは、入力したリセット信号ReをメインCPU30a側に出力するようになっている。このとき、リセット入力回路30dは、リセット信号回路45からのリセット信号Reの入力状態がハイレベル状態を継続する時間T100に、予め決められた遅延時間T200を加えた時間T100+T200の間、メインCPU30aに対するリセット信号Reの出力状態をハイレベル状態とするようになっている。そして、リセット入力回路30dは、時間T100+T200の経過後、リセット信号Reの出力状態をハイレベル状態からローレベル状態に遷移させるようになっている。なお、このリセット信号Reがハイレベル状態からローレベル状態に遷移すると、メインCPU30aは、起動を開始するようになっている。即ち、メインCPU30aは、リセット信号の信号レベルがハイレベル状態となっている間、動作(制御処理)の実行が規制されるようになっている。従って、本実施形態では、リセット信号Reが起動指示信号となる。
The
次に、図3に基づき統括制御基板31について説明する。
統括制御基板31には、統括CPU31aが備えられている。該統括CPU31aには、ROM31b及びRAM31cが接続されている。また、統括CPU31aは、各種乱数の値を所定の周期毎に更新し、更新後の値をRAM31cの設定領域に記憶(設定)して更新前の値を書き換えている。また、ROM31bには、表示制御基板32、ランプ制御基板33及び音声制御基板34を統括的に制御するための統括制御プログラムが記憶されている。統括CPU31aは、各種制御コマンドを入力すると、当該統括制御プログラムに基づき各種制御を実行する。
Next, the
The
また、統括制御基板31には、リセット入力回路31dが設けられている。このリセット入力回路31dは、電源基板42のリセット信号回路45に接続されており、該リセット信号回路45が出力したリセット信号Reを入力するようになっている。また、リセット入力回路31dは、統括CPU31aに接続されており、リセット信号Reを入力すると、該リセット信号Reを予め定めた時間T100の間、統括CPU31aに継続出力するようになっている。統括CPU31aは、リセット信号Reの信号レベルがハイレベル状態となっている間、動作(制御処理)の実行が規制され、信号レベルがローレベル状態になると、起動を開始する。本実施形態では、リセット入力回路31dにおけるリセット信号Reの出力時間T100が、主制御基板30のリセット入力回路30dにおけるリセット信号Reの出力時間(出力時間T100+遅延時間T200)よりも短くなるように設定されている。このため、統括CPU31aは、メインCPU30aよりも早く起動を開始することとなる。そして、統括制御基板31の統括CPU31aは、起動を開始すると、初期設定を行う。この初期設定において、統括CPU31aは、RAM31cの記憶内容の初期化などの処理を行う。
The
次に、図3に基づき表示制御基板32について説明する。
表示制御基板32には、サブCPU32aが備えられている。該サブCPU32aには、ROM32b及びRAM32cが接続されている。また、表示制御基板32(サブCPU32a)には、可変表示器H2が接続されている。ROM32bには、可変表示器H2の表示内容を制御するための表示制御プログラムが記憶されている。また、ROM32bには、各種の画像データ(図柄、各種背景画像、文字、キャラクタなどの画像データ)が記憶されている。また、RAM32cには、パチンコ機10の動作中に適宜書き換えられる各種の情報が記憶(設定)されるようになっている。
Next, the
The
また、表示制御基板32には、リセット入力回路32dが設けられている。このリセット入力回路32dは、電源基板42のリセット信号回路45に接続されており、該リセット信号回路45が出力したリセット信号Reを入力するようになっている。また、リセット入力回路32dは、サブCPU32aに接続されており、リセット信号Reを入力すると、該リセット信号Reを予め定めた時間T100の間、サブCPU32aに継続出力するようになっている。サブCPU32aは、リセット信号Reの信号レベルがハイレベル状態となっている間、動作(制御処理)の実行が規制され、信号レベルがローレベル状態になると、起動を開始する。本実施形態では、リセット入力回路32dにおけるリセット信号Reの出力時間T100が、主制御基板30のリセット入力回路30dにおけるリセット信号Reの出力時間(出力時間T100+遅延時間T200)よりも短くなるように設定されている。このため、統括CPU31aは、メインCPU30aよりも早く起動を開始することとなる。そして、表示制御基板32のサブCPU32aは、起動を開始すると、初期設定を行う。この初期設定において、サブCPU32aは、RAM32cの記憶内容の初期化などの処理を行う。
The
次に、メインCPU30aが、メイン制御プログラムに基づき実行する入賞処理や変動パターン決定処理などの各種処理について説明する。
まず、電源断処理プログラムに基づく処理について説明する。主制御基板30(メインCPU30a)は、電源断監視回路44から電源断信号Sを入力すると、電源断処理プログラムに基づき、バックアップ処理を実行する。即ち、メインCPU30aは、電源断信号Sの入力を契機に電源断処理プログラムを実行し、電源断信号Sを入力していない場合には電源断処理プログラムを実行しない(バックアップ処理を実行しない)。バックアップ処理にてメインCPU30aは、RAM30cに記憶保持されている大当り判定用乱数の値などの各種制御情報に加えて、レジスタ及びスタックポインタなどの制御情報をRAM30cに記憶保持させる。具体的には、メインCPU30aは、第1の変動ゲームの表示結果に対応する最終停止図柄としての特別図柄、第2の変動ゲームの表示結果に対応する最終停止図柄としての特別図柄をRAM30cに記憶する。また、メインCPU30aは、遊技状態を示すシステムフラグと、第1の変動ゲーム及び第2の変動ゲームのうちいずれの変動ゲームが実行されているかを示す特別図柄変動処理フラグの値をRAM30cに記憶する。前記システムフラグは、図柄変動ゲーム中又は入賞待ちである場合には「0」が設定され、大当り遊技中である場合には「1」が設定され、小当り遊技中である場合には「2」が設定されるようになっている。特別図柄変動処理フラグは、第1の変動ゲームが実行中であれば「1」が設定され、第2の変動ゲームが実行中であれば「2」が設定され、第1の変動ゲーム及び第2の変動ゲームのいずれも実行中でなければ「0」が設定されるようになっている。なお、前記特別図柄変動処理フラグは、図柄変動ゲーム終了時に「0」が設定されるようになっている。従って、メインCPU30aは、システムフラグ及び特別図柄変動処理フラグに基づき、第1の変動ゲームの状態(ゲーム中であるか否か、及び第1の変動ゲームに基づく大当り遊技が付与されているか否か)を認識することができる。また、メインCPU30aは、システムフラグ及び特別図柄変動処理フラグに基づき、第2の変動ゲームの状態(ゲーム中であるか否か、及び第2の変動ゲームに基づく大当り遊技が付与されているか否か)を認識することができる。従って、本実施形態のシステムフラグ及び特別図柄変動処理フラグが第1状態フラグとなる。また、システムフラグ及び特別図柄変動処理フラグが第2状態フラグとなる。また、主制御基板30のRAM30cが、第1の変動ゲームの結果、第2の変動ゲームの結果、及び第1状態フラグ、第2状態フラグを記憶する状態記憶手段となる。
Next, various processes such as a winning process and a variation pattern determination process executed by the main CPU 30a based on the main control program will be described.
First, processing based on the power-off processing program will be described. When the main control board 30 (main CPU 30a) receives the power-off signal S from the power-
また、メインCPU30aは、RAM30cのチェックサムを算出して保存する。また、メインCPU30aは、RAM30cにバックアップフラグ(電源投入時にRAM30cに記憶保持されている制御情報が正しいか否かを判定するためのフラグ)を設定する。その後、メインCPU30aは、RAM30cへのアクセスを禁止し、リセット入力回路30d(リセット信号回路45)から出力されたリセット信号Reが入力される(ハイレベル状態になる)まで待機する。そして、リセット信号Reを入力すると、メインCPU30aの動作は規制される。電源断後は、電源基板42のバックアップ用電源(コンデンサ)からRAM30cへ電源が供給され、電源断時におけるRAM30cの記憶内容がバックアップデータとして保持される。
The main CPU 30a calculates and stores the checksum of the RAM 30c. Further, the main CPU 30a sets a backup flag (a flag for determining whether or not the control information stored in the RAM 30c is correct when the power is turned on) in the RAM 30c. Thereafter, the main CPU 30a prohibits access to the RAM 30c and waits until the reset signal Re output from the
次に、メイン制御プログラムに基づく電源投入時のメイン処理について説明する。
主制御基板30のリセット入力回路30dは、電源供給の開始に伴いリセット信号回路45から出力されたリセット信号Reを入力すると、メインCPU30aに対して所定の規制時間の間、リセット信号Reを継続出力する(ハイレベル状態に維持する)。そして、リセット入力回路30dからのリセット信号Reの出力が停止され(ローレベル状態に遷移され)、メインCPU30aへのリセット信号Reの入力が停止すると(ローレベル状態に遷移すると)、メインCPU30aは起動し、メイン制御プログラムに基づくメイン処理(図9参照)を実行する。
Next, main processing at power-on based on the main control program will be described.
The
メインCPU30aは、メイン制御プログラムに基づき、まず、タイマ割込み処理の割込みを禁止するとともに(ステップMA1)、CPU内蔵のRAMのアクセスを許可し(ステップMA2)、さらにCPU周辺デバイスとウオッチドッグタイマの初期設定を行い(ステップMA3,MA4)、電源投入時に必要な各種設定を行う。次に、メインCPU30aは、RAMクリアスイッチ46がオンされているか否かを確認する(ステップMA5)。すなわち、メインCPU30aは、RAM30cに記憶保持された各種制御情報(大当り判定用乱数の値、バックアップフラグなど)の消去を指示する初期化指示信号を入力したか否かを判定する。なお、メインCPU30aは、RAMクリアスイッチ46がオンされているか否かの確認を電源投入時にしか行わない。
Based on the main control program, the main CPU 30a first prohibits interruption of the timer interrupt processing (step MA1), permits access to the CPU built-in RAM (step MA2), and further initializes the CPU peripheral devices and the watchdog timer. Settings are made (steps MA3 and MA4), and various settings required when the power is turned on. Next, the main CPU 30a checks whether or not the RAM
ステップMA5の判定結果が否定の場合、メインCPU30aは、パチンコ機10の電源断時にRAM30cに設定されるバックアップフラグを確認し、該バックアップフラグが正常か否かを判定する(ステップMA6)。すなわち、正常にバックアップの処理が行われているか否かを判定する。そして、メインCPU30aは、ステップMA6の判定結果が肯定の場合にはステップMA7に移行し、ステップMA6の判定結果が否定の場合にはステップMA16に移行する。
If the determination result in step MA5 is negative, the main CPU 30a checks the backup flag set in the RAM 30c when the
ステップMA7に移行したメインCPU30aは、RAM30cのチェックサムを算出し、続いてステップMA7で算出したチェックサムが電源断時に算出したチェックサムの値と一致するか否かを判定する(ステップMA8)。このように、ステップMA6及びステップMA8の処理により、メインCPU30aは、RAM30cに記憶保持された制御情報(記憶内容)があるか否か、また記憶保持された制御情報がある場合には記憶保持された制御情報に異常があるか否かを判定する。そして、これらの判定結果が肯定、即ち、RAM30cに記憶保持された制御情報に異常がある場合、メインCPU30aはステップMA16に移行してRAM30cを初期化する。 The main CPU 30a that has shifted to step MA7 calculates the checksum of the RAM 30c, and subsequently determines whether or not the checksum calculated in step MA7 matches the checksum value calculated when the power is turned off (step MA8). As described above, by the processing of step MA6 and step MA8, the main CPU 30a stores and holds whether or not there is control information (stored contents) stored and held in the RAM 30c, and if there is control information stored and held. It is determined whether the control information is abnormal. If these determination results are affirmative, that is, if the control information stored in the RAM 30c is abnormal, the main CPU 30a proceeds to step MA16 and initializes the RAM 30c.
なお、ステップMA6又はステップMA8の判定結果が否定となる場合としては、電源断時に電源断処理プログラムを実行したものの、バックアップ処理が正常に行われなかった場合やバックアップ処理後にノイズ等によって、記憶内容に異常が発生した場合がある。このような場合にはバックアップフラグやチェックサムが異常(異常値)を示すことになる。また、電源が遮断されていない時(電源断信号Sを入力せず)に、メインCPU30aがリセット信号Reを入力し、メイン制御プログラムを最初から実行した場合(即ち、メインCPU30aが再起動した場合)がある。この場合にはバックアップ処理を実行していないことから、バックアップフラグは設定されない。メインCPU30aが再起動する要因としては、電源基板42のリセット信号回路45の誤動作か、又はリセット信号Reと同様の機能(役割)を果たす類似の信号(以下、この信号を「不正リセット信号Re1」と示す)が不正に取り付けられた不正基板から出力されたことが考えられる。従って、本実施形態では、不正リセット信号Re1は、起動指示信号となる。
In addition, when the determination result of step MA6 or step MA8 is negative, the stored content may be stored due to noise or the like when the power-off process program is executed at the time of power-off but the backup process is not performed normally or after the backup process. An abnormality may have occurred. In such a case, the backup flag or checksum indicates an abnormality (abnormal value). Further, when the main CPU 30a inputs the reset signal Re and executes the main control program from the beginning when the power is not cut off (without inputting the power-off signal S) (that is, when the main CPU 30a is restarted). ) In this case, the backup flag is not set because the backup process is not executed. The cause of the restart of the main CPU 30a is a malfunction of the
メイン制御プログラムの説明に戻り、メインCPU30aは、ステップMA8の判定結果が肯定の場合にはステップMA9に移行し、ステップMA8の判定結果が否定の場合にはステップMA16に移行する。メインCPU30aは、ステップMA5の判定結果が肯定、ステップMA6の判定結果が否定、又はステップMA8の判定結果が否定の場合にはRAM30cに記憶されているバックアップデータを消去し、初期値に基づきパチンコ機10を起動させる(ステップMA16以降の処理)。その一方で、メインCPU30aは、ステップMA8の判定結果が肯定の場合には前記バックアップデータの設定値に基づきパチンコ機10を起動させる(ステップMA9以降の処理)。
Returning to the description of the main control program, the main CPU 30a proceeds to step MA9 if the determination result in step MA8 is affirmative, and proceeds to step MA16 if the determination result in step MA8 is negative. When the determination result of step MA5 is affirmative, the determination result of step MA6 is negative, or the determination result of step MA8 is negative, the main CPU 30a erases the backup data stored in the RAM 30c and based on the initial value, the
ステップMA8の判定結果が肯定の場合、メインCPU30aは、RAMクリアスイッチ46がオンされておらず、かつ正常にバックアップが行われていることから、ステップMA9以降で復電時の処理を行う。ステップMA9にてメインCPU30aは、電源断前のスタックポインタを復帰させる。次に、メインCPU30aは、統括制御基板31に対して電源断時の遊技状態(確率変動状態や変動時間短縮状態などを含む)に復帰させるための復帰コマンドを送信する(ステップMA10)。この復帰コマンドにより統括制御基板31は、電源断時の遊技状態が報知される。具体的には、メインCPU30aは、まず、復電時の初期図柄を表示させるための電源投入復電時指定コマンドを出力する。
If the determination result in step MA8 is affirmative, the main CPU 30a performs processing at the time of power recovery after step MA9 because the RAM
また、メインCPU30aは、RAM30cにバックアップしたシステムフラグ及び特別図柄変動処理フラグに基づき、現在の遊技状態(具体的には、第1の変動ゲームと第2の変動ゲームのいずれが行われているか、図柄変動ゲームであるか否か、及び大当り遊技中であるか否か)を通知する状態通知コマンドを出力するようになっている。 In addition, the main CPU 30a determines the current gaming state (specifically, which of the first variation game and the second variation game is being performed based on the system flag and the special symbol variation processing flag backed up in the RAM 30c. A state notification command for notifying whether or not the game is a symbol variation game and whether or not a big hit game is being played is output.
本実施形態の状態通知コマンドとして、第1の変動ゲーム中であることを示す特別図柄1変動中コマンドと、第2の変動ゲーム中であることを示す特別図柄2変動中コマンドが設けられている。また、本実施形態の状態通知コマンドとして、第1の変動ゲームにて大当りとなって、大当り遊技が付与されている最中であることを示す特別図柄1大当り遊技中コマンドと、第2の変動ゲームにて大当りとなって、大当り遊技が付与されている最中であることを示す特別図柄2大当り遊技中コマンドが設けられている。また、本実施形態の状態通知コマンドとして、第1の変動ゲームにて小当りとなって、小当り遊技が付与されている最中であることを示す特別図柄1小当り遊技中コマンドと、第2の変動ゲームにて小当りとなって、小当り遊技が付与されている最中であることを示す特別図柄2小当り遊技中コマンドが設けられている。メインCPU30aは、遊技状態に応じた状態通知コマンドを出力するようになっている。
As the state notification command of this embodiment, a
なお、本実施形態の特別図柄1変動中コマンドと、特別図柄1大当り遊技中コマンドと、特別図柄1小当り遊技中コマンドが、第2状態指定コマンドとなる。また、本実施形態の特別図柄2変動中コマンドと、特別図柄2大当り遊技中コマンドと、特別図柄2小当り遊技中コマンドが、第1状態指定コマンドとなる。
The
また、メインCPU30aは、RAM30cにバックアップした第1の変動ゲームの表示結果に対応する最終停止図柄としての特別図柄を通知する第1図柄通知コマンド、第2の変動ゲームの表示結果に対応する最終停止図柄としての特別図柄を通知する第2図柄通知コマンドを出力するようになっている。 The main CPU 30a also sends a first symbol notification command for notifying a special symbol as a final stop symbol corresponding to the display result of the first variable game backed up in the RAM 30c, and a final stop corresponding to the display result of the second variable game. A second symbol notification command for notifying a special symbol as a symbol is output.
次に、メインCPU30aは、割込みのインターバルタイマを設定(例えば、4ms)するとともに(ステップMA11)、電源断前のレジスタを復帰する(ステップMA12)。次に、メインCPU30aは、電源断前に割込みが許可されていたか否かを判定する(ステップMA13)。メインCPU30aは、ステップMA13の判定結果が肯定の場合には割込み許可を設定するとともに(ステップMA14)、前記判定結果が否定の場合には割込みを許可せずにステップMA15に移行し、割込みの許可/不許可(禁止)を電源断前の状態に復帰させる。そして、メインCPU30aは、ステップMA15にて電源断前のアドレスを設定し、その設定したアドレスへ戻る。 Next, the main CPU 30a sets an interrupt interval timer (for example, 4 ms) (step MA11), and restores the register before power-off (step MA12). Next, the main CPU 30a determines whether or not an interrupt is permitted before the power is turned off (step MA13). The main CPU 30a sets an interrupt permission if the determination result in step MA13 is affirmative (step MA14), and if the determination result is negative, the main CPU 30a shifts to step MA15 without permitting an interrupt and permits the interrupt. / Return non-permission (prohibition) to the state before power off. Then, the main CPU 30a sets an address before power-off at step MA15, and returns to the set address.
一方、ステップMA16に移行したメインCPU30aは、RAM30cの初期化処理を行う。この処理は、出荷状態からの最初の電源投入時、RAMクリアスイッチ46がオンされた時、及びバックアップが異常である時に行う。ステップMA16にてメインCPU30aは、RAM30cを全てクリアする。すなわち、RAM30cの全記憶領域を0(零)クリアする。このステップMA16の処理により、大当り判定用乱数の値には、初期値として「0(零)」が設定されることとなる。次に、メインCPU30aは、スタックポインタに8000Hを設定する(スタックポインタを初期設定する)とともに(ステップMA17)、RAM30cに初期値を設定する(ステップMA18)。また、メインCPU30aは、RAM30cを初期化したことに基づく各種制御信号を統括制御基板31に対して出力する(ステップMA19)。メインCPU30aは、ステップMA19の処理で、例えば、統括制御基板31に対して初期図柄を表示させるための制御コマンド(電源初期投入時指定コマンド)を出力する。このステップMA16〜MA18の処理は初期化処理となる。
On the other hand, the main CPU 30a having shifted to step MA16 performs initialization processing of the RAM 30c. This process is performed when the power is turned on for the first time after shipment, when the RAM
次に、メインCPU30aは、割込みのインターバルタイマ(例えば、4ms)を設定する(ステップMA20)。そして、メインCPU30aは、ステップMA21で割込みを禁止に設定するとともに、ステップMA22で待機時間乱数更新処理を実行し、さらにステップMA23で割込みを許可に設定する。 Next, the main CPU 30a sets an interrupt interval timer (for example, 4 ms) (step MA20). Then, the main CPU 30a sets the interrupt to be prohibited at step MA21, executes the waiting time random number update process at step MA22, and sets the interrupt to be enabled at step MA23.
なお、待機時間乱数更新処理は、タイマ割込み処理の実行後、次の割込み時間が経過する迄の待機時間中に乱数値を更新するための処理であり、この処理に係る時間はタイマ割込み処理の終了時点に応じて変動する変動時間となっている。すなわち、例えば遊技が行われていない時などタイマ割込み処理が早く終了する場合には待機時間乱数更新処理の処理時間が長くなり、図柄変動ゲームの開始時など処理量が多くタイマ割込み処理に時間を要する場合には待機時間乱数更新処理の処理時間が短くなる。この待機時間乱数更新処理にて、大当り図柄用乱数の初期値を決定するために用いられる大当り図柄初期値用乱数などの乱数を更新するようになっている。ステップMA22の終了後、メインCPU30aは、メイン処理を終了し、続いて所定周期毎にタイマ割込み処理を実行する。このタイマ割込み処理にてメインCPU30aは、大当り判定用乱数を更新し、遊技に関する処理を実行するようになっている。 Note that the waiting time random number update process is a process for updating the random number value during the waiting time until the next interrupt time elapses after the timer interrupt process is executed. The variation time varies depending on the end point. That is, for example, when the timer interrupt process ends early, such as when no game is being played, the processing time of the waiting time random number update process becomes longer, and the amount of processing is large, such as at the start of the symbol variation game. If necessary, the processing time of the standby time random number update process is shortened. In this waiting time random number update process, random numbers such as jackpot symbol initial value random numbers used to determine the initial value of jackpot symbol random numbers are updated. After the end of step MA22, the main CPU 30a ends the main process, and subsequently executes a timer interrupt process at predetermined intervals. In this timer interruption process, the main CPU 30a updates the jackpot determination random number and executes a process related to the game.
次に、タイマ割込み処理を図10にしたがって説明する。
タイマ割込み処理は、パチンコ遊技機10の起動後、所定の制御周期(例えば、4ms)毎に繰り返し実行する処理であり、このタイマ割込み処理にて各種遊技に係る処理を実行する。
Next, the timer interrupt process will be described with reference to FIG.
The timer interrupt process is a process that is repeatedly executed every predetermined control period (for example, 4 ms) after the
メインCPU30aは、タイマ割込み処理を実行すると、まず、ウオッチドッグタイマをクリアする(ステップMB1)。次に、メインCPU30aは、各種センサからの信号の入力状態を読み込む(ステップMB2)。そして、メインCPU30aは、読み込んだ入力状態を各種センサ別に保存する(ステップMB3)。次に、メインCPU30aは、各種センサのうち入賞口の入賞検知センサから入賞検知信号を入力したか否かを判定する(ステップMB4)。この判定結果が肯定の場合、メインCPU30aは、賞球払出指示コマンドを図示しない払出制御基板に出力する(ステップMB5)。払出制御基板は、当該賞球払出指示コマンドを入力すると、賞球払出指示コマンドに基づき賞球を払い出させるように球払出装置を制御する。 When executing the timer interrupt process, the main CPU 30a first clears the watchdog timer (step MB1). Next, the main CPU 30a reads input states of signals from various sensors (step MB2). Then, the main CPU 30a stores the read input state for each sensor (step MB3). Next, the main CPU 30a determines whether or not a winning detection signal is input from a winning detection sensor of a winning opening among various sensors (step MB4). If the determination result is affirmative, the main CPU 30a outputs a prize ball payout instruction command to a payout control board (not shown) (step MB5). When the payout control board inputs the prize ball payout instruction command, the payout control board controls the ball payout device so as to pay out the prize ball based on the prize ball payout instruction command.
ステップMB4の判定結果が否定の場合、及びステップMB5の処理が終了すると、メインCPU30aは、図柄変動ゲームに係る特別図柄入力処理、特別図柄開始処理など各種遊技に関する処理を実行する(ステップMB6)。メインCPU30aは、このステップMB6の処理において、大当り判定、最終的に表示させる最終停止図柄の決定、変動パターンの決定及び大当り遊技状態の付与などの各種遊技に関する処理を実行するようになっている。 When the determination result of step MB4 is negative and when the process of step MB5 is completed, the main CPU 30a executes various game-related processes such as a special symbol input process and a special symbol start process related to the symbol variation game (step MB6). In the process of step MB6, the main CPU 30a executes various game-related processes such as jackpot determination, determination of a final stop symbol to be finally displayed, determination of a variation pattern, and provision of a jackpot game state.
そして、メインCPU30aは、ステップMB6の処理を終了すると、乱数更新処理を実行する(ステップMB7)。この乱数更新処理にて、メインCPU30aは、少なくとも大当り判定用乱数の更新を行う。メインCPU30aは、ステップMB8の処理が終了すると、図11に示す待機処理を実行し(ステップMB8)、タイマ割込み処理を終了する。 And main CPU30a will perform a random number update process, after complete | finishing the process of step MB6 (step MB7). In this random number update process, the main CPU 30a updates at least the jackpot determination random number. When the process of step MB8 ends, the main CPU 30a executes the standby process shown in FIG. 11 (step MB8), and ends the timer interrupt process.
そして、メインCPU30aは、図11に示す待機処理を実行すると、まず、割込みを禁止に設定する(ステップMC1)とともに、待機時間乱数更新処理を実行する(ステップMC2)。この待機時間乱数更新処理は、前述したステップMA21における処理と同様の処理である。その後、メインCPU30aは、割込みを許可に設定する(ステップMC3)。そして、メインCPU30aはウオッチドッグタイマをクリアしてから所定時間(本実施形態では、4ms)経過したか否かを判定する(ステップMC4)。この判定結果が否定の場合、メインCPU30aは、再びステップMC1の処理に戻り、ステップMC1〜MC4を繰り返し実行する。一方、ステップMC4の判定結果が肯定の場合、メインCPU30aは、待機処理を終了し、タイマ割込み処理を終了する。従って、本実施形態のメインCPU30aが、第1図柄通知コマンド及び第2図柄通知コマンドを出力するコマンド出力手段となる。また、メインCPU30aが、バックアップ処理をするバックアップ手段となる。 Then, when executing the standby process shown in FIG. 11, the main CPU 30a first sets an interruption to be prohibited (step MC1) and executes a standby time random number update process (step MC2). This standby time random number update process is the same process as the process in step MA21 described above. Thereafter, the main CPU 30a sets the interruption to be permitted (step MC3). Then, the main CPU 30a determines whether or not a predetermined time (4 ms in the present embodiment) has elapsed since the watchdog timer was cleared (step MC4). When the determination result is negative, the main CPU 30a returns to the process of step MC1 again and repeatedly executes steps MC1 to MC4. On the other hand, if the determination result of step MC4 is affirmative, the main CPU 30a ends the standby process and ends the timer interrupt process. Accordingly, the main CPU 30a of the present embodiment serves as a command output means for outputting the first symbol notification command and the second symbol notification command. The main CPU 30a serves as backup means for performing backup processing.
次に、特別図柄入力処理を図12に従って説明する。
メインCPU30aは、第1始動入賞口25に遊技球が入球したか否かを判定する(ステップS1)。すなわち、ステップS1においてメインCPU30aは、第1始動口センサSE1が遊技球を検知した時に出力する第1検知信号を入力したか否かを判定する。ステップS1の判定結果が否定の場合、メインCPU30aは、ステップS5へ移行する。ステップS1の判定結果が肯定の場合、メインCPU30aは、RAM30cに記憶されている第1特図始動保留記憶数が上限数の4未満であるか否かを判定する(ステップS2)。ステップS2の判定結果が否定(第1特図始動保留記憶数=4)の場合、メインCPU30aは、ステップ5へ移行する。
Next, the special symbol input process will be described with reference to FIG.
The main CPU 30a determines whether or not a game ball has entered the first start winning opening 25 (step S1). That is, in step S1, the main CPU 30a determines whether or not a first detection signal output when the first start port sensor SE1 detects a game ball is input. When the determination result of step S1 is negative, the main CPU 30a proceeds to step S5. When the determination result of step S1 is affirmative, the main CPU 30a determines whether or not the first special figure start pending storage number stored in the RAM 30c is less than the upper limit number of 4 (step S2). If the determination result of step S2 is negative (first special figure start hold storage number = 4), the main CPU 30a proceeds to step 5.
ステップS2の判定結果が肯定(第1特図始動保留記憶数<4)の場合、メインCPU30aは、第1特図始動保留記憶数を+1(1加算)し、第1特図始動保留記憶数を書き換える(ステップS3)。続いて、メインCPU30aは、当り判定用乱数の値と、特図振分乱数の値と、小当り図柄振分乱数の値をRAM30cから読み出して取得し、該値を第1特図始動保留記憶数に対応付けられたRAM30cの所定の記憶領域に設定する(ステップS4)。 If the determination result in step S2 is affirmative (first special figure start reserved memory number <4), the main CPU 30a increments the first special figure start reserved memory number by 1 (1), and the first special figure start reserved memory number. Is rewritten (step S3). Subsequently, the main CPU 30a reads and acquires the value of the random number for hit determination, the value of the special figure distribution random number, and the value of the small hit symbol distribution random number from the RAM 30c, and stores the values in the first special figure start pending storage. A predetermined storage area of the RAM 30c associated with the number is set (step S4).
次に、メインCPU30aは、第2始動入賞口27に遊技球が入球したか否かを判定する(ステップS5)。すなわち、ステップS5においてメインCPU30aは、第2始動口センサSE2が遊技球を検知した時に出力する第2検知信号を入力したか否かを判定する。ステップS5の判定結果が否定の場合、メインCPU30aは、特別図柄入力処理を終了する。ステップS5の判定結果が肯定の場合、メインCPU30aは、RAM30cに記憶されている第2特図始動保留記憶数が上限数の4未満であるか否かを判定する(ステップS6)。ステップS6の判定結果が否定(第2特図始動保留記憶数=4)の場合、メインCPU30aは、特別図柄入力処理を終了する。 Next, the main CPU 30a determines whether or not a game ball has entered the second start winning opening 27 (step S5). That is, in step S5, the main CPU 30a determines whether or not a second detection signal output when the second start port sensor SE2 detects a game ball is input. When the determination result of step S5 is negative, the main CPU 30a ends the special symbol input process. If the determination result of step S5 is affirmative, the main CPU 30a determines whether or not the second special figure start pending storage number stored in the RAM 30c is less than the upper limit number of 4 (step S6). If the determination result of step S6 is negative (second special figure start hold storage number = 4), the main CPU 30a ends the special symbol input process.
ステップS6の判定結果が肯定(第2特図始動保留記憶数<4)の場合、メインCPU30aは、第2特図始動保留記憶数を+1(1加算)し、第2特図始動保留記憶数を書き換える(ステップS7)。続いて、メインCPU30aは、当り判定用乱数の値と、特図振分乱数の値と、小当り図柄振分乱数の値をRAM30cから読み出して取得し、該値を第2特図始動保留記憶数に対応付けられたRAM30cの所定の記憶領域に設定する(ステップS8)。その後、メインCPU30aは、特別図柄入力処理を終了する。 If the determination result of step S6 is affirmative (second special figure start reserved memory number <4), the main CPU 30a increments the second special figure start reserved memory number by 1 (one addition), and the second special figure start reserved memory number. Is rewritten (step S7). Subsequently, the main CPU 30a reads and acquires the value of the random number for hit determination, the value of the special figure distribution random number, and the value of the small hit symbol distribution random number from the RAM 30c, and stores the values in the second special figure start pending storage. A predetermined storage area of the RAM 30c associated with the number is set (step S8). Thereafter, the main CPU 30a ends the special symbol input process.
次に、特別図柄開始処理について図13〜図15に基づき説明する。メインCPU30aは、特別図柄開始処理を所定周期毎に実行するようになっている。
メインCPU30aは、まず、図柄(特図及び飾図)が変動表示中であるか否か、及び大当り遊技(或いは小当り遊技)中であるか否か判定する(ステップS11)。メインCPU30aは、ステップS11の処理を実行する際、遊技状態を示すシステムフラグと、第1の変動ゲーム及び第2の変動ゲームのうちいずれの変動ゲームが実行されているかを示す特別図柄変動処理フラグの値に基づき、図柄(特図及び飾図)が変動表示中であるか否か、及び大当り遊技(或いは小当り遊技)中であるか否かを判定する。
Next, the special symbol start process will be described with reference to FIGS. The main CPU 30a executes a special symbol start process every predetermined cycle.
First, the main CPU 30a determines whether or not the symbol (special drawing and decoration drawing) is being displayed in a variable manner and whether or not the big hit game (or the small hit game) is being executed (step S11). When the main CPU 30a executes the process of step S11, the system flag indicating the gaming state and the special symbol variation processing flag indicating which variation game of the first variation game and the second variation game is being executed. Based on this value, it is determined whether or not the symbol (special drawing and decorative drawing) is being displayed in a variable manner and whether or not the big hit game (or the small hit game) is in progress.
前記システムフラグは、図柄変動ゲーム中又は入賞待ちである場合には「0」が設定され、大当り遊技中である場合には「1」が設定され、小当り遊技中である場合には「2」が設定されるようになっている。特別図柄変動処理フラグは、第1の変動ゲームが実行中であれば「1」が設定され、第2の変動ゲームが実行中であれば「2」が設定され、第1の変動ゲーム及び第2の変動ゲームのいずれも実行中でなければ「0」が設定されるようになっている。このため、メインCPU30aは、まず、システムフラグの値に「1」又は「2」が設定されているか否かを判定し、「1」又は「2」が設定されているならば、特別図柄開始処理を実行しない。そして、システムフラグの値が「0」であった場合に、メインCPU30aは、特別図柄変動処理フラグに「1」又は「2」が設定されているならば、ステップS11の判定結果を否定とする。一方、メインCPU30aは、特別図柄変動処理フラグの値が「0」であるならば、ステップS11の判定結果を肯定とする。なお、前記特別図柄変動処理フラグは、図柄変動ゲーム終了時に「0」が設定されるようになっている。 The system flag is set to “0” when the symbol variation game or waiting for winning is set, “1” is set when the big hit game is being played, and “2” when the small hit game is being played. "Is set. The special symbol variation processing flag is set to “1” if the first variation game is being executed, and is set to “2” if the second variation game is being executed. If none of the two fluctuating games is being executed, “0” is set. For this reason, the main CPU 30a first determines whether or not “1” or “2” is set in the value of the system flag. If “1” or “2” is set, the special symbol starts. Do not execute processing. When the value of the system flag is “0”, the main CPU 30a negates the determination result of step S11 if “1” or “2” is set in the special symbol variation processing flag. . On the other hand, if the value of the special symbol variation processing flag is “0”, the main CPU 30a affirms the determination result of step S11. The special symbol variation processing flag is set to “0” at the end of the symbol variation game.
ステップS11の判定結果が肯定の場合、メインCPU30aは、特別図柄開始処理を終了する。一方、ステップS11の判定結果が否定の場合、メインCPU30aは、第2特図始動保留記憶数を読み出し(ステップS12)、第2特図始動保留記憶数が「0」よりも大きいか否か判定する(ステップS13)。 When the determination result of step S11 is affirmative, the main CPU 30a ends the special symbol start process. On the other hand, if the determination result of step S11 is negative, the main CPU 30a reads the second special figure start reserved memory number (step S12), and determines whether the second special figure start reserved memory number is greater than "0". (Step S13).
ステップS13の判定結果が否定の場合(第2特図始動保留記憶数=0の場合)、メインCPU30aは、第1特図始動保留記憶数を読み出し(ステップS14)、第1特図始動保留記憶数が「0」よりも大きいか否か判定する(ステップS15)。ステップS15の判定結果が否定の場合(第1特図始動保留記憶数=0の場合)、メインCPU30aは、デモ演出の実行を開始させるデモンストレーション指定コマンドを既に出力したか否かを判定する(ステップS16)。この判定結果が否定の場合(デモンストレーション指定コマンドを出力していない場合)、メインCPU30aは、デモンストレーション指定コマンドを出力する(ステップS17)。そして、特別図柄開始処理を終了する。また、ステップS16の判定結果が肯定の場合(デモンストレーション指定コマンドを出力していた場合)、メインCPU30aは、そのまま特別図柄開始処理を終了する。 When the determination result of step S13 is negative (when the second special figure start hold memory number = 0), the main CPU 30a reads the first special figure start hold memory number (step S14), and the first special figure start hold memory is stored. It is determined whether or not the number is larger than “0” (step S15). When the determination result of step S15 is negative (when the first special figure start hold storage number = 0), the main CPU 30a determines whether or not a demonstration designation command for starting execution of the demonstration effect has already been output (step S15). S16). If this determination result is negative (when no demonstration designation command is output), the main CPU 30a outputs a demonstration designation command (step S17). Then, the special symbol start process ends. On the other hand, when the determination result of step S16 is affirmative (when the demonstration designation command is output), the main CPU 30a ends the special symbol start process as it is.
一方、ステップS15の判定結果が肯定の場合(第1特図始動保留記憶数>0の場合)、メインCPU30aは、RAM30cの所定の記憶領域に記憶される特別図柄変動処理フラグに第1の変動ゲームを実行することを示す値[1]を設定する(ステップS18)。次に、メインCPU30aは、第1特図始動保留記憶数の数を「1」減算(−1)し(ステップS19)、当該第1特図始動保留記憶数に対応付けられてRAM30cの所定の記憶領域に記憶されている当り判定用乱数、特図振分乱数及び小当り図柄振分乱数の値を取得する(ステップS20)。 On the other hand, if the determination result in step S15 is affirmative (if the first special figure start hold storage number> 0), the main CPU 30a sets the first symbol variation processing flag stored in the predetermined storage area of the RAM 30c to the first variation. A value [1] indicating that the game is to be executed is set (step S18). Next, the main CPU 30a subtracts "-1" from the number of the first special figure start hold memory number (-1) (step S19), and is associated with the first special figure start hold memory number for a predetermined amount in the RAM 30c. The values of the hit determination random number, special figure distribution random number, and small hit symbol distribution random number stored in the storage area are acquired (step S20).
次に、メインCPU30aは、図14に示すように、取得した当り判定用乱数の値がROM30bに記憶されている大当り判定値と一致するか否かを判定して大当り判定(大当り抽選)を行う(ステップS21)。なお、本実施形態において、大当り判定値は、確変状態が付与されているか否かで変更されるようになっている。そして、通常状態の時(低確率の時)、大当り判定の判定結果が肯定となる確率(大当り確率)は、4/1549としており、確変状態の時(高確率の時)、大当り判定の判定結果が肯定となる確率(大当り確率)は、40/1549としている。
Next, as shown in FIG. 14, the main CPU 30a determines whether or not the acquired value of the random number for hit determination matches the jackpot determination value stored in the
ステップS21の判定結果が肯定の場合(大当りの場合)、メインCPU30aは、第1の変動ゲームが大当りの変動であることを示すように大当りフラグに[1]を設定する(ステップS22)。この大当りフラグは、図柄変動ゲーム開始時から大当り遊技終了時まで「1」が設定され、その後「0」が設定されるようになっている。そして、メインCPU30aは、取得した特図振分乱数の値に基づき、特図による大当り図柄の中から第1特図表示器H0にて確定停止表示される最終停止図柄を決定する(ステップS23)。 When the determination result of step S21 is affirmative (in the case of a big hit), the main CPU 30a sets [1] to the big hit flag so as to indicate that the first variable game is a big hit change (step S22). The jackpot flag is set to “1” from the start of the symbol variation game to the end of the jackpot game, and then set to “0”. Then, the main CPU 30a determines a final stop symbol to be fixedly stopped and displayed on the first special symbol display H0 from among the jackpot symbols based on the special symbol based on the acquired special symbol distribution random value (step S23). .
なお、第1特図表示器H0に表示される特図の大当り図柄は、図柄A〜D,F〜Hのいずれかに分類されている。具体的には、図16(a)に示すように、第1特図表示器H0に表示される場合、特図振分乱数「0」〜「9」に対応する特図の大当り図柄は、特図Aに分類され、特図振分乱数「10」〜「11」に対応する特図の大当り図柄は、特図Bに分類され、特図振分乱数「12」〜「14」に対応する特図の大当り図柄は、特図Cに分類される。また、第1特図表示器H0に表示される場合、特図振分乱数「15」〜「32」に対応する特図の大当り図柄は、特図Dに分類され、特図振分乱数「33」〜「42」に対応する特図の大当り図柄は、特図Fに分類され、特図振分乱数「43」〜「74」に対応する特図の大当り図柄は、特図Gに分類される。また、第1特図表示器H0に表示される場合、特図振分乱数「75」〜「99」に対応する特図の大当り図柄は、特図Hに分類される。これにより、メインCPU30aは、ステップS23において、大当り図柄として図柄Aに分類される図柄を10/100の確率で決定する。同様に、メインCPU30aは、特別図柄変動処理フラグに[0]が設定されていることから、ステップS23において、図柄Bに分類される図柄を2/100の確率で決定し、図柄Cに分類される図柄を3/100の確率で決定し、図柄Dに分類される図柄を18/100の確率で決定する。同様に、メインCPU30aは、特別図柄変動処理フラグに[0]が設定されていることから、ステップS23において、図柄Fに分類される図柄を10/100の確率で決定し、図柄Gに分類される図柄を32/100の確率で決定し、図柄Hに分類される図柄を25/100の確率で決定する。 Note that the special bonus jackpot symbol displayed on the first special symbol display H0 is classified into one of symbols A to D and F to H. Specifically, as shown in FIG. 16 (a), when displayed on the first special figure display H0, the special figure jackpot symbol corresponding to the special figure distribution random numbers “0” to “9” is Special jackpot symbols classified as special figure A and corresponding to special figure distributed random numbers “10” to “11” are classified as special figure B and correspond to special figure distributed random numbers “12” to “14”. The special bonus jackpot symbol is classified as special figure C. Further, when displayed on the first special figure display H0, the big hit symbols of the special figure corresponding to the special figure distributed random numbers “15” to “32” are classified into the special figure D, and the special figure distributed random number “ The special bonus jackpot symbol corresponding to “33” to “42” is classified as special symbol F, and the special bonus jackpot symbol corresponding to the special symbol distribution random numbers “43” to “74” is classified as the special symbol G. Is done. When displayed on the first special figure display H0, the big hit symbol of the special figure corresponding to the special figure distributed random numbers “75” to “99” is classified into the special figure H. Thereby, in step S23, the main CPU 30a determines a symbol classified as the symbol A as a jackpot symbol with a probability of 10/100. Similarly, since the special symbol variation processing flag is set to [0], the main CPU 30a determines the symbol classified as symbol B with a probability of 2/100 and is classified as symbol C in step S23. The symbol to be classified as symbol D is determined with a probability of 18/100. Similarly, since the special symbol variation processing flag is set to [0], the main CPU 30a determines the symbol classified as the symbol F with a probability of 10/100 and is classified as the symbol G in step S23. The symbol that is classified into the symbol H is determined with a probability of 25/100.
その後、メインCPU30aは、決定した最終停止図柄から大当り遊技の種類を特定し、その特定した大当り遊技に対応する大当り演出用の変動パターンを決定する(ステップS24)。具体的に言えば、メインCPU30aは、決定した最終停止図柄が図柄A,C,D,Hに分類される場合には、大当り演出用の通常変動パターンP1〜P3を決定する。一方、メインCPU30aは、決定した最終停止図柄が図柄B,F,Gに分類される場合には、大当り演出用の特定変動パターンP4を決定する。 Thereafter, the main CPU 30a identifies the type of jackpot game from the determined final stop symbol, and determines a variation pattern for jackpot effect corresponding to the identified jackpot game (step S24). Specifically, when the determined final stop symbol is classified into symbols A, C, D, and H, the main CPU 30a determines the normal variation patterns P1 to P3 for the big hit effect. On the other hand, when the determined final stop symbol is classified into symbols B, F, and G, the main CPU 30a determines the specific variation pattern P4 for the big hit effect.
変動パターン及び最終停止図柄を決定したメインCPU30aは、統括制御基板31(統括CPU31a)に対し、所定の制御コマンドを所定のタイミングで出力する等、第1の変動ゲームに関する各種処理を実行する(ステップS25)。具体的に言えば、メインCPU30aは、変動パターンを指定すると共に図柄変動の開始を指示する変動パターン指定コマンドを最初に出力する。同時に、メインCPU30aは、特図を変動開始させるように第1特図表示器H0の表示内容を制御する。また、同時に、メインCPU30aは、図柄変動ゲームの演出時間の計測を開始する。また、メインCPU30aは、最終停止図柄を指定するための特別図柄指定コマンドを出力する。そして、メインCPU30aは、特別図柄開始処理を終了する。その後、特別図柄開始処理とは別の処理で、メインCPU30aは、前記指定した変動パターンに定められている演出時間に基づいて、決定した最終停止図柄を表示させるように第1特図表示器H0の表示内容を制御する。また、メインCPU30aは、前記指定した変動パターンに定められている演出時間に基づいて、飾図の変動停止を指示し、図柄組み合わせを確定停止表示させるための全図柄停止コマンドを出力する。
The main CPU 30a that has determined the variation pattern and the final stop symbol executes various processes related to the first variation game, such as outputting a predetermined control command to the overall control board 31 (
一方、ステップS21の大当り判定の判定結果が否定の場合(大当りでない場合)、メインCPU30aは、取得した当り判定用乱数の値がROM30bに記憶されている小当り判定値と一致するか否かを判定して小当り判定(小当り抽選)を行う(ステップS26)。なお、本実施形態において、小当り判定値は、第1の変動ゲームであるか否か(特別図柄変動処理フラグに[0]が設定されているか否か)によって、変更されるようになっている。具体的には、第1の変動ゲームである場合、小当り判定の判定結果が肯定となる確率(小当り確率)は、12/1549としており、第2の変動ゲームである場合における小当り判定の判定結果が肯定となる確率(本実施形態では6/1549)より高くなっている。
On the other hand, if the determination result of the big hit determination in step S21 is negative (not the big hit), the main CPU 30a determines whether or not the acquired value of the random number for hit determination matches the small hit determination value stored in the
ステップS26の判定結果が肯定の場合(小当りの場合)、メインCPU30aは、第1の変動ゲームが小当りの変動であることを示すように小当りフラグに[1]を設定する(ステップS27)。前記小当りフラグは、図柄変動ゲーム開始時から小当り遊技終了時まで「1」が設定され、その後「0」が設定されるようになっている。そして、メインCPU30aは、取得した小当り図柄振分乱数に基づき、特図による小当り図柄(図柄I)の中から第1特図表示器H0にて確定停止表示される最終停止図柄を決定する(ステップS28)。その後、メインCPU30aは、小当り遊技に対応する小当り演出用の変動パターンP5を決定する(ステップS29)。変動パターン及び最終停止図柄を決定したメインCPU30aは、ステップS25の処理に移行し、前述同様、統括制御基板31(統括CPU31a)に対し、所定の制御コマンドを所定のタイミングで出力する等、第1の変動ゲームに関する各種処理を実行し、特別図柄開始処理を終了する。なお、その後に、特別図柄開始処理とは別の処理で、メインCPU30aは、前記指定した変動パターンに定められている演出時間に基づいて、決定した最終停止図柄を表示させるように第1特図表示器H0の表示内容を制御する。また、メインCPU30aは、前記指定した変動パターンに定められている演出時間に基づいて、飾図の変動停止を指示し、図柄組み合わせを確定停止表示させるための全図柄停止コマンドを出力する。
If the determination result in step S26 is affirmative (in the case of a small hit), the main CPU 30a sets [1] in the small hit flag to indicate that the first variable game is a small hit variation (step S27). ). The small hit flag is set to “1” from the start of the symbol variation game to the end of the small hit game, and then set to “0”. Then, the main CPU 30a determines a final stop symbol to be fixedly stopped and displayed on the first special symbol display H0 from among the small hit symbols (symbol I) based on the special symbol based on the acquired small bonus symbol allocation random number. (Step S28). Thereafter, the main CPU 30a determines a variation pattern P5 for a small hit effect corresponding to the small hit game (step S29). After determining the variation pattern and the final stop symbol, the main CPU 30a proceeds to the process of step S25 and outputs a predetermined control command to the overall control board 31 (
一方、ステップS26の小当り判定の判定結果が否定の場合(小当りでない場合)、メインCPU30aは、リーチ演出を実行させるか否かを判定するリーチ判定を行う(ステップS30)。本実施形態では、メインCPU30aは、ステップS30の処理時においてRAM30cから取得したリーチ判定用乱数が、リーチ判定値に一致するか否かにより当選判定を行う。なお、リーチ判定値は、リーチ演出を行うか否かの内部抽選で用いる判定値であり、リーチ判定用乱数の取り得る数値(0〜240までの全241通りの整数)の中から定められている。また、リーチ判定値は、遊技状態、第1特図保留記憶数及び特別図柄変動処理フラグの値によって異なるようになっている。 On the other hand, if the determination result of the small hit determination in step S26 is negative (not a small hit), the main CPU 30a performs a reach determination that determines whether or not to execute the reach effect (step S30). In the present embodiment, the main CPU 30a determines whether or not the reach determination random number acquired from the RAM 30c during the process of step S30 matches the reach determination value. The reach determination value is a determination value used in an internal lottery for determining whether or not to perform a reach effect, and is determined from numerical values (a total of 241 integers from 0 to 240) that can be taken by random numbers for reach determination. Yes. Further, the reach determination value is different depending on the gaming state, the first special figure holding memory number, and the special symbol variation processing flag value.
詳しく説明すると、図17(a)に示すように、特別図柄変動処理フラグが「0」であって、入球率向上状態が付与されていないときに(確変状態の有無にかかわらず)、第1特図保留記憶数が「0」「1」である場合には、メインCPU30aは、34/241の確率でリーチ判定を肯定判定する。同様に、メインCPU30aは、特別図柄変動処理フラグが「0」であって、入球率向上状態が付与されていないときに(確変状態の有無にかかわらず)、第1特図保留記憶数が「2」である場合には、17/241の確率でリーチ判定を肯定判定する。同様に、メインCPU30aは、特別図柄変動処理フラグが「0」であって、入球率向上状態が付与されていないときに(確変状態の有無にかかわらず)、第1特図保留記憶数が「3」である場合には、5/241の確率でリーチ判定を肯定判定する。このように、第1特図保留記憶数の数が多いほど、すなわち、保留されている第1の変動ゲームが多いほど、リーチ判定の当選確率が低くなる。このため、保留されている第1の変動ゲームが多いほど、保留されている第1の変動ゲームの消化が早くすることができる。その一方、第1特図保留記憶数の数が少ないほど、すなわち、保留されている第1の変動ゲームが少ないほど、リーチ判定の当選確率が高くなる。このため、第1特図保留記憶数の数が少ないときには、リーチ演出を実行させて変動時間を長くする確率を高くして、第1の変動ゲームが途切れないようにすることができる。 More specifically, as shown in FIG. 17 (a), when the special symbol variation processing flag is “0” and the entrance rate improvement state is not given (regardless of the presence or absence of the probability variation state), When the number of one special figure hold memory is “0” “1”, the main CPU 30a affirmatively determines the reach determination with a probability of 34/241. Similarly, when the special symbol variation processing flag is “0” and the entrance rate improvement state is not given (regardless of the presence or absence of the probable variation state), the main CPU 30a sets the first special figure reservation storage number. If “2”, the reach determination is affirmative with a probability of 17/241. Similarly, when the special symbol variation processing flag is “0” and the entrance rate improvement state is not given (regardless of the presence or absence of the probable variation state), the main CPU 30a sets the first special figure reservation storage number. In the case of “3”, the reach determination is affirmed with a probability of 5/241. As described above, the greater the number of first special figure hold storage numbers, that is, the more first variable games that are held, the lower the winning probability of reach determination. For this reason, the more the number of the first variation game being held, the faster the digestion of the first variation game held. On the other hand, the smaller the number of first special figure hold storage numbers, that is, the fewer the first variable games held, the higher the winning probability of reach determination. For this reason, when the number of the first special figure holding storage number is small, it is possible to increase the probability of executing the reach effect and lengthen the fluctuation time so that the first fluctuation game is not interrupted.
一方、特別図柄変動処理フラグが「0」であって、入球率向上状態が付与されている場合には、メインCPU30aは、大当り判定の当選確率及び第1特図保留記憶数に関係なく、10/241の確率でリーチ判定を肯定判定する。これにより、第2の変動ゲームが行われやすくなる入球率向上状態が付与されているときには、無駄なはずれリーチ演出の実行を抑制し、保留される第1の変動ゲームを素早く実行させることができる。 On the other hand, when the special symbol variation processing flag is “0” and the entrance rate improvement state is given, the main CPU 30a, regardless of the winning probability of the jackpot determination and the number of first special figure hold memory, Affirmative determination of reach determination with a probability of 10/241. As a result, when the entry rate improvement state that makes it easy for the second variation game to be performed is given, it is possible to suppress the execution of the useless reach reach effect and quickly execute the first variation game that is put on hold. it can.
そして、ステップS30の判定結果が肯定の場合(リーチ演出を行う場合)、メインCPU30aは、はずれ図柄を第1特図表示器H0にて確定停止表示される最終停止図柄として決定する(ステップS31)。次に、メインCPU30aは、はずれリーチ演出用の変動パターンP6〜P8の中から変動パターンを決定する(ステップS32)。そして、変動パターン及び最終停止図柄を決定したメインCPU30aは、ステップS25の処理に移行し、統括制御基板31(統括CPU31a)に対し、所定の制御コマンドを所定のタイミングで出力する等、第1の変動ゲームに関する各種処理を実行する。その後、メインCPU30aは、特別図柄開始処理を終了する。なお、特別図柄開始処理とは別の処理で、メインCPU30aは、前記指定した変動パターンに定められている演出時間に基づいて、決定した最終停止図柄を表示させるように第1特図表示器H0の表示内容を制御する。また、メインCPU30aは、前記指定した変動パターンに定められている演出時間に基づいて、飾図の変動停止を指示し、図柄組み合わせを確定停止表示させるための全図柄停止コマンドを出力する。
If the determination result in step S30 is affirmative (when a reach effect is performed), the main CPU 30a determines the off symbol as a final stop symbol that is confirmed and stopped on the first special symbol display H0 (step S31). . Next, the main CPU 30a determines a variation pattern from among the variation patterns P6 to P8 for the outlier reach effect (step S32). Then, the main CPU 30a that has determined the variation pattern and the final stop symbol moves to the process of step S25, and outputs a predetermined control command to the overall control board 31 (
一方、ステップS30の判定結果が否定の場合(リーチ演出を行わない場合)、メインCPU30aは、はずれ図柄を第1特図表示器H0にて確定停止表示される最終停止図柄として決定する(ステップS33)。次に、メインCPU30aは、はずれ演出用の変動パターンP9〜P14の中から変動パターンを決定する(ステップS34)。このとき、保留記憶数及び入球率向上状態の有無により、メインCPU30aにより決定される変動パターンが異なるようになっている。 On the other hand, when the determination result of step S30 is negative (when the reach effect is not performed), the main CPU 30a determines the off symbol as the final stop symbol that is confirmed and stopped on the first special symbol display H0 (step S33). ). Next, the main CPU 30a determines a variation pattern from the variation patterns P9 to P14 for the offending effect (step S34). At this time, the variation pattern determined by the main CPU 30a differs depending on the number of reserved memories and the presence / absence of the entrance rate improvement state.
具体的には、メインCPU30aは、特別図柄変動処理フラグの値が「0」であって、入球率向上状態が付与されていないときに、第1特図保留記憶数が「0」「1」である場合、変動時間が12秒のはずれ演出用の変動パターンP12又は変動時間が24秒のはずれ演出用の変動パターンP14を決定する。同様に、メインCPU30aは、特別図柄変動処理フラグの値が「0」であって、入球率向上状態が付与されていないときに、第1特図保留記憶数が「2」である場合、変動時間が7秒のはずれ演出用の変動パターンP11を決定し、第1特図保留記憶数が「3」である場合、変動時間が4秒のはずれ演出用の変動パターンP10を決定する。このように、保留されている第1の変動ゲームが多いほど、変動時間が短い変動パターンが決定される。このため、保留されている第1の変動ゲームが多いほど、保留されている第1の変動ゲームを素早く実行させることができる。その一方、保留されている第1の変動ゲームが少ないほど、変動時間が長い変動パターンが決定される。このため、第1特図保留記憶数の数が少ないときには、変動時間を長くして遊技球が入賞する時間を稼ぎ、図柄変動ゲームが途切れないようにすることができる。 Specifically, when the value of the special symbol variation processing flag is “0” and the entry rate improvement state is not given, the main CPU 30a sets the first special figure reservation storage number to “0” “1”. ”, A variation pattern P12 for a transition effect having a variation time of 12 seconds or a variation pattern P14 for a transition effect having a variation time of 24 seconds is determined. Similarly, when the value of the special symbol variation processing flag is “0” and the entry rate improvement state is not given, the main CPU 30a determines that the first special figure reservation storage number is “2”. A variation pattern P11 for a deviation effect having a variation time of 7 seconds is determined, and when the first special figure holding storage number is “3”, a variation pattern P10 for a variation effect having a variation time of 4 seconds is determined. As described above, the variation pattern having a shorter variation time is determined as the number of the first variation games held is larger. For this reason, the more the number of the first variation game being held, the more the first variation game being held can be executed more quickly. On the other hand, the smaller the first variation game held, the longer the variation pattern is determined. For this reason, when the number of first special figure holding storage numbers is small, it is possible to lengthen the fluctuation time, earn time for the game ball to win, and prevent the symbol fluctuation game from being interrupted.
一方、メインCPU30aは、特別図柄変動処理フラグの値が「0」であって、入球率向上状態が付与されているとき、変動時間が15秒の変動パターンP13、7秒の変動パターンP11、3秒の変動パターンP9のうちいずれかのはずれ演出用の変動パターンを決定する。なお、メインCPU30aは、特別図柄変動処理フラグの値が「0」であって、入球率向上状態が付与されているとき、15秒の変動パターンP13を高確率で選択するようになっている。これにより、第2の変動ゲームが行われやすくなる入球率向上状態が付与されているときには、変動時間を長くして、第2始動入賞口27に遊技球を入賞させる時間を稼ぐようになっている。
On the other hand, when the value of the special symbol variation processing flag is “0” and the entrance rate improvement state is given, the main CPU 30a has a variation pattern P13 with a variation time of 15 seconds, a variation pattern P11 with a variation of 7 seconds, A variation pattern for the off-stage effect is determined from the variation pattern P9 of 3 seconds. The main CPU 30a selects the fluctuation pattern P13 of 15 seconds with a high probability when the value of the special symbol fluctuation processing flag is “0” and the entrance rate improvement state is given. . As a result, when a state in which the second rate change game is likely to be performed is provided, the time required for winning the game ball at the second
そして、変動パターン及び最終停止図柄を決定したメインCPU30aは、ステップS25の処理に移行し、統括制御基板31(統括CPU31a)に対し、所定の制御コマンドを所定のタイミングで出力する等、第1の変動ゲームに関する各種処理を実行する。その後、メインCPU30aは、特別図柄開始処理を終了する。なお、特別図柄開始処理とは別の処理で、メインCPU30aは、前記指定した変動パターンに定められている演出時間に基づいて、決定した最終停止図柄を表示させるように第1特図表示器H0の表示内容を制御する。また、メインCPU30aは、前記指定した変動パターンに定められている演出時間に基づいて、飾図の変動停止を指示し、図柄組み合わせを確定停止表示させるための全図柄停止コマンドを出力する。
Then, the main CPU 30a that has determined the variation pattern and the final stop symbol moves to the process of step S25, and outputs a predetermined control command to the overall control board 31 (
一方、ステップS13の判定結果が肯定の場合(第2特図始動保留記憶数>0の場合)、メインCPU30aは、図13に示すように、RAM30cの所定の記憶領域に記憶される特別図柄変動処理フラグに第2の変動ゲームを実行することを示す値[2]を設定する(ステップS35)。次に、メインCPU30aは、第2特図始動保留記憶数の数を「1」減算(−1)し(ステップS36)、当該第2特図始動保留記憶数に対応付けられてRAM30cの所定の記憶領域に記憶されている当り判定用乱数、特図振分乱数及び小当り図柄振分乱数の値を取得する(ステップS37)。 On the other hand, when the determination result in step S13 is affirmative (when the second special figure start hold storage number> 0), the main CPU 30a changes the special symbol variation stored in a predetermined storage area of the RAM 30c as shown in FIG. A value [2] indicating that the second variation game is to be executed is set in the processing flag (step S35). Next, the main CPU 30a subtracts "-1" from the number of the second special figure start reserved memory number (-1) (step S36), and is associated with the second special figure start reserved memory number in the RAM 30c. The values of the hit determination random number, special figure distribution random number, and small hit symbol distribution random number stored in the storage area are acquired (step S37).
次に、メインCPU30aは、図15に示すように、取得した当り判定用乱数の値がROM30bに記憶されている大当り判定値と一致するか否かを判定して大当り判定(大当り抽選)を行う(ステップS38)。なお、本実施形態において、通常状態の時(低確率の時)、大当り判定の判定結果が肯定となる確率(大当り確率)は、4/1549としており、確変状態の時(高確率の時)、大当り判定の判定結果が肯定となる確率(大当り確率)は、40/1549としている。
Next, as shown in FIG. 15, the main CPU 30a determines whether or not the acquired value of the random number for hit determination matches the jackpot determination value stored in the
ステップS38の判定結果が肯定の場合(大当りの場合)、メインCPU30aは、第2の変動ゲームが大当りの変動であることを示すように大当りフラグに[2]を設定する(ステップS39)。前記大当りフラグは、図柄変動ゲーム開始時から大当り遊技終了時まで「2」が設定され、その後、「0」が設定される。そして、メインCPU30aは、取得した特図振分乱数の値に基づき、特図による大当り図柄の中から第2特図表示器H1にて確定停止表示される最終停止図柄を決定する(ステップS40)。 When the determination result of step S38 is affirmative (in the case of a big hit), the main CPU 30a sets [2] in the big hit flag so as to indicate that the second variable game is a big hit change (step S39). The jackpot flag is set to “2” from the start of the symbol variation game to the end of the jackpot game, and then set to “0”. Then, the main CPU 30a determines a final stop symbol to be finalized and stopped on the second special symbol display H1 from among the big hit symbols based on the special symbol based on the acquired special symbol distribution random number (step S40). .
なお、第2特図表示器H1に表示される特図の大当り図柄は、図柄a〜e,hのいずれかに分類されている。具体的には、図16(b)に示すように、第2特図表示器H1に表示される場合、特図振分乱数「15」〜「27」、「59」、「60」、「75」〜「99」に対応する特図の大当り図柄は、特図aに分類される。また、第2特図表示器H1に表示される場合、特図振分乱数「10」〜「11」、「14」、「28」〜「31」に対応する特図の大当り図柄は、特図bに分類される。また、第2特図表示器H1に表示される場合、特図振分乱数「6」〜「9」、「43」〜「47」、「55」〜「58」に対応する特図の大当り図柄は、特図cに分類される。また、第2特図表示器H1に表示される場合、特図振分乱数「32」〜「39」、「48」〜「50」、「54」に対応する特図の大当り図柄は、特図dに分類され、特図振分乱数「51」〜「53」に対応する特図の大当り図柄は、特図eに分類される。また、第2特図表示器H1に表示される場合、特図振分乱数「0」〜「5」、「12」〜「13」、「40」〜「42」、「61」〜「74」に対応する特図の大当り図柄は、特図hに分類される。 Note that the special bonus jackpot symbol displayed on the second special symbol display H1 is classified into one of symbols a to e and h. Specifically, as shown in FIG. 16B, when displayed on the second special figure display H1, special figure distribution random numbers “15” to “27”, “59”, “60”, “ The special bonus jackpot symbol corresponding to “75” to “99” is classified as special figure a. When displayed on the second special figure display H1, the special figure jackpot symbol corresponding to the special figure distribution random numbers “10” to “11”, “14”, “28” to “31” It is classified in FIG. When displayed on the second special figure display H1, special figure big numbers corresponding to special figure distribution random numbers “6” to “9”, “43” to “47”, “55” to “58” The symbol is classified as special figure c. In addition, when displayed on the second special figure display H1, the special figure jackpot symbol corresponding to the special figure distribution random numbers “32” to “39”, “48” to “50”, “54” The jackpot symbol of the special figure classified in FIG. D and corresponding to the special figure distribution random numbers “51” to “53” is classified into the special figure e. When displayed on the second special figure display H1, special figure distribution random numbers “0” to “5”, “12” to “13”, “40” to “42”, “61” to “74”. The special jackpot symbol corresponding to "" is classified as a special figure h.
これにより、メインCPU30aは、大当り図柄として図柄aに分類される図柄を40/100の確率で決定する。同様に、メインCPU30aは、ステップS40において、図柄bに分類される図柄を7/100の確率で決定し、図柄cに分類される図柄を13/100の確率で決定し、図柄dに分類される図柄を12/100の確率で決定する。また、メインCPU30aは、図柄eに分類される図柄を3/100の確率で決定し、図柄hに分類される図柄を25/100の確率で決定する。以上のように、第1の変動ゲームと第2の変動ゲームでは、確変状態が付与される大当り図柄は、異なる種類となっている。 As a result, the main CPU 30a determines a symbol classified as the symbol a as a jackpot symbol with a probability of 40/100. Similarly, in step S40, the main CPU 30a determines the symbol classified as symbol b with a probability of 7/100, determines the symbol classified as symbol c with a probability of 13/100, and is classified as symbol d. Is determined with a probability of 12/100. Further, the main CPU 30a determines a symbol classified as the symbol e with a probability of 3/100, and determines a symbol classified as the symbol h with a probability of 25/100. As described above, in the first variation game and the second variation game, the jackpot symbols to which the probability variation state is given are different types.
ステップS40の処理後、メインCPU30aは、決定した最終停止図柄から大当り遊技の種類を特定し、その特定した大当り遊技に対応する大当り演出用の変動パターンP1〜P4を決定する(ステップS41)。具体的に言えば、メインCPU30aは、決定した最終停止図柄が図柄a,c,d,e,hに分類される場合(すなわち、15R特別確変大当り遊技、ステップアップ大当り遊技、15R通常確変大当り遊技、15R確変秘匿大当り遊技、15R通常非確変大当り遊技が決定された場合)には、大当り演出用の通常変動パターンP1〜P3の中から決定する。一方、メインCPU30aは、決定した最終停止図柄が図柄bに分類される場合(すなわち、ジャンプアップ大当り遊技が決定された場合)には、大当り演出用の特定変動パターンP4を決定する。 After the processing of step S40, the main CPU 30a identifies the type of jackpot game from the determined final stop symbol, and determines the variation patterns P1 to P4 for the jackpot effect corresponding to the identified jackpot game (step S41). Specifically, the main CPU 30a determines that the determined final stop symbol is classified into symbols a, c, d, e, and h (ie, 15R special probability variable big hit game, step-up big hit game, 15R normal probability variable big hit game. , 15R probability change secret big hit game, 15R normal non-probability change big hit game) is determined from the normal variation patterns P1 to P3 for the big hit effect. On the other hand, when the determined final stop symbol is classified as symbol b (that is, when the jump-up jackpot game is determined), the main CPU 30a determines the specific variation pattern P4 for the jackpot effect.
変動パターン及び最終停止図柄を決定したメインCPU30aは、統括制御基板31(統括CPU31a)に対し、所定の制御コマンドを所定のタイミングで出力する等、第2の変動ゲームに関する各種処理を実行する(ステップS42)。具体的に言えば、メインCPU30aは、変動パターンを指定すると共に図柄変動の開始を指示する変動パターン指定コマンドを最初に出力する。同時に、メインCPU30aは、特図を変動開始させるように第2特図表示器H1の表示内容を制御する。また、同時に、メインCPU30aは、図柄変動ゲームの演出時間の計測を開始する。また、メインCPU30aは、最終停止図柄を指定するための特別図柄指定コマンドを出力する。そして、メインCPU30aは、特別図柄開始処理を終了する。その後、特別図柄開始処理とは別の処理で、メインCPU30aは、前記指定した変動パターンに定められている演出時間に基づいて、決定した最終停止図柄を表示させるように第2特図表示器H1の表示内容を制御する。また、メインCPU30aは、前記指定した変動パターンに定められている演出時間に基づいて、飾図の変動停止を指示し、図柄組み合わせを確定停止表示させるための全図柄停止コマンドを出力する。
The main CPU 30a that has determined the variation pattern and the final stop symbol executes various processes related to the second variation game, such as outputting a predetermined control command to the overall control board 31 (
一方、ステップS38の大当り判定の判定結果が否定の場合(大当りでない場合)、メインCPU30aは、取得した当り判定用乱数の値がROM30bに記憶されている小当り判定値と一致するか否かを判定して小当り判定(小当り抽選)を行う(ステップS43)。なお、本実施形態において、第2の変動ゲームである場合、小当り判定の判定結果が肯定となる確率(小当り確率)は、6/1549としており、第1の変動ゲームである場合の小当り確率(12/1549)よりも低くなっている。
On the other hand, if the determination result of the big hit determination in step S38 is negative (not the big hit), the main CPU 30a determines whether or not the acquired value of the random number for hit determination matches the small hit determination value stored in the
ステップS43の判定結果が肯定の場合(小当りの場合)、メインCPU30aは、第2の変動ゲームが小当りの変動であることを示すように小当りフラグに[2]を設定する(ステップS44)。前記小当りフラグは、図柄変動ゲーム開始時から小当り遊技終了時まで「2」が設定され、その後、「0」が設定される。そして、メインCPU30aは、取得した小当り図柄振分乱数の値に基づき、特図による小当り図柄(図柄i)の中から第2特図表示器H1にて確定停止表示される最終停止図柄を決定する(ステップS45)。その後、メインCPU30aは、小当り遊技に対応する小当り演出用の変動パターンP5を決定する(ステップS46)。 When the determination result in step S43 is affirmative (in the case of a small hit), the main CPU 30a sets [2] in the small hit flag so as to indicate that the second variable game is a small hit variation (step S44). ). The small hit flag is set to “2” from the start of the symbol variation game to the end of the small hit game, and then set to “0”. Then, the main CPU 30a determines the final stop symbol to be confirmed and stopped on the second special symbol display H1 from the small bonus symbols (symbol i) based on the acquired special hit symbol distribution random number. Determine (step S45). Thereafter, the main CPU 30a determines a variation pattern P5 for a small hit effect corresponding to the small hit game (step S46).
変動パターン及び最終停止図柄を決定したメインCPU30aは、ステップS42の処理に移行し、前述同様、統括制御基板31(統括CPU31a)に対し、所定の制御コマンドを所定のタイミングで出力する等、第2の変動ゲームに関する各種処理を実行し、特別図柄開始処理を終了する。その後に、特別図柄開始処理とは別の処理で、メインCPU30aは、前記指定した変動パターンに定められている演出時間に基づいて、決定した最終停止図柄を表示させるように第2特図表示器H1の表示内容を制御する。また、メインCPU30aは、前記指定した変動パターンに定められている演出時間に基づいて、飾図の変動停止を指示し、図柄組み合わせを確定停止表示させるための全図柄停止コマンドを出力する。
After determining the variation pattern and the final stop symbol, the main CPU 30a proceeds to the process of step S42, and outputs a predetermined control command at a predetermined timing to the overall control board 31 (
一方、ステップS43の判定結果が否定の場合(小当りでない場合)、メインCPU30aは、リーチ演出を実行させるか否かを判定するリーチ判定を行う(ステップS47)。なお、リーチ判定値は、遊技状態、保留記憶数及び特別図柄変動処理フラグの値によって異なるようになっている。図17(b)に示すように、特別図柄変動処理フラグが「1」であって、入球率向上状態が付与されていない場合(確変状態の有無にかかわらず)、メインCPU30aは、20/241の確率でリーチ判定を肯定判定する。一方、メインCPU30aは、特別図柄変動処理フラグが「1」であって、入球率向上状態が付与されているときに、確変状態が付与されている場合(大当り判定の当選確率が高確率の場合)、7/241の確率でリーチ判定を肯定判定する。また、メインCPU30aは、特別図柄変動処理フラグが「1」であって、入球率向上状態が付与されているときに、確変状態が付与されていない場合(大当り判定の当選確率が低確率の場合)、9/241の確率でリーチ判定を肯定判定する。 On the other hand, if the determination result of step S43 is negative (not a small hit), the main CPU 30a performs a reach determination that determines whether or not to execute a reach effect (step S47). Note that the reach determination value varies depending on the gaming state, the number of reserved memories, and the value of the special symbol variation processing flag. As shown in FIG. 17B, when the special symbol variation processing flag is “1” and the entrance rate improvement state is not given (regardless of the presence or absence of the probability variation state), the main CPU 30a Affirmative determination of reach determination with probability of 241. On the other hand, when the special symbol variation processing flag is “1” and the entrance rate improvement state is assigned, the main CPU 30a is assigned the probability variation state (the winning probability of the big hit determination is high probability). ), The reach determination is positively determined with a probability of 7/241. Further, the main CPU 30a, when the special symbol variation processing flag is “1” and the entrance rate improvement state is given, and the probability variation state is not given (the winning probability of the big hit determination is low probability) ), The reach determination is affirmed with a probability of 9/241.
そして、ステップS47の判定結果が肯定の場合(リーチ演出を行う場合)、メインCPU30aは、はずれ図柄を第2特図表示器H1にて確定停止表示される最終停止図柄として決定する(ステップS48)。次に、メインCPU30aは、はずれリーチ演出用の変動パターンP6〜P8の中から変動パターンを決定する(ステップS49)。そして、変動パターン及び最終停止図柄を決定したメインCPU30aは、ステップS42の処理に移行し、統括制御基板31(統括CPU31a)に対し、所定の制御コマンドを所定のタイミングで出力する等、第2の変動ゲームに関する各種処理を実行する。その後、メインCPU30aは、特別図柄開始処理を終了する。なお、特別図柄開始処理とは別の処理で、メインCPU30aは、前記指定した変動パターンに定められている演出時間に基づいて、決定した最終停止図柄を表示させるように第2特図表示器H1の表示内容を制御する。また、メインCPU30aは、前記指定した変動パターンに定められている演出時間に基づいて、飾図の変動停止を指示し、図柄組み合わせを確定停止表示させるための全図柄停止コマンドを出力する。
If the determination result in step S47 is affirmative (when a reach effect is performed), the main CPU 30a determines the off symbol as a final stop symbol that is confirmed and stopped on the second special symbol display H1 (step S48). . Next, the main CPU 30a determines a variation pattern from among the variation patterns P6 to P8 for the outlier reach effect (step S49). Then, the main CPU 30a that has determined the variation pattern and the final stop symbol moves to the process of step S42, and outputs a predetermined control command to the overall control board 31 (
一方、ステップS47の判定結果が否定の場合(リーチ判定を行わない場合)、メインCPU30aは、はずれ図柄を第2特図表示器H1にて確定停止表示される最終停止図柄として決定する(ステップS50)。次に、メインCPU30aは、はずれ演出用の変動パターンP9〜P14の中から変動パターンを決定する(ステップS51)。このとき、保留記憶数及び入球率向上状態の有無により、決定されるはずれ演出用の変動パターンが異なるようになっている。 On the other hand, when the determination result of step S47 is negative (when reach determination is not performed), the main CPU 30a determines the off-line symbol as the final stop symbol that is confirmed and stopped on the second special symbol display H1 (step S50). ). Next, the main CPU 30a determines a variation pattern from the variation patterns P9 to P14 for the offending effect (step S51). At this time, the determined variation pattern for the offending effect differs depending on the number of reserved memories and the presence / absence of the entrance rate improvement state.
具体的には、メインCPU30aは、特別図柄変動処理フラグの値が「1」であって、入球率向上状態が付与されていないときに、第2特図保留記憶数が「0」「1」である場合、変動時間が12秒のはずれ演出用の変動パターンP12又は変動時間が24秒のはずれ演出用の変動パターンP14を決定する。同様に、メインCPU30aは、特別図柄変動処理フラグの値が「1」であって、入球率向上状態が付与されていないときに、第2特図保留記憶数が「2」である場合、変動時間が7秒のはずれ演出用の変動パターンP11を決定し、第2特図保留記憶数が「3」である場合、変動時間が4秒のはずれ演出用の変動パターンP10を決定する。このように、保留されている第2の変動ゲームが多いほど、変動時間が短い変動パターンが決定される。このため、保留されている第2の変動ゲームが多いほど、保留されている第2の変動ゲームを素早く実行させることができる。その一方、保留されている第2の変動ゲームが少ないほど、変動時間が長い変動パターンが決定される。このため、第2特図保留記憶数の数が少ないときには、変動時間を長くして遊技球が入賞する時間を稼ぎ、図柄変動ゲームが途切れないようにすることができる。 Specifically, when the value of the special symbol variation processing flag is “1” and the entry rate improvement state is not given, the main CPU 30a sets the second special figure reservation storage number to “0” “1”. ”, A variation pattern P12 for a transition effect having a variation time of 12 seconds or a variation pattern P14 for a transition effect having a variation time of 24 seconds is determined. Similarly, when the value of the special symbol variation processing flag is “1” and the entry rate improvement state is not given, the main CPU 30a determines that the second special figure reservation storage number is “2”. A variation pattern P11 for a deviation effect having a variation time of 7 seconds is determined, and when the second special figure holding storage number is “3”, a variation pattern P10 for a variation effect having a variation time of 4 seconds is determined. As described above, the variation pattern having a shorter variation time is determined as the number of the second variation games held is larger. For this reason, the more the second variation game being held, the faster the second variation game being held can be executed. On the other hand, the smaller the second variation game held, the longer the variation pattern is determined. For this reason, when the number of second special figure holding storage numbers is small, it is possible to lengthen the fluctuation time, earn time for the game ball to win, and prevent the symbol fluctuation game from being interrupted.
一方、メインCPU30aは、特別図柄変動処理フラグの値が「1」であって、入球率向上状態が付与されているとき、変動時間が15秒の変動パターンP13、7秒の変動パターンP11、3秒の変動パターンP9のうちいずれかのはずれ演出用の変動パターンを決定する。なお、メインCPU30aは、特別図柄変動処理フラグの値が「1」であって、入球率向上状態が付与されているとき、3秒の変動パターンP9を高確率で選択するようになっている。これにより、第2の変動ゲームが行われやすくなる入球率向上状態が付与されているときには、変動時間を短くして、保留されている第2の変動ゲームをなるべく早く実行させるようになっている。 On the other hand, when the value of the special symbol variation processing flag is “1” and the entrance rate improvement state is given, the main CPU 30a has a variation pattern P13 with a variation time of 15 seconds, a variation pattern P11 with a variation of 7 seconds, A variation pattern for the off-stage effect is determined from the variation pattern P9 of 3 seconds. The main CPU 30a selects the 3-second variation pattern P9 with a high probability when the value of the special symbol variation processing flag is “1” and the entrance rate improvement state is given. . As a result, when the entry rate improvement state that facilitates the second variation game is given, the variation time is shortened and the second variation game that is put on hold is executed as soon as possible. Yes.
そして、変動パターン及び最終停止図柄を決定したメインCPU30aは、ステップS42の処理に移行し、統括制御基板31(統括CPU31a)に対し、所定の制御コマンドを所定のタイミングで出力する等、第2の変動ゲームに関する各種処理を実行する。その後、メインCPU30aは、特別図柄開始処理を終了する。なお、特別図柄開始処理とは別の処理で、メインCPU30aは、前記指定した変動パターンに定められている演出時間に基づいて、決定した最終停止図柄を表示させるように第2特図表示器H1の表示内容を制御する。また、メインCPU30aは、前記指定した変動パターンに定められている演出時間に基づいて、飾図の変動停止を指示し、図柄組み合わせを確定停止表示させるための全図柄停止コマンドを出力する。
Then, the main CPU 30a that has determined the variation pattern and the final stop symbol moves to the process of step S42, and outputs a predetermined control command to the overall control board 31 (
このような特別図柄開始処理を実行することにより、第1特図始動保留記憶数と、第2特図始動保留記憶数とがいずれも記憶されているとき、メインCPU30aは、第2の変動ゲームを優先的に実行する。そして、第2始動入賞口27は、入球率向上状態が付与されているとき、開閉羽根26が開状態となり遊技球が入賞しやすくなっているので、結果的に入球率向上状態が付与されている確変状態又は時短状態においては第2の変動ゲームが連続して実行されやすくなっている。そして、第2の変動ゲームで大当りとなる場合、確変状態が付与されるか否かの割合は第1の変動ゲームとは異ならないが、確変状態が付与されるときには、15ラウンドの大当り遊技が付与されるか否かの割合は異なっている。すなわち、特図振分乱数の振り分けが異なっており、第2の変動ゲームで大当りとなる場合、全て15ラウンドの大当り遊技が付与される。このため、2ラウンドの大当り遊技と比較して多くの遊技球を獲得することが期待できる15ラウンドの大当り遊技が遊技者に有利な遊技内容の大当り遊技であり、第2の変動ゲームが大当りとなる場合、この15ラウンドの大当り遊技が付与される確率が第1の変動ゲームと比較して高くなっている。このように、確変状態においては第2の変動ゲームが連続実行されやすくなっており、その第2の変動ゲームにて大当りとなる場合、第1の変動ゲームと比較して15ラウンドの大当り遊技が付与される確率が高くなっている。このことから、入球率向上状態が付与される確変状態又は時短状態において大当りが連続するときには、規定ラウンド遊技数が15ラウンドになる確率が高くなっている。
By executing such a special symbol start process, when both the first special figure start reserved memory number and the second special figure start reserved memory number are stored, the main CPU 30a performs the second variable game. Is executed preferentially. The second
また、メインCPU30aは、第1始動保留球として記憶された当り判定用乱数に基づき判定を行う場合(第1の変動ゲームの場合)と比較して、第2始動保留球として記憶された当り判定用乱数に基づき判定を行う場合(第2の変動ゲームの場合)の方が、小当り判定を肯定する確率が低くなるようにした。このため、入球率向上状態が付与されており、第2の変動ゲームが行われやすい状況において、遊技者にとって利益が期待できない小当り遊技が付与される可能性が低くなる。すなわち、入球率向上状態が付与された状態において、遊技者にストレスを感じさせることなく、遊技の興趣を向上させることができる。また、図柄変動ゲームが実行された後、大入賞口扉28が0.32秒間開放した場合、第1の変動ゲームよりも第2の変動ゲームの後の方が、遊技者に、ジャンプアップ大当り遊技が付与されたのではないかと期待させることができる。
Also, the main CPU 30a compares the hit determination stored as the second start hold ball as compared with the case where the determination is made based on the hit determination random number stored as the first start hold ball (in the case of the first variation game). When the determination is based on the random number for use (in the case of the second variable game), the probability of affirming the small hit determination is made lower. For this reason, in the situation where the state of increasing the entrance rate is given and the second variable game is likely to be played, the possibility that a small hit game that is not expected to be profitable for the player is reduced. In other words, in the state where the entrance rate improvement state is given, the interest of the game can be improved without causing the player to feel stress. Also, after the symbol variation game is executed, if the big
本実施形態では、メインCPU30aが、大当りを判定する大当り判定手段となる。また、メインCPU30aが、特図を決定する図柄決定手段となる。
そして、メインCPU30aは、大当りを決定した場合(大当りフラグに[1]が設定された場合)、決定した変動パターンに基づく図柄変動ゲームの終了後、最終停止図柄に基づき特定された種類の大当り遊技の制御を開始し、統括制御基板31(統括CPU31a)に対し、所定の制御コマンドを所定のタイミングで出力する。以下、メインCPU30aが実行する制御内容について、15R特別確変大当り遊技、ジャンプアップ大当り遊技、ステップアップ大当り遊技、15R通常確変大当り遊技、15R確変秘匿大当り遊技、2R通常確変大当り遊技、2R特別確変大当り遊技及び15R通常非確変大当り遊技の大当り遊技毎に説明する。
In the present embodiment, the main CPU 30a serves as a big hit determination means for determining a big hit. Further, the main CPU 30a serves as a symbol determining means for determining a special symbol.
When the main CPU 30a determines the big hit (when [1] is set in the big hit flag), after the end of the symbol variation game based on the determined variation pattern, the type of jackpot game specified based on the final stop symbol And a predetermined control command is output at a predetermined timing to the overall control board 31 (
最初に、15R特別確変大当り遊技が付与されるときの制御について説明する。メインCPU30aは、図柄変動ゲームが終了すると、オープニングコマンドを出力するとともに、オープニング時間(5.5秒)の計測を開始する。次に、メインCPU30aは、オープニング時間が経過すると、1ラウンド目のラウンド遊技を開始させるべく1ラウンド目に対応するラウンドコマンドを出力するとともに、ラウンド遊技時間(max25秒)の計測を開始し、さらに開放信号を出力する。これにより、パチンコ機10では、1ラウンド目のラウンド遊技の開始に伴って大入賞口装置29の大入賞口扉28が開放される。そして、メインCPU30aは、1ラウンド目のラウンド遊技において終了条件が満たされると、閉鎖信号を出力する。これにより、パチンコ遊技機10では、1ラウンド目のラウンド遊技の終了に伴って大入賞口装置29の大入賞口扉28が閉鎖される。
First, the control when the 15R special probability variable big hit game is awarded will be described. When the symbol variation game ends, the main CPU 30a outputs an opening command and starts measuring the opening time (5.5 seconds). Next, when the opening time has elapsed, the main CPU 30a outputs a round command corresponding to the first round in order to start the first round game, and starts measuring the round game time (max 25 seconds). Output an open signal. Thereby, in the
1ラウンド目のラウンド遊技を終了させたメインCPU30aは、2ラウンド目のラウンド遊技を開始させるために、1ラウンド目と2ラウンド目の間に設定されるラウンド間インターバルのインターバル時間(2.0秒)の経過後に、2ラウンド目に対応するラウンドコマンドを出力する。そして、メインCPU30aは、2ラウンド目のラウンド遊技で終了条件が満たされると、同様に2ラウンド目のラウンド遊技を終了する。以降同様に、メインCPU30aは、3ラウンド目〜15ラウンド目のラウンド遊技を制御する。そして、メインCPU30aは、15ラウンド目のラウンド遊技が終了すると、インターバル時間(2.0秒)の経過後にエンディングコマンドを出力するとともに、エンディング時間(5.568秒)の計測を開始する。そして、メインCPU30aは、エンディング時間の経過後、大当り遊技を終了させる。 The main CPU 30a having finished the round game of the first round, in order to start the round game of the second round, the interval time (2.0 seconds) of the interval between rounds set between the first round and the second round ), A round command corresponding to the second round is output. Then, when the end condition is satisfied in the second round game, the main CPU 30a similarly ends the second round game. Thereafter, similarly, the main CPU 30a controls the round games of the third to fifteenth rounds. When the round game of the 15th round is completed, the main CPU 30a outputs an ending command after the elapse of the interval time (2.0 seconds) and starts measuring the ending time (5.568 seconds). Then, the main CPU 30a ends the big hit game after the ending time has elapsed.
その際、メインCPU30aは、15R特別確変大当り遊技が付与された場合には、確変状態を付与することを示す確変フラグに「1」を設定すると共に、入球率向上状態を付与することを示す作動フラグに「1」を設定する。なお、確変フラグに「1」が設定されている場合には、確変状態が付与されていることを示し、「0」が設定されている場合には、確変状態が付与されていないことを示している。同様に、作動フラグに「1」が設定されている場合には、入球率向上状態が付与されていることを示し、「0」が設定されている場合には、入球率向上状態が付与されていないことを示している。 At that time, when the 15R special probability variation big hit game is awarded, the main CPU 30a sets the probability variation flag indicating that the probability variation state is imparted to “1” and indicates that the entry rate improvement state is imparted. Set the operation flag to “1”. When “1” is set in the probability variation flag, it indicates that the probability variation state is assigned, and when “0” is set, it indicates that the probability variation state is not imparted. ing. Similarly, when the operation flag is set to “1”, it indicates that the entrance rate improvement state is given, and when “0” is set, the entrance rate improvement state is set. Indicates that it has not been granted.
また、メインCPU30aは、確変状態が付与される残り図柄変動ゲーム数を示す確変状態付与回数に10000回を設定する。また、メインCPU30aは、入球率向上状態が付与される残り図柄変動ゲーム数を示す作動回数に10000回を設定する。この入球率向上状態付与回数及び確変状態付与回数は、図柄変動ゲームが実行される毎に1減算され、値が0となると、確変フラグ及び作動フラグがクリアされる(「0」が設定される)。なお、各フラグ、確変状態付与回数及び作動回数は、RAM30cの所定の記憶領域に記憶されるようになっている。また、各フラグ、確変状態付与回数及び作動回数は、大当り遊技が付与された場合にもクリアされる(「0」が設定される)ようになっている。 Further, the main CPU 30a sets 10000 times as the probability variation state giving number indicating the number of remaining symbol variation games to which the probability variation state is given. Further, the main CPU 30a sets 10000 times as the number of operations indicating the number of remaining symbol variation games to which the entrance rate improvement state is given. The number of times that the entrance rate improvement state is applied and the number of times that the probability variation state is imparted are decremented by 1 every time the symbol variation game is executed. ) In addition, each flag, the probability variation state giving number of times, and the number of actuations are stored in a predetermined storage area of the RAM 30c. Further, each flag, the probability variation state grant count and the actuation count are cleared ("0" is set) even when a big hit game is awarded.
また、メインCPU30aは、15R特別確変大当り遊技中、第1特図表示器H0の下方に配置され、15ラウンド大当り遊技が付与されていることを示す15R表示ランプL1を点灯させるように制御する(図2参照)。また、メインCPU30aは、15R特別確変大当り遊技のオープニング演出開始時からエンディング演出終了時まで、外部端子板40を介して大当り遊技が付与されたことを通知する大当り遊技状態信号をホールコンピュータHC等の外部装置に出力するようになっている。また、メインCPU30aは、ラウンドコマンドを出力する毎に最終停止図柄(大当り図柄)を指定する特別図柄指定コマンドを出力するようになっている。
In addition, during the 15R special probability variable big hit game, the main CPU 30a is arranged below the first special figure display H0 and controls to turn on the 15R display lamp L1 indicating that the 15 round big hit game is given ( (See FIG. 2). Further, the main CPU 30a sends a big hit game state signal for notifying that a big hit game is given via the external
次に、ジャンプアップ大当り遊技が付与されるときの制御について説明する。
メインCPU30aは、図柄変動ゲームが終了すると、オープニングコマンドを出力するとともに、オープニング時間(0.004秒)の計測を開始する。次に、メインCPU30aは、オープニング時間が経過すると、1ラウンド目のラウンド遊技を開始させるべく1ラウンド目に対応するラウンドコマンドを出力するとともに、図18(a)に示すラウンド遊技時間T4(max29.92秒)の計測を開始する。そして、本実施形態においてメインCPU30aは、ジャンプアップ大当り遊技の1ラウンド目を、15特別確変大当り遊技、15R通常確変大当り遊技、15R確変秘匿大当り遊技及び15R通常非確変大当り遊技の各1ラウンド目とは異なる遊技内容で制御を実行する。
Next, control when a jump-up jackpot game is awarded will be described.
When the symbol variation game ends, the main CPU 30a outputs an opening command and starts measuring the opening time (0.004 seconds). Next, when the opening time elapses, the main CPU 30a outputs a round command corresponding to the first round in order to start the first round game, and at the same time the round game time T4 (
具体的に言えば、メインCPU30aは、図18(a)に示すように、大入賞口装置29の大入賞口扉28を、入球上限個数の遊技球が入球していないことを条件に、最大3回開放させる。図18(a)中の「1」〜「3」の数字は、開放回数を示す。1ラウンド目のラウンド遊技を開始させるメインCPU30aは、まず、1回目の大入賞口装置29の大入賞口扉28を開放させるため、開放信号を出力するとともに、統括制御基板31に対し、大入賞口装置29の大入賞口扉28の開放回数を指示する開放コマンドを出力する。1回目の開放時においてメインCPU30aは、開放回数「1(回目)」を指示する開放コマンドを出力する。そして、メインCPU30aは、大入賞口装置29の大入賞口扉28を開放(1回目の開放)させてからの時間を計測し、開放時間T1(0.32秒)が経過したならば、1回目の大入賞口装置29の大入賞口扉28の開放を終了させるべく、閉鎖信号を出力する。それとともに、メインCPU30aは、統括制御基板31に対し、大入賞口扉28の閉鎖回数を指示する閉鎖コマンドを出力する。1回目の閉鎖時においてメインCPU30aは、閉鎖回数「1(回目)」を指示する閉鎖コマンドを出力する。
Specifically, as shown in FIG. 18 (a), the main CPU 30a uses the big winning
次に、メインCPU30aは、大入賞口扉28を閉鎖(1回目の閉鎖)させてからの時間を計測する。このとき、メインCPU30aは、大入賞口扉28の1回目と2回目の開放間に設定されるラウンド内インターバルのインターバル時間INa(2.0秒)を計測する。次に、メインCPU30aは、インターバル時間INaが経過したならば、2回目の大入賞口扉28の開放として、開放信号を出力するとともに、統括制御基板31に対し、大入賞口扉28の開放回数「2(回目)」を指示する開放コマンドを出力する。そして、メインCPU30aは、大入賞口扉28を開放(2回目の開放)させてからの時間を計測し、開放時間T1(0.32秒)が経過したならば、2回目の大入賞口扉28の開放を終了させるべく、閉鎖信号を出力するとともに、統括制御基板31に対し、大入賞口扉28の閉鎖回数(2回目の閉鎖)を指示する閉鎖コマンドを出力する。
Next, the main CPU 30a measures the time after closing the grand prize winning door 28 (first closing). At this time, the main CPU 30a measures the interval time INa (2.0 seconds) of the in-round interval set between the first opening and the second opening of the special winning
次に、メインCPU30aは、大入賞口扉28を閉鎖(2回目の閉鎖)させてからの時間を計測する。このとき、メインCPU30aは、大入賞口扉28の2回目と3回目の開放間に設定されるラウンド内インターバルのインターバル時間INb(2.92秒)を計測する。次に、メインCPU30aは、インターバル時間INbが経過したならば、3回目の大入賞口扉28の開放として、開放信号を出力するとともに、統括制御基板31に対し、大入賞口扉28の開放回数「3(回目)」を指示する開放コマンドを出力する。そして、メインCPU30aは、大入賞口扉28を開放(3回目の開放)させてからの時間を計測し、開放時間T2(max24.36秒)が経過したならば、3回目の大入賞口扉28の開放を終了させるべく、閉鎖信号を出力するとともに、統括制御基板31に対し、大入賞口扉28の閉鎖回数(3回目の閉鎖)を指示する閉鎖コマンドを出力する。
Next, the main CPU 30a measures the time after closing the grand prize winning door 28 (second closing). At this time, the main CPU 30a measures the interval time INb (2.92 seconds) of the intra-round interval set between the second opening and the third opening of the special winning
なお、メインCPU30aは、ラウンド遊技中に大入賞口扉28へ入球した遊技球の入球個数が入球上限個数(規定個数)に達すると、ラウンド遊技を終了させるようになっている。このため、ジャンプアップ大当り遊技においてもメインCPU30aは、1ラウンド目のラウンド遊技中に入球上限個数の遊技球の入球がなされた場合には、その時点でラウンド遊技を終了させる。例えば、3回目の開放時に、開放時間T2の経過前に入球上限個数の遊技球の入球がなされた場合には、その時点でラウンド遊技を終了させる。
Note that the main CPU 30a ends the round game when the number of game balls that have entered the grand
そして、1ラウンド目のラウンド遊技を終了させたメインCPU30aは、15R特別確変大当り遊技と同様に、2ラウンド目からの各ラウンド遊技を実行させ、その後エンディングを実行させるように制御する。すなわち、メインCPU30aは、図18(a)に示すように、2ラウンド目のラウンド遊技を開始させるために、1ラウンド目と2ラウンド目の間に設定されるラウンド間インターバルのインターバル時間INc(2.0秒)の経過後に、2ラウンド目に対応するラウンドコマンドを出力する。そして、メインCPU30aは、2ラウンド目のラウンド遊技で終了条件(ラウンド遊技時間T3(25秒)の経過又は入球上限個数の入球)が満たされると、2ラウンド目のラウンド遊技を終了する。以降同様に、メインCPU30aは、3ラウンド目〜15ラウンド目のラウンド遊技を制御する。そして、メインCPU30aは、15ラウンド目のラウンド遊技が終了すると、インターバル時間INc(2.0秒)の経過後にエンディングコマンドを出力するとともに、エンディング時間EDa(5.568秒)の計測を開始する。エンディング時間の経過後、メインCPU30aは、大当り遊技を終了させるとともに、確変フラグ及び作動フラグに「1」を設定する。また、メインCPU30aは、確変状態付与回数及び作動回数に10000回を設定する。そして、メインCPU30aは、大当りフラグに[0]を設定する(クリアする)。また、メインCPU30aは、ジャンプアップ大当り遊技中、15R表示ランプL1を点灯させるように制御する。また、メインCPU30aは、2ラウンドの大当り遊技の上限ラウンド回数分(2回分)、大入賞口扉28が開放された後からエンディング演出終了時まで、外部端子板40を介して大当り遊技が付与されたことを通知する大当り遊技状態信号をホールコンピュータHC等の外部装置に出力するようになっている。なお、メインCPU30aは、ラウンドコマンドを出力する毎に最終停止図柄(大当り図柄)を指定する特別図柄指定コマンドを出力するようになっている。
Then, the main CPU 30a that ended the round game of the first round performs control so that each round game from the second round is executed, and then the ending is executed, like the 15R special probability variable big hit game. That is, as shown in FIG. 18A, the main CPU 30a sets the interval time INc (2) of the interval between rounds set between the first round and the second round in order to start the round game of the second round. .0 seconds), a round command corresponding to the second round is output. Then, the main CPU 30a ends the second round game when the end condition (elapse of the round game time T3 (25 seconds) or the upper limit number of balls entered) is satisfied in the second round game. Thereafter, similarly, the main CPU 30a controls the round games of the third to fifteenth rounds. When the round game of the 15th round is completed, the main CPU 30a outputs an ending command after the elapse of the interval time INc (2.0 seconds) and starts measuring the ending time EDa (5.568 seconds). After the ending time has elapsed, the main CPU 30a ends the big hit game and sets “1” to the probability variation flag and the operation flag. Further, the main CPU 30a sets 10000 times as the probability variation state giving frequency and the operation frequency. The main CPU 30a sets (clears) the big hit flag to [0]. Further, the main CPU 30a controls to light the 15R display lamp L1 during the jump-up jackpot game. In addition, the main CPU 30a is provided with a jackpot game through the external
次に、ステップアップ大当り遊技が付与されるときの制御について図19(a)に基づき説明する。なお、図19(a)では、図面の都合上、11ラウンド目における大入賞口扉28の開放タイミングだけを図示している。
Next, control when a step-up jackpot game is awarded will be described with reference to FIG. In FIG. 19 (a), only the opening timing of the special winning
メインCPU30aは、図柄変動ゲームが終了すると、オープニングコマンドを出力するとともに、オープニング時間(5.5秒)の計測を開始する。また、メインCPU30aは、ステップアップ大当り遊技のオープニング演出開始時からエンディング演出終了時まで、外部端子板40を介して大当り遊技が付与されたことを通知する大当り遊技状態信号をホールコンピュータHC等の外部装置に出力するようになっている。
When the symbol variation game ends, the main CPU 30a outputs an opening command and starts measuring the opening time (5.5 seconds). Further, the main CPU 30a sends a jackpot game state signal for notifying that a jackpot game has been given via the external
次に、メインCPU30aは、オープニング時間が経過すると、1ラウンド目のラウンド遊技を開始させるべく1ラウンド目に対応するラウンドコマンドを出力するとともに、ラウンド遊技時間(max25秒)の計測を開始し、さらに開放信号を出力する。これにより、パチンコ機10では、1ラウンド目のラウンド遊技の開始に伴って大入賞口装置29の大入賞口扉28が開放される。そして、メインCPU30aは、1ラウンド目のラウンド遊技において終了条件が満たされると、閉鎖信号を出力する。これにより、パチンコ遊技機10では、1ラウンド目のラウンド遊技の終了に伴って大入賞口装置29の大入賞口扉28が閉鎖される。
Next, when the opening time has elapsed, the main CPU 30a outputs a round command corresponding to the first round in order to start the first round game, and starts measuring the round game time (max 25 seconds). Output an open signal. Thereby, in the
1ラウンド目のラウンド遊技を終了させたメインCPU30aは、2ラウンド目のラウンド遊技を開始させるために、1ラウンド目と2ラウンド目の間に設定されるラウンド間インターバルのインターバル時間INc(2.0秒)の経過後に、2ラウンド目に対応するラウンドコマンドを出力する。そして、メインCPU30aは、2ラウンド目のラウンド遊技で終了条件が満たされると、同様に2ラウンド目のラウンド遊技を終了する。以降同様に、メインCPU30aは、3ラウンド目〜10ラウンド目のラウンド遊技を制御する。 The main CPU 30a having finished the round game of the first round, in order to start the round game of the second round, the interval time INc (2.0 of intervals between rounds set between the first round and the second round) Second), a round command corresponding to the second round is output. Then, when the end condition is satisfied in the second round game, the main CPU 30a similarly ends the second round game. Thereafter, similarly, the main CPU 30a controls the third to tenth round games.
次に、メインCPU30aは、10ラウンド目のラウンド遊技が終了すると、11ラウンド目のラウンド遊技を開始させるべく11ラウンド目に対応するラウンドコマンドを出力するとともに、図19(a)に示すラウンド遊技時間T5(max35秒)の計測を開始する。そして、本実施形態においてメインCPU30aは、ステップアップ大当り遊技の11ラウンド目を、他の大当り遊技の各11ラウンド目とは異なる遊技内容で制御を実行する。 Next, when the round game of the 10th round ends, the main CPU 30a outputs a round command corresponding to the 11th round to start the round game of the 11th round, and the round game time shown in FIG. Measurement of T5 (max 35 seconds) is started. In the present embodiment, the main CPU 30a executes control with a game content different from the eleventh round of the step-up jackpot game and the eleventh round of the other jackpot games.
具体的に言えば、メインCPU30aは、図19(a)に示すように、大入賞口装置29の大入賞口扉28を、入球上限個数の遊技球が入球していないことを条件に、最大6回開放させる。図19(a)中の「1」〜「6」の数字は、開放回数を示す。11ラウンド目のラウンド遊技を開始させるメインCPU30aは、まず、1回目の大入賞口装置29の大入賞口扉28を開放させるため、開放信号を出力するとともに、統括制御基板31に対し、大入賞口装置29の大入賞口扉28の開放回数を指示する開放コマンドを出力する。1回目の開放時においてメインCPU30aは、開放回数「1(回目)」を指示する開放コマンドを出力する。そして、メインCPU30aは、大入賞口装置29の大入賞口扉28を開放(1回目の開放)させてからの時間を計測し、開放時間T6(0.32秒)が経過したならば、1回目の大入賞口装置29の大入賞口扉28の開放を終了させるべく、閉鎖信号を出力する。それとともに、メインCPU30aは、統括制御基板31に対し、大入賞口扉28の閉鎖回数を指示する閉鎖コマンドを出力する。1回目の閉鎖時においてメインCPU30aは、閉鎖回数「1(回目)」を指示する閉鎖コマンドを出力する。
Specifically, as shown in FIG. 19 (a), the main CPU 30a is configured on the condition that the maximum winning
次に、メインCPU30aは、大入賞口扉28を閉鎖(1回目の閉鎖)させてからの時間を計測する。このとき、メインCPU30aは、大入賞口扉28の1回目と2回目の開放間に設定されるラウンド内インターバルのインターバル時間INa(2.0秒)を計測する。次に、メインCPU30aは、インターバル時間INaが経過したならば、2回目の大入賞口扉28の開放として、開放信号を出力するとともに、統括制御基板31に対し、大入賞口扉28の開放回数「2(回目)」を指示する開放コマンドを出力する。そして、メインCPU30aは、大入賞口扉28を開放(2回目の開放)させてからの時間を計測し、開放時間T6(0.32秒)が経過したならば、2回目の大入賞口扉28の開放を終了させるべく、閉鎖信号を出力するとともに、統括制御基板31に対し、大入賞口扉28の閉鎖回数(2回目の閉鎖)を指示する閉鎖コマンドを出力する。そして、メインCPU30aは、5回まで同様にして、大入賞口扉28を開閉させる。
Next, the main CPU 30a measures the time after closing the grand prize winning door 28 (first closing). At this time, the main CPU 30a measures the interval time INa (2.0 seconds) of the in-round interval set between the first opening and the second opening of the special winning
次に、メインCPU30aは、大入賞口扉28を閉鎖(5回目の閉鎖)させてからの時間を計測する。このとき、メインCPU30aは、大入賞口扉28の5回目と6回目の開放間に設定されるラウンド内インターバルのインターバル時間INa(2.0秒)を計測する。次に、メインCPU30aは、インターバル時間INaが経過したならば、6回目の大入賞口扉28の開放として、開放信号を出力するとともに、統括制御基板31に対し、大入賞口扉28の開放回数「6(回目)」を指示する開放コマンドを出力する。そして、メインCPU30aは、大入賞口扉28を開放(6回目の開放)させてからの時間を計測し、開放時間T7(max23.4秒)が経過したならば、6回目の大入賞口扉28の開放を終了させるべく、閉鎖信号を出力するとともに、統括制御基板31に対し、大入賞口扉28の閉鎖回数(6回目の閉鎖)を指示する閉鎖コマンドを出力する。
Next, the main CPU 30a measures the time after closing the grand prize winning door 28 (the fifth closing). At this time, the main CPU 30a measures the interval time INa (2.0 seconds) of the intra-round interval set between the fifth and sixth opening of the grand
なお、メインCPU30aは、ラウンド遊技中に大入賞口扉28へ入球した遊技球の入球個数が入球上限個数(規定個数)に達すると、ラウンド遊技を終了させるようになっている。このため、ステップアップ大当り遊技においてもメインCPU30aは、11ラウンド目のラウンド遊技中に入球上限個数の遊技球の入球がなされた場合には、その時点でラウンド遊技を終了させる。例えば、6回目の開放時に、開放時間T7の経過前に入球上限個数の遊技球の入球がなされた場合には、その時点でラウンド遊技を終了させる。
Note that the main CPU 30a ends the round game when the number of game balls that have entered the grand
そして、11ラウンド目のラウンド遊技を終了させたメインCPU30aは、15R特別確変大当り遊技と同様に、12ラウンド目からの各ラウンド遊技を実行させ、その後エンディングを実行させるように制御する。すなわち、メインCPU30aは、図19(a)に示すように、12ラウンド目のラウンド遊技を開始させるために、11ラウンド目と12ラウンド目の間に設定されるラウンド間インターバルのインターバル時間INc(2.0秒)の経過後に、12ラウンド目に対応するラウンドコマンドを出力する。そして、メインCPU30aは、12ラウンド目のラウンド遊技で終了条件(ラウンド遊技時間(25秒)の経過又は入球上限個数の入球)が満たされると、12ラウンド目のラウンド遊技を終了する。以降同様に、メインCPU30aは、13ラウンド目〜15ラウンド目のラウンド遊技を制御する。そして、メインCPU30aは、15ラウンド目のラウンド遊技が終了すると、インターバル時間INc(2.0秒)の経過後にエンディングコマンドを出力するとともに、エンディング時間EDa(5.568秒)の計測を開始する。エンディング時間の経過後、メインCPU30aは、大当り遊技を終了させるとともに、確変フラグ及び作動フラグに「1」を設定する。また、メインCPU30aは、確変状態付与回数及び作動回数に10000回を設定する。また、メインCPU30aは、ステップアップ大当り遊技中、15R表示ランプL1を点灯させるように制御する。そして、メインCPU30aは、大当りフラグに[0]を設定する(クリアする)。なお、メインCPU30aは、ラウンドコマンドを出力する毎に最終停止図柄(大当り図柄)を指定する特別図柄指定コマンドを出力するようになっている。 Then, the main CPU 30a that has finished the round game of the 11th round controls each round game from the 12th round to be executed, and then performs the ending, similarly to the 15R special probability variable big hit game. That is, as shown in FIG. 19A, the main CPU 30a sets the interval time INc (2) of the interval between rounds set between the 11th and 12th rounds in order to start the 12th round game. .0 seconds), a round command corresponding to the 12th round is output. The main CPU 30a ends the round game of the twelfth round when the end condition (elapse of the round game time (25 seconds) or the maximum number of balls entered) is satisfied in the round game of the twelfth round. Thereafter, similarly, the main CPU 30a controls the round games of the 13th to 15th rounds. When the round game of the 15th round is completed, the main CPU 30a outputs an ending command after the elapse of the interval time INc (2.0 seconds) and starts measuring the ending time EDa (5.568 seconds). After the ending time has elapsed, the main CPU 30a ends the big hit game and sets “1” to the probability variation flag and the operation flag. Further, the main CPU 30a sets 10000 times as the probability variation state giving frequency and the operation frequency. Further, the main CPU 30a controls to light the 15R display lamp L1 during the step-up jackpot game. The main CPU 30a sets (clears) the big hit flag to [0]. The main CPU 30a outputs a special symbol designating command for designating a final stop symbol (big hit symbol) every time a round command is output.
次に、15R通常確変大当り遊技、15R確変秘匿大当り遊技及び15R通常非確変大当り遊技が付与されるときの制御について説明する。なお、15R通常確変大当り遊技、15R確変秘匿大当り遊技及び15R通常非確変大当り遊技における大入賞口扉28の開閉態様は、同じであるため、まとめて図19(b)に基づき説明する。なお、図19(b)では、図面の都合上、11ラウンド目以降の大入賞口扉28の開放タイミングだけを図示している。
Next, a description will be given of control when a 15R normal probability variable big hit game, a 15R probability variable concealment big hit game, and a 15R normal non-probable big hit game are given. Note that the open / close mode of the big winning
メインCPU30aは、図柄変動ゲームが終了すると、オープニングコマンドを出力するとともに、オープニング時間(5.5秒)の計測を開始する。また、メインCPU30aは、15R通常確変大当り遊技、15R確変秘匿大当り遊技及び15R通常非確変大当り遊技のオープニング演出開始時からエンディング演出終了時まで、外部端子板40を介して大当り遊技が付与されたことを通知する大当り遊技状態信号をホールコンピュータHC等の外部装置に出力するようになっている。
When the symbol variation game ends, the main CPU 30a outputs an opening command and starts measuring the opening time (5.5 seconds). In addition, the main CPU 30a receives the big hit game via the external
次に、メインCPU30aは、オープニング時間が経過すると、1ラウンド目のラウンド遊技を開始させるべく1ラウンド目に対応するラウンドコマンドを出力するとともに、ラウンド遊技時間(max25秒)の計測を開始し、さらに開放信号を出力する。これにより、パチンコ機10では、1ラウンド目のラウンド遊技の開始に伴って大入賞口装置29の大入賞口扉28が開放される。そして、メインCPU30aは、1ラウンド目のラウンド遊技において終了条件が満たされると、閉鎖信号を出力する。これにより、パチンコ遊技機10では、1ラウンド目のラウンド遊技の終了に伴って大入賞口装置29の大入賞口扉28が閉鎖される。
Next, when the opening time has elapsed, the main CPU 30a outputs a round command corresponding to the first round in order to start the first round game, and starts measuring the round game time (max 25 seconds). Output an open signal. Thereby, in the
1ラウンド目のラウンド遊技を終了させたメインCPU30aは、2ラウンド目のラウンド遊技を開始させるために、1ラウンド目と2ラウンド目の間に設定されるラウンド間インターバルのインターバル時間INc(2.0秒)の経過後に、2ラウンド目に対応するラウンドコマンドを出力する。そして、メインCPU30aは、2ラウンド目のラウンド遊技で終了条件が満たされると、同様に2ラウンド目のラウンド遊技を終了する。以降同様に、メインCPU30aは、3ラウンド目〜10ラウンド目のラウンド遊技を制御する。 The main CPU 30a having finished the round game of the first round, in order to start the round game of the second round, the interval time INc (2.0 of intervals between rounds set between the first round and the second round) Second), a round command corresponding to the second round is output. Then, when the end condition is satisfied in the second round game, the main CPU 30a similarly ends the second round game. Thereafter, similarly, the main CPU 30a controls the third to tenth round games.
次に、メインCPU30aは、10ラウンド目のラウンド遊技が終了すると、11ラウンド目のラウンド遊技を開始させるべく11ラウンド目に対応するラウンドコマンドを出力するとともに、ラウンド遊技時間T8(max0.32秒)の計測を開始し、さらに開放信号を出力する。これにより、パチンコ機10では、11ラウンド目のラウンド遊技の開始に伴って大入賞口装置29の大入賞口扉28が開放される。そして、メインCPU30aは、11ラウンド目のラウンド遊技において終了条件が満たされると、閉鎖信号を出力する。これにより、パチンコ遊技機10では、11ラウンド目のラウンド遊技の終了に伴って大入賞口装置29の大入賞口扉28が閉鎖される。
Next, when the round game of the 10th round is finished, the main CPU 30a outputs a round command corresponding to the 11th round to start the round game of the 11th round, and the round game time T8 (max 0.32 seconds). Starts measurement and outputs an open signal. Thereby, in the
11ラウンド目のラウンド遊技を終了させたメインCPU30aは、12ラウンド目のラウンド遊技を開始させるために、11ラウンド目と12ラウンド目の間に設定されるラウンド間インターバルのインターバル時間INc(2.0秒)の経過後に、12ラウンド目に対応するラウンドコマンドを出力する。そして、メインCPU30aは、12ラウンド目のラウンド遊技で終了条件が満たされると、同様に12ラウンド目のラウンド遊技を終了する。以降同様に、メインCPU30aは、13ラウンド目〜15ラウンド目のラウンド遊技を制御する。そして、メインCPU30aは、15ラウンド目のラウンド遊技が終了すると、インターバル時間INc(2.0秒)の経過後にエンディングコマンドを出力するとともに、エンディング時間EDa(5.568秒)の計測を開始する。エンディング時間の経過後、メインCPU30aは、大当り遊技を終了させる。そして、メインCPU30aは、大当りフラグに[0]を設定する(クリアする)。 The main CPU 30a having finished the round game of the 11th round, in order to start the round game of the 12th round, the interval time INc (2.0) of the interval between rounds set between the 11th round and the 12th round Seconds), a round command corresponding to the 12th round is output. When the end condition is satisfied in the 12th round game, the main CPU 30a similarly ends the 12th round game. Thereafter, similarly, the main CPU 30a controls the round games of the 13th to 15th rounds. When the round game of the 15th round is completed, the main CPU 30a outputs an ending command after the elapse of the interval time INc (2.0 seconds) and starts measuring the ending time EDa (5.568 seconds). After the ending time has elapsed, the main CPU 30a ends the big hit game. The main CPU 30a sets (clears) the big hit flag to [0].
また、それとともに、メインCPU30aは、15R通常確変大当り遊技が付与されていた場合には、確変状態を付与することを示す確変フラグに「1」を設定し、また、入球率向上状態を付与することを示す作動フラグに「1」を設定する。また、メインCPU30aは、15R通常確変大当り遊技が付与されていた場合には、確変状態付与回数及び作動回数に10000回を設定する。 At the same time, the main CPU 30a sets “1” to the probability variation flag indicating that the probability variation state is to be imparted when the 15R normal probability variation big hit game has been imparted, and also imparts the increased entrance rate state. “1” is set in the operation flag indicating that the operation is to be performed. In addition, when the 15R normal probability variation big hit game is awarded, the main CPU 30a sets the probability variation state provision frequency and the operation frequency to 10,000 times.
また、メインCPU30aは、15R確変秘匿大当り遊技が付与されていた場合には、確変状態を付与することを示す確変フラグに「1」を設定し、また、入球率向上状態を付与することを示す作動フラグに「1」を設定する。また、メインCPU30aは、15R確変秘匿大当り遊技が付与されていた場合には、確変状態付与回数に10000回を設定する一方、作動回数に100回を設定する。また、メインCPU30aは、15R通常非確変大当り遊技が付与されていた場合には、確変フラグに「0」を設定する(「1」を設定しない)と共に、入球率向上状態を付与することを示す作動フラグに「1」を設定する。また、メインCPU30aは、15R通常非確変大当り遊技が付与されていた場合には、作動回数に100回を設定する。また、メインCPU30aは、15R通常確変大当り遊技中、15R確変秘匿大当り遊技中及び15R通常非確変大当り遊技中、15R表示ランプL1を点灯させるように制御する。なお、メインCPU30aは、ラウンドコマンドを出力する毎に最終停止図柄(大当り図柄)を指定する特別図柄指定コマンドを出力するようになっている。 Further, the main CPU 30a sets “1” to the probability variation flag indicating that the probability variation state is imparted when the 15R probability variation concealment big hit game is imparted, and also imparts the improved entrance rate state. “1” is set to the operation flag shown. Further, when the 15R probability variation concealment big hit game is awarded, the main CPU 30a sets the probability variation state grant count to 10,000 times and sets the operation count to 100 times. When the 15R normal non-probability big hit game is given, the main CPU 30a sets “0” to the probability change flag (does not set “1”) and gives the improved entrance rate improvement state. “1” is set to the operation flag shown. Further, the main CPU 30a sets the number of operations to 100 when the 15R normal non-probability big hit game is given. Further, the main CPU 30a controls to light the 15R display lamp L1 during the 15R normal probability variable big hit game, during the 15R normal change secret big hit game and during the 15R normal non-probable big hit game. The main CPU 30a outputs a special symbol designating command for designating a final stop symbol (big hit symbol) every time a round command is output.
次に、2R通常確変大当り遊技及び2R特別確変大当り遊技が付与されるときの制御について説明する。
メインCPU30aは、図柄変動ゲームが終了すると、オープニングコマンドを出力するとともに、オープニング時間(0.004秒)の計測を開始する。次に、メインCPU30aは、オープニング時間が経過すると、1ラウンド目のラウンド遊技を開始させるべく1ラウンド目に対応するラウンドコマンドを出力するとともに、図18(b)に示すラウンド遊技時間T11(max0.32秒)の計測を開始する。また、メインCPU30aは、開放信号を出力する。そして、メインCPU30aは、大入賞口扉28を開放(1回目の開放)させてからの時間を計測し、ラウンド遊技時間T11(0.32秒)が経過したならば、1ラウンド目のラウンド遊技を終了させるべく、閉鎖信号を出力する。
Next, the control when the 2R normal probability variable big hit game and the 2R special probability variable big hit game are given will be described.
When the symbol variation game ends, the main CPU 30a outputs an opening command and starts measuring the opening time (0.004 seconds). Next, when the opening time has elapsed, the main CPU 30a outputs a round command corresponding to the first round in order to start the first round game, and at the same time the round game time T11 (
次に、メインCPU30aは、1ラウンド目のラウンド遊技を終了させてからの時間を計測する。このとき、メインCPU30aは、1ラウンド目のラウンド遊技と2ラウンド目のラウンド遊技の間に設定されるラウンド間インターバルのインターバル時間INc(2.0秒)を計測する。次に、メインCPU30aは、インターバル時間INcが経過したならば、2ラウンド目のラウンド遊技を開始させるべく2ラウンド目に対応するラウンドコマンドを出力するとともに、図18(b)に示すラウンド遊技時間T11(max0.32秒)の計測を開始する。また、メインCPU30aは、開放信号を出力する。そして、メインCPU30aは、大入賞口扉28を開放(2回目の開放)させてからの時間を計測し、ラウンド遊技時間T11(0.32秒)が経過したならば、2ラウンド目のラウンド遊技を終了させるべく、閉鎖信号を出力する。
Next, the main CPU 30a measures the time from the end of the first round game. At this time, the main CPU 30a measures the interval time INc (2.0 seconds) of the interval between rounds set between the first round game and the second round game. Next, when the interval time INc has elapsed, the main CPU 30a outputs a round command corresponding to the second round in order to start the second round game, and the round game time T11 shown in FIG. 18B. The measurement of (max 0.32 seconds) is started. The main CPU 30a outputs an open signal. Then, the main CPU 30a measures the time after the grand
次に、メインCPU30aは、2ラウンド目のラウンド遊技を終了させてからの時間を計測する。そして、メインCPU30aは、2ラウンド目のラウンド遊技が終了すると、インターバル時間INc(2.0秒)の経過後にエンディングコマンドを出力するとともに、エンディング時間EDb(0.924秒)の計測を開始する。エンディング時間の経過後、メインCPU30aは、大当り遊技を終了させる。そして、メインCPU30aは、大当りフラグに[0]を設定する(クリアする)。その際、メインCPU30aは、2R通常確変大当り遊技が付与される場合、確変フラグ及び作動フラグに「1」を設定する。また、メインCPU30aは、2R通常確変大当り遊技が付与される場合には、確変状態付与回数及び作動回数に10000回を設定する。 Next, the main CPU 30a measures the time from the end of the second round game. When the round game of the second round is completed, the main CPU 30a outputs an ending command after the elapse of the interval time INc (2.0 seconds) and starts measuring the ending time EDb (0.924 seconds). After the ending time has elapsed, the main CPU 30a ends the big hit game. The main CPU 30a sets (clears) the big hit flag to [0]. At that time, the main CPU 30a sets “1” to the probability variation flag and the operation flag when the 2R normal probability variation big hit game is awarded. Further, when the 2R normal probability variation big hit game is awarded, the main CPU 30a sets the probability variation state provision number of times and the operation number of times to 10,000 times.
一方、メインCPU30aは、2R特別確変大当り遊技が付与される場合、確変フラグに「1」を設定すると共に、確変状態付与回数に10000回を設定する。また、メインCPU30aは、2R特別確変大当り遊技が付与される場合、当該2R特別確変大当り遊技が付与される図柄変動ゲーム開始時において作動フラグ又は確変フラグに「1」が設定されていれば、当該作動フラグに「1」を設定すると共に、作動回数に10000回を設定する。一方、メインCPU30aは、2R特別確変大当り遊技が付与される場合、当該2R特別確変大当り遊技が付与される図柄変動ゲーム開始時において作動フラグ及び確変フラグに「1」が設定されていなければ作動フラグに「1」を設定しないようになっている。また、メインCPU30aは、2R通常確変大当り遊技中及び2R特別確変大当り遊技中、2R表示ランプL2を点灯させるように制御する。また、メインCPU30aは、2R通常確変大当り遊技が付与された場合には、2ラウンドの大当り遊技の上限ラウンド回数分(2回分)、大入賞口扉28が開放された後からエンディング演出終了時まで、外部端子板40を介して大当り遊技が付与されたことを通知する大当り遊技状態信号をホールコンピュータHC等の外部装置に出力するようになっている。また、メインCPU30aは、2R特別確変大当り遊技が付与された場合であって、入球率向上状態が付与される場合には、2ラウンドの大当り遊技の上限ラウンド回数分(2回分)、大入賞口扉28が開放された後からエンディング演出終了時まで、外部端子板40を介して大当り遊技が付与されたことを通知する大当り遊技状態信号をホールコンピュータHC等の外部装置に出力するようになっている。なお、メインCPU30aは、ラウンドコマンドを出力する毎に最終停止図柄(大当り図柄)を指定する特別図柄指定コマンドを出力するようになっている。
On the other hand, when the 2R special probability variation big hit game is awarded, the main CPU 30a sets the probability variation flag to “1” and sets the probability variation state provision number to 10,000. In addition, when the 2R special probability variable big hit game is awarded, the main CPU 30a, if the operation flag or the probability variable flag is set to “1” at the start of the symbol variation game where the 2R special probability variable big hit game is given, The operation flag is set to “1” and the operation frequency is set to 10,000 times. On the other hand, when the 2R special probability variable big hit game is awarded, the main CPU 30a operates the flag if the operation flag and the probability variable flag are not set to "1" at the start of the symbol variation game where the 2R special probability variable big hit game is awarded. “1” is not set in the. Further, the main CPU 30a controls to turn on the 2R display lamp L2 during the 2R normal probability variable big hit game and during the 2R special probability variable big hit game. In addition, when the 2R normal probability variable big hit game is awarded, the main CPU 30a, for the upper round of the two round big hit game (for two times), after the grand
また、メインCPU30aは、小当りを決定した場合(小当りフラグに[1]が設定された場合)、決定した変動パターンに基づく図柄変動ゲームの終了後、小当り遊技の制御を開始し、統括制御基板31(統括CPU31a)に対し、所定の制御コマンドを所定のタイミングで出力する。以下、小当り遊技が付与されるときの制御について詳しく説明する。
When the main CPU 30a determines the small hit (when [1] is set in the small hit flag), the main CPU 30a starts the control of the small hit game after the end of the symbol variation game based on the determined variation pattern. A predetermined control command is output at a predetermined timing to the control board 31 (the
メインCPU30aは、図柄変動ゲームが終了すると、1ラウンド目のラウンド遊技を開始させるべく1ラウンド目に対応するラウンドコマンドを出力するとともに、図18(c)に示すラウンド遊技時間T21(max2.64秒)の計測を開始する。そして、本実施形態においてメインCPU30aは、図18(c)に示すように、大入賞口扉28を、入球上限個数の遊技球が入球していないことを条件に、最大2回開放させる。図18(c)中の「1」、「2」の数字は、開放回数を示す。1ラウンド目のラウンド遊技を開始させるメインCPU30aは、まず、1回目の大入賞口扉28の開放として、開放信号を出力する。そして、メインCPU30aは、大入賞口扉28を開放(1回目の開放)させてからの時間を計測し、開放時間T22(0.32秒)が経過したならば、1回目の大入賞口扉28の開放を終了させるべく、閉鎖信号を出力する。
When the symbol variation game ends, the main CPU 30a outputs a round command corresponding to the first round in order to start the first round game, and the round game time T21 (max 2.64 seconds) shown in FIG. 18C. ) Measurement starts. In the present embodiment, as shown in FIG. 18C, the main CPU 30a opens the grand
次に、メインCPU30aは、大入賞口扉28を閉鎖(1回目の閉鎖)させてからの時間を計測する。このとき、メインCPU30aは、大入賞口扉28の1回目と2回目の開放間に設定されるラウンド内インターバルのインターバル時間INa(2.0(秒))を計測する。次に、メインCPU30aは、インターバル時間INaが経過したならば、2回目の大入賞口扉28の開放として、開放信号を出力する。そして、メインCPU30aは、大入賞口扉28を開放(2回目の開放)させてからの時間を計測し、開放時間T22(0.32(秒))が経過したならば、2回目の大入賞口扉28の開放を終了させるべく、閉鎖信号を出力する。これにより、小当り遊技におけるラウンド遊技が終了する。
Next, the main CPU 30a measures the time after closing the grand prize winning door 28 (first closing). At this time, the main CPU 30a measures the interval time INa (2.0 (seconds)) of the in-round interval set between the first opening and the second opening of the special winning
次に、メインCPU30aは、ラウンド遊技を終了させてからの時間を計測する。そして、メインCPU30aは、インターバル時間INc(2.0秒)の経過後にエンディングコマンドを出力するとともに、エンディング時間EDb(0.936秒)の計測を開始する。エンディング時間の経過後、メインCPU30aは、小当り遊技を終了させる。そして、メインCPU30aは、小当りフラグに[0]を設定する(クリアする)。なお、小当り遊技の場合、小当り当選時の遊技状態が維持されることから、メインCPU30aは、確変フラグ及び作動フラグのいずれも現状を維持する(新たな値を設定しない)。 Next, the main CPU 30a measures the time from the end of the round game. Then, the main CPU 30a outputs an ending command after the elapse of the interval time INc (2.0 seconds) and starts measuring the ending time EDb (0.936 seconds). After the ending time has elapsed, the main CPU 30a ends the small hit game. Then, the main CPU 30a sets (clears) the small hit flag to [0]. In the case of a small hit game, since the game state at the time of winning the small hit is maintained, the main CPU 30a maintains the current state of both the probability variation flag and the operation flag (does not set a new value).
このように大当り遊技及び小当り遊技を実行させることにより、本実施形態では、ジャンプアップ大当り遊技の1ラウンド目において、2R特別確変大当り遊技、2R通常確変大当り遊技及び小当り遊技と大入賞口扉28の開放態様が同一態様となる状態が作り出される。具体的に言えば、図18に示すように、ジャンプアップ大当り遊技の1ラウンド目において、1回目の開放時間T1(0.32秒)+インターバル時間INa(2.0秒)+2回目の開放時間T1(0.32秒)=2.64(秒)を掛けて、大入賞口扉28の開放が2回行われる。また、図18(b)に示すように、2R特別確変大当り遊技及び2R通常確変大当り遊技において、1ラウンド目のラウンド遊技時間T11(0.32秒)+インターバル時間INc(2.0秒)+2ラウンド目のラウンド遊技時間T11(0.32秒)=2.64(秒)を掛けて、大入賞口扉28の開放が2回行われる。さらに、図18(c)に示すように、小当り遊技において、1回目の開放時間T22(0.32秒)+インターバル時間INa(2.0秒)+2回目の開放時間T22(0.32秒)=ラウンド遊技時間T21(2.64秒)を掛けて、大入賞口扉28の開放が2回行われる。すなわち、ジャンプアップ大当り遊技における1ラウンド目の大入賞口扉28の1回目の開放が開始してから2回目の開放が終了するまでの時間と、2R特別確変大当り遊技、2R通常確変大当り遊技及び小当り遊技における大入賞口扉28の1回目の開放が開始してから2回目の開放が終了するまでの時間が何れも「2.64(秒)」に設定されている。つまり、ジャンプアップ大当り遊技、2R特別確変大当り遊技、2R通常確変大当り遊技及び小当り遊技では、「2.64(秒)」の間、同一開放態様にて大入賞口扉28が開放されることになる。
By executing the big hit game and the small hit game in this way, in this embodiment, in the first round of the jump-up big hit game, the 2R special probability variable big hit game, the 2R normal probability variable big hit game, the small hit game and the big winning door A state is created in which the 28 open modes are the same. Specifically, as shown in FIG. 18, in the first round of the jump-up jackpot game, the first release time T1 (0.32 seconds) + interval time INa (2.0 seconds) + second release time. The winning
以上のことから、本実施形態のパチンコ遊技機10では、大入賞口扉28の開放態様を視認しても2R特別確変大当り遊技と、2R通常確変大当り遊技と、小当り遊技の区別が付かない。また、本実施形態のパチンコ遊技機10では、ジャンプアップ大当り遊技においても、1ラウンド目の開始後、3回目の開放が行われる迄の間、2R特別確変大当り遊技、2R通常確変大当り遊技及び小当り遊技とは区別が付かない。これにより、遊技者は、大入賞口扉28が短い時間(0.32秒)で2回開放しても、その開放態様からはジャンプアップ大当り遊技であるか、確変2ラウンド大当り遊技であるか、又は小当り遊技であるかを区別し得ない。
From the above, in the
また、15R特別確変大当り遊技と、15R確変秘匿大当り遊技と、ステップアップ大当り遊技と、15R通常確変大当り遊技と、15R通常非確変大当り遊技とでは、1〜10ラウンド目までの大入賞口扉28の開放態様は同じである。このため、1〜10ラウンド目までの大入賞口扉28の開放態様から、15R特別確変大当り遊技と、15R確変秘匿大当り遊技と、ステップアップ大当り遊技と、15R通常確変大当り遊技、15R通常非確変大当り遊技のうちいずれの大当り遊技であるか認識できない。
In addition, in the 15R special probability variable jackpot game, the 15R probability variable secret jackpot game, the step-up jackpot game, the 15R normal probability variable jackpot game, and the 15R normal non-probability jackpot game, the first
また、図19に示すように、ステップアップ大当り遊技の11ラウンド目の大入賞口扉28の開放態様と、15R確変秘匿大当り遊技と、15R通常確変大当り遊技と、15R通常非確変大当り遊技の11〜15ラウンド目までの大入賞口扉28の開放態様は同じである。具体的に言えば、図19に示すように、ステップアップ大当り遊技の11ラウンド目において、開放時間T6(0.32秒)+インターバル時間INa(2.0秒)という開放態様で大入賞口扉28を5回開閉させる。また、図19(b)に示すように、15R確変秘匿大当り遊技と、15R通常確変大当り遊技と、15R通常非確変大当り遊技では、11〜15ラウンドの各ラウンド遊技において、開放時間T8(0.32秒)+インターバル時間INc(2.0秒)という開放態様で大入賞口扉28を開閉させる。すなわち、15R確変秘匿大当り遊技と、15R通常確変大当り遊技と、15R通常非確変大当り遊技では、11ラウンド目以降、開放時間T8(0.32秒)+インターバル時間INc(2.0秒)という開放態様で大入賞口扉28を5回開閉させる。すなわち、ステップアップ大当り遊技の11ラウンド目の大入賞口扉28の開放態様と、15R確変秘匿大当り遊技と、15R通常確変大当り遊技と、15R通常非確変大当り遊技の11〜15ラウンド目までの大入賞口扉28の開放態様は同じとした。このため、11ラウンド目以降、大入賞口扉28が5回開閉するまでは、その開放態様から15R確変秘匿大当り遊技と、ステップアップ大当り遊技と、15R通常確変大当り遊技のうちいずれの大当り遊技であるか認識できない。
Further, as shown in FIG. 19, 11 of the eleventh round winning
以上により、本実施形態のメインCPU30aが、大当り遊技を付与する大当り遊技付与手段となる。また、メインCPU30aが、確変状態(特別遊技状態)を付与するか否か判定し、肯定判定の場合には確変状態を付与する特別遊技状態付与手段となる。 As described above, the main CPU 30a of the present embodiment serves as a jackpot game granting means for granting a jackpot game. Further, the main CPU 30a determines whether or not to give a probability variation state (special game state), and in the case of an affirmative determination, the main CPU 30a serves as special game state provision means for imparting a probability variation state.
次に、普通図柄入力処理を図20に従って説明する。
メインCPU30aは、遊技球が作動ゲート23を通過したか否かを判定する(ステップS61)。すなわち、ステップS61においてメインCPU30aは、ゲートセンサSE4が遊技球を検知した時に出力する第4検知信号を入力したか否かを判定する。ステップS61の判定結果が否定の場合、メインCPU30aは、普通図柄入力処理を終了する。ステップS61の判定結果が肯定の場合、メインCPU30aは、RAM30cに記憶されている普図始動保留記憶数が上限数の4未満であるか否かを判定する(ステップS62)。ステップS62の判定結果が否定(普図始動保留記憶数=4)の場合、メインCPU30aは、普通図柄入力処理を終了する。
Next, the normal symbol input process will be described with reference to FIG.
The main CPU 30a determines whether or not the game ball has passed through the operation gate 23 (step S61). That is, in step S61, the main CPU 30a determines whether or not a fourth detection signal output when the gate sensor SE4 detects a game ball is input. If the determination result of step S61 is negative, the main CPU 30a ends the normal symbol input process. If the determination result of step S61 is affirmative, the main CPU 30a determines whether or not the number of usual charts start pending storage stored in the RAM 30c is less than the upper limit of 4 (step S62). If the determination result of step S62 is negative (the number of ordinary charts start hold storage = 4), the main CPU 30a ends the normal symbol input process.
ステップS62の判定結果が肯定(普図始動保留記憶数<4)の場合、メインCPU30aは、普図始動保留記憶数を+1(1加算)し、普図始動保留記憶数を書き換える(ステップS63)。続いて、メインCPU30aは、普通当り判定用乱数の値及び普図振分乱数の値をRAM30cから読み出して取得し、該値を普図始動保留記憶数に対応付けられたRAM30cの所定の記憶領域に設定する(ステップS64)。その後、メインCPU30aは、普通図柄入力処理を終了する。 If the determination result in step S62 is affirmative (the number of reserved general-purpose drawings on hold <4), the main CPU 30a increments the number of reserved general-purpose charts on hold by 1 (1), and rewrites the number of reserved general-purpose charts on-hold (step S63). . Subsequently, the main CPU 30a reads out and acquires the value of the random number for ordinary hit determination and the value of the random number for normal distribution from the RAM 30c, and obtains the value in a predetermined storage area of the RAM 30c associated with the number of reserved memory for normal start. (Step S64). Thereafter, the main CPU 30a ends the normal symbol input process.
次に、普通図柄開始処理について図21に基づき説明する。メインCPU30aは、普通図柄開始処理を所定周期毎に実行するようになっている。
メインCPU30aは、まず、普図が変動表示中であるか否か及び普通当り遊技中であるか否か判定する(ステップS71)。ステップS71の判定結果が肯定の場合(普図ゲーム中である又は普通当り遊技中である場合)、メインCPU30aは、普通図柄開始処理を終了する。一方、ステップS71の判定結果が否定の場合(普図ゲーム中でなく、普通当り遊技中でない場合)、メインCPU30aは、普図始動保留記憶数を読み出し(ステップS72)、普図始動保留記憶数が「0」よりも大きいか否か判定する(ステップS73)。
Next, the normal symbol start process will be described with reference to FIG. The main CPU 30a is configured to execute a normal symbol start process every predetermined cycle.
First, the main CPU 30a determines whether or not the normal chart is being displayed in a variable manner and whether or not the normal hit game is being played (step S71). When the determination result of step S71 is affirmative (when the normal game is being played or the normal winning game is being played), the main CPU 30a ends the normal symbol start process. On the other hand, if the determination result in step S71 is negative (when the normal game is not being played and the normal hit game is not being played), the main CPU 30a reads the normal start reservation memory number (step S72), and the normal start reservation memory number. Is greater than “0” (step S73).
ステップS73の判定結果が否定の場合(普図始動保留記憶数=0の場合)、メインCPU30aは、普通図柄開始処理を終了する。一方、ステップS73の判定結果が肯定の場合(普図始動保留記憶数>0の場合)、メインCPU30aは、普図始動保留記憶数の数を「1」減算(−1)し(ステップS74)、当該普図始動保留記憶数に対応付けられてRAM30cの所定の記憶領域に記憶されている普通当り判定用乱数の値を取得する(ステップS75)。 When the determination result of step S73 is negative (when the normal figure start hold storage number = 0), the main CPU 30a ends the normal symbol start process. On the other hand, when the determination result of step S73 is affirmative (when the normal figure start hold memory number> 0), the main CPU 30a subtracts “-1” from the number of the general figure start hold memory number (−1) (step S74). Then, the value of the random number for determining the normal hit stored in the predetermined storage area of the RAM 30c in correspondence with the number of reserved normal start is stored (step S75).
次に、メインCPU30aは、取得した普通当り判定用乱数の値がROM30bに記憶されている普通当り判定値と一致するか否かを判定して普通当り判定を行う(ステップS76)。なお、本実施形態において、普通当り判定値は、入球率向上状態が付与されているか否かで変更されるようになっている。そして、通常状態の時(入球率向上状態が付与されていない時)、普通当り判定の判定結果が肯定となる確率(普通当り確率)は、30/251としており、入球率向上状態が付与されている時、普通当り判定の判定結果が肯定となる確率(普通当り確率)は、240/251としている。
Next, the main CPU 30a determines whether or not the acquired normal hit determination random number value matches the normal hit determination value stored in the
ステップS76の判定結果が肯定の場合(普通当りの場合)、メインCPU30aは、普通図柄表示器H10にて確定停止表示される最終停止図柄を、普通図柄の当り図柄[1][2]の中から決定する(ステップS77)。なお、メインCPU30aは、ステップS77において、取得した普図振分乱数の値に基づき、遊技者に有利な当り図柄[2]を1/11の確率で決定し、当り図柄[2]よりも不利な当り図柄[1]を10/11の確率で決定するようになっている。一方、ステップS76の判定結果が否定の場合(はずれの場合)、メインCPU30aは、普通図柄表示器H10にて確定停止表示される最終停止図柄を、普通図柄のはずれ図柄[0]に決定する(ステップS78)。 When the determination result of step S76 is affirmative (in the case of normal hit), the main CPU 30a sets the final stop symbol that is confirmed and stopped on the normal symbol display H10 as the normal symbol hit symbol [1] [2]. (Step S77). In step S77, the main CPU 30a determines the winning symbol [2] advantageous to the player based on the acquired value of the random number assigned to the player with a probability of 1/11, which is disadvantageous than the winning symbol [2]. The hitting symbol [1] is determined with a probability of 10/11. On the other hand, when the determination result in step S76 is negative (in the case of a loss), the main CPU 30a determines the final stop symbol displayed as a fixed stop on the normal symbol display H10 as the normal symbol error symbol [0] ( Step S78).
その後、メインCPU30aは、複数種類の普図変動パターンの中から普図変動パターンを決定する(ステップS79)。普図変動パターンは、入球率向上状態が付与されていない通常状態時に決定される通常状態時用の普図変動パターンと、入球率向上状態が付与されているときに決定される入球率向上状態時用の普図変動パターンに分類される。さらに、本実施形態における通常状態時用の普図変動パターンは、変動時間の異なる2種類のパターンが設けられている。具体的には、変動時間が長い10000msの第1普図変動パターンと、当該第1普図変動パターンの変動時間よりも短い5000msの第2普図変動パターンが設けられている。一方、本実施形態における入球率向上状態時用の普図変動パターンは、1種類であり、その変動時間は、第1普図変動パターン及び第2普図変動パターンのいずれの変動時間よりも短い時間(1000ms)が設定されている第3普図変動パターンである。 Thereafter, the main CPU 30a determines a general variation pattern from a plurality of types of general variation patterns (step S79). The normal variation pattern is a normal variation pattern that is determined in the normal state when the entrance rate improvement state is not applied, and an entrance that is determined when the entrance rate improvement state is applied It is categorized into the usual figure fluctuation pattern for the rate improvement state. Furthermore, the normal pattern change pattern for the normal state in the present embodiment is provided with two types of patterns having different change times. Specifically, there are provided a first normal fluctuation pattern having a long fluctuation time of 10,000 ms and a second normal fluctuation pattern having a 5000 ms shorter than the fluctuation time of the first normal fluctuation pattern. On the other hand, there is only one type of the common map variation pattern for the entrance rate improvement state in the present embodiment, and the variation time is longer than the variation time of either the first general map variation pattern or the second general map variation pattern. It is a 3rd common figure fluctuation pattern in which short time (1000 ms) is set.
そして、メインCPU30aは、ステップS79で、入球率向上状態が付与されている場合には、第3普図変動パターンを決定し、入球率向上状態が付与されていない場合には、第1普図変動パターン又は第2普図変動パターンのいずれかを決定する。なお、メインCPU30aは、入球率向上状態が付与されていない場合、第1普図変動パターンを91/101の確率で決定する一方、第2普図変動パターンを10/101の確率で決定するようになっている。 In step S79, the main CPU 30a determines the third general-purpose variation pattern when the entrance rate improvement state is given, and when the entrance rate improvement state is not assigned, Either the normal map variation pattern or the second general map variation pattern is determined. The main CPU 30a determines the first common map variation pattern with a probability of 91/101 and determines the second general map variation pattern with a probability of 10/101 when the entrance rate improvement state is not given. It is like that.
普図変動パターン及び最終停止図柄を決定したメインCPU30aは、普図ゲームに関する各種処理を実行する(ステップS80)。具体的に言えば、メインCPU30aは、普通図柄を変動開始させるように普通図柄表示器H10の表示内容を制御する。また、同時に、メインCPU30aは、普図変動ゲームの変動時間の計測を開始する。そして、メインCPU30aは、普通図柄開始処理を終了する。その後、普通図柄開始処理とは別の処理で、メインCPU30aは、決定した普図変動パターンに定められている変動時間に基づいて、決定した最終停止図柄を表示させるように普通図柄表示器H10の表示内容を制御する。 The main CPU 30a that has determined the normal variation pattern and the final stop symbol executes various processes related to the general game (step S80). Specifically, the main CPU 30a controls the display content of the normal symbol display H10 so that the normal symbol starts to fluctuate. At the same time, the main CPU 30a starts measuring the variation time of the usual variation game. Then, the main CPU 30a ends the normal symbol start process. Thereafter, in a process different from the normal symbol start process, the main CPU 30a causes the normal symbol display H10 to display the determined final stop symbol based on the variation time set in the determined common symbol variation pattern. Control display content.
そして、メインCPU30aは、普通当りを決定した場合、決定した普図変動パターンに基づく普図ゲームの終了後、普通当り遊技に関する制御を実行する。
メインCPU30aは、普図ゲームが終了したとき、入球率向上状態が付与されている場合には、開閉羽根26を3回開放させるとともに、各回の開放において開放してから1160msが経過するまで開放状態を維持するよう普通電動役物ソレノイドSOL2を制御する。
When determining the normal hit, the main CPU 30a executes the control related to the normal hit game after the normal game based on the determined normal fluctuation pattern.
The main CPU 30a opens the open /
一方、メインCPU30aは、普図ゲームが終了したとき、入球率向上状態が付与されていない場合であって、普通図柄による当り図柄が[1]である場合には、開閉羽根26を1回開放させ、開放してから300ms経過するまで開放状態を維持するように普通電動役物ソレノイドSOL2を制御する。また、メインCPU30aは、普図ゲームが終了したとき、入球率向上状態が付与されていない場合であって、普通図柄による当り図柄が[2]である場合には、開閉羽根26を1回開放させ、開放してから2500ms経過するまで開放状態を維持するように普通電動役物ソレノイドSOL2を制御する。
On the other hand, the main CPU 30a opens the open /
なお、メインCPU30aは、開放してから規定時間経過する前であっても、入球上限個数(例えば、10球)の遊技球が入球したときには、開閉羽根26を閉鎖させるように制御する。同様に、メインCPU30aは、所定回数開放していなくても、入球上限個数(例えば、10球)の遊技球が入球したときには、開閉羽根26を閉鎖させるように制御する。
Note that the main CPU 30a controls the opening /
次に、統括制御基板31の統括CPU31a(演出制御手段)が統括制御プログラムに基づき実行する各種処理について説明する。メインCPU30aから所定の制御コマンドを所定のタイミングで入力すると、統括CPU31aは、それに応じて所定の制御コマンドを所定のタイミングで出力する。具体的に言えば、統括CPU31aは、変動パターン指定コマンドを入力すると、当該変動パターン指定コマンドを各制御基板32〜34に出力する。同様に、統括CPU31aは、オープニングコマンド、ラウンドコマンド及びエンディングコマンドを入力すると、当該オープニングコマンド、ラウンドコマンド及びエンディングコマンドを各制御基板32〜34にそれぞれ出力する。
Next, various processes executed by the
また、統括CPU31aは、変動パターン指定コマンド及び特別図柄指定コマンドを入力すると、当該変動パターン指定コマンドにより指定された変動パターン及び特別図柄指定コマンドにより指定された最終停止図柄に基づき、可変表示器H2に表示させる飾り図柄による図柄組み合わせを決定する。
Further, when the
より詳しくは、統括CPU31aは、指定された最終停止図柄が、15R特別確変大当り遊技に対応する大当り図柄の場合、飾り図柄の図柄組み合わせとして、確変状態が付与されること及び大当りを認識し得る確変図柄による大当りの図柄組み合わせを決定する。
More specifically, if the designated final stop symbol is a jackpot symbol corresponding to the 15R special probability variable jackpot game, the
また、統括CPU31aは、指定された最終停止図柄が、15R通常確変大当り遊技、ステップアップ大当り遊技である場合、飾り図柄の図柄組み合わせとして、確変図柄による大当りの図柄組み合わせ、又は確変状態が付与されている可能性があることを示唆すると共に大当りを認識し得るチャンスの図柄組み合わせを決定する。また、統括CPU31aは、指定された最終停止図柄が、15R確変秘匿大当り遊技、15R通常非確変大当り遊技に対応する大当り図柄の場合、飾り図柄の図柄組み合わせとして、確変状態が付与されている可能性があることを示唆すると共に大当りを認識し得るチャンスの図柄組み合わせを決定する。
In addition, when the designated final stop symbol is a 15R normal probability variable big hit game or a step-up big hit game, the
また、統括CPU31aは、指定された最終停止図柄が、ジャンプアップ大当り遊技、2R特別確変大当り遊技、2R通常確変大当り遊技に対応する大当り図柄の場合、飾り図柄の図柄組み合わせとして、確変示唆の図柄組み合わせを決定する。また、統括CPU31aは、指定された最終停止図柄が、小当り図柄の場合には、ジャンプアップ大当り遊技、2R特別確変大当り遊技、2R通常確変大当り遊技の時と同様に、確変示唆の図柄組み合わせを決定する。また、統括CPU31aは、指定された最終停止図柄が、はずれ図柄の場合であって、はずれリーチ演出用の変動パターンが指定された場合、はずれリーチの図柄組み合わせを決定する。また、統括CPU31aは、指定された最終停止図柄が、はずれ図柄の場合であって、はずれ演出用の変動パターンが指定された場合、はずれの図柄組み合わせを決定する。そして、統括CPU31aは、決定した各列の飾り図柄を指定する飾り図柄指定コマンドを表示制御基板32に出力する。また、メインCPU30aは、全図柄停止コマンドを入力すると、当該コマンドを表示制御基板32に出力する。
In addition, when the designated final stop symbol is a jackpot symbol corresponding to a jump-up jackpot game, a 2R special probability variation jackpot game, or a 2R normal probability variation jackpot game, the
また、統括CPU31aは、オープニングコマンドを、ラウンドコマンド及びエンディングコマンドを入力すると、最終停止図柄として指定された特別図柄の種類、飾り図柄の図柄組み合わせ及び第1の変動ゲームと第2の変動ゲームのいずれが行われるかを示す統括用特別図柄変動処理フラグの値に基づき、大当り遊技の具体的な演出実行内容を決定するようになっている。詳しく説明すると、統括CPU31aは、オープニングコマンドを、ラウンドコマンド及びエンディングコマンド(以下、まとめて大当り遊技コマンドと示す場合がある)を入力すると、統括用特別図柄変動処理フラグの値に基づき、現在第1の変動ゲームと第2の変動ゲームのうちいずれの図柄変動ゲームを実行させているのかを特定する。なお、統括CPU31aは、メインCPU30aから入力した特別図柄指定コマンドにより指定された特別図柄に基づき、統括用特別図柄変動処理フラグを管理している。次に、統括CPU31aは、図柄変動ゲームの種類に基づき、最終停止図柄に指定された特別図柄の種類を分類し、大当り遊技の種類を特定する。
Further, when the
そして、統括CPU31aは、大当り遊技の種類毎に大当り遊技の具体的な演出実行内容を決定し、当該具体的な演出実行内容を特定する演出実行データを指定する演出実行内容指定コマンドを出力するようになっている。
Then, the
例えば、15R特別確変大当り遊技が実行されると特定した場合、統括CPU31aは、1〜10ラウンドまでの間に15R特別確変大当り遊技であること(すなわち、確変状態が付与され、15R通常確変大当り遊技などの他の15ラウンドの大当り遊技よりも多数の賞球の獲得が期待できること)を示す遊技演出を実行させるようになっている。
For example, if it is determined that a 15R special probability variable big hit game is executed, the
また、例えば、15R通常確変大当り遊技、15R通常非確変大当り遊技、又は15R確変秘匿大当り遊技が実行されると特定した場合、統括CPU31aは、大当り遊技中、確変状態が付与されるか否かが認識できないような態様で遊技演出を実行させるようになっている。これにより、遊技者は、大当り遊技終了後、確変状態が付与されるか否か認識できず、確変状態が付与されていることを期待して遊技を継続させることができる。
Also, for example, if it is specified that a 15R normal probability variation jackpot game, a 15R normal non-probability variation jackpot game, or a 15R probability variation secret jackpot game is executed, the
また、例えば、ステップアップ遊技が実行されると特定した場合、統括CPU31aは、1〜10ラウンドまでの間、15R通常確変大当り遊技に係わる遊技演出と同じ態様で遊技演出を実行させ、11ラウンド目における大入賞口扉28の6回目の開放時以降に、ステップアップ大当り遊技であることを示す遊技演出を実行させる。これにより、11ラウンド目における大入賞口扉28の6回目の開放時まで、15R通常確変大当り遊技、15R通常非確変大当り遊技、又は15R確変秘匿大当り遊技、ステップアップ大当り遊技のいずれが付与されることが認識できない。その一方、11ラウンド目における大入賞口扉28の6回目の開放時以降は、ステップアップ大当り遊技が付与され、大当り遊技終了後に確変状態が付与されることを遊技者に確実に認識させることができる。これにより、遊技者の大当り遊技中における遊技演出に対して注目させ、遊技の興趣を向上させることができる。
Further, for example, when it is specified that a step-up game is executed, the
また、例えば、2R通常確変大当り遊技又は2R特別確変大当り遊技が実行されると特定した場合、統括CPU31aは、確変状態が付与されるか否かが認識できないような態様で遊技演出を実行させるようになっている。これにより、遊技者は、大当り遊技終了後、確変状態が付与されるか否か認識できず、確変状態が付与されていることを期待して遊技を継続させることができる。
Further, for example, when it is specified that 2R normal probability variation big hit game or 2R special probability variation big hit game is executed, the
また、例えば、ジャンプアップ大当り遊技が実行されると特定した場合、統括CPU31aは、1ラウンド目において大入賞口扉28が2回開放されるまで、2R通常確変大当り遊技又は2R特別確変大当り遊技に係わる遊技演出と同様の遊技演出を実行させ、3回目以降開放されたときにはジャンプアップ大当り遊技専用の遊技演出を実行させる。これにより、遊技者は、1ラウンド目において大入賞口扉28が2回開放されるまで、2R通常確変大当り遊技、2R特別確変大当り遊技、ジャンプアップ大当り遊技のうちいずれが実行されたか認識できず、遊技に注目させることができる。その一方、ジャンプアップ大当り遊技専用の遊技演出が実行されたときには、確変状態が付与されることを認識できると共に、多数の賞球が獲得できることを認識させることができ、遊技者の興趣を向上させることができる。
Further, for example, when it is specified that a jump-up jackpot game is executed, the
なお、統括CPU31aは、小当り遊技が実行されると特定した場合、2R通常確変大当り遊技又は2R特別確変大当り遊技に係わる遊技演出と同じ内容の遊技演出を実行させるようになっている。
If the
また、統括CPU31aは、各種制御コマンド及び図柄変動ゲーム回数に基づき、演出モードを設定するようになっている。前記演出モードには、入球率向上状態及び確変状態が付与されていないときに設定される通常モードと、入球率向上状態が付与されていないときに設定され、確変状態が付与されている可能性があることを示唆する通常確変秘匿モードがある。また、前記演出モードには、入球率向上状態が付与されているときに設定され、確変状態が付与されている可能性があることを示唆する特別確変秘匿モードと、入球率向上状態及び確変状態が付与されているときに設定され、確変状態が付与されていることを示す確変モードがある。
Further, the
演出モードを設定するための処理について詳しく説明する。
統括CPU31aは、15R特別確変大当り遊技、ステップアップ大当り遊技、ジャンプアップ大当り遊技、15R通常確変大当り遊技が付与される場合、確変モードを設定する。また、統括CPU31aは、15R確変秘匿大当り遊技、15R通常非確変大当り遊技が付与される場合、特別確変秘匿モードを設定する。
The process for setting the production mode will be described in detail.
The
また、統括CPU31aは、特別確変秘匿モードを設定しているときに、入球率向上状態が付与されなくなった場合であって、確変状態が付与されている場合には、通常確変秘匿モードを設定する。また、統括CPU31aは、特別確変秘匿モードを設定しているときに、入球率向上状態が付与されなくなった場合であって、確変状態が付与されていない場合には、通常確変秘匿モード又は通常モードを設定する。
The
また、統括CPU31aは、2R通常確変大当り遊技が付与された場合、特別確変秘匿モード又は確変モードを設定する。また、統括CPU31aは、2R特別確変大当り遊技が付与される場合、大当り遊技終了後、入球率向上状態が付与されないときには、通常確変秘匿モードを設定し、入球率向上状態が付与されるときには、特別確変秘匿モード又は確変モードを設定する。また、統括CPU31aは、演出モードを設定すると、設定した演出モードを指定する演出モード指定コマンドを各制御基板32〜34に出力する。
In addition, when the 2R normal probability variation big hit game is given, the
次に、表示制御基板32のサブCPU32aが表示制御プログラムに基づき実行する各種処理について説明する。
サブCPU32aは、統括制御基板31(統括CPU31a)から制御コマンドを入力すると、表示制御プログラムに基づき、入力した制御コマンドに応じた制御を行う。具体的には、サブCPU32aは、変動パターン指定コマンドを入力すると、変動パターン指定コマンドにて指定された変動パターンで飾り図柄を変動表示させて図柄組み合わせゲームを開始させるように可変表示器H2の表示内容を制御する。そして、サブCPU32aは、全図柄停止コマンドを入力すると、入力した飾り図柄指定コマンドで指定された図柄組み合わせを可変表示器H2に表示させるように可変表示器H2の表示内容を制御する。この制御により、可変表示器H2では図柄変動ゲームが行われる。
Next, various processes executed by the
When the
また、サブCPU32aは、演出実行内容指定コマンド及びオープニングコマンドを入力すると、演出実行内容指定コマンドにより指定された演出実行データに基づき、オープニング演出を実行させるように可変表示器H2の表示内容を制御する。また、サブCPU32aは、ラウンドコマンドを入力すると、演出実行内容指定コマンドにより指定された演出実行データに基づき、ラウンド演出を実行させるように可変表示器H2の表示内容を制御する。また、サブCPU32aは、エンディングコマンドを入力すると、演出実行内容指定コマンドにより指定された演出実行データに基づき、エンディング演出を実行させるように可変表示器H2の表示内容を制御する。これにより、可変表示器H2では、指定された演出実行データにて特定される演出実行内容で、オープニング演出、ラウンド演出、エンディング演出がそれぞれ実行される。また、演出モード指定コマンドを入力すると、サブCPU32aは、演出モードを設定する。なお、サブCPU32aは、設定された演出モードに基づき、エンディング演出及び大当り遊技終了後の背景画像の色を変更するようになっている。
Further, when the
そして、本実施形態では、統括制御基板31など主制御基板30以外の制御基板31〜34には、バックアップ機能が備えられていないため、大当り遊技中に電源断が生じた場合、初期化されてしまう。そこで、メインCPU30aは、メイン処理を実行し、バックアップ処理に基づき、第1の変動ゲームの表示結果となる特別図柄を通知する第1図柄通知コマンド、第2の変動ゲームの表示結果となる特別図柄を通知する第2図柄通知コマンドを出力するようになっている(メイン処理のステップMA10参照)。
In this embodiment, the
さらに、本実施形態のパチンコ機10では、2種類の図柄変動ゲーム(第1の変動ゲームと第2の変動ゲーム)を実行させている。このため、メインCPU30aは、現在の遊技状態(具体的には、第1の変動ゲームと第2の変動ゲームのいずれが行われているか、図柄変動ゲームであるか否か、及び大当り遊技中であるか否か)を通知する状態通知コマンドを出力するようになっている(メイン処理のステップMA10参照)。
Furthermore, in the
詳しく説明すると、メインCPU30aは、復電時(ステップMA10処理時)に、バックアップされているシステムフラグと、特別図柄変動処理フラグと、大当りフラグと、小当りフラグを参照する。そして、メインCPU30aは、システムフラグに「0」が設定されている場合であって、特別図柄変動処理フラグに「1」が設定されている場合には、状態通知コマンドとして特別図柄1変動中コマンドを出力する。また、メインCPU30aは、システムフラグに「0」が設定されている場合であって、特別図柄変動処理フラグに「2」が設定されている場合には、状態通知コマンドとして特別図柄2変動中コマンドを出力する。
More specifically, the main CPU 30a refers to the backed-up system flag, special symbol variation processing flag, big hit flag, and small hit flag at the time of power recovery (during step MA10). When the system flag is set to “0” and the special symbol change processing flag is set to “1”, the main CPU 30a uses the
また、メインCPU30aは、システムフラグに「1」が設定されている場合であって、大当りフラグに「1」が設定されている場合には、状態通知コマンドとして特別図柄1大当り遊技中コマンドを出力する。また、メインCPU30aは、システムフラグに「1」が設定されている場合であって、大当りフラグに「2」が設定されている場合には、状態通知コマンドとして特別図柄2大当り遊技中コマンドを出力する。
Further, when the system flag is set to “1” and the jackpot flag is set to “1”, the main CPU 30a outputs a special symbol one jackpot game command as a status notification command. To do. Further, when the system flag is set to “1” and the jackpot flag is set to “2”, the main CPU 30a outputs a
また、メインCPU30aは、システムフラグに「2」が設定されている場合であって、小当りフラグに「1」が設定されている場合には、状態通知コマンドとして特別図柄1小当り遊技中コマンドを出力する。また、メインCPU30aは、システムフラグに「2」が設定されている場合であって、小当りフラグに「2」が設定されている場合には、状態通知コマンドとして特別図柄2小当り遊技中コマンドを出力する。
When the system flag is set to “2” and the small hit flag is set to “1”, the main CPU 30a uses the
これより、統括CPU31aは、復電時、第1図柄通知コマンド、第2図柄通知コマンド及び状態通知コマンドを入力すると、図22に示す復電時処理を実行し、入力した状態通知コマンド等から現在の遊技状態を把握する(ステップS101)。次に、統括CPU31aは、第1の変動ゲーム中であるか否かを判定する(ステップS102)。具体的には、統括CPU31aは、状態通知コマンドとして特別図柄1変動中コマンドを入力したか否かを判定する。この判定結果が肯定の場合(第1の変動ゲーム中であると通知された場合)、統括CPU31aは、第1図柄通知コマンドにより指定された特別図柄に応じた飾り図柄の図柄組み合わせを確定停止表示させ(ステップS103)、復電時処理を終了する。すなわち、統括CPU31aは、第1図柄通知コマンドにより指定された特別図柄が大当り図柄である場合には、大当りを認識できるチャンスの図柄組み合わせを表示させ、はずれである場合にははずれの図柄組み合わせを表示させる。
As a result, when the
ステップS102の判定結果が否定の場合、統括CPU31aは、第1の変動ゲームにて大当りとなって、大当り遊技が付与されている最中であるか否かを判定する(ステップS104)。具体的には、統括CPU31aは、状態通知コマンドとして特別図柄1大当り遊技中コマンドを入力したか否かを判定する。
If the determination result of step S102 is negative, the
ステップS104の判定結果が肯定の場合(第1の変動ゲームにて大当りとなったと通知された場合)には、統括CPU31aは、第1図柄通知コマンドにより指定された特別図柄の種類を特定し、前述同様、特別図柄に応じた大当りの図柄組み合わせを表示させつつ、復電時専用の大当り遊技の遊技演出を実行させ(ステップS105)、復電時処理を終了する。なお、統括CPU31aは、エンディングコマンドを入力すると、復電時に実行される、専用エンディング演出を実行させるようになっている。そして、統括CPU31aは、復電時に大当り遊技を終了させると、大当り遊技中に入力した特別図柄指定コマンドにより指定された大当り図柄に基づき、大当り遊技終了後の演出モードを設定するようになっている。具体的には、統括CPU31aは、特別図柄指定コマンドにより大当り図柄A,B,C,D,F,Gが指定された場合、確変モードを設定するようになっている。また、統括CPU31aは、特別図柄指定コマンドにより大当り図柄Hが指定された場合、特別確変秘匿モードを設定するようになっている。
When the determination result of step S104 is affirmative (when notified that the first variation game has been a big hit), the
一方、ステップS104の判定結果が否定の場合、統括CPU31aは、第2の変動ゲーム中であるか否かを判定する(ステップS106)。具体的には、統括CPU31aは、状態通知コマンドとして特別図柄2変動中コマンドを入力したか否かを判定する。この判定結果が肯定の場合(第2の変動ゲーム中であると通知された場合)には、統括CPU31aは、第2図柄通知コマンドにより指定された特別図柄に応じた飾り図柄の図柄組み合わせを確定停止表示させ(ステップS107)、復電時処理を終了する。
On the other hand, if the determination result of step S104 is negative, the
一方、ステップS106の判定結果が否定の場合、統括CPU31aは、第2の変動ゲームにて大当りとなって、大当り遊技が付与されている最中であるか否かを判定する(ステップS108)。具体的には、統括CPU31aは、状態通知コマンドとして特別図柄2大当り遊技中コマンドを入力したか否かを判定する。この判定結果が肯定の場合には、統括CPU31aは、第2図柄通知コマンドにより指定された特別図柄に応じた大当りの図柄組み合わせを表示させつつ、復電時専用の大当り遊技の遊技演出を実行させ(ステップS109)、復電時処理を終了する。なお、統括CPU31aは、エンディングコマンドを入力すると、復電時及びリセット信号誤入力時共通に実行される、専用エンディング演出を実行させるようになっている。そして、統括CPU31aは、復電時に大当り遊技を終了させると、大当り遊技中に入力した特別図柄指定コマンドにより指定された大当り図柄に基づき、大当り遊技終了後の演出モードを設定するようになっている。具体的には、統括CPU31aは、特別図柄指定コマンドにより大当り図柄a,b,c,dが指定された場合、確変モードを設定するようになっている。また、統括CPU31aは、特別図柄指定コマンドにより大当り図柄e,hが指定された場合、特別確変秘匿モードを設定するようになっている。
On the other hand, if the determination result of step S106 is negative, the
ステップS108の判定結果が否定の場合、統括CPU31aは、図柄変動ゲーム中でも大当り遊技中でもないとして、所定のはずれの図柄組み合わせを表示させて(ステップS110)、復電時処理を終了する。
If the determination result in step S108 is negative, the
以上のように、統括CPU31aは、メインCPU30aが復電時に出力した第1図柄通知コマンド、第2図柄通知コマンド及び状態通知コマンドにより、電源断前に、第1の変動ゲームと第2の変動ゲームの表示結果、どちらの変動ゲームが行われていたか、及び大当り遊技中であるか否かなどを認識することができる。これにより、復電時にも電源断前の遊技状態を維持し、遊技者を混乱させることがなくなる。
As described above, the
また、統括制御基板31は、リセット信号が入力されると、初期化処理を実行する。このため、ノイズなどの影響によりリセット信号が統括制御基板31だけに誤入力されてしまった場合、RAM31cの記憶内容が初期化されてしまう。その一方で、主制御基板30は、リセット信号が入力されないため、通常通りの制御を行う。すなわち、このような場合、主制御基板30は、復電時に出力する電源投入復電時指定コマンド、第1図柄通知コマンド、第2図柄通知コマンド及び状態通知コマンドを出力しない。従って、統括制御基板31は、大当り遊技中に、初期化処理を実行した後、大当り遊技を継続させるための処理を実行することができない。そこで、本実施形態では、図23に示すようなリセット誤入力処理を実行させ、遊技を継続させることができるようにした。
The
統括CPU31aは、リセット信号を入力すると、RAM31cを初期化し、各種初期設定を行う。このとき、統括CPU31aは、初期フラグに「1」を設定する。統括CPU31aは、この初期フラグに「1」が設定されているか否かによりリセット信号を入力したか否かを判別できるようになる。この初期フラグは、大当り遊技終了後に「0」が設定されるようになっている。
When receiving the reset signal, the
そして、統括CPU31aは、電源投入復電時指定コマンド、第1図柄通知コマンド、第2図柄通知コマンド及び状態通知コマンドの入力を待つ。ここで、第1図柄通知コマンド、第2図柄通知コマンド及び状態通知コマンドを入力した場合には、統括CPU31aは、前述した復電時処理を実行する。このとき、統括CPU31aは、初期フラグに「0」を設定する。一方、第1図柄通知コマンド、第2図柄通知コマンド及び状態通知コマンドを入力せずに、ラウンドコマンドを入力した場合、統括CPU31aは、リセット誤入力処理を実行する。リセット誤入力処理を実行すると、統括CPU31aは、入力したラウンドコマンドにより指定されたラウンド遊技において、リセット誤入力専用の報知演出を実行させる報知演出指示コマンドを各制御基板32〜34に出力する(ステップS201)。これにより、表示制御基板32のサブCPU32aは、リセット誤入力専用の報知演出を可変表示器H2に実行させ、可変表示器H2に「エラー、リセット誤入力です」という文字列などを表示させる。
Then, the
そして、統括CPU31aは、次のラウンドコマンドを入力すると、当該ラウンドコマンドが3ラウンド以降のラウンド遊技を指定するラウンドコマンドであるか否か(ラウンドコマンドを2回入力したか否か)を判定する(ステップS202)。この判定結果が否定の場合、統括CPU31aは、リセット誤入力専用の報知演出を継続実行させ(ステップS203)、次のラウンドコマンドを入力した後、再びステップS202の処理を実行する。
When the
一方、ステップS202の判定結果が肯定の場合(3ラウンド以降のラウンド遊技を指定するラウンドコマンドを入力した場合)、統括CPU31aは、15R通常非確変大当り遊技等が実行されると特定した場合に実行させる大当り遊技に関する遊技演出を、入力したラウンドコマンドにより指定されたラウンド遊技から実行させる。すなわち、15ラウンドの大当り遊技のうち、一番利益の低い(大入賞口扉28の合計開放時間が短く、確変状態が付与されない)大当り遊技の遊技演出と同一の遊技演出を実行させている。これにより、最終停止図柄が、15R特別確変大当り遊技を示す特図やステップアップ大当り遊技を示す特図であったとしても、15R通常確変大当り遊技等よりも利益が高いため、遊技者に不愉快な思いをさせることがない。なお、統括CPU31aは、リセット信号が誤入力されたとき、大当り遊技中に確変昇格演出を実行させることはない。また、統括CPU31aは、リセット信号が誤入力されたとき、可変表示器H2に大当りの図柄組み合わせを表示させることもない。
On the other hand, when the determination result of step S202 is affirmative (when a round command designating a round game after the third round is input), the
また、本実実施形態では、3ラウンド以降のラウンド遊技を指定するラウンドコマンドであるか否か(ラウンドコマンドを2回入力したか否か)を判定してから、統括CPU31aは、15R通常非確変大当り遊技等が実行されると特定した場合に実行させる大当り遊技に関する遊技演出を実行させる。すなわち、賞球の獲得チャンスがない2ラウンドの大当り遊技のときに、15ラウンドの大当り遊技に係わる遊技演出を実行させることが無くなり、遊技者に不愉快な思いをさせることを防止できる。
In the present embodiment, the
その後、統括CPU31aは、エンディングコマンドを入力すると、復電時に実行される専用エンディング演出と同一の専用エンディング演出を実行させるようになっている。すなわち、統括CPU31aは、復電時とリセット信号誤入力時において共通のエンディング演出を実行させる。
Thereafter, when the ending command is input, the
そして、統括CPU31aは、リセット信号誤入力時に大当り遊技を終了させると、大当り遊技中に入力した特別図柄指定コマンドにより指定された大当り図柄に基づき、大当り遊技終了後の演出モードを設定するようになっている。具体的には、統括CPU31aは、特別図柄指定コマンドにより大当り図柄A,a,B,b,C,c,D,d,F,Gが指定された場合、確変モードを設定するようになっている。また、統括CPU31aは、特別図柄指定コマンドにより大当り図柄e,H,hが指定された場合、特別確変秘匿モードを設定するようになっている。
When the
以上詳述したように、本実施形態は、以下の効果を有する。
(1)統括CPU31aは、電源断された場合、復電後に、入力された第1図柄通知コマンドにより第1の変動ゲームの表示結果を特定し、入力された第2図柄通知コマンドにより第2の変動ゲームの表示結果を特定する。また、統括CPU31aは、入力された状態通知コマンドにより、第1の変動ゲームが行われているか否か(すなわち、第2の変動ゲームが行われているか否か)を特定すると共に、図柄変動ゲーム中であるか否か、及び大当り遊技中であるか否かを特定するようになっている。そして、統括CPU31aは、入力されたコマンドにより、第1の変動ゲームにて大当り遊技が付与されたと特定された場合には、第1図柄通知コマンドにより通知された特図に応じた大当りの図柄組み合わせを表示結果として表示させる。同様に、統括CPU31aは、入力されたコマンドにより、第2の変動ゲームにて大当り遊技が付与されたと特定された場合には、第2図柄通知コマンドにより通知された特図に応じた大当りの図柄組み合わせを表示結果として表示させる。これにより、電源断された場合であっても、統括CPU31aが、電源断前と、復電後で異なる表示結果を表示させることが無くなる。すなわち、統括CPU31aが、電源断前に第1の変動ゲームについての大当り遊技を実行しているにもかかわらず、復電後に第2の変動ゲームの表示結果を表示させたり、電源断前に第2の変動ゲームについての大当り遊技を実行しているにもかかわらず、復電後に第1の変動ゲームの表示結果を表示させたりすることがなくなる。これにより、遊技者は、電源断前と、復電後に異なる表示結果が表示されることが無くなり、遊技者の混乱を防ぐことができる。従って、電源断された場合であっても、遊技を継続させることができる。
As described above in detail, the present embodiment has the following effects.
(1) When the power is cut off, the
(2)統括CPU31aは、復電したとき、状態通知コマンドにより大当り遊技が付与されていると特定した場合、当該大当り遊技中、復電時の大当り遊技専用の遊技演出を実行させる。これにより、統括CPU31aは、大当り遊技中に電源断されたとき、復電時において、大当り遊技の遊技演出のどの時点で中断されたか判定したり、どのような演出内容の遊技演出が実行されていたかを判定したりする必要が無くなり、遊技演出に関する処理を簡単に行うことができる。
(2) When the
(3)特図振分乱数は、それぞれ特図の種類と1対1で対応付けられており、メインCPU30aは、特図振分乱数に対応付けられた特図を決定する。そして、記憶内容がバックアップされるRAM30cは、特図振分乱数を記憶している。このため、メインCPU30aは、復電時にRAM30cに特図振分乱数を記憶させていても、特図を特定する制御が簡単となり、復電時の負担を軽減することができる。 (3) Each special map distribution random number is associated with each special map type on a one-to-one basis, and the main CPU 30a determines a special map associated with the special map distribution random number. The RAM 30c whose stored contents are backed up stores special figure distribution random numbers. For this reason, even if the main CPU 30a stores special figure distribution random numbers in the RAM 30c at the time of power recovery, the control for specifying the special figure becomes simple, and the burden at the time of power recovery can be reduced.
(4)確変図柄による大当りの図柄組み合わせが表示された場合、大当り遊技終了後に確変状態が付与される15R特別確変大当り遊技又はステップアップ大当り遊技が実行されることを遊技者は認識することができる。これにより、確変状態が付与されるか否かを示す、図柄変動ゲームの表示結果について一層遊技者に注目させることができる。その一方、復電後も表示結果を正確に表示する必要性が一層高まる。このため、本実施形態では、復電時に、統括CPU31aは、第1図柄通知コマンド、第2図柄通知コマンド及び状態通知コマンドを入力し、復電時の大当り図柄を正確に特定し、当該特定した大当り図柄に対応する図柄組み合わせを表示させるようにした。
(4) When a jackpot symbol combination based on probability variation symbols is displayed, the player can recognize that a 15R special probability variation jackpot game or a step-up jackpot game in which a probability variation state is given after the jackpot game ends is executed. . Thereby, it is possible to make the player pay more attention to the display result of the symbol variation game indicating whether or not the probability variation state is given. On the other hand, the need to display the display result accurately even after power recovery is further increased. For this reason, in this embodiment, at the time of power recovery, the
(5)大当り遊技の種類として、ラウンド遊技数が少ない2ラウンドの大当り遊技と、ラウンド遊技数が多い15ラウンドの大当り遊技を設定した。そして、第2特図始動保留記憶数に基づく大当り判定に当選した場合(第2の変動ゲームで大当りとなった場合)には、15ラウンドの大当り遊技が付与されるようにした。すなわち、第2特図始動保留記憶数に基づく大当り判定に当選した場合には、15ラウンドの大当り遊技が付与され、2ラウンドの大当り遊技が付与されるよりも多くの賞球が獲得できるチャンスが与えられるようにした。このため、遊技者に、同じ確率で大当り判定に当選するならば、第1特図始動保留記憶数に基づく大当り判定に当選するよりも第2特図始動保留記憶数に基づく大当り判定に当選したいと思わせることができる。従って、遊技者に、第2始動入賞口27に遊技球が入賞するように狙って遊技させることができる。
(5) As types of jackpot games, two round jackpot games with a small number of round games and 15 round jackpot games with a large number of round games are set. Then, when the big hit determination based on the second special figure start reserved memory number is won (when the second variable game is a big hit), 15 rounds of big hit game are given. That is, when winning the jackpot determination based on the number of second special figure starting reserved memory, 15 rounds of jackpot game is awarded, and there is a chance that more prize balls can be obtained than when 2 rounds of jackpot game are awarded. To be given. For this reason, if the player wins the jackpot determination with the same probability, he / she wants to win the jackpot determination based on the second special figure start hold memory number rather than winning the jackpot determination based on the first special figure start hold memory number. Can be thought of. Therefore, it is possible to cause the player to aim at the game so that the game ball wins the second
(6)また、同じ特図の種類であっても、第1の変動ゲームか、第2の変動ゲームかで付与される大当り遊技の種類が異なっている。そして、メインCPU30aは、第2始動保留記憶数が記憶されている場合には遊技者に有利な大当り遊技が付与される可能性が高い第2の変動ゲームを優先的に実行させるように構成されている。このため、第1図柄通知コマンド、第2図柄通知コマンド及び状態通知コマンドを入力することで、どちらの変動ゲームで、どのような大当り遊技が付与されるのかを確実に特定できるようにした。 (6) Also, even if the types of the same special figure are different, the types of jackpot games given in the first variation game or the second variation game are different. Then, the main CPU 30a is configured to preferentially execute the second variable game that is likely to receive a big hit game advantageous to the player when the second start reserved memory number is stored. ing. For this reason, by inputting the first symbol notification command, the second symbol notification command, and the state notification command, it is possible to reliably identify which jackpot game is awarded in which variable game.
(7)統括CPU31aは、リセット信号入力後、第1図柄通知コマンド、第2図柄通知コマンド及び状態通知コマンド(復電処理制御信号)を入力せずにラウンドコマンド(ラウンド指定コマンド)を入力した場合、当該ラウンドコマンドにより指定されるラウンド遊技中、リセット信号誤入力専用の報知演出を可変表示器H2に実行させる。このため、遊技演出の見た目上から、リセット信号回路45からリセット信号Reが出力されていないにもかかわらず、不具合により統括制御基板31にリセット信号が入力されたことをすぐに認識することができる。従って、開発時においてどこを修正すればよいのかを特定するための時間及び手間を少なくすることができる。
(7) When the
(8)統括CPU31aは、リセット信号Reを入力した後、第1図柄通知コマンド、第2図柄通知コマンド及び状態通知コマンドを入力せずに、ラウンドコマンドを入力した場合、15R通常非確変大当り遊技等が実行されると特定した場合に実行させる大当り遊技に関する遊技演出を実行させる。すなわち、統括CPU31aは、15ラウンドの大当り遊技のうち、一番利益の低い(大入賞口扉28の合計開放時間が短く、確変状態が付与されない)大当り遊技の遊技演出(通常演出)を実行させる。これにより、リセット信号Reが統括制御基板31に誤入力された場合に、図柄変動ゲーム終了後に確変状態が付与されるか否かにかかわらず、リセット信号誤入力専用の報知演出実行後、ラウンド遊技中、一番利益の低い大当り遊技(確変状態が付与されない大当り遊技)の遊技演出が実行される。このため、図柄変動ゲーム終了後に確変状態が付与されない場合はもちろんのこと、確変状態が付与される場合であっても、一番利益の低い大当り遊技が行われた後のことであるから遊技者に昇格した(遊技状態が有利になった)と思わせることができる。従って、遊技者に不快な思いをさせることがなくなり、遊技を継続させることができる。
(8) When the
尚、上記実施形態は、次のような別の実施形態(別例)にて具体化できる。
○上記実施形態では、入球率向上状態が付与されていない場合、普図ゲームで当り図柄のうち普通図柄[2]が導出するときには、普通図柄[1]が導出されるときよりも第2始動入賞口27の開放時間を長くなるようにしたが、同じにしても良い。
In addition, the said embodiment can be embodied in another embodiment (another example) as follows.
In the above embodiment, when the entrance rate improvement state is not given, when the normal symbol [2] is derived from the winning symbols in the general game, the second symbol is higher than when the normal symbol [1] is derived. The opening time of the
○上記実施形態では、入球率向上状態が付与されていない場合において、普図ゲームの変動時間を複数種類設けたが、1種類でも良い。
○上記実施形態の第1の変動ゲームにおいて大当りとなるときに付与される大当り遊技の種類は、2R特別確変大当り遊技及び2R通常確変大当り遊技以外、変更しても良い。
In the above embodiment, in the case where the entrance rate improvement state is not given, a plurality of types of fluctuation times of the usual game are provided, but one type may be used.
In the first variation game of the above embodiment, the type of jackpot game that is awarded when the jackpot is won may be changed other than the 2R special probability variable jackpot game and the 2R normal probability variable jackpot game.
○上記実施形態の第2の変動ゲームにおいて大当りとなるときに付与される大当り遊技の種類は、15R通常非確変大当り遊技及び15R確変秘匿大当り遊技以外、変更しても良い。
○上記実施形態において、大当りとなったとき、ジャンプアップ大当り遊技を付与しないようにしても良い。
In the second variation game of the above-described embodiment, the type of jackpot game that is awarded when the jackpot is won may be changed other than the 15R normal non-probability variable jackpot game and the 15R probability variable concealment jackpot game.
In the above embodiment, when a big hit is made, a jump-up big hit game may not be given.
○上記実施形態では、第1始動入賞口25と第2始動入賞口27を設け、第1の変動ゲーム及び第2の変動ゲームを実行させていたが、何れか一方だけでも良い。
○上記実施形態において、15R通常非確変大当り遊技及び15R確変秘匿大当り遊技終了後、入球率向上状態が付与される図柄変動ゲーム数は、15R通常非確変大当り遊技及び15R確変秘匿大当り遊技で同じであるならば、任意の数(例えば、50回等)に変更しても良い。
In the above embodiment, the first
In the above embodiment, after the 15R normal non-probability big hit game and the 15R probability change secret big hit game, the number of symbol variable games to which the entering rate improvement state is given is the same in the 15R normal non-probability big hit game and the 15R normal variable big hit game. If it is, you may change to arbitrary numbers (for example, 50 times etc.).
○上記実施形態では、小当り遊技における大入賞口扉28と、2ラウンドの大当り遊技における大入賞口扉28との開放態様が同じであれば、2ラウンドの大当り遊技における大入賞口扉28の開放時間を変更しても良い。
○上記実施形態において、第1の変動ゲームにおいて大当りとなるときに、2R通常確変大当り遊技が付与されなくても良い。
○ In the above embodiment, if the opening mode of the big
In the above embodiment, when a big hit is made in the first variable game, the 2R normal probability variable big hit game may not be given.
○上記実施形態において、第2の変動ゲームにおいて大当りとなるときに、2R特別確変大当り遊技及び2R通常確変大当り遊技が付与されるようにしても良い。このとき、2R特別確変大当り遊技及び2R通常確変大当り遊技の振り分けは、第1の変動ゲームにおけるよりも少なくする必要がある。 In the above embodiment, when a big hit is made in the second variable game, a 2R special probability variable big hit game and a 2R normal probability variable big hit game may be given. At this time, the allocation of the 2R special probability variable big hit game and the 2R normal probability variable big hit game needs to be smaller than that in the first variable game.
○上記実施形態において、第1の変動ゲームにおいて大当りとなるときに、15R確変秘匿大当り遊技が付与されるようにしても良い。
○上記実施形態において、第1の変動ゲームにおける小当り判定の当選確率と、第2の変動ゲームにおける小当り判定の当選確率を任意に変更しても良い。例えば、第1の変動ゲームにおける小当り判定の当選確率と、第2の変動ゲームにおける小当り判定の当選確率を同じにしても良い。
In the above embodiment, when a big hit is made in the first variable game, a 15R probability change secret big hit game may be given.
In the above embodiment, the winning probability of the small hit determination in the first variable game and the winning probability of the small hit determination in the second variable game may be arbitrarily changed. For example, the winning probability of the small hit determination in the first variable game may be the same as the winning probability of the small hit determination in the second variable game.
○上記実施形態では、第2の変動ゲームにて、ジャンプアップ大当り遊技が決定される割合を、第1の変動ゲームにて、ジャンプアップ大当り遊技が決定される割合より高くしたが、任意に変更しても良い。例えば、第1の変動ゲームと、第2の変動ゲームとでジャンプアップ大当り遊技が決定される割合を同じにしても良い。 In the above embodiment, the rate at which the jump-up jackpot game is determined in the second variable game is higher than the rate at which the jump-up jackpot game is determined in the first variable game. You may do it. For example, the ratio at which the jump-up jackpot game is determined in the first variable game and the second variable game may be the same.
○上記実施形態において、外部端子板40は、大当り遊技状態信号をパチンコ機10の外部に出力するタイミングを任意に変更しても良い。例えば、外部端子板40は、大当り遊技状態信号を大当り遊技終了時に出力するようにしてもよく、大当り遊技開始時に出力しても良い。
In the above embodiment, the external
○上記実施形態において、11ラウンド目までに、確変状態が付与されることを示す示唆演出を実行させても良い。なお、11ラウンド目における大入賞口扉28の開閉態様から、ステップアップ大当り遊技が付与されたか否かを認識できることから、11ラウンド目までに、示唆演出を実行させるように構成することで、示唆演出の実行に対しても注目させることができる。また、15R確変秘匿大当り遊技においては、示唆演出の実行を制限して、確変状態が秘匿される必要がある。
In the above embodiment, a suggestion effect indicating that the probability variation state is given may be executed by the eleventh round. In addition, since it is possible to recognize whether or not a step-up jackpot game has been granted from the opening / closing mode of the big winning
○上記実施形態において、15R特別確変大当り遊技が付与される場合、11ラウンド目までに、15R特別確変大当り遊技が付与されることを示す特別報知演出を実行させるようにしても良い。このように、ステップアップ大当り遊技、15R確変秘匿大当り遊技、15R通常確変大当り遊技又は15R通常非確変大当り遊技であると認識されるまでに、特別報知演出を実行させることで、特別報知演出の実行に対して注目させることができる。 In the above embodiment, when a 15R special probability variable big hit game is awarded, a special notification effect indicating that a 15R special probability variable big hit game is awarded may be executed by the eleventh round. As described above, the special notification effect is executed by executing the special notification effect until the step-up jackpot game, the 15R probability variable concealment big hit game, the 15R normal probability variable big hit game, or the 15R normal non-probability variable big hit game is recognized. Can attract attention.
○上記実施形態のステップアップ大当り遊技の11ラウンド目のラウンド遊技では、大入賞口扉28を6回開放させ、入球上限個数まで遊技球が入賞することが可能なようにしていたが、15R通常確変大当り遊技などと判断できなくするために5回開放させるだけでも良い。
○ In the eleventh round game of the step-up jackpot game of the above embodiment, the grand
○上記実施形態のジャンプアップ大当り遊技の1ラウンド目のラウンド遊技では、大入賞口扉28を3回開放させ、入球上限個数まで遊技球が入賞することが可能なようにしていたが、2ラウンドの大当り遊技などと判断できなくするために2回開放させるだけでも良い。
○ In the first round game of the jump-up jackpot game of the above embodiment, the big winning
○上記実施形態では、統括CPU31aは、復電したとき、第1図柄通知コマンド、第2図柄通知コマンド及び状態通知コマンドにより大当り遊技が付与されていると特定した場合、当該大当り遊技中、復電時の大当り遊技専用の遊技演出を実行させるようにした。この別例として、統括CPU31aは、復電したとき、大当り遊技が付与されていると特定した場合、当該大当り遊技中、15ラウンドの大当り遊技のうち、一番利益の低い(大入賞口扉28の合計開放時間が短く、確変状態が付与されない)大当り遊技の遊技演出(通常演出)を実行させるようにしてもよい。
In the above embodiment, when the
○上記実施形態では、統括CPU31aは、大当り遊技中、リセット信号Reを誤入力した際、リセット信号誤入力専用の報知演出を実行させたが、実行させなくても良い。
○上記実施形態では、統括CPU31aは、15R特別確変大当り遊技又はステップアップ大当り遊技が実行される場合、確変図柄による大当りの図柄組み合わせを表示できるようにしたが、表示できないようにしても良い。
In the above embodiment, the
In the above embodiment, when the 15R special probability variable big hit game or the step-up big hit game is executed, the
○上記実施形態では、復電時とリセット信号後入力時におけるエンディング演出を共通化したが、それぞれ別種類のエンディング演出を実行させても良い。
次に、上記実施形態及び別例から把握できる技術的思想を以下に追記する。
In the above embodiment, the ending effect at the time of power recovery and the input after the reset signal is shared, but different types of ending effects may be executed.
Next, a technical idea that can be grasped from the above embodiment and another example will be added below.
(イ)予め定めた複数種類の第1図柄を変動させて行う第1図柄変動ゲーム及び前記第1図柄とは別に定めた複数種類の第2図柄を変動させて行う第2図柄変動ゲームを表示する表示手段と、入球した遊技球を検知することにより前記第1図柄変動ゲームの始動条件を付与するとともに、前記遊技球の入球口が開放状態と閉鎖状態を取り得るように動作する開閉機構を有する第1始動手段と、入球した遊技球を検知することにより前記第2図柄変動ゲームの始動条件を付与する第2始動手段と、各始動手段へ入球し、検知された遊技球を始動手段毎の始動保留球として記憶する保留記憶手段と、遊技機全体を制御する主制御装置と、主制御装置から入力した制御信号に基づき各種処理を実行する副制御装置を備え、前記図柄変動ゲームにて大当り表示結果が表示された場合には該図柄変動ゲームの終了後に遊技球の入球が許容される入賞手段を開放するラウンド遊技により構成される大当り遊技を付与する遊技機において、電源断されるとき、前記主制御装置及び前記副制御装置の制御を停止させるリセット信号を出力するリセット信号出力手段を備え、前記主制御装置は、前記第1始動手段に遊技球が検知されたことを契機に、図柄変動ゲーム及び大当り遊技が実行されていないときに第1図柄変動ゲームが大当りとなるか否かを判定すると共に、前記第2始動手段に遊技球が検知されたことを契機に、図柄変動ゲーム及び大当り遊技が実行されていないときに第2図柄変動ゲームが大当りとなるか否かを判定する大当り判定手段と、前記大当り判定手段の判定結果に基づき、第1図柄変動ゲームの表示結果に対応する第1図柄を決定する、又は第2図柄変動ゲームの表示結果に対応する第2図柄を決定する図柄決定手段と、前記大当り判定手段が第1図柄変動ゲームにて大当りとなると判定した場合、当該第1図柄変動ゲーム終了後に大当り遊技を付与すると共に、前記大当り判定手段が第2図柄変動ゲームにて大当りとなると判定した場合、当該第2図柄変動ゲーム終了後に大当り遊技を付与する大当り遊技付与手段と、前記図柄決定手段が決定した第1図柄及び第2図柄を記憶すると共に、第1図柄変動ゲームについて大当り遊技が付与されたか否かを示す第1状態フラグと、第2図柄変動ゲームについて大当り遊技が付与されたか否かを示す第2状態フラグを記憶する状態記憶手段と、前記図柄決定手段が決定した第1図柄及び第2図柄を指定する図柄指定コマンドと、大当り遊技を構成するラウンド遊技の開始及びラウンド遊技数を示すラウンド指定コマンドを出力するコマンド出力手段と、リセット信号入力後に前記状態記憶手段の記憶内容をバックアップするバックアップ処理を実行するバックアップ手段を備え、前記副制御装置は、前記大当り判定手段が第1図柄変動ゲームにて大当りとなると判定した場合、前記コマンド出力手段から入力した図柄指定コマンドにより指定された第1図柄に基づき、第1図柄変動ゲームの表示結果を表示させ、第1図柄変動ゲームについて大当り遊技に係わる遊技演出の演出内容を決定し、入力したラウンド指定コマンドに基づき、各ラウンド遊技の遊技演出を実行させる一方、前記大当り判定手段が第2図柄変動ゲームにて大当りとなると判定した場合、前記コマンド出力手段から入力した図柄指定コマンドにより指定された第2図柄に基づき、第2図柄変動ゲームの表示結果を表示させ、第2図柄変動ゲームについて大当り遊技に係わる遊技演出の演出内容を決定し、入力したラウンド指定コマンドに基づき、各ラウンド遊技の遊技演出を実行させる演出制御手段を備え、前記コマンド出力手段は、電源断された場合、復電後に、前記バックアップ手段によりバックアップされた前記状態記憶手段の記憶内容に基づき、第1図柄及び第2図柄を指定する復電用図柄指定コマンドと、第1状態フラグに応じて第1図柄変動ゲームについて大当り遊技が付与されたか否かを示す復電用第1状態指定コマンドと、第2状態フラグに応じて第2図柄変動ゲームについて大当り遊技が付与されたか否かを示す復電用第2状態指定コマンドと、を出力するように構成されており、前記演出制御手段は、リセット信号入力後、復電後に、入力された復電用図柄指定コマンドにより第1図柄及び第2図柄を特定し、入力された復電用第1状態指定コマンドにより大当り遊技が付与されていると特定された場合には、大当り遊技中、第1図柄に応じた表示結果を表示させ、入力された復電用第2状態指定コマンドにより大当り遊技が付与されていると特定された場合には、大当り遊技中、第2図柄に応じた表示結果を表示させる一方、リセット信号入力後、復電用図柄指定コマンド、復電用第1状態指定コマンド及び復電用第2状態指定コマンドを入力せずに、前記ラウンド指定コマンドを入力した場合、当該ラウンド指定コマンドにより指定されるラウンド遊技中、リセット信号未入力専用の表示演出を前記表示手段に実行させることを特徴とする遊技機。 (A) Displaying a first symbol variation game performed by varying a plurality of predetermined first symbols and a second symbol variation game performed by varying a plurality of second symbols defined separately from the first symbol A display means for detecting the game ball that has entered the ball and providing a start condition for the first symbol variation game, and opening and closing the game ball so that the ball can be opened and closed. A first starting means having a mechanism, a second starting means for providing a starting condition for the second symbol variation game by detecting the entered game ball, and a game ball detected by entering the starting means And a sub-control device that executes various processes based on a control signal input from the main control device. Large in floating game If the display result is displayed, the power is cut off in the gaming machine that provides a big hit game constituted by a round game that opens a winning means that allows a game ball to enter after the symbol variation game is completed. A reset signal output means for outputting a reset signal for stopping the control of the main control device and the sub-control device, the main control device being triggered by a game ball being detected by the first starting means. When the symbol variation game and the big hit game are not executed, it is determined whether or not the first symbol variation game is a big hit, and the symbol variation is triggered when the second starting means detects a game ball. Based on the determination result of the jackpot determining means for determining whether or not the second symbol variation game is a jackpot when the game and the jackpot game are not executed, The symbol determination means for determining the first symbol corresponding to the display result of the symbol variation game or the second symbol corresponding to the display result of the second symbol variation game, and the jackpot determination means are included in the first symbol variation game. If the jackpot game is awarded after the end of the first symbol variation game, and if the jackpot determination means determines that the jackpot is determined to be a jackpot in the second symbol variation game, after the second symbol variation game ends. A jackpot game granting means for granting a jackpot game, a first symbol and a second symbol determined by the symbol determination means, and a first state flag indicating whether or not a jackpot game has been awarded for the first symbol variation game State storage means for storing a second state flag indicating whether or not a big hit game has been awarded for the second symbol variation game, and the symbol determination means determines In addition, a symbol designating command designating the first design and the second design, a command output means for outputting a round designating command indicating the start of round games and the number of round games constituting the jackpot game, and the state storing means after inputting a reset signal Backup means for executing backup processing for backing up the stored contents of the symbol, and when the sub-control device determines that the big hit determining means is a big hit in the first symbol variation game, the symbol designation input from the command output means Based on the first symbol designated by the command, the display result of the first symbol variation game is displayed, the content of the effect of the game effect relating to the big hit game is determined for the first symbol variation game, and based on the input round designation command, While the game effect of each round game is executed, the jackpot determination means is shown in FIG. When it is determined that the game is a big hit in the variable game, the display result of the second symbol variable game is displayed based on the second symbol designated by the symbol designation command input from the command output means, and the big bonus for the second symbol variable game is displayed. An effect control means for determining the effect contents of the game effect related to the game and executing the game effect of each round game based on the inputted round designation command, and when the power is cut off, the command output means, after power is restored Based on the storage contents of the state storage means backed up by the backup means, a power-return symbol designation command for designating the first symbol and the second symbol, and a big hit for the first symbol variation game according to the first state flag The first symbol designation for power recovery indicating whether or not a game has been granted and the second symbol variation according to the second status flag And a second status designation command for power recovery indicating whether or not a big hit game has been awarded for the game, and the effect control means is input after the power is restored after the reset signal is input. If the first symbol and the second symbol are specified by the power recovery symbol designating command and the jackpot game is specified by the input power recovery first state designating command, If the display result corresponding to the first symbol is displayed, and it is specified that the jackpot game is given by the input second state designation command for power recovery, the display corresponding to the second symbol during the jackpot game While displaying the result, after inputting the reset signal, if the round designation command is input without inputting the power recovery symbol designation command, the power restoration first status designation command and the power restoration second status designation command, A gaming machine characterized by causing the display means to execute a display effect dedicated to no reset signal input during a round game designated by the round designation command.
(ロ)前記大当り判定手段は、前記第1始動手段に対応する第1始動保留球が前記保留記憶手段に記憶されている場合には前記第1始動保留球に基づき前記第1図柄変動ゲームで大当り表示結果を導出する大当りとするか否かの大当り判定を行う一方、前記第1始動保留球が記憶されていない場合であって前記第2始動手段に対応する第2始動保留球が前記保留記憶手段に記憶されている場合には前記第2始動保留球に基づき前記第2図柄変動ゲームで大当り判定を行うように構成されていることを特徴とする技術的思想(イ)に記載の遊技機。 (B) When the first start hold ball corresponding to the first start means is stored in the hold storage means, the big hit determining means is the first symbol variation game based on the first start hold ball. While determining whether or not the big hit display result is derived as a big hit, the second start holding ball corresponding to the second starting means is held when the first start holding ball is not stored. A game according to the technical concept (a), characterized in that, when stored in the storage means, a jackpot determination is made in the second symbol variation game based on the second starting holding ball. Machine.
(ハ)前記演出制御手段は、復電したとき、復電用第1状態指定コマンド又は復電用第2状態指定コマンドにより大当り遊技が付与されていると特定した場合、当該大当り遊技中、復電時の大当り遊技専用の遊技演出を実行させることを特徴とする技術的思想(イ)又は技術的思想(ロ)に記載の遊技機。 (C) When the effect control means specifies that the big hit game is given by the first status designation command for power restoration or the second status designation command for power restoration when the power is restored, A gaming machine according to the technical idea (b) or the technical idea (b), wherein a game effect dedicated to a big hit game at the time of electricity is executed.
(ニ)第1図柄変動ゲームの表示結果に対応する第1図柄に基づき、第1図柄変動ゲームにおける大当り遊技終了後に遊技者に有利な特別遊技状態を付与するか否か判定し、判定結果が肯定の場合には、特別遊技状態を付与する第1特別遊技状態付与手段と、第2図柄変動ゲームの表示結果に対応する第2図柄に基づき、第2図柄変動ゲームにおける大当り遊技終了後に特別遊技状態を付与するか否か判定し、判定結果が肯定の場合には、特別遊技状態を付与する第2特別遊技状態付与手段を備え、前記演出制御手段は、前記1特別遊技状態付与手段又は前記第2特別遊技状態付与手段が特別遊技状態を付与すると判定した場合、ラウンド指定コマンドを入力したとき、当該ラウンド指定コマンドにより指定されるラウンド遊技中、特別遊技状態を付与することを示す特別遊技状態付与演出を実行させるとともに、前記1特別遊技状態付与手段又は前記第2特別遊技状態付与手段が特別遊技状態を付与しないと判定した場合、ラウンド指定コマンドを入力したとき、当該ラウンド指定コマンドにより指定されるラウンド遊技中、特別遊技状態を付与しないことを示す通常演出を実行させる一方、リセット信号誤入力専用の表示演出を実行させた後、ラウンド指定コマンドを入力したときには、当該ラウンド指定コマンドにより指定されるラウンド遊技中、前記通常演出を実行させることを特徴とする技術的思想(イ)〜(ハ)のうちいずれか一項に記載の遊技機。 (D) Based on the first symbol corresponding to the display result of the first symbol variation game, it is determined whether or not a special game state advantageous to the player is given after the big hit game in the first symbol variation game is finished, and the determination result is In the case of affirmation, based on the first special game state granting means for granting a special game state and the second symbol corresponding to the display result of the second symbol variation game, the special game after the big hit game in the second symbol variation game ends It is determined whether or not a state is to be granted, and if the determination result is affirmative, a second special game state granting unit for granting a special game state is provided, wherein the effect control unit includes the first special game state granting unit or the When it is determined that the second special game state granting means grants a special game state, when a round designation command is input, during the round game designated by the round designation command, the special game When a special gaming state granting effect indicating that a state is to be given is executed, and when the first special gaming state granting unit or the second special gaming state granting unit determines that no special gaming state is given, a round designation command is input. In the round game designated by the round designation command, the normal presentation indicating that the special gaming state is not given is executed, while the display presentation dedicated to erroneous input of the reset signal is executed, and then the round designation command is input. The gaming machine according to any one of the technical ideas (A) to (C), wherein when the game is performed, the normal performance is executed during the round game specified by the round specification command.
H0…第1特図表示器(表示手段)、H1…第2特図表示器(表示手段)、H2…可変表示器(表示手段)、SE1…第1始動口センサ、SE2…第2始動口センサ、10…パチンコ機、20…センター役物、25…第1始動入賞口(第2始動手段)、26…開閉羽根(開閉機構)、27…第2始動入賞口(第1始動手段)、28…大入賞口扉、29…大入賞口装置(入賞手段)、30…主制御基板(主制御装置)、30a…メインCPU(大当り判定手段、図柄決定手段、大当り遊技付与手段、バックアップ手段、コマンド出力手段、特図振分乱数取得手段、第1特別遊技状態付与手段、第2特別遊技状態付与手段、特別遊技状態付与手段)、30c…RAM(状態記憶手段、保留記憶手段)、31…統括制御基板(副制御装置)、31a…統括CPU(演出制御手段)、31b…ROM、31c…RAM、32…表示制御基板、32a…サブCPU、45…リセット信号回路(リセット信号出力手段)。 H0 ... first special figure display (display means), H1 ... second special figure display (display means), H2 ... variable display (display means), SE1 ... first start port sensor, SE2 ... second start port Sensor: 10 ... Pachinko machine, 20 ... Center character, 25 ... First start winning opening (second starting means), 26 ... Opening / closing blade (opening / closing mechanism), 27 ... Second starting winning opening (first starting means), 28 ... Grand prize opening door, 29 ... Grand prize opening device (winning means), 30 ... Main control board (main control device), 30a ... Main CPU (Big hit judging means, symbol determining means, jackpot game granting means, backup means, Command output means, special figure distribution random number acquisition means, first special gaming state provision means, second special gaming state provision means, special gaming state provision means), 30c ... RAM (state storage means, hold storage means), 31 ... General control board (sub-control device), 31a Overall CPU (presentation control means), 31b ... ROM, 31c ... RAM, 32 ... display control board, 32a ... sub CPU, 45 ... reset signal circuit (reset signal output means).
Claims (2)
電源断されることを検知して、電源断される前に電源断信号を出力する電源断監視手段と、
前記電源断信号の入力後、前記主制御装置及び前記副制御装置の制御を停止させるリセット信号を出力するリセット信号出力手段を備え、
前記主制御装置は、
図柄変動ゲーム開始前に、図柄変動ゲームが大当りとなるか否かを判定する大当り判定手段と、
前記大当り判定手段の判定結果に基づき、図柄変動ゲームの表示結果に対応する図柄を決定する図柄決定手段と、
前記大当り判定手段が大当りとなると判定した場合、図柄変動ゲーム終了後に大当り遊技を付与する大当り遊技付与手段と、
前記図柄決定手段が決定した図柄及び前記大当り遊技付与手段が大当り遊技を付与するか否かを記憶する状態記憶手段と、
図柄変動ゲーム中に前記図柄決定手段が決定した図柄を指定する図柄指定コマンドを出力すると共に、大当り遊技中に大当り遊技を構成するラウンド遊技の開始及びラウンド遊技数を示すラウンド指定コマンドを出力するコマンド出力手段と、
電源断信号入力後に前記状態記憶手段の記憶内容をバックアップするバックアップ処理を実行するバックアップ手段を備え、
前記副制御装置は、
入力した図柄指定コマンドにより指定された図柄に基づき、図柄変動ゲームの表示結果を図柄変動ゲーム終了時に表示させ、前記大当り判定手段の判定結果が肯定の場合には大当り遊技の演出内容を決定するとともに、入力したラウンド指定コマンドに基づき、各ラウンド遊技の遊技演出を実行させる演出制御手段を備え、
前記コマンド出力手段は、リセット信号を入力した場合、復電後に、前記バックアップ手段によりバックアップされた前記状態記憶手段の記憶内容を通知する復電処理制御信号を出力するように構成されており、
前記演出制御手段は、
リセット信号入力後、復電処理制御信号を入力した場合には、当該復電処理制御信号に基づき、遊技演出を継続実行させる一方、
リセット信号入力後、復電処理制御信号を入力せずにラウンド指定コマンドを入力した場合、当該ラウンド指定コマンドにより指定されるラウンド遊技中、リセット信号誤入力専用の表示演出を前記表示手段に実行させることを特徴とする遊技機。 Display means for displaying a symbol variation game performed by varying a plurality of predetermined symbols, a main control device for controlling the entire gaming machine, and a sub-process for executing various processes based on control signals input from the main control device A jackpot game comprising a round game that includes a control device and, when a jackpot display result is displayed in the symbol variation game, opens a winning means that allows a game ball to enter after the symbol variation game ends. In gaming machines that grant
Power-off monitoring means for detecting power-off and outputting a power-off signal before the power is cut off;
A reset signal output means for outputting a reset signal for stopping the control of the main control device and the sub control device after the input of the power-off signal;
The main controller is
A jackpot determining means for determining whether or not the symbol variation game is a big hit before starting the symbol fluctuation game;
A symbol determining means for determining a symbol corresponding to the display result of the symbol variation game based on the determination result of the jackpot determining means;
A jackpot game granting means for granting a jackpot game after the symbol variation game is finished,
State storage means for storing the symbol determined by the symbol determining means and whether or not the jackpot game granting means grants a jackpot game;
A command for outputting a symbol designation command for designating a symbol determined by the symbol determination means during a symbol variation game, and for outputting a round designation command indicating the start of a round game constituting the big hit game and the number of round games during the big hit game Output means;
Comprising backup means for performing backup processing for backing up the storage contents of the state storage means after the power-off signal is input;
The sub-control device
Based on the symbol designated by the inputted symbol designation command, the display result of the symbol variation game is displayed at the end of the symbol variation game, and if the determination result of the jackpot determination means is affirmative, the effect content of the jackpot game is determined. , Including an effect control means for executing a game effect of each round game based on the input round designation command,
The command output means is configured to output a power recovery process control signal for notifying the storage contents of the state storage means backed up by the backup means after power recovery when a reset signal is input,
The production control means includes
When the power recovery process control signal is input after the reset signal is input, the game effect is continuously executed based on the power recovery process control signal.
When a round designation command is inputted without inputting a power recovery process control signal after the reset signal is inputted, the display means is caused to execute a display effect dedicated to erroneous input of the reset signal during the round game designated by the round designation command. A gaming machine characterized by that.
図柄変動ゲームの表示結果に対応する図柄に基づき、大当り遊技終了後に遊技者に有利な特別遊技状態を付与するか否か判定し、判定結果が肯定の場合には、特別遊技状態を付与する特別遊技状態付与手段を備え、
前記演出制御手段は、
前記特別遊技状態付与手段が特別遊技状態を付与すると判定した場合、ラウンド指定コマンドを入力したとき、当該ラウンド指定コマンドにより指定されるラウンド遊技中、特別遊技状態を付与することを示す特別遊技状態付与演出を実行させるとともに、前記特別遊技状態付与手段が特別遊技状態を付与しないと判定した場合、ラウンド指定コマンドを入力したとき、当該ラウンド指定コマンドにより指定されるラウンド遊技中、特別遊技状態を付与しないことを示す通常演出を実行させる一方、
リセット信号誤入力専用の表示演出を実行させた後、ラウンド指定コマンドを入力したときには、当該ラウンド指定コマンドにより指定されるラウンド遊技中、前記通常演出を実行させることを特徴とする請求項1に記載の遊技機。 The main controller is
Based on the symbol corresponding to the display result of the symbol variation game, it is determined whether or not a special game state advantageous to the player is to be given after the big hit game is finished, and if the determination result is affirmative, a special game state is granted. A game state providing means,
The production control means includes
When it is determined that the special gaming state granting unit grants a special gaming state, when a round designation command is input, a special gaming state grant indicating that a special gaming state is given during a round game designated by the round designation command If the special game state granting unit determines that the special game state is not to be granted, the special game state is not given during the round game designated by the round designation command when the round designation command is input. While performing a normal production showing that
2. The normal effect is executed during a round game designated by the round designation command when a round designation command is inputted after the display effect dedicated to erroneous input of the reset signal is executed. Game machines.
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