JP5165409B2 - 遠心噴霧加湿装置 - Google Patents

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Description

本発明は、主として、農事用(挿し木、苗接木用、又は茸の栽培用として)、又は工場用として利用される遠心噴霧加湿装置に関する。
発明の名称の如く、この遠心噴霧加湿装置が採用される領域は、噴霧微粒子による加湿を必要とする領域であり、例えば、農事用としては、ハウスの、例えば、発芽室、又は養生室等内における温湿度調整、或いは、温室における茸の栽培が挙げられる。また、他の領域としては、工場、病院等における湿度調整がある。
そして、前述のハウス内の温湿度調整を、的確に行うことで、ハウスにおいて、作物への埃、細菌等の侵入を回避し、また、噴霧した細霧粒子(微粒子)内への埃、細菌等の侵入を回避することで、挿し木、苗接木等を行なった場合は、この挿し木、苗接木等への雑菌の付着防止と、また、この挿し木、苗接木箇所への雑菌の侵入防止に、極めて、有益かつ役立つこと、並びに作物に、最適な生育環境を提供できること、等が知られている。
ここで、挿し木、苗接木等の養生に使用される場合を詳細に説明すると、この養生において、加湿に際して、大きい粒子が噴霧されると、挿し木、苗接木の茎や葉に水滴が付着する。しかし、この水滴中には、細菌(水滴が、空中を浮遊中に、細菌を拾うこと)が多く、この細菌が、挿し木箇所、苗接木箇所に入り、菌の侵入、及び/又は水滴によるカビの発生に起因し、病気になること、そして、苗の生育に障害を与えること、さらに挿し木の歩留まりを悪くすること等の障害があり、その改良が望まれる処である。殊に、挿し木の接合部分は手術後の傷と同じであり、特別な配慮が必要であると考えられている。
以上のことから、この養生においては、適正、かつ精緻な湿度維持と湿度管理とが不可欠であることに鑑み、この湿度維持と湿度管理には、ミクロの細霧粒子(超細霧微粒子)を噴霧できる遠心噴霧加湿装置が最適と考えられる。この遠心噴霧加湿装置では、ミクロの細霧粒子を噴霧することで、挿し木、苗接木等の際において、朽ちれ発生回避と、葉面の濡れ、汚染、薬害発生等の回避等に、極めて、有効である。また、他の特徴は、ミクロの細霧粒子であれば、イオン発生も増大し、生育環境の一段の向上が期待できる。さらにハウス内の濡れ、汚染、茸の栽培での結露の問題解消等にも、極めて、有益である。
また、茸栽培で使用されている細霧加湿装置は、通常、超音波加湿器(超音波振動子・超音波素子)を採用する。しかし、この超音波加湿器は、耐久時間と、また、超音波振動子等(超音波振動子とする)に異物が付着した場合には、超音波振動子のスムーズな動きに障害を来たすことと、これに起因し、この超音波加湿器の破損の原因となること等が考えられる。殊に、この茸栽培では、昼夜に亙り、湿度維持と湿度管理を行なうので、従来の自動制御方式の細霧加湿装置では、大きい粒子になり易いこと、この大きい粒子が存在すると、加湿運転終了後において、この細霧気化の過程で、結露が発生し易くなること、設定値に対して多湿状態(オーバーフロー)になる傾向があること、そして、一度、結露が発生し、しかも、市販の湿度センサーを、この養生室等(養生室とする)の如く、密閉された空間で使用する場合、オーバーフロー状態となり、その間は制御が行われなくなることがあり、正確性を欠くこと、等の弊害が考えられており、その改良が望まれる処である。また、前記大きい粒子は湿度センサーとの相性も非常に悪く、高分子センサーの寿命を極端に短くする。
また、この養生室の環境は、一般的には、相対湿度90%以上の条件下で養生される。従って、湿度センサーに付着した大きい粒子は蒸発しにくく、復旧するまでにかなりの時間を要する等の改良点がある。養生室は、最低条件として、結露しにくい構造であるが、湿度センサーが結露することはあり得る。このような場合は、結露した湿度センサーのために室内を換気して湿度を下げることもあり、この挿し木の養生には問題がある。
尚、この種の遠心噴霧加湿装置は、前述した、農事用としての一例に限定されず、他の分野として、例えば、生活空間となる全ての建屋(人的施設)、海苔等の食品製造・倉庫、飲食店、乗り物等の分野においても、利用できる。そして、利用の際には、一部の面において、前述の例と、略同じ問題が考えられる。
そこで、この遠心噴霧加湿装置に関する先行文献としては、以下、特許公開公報より、抜粋する各文献があるので、その要点を説明する。
文献(1)としては、特開平9−10641号の「液体用の超微粒子噴霧装置」がある。この発明は、超微粒子化用の液体を充填できるタンク部と、タンクの液体を吸上げて微粒子化し、ケーシングの噴霧口に吹上げる微粒子化生成部と、微粒子生成部より浮上した微粒子を、ドライな超微粒子の状態に変換して超微粒子化させる超微粒子化部からなる構成である。その特徴は、装置の軽量化と、被噴霧物(液体)を、煙と略均等な0.2〜0.5μmに微粒子化し、低コストで火災の危険性のない超微粒子化した細霧の供給を図る。その利用分野は、液体を超微粒子化して噴霧し、病院、レストラン、映画館、劇場、体育館において、消毒・殺菌・殺虫、又は芳香する分野(業種)に使用することを目的とする。
また、文献(2)としては、特開2005−131546の「超微粒子拡散装置」がある。この発明は、水槽に誘流部の先端が位置して架承された遠心回転体と、この遠心回転体の下側に送風羽根と、この遠心回転体の回転を司る駆動部を包囲し、その外周面に複数の羽根を備えた閉塞筒体と、この閉塞筒体に適宜間隔をもって設置されるとともに、水槽にセットされた上下方開口部を備えたケーシングと、このケーシングの上方開口部の下側に設けた開口を備えたネットと、この上方開口部に嵌合される筒部とで構成する。その特徴は、粒径の超微粒子化を介して、埃、細菌等の侵入回避、及び/又は作物に好影響を与え、しかも、挿し木、苗接木箇所への雑菌の侵入防止を図ること、また、最適な挿し木、苗接木を図ること、又は樹木・葉面の朽ちれ回避と、また汚染、薬害発生等の弊害回避とが図れる。また、前記文献(1)に対し、構造が簡単で、効率よく超微粒子化が図れる。
特開平9−10641号 特開2005−131546
文献(1)は、微粒子生成部より浮上した微粒子を、加熱手段を利用してドライな超微粒子の状態において、超微粒子化させる構造である。従って、加熱手段という付帯設備を設けることから、装置の複雑化と、安全面での配慮と、又は噴射した超微粒子の取扱いにも注意を要すること、等の問題があり、この問題を解決すべき工夫を要する。また、加熱手段を設けることで、装置の大型化と、設置(使用)箇所が制限されること、又はランニングコスト・製造等のコストの上昇が考えられること、さらに環境破壊に繋がる虞があること、等の弊害が考えられる。
また文献(2)は、遠心回転板と環状拡散室の環状壁面への衝突で、超微粒子を生成し、さらにこの超微粒子が、ケーシングの上方開口部の下方に設けた超微細隙間を有するネットに衝突することで、超微粒子化(最適超微粒子:煙)を生成する構造である。しかし、このような構造では、超微粒子化の粒径には限界があり、例えば、前述の挿し木、苗接木箇所への雑菌の侵入防止と、また、最適な挿し木、苗接木と、又は樹木・葉面の朽ちれ回避と、また汚染、薬害発生等の弊害回避等を図るには、十分とは考えられない。そして、また、ネットを設けるので、構造が複雑となり、製造コストの上昇と、組付けの手間を要すること、等の改良点が挙げられる。さらに、ケーシングの内面と、閉塞筒体の外周面の羽根で構成される、略円筒形状の細霧通路を、超微粒子が、上昇する構造であり、この超微粒子が、細霧水滴となり易く、確実、かつ多量の超微粒子化を達成するには、改良の余地が考えられる。
そして、この文献(1)・(2)の構造は、水の吸上げ方式(吸上げ口「5」、誘流部「20」より吸上げる方式)であるので、その水位により、吸上げ量が異なり、噴霧量が可変することがあり、均一な噴霧量が確保されないこと、また発芽室、又は養生室等における湿度の均一化が図れず、悪影響を与えること、等の改良が挙げられる。
上記に鑑み、本発明は、「イ」〜「ヘ」の目的を達成することを意図する。
「イ」 樹木、苗における挿し木、苗接木の養生、又は茸等の作物の栽培において、ミクロの微粒子を多量かつ効率良く発生するとともに、このミクロの微粒子を瞬時に気化し、樹木、苗及び/又はその葉面、又は茸に水滴が付着しないこと、
「ロ」 ミクロの超微粒子化を介して、噴霧と略同時に素早く気化される機構を採用し、ハウス内(栽培室内)の湿度設定値を、瞬時に確保し、この湿度設定値オーバーを回避しつつ、適正かつ精緻な湿度環境の維持を可能にすること、
「ハ」 また挿し木、苗接木、葉面又は茸の笠等への水滴の付着を無くし、細菌の繁殖やカビの発生と、各種の病気の発生を抑え、樹木、苗、茸等の歩留まりの飛躍的な向上を図ること、
「ニ」 また、生育及び/又は栽培環境の確保と、エネルギーの節約化、環境維持の確保と、経済性の向上等を図ること、
「ホ」 下部に流体供給機構を、上部に吸込み孔と、吹出口とを備え、かつ駆動機構、並びに遠心噴霧機構を備えたケーシングの構造とすることで、部品点数の減少により、取扱・修理の容易化、装置の小型化、低い立上りを確保すること、
「ヘ」 ポンプによる定量の水(定量水)の供給を介して、噴霧量を定量化すること、均一な噴霧量の確保を図ること、また発芽室、又は養生室等における湿度の均一化を図り、生育、接木等に効影響を与えること、等にある。
請求項1の発明は、前述の「イ」〜「ヘ」の意図を達成することにある。
請求項1は、ケーシングの下部に流体供給機構を、このケーシングの上部に吸込み孔と、駆動機構、並びに遠心噴霧機構を、またこの上部の先端に吹出口を備えた構成の遠心噴霧加湿装置であって、
このケーシングの下部の流体供給機構は、流体用の水槽と、ポンプと、この水槽とポンプを繋ぐ配管と、このポンプより延設した送水管を備えるとともに、この送水管を、前記遠心噴霧機構の回転板の表面に臨ませる構造とし、
また前記駆動機構は、前記ケーシングの上部の環状枠体に開設した吸込み孔の下側に設けた壁板内に配備した駆動部とし、
また、前記遠心噴霧機構は、壁板に間隔をおいて設けた支持板と、この支持板に間隔をおいて設けた前記駆動機構に固止した翼片を備えた送風板と、この送風板の上方に設けた多数の衝突片を繞設したエルミネータと、このエルミネータの環状壁面の内面に設けた回転板と、このエルミネータの環状壁面の先端部を、前記ケーシングの収れん枠体の内面に設ける構成とし、
前記ケーシングの内面と、前記筒体の外面とで空間を形成したことを特徴とする構成とした遠心噴霧加湿装置である。
請求項2の発明は、請求項1の目的を達成すること、この目的を達成するに、最適な送風板の構造を提供することを意図する。
請求項2は、請求項1に記載の遠心噴霧加湿装置であって、
前記送風板の周辺部に、垂下した環状鍔片を設ける構成とした遠心噴霧加湿装置である。
請求項3の発明は、請求項1の目的を達成すること、この目的を達成するに、最適な駆動部の構造を提供することを意図する。
請求項3は、請求項1に記載の遠心噴霧加湿装置であって、
前記駆動部を、モータとし、このモータの出力軸に、前記送風板と、回転板を固止する構成とした遠心噴霧加湿装置である。
請求項4の発明は、請求項1の目的を達成すること、この目的を達成するに、最適な衝突片の構造を提供することを意図する。
請求項4は、請求項1に記載の遠心噴霧加湿装置であって、
前記衝突片は、エルミネータ本体より、切欠き構成した切欠き片とし、この切欠き片は、このエルミネータ本体の環状壁面及び/又は貫通孔に、略直交する構成とした遠心噴霧加湿装置である。
請求項5の発明は、請求項1の目的を達成すること、この目的を達成するに、最適なケーシングの構造を提供することを意図する。
請求項5は、請求項1に記載の遠心噴霧加湿装置であって、
前記ケーシングの上部を、前記環状枠体と、この環状枠体に設けた漏斗形状の吹出口を備えた収れん枠体とで構成し、この環状枠体に、前記吸込み孔を、複数個開設する構成とした遠心噴霧加湿装置である。
請求項6の発明は、請求項1の目的を達成すること、この目的を達成するに、最適なケーシングの吹出口の構造を提供することを意図する。
請求項6は、請求項1に記載の遠心噴霧加湿装置であって、
前記ケーシングの吹出口に、直管又は曲管を、抜差し自在に、差込み可能とする構成とした遠心噴霧加湿装置である。
請求項1の発明は、ケーシングの下部に流体供給機構を、ケーシングの上部に吸込み孔と、駆動機構、並びに遠心噴霧機構を、また上部の先端に吹出口を備えた構成の遠心噴霧加湿装置であって、
ケーシングの下部の流体供給機構は、流体用の水槽と、ポンプと、水槽とポンプを繋ぐ配管と、ポンプより延設した送水管を備えるとともに、送水管を、遠心噴霧機構の回転板の表面に臨ませる構造とし、
また駆動機構は、ケーシングの上部の環状枠体に開設した吸込み孔の下側に設けた壁板内に配備した駆動部とし、
また、遠心噴霧機構は、壁板に間隔をおいて設けた支持板と、支持板に間隔をおいて設けた駆動機構に固止した翼片を備えた送風板と、送風板の上方に設けた多数の衝突片を繞設したエルミネータと、エルミネータの環状壁面の内面に設けた回転板と、エルミネータの環状壁面の先端部を、ケーシングの収れん枠体の内面に設ける構成とし、
ケーシングの内面と、筒体の外面とで空間を形成したことを特徴とする構成とした遠心噴霧加湿装置である。
従って、請求項1は、下記の特徴を有する。
「イ」 樹木、苗における挿し木、苗接木の養生、又は茸等の作物の栽培において、ミクロの微粒子を多量かつ効率良く発生するとともに、このミクロの微粒子を瞬時に気化し、樹木、苗及び/又はその葉面、又は茸に水滴の付着がないこと。
「ロ」 ミクロの超微粒子化を介して、噴霧と略同時に素早く気化される機構を採用し、ハウス内(栽培室内)の湿度設定値を、瞬時に確保し、この湿度設定値オーバーを回避しつつ、適正かつ精緻な湿度環境の維持を可能になること。
「ハ」 挿し木、苗接木、葉面又は茸の笠等への水滴の付着を無くし、細菌の繁殖やカビの発生と、各種の病気の発生を抑え、樹木、苗、茸等の歩留まりの飛躍的な向上が図れること。
「ニ」 生育及び/又は栽培環境の確保と、エネルギーの節約化、環境維持の確保と、経済性な向上等が図れること。
「ホ」 下部に流体供給機構を、上部に吸込み孔と、吹出口とを備え、かつ駆動機構、並びに遠心噴霧機構を備えたケーシングの構造とすることで、部品点数の減少により、取扱・修理の容易化、装置の小型化、低い立上りを確保できること。
「ヘ」 ポンプによる定量の水(定量水)の供給を介して、噴霧量を定量化できること、均一な噴霧量の確保が図れること、また発芽室、又は養生室等における湿度の均一化が図れ、かつ生育、接木等に効影響を与えること。
請求項2の発明は、請求項1に記載の遠心噴霧加湿装置であって、
送風板の周辺部に、垂下した環状鍔片を設ける構成とした遠心噴霧加湿装置である。
従って、請求項2は、請求項1の目的を達成できること、この目的を達成するに、最適な送風板の構造を提供できること等の特徴を有する。
請求項3の発明は、請求項1に記載の遠心噴霧加湿装置であって、
駆動部を、モータとし、モータの出力軸に、送風板と、回転板を固止する構成とした遠心噴霧加湿装置である。
従って、請求項3は、請求項1の目的を達成できること、この目的を達成するに、最適な駆動部の構造を提供できること等の特徴を有する。
請求項4は、請求項1に記載の遠心噴霧加湿装置であって、
衝突片は、エルミネータ本体より、切欠き構成した切欠き片とし、切欠き片は、エルミネータ本体の環状壁面及び/又は貫通孔に、略直交する構成とした遠心噴霧加湿装置である。
従って、請求項4は、請求項1の目的を達成できること、この目的を達成するに、最適な衝突片の構造を提供できること等の特徴を有する。
請求項5の発明は、請求項1に記載の遠心噴霧加湿装置であって、
ケーシングの上部を、環状枠体と、環状枠体に設けた漏斗形状の吹出口を備えた収れん枠体とで構成し、環状枠体に、吸込み孔を、複数個開設する構成とした遠心噴霧加湿装置である。
従って、請求項5は、請求項1の目的を達成できること、この目的を達成するに、最適なケーシングの構造を提供できること等の特徴を有する。
請求項6の発明は、請求項1に記載の遠心噴霧加湿装置であって、
ケーシングの吹出口に、直管又は曲管を、抜差し自在に、差込み可能とする構成とした遠心噴霧加湿装置である。
従って、請求項6は、請求項1の目的を達成できること、この目的を達成するに、最適なケーシングの吹出口の構造を提供できること等の特徴を有する。
本発明の一例を説明する。
以下、本発明の図面の説明をすると、図1は遠心噴霧加湿装置の全体を分解し、かつその一部を欠截した斜視図、図2は遠心噴霧加湿装置の全体の断面図、図3は遠心噴霧加湿装置の正面図、図4は遠心噴霧加湿装置の一部を欠載した平面図を示している。
この例では、1はケーシングで、方形状の下部100に流体供給機構Aを、漏斗形状の上部101に駆動機構B、並びに遠心噴霧機構Cを、それぞれ設ける構造である。また、この上部101は、下部100の上面に設けた環状枠体101aと、環状枠体101aに着脱自在に設けられる環状部101cを下側に設けた吹出口2を備えた収れん枠体101bとで構成する。そして、図示しないが、本発明では、遠心噴霧加湿装置を外郭体(函体)内に装置し、この函体に、各機器・制御部(後述する)のON・OFF、タイマ、切換、緊急用等の制御・調整用の摘み(スイッチ)を設け、美観の向上と、経済性の確保、又は函体外側からの操作による取扱いの容易化等を図ることも可能である。
この下部100には、挿脱自在のケース3内に、流体供給機構Aが設けられており、この流体供給機構Aは、水位調整・定量供給手段(フロートスイッチ、電磁弁等)を備えた流体(水、薬液、戻り水等の流体、以下、水とする)用の小型の水槽4と、ポンプ5と、この水槽4とポンプ5を繋ぐ配管6、並びに制御部7と、多数の配管8とで構成されており、このポンプ5の吐出側に設けた配管9を、後述する回転板20の表面20bに導く構造である。この水槽4には、外部と繋ぐ配管8を介して供給される水、又は戻り配管8aを介して供給される戻り水が貯溜される。そして、この貯溜された水は、配管6と、ポンプ5を介して、配管8に至り、後述する回転板20の表面20bに供給する構造である。そして、この一例では、ケース3は、下部100より取出し可能とし、修理、故障、また交換等の保守管理の際に、活用する。尚、図示しないが、ケース3を省略し、下部100に直接、流体供給機構Aを設ける構造も可能である。また、水槽4の内面に抗菌処理(銀イオン処理)を行うことで、水の腐敗、及び/又は細菌の発生を回避できること、水の循環利用の長期化、及び/又は水の節約が図れること、等の特徴を有する。また、本発明は、ポンプ5と、配管8等を介して、定量水を供給する構造を採用し、噴霧量の定量化が図れることから、例えば、均一な噴霧量の確保ができること、また発芽室、又は養生室等における湿度の均一化が図れること、さらに生育、接木等に好影響を与えること、等の実益が考えられる。
そして、この上部101の下方に駆動機構Bを設ける。この駆動機構Bは、モータ10が最適であり、下部100の天板(壁板)に架承されており、その出力軸10aが、環状枠体101aの上方に向かって設けられる。そして、図中12は環状枠体101aに開設した複数個の吸込み孔で、この吸込み孔12を介して、外気を、後述する遠心噴霧機構Cの支持板15の開口に導く構造である。尚、モータ10の略真中を、下部100の天板に支持する構造とし、この下部100(函体を含む、以下、省略)に開設した開口(図示せず)より、外気を吸込み、この天板に開設した開口(図示せず)とで構成する矢印「E」のルートを介して、モータ10の下部の冷却を図ることも可能であり、ケーシング1内に設置した、モータ10の下部の加熱を回避することも可能である。但し、モータ10の放熱及び/又は空気の流れ(例えば、後述する矢印「G」のルート)を利用し、噴霧効率を図ることも可能である。尚、モータ10の上部の冷却は、矢印「G」のルートによる。
次に、遠心噴霧機構Cの構造は、環状枠体101aの上部で、前記吸込み孔12の上に設けた支持部に架承した開口1500と、この開口1500の近傍に設けた膨出部1501を有する支持板15(下部100の天板(壁板)に間隔をおいて設けた支持板15)と、この支持板15に立設した複数の支持杆16を介して、かつこの支持板15の表面15aとの間に適宜間隔Sを持って設けたエルミネータ17と、この間隔Sで、かつ前記出力軸10aに軸支した複数の翼片18を裏面19bに有する送風板19と、前記エルミネータ17の表面17aに近接して設け、かつ前記出力軸10aに軸支した軸芯が深くなった椀形の回転板20とでなり、前記モータ10の駆動で、出力軸10aが回転し、この回転で、送風板19及び/又は回転板20が回転する構造である。尚、エルミネータ17の環状壁面1700の先端部は、前記収れん枠体101bの内面に、近接するように設けられており、後述するように、超微粒子の生成に役立てることを意図する。前記下部100の天板と、支持板15、並びに環状枠体101aで、仕切られた外気の吸込み空間Dを形成する。
この遠心噴霧機構Cにおけるエルミネータ17と、回転板20とは、構造上において、次のような特徴がある。このエルミネータ17の環状壁面1700の内面17fと、回転板20の周辺20aの間隔は数mmであって、望ましくは、略1〜2mmに近接した構造とする。これによって、例えば、回転板20の周辺20aから分離された水滴は、最も速度が出ている(高速及び/又は遠心力による最高の)状態で、かつ瞬時に、エルミネータ17の切欠き片17bの先端部及び/又は貫通孔17cの切欠き端部等に衝突することで、非常に粒子径の小さい霧(超微粒子)が発生し、イオンの発生を増大すると考えられ、極めて、有効である。
尚、前記翼片18(送風羽根)は、送風板19の裏面19bにクロス形状(十文字形状)に設けられており、後述するように、外気を確実に吸込み、かつ旋回流を発生させることに有益である。また、この送風板19の底辺に設けた(周面に垂下して設けた)環状鍔片190について、説明すると、この翼片18と同様に、送風板19の裏面19bに、垂下するように環状鍔片190を設ける。なお、この垂下する長さは、前記翼片18よりも長いものとする。これは、この環状鍔片190を設けることにより、この送風板19の表面19aの周辺部に負圧領域F1を生成し、吸込んで外気を、エルミネータ17に誘導可能とすること、又は翼片18等による水の飛散防止に役立ち、超微粒子の発生に役立つものと考えられ、更には、水の拡散的な動きにより騒音等が発生する弊害も解消できると考えられる。
また、この遠心噴霧機構Cにおける空気(外気)の流れを説明すると、この送風板19の回転と、送風板19の翼片18を介して、吸込み孔12から外気を吸込み、この外気は、次のようなルートで、吹出口2に至る構造である。この吸込み孔12→支持板15に設けた開口1500を経由し、支持板15の表面15aと、送風板19の裏面19bで形成される間隔S1→エルミネータ17の裏面17d及び外面17eと、ケーシング1の内面1aで形成される間隔S2→エルミネータ17の裏面17d及び外面17eと、ケーシング1の内面1aで形成される間隔S2→エルミネータ17の貫通孔17c→回転板20の表面20bに形成される負圧領域F2→ケーシング1に設けた筒体21に沿って上昇し、吹出口2に至り、図示すると、矢印「G」のルートである。
図中25は、回転板20の表面20bに臨む送水管で、この送水管25はポンプ5に接続した配管9に接続されており、水槽4内の水を、ポンプ5→配管9→送水管25のルートを介して、この回転板20の表面20bに送る構造である。
図示しないが、吹出口2からの超微粒子の噴霧量を調整するために、調整手段を設け、モータ10、電磁弁等の間欠駆動方法と、吹出口2、吸込み孔12の開度調整方法、又は水量調整方法等が考えられる。また、吹出口2及び/又は吸込み孔12からの虫、異物の侵入防止として、当該吹出口2及び/又は吸込み孔12に、ネット、シャッター等の閉塞手段を設ける。
続いて、超微粒子の噴霧方法を説明すると、水槽4には、配管8を介して、水が供給される。また戻り配管8aを介して、水が供給される。この水槽4に貯留された水は、ポンプ5の吸込みを介して、配管8から送水管25の開口2500より、回転板20の表面20bに滴下される。この滴下された水は、この回転板20の周辺20aから分離され、前述の如く、エルミネータ17の切欠き片17bの先端部及び/又は貫通孔17cの切欠き端部等に衝突して超微粒子となる。そして、この超微粒子は、前記空気の流れを示した、矢印「G」のルートにのり、吹出口2より噴霧される。
尚、この矢印「G」のルートにのれない、微粒子又は水滴は、ケーシング1の内面1aと筒体21の外面21aの空間Mに至った後、エルミネータ17の表面17aより、間隔S2(段差構造)を介して、送風板19の表面19aに至り、その後、支持板15の表面15aに落下する。そして、この支持板15に開口する戻り配管8aを介して、水槽4に戻される構造である。
また、前記筒体21(及び/又は水量・ポンプ5の能力調整)は、吹出口2に抜差し自在に設けられることで、上部101の収れん枠体101bへの陥没長さ、及び/又は吹出口2からの突出長さを調整可能とし、噴霧距離及び/又は噴霧量の調整、或いは超微粒子の粒径調整等に役立てる構造とする。また、この筒体21は直管に限らず、曲管(エルボ)を採用することも可能である。
図中30は、回転板20の表面20bの金具、出力軸10a等による凹凸をカバーする可撓性の膜体で、この膜体30は、水滴の飛散を防止し、かつ、水滴を、周辺20aに、効率よく、導くために設けられる。
図1は遠心噴霧加湿装置の全体を分解し、かつその一部を欠截した斜視図 図2は遠心噴霧加湿装置の全体の断面図 図3は遠心噴霧加湿装置の正面図 図4は遠心噴霧加湿装置の一部を欠載した平面図
1 ケーシング
1a 内面
100 下部
101 上部
101a 環状枠体
101b 収れん枠体
101c 環状部
2 吹出口
3 ケース
4 水槽
5 ポンプ
6 配管
7 制御部
8 配管
8a 戻り配管
9 配管
10 モータ
10a 出力軸
12 吸込み孔
15 支持板
15a 表面
1500 開口
1501 膨出部
16 支持杆
17 エルミネータ
17a 表面
17b 切欠き片
17c 貫通孔
17d 裏面
17e 外面
17f 内面
1700 環状壁面
18 翼片
19 送風板
19a 表面
19b 裏面
190 環状鍔片
20 回転板
20a 周辺
20b 表面
21 筒体
21a 外面
25 送水管
2500 開口
30 膜体
A 流体供給機構
B 駆動機構
C 遠心噴霧機構
D 吸込み空間
E ルート
F1 負圧領域
F2 負圧領域
G ルート
S 間隔
S1 間隔
S2 間隔
M 空間

Claims (6)

  1. ケーシングの下部に流体供給機構を、このケーシングの上部に吸込み孔と、駆動機構、並びに遠心噴霧機構を、またこの上部の先端に吹出口を備えた構成の遠心噴霧加湿装置であって、
    このケーシングの下部の流体供給機構は、流体用の水槽と、ポンプと、この水槽とポンプを繋ぐ配管と、このポンプより延設した送水管を備えるとともに、この送水管を、前記遠心噴霧機構の回転板の表面に臨ませる構造とし、
    また前記駆動機構は、前記ケーシングの上部の環状枠体に開設した吸込み孔の下側に設けた壁板内に配備した駆動部とし、
    また、前記遠心噴霧機構は、壁板に間隔をおいて設けた支持板と、この支持板に間隔をおいて設けた前記駆動機構に固止した翼片を備えた送風板と、この送風板の上方に設けた多数の衝突片を繞設したエルミネータと、このエルミネータの環状壁面の内面に設けた回転板と、このエルミネータの環状壁面の先端部を、前記ケーシングの収れん枠体の内面に設ける構成とし、
    前記ケーシングの内面と、前記筒体の外面とで空間を形成したことを特徴とする構成とした遠心噴霧加湿装置。
  2. 請求項1に記載の遠心噴霧加湿装置であって、
    前記送風板の周辺部に、垂下した環状鍔片を設ける構成とした遠心噴霧加湿装置。
  3. 請求項1に記載の遠心噴霧加湿装置であって、
    前記駆動部を、モータとし、このモータの出力軸に、前記送風板と、回転板を固止する構成とした遠心噴霧加湿装置。
  4. 請求項1に記載の遠心噴霧加湿装置であって、
    前記衝突片は、エルミネータ本体より、切欠き構成した切欠き片とし、この切欠き片は、このエルミネータ本体の環状壁面及び/又は貫通孔に、略直交する構成とした遠心噴霧加湿装置。
  5. 請求項1に記載の遠心噴霧加湿装置であって、
    前記ケーシングの上部を、前記環状枠体と、この環状枠体に設けた漏斗形状の吹出口を備えた収れん枠体とで構成し、この環状枠体に、前記吸込み孔を、複数個開設する構成とした遠心噴霧加湿装置。
  6. 請求項1に記載の遠心噴霧加湿装置であって、
    前記ケーシングの吹出口に、直管又は曲管を、抜差し自在に、差込み可能とする構成とした遠心噴霧加湿装置。
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