JP5165332B2 - 飛翔体 - Google Patents

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Description

本発明は、発射薬の燃焼により発射筒から発射される飛翔体に関する。
図7は、飛翔体40と発射筒3の一例を示している。図7の例では、飛翔体40は砲弾であり、発射筒3は飛翔体40を発射するための火砲の砲身である。発射筒3内には、飛翔体40とともに発射薬1も装填される。発射薬1が点火されると発射薬1が燃焼する。この燃焼で発生する高温高圧のガスにより、飛翔体40が発射方向に推されて発射筒3から発射される。このような飛翔体40と発射筒1は、例えば下記の特許文献1に記載されている。
特開2005−299959 「迫撃砲の装填装置」
最近の飛翔体には飛翔中に誘導制御されるものがあり、誘導式の飛翔体は、その誘導制御に使用される電子部品を備える。このような電子部品を備える飛翔体は、その分、大型化されかつ重量化されてしまう。例えば、発射薬の重量を除いて、誘導式でない飛翔体の重量が10〜15kgであるのに対し、誘導式の飛翔体の重量は25kgを超えるようになる。また、例えば、誘導式でない飛翔体の長さが30〜50cmであるのに対し、誘導式の飛翔体の長さは1mを超えるようになる(例えば、1.5m)。
このように飛翔体が大型化かつ重量化されると、飛翔体を発射筒に装填することが困難になる。例えば、人の手作業により飛翔体を発射筒に装填する場合には、大型化・重量化された分、飛翔体の扱いが困難となり、飛翔体装填作業が困難になる。特に、飛翔体を発射方向前方から発射筒に装填する先込め方式の場合には、飛翔体装填作業が一層困難になる。
また、誘導方式でない飛翔体であっても大型であり重量の重いものは、やはりその装填作業が困難となる。
そこで、本発明の目的は、大型化・重量化された場合であっても、発射筒への飛翔体装填が容易となる飛翔体を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明の第1発明によると、発射薬の燃焼により発射筒から発射される飛翔体であって、
前記発射筒内にて発射方向後方側に配置される後方飛翔体部と、前記発射筒内にて発射方向前方側に配置される前方飛翔体部と、に分割されており、
発射筒からの発射時に後方飛翔体部と前方飛翔体部とを結合させる結合構造を有し、
前記結合構造は、
後方飛翔体部の発射方向前方部に形成された前方部と、
前方飛翔体部の発射方向後方部に形成された後方部と、からなり、
前記前方部と後方部の一方には、前記前方部と後方部の他方が挿入される結合穴が形成され、
発射薬の燃焼により後方飛翔体部が発射方向に押されることで、前記他方が前記結合穴に圧入され、
前記他方から前記一方の側に向かう方向を断面縮小方向として、
前記他方の発射方向と垂直な断面積は、前記断面縮小方向に移行するにつれ小さくなっており、前記結合穴の発射方向と垂直な断面積も、前記断面縮小方向に移行するにつれ小さくなっており、
前記結合穴は、該結合穴の開口側の第1穴と、前記開口側と反対側の奥側に位置する第2穴と、から構成され、
前記第1穴および前記第2穴はいずれも、その発射方向と垂直な断面積が前記断面縮小方向に移行するにつれ小さくなっており、
前記第1穴の発射方向と垂直な断面積が前記断面縮小方向に移行するにつれ小さくなる率は、前記第2穴の発射方向と垂直な断面積が前記断面縮小方向に移行するにつれ小さくなる率よりも大きくなっている、ことを特徴とする飛翔体が提供される。
また、上記目的を達成するため、本発明の第2発明によると、発射薬の燃焼により発射筒から発射される飛翔体であって、
前記発射筒内にて発射方向後方側に配置される後方飛翔体部と、前記発射筒内にて発射方向前方側に配置される前方飛翔体部と、に分割されており、
発射筒からの発射時に後方飛翔体部と前方飛翔体部とを結合させる結合構造を有し、
前記後方飛翔体部は、発射時に発射筒内で旋回させられ、
前記結合構造は、
後方飛翔体部の発射方向前方部に形成されたネジ部と、
前方飛翔体部の発射方向後方部に形成されたネジ部と、により構成され、
発射時に、後方飛翔体部が、発射薬の燃焼により発射方向に押され、かつ、旋回させられることで、後方飛翔体部の前記ネジ部が前記前方飛翔体部のネジ部に螺合される、ことを特徴とする飛翔体が提供される。
上記第1発明又は第2発明によれば、飛翔体は、前記発射筒内にて発射方向後方側に配置される後方飛翔体部と、前記発射筒内にて発射方向前方側に配置される前方飛翔体部と、に分割されており、発射筒からの発射時に後方飛翔体部と前方飛翔体部とを結合させる結合構造を有するので、後方飛翔体部と前方飛翔体部の各々の重量および寸法を飛翔体全体よりも大幅に小さくすることができ、このように軽量化・小型化された後方飛翔体部と前方飛翔体部を1つずつ発射筒に装填することができる。これにより、飛翔体を発射筒へ装填することが容易になる。
また、飛翔体を誘導式のものとしても、飛翔体を分割するので、誘導式の飛翔体の重量・寸法の制約が緩和されることが期待でき、誘導式飛翔体の設計自由度と要求性能範囲が拡大されることも期待できる。
しかも、飛翔体を後方飛翔体部と前方飛翔体部とに分割するので、後方飛翔体部と前方飛翔体部とを分離して保管できる。
第1発明又は第2発明の第1実施形態によると、後方飛翔体部には火薬を含む火工品が搭載され、前方飛翔体部には火薬が搭載されず電子部品が搭載されている。
上記第1実施形態によれば、後方飛翔体部には火薬を含む火工品が搭載され、前方飛翔体部には火薬が搭載されず電子部品が搭載されているので、飛翔体に搭載された電子部品のメンテナンスが容易になる。即ち、火薬が搭載されたものは火薬庫で保管する必要があるが、上記構成では、火薬が搭載された後方飛翔体部だけを火薬庫で保管し、火薬が搭載されず電子部品が搭載された前方飛翔体部を火薬庫とは別の場所に保管できる。従って、火薬の場合よりも緩和された保管条件で前方飛翔体部を保管でき、これにより、前方飛翔体部を柔軟に取り扱える。従って、前方飛翔体部の電子部品の定期検査や電池交換などのメンテナンスが容易になる。
また、第1発明又は第2発明の第2実施形態によると、後方飛翔体部には炸薬が搭載され、前方飛翔体部には炸薬が搭載されず前記炸薬を爆発させるための起爆装置が搭載されている。
上記第2実施形態によれば、後方飛翔体部には炸薬が装填され、前方飛翔体部には炸薬が搭載されず前記炸薬を爆発させるための起爆装置が搭載されているので、爆発することで周囲に大きなエネルギーを解放する炸薬を、その起爆装置と分離させた状態で保管できる。これにより、仮に起爆装置が予期せず作動または発火したとしても被害を最小限に抑えることができる。
また、上記第1発明によれば、後方飛翔体部の前方部と前方飛翔体部の後方部の一方には、他方が挿入される結合穴が形成され、発射薬の燃焼により後方飛翔体部が発射方向に押されることで、前記他方が前記結合穴に圧入されるので、前記他方が結合穴に押し込められて強固に前記一方に固定される。このような手段を採用することで、分割された後方飛翔体部と前方飛翔体部とを強固に結合させることができる。
また、上記第1発明によれば、前記他方の発射方向と垂直な断面積は、前記断面縮小方向に移行するにつれ小さくなっており、前記結合穴の発射方向と垂直な断面積も、前記断面縮小方向に移行するにつれ小さくなっているので、発射方向と垂直な方向に関して後方飛翔体部と前方飛翔体部とが互いに対しずれていても、前記他方が結合穴に挿入されることで、この位置ずれを修正できる。
また、上記第1発明によれば、前記結合穴は、該結合穴の開口側の第1穴と、この開口側と反対側の奥側に位置する第2穴と、から構成され、第1穴の発射方向と垂直な断面積が前記断面縮小方向に移行するにつれ小さくなる率は、第2穴の発射方向と垂直な断面積が前記断面縮小方向に移行するにつれ小さくなる率よりも大きくなっているので、第1穴で上述の位置ずれを修正し、第2穴に前記他方を圧入固定できる。
さらに、上記第2発明によれば、発射時に、後方飛翔体部が、発射薬の燃焼により発射方向に押され、かつ、旋回させられることで、後方飛翔体部の前記ネジ部が前記前方飛翔体部のネジ部に螺合される。このような手段を採用することで、分割された後方飛翔体部と前方飛翔体部とを結合させることができる。
上述した本発明によると、飛翔体を前方飛翔体部と後方飛翔体部に分割して1つずつ発射筒に装填できるので、飛翔体を発射筒へ装填することが容易になる。また、飛翔体を誘導式のものとしても、飛翔体を分割するので、誘導式の飛翔体の重量・寸法の制約が緩和されることが期待でき、誘導式飛翔体の設計自由度と要求性能範囲が拡大されることも期待できる。しかも、飛翔体を後方飛翔体部と前方飛翔体部とに分割するので、後方飛翔体部と前方飛翔体部とを分離して保管できる。
本発明を実施するための最良の実施形態を図面に基づいて説明する。なお、各図において共通する部分には同一の符号を付し、重複した説明を省略する。
[第1実施形態]
図1は、本発明の第1実施形態による飛翔体10を示す図である。飛翔体10は、発射薬1の燃焼により加速移動して発射筒3から発射される。この例では、発射筒3は、火砲の砲身である。
第1実施形態によると、飛翔体10は、発射筒3内にて発射方向後方側に配置される後方飛翔体部10aと、発射筒3内にて発射方向前方側に配置される前方飛翔体部10bと、に分割されている。また、第1実施形態によると、発射筒3からの発射時に後方飛翔体部10aと前方飛翔体部10bとを結合させる結合構造を有する。なお、発射薬1は、飛翔体10から分離したものであってもよく、後方飛翔体部10aの発射方向後端部に装填または結合されているものであってもよい。また、図1の例では、後方飛翔体部10aの最外径と、前方飛翔体部10bの最外径とは、同じになっており、これら最外径は、発射筒3の内径とほぼ同じである。これにより、後方飛翔体部10aと前方飛翔体部10bを発射筒3に装填した状態では、後方飛翔体部10aの軸心と前方飛翔体部10bの軸心とをほぼ同一線上に配置することができる。
後方飛翔体部10aには火薬を含む火工品が搭載され、前方飛翔体部10bには火薬が搭載されず電子部品が搭載されている。後方飛翔体部10aの火工品は、推進的爆発用の火薬、破壊的爆発用の火薬、または、これらの組み合わせを含むものであってよい。なお、推進的爆発用の火薬は、飛翔体10の飛翔中に起爆されて飛翔体10の推進力を得るためのものであり、破壊的爆発用の火薬は、飛翔体10が飛翔により目標に到達した時点で若しくは飛翔中の所定時点で破壊的に爆発する爆薬(即ち、炸薬)である。一方、前方飛翔体部10bには、飛翔中に飛翔体10の誘導制御を行うための電子部品が搭載される。これにより、後方飛翔体部10aを火薬庫に保管し、前方飛翔体部10bを火薬庫とは別の場所に保管できる。
また、上述のように前方飛翔体部10bに誘導制御に使用する電子部品を搭載する場合であっても、そうでない場合であっても、後方飛翔体部10aに炸薬を搭載する場合には、炸薬を爆発させるための起爆装置(例えば、信管)を前方飛翔体部10bに搭載することが好ましい。これにより、万一、予期せずに起爆装置が炸薬を爆発させるように作動または発火しても被害を最小限に抑えることができる。図2の例では、前方飛翔体部10bに誘導制御に使用する電子部品が搭載され、後方飛翔体部10aに炸薬が搭載され、さらに後方飛翔体部10aの後端部がロケット補助推進部となっている。ロケット補助推進部には、飛翔体10の飛翔中に推進力を得るための火薬が装填されている。また、図2の例では、符号5は、スペーサ(サボ)を示しており、スペーサ5を前方飛翔体部10bに取り付けることで、スペーサ5を含めた前方飛翔体部10bの最外径を、後方飛翔体部10aの最外径および発射筒3の内径と同じにすることができる。
第1実施形態によると、上記の結合構造は、後方飛翔体部10aの発射方向前方部に形成された圧接部7と、前方飛翔体部10bの発射方向後方部に形成された被圧接部9と、からなる。発射薬1の燃焼により後方飛翔体部10aが発射方向に押されることで、後方飛翔体部10aの圧接部7が前方飛翔体部10bの被圧接部9に圧接されるようになっている。例えば、発射筒3が火砲の砲身である場合に、発射薬1が点火され燃焼されることで、後方飛翔体部10aが、発射方向に数千G〜約1万G(例えば、数千G〜1万5千G)の加速度で、後方飛翔体部10aが加速されるように押される。これにより、後方飛翔体部10aの圧接部7を前方飛翔体部10bの被圧接部9に圧接することができ、圧接後、後方飛翔体部10aと前方飛翔体部10bとは一体で飛翔する。
なお、この圧接の直前において、後方飛翔体部10aと前方飛翔体部10bとの間の空気は、前方飛翔体部10bと発射筒3の内壁面との間の隙間から発射筒3の外部へ抜け出る。そのために、前方飛翔体部10bの最外径を発射筒3の内径よりもある程度小さくしてよい。この場合、上記のスペーサ5を前方飛翔体部10bの周方向に間隔を置いて設け、隣接するスペーサ5同士の間から空気が抜け出るようにしてよい。このような点は、後述する第2実施形態、第3実施形態でも同様であってよい。
図3は、後方飛翔体部10aに炸薬が搭載され、前方飛翔体部10bに起爆装置6が搭載される場合の構成例を示している。起爆装置6は、後方飛翔体部10aと前方飛翔体部10bとが上述のように圧接結合した状態において、後方飛翔体部10aの炸薬を爆発させるためのものである。なお、図3において、前方飛翔体部10bには炸薬が搭載されておらず、後方飛翔体部10aと前方飛翔体部10bとが上述のように圧接結合された状態が示されている。起爆装置6は、電源6a、回路6bおよび1次コイル6cを有する。前方飛翔体部10bの起爆装置6に対応して、後方飛翔体部10aには、2次コイル8aと起爆雷管8bとが設けられている。起爆装置6は、外部から作動信号を受けることにより、または、予め設定された時点に達したことにより、回路6bが電源6aから電力を受けて1次コイル6cに電流を流すように構成されている。1次コイル6cに電流が流れると、電磁誘導により2次コイル8aに起電力が発生し、起爆雷管(電気雷管)8bに電流が流れる。このような起爆雷管8bへの通電により、起爆雷管8bが爆発し、その結果、炸薬も爆発させることができる。
上述した第1実施形態の飛翔体10によると、飛翔体10は、発射筒3内にて発射方向後方側に配置される後方飛翔体部10aと、発射筒3内にて発射方向前方側に配置される前方飛翔体部10bと、に分割されており、発射筒3からの発射時に後方飛翔体部10aと前方飛翔体部10bとを結合させる結合構造を有するので、後方飛翔体部10aと前方飛翔体部10bの各々の重量および寸法を飛翔体10全体よりも大幅に小さくすることができ、このように軽量化・小型化された後方飛翔体部10aと前方飛翔体部10bを1つずつ発射筒3に装填することができる。これにより、飛翔体10を発射筒3へ装填することが容易になる。また、第1実施形態では、発射薬1の燃焼により後方飛翔体部10aが発射方向に押されることで、後方飛翔体部10aの圧接部7が前方飛翔体部10bの被圧接部9に圧接される。このような手段を採用することで、分割された後方飛翔体部10aと前方飛翔体部10bとを結合させることができる。
さらに、飛翔体10を誘導式のものとしても、飛翔体10を分割するので、誘導式の飛翔体10の重量・寸法の制約が緩和させることが期待でき、誘導式飛翔体10の設計自由度と要求性能範囲が拡大されることも期待できる。
しかも、飛翔体10を後方飛翔体部10aと前方飛翔体部10bとに分割するので、後方飛翔体部10aと前方飛翔体部10bとを分離して保管できる。
また、後方飛翔体部10aには火薬を含む火工品が搭載され、前方飛翔体部10bには火薬が搭載されず電子部品が搭載される場合には、飛翔体10に搭載された電子部品のメンテナンスが容易になる。即ち、火薬が搭載されたものは火薬庫で保管する必要があるが、上記構成では、火薬が搭載された後方飛翔体部10aだけを火薬庫で保管し、火薬が搭載されず電子部品が搭載された前方飛翔体部10bを火薬庫とは別の場所に保管できる。従って、火薬の場合よりも緩和された保管条件で前方飛翔体部10bを保管でき、これにより、前方飛翔体部10bを柔軟に取り扱える。従って、前方飛翔体部10bの電子部品の定期検査や電池交換などのメンテナンスが容易になる。
後方飛翔体部10aには炸薬が装填され、前方飛翔体部10bには炸薬が搭載されず前記炸薬を爆発させるための起爆装置が搭載される場合には、爆発することで周囲に大きなエネルギーを解放する炸薬を、その起爆装置と分離させた状態で保管できる。これにより、仮に起爆装置が予期せず作動または発火したとしても被害を最小限に抑えることができる。
[第2実施形態]
図4は、本発明の第2実施形態による飛翔体20を示す図である。第2実施形態において、第1実施形態と同様に、飛翔体20は、発射筒3内にて発射方向後方側に配置される後方飛翔体部20aと、発射筒3内にて発射方向前方側に配置される前方飛翔体部20bと、に分割され、発射筒3からの発射時に後方飛翔体部20aと前方飛翔体部20bとを結合させる結合構造を有する。以下において、第1実施形態と異なる部分について主に説明する。第2実施形態において、以下で説明しない他の部分は、第1実施形態と同じであってよい。
第2実施形態によると、上記の結合構造は、後方飛翔体部20aの発射方向前方部に形成された前方部11と、前方飛翔体部20bの発射方向後方部に形成された後方部13と、からなり、前方部11と後方部13の一方(図4の例では、後方部13)には、前方部11と後方部13の他方(図4の例では、前方部11)が挿入される結合穴15が形成されている。発射薬1の燃焼により後方飛翔体部20aが発射方向に押されることで、前記他方が結合穴15に圧入される。なお、図4において、結合穴15は破線で示されている。
前記他方から前記一方の側に向かう方向を断面縮小方向(図4では、発射方向)として、前記他方の発射方向と垂直な断面積は、断面縮小方向に移行するにつれ小さくなっており、結合穴15の発射方向と垂直な断面積も、断面縮小方向に移行するにつれ小さくなっている。例えば、他方(図4では、後方部13)は、断面縮小方向先端が先細りしたテーパ状になっており、結合穴15も、断面縮小方向先端が先細りしたテーパ状になっている。
また、一例では、結合穴15は、該結合穴15の開口側の第1穴15aと、この開口側と反対側の奥側に位置する第2穴15bと、から構成される。第1穴15aおよび第2穴15bはいずれも、その発射方向と垂直な断面積が前記断面縮小方向に移行するにつれ小さくなっている。第1穴15aの発射方向と垂直な断面積が前記断面縮小方向に移行するにつれ小さくなる率は、第2穴15bの発射方向と垂直な断面積が前記断面縮小方向に移行するにつれ小さくなる率よりも大きくなっている。言い換えると、この例では、図5に示すように、第1穴15aを区画する前方飛翔体部20bの内壁面と前方飛翔体部20bの軸心方向とのなす角αが、第2穴15bを区画する前方飛翔体部20bの内壁面と前方飛翔体部20bの軸心方向とのなす角βよりも大きくなっている。
上述した第2実施形態の飛翔体20によると、第1実施形態と同様に飛翔体20が分割されているので、飛翔体20を発射筒3へ装填することが容易になる。また、第2実施形態によると、後方飛翔体部20aの前方部11と前方飛翔体部20bの後方部13の一方には、他方が挿入される結合穴15が形成され、発射薬1の燃焼により後方飛翔体部20aが発射方向に押されることで、前記他方が結合穴15に圧入されるので、他方が結合穴15に押し込められて強固に後方部13に固定される。このような手段を採用することで、分割された後方飛翔体部20aと前方飛翔体部20bとを強固に結合させることができる。従って、第2実施形態によると、上述の圧入固定を、第1実施形態の圧接の代わりに、または、第1の圧接に加えて、行うことができる。
また、前記他方の発射方向と垂直な断面積は、前記断面縮小方向に移行するにつれ小さくなっており、前記結合穴15の発射方向と垂直な断面積も、前記断面縮小方向に移行するにつれ小さくなっているので、発射方向と垂直な方向に関して後方飛翔体部20aと前方飛翔体部10bとが互いに対しずれていても、前記他方が結合穴15に挿入されることで、この位置ずれを修正できる。
さらに、結合穴15は、該結合穴15の開口側の第1穴15aと、この開口側と反対側の奥側に位置する第2穴15bと、から構成され、第1穴15aの発射方向と垂直な断面積が前記断面縮小方向に移行するにつれ小さくなる率は、第2穴15bの発射方向と垂直な断面積が前記断面縮小方向に移行するにつれ小さくなる率よりも大きくなっているので、第1穴15aで上述の位置ずれを修正し、第2穴15bに前記他方を圧入固定できる。
なお、第2実施形態において、上述の図3のように、第1実施形態と同様に、後方飛翔体部20aに炸薬を搭載し、前方飛翔体部20bに起爆装置6を搭載することもできる。起爆装置6は、後方飛翔体部20aと前方飛翔体部20bとが上述のように結合した状態において、後方飛翔体部20aの炸薬を爆発させるためのものである。この場合、上述の1次コイル6cは、例えば、その軸が前方飛翔体部20bの軸方向(図3の左右方向)を向いて、結合穴15の周りに巻かれるように配置されてよい。
[第3実施形態]
図6は、本発明の第3実施形態による飛翔体30を示す図である。第3実施形態において、第1実施形態と同様に、飛翔体30は、前記発射筒3内にて発射方向後方側に配置される後方飛翔体部30aと、前記発射筒3内にて発射方向前方側に配置される前方飛翔体部30bと、に分割され、発射筒3からの発射時に後方飛翔体部30aと前方飛翔体部30bとを結合させる結合構造を有する。以下において、第1実施形態と異なる部分について主に説明する。第3実施形態において、以下で説明しない他の部分は、第1実施形態と同じであってよい。
第3実施形態では、前記後方飛翔体部30aは、発射時に発射筒3内で旋回させられる。即ち、発射筒3の内壁面には、後方飛翔体部30aを旋回させるためのライフル(腔線)4が螺旋状に彫ってある。一方、後方飛翔体部30aの外周には、円環状の弾帯17が形成され、この弾帯17には、ライフル4に噛み合う突起17aが形成されている。飛翔体30の発射時に、発射薬1が点火され燃焼すると高温高圧のガスが発生し、この高温高圧ガスにより後方飛翔体部30aが発射方向に押されて移動する。この時、後方飛翔体部30aは、突起17aによりライフル4に沿って旋回する。なお、符号4aはライフル4の山を示し、符号4bはライフル4の谷を示している。また、後方飛翔体部30aを発射時に発射筒3内で旋回させるためには、上記の突起17aは無くてもよく、上記のライフル4が発射筒3の内壁面に形成されていればよい。
また、第3実施形態では、結合構造は、後方飛翔体部30aの発射方向前方部に形成されたネジ部19と、前方飛翔体部30bの発射方向後方部に形成されたネジ部21と、により構成される。発射時に、後方飛翔体部30aが、発射薬1の燃焼により発射方向に押され、かつ、旋回させられることで、後方飛翔体部30aの前記ネジ部19が前記前方飛翔体部30bのネジ部21に螺合される。図6では、後方飛翔体部30aのネジ部19が雄ネジであり、前方飛翔体部30bのネジ部21が雌ネジとなっている。しかし、後方飛翔体部30aのネジ部19が雌ネジであり、前方飛翔体部30bのネジ部21が雄ネジであってもよい。
後方飛翔体部30aのネジ部19と前方飛翔体部30bのネジ部21は、隔螺式(間欠ネジ式)のものであってよい。即ち、ネジ部19,21は、その外周方向または内周方向に間隔をおいた複数の部分にのみネジ溝が形成されたものであってよい。これにより、発射時に発射方向に旋回しながら移動させられた後方飛翔体部30aのネジ部19が、前方飛翔体部30bのネジ部21が形成されたネジ穴に挿入されやすくなる。これにより、後方飛翔体部30aのネジ部19が前方飛翔体部30bのネジ部21に一層確実に螺合結合される。
上述した第3実施形態の飛翔体30によると、第1実施形態と同様に飛翔体30が分割されているので、飛翔体30を発射筒3へ装填することが容易になる。また、第3実施形態によると、発射時に、後方飛翔体部30aが、発射薬1の燃焼により発射方向に押され、かつ、旋回させられることで、後方飛翔体部30aの前記ネジ部19が前記前方飛翔体部30bのネジ部21に螺合される。このような手段を採用することで、分割された後方飛翔体部30aと前方飛翔体部30bとを結合させることができる。
なお、第3実施形態において、上述の図3のように、第1実施形態と同様に、後方飛翔体部30aに炸薬を搭載し、前方飛翔体部30bに起爆装置6を搭載することもできる。起爆装置6は、後方飛翔体部30aと前方飛翔体部30bとが上述のように結合した状態において、後方飛翔体部30aの炸薬を爆発させるためのものである。この場合、上述の1次コイル6cは、例えば、その軸が前方飛翔体部30bの軸方向(図3の左右方向)を向いて、ネジ部21の周りに巻かれるように配置されてよい。
本発明は上述した実施の形態に限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変更を加え得ることは勿論である。
例えば、第1実施形態または第2実施形態において、飛翔体10,20は、発射時に旋回しなくても、第3実施形態のように、発射筒3のライフル4および後方飛翔体部30aの弾帯17の突起17aなどにより発射時に旋回してもよい。
本発明の第1実施形態による飛翔体を示す図である。 第1実施形態による飛翔体の一例を示す図である。 後方飛翔体部に炸薬を搭載し、前方飛翔体部に起爆装置を搭載する場合の構成例を示す図である。 本発明の第2実施形態による飛翔体を示す図である。 図4の前方飛翔体部の拡大図である。 本発明の第3実施形態による飛翔体を示す図である。 従来の飛翔体を示す図である。
符号の説明
1 発射薬、3 発射筒、4 ライフル、
5 スペーサ、6 起爆装置、6a 電源、6b 回路、
6c 1次コイル、7 圧接部、8a 2次コイル、
8b 起爆雷管、9 被圧接部、10 飛翔体、
10a 後方飛翔体部、10b 前方飛翔体部、
11 前方部、13 後方部、15 結合穴、
15a 第1穴、15b 第2穴、17 弾帯、
17a 突起、19 ネジ部 、20 飛翔体、
20a 後方飛翔体部、20b 前方飛翔体部、21 ネジ部、
30 飛翔体、30a 後方飛翔体部、30b 前方飛翔体部

Claims (4)

  1. 発射薬の燃焼により発射筒から発射される飛翔体であって、
    前記発射筒内にて発射方向後方側に配置される後方飛翔体部と、前記発射筒内にて発射方向前方側に配置される前方飛翔体部と、に分割されており、
    発射筒からの発射時に後方飛翔体部と前方飛翔体部とを結合させる結合構造を有し、
    前記結合構造は、
    後方飛翔体部の発射方向前方部に形成された前方部と、
    前方飛翔体部の発射方向後方部に形成された後方部と、からなり、
    前記前方部と後方部の一方には、前記前方部と後方部の他方が挿入される結合穴が形成され、
    発射薬の燃焼により後方飛翔体部が発射方向に押されることで、前記他方が前記結合穴に圧入され、
    前記他方から前記一方の側に向かう方向を断面縮小方向として、
    前記他方の発射方向と垂直な断面積は、前記断面縮小方向に移行するにつれ小さくなっており、前記結合穴の発射方向と垂直な断面積も、前記断面縮小方向に移行するにつれ小さくなっており、
    前記結合穴は、該結合穴の開口側の第1穴と、前記開口側と反対側の奥側に位置する第2穴と、から構成され、
    前記第1穴および前記第2穴はいずれも、その発射方向と垂直な断面積が前記断面縮小方向に移行するにつれ小さくなっており、
    前記第1穴の発射方向と垂直な断面積が前記断面縮小方向に移行するにつれ小さくなる率は、前記第2穴の発射方向と垂直な断面積が前記断面縮小方向に移行するにつれ小さくなる率よりも大きくなっている、ことを特徴とする飛翔体。
  2. 発射薬の燃焼により発射筒から発射される飛翔体であって、
    前記発射筒内にて発射方向後方側に配置される後方飛翔体部と、前記発射筒内にて発射方向前方側に配置される前方飛翔体部と、に分割されており、
    発射筒からの発射時に後方飛翔体部と前方飛翔体部とを結合させる結合構造を有し、
    前記後方飛翔体部は、発射時に発射筒内で旋回させられ、
    前記結合構造は、
    後方飛翔体部の発射方向前方部に形成されたネジ部と、
    前方飛翔体部の発射方向後方部に形成されたネジ部と、により構成され、
    発射時に、後方飛翔体部が、発射薬の燃焼により発射方向に押され、かつ、旋回させられることで、後方飛翔体部の前記ネジ部が前記前方飛翔体部のネジ部に螺合される、ことを特徴とする飛翔体。
  3. 後方飛翔体部には火薬を含む火工品が搭載され、前方飛翔体部には火薬が搭載されず電子部品が搭載されている、ことを特徴とする請求項1又は2に記載の飛翔体。
  4. 後方飛翔体部には炸薬が搭載され、前方飛翔体部には炸薬が搭載されず前記炸薬を爆発させるための起爆装置が搭載されている、ことを特徴とする請求項1又は2に記載の飛翔体。
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