JP5165332B2 - 飛翔体 - Google Patents
飛翔体 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5165332B2 JP5165332B2 JP2007268500A JP2007268500A JP5165332B2 JP 5165332 B2 JP5165332 B2 JP 5165332B2 JP 2007268500 A JP2007268500 A JP 2007268500A JP 2007268500 A JP2007268500 A JP 2007268500A JP 5165332 B2 JP5165332 B2 JP 5165332B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- flying body
- body part
- flying
- cross
- firing direction
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Toys (AREA)
Description
このように飛翔体が大型化かつ重量化されると、飛翔体を発射筒に装填することが困難になる。例えば、人の手作業により飛翔体を発射筒に装填する場合には、大型化・重量化された分、飛翔体の扱いが困難となり、飛翔体装填作業が困難になる。特に、飛翔体を発射方向前方から発射筒に装填する先込め方式の場合には、飛翔体装填作業が一層困難になる。
また、誘導方式でない飛翔体であっても大型であり重量の重いものは、やはりその装填作業が困難となる。
前記発射筒内にて発射方向後方側に配置される後方飛翔体部と、前記発射筒内にて発射方向前方側に配置される前方飛翔体部と、に分割されており、
発射筒からの発射時に後方飛翔体部と前方飛翔体部とを結合させる結合構造を有し、
前記結合構造は、
後方飛翔体部の発射方向前方部に形成された前方部と、
前方飛翔体部の発射方向後方部に形成された後方部と、からなり、
前記前方部と後方部の一方には、前記前方部と後方部の他方が挿入される結合穴が形成され、
発射薬の燃焼により後方飛翔体部が発射方向に押されることで、前記他方が前記結合穴に圧入され、
前記他方から前記一方の側に向かう方向を断面縮小方向として、
前記他方の発射方向と垂直な断面積は、前記断面縮小方向に移行するにつれ小さくなっており、前記結合穴の発射方向と垂直な断面積も、前記断面縮小方向に移行するにつれ小さくなっており、
前記結合穴は、該結合穴の開口側の第1穴と、前記開口側と反対側の奥側に位置する第2穴と、から構成され、
前記第1穴および前記第2穴はいずれも、その発射方向と垂直な断面積が前記断面縮小方向に移行するにつれ小さくなっており、
前記第1穴の発射方向と垂直な断面積が前記断面縮小方向に移行するにつれ小さくなる率は、前記第2穴の発射方向と垂直な断面積が前記断面縮小方向に移行するにつれ小さくなる率よりも大きくなっている、ことを特徴とする飛翔体が提供される。
また、上記目的を達成するため、本発明の第2発明によると、発射薬の燃焼により発射筒から発射される飛翔体であって、
前記発射筒内にて発射方向後方側に配置される後方飛翔体部と、前記発射筒内にて発射方向前方側に配置される前方飛翔体部と、に分割されており、
発射筒からの発射時に後方飛翔体部と前方飛翔体部とを結合させる結合構造を有し、
前記後方飛翔体部は、発射時に発射筒内で旋回させられ、
前記結合構造は、
後方飛翔体部の発射方向前方部に形成されたネジ部と、
前方飛翔体部の発射方向後方部に形成されたネジ部と、により構成され、
発射時に、後方飛翔体部が、発射薬の燃焼により発射方向に押され、かつ、旋回させられることで、後方飛翔体部の前記ネジ部が前記前方飛翔体部のネジ部に螺合される、ことを特徴とする飛翔体が提供される。
また、飛翔体を誘導式のものとしても、飛翔体を分割するので、誘導式の飛翔体の重量・寸法の制約が緩和されることが期待でき、誘導式飛翔体の設計自由度と要求性能範囲が拡大されることも期待できる。
しかも、飛翔体を後方飛翔体部と前方飛翔体部とに分割するので、後方飛翔体部と前方飛翔体部とを分離して保管できる。
図1は、本発明の第1実施形態による飛翔体10を示す図である。飛翔体10は、発射薬1の燃焼により加速移動して発射筒3から発射される。この例では、発射筒3は、火砲の砲身である。
第1実施形態によると、飛翔体10は、発射筒3内にて発射方向後方側に配置される後方飛翔体部10aと、発射筒3内にて発射方向前方側に配置される前方飛翔体部10bと、に分割されている。また、第1実施形態によると、発射筒3からの発射時に後方飛翔体部10aと前方飛翔体部10bとを結合させる結合構造を有する。なお、発射薬1は、飛翔体10から分離したものであってもよく、後方飛翔体部10aの発射方向後端部に装填または結合されているものであってもよい。また、図1の例では、後方飛翔体部10aの最外径と、前方飛翔体部10bの最外径とは、同じになっており、これら最外径は、発射筒3の内径とほぼ同じである。これにより、後方飛翔体部10aと前方飛翔体部10bを発射筒3に装填した状態では、後方飛翔体部10aの軸心と前方飛翔体部10bの軸心とをほぼ同一線上に配置することができる。
なお、この圧接の直前において、後方飛翔体部10aと前方飛翔体部10bとの間の空気は、前方飛翔体部10bと発射筒3の内壁面との間の隙間から発射筒3の外部へ抜け出る。そのために、前方飛翔体部10bの最外径を発射筒3の内径よりもある程度小さくしてよい。この場合、上記のスペーサ5を前方飛翔体部10bの周方向に間隔を置いて設け、隣接するスペーサ5同士の間から空気が抜け出るようにしてよい。このような点は、後述する第2実施形態、第3実施形態でも同様であってよい。
しかも、飛翔体10を後方飛翔体部10aと前方飛翔体部10bとに分割するので、後方飛翔体部10aと前方飛翔体部10bとを分離して保管できる。
後方飛翔体部10aには炸薬が装填され、前方飛翔体部10bには炸薬が搭載されず前記炸薬を爆発させるための起爆装置が搭載される場合には、爆発することで周囲に大きなエネルギーを解放する炸薬を、その起爆装置と分離させた状態で保管できる。これにより、仮に起爆装置が予期せず作動または発火したとしても被害を最小限に抑えることができる。
図4は、本発明の第2実施形態による飛翔体20を示す図である。第2実施形態において、第1実施形態と同様に、飛翔体20は、発射筒3内にて発射方向後方側に配置される後方飛翔体部20aと、発射筒3内にて発射方向前方側に配置される前方飛翔体部20bと、に分割され、発射筒3からの発射時に後方飛翔体部20aと前方飛翔体部20bとを結合させる結合構造を有する。以下において、第1実施形態と異なる部分について主に説明する。第2実施形態において、以下で説明しない他の部分は、第1実施形態と同じであってよい。
図6は、本発明の第3実施形態による飛翔体30を示す図である。第3実施形態において、第1実施形態と同様に、飛翔体30は、前記発射筒3内にて発射方向後方側に配置される後方飛翔体部30aと、前記発射筒3内にて発射方向前方側に配置される前方飛翔体部30bと、に分割され、発射筒3からの発射時に後方飛翔体部30aと前方飛翔体部30bとを結合させる結合構造を有する。以下において、第1実施形態と異なる部分について主に説明する。第3実施形態において、以下で説明しない他の部分は、第1実施形態と同じであってよい。
例えば、第1実施形態または第2実施形態において、飛翔体10,20は、発射時に旋回しなくても、第3実施形態のように、発射筒3のライフル4および後方飛翔体部30aの弾帯17の突起17aなどにより発射時に旋回してもよい。
5 スペーサ、6 起爆装置、6a 電源、6b 回路、
6c 1次コイル、7 圧接部、8a 2次コイル、
8b 起爆雷管、9 被圧接部、10 飛翔体、
10a 後方飛翔体部、10b 前方飛翔体部、
11 前方部、13 後方部、15 結合穴、
15a 第1穴、15b 第2穴、17 弾帯、
17a 突起、19 ネジ部 、20 飛翔体、
20a 後方飛翔体部、20b 前方飛翔体部、21 ネジ部、
30 飛翔体、30a 後方飛翔体部、30b 前方飛翔体部
Claims (4)
- 発射薬の燃焼により発射筒から発射される飛翔体であって、
前記発射筒内にて発射方向後方側に配置される後方飛翔体部と、前記発射筒内にて発射方向前方側に配置される前方飛翔体部と、に分割されており、
発射筒からの発射時に後方飛翔体部と前方飛翔体部とを結合させる結合構造を有し、
前記結合構造は、
後方飛翔体部の発射方向前方部に形成された前方部と、
前方飛翔体部の発射方向後方部に形成された後方部と、からなり、
前記前方部と後方部の一方には、前記前方部と後方部の他方が挿入される結合穴が形成され、
発射薬の燃焼により後方飛翔体部が発射方向に押されることで、前記他方が前記結合穴に圧入され、
前記他方から前記一方の側に向かう方向を断面縮小方向として、
前記他方の発射方向と垂直な断面積は、前記断面縮小方向に移行するにつれ小さくなっており、前記結合穴の発射方向と垂直な断面積も、前記断面縮小方向に移行するにつれ小さくなっており、
前記結合穴は、該結合穴の開口側の第1穴と、前記開口側と反対側の奥側に位置する第2穴と、から構成され、
前記第1穴および前記第2穴はいずれも、その発射方向と垂直な断面積が前記断面縮小方向に移行するにつれ小さくなっており、
前記第1穴の発射方向と垂直な断面積が前記断面縮小方向に移行するにつれ小さくなる率は、前記第2穴の発射方向と垂直な断面積が前記断面縮小方向に移行するにつれ小さくなる率よりも大きくなっている、ことを特徴とする飛翔体。 - 発射薬の燃焼により発射筒から発射される飛翔体であって、
前記発射筒内にて発射方向後方側に配置される後方飛翔体部と、前記発射筒内にて発射方向前方側に配置される前方飛翔体部と、に分割されており、
発射筒からの発射時に後方飛翔体部と前方飛翔体部とを結合させる結合構造を有し、
前記後方飛翔体部は、発射時に発射筒内で旋回させられ、
前記結合構造は、
後方飛翔体部の発射方向前方部に形成されたネジ部と、
前方飛翔体部の発射方向後方部に形成されたネジ部と、により構成され、
発射時に、後方飛翔体部が、発射薬の燃焼により発射方向に押され、かつ、旋回させられることで、後方飛翔体部の前記ネジ部が前記前方飛翔体部のネジ部に螺合される、ことを特徴とする飛翔体。 - 後方飛翔体部には火薬を含む火工品が搭載され、前方飛翔体部には火薬が搭載されず電子部品が搭載されている、ことを特徴とする請求項1又は2に記載の飛翔体。
- 後方飛翔体部には炸薬が搭載され、前方飛翔体部には炸薬が搭載されず前記炸薬を爆発させるための起爆装置が搭載されている、ことを特徴とする請求項1又は2に記載の飛翔体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007268500A JP5165332B2 (ja) | 2007-10-16 | 2007-10-16 | 飛翔体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007268500A JP5165332B2 (ja) | 2007-10-16 | 2007-10-16 | 飛翔体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009097763A JP2009097763A (ja) | 2009-05-07 |
JP5165332B2 true JP5165332B2 (ja) | 2013-03-21 |
Family
ID=40700937
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007268500A Active JP5165332B2 (ja) | 2007-10-16 | 2007-10-16 | 飛翔体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5165332B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5576256B2 (ja) * | 2010-12-10 | 2014-08-20 | 日油株式会社 | 飛翔体射出装置 |
Family Cites Families (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
SE432152B (sv) * | 1983-02-09 | 1984-03-19 | Ffv Affersverket | Anordning for sammankoppling av en projektil med en projektilforlengningsdel |
JP2585082B2 (ja) * | 1988-12-08 | 1997-02-26 | 株式会社日本製鋼所 | 装薬筒付砲弾 |
FR2685468B1 (fr) * | 1991-12-24 | 1995-04-28 | Luchaire Defense Sa | Tube douille pour grenade a fusil pouvant retenir les fragments de la balle. |
JPH06273092A (ja) * | 1993-03-24 | 1994-09-30 | Mitsubishi Electric Corp | 誘導飛翔体 |
AUPO715897A0 (en) * | 1997-06-03 | 1997-06-26 | O'dwyer, James Michael | Firearms |
JPH11223494A (ja) * | 1998-02-05 | 1999-08-17 | Mitsubishi Electric Corp | 飛翔体発射装置 |
JP3985322B2 (ja) * | 1998-02-05 | 2007-10-03 | ダイキン工業株式会社 | 無火薬てき弾 |
JP2941784B1 (ja) * | 1998-06-03 | 1999-08-30 | 防衛庁技術研究本部長 | 飛しょう体捕捉構造 |
JP2001264000A (ja) * | 2001-02-23 | 2001-09-26 | Lockheed Martin Corp | シュラウドによって囲まれた航空機用爆弾 |
AU2003900572A0 (en) * | 2003-02-10 | 2003-02-20 | Metal Storm Limited | Electronically selectable kinetic energy projectile |
JP2005299959A (ja) * | 2004-04-07 | 2005-10-27 | Komatsu Ltd | 迫撃砲の装填装置 |
-
2007
- 2007-10-16 JP JP2007268500A patent/JP5165332B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2009097763A (ja) | 2009-05-07 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US8931415B2 (en) | Initiation systems for explosive devices, scalable output explosive devices including initiation systems, and related methods | |
KR100306677B1 (ko) | 총열 조립체 | |
KR100843573B1 (ko) | 탄약 | |
EP3172525B1 (en) | Low-collateral damage directed fragmentation munition | |
US11725915B2 (en) | Ammunition cartridge | |
KR20020091832A (ko) | 발사체 | |
US3167016A (en) | Rocket propelled missile | |
US20040231219A1 (en) | Barrel assembly with tubular projectiles for firearms | |
US8546736B2 (en) | Modular guided projectile | |
JP2005509840A (ja) | ベルト給弾機関銃 | |
JP4518425B2 (ja) | 速射型火器 | |
JP5165332B2 (ja) | 飛翔体 | |
JPS63153400A (ja) | 擲弾発射筒 | |
KR20020027489A (ko) | 총포용 복수-배럴 조립체 공급장치 | |
JP2005299959A (ja) | 迫撃砲の装填装置 | |
US9488422B2 (en) | Grenade and grenade launching apparatus | |
EP1337750B1 (en) | Method and device for a multiple step rocket | |
US7044060B1 (en) | Missile-borne explosive activated grenade release device | |
EP0664433B1 (fr) | Projectile de perforation et munition équipée d'un tel dispositif | |
WO2021211032A1 (en) | Launching device and method for assembling projectiles in a launching device | |
KR20210019189A (ko) | 램제트 기관을 구비하는 발사체 | |
KR101384214B1 (ko) | 능동파괴체계의 대응탄의 급속 발사를 위한 개방형 추진장치 | |
US20050193615A1 (en) | Combustion chamber for a muzzleloading firearm | |
JP6103532B2 (ja) | 飛翔体発射装置 | |
KR20150041781A (ko) | 포탄 가속기 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20101012 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20120627 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20120702 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20120816 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20121217 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20121219 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151228 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5165332 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |