JP5164140B2 - 薬液用熱交換装置 - Google Patents

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Description

本発明は、伝熱ブロック内に埋設して内部に流通する薬液に対して熱交換を行う熱交換管を備える薬液用熱交換装置に関する。
従来、外面に形成した熱交換面が冷却又は加熱される伝熱性を有する伝熱材により形成した伝熱ブロック及びこの伝熱ブロック内に埋設して内部に流通する薬液に対して熱交換を行う熱交換管を備える薬液用熱交換装置は知られており、既に、本出願人もこの種の薬液用熱交換装置に用いて好適な薬液温度調節用熱交換器を特許文献1により提案した。
この薬液温度調節用熱交換器(薬液用熱交換装置)は、熱電変換素子を挟んで、その両側に、熱良導性素材から成る伝熱ブロック体と放熱体とを、熱電変換素子と熱授受可能に配設し、伝熱ブロック体には、複数のフッ素樹脂製薬液導管を伝熱ブロック体と熱授受可能に貫通して設けて、薬液導管の一側開口を、温度調節すべき薬液の流入口を持つ薬液分流室に連通させるとともに、薬液導管の他側開口を、薬液の流出口を備えた薬液合流室に連通させ、放熱体には、冷却液流路を設けたものである。
特開平8−193766号
ところで、上述した従来の薬液温度調節用熱交換器は、半導体素子の製造に用いる弗化水素酸を含む侵食性の高いエッチング溶液等の薬液に対して冷却又は加熱を行うため、薬液が流通する薬液導管は、耐薬品性に優れたフッ素樹脂素材により形成される。しかし、耐薬品性に優れたフッ素樹脂素材であっても万能ではなく、使用時間に伴って薬液に侵食され、液漏れ等を招く原因となる。特に、近年では処理時間を速めるため、薬液の温度を常温域から中高温域での使用が増加する傾向にあるとともに、薬液も高純度化(強酸化、強アルカリ化)されているため、薬液の侵食性がより高まっている。したがって、薬液導管は、定期的に或いは必要に応じて、新たな薬液導管と交換する必要があるが、従来の薬液温度調節用熱交換器に使用する薬液導管の場合、伝熱ブロック体の内部に密着性が高度に維持された状態で保持されるため、薬液導管の交換には、伝熱ブロック体の分解及び再組立に伴う煩雑な作業が強いられ、結局、大変な労力と時間が費やされてしまう問題があった。
一方、薬液導管の形成素材として、フッ素樹脂素材よりも、より耐薬品性に優れた素材を使用すれば、薬液導管の交換を不要或いは交換頻度を大幅に削減することができる。例えば、ガラス状炭素系素材は、フッ素樹脂素材よりも耐薬品性に優れていることが知られている。しかし、ガラス状炭素系素材は脆性が高く、フッ素樹脂素材のように湾曲させることができないため、加工性(製作性)に難があるとともに、材料費もかなり高価になるため、上述した従来の薬液温度調節用熱交換器に備える薬液導管とそのまま置換して用いることは困難である。
本発明は、このような背景技術に存在する課題を解決した薬液用熱交換装置の提供を目的とするものである。
本発明に係る薬液用熱交換装置1は、上述した課題を解決するため、外面に形成した熱交換面Cu,Cdが冷却又は加熱される伝熱性を有する伝熱材Xにより形成した伝熱ブロック2及びこの伝熱ブロック2内に埋設して内部に流通する薬液Lに対して熱交換を行う熱交換管を備える薬液用熱交換装置であって、ガラス状炭素系素材Mcにより直線状に形成した所定長さを有する複数の熱交換管3p…を伝熱ブロック2内に所定間隔おきに埋設し、各熱交換管3p…の端部開口3po…をフッ素系樹脂素材Mfにより形成した接続管部材4j…により接続することにより、一つの流入口Siから流入した薬液Lが全ての熱交換管3p…を通して一つの流出口Soから流出する流通経路R,R1…を構成するとともに、熱交換管3p…の端部開口3po…を接続管部材4j…に接続するに際し、熱交換管3p…の端部開口3po…の近傍に位置する外周面の周方向に沿って設けた接続用のリング溝3ps…に係止させたストッパリング部14…に、ユニオンナット部13…を係止可能に設け、このユニオンナット部13…を、フェルール部15…を介在させて、接続管部材4j…を構成する継手部材4jc…における継手ボディ部11…の端部に螺合することを特徴とする。
この場合、発明の好適な態様により、接続管部材4j…には、隣接する一又は二以上の熱交換管3p…同士の端部開口3po…を接続することによりジグザグ状の流通経路Rを構成する一又は二以上の継手部材4jc…を用いることができる。さらに、接続管部材4j…には、各熱交換管3p…の端部開口3po…を接続することにより並行した複数の流通経路R1,R2,R3…を構成する一又は二以上のヘッダ部材4jh…を用いることができる。他方、流入口Si又は流出口Soには、薬液Lを循環させる送液ポンプ5を接続することができる。
このような構成を有する本発明に係る薬液用熱交換装置1によれば、次のような顕著な効果を奏する。
(1) フッ素系樹脂素材よりも、より耐薬品性に優れた素材であるガラス状炭素系素材Mcを用いて熱交換管3p…を製作するため、伝熱ブロック2内に埋設される熱交換管3p…の交換を不要或いは交換頻度を大幅に削減することができる。
(2) ガラス状炭素系素材Mcにより直線状に形成した所定長さを有する複数の熱交換管3p…を用いるため、脆性の高いガラス状炭素系素材Mcであっても、熱交換管3p…を容易に製作できるとともに、熱交換管3p…の長さ変更により熱交換能力を容易に変更できる。しかも、流入口Siから流出口Soに至る流通経路R,R1…の一部のみに使用し、残部には比較的安価な素材であるフッ素系樹脂素材Mfにより形成した接続管部材4j…を使用するため、全体のコストダウンにも寄与できる。
(3) 熱交換管3p…の端部開口3po…を接続管部材4j…に接続するに際し、熱交換管3p…の端部開口3po…の近傍に位置する外周面の周方向に沿って設けた接続用のリング溝3ps…に係止させたストッパリング部14…に、ユニオンナット部13…を係止可能に設け、このユニオンナット部13…を、フェルール部15…を介在させて、接続管部材4j…を構成する継手部材4jc…における継手ボディ部11…の端部に螺合するように構成したため、接続管部材4j…は、熱交換管3p…の端部開口3po…に対して脱着可能になり、伝熱ブロック2の外部に配する接続管部材4j…のみを、伝熱ブロック2を分解することなく容易に交換できる。また、接続管部材4j…はフッ素系樹脂素材Mfにより製作するため、頻繁に交換する場合であっても交換に伴うランニングコストを削減できる。
(4) 好適な態様により、接続管部材4j…には、隣接する一又は二以上の熱交換管3p…同士の端部開口3po…を接続することによりジグザグ状の流通経路Rを構成する一又は二以上の継手部材4jc…を用いてもよいし、或いは、各熱交換管3p…の端部開口3po…を接続することにより並行した複数の流通経路R1,R2,R3…を構成する一又は二以上のヘッダ部材4jh…を用いてもよいなど、用途に応じた多様な流通経路R,R1…を容易に得ることができる。
(5) 好適な態様により、薬液Lを循環させる送液ポンプ5は、流入口Si又は流出口Soに接続できるため、送液ポンプ5のレイアウト設計や送液ポンプ5を含む回路設計の自由度を高めることができる。即ち、従来のように熱交換管3p…にフッ素系樹脂素材を用いれば、送液ポンプ5を流出口Soに接続した場合、送液ポンプ5の吸引圧が熱交換管3p…を縮ませる方向に作用するため、熱交換管3p…と伝熱ブロック2間における接触熱抵抗の増加、更には熱交換効率の低下を来す不具合を招く。したがって、送液ポンプ5は流入口Si側に接続する必要があるが、熱交換管3p…に、フッ素系樹脂素材よりも剛性の高いガラス状炭素系素材Mcを用いれば、送液ポンプ5を流出口Soに接続しても性能低下を回避できるため、流入口Si又は流出口Soのいずれであっても接続可能になる。
次に、本発明に係る最良の実施形態を挙げ、図面に基づき詳細に説明する。
まず、本実施形態に係る薬液用熱交換装置1の構成部品(構成部材)について、図1〜図4を参照して説明する。
3p…は熱交換管である。熱交換管3pは、断面円形に形成し、図2に示すように、所定長さを有する一本の直線状(直管状)に一体成形する。熱交換管3pの素材には、ガラス状炭素系素材Mc、望ましくはアモルファスカーボン素材Mcaを用いる。アモルファスカーボン素材は、フッ素系樹脂素材に比べて脆性が高いため、複雑な形状や湾曲加工に難があるが、熱交換管3pは、一本の直線状に形成するため、容易かつ確実に製作できる。また、アモルファスカーボン素材は、フッ素系樹脂素材に比べて、熱伝導率が10〜20倍程度高いため、熱損失が小さく、しかも、ガスや液体の非透過性にも優れるという特長を有している。熱交換管3pは、軸方向両端に、端部開口3po,3poを有するとともに、この端部開口3po,3poの近傍に位置する熱交換管3pの外周面には、周方向に沿った接続用のリング溝3ps,3psを設ける。
4jc…は、接続管部材4j…を構成する継手部材である。継手部材4jcは、図3に示すように、隣接する熱交換管3p…同士の端部開口3po…を接続する機能を有する。継手部材4jcは、U形に湾曲した継手ボディ部11と、この継手ボディ部11の両端に設けた接続部12,12を有し、更に、接続部12は、継手ボディ部11の端部に螺合するユニオンナット部13と、ユニオンナット部13とリング溝3ps間に係止可能なストッパリング部14と、このストッパリング部14と継手ボディ部11間に介在するフェルール部15からなる。この場合、薬液Lが接触する少なくとも継手ボディ部11は、フッ素系樹脂素材Mf、望ましくはテフロン(登録商標)素材Mftにより一体成形する。継手ボディ部11の湾曲部を曲げ加工するに際しては、皺が発生しやすいため、継手ボディ部11にある程度の肉厚を確保するとともに、湾曲部の潰れを防止するため、充填材(インサート材)を使用し、高温に加熱しながらベンダー加工機等により曲げ加工処理を行えばよい。また、湾曲部を有する継手ボディ部11は、型(金型)を用いた成形を行ってもよいし、或いは切削加工により製作してもよい。なお、一般にフッ素系樹脂素材Mfは、伝熱性が良好でないため、肉厚さの確保は、放熱防止の観点からも有効となる。一方、ユニオンナット部13,ストッパリング部14及びフェルール部15も、それぞれ継手ボディ部11と同一素材により一体成形することが望ましいが、フッ素系樹脂素材Mf以外の他の素材であってもよい。これにより、各接続部12,12は端部開口3po…に対して脱着させることができる。
2は伝熱ブロックである。伝熱ブロック2は、図1に示すように、熱交換管3p…を埋設する機能を有するため、上下に二分割したブロック半体2u,2dにより構成する。一方のブロック半体2dは、図4に示すように、偏平な直方体盤により形成し、上面(衝合面)には、熱交換管3p…が嵌合する断面半円形の直線嵌合溝21…を熱交換管3p…の配置位置に対応させて設ける。ブロック半体2dの素材としては、伝熱性に優れた伝熱材X、例えば、カーボングラファイト,アルミニウム,銅,炭化珪素等の伝熱材Xを用いることができる。そして、このようなブロック半体2dを二枚用意し、一方をブロック半体2uとし、他方をブロック半体2dとして用いる。ブロック半体2uと2dを組付けた後における伝熱ブロック2の上面と下面は、平坦面による熱交換面Cu,Cdとなり、この熱交換面Cu,Cdが後述するサーモモジュール22u…,22d…により冷却又は加熱される。
次に、このような構成部品(構成部材)を用いた本実施形態に係る薬液用熱交換装置1の組付方法について、図1〜図5を参照して説明する。
まず、予め製作した六本の熱交換管3p…を伝熱ブロック2に装着する。即ち、各熱交換管3p…をブロック半体2u,2dにおける各直線嵌合溝21…に嵌合させるとともに、ブロック半体2uと2dを衝き合わせて組付ける。この際、各直線嵌合溝21…には、必要により、シリコングリース等の不定形性伝熱媒体を塗布する。例示の場合、標準長さに形成した四本の熱交換管3p…とやや長めに形成した二本の熱交換管3pm…(3p…)を用意し、配列方向の両側にやや長めに形成した二本の熱交換管3pm…を配する。
また、図1に示すように、五つの継手部材4jc…を用意し、隣接する熱交換管3p…同士の端部開口3po…を順次接続することによりジグザグ状の流通経路Rを構成する。なお、継手部材4jc…は、熱交換管3p…の端部開口3po…に対して脱着可能となるため、伝熱ブロック2の外部に配する継手部材4jc…のみを、伝熱ブロック2を分解することなく容易に交換できる。しかも、継手部材4jc…はフッ素系樹脂素材Mfにより製作するため、頻繁に交換する場合であっても交換に伴うランニングコストを削減できる利点がある。
一方、熱交換管3p…の配列方向の両側に位置する一方の熱交換管3pmの端部開口3poは流入口Siとなるため、この流入口Siに、継手部4jiを介して送液ポンプ5を接続するとともに、他方の熱交換管3pmの端部開口3poは流出口Soとなるため、この流出口Soに、継手部4joを介して送液配管17を接続する。送液ポンプ5は薬液Lを循環させる機能を有する。なお、送液ポンプ5は、流入口Si又は流出口Soのいずれに接続してもよい。即ち、従来のように熱交換管3p…にフッ素系樹脂素材を用いれば、送液ポンプ5を流出口Soに接続した場合、送液ポンプ5の吸引圧が熱交換管3p…を縮ませる方向に作用するため、熱交換管3p…と伝熱ブロック2間における接触熱抵抗の増加、更には熱交換効率の低下を来す不具合を招く。したがって、送液ポンプ5は流入口Si側に接続する必要がある。しかし、本実施形態では、熱交換管3p…にフッ素系樹脂素材よりも剛性の高いガラス状炭素系素材Mcを用いるため、送液ポンプ5を流出口Soに接続しても性能低下を回避でき、もって、流入口Si又は流出口Soのいずれであっても接続可能になり、送液ポンプ5のレイアウト設計や送液ポンプ5を含む回路設計の自由度を高めることができる。
他方、図5に示すように、伝熱ブロック2の一方の熱交換面Cuには、ペルチェ素子を用いたサーモモジュール22u…を付設するとともに、このサーモモジュール22u…の放熱面(吸熱面)に冷却部23uを付設する。同様に、伝熱ブロック2の他方の熱交換面Cdには、ペルチェ素子を用いたサーモモジュール22d…を付設するとともに、このサーモモジュール22d…の放熱面(吸熱面)に冷却部23dを付設する。冷却部23u,23dは、水冷式クーラを用いることができる。図5中、24u,24dは、冷却部23u,23dに冷却水を循環させる配水管を示す。なお、これらの各部品は、不図示の固定部材(金具等)及び固定具(ボルトナット等)などにより固定される。
その他、伝熱ブロック2から露出する熱交換管3p…の一部及び継手部材4jc…は、必要によりウレタン樹脂素材等の断熱材により形成した断熱ブロックにより覆うことができる。このような断熱ブロックを用いることにより、外乱に伴う無用な放熱(吸熱)を防止できるとともに、熱交換管3p…及び継手部材4jc…の傷付きを防止することができる利点がある。以上の組付過程を経て図5に示す薬液用熱交換装置1が得られる。
よって、このような本実施形態に係る薬液用熱交換装置1によれば、ガラス状炭素系素材Mcにより直線状に形成した所定長さを有する複数の熱交換管3p…を用いるため、脆性の高いアモルファスカーボン素材Mca(ガラス状炭素系素材Mc)であっても、熱交換管3p…を容易に製作できるとともに、熱交換管3p…の長さ変更により熱交換能力を容易に変更できる。しかも、流入口Siから流出口Soに至る流通経路Rの一部のみに使用し、残部には比較的安価な素材であるフッ素系樹脂素材Mfにより形成した継手部材4jc…を使用するため、全体のコストダウンにも寄与できる。また、フッ素系樹脂素材Mfよりも、より耐薬品性に優れた素材であるアモルファスカーボン素材Mca(ガラス状炭素系素材Mc)を用いて熱交換管3p…を製作するため、伝熱ブロック2内に埋設される熱交換管3p…の交換を不要或いは交換頻度を大幅に削減することができる。特に、シールリングを使用していないため、使用圧力範囲を拡大(1〔MPa〕程度)させることができるとともに、熱膨張率の転移点を考慮しなくてよいため、温調範囲を広範囲(0〜120〔℃〕程度)に設定することができる。
次に、本実施形態に係る薬液用熱交換装置1の機能について、図1〜図5を参照して説明する。
まず、送液ポンプ5を作動させれば、図1に示すように、薬液Lを流入口Siに供給する。流入口Siに供給された薬液Lは、流通経路Rをジグザグ状に流通し、流出口Soに至る。そして、流出口Soに至った薬液Lは、送液配管17を介して薬液Lの使用される被冷却機器等に供給(循環)される。この際、流通経路Rを流通する薬液Lは、熱交換面Cu,Cdを介して冷却(熱交換)される。即ち、図5に示すサーモモジュール22u…,22d…が通電されることにより伝熱ブロック2の熱交換面Cu,Cdが冷却されるため、流通経路Rを流通する薬液Lとの熱交換が行われる。なお、サーモモジュール22u…,22d…の放熱面からの放熱は、冷却部23u,23dにより吸収される。
次に、本発明の変更実施形態に係る薬液用熱交換装置1について、図6〜図13を参照して説明する。
図6は継手部材4jcの変更例を示す。図1の実施形態は、U形に湾曲した継手ボディ部11を用いた場合を示したが、図6は、L形に形成した二つの継手半体部4jcp,4jcpを接合(接続)したコの字形の継手ボディ部11を用いた場合を示す。したがって、異なる部位は、継手ボディ部11のみであり、接続部12,12は、図1(図3)の実施形態と同じである。
図7は、薬液用熱交換装置1の組付に係わる変更例を示す。通常、薬液用熱交換装置1には、複数の加圧部31…を付設し、伝熱ブロック2…と各冷却部23u,23dに挟まれるサーモモジュール22u…,22d…に対して適度な接触圧力を付加している。この加圧部31…は、図8に示すように、スプリング32…及びボルトナット33…を使用するが、薬液用熱交換装置1は、シールレス形となり、温調範囲を広くすることができるため、伝熱ブロック2…の膨張又は収縮の繰り返しによりサーモモジュール22u…,22d…に位置ズレを生じる虞れがある。そこで、図7に示すように、加圧部31…を、少なくともサーモモジュール22u…,22d…の端辺を規制して位置ズレを阻止する位置に配した。これにより、様々な使用環境下であってもサーモモジュール22u…,22d…の位置ズレを防止でき、無用な能力低下を回避することができる。したがって、加圧部31…は、サーモモジュール22u…,22d…に対する圧力設定機能と位置ズレ防止機能を兼用する。
図8は薬液用熱交換装置1の全体構成の変更例を示す。この薬液用熱交換装置1は、積層した一対の伝熱ブロック2,2を備える。そして、上側の伝熱ブロック2における上面の熱交換面Cuに、サーモモジュール22u…を付設するとともに、下側の伝熱ブロック2における下面の熱交換面Cdに、サーモモジュール22d…を付設する。これにより、熱交換管3p…の使用数量が倍増するため、処理能力を高めることができるとともに、一方の伝熱ブロック2の熱交換管3p…と他方の伝熱ブロック2の熱交換管3p…を並列接続することにより、圧力損失を低減できる。なお、31…は上述した加圧部であり、スプリング32…及びボルトナット33…により構成する。例示は一つの加圧部31のみを示すが、図7に示すように複数の位置に配設することにより、伝熱ブロック2…と各冷却部23u,23dに挟まれるサーモモジュール22u…,22d…に対する圧力管理(圧力調節)を行うとともに、サーモモジュール22u…,22d…の位置ズレを防止する。
図9は、薬液用熱交換装置1のサイズの異なる変更例を示す。この薬液用熱交換装置1は、熱交換管3p…の軸方向に沿って五列のサーモモジュール22u…を配して構成したものである。このように、本実施形態に係る薬液用熱交換装置1を用いれば、熱交換管3p…及び伝熱ブロック2のサイズ変更(長さ変更)のみで薬液用熱交換器1の能力を容易に変更できるとともに、コストメリットを得ることができる。
図10及び図11は接続管部材4j…の変更例を示す。図1〜図9は、接続管部材4j…として継手部材4jc…を示したが、図10及び図11は、接続管部材4j…の一部又は全部に、ヘッダ部材4jh…を利用したものである。ヘッダ部材4jh…も継手部材4jcと同様にフッ素系樹脂素材Mfにより形成することができる。
図10に示す薬液用熱交換装置1は、熱交換管3p…の配列方向に沿って全熱交換管3p…を跨ぐ長さを有し、かつ内部に一つのヘッダ室Rhを有する一対のヘッダ部材4jh,4jhを用いた。この場合、ヘッダ部材4jhは、フッ素系樹脂素材Mfにより形成したシリンダ部材35の両端開口をキャップ部材36p,36qにより閉塞して構成できる。そして、一方のヘッダ部材4jhは、ヘッダ室Rhに連通する流入口Siを有するとともに、この反対側に、各熱交換管3p…の一端側における各端部開口3po…を接続する。これにより、各端部開口3po…がヘッダ室Rhに連通する。また、他方のヘッダ部材4jhは、ヘッダ室Rhに連通する流出口Soを有するとともに、この反対側に、各熱交換管3p…の他端側における各端部開口3po…を接続する。これにより、各端部開口3po…がヘッダ室Rhに連通する。よって、複数(例示は四本)の熱交換管3p…は並列に接続され、並行した四つの流通経路R1,R2,R3,R4が構成される。
一方、図11に示す薬液用熱交換装置1は、熱交換管3p…の配列方向に沿って全熱交換管3p…を跨ぐ長さを有し、かつ内部に長手方向に並んだ二つのヘッダ室Rhi,Rhoを有するヘッダ部材4jhaを用いるとともに、熱交換管3p…の配列方向に沿って全熱交換管3p…を跨ぐ長さを有し、かつ内部に一つの接続室Rcを有する継手部材4jcaを用いたものである。この場合、ヘッダ部材4jhaは、一方のヘッダ室Rhiに連通する流入口Siを有するとともに、他方のヘッダ室Rhoに連通する流出口Soを有する。そして、ヘッダ部材4jhaには、熱交換管3p…の一端側における各端部開口3po…を接続する。これにより、全熱交換管3p…における片側半分の熱交換管3p…がヘッダ室Rhiに連通し、残りの熱交換管3p…がヘッダ室Rhoに連通する。また、継手部材4jcaは、図10に示したヘッダ部材4jhの形態をそのまま利用する。即ち、流入口Si又は流出口Soを設けない点を除いてヘッダ部材4jhと同一に形成する。そして、継手部材4jcaには、全熱交換管3p…の他端側における各端部開口3po…を接続する。これにより、各端部開口3po…が接続室Rcに連通する。このような構成により、隣接する複数(例示は二本)の熱交換管3p…同士の端部開口3po…が継手部材4jcaを介して接続され、四本の熱交換管3p…により並行した二つの流通経路R1,R2がジグザグ状に構成される。
図12及び図13も接続管部材4j…の変更例を示す。図12及び図13は継手部材4jc…として、図11に示した継手部材4jcaの形態を変更したものである。図12に示す薬液用熱交換装置1は、熱交換管3p…の配列方向に沿って全(四本の)熱交換管3p…を跨ぐ長さを有し、かつ内部に長手方向に並んだ二つの接続室Rcm,Rcnを有する継手部材4jcbを用いるとともに、熱交換管3p…の配列方向に沿って半分(二本)の熱交換管3p…を跨ぐ長さを有し、かつ内部に一つの接続室Rcを有する継手部材4jccを用いたものである。そして、一方の継手部材4jcbに、全熱交換管3p…の一端側における各端部開口3po…を接続する。これにより、全熱交換管3p…における片側半分(二本)の熱交換管3p…が接続室Rcmに連通し、残りの熱交換管3p…が接続室Rcnに連通する。また、他方の継手部材4jccに、熱交換管3p…の配列方向の両側に位置する熱交換管3p…を除く熱交換管3p…、即ち、内側に配した二本の熱交換管3p…の他端側における各端部開口3po…を接続する。これにより、各端部開口3po…と接続室Rcが連通する。よって、熱交換管3p…の配列方向の両側に位置する熱交換管3p…に流入口Siと流出口Soが設けられ、図1に示した薬液用熱交換装置1と同様の流通経路、即ち、ジグザグ状の流通経路Rが構成される。
一方、図13に示す薬液用熱交換装置1は、図12に示す薬液用熱交換装置1における熱交換管3p…の数量を変更したものである。したがって、熱交換管3p…の配列方向に沿って六本の熱交換管3p…を跨ぐ長さを有し、かつ内部に長手方向に並んだ三つの接続室Rcp,Rcq,Rcrを有する継手部材4jcdを用いるとともに、熱交換管3p…の配列方向に沿って四本の熱交換管3p…を跨ぐ長さを有し、かつ内部に長手方向に並んだ二つの接続室Rcs,Rctを有する継手部材4jceを用いたものである。そして、一方の継手部材4jcdに、全熱交換管3p…の一端側における各端部開口3po…を接続する。これにより、各接続室Rcp,Rcq,Rcrに対して各熱交換管3p…が端から二本ずつ順次連通する。また、他方の継手部材4jceに、熱交換管3p…の配列方向の両側に位置する熱交換管3p…を除く熱交換管3p…、即ち、内側に配した四本の熱交換管3p…の他端側における各端部開口3po…を接続する。これにより、各接続室Rcs,Rctに対して各熱交換管3p…が端から二本ずつ順次連通する。よって、熱交換管3p…の配列方向の両側に位置する熱交換管3p…に流入口Siと流出口Soが設けられ、図1に示した薬液用熱交換装置1と同様の流通経路、即ち、ジグザグ状の流通経路Rが構成される。
このような本実施形態(変更実施形態)に係る薬液用熱交換装置1の場合、接続管部材4j…には、隣接する一又は二以上の熱交換管3p…同士の端部開口3po…を接続することによりジグザグ状の流通経路Rを構成する一又は二以上の継手部材4jc…を用いてもよいし、或いは、各熱交換管3p…の端部開口3po…を接続することにより並行した複数の流通経路R1,R2,R3…を構成する一又は二以上のヘッダ部材4jh…を用いてもよいため、用途に応じた多様な流通経路R,R1…を容易に得ることができる。
なお、図6〜図13において、他の構成及び機能等は、図1〜図5に示した実施形態と同じである。このため、図6〜図13に示した変更実施形態において、図1〜図5に示した実施形態及び図6〜図13に示した他の変更実施形態と同一部分には同一符号を付してその構成を明確にするとともに、その詳細な説明は省略する。
以上、最良の実施形態について詳細に説明したが、本発明は、このような実施形態に限定されるものではなく、細部の構成,形状,数量,数値等において、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、任意に変更,追加,削除することができる。
例えば、伝熱ブロック2は、上下に二分割したブロック半体2u,2dにより構成した場合を示したが、単一ブロックに横孔を設けて形成してもよい。また、サーモモジュール22u…,22d…の代わりに他の熱源又は冷却源を用いてもよく、熱源としては、例えば、ニクロム線式のヒータ等を用いることも可能である。さらに、本発明における一つの流入口Si(又は一つの流出口So)とは、単一の流通系を意味するものであり、単一の流通系における薬液Lが、例えば、設計上、分割した複数の流入口Siから流入(又は複数の流出口Soから流出)する場合などは一つの流入口Si(又は一つの流出口So)に包含されるとともに、複数の流通系を備える場合には、各流通系のそれぞれに本発明が適用される。なお、本発明に係る薬液用熱交換装置1は、弗化アンモニウムや弗化水素酸などを含む薬液Lをはじめ、各種薬液を冷却又は加熱する用途に利用できるとともに、必要により水等の薬液以外の溶液に対してもそのまま利用することができる。
本発明の最良の実施形態に係る薬液用熱交換装置における主要部の一部を破断した平面図、 同薬液用熱交換装置における熱交換管の一部断面及び一部抽出拡大図を含む側面図、 同薬液用熱交換装置における継手部材の一部断面平面図、 同薬液用熱交換装置における伝熱ブロック半体を示す斜視図、 同薬液用熱交換装置の全体を示す外観側面図、 変更実施形態に係る薬液用熱交換装置の主要部を示す平面図、 他の変更実施形態に係る薬液用熱交換装置の平面図、 他の変更実施形態に係る薬液用熱交換装置の正面図、 他の変更実施形態に係る薬液用熱交換装置の平面図、 他の変更実施形態に係る薬液用熱交換装置の主要部を示す平面図、 他の変更実施形態に係る薬液用熱交換装置の主要部を示す平面図、 他の変更実施形態に係る薬液用熱交換装置の主要部を示す平面図、 他の変更実施形態に係る薬液用熱交換装置の主要部を示す平面図、
符号の説明
1:薬液用熱交換装置,2:伝熱ブロック,3p…:熱交換管,3po…:熱交換管の端部開口,4j…:接続管部材,4jc…:継手部材,4jh…:ヘッダ部材,5:送液ポンプ,Cu:熱交換面,Cd:熱交換面,S:伝熱材,Si:流入口,So:流出口,L:薬液,Mc:ガラス状炭素系素材,Mf:フッ素系樹脂素材,R:流通経路,R1…:流通経路

Claims (4)

  1. 外面に形成した熱交換面が冷却又は加熱される伝熱性を有する伝熱材により形成した伝熱ブロック及びこの伝熱ブロック内に埋設して内部に流通する薬液に対して熱交換を行う熱交換管を備える薬液用熱交換装置において、ガラス状炭素系素材により直線状に形成した所定長さを有する複数の熱交換管を前記伝熱ブロック内に所定間隔おきに埋設し、各熱交換管の端部開口をフッ素系樹脂素材により形成した接続管部材により接続することにより、一つの流入口から流入した薬液が全ての熱交換管を通して一つの流出口から流出する流通経路を構成するとともに、前記熱交換管の端部開口を前記接続管部材に接続するに際し、前記熱交換管の端部開口の近傍に位置する外周面の周方向に沿って設けた接続用のリング溝に係止させたストッパリング部に、ユニオンナット部を係止可能に設け、このユニオンナット部を、フェルール部を介在させて、前記接続管部材を構成する継手部材における継手ボディ部の端部に螺合することを特徴とする薬液用熱交換装置。
  2. 前記接続管部材は、隣接する一又は二以上の熱交換管同士の端部開口を接続することによりジグザグ状の流通経路を構成する一又は二以上の継手部材であることを特徴とする請求項1記載の薬液用熱交換装置。
  3. 前記接続管部材は、各熱交換管の端部開口を接続することにより並行した複数の流通経路を構成する一又は二以上のヘッダ部材であることを特徴とする請求項1記載の薬液用熱交換装置。
  4. 前記流入口又は前記流出口には、薬液を循環させる送液ポンプを接続してなることを特徴とする請求項1記載の薬液用熱交換装置。
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