JP5163657B2 - ノイズ抑制装置 - Google Patents

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Description

本発明は無線装置が備える受信装置で発生するDC成分(DCオフセット)を補正する際に発生するノイズや送信装置で発生するローカルリーク成分を補正する際に発生するノイズの振幅を抑制するためのノイズ抑制装置に関する。
近年の携帯用電子機器や家電機器あるいはパーソナルコンピュータ用の周辺機器等では、機器間のデータ通信に無線装置が用いられる。無線装置には、データ量の増大に伴って伝送速度の高速化や省電力化が要求され、そのような要求を実現する通信方式として、例えばマルチバンドOFDM(Orthogonal Frequeny Division Muliplexing)方式を利用したUWB(Ultra wide Band)通信装置が期待されている(例えば“High Rate Ultra Wideband PHY and MAC Standard”, Ecma international standard ECMA−368 1st Edition, December 2005, pp.7,14−16参照)。さらに、近年の無線装置には、通信規格を統一することで、より広範な機器で利用できるように低コスト化が要求されている。
無線装置の低コスト化に有利な構成としては、図1に示すような無線周波数(RF)信号を局部発信周波数(LO)信号によってベースバンド帯の信号へ直接変換するダイレクトコンバージョン方式が知られている。なお、図1はダイレクトコンバージョン方式を採用した受信装置の背景技術の構成例を示している。
図1に示す受信装置は、アンテナ装置101、低雑音増幅回路(LNA)102、ミキサ103、局部発振器(LO)104、第1の可変利得増幅器(VGA)105、低域通過型フィルタ(LPF)106、第2のVGA107及びA/D変換器(ADC)108を備えている。
LNA102は、アンテナ装置101で受信したRF信号を増幅する。
ミキサ103は、LNA102から出力されたRF信号とLO104から出力されたLO(局部発信周波数)信号とをミキシングし、ベースバンド信号を生成する。
第1のVGA105及び第2のVGA107は、ADC108のダイナミックレンジに合わせてミキサ103から出力されたベースバンド信号を増幅する。
LPF106は、ベースバンド信号に含まれる不要な高周波成分を除去する。
ADC108は、アナログ信号から成るベースバンド信号をデジタル信号に変換し、不図示のベースバンド処理回路へ出力する。
ダイレクトコンバージョン方式は、少ない部品点数でRF信号からベースバンド信号への変換、及びベースバンド信号からRF信号への変換が可能であるため、無線装置を低コストで実現できる。しかしながら、ダイレクトコンバージョン方式には以下のような課題があることが知られている。
図1に示す受信装置では、上述したようにミキサ103によってLNA102から出力されたRF信号とLO104から出力されたLO信号とをミキシングすることでベースバンド信号を生成する。このとき、ミキサ103は、RF信号とLO信号とをミキシングすると共に、LO104から基板や電源を経由してミキサ103へ混入したLO信号の漏洩成分(以下、LO成分と称す)109とLO104から供給されたLO信号とをミキシングするため、ベースバンド信号にDC成分(DCオフセット)が発生する。このミキサ103に対するLO成分109の漏洩量はLO信号の周波数によって変化するため、ミキサ103から出力されるDCオフセットの値はLO信号の周波数に応じて変化する。
上述したように第1のVGA105及び第2のVGA107は、ADC108の入力信号が飽和しないように利得を調整する。そのため、ミキサ103の出力にDCオフセットが含まれていると、第1のVGA105及び第2のVGA107は、該DCオフセットでADC108の入力信号が飽和しないように利得を抑制してベースバンド信号を増幅する。その結果、ベースバンド信号が十分に増幅されずに受信感度が低下してしまう。この現象は、RF信号に漏洩したLO成分109をLO信号自身でミキシングすることからセルフミキシングと呼ばれる。
ミキサ103の出力にDCオフセットが現れる原因には、上記セルフミキシング以外に、ミキサ103の各部品の特性ばらつきに起因するDCオフセットが知られているが、ここではセルフミキシングによるDCオフセットについてのみ説明した。
ミキサ103の出力に現れるDCオフセットは、複数の異なる周波数のLO信号を用いる場合にさらに深刻な問題となる。例えば上記OFDM方式を採用するUWB通信装置(以下、単にUWBと称す)では、3.1GHzから10.6GHzの通信帯域を14のバンドに分割し、1バンドあたり528MHzの帯域を使用してOFDM変調された信号を送受信する。また、UWBでは、各端末に対して3つのバンドを割り当て、それらのバンドを312.5ns毎に切り替えてデータを送受信する(図2参照)。このように、時間の経過と共にキャリアとして用いる無線周波数を切り替える方式は周波数ホッピングと呼ばれる。
図1に示したダイレクトコンバージョン方式の受信装置において無線周波数がホッピングすると、ミキサ103の出力に現れるDCオフセットの大きさは、例えば図3に示すように変化する。このとき、ホッピング周期に対応するホッピング周波数成分が受信信号の帯域に近いと、ホッピング周波数成分のみを除去するのが困難であるため、受信信号の帯域の一部も遮断されてS/Nが劣化し、受信感度がさらに低下する。
このような問題を改善する第1背景技術として、図4Aや図4Bに示す構成が知られている。図4Aおよび図4Bは特開2001−211098号公報に記載された無線装置が備えるベースバンド回路の一例を示している。
図4Aおよび図4Bは、VGAから出力されるDCオフセットを検出し、該検出したDCオフセットがゼロになるようにVGAの出力電圧を制御する構成である。
図4Aに示す回路は、VGA401の出力に現れるDCオフセットをA/D変換器(ADC)を用いてデジタル信号に変換し、制御回路により該DCオフセットを補正するための補正信号を生成し、生成した補正信号をD/A変換器(DAC)を用いてアナログ信号に変換してVGA401の制御端子に供給する。
同様に、VGA402の出力に現れるDCオフセットをA/D変換器(ADC)を用いてデジタル信号に変換し、制御回路により該DCオフセットを補正するための補正信号を生成し、生成した補正信号をD/A変換器(DAC)を用いてアナログ信号に変換してVGA402の制御端子に供給する。
さらに、図4Aに示す回路は、VGA402に差動入力するための2つの信号線どうしを短絡するスイッチ405を備えている。スイッチ405は、VGA402のDCオフセットの補正時にオンすることでVGA402の入力信号をゼロに設定する。
図4Bに示す回路は、後段するVGA404の出力に現れるDCオフセットをA/D変換器(ADC)を用いてデジタル信号に変換し、制御回路により該DCオフセットを補正するための補正信号を生成し、生成した補正信号をD/A変換器(DAC)を用いてアナログ信号に変換して前段のVGA403の制御端子に供給している。
また、図4Bに示す回路は、VGA403とVGA404間に挿入されたLPF406にスイッチ407を備えている。スイッチ407は、LPF406の遅延によりDCオフセットの補正に時間を要する問題を改善するためのものであり、補正時にスイッチをオフにしてLPF406の時定数を小さくすることで補正に要する収束時間を短縮している。
第1背景技術では、VGAのオフセットを補正すると共に、ミキサから出力されるセルフミキシングによるDCオフセットも補正できる。また、周波数ホッピングに同期してミキサから異なる値のDCオフセットが出力されても、ホッピング周波数毎に上記と同様の処理を実行することでDCオフセットを補正できる。
また、ミキサの出力に現れるDCオフセットを補正する第2背景技術として、図5に示す特開2006−2203686号公報に記載された構成がある。
図5に示すように、第2背景技術は、直列に接続されたスイッチ501及びキャパシタ502を3組備え、それらと抵抗器503により構成される3組の高域通過型フィルタ(HPF)がミキサの出力に接続された構成である。なお、図5に示す例では、IチャネルとQチャネルとにそれぞれ3組のHPFを備えている。
スイッチ501は、周波数のホッピングに同期してオン、オフを繰り返す。例えば、LO信号がF1、F2、F3の3種類の周波数でホッピングする場合を例にして動作を説明する。
図5に示す構成では、ローカル周波数がF1の時、SW#1がオンし、SW#2及びSW#3がオフする。このとき、ミキサの出力信号はC#1とRで構成されたHPFを経由してLPFへ出力され、C#1とRで積分された信号の直流成分がC#1の両端に蓄積される。
次に、ローカル周波数がF1からF2にホッピングすると、SW#1及びSW#3がオフし、SW#2がオンする。このとき、ミキサの出力信号はC#2とRで構成されたHPFを経由してLPFへ出力され、C#2とRで積分された信号の直流成分がC#2の両端に蓄積される。
ローカル周波数がF2からF3にホッピングした場合も、同様にC#3とRで積分された信号の直流成分がC#3の両端に蓄積される。以上の処理を繰り返すことで、各ローカル周波数に対応した直流成分が容量C#1〜3に蓄積され、周波数がホッピングすることでミキサから出力されるDCオフセットがLPFへ出力されることがない。
また、ミキサの出力に現れるDCオフセットを補正する第3背景技術として、図6に示す特開2006−020334号公報に記載された構成がある。
第3背景技術は、図4A及び図4Bに示した第1背景技術と同様に、増幅部(第1背景技術ではVGA)の出力に現れるDCオフセットをA/D変換器(ADC)でデジタル信号に変換して制御部に供給し、制御部で生成した補正信号をD/A変換器(DAC)でアナログ信号に変換して増幅部の入力に帰還する構成である。
この第3背景技術と第1背景技術の主な相違点は次の2点である。
第1に、第1背景技術では補正信号をVGAに供給することでVGAのDCオフセットを補正する。それに対して、第3背景技術では補正信号を増幅部(VGA)の前段に配置した加算器601に入力することで増幅部のDCオフセットを補正する構成である。
第2に、第1背景技術では周波数ホッピング毎にミキサから出力されるDCオフセットを1つのDACを用いてアナログ信号に変換してVGAに供給する。それに対して、第3背景技術では各ホッピング周波数に対応するDACを備え、予め各周波数で発生するDCオフセットの補正値をレジスタ等に保存しておき、各レジスタに保存された値を対応するDACでアナログ信号に変換して加算器601に供給している。このように複数のDACを用いる構成では、高速な周波数ホッピングが要求される無線装置でも比較的変換速度が遅いDACで対応できる。
また、上述した周波数ホッピングは、受信装置だけでなく送信装置にも悪影響を与えることが知られている。
送信装置では、ミキサのオフセットやミキサに入力されるベースバンド信号のDCオフセットがLO信号によってミキシングされると、ミキサの出力にLO信号の周波数成分が現れる(以降、この現象をローカルリークと呼ぶ)。このLO信号を送信することで不要輻射が発生すると、法令等で定められた無線装置の規格を満たさないおそれがある。
また、ローカルリーク量はミキサを構成する部品の特性ばらつきによってLO信号の周波数に依存して変化するため、周波数ホッピング方式を採用するシステムではLO信号の周波数毎にローカルリークの補正が必要になる。
この送信装置で発生するDCオフセットを補正する第4背景技術として、図7に示す特開2006−238243号公報に記載された構成が知られている。なお、図7では特開2006−238243号公報に記載された構成を要点が分かる程度に簡略化して示している。
第4背景技術では、ミキサ(変調回路)702の出力をコンパレータ703でモニタし、ミキサ702から出力されるLO信号が無くなるように制御ロジック回路704で生成した補正信号をミキサの入力側に設けた加算器に入力する構成である。このような構成により、特性ばらつきの大きい部品を用いてミキサを構成してもローカルリークを低減できる。
しかしながら上述した第1背景技術〜第4背景技術を用いてDCオフセットやローカルリークを補正する構成では以下のような問題がある。
第1の問題点は、周波数ホッピングによるDCオフセットの変動を正確に補正できないと、補正誤差によりスパイクノイズが発生することである。以下、図8を用いてこの現象について説明する。
図8は、F1、F2、F3の3種類の周波数で周波数ホッピングを行う受信装置の信号波形の例を示している。
ミキサの出力には、F1、F2、F3に対応するLO信号と、点線で示すDCオフセットと、受信信号(不図示)を含む波形が現れる。図8ではDCオフセットの変動のみを抜き出して示している。
DCオフセットは、該DCオフセットと絶対値が等しく、かつ極性が反転した理想的な補正値(図8の「理想補正値」参照)を生成し、ミキサの出力信号に加算することで補正できる。ここで、理想補正値を生成するためには、DCオフセットの変動を高速に検出すると共に、高速かつ高分解能のDACを用いる必要がある。そのため、無線装置のコストが増大してしまう。コストの増大を抑制するために簡易なDACを用いると、DCオフセットの変動に追随する補正値を生成できないため(図8の「実際の補正値」参照)、ホッピングによって無線周波数が遷移している期間(周波数遷移期間)で補正誤差が生じる。
上述したように、ミキサの出力にDCオフセットがあると、VGAの利得が抑制されて受信感度が低下するため、DCオフセットはミキサから出力されたベースバンド信号をVGAに入力する前に除去するのが望ましい。
しかしながら、ミキサの出力側にDACを用いたDCオフセットを補正する回路を設けると、上述した周波数遷移期間で発生した補正誤差がVGAへ出力されてしまうため、この補正誤差が増幅されて図8の「補正出力」で示すようにスパイクノイズが生成されてしまう。
第2の問題点は、DCオフセットの補正時、補正タイミングのずれによって大きなスパイクノイズが発生することである。図8に示した例では周波数ホッピングにおける周波数遷移期間で発生する補正誤差を例示したが、周波数ホッピングのタイミングと補正のタイミングがずれた場合も補正誤差が発生する。このような補正タイミングのずれに起因して発生するスパイクノイズは、第2背景技術のようにDACを用いない構成でも発生する。すなわち、周波数ホッピングのタイミングと図5に示したスイッチ501の切り替えのタイミングとがずれていると、補正誤差が発生してスパイクノイズが生成されてしまう。
この補正タイミングのずれに起因する補正誤差は、特に高速な周波数ホッピングが要求される無線装置で顕著に現れる。例えばUWB通信装置では、312.5ns毎に9.47nsの期間で周波数ホッピングを完了することが要求されている。このような高速に周波数がホッピングする要求は、従来の無線装置にはなかった。今後、データ伝送速度に対する高速化要求がさらに大きくなると、より高速な周波数ホッピングが要求される可能性がある。
近年の無線装置は、機能の増加に伴うLSIの大規模化等によって配線長が長くなる傾向にあるため、周波数の切り替えタイミングとDCオフセットの補正値の出力タイミングのスキュー調整が必要になる。そのため、無線装置の設計工数が増大してコストが増大する。
第3の問題点は、DACを用いてDCオフセットを補正する構成では、DACのグリッジノイズによってスパイクノイズが発生することである。
DACは、入力されたデジタルコードに対応するアナログ値を出力する際に、変更前のデジタルコードや変更後のデジタルコード以外のアナログ値(グリッジノイズ)を一瞬出力することがある。
DACから出力されるグリッジノイズはDCオフセットの補正誤差となるため、上述した第1及び第2の問題点と同様に、後段のVGA等によって増幅されてスパイクノイズとなる。
この現象を改善するためには、グリッジノイズが発生しないDACを用いる必要があるが、グリッジノイズが発生しない高性能なDACを用いると、DCオフセットを補正するためのオフセット補正回路の規模や消費電力の増大を招いてしまう。なお、DACの出力信号をフィルタリングすることでグリッジノイズを低減する方法も考えられるが、その場合、DACのセトリング特性の劣化を防止しなければならず、設計が困難になる。
第4の問題点は、第4背景技術で示したローカルリークを補正する構成でも、上述した第1〜第3の問題点と同様に、補正誤差の発生や補正タイミングのずれ、あるいはDACのグリッジによってスパイクノイズが発生することである。
送信装置が備えるミキサからスパイクノイズが出力されると、後段の送信用の増幅回路が飽和動作し、不要な輻射が発生して法令等で定められた規格を満足しないおそれがある。このスパイクノイズを低減するためにスキューの調整やDACの特性改善等を行うと、無線装置の回路規模や消費電力の増大を招いてしまう。
そこで、本発明は、無線周波数のホッピングに伴って発生するDCオフセットやローカルリークを補正することで生成されるノイズの振幅を抑制できるノイズ抑制装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため本発明のノイズ抑制装置は、受信装置で発生するノイズの振幅を抑制するためのノイズ抑制装置であって、
無線周波数がホッピングすることで発生するDCオフセットの変動を補正する少なくとも1つのオフセット補正部と、
前記無線周波数のホッピングに同期してオンオフするスイッチ及び前記スイッチを介して低インピーダンスノードと前記オフセット補正部の2つの差動出力線間にそれぞれ接続される2つの振幅抑制部を備え、前記オフセット補正部で発生した前記ノイズの振幅を抑制する少なくとも1つのノイズ除去部と、
を有する。
または、送信装置で発生するノイズの振幅を抑制するためのノイズ抑制装置であって、
無線周波数がホッピングすることで発生するローカルリークの変動を補正する少なくとも1つのローカルリーク補正部と、
前記無線周波数のホッピングに同期してオンオフするスイッチ及び前記スイッチを介して低インピーダンスノードと前記オフセット補正部の2つの差動出力線間にそれぞれ接続される2つの振幅抑制部を備え、前記ローカルリーク補正部で発生した前記ノイズの振幅を抑制する少なくとも1つのノイズ除去部と、
を有する。
図1は、ダイレクトコンバージョン方式を採用した受信装置の背景技術の構成を示すブロック図である。 図80は、UWB通信装置における周波数ホッピングの様子を示す模式図である。 図3は、図1に示したミキサの出力に現れるDCオフセットが周波数ホッピングによって変化する様子を示す模式図である。 図4Aは、DCオフセットを補正するための第1背景技術の構成を示すブロック図である。 図4Bは、DCオフセットを補正するための第1背景技術の構成を示すブロック図である。 図5は、DCオフセットを補正するための第2背景技術の構成を示すブロック図である。 図6は、DCオフセットを補正するための第3背景技術の構成を示すブロック図である。 図7は、ローカルリークを補正するための第4背景技術の構成を示すブロック図である。 図8は、背景技術によるDCオフセットの補正時にスパイクノイズが発生する様子を示すタイミングチャートである。 図9は、第1の実施の形態のノイズ抑制装置の構成を示すブロック図である。 図10は、図9に示したノイズ抑制装置の動作を示すタイミングチャートである。 図11は、第2の実施の形態のノイズ抑制装置の構成を示すブロック図である。 図12は、第3の実施の形態のノイズ抑制装置の構成を示すブロック図である。 図12は、第4の実施の形態のノイズ抑制装置の構成を示すブロック図である。 図14は、第5の実施の形態のノイズ抑制装置の構成を示すブロック図である。 図15Aは、第1の実施の形態〜第4の実施の形態で示した振幅抑制部の実施例を示す回路図である。 図15Bは、第1の実施の形態〜第4の実施の形態で示した振幅抑制部の実施例を示す回路図である。 図15Cは、第1の実施の形態〜第4の実施の形態で示した振幅抑制部の実施例を示す回路図である。
次に本発明について図面を用いて説明する。
(第1の実施の形態)
図9は第1の実施の形態のノイズ抑制装置の構成を示すブロック図であり、図10は図9に示したノイズ抑制装置の動作を示すタイミングチャートである。なお、図9は第1の実施の形態のノイズ抑制装置を含む受信装置が備えるミキサからADCまでの構成例を示している。
図9に示すように、第1の実施の形態のノイズ抑制装置は、ミキサ901を含むオフセット補正部902と、オフセット補正部902の2つの差動出力線間に接続されたノイズ除去部905と、オフセット補正部902に対してDCオフセットを補正するための補正信号を供給すると共にノイズ除去部905の動作を制御する制御部906とを有する構成である。
ノイズ除去部905は、直列に接続されたスイッチ903A、振幅抑制部904及びスイッチ903Bを備えている。
オフセット補正部902は、例えば図4〜図6で示した背景技術の回路を備え、ミキサ901から出力される、周波数ホッピングに同期して変動するDCオフセットを補正する機能を備えている。
スイッチ903A及び903Bは、オフセット補正部902の2つの差動出力線と振幅抑制部904間に接続され、制御部906から出力される制御信号にしたがって、キャリアとして用いる無線周波数のホッピングに伴う周波数遷移期間でオンし、キャリアとして用いる無線周波数が一定の信号受信期間でオフする。
振幅抑制部904は、スイッチ903A及び903Bのオン時、オフセット補正部902の2つの出力信号(差動信号)の電位差を予め設定されたしきい値以下にクリップする、または高周波成分に対してインピーダンスが十分に小さい回路を用いてオフセット補正部902の2つの出力信号に含まれる高周波成分の振幅を抑制する。
制御部906は、プログラムにしたがって動作するCPUやDSPあるいは各種の論理回路を組み合わせることで実現できる。
図9に示した受信装置が備えるノイズ抑制装置の動作について図10を用いて説明する。
図10は、F1、F2、F3の3種類の周波数で周波数ホッピングを行う受信装置の信号波形の例を示している。
図10に示すように、ミキサ901の出力には、F1、F2、F3に対応するLO信号と、点線で示すDCオフセットと、受信信号(不図示)を含む波形が現れる。図10ではDCオフセットの変動のみを抜き出して示している。
上述したように、DCオフセットは、該DCオフセットと極性が異なる理想的な補正値を生成し、ミキサの出力信号に加算することで補正できる。理想的な補正値を生成するためには、DCオフセットの変化を高速に検出すると共に、高速かつ高分解能のDACを用いる必要がある。本実施形態では、無線装置のコストの増大を抑制するためにオフセット補正部902に簡易な構成のDACを用いる。そのため、DCオフセットの変動に追随する補正値を生成できない(図10の「補正値」参照)。
しかしながら、本実施形態では、周波数ホッピングに伴う周波数遷移期間でスイッチ903A及び903Bをオンさせ、オフセット補正部902の出力信号を振幅抑制部904に通過させる。このとき、周波数遷移期間で発生するスパイクノイズは、比較的高い周波数成分であるため、図10の「補正出力」で示すように振幅抑制部904によって振幅が抑制される。
したがって、周波数遷移期間にてオフセット補正部902からスパイクノイズが出力されても、振幅抑制部904により該スパイクノイズの振幅が抑制されるため、VGAによる増幅後の信号(ベースバンド出力)に含まれるスパイクノイズの振幅も低減する。
なお、スイッチ903A及び903Bがオンオフすることで発生するスイッチングノイズは、オフセット補正部902の差動出力に同相成分で現れるため無視できる。部品の特性ばらつき等によってオフセット補正部902の差動出力に差動成分のスイッチングノイズが現れても、スイッチ903A及び903Bのサイズを小さくすれば、該スイッチングノイズを無視できる程度に低減できる。
よって、本実施形態のノイズ抑制装置によれば、補正誤差や補正タイミングのずれ等によってオフセット補正部902でスパイクノイズが発生しても、該スパイクノイズの振幅をノイズ除去部905によって抑制できるため、設計時に周波数の切り替えタイミングとDCオフセットの補正値の出力タイミングのスキューを考慮する必要がない。そのため、設計コストを低減できる。
また、オフセット補正部902にグリッジノイズが発生するDACを用いてもノイズ除去部905によってスパイクノイズを抑制できるため、高性能なDACを用いる必要がない。そのため、無線装置の消費電力や回路面積を低減できる。
なお、本実施形態では、オフセット補正部902の後段にノイズ除去部905を接続した構成例を示したが、ノイズ除去部905は回路が飽和動作しなければフィルタやVGAの後段に接続してもよい。また、ノイズ除去部905はオフセット補正部902とADC間に2つ以上備えていてもよい。
(第2の実施の形態)
第1の実施の形態では、振幅抑制部904をオフセット補正部902の2つの差動出力線間に配置した構成例を示した。第2の実施の形態のノイズ抑制装置は、ノイズ除去部を低インピーダンスノード(例えば接地電位や電源等)とオフセット補正部の2つの差動出力線間にそれぞれ配置する構成である。
図11は第2の実施の形態のノイズ抑制装置の構成を示すブロック図である。
図11に示すように、第2の実施の形態のノイズ抑制装置は、ノイズ除去部1105が接地電位とオフセット補正部1102の2つの差動出力線間にそれぞれ接続された構成である。
ノイズ除去部1105は、直列に接続されたスイッチ1103及び振幅抑制部1104を備えている。図11では、ノイズ除去部1105を接地電位とオフセット補正部1102の2つの差動出力線間にそれぞれ接続した構成例を示しているが、上述したようにノイズ除去部1105は、他の低インピーダンスノード(例えば、電源)とオフセット補正部1102の2つの差動出力線間に接続してもよい。その他の構成及び動作は第1の実施の形態と同様であるため、その説明は省略する。
第2の実施の形態のノイズ抑制装置によれば、ノイズ除去部1105が接地電位または低インピーダンスノードとオフセット補正部1102の2つの差動出力線間に接続されているため、第1の実施の形態と同様の効果に加えてオフセット補正部1102の出力信号に同相成分で現れるスパイクノイズも除去できる。
(第3の実施の形態)
第3の実施の形態は、第1の実施の形態で示したノイズ抑制装置を送信装置に適用した例である。
図12は第3の実施の形態のノイズ抑制装置の構成を示すブロック図である。なお、図12は第3の実施の形態のノイズ抑制装置を含む送信装置が備えるミキサからアンテナ装置までの無線信号処理に係る構成例を示している。
図12に示すように、第3の実施の形態のノイズ抑制装置は、ミキサ1201を含むローカルリーク補正部1202と、ローカルリーク補正部1202の2つの差動出力線間に接続されたノイズ除去部1205と、ローカルリーク補正部1202にDCオフセットを補正するための補正信号を供給すると共にノイズ除去部1205の動作を制御する制御部1206とを有する構成である。
ノイズ除去部1205は、直列に接続されたスイッチ1203A、振幅抑制部1204及びスイッチ1203Bを備えている。
ローカルリーク補正部1202は、例えば図4〜図6で示した背景技術の回路を備え、ミキサ1201から出力される、周波数ホッピングに同期して変動するローカルリークを補正する機能を備えている。
制御部1206は、プログラムにしたがって動作するCPUやDSPあるいは各種の論理回路を組み合わせることで実現できる。
本実施形態では、第1の実施の形態のノイズ抑制装置と同様に、制御部1206の制御により、周波数ホッピングに伴う周波数遷移期間でスイッチ1203A及び1203Bをオンさせ、オフセット補正部1202の出力信号を振幅抑制部1204に通過させる。このとき、周波数遷移期間で発生するスパイクノイズは、比較的高い周波数成分であるため、振幅抑制部1204によって振幅が抑制される。
したがって、本実施形態のノイズ抑制装置によれば、後段の送信用の増幅回路が飽和動作することが無く、かつ不要な輻射を発生することなく所望のRF信号を得ることができる。
また、ローカルリーク補正部1202の補正誤差や補正タイミングのずれ等によってスパイクノイズが発生しても、該スパイクノイズの振幅をノイズ除去部1205によって抑制できるため、設計時に周波数の切り替えタイミングとDCオフセットの補正値の出力タイミングのスキューを考慮する必要がない。そのため、設計コストを低減できる。
また、ローカルリーク補正部1202にグリッジノイズが発生するDACを用いてもノイズ除去部1205によってスパイクノイズを抑制できるため、高性能なDACを用いる必要がない。そのため、無線装置の消費電力や回路面積を低減できる。
なお、本実施形態では、ローカルリーク補正部1202の後段にノイズ除去部1205が接続された構成例を示したが、ノイズ除去部1205はLNAなどの増幅器の後段に配置してもよい。また、ノイズ除去部1205はローカルリーク補正部1202の後段に2つ以上備えていてもよい。
(第4の実施の形態)
第4の実施の形態は、第2の実施の形態で示したノイズ抑制装置を送信装置に適用した例である。
図13は第4の実施の形態のノイズ抑制装置の構成を示すブロック図である。
図13に示すように、第4の実施の形態では、接地電位とローカルリーク補正部1302の2つの差動出力線間にそれぞれノイズ除去部1305が接続された構成である。
ノイズ除去部1305は、直列に接続されたスイッチ1303及び振幅抑制部1304を備えている。図13では、ノイズ除去部1305を接地電位とローカルリーク補正部1302の2つの差動出力線間にそれぞれ接続した構成例を示しているが、ノイズ除去部1305は、他の低インピーダンスノード(例えば、電源)とローカルリーク補正部1302の2つの差動出力線間に接続してもよい。その他の構成及び動作は第3の実施の形態と同様であるため、その説明は省略する。
第4の実施の形態のノイズ抑制装置によれば、ノイズ除去部1305がローカルリーク補正部1302の2つの差動出力線と接地電位または低インピーダンスノード間に接続されているため、第3の実施の形態と同様の効果に加えてローカルリーク補正部1302の出力信号に差動成分で現れるスパイクノイズも除去できる。
(第5の実施の形態)
第1の実施の形態〜第4の実施の形態では、ノイズ除去部に振幅抑制部を備えた構成を示した。第5の実施の形態のノイズ抑制装置は、ノイズ除去部にスイッチのみ備え、周波数のホッピング時に発生する周波数遷移期間でスイッチをオンさせ、オフセット補正部の2つの差動出力線どうしを短絡する構成である。
図14は第5の実施の形態のノイズ抑制装置の構成を示すブロック図である。
図14に示すように、第5の実施の形態では、オフセット補正部1502の2つの差動出力線間にノイズ除去部1505が接続されている。ノイズ除去部1505はスイッチ1503を備えている。スイッチ1503は、キャリアとして用いる無線周波数のホッピングに伴う周波数遷移期間でオンし、キャリアとして用いる無線周波数が一定の信号受信期間でオフする。
このような構成でも、第1の実施の形態と同様に、周波数遷移期間にてオフセット補正部1502からスパイクノイズが出力されても、ノイズ除去部1505により該スパイクノイズが除去されるため、VGAによる増幅後の信号(ベースバンド出力)に含まれるスパイクノイズの振幅も低減する。
さらに、本実施形態のノイズ抑制装置では、第1の実施の形態〜第4の実施の形態で示した振幅抑制部が不要なため、部品点数を削減できる。
なお、本実施形態では、第1の実施の形態で示したノイズ除去部から振幅抑制部を削除した構成例を示したが、本実施形態のノイズ除去部1505の構成は、第2の実施の形態〜第4の実施の形態で示した各ノイズ抑制装置にも適用可能である。
(実施例)
次に本発明の実施例について図面を用いて説明する。
本実施例では第1の実施の形態〜第4の実施の形態で示した振幅抑制部の具体的な構成について説明する。
図15A〜Cは第1の実施の形態〜第4の実施の形態で示した振幅抑制部の実施例を示している。
図15Aは、振幅抑制部に、互いのカソードとアノードを接続した2つのダイオードを備えた構成である。このような構成では2つの端子間の電位差をダイオードのしきい値電圧以下に抑制できる。すなわち、図15Aに示す振幅抑制部は、所定の振幅を超える信号成分をクリップするリミッタ回路として動作する。なお、図15Aでは、2つのダイオードのみ備える構成を示しているが、図15Aに示すダイオードとオペアンプ等のアクティブ素子と組み合わせても周知のリミッタ回路を構成できる。
図15Bは、振幅抑制部に、2つの端子間に印加される高周波成分のインピーダンスを低下させるキャパシタを備えた構成である。キャパシタは、信号周波数が高いほどインピーダンスが低下するため、低域通過型フィルタ(HPF)として動作する。そのため、高周波成分の振幅を抑制できる。
図15Cは、振幅抑制部に、直列に接続された抵抗器及びキャパシタを備えた構成である。図15Cに示すようにキャパシタと直列に抵抗器を接続することで、2つの端子間の時定数を意図した値に設定できる。図15Cでは、キャパシタと抵抗器とが直列に接続された構成を示しているが、キャパシタと抵抗器とは並列に接続されていてもよい。
以上、実施形態を参照して本願発明を説明したが、本願発明は上記実施形態に限定されものではない。本願発明の構成や詳細は本願発明のスコープ内で当業者が理解し得る様々な変更が可能である。
この出願は、2008年1月25日に出願された特願2008−014765号を基礎とする優先権を主張し、その開示の全てをここに取り込む。

Claims (6)

  1. 受信装置で発生するノイズの振幅を抑制するためのノイズ抑制装置であって、
    無線周波数がホッピングすることで発生するDCオフセットの変動を補正する少なくとも1つのオフセット補正部と、
    前記無線周波数のホッピングに同期してオンオフするスイッチ及び前記スイッチを介して低インピーダンスノードと前記オフセット補正部の2つの差動出力線間にそれぞれ接続される2つの振幅抑制部を備え、前記オフセット補正部で発生した前記ノイズの振幅を抑制する少なくとも1つのノイズ除去部と、
    を有するノイズ抑制装置。
  2. 送信装置で発生するノイズの振幅を抑制するためのノイズ抑制装置であって、
    無線周波数がホッピングすることで発生するローカルリークの変動を補正する少なくとも1つのローカルリーク補正部と、
    前記無線周波数のホッピングに同期してオンオフするスイッチ及び前記スイッチを介して低インピーダンスノードと前記オフセット補正部の2つの差動出力線間にそれぞれ接続される2つの振幅抑制部を備え、前記ローカルリーク補正部で発生した前記ノイズの振幅を抑制する少なくとも1つのノイズ除去部と、
    を有するノイズ抑制装置。
  3. 前記スイッチを、前記無線周波数が遷移している期間でオンさせ、前記無線周波数が一定の信号受信期間でオフさせる制御部を有する請求項1または2記載のノイズ抑制装置。
  4. 前記振幅抑制部は、
    所定の振幅を超える信号成分をクリップするリミッタ回路を備える請求項1または2記載のノイズ抑制装置。
  5. 前記振幅抑制部は、
    キャパシタを備える請求項1または2記載のノイズ抑制装置。
  6. 前記振幅抑制部は、
    直列または並列に接続された抵抗器及びキャパシタを備える請求項1または2記載のノイズ抑制装置。
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