JP5162717B1 - 分電盤取付構造およびこれを備えるユニット建物 - Google Patents

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Abstract

【課題】系統用分電盤とは別の他のエネルギー管理機器を組み込む場合でも、他のエネルギー管理機器を組み込むための大幅な工事をすることなく、系統用分電盤とは別の他のエネルギー管理機器を容易に取り付けることができる分電盤取付構造およびこれを備えるユニット建物を提供すること。
【解決手段】支持パネル本体7a内に内壁2と分電盤受ボード7bとの間に位置する配線用空間12が形成されていると共に、分電盤受ボード7bの表面には系統用分電盤18が取り付けられた分電盤取付領域Aと系統用分電盤18とは別の他のエネルギー管理機器を取り付ける機器取付領域Bが設けられている。
【選択図】 図2

Description

この発明は、建物の壁に分電盤を取り付ける分電盤支持パネルが設けられた分電盤取付構造およびこれを備えるユニット建物に関するものである。
従来、住宅を構築する際には、電力会社から供給される電力を分電させる系統用分電盤を壁板に直接取り付けるようにしているのが普通である(例えば、特許文献1参照)。
また、近年、住宅を構築する際には蓄電池システムや太陽光発電システムを組み込んで、太陽光発電システムで発電された電力を電力会社に売電したり、蓄電池システムに蓄えた電力や太陽光発電システムで発電された電力を住宅の補助電源として利用したりすることが行われている。この場合、系統用分電盤に加えて蓄電池用分電盤やHEMS(home energy management system)用コントローラ等の住宅エネルギー管理機器を設ける必要がある。
このような蓄電池システムや太陽光発電システムを最初から設ける設計の住宅では、通常の分電盤以外に住宅エネルギー管理機器を設けるスペースを設計の段階で予め確保しておいて、住宅を構築する際に分電盤及び住宅エネルギー管理機器を壁板等に設けるようにしている。
特開平6−327109号公報
ところで、蓄電池システムや太陽光発電システムを設けない設計の住宅では、住宅を構築する際に系統用分電盤のみを壁板に取り付けているため、蓄電池システムや太陽光発電システム等を後から建物に設ける場合、蓄電池システムや太陽光発電システム等の補助電源の住宅エネルギー管理機器を系統用分電盤とは別に建物に組み込む必要がある。
しかし、蓄電池システムや太陽光発電システムを設けない設計の住宅では、系統用分電盤のみを取り付けるスペースを壁板に設けた設計となっている。このため、住宅エネルギー管理機器を系統用分電盤とは別に建物に組み込む場合、住宅エネルギー管理機器用の配線スペースを確保するために、大幅な工事が必要であった。
そこで、この発明は、系統用分電盤とは別の他のエネルギー管理機器を組み込む場合でも、他のエネルギー管理機器用の配線を組み込むための大幅な工事をすることなく、系統用分電盤とは別の他のエネルギー管理機器を容易に取り付けることができる分電盤取付構造およびこれを備えるユニット建物を提供することを目的とするものである。
この目的を達成するため、この発明は、建物内の壁に分電盤支持パネルを固定し、前記分電盤支持パネルに系統用分電盤を取り付けた分電盤取付構造において、
前記分電盤支持パネルは前記壁に固定された支持パネル本体および前記支持パネル本体の前記壁とは反対側を覆うように取り付けられた分電盤受ボードを備え、前記支持パネル本体内に前記壁と前記分電盤受ボードとの間に位置する配線空間が形成されていると共に、前記分電盤受ボードの表面には前記系統用分電盤が取り付けられた系統用分電盤取付領域と前記系統用分電盤とは別の他のエネルギー管理機器を取り付ける機器取付領域が設けられていることを特徴とする。
この構成によれば、系統用分電盤とは別の他のエネルギー管理機器を組み込む場合でも、他のエネルギー管理機器用の配線を組み込むための大幅な工事をすることなく、系統用分電盤とは別の他のエネルギー管理機器を容易に取り付けることができる。
この発明に係る分電盤取付構造を備える住宅の要部断面図である。 図1に示した分電盤支持パネルの支持パネル本体の側面図である。 図1に示した支持パネル本体の外枠の部分斜視図である。 図2に示した支持パネル本体の平面図である。 図1の分電盤支持パネルの左側面図である。 図1の分電盤支持パネルに分電盤とは別の電力管理機器を取り付けた状態を示す住宅の要部断面図である。 図6の分電盤支持パネルの左側面図である。
以下、この発明に係る分電盤取付構造およびこれを備えるユニット建物を図面に基づいて説明する。
図1はこの発明に係る分電盤取付構造を備える住宅(建物)の要部断面図、図2は図1に示した分電盤支持パネルの支持パネル本体の側面図、図3は図1に示した支持パネル本体の外枠の斜視図、図4は図2に示した支持パネル本体の平面図である。また、図5は図1の分電盤支持パネルの左側面図である。また、図6は図1の分電盤支持パネルに後付の電力管理機器を取り付けた状態を示す住宅の要部断面図、図7は図6の分電盤支持パネルの左側面図である。
図1において、1は住宅等の建物内の屋内空間(例えば、洗面所,玄関,居室などの空間)、2は屋内空間1の内壁、3は屋内空間1の天井である。この天井3には内壁2に近接させて屋内空間1に開口する配線孔3aが形成されていて、この配線孔3aを介して天井3上の天井裏空間3bに配線できるようになっている。
内壁2は、壁板2a,2bおよびこの壁板2a,2b間に上下に間隔をおいて介装された複数の桟2cを有する。この壁板2a,2bは複数の桟2cに釘等の固定手段により固定されていて、壁板2a,2b間には配線用空間(通線孔)として用いる空間4が形成されている。また、この空間4内には配線用のサヤ管5が配設され、屋内空間1側の壁板2aの上部側には配線孔6が形成されている。
屋内空間1側には内壁2の壁板2aの上部に取り付けた分電盤支持パネル7が配設されている。この分電盤支持パネル7は、上端が天井3に当接するように内壁2の壁板2aの上部に取り付けられた支持パネル本体7aと、支持パネル本体7aの壁板2aとは反対側の面に取り付けられた分電盤受ボード7bを備えている。
<支持パネル本体7a>
この支持パネル本体7aは、外枠8と、外枠8内に固定された支持枠9を備えている。
(外枠8)
この外枠8は、間隔をおいて平行に配設された一対の側板8a,8bと、両端が側板8a,8b下端部に固定された底板8cを有する。
(支持枠9)
また、支持枠9は壁板2aに対して垂直な方向に間隔をおいて側板8a,8b間に配設された方形枠状の第1,第2支持枠10,11を有し、この第1,第2支持枠10,11間には各第1,第2支持枠10,11内に連通する配線用空間12が形成されている。即ち、配線用空間12は、上下にも左右にも仕切られていないので、配線が極めて容易に行える。
この第1支持枠10は、左右一対の縦枠部材10a,10b(図4参照)と、縦枠部材10a,10bの上部間に配設された上横枠部材10cと、縦枠部材10a,10bの下端部間に配設された下横枠部材10dと、上横枠部材10cと下横枠部材10dとの間に上下に間隔をおいて配設された複数の桟10eを有する。この上横枠部材10c,下横枠部材10d,桟10eは、両端部が左右一対の縦枠部材10a,10bに接着および木ネジ等の固定手段(図示せず)により固定されている。
また、縦枠部材10a,10bは外枠8の側板8a,8bに接着および木ネジ等の固定手段(図示せず)により固定されている。しかも、上横枠部材10cおよび桟10eは、上横枠部材10cが天井3の下方に間隔をおいて配設されている状態で、内壁2の桟2cに木ネジ(固定手段)13で固定されている。これにより上横枠部材10cと天井3との間には、配線用空間12を天井3の配線孔3aを介して天井裏空間3bに連通させる上配線用空間14が形成されている。尚、上述した壁板2aの配線孔6は、第1支持枠10の下部側の桟10e,10e間に臨む位置に設けられている。
第2支持枠11は、左右一対の縦枠部材11a,11bと、縦枠部材11a,11bの上端部間に配設された上横枠部材11cと、縦枠部材11a,11bの下端部間に配設された下横枠部材11dと、上横枠部材11cと下横枠部材11dとの間に上下に間隔をおいて配設された複数の桟11eを有する。この上横枠部材11c,下横枠部材11d,桟11eは、両端部が左右一対の縦枠部材11a,(他方図示略)に接着および木ネジ等の固定手段(図示せず)により固定されている。また、縦枠部材11a,11bは、外枠8の側板8a,8bに接着および木ネジ等の固定手段(図示せず)により固定されている。しかも、上横枠部材11cは天井3に当接させられている。
<分電盤受ボード7b>
この分電盤受ボード7bは、方形状の支持枠15および支持枠15の一面に固着された化粧板16を有する。
この支持枠15は、縦枠部材15a,(他方図示せず)と、縦枠部材15a,(他方図示せず)の上端部間に設けられた上横枠部材15bと、縦枠部材15a,(他方図示せず)の下端部間に設けられた下横枠部材15cを有する。
また、支持枠15は、上横枠部材15bと下横枠部材15cとの間の上部側に上下に間隔をおいて設けられた上機器取付用桟15d,15eと、上横枠部材15bと下横枠部材15cとの上下方向中央部に上下方向に間隔をおいて設けられた中機器取付用桟15f,15gを有する。
この上機器取付用桟15d,15eの間隔および中機器取付用桟15f,15gの間隔は、系統用分電盤が取り付け可能な間隔に形成されている。
更に、支持枠15は、下横枠部材15cと下側の中分機器取付用桟15gと間を閉成するように、下横枠部材15c,中分機器取付用桟15g,縦枠部材15a,(他方図示せず)に固着された機器取付ボード15hを有する。
また、分電盤受ボード7bは、図5に示したように、四隅および周縁部の一部がキャップ付きビス17で第2支持枠11の四隅に着脱可能に取り付けられている。
この分電盤受ボード7bおよび支持パネル本体7aを備える分電盤支持パネル7は、住宅を構築する際に、内壁2に取り付けられる。
ところで、建築時に蓄電池システムや太陽電池パネル等の発電システムを組み込まない住宅では、分電盤支持パネル7は電力会社からの電力の供給を受ける系統用分電盤18が取り付けられる大きさで十分である。
しかし、近年、蓄電池システムや太陽電池パネル等の発電システムもコストが下がってきており、将来は蓄電池システムや太陽電池パネル等の発電システムを組み込みたい場合も考えられる。このため、分電盤受ボード7bの表面には、図5に示したように、電力会社からの電力の供給を受ける系統用分電盤18が取り付けられる系統用分電盤取付領域Aと、系統用分電盤18とは別の他のエネルギー管理機器を取り付ける機器取付領域Bを設けている。なお、別のエネルギー管理機器は、蓄電池用分電盤やHEMS(home energy management system、家庭内エネルギー管理システム)に持ちいられる電力管理機器である。
この実施例では、分電盤受けボード7bの系統用分電盤取付領域Aの上下方向寸法は約400mmに形成され、機器取付領域Bの上下方向寸法は約700mmに形成され、この系統用分電盤取付領域Aおよび機器取付領域Bの上下方向の合計寸法、すなわち、分電盤受けボード7bの上下方向寸法は1100mmとなっている。また、系統用分電盤取付領域Aおよび機器取付領域Bの横方向寸法、即ち分電盤受けボード7bの横方向寸法は約900mmに形成されている。尚、複数のエネルギー管理機器を取り付けるために、機器取付領域Bの上下方向寸法は500mm以上が望ましい。
この電力管理機器としては、図6,図7に示したような蓄電池用分電盤19,切換器20,PV送信ユニット21,電力測定装置22、及びこれらを制御するシステムコントローラ23等を挙げることができるが、必ずしもこれらのみに限定されるものではない。
尚、PV送信ユニット21は、PV(photovoltaicすなわち光起電性/光発電の)の送信ユニットであり、図示しない太陽電池パネルで発電された電力が蓄電池用分電盤19で住宅内の各コンセントや機器および蓄電池等に給電する場合において、発電状態や給電状態等をモニターで管理する場合に、モニターに無線送信する送信ユニットである。このPV送信ユニット21は、他の発電システムで発電された電力の発電状態や給電状態等をモニターで管理する場合にも、モニターに無線送信するのに用いることができる。
そして、建築時に蓄電池システムや太陽電池パネル等の発電システムを組み込まない住宅でも 、系統用分電盤取付領域Aと系統用分電盤18とは別の他の機器を取り付ける機器取付領域Bを有する分電盤支持パネル7を図1に示したように内壁2に取り付け、この分電盤支持パネル7に系統用分電盤18のみを取り付ける。この際、サヤ管5からの電力線5aを配線孔6および配線用空間12を介して系統用分電盤18に配線接続し、この系統用分電盤18からの分電出力線18aを配線用空間12,14及び配線孔3aを介して天井裏空間3b側に配線する。
このような住宅は複数の建物ユニットを用いて構築される。即ち、工場で住宅用の複数の建物ユニットを生産する際に、複数の建物ユニットの一つにに分電盤支持パネル7を組み付ける。そして、この分電盤支持パネル7が工場で組み付けられた建物ユニットや他の建物ユニットを建築現場で組み付けることにより、分電盤支持パネル7が組み付けられたユニット建物が構築される。尚、住宅を構築する場合、建物ユニットを用いた工法に限定されるものではない。
例えば、住宅を建築現場でツーバイフォー工法で建築する場合には、分電盤支持パネル7の取り付けや配線は建築現場で行う。また、木造住宅をツーバイフォー工法以外の工法で建築現場で建築する場合にも、分電盤支持パネル7の取り付けや配線は建築現場で行う。
この後、蓄電池システムや太陽光発電システムの太陽電池パネル(図示せず)を住宅に組み付けて、この太陽電池パネル(図示せず)から発電された電力を利用する場合、系統用分電盤18以外にこれらの電力を使用するためのエネルギー管理機器(HEMS)を系統用分電盤18とは別に設ける必要がある。この場合、図6,図7に示したように、蓄電池用分電盤19,切換器20,PV送信ユニット21,電力測定装置22、及びこれらを制御するシステムコントローラ23等のエネルギー管理機器(HEMS)を機器取付領域Bに組み付ける。
この際、蓄電池用分電盤19から建物内の負荷(各種電気設備、コンセントへの給電線24を天井裏空間3b,配線孔3a,上配線用空間14を介して配線用空間12まで配線し、この給電線24を蓄電池用分電盤19に配線接続すると共に、不図示の蓄電池から蓄電池用分電盤18への給電線25をサヤ管5から配線孔6を介して配線用空間12まで配線して蓄電池用分電盤19に接続する。
尚、上述した実施例の分電盤支持パネル7は上下方向寸法が横方向寸法より大きい矩形状(長方形状のT矩形)に形成されているが、分電盤支持パネル7の形状はこれに限定されるものではない。例えば、分電盤支持パネルは、L字状、逆L字状、T字型、逆T字型等任意の形状に形成できる。この形状は、分電盤支持パネルを取り付ける場所の形状や、屋内空間への機器や家具等の配置等に応じて設定できる形状であれば、上述した形状に限定されない。
(補足説明1)
この発明の実施の形態の分電盤取付構造は、住宅を構築する際に建物内の壁(内壁2)に分電盤支持パネル7を固定し、前記分電盤支持パネル7に系統用分電盤18を取り付けている。また、この分電盤取付構造は、前記分電盤支持パネル7は前記壁(内壁2)に固定された支持パネル本体7aおよび前記支持パネル本体7aの前記壁(内壁2)とは反対側を覆うように取り付けられた分電盤受ボード7bを備えている。しかも、前記支持パネル本体7a内に前記壁(内壁2)と前記分電盤受ボード7bとの間に位置する配線用空間12が形成されていると共に、前記分電盤受ボード7bの表面には前記系統用分電盤18が取り付けられた系統用分電盤取付領域Aと前記系統用分電盤とは別の他のエネルギー管理機器を取り付ける機器取付領域Bが設けられている。
この構成によれば、系統用分電盤18とは別の他のエネルギー管理機器(19〜22)を組み込む場合でも、他のエネルギー管理機器(19〜22)用の配線を組み込むための大幅な工事をすることなく、系統用分電盤18とは別の他のエネルギー管理機器(19〜22)を容易に取り付けることができる。しかも、他のエネルギー管理機器(19〜22)を分電盤支持パネル7に組み込む場合でも、分電盤支持パネル7を交換せずに、この分電盤支持パネル7に他のエネルギー管理機器(19〜22)を容易に取り付けることができる。
(補足説明2)
この発明の実施の形態の分電盤取付構造において、前記他のエネルギー管理機器は蓄電池用分電盤又はHEMSの電力管理機器である。
この構成によれば、HEMSの電力管理機器を分電盤支持パネルに組み込む場合でも、分電盤支持パネルを交換せずに、この分電盤支持パネルに蓄電池用分電盤又はHEMSの電力管理機器を容易に取り付けることができる。
(補足説明3)
この発明の実施の形態の分電盤取付構造の前記HEMSの電力管理機器は、PV送信ユニット21,電力測定装置22、及びこれらを制御するシステムコントローラ23の少なくとも一つである。
この構成によれば、エネルギー管理機器が一つであってもHEMSの電力管理機器を後から分電盤支持パネルに組み込む場合でも、分電盤支持パネルを交換せずに、この分電盤支持パネルにHEMSの電力管理機器を容易に取り付けることができる。
尚、電力管理機器には、切換器20を含めることもできる。
(補足説明4)
この発明の実施の形態の分電盤取付構造においては、前記分電盤支持パネル7の上端部は前記天井3に接触または近接して配設されていると共に、前記配線用空間12が前記天井に設けた配線孔3aを介して前記天井3上の天井裏空間3b間に連通している。
この構成によれば、系統用分電盤や他のエネルギー管理機器からの天井裏空間への配線を容易に行うことができる。
(補足説明5)
この発明の実施の形態の分電盤取付構造の前記支持パネル本体7aは上端位置を異ならせた二重の枠材(第1支持枠10,第2支持枠11)から構成されている。
この構成によれば、系統用分電盤や他のエネルギー管理機器からの天井裏空間への配線を容易に行うことができる。
(補足説明6)
この発明の実施の形態の分電盤取付構造の分電盤受ボード7bは固定手段により前記支持パネル本体7aに着脱可能に取り付けられている。
この構成によれば、分電盤受ボード7bを取り外すことで、分電盤受ボード7bに取り付ける他のエネルギー管理機器の配線を容易に行うことができる。
(補足説明7)
この発明の実施の形態の分電盤取付構造の前記建物の壁(内壁2)には前記配線用空間12に対応する位置まで延びる通線孔(空間4)又は配線用のサヤ管5が設けられている。
この構成によれば、配線用空間12や通線孔(空間4)又は配線用のサヤ管5等により、系統用分電盤や他のエネルギー管理機器への配線を容易に行うことができる。
(補足説明8)
この発明の実施の形態のユニット建物は、上述した分電盤取付構造を備えている。
この構成によれば、電気機器を後から住宅に組み込む場合でも、分電盤支持パネルを交換せずに、この分電盤支持パネルに他のエネルギー管理機器を容易に取り付けることができるユニット建物を提供できる。
1 屋内空間
2 内壁
3 天井
3a 配線孔
3b 天井裏空間
5 サヤ管
6 配線孔
7 分電盤支持パネル
7a 支持パネル本体
7b 分電盤受ボード
9 支持枠
10 第1支持枠
11 第2支持枠
12 配線用空間
14 配線用空間
18 分電盤
19 蓄電池用分電盤(エネルギー管理機器)
20 切換器(電力管理機器)
21 送信ユニット(電力管理機器)
22 電力測定装置(電力管理機器)
23 システムコントローラ(電力管理機器)
A 系統用分電盤取付領域
B 機器取付領域

Claims (8)

  1. 建物内の壁に分電盤支持パネルを固定し、前記分電盤支持パネルに系統用分電盤を取り付けた分電盤取付構造において、
    前記分電盤支持パネルは前記壁に固定された支持パネル本体および前記支持パネル本体の前記壁とは反対側を覆うように取り付けられた分電盤受ボードを備え、前記支持パネル本体内に前記壁と前記分電盤受ボードとの間に位置する配線空間が形成されていると共に、
    前記分電盤受ボードの表面には前記系統用分電盤が取り付けられた系統用分電盤取付領域と前記系統用分電盤とは別の他のエネルギー管理機器を取り付ける機器取付領域が設けられていることを特徴とする分電盤取付構造。
  2. 請求項1に記載の分電盤取付構造において、前記他のエネルギー管理機器は蓄電池用分電盤又はHEMSの電力管理機器であることを特徴とする分電盤取付構造。
  3. 請求項2に記載の分電盤取付構造において、前期HEMSの電力管理機器は、PV送信ユニット,電力測定装置、及びこれらを制御するシステムコントローラの少なくとも一つであることを特徴とする分電盤取付構造。
  4. 請求項1〜3のいずれか一つに記載の分電盤取付構造において、前記分電盤支持パネルの上端部は前記天井に接触または近接して配設されていると共に、前記配線空間が前記天井に設けた配線孔を介して前記天井上の天井裏空間に連通していることを特徴とする分電盤取付構造。
  5. 請求項1〜4のいずれか一つに記載の分電盤取付構造において、前記支持パネル本体は上端位置を異ならせた二重の枠材から構成されていることを特徴とする分電盤取付構造。
  6. 請求項1〜5のいずれか一つに記載の分電盤取付構造において、分電盤受ボードは固定手段により前記支持パネル本体に着脱可能に取り付けられていることを特徴とする分電盤取付構造。
  7. 請求項1〜6のいずれか一つに記載の分電盤取付構造において、前記建物の壁には前記配線用空間に対応する位置まで延びる通線孔又は配線用のサヤ管が設けられていることを特徴とする分電盤取付構造。
  8. 請求項1〜6のいずれか一つに記載の分電盤取付構造を備えるユニット建物。
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JPH07106009B2 (ja) * 1989-05-25 1995-11-13 松下電工株式会社 配線設備

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